〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2007年6月分〜


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2007/06/30
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 密度の高いのが金曜日なのですが、蒸し暑い上に仕事がまぁ、たんまりと言うか。「どっから処理していこうか?」と考え込んだ上、選ぶのが「机上整理」と言う時点で何か疲れているのかもしれませんが(^^; まぁ、取りあえず基本的に仕事が「突貫」状態で。
 「小隊」のメンバーのケツを叩いて書類の提出を促したりとか、なんかだんだん穏やかじゃなくなってきている感じもしますが......締めたしな、そう言えば。
 で、とにかくも「残った書類の全片づけ」に入りまして......途中で上司の「宿題」もまた出して、新しいのを貰うと言う状況もありましたが、とにかくもとっとやっておかないとまずい仕事に注力と言う。
 ま、終わってみれば久しぶりに7時過ぎ程度で帰れると言う素敵具合。
 最終的に8時前に帰宅し、後はダウンしていましたね.......いやはや。

 そして昨日は湿度が高い一日でしたが。
 気温も高かったようですね......朝の気温が。熱帯夜になったところもあるのかもしれませんが、とにかく蒸し暑い。外へ出ると動くのがおっくうになると言う具合でしたが。そして昼過ぎてからは雨も降る状況でして、余計に空気が重くなると言うか。
 ま、雨がちょうど止むタイミングで帰路につけたのは幸いでしたが.......蒸すんだろうなぁ、今日も晴れたら。

 で、取りあえずクソ忙しい一週間。
 Nature.comは中々見れない一週間でもありましたが。Ancient seeds reveal Andean cropsGenome transplant makes species switchOut of the desert, on to the sofaなどとありましたが。最初がアンデスの作物を明らかにする古代の種、と言う話。次がある種のバクテリアが、ゲノムを変えて別の種類に変化してしまうと言う話。最後のはネコのDNAを解析してみたところ、どういう変遷を経てきたのかが分かったと言う話ですが。
 取りあえず、昨日のやつを読もう、と言う気になったので読んで見まして......
 Asteroid mission gears up for launchと言う話。NASAのミッションリーダーがDawnが間に合ってくれる事を期待していると。
 読んでみますと.....もしすべてがうまくいけば、NASAのアステロイドベルトへの最初のミッション、Dawnは7月7日かそのすぐ後に打ち上げられるであろう。しかし、このミッションの希望の窓は、Cape Canaveralのきついスケジュールによってかなりきつく圧縮されており、そして技術的及び後方業務の問題が生じた為に、打ち上げは秋にまで遅れてしまいそうである。
 Dawnミッションは、これが太陽系の始まりからの時間を特定できる天体を研究する為に命名されたものであり、これは太陽系のアステロイドベルトにある二つの最大の原始惑星(protoplanets)、VestaとCeresを探査するであろう。両者ともに非常に異なる組成であり、そして恐らくは起源も違うであろう。
 太陽系の小惑星において高い反射率を持つ表面を持つ為に、もっとも輝くVestaは月に似た岩石型であるが、しかし地球に似たような鉄の核を持っている。準惑星(dwarf planet)であるCeresは、その地表下に水を含み、恐らくは薄い大気も持っており、火星により近いものとなっている。Ceresはまた異常に丸い。
 Dawnは2011年10月にVestaに到着するはずだ。この探査機のカメラはその地表のイメージを詳細に、可視光、赤外線、及びガンマ線を撮影し、この小惑星の組成のデータを提供するであろう。6ヶ月後には、軌道を離れて16億kmの準惑星Ceresへの旅を行い、2015年2月には似たような調査を行えるであろう。
 しかしこれらの天体が調査可能である前に、Dawnは地上から打ち上げる必要がある。この打ち上げパッドは7月12日より前に、火星の氷冠を撮影する為に8月3日より前に打ち上げる必要があるPhoenixのミッションの為に開ける必要がある。「Phoenixは非常に限定された打ち上げ期間で、8月25日から2年間は閉じられてしまう」とNASAのScience Mission Directorateのdeputy associate administrator for programmesであるTodd Mayは言う。「我々の専門用語の中では、これはhard-windowだ。」
 この次のスペースシャトルミッションは8月9日にスケジュールがあり、そして8月11日は軍事通信衛星が予定されている。
 他の潜在的に衝突しそうなのは、気象やハリケーンシーズンだ、とMayは言う。
 この為にDawnは5日間の期間を無くすことになれば、その次の機会は9月の1〜2週目まではない、とMayは言う。そのような遅れはコストが約2500万ドルかかる事となる。
 このミッションは既にいくつもの遅延をしており、この中には2006年3月2日の打ち上げキャンセル − これは最初の打ち上げ3ヶ月前である − が、コストオーバーの為に起きている。このミッションはNASAのsenior managementによって25日後に再度復活したが、クレーンが固体ロケットブースターを高く釣り上げて動かなくなった時、2007年3月への更なる遅延を被ったのみであった。この事により、打ち上げは7月に伸びた。
 6月11日、the solar arrayの小さな部分が、テスト中に技術者達の道具によって不注意の事故によって損傷を受けた。幸運な事に、この損傷は素早く修理されて打ち上げ予定には影響が出なかった。しかし、これや他の問題 − これはPanama Canalを通じて打ち上げサイトへの機器のサポートにおいて、後方支援が困難となった事を含む − がミッションのコストを合計3億7300万ドルから4億4900万ドルへと上がった、とMayは言う。
 7月3日にDawnの打ち上げ準備の第二段階である、燃料注入を行うのかどうか決める事となるだろう。もしそうしない場合、Dawnは打ち上げポッドから9月まで離れる事となる。もしやるにしてもいくつかの原因で打ち上げられない場合、これは更なる遅延を起こす事になるだろう − 第二ステージは、一度ヒドラジン燃料で満たされた時、ロケットの無傷な状態はすぐに損なわれてしまうために、完全に置き換えられるべきである。それはDawnの打ち上げを10月まで伸ばすこととなる。
 スケジュールがキツイのにもかかわらず、MayはNASAはまだ打ちあげようとしているという。「これは疑いなく、我々は7月7日の予定通りの打ち上げに向けて全力をつくしている。何もその先に変化は無い」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 なんつぅか、やたらとのろわれているのかは知りませんが、中々ハードなスケジュールとなっている探査機ですねぇ......アステロイドベルトへ行く、と言うのは魅力的ではありますが。Ceresの探査なんてのは特にまだやられていないはずですから。
 そういう意味では期待がかけられるのでしょうけど......
 それにしても、まぁ微妙に不運な運命をたどるパターン、って事はないといいですがねぇ........

 Crater candidate spotted in Tunguskaと言う話もありましたね.....シベリアの湖が小惑星の破裂によって作られた事が分かった、と。
 約100年後の研究により、研究者達は1908年の6月30日にシベリア地域から離れたTunguskaを覆った巨大な爆発を起こした天体の衝突によりできた、クレーターの衝突と思われるものを発見した。
 他の人達は、このクレーターの識別には証明するものが残っていると警告するが、しかし重要な発見で更なる研究の利点があると言う。
 1908年の爆発は2000平方kmにわたって木々をなぎ倒し、そして爆発音と自信を生み出し、欧州と中央アジアを通じて夜空を輝かせた。大半の研究者達は、これは岩石型の小惑星が大気を通じて落下し、高度約5〜10kmで爆発して起きたものだと考えており、この爆発によってエネルギーとして10メガトンかそれ以上の爆発を起こした。しかしこの、人のいないツンドラ地域への何回もの遠征では、クレーターの位置の特定、または爆発した天体のあらゆる破片も探す事に失敗した。
 今回、Institute of Marine ScienceのLuca Gasperiniと同僚らは、Lake Chekoと呼ばれる、ほぼ円形の湖は恐らくはこの爆発の破片によって残されたクレーターであろう、と言う。
 このチームはこの、爆発の震央地点から約8kmほど離れている湖の地下の沈殿物を特定する為に、地震のプロファイリング、ソナー、そしてコアサンプリングを行った。直径300mほどのこの湖は、異常なまでに急速に傾いたじょうご形の形状をしており、これはこの地域の他の湖とは異なっていて、そしてその深さは50mであった。
 Terra Novaに掲載されたこの論文において、Gasperiniと同僚らはこの形状は「亜北極圏のシベリアのthermokarst lakeとは異なっており、そしてそれはまた他の「正常な」地表のテクトニクス、あるいは侵食、沈殿の過程によるものとは言い難いが、しかし宇宙からの天体の衝突によるものとは相互性がある。」
 興味深い事に、チームはこの湖の中央の沈殿物の約10m下に濃縮された質量のかたまりを探知しており、これは彼らは恐らくは地球を打ったものの破片であろうと考えている。彼らは次の夏に湖の地下へより深く穴を掘る為に戻り、この埋められた天体のサンプルを回復しようと期待している。」
 この衝突の研究は重要である、とNASA's Ames Research Centerで小天体の衝突の専門家であるDavid Morrisonは言う。「これは我々が知っている、数メガトンの爆発の、唯一の歴史的なサンプルだ」と彼は言う。そして、これは将来に起こりえる、「もっともあり得そうなサイズ」の破壊的な衝突であろう、と彼は付け加えた。
 しかし、クレーターの識別は現時点では「ただの可能性」であると彼は述べており、未だ地球がを由来とするものを支持する確固たる証拠がない。
 もしコラが確認されれば、それはこの出来事はモデルとどのくらい違っていたのかを示すものとなるだろう。シミュレーションでは、そのような空中爆発(mid-air explosions)は一般的には小さな破片しか残さない − このサイズのクレーターを作り出すのに必要なものよりも小さくなる。しかしMorrisonは、もしこの天体が、多くの小天体がそうであると考えられているように、異なる種類の物質が異なる物理的特性で繋がってできていたとすれば、より大きな破片となることが可能だ、と示唆する。
 「我々は省撃退の様々なサイズでどのような事が怒るのか、多くの経験をしていない」とSpace Science InstituteのAlan Harrisは言う。「これは興味をそそる概念であり、そしてそれは、もし彼らが掘り進めて落下した天体を発見する事ができれば、本当に面白くなるだろう。」
 Lake Chekoが恐らくは衝突で生じたクレーターである、と言う主張は理にかなったものの一つだ、と小天体の専門家である、Massachusetts Institute of TechnologyのRichard Binzelは言う。「人々はこれを真剣に見ている」と彼は言う。「私はこういうだろう:掘りに行け。」

 と言う事ですが。
 空中爆発でその破片がクレーターを作ったのでは無いか、と言う事ですが......直径300mで深さ50mと言う極端な形の湖を作り上げるわけで、まぁ確かに不自然と言えますが。その真ん中のそこには、密度のある物体があるだろう、と言う事まで分かった。
 後は掘れるか、と言う事なんでしょうけどね......
 楽しみにしたいものはありますが。どういう結果が出てくるのでしょうか?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が通過していくようですが。北の方は雨が残るようで、西の方は晴れ。他は雲が多そうですね......関東地方は曇り時々晴れ。東京で31/24と言う予報ですか。
 まぁ、蒸し暑くなるのか.....どうなりますかね?

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は午後から職場で仕事ですかね......中々ままならないものがありますが、まぁがんばってやっていこうとは思います、ハイ。取り合えず、幸いな事に午後から、と言う事で爆睡可能な午前と言うのは本当にまぁ.......
 寝まくるんだろうなぁ。
 起きれない事は無いと思いますので、まぁその点は大丈夫でしょうが(^^; とにかく、体調に気をつけたいです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/29
 さて、昨日は災難な一日でしたかね。
 職場Eへ出て行きまして、仕事ってのは良いのですがとにかく飛んでもなく忙しい上に、上司へ「宿題」を返したら、数時間後に別の「宿題」が帰ってきまして......「あしたまでやってね」って言われるという。
 いや、あの夜から他所でやる事があるんですが.......
 もちろん、お構いなし。と言うか、アツイ上司ってのは良いのですが、こっちのスケジュールももうちょいこう、考えて欲しいかなぁ、と言う......さらに外部からの監査もあったりしまして、そっちの関係で打ち合わせと言うか、結果と言うかそう言うのもあると言う。
 空く時間が全くない.......
 で、夕方に半分「コンチクショウ」状態で「宿題」を片づけ、その後同僚といっしょに外回り。これがまた終わらねーと言うか、10時過ぎまで延々と.......勘弁してくれ.......ま、結局その後あれこれと縁あって、自宅付近まで送ってもらいまして。
 いやぁ......11時半前かよ........

 で、昨日はまた蒸し暑い一日でしたが。
 何ですかねぇ。空調がないところへ行くと暑い。湿度の高さがかなり出てきたなぁ、とは思いますが、気温そのものも結構上がっているようでして、身体が微妙に追いついていない事を実感しています。
 何ですかね......倒れない様にしたいんですが。
 っつぅか、爆睡したい.......

 で、やっぱり余裕がなくてざっと見のNature.comから。
 宇宙系の話が二つ。両方とも土日辺りに読みたいと思いますが......Asteroid mission gears up for launchは、NASAの小惑星探査衛星Dawnを7月7日かそのすぐ後にでも打ち上げたいものの、ケープ・カナベルのスケジュールがきつい為、技術的な、そして事務的な問題から秋に打ち上げ延期を考えていると言う話。遅れに遅れを重ねているようですが......?
 そしてもう一本がCrater candidate spotted in Tunguskaと言う話。シベリアのTunguskaに100年前落下した隕石の位置が特定できたと言う話。1908年6月30日に落下したものですが......そう言えば特定できていないと言う話でしたっけ。2000平方キロメートルの気をなぎ倒したそうですが。
 後は長すぎて読めないんですが、Passive smoking: Out from the hazeと言うNews Featureとなっている記事がありますね。10年前にカリフォルニアで公共の場での喫煙が禁止され、イングランドでも7月からこれに続くそうですが。どうなりますかね、と言うことですか.......一日二箱ってのはまぁ、でもヘビースモーカーか。

 ま、そういう事で以上で生存報告。
 今日は取りあえずまたサバイバル.......流石に11時なんて事はないと思いますがね、帰宅時間(^^; ま、身体に気をつけたいものです。皆さんもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/28
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 え〜......何でしょうか、この素敵なほどのボリューム具合。朝からスロットル全開にしないとやっていけない状況でしたかね.......いや、もう仕事がてんこ盛り。まぁ、そういう時期でもあるんですが、「どれから片づけるか」の優先順位をきっちりと認識しないと先に進めないと言う状況。
 で、朝から取りあえず突撃。
 っつぅか、ウチの「小隊」メンバーもまたどうにかしてくれと言いたいぐらい書類提出が遅いと言うのもねぇ......親呼んで面談しちゃうよ? とかまるで気分は小学校の先生? いや、小学校の先生なんてやった事がないんで知りませんが(^^;
 とにかくも「仕事は続くよどこまでも」。上司から「これ書いてね〜」と言う「宿題」も頂戴している事もあり、それも気にしつつ仕事を進めるのもまたなんというか......気が重い。で、さらにおまけでなぜか農作業と言うか、「伐採作業」(文字通り.....かも?)をやる事になり.......
 で、取りあえず仕事が片づいて、「宿題」も片づいたのが8時過ぎ。
 いやはや......疲れた.......
 と言う事で、帰宅後風呂直行で、へばると言う状況でしたかね......いやはや。

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 朝夕や日陰はまだ問題は無いのですが、しかし日中は蒸し暑い。午後なんてもう弛れますねぇ、本当に......困ったものですが。まぁ、そういう季節と言う事であきらめざるを得ませんけど。その内、朝夕も暑くなってくるのでしょうが......空気が暖まってくきているのでしょうけど。
 いやはや、真夏は嫌なもので。

 で、やっぱり余裕がなくてざっと見のNature.comから。
 2本だけですね.......Elephants run in slow motionと言う話がありますか。大型の動物が脚への負担を減らす為に、普通とは違う歩き方をすると言う話ですか。まぁ、普通にやればかなり負荷が大きいのもあるとは思いますけど.......
 後はResearch returns to Biosphere domeと言う話がありますか。Biosphere doomと言うのは、閉鎖空間で自己完結型の施設と言うやつでして。まぁ、深海やら宇宙での基地といった孤立した環境下における人の馴化やらを狙ったり、心理的な様子を見たりと言うやつですけど。
 で、そのBiosphere 2がアリゾナ砂漠に再登場、と言う事で。3年間かけて16ヘクタールの土地にあるこの施設をUniversity of Arizonaが借りるそうですが。その中の1.4haのドームを使い、池やら植物やら用意して環境の研究をすると言う事だそうで。2年間封印と言うことだそうですが。
 どういう具合になるんですかねぇ?

 他に史上最大級ペンギンの化石、ペルーで発見新種ペンギン:ペルーで化石発見 最大級の体長1.5m4200万年前のペンギンの化石、ペルーで発掘と言う話が出ていますか。昨日のnatureの記事でもあったやつですが.....体調1.5m。中学生ぐらい? いやはや、大きなものですが。
 後は科学系のニュースとしてはヒトクローン胚作製 異常受精卵からも認める方針とか宇宙日本食:JAXA発表 おにぎりやカレーなど29品目とかあるようで......宇宙日本食。日本人以外でもどうなんでしょうか? まぁ、面白いものですが、味とかの調整とかは大変だろうとは思うんですがね......

 後は帝国君主のエメラルドは262カラット 公開前に再調査やら、ミイラ:古代エジプト初の女王だった 1903年に発見やら、7世紀の大型ノコギリ、木の柄も残った…明日香村で出土やらありますが。いずれも歴史ですかね。
 で、社会と言うか世界の人口66億突破、08年には半数以上が都市部にと言う話も目に付きましたか......66億人。個人的には「もう」と思いますが.......

 ま、取りあえず若干生存報告気味ですが。
 さて、今日は西日本で雲が多いようで、雨が降るところもあるようで。東の方はおおむね晴れるところが多いようですが、やがて雲が出るようで。関東地方は曇り。東京で30/23と言う予報と。
 まぁ、蒸すのでしょうかね、やはり。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人はやっぱり仕事が詰まっているんですが......どうしてくれようか、と思うものもあるスケジュールとなっているんですけど。まぁ、取りあえず、どうにかこうにかしていきたいと思います、ハイ。
 っつぅか、外回りが入るんですよね......もしかしたら。
 早く帰りたいものですが。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/27
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 朝から疲れが取れない状態でしたけど、そのまま仕事に突入。本日は事務仕事オンパレードになりまして、まぁ、もう凄い事に......しかも終わってないし、リミット守ってくれないし、揚げ句は何やらの講演会がありまして、あれこれと立場上「行かないとまずいかねぇ」と言う事になるし。
 いやはや......
 パネルディスカッションも良いですが、予定時刻30分オーバーでまだ止まりそうにないのはどういう事でしょうか........いや、面白い話もあったから侮れないのはあったんですが、それにしてもまぁ、疲れると言うか。
 やれやれと言うか......
 ま、取りあえず遅い帰宅になりましたかね、ハイ。

 で、まぁ昨日は何つぅか。
 記録されないような小雨と言うか霧雨状態で、気温はやや高めに感じると言うか、何と言っても蒸すと言う状況でして。困ったものだと言うか、もうちょいこう、過ごしやすいと良いのですが......まぁ、梅雨らしいと言えば梅雨らしいのでしょうけど。
 何ですかねぇ。

 そう言えば、家人から質問されたんですが。
 テレビのCMで「アルカリイオン水って何?」と言われたんですが......さて、アルカリイオンって何でしょ?(^^; さっぱり分からんなぁ、と言う......まぁ、何でしょうか。「アルカリ性を呈するイオン」と言う事が言いたいのならば、水酸化物イオンと言う事になるのでしょうかね......
 うむ、さっぱり分からん。
 対するのが酸の度合いに関連する水素イオンと言う事になりますが。水素イオンならH+、水酸化物イオンはOH-、と。ま、高校で水のイオン積Kwなんてやったりしましたけど。即ち、Kw = [H+][OH-] = 10-14と言うのがありましたね.....嫌いな人は嫌いなな話。っつぅか、化学が嫌いになるのはここら辺の計算(pH = -log[H+]とか)だったり、あるいはアボガドロ数とモルになるんですが。
 まぁ、そんなのはともかく。
 水酸化物イオンが多い水、と言いたいのかなぁ、とか思ったり。「アルカリイオン水」ってのは.....どうなんでしょうか。もしそうならば、「強いアルカリイオン水」はやっぱり濃い水酸化ナトリウム水溶液なんだろうかとか思ってしまいますが。
 えぇ、タンパク質は良く溶けますとも。
 骨格標本作るなら、酸よりアルカリですよね?(^^;

 まぁ、しかしよく分からんのが多いですが。
 アルカリイオン水.....実はアルカリ土類金属とかアルカリ金属といいたいとか? まぁ、知りませんがどうにも日本人は「イオン」が好きらしく、「マイナスイオン」なんて怪しいのも登場しましたしね.....CNNで記事にされるぐらいです、「謎のものがはやっている」って。陰イオンとは違うんですよね......陰イオンは英語でnegative ionですからねぇ。っつぅか、まだ残っているのがなんとも、なんですが。
 そう言えば、Googleで何かで検索した時に「マイナス水素イオン」などと言うよく分からんのがスポンサーリンクに登場していた事が......何でしょうか、「マイナス」の「水素イオン」ってのは。水素イオンは通常は上述の通り+側に寄った陽イオンなんですが。それ以前にやっぱり引っかかる「マイナス」と言う考え。
 陰イオン化させると言う意味でも無いよなぁ? 水素化した金属ぐらいしかH-って作りにくいと思うんだが。

 で、ざっと見のNature.comから。
 Parasites suck toxins from sharksと言う話がありますか、タイトル通りのようですが、ちょいと気になる話です。ちなみに、ここで言う毒とは海中の重金属と言う事のようで。
 それとPush to legalize Afghanistan's opium tradeと言う話もありますが......世界の9割の違法モルヒネを作っているアフガニスタンですが、ここら辺を合法化しようと言う。合法化してコントロールを、と言う事なのかもしれませんが.....詳しくみないとな......
 Giant penguins lived in Peruと言うのは、ペルーで巨大なペンギンの化石が見つかったと言う話。3500万年前だそうですが、写真を見るだけで壮絶に違うものを感じますな。
 後はIs it a chimp-help-chimp world?と言う話があるようで。霊長類は利他的行為をする、と言う事だそうで。ヒトだけでなく、チンパンジーも、と言う事で。
 まぁ、社会的な生物だとどこか要求されるかとも思いますが......

 ま、取りあえず疲れているので以上で。
 さて、今日は前線のかかる鹿児島は雨が降るようですが、他は大体は晴れ間が見えるようで。高気圧が入ってくるようですねぇ.....と言う事で、各地で晴れ間が見えると。関東地方は曇り時々晴れ。東京で28/22と言う予報ですか。
 まぁ、また微妙な天気となりそうですな。

 さて、今日は水曜日ですか。
 一週間の中日ですが、仕事が飛んでもない事になっていますので、まぁ片づけたいものですが.......片づけたいんですが、上司からちょいと「あの、お願いだからこっちの事情もちょっと考えて」と言いたくなるオーダーも頂戴中。
 切り抜けられるんだろうか、俺.......と、結構思うものがあります。
 やれやれ、ですかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2007/06/26
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 何つぅか、気を休める事ができなかった休日のおかげで、疲れが取れないと言うか。胃が重いと言うのも困ったもので、職場で朝食と言う、胃の動かない状態でしたかね......まぁ、なんとも。
 そして朝から案の定仕事全開。小隊の面倒も何つぅかねぇ。
 で、気付けば夕方......そして、多量の書類と言うのがなんとも素敵ですが。と言う事で、一生懸命に片づけて終わりましたけどね......いやはや、まだ来るんだよなぁ、と。スケジュールを見ていると、今週いっぱいの怒濤の仕事量ぶりにいろいろと驚愕するものがあります。
 やれやれ、ですかねぇ。
 で、終わってから帰路につくとどかっと疲れる定番コース。重力、良く変化するものです、ハイ。

 そして昨日は微妙な天気の一日。
 午前中は小雨が降ったりと不安定な一日でしたね......気温は余り上がりませんでしたが、湿度は高いおかげで中々、締め切ったところへ行くと(空調がない場合ですが)蒸すものがあったと言う。まぁ、夕方には大体止んではいましたが。
 梅雨らしいと言うか、不安定ですね。

 で、Nature.comから。
 High notes really are highと言うのがありますが、まぁ音に関してですね.....省略。
 で、全開飛ばしたDisappearing lake confuses geologistsと言う話がだんだん気になってきたので、取りあえず注目.....ま、深さ30メートルの湖が消滅、原因不明 チリと言う記事があって、これか、と思いまして。
 で、読んでみますと......アンデスの氷河湖が謎の消失をし、この地域の地質学者達はチリのBernardo O'Higgins National Parkへと集まり、この出来事を調べようとしている。
 約2万平方メートルのこの湖は、3月にはまだ見られていた。5月になると、深さ30mのクレーターが残り、そして水の上に浮いていたわずかな氷の破片だけが残されていた。そこから流れてくる川の量は減少した、と最初の湖が消失した事に気付いた公園のレンジャーは言う。
 この事は、この湖が消失した初めての事では無いが、しかしここの水がこれほど早く消失する事は非常にまれである。2005年、中央ロシアでLake Beloyeは「一晩で」消失したと地域の報道で言う。人々は、その水は地下の洞窟か川に吸い込まれたのだろうと推測している。フロリダ州のScott Lakeは2006年6月に、1週間で地下の穴へと消えていった。
 他の湖は周期的なものである事が知られている − 一つの季節の間存在し、そして水源が乾く事で消失し、後にまた再度登場する。
 このチリの湖の消失に対する一つの説明は、4月に隣接するAysén地域で起きた、リヒタースケールで6.2を記録した地震によるものであると言う。そのような地震は、大地や地下に横たわる氷に穴を開け、その為に水が流れ出してしまう。
 しかしExeter UniversityのPatagonian glaciersのStephan Harrisonは、溶けた氷に原因があると言う。「これは恐らくは自然の過程だろう」と彼は説明する。
 Harrisonは、多くの氷河湖は氷のかたまりがダムとなっていると指摘する。「その氷は結局は溶ける」とHarrisonは言う − そしてそれはglacial lake outburst flood (GLOF)と呼ばれる水の激流を開放する事ができる。このような出来事は、気象変動が更なる融解を起こすように、より一般的だ、と彼は言う。しかしこのチリの湖で起きた干上がる速度は尋常では無い、と彼は付け加える。GLOFsはまた地震でも引き起こされる。
 地質学者達は、現在この地域で何が起きたのかを見る為に殺到している。パタゴニアは冬であり、そしてこの地域は非常に隔絶された場所にある為、その度は2週間ほどかかってしまう。しかし一度手がかりが分かれば容易に判明するであろう。もしその原因が地震であれば、彼らは非常に簡単に証拠を見付けるだろう、とBritish Geologiological SurveyのhydrogeologistであるJohn Chiltonは言う。落石の証拠を伴った地質学的な記録が、この理論を下支えする事ができる。
 もしGLOFが等しく原因であれば、氷のダムが裂けた兆候を物語るものが見つかるであろう、とHarrisonは言う。
 この水は恐らくは現在からの川を通って排水されたのであり、そして海へと流れ、あるいは他の近所の、恐らくは地下の水系へと抜けたのかもしれない。

 と言う事ですが。
 他にも国際面やらで見られた記事だったので、結構大きいのかと思いまして取りあえず訳してみましたが......まぁ、面白いもので。以前のアメリカの山の謎の高温現象もどうなったのかが気になっているんですがね......数年前の話でしたが。
 こういう「いきなり」と言う現象はまぁ、しかし目に付くと言う事なんでしょうが。
 しかし、冬のパタゴニア......たどり着くまで2週間と言う僻地。危険だよなぁ、と......ま、原因が分かればまたニュースになるのでしょうねぇ。

 で、この話題。
 スラドでもパタゴニアで湖が突然消滅とでています。後は、先日Natureででていたのもまだありますね......最年長の子供はIQが高くなると言う話。まぁ、どうなんですかねぇ......ケースバイケースかと。育ちもありますし、年齢差もあるでしょうし、何よりも環境が、と言う。
 そしてブラックホールは存在しない?と言う記事もやはり登場していましたか。まぁ、気になっていたのでちょうど良かったのですが。
 やっぱり分かりにくい.......(^^;
 う〜む......何となくのイメージだけが掴めるだけですかねぇ。こういうのも面白いと思っているんですが。

 後はWIRED VISIONから。
 敵を電気ショックで撃退「キラー・ジャケット」だそうで。悪用されかねん気もするが......(^^; まぁ、でもこれを見て真っ先に『支配者の黄昏』と言うマンガを思い出したんですが。
 えらく古い上にマイナーなんで知る人はどれだけいるんだか......(^^;
#火閻魔人なんてねぇ......

 後は、まぁろくでもない話。
 トイレ詰まり汚水が流出、悪臭の中で機内食提供 米航空と言う話があるようで......コンチネンタル航空がやらかしたようですが、下水設備が故障して汚水が客室に流れたのにもかかわらず、機内食を提供したとか云々。
 サービス以前の事を考えろよとか思いますが......
 なんですかねぇ。訴訟になるような気も.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は太平洋側に低気圧が停滞......大分北上してきましたよねぇ、停滞前線。まぁ、後1ヶ月ほどで梅雨も終わりになるかと思いますが......「順調なら」ですがね。もっとも、その頃は不安定な灼熱地獄状態になりますけどね、毎年(^^;  ま、ともかくも沖縄と東北の一部で雨が降りやすい他は、雲が多いものの晴れるところが多いようで。西日本は曇り後晴れ。関東地方は曇り。東京で24/22と言う予報と。
 まぁ、アップダウンが激しいですねぇ。

 さて、今日は火曜日。
 取りあえず、管理人は仕事と会議.....書類、多すぎるんでどうしてくれようかと思うんですが。まぁ、どうしていきましょうかねぇ、本当に......取りあえず、がんばってやっていく事としますか。
 これから何つぅか、処理が多すぎて困るんですがね、いろいろと......まぁ、取りあえずやっていく以外は無いんですが。スケジュール確認しないと訳分からんしなぁ......メモを忘れずにとっていかんとなぁ、などと。
 ま、切り抜けていきたいです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/25
 さて、昨日は仕事ででた一日でしたかね。
 職場Eに行ったのでは無く、別の外回りの仕事でして。まぁ、朝からあれこれと言う感じでしたが......幸いにもまだ比較的自宅からは近い方だったので、移動に伴う負担はそれほどでなくて済みましたか。
 面倒ではありましたけどね。
 で、夕方に終わってから帰宅し、その後は疲れもあったんですが仕事若干と言う状況。と言う事で、余りこう巡回と言う余裕がありませんでしたかね。

 で、昨日は天気は悪い一日。
 朝から雲が多く、昼前から小雨。その後は雨が降ってきて、と言う。気温は余り上がらず、思いの外寒かったような? まぁ、熱くてへばらなくて済みましたけどねぇ。
 そういう意味では幸いか。

 ま、そういう事で取りあえず本日は生存報告。
 また、後日......




2007/06/24
 さて、昨日は職場Eで午後から仕事でしたかね。
 まぁ、スーツ着る必要も無いので気楽で良いですが。行く前に探し物をしに、あれこれと動いていたんですが、取りあえず無事にというか、やっと見つけ出しまして購入。で、職場に行って仕事......データのミスが見つかるなど、まぁ結構中々素敵に心臓に悪いものもありましたが。
 やれやれ、ですねぇ......
 ま、仕事の方は夕方に終えて帰路についたんですが。そのまま後はゆっくりと過ごすような状況でして、まぁマイペースでしたかね......完全休養だったらもうちょい気が楽だったんですが、まぁ仕様がないと言う事で。
 ふぅ......

 そして昨日は良く晴れた一日でしたか。
 強烈な日差し.....流石に夏至の翌日ではそうでしょうが、しかし思ったよりはすっきりした天気だったかと思いましたか。日陰に行けばかなり涼しいですし、過ごしやすい。快適と言う事でして。まぁ、そういう意味ではこれからの1ヶ月は気温が上がる一方ですから、こういうのは貴重なのかとも思いましたけど。
 いやはや.......

 そう言えば昨日はネット上を回った時に脱出ゲームで。
 neutralと言うサイトで、以前発表されたSphereを紹介しましたが。最新版と言う事で、脱出ゲーム【RGB】と言うゲームがでていたのでご紹介。出口の一つは見付けたんですけどね.......
 いやはや、中々難しい。
 ま、でもノーヒントで解ける難易度ではありますが。もう一個はどうやるんですかねぇ.....?

 で、Nature.comから。
 昨日読んでいないAncient disease resistance made us vulnerable to HIVと言う話。早期の免疫の抵抗が、恐らくは現代の流行の段階の手助けとなるのだろう、とありますが。
 読んでみますと.....ヒトは恐らくはHIVによる感染に弱いのだろう。これは我々の古代の先祖が他のウイルスへの抵抗の為の進化をした為である。
 これは古代のウイルスの攻撃の兆候を調べる為に、我々のゲノム配列と類人猿との間で比較した遺伝学者達によってたどり着いた結論である。その研究者達は、チンパンジー達は人類が抵抗性を進化の中でえたウイルスによって酷く苦しめられるかどうか、そしてその抵抗性は我々の現代における他のウイルスへの感受性に光を当てるものとなるのかについて疑問に思った。彼らの予感は正解だった。
 我々にもっとも進化の中で近い関係にあるそのDNAを発見したグループは、現在絶滅したウイルスであるPtERV1の証明でいっぱいである事を見いだした。このウイルスは恐らくはチンパンジーや他の類人猿に約400万年前に感染したのだろう − チンパンジー達とヒトが進化的に分かれた時代である。チンパンジー達はウイルスにこっぴどくやられた。しかしヒトはどうやらそれと戦う事ができたようである。不幸な事に、このPtERV1と戦う防御タンパク質は、我々の細胞のHIVからの攻撃への感受性を増しているようである、とFred Hutchinson Cancer Research CenterのMichael Emermanと同僚らは報告した。
 PtERV1はHIVと同様に「レトロウイルス」である − これはホストとなる細胞においてDNAへ変換され、そしてそれを細胞のゲノムへと挿入するRNAを持つ。進化を通じて、そのようなウイルスは世代を重ねて行く毎にそのDNAは古いものとなって残り、究極的にはホスト全体に存在するようになった。おおよそヒトのDNAの8%はこれらのウイルスの残渣で造られている。
 Emermanと彼のチームはそのチンパンジーのゲノムを洗い流し、そしてPtERV1のDNA配列の約130のコピーを見いだした。しかし彼らの今週掲載されたScienceの様に、このウイルスのDNAの一部のコピーはヒトゲノムの中に組み込まれておらず、この事は何かが撃退した事を意味する。
 Emermanと同僚らはチンパンジーのDNAを使って研究室でこのウイルスの一部を再構築した。彼らはそして培養中の人の細胞に感染させようとし、そしてTRIM5??と呼ばれる、このウイルスを人の細胞に侵入させるのを防ぐタンパク質を発見した。このタンパク質がヒトの細胞から除かれると、この細胞はこの再構築されたウイルスに対して無力となった;しかしそれらはHIVへの感染に対してかかりにくくもなっていた。
 誰もなぜこのケースが起きるのかははっきりと分からないが、しかしこの研究者達は、古代のヒト免疫系は恐らくレトロウイルスに対抗する事については、「一つのバスケットにすべての卵をおいた(put all its eggs in one basket)」状態であったのだろう、と推測している。ヒトはTRIM5以外にはレトロウイルスに対抗する為の免疫防御を持っていなかったように見える。
 この免疫戦略は数百万年前に大きな進化上のアドバンテージをもたらしたであろう、とEmermanは言う。「もっとも明らかな利点は、これが病気からある人々を守った事だ。」 しかし彼は「我々は本当にPtERV1がどのような病気を起こしたのかについて何も知らない」と付け加えた。
 不幸な事に、この発見はHIV/AIDSへのワクチンを発見する為の努力に、より良い約束をもたらすようなものでは無い、とEmermaは言う。「私は恐らく他のものが可能であったとしても、この研究をワクチンを視野に入れたものとしては見ない」と彼は言う。「私はこの研究を過去を明らかにする事によって、人類の歴史の流れを理解するものと見ている − 考古学や古生物学といったように。」
 この研究が行った事は、どのようにヒトの免疫系が今日への流れとなったのかに焦点を当てた事である。「我々のホストの防御遺伝子は古代のウイルスとの遺伝子的な衝突の長い歴史によって造られた。もし我々がなぜ我々の防御がそのようになっているのかを理解したければ、その答えは必然的にこれらの古代のウイルスに行き着き、これは最近のみ我々に影響したものよりそうである」とEmermanは言う。

 と言う事ですが。
 中々興味深いですね......古代の人類とチンパンジーが分かれた400万年前、ヒトはPtERV1と言うウイルスに対抗する為のTRIM5と言うタンパク質を作りだし、チンパンジーはこれがないために無力だった、と。しかし一方でTRIM5を無くしてみると、PtERV1の再構築した「一部」のウイルスはヒトの細胞にあっさり入り込み、そしてHIVの感染の感受性が下がったと言う......
 面白い。では、HIVはこのTRIM5と何が関係するのか、と言うのも気になりますけどね、やっぱり......でも、研究者側はヒトの進化への興味に繋がる方を主体としているとか。
 「何があったのか」と言うのは面白い想像を駆り立ててくれますけど......TRIM5ってのはまぁ相当に重要なものになったのでしょうねぇ.....

 他に過去ので気になったのが、WIRED VISIONにもあったと言うやつですがPlans mount for a liquid telescope on the Moonと。「本当? 望遠鏡? 液体から作れる? 月面に?」とありますが。
 科学者達は、彼らが月面に望遠鏡を立てるのに完璧な液体を見付けたと言う − もちろん一度我々がそこへ戻り、基地を立てればと言う事だが。
 液体の天体望遠鏡を本当に作れるか? 可能だ。我々は既に地球上でいくつか同じものを作っている。これらは常に液体水銀を使っており、コンテナー内で回転した時には愛すべきパラボラ状になる。このコンテナのスピンを早くする事でパラボラをよりう画する事ができる。液体鏡望遠鏡は、ガラス製の反射鏡の安い代替として提案されている。これは大規模に作る事ができ、そしてその表面がより少ない欠点となる為である。
 「この液体鏡の本当のアドバンテージは、その単純さだ」とLaval UniversityのErmanno Borraは言う。「自然の基本的な力は、液体の表面に正しい形状を作り出させる。」 月面の重力は地球の約1/6であり、その為に彼は液体鏡は地球上において正しい形状をエルよりもよりゆっくりと回転するだけで済むだろう、と言う。
○だからそれらは月へと水銀を積んで打ち上げると?
 大気のない月の冷たさの為、Borraの計画では反射性の銀の層を使う代わりに、イオン性液体(ionic liquid)として知られる特別な液体の上に使う。
○それは何か?
 イオン性液体は室温かそれ以下では液体として存在する塩である。それら賀宴であるために、そして陽性あるいは陰性に荷電した物質からできている為に、イオン性の液体は簡単には揮発しない − もしこの系から陰イオンが抜けてしまえば、陽性の差が残り、この為に陰イオンがまた戻ることとなる。これは期待がないためにより揮発が進む事となる月では非常に重要な事である。
○それは機能するのか?
 Borrahはミリメートル厚のイオン性液体の上に銀の単層を置き、初めて 鏡面を作ろうとした。これは初めてイオン性液体がこのように使われた例であり、その為にこれまで行われた研究は、この原則を証明したものとなる。
○そして月に望遠鏡を置く − それは現実的なのか?
 理論上ではそうである。NASAの月プログラムは科学的な要求から動いているわけでは無いが、しかしこれは科学的に可能である、とJohns Hopkins University Applied Physics Laboratoryのメンバーで、月面基地に適した場所を探しているチームの一人である、Ben Busseyは言う。「科学者達は、一度月へと行けば何の科学が可能であるかを考えている」と彼は言う。そしてこの液体鏡望遠鏡は、この種の計画の良い例だ、と彼は付け加えた。他の多くの月面望遠鏡が提案されているが、しかしBorraはいくつかの目的の為に、より安くより良いもので可能となると言う。
○それは何の為に使うのか?
 地球の大気外にある望遠鏡は、常に良い眺めを得る事ができる。これは大気を構成する何kmにわたる気体を通る事がないためである。月の上の望遠鏡は長く、そしてしっかりと遠い天体を眺める事ができる − そして恐らくは早い段階の宇宙についてのいくつかの情報を得られるだろう。
 Borraによれば、このイオン性液体/銀鏡は、その遠く見えにくい天体を見る為に必要な、高い光学の質と大きな半径を得られる事ができる(彼らは20〜100mのものを期待している)と言う。
 現在のところ、この望遠鏡はその形状を保つようにしなければならない。彼らの研究においては傾斜可能にする計画がある。
○それはできるのだろうか?
 Borraは彼の望遠鏡を作る事ができると思っているのだろうか? 「私は本当にそう思っている」と彼は言う。「しかし最初に我々は月へと戻らねばならない。」

 と言う事ですが。
 ま、基本的にはやはり先日のWIRED VISIONにあった「液体鏡を使った巨大天体望遠鏡を月に建設」(1)(2)ですね......ま、やはり面白いと言うか興味深い記事だと思いますので。月へと戻る方の話の方が恐らく、総合的には興味深いのですが(^^; ただ、やはり鏡は固体と思うとねぇ......いや、どういうのになるのか。

 後はDisappearing lake confuses geologistsと言う記事、コラムでThe patent threat to designer biologyと言う話がありますか。前者は環境関係ですが、あれこれとチリでの湖の消失で混乱中。後者は特許との絡みと言う事で。

 ま、取りあえず仕事もありましたのでそういうところで以上で。
 さて、今日は西日本はしっかりと降りそうな天気となりそうで......前線が見事に乗っかっていますが。東へ行くほど雲は薄れ、北の方は晴れるようですね。関東地方は曇るものの、夜から降る可能性が高くなるようで。東京は28/22と言う予報と。
 まぁ、余りむちゃくちゃにならなければ良いですがね。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人は仕事で外回りですかね......やれやれ。ま、取りあえずマイペースで過ごせれば良いのですが。余り長時間拘束されなければ良いのですが。
 ま、疲れているんで休みたいと言う本音が結構あります。
 さて、どうなりますかね......

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/06/23 リンクの一部修正をしました。
 ゲストブックにお馬鹿さんが目ざとく見付けたようなので、手を加えました。
#またしばらくはイタチごっこかな?

 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 まぁ、何つぅか比較的ゆとりがあったのかなぁ.......思ったよりは、と言う一日でしたかねぇ。ウチの「小隊」の動きの遅さを改めて実感したような気もしましたけど(^^; っつぅか、得手不得手が激しすぎる連中が多いってば......
 まぁ、良くも悪くも大ざっぱでおおらかなんですがね......(^^;
 で、取りあえずは情報処理やらの事務仕事が回ってきているのでそっちをあれこれと。職場Eの処理システムが使った事がないもので、それを使っての研修やら講習会があったりしまして、「小隊長」故に覚えていかんとまずい、と言うものだったりするんですが。
 ま、取りあえずあれこれとやっていきまして。
 どうにかこうにか、ですかね......取りあえず。そしてそのまま、久しぶりに7時前に帰宅できました、ハイ。

 そして昨日は天気が怪しくて困りましたけど。
 朝は雲が多く、わずかに雨が降った? と言う感じに。そしてその後はしっかりと降ってきまして、降ったり微妙に止んだり、あるいは降ったり、と言う落ち着かない、ある意味梅雨らしい天気でしたかね......
 田んぼにできる水の波紋が何つぅか、「季節」だと思いましたが......夏至と言う感覚は無いですけどねぇ(^^; 東京は19時に日の入りだったそうですが。まぁ、その頃には雲のせいで結構暗かったですから。
 なんとも。

 それにしても何つぅか。
 またspam攻勢ですねぇ......直接CGIにちょっかいかけるのが多いのが分かっているので、URL変えてもFTPソフトから見れば、消したはずのゲストブックファイルが自動生成(これは仕様)〜spam書き込み連発による肥大化していくと言うろくでもない事になるわけで。まぁ、対策をとるわけですが。
 っつぅか、「NOFOLLOW」やら「NOINDEX」をやっても来るんですよね。
 百度は基本的に無視。後はYahoo!も来ますね.......MS系も無視していたか。マナー悪いよなぁ、とも......いや、基本的にspam業者はここら辺の検索エンジンを悪用しているようですので。エンジン側がマナーを守ってくれれば大分違ってくるようなのですが。
 やれやれ、と言う事か......

 で、Nature.comから。
 気になっていたので、昨日の更新後に読んで見たんですが、Biofuel repertoire expandedと言う話。新しい作物の糖から燃料へと変換する方法がエタノールを負かすだろうと。
 エタノールよりも優れているバイオ燃料は、フルクトースから、そして将来的には植物の木部(woody parts)かから導かれたグルコースを簡単に造る事ができるだろう、と研究者達は主張する。
 エタノールは何年もの間バイオ燃料として選ばれ、そしてトウモロコシや他の作物から作られている。植物の物質から分解して、糖を造るには酵素が使われ、そしてこれが発酵によって酒の燃料となる。しかしエタノールはその低エネルギー密度だけでなく、揮発性で水溶性の性質を持つと言う、いくつかの問題がある。
 潜在的な代替物は2,5-ジメチルフラン(2,5-dimethelfuran, DMF)であり、このエネルギー密度は4割ほど高く、沸点はエタノールより20度ほど高くて、そして疎水性である。しかしDMFは作物やその糖から造るには経済性が悪いことで知られている。
 今まではそうであった。University of Wisconsin-MadisonのJames Dumesicと同僚らは、糖を変換して将来的に反応させてDMFを造るまでの中間物質である、5-ヒドロキシメチルフルフラル(5-hydroxymethylfurfural, HMF)を造る重要なステップを発見した。
 HMFを作るステップは、糖の脱水素があり、これは酸によって触媒される。HMFはDMFになるにはルテニウムと銅の触媒システムが必要であり、これによって炭素−水素間の結合を壊し、水素を付加させる。
 この過程は酸素中の酸素を剥がし、これによってこの分子の水溶性を減らしてエネルギー密度を上げる事となる、とDumesicは説明する。フルクトース分子は6つの酸素原子を持つが、HMFは三つであり、DMFは一つだけである。
 同時に、Dumesicのプロセスはフルクトースを供給原料として使っていて、この物質は簡単にスターチのバイオマスから得られる。しかし彼は他の糖類も直接的にこのシステムで機能できるよう、調整できる事を願っている。「長期的には、グルコースを使うのが良いだろう」と彼は言う。グルコースはリグノセルロースからできる − 植物の繊維部分は通常は捨てられる。
 Dumesicのシステムは、現在合成ディーゼルを造るのに使われる、エネルギーを集約的に用いる熱化学的なルートと、時間を使う事となるエタノールを造る酵素反応の両方に勝っている、とUniversity of Minnesotaの化学エンジニアであるPaul Dauenhauerは言う。Dumesicの触媒システムは高速で単純で、エレガントである、と彼は言う:「この新しいアプローチは興奮するものがある。なぜならば、これはバイオ燃料にする為の加工のオプションと方法の数を拡大してくれるからだ。」
 Dumesicは、HMFの生産ステップは問題があると言う − そしてその部分は何年もいくつかのグループが研究をしているところでもある。現在、そのステップは克服され、HMFは使い勝手の良いバイオ燃料であるDMFの前駆体と言うだけでなく、また化学工業全体における有用な化学物質の中間体となり、特にプラスチックや製油といったものでのポリマーを造るのに使えるだろう、とDumesicは言う。
 しかし、我々が地域にあるガソリンスタンドでDMFを車にいれて満タンとするには、それは時間がかかるだろう。「当然ながら、DMFを商業的に使う前には、かなりの燃料テストをする事となるだろう」とDauenhauerは言う。

 と言う事ですが。
 ジメチルフランねぇ......確かに疎水性ですが。テトラヒドロフランの方には若干お世話になった記憶がありますが、そいつはジメチルフランではありませんけど(^^; ま、5員環で1位が酸素、2〜5位が炭素となっている芳香族ですな.......フルクトースから造るのか。
 フルフラルはフランの2位にアルデヒド基がついていますけど.......で、5位にヒドロキシメチルか。フルクトース自体は炭素5つ......なるほどねぇ。いや、まぁ有機化学の勉強にはちょうど良さそうな気もしますけど。
 まぁ、でも触媒がないと面倒くさそうなのは確かか......
 ま、グルコースから造るのは結構また面倒な気もしますけど。個人的に、エタノールを造る為の作物が食用である、と言う事自体がどこか間違っていると思っていますので、こういうのはいいなぁ、と。まぁ、そういうことで始めたのかもしれませんけどね。
 どっちにしても、いろいろなオプションは必要でしょうから。

 後はEarly gunshot victim uncoveredと言う話も。スペイン人によるインカ侵略を物語る傷の話。
 考古学者達は、ペルーのインカの共同墓地から穴の空いた頭の骨を掘りだした。この傷は、これが初めて新世界における銃撃の犠牲者の記録を示唆する事になる。
 他の70もの遺体と、その近くに埋められた傷ついた個人とともに、この発見は恐らくは約500年前にアメリカの原住民とスペイン人探検形の間で起きた衝突の、最初の物理的な記録を提供するだろう。
 「征服者達と原住民達との間の戦いの記録は、スペイン人の記録者からのものだった」と発掘を率いたペルー人考古学者Guillermo Cockは言う。「しかしこれは初めて証拠となる物質だ。」
 Cockと同僚らはリマの外にあるPuruchucoの郊外で、リマ市政府の、開発の為にこの地域がどうなっているのかを明らかにするよう調査する為の要望によって2004年に発掘を始めた。2年間で、フィールド作業のシーズンの早期の段階で、この地域からCockにより、彼らは500体以上の死体を発見し、さらに約2400以上もの発掘をした。
 これらの大半は典型的なインカのスタイルで埋葬されていた:連続した布の層で包まれてミイラ化するようになっており、そして東に身体を面するようにかがんだ状態になっていた。しかし丘の側の高いところで、Cockは72もの死体の破片を見付け、これは慌てて投げ出されたように見えた。それらは地表近くにあり − 慎重に置かれる代わりに乱れていた − そしてしばしば一層の布で包まれており、銅と言った供物もなかった。
 彼らの多くは重傷を負っている印がみられた。「少なくとも、10体の骸骨は顔の左側の叩かれていた」とUniversity of New Haven's Henry C. Lee Institute of Forensic Scienceのforensic anthropologistであるAl Harperは言う。彼はこの傷の原因を確かめる手助けをする為に呼ばれた。
 Harperは、傷の形はメイス(maces) − 鎖の先に鉄球がついたもの − によって打たれた人と一致すると言う。この武器はスペイン人達によって使われた事が知られている。スペイン人達の記録を元に、Cockとチームは、これらの殺害は1536年夏にインカで起きた、スペイン人征服者達への抵抗として知られる、the siege of Limaで起きたものだと信じている。
 ある個人は特に顕著な傷があった:彼の頭蓋骨の頂上には、内側に沈み込む骨の破片とともに穴が空いている。「これは何かがその周囲を打ち、そして骨を脳にまで達しさせたのは明らかだ」とHarperは言う。
 電子顕微鏡が、この穴の縁と骨の栓全体を明らかにしたところ、鉄の破片が入っており、これはスペイン人のマスケット銃の弾丸として使われていた事が知られている。その穴のサイズと形状からは、HarperとCockに、この人物はスペイン人の銃撃によって殺された事を示した。この発見は発表されていない;National Geographic Societyによって発表された。
 「我々が発見した傷の種類は、我々が以前この種の原住民との衝突で見られていたあらゆるケースよりも、より暴力的なものであった」とCockは言う。
 Cockは、スペイン人達は母国から遠い為に武器を節約する必要があったことが、なぜ更なるインカ人の死体で似たような傷が見つかっていないのかの説明となると考えている。
 「我々は新世界での征服に関する抽象的知識で育ってきた」とHarvard University's Peabody Museumの考古学者で、この研究には参加していないGary Urtonは言う。「しかしこの事はこの征服の出来事における、人のスケールを、厳しい現実として我々にもたらす。」

 と言う事ですが。
 インカ帝国の悲劇は良く語られますけどね......まぁ、16世紀ですか。スペイン人は当然この頃には銃を持っていますけど。この時期は当然マッチロック......つまり種子島、と言うか火縄銃と言うか、マスケットと言う事になりますが。
 威力は当然原住民人は絶大なものとなりますが、武器の供給と言う点では相当にペルーにいると言うことは苦しい事になるわけでして。だからこそメイス......と言うか、表記からするとフレイル、モーニングスターとかその手のだなぁ。
 結構残虐性が高いものではありますけど。
 ま、ただ見せしめでも一人を射殺すれば相当に大きな影響はあったでしょうしね.......

 他にScientists decry President Bush's veto of stem-cell billOlder siblings are smarterと言う記事がありますが。
 Ancient disease resistance made us vulnerable to HIVと言う話もありますけど、こっちは明日付けで読みますかねぇ......

 後はWIRED VISIONより。
 「完全自動制御の車が街路を走るレース『Urban Challenge』」(1)(2)と言う話がありますね......DARPAのGrand Challengeから数年、発展版をやると言う話でしたが。今度は「街中を完全自動制御の車が走る」と言う設定で、と言う事でしたがその記事と言う事です。
 今度は11月にやるそうで、その事前の選定と言う事で53チームが選ばれた、と。まぁ、スタンフォード大学に注目した記事なんですが......やっぱり、ソフトウエアの勝負と言う事と、後は交差点が勝負と言う事のようで。
 まぁ、でも実際にロボットカーが入り乱れると、先に進めなくなるんじゃないかとも思うものが......交差点で延々と往生とか。難しいと思いますけどね。

 後は.....スラドから。
 朝日ソノラマが店仕舞いと言う記事があるようで。まぁ、ちょこまかと家人が買っていたりしていましたが......過去形です(^^; 笹本祐一のを買っていたのかな?
 管理人も一冊だけ買いましたねぇ......『トリガーマン』とか(笑)
 まぁ、ともかくも老舗の店じまいですか。最近この手の分野の状況は知らんのですが、スレッドを見ていく限りかなり乱立状況のようにも見えますねぇ......大丈夫なのでしょうか。まぁ、乱立すれば持たんわな、うん。
 他にニュートン卿曰く「早ければ世界は2060年には終わる」と言う昨日触れた記事も出てきているようですが。って、やっぱり過去にも話題になった事があるそうで。
 ま......時代背景もあるでしょうが。
 ニュートンも結構話題に事欠かないよなぁ......科学史を知っていれば(^^;

 ま、取りあえずこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線がやっぱり張るものの、関東付近では高気圧が出てこの前線を切るようで。西日本で雲が多いものの、他は晴れ間が見えるところが多いようですね。関東地方は明け方まで雨の確率が高いものの、その後は晴れ。東京で30/21と言う予報ですか。
 相当に蒸し暑くなりそうで.......

 さて、今日は土曜日ですか。沖縄の戦闘終了の日でもありますが。
 管理人は午後に出勤ですかね......大丈夫かよ(- -; まぁ、取りあえずがんばっていく事としましょう。やる事はそこそこありますので......休みたいんですが、ぼちぼち。まぁ、苦しいところがあると言うか。
 やれやれと言うか。
 休み欲しいなぁ、と。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/22
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、朝からあれこれと慌ただしいと言うか.......疲れる一日だろうなぁ、と思っていたんですが案の定疲れると言うか。もうちょい書類の文書、と言うか文章と言うか、文節というか、「読めよ」とか思いつつ午前中が終わり、その後午後から研修やら会議があった後、ひたすらに書類の山と格闘開始と言う状況でしたかね。
 いやぁ......午後が長いんだか短いんだか。
 気付けば7時も過ぎて、そして皆早めに帰路についてしまう状況。そのうちかかってきた「帰ろ〜」と言う上司の呼びかけで撤収と言う......まぁ、取りあえずの区切りはつけたんですが。まぁ、帰宅すれば後は重力が変化していくと言う事になりまして。
 疲れましたねぇ......

 そして昨日はまた蒸し暑い一日。
 本格的に蒸し暑く感じましたねぇ......冷房のないところへでると結構昼間が蒸し暑いと言う。倉庫なんか悲惨でしたかね.......中々強烈。まぁ、そういう時期に「順調に」なっていると言う事なんでしょうけど。
 夏か.......って、そう言えば北陸・東北も梅雨入りしたそうで。

 で、ざっと見のNature.comで。
 多量にでています(^^; Early gunshot victim uncoveredと言う話がまずありますか......撃たれた人間の死体が見つかったそうで。もっとも、これは「新大陸」での銃の使用と言う意味でして、同時にスペインのインカ侵略を語るものになるだろう、と言う事ですが。
 後はChina tops CO2 emissionsと言う話がありますか。まぁ、予想通りすぎて.....中国もこの手の環境ので潰れるんだろうなぁ、と良く思いますが。
 他にBiofuel repertoire expandedとありますね。バイオ燃料の為にサトウキビ栽培が増加して、とかいろいろと最近報じられていますが。その砂糖の代替として2,5-ジメチルフラン(DMF)が登場と言う事だそうで。エネルギーの密度が4割高く、エタノールよりも20度沸点が高く(100度ぐらい)、疎水性。ただし既存のものよりも環境的には良いものがあると言うことで。
 ざっと見有機化学の話ですな......時間があれば後日にでも。
 それとPlans mount for a liquid telescope on the Moonと言う話がありますか。先日のWIRED VISIONにあったやつだと思いますが。液体鏡を使った巨大天体望遠鏡を月に建設(1)その続きの記事だと思いますが。
 後はSupreme Court hearing starts for medics facing death penaltyと言う話がありますね。トリポリの6人の話の続編と言うところですか......最高裁がヒアリングを開始したと言う事だそうで。まぁ、これもどうなるのか?

 他に見られたのがWIRED VISIONから。
 抗生物質が効かない細菌に、蜂蜜で対抗と言う話がありますね.......ある意味「からむこらむ」向け的な話題(笑) 怪我から感染症となって足の切断をせまられた患者がいたそうで。ま、患者は当然切断はごめんだ、と思う。
 で、医者米ウィスコンシン大学医学・公衆衛生学部の教授Jennifer Eddyは
 そうで。その結果、2週間後に腫瘍が引き始め、1年後には回復したそうで。
 ま、抗生物質登場以前はハチミツがこういう「治療薬」に使われていたそうですが、抗生物質登場後は一気に消えたそうで。ただ、最近話題の耐性菌の問題からかなり感染症問題が厄介になっている状況で、このハチミツがそう言った菌にも効果があると言う事で、かなりの「効果」があると言えるようですが。
 っつぅか「医療用ハチミツ」ってのもあるのね......
 マヌカの木の花の蜜がもっとも効果があるそうですが、理由は不明だそうで。「ハチミツ耐性菌」も造れなかったと言う事ですが、まぁ複数の成分があるでしょうから簡単にはいかんのでしょうけど......食用のやつとかだとどうなんですかねぇ。
 いや、興味深いものです、これは結構。
 実に面白い。

 他に「ブラックホールは存在しない」米物理学者らが新説と言う話が目に付いたりしていますが、記事が短いのでなんとも分からん......スラドとかででないかな?
 で、物理学と言う絡みでは無いんですが「早ければ2060年に世界の終末」 ニュートンが予言と言う話がありますが。いわゆる「聖書に隠されたメッセージ」を解読した「成果」と言うやつですが......あぁ、ニュートンってのはかなりオカルト好きと言うかマニアと言うか、自らも錬金術師だったりしていますので。
 っつぅか、2060年と言う数字以前にニュートンがいた時代前後の数字があったと記憶していますが、違ったっけ?

 で、ニュートンは17世紀ですが。
 こっちは50年......50年前のタイムカプセル、出てきた車はさびだらけと言う話があるようで。オクラホマ州タルサと言うところだそうで、50年前に当時の文化を後世に伝える為に埋められたタイムカプセルの「車」が発掘されたと言うことですが......
 当時の群庁舎の庭に穴を掘り、そこにいれてコンクリートで固めたそうですが......核攻撃に耐えるとも言われたそうですが、水漏れには負けたと言うことですが。
 タイヤの空気は抜け、エンジンも当然かからないだろうと言う状況。さらにカプセルの中は水浸しとかなり浸水したようですが。一方、車とは別の鉄製容器の中のものは良かったようですが、銀行通帳が入っているのが面白いですな。
 さらに
 と言う事で、楽しみではあります。

 と言う事で、取りあえず以上で締めるとしますかね、時間も無い上につかれているので。
 さて、今日は日本海側に前線が張っていくようで。その直下に当たる東北地方はもちろん、沖縄を除く東北以南は全部雲が多く雨と言う事になるようで。関東地方も曇り後雨で、午後から。東京で27/23と言う予報ですか。
 蒸すのかなぁ......

 さて、今日は金曜日ですか。夏至でもあります。
 あぁ、ついでにバルバロッサから66年、バグラチオンから63年ですか.......分かる人は分かるかと(^^; ま、取りあえずそれはともかく、管理人は仕事であります。まぁ、データ処理やら小隊の面倒もあるか、面倒なのが......隊員がきっちり動いてくれれば問題は無いんですがねぇ。
 さてさて......どうなる事やら(- -;
 ま、体調に気をつけてやっていきたいと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/21
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 ちったぁゆっくりできるかもしれない一日だったんですが、まぁ案の定と言う結果になりまして......忙しい。研修があったり、その後交流会があったりと......交流会もまぁ思ったよりは早く終わったんですが、その後「中隊」の内輪の会議がありまして、「中隊長」と「小隊長」でお話し合い、と言う事に。
 いやぁ、終わらんわ。
 と言う事で、気付けば6時半を過ぎ、7時を過ぎ......そして職場をでるのが8時過ぎ。帰れば9時過ぎと言う事になると言う。
 いやはや......ここまで疲れるとは......

 そして昨日は思いの外晴れた一日でしたか。
 結構晴れましたねぇ......湿度も高め。風が思ったよりは吹かなかったりと、外へ出ると結構蒸し暑く感じると言う。結構風が良く吹く職場なんですが、余り吹かなかったなぁ、とも......
 気温はしっかり高目。
 まぁ、夏っぽい雰囲気が結構あれこれと......

 で、Nature.comより。
 昨日の更新直後にひとまず......Drug resistance doesn't always come from drugsと言う話。インフルエンザは「偶然にも」自然の進化から薬剤耐性を得たと言う。
 読んでみますと......インフルエンザの強力な抗ウイルス薬であるアダマンタン類(adamantane family)に対する抵抗性は、世界中でここ数年2%から90%へと心配するほどに増えた。この劇的な変化は最初に薬剤淘汰の圧力によるものであった:アダマンタン類の薬剤をウイルスへ投与する事は、それらの薬剤を避けるインフルエンザ種への選択となった。しかし、新しい研究ではこれは抵抗性が増えた原因では無いようである;その代わりに、これはどうやらウイルスが自身が自発的に抵抗性を発達させたようである。
 この結果は慎重な薬剤使用を通じて抵抗性を発言させるのを防ぐ戦略が常に働くものでは無い事を示唆する。そしてこれは潜在的に研究者達にどのように自然に適応したウイルスができてくるのかを注意させることとなる。
 多くの状況下において、医者は抗ウイルス薬が導入からの早い段階で非常に効果的に機能するだろうと見ていた。この薬剤に感受性のあるウイルスは殺されて、ただ抵抗性のある種が残り、そして抵抗性ウイルスが急増するに従ってその薬剤の効果は通常衰えてくる事となる。
 US Centers for Disease Control and Preventionの研究者達がアダマンタン抵抗性のウイルスを2年前に詳しく調べた時、彼らは平均して150万人のアダマンタン類が1年間に処方されているアメリカにおいて、高い率で抵抗性のものが見られ、そしてアダマンタン類が余り使われていないニュージーランドや日本と言った国では低いであろうと予想した。その代わり、彼らはどこででもアダマンタン類への抵抗性を持つものが見つかり、ショックを受けた。
 これをより良く理解する為、National Institutes of Health(NIH)の研究者達のチームは、大規模な国際的なウイルスのゲノムのコレクションを試験した。彼らは単一の種類の変異があらゆる抵抗性のケースの原因となっている事を見いだした。「もしアダマンタン類の使用による圧力がこの背景にあるのならば、我々はすべての可能な抵抗性の突発的な変異を見る事ができると思っていたが、しかしたった一つののものしか見られなかった」とNational Institute of Allergy and Infectious Diseasesの疫学者Lone Simonsenは言う。
 複数種類のウイルスのすべてのゲノムの詳細を調べてみる事で、NIHのチームはこの抵抗性を得る変異は、ウイルスに免疫から探知される事を避ける事ができる様に鳴る、他のゲノムに便乗する形で起きていた事を決定した。その為にアダマンタン類への抵抗を得る進化は、ウイルスがより効率的な仕事をするようになった偶発的な副産物であったようであり、彼らはこれをMolecular Biology and Evolutionに報告した。
 抵抗性のものが90%となる事になるこの適応は「驚くべき事に見える」とSimonsenは言う。しかし彼女は、これは人口の生存能力を制限する事となる一連の「ボトルネック」を通じ、どのようにインフルエンザが劇的に進化していくのかの、我々の理解と一致するものだ、と付け加えた。
 薬剤からのこの淘汰の圧力が薬剤耐性の出現に重要な役割をまだ果たしている事に疑いは無い。しかし、このアダマンタンのケースにおいては、他の力もまた役割を果たしていると言う事に強く注意をする必要がある。
 それらの要因は、我々の疾病管理戦略への責任となるものとなるだろう とNew York Medical Collegeの微生物学と免疫学の名誉教授であるEdwin D. Kilbourneは言う。「この論文は、もしそのような事が起こるのならば、将来の流行に対する計画作りの為に、非常に大きく実際的な影響がある」と彼は言う。
 Health SciencesのFogarty International Center for Advanced StudyのMark Millerはこれに同意する。そして彼は、この研究はまたインフルエンザのデータを共有する事がどれほど有用なものとなるかの重要な例である、と付け加える。「世界中のウイルス学者達は、ウイルスのゲノムの共有に多くの困難がある」と彼は言う。「この発表はウイルスがある多国間の協力と、全体のゲノムの共有が公衆衛生の前進をもたらすと言う説明となる。」

 と言う事ですが。
 いやはや、面白い。通常この手の薬剤耐性の獲得は、「からむこらむ」でもしっかり触れたように淘汰を生存する能力を持ったものが多数派を占める事で起こるものなのですが.......偶然に、生存と言うか「仕事」の為に得ようとした変異の結果が、ついでに耐性までもたらすと言うのが今回の事例のようで......
 こういうのもあるんだ、と思いましたが。
 理論的には十分に起こりうるものだと思いますが、その最初の実例と言う事になるのでしょうかね......説明と言うか証明できた最初の例と言う意味ですけど。ただ、中々厄介なものであると言う事でもありますが。
 こういうのは太刀打ちしにくいですからねぇ......抗生物質やら抗ウイルス薬の使い方を工夫してどうにかなる問題ではありませんから。
 公衆衛生の関係者は逆に頭が痛いものになるかと........

 後は数日前に話題になったものが若干でていますね。Space station computer crash a mysteryはISSのロシア製コンピュータがダウンした件について。まだ謎だそうですが......いろいろと苦しいですよねぇ、ISSも。ミールの末期程では無いでしょうが。
 そして管理人が「白鯨」を思い出したと言うPatented harpoon pins down whale ageと言う件も出ていますか。鯨に突き刺さっていた過去のモリで年齢の推測を可能とすると言う話題。ここら辺面白そうなんですが.......時間がない。
 後はThe tell-tale grasshopperと言うのもありますか。犯罪科学は虫の証拠に頼る事ができるか? と。アメリカで進行中のVincent Brothersと言う、妻と母親(継母か義理の母かわからんですが)、子どもを殺した件で訴追を受けているのがいるそうで。その裁判で兄弟は現場にいなかったと主張していると言うものの、目撃者は137人。で、兄弟の主張に関して、彼らの車のフロントグリルにあったバッタから、「その時どこにいたのか」が分かるかも、と言う事のようで。
 これ、後日読もう......結構面白そう。
 後はNATO calls for 'urgent work' against cyberwarfareと言う話がありますか。タイトル通りと言うか.......

 ま、取りあえず時間も無いのでこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて.....なんか昨日は前線が消失していたようですが。取りあえず今日は復活......北陸地方に(^^; と言う事でまぁ、押し合いへし合いと言う事なのでしょうけど。西日本は天気は回復し、北陸から東北にかけて雨と言うところが多いようで。関東地方は曇り。東京で28/23と言う予報と。
 まぁ、蒸し暑くなりそうな気配ですが。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人、仕事が一転して鬼のようにある一日ですかね......かなり時間がかかりそうですが、まぁがんばってやっていく事としましょう。とっとと済ませてすっきりしたいんで(^^; ま、ごたごたしそうではありますがね。
 がんばりますかねぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/20
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 ま、取りあえず朝から相も変わらず慌ただしいと言う状況でしたかね.......なんだかなぁ。もうちょい余裕が欲しいなぁ、と思うんですが。トラブル報告やら諸々と。他所の「小隊」のお話なんですが、バックアップもあるんで、まぁもう何つぅか。
 で、「英語話せるよね」から始まったバックアップの件やら、諸々と急ぎの仕事などやりつつ、「小隊」の面倒も見つつ、と言う感じでやっていきましたけど......まぁ、取りあえず動きは良かったなぁ、今日は。
 そして「ちょっと早く帰れるかも」と言う幻想は、そのトラブル関係で消え......何か、普段より遅くなりましたよ? と言う感じでして何つぅか。まぁ、もう......やれやれと言うか。
 疲れました、ハイ。

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 晴れ間も見えたりしたんですが、どうも雲がかかる。そしてかなり湿度が高く、風がないと結構暑いと感じる一日でしたかねぇ......冷房が入るところは問題は無いのでしょうけど、まぁ蒸すものでして。困ったものだと言えば困ったものですが......
 気温も結構上がったようで。
 蒸し蒸しする季節と言う事か......

 ところで、Nature.comより。
 まずは昨日読まなかったOuch, I saw thatと言う話。ちょいとすき間を縫うようにして読んでみましたか......
 「鏡に触れた」共感覚('Mirror touch' synaesthesia)は奇妙だが本当に起こる状態であり、そしてこれは幅広いものであることを、心理学者達は発見した。mirror-touch synaesthetesと呼ばれるものは、実際に他の誰かが触れた時に、自身の皮膚に触った感じがする。たぶんその結果として、彼らはまた普通の人々よりもより感情的に共感を見せる。
 共感覚は、通常分離された感覚が結合されたようになっている:例えば音楽を「見る」、または異なる色を風味として感じる。University College London(UCL)のJamie Wardはmirror-touch synaesthesiaと言う言葉を、異なる種類の感覚が混ざったものを表す単語として造った − 人々が他者が触れているのを見た時に引きがねとなる「mirror system」の信号とともに、接触を伝える脳の信号が混乱した時に起こるものとして。
 我々は他人の動きを観察し、あるいは彼らがしゃべるのを聞く時に、我々の脳において同じ、我々が動き話す時に活性化する神経回路が活性化する事が知られている。科学者達は、このmirror systemは恐らくは共感 − なぜ彼らがするかのごとく他者の振る舞いを理解するのか − に重要なものであろうと推測してきた。
 しかし今回初めてこの「鏡の」反応が実際に誤って起こる事を初めて見せた。
 「我々は初めてmirror-touch synaesthesiaに偶然にでくわした」とWardは言う。この触覚はUCLの神経科学セミナーで議論され、そしてあるものはこれを思考実験として、彼らが見ているものを人々が感じる事を想像してみるよう提案した。Wardの同僚は反対して、そして誰でも実際に彼らは見たものを感じると活発に主張した。これは初めてWardがそのような状況が存在している事を理解した時だった。
 「そのような人々が周囲に恐らく多くいるのだろう。そして彼らはそのような状態である事に気付いていない。彼らはそれが正常だと思っている」とWardは言う。彼がmirror-touch synaesthesiaを経験する人々を探しだすと、彼はそのような人々を見付けるのに大した労は無かった、と彼は言う。
 ある問題の為に行った、2年前の脳のイメージングの研究では、通常物理的に物体に触れた時に活性化する脳の領域が、誰かが物体に触れるのを見ていた時に過剰に活性化していた。
 この状態が本当にある事を確かめる為に、Wardと彼の学生であるMichael Banissyは10人のそのような人々で調べてみた。その被験者は、彼ら自身の身体で違うところに触れられたが、一方では同時に他の人が被験者自身と同じ、あるいは異なる場所を触れられているのを見ていた。彼らはこれをしている間、共感覚の接触の経験を無視するように話された。
 対照群と比較して、mirror-touch synaesthetesは、被験者が観察した接触と同じ身体の位置に触れられた時に、早く実際に触れられるのを探知した。彼らはまた、実際の接触と観察した接触を間違えていた。「これらは、もし共感覚が実際に彼らが見た接触を感じているのならば、誰かが予想するエラーの一種である。」とWardは言う。この結果はNature Neuroscienceに報告された。
 他の人には、これが恐らくは − 地下道で、ホラー映画で、ダンスで − 見られるあらゆる接触を感じるものであろう事を想像するのは難しい。これは共感覚を感じないで想像する事が難しい事と等しい。「私はどのように人々がおぞましい映画を見る事、または他者の痛ましい不運を笑う事ができるのか理解する事ができなかった」とWardの被験者の一人は言う。
 それらに影響されている人々は、彼らの状況が問題であるとは感じていない。「私はこれは良い事だと確信している。なぜならば、私が他者の感じる事についてより確信を持てると信じているからだ」とあるものは言う。Wardによって認可された標準的な心理学的な質問用紙法で、mirror-touch syanaesthetesがより感情的な共感が通常の人よりもある事が確かめられている。この結果は、割れあれが自動的に他の人々の経験をシミュレーションする事によって、他者に共感する事の理解を手助けするものである、と彼は言う。
 興味深い事に、共感覚を持つ人は通常の人よりも感情的な共感のスコアが大きい(「私が誰かが泣いているのを見た時、私は悲しくなった」といった状態に強く同意する。)が、しかし合理的な共感ではそうではない(「私が誰かと心配している時、私は彼らの靴を履いてみようとする(When I'm upset with someone, I try to put myself in their shoes)」といったもの)。
 「我々は感情的な共感と、この興味深い共感覚の状態の間の良い関係を見ている」とUniversity of Groningenのmirror-neuron expertであるChristian Keysersは言う。「次の段階は、mirror systemの箇条活性が直接的に高まった共感を起こすのかどうかを見る事だ。」

 と言う事だそうで。
 まぁ......男性なら急所を蹴られるのを見て思わず、ってのが分かりやすい例えなんだろうか......女性は分からんのですが(^^; まぁ、実際にそういう共感覚もあると言うことのようで。なんて訳せば分からん言葉ですが.....造語で新語ならばなおさら分からんですけど。
 面白いと言えば面白いですが、こういう共感覚、結構持っている人がいるのかなぁ、と.......いや、興味深いと思いますよ。人格形成にもかかわりそうな感じもしますし。

 後は新たに出たものとしてArctic spring comes two weeks earlyと言う記事が。北極地方の春は、2週間早まっていると言う事だそうで。ちなみに、比較対象は10年前のグリーンランド......短期間で、と言う事なのでしょうが。温度の上昇が原因と言う事で。
 他にTwin brothers make women less fertileと言う話がありますか。子宮で双子がテストステロンを共有する事で、ノックオン効果があると言う事のようですけど。まぁ、時間がないですな......

 で、Drug resistance doesn't always come from drugsと言う話があって興味深いんですが、これも時間がないのでまた後日。

 後はWIRED VISIONから。
 「液状「弾」を使う、次世代の水中兵器」(1)(2)と言う話がありますね......面白いもので。水中兵器であって液状弾と。ある程度銃器を知っていれば余計に面白い話かと思いますが。
 まぁ、やっぱり水中は抵抗が大きいし.....矢を放つようなやつでも結構有効距離は低いようで。で、ジャイロジェットまで出てくるに至っては........(^^; 知る人ぞ知る銃ですけどね、えぇ。イロモノの部類ですけど......何と言っても、「発射直後は威力が小さい」と言うのが特徴です(笑)
 まぁ、ともかく。
 やはり旧ソ連がこの手の「水中銃」が得意と言うことだそうで、なんかベクトルがねぇ......らしいと言うべきか。ただ、記事になっている「液状弾」のは記事の最後でちょこっと出てくる程度.....米軍の開発中のもの、と言う事のようですが。
 詳細が分からんなぁ......

 ま、取りあえず疲れてもいるので以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西の方で雲が多いようですが。四国や九州の太平洋側で降ったり、北の一部も降る事があるようですが。東の方は比較的晴れが多いようで。関東地方は曇り時々晴れ。東京で29/22と言う予報と。
 まぁ、蒸し暑くなりそうですな......

 さて、今日は水曜日。
 管理人は、まぁ仕事の方はまぁ、比較的「楽」になるはずの日なのですが、ごたごたと研修が入っておまけに交流会もあるとかで、帰りが遅くなるパターンっぽいですねぇ......まぁ、どういう事になるやら(^^;
 がんばってやっていこうと思います、ハイ。
 大きなミスやらがない事を願いましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/06/19
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 いやぁ......「終わったら早く帰っていいよ」と言われているんですが、全く終わらねー、と言う素敵状況でして、まぁもう取りあえず慌ただしい一日でしたかね......平穏な一日は無いのか、と言われそうですが、時々あります、えぇ。
 時々ですからね......
 で、まぁ、朝から夕方まで突っ走っていた記憶があるんですが(^^; ちょいと疲れ気味の「小隊」の引き締めもありましたし、まぁ、事務所全体的にいろいろと疲れるものではあるんですが。もうちょい、こう腰がどんと定まった感じで動かないのがなぁ......最近怒りっぱなしの「小隊長」ではあるんですが。まぁ、けじめはつけんとねぇ......仕事だし。
 いやはや。
 で、まぁ6時過ぎとここ数日では比較的早めに仕事を終えまして、そのまま撤収。気が抜けましたねぇ......何か疲れた一日でした。

 そして昨日はすっきりしない天気の一日でしたか。
 雲が多く、湿度も高いと。雨は降りませんけどね。ま、温度はそれほど高くなかったのは幸いかな? 過ごしやすさと言う意味では、まぁそれほど悪くはありませんでしたか。
 ただ、前線もぼちぼち、と言う感じ。
 関東地方は微妙な梅雨の感覚、と言うところでしょうか。

 それにしても、職場。
 まぁ、何つぅか思ったより早く「自分色」に染めていっているなぁ、と思ったりしていますけど。あちらこちらとフラフラと各所に回っていたのもあって、こっちの経験も大きいと言うか、思ったよりは自分で工夫ができていると言う事なのか。
 よく分からんですがねぇ。
 もうちょい「身体張ったもの」を見せてみたいんですが、まだまだチャンスがないと言うのが残念ではありますけど......そこまで行けばかなり「小隊」も固められるんですが。まぁ、まだしばらくはそういうのがないか......
 う〜む。

 で、Nature.comより。
 Ouch, I saw thatと言う話がありますか。ある人々は、彼らが見たものをそのまま感じる、と言う事で。'Mirror touch' synaesthesia(synaesthesia)と言うか、mirror-touch synaesthetesと呼ばれるのか.....ま、そういうものがあるそうで......synaesthesiaってのは共感覚と言う意味ですが、適切な日本語は無いのかな? まぁ、「他者の受けた刺激を自分も受けたように感じる」と言うものかと思いますが。
 ま、これを心理学者が発見した、と言う話なんですが。
 興味深いんですが、体力と気力がないので省略。

 後はヒトES細胞の国際基準作成へ 関係国・施設の成果比較と言う様な話がありますが。国際基準は必要でしょうけどね.....統一されないよなぁ、中々。
 で、細胞関係で肝臓細胞を並べたシートをマウスに移植、補助肝臓に“シート状肝臓”移植で肝機能UP、マウス実験に成功と言う話があるようで。これは結構面白いかと思いますが.....正常な細胞を取って培養し、これを戻す事で肝臓の働きをする、と言う事ですけど。「補助的」と見ても良いのかもしれませんが、まぁ面白いもので。
 結構実用的にできるんじゃないですかねぇ、とも.......応用的にかなり興味深いと思いますが。

 後はWIRED VISIONから。
 「人からの視線」を捕捉する新技術と言う話が。視線を「捕捉」すると言う事ですけど。写真撮影の赤目現象を逆手にとり、「カメラから出た光を眼球が捉え、反射したものをカメラが捕捉」すると言うものだそうで。
 これで広告等の「目を引いたかどうか」のカウントに使えるだろうと言う事ですが。
 会話中に鳴らない携帯電話、とか目を向けた相手に何かを、と言う様なタイプの器具に応用できるだろうと言う事だそうですが......特定の人間のみをターゲットに、と言うのもできるわけだ。
 面白いと言えば面白そうですが。
 何か微妙に恐いな、これも(^^;
#何となくマブゼ博士の「意思の力」実行中の目を思い出してしまった......

 他に硫黄島:「いおうとう」に呼称変更 国土地理院なんて地味な話もありますが。
 え〜......物騒な話ですが拉致された子、強制労働 中国当局600人保護と言う話が目に付いたんですけど......何でしょうか。昔、英国が労働力を必要とする時にはやった、「シャンハイ・ケリー」と言う詐欺を思い出すものがありますが......極悪な斡旋業者が、船員を「強引に拉致徴用する」方法なんですが。
 まぁ、ノリが奴隷制ですな。
 産業革命後の英国もしかり、殖産興業に励む日本も然り......大菩薩峠の世界のノリと言うか、結核大流行の時代のノリと言うか。
 どっちにしても、中国を支える「奴隷制」なんでしょうねぇ、実際問題。
#シベリヤ的な感じもするが。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西日本は前線の影響があるようで雨が降りやすいようで。北陸以北は晴れるところが多いようですが。それ以外の東日本は雲が多いようで。関東地方も曇り。東京で27/21と言う予報と。
 まぁ、蒸すんですかねぇ。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は仕事ですが、先日「英語できたよね?」と言われてとある仕事に着手することになりまして......まぁ、バックアップ的なものだからいいのですが、他に人材はいるのでは無いかと思いましたけど.......(^^;
 ま、がんばります、ハイ。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/18
 さて、昨日はのんびりと過ごした一日でしたか。
 起きだしたのが12時。いや、昨日は1時に起きだしてから、7時まで起きて仕事をしていたんですがね.....その後落ちると言う。っつぅか、やたらと眠い。環境的にも充実しているというか.....環境と言うよりは気候的と言うべきか。
 と言う事で、まぁ遠慮なく寝られたんですけど。
 ただ、仕事がまだ若干あってそっちの方を起きだしてからやると言う......まぁ、手間な事ですが。その後はぼへっとしながら過ごし、夕方に買い物なぞ。そしてまた夕方に眠くなると言う......甘草がつかれているのかはさっぱり分かりませんけど。
 単純に弛れているだけですかねぇ。気が抜けていると言うか。
 その後、起きだして夕食をとってからはのんびりやっていましたかね......まぁ、疲れがどかっと出ている土日だったかと思います、ハイ。

 そして昨日は良く晴れた一日でしたか。
 からっとしていてさっぱりした天気。過ごしやすいですねぇ......こういうのが良い天気とも言えるのでしょうけど、しかし、まぁ......梅雨が来ている事も考えると少し残念? っつぅか、散歩すれば良かったかなぁ、とも思いましたけど。
 もうちょい、心身に余裕が欲しいなぁ、とも思いましたか。
 ま、出かけるには最良の一日だったかと。

 ところで、深夜にやっていたんでついつい見てしまったのが「ホットショット2」。
 いやぁ、バカ映画ですよねぇ、これも.....大学で見たんだったか、LDで。馬鹿な映画だったよなぁ、と思いつつ、見てしまいましたけど。かなり多くの映画のパロディがある上に、当時の世情もありますので両方しらないと全く分からない映画でもありますが。
 改めてみると、大学で見た時からまたさらに多くの映画を見ていると言うのもあるとは思いますが、笑えるポイントが増えた感じです。まぁ、
 ちなみに、無駄に好きと言うか、印象になんかやたらと残っているのが「ウォール街で見たよね!?」と、カサブランカのパロディシーンで「Board!」と叫ぶ辺り、後は「固結びだ」か。
 バカだよなぁ.......褒め言葉ですよ?

 後は最近、何か知りませんが息抜きと言うか、気が向いた時と言うか。
 1ゲームぐらいしかやりませんが、VPC上でPC-88版「SILPHEED」をやってみたりしていますかね.....なぜかは分からんのですが。何つぅかやりたい。とは言ってもやりこんでいないのですが.......10面が限界です、ハイ。
 やりこめば結構行けそうなんですが、時たましかやらんのと、精神的にムラがある感じで中々進まんと言うか。
 武装の組み合わせが難しいんですよね、このゲーム......Phalanxとかは惑星上での戦い(3面から始まり、以降5面毎に登場)で、とかはいいのですが。レーザーは10面以降跳ね返すヤツも出るし.......ダメージが少なければ(2〜3ぐらい)次の面も使えますが、まぁそれも至難でして。
 う〜む......
 なお、某巨大掲示板でシルフィード大好きと言う6年前のログがありまして、そこで当時ゲームアーツの人が裏話をやってくれていますね......レトロゲームがお好きな方は。
 ちなみに、「忍者の格好」云々は当時のログインに記事がありまして......(^^; まだある気がする、その号...... ついでに、YouTubeでひとまずクリアーするまでのプレイがアップロードされていたりもしますねぇ。
 武装の組み合わせの参考になるかと。って、そう言えばログインも「ゲーム相談室」で攻略のアドバイスやっていたんだよなぁ......
#隣のコーナーで「ダンジョンを撃て!」なんてコーナーがあった頃......知る人は少ないか(^^;

 ゲームと言うとSpeed Demos Archiveから。
 Soldier of Fortune2の早解きがあったので落としてみましたか......62セグメントって多いんですけど(^^; 難易度は最高でして、相当にシビアかと思いますが。
 あっさりクリアーしているよなぁ......(^^;
 ただ、このゲームは確か3DFPSやっていた管理人もちょいと酔いやすい傾向があったんですけど、ムービーで久しぶりにと言うか、見事に酔いました......(- -; なんか酔いやすいゲームだよなぁ、これ。視野やら動きやらもあるのかとも思いますけど。
 まぁ、休み休み見ていたんですが、やはり上手い人のプレーですねぇ......予定調和的にグレネードをたたき込むところが素敵です。いや、結構難しいゲームだったんですよ、これ。
 っつぅか、結構判定がいい加減にも見えるよなぁ......
 日本語字幕になってくれるのがありがたいゲームでしたが、OICWの多機能過ぎるための使い勝手の悪さがちょいとねぇ......

 ついでにゲームでスラドから。
 旧ソ連の“最先端技術”を駆使したゲームが復活と言う記事がありますか......70年代の香りがするんですけど......(^^; 当時ソ連での「最先端」と言う事ですが。
 1プレイ15コペイカだそうですが.....コペイカ、ってのは100コペイカで1ルーブルと言う事で。
 筐体などを見ると、何となくやっぱり70年代。タイトーとかが作っていたような大型のヤツですねぇ......印象ですが。公式サイトはロシア語で、英語もありますがイントロのみのようで。
 まぁ、古いテイストです。

 で、Nature.comより。
 気になっていた記事シリーズ(笑) Plants can tell who's whoと言う話。動物のようなものでは無いが、植物はよそ者と「きょうだい」を見分ける事ができると言う。
 読んでみますと......よそ者から親類を区別する事は、多くの動物において正確な資源の共有と近親交配を避ける為の手助けとなるために重要な事である。今回、植物もまた同じ仕掛けを持つ事ができた。
 植物は既によそ者 − 自らの子孫、または他の種と − との競争を同じ空間を共有する事になった時にする事が示されている。例えば、そのような植物はしばしば、近くに水と栄養の競合者ができた時に、根を生やした多くのエネルギーを取る事を選ぶ。
 今回、McMaster UniversityのSusan DudleyとAmanda Fileは、近くのよそ者にそって生える植物は、そのきょうだいの時以上により競合的になる事を見いだした − その近所が遺伝材料を共有しない時には、根の成長によりエネルギーを費やす。
 植物は今まで信じられていた以上に、その周囲の環境について「知って」いる:植物は近隣の植物の存在を、可能な水と栄養の変化を通じて、または土壌中の化学物質を手がかりとして感じる事ができ、そしてそれを受けて自身の成長を調整する事ができる。「そのような秘密の社会的生活を持つ植物は、何かしらは植物の生態学者に良く知られていた。」とDudleyは言う。
 しかし親類の認識能力は以前示された事は無かった。
 そのような結果を得る為に、DudleyとFileは一群の浜辺に育つ植物Great Lakes sea rocket(Cakile edentula)を同じ母方の、またはいくつかの異なったファミリーからの標本を4つにわけて栽培した。
 よそ者とともに成長したそれらは、2ヶ月後に同じきょうだいといっしょになった鉢よりも、ずっとずっと多量の根を持っていた。この研究は、Biology Lettersのオンライン版に投稿された。
 どのように植物が誰が誰であるのかを見分けるのかは謎である。Dudleyは、それぞれの植物のファミリーの特定をするようなタンパク質または科学的な信号が、近隣の領域において他者の根によって分泌され、探知されることを示唆している。
 植物が動物における免疫系に似たような何かを使って、周囲のものを感じる事は可能である、とBen-Gurion University of the Negevの植物生物学者Ariel Novoplanskyは言う。動物において、親類の認識はしばしば特定の、個人の遺伝的な組成を明らかにする免疫系を使う事によって分かる。もしそのような特定の分子が植物の根から離れていれば、そしてもしその根が他のものと十分に近ければ、これは似たような区別をする事ができるようになるだろう。
 しかし、Novoplanskyは、これは純粋に示唆する研究であるとすぐに付け加えた。彼は自身の研究において偶然にも同じ問題を研究しており、どのように植物が自身と他者の間での違いを語るのかを調べている。「今のところ私はこれがどのようにして起こるのか、メカニズムを想像できない」と彼は言う。「この種のものは以前から分かっていないのだ。」

 と言う事ですが。
 管理人の所属していた研究室の長老の退官記念講演の話を思い出す話だなぁ、とか.......まぁ、大分前ですけど植物同士の「会話」が化学物質で行われているだろう、と言うところから始まってあれこれと将来の「可能性」について触れている話で、普段の講義でも触れていたものもあって、結構良く覚えているんですが。
 自他の識別、というのがまたあるだろうと。
 やはりタンパク質ですかねぇ......化学物質だけだとおなじものばっかりですから。確かにイメージとしては免疫系的な識別を想起するものがありますが。
 ただ、植物には今までのところ動物に相当する「免疫」はありませんが。フィトアレキシンなどを使った防御になりますけどね......「免疫系」が知られていないだけか、あるいは仲間との識別専用のが何かあるのか。
 興味深いもので。

 後は再度スラドから。
 隕石から「重い」酸素が発見されると言う話がありますか......酸素の同位体ってのは、基本16で、17、18ってのがありますけど。重いほうの二つが、地球上よりも大きな比率で隕石中にあったと言う事だそうで。
 コメント欄は別ベクトルで微妙になっていますが。
 後は先日のヤツもありますね......冥王星がまた散々な目にと言う話。エリスに追い抜かれた件ですが......まぁ、「散々」と言えば散々ですねぇ。でも、その地へ向かうNew Horizonsは元気に木星から1.18 AUまで離れたようで。秒速は20.78kmとやはり高速に進んでいるようですが......1年半ぐらいで行けるんだからやはり凄いもので。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線は切られるようですが、西日本を中心に梅雨空となりそうですね。北の一部をのぞき、東の方は雲が多くても晴れ間が見えるようですが。関東地方は曇り時々晴れ。東京で27/21と言う予報ですか。
 まぁ、湿度がどうなるのかが気になりますけどね......

 さて、今日から一週間が本格化ですか。夏至も今週ですねぇ。
 管理人は仕事でありますが、まぁ、結構忙しいのかな? 切り抜けていこうとは思いますけど。とにかく「一息欲しい」ってのが中々かなわないのが苦しいですがねぇ。
 ま、ばてないように調整しつつがんばるとしますかねぇ。
 梅雨空のところだったりそうでなかったりと、各地激しいですけど。まぁ、無駄に湿気が多くなければいいなぁ、と思っています、ハイ。皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/06/17
 さて、昨日は在宅で仕事の一日でしたかね。
 起きだしたのが10時前後と、何か珍しい時間帯に起きだしましたが......昼は突破するものと思っていたんですがねぇ。「小隊長」やってから、何か知りませんが体力の底上げがまた始まっているようで.....疲れているのは精神的なものか、とも。
 で、起きだして午前中はぼへっとしていたんですが、午後からは仕事。
 途中で休憩を挟みつつやっていましたかね。もっとも、なんつぅか微妙に疲れているのは確かで、まだ疲れが取れていなかったのか、夕方に息を抜いていたら、自室でそのまま落ちている状況でした。
 気付いたら午前1時過ぎ......
 なんだかなぁ.......(^^;

 そして昨日は良い天気の一日でした。
 からりと晴れていましたね。かなりさっぱりとしていまして、湿度がとにかく低いと言う。気温は高いと言うか、日差しの中にいると相当に暑かったのでは無いかと思いますが、この湿度の低さは過ごしやすさがあったのでは無いかと思います。
 実際、結構快適でしたしね......

 で、昨日は読めなかったのでNature.comより。
 Dwarf planet found to be heftier than Plutoと言う話がありますね......準惑星のカテゴリーができましたけど、その原因となったエリス(Eris)は、太陽系の「第9惑星」よりも大きく重かった、と。
 読んでみますと......あなたが惑星と呼ぶかどうかはともかく、冥王星は公式により重い軌道上を動く天体によって打ち負かされた − エリス(Eris)がそれである(以前はXenaと言われていた)。
 伝統的に我々の太陽系の第9惑星とされていた冥王星は、小惑星や他の多くの軌道を運行する天体で満たされたカイパーベルト(Kuper belt)と呼ばれる巨大な範囲に入っていた。この領域におけるもっと多数の天体 − 2005年に冥王星よりも大きいものとして発見されたエリスも含む − は天文学者達に、より厳密に何が惑星でそうでないのかを定義させるよう試みさせた。2006年、国際天文連合(IAU)のプラハで行われた会合で、投票によって冥王星は「準惑星(dwarf planet)」として再分類された。これらの言葉によれば、エリスは同じカテゴリーに含まれる事となる。
 今回、エリスは冥王星よりも大きな対抗者であると言う見解は、この天体の質量の測定によって裏付けられた。この天体を発見したCalifornia Institute of TechnologyのMichael BrownとEmily Schallerは、エリスの重量は16.6×1021キログラム(16.6 billion trillion kilograms)であると言う。これは今までで最も重い準惑星であり、そして冥王星よりも27%ほど重い。
 Scienceに掲載されたこの事は、ハッブル宇宙望遠鏡と、Keck Observatoryによるエリスを回る衛星Dysnomiaの計測によって得られた。これらより、BrownとSchallerは初めてこの衛星がエリスの周囲を約16日で回る事を見いだした。ケプラーの法則の惑星の動きと、この二つの天体の間の重力の詳細のモデルから、この惑星の質量が分かった。
 エリスの半径は以前Max Plank Institute for RadioastronomyのFrank Bertoldiによって以前計測されていた。彼は、その直径が約3000kmに渡る事を見いだした − これは冥王星よりも約1/3ほど大きい。しかしその質量の情報を得る事がより重要な手がかりとなる、と彼は言う。「その質量は天体の重力がどのくらいか、またそれがどのくらいより小さなものから成長し、どのくらいかかったかを示す重要なものだ」と彼は言う。「サイズと室料を知る事は、天体の発達状況とその歴史について何かを語る、密度の情報を得るまでは、より良いものだ。」
 BrownとSchallerは、エリスの密度は2.3g/cm3で、冥王星や他のカイパーベルトの大きな天体と良く比較できるものであろう、と推測する。
 エリスが冥王星よりも大きく重いと言うこのニュースは、IAUによって冥王星を惑星として復権させる望みを手助けするようには見えない。Planetary Science InstituteのdirectorであるMark Skykesによれば、IAUの惑星の定義は「愚かな事だ」。彼は冥王星を復権し、エリスと他の二つの準惑星を加えるべきであると言う − 我々の太陽系の惑星を12個とする。「冥王星とエリスは、地球が木星と近いと見るよりは、より地球に近い」とSkykesと言う。
 IAUの定義におけるその問題の条項は、惑星はその軌道が明白な時にのみ定義できると言うルールであると彼は言う − この惑星の軌道上の近隣において、惑星の重力の影響下にあるその自身の衛星または他のものとは別に、似たようなサイズの天体がない事を意味する。
 「軌道を明らかにする事は、惑星の本質について何も語らない」とSykesは反論する。そしてその事は、カイパーベルトにおいて資格を得るものは不可能となる。「もし誰かがIAUの定義を認めるならば、その時はエリスが地球の10倍重かったとしても、それは惑星とはならないだろう」とSykesは言う。
 しかしBertoldiは、冥王星の、そして今はより大きなエリスについて、惑星の状況についての議論は予想しておらず、冥王星はこの二つの重量よりもより軽いと言うニュースに影響されてしまう。この準惑星の定義は彼にとっては問題がない:「私はこれは日以上に良い妥協と思っており、この系を分ける非常に自然な方法だと思っている。」

 と言う事ですが。
 惑星「降格」の立役者エリス、重さも冥王星超え準惑星エリス:冥王星より重かった 質量は1.27倍と関係のある記事もありますけど。
 まぁ、いろいろと言われていましたけどね......定義での揉めっぷりは去年の記事で触れていますが、惑星を別にそんなに増やす意味も無い気も個人的にはしていますけど。TNO(海王星以遠天体)とで線引きして良いのかなぁ、とも思いますが。
 冥王星が「惑星では無い」と言うのは心情的には違和感はあるんですがね。論理的には納得はしますので......まぁ、一部の天文学者にとっては名誉も欲しいと言うのもあるとは思うんですが。「惑星の発見者」として名を、と言うのもあるかとは思いますけど。
 まぁ、準惑星は準惑星でいいのでは.....?

 後はHow a chill pains usと言う話も気になっていたので。研究者達が、冷たさによって引き起こされる痛みの信号を作るタンパク質を識別したと。
 氷の上にあまりにも長く、あるいは厳しい冬の日にずっといた時に起こる痛みの源が明らかだ:その傷は冷たさによるものである。今回、研究者達はマウスにおいて、厳しい冷たさに反応して引き起こされる痛みに関係したタンパク質を見付けた。
 Nav1.8と呼ばれるそのタンパク質は、すでに組織の損傷を探知する役割で知られており、そして以前は損傷した神経に対応した炎症や痛みに関連していた。今回、同じタンパク質が温度の急落の時に関係するようである。
 University of Erlangen-Nurembergの生理学者Katharina Zimmermannと彼女の同僚らは、このタンパク質が欠けたマウスにおいて、冷たさから来る痛みに鈍感となる事を見いだした。正常なマウスは0℃に冷やされたプレートにおかれると、飛び上がって足をあげるだろうが、遺伝子組換えでNav1.8がないマウスにおいてはそうでない事を彼らは見いだした。この結果は今週のNatureに掲載された。
 このタンパク質は、ナトリウムイオンが神経細胞膜を通過する手助けによって機能し、そしてこの過程は神経繊維に添った信号の伝達 − 痛みの信号も含め − に重要な過程である。これは通常冷たさにおいては異常に良く機能する:これは他の似たような、通常温度が下がる事で活性が下がるタンパク質とは異なっている。「これは冷たさにおける細胞での振るまいに逆らったものとなっている」とScripps Research Instituteの細胞生物学者で、この研究とはかかわっていないArdem Patapoutianは言う。
 この研究は、どのように我々が温度を感じるのかについての理解を増す事となる。適度に冷たい温度(そしてメントールで感じる冷たさ)に対応するタンパク質は、最近識別された(「Protein senses cold」参照.....2007/06/04に訳あり)。この温度が十分に痛みとなるまでに下げると、Nav1.8は重要な役割を果たす。
 それは熱や圧力を感じるように、Nav1.8が他の感覚の経験の信号も含んでいるようだ、とUniversity of Southern Californiaの神経生物学者David McKemyは言う。しかし、このタンパク質が直接冷たさに対応するのか、他の受容体からのシグナルの伝達を代わりにするのかははっきりしていない、とPatapoutionは付け加える。
 ZimmermannはNav1.8が次第に幅広い動物によって似たような形を共有してきた、一連のタンパク質だ、と言う。このタンパク質は、冷血動物がより温かい地域を求める時に重要な役割を持つのだろう、と彼女は推測する。

 と言う事ですが。
 感覚の話題がなんかラッシュ気味と言うか、連続している感じがありますが。先日は記事に書いた通り、今月の4日付更新で訳した記事がありますが.......冷たさを感じるタンパク質は、メントールも感じる、と言う事でして。まぁ、痛みを和らげるのに使えるとかそういう感じの話でしたけど。
 今回は冷たくなると機能するタンパク質ですか......暖かいと不活性か。
 まぁ、生存の必然性から生まれたタンパク質と言う事のようですが......冷血動物ではなるほど、とも思いますけど。ただ、その場合「寒いところにずっといると、全身に痛みを感じるのか」とか思うものも......(^^;

 他にmuse@nature.com: Unreasonable doubtとコラム一件、Will China's captive-bred pandas survive?と言うパンダが野生に戻ってサバイバルできるか、と言う話。後はスライドショーでConvention protects corals; not dogfishと言うのがありますが。
 取りあえず、今回は過去の読み損ね中心と言う事で省略。

 後は目に付いたので。
 体内カルシウム:濃度調節のたんぱく質解明 京大チームと言う話があるようで.....そうか、まだ発見されていなかったか、とか思ってしまいましたが(^^; これでカルシウム調節の統一的な原理が解明できたと言う事になるそうで。
 αクロトーと言うタンパク質だそうですが.....Clothoから取ったのかどうかは知りませんけど(^^; カルシウムと言う事で、血中の濃度を上げるPTHからビタミンDまで関係すると言う事だそうで。
 統一的、と言うのがまぁ大きいのか。

 他にお役所的と言うか、単に愚かなだけと言うか。
 平成の大合併余波、震度計削減の動き…被害把握に支障?と言う話もあるようですねぇ.....そういう問題なのか、と思いますけど。なるほど、地震計ってのは「必要な場所に必要なだけ」置いて監視するのでは無く、「市町村の数に合わせて増減」するものだそうで。
 そんだけ地震被害の把握をしたくないのか、と思いますが。
 不公平だなんだってレベル低い連中が揃っていると言う事か.......能登半島で言ってみろ、とか思いますけど。役人だよなぁ、これを言い出すのは。

 ま、取りあえず長くもなりましたので以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西の方から低気圧と前線がやって来るようですね......まぁ、大分北上してきているなぁ、とは思いますけど。高気圧の勢力範囲下にある東日本は余り問題は無いのか。と言う事で、西日本を中心に雲が多く雨が降るところも。東は晴れ間が見えるようで。関東地方は晴れ。東京で28/20と言う予報ですか。
 まぁ、すっきりしそうで。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はまぁ、変な時間帯に活動している状態になりますけど(^^; ま、取りあえずマイペースでやりますかねぇ。仕事もまだありますけどね。ぼへっとやる事としますか。
 体力的にはまたピークっぽいものもあるんですけど。
 まぁ、休養もできればします、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/16
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 取りあえずフルボリュームの金曜日なわけでして、朝から夕方まで密度の高い仕事をやっていましたかね.......休みがない......で、夕方にはどうにかこうにか一通り終わり、「じゃ、早めに帰るか」と思ったら捕まりまして。
 交流会と言う事らしく、レクリエーションでバレーボールしましょう、と突然言われまして.......
 えぇ、やりましたよ。十数年ぶりにバレーボール......管理人、球技は苦手なものでまぁ、苦戦しました、ハイ。打撲跡も作ってしまいましたし.......(^^;
 で、まぁそういう感じで帰宅してみれば9時半も過ぎた状態。
 疲れ切った状態であります。

 と言う事で本日は生存報告。
 今日の土曜日は出勤しなくて済みますけど、仕事ですねぇ.......(^^;

 ま、休養してからやりますか......




2007/06/15
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 いやぁ......朝から夜までと言う一日でしたか。朝は朝で忙しく、まぁちょいと小隊のメンバーから事情聴取やらありまして、その後は仕事でえんやこーら。揚げ句「確か英語できるよね?」と、外国人との会話を聞き取られていたらしく、そのままなぜかそういう関係の仕事が依頼されたりとか......
 まぁ、「ちょっとした手伝い」だから全く問題は無いんですが.....電池切れで機械が使えない自体になったりとか、トラブルがあったりとなんだかなぁ、と思いましたけど(^^;
 ま、取りあえずあれこれと仕事を。
 そして夜には顧客関係との会合と言う事で(酒は無いので念のため)、引っ張り出されて参加していましたかね......まぁ、雨さえ降らなければもうちょい快適に帰れたんじゃないかと思うものがありましたけど。
 取りあえず、遅い帰りでした。

 で、昨日はついに梅雨入りしましたねぇ。
 中国、近畿、東海地方、関東甲信地方と梅雨入りだそうで。一気に北上しましたからそういうものかとも思いましたけど。職場の方では朝から降ったり止んだりで、夕方から延々と雨。結構しっかりとした雨が降りましたか。
 「夏への扉」へと続く「梅雨への扉」と言う事ですか。
 あぁ、嫌なもので。

 で、時間は無いので軽くNature.com
 High-energy detectors might find 'unparticles'と言う話がありますか。宇宙を満たしていた奇妙な粒子、と。そしてHow a chill pains usと言う話もありますか。冷たさがどのように我々を傷めるのか、と言う話。
 そしてGiant bird-like dinosaur foundと言う話もありますね。これは大手各紙扱っていまして、鳥に似た大型恐竜見つかる 中国・内モンゴル恐竜:鳥類に近い巨大な新種化石を発見 中国・内モンゴル全長8m、鳥に近い恐竜の骨格化石発見…中国・内モンゴルとありますか。面白いのは、「鳥になり損ねた」と言う部分ですかね......
 鳥類との関係がかなり言われていますが。軽量化を捨て、大型化の方へと進んでいったと言う事で......って、何かそれだとそのままほ乳類にも繋がっていきそうな感じもしますが(^^;
 っつぅか、管理人が子どもの頃は「恐竜は爬虫類」と言うのが「定説」だったかと思いますが。ふと気付けば鳥類との関係がかなり濃密に言われていると言う。
 時代により変わるよなぁ......

 後はWIRED VISIONから新説:神経の情報伝達は、電気ではなく「波」と言う話。
 これ、ちょっと面白い。Andrew JacksonとThomas Heimburgと言う二名による新説だそうですが。
 と言う事だそうで。麻酔薬の分子が結構複数種類があるのに効果が同じ、で受容体はそんなすべてに対応していないだろう、と言う考えから来ているそうですが。まぁ、発表者自身も証拠は無いようで、さらに間違っている可能性も認めていると言う事ですが。
 新説と言う点では検証はしても良いと思いますけどね......まぁ、今までのモデルに納得が行かない、と言う事からやっているようですけど。でも、神経も細胞でできているわけで、「脂質」と言うイメージが何となく分からないんだよなぁ、個人的に......

 そして、真っ先に思い出したのがグレゴリー・ペックだったりする記事。
 何かと言うと130歳クジラの体に19世紀の「もり」 北米で捕獲と言う話......いや、何でグレゴリー・ペックかというと、映画「白鯨」を思い出したんで。
 エーハブ船長役ですねぇ。
 ま、もっともモビー・ディックはマッコウクジラ。こっちはホッキョククジラだそうで。200歳以上生きるのでは? と言う説もあるそうでその裏付けにもなるだろうと言う事だそうですが。
 大きな身体は長生き、か......?

 ま、こんなところで基本的に生存報告。
 さて、今日は見事に太平洋側にべったり前線がくっつくようですが。日本全国雨が降ったりするようで.....曇りがメインと言うところもあるようですが、一気に梅雨模様ですな。関東地方は雨後曇り。東京で22/18と言う予報と。
 まぁ、蒸すと言えば蒸すんだろうなぁ、と......

 さて、今日は金曜日ですか。
 6月の中間地点ですねぇ......ま、管理人はやっぱり仕事ですが(^^; 取りあえず、来週までに完成させないといけないものもありまして、まぁそっちもぼちぼち集中していかんとまずいんだろうなぁ、と思っていますけど。
 さて、どうなる事やら。
 がんばってやっていく事とします、ハイ。雨がいやらしいですが、皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/14
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 取りあえず、山場連発の一週間ですが......まったくまぁ、ウチの「小隊」もだらしがないらしくて困ったものなんですが......やれやれと思いつつ、まぁごたごたができているなぁ、などと。そんなことを思いつつ、仕事は結構あるんで、きっちりやっていきましたかねぇ。
 いやぁ.....疲れた。
 何をやるのか、ってのが面倒なものですが。事務関係の仕事に時間が回せたので、大掃除ならぬ大片づけに入ってひとまず一掃。まぁ、若干あるんですが、当面のは完全に終わらせる事ができましたかねぇ......事務は。
 別なのはあるんですがね。
 で、その後早めに撤収しまして帰宅。へばっていましたかね.......

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 気温は高く、直射日光は中々じりじりと来ましたかね.......湿度も高い。風が通るようにするとかなり涼しい職場ではあるのですが、虫も何か入ってくるんで、一部女性の同僚がパニックになっていましたか(^^;
 まぁ、取りあえずは暑いのもここまで。
 これからはじめじめのようですね.......九州北部と四国で梅雨入りしたようですし。

 で、巡回してNature.comより。
 Why some animals are shy of habitat corridorsと言う話がありますか。環境とサイズと居住地域の関係の話ですかね。後はThrow away your PCと言う話もありますか。エネルギーと、ソフトのダウンロードの時間の無駄、と言うことでこういうタイトルになっているようですが。
 後はPlants can tell who's whoと言う話もありますね.....植物は自他の識別ができる事が知られていますが、さらにその「兄弟」も識別ができると言う事だそうで。
 で、一本だけ短いので.....内容も好みと言うのもありますがTransit of Earth-like planet eludes astronomersと言う話がありますか。Gliese 581cのより良い測定法求む、と言う話。
 読んでみますと......切に矮星Gliese 581の観測をし続け、地球に似た淡く性がこの恒星の前を通過するのを期待している天文学者達は、これまでのところ失望した状態だである。Canadian Space AgencyのMOST人工衛星によって見られるこの恒星の光は、目立って不変である − これはつまり最近判明した惑星581cがこの恒星と地球の間を通過しないと言う事を意味する。そのような通過から集められたデータは、この惑星のサイズと組成を正確に決定する事ができる。
 天文学者達はまだ他の惑星581dがこの恒星と地球の間を通過するのかどうかチェックをしていないが、しかしこれについてのオッズは非常に薄い。あるものは、581cよりも冷えている581dは恐らくはその星系における複雑な生命を形作る事ができる状況が、よりありそうかも知れないと言う。

 と言う事ですが。
 Gliese 581の惑星581cと581dの観測と言う事ですけど.....どういう軌道になっているのかが分かりませんけど、まぁ上手いようには行かないと言う事なのでしょうねぇ......知りたくても難しいと言う事なのでしょうが。
 うまくいく方法がないんですかねぇ?

 後は思ったよりは時間があったので追加。
 Stem cells help primates with Parkinson'sと言う以前の話から。猿の研究が、様々な幹細胞の能力を明らかにすると言う。
 ヒトの幹細胞の移植で、パーキンソン病の症状を和らげる事が、この病気のモデルとなるサルで分かった。ヒトへの臨床試験が一歩近づいたこの研究は、幹細胞は細胞を置き換える以上の事をしている事を暗示する − 恐らくは脳自身が治癒するように説得する手助けをするのだろう。
 500人に一人が影響を受けるパーキンソン病は、ドーパミンを産生する神経細胞を破壊し、行動とバランスに問題を引き起こす。大半の治療ではドーパミンの稜を薬剤を使って増やす試みであるが、しかしその結果は当てにできず短命なものである。その為に幹細胞 − 他の多くの種類の細胞を作る事ができる原始的な細胞 − がより永続的な解決を提供するのでは無いかと言う期待がある。
 Proceedings of the National Academy of Sciencesに掲載された現在のこの研究では、研究者達は中絶した胎児の脳から幹細胞を分離し、それを研究室で培養させて育てる。この細胞は科学的にパーキンソン病を引き起こされたサルの脳に注射された。
 治療前に、このサルは独力で歩く事ができず、その手を使おうとし、そしてしばしば全く動けなかった。しかし二ヶ月後には歩く事ができ、自分で食べる事もできてより通常の動きをした。「彼らは正常なサルと同じでは無かったが、しかしその改善は劇的なものだった」とチームメンバーで、Harvard Institutes of Medicineの神経科学者Richard Sidmanは言う。
 ヒトと齧歯類の幹細胞が、この病気を持つratで良くなったと言う、成功した研究は多くある。しかし、この分野は胎児の脳を移植すると言うヒトでの試験が1990年半ばに行われた時に、幾人かのパーキンソン病の患者はコントロールできずに、ぎくしゃくとした動きが残ったために、大きな後退をした。それ以降、多くの研究で幹細胞の培養と純化が行われてきた。
 早期のヒトでの試験に参加した、University of South Florida College of MedicineのPaul Sanbergは、この新しい治療は病気のサルでは非常に良く、その為に恐らくはより穏便なケース、または早期の段階のパーキンソン病で機能するであろう。そして、成長促進の遺伝子が加えられた、または1週齢の胚よりもむしろ1日齢から分化されたような、他のいくつかの幹細胞とは異なり、コレラの細胞は移植後に腫瘍とはならないであろう。それは幹細胞治療の安全性についての心配を軽減する事となる。
 しかし、恐らくもっとも驚くべき事は、どのように移植した細胞がその仕事をしたかである。少数派である幹細胞は、ドーパミン生産細胞神経へと変化した − 病気で失われた神経すべてを入れ替えるのに十分では無い。その代わり、幹細胞のいくつかは神経に栄養を与える化学物質を生産する事で知られる、補助的な脳細胞である星状細胞(astrocytes)となった。チームは移植を受けたヒトの脳において直接幹細胞から分化せずに、ドーパミン産生神経が大規模にある事を見いだした。これは、幹細胞が恐らくは神経の生存と血管の発達を促す分子を大量生産し、そして炎症と神経の変性が減ったのであろう − ホストの脳が自身を手助けする手伝いをした。
 「幹細胞移植は、失われた細胞を置き換える事で機能すると人々は考えていた」と英国の幹細胞の企業ReNeuronの神経科学者John Sindenは言う。「しかしこれらの結果は、それらは更なる事をしている事を示唆する。それらは実際に脳自身に備わっている修復機構のスイッチを入れているのだ。」
 「移植された神経の幹細胞は、一連のメカニズムを通じてその振る舞いへの影響を行使する事が明らかになっている」と、Burnham Institute for Medical Researchの幹細胞生物学者で、この研究に寄与したEvan Snyderは言う。「それはネットワークの活動とやり取りの全体だ。」
 この興味をそそる結果は、試験をする前により基礎的な研究を行う事を意味する、とSnyderは言う。

 と言う事ですが。
 面白い研究家と思いますが。幹細胞は「自身が変化してドーパミンを作る」わけではなく、むしろその支援をして「作らせている」と言う事のようで......ま、言い換えれば「脳自身が修理する手助け」と言う事になるわけですか。
 そういう司令塔的なものがパーキンソン病の患者で欠けているのかもしれませんけど。
 でも、これって他の部位やら事についても示唆するものがあるような気がしますがね........まぁ、なんだかんだ言いながら中々進まない感じもするんですが、幹細胞移植やらそこら辺の研究も進むと良いのですが。

 後は同じく昨日紹介したAmber collectors hit on oldest mushroom findもがんばって読んでみますかね。1億年前の菌類が、白亜紀の環境のヒントをくれると言う。
 オレゴン発 珍しい化石ハンティングを行っているチームは、珍しい発見にであった:未だかつてないキノコの最古の化石で、寄生虫をエサにしている寄生虫の際立った例として、琥珀の中に閉じこめられている。琥珀の周辺の物質の年代測定により、1億年前のものと分かり、このキノコは今までで見つかった中で数少ない新鮮な菌体が化石化した、珍しいものの仲間入りをした。
 そのような例を探すチャンスはまれである。しかし、Oregon State Univerisyの動物学者で、The Amber Instituteの長であるGeorge Poinarと、登録された看護師(registered nurse)で、アマチュアの化石ハンターであるRon Buckleyは、これを発見した、この幸運の琥珀にとりつかれた二人である。
 Poinarの化石の関心は内輪の関心である − 彼の母親が琥珀の中にある昆虫の写真を見せた時にひらめいた。その後の彼の琥珀を調査すると言う科学的なキャリアーは、映画Jurassic Parkによってインスピレーションが改善された。
 Buckleyの琥珀の魅力はまた、金もうけをするベンチャーでもある。過去10年の間、彼は琥珀の2万もの欠片の選別を、主としてビルマで行っていた。彼はeBayにおいて閉じこめられた虫や花がある、集めた欠片を売っていた。時が過ぎると、彼の科学的な関心の部分へと鋭い目が磨かれていった − 彼はPoinarに送った。これまでのところ、彼らは最古のものとして知られる蜂、最古のものとして知られる花が琥珀に閉じこめられたもの、そして最古のダニを発見したと言う。彼らの最古の発見は、1億3000万年前のハエに寄生する回虫である。
 不幸な事に、Mycological Researchに報告されたこのキノコの化石は、どのようなキノコの進化に特定の光を当てるような事はできない。以前行われた、現代のキノコのDNAの研究は、キノコが1億年以上も前に登場した事を見せる手助けとなり、その為にこの珍しい存在は驚くものでは無い。他の子は苦衷に保存されたキノコの標本は、白亜紀(1億4500万年〜6500万年前)のものがある − ニュージャージー州で見つかった、9000〜9400万年前のキノコの二つの傘の裏の部分のサンプルがあった。
 さらにこのキノコが系統樹のどの特定の場所にあるかを知る為に、そのようなサンプルからDNAの抽出を彼らは必要とするだろう。これは良く調整された「分子時計(molecular clock)」の研究の手助けとなるだろう。この研究では、キノコのゲノムの比較を使い、異なる種が過去のいつ分かれたかを知る手助けとなる。「もしこの化石が分類学上の分類を自信を持って行う事が可能であったならば、これらの発見は分子時計の研究における日付の制限に手助けとなったであろう」とClark Universityの菌類学者David Hibbettは言う。彼は以前、発見された白亜紀のキノコを研究していた。
 しかしこの標本の外見上の調査によって、このキノコがどこに属しているのかを決定する事は不可能で、そしてそのDNAを抽出する事もできない、とDuke Universityの菌類学者Rytas Vilgalysは言う。
 Poinarのチームは他の琥珀に閉じこめられた標本からDNAを取り出した − 特に1億2500万年前のゾウムシから。しかしそのような主張は、遺伝物質の汚染についての関心の為に、科学界において懐疑論にあってしまう。それを気にかけずに、Poinarは彼はこのキノコからDNAを抽出する計画は無いと言う。「標本がまれであるために、我々は破壊したくないのだ」と彼は言う。
 新貨の研究において科学的な道具が欠如しているのにもかかわらず、この標本は先史時代のキノコの生態系に光を当てる。Poinarの標本はアジアで見つかっており、一方Hibbettの白亜紀のキノコはニュージャージー州で見つかっている事から、それらはその時代には幅広く散らばっていた事を示唆する。
 Poinarはまた、この琥珀を核磁気共鳴を使い、そして現代の木の樹脂と比較して分析した。これはこの琥珀がダマール(kauri pine)といったAraucariaceae属の仲間出ある事を示唆しており、これによりPoinarはこの古代の森林は現代のニュージーランド北部の森と似ていたと信じている。
 この琥珀はまた古代の寄生の関係についても残している。このサンプルは菌寄生者(mycoparasite)、あるいはキノコ上で成長する菌を含んでおり、そして菌寄生者の上でさらに重寄生(hyperparasite)を行っていた。Poinarは最初に、寄生者が侵入するのに使って、食べた場所である、このキノコの傘の腕でおり混ざった、特徴的な菌寄生者について触れている。そして彼は、菌糸体に侵入してその栄養分を吸収する重寄生者が立ち往生している(strand)事にも触れている。「良く訓練されたフィールド活動をする菌類学者ですら、恐らくその分野で何が起きたのかは理解できないだろう」とVilgalysは言う。しかし、Buckleyは、彼がそれを見た時に何か特別なものがあると知っていた。

 と言う事ですが。
 DNA抽出はしないそうで......まぁ、珍しいものでしょうから、やりたくは無いでしょうね、コレクターならば。まぁ、気になった記事なんですが、こういうのもまだまだどこかに隠されているのでしょうけど。
 サンプル抽出しようと思えるようなものが出てくる事は無いのでしょうかねぇ.....?
 いや、やったらいろいろと面白いだろうなぁ。と。もっとも完全なゲノムは難しいでしょうけど。

 他に原因不明の長引くせき、大人も百日ぜき注意…福岡病院調査なんて注意喚起の記事もありますが。エタノール普及で食料値上がり、ガソリン増も…米の報告書と言うのもねぇ......トウモロコシを、と言うか食料をそっちに回す非効率さもどうにかしろよ、って思うんですけどね、個人的に。

 で、歴史の話で。
 定説覆す、平城京「九条大路」の南に「十条大路」の遺構平城京:「九条大路」の南に「十条大路」の遺構を確認と言う話があるようで。
 平城京での話ですが......九条大路に羅城門がありますけど、さらに南にもあった、と。
 これもまぁ、どうなんでしょうかね......藤原京との類似性の指摘と言うのもあるようですが。一応、気になった部分は書いてありまして、「縮小して九条に」と言う事のようで。放棄したと言う事ですか......金も無かったか?
 じゃ、羅城門は放棄前と放棄後のどっちに作られたんでしょうかね?

 他にスラドから カニの甲羅を分解する新種の土壌細菌と先日紹介した記事が出ていますか。結構面白いかと.....まぁ、しかしやっぱり「アミノ酸」じゃないよなぁ。N-アセチルグルコサミンとかそうだし。
 他に「比叡山」という名の小惑星と言うのもありますが。宇宙僧侶が出てくれば、是非とも上っていただきたい?
 でも、とにかく目をひいたアレゲが「忍者」がイタリアで逮捕されるだったりしますがね(笑) BBCニュース、分かりやすい英語で書かれていますので、まぁ、そっちを見ても面白いかと思いますけど.......あこがれたんだろうか。ちゃんと「14世紀に日本で最初に見られ、暗殺とスパイ活動を」と紹介されています。
 なんだかなぁ......(^^;

 ま、そういう事で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は一気に梅雨入りの場所が増えるのかな? 北陸以北以外は雲が多く雨。関東地方も立派に雨。東京で23/20と言う予報と。
 まぁ、アップダウンが激しい事です。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は仕事ですかね......しかも延長戦付。早く終わってくれると良いのですが、顧客との「お話し合い」と言う事だそうで......晩飯でるのかなぁ? とかちょいと思ったりしましたけどね。まぁ、どうなる事ですか......
 やれやれ......
 ハイ、がんばっていこうと思います。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2007/06/13
 と言う事で、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 え〜......何でこんなに延長戦の申し込みが来るんだか良く分からん状況下、取りあえずまぁ、切り抜けてかなぁ、と言う.....本来はもうちょい時間があるはずなんですがねぇ。スケジュールの変更ってのがありまして、もう少し空くであろうと見られていた時間がことごとく壊滅と言う。
 いやはや.....どうしてくれようか......(- -;
 と言う事で、とにかくも慌ただしく一日がまた終了していましたかね。で、帰りはあれこれとあって、同僚が送ってくれたのが幸いでした、ハイ。
 いやぁ......まだ週の半ばだってのにねぇ......
 で、帰宅後に久しぶりにそのまま落ちたと言う.......

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 気温が結構高かったですねぇ。もっとも、思ったよりは汗だくにはならずに済んだかなぁ、と思いましたけど。ラ・ニーニャ現象もどうなるんだか。
 梅雨前線も上がってきているようですが......?

 で、Nature.comより。
 Amber collectors hit on oldest mushroom findと言う記事がありますか.....ちょいと気になりますが。1億年前のキノコがこはくの中から見つかった、と言うものだそうで。
 これは非常に価値のあるサンプルと言う事になるでしょうねぇ.....コレクターはどう思うのかは分かりませんけど。研究分野の人にとっては垂涎のものとなるのは必至でしょう。もっとも、記事をざっと見すると、今回のキノコは進化についての情報は何も提供してくれないだろうと言う事ですが。
 なお、この手のもので最古のものは1億3000万年前の、ハエに寄生していた回虫だそうで.......
 後は時間ができた時に読もうと思いますが、Stem cells help primates with Parkinson'sと言う話がありますか。幹細胞、パーキンソン病をもつ霊長類の手助けとなると言う事だそうで。サルの実験結果からだそうですが.......人への実験へまた一方と言う事ですけどね。
 両者ともに興味深いのですが.......時間があれば、と思います。

 他に「ワクチン米」を開発 まずは対コレラ 東大医科研ってのもありますが.....コメか。動物で確認だそうですが、これはコレラ毒素の一部の遺伝子をコメに組み込んだと言う事ですけどね。
 こういう方法もまた何つぅか......ちなみに、コレラの話自体は「からむこらむ」でやっていますので、興味ある方は。

 そしてWIRED VISIONから。
 「放射線ビームを照射する非殺傷兵器」(1)(2)(3)と言う話があるようですが。
 「Active Denial System」(ADS)と言う非殺傷型兵器の話なのですが......
 と言う特徴。皮膚に痛みを与えて群衆等を散らす効果があると言うことですが。実際、もって5秒で照射する事で痛みで逃げ出す「グッバイ効果」があると。防護するには完全に「頭の先からつま先まで」覆う様なものがないとダメだそうで.......バージョンアップ版も既にあると言うことですが。
 機密扱いが多くて、実践に関してはよく分からんと言う事のようで。
 興味深いものはあるのですがね......ハマーに載せているとか、AC-130「ガンシップ」に搭載するようなものも、と言うのもあるようで。相当に幅広く使える兵器のようですが.......こういうのも出てくるとはねぇ。
 この手の撃退は音波とかそう言うのはあったりしましたけど......あぁ、例えば映画「マルサの女2」のあれとか。実際の話を使った部分だそうですけど。
 ふぅむ......

 ま、取りあえず疲れているので生存報告。
 さて、今日は梅雨前線が北上してきたようですが。西日本はことごとく雨と言う事になりそうですね.......東海以東はどうにか持つようで。関東地方は晴れ。東京で上が28℃と言う予報ですか。
 まぁ、気温はやはり高くなりそうですが......

 さて、今日は水曜日ですか。
 一週間の中日.....やる事が腐るほどあるのがどうしてくれようかと思いますけど。いや、もう「出せ」と言われている書類が若干と言うか、結構と言うか。とっとと手を打てそうなのが今日だけとなりそうなので。
 ま、がんばってやっていきますかね......
 体調維持が大変な時期ですが、皆さんもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/12
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 え〜......取りあえず、怒濤の一日でしたが(^^; 朝から激しい雨と言うケチのつけようでして、その後は職場に到着して雨が止み......まったくまぁ、と思いつつそのまま仕事があれこれと。まぁ、「小隊」の方もある程度は自律的には動けるのが幸いなのですが......ま、取りあえずこっちはこっちで仕事はいっぱいあるわけでして。
 いやはや.....
 気付けば「え? もう昼?」状態。その後は「え? もう夕方」状態。時間がすっ飛んでいくような感覚があった一日でしたかねぇ.....やる事が終わらんのですがね。
 やれやれ......
 ま、若干の延長戦含みで遅めに帰宅しました、ハイ。

 そして昨日は変化のある一日。
 天気予報は外れて、朝から激しい雨が降ったりしましたが。その後は湿度の高い状態で蒸してきまして、雲が多いものの晴れ間も時折見える状況に。結局、気温はそれほど上がりませんでしたが、湿度が気になった一日でしたかね。
 落ち着かん天気です、ハイ。ラ・ニーニャ現象も起きたと言う事ですが......

 で、Nature.comより。
 Is this Chaucer's astrolabe?と言う話がありますか......チョーサーのアストロラーブか? と大英博物館のものが言われていると言う事ですかね。チョーサーってのは良く知らんのですが英国の詩人だそうで。面白そうな話ですが......アストロラーブは昔の天体観測機器ですな。緯度経度が分かる機器と言う事で。
 ま、デザインがチョーサー後のものだったと言う事のようですが。
 後は新聞かニュースにもなっていましたけど、Scientists mourn devastation of Valley of Geysersと言う話がありますか。世界遺産が地崩れで壊滅、と言う話ですが......カムチャッカにあるものですけどね。やはり記事になりましたかね......まだ詳細が不明と言う点があるようですが。
 まぁ、これの被害もどうなんだか。

 後はWIRED VISIONから。
 「性科学研究者「身体への接触なしでもオーガズムは可能」(1)(2)と言う話がありますが。まぁ、新しい研究をまとめて出版したので、それのインタビューと言う感じですかね。
 で、個人的にはこっちが興味深い......ロボットアームを駆使し、『イリアス』最古の写本を3Dスキャンと言う話。ホメロスの『イリアス』ですが、その最古の写本をデジタル化していると言う事のようで。10世紀のものだそうですけどね.....3Dで、と言うのがミソですか。
 まぁ、しかし3900万画素のカメラで、1枚撮影毎にチェック.....645ページにも渡る作品ですけど。相当にハードでは無いかと思いますが。実際に、かなり気を遣った撮影現場となっているようで。ま、読めるまでにまだ時間がかかりそうですが。
 どういうものになるのか......
 日本の古典とかもならんかねぇ、とも。

 他に新種クラゲ:琉球海溝で発見 海底に糸で体つないで生活?と言う、中々不思議な写真とかありますけどね。「かいこう」が撮影したものだそうですが、フウセンクラゲの仲間であるものの、よく分からん2本の糸状の器官があって、これが海底とくっついていると言う事だそうで。
 ふわふわ浮くような印象があるんですけどね、クラゲって。こういう具合に移動を制限するものもあるんですか。
 後はカニの甲羅:畑土から分解菌発見 アミノ酸大量抽出可能にと言う記事もありますか。福井県立大生物資源学部の木元久・准教授の成果だそうですが。
 カニの甲羅ってのはカルシウムでは無くて、N-アセチルグルコサミンが繋がったものでできていまして。まぁ、キチンなんですけどね......これを分解する菌を発見、と言う事は分解して容易にこのN-アセチルグルコサミンなどを得られるわけで。
 うまくやれば、それを元に合成もできるわけでして、主に保湿成分関係の物質を作れると言う事ですから、まぁ価値は大きいでしょう。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は梅雨前線がなんか北上してきている感じが見られますが......取りあえずは各地では晴れるところが多いようで。一気に北上してくるようではありますけどね、前線。関東地方は晴れ時々曇り。東京で29/19と言う予報と。
 まぁ、劇的に暑くなってくるようですが......辛いな(- -;

 さて、今日は火曜日ですか。
 まぁ、やたらと暑くなりそうですががんばって乗り切って行く事としましょう、えぇ。取りあえず、やる事はいっぱいあるんで、簡単に引けないと言う問題はあるのですが.......暑いのがなぁ。ちょいと憂鬱ですけどね。
 がんばるかねぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/11
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 目を覚ましたのは11時過ぎ、雷雨の音の為でして、それまでは結構しっかりと寝ていたと言う......いやはや、まだ眠れたのに(^^; ま、とにかくもそういう状況下で一度目を覚ますと後は寝られないもので、あきらめて起きる状態でしたか。
 そして起きだしてから食事をとり、その後仕事をしていましたかね。
 まぁ、面倒な作業と言うかなんというか.......恒例と言えば恒例の仕事ではあるのですが。いちいちあれこれとやるのが面倒くさい。まぁ、取りあえず休み休みで6割ぐらいは組み立てた感じなのですが、それが終わる頃は7時と言う。
 何つぅか......休養にならん日曜日ですけど。
 ま、その後もぼちぼちと過ごしていまして。まぁ、それらしいと言うか、日曜日ですが「休み」と言う感じがあるようなないような一日でしたねぇ。
 じっくり休みたいものですが。

 そして昨日は変化が激しい一日でしたか。
 夜中は降っていましたけど。朝方は分からんのですが、昼前からは激しい雷雨となりまして、寒気が入ってきたのかと思いましたが。結局、昼過ぎまで雷がありましたけど、その後は徐々に雨も弱まり、夕方には雲が多いものの晴れ間が見える状況でしたかね。
 まぁ、日中に出かけようとするには余りうれしくない天気だったかと。
 しかし日が長いですねぇ......7時過ぎても明るいですな。

 そう言えば、先日買った『国民クイズ』から。
 何度か読み直して見ているのですが、まぁ強烈な話だと思っていますけど。Wikipediaの項が参考になると思いますが、「国民クイズ政権」が樹立された近未来日本でのお話。
 テレビ番組「国民クイズ」と言うのがあるのですが、そのキャッチフレーズは「民主主義はもういらない、あなたのための全体主義」と言うもの。実際に「有権者が政治家の名前を書いて、生活が変わったか?」と呼びかけるシーンがありまして、民主主義を「国民クイズ」を中心とした全体主義国家になっていると言う。
 で、この国民クイズ、予選を経て参加者500名のふるい落としクイズから番組が始まり(毎日夜7時から、4時間番組)、100問の問題を正解して本選に進出。ここで参加者の「願い」のポイント×IQのポイント分をクイズで正解すれば、「国民クイズ省」が責任を持って(どのような願いでも)かなえると言うもの。ただし、予選で失敗すれば地下の工場(?)みたいなところに落とされ、本選で敗退すれば、その目標ポイントとの差分で「反社会的な願いを持った」科により、A〜D級「戦犯」の認定を受けて処分されると言うもの。
 その願い、「犬を探せ」から「エッフェル塔が欲しい」まで.....もちろん「借金取り消しついでに、サラ金会社の社長を殺せ」もOKで、その様が中継されて国民の娯楽となっていると言う......他国への介入も可能。なお、この世界での日本は世界を牛耳るほどの経済力と軍事力を持っている、という設定で、他国へ軍事介入をするシーンもあり。ついでに、佐渡島はこのクイズで勝ち抜いたある人物により、独立しています(それすらもかなえてしまうと言う)。
 で、主人公はこの番組の司会者K井K一。彼もクイズ参加者だったものの、B級戦犯認定されて20年間の国民クイズ司会をやらされている男性。そして彼が命を狙われ、また反国民クイズの活動家にも巻き込まれていく、と言う話なんですが。
 所々に強烈な皮肉があり、強烈な揶揄があり、と言う毒の強い作品(絵柄も毒が結構あるか? 綺麗では無いが個性的)だったりしまして。まぁ、管理人のような人間は好きな方向かと思われますけど......ディストピアだよなぁ、これもやはり。
 皆さんならこういうの参加します? 社会体制に不満があれば、クイズに正解すればかなえてくれると言う......犬を探すのも、国体を変えるのも「同レベル」として扱われる世界。「罪人をテレビ中継で処刑し、それを国民が喜んでみる」様な話(映画「バトルランナー」とか)はありますが。それとは違う方向性。
 良く思いつくよなぁ.......
 まぁ、こういう毒がお好きならば探してみる価値がある作品かと思います、はい。

 しかし「国民クイズ体制」と言うのもこの作品から見るとまた疑問も多いですが。
 毎日500人がふるい落としクイズに参加.......予選も含めると1年で莫大な数になりますが(^^; 日本人というか有権者は作品で言うには1億5000万人だそうですが、まぁ人数的に持つんだろうか......反体制派もいるような世の中ですから、全員が全員参加に積極的と言うわけでも無いでしょうが。
 後は社会システムがどうもよく分からん。
 一応、衆参両院は存在しているらしいんですが。首相もいるそうですけど......国民クイズ省自体が相当なもので、予選局に本選局があれば、海外派兵局まで存在。賞罰執行委員会によって派兵から外交、殺害もありますので、行政・司法・立方なども全部司る状態ですか.....
 よく分からん。
 現行の政治システムとは違いますが、まぁどういう具合になっているのか......三権分立は存在していないのでしょうけど。

 で、クイズ番組ついでにちょいとWikipediaで調べると。
 クイズ番組と言う項があって、これがまたやたらと充実していますねぇ.......クイズ面白ゼミナールとか見ていてた記憶があります。ニュースの後に大河ドラマの前までやっていたんですよねぇ.......結構好きだったと言うか、小さい時でしたけど記憶にある番組だったかと。
 ですが、何となく見たいのがアメリカ横断ウルトラクイズ。項目も異様に充実していますが(^^; 「あ〜、こんなのあった、あった」ってのもありまして、ついつい読みふけったりしましたけど。
 ゲームもありましたが、やっぱりタイトーのだよな、うん......知る人ぞ知る、と言うレベルですが。アーケード版です(^^;

 で、Nature.comより。
 読み底値と言う事でTransgenic crops relatively kind to insectsと言う記事。
 読んでみまして.....害虫に対抗する為に殺虫剤を作るよう手を入れられた作物は、相対的に他の昆虫には優しい、と42のフィールド実験の分析から示唆された。遺伝子組換え綿とトウモロコシの耕地は、伝統的に殺虫剤をまいた場所における事例と比べて、標的外の昆虫がいたことを研究が示した。しかし両者ともに全く殺虫剤をまかなかった土地よりもそのような昆虫の数は少なかった。
 この発見はBacillus thuringiensis(Bt)によって作られる殺虫性の毒を作るよう手を入れられた作物が、さらに多くの昆虫を殺し、その為に野生を害するのでは無いかと言う心配を和らげる事になる。この毒は、corn borersやcotton bollwormsといった特定の害虫グループを標的としたものである。
 この影響についての議論は、最初のBt作物が1996年に出されて以降起きていた。最近のフィールド試験では、Bt作物はわずかな、あるいは全く標的となっていない種に影響を与えていない事が発見された。しかし研究室での研究では、Btを作る花粉を食べる昆虫は小さく、そして生殖力が小さい事が示された為に、懐疑論者を心配させた。
 「これは議論がある問題だ」とSanta Clara Universityの生態学者であるMichelle Marvierは言う。「テスト過程に置ける多くの不透明部分もあって、多くの一般的の人にとって恐怖がある。」
 Marvierと彼女の同僚らは、US Freedom of Information Actを使ってこの遺伝子組換え作物の認可過程の部分をEnvironmental Protection Agencyが許可をした、フィールド試験の結果を得た。
 このフィールド研究は、明らかにするには小さ過ぎるサンプルサイズを使う傾向があったが、統計的に重要な違いがあった。その為に、この研究者達はBt作物の近くの無脊椎生物の数を計ったフィールド研究からのデータをつなぎあわせ、小さな違いを特定する為に十分な大きなサンプルを得ようとした。
 彼らがScienceに報告した全容では、Bt耕作地は殺虫剤をまいた耕地よりも多くの無脊椎生物が板。しかし両者ともに、殺虫剤をまかないBt作物を含まない土地よりも少ない昆虫数となっていた。
 この結果の環境的な意義は不明であり、異なる土地での無脊椎生物の数において小さな違いしか与えなかった、とUniversity of Arizonaの昆虫学者Yves Carrièreは言う。しかしメタ分析のアプローチでは、この土地で何が起きているのかをより明らかにする事ができる。
 「このデータはメタ分析をする事でのみ使える事ができる」とCarrièreは言う。「私は多くのこのような研究がこれからの数年ではっきりすると確信している。」
 一つの有用なステップが、Marvierの研究が行ったような無脊椎生物をひと括りにするよりもむしろ、特定の種に焦点を当てる事になるだろう、と彼は付け加えた。その焦点は恐らくは種がいっしょにひと括りされた時に失われた違いを明らかにするだろう。
 このアプローチはまた、遺伝子組換え作物についての他の関心を扱う事になるだろう。それは例えば、新しく別の害虫へ使えるかどうか、または蝶や他の昆虫へのノックオン効果をもつ雑草を作らせるかどうかと言う事である。
 将来の研究を促進する為に、Marvierは彼女のチームが発見した試験のすべてをデータベース化した。アメリカの担当局は、薬剤テストの為に臨床試験の登録を行うように、請願者に似たようなデータベースを作るようデータをよこすよう要求すべきである、と彼女は言う。
 そのデータベースはすぐにアップデートする必要があるだろう、とCarrièreは警告する。「この研究は単純にBt毒を作る組み換え作物をカバーしただけだ」と彼は言う。「しかしこの最初の遺伝子組換え作物の世代は、より幅広く影響を持つように二つの毒を持つような作物に置き換わるであろう。その為にこの話は終わる事は無いのだ。」

 と言う事ですが。
 まぁ、理論上のものがそのまま、と言う感じのようですけど.....花粉の問題もあるんですよねぇ。まぁ、とにかくも最初に出されてから11年。取りあえずは、と言う事を示すデータなのかもしれませんが。しかし、確かに昆虫でひと括りしているからよく分からんと言えば分からんですが。
 もっとデータ必要ですかね、評価するには。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は沖縄以外は高気圧の影響下となりますか。日本海側に雲が多そうですが、おおむね晴れるところが多いようですね......っつぅか、全然北上してきませんね、梅雨前線。関東地方は晴れ時々曇り。東京で28/18と言う予報と。
 また激烈に上がりますな。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人も仕事が多くてどうしてくれようと言う状態になりそうですが......いやはや、まぁがんばりますとしか言い様がないですけど。あっという間に6月も半ばになるんですねぇ......
 ま、気温と湿度が上がりそうで身体には負荷がかかりそうですが。皆さんもくれぐれも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/10
 さて、昨日は職場Eで半日仕事でしたかね。
 え〜.....予定外の「大工作業手伝い」をやる事になりまして、まぁ仕事の方は予定よりも進まなかったような気がするんですが......別の方向の仕事は進んだと言う気もしますけど(^^; っつぅか、渡り歩いた経験が活きるシーンもあるもんだと。
 面白いものですがねぇ。
 で、取りあえず午前中で終わって撤収。そのまま久しぶりに寄り道しつつ、外食でちょいと旨い物を悔いつつ帰路へ。そこで久しぶりの散髪でさっぱりしまして、帰宅してからはぼへっと過ごすと言う......いや、まぁ一応「休日」ですので、本来は(^^;
 で、そのままのんびりと過ごしていましたかねぇ.......
 ふぅ......

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 気温はそれほど高いと言うわけでは無いんですが、湿度が高い。おまけに天気予報では関東地方南部もなんか怪しい天気と言う予報で、昼頃は降るのか降らないのかいらいらしましたけどね.......
 ま、何つぅかすっきりしない天気の一日でした。

 で、巡回してNature.comより。
 Meeting for a partyという話がありますが。科学者の65歳の誕生日の引退と、次世代へ、と言う話のようですが。まぁ、省略。
 で、昨日のMarijuana skin cream could help allergiesと言う話。カンナビノイドがマウスのかゆい皮膚の苦痛を和らげると言う。
 読んでみますと.....マリファナにあって情動を変える化学物質が、恐らくは皮膚アレルギーの治療へのオプションとなりうる、とマウスでの研究で分かった。
 カンナビノイドと呼ばれるこの化合物は、新しい神経の成長を刺激する事から、多発性硬化症の症状を和らげるといった、あらゆる事への評判がある。それらがマリファナに趣を添える最良のものである事が知られているのにもかかわらず、身体はまたカンナビノイドを作っており、これが免疫系から神経系の間のコミュニケーションや、学習に役割を持っていると考えられている。今回、研究者達はカンナビノイドがマウスにおいてある種の、膨れてかゆみを伴うアレルギー性の皮膚の苦しみから解放する事ができる事を示した。
 チームは最初に、通常身体によって作られるカンナビノイドを認識する二つのタンパク質が欠けたマウスを作った時、この効果に注意をした。この変異マウスのいくつかは、耳につけた金属製の識別タグが、傷で覆われてボロのボロになるまでひっかいた。「我々は最初はこれがかゆくなるような表現形か何かだと思った」とUniversity of Bonnの神経生物学者であるAndreas Zimmerは言う。「しかし我々は耳タグを他のブランドに替えた時に、突然この問題が完全になくなった。」
 この症状が現れたその最初のタグのセットは、ニッケルを含んでいたが、一方の第二のセットは非アレルギー性の真鍮(brass)でできていた。Zimmerと彼の同僚らは、この変異マウスはニッケルにアレルギーを持ったと理解した。カンナビノイド受容体を持っていたマウスは、この方法で反応はなかった。
 この結果は、身体で作られるカンナビノイドが恐らくはこの動物の皮膚アレルギーからの保護を手助けするのであろう事を示唆する。この化合物が外界から適用された時に同じ影響を及ぼすのかどうかを見る為に、Zimmerの研究チームはカンナビノイドを、アレルギー反応を引き起こす事で知られる2,4-ジニトロフルオロベンゼンにさらす前後に、マウスの皮膚に適用してみた。カンナビノイドを受けたマウスは、そうでないマウスと比べ、アレルギー反応が減って、膨れも約50%ほど減少した。この結果は今週のNatureに発表された。
 誰も正確にどのようにカンナビノイドがアレルギー反応を減らすのかは知らないが、しかしZimmerと同僚らは、この物質が小さなタンパク質であるケモカイン(chemokines)をエンコードしている遺伝子の発現を変えることを発見した。そしていくつかのケモカインは炎症を促進する事が知られている。
 Zimmerのマウスは、アレルゲンの接触前と後でカンナビノイド治療を受けており、その為にこれが例えばツタウルシ(poison ivy)といったものとの接触のチャンスの後で必然的にアレルギーを起こさなかったのだろう。大半のアレルギーの接触を防ぐ最大の防御は、単純にアレルゲンと触れない事だ、とUNiversity of Bonnでこの研究の共著者である皮膚科医Thomas Tütingは言う。
 しかしこの治療は慢性皮膚炎をもつ患者の治療に使えるであろう、とUniversity of South Floridaの免疫学者Thomas Kleinは言う。この症状をもつ人々は、再発性で膨らんだ、かゆみを伴ったひび割れた皮膚の斑点を持ち、そして彼らは常にその原因を知らない。「これは非常に不愉快で、そしてこの傷は二次感染のリスクをおこす」とKleinは言う。現在の治療はステロイドと免疫抑制剤である。しかしステロイドの長期使用は皮膚を尽くして患者はしばしばこの薬剤に耐性を持ち、薬効の効果を減らす。代替地量は歓迎すべき追加だ、とKleinは言う。
 しかしこの実験がヒトで繰り返されるまでは、確固たる治療への応用は無いだろう、とUNiversity of Heidelbergの痛みと煙硝の研究をしているRoman Rukwiedは警告する。「我々は”私はニッケルアレルギーを持っている。私はマリファナを吸って、これ以上悩まされない”と言う事が言える日が、はるか遠くにある状態だ」と彼は言う。「確かにそうはならないだろう。」

 と言う事ですが。
 カンナビノイド、やたらと範囲が広い事になってきていまして、正直把握が難しいものとなっていますが。かなりいろいろと利用が出てきている感じがありますが......マリファナの推奨ではありませんよ、えぇ。成分の問題ですが。
 今度は皮膚アレルギーか......
 カンナビノイドが、炎症を引き起こすケモカインの遺伝子の発現を変えてしまう事があるようですけどね。まぁ、THC以外の部分でもどうなっているのか?

 後は先日の記事で、長いんですがSimple switch turns cells embryonicと言う話。
 今週三つの異なるグループによって、通常の皮膚細胞がマウスで胚の状態へと再プログラムできたと研究報告があった。このレースは今、驚くほどに率直にヒトの細胞へと適用しようとしている。
 もし研究者達が成功すれば、これは相対的に容易に胚性幹細胞に見える細胞を作る事ができるようになり、そしてそれらは遺伝的には各個人の患者と一致したものとなるだろう。短期的には、これらを治療目的に使うには使い勝手や安全性には制限があるが、しかしそれらの恩恵は研究室ですぐに改善されるであろう。
 「これは我々が見ているものを本当に劇的に変えてしまうだろう」とMonash UniversityのAlan Trounsonは言う。Trounsonはこの新しい研究に加わっていないが、しかし彼はこの技術を「明日にでも」使う計画があると言う。「私は今すぐに多くの実験を思いつく事ができる − そしてそれは良いものだ」と彼は言う。
 理論上では、胚性幹細胞は自身をプログラムして識別し、そして体内のあらゆる種類の細胞になる事ができる。しかしこれまでのところ、胚性幹細胞を得る唯一の方法は胚を破壊する事しかなく、そして患者に遺伝的に適応するものを効率的に得るには、ヒトのクローニングを意味する事となる − これらすべては難しい倫理的な疑問が起こる。
 潜在的な倫理的な問題を持つのと同様に、この「クローニング」の方法は技術的に困難である。これには未受精卵を得ると言う事があり、その遺伝物質を大人の細胞からのものに置き換え、そして細胞に早期の段階の胚を作るよう分化を強制し、そこから胚性幹細胞を作る事ができる。それらの障害が今、崩された。
 「卵だけでなく胚も必要では無い。私はそれらを使っていない」とこの新しい技術の先駆者である、京都大学の山中伸弥は言う。
 去年、山中はマウスの卵の代わりに、皮膚から容易に生み出す事ができる一般的な細胞である線維芽細胞を使ってこのシステムを導入した。転写因子として知られている4つの特定のタンパク質をコードする4つの遺伝子を、レトロウイルスを使ってこの細胞に導入した。このタンパク質は他の遺伝子の発現の引きがねとなって細胞に多能性を持たせるようにし、この事はそれらが潜在的に体内のあらゆる細胞になりえる事を意味する。山中はそれらを人工万能幹細胞(induced pluripotent stem cells, iPS cells)と呼んでいる。「これは容易だ。トリックも魔法も無い」と山中は言う。
 この結果は良い量の懐疑論とともに、驚きをもって迎えられた。4つの要因はシンプル過ぎるように見える。そしてこの細胞がいくつもの胚性細胞の特徴を持つ − それらはコロニーを形成し、継続的に増殖し、そしてテラトーマ(teratomas)と呼ばれるがん性の成長をする − にもかかわらず、他の点が書けている。例えばiPS細胞を発達中の胚に導入すると、「キメラ」 − オリジナルの胚とiPS細胞の両者からのDNAのミックスを体中にもつマウスができない。「去年、私は”多能性(pluripotent)”と言う単語を使う事に満足できなかった」と、この三つの論文にかかわっていない、Max Planck Institute for Molecular Biomedicineの幹細胞の専門家Hans Schölerは言う。
 今週、山中はこれらすべてのテストをパスした第二世代のiPS細胞を発表した。さらに、Whitehead Institute for Biomedical ResearchのRudolf Jaenischらのグループは、Harvard Stem Cell InstituteのKonrad Hochedlingerと、University of CaliforniaのKathrin Plathと協力して、同じ4つの要因を使い、似たような結果を引きだした。
 「特にHwangのスキャンダルの後であったために我々の結果に疑問を持った人々を安心させるだろう」と、捏造をしたWoo Suk Hwangの再現できなかったクローニング研究に触れて、山中は言う。Shölerも同意する:「今我々はこれが何か価値のあるものを作っていると確信する事ができる。」
 去年の結果からの今回の改善はシンプルだった。山中によって使われたこの4つの転写因子は、細胞をムラがあって非効率的に再プログラムし、その為に単純に皮膚の生検で、100万個の細胞の0.1%以下しか完全に再プログラムされなかった。この問題はそれらの再プログラムが成功したものを分離する。研究者達は、幹細胞が持つタンパク質が発現した時のみに活性化する、抗生物質抵抗性の遺伝子の導入をする事によって行う。細胞は抗生物質に浸されて、失敗したものは殺される事となる。
 山中が去年幹細胞のマーカーとして使ったこのタンパク質は、再プログラム化された細胞を識別するのに、とても良いものでは無かった。今回、すべての三つのグループは他の二つのタンパク質のマーカー − NanogとOct4 − を使い、大きな効果を得た。三つのグループすべてがこの方法でiPS細胞を使ったキメラマウスを作る事ができた;そしてそのマウスはiPS DNAを子孫へと渡していった。
 Jaenischはまた、iPS細胞から全体的に分化した細胞からできた胎児を作る為の、特別の胚を使った。「最良の胚性幹細胞のみがこれをする事ができた」と彼は言う。
 「これは信じられない、不思議だ」とババリアで行われた5月31日の会合でJaenischの結果を聞いたSchölerは言う。「私にとっては、これはドリー(最初のクローン動物)のようなものだ。それは成果であった。」
 この方法は魅力的なものである。ヒトのクローニングが使用可能な卵子の数の制限と、マスターするのに6ヶ月かかるトリッキーな技術の為に制限されているが、山中の方法はもっとも基本的な細胞を使い、そして単純な研究室の技術で達成できる。
 しかしこの方法をヒトの細胞に適用する事はまだ性交していない。「我々は非常に賢明に研究をしている − 朝も昼も」と山中は言う。これは恐らくは更なる転写因子が必要なのだろう、と彼は付け加えた。
 もしそれが機能すれば、研究者達はiPS細胞をパーキンソン病や糖尿病といった状態の患者から作り、そしてその細胞の発達に伴う細胞の中の分子的な変化を観察できる。この「研究皿中の病気(disease in a dish)」は、どのくらい違う環境要因がこの症状に寄与するかを見る機会を提供し、そしてこの病気の進行をチェックする薬剤をテストする事ができる。
 しかしこのiPS細胞は完全では無く、そして例えば脊椎の損傷に移植する為の遺伝的に一致した細胞を安全に作る事ができない。山中はその要因の一つが彼のキメラマウスの20%においてがんに寄与しているように見える事を発見した。彼は、これは修正できると考えているが、しかしレトロウイルスの子葉は磁心が変異とガンを引き起こす事もある。「これは本当に危険だ。我々は決して患者にこれらを移植する事はしない」とJaenischは言う。彼の視点では、クローニングによる胚性幹細胞を作る研究は「完全に必要性」が残っていると言う。
 もし去年何か判断するようなものがあれば、変化はすぐにやって来るであろう。「私はそれが我々、あるいはJaenisch、または他の誰かにやってくるのかどうかは分からないが、しかし私は来年にはいくつかのヒトでの成功が見られるだろうと予想する」と山中は言う。

 と言う事で。
 まぁ、気になっていた記事だったんで......再プログラム化された細胞を、皮膚細胞から作ったと言うのは大きなものですので。再プログラムには4つの転写因子を導入したと言う事ですが......それはレトロウイルスを使ったと言う事ですけど。
 それで成功するのね......
 まぁ、ヒトの場合はまだ成功していないようですが。三つのグループが先導して行っている、と言う事のようですけど。去年、最初のインパクトを京大の山名からのグループが与えた、と言う事で彼らの評価は大きなものですが。
 ま、楽しみな研究ですけど。
 しかし、ここでも黄元教授の名が出てくると言うのがねぇ......根が深いと言うか。朝日新聞の最近の記事でなんか韓国がまた研究にてこ入れを、と言っていますが。まぁ、どうだか......一度信用を失った上に、オオカミのクローンでまた疑われたこと。後は国民性も原因があるよなぁ、と思っているんですがね.......
 何の為の科学?

 そしてスラドより。
 チェルノブイリは奇妙な野生の王国と言う記事が出ていますね......チェルノブイリから20年以上経過しているわけですが。2006/04/22付けの記事で、Natureの記事から死者が4000人を越えない、なんて話もあったり、先月には黒カビが増加中と時々この土地の話題が出ますが。
 まぁ、どうなっているんですかね.......
 野生動物の増加ってのはでもあり得ると言うか、以前聞いた事があるような? 記事にもしたような......記憶があるようなないような、曖昧ですけど。
 まぁ、でも「この先」がどうなっていくのか.....?

 後は日本マクドナルド、「メガマック」の兄弟商品「メガてりやき」を発売と言う話もあるようですが。まぁ、個人的には同業者の話題であるバーガーキング、日本に再上陸 新宿に復活1号店のほうが「へ〜」と思うんですが。
 まぁ、ウケるのかよく分からんですがね、バーガーキングの方はマクドナルドが65円バーガーなんてやっていた頃だそうで、それで撤収したと言う事ですけど。再上陸も大変ですが、チャレンジャーだよなぁ、とも思います。
 で、マクドナルドの方は......そう言えば最近行っていないからさっぱりだな(^^; メガマックとか結局レギュラー化していないんですよね? 食べにくいと言う事でしたけど。大きくなると宿命と言うかなんつぅか......
 でも、まぁ日本人好みのハンバーガーを作るのは、モスバーガーですかねぇ、と。個人的にフレッシュネスバーガーも嫌いじゃないです。っつぅか、フレッシュネスって日本の会社なんですねぇ......

 ま、取りあえず以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は関東・北陸・東海以外は晴れるようで。関東などはまだ低気圧の影響下と言うところですかねぇ......と言う事で、関東地方はすっきりせず、曇りで日中は時々雨。東京で23/19と言う予報と。
 まぁ、眠りやすい? 洗濯日和では無さそうですが。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はゆっくりと休養の一日となりますが。とりあえず、仕事があるのでそっちの始末ですかね......とっととやっておかないと困るものがありますので。忙しくなりますが(^^; 取りあえずまぁ、がんばっていこうかと思いますが。休む分にはしっかり休みたいですねぇ。
 さてさて。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/06/09
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 まぁ、金曜日は朝から延々と、と言うパターンなのでハードな一日なのですが、同時に「あっという間に終わる」と言うものもありますけど。とにかくも、朝から延々と仕事していましたかねぇ......休息するような時間も無く、と言うか。
 困ったものだ。
 で、そのまま夕方まで仕事してから、延長で仕事して、帰ろうと思ったら客がらみでまたあれこれ......かえれねーってばよ。
 ま、そんなこんだでどうにか帰ってきて食事。
 何も後はする時間も無いですな.......(- -;

 で、巡回してNature.comより。
 Tropical flu spreads the 'wrong way'と言う話がありますか。ブラジルでの事例で、インフルエンザは通常考えられる「人が集まるところから拡大する」と言うものと異なっていたと言う話。つまり、人の少ない北で感染してから、南の人の多い都市へと移動して拡大すると言うものだそうで。そしてブラジルは、人口よりも気候が拡大の役割に大きいとか。
 ま、似たような環境(熱帯と言う表現がされていますが)での参考になるだろうと言う事のようで。
 後はTransgenic crops relatively kind to insectsと言う話がありますか。遺伝子組換え作物、相対的にはどうやら虫には「良いもの」だそうで......Btでの組み換えで、標的以外の虫を余り殺していないから、と言う事のようですが......後日読んでみようかな?
 そしてMarijuana skin cream could help allergiesと言う話があるようで。マウスのでの実験のようですが、大麻で作ったスキンクリームは、アレルギー性の皮膚に優しいと言う事のようですが。2,4-ジニトロフルオロベンゼンでアレルギー反応を起こして、そこにクリームを塗ったと言う事の結果だそうですが。
 これも気になるなぁ......

 ちなみに、ちまちまと......以前のものからMutant mice become scaredy-catsと言う話がありますか。過剰な不安をもつ齧歯類が、どのように脳がリスクを評価しているのかを示すと言う。
 あなたは数千回も家へ通常のルートで歩いて帰っている。二度ほど、あなたが過ぎた時にうろついていたティーンエイジャーのギャングどもが、あなたを揶揄した。ほとんどの人々は、それが何であるかについていつでも攻撃の脅威と見ているであろう − 最小のものとして。しかし、残るわずかな人にとっては再び家へ一人で帰る事は恐ろしいほどのリスクとなる。
 そのような過剰に不安の人々は、例えそのような事がまれであったとしても、潜在的に危険な状況を耐えられないほどの脅威と解釈する傾向がある。研究者達は今回、この不適切な振る舞いの背後にある神経回路を明らかにした − 少なくともマウスで。
 ヒトでは恐らくは似たようなシステムを持っているだろう、とこの発見をした研究者達は言う。ある恐怖の存在を示すものも含めた知られている細胞が、新しい治療の開発を手助けするだろう。
 もし正常なマウスが電気ショックを光のフラッシュにさらされるたびに受けたならば、マウスはすぐに光のフラッシュがある毎に恐怖を覚えて固まってしまうようになるであろう。もしマウスが時折ショックを受けるのならば、その手がかりの後で恐怖を見せる回数は減る。
 しかし特定の神経伝達物質セロトニンの受容体である、5-Htr1aが欠けているマウスでは、両方のケースにおいて同じレベルの恐怖を見せた。そのようなマウスは不安であり、そして恐ろしい状況の本当の脅威を評価する事ができなかった。
 そのマウスはEuropean Molecular Biology Laboratoryの、行動遺伝学者(behavioural geneticist)Cornelius Grossによって率いられたチームによって作られた。この発見はNature Neuroscienceに掲載された。
 「発達の間マウスはこの受容体が必要だ」とGrossは言う。「もしこの重要な時期に作られない場合、その脳は適切に繋がれず、そしてこれは後の人生における不安の関係に影響する。」
 セロトニンは不安の重要な要因である事が知られている。プロザックのような抗うつ薬は、神経においてその働きを長くする事で機能する。
 脳の記憶処理をする部分である海馬の特定の回路を遮断する事で、Grossのチームは不安を引き起こす脅威に対して正常に反応する遺伝子組換えマウスを作る事ができた。
 研究者達はdentate gyrus granule cellsと呼ばれる神経での発火を防ぐ薬剤を使う事で、これを達成した。これらの細胞は海馬の主要な神経回路の一部からきている。
 この結果は、記憶と同様に海馬がリスクの評価をしている事を示す。
 ヒトは恐らくマウスの海馬と同じ回路を持っているだろう、とGrossは言う。その脳の基本的な処理、恐怖と言った必要な感情は通常種の間で保存されている。「ヒトの脳は恐らくは、潜在的にマウスと同じ方法で脅威の情報を評価するようにできているのだろう」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 まぁ、記憶に関する処理をする海馬が、不安の評価もすると言う事のようで......記憶と不安は関係性はありますから、まぁ納得できるのか? いや、生存に重要でしょう、不安の記憶とかも。青斑核も関係した気がしますが......まぁ、複雑ではありますが。
 うつ病関係の人の「不安」と関係がある事になりますか。
 複雑ですねぇ......

 それとWIRED VISIONから。
 「月で採掘したヘリウム3を核融合発電の燃料に」(1)(2)と言う話題がありますか。マンガ『MOONLIGHT MILE』がこれを求めてルナ・ネクサスをやったんだったか、とか思い出しましたけど。
 まぁ、それだけ月のヘリウム3と核融合への考えは普通にあるのかもしれませんけどね......っつぅか、結構前から言われていたようなものでもありますが。問題はその「エネルギー収支」だよなぁ、と思いますがね。
 どうなるのでしょうか?

 と言う事で帰りが遅いので生存報告的に、以上で締めるとしますかね。
 さて、中々前線が北上してきませんが......ラ・ニーニャ現象が生じるだろうと言う予想もあるようですけど。渇水が心配ですがね......取りあえず、今日は西から低気圧、と言う事で北を除いてほとんどの地域で雲が多く雨と言うところが多いようで。関東地方は曇り後一時雨とか。東京で24/19と言う予報と。
 ま、蒸すのかなぁ.....と。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は半日出勤ですかね......やれやれと言うか。散髪もしたいんですけど(^^; まぁ、取りあえずは休みではありますので、マイペースで過ごす事としましょう、えぇ。
 仕事は溜まっているので、やる事は結構あるのが厄介ですがね......(^^; やれやれと言うか。
 がんばろうと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/08
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 昨日は比較的仕事の方は楽......になるはずだったんですが、まぁそうは問屋は卸さないわけでして。小隊の連中は脳みそは使わんし、他所の小隊も脳みそ使わんし、会議は長引くしで予想以上にハードになった一日でしたかね。
 書類作るのも慌ただしかったと言うか。
 まぁ、もっとも以前ほどの「苦しい」ものでも無いと言えばないんですが。「先」にやる事が結構あるので、そういう意味での余裕は中々できないなぁ、と言うのが正直なところだったりしますかね。
 やれやれ......
 で、まぁ終わってから帰路につきまして。帰宅してから食事の後に仕事と言う状況で一日が終わり。まぁ、週末に向けて疲れがたまってきているなぁ、と言う感想であったりします。
 無事に切り抜けんとなぁ。

 そして昨日は少し蒸し暑い一日でしたか。
 気温はそこそこ上がった、と言う状況でしたが湿度が高い状況でして、結構微妙に汗が出てくると言う。まぁ、動かないと全く問題は無いのですが.....取りあえず、夏に向かっていると言う事ではあるのでしょうが。
 そう言えば、通勤途中に見える田んぼ、田植えが済んでいましたねぇ.......

 で、まぁ巡回してみまして。
 Nature.comよりXtreme team takes the high road for blood testsと言う話がありますが。低酸素症時の身体の状態のテストの為に、エベレストへ、と言う事か.....? ま、短い記事なので簡単に読めるとは思いますが......徹底していますな、エベレストとは(^^;
 後はStorm seasons back to normal?と言う話。ハリケーンやらの嵐の数について、と言う事のようですが省略。
 で、大きく扱われているのは......時間がないので読んでいませんが、Mice cloned using fertilized eggsとPremium Contentsが読める状態になっている記事と、Simple switch turns cells embryonicと言う記事。日本の大手新聞でも様々な臓器に分化、「ES」並みの人工幹細胞作りに成功受精卵使いクローンES細胞…ハーバード大チーム実験成功と出ていますか。かなり長文ですが、内容的にはかなり重要性が高い話かと思われます。京大のチームは4つの遺伝子を組み込む事で、皮膚細胞から万能性をもつ幹細胞を作り出したというものですが。「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」と命名と。
 ハーバード大のチームのは受精卵からES細胞を作ったと言うことですが。不妊治療用に残ったもので使えればかなり効果的かも、と言う事で大きな扱いですか。
 気になる記事ではありますけど。
 個人的にはiPS細胞かなぁ......

 後はゲノム解読成功:メダカとヒト 遺伝子類似と言う記事もありますが.....ヒトとの類似性が8割もあるそうで......残りが大きな違いを生み出していると言う事なのでしょうけど。
 先日の広範囲薬剤耐性(XDR)の結核菌の記事もありましたが、その絡みであらゆる抗菌剤が効かない結核菌、イタリアなどで検出というのもあるようですが。本当にほとんどの薬剤が効かないようですが。
 まったくまぁ......

 後はWIRED VISIONから。
 「自宅で核融合実験する「フュージョニア」たち」(1)(2)なんて記事がありましたか.....フュージョニアと言う単語は初めて聞きましたが、何を言わんとするのかはよく分かったりして(^^;
 以前から話題にはなっていましたので......ここで扱ってはいませんでしたが。
 ま、結局はエネルギー問題に繋がっていく記事ではあるんですがね......まぁ、何ともなぁ、としか。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は各地で天気が微妙なようですが。西日本は晴れていても雲が出てくるようで。他の地域でも雲が多く、所々雨が降るところもあるようですが。関東地方は曇り時々晴れ。東京で26/20と言う予報と。
 まぁ、微妙な天気なのでしょうかねぇ。

 さて、今日は金曜日ですか。
 取りあえず週末と言う事になりますけど。まぁ、仕事があれこれなんで、終わったら一息つきたいなぁとも思いますが。ま、どういう事になりますかねぇ.......(^^; いろいろと忙しいのは確かでして多分一日があっという間に終わるかとも思いますけど(^^;
 ま、無事に切り抜けたいものです、えぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/07
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 ま、いつも恒例の「朝から何がなんだか」的な時間の進み方で、まぁもう、ハードな一日でしたかね......なぜか職場に現れた虫の退治にも出撃......?(^^; いや、まぁ結構ですが。本業も何か慌ただしい。
 延長戦も慌ただしい。
 夕方は腹が減りますねぇ、本当に......健康なのかもしれませんけど。いろいろと神経を使う場面もありまして、厄介なところもあるのですが。ま、取りあえずがんばってやっていっているかなぁ、と。
 ふぅ......

 そして昨日は雲が大目でしたが晴れた一日でしたか。
 気温はやや高目。湿度は余り高くなく、まぁすっきりと言うか過ごしやすい一日ではありましたけど。もちろん、上着はいりません(^^; っつぅか、上着を着てネクタイもきっちりとしめて道を歩く人、暑くないんでしょうかねぇ.....?
#会社が寒い、と言う人もいるようですが。

 で、Nature.comより。
 Large Hadron Collider delayedと言う話がありますが......欧州CERNのLarge Hadron Collider (LHC)の計画が遅れると言うことのようで。数カ月前の試験で、磁石に欠陥が見つかって延期になった記憶がありますが、非公式にさらに遅れるらしいと言う話が出たと言う事のようで。
 物理学者の気になる事、まだまだ先ですかね、答えは。
 後はTwo new planets lack heavy foundationsと言う話がありますか。木星サイズの惑星が、非常に「軽い」そうで。
 読んでみますと......天文学者達は、しばしば必要と考えられている成分にかけていると見られる二つの巨大惑星をもつ恒星を見付けた。
 ヘラクレス座にある、140光年先にあるその恒星HD 155358は、太陽といくつかの点で似ている − それよりも少し暖かく、小さい。しかし、一つの点で大きく異なっている:これは多くの惑星とその核で作られるはずの重い元素 − 酸素やケイ素、鉄やそれに類したもの − が非常に少ない。
 HD 155358は最初からある水素とヘリウム(天文学者達が「金属」として風変わりに一括する)よりも重い元素が比較的欠けており、この事は、いくつかの理論によれば、惑星はその恒星が生まれた時に与えられる、ガスの雲の崩壊が余り起きていなかったであろう事を意味する。
 しかし、University of TexasのMcDonald Observatoryで研究をしているWilliam Cochranと同僚らは、その恒星の周囲に二つの惑星がある事を発見した。
 両者ともに非常に大きなものだった;一つは木星の質量の約9割であり、もう一つのサイズはその半分程度である。興味深い事に、両者の重力がお互いを引きあうのに十分に近く、両者はお互いの重力を感じるほどに十分に近く、片方の惑星の軌道がより円形になる一方、もう片方は限界一杯まで細長くなっていて、その特徴は正反対となっている。このパターンは2500年ごとに繰り返されると報告された;Cochranの同僚であるMichael Endlはこれをダンスと比較している。
 金属のないような恒星で惑星を持つようなものは極めてまれである。これまでのところ100以上の惑星を持つ恒星が識別されたが、他の例では一つしかなく、それは巨大な恒星であるHD 47536と呼ばれるものである。そのような惑星を伴った金属に乏しい恒星は、どのように惑星が形成されたかについての重要な手がかりを提供する。
 この事について二つの主要な理論がある。一つは、重元素の密集した核は新しい恒星の周辺にあるガスと塵のディスクに濃縮しており、そしてこの核はディスクからのガスを集める。
 この「コアの拡大(core accretion)」のモデルに変わるものは、ディスク自身が壊れて徐々に崩壊して集まり、惑星へとなる過程である。この過程は非常に素早く進行し、そして原則として全く固い核を必要とせずに惑星を作り上げる。
 コアの拡大は一般的に小さな、太陽系の地球のような惑星の形成には好まれる理論であるが、しかし幾人かの科学者達は、ディスクの不安定さは木星と言ったガス巨星のようなものの原因となると考えている。
 Cochranと同僚らはこれらの惑星形成モデルのどちらかが恐らくはHD 155358の周囲にある惑星で、重元素の不足にもかかわらず機能していると言う。
 しかし彼らは、この恒星の周囲にあるこのディスクが、我々の太陽系でおきた事よりも多く材料を含んだ場合にだけこの事が当てはまると言う。この方法を調べてみると「HD 155358系はディスクの質量が顕著に変化している事が示されている」とEndlは言う。
 しかし、Carnegie Institution of Washingtonでディスクの不安定さのモデルを擁護するAlan Bossは、ディスクの不安定さはHD 155358の惑星の形成の機構にあっていそうに見えると考えており、それはディスクが我々の太陽系が形成された時よりもほとんど大きくないのであれば、金属に乏しいディスクが機能しているのであろう:「ディスクの不安定さはこれらの惑星を作るにはそれ以上の質量のあるディスクは必要がない」と彼は言う。「私はこれらの二つの新しい惑星は、コア拡大モデルへの大きなチャレンジとなると考えている。」

 と言う事ですが。
 疲れているんで、何か微妙な訳になったな......(^^; 星やら惑星の形成モデルをある程度知らないと全く難しい話かと思いますが。大体ある程度の、少なくとも酸素やらそこら辺の元素ってのはできるものですが、そう言うのが非常に少なく、水素とヘリウムだけでできているような惑星が見つかったと言うもので。
 ピンと来ない.......(^^;
 本当、核とかどうなっているんですかねぇ.......

 そう言えば天体絡みで。
 JAXAで出ていましたが、今年打ち上げ予定の月探査衛星SELENEの愛称が「かぐや」になったそうで......なるほど、と思いましたが。如何にも日本人的とも言えますが(笑)
 「つくよみ」とかもありそうな気もするんですが。まぁ、でも「かぐや」の方がより「あり得そう」な話ですかね......月から迎えが来たりして?
 取りあえずスラドでもサイエンス: 月周回衛星SELENEの愛称が「かぐや」に決定とありますねぇ......

 スラドと言うと天地創造を追体験できる博物館と言う話があるそうで.....Creation Museumと言うものだそうですが。本気で作るのか、この国は.......
 っつぅか、「作った」ですか。2700万ドルつぎ込んだそうですが。
 やっぱりどこかの宗教団体と言う事になるんでしょうかねぇ......?

 他に目に付いたのがCNN.co.jpから。
 薬指の長い子は数学が得意? 英研究チームなどと言う、小ネタとなりそうな話がありますけど。19年の昏睡から覚めると市場経済 ポーランド男性と言うのが個人的にはより印象的ですかね......19年前に事故で昏睡したポーランドの男性が、目を覚ましたそうで。
 で、東西対立が消え、ソ連も消え、気付けば市場経済と言う......そりゃ驚くわな。
 4人の子どもも皆結婚して孫が11人......あっと驚く、ですねぇそう言うのも。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は昨日と余り変わらないのか? 北の方は天気が悪く、沖縄は停滞前線の影響下......そう言えば、例年は8日頃に梅雨入りの関東ですが、気配がないですね。その関東地方は曇り。東京で25/20と言う予報と。
 まぁ、微妙ですな。

 さて、今日は木曜日。
 気付けば木曜日.....あっという間の一週間後半戦ですが。取りあえず、仕事はしっかりとあるので、そっちをやっていく事になりますかねぇ......やれやれと言うか。まぁ、がんばってやっていきましょう、と言うものはあるんですが。
 そう言えば会議だよなぁ......(^^;
 ふぅ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/06
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 いやぁ......朝は事故による大渋滞とかで朝からハードでしたかねぇ......まったくまぁ、参りましたけど。そのおかげで到着予定が遅れて仕事準備が大変だったりしましたけど、まぁどうにかこうにか切り返してそのまま後は仕事ラッシュと言うか。
 事務仕事いっぱい片づけてみたりとか、まぁ慌ただしい事です。
 で、結局一日中また延長戦やら諸々で仕事を片づけていくと言う状況でして......ま、ここのところの慌ただしいよりはもうちょい早めに帰る事ができましたけどね......疲れました、ハイ。

 で、昨日は思いの外良い天気だったでしょうかね。
 日陰だと余り暑くは無いんですが、直射日光は結構暑かったようですが。雲も午前中は結構ありましたが、特に厚くはなくて、午後から穏やかに晴れると言う状況でしたかね。
 まぁ、のんびりやるには良い天気と言う事ではありましたけど。
 余りのんびりでは無いですね、仕事的には。

 で、軽く回ってNature.com
 The zero effectと言う話がありますか。結構本格的に読まんと分からんが......新しい薬剤試験の話題と言うところですかね。様々なガンの患者に、US National Cancer Institute (NCI)がABT-888と言う、Abbott Laboratories of Abbott Parkの開発した、PARP(ガンの自殺を防ぐタンパク質)阻害薬の試験をしたと。で、今回の方法は通常の最初の試験となる「フェーズ1」の前のさらに前段階となる、「フェーズ0」のテストである、と言う事だそうですが.....ま、通常の最初の段階以前の「テストを実施」して先に進めるかを決めると言うもののようですが。
 後日読んでも良いかな?
 そしてBirds with rhythm sing scary harmoniesと言う話もありますが省略。鳥絡みでBye-bye, birdieと言うのもありますが。Africa's white-crested hornbill (Tropicranus albocristatus)と言う鳥の絶滅の危機について、環境変化と人の活動により、一ヶ所に集まり過ぎて予想よりも早く絶滅の方向へ動いている、と言う話でいいのかな? 長氏読み程度ですが。
 それとDNA reveals how the chicken crossed the seaと言う話がありますか。古代のポリネシア人がアメリカにニワトリを持ち込んだ、と言う話のようで......チリでの発掘で、ポリネシア人のDNAをもつニワトリの骨が見つかったと言う事だそうですが。つまり、コロンブス以前に「新大陸」へ向かっていた者たちがいる、と言う事で。
 読んで見ると......チリの考古学上の発掘サイトでポリネシア人のDNAといっしょに見つかったニワトリの骨は、南太平洋からの古代の船乗り達がコロンブス以前に新世界へとたどり着いていた、と言う議論のある理論に、十分な物理的証拠を加える事になるだろう。
 1532年にスペイン人の征服者、Francisco Pizarroが最初にペルーを訪れた時、彼は日々の暮らしと宗教的儀式における、インカでのニワトリの重要性を記録している。しかし、どのようにこの鳥がそこに来たのかは謎であった。ニワトリは初めてアジアで飼いならされ、そしてアメリカの考古学的な発掘サイトにおけるその存在の不在は、アジアからアラスカの間にできた長い橋をわたって移住してきた人達によって運ばれたものでない事を示している。
 あるその代わりの理論 − ポリネシア人達がアメリカを訪れており、彼らは家畜をつれ、恐らく文化的お呼び技術的な発展をこの領域にもたらしたのであろう − は長い間主流にある考古学者達から軽く見られており、それは証拠よりは推測によって、長い間そう考えられてきた。
 その為に、University of AucklandのAlice Storeyは、チリの大学生が彼女に、彼が700〜1390年頃にあった、El Arenalで発掘した古代のニワトリの骨を、もしそのニワトリの由来が太平洋の諸島から追跡できるかどうか調べる為、にDNAの配列を求めた時、余り熱心では無かった。「私は、”えぇ、いつかやるわ”と思っていた」と彼女は言う。
 Storeyと彼女のチームは、ポリネシアの五つの島で発掘されたニワトリの骨と、チリ人の骨の両方のミトコンドリアDNAの400塩基対の破片を再構築した。ミトコンドリアDNAはそれほど変異せず、その為に進化のラインを追跡するのに使える。そのチリ人の配列はトンガとサモアにおける先史時代の発掘場所からのものと一致した(A. A. Storey et al. Proc. Natl Acad. Sci. USA doi:10.1073/pnas.0703993104; 2007)。放射性炭素分析からは、この骨は1304〜1424年の間のものと分かり、これははっきりとヨーロッパ人達が1500年代に南アメリカの東海岸に到達した以前である。同じ配列は、現代のAraucana chickenと呼ばれるチリで飼育される、ふさふさした「耳」を持ち、青い卵を産み、しっぽがない変わったニワトリにも見られる。
 この研究は研究者のコミュニティーにおいて、ポリネシア人達による移住の固い証拠が見つかったと言う楽観的な注意を引く。University of Sydneyの分子遺伝学者であるJaime Gongoraは、論文はこの分野における大きな寄与を与えたが、古代のDNAから得られた小さな破片はこの物語の一部しか語らないだろう、と警告する。最終的な判断は、現代種と古代の飼育種の間における、全体の系統樹が作れるほどに十分なDNAが必要となるだろう、と彼は言う。
 先史時代のポリネシア人と新世界への接触を研究しているCalifornia Polytechnic State Universityの考古学者Terry Jonesは、それほど慎重では無い。「これは本質的にはっきりとした証拠だ。」と彼は言う。
 そのコミュニティー間における接触の証拠が、過去にも提示された。1947年、Thor Heyerdahlはいかだに乗ってペルーから太平洋を渡り、南アメリカ人達が太平洋諸島へと定住した証拠を示そうと、有名な記録を残した;しかしこの理論は多くの証拠と一致しなかった。
 より最近、University of CaliforniaのKathryn KlarとともにJonesは、ポリネシア人達は複雑な釣り針と板をつなぎ会わせたカヌーを、南カリフォルニアのChumashとGabrielino Indians達、及びチリのMapuche Indiansに紹介した、と主張している(K. A. Klar and T. L. Jones Am. Antiquity 70, 457-484; 2005)。他の研究者達は、ポリネシア人達は恐らくは南アメリカの熱帯地域の海岸に、サツマイモと瓢箪(bottle gourd)を運ぶ為に訪れたのだろう、としている。南アメリカへのこの公開は、基地のポリネシア人達の旅よりは、それほど厄介そうなものでは無い。
 例えそうでも、このニワトリの研究の共著者の一人である、Australian National UniversityのAtholl Andersonは、更なる研究無しでのこの文化の広がりの拡大を過剰評価する事に慎重である。このニワトリが海を越えた接触の確かな証拠であったとしても、大規模な文化交流が起きたと言う証拠は間接的なものとして残っている、と彼は言う。

 と言う事ですが。
 ポリネシア人達の話はちょっと前にも出てきた記憶がありますが。5月の下旬ぐらいですか? サツマイモを求めて、と言う話だったかと思いますが。そこら辺からあれこれとありましたが、今度はニワトリですか......氷河期に絡んでアジアからアラスカへの「橋」ができた時に行ったのでは無いらしい、と言う事は推測されたものの、今度は南太平洋から海を通じて、ポリネシア人達が、と言う。
 実に興味深いですが。
 こちらは平和的な接触だった、と見られるのでしょうけど。結構証拠と言うかそういう考えが出てきていると言う事でしょうかね........
 いやはや、面白い。

 後はWIRED VISIONから。
 「「デジタル写真のねつ造」防止技術を求めて」(1)(2)と言う、将来問題になりそうな話題もありますが。「動脈を泳ぎ進む医療用マイクロロボット」(1)(2)と言う話がありますか.....真っ先に攻殻機動隊のネタを思い出しましたが(^^; 圧電物質を使ったマイクロロボットだそうですが......大腸菌が「元」ですか。べん毛で推進すると言う事ですけど、どのくらいの早さで動いていくのかが面白そうで。
 動脈を遡る、ですか.......圧が結構凄いですからねぇ。マイクロロボットにとっては特にそうでしょうから。
 後は、小ネタと言うか。
 「ダース・ベイダーは境界性人格障害」精神科医が分析だそうですが(笑) まぁ、見た方は読んでみては如何でしょうか?(^^; っつぅか、以前からこの手の分析は結構ありますよねぇ、最近。
 面白いと言えば面白いですが。
 どこか合理性を求めているものがあるのでしょうか?

 ま、そんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、気圧配置を見ると立派に梅雨前線ができているようですが。低気圧も来るようで、北の方は雲が多く雨のところも。沖縄は梅雨ですねぇ、立派に。他は晴れるところが多いようですけど。関東地方は曇り時々雨。東京で27/19と言う予報ですか。
 まぁ、暑くなりそうですな。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は仕事ですね、立派に詰まっています......どうしてくれようか.......(^^; まぁ、がんばって乗り切って行く事としましょうかねぇ、えぇ。体調の維持は課題の一つですが、まぁ崩さないように慎重に切り抜けたいなぁ、と思いますけど。
 っつぅか、一日が早過ぎる......
 いやはや、密度が高いものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/05
 さて、昨日は職場Eで仕事がたんまりの一日でしたか。
 いやぁ.....事務所の管理人の席を立ってから、次に座るまで8時間半以上と言う素敵仕様でして、休憩なんて言葉は聞いた事がないと言うまぁ、もう素敵な状態でしたかね、ハイ。あまりにも忙し過ぎて、正直よく分からん状況と言うのがなんともまぁ、見事なものでしたが。
 いやぁ.....ちなみにその間に何かに座ったのは30分ありませんでしたが(^^; なんつぅか、慌ただしさも程々にして欲しいものがあるかなぁ、と言うのがなんとも。
 さらに追い討ちをかけたのが「小隊の一員の連絡が取れない」と言う心臓に悪いものもありまして、終わる頃には結構疲れましたね、本当に.......
 いやはや......疲れました。

 で、昨日は雲がそこそこ多い一日でしたが。
 結構気温が上がってくるようになりましたかねぇ......湿度も高め? まぁ、晴れ渡ると言う様な天気では無くて、もやが多く雲も多いと言う天気ではあったのですが。決して悪いと言う天気ではありませんでしたか。
 上着はいらんなぁ。
 いや、半袖出すの忘れています(^^;

 で、まぁそういう状況なんですが。
 Nature.comよりMutant mice become scaredy-catsと言う話が出ているようですが、読む時間がない......過剰に恐怖に反応するマウスから、どのようにリスク評価がされているのかのヒントが出たと言う話で、ちょいと興味深いんですがね。
 後は、まぁ保護者からの無理難題、悩む教師 教委が対策指南書っつぅ話も目に付いたりとか.......9時から1時間半も状況説明を求める親と言うのもどういう神経しているんだかよく分かりませんが。親の高学歴が云々よりは、単純に人間性の問題と言う気もするんですがね。
 政府の「神様」作りたがるような方向性じゃ永久にダメでしょうが。

 ま、そういうところで取りあえず生存報告。
 さて、今日は北を除いては微妙な天気となりそうで。西の方は雨っぽい? 東の方も晴れていても雲が出てくるようですが。北の方は晴れるようですがね。関東地方は曇り時々晴れ。東京で23/18と言う予報と。
 まぁ、余り変わらんのかな?

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は今日も仕事ですね......やる事が多すぎて困りますが、まぁもうどうにかやっていく事としましょう、えぇ。比較的事務仕事をやる時間があるのですが、既に事務仕事の量が半端なものでは無くて、まぁどうしてくれようかと言う感じです。
 やれやれ、だなぁ......がんばります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/04
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 完全に休養の延長上にあると言うか。朝方に寝て、昼に起き、食事をしてから映画を見て.......なんて感じで過ごしていまして。まぁ、その後で仕事を片づけたりしているとあっという間に夕方。その後、食事をとってからぼへっと自室にいるうちに落ちると言う.......(^^;
 何でしょうか、疲れをとにかく取る方向で休んでいたと言うか。
 本当に久しぶりに二連休取れた感じがするんですが、寝てばっかりでしたねぇ......(^^; まぁ、そういう事で休養の一日だったかなぁ、と。仕事ラッシュの前にはちょうどよいぐらいかもしれませんけどね、えぇ。
 回復していると良いなぁ、と。

 で、昨日はまぁそこそこの天気でしたかね。
 日中は結構良く晴れていたかと思いますが。気温も高目でして、過ごしやすいという。ただ、夕方前からは雲が出てきて降る事はありませんでしたが微妙な天気でしたかねぇ。
 まぁ、気温は少しずつ高くなっていっているよなぁ、と思っていますが。

 で、みていたDVDが「嵐が丘(Wuthering Heights)」。
 エミリー・ブロンテ原作。1939年の作品で白黒。104分。ウィリアム・ワイラー監督。主人公キャシー役にマール・オベロン、同じく主人公ヒースクリフ役にローレンス・オリヴィエ。ヒンドリー役にヒュー・ウィリアムズ。エドガー役にデイビッド・ニーブン、イザベラ役にジェラルディン・フィッツジェラルド。
 ストーリー:ヨークシャー地方に「嵐が丘」と言う土地があった。この館に吹雪の晩、館の主の所有する屋敷を借りているロックウッドが挨拶にやってきた。当主であるヒースクリフはしかし彼に対して冷たい対応をとる。吹雪の為に帰れないロックウッドは、何年も使っていない「新婚の間」に通され、誇りだらけの中で眠ろうとする。ところが、風の為に夜中に目を覚ました彼は、吹雪の中から女の声が聞こえた。ヒースクリフの名を叫びながら、「キャシーよ」と言う女の声に、窓を開けようとした彼に冷たい手が触れる。驚いた彼は叫ぶとヒースクリフが部屋にやってきた。キャシーの名を聞いた彼は、吹雪の中外へ出ていく。
 事情が分からないロックウッドは、古女中の昔話を聞く。
 もともとは嵐が丘の当主はアーンショーと言う男で、その二人の子どもがヒンドリーとキャシーであった。ヒースクリフは拾われた子でアーンショーに家に迎えられる。キャシーと仲よくなったヒースクリフであるが、ヒンドリーは彼を嫌っていた。アーンショーの死後、厩番として召使いとなったヒースクリフにヒンドリーは冷たく当たるが、キャシーは優しく接し、二人は愛する仲と。一方、隣の名家リンドン家のエドガーにキャシーは結婚を申し込まれ、その上流階級の生活にあこがれるが.......

 と言う事で、まぁ古い恋愛小説の最初の映画化ですが。
 著名な作品かとは思いますが、管理人は原作は読んだ事がないんです(^^; まぁしかし何つぅか。愛憎紙一重的な話なんですがね......作品としては良くまとめられていまして、テンポも良く絵も美しい。特にペニストン岩のシーンの風と岩と空が印象的で白黒なのに「色」を感じるなぁ、と。ここら辺はワイラー監督は流石かと思いましたけど。オリジナルは読んだ事はないのですが、調べると結構あれこれと省いたり細部が違うようですが、個人的に余り変には思いませんでしたかね。
 で、ストーリーがまぁ、何つぅか......結局、ヒースクリフがかなり割を食っただけじゃないかと思ったりも.......(^^; 原作がどうだかわからんですが、どう見てもキャシーが天然か不明ですが悪いと言う感じも受けるんですが、ここら辺はどうなんでしょうか? 今一つキャシーに好感が持てない、と言うか。ここまでヒロインに好感が持てないのは同時代の作品でもある「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ以来(^^;
 よく分からんぞ、女心......っつぅか、肝心のシーンでころころ変わりすぎだキャシー。
 なお、気になった点が結構あったんでWikipediaの項をみてみると、やはり原作とは違う部分が結構ある様ですが。ヒースクリフの由来はすぐに気付いたんですがね......後は辞書を引いても出てこなかった「wuthering」と言う単語、これは「嵐が荒れる」というイングランド北部の方言だそうですが。
 なるほど、「嵐が丘」か.......
 まぁ、原作を知る人は「原作を読め」と言う事になる作品かなぁ、と言う感じはしました、ハイ。個人的には嫌いじゃないですが、まぁ佳作かなぁ、と言う感じです。

 そうそう、「嵐が丘」で。
 ふと思ったのがこういう愛憎紙一重ものと言う事で、キューブリックとかだったらどうかなぁ、とか一瞬思ったんですが。もうそうなるとこういう恋愛ものとしては破綻するんだろうなぁ.......(^^; ヒースクリフの目が恐くなりそうですけど。
 雰囲気ともども別の作品になるか、うん(^^;
#ある意味純ホラーになりそうで......

 そう言えば、去年管理人はディストピアものを結構読んでいましたけど。
 ジョージ・オーウェルやらオルダス・ハックスリーやらでしたが......そう言えばハックスリーは職場で一緒になった英国人から『島(Island)』を奨められたんですが、文庫とかでは見つからないようで入手できていませんけど。
 ま、そう言うので調べてみたら日本のマンガで『国民クイズ』ってのがあるそうで。何となく話も面白そうなんで買って読んでみたんですが.......いやはや、大したもので。まぁ、作品の説明はWikipediaの項がまとまっているかと思いますが。
 壮絶に皮肉な作品だなぁ、と言う事で何つぅか......
 バブル末期に作られた作品だそうですが、現在でも余り変わらんところは変わらんと言うか。国のやるCMが非常にこう、毒があって良い感じでもあるんですがね.......「義務教育を当てにするな」と主張する文部省のCMとか、「利益をちゃんと誘導するから」と言う役人の天下り先の公開入札とか。
 原作者、恐ろしいセンスだなぁ、と。
 ただ、基本的にこの作品で思い出したのが、フィリップ・K・ディックの小説『偶然世界』だったりもしますが。あの作品も世界を握るのにクイズだったよなぁ、と言う......まぁ、中身は違う作品ですけどね。

 で、Nature.comより。
 先週見られなかった分を一気に.......Geneticists identify four new breast-cancer genesと言う話から......ま、乳がんの原因遺伝子が新たに4つわかり、これで各個人の感受性の理解に繋がるだろうと言う。
 読んでみますと......大規模な遺伝子の研究が、4つの顕著に女性の乳がんの発達のリスクに影響する遺伝子を識別した。
 この発見は医者により正確にガンのリスクを予想できるようにし、そしてその進行の阻害あるいは治療へのガイドとなるだろう。しかしより重要な事は、この事がどのようにこの病気が働くか研究者達に語った事だ、と今回の発見のチームの一人である、University of CambridgeのDouglas Eastonは言う。「我々はこれらの遺伝子が乳がんを起こすであろうことになんら疑いを持っていない」と彼は言う。
 乳がん − これは英国とアメリカでは9人に一人の女性に影響がある事が知られている − は強く遺伝子に影響されている事が知られている。しかし今までのところ、知られている遺伝子はガンのリスクにおける遺伝子の約1/4しか分かっていない。
 女性の乳がんのリスクの小さな違いを生み出すと考えられている、他の多くの遺伝子のいくつかを調べる為に、Eastonと同僚らは4400人の乳がんの女性と、4300人の乳がんでは無い女性のゲノムを比較してみた。
 彼らはこの病気に関係があるように見られた、単一のDNA塩基における30の違いを発見した。そこでこれらは乳がんを持つ2万人以上の女性とほぼ同数の対照群と比較された。その結果はNatureに報告された。
 新しく発見された遺伝子のうちの3つは細胞の成長の制御にかかわっていた。もっとも強い関係性を持つ遺伝子では、fibroblast growth factor receptor 2、またはFGFR2と呼ばれる受容体と関連していた。
 この遺伝子のハイリスクの型を二つ持つ女性において − 人口の16%を占める − はその遺伝子のコピーを持たない女性に比べて60%ほど乳がんとなるリスクが高かった事を、Eastonと同僚らは発見した。
 現在では、これらの新しく発見された遺伝子の調査は、我々に女性のガンのリスクについてわずかしか語っていない。しかし、どんどん遺伝的なり空く要員が発見されるように、遺伝子のプロファイリングが医者に、各個人のリスクについての良い絵を提供し、そしてさらにまたこの病気の阻害また八両についての最良のチャンスを提供する、専門の治療へと繋がる事となるだろう。
 「さらに遺伝子が識別されていくにつれ、テストによってより予知する事ができるだろう」とEastonは言う。「私はその遺伝子が数十や数百あったとしても全く驚かないだろう」。似たようなアプローチは、他の病気においても研究されている − Eastonは現在前立腺癌について研究をしている。
 二つの更なる研究がまた、乳がんのリスクの増加に関連した遺伝的な変異を識別した。一つは、約2000人の閉経後の女性と、似たような数の対照群を調べたものであり、これがまた乳がんのリスクを増やす事に関係した、FGFR2における遺伝的な変異を見つけ出していた。さらに他の研究においては、研究者達はアイスランドの女性で、ガンのリスクを高めていると見られる2番と16番染色体に変異がある事を見いだしている。

 と言う事ですが。
 乳がんの研究は結構盛んですよねぇ......いや、結構ガン絡みでは記事として扱っているのでは無いかと思いますが。そのリスクの増大に関係する遺伝子の変異が、と言う事ですが.......でも、研究者はさらに数十、数百あったとしても驚かないと言う程だそうで。
 まだまだ増えるのか?
 まぁ、数十個程度ならいろいろと研究もしやすいのだろうとは思いますが、いろいろな組み合わせもあるかもしれないですし.....まぁ、FGFR2がどう絡んでくるのかと言うのもあるのでしょうけどね。

 それとProtein senses coldと言う話。単一の受容体が冷たさとメントールに反応すると言う。
 この夏、あなたの口でアイスクリームが溶けるように、あなたに冷たい感覚を運んでくるであろうタンパク質について少しじっくり考えて欲しい − そしてあなたの凍えた舌も。研究者達はマウスで特定のタンパク質を見付けだし、そしてこれは人でも同じ仕事をしているだろうと考えている。
 最近Neuronで発表された二つと、今週のNatureに掲載された第三の論文の計三つの論文において、マウスはTRPM8と呼ばれる一つのタンパク質に、冷たい温度とメントールの感覚を頼っている事を示した。メントールはミントの冷たい感覚を与える物質である。
 このセンサーはまた、冷たい温度による痛みを和らげる影響をコントロールするが、しかし10℃以下の痛みを伴う冷たい温度への反応において、重要な役割は担っていないようである。
 TRPM8は熱や、香辛料にある辛さを司る物質のカプサイシンに反応する物質と同じ仲間である。これらのタンパク質は選ばれた神経の細胞膜上にあり、そして更なる信号へ反応する為にチャンネルを開閉する様にできている。
 冷たい温度もメントールもTRPM8を開くトリガーとなり、カルシウムイオンと言った小さく陽電気に荷電した分子を細胞内に取り込む。
 マウスもヒトもTRPM8をコードした遺伝子を持っている。研究室においては、両方のバージョンでは27℃以下になるとチャンネルを開いた。今回、三つのチームは独立してTRPM8タンパク質を作れなくした、変異マウスを作り出している。
 三つの論文ともマウスは、ほぼ全体的に穏やかに冷えた温度とメントールに反応しなかったが、わずかに残った反応からは、TRPM8以外のより弱い経路の存在が示唆された。
 University of CaliforniaのDavid Juliusと同僚らはまた、直接的に皮膚にある神経の電荷を測定する事で冷たさの反応をテストしている。この変異マウスにおいては、ほぼこの反応がない事を彼らは発見した。
 この活性を生きた動物で見せる事は、TRPM8の冷たい温度を感じると言う主要な役割を各個としてたものにするのに重要な事だ、とUniversity of Southern Californiaの神経生物学者であるEmily Limanは言う。「この一つのイオンチャンネルは、害のない温度の探知についてほぼすべての説明をする事ができる」と彼女は言う。
 冷たさはまた皮膚を麻痺させ、痛みを和らげ、そして炎症との戦いができる。もしTRPM8が冷たさによって引き起こされる痛みの和らぎをするかどうかを見る為に、Scripps Research InstituteのArdem Patapoutianと同僚らは、彼らのマウスに痛みを起こす物質を注射し、マウスを冷たいプレート上において、マウスが傷みに反応して後ろ足を引く時間の量を量ってみた。
 この変異マウスはさらに足を引き、この事はTRPM8はまた冷却による痛みを和らげる作用に関係している事を見せた。「これは非常に驚いた」とその結果についてPatapoutianは言う。
 このタンパク質はまた、「冷感異痛(cold allodynia)」と呼ばれる、患者が冷たい温度に過剰反応する状態に関連しているようである。製薬会社Johnson & Johnsonの研究開発室のNing Qinと同僚らは、外科手術的にマウスを使ってこの状態を誘発し、そしてマウスの冷たさへの反応を見た。TRPM8のないマウスでは、この状態による冷たさの感覚が欠けていた。
 「TRPM8がない事で、このマウスは感じなかったようだ」とQinは言う。TRPM8を標的とした薬剤は、冷感異痛の治療に使えるかもしれないと彼は言う。
 これらの結果は有望なものである、とJohn Hopkins School of Medicineの神経生物学者であるMichael Caterinaは言う。しかし、冷たさへの反応は複雑で、TRPM8をターゲットとしてアプローチを取るのならば、その前に更なる研究が必要となるだろう、と彼は言う。
 「これは中枢神経系に届いて冷たさを呼び起こす信号は、複雑なものとなるだろう」と彼は言う。「今のところ、TRPM8を阻害する薬剤が良い効果を生むか、悪い効果を生むかは何とも言えない。」

 と言う事ですが。
 冷たさの感覚.....TRPM8ですが、どっかで聞いた事があるような気がしたら過去ログを漁ると出てきましたか。2006/08/23付けの記事で紹介していますが.....つまり痛みを阻害するのに使えるのでは? と言う内容でして。
 それに関連した話題と見なしても全く問題は無さそうですねぇ。
 面白いものですが。

  後はDeadly TB strain flies around the worldと言う話がありますか。致命的な結核菌の種が世界中に広まっていると言う話.....危なっかしい話ですが。
 ほぼすべての薬剤に免疫絵師を持つ結核菌の種を持った男性が、アトランタからパリ、プラハ、モントリオールと、当局が彼と彼から菌を分離するまでに移動していた事が分かった。
 この旅行者は誰かに感染させたかどうかは分からないが、しかしこの心配は5月29日にニュースの会見と健康への警告によって、十分に引き起こされた。
 この男性は広範囲にわたる薬剤耐性を持った結核菌、またはXDR TBを持っていた − この意味は多剤耐性結核菌のいとこの意味を表す。この種は一般的な第一選択薬(first-line drugs)(リファンピンとイソニアジド)と同様に、第二クラスの薬剤にも抵抗性を持つ:このクラスの薬剤には、フルオロキノロンに、少なくとも三つの注射可能な薬剤の一つを加えたものとして知られる。
 世界中にまき散らされたケースが報告されており、そして少なくとも一つの集中した感染を、もっともHIV陽性の人口が多い南アフリカにおいて起こした。この病気は容易に人を殺してしまう。
 HIVに感染していない患者のいる発展途上国では、XDR TBの5〜6割の患者が回復している。ある研究では、世界における結核のケースの約2%はXDRのものであるが、情報は大ざっぱなものである。
 XDR TBは人において抗生物質が大半のものを殺したが、結核菌のすべては死んでおらず大半の薬剤に耐性を持つような淘汰が行われる事によってできる。この問題は多くの患者が完全にやれない、あるはできていない、結核菌の6ヶ月の治療の治療法によってできる。
 The US Centers for Disease Control and Prevention (CDC)は航空機の乗員と、感染した男性のいた(5月12日の、アトランタ発パリ行きのAir France 386便、5月24日のプラハ発モントリオール行きCzech Air 104便)席の二列以内にいた人の為に、健康への助言の配布した。当局は、この菌のテストをする事を提案している。
 CDCのDivision of Tuberculosis EliminationのKenneth Castroは、この計画は、家族や友人、そして長いフライト中に彼の近くにいた人達に対して、もっともあり得そうな感染の輪を外す事だ、と言う。「もしあなたがこの内部の輪で証拠を見なければ、あなたは輪の外へ出る根拠とはならない」と彼は言う。
 CDCはこの感染した旅行者について多くの情報を公開していない。彼は、自身がフライト前に結核菌に感染している事を知っていたが、しかしテストではXDRである事は、彼が移動した後になってから判明した。彼は健康医療従事者のアドバイスに対し、「個人的な理由」によって逆らって旅をした、とCDCのdirectorであるJulie Gerberdingは言う。
 多剤耐性結核菌は、多くが突発的であった、とCastroは注意する。「なぜXDR TBがそうでないかは理由がわからない。」

 と言う事ですが。
 結核は「からむこらむ」で白いペスト辺りからあれこれと書いていますが......まぁ、典型的なんですよね、いろいろと。と言う事でやはり興味深い記事になるものはあるのですが。多剤耐性結核菌は出ていましたけど、今度はもっと広範囲と言う事でXDR TBと呼ばれるようで。
 TBは結核菌ですな。
 メインのものは大体は効かないと言う事で、恐らくは感染すると弱っていると致命的なものになる可能性があるようですが。HIV関係で南アは見事に、と言う事のようですけど。まぁ、実際のところは銅なのかは不明な点が多いようですけど。
 まぁ、でも広範囲に耐性を持ち過ぎると、デメリットも出てくるはずですがね......まぁ、薬剤の使い方が難しいと言うか。使い続けて厳密に治療過程をやり遂げる人ってのは多くないと言うのがやはり難点ですかねぇ。
 難しいと思います、ハイ。
 なお、この記事を入力してから巡回していて、CNN.co.jpから感染知りながら欧州渡航の米結核患者隔離結核感染の男性、コロラドの病院で治療へと一連の報道があったようで。XDR TBは「広範囲薬剤耐性結核菌」とするようですな。って、以前そう言うのを見た事があるか......?

 ま、そういうところで以上で。
 さて、今日は各地でおおむね良い天気と言う事になりそうですね。高気圧の勢力下にあるようですが.......梅雨前線はこれのおかげで下がっているのか。まぁ、関東もぼちぼち梅雨入りだとは思うんですが.......で、関東地方も良い天気と。東京で最高27度。
 いやはや、暑くなりそうです。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は仕事が慌ただしいかなぁ、と言う状況ですかねぇ。取りあえずはがんばって過ごそうかとは思うんですが、今週「は」というか「も」というか、大分ハードな一週間となりそうではあります。っつぅか、効率よくやらんといろいろと詰まりそうです、ハイ。
 ま、がんばります.......

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/06/03 過去ログを整理しました。
 「愚痴、日記、あるいは更新履歴」及びstat.の2007/05分を整理しました。

 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 起きだしたのが1時半と言う状況でして.......まぁ、その3時間前に一度目を覚ましてはいたんですが、二度寝の幸せと言う事で.......(^^; いやはや、疲れているものですが。
 で、取りあえず起きだして食事をとり、その後ネット上を回るなどして夕方まで過ごしていたんですけど。4時半頃からはちょいと散歩がてらに探し物に出て行ったのですが、しかし見つからずと言う状況で7時前に帰宅。
 で、その後ぼへっとしていたら落ちると言う。
 再度起きだせば10時半。まぁ、良く寝ていますが.......疲れていたと言うか。休養となったと言うのは確かですかねぇ。

 で、昨日はそこそこ気温が上がったようですが。
 半袖で十分に過ごしやすかったかなぁと思いますけど。まださっぱりしていると言うかすっきりした天気なんですよね......湿度がそこまで高くないと言う事なのでしょうけど。良い休日の一日、と言うのにふさわしい天気だったかと思います。

 で、Nature.comより。
 Fathers of the zodiac tracked downと言う話があるようですね......ゾディアック。黄道十二宮のあれですか。その発明者について、天文学者達はいつどこで彼の古代の相方が働いていたのかを示したと言う。
 読んでみますと......現在の技術 − といくつかの石 − を使って、アメリカの天文学者達は、正確に日付と場所を知る為の古代の泥の平板の一連のセットを追跡した。この平板は現在の黄道十二宮のもととなったと考えられる星座を示していた。
 現在は一括してMUL.APINとして知られているこの平板は、ほぼ200の天文学的な観測を含んでおり、いくつもの星座に関した観測が含まれている。それらは中東で使われた最古の文字の一つである楔形文字で書かれており、バビロンで紀元前687年頃に作られた。
 しかし大半の考古学者達は、この平板はアッシリア人の天文学者達によって作られたか、より古い観測を転記したものであると信じている。どのくらい古いかは争われている − 推測では紀元前2300年頃にまで遡る。
 今回、Louisiana State Universityの天文学者であるBrad Schaeferは、この観測は紀元前1370年の前後100年ぐらいにまで遡るとした。
 この平板はいくつもの異なる観測が含まれており、それには毎年ある日に夜明けの空に最初に見られる特定の星座が入っていた。これらの日付は、地球の軸のわずかなぶれの為に、1000年かけて変化していく。
 「これは空の大きな短針のようなものだ」とSchaeferは言う。
 これらの日付と、特定の正座が直接頭上を通過した日といった他の天文学的な情報を調べる事で、Schaeferはその観測がされた年を特定した。
 彼はまた、古代の観測者達が北緯35.1°からほぼ100km以内に住んでいた事も観測した − この地域は古代のアッシリア人の年であるNinovaとAsurが含まれている。この結果はハワイで行われるAmerican Astronomical Societyの夏の会合で発表された。
 彼の観測をダブルチェックする為に、SchaeferはDavis Mountains of Texasにおける、McDonald Observatoryで彼自身で観測をした。この観測所の直径9.2mの巨大望遠鏡を使うよりは、彼は外へ出て星を注視した。「私が身に付けた最良の装備は、私の足がどこにあるのかを記した岩だ」と彼は言う。
 それにもかかわらず、これらの観測で彼は自身の位置を特定する事ができ、そして彼がアッシリア人の天文学者達が行ったものよりは正確に日付を特定できた。彼はなぜ彼の計測がより良かったのかは分かっていない。
 Schaeferの研究は長く続く議論を和解させる手助けとなるだろう、とUniversity of Viennanアッシリア人権休暇であるHermann Hungerは言う。以前、歴史家達は彼らの議論をその平板の一つの星、または星座について行った事があった。
 Schaeferの平板の観測のすべての統計的分析は「このような事ができない歴史家達自身 − 私自身も含む − に印象を与えるだろう」とHungerは言う。彼は大半の歴史家達はこの平板が大体紀元前1000年頃のものであろう、と言う点では同意しており、この日付はSchaeferの分析と良く一致している。

 と言う事ですが。
 アッシリア人達の作った「暦」の話、と言う見方の方が良いのでしょうかね。zodiacって表現も余り普段使わんからなんつぅか......むしろゾディアックと言うと20世紀中ごろのアメリカのシリアルキラーを思い出してしまうんですが(^^;
 まぁ、ともかくそのような古い時代の暦から、観測場所やら作られた時代を調べられたと言うのが面白い話ではありますが。でも、バビロンってアッシリアと緯度が違うよなぁ.......ってそう言えば「ある場所の暦を別の場所へ持っていったら」結構違ったと言う話もあった記憶があるんですが。
 そういう問題は起きなかったのか? っつぅか、その話もこれに関してだったっけ?

 後はBabies respond to mum's flu jabと言う話がありますが。胎児は母親のインフルエンザ注射に反応していると言うタイトルですが。
 妊娠中の母親がインフルエンザワクチンを注射された時、彼女はウイルスと戦う為の自分の免疫系をマスばかりでは無い。彼女の胎児もまたインフルエンザに対抗する為の免疫反応を示す、とアメリカの研究者達は言う。
 この発見は胎児の免疫系のステレオタイプな見方に対して、反対に見える。50年以上、これは臆病で、いくつもの基本的で、一般的な反応であり、エレガントでは無く、良く大人で見られたような防御を出すものとは思われなかった。
 しかしアレルギーの研究者であるColumbia UniversityのRachel Millerと彼女の同僚らは、ワクチン接種を受けた母親から生まれた赤ん坊の1/3は、インフルエンザウイルスと叩けるような細胞を持っていた。
 「この事は、生まれた時にこの子どもは良く発達した免疫系を得た事を意味している」とUniversity of Wisconsin-Madisonの免疫学者William Burlinghamは言う。
 この免疫細胞が十分にウイルスからの感染を防ぐかどうかはテストされていない。しかしそれらの存在は、新生児の免疫系が特定の抗原に対して戦えるような免疫細胞を作る事ができる事を示している。
 この発見は、もしその赤ん坊がインフルエンザに対して抵抗性を持つのであれば、重要な公衆衛生の結果を持つ事となる、とHarvaard Medical Schoolの医者で免疫学者であるOfer Levyは言う。「この事は、もしワクチンを有効活用できるならば、母親と新生児の両方を守る事が出切るかもしれない可能性を出した」と彼は言う。
 ある研究者達は、子宮内において、例えば特定の食品やタバコの煙からの抗原にさらされれば、後のアレルギーの発達に影響を出すかもしれないと信じている。しかしMillerは、彼女の結果から他の抗原について推定する事に警告を出す。
 「これは非常に強い刺激であった」とこのワクチンについてMillerは言う。「我々はどのようにそこから一般論を出せるのかは分からない。」
 胎児の免疫系は、新生児は非常に感染に弱い事から脆弱であると考えられていた。そして彼らは特定の抗原を認識する免疫細胞がわずかしかない。また、研究者達はしばしばマウスにおいて、ヒトよりも少ない免疫系の発達をしている事に疑問を持っていた、とBurlinghamは言う。
 最近、新生児の免疫系はより以前思われていたよりもより洗練している、と言ういくつかの証拠が出てきている。しかし特定の抗原を標的とするT細胞を探知する事は難しく、そして以前の研究に使われた技術は、具体性に欠けている事で批判されている。
 赤ん坊の免疫系を調べる為に、Millerは抗原に模した蛍光分子を使い、適切な免疫系にこれが結合した時に光らせてみた。
 研究者達は妊娠期間の第2期または第3期にインフルエンザワクチンを受けた女性から生まれた赤ん坊のさい帯血を検査した。彼らは、約1/3の赤ん坊がインフルエンザを攻撃する為の抗体とT細胞を持っている事を見いだした。
 この細胞は父親から受け継いだDNAによってエンコードされた配列のタンパク質を持っており、この細胞が母親から直接得た可能性は排除された。この結果は今日のJournal of Clinical Investigationに発表された。
 「この事は、ワクチン接種によって母親から導入された抗原は赤ん坊に渡って、そして赤ん坊の免疫系が反応したと言うことができる」とBurlinghamは言う。「潜在的に、これらの赤ん坊はいくつかの使える免疫性を持つ。」 Burlinghamは、彼の研究室は他の抗原においても似たような結果を出したと言う。

 と言う事ですが。
 以前から赤ん坊の免疫ってのは母親からの物を、と言う考えがありましたけど。どうやら胎児自身オリジナルで免疫系を発達させて抗体を作れる、と言う事のようで。それを母親のインフルエンザワクチンの接種から分かったと言う事ですから面白いもので。
 以前のものを覆す、と言う意味では大きな話と言えるのでしょうが。
 まぁ、免疫に関しては確かにある程度早くから発達させないと生存のチャンスが大幅に減るでしょうからね......

 後は各所より。
 エチゼンクラゲに抗菌・保湿の成分 医薬品などに利用もクニウムチン:エチゼンクラゲから、抗菌・保湿作用ある新物質 医薬品や化粧品に活用エチゼンクラゲに医薬品・化粧品の原料成分…理研など発見と言う話が出ていますか。理研の研究でして、理研側の発表はエチゼンクラゲなどに共通の新しい糖タンパク質「ムチン」を発見とありますけど。
 必要は発明の母という事なんでしょうかねぇ......ま、いろいろとアイスクリームにしたり食材に使えないかとか研究されていましたが、医薬・化粧品に使える方向にも行ったようですが。ムチンが結構取れるようで.......
 中心になるタンパク質に糖が連なってできる基本構造を持っていますが.....結構多くのものに含まれていまして、納豆やらウナギのぬめりなどがこれだったかと。他にもあれこれですが、この手の糖鎖は結構そういう保湿関係のが大きくかかわったりしていますねぇ。
 化粧品に使われたり、関節に入っているヒアルロン酸なんかはそう言う働きがありますが。これも糖鎖ですし。
 ま、ムチンは粘液に多いと言う事ですが。今回のは人間の胃液に含まれるMUC5ACと呼ばれるムチンに近いそうで、「クニウムチン(Qniumucin)」と命名したとありますが。約10匹(3トン)から1kgも取れるとあるようで、廃棄処分よりは利用に相当に使えそうだと言う事ですな。
 凄いな、こういうのも.......
 っつぅか、理研もこういう研究やったりと幅広いよな、本当に........

 後はJAXAの挑戦。
 世界初、完全再利用ロケット開発へ 宇宙機構グループと言う話があるようで。
 だそうですが。100回も......2分半で高度100kmまで上がるそうで、その後は自動的に着陸するとか。観測機器を積んでその間に、と言う事なんでしょうけど。結構ぶっとい印象のロケットになるのかな? ま、試験を繰り返し中だそうですが。
 使い捨てが多い、と言うか。スペースシャトルは結局退役になりますから、こういうのはロケットとしてはいろいろと今のトレンドとはあっていないのかもしれませんけど。まぁ、コストもありますからねぇ......
 さて、どうなるのか?

 後はスラドから。
 火星のコアが液体であることを実験で確認と言う話がありますね。全部液体では無いかと言うことのようで。中心部は40GPaと言う事のようですが......ちなみに地球のコアは固体ですけど。そういう意味では火星はまだ「熱い」のだろうか? とか思ってしまうのですが。
 っつぅか、そうなるとプレートテクトニクスと言うか、プルームテクトニクスも当然作用している可能性がないのか? とかあれこれ考えてしまうんですが。
 どうなんでしょうかね?
 後は 人間の鳥インフルエンザ患者から取り出した抗体でマウスの治療に成功と言う話があるようで......タミフルがいらん様になるか? まぁ、感染して回復したヒトから、免疫細胞の一つで「敵の記録」をしてあるメモリーB細胞を抽出し、H5N1のモノクローナル抗体を作ったと言う事ですが。
 効果はあるようですけど。
 いや、後は手間とかはどうなのかなぁと。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西の方は雲が多くなりそうで。東の方は高気圧の影響下にあって比較的良さそうですが。関東地方は曇り時々晴れ。東京で25/18と言う予報と。
 まぁ、過ごしやすいと言えば過ごしやすい?

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人は在宅で仕事となるのかな? まぁ、特に出勤はしない予定ですが......しなくて済むならしたくないなぁ、と言うか(^^; 久しぶりにゆっくりと二連休したいなぁ、と思っていますけどね。
 まぁ、きっちりと回復するならしようかと思います。
 マイペースで......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/06/02
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 え〜......何か、密集度が予想以上と言うか。後から後から仕事が入るわ、打ち合わせが入るわ、揚げ句は隊員関係の報告も入るわ......そう言えば延長戦も入ったな。まったくまぁ、終わらんと言うか。
 いやはや......帰りも遅くなりましたかねぇ。
 とにかくもボリュームが多いと言うか。土日連続で休めそう、と思った矢先にどうにも一日は出ないと終わらない可能性もあるなぁ、と思い始めている状況でして......やれやれと言いますかね。まったくまぁ、どうなる事ですか。
 ふぅ......

 で、昨日は雲が多い一日でしたけど。
 気温もそれほどでもなかったか? まぁ、取りあえずは過ごしやすいものはありましたけど、湿度はちょいと高かったかと思いますが。
 衣替えではありましたけどね。半袖の季節になるのでしょうが.......?

 で、Nature.comより。
 結構面白そうですが。Upright orangutans point way to walkingと言う話がありますね......基本的に二足歩行:地上でなく樹上で始まった可能性 英研究チーム二足歩行は樹上生活が起源…オランウータン分析で新説と言う記事と同じと見られますが。インドネシアのオランウータンの観察から、結構樹上で二足歩行をしていたようで、そこからこういう話が出てきたと言う事のようですが。
 後はSpace telescope spies dark matterと言う話がありますか。銀河の端っこを地球〜宇宙望遠鏡で三角測量をして、そこを通過する暗黒物質を観測してみようと言う話のようですが。できると見込んでいるのでしょうけど......観測ですか。
 後は環境系でWarmer world gets wetterと言う話があるようで。人工衛星による観測から出てきたと言う事のようですが。まぁ、これも以前から結構言われたような? そのデータと言う事か。
 そして大手各紙でも触れられていましたが、James Watson's genome sequencedと言う話がありますね。昨日(31日)にと言う事ですけど。やはり発見者自ら、と言うのは一つ目玉にはなりますかねぇ?

 と言う事で、まぁ時間がないので取りあえず生存報告気味に以上で。
 また、後日......




2007/06/01
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 まぁ、何でしょうか......比較的平穏だったような気がするんですが、あくまでも比較的と言う感じでして、これからどうなる事やら的なものはあるのが否定できないと言うか.......延長戦、ガンガン予定に入ってきているんですが、大丈夫かウチの隊員と言うか、それ含めた中隊全体が大丈夫なんだろうか、と言うか......
 う〜む......やる気があるのは良い事なんだがな、確かに。
 ま、取りあえずそんなことを思いつつ、休みがほとんどない状態でそのまま夕方に会議に突入。寝なかったのは奇跡なんだかよく分からんのですが、取りあえず外を見れば激しい雷雨と言う、見事なまでに寒気が入った天気でしたかねぇ。
 で、仕事の関係から家でやらないとできない作業もあったので、そのまま雨の中を撤収。
 帰宅するとどっと疲れが出まして、途中で落ちるのでは無いかと心配したのですが、どうにかこうにか持ちまして食事。その後、仕事もどうにかなりまして、まぁ後は一気に弛れていましたかね。
 いやはや.....ハードです。っつぅか、取りあえず今週の疲れがピークに来ていますねぇ。

 そして昨日は変化のあった天気の一日でしたけど。
 朝と言うか午前中は晴れ間も見えていましたけど、午後からは雲が大分出てきまして。夕方には激しい雷雨......テレビを見ると、川崎市のどっかで90mmとか飛んでもねー降水量だったようですが。雷もかなり激しくなっていましたねぇ。
 帰宅時に川の増水がかなりのものでしたが。まぁ、安定しない天気が続いていますな。

 で、Nature.comより。
 United Nations' AIDS programme under fireと言う話があるようですが。国連のエイズ関係のプログラムをやるUNAIDSのミッションがゆがんでいると出版された本で告発されたそうで......計画は現実よりも感染率を高く見積もっている件と、アフリカでの性的な振る舞いについて政治的・文化的な問題から触れてきていないと言う事だそうですが。後者は早い話セックスのパートナーを減らせば感染拡大が減るのに、と言うそういう点ですか。
 結構ありそうな話?
 Static holes defy theoryと言う話はちょいと良く読まないと分からんか。ある銀河から遠く離れたところで、二つのブラックホールがくっつくと、その銀河を吹っ飛ばすと言う話のようですが......
 後はDeadly TB strain flies around the worldと言う話がありますけど。これはタイトル通りか? まぁ、関心はあるので後日読んでみようかなぁ、と思うものはありますか。
 そしてProtein senses coldと。一つの受容体が冷たさとメントールに反応している、と言う話ですが......これは以前にも何かありませんでしたっけ? 受容体の特定かな?

 後はハンマーヘッドシャーク:雄なしで子ザメ誕生 米英の研究チームが確認と言う話が目に付きましたかね。
 シュモクザメ、単為生殖しているそうですが。サメでは初めての確認と言う事ですけど。
 以前natureの記事である魚類は近親交配が普通だった、と言う話も出ていたりしていましたけど。単為生殖やら近親交配と言うのは、比較的魚類や両生類、爬虫類では一般的なものがあるのでしょうかねぇ、と思うものがあります。
 進化の中で、子孫を残すチャンスがどうだったのか、と言うのもあるとは思うんですがね......

 そしてWIRED VISIONから。
 凧を使う、新発想の風力発電と言う記事がありますか......イタリアの研究者によるものだそうですが、風力発電で1GWと言う飛んでもない発電能力をもつと言う事のようですが。
 しかし、まぁメリーゴーランドに例えられていますが、かなり巨大版と言うか.....放射状に設置された「物干し竿」にカイトをつけて、風に乗せて回すと言うもののようですが。レーダーで鳥が来ても角度を変えて、と言う事もあるようで結構ハイテクでもあるようですが。凧自身も相当な強度のようですけど、発電コストは安いと。
 ただし、実際に作られているわけでは無くて「コンセプト」と言う段階のようですが。実用化はどうなるんでしょうかね.......目処と言うか、可能性はそれなりにありそうと言う話のようですが?
 っつぅか、まぁ設置場所やらがやはり揉めそうですよねぇ。
 後はnatureでもちょくちょく出ますし、CNN等でも報じられる事が多いネタですが。
 小惑星の衝突に備えて、全地球規模での対策をと言う話がありますね.....まぁ、今までの話を、と言う感じのものではありますが。アイデアが、って話がこの手のは一番面白いですが、取りあえず現状の話と言う記事でしょうか。

 ま、帰宅後に仕事もあったんで取りあえず以上で。
 さて、今日は低気圧も抜けて高気圧が接近してくるようですが。っつぅか、梅雨前線も何か大分北上してきていますが。取りあえず本日は天気が良いところが多いようで。一部で雨やら、西で雲が出るやらあるようですがね。関東地方は曇り。東京で20/16と言う予報と。
 まぁ、取りあえず降らなきゃいいです、ハイ。

 さて、今日は金曜日ですか。6月の始まりでもあります。
 管理人はもっとも山場の金曜日ですが......困った事に、本当にスケジュールが「これでもか!」ってぐらい詰まっていますね。全くまぁ、厄介なものですけどね......ふぅ。
 ま、取りあえずがんばって乗り切って行く事としますかね。
 疲労が結構顔に出てきているらしいのか、周囲も何か心配しているっぽいんですが......(^^; いやはや、まぁ、ぶっ倒れるほどじゃないんですが。バランスはしっかりやらんとなぁ、と。
 皆さんも体調には気をつけましょうねぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......





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