〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2007年7月分〜


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2007/07/31
 さて、昨日は出張の一日でしたかね。
 まぁ、朝からまた、と言う状態でしたけど......なんつぅか、まぁ、三日連続出張の最終日で、これがまた「終わりだ!」の一心ででて行ったんですが(^^; ま、取りあえず朝から夕方まで同僚と延々と出張先で、と言う状態でしたか。
 疲れた......心臓に悪いシーンもあったなぁ.......(^^;
 ま、どうにか乗り切ったんですが。夕方には終わって、そのまま帰宅......できずに職場Eまで戻って仕事若干。出さなければいけない書類ってのがありまして、出張にいっしょに行った同僚と仕事やっていました、ハイ。
 っつぅか、真っ暗でしたね、外は、ハイ。
 やれやれと思いつつ帰宅しましたけど.......いやぁ、疲れました、ハイ。

 そして昨日は不安定な天気の一日でしたけど。
 居住地域は朝は微妙な、降っているのかよく分からんような天気になったりしましたが、出張先ではかなり激しい雷雨だったようで......いや、よく分からなかったんで、屋内だから。しかも意外と防音がしっかりしていたのか?(^^;
 ま、気温は寒気も入ったせいか大分過ごしやすかった感じはありますが、湿度は高かったですねぇ......まぁ、雨の中にでないで済んだからこの程度、と言うのはあるのでしょうけど(^^; ただ、夕方には雨は止みましたか。
 もっとも、帰路の途上空で対空の雷が発生していましたけどねぇ。
 天気は不安定だったと言う事でしょう。

 それにしてもまぁ、昨日はテレビと言うか新聞と言うかメディアは選挙一色でしたけど。
 参院選、自民党、と言うよりは「与党」が大敗しましたねぇ......また思った以上に大敗でしたけど。公明がはじき出されている構図は何となく感心してしまいましたが。
 まぁ、でも一気に変わるとはねぇ。
 それにしても、まぁ何が原因か、なんて言えば結局は内閣がどうよ、と言うのがあるかと思いますが。年金は過去から、ってのはあるでしょうけど、認識していながら手を下しませんでしたし。何よりも閣僚がまた使えねーと言うか......
 揚げ句自殺するものもでるしなぁ.......
 ま、何でしょうか。消去法と言うのもあるとは思いますけど......って、とあるサイトでは「選挙に行かないのも意思表示だ」と言う意見もあったみたいなんですが、それなら「白紙」で出す方がよっぽど意味があるかとも思うんですよね......
 「民主主義」って言葉を考えれば、ある意味選挙ってもっと投票率が上がってよいと思うんですが。義務化でもいいぐらいだと個人的には思っています。まぁ、会社などでは不都合が生じるでしょうけど、本来の優先順位は? と思うものが。
 個人的には「選挙に行かない」ってのは多数を取った者への白紙委任と同じ扱いだと思うんですけどね......意思表示と言うよりは無関心でしかないわけで。
 まぁ、もっとも二世やらばっかりで、自分の意見よりは祖父の遺志がどうのこうの言うような連中もどうだろうとは思いますが。本当に政治家は小粒化しているんでしょうね........

 で、巡回してNature.comより。
 New genetic risk factors for multiple sclerosis foundと言う話がありますか。多発性硬化症について、新たに遺伝子のリスク要因が分かったと言う事だそうですが。免疫系のタンパク質の重要性にも絡むと。
 読んでみますと......二つのうちの一つの遺伝子が変異している人々では、自己免疫の病気である多発性硬化症(MS)の発症リスクが増えるであろう、と研究者達は言う。
 両方の変異は免疫系が自身の細胞を攻撃するのを防ぐような内容を暗号化している。
 今日Nature Geneticsに独立して発表された日本の論文が、この変異の一つを特定しており、「インターロイキン-7 受容体α鎖(interleukin-7 receptor alpha chain)」(IL7R)遺伝子がそれである。第三の研究チームは、MSに関連した変異の為にすべてのゲノムを調べ、そしてIL7Rと他のインターロイキン受容体遺伝子 − 「インターロイキン-2受容体α」(IL2R) − を見つけ出した。
 MSにおいては身体の免疫系が神経細胞の周囲の周りにあって保護する絶縁の為のさや(髄鞘、ミエリン鞘の事)を攻撃し、動作機能を失い、認知機能が低下する。インターロイキン-2とインターロイキン-7は自己免疫を抑制する手助けをする、T細胞の調整機能において役割を果たす免疫系のタンパク質である。
 この三つの研究チームは、欧州出身者の数千人の患者を分析し、そしてIL7R遺伝子の一つの塩基対の違いで約20%MSを持つリスクが増加する事を発見した。そのリスクはILR7を遺伝子のテストをするには小さすぎるものである、とUniversity of Miamiでこの研究の一つの著者である遺伝学者Margaret Pericak-Vanceは言う。「多くの人々がこの特定の変異を持っており、そして多発性硬化症になっていない」と彼女は言う。欧州の人口の約7割はこの変異を持っているようである。
 それにもかかわらず、この発見はこの病気へのより良い理解を提供し、そして新しい治療のアプローチの開発方向を示唆したものである、とOxford Uiversityの神経学者で、今回の研究にはかかわっていないGeorge Ebersは言う。「確かとするには小さな影響だ」と彼は言う。「しかし、それが多発性硬化症の基本的なところに横たわるもののいくつかを示したであろう事で、その概念は重要である。」
 MS発症のリスクは、民族、ジェンダー、そして地理的なもので幅広く変化しており、遺伝子と環境要因の複雑な相互作用を示唆している。MSのリスクとmajor histocompatibility complex genesと呼ばれる、免疫系が自己と非自己を認識する手助けをするタンパク質を暗号化している遺伝子の変異の間のリスクが、以前に示されている。しかしそのリンクは30年も前に発見されており、他の確固たる遺伝子の関係はこれまで発見されていない。
 Harvard Medical Schoolの免疫学者であるDavid Haflerは、IL7RIL2Rにおける変異はまた、I型糖尿病のリスクの増加とも関連していると言う。これはこの二つの自己免疫病の間の因果関係をほのめかすものであり、もしかすればこの二つのインターロイキンのT細胞機能の調節の役割の為であるかもしれない、と彼は言う。

 と言う事ですが。
 自己免疫疾患ってのは結構厄介なものがありますが、その一つ多発性硬化症の原因に、その自己免疫疾患の原因となるT細胞の認識に関連したインターロイキンの受容体遺伝子の変異、と言う事だそうで。二つが3つのチームによって判明したと。
 個人的にはしかしI型糖尿病との指摘が興味深いですね.......II型がいわゆる生活習慣病と関連するものですが、I型のうち自己免疫疾患でベータ細胞が死滅するタイプについてがこれに当てはまるだろうと言う事になりますか。
 他のも関係するのでしょうかねぇ......?

 ま、取りあえず後は出張帰りが遅かったのもあって、取りあえず以上で生存報告。
 さて、台風五号は九州方面にまっしぐらのようですが......取りあえず今日は北の方に低気圧の影響が出るようで、雲が出てきて雨、と言うところもあるようですが。他のところは大体晴れるようですね。関東地方は晴れるものの、一時雨が降る事も。東京で31/23と言う予報ですか。
 また、一気に上がりそうですな。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はやっとこさ休日と言う事になるんですが、出かけていかないといけない用事がありますので、まぁとっとと済ませたいものです......っつぅか、なんだか落ち着かんよなぁ、本当に(^^; 爆睡したいところなんですがねぇ。中々かなえられないようです。
 ま、取りあえず休める部分は休む、と言う形にしたいものです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/30
 さて、昨日は出張の一日でしたか。
 まぁ、一昨日よりはゆとりを持って起きて、出て行く事ができたんですがね......道も空いていたし、まぁその点は幸いだったかと思いますけどね。で、まぁまた暑いところで延々と出張の仕事と言う事で、しかも一昨日よりも忙しい状況と言う、中々体力的にもシビアと言うか。
 もうちょい、こうゆっくりしたいものを感じるものがあるんですが.......(^^;
 まぁ、現場系の仕事の出張なんで仕様がないんですけど、取りあえずはどうにかこうにか......選挙のおかげで早めに上がったのは幸いですかねぇ、えぇ。
 で、夕方に帰宅してからとっとと選挙。風呂に入ってしばらくしていると、居住地域で一時的に激しい降雨。っつぅか、雷雨になりまして、Macやらが吹っ飛ぶのもいやだったので、そのまま電源抜いてぼへっと過ごしていましたか。
 選挙もやっていましたのでね......
 ま、取りあえずまた疲れた一日でした。

 で、昨日はまぁ蒸し暑い一日でしたけど。
 中々日差しも強めだった感じでしたが、途中で雨が降ったようで。その後、夕方から降ったり止んだりして、一気に激しい雷雨と言う模様で、どうやら寒気の影響でもあるのかとも思いましたが。
 ま、おかげで大分気温が下がり、過ごしやすいと言うか寝やすそうになった、と言う。
 まぁ、もっと気温が下がってもいいかなぁ?

 で、巡回してNature.comから。
 昨日付けの記事が生存報告だったので読めなかったものとして、Dark days for NASAと言う話がありますか。窃盗、サボタージュ、飲酒のクレームを宇宙局が受けている、と言う事ですが......ニュースにもなっていますねぇ、これ。
 読んでみますと.....NASAのスタッフがいくつもの、宇宙飛行士に飲酒時の飛行を許可したり、来るシャトルのフライトのコンピュータを故意に破壊したり、また約1億ドルの装備のロスを止めるのに失敗したりなど、不正行為の噂の告発に面して打ちのめされている。
 NASAによって作られた新しい内部報告では、宇宙飛行士達が飲酒した時に飛行を許可された事を明らかにした。7月27日の昼の公式な報告が明らかになる前に公開された情報では、クルー達は彼らが安全性のリスクにかかわるほど十分な飲酒をしたのにもかかわらず、飛行を許可された事が確認されるだろう事が示された。
 そのフライトがスペースシャトルのプログラムや他の打ち上げを含まれていたのかは直接的にははっきりしておらず、またその疑問の出来事が起きた時が正確にいつだったかは不明である。しかし、コメンテーターは宇宙飛行士達が飲んでいる時に飛行していると言う可能性に、驚き、戸惑っていた。
 この報告は明らかに、他のNASAにとっての恥ずかしいエピソードに引き続いて出されたものである − 2月に、以前の同僚への愛情争いで融解を試みたと申し立てられたかどで宇宙飛行士Lisa Nowakが逮捕された。
 また、少なくともNASAが来月予定しているミッションに関連した、少なくとも一県のサボタージュ高位が今週明らかになった。国際宇宙ステーションに使用される予定の電子機器の内部の配線が故意に切断された。NASAの宇宙計画のassociate administratorであるBill Gerstenmaierは、ニュース局のレポーターに語っている:「このダメージは非常に明らかであり、簡単に判明した。我々にはミステリーでは無い。」
 NASAの悲嘆は、アメリカ議会の監察委員によって出された他の報告によってなお、増しており、その報告ではNASAは過去10年で9400万ドルの装備品を失っている事を明らかにした。The Government Accountability Officeはこの損失を「内部コントロール環境」であると批判している。
 この損失は「許容できない」と米下院議員の科学技術委員会の院長Bart Gordonは述べている。「NASAはその特性と装備を管理するより良い仕事が必要だ。」
 その報告はまた、この損失の原因として望まない雇用者の保持の管理を非難している。コンピュータの損失の為にされている弁解も含まれている:「私に割り当てられているのにもかかわらず、このコンピューターはISSに載せられて使われていたものだ。私はそれが失敗した時に大気中で燃やされるために、船外へと投げ出された事を知った。」

 と言う事ですが。
 どうにもまぁ........何ですかね。危機管理云々以前の問題となりつつあるような気もしますが、まぁどうなりますかね。
 いや、まぁ、まだ拡大しそうな......?

 後は、以前の読みそこねから、Mastodon DNA sequencedと言う話。古代の歯から、ゾウの系統樹が分かった、と。
 現代のゾウの親類で既に絶滅したマストドン(mastodon)は、そのDNAの配列が分かった最新の先史時代の動物となった。
 化石化した歯を使い、Max Planck Institute for Evolutionary AnthropologyのMicahel Hofreiterと同僚らは、細胞内で自身の小さなゲノムを持ち、エネルギーを生産するマストドンのミトコンドリアのすべてのDNAの配列を明らかにした。
 この歯は5万〜13万年前のものであると信じられており、これまでのところ、このマストドンの最古の完全なミトコンドリアDNAが解明された。
 「この極めて古く、完全な配列はそれ自体で興味深いものだ」とHofreiterは言う。しかし、これはまた現代のゾウの祖先についての議論を解決する手助けとなる。
 科学者達はどのようにアジアゾウ、アフリカゾウ、そしてウーリーマンモス(woolly mammoths)が関連していくのかを確かにできなかった。この問題は、ゾウの近親者が近くで生きていないことである − ゾウの最も近い親類は、海に行ったジュゴンと、齧歯類に似たハイラックスである。
 しかしゾウ、マンモス、マストドンのDNAを元にした系統樹では、アジアゾウは、アフリカゾウよりもマンモスにより近いものである事が示された。この結果はPloS Biologyに報告された。
 マストドンの配列はまた、チームにアフリカゾウがアジアゾウとマンモスから約760万年前に分かれたと推測させる事ができた。マンモスとアジアゾウは、その後100万年以内に分かれた。
 これらの議論 − そして分離したアフリカゾウの位置 − はヒト、チンパンジー、ゴリラの相違と際立って似ている、とHofreiterは言う。「気象が乾燥し、草地が拡大して森林がよりバラバラになったと考えられる」と彼は言う。「我々は他のほ乳類で何が起きたのか、より詳細を見る必要がある。」
 Hofreiterのチームは、北アラスカの13万年前の堆積物の川底でこのマストドンの歯を見付けた;残りの骨格は失われていた。
 そのDNA配列は、マストドンが約2500万年前にゾウの祖先から分離した事を示した。
 マストドンは全高約3mで、マンモスと似た厚みのある毛皮に、ずんぐりとした体格を持っている。しかしマンモスとは違い、マストドンは大体は森林の動物で、葉を食べ、枝を分け、キバで小枝をつついていた。
 この動物は化石の記録から約2800万年前に登場し、そして北アメリカでは約1万年前まで生きていた。
 この動物の絶滅の原因については議論がある。「あるものは環境の変化が原因と言い、あるものはヒトのハンターが原因だと言う」とHofreiterは言う。
 以前のミトコンドリアDNAの配列が分かった最古のものは、3万3000年前のウーリーマンモスであった。ニュージーランドにいた巨大な飛べない鳥で、紀元後1500年頃に絶滅したと考えられているモアは、科学者達によってミトコンドリアDNAが完全に解明された唯一の、他の絶滅種である。
 University of CopenhagenのEske Willerslevと同僚らは、最近ミトコンドリアDNAをグリーンランドの氷床の下の、45万〜80万年前から配列を明らかにした。
 ある研究者達は1億年前の微生物のDNAを発見したと主張している。しかしそのような主張をWillerslevは確認できていない。「これらは独立した確認を受け取っておらず、そしてそのDNAは99.9%現代の微生物と似ている為、それについて語るのは極めて難しい」と彼は言う。
 「考えられる限りでは、DNAは数百万年も非常に低温で生き延びるかもしれない」とWillerslevは言う。「しかし誰も本当の事は知らない − DNAが最大限生き延びる時間の信頼できる推測は無い。」

 と言う事ですが。
 マストドン......まぁ、絶滅していますが。人類が原因だったら、マンモスも同じ事が言われている事を考えると、まぁ何つぅか.......人類恐るべしとも思いますが。ミトコンドリアDNAから解明している、と言う事ですがこの手法も一般的ですねぇ。
 ま、いろいろとまた分かると良いですが。
 しかし、こういう「DNAの配列が分かった」と言う情報がどんどん出てきていますが.......この10年と言わず、5年で急速に、と言う印象がありますね、えぇ。

 後は......目に付いたのが重さ23キロの氷塊が民家を直撃、屋根突き破ると言う記事。
 アイオワ州だそうですが、重さ23kgの氷塊が落ちてきたそうですが......これ、家を突き破って落ちたそうですが、その落ちたものの重さがこの23kg。大元は不明だそうですが、かなり恐い話でもありますねぇ......原因は不明だそうですが、
 だそうで......晴れていた、と言う事ですから自然発生は無かろうに。空気中の水蒸気が凝固する必要がありますが。寒気でも入ればこれは成長しますけど、しかしその場合はまずくもが生じていくわけですから、微妙ですねぇ......人工物絡みと言う事になるのか。
 でも、自然発生説を唱える学者もいるそうで、雷雨を伴わない雹の発生があるとかなんとか......過去5年で50回、電子レンジ大もと言う事だそうですけど。まぁ、どうですかねぇ.......っつぅか、こういう話を見ると「杞憂」と言う言葉を思い出すものがありますな。
 って、「杞憂」って語源は有名なんだろうか......?
#こういうのは教養だよなぁ.......って思うんですが。

 ま、取りあえず雷雨で電源切っていたりしていましたので、取りあえずこんなもんで以上で。
 さて......台風5号が発生してまっすぐ北上と言う予報があるようですが。取りあえず、低気圧が関東付近に来るようで、東海やら関東は雲が多く雨。他の地域は大体は晴れるようですね。関東地方は雨。東京で26/24と言う予報と。
 まぁ、どうなりますかね......気温的には過ごしやすくなって欲しいんですが。

 さて、今日から一週間が本格化ですが。
 管理人は出張です、ハイ......取りあえず、出張シリーズはこれで一段落、となって欲しいんですが(^^; また追加されそうで何つぅかなぁ.......と思っています。っつぅか、8月上旬に泊まりがけで出かけると言う事だそうで。
 何ですかねぇ、ハイ。
 取りあえず、がんばって乗り切ろうとは思いますけどね。えぇ、皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/29
 さて、昨日は出張の一日でしたかね。
 朝は5時前に起きてから、とっととでて行って、と言う具合でして.......まぁ、何つぅか面倒きわまりないと言うか疲れたと言うか。蒸し焼きにされそうな感じでして、なんともまぁ......本当に疲れさせられたなぁ、という。
 えぇ、帰宅して一息つけばあっという間に8時過ぎと言う有り様でして。
 いやぁ......疲れました。

 と言う事で、本日は生存報告です、完全に。
 今日も出張なんで、まぁ取りあえずしっかり休んでおきたいと思いますが.......やれやれ、ですねぇ、ハイ。

 また、後日......
#サバイバル、サバイバル.......




2007/07/28
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 まぁ、何つぅか妙なところに駆り出されたりしまして......う〜む。中々慣れないものもきついと言うか、ヘルパーと言う立場で良かったなら良いんですが、そのまま駆り出されたところに定着させられるのでは無いかと言う心配もしつつ......
 う〜む(^^;
 で、まぁ暑いさなかに仕事などあれこれ、でしたが。中々緊張する連絡などもありましたけど、取りあえずは無事に切り抜けまして、何とかどうにか、やっとこさと言うか。一息つける頃には夕方を迎えていましたかねぇ.....いやはや。
 出張の打ち合わせなんかもありましたけど、とにかくも忙しいものです。
 ふぅ......

 そして昨日は日中は良く晴れた一日でしたけど。
 東海地方も梅雨明けと言う状況になりましたが、蝉も大分鳴いていまして関東もそういう雰囲気ですけど。取りあえず、気温は朝から高く、蒸す状況でして中々真夏らしい天気でしたねぇ。熱中症で倒れる人も結構いたのでは無いかと思いますけど。
 救急車も忙しいのでしょうか?

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Sex change wipes out invasive speciesと言う話がありますか。外来種と言うか、侵略的な種に対して、「トロイの染色体(Trojan chromosomes)」を持つものがこれに対抗できるリストの仲間入りになった、と言う事だそうですが、ちょいと時間がないので省略。
 で、Single gene deletion boosts lifespanと言う話がありますか。ある一つの遺伝子を除いた変異マウスが、より長く、そして老化が遅くなり、より食べたと言う。
 読んでみますと......研究者達は多量に食べ、体重が軽いのにもかかわらず、より長く生きる変異マウスを作り出した − これは一つのタンパク質を失った為による。
 このタンパク質がないと、身体は心拍数を増やす効果のあるホルモンのアドレナリンに対して感受性が定家氏、それにより恐らくはよりいくつかの形のストレスに対して抵抗性を持つのだろう。
 科学者達は既に、type 5 adenylyl cyclase(AC5)と呼ばれるこのタンパク質の阻害剤を開発している。「明らかに我々は非常にこのような化合物に関心を抱いている」とこの効果を発見したチームの一人である心臓病学者であるStephen Vatnerは言う。
 現在、老化研究に対する主な注目は、代謝の「若さの泉(fountain of youth)」を活性化させる方法としてのカロリー制限を使う事である。今回の、一つの心臓の遺伝子をノックアウトする事で寿命を延ばす事ができる、と言う発見は心臓研究の予期せぬ副産物であった。
 VatnerとJunichi SadoshimaとUniversity of Medicine and Dentistry of New JerseyのNew Jersey Medical Schoolの同僚らは、最初にAC5を取り除く事でより健康な心臓となるのかどうかの決定に着手した。
 アドレナリンの信号を阻害するベータブロッカーと呼ばれる薬剤は、心臓発作や不整脈を持つ人において手助けをする事が知られていた。研究者達が2003年に明らかにしたように、AC5を欠くマウスは心臓内における圧力によって起こされる心臓疾患に対してより抵抗性を持っていた。
 しかしその過程に置いて、研究チームはまた変異マウスは正常な仲間よりもより長く生きる事に気付いた。今週のCellに掲載されたこの研究において、彼らはマウスを追跡すると3割ほど長生きし、心臓へのストレスとしばしば老化に伴う骨の悪化を防いだ、と報告した。
 AC5は化学的に活性な形の酸素が濃縮した時に起こるトラウマを減らす事により、寿命を長くできる。これらの分子によって生じたダメージは老化に寄与すると考えられている。AC5の変異は酸素によるストレス反応を調節するERK2と呼ばれるタンパク質をより多く作る。Vatnerと同僚らは芽生え始めた酵母においてERK2を増やすと、これら酵母はより長生きした。
 AC5を欠いたマウスについてのいくつもの謎がある。若い変異体は正常なものと同じ体重であるが、しかし年を取ったAC5変異体は体重が減る − それらはより食べるのにもかかわらずである。そのことは代謝の変化でカロリー制限と似たような効果を起こした事を示唆する、とVatnerは言う。
 AC5を欠いたマウスがガンに対してより抵抗性を持つ事もあり得る、とVatnerは付け加える。「その大木な理由としては、年を取ったマウスが心臓疾患によるものでは無い為だ」とVatnerは言う。「正常なマウスの死因の大半はある種の腫瘍によるものだ。」 彼は、この変異体は腫瘍の形成を防ぐ事ができるためにより長生きであるのかもしれない、と言う。
 これらすべての事により、AC5阻害剤が奇跡の薬の様に聞こえるが、しかしその解決は単純では無い。
 AC5が欠けている事で、変異マウスはアドレナリンに対してまだ反応はするが、しかしそのホルモンの心臓への効果はよりはっきりしなくなる。しかしアドレナリンはストレスがたくさんある「闘争逃走反応」の状況の中で役に立つ、とUniversity of Colorado Health Sciences Centerの心臓病学者Michael Bristowは警告する。AC5は複雑な経路の一部で、完全にこれをノックアウトする事で起こる影響は不明である、と彼は付け加えた。
 精神的な副作用もあるだろう、とUniversity of Californiaの心臓病学者であるH.Kirk Hammondは述べている。AC5を欠いたマウスは、モルヒネやハロペリドールといった抗精神病薬への反応もまた同様にしない。
 BristowとHammondはともにこの結果が興奮するもので、老化研究への新しい道を開いたものである事に同意している。しかし、HammondはAC5阻害薬が心臓を保護する良い薬となるだろうが、寿命を延ばす為にはより率直なオプションがもっとあるだろう、と付け加える。「私は最初に、私が何をする事でハイウェーで人々が減速するか、ビッグマックを食べるのを止めるか、タバコを吸うのを止めるのかを考えている。」とHammondは言う。

 と言う事ですが。
 AC5阻害薬......アドレナリンへの感受性を下げると言う事のようですが、AC5を作らないマウスが寿命を延ば巣と言う事が分かったと。体重も減って若々しいそうで、老化が押さえられているのでは無いかと言う事ですが、しかし実際にヒトでそういう薬を作って全面的に心臓への感受性を下げるとどうなるかは不明と言う。
 まぁ、しかしAC5の働きねぇ......変異を持つマウスはERK2と言う活性酸素の制御をするタンパク質を多く作るそうですが、モルヒネやハロペリドールと言った精神にかかわる薬剤も効きにくくなる......メンタルな面では確かにどうなるのか? アドレナリンは闘争逃走反応にかかわりますし、まぁなんとも微妙で。
 やたらに穏やかになる? 感受性の乏しいものになる? って、何となくロボトミー的なものも何となく......
 ふむ?

 後はMedical opinion comes full circle on cannabis dangersと言う話がありますね。カンナビス、つまり大麻についての医療オプションについて、大規模分析をしたそうですが、恒常的な使用で精神病のリスクが二倍だそうで。
 恒常的なカンナビスの使用は、統合失調症と言った精神病の発症のリスクを二倍になる、とこれまでで最も厳格な証拠の分析によって分かった。
 35件の以前の調査の結果を合わせた今回の新しい研究から得られたこの発見は、カンナビスは精神の健康において無害であるとした以前の示唆を全く逆にし、再び出てきたものとなる。医療雑誌The Lancetにおいてこの分析は発表されたが、この雑誌は1995年における一冊において、この文章から始めていた:「カンナビスの喫煙は、長期間であっても健康に害は無い。」
 事実、この薬剤を一度使うと、精神的な問題が生じるリスクが41%増加する、と新しい研究では述べている。この示唆は、すべての英国の精神病患者の14%がカンナビスの使用によるものであると示唆するものとなる。
 「この明らかになったメッセージは、カンナビスのしようによってずっと深刻なリスクが潜在的にあると言う事だ」とこの研究の著者Cardiff UniversityのStanley Zammitは言う。「精神病の結果の為に、これは明らかに人々にこのリスクを警告する十分な証拠となる。」
 Zammitは、この新しい分析はこれまでで「最も徹底的」であると付け加えた。「これは証拠に確固たるものを加える事になる」と彼は言う。
 以前には、カンナビスは実際に精神病を起こすのかどうかについての疑問があり、または精神的な問題を持つ人々はこの薬剤による自己治療が出きるのかどうか、と言う疑問があった。この新しい研究が、この議論を決定的にする事はできないものの、これは被験者にカンナビスか偽薬を与えるといった、完全な無作為試験を行う事が不足していた状態で、最良の証拠を示している。
 Zammitと彼の同僚は35の、人々を時間の経過で観測したlongitudinal trial(訳語忘れた......(^^;)からデータをつなぎあわせた。彼らは、他の物質の使用や知能といった他の要因を考慮に入れた後でさえ、カンナビスを使用している人々は、全く使わない人に比べて、41%ほど統合失調や他の精神病になりやすい事を発見した。カンナビスを最も良く使う人々は、問題を2倍以上抱えていた。
 カンナビスの使用がうつ病や自殺指向、不安と言ったものに繋がるかについては、まだはっきりしない。
 特に長期間のカンナビス使用者において、この精神病のリスクの増加は、実際に全体の人口の1%で統合失調症を発病するリスクがあるにもかかわらず、心配なものである。「それらの示したものは、正直言って衝撃的なものだ」とUniversity of Glasgow's Centre for Drug Misuse Researchのdirectorであるneil McKeganeyは言う。「カンナビスは我々の間で最も幅広く使われている違法ドラッグであるために、私はあらゆるリスクの増加に我々は大きな関心を持つと考えている。あるものは彼らが恐らく相対的に小さな数であると言う事実の為に、安らぎも無いだろう。」
 この発見は現在の、英国におけるカンナビスの法律についての議論をより悪化させるであろう。何人もの高位にある政治家達は、最近過去においてこのドラッグを使用していた事を認めた。このレビューではまた、2004年のカンナビスをクラスBから、最も違法薬剤の中で重大でない種類であるクラスCへと落とした事にもふれている。
 この研究に伴って出された社説において、Copenhagen University HospitalのMerete NordentoftとCarsten Hjorthøjは述べている:「一般の議論の中で、カンナビスはアルコール、(アンフェタミンと言った)中枢神経興奮剤(central stimulant)、オピオイドと比較してより有害、あるいは害がない薬剤か議論されてきた。しかし、潜在的に長期間のカンナビスの精神病と言った有害な効果は、見落とされていたように見える。」

 と言う事ですが。
 最近は比較的「利点」を唱える記事が多かった様に思えましたが、一気に逆転と言うか......予想以上に精神病のリスクを増やすようですな、大麻は。41%ってのは相当な数と言えますが、まぁ擁護する側にとっては不愉快な話でしょうけど。
 っつぅか、class BからCに落としたのもやっぱりなぁ、と言う......実際、使用者は多いそうですけどね、欧州では。アメリカはかなり締め上げていますけど、医療目的の使用の為に制限された地域で栽培は行われていますが......ここら辺は「からむこらむ」の「その129」辺りか最後の「その130」でもでもふれた通り。
 まぁ、しかし1%と記事ではふれられていますが、軽度も含めると相当な数になるだろう、ってのは統合失調症についてふれた「からむこらむ」の「その151」からのシリーズの通りですな.....ちなみに、上の記事でふれたハロペリドールは「その154」でも触れていますが。
 ま、結局のところ楽観的に見る事に対して「どうかねぇ」と言うところですかねぇ。

 ま、落ちてしまったのでこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北の方で低気圧の影響で雨が降るところが多いようですが、それ以外では良く晴れるようで。梅雨前線も日本から離れていますな。関東地方は晴れ後曇り。東京で31/25と言う予報ですか。
 まぁ、暑くなりそうで......っつぅか、熱帯夜になっているんですねぇ。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は三日連続出張となっていますので、まぁ何つぅか......がんばってきます、ハイ(- -; っつぅか、休みくれと本気で思いますが、まぁ取りあえずどうにかこうにか。
 代休が火曜日に貰えるんで、まぁその時までがんばっていく事とします、えぇ。
 暑くなりそうなのがいやなんですがね.......(- -;

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/27
 さて、昨日は職場Eで仕事してから出張と言うコンボの一日でしたかね。
 いやはや......バスが遅れてまた迷惑なものでしたけど。取りあえず、順調に仕事は午前中に......片づけられるものは片づけましたけど、まぁ管理職の部屋で雑務ってのもあったな.......その後、出張ででて言ったんですが、湿度が高くて迷惑......なネクタイ(^^;
 ま、取りあえず出張先で他人にアドバイスするやら、そう言うのをあれこれやった記憶がありますが。ひとまず、帰路の途上で久しぶりに本屋やらよってきまして、そのまま帰宅。後はのんびりやっていましたかねぇ......
 いやはや、ゆとりがあるってすばらしい事です。

 そして昨日は蒸した一日でしたか。
 蒸し暑いと言うか。気温が高い上に湿度も高く、中々不快指数が高目。何よりも夕方には夕立も若干あったようで(出張先の建物内にいたのでよく分からなかった)、それによってさらに湿度が上がったと言う。
 帰宅してからかなり不快でした。
 いやな天気ですな、えぇ。

 そう言えば、最近読んでいた本。
 『変な学術研究1 光るウサギ、火星人のおなら、叫ぶ冷凍庫』(ハヤカワNF文庫 NF320/エドゥアール・ロネ著/高野優監修/柴田淑子訳)。内容はタイトル通りなんですけどね......まぁ、面白い研究をしている人ってのはいるようで。昔CNN.co.jpのこぼれ話であった「ペンギンは空を見上げている時に飛行機が通過すると仰向けに転んだ」と言う報告についてもありますし、日本の研究者が行ったハトが絵を見分ける、と言う話やら。ちなみに、冒頭は中々強烈で「自殺の饗宴」と言うタイトル.....妙な自殺を見付ける競争やらしているそうで。
 学者ってのは変なものですが。まぁ、そう言うものも研究の一つ。まぁ、多くの人が注目しないものにも注目、ってのが研究者なんでしょうけどね......そう言うのが54編入っていますが。個人的には、中々良い暇つぶしにできるかと思いました。
 興味ある方はおすすめ......

 そう言えば先日紹介した『「世界征服」は可能か?』について。
 ふと思い立ってまた吟味していたんですが。いやぁ......ディストピアものってやっぱり「世界征服」されている様な環境のものがありますから、どうなんだろうとふと思いまして。一応、社会システムの確立がされている、と言う点で注目してみたんですけどね。
 例えばハックスリーの『すばらしい新世界』は、ある意味世界征服されているんですよね......「総統」ってのが複数人いて、そいつらが実質、と言う事になりますが。被支配の立場の人達が「支配されている」と言う自覚がない世界ですが.....ま、「他所」から来ればおかしいと気付くわけですけど、相対的な価値観でしかないと言えばそうですが、しかしうまく「階級社会」によって生じる問題の「ガス抜き」が用意されているシステムとも言えますか。
 巧妙と言えば巧妙だよなぁ......そういう教育で仕込み、娯楽で仕込み、と。「世界征服〜」の本にあった経済のシステムも、『すばらしい〜』では見事解決していますし。やはり著者は相当に頭の良い人だと言う気がします。
#極めて論理的。
 一方でまさに絶望的な『1984』も支配システムができていますが。
 あの場合どうなんだろう......「世界征服〜」では実現できないとされているような世界を右とにやっているような、しかし実現しているような? 裕福云々、ってのは極限まで制限されていますか。密告社会で、簡単に人は切り捨てますけど。粛清は常套手段だしなぁ......情報は完全に押さえていて、教育もまた完全に押さえていると見られますが。
 ま、もっとも「世界征服」の目的(厳密には3つの勢力が存在)が「権力の為の権力」と言う明確な目的があると言えばあるんだよなぁ......しかもその目的の為にうまく機能させていると言うか。その為の階級制度も確立しているんだよなぁ......
 技術開発も偏っているっぽいんですが。
 う〜む.......?

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Religious concepts promote cooperationと言う話がありますが。心理学ですねぇ......宗教が協力を促すと言う話。ま、時間があれば後日にでも。
 で、Carbon makes super-tough paperと言う話がありますか。原子の薄さのシートを重ねて強い超薄型物質を作る事が出きると言う。
 研究者達は非常に固く、そして非常に強い、暑さ数百万分の1mの紙のシートを作る為の炭素の形状を最近発見した。この紙は強い新しい物質の開発や、強いエネルギーを展開する為の燃料電池への応用と言ったものに繋がる。
 2004年に発見されたグラフェン(graphene)はダイヤモンドよりも頑丈である。この物質は炭素原子の薄さのが二次元のハニカム構造をもつシートである。しかしこれを他の物質に固定するまでは、これらのシートは自然に小さなボールの形状に丸まってしまい、そしてグラフェン「スープ(soup)」の状態になる。
 NOrthwestern UniversityのRodney Ruoffと同僚らは、今回グラフェン「ペーパー(paper)」の独立したシートを作る方法を見付けた。
 研究者達は層状の物質である酸化グラファイトを顕微鏡レベルで各層に分けていった。そして水の流れを利用して、これらの小さな層を平らな紙のような構造に繋げた。この水はグラフェンの層の間の接着剤の役割をするが、これは水分子とむき出しのグラフェンの間で水素結合を形成する為である。
 この結果、魚のうろこのように、粒子に包まれた状態になる酸化グラフェンのシートを作る。これらのシートは数μmの薄さである。「固まっていないグラフェンを作れないが、酸化グラフェンならできる」とUniversity of ManchesterのグラフェンのパイオニアであるAndre Geimは言う。この酸化グラフェンは純粋なグラフェンの化学的性質に似たものをもつだろう、と彼は言う。
 彼はこの紙をバッキーペーパー(bucky paper)(C60を元に作られたもの)、グラファイトシート(flexible graphite)、バーミキュライトをテストし、彼の紙は他の炭素をベースとした紙に対して張力や固さと言ったもので文字通り優れていると言う。これらの紙は潤滑剤やガスケットのシールとして工業的に使う事ができる。
 通常の紙のように、このシートは一つの方向に対して折れにくく、強い − グラフェンの小さな一片をお互いに固定する水素結合のおかげである − しかし、柔軟である。「平面においては、これらは非常に折れにくいが、しかし同時に使いやすくもある」とRuoffは言う。「その為にこれらを折り畳む事ができる。」
 この紙はより強く、そして各層の間を接着剤で固定する事で固くする事ができる、とSuoffは言う − これは一方のより強いグループの水素結合を置き換えることでできる。「もし最も固く、最も強い物質をが欲しければ、分子レベルで強くてタフなものを選ぶ必要がある」と彼は言う。
 Geimもこれに同意する:「すぐに思い浮かぶ事は、(グラフェンの)平らでと非常に強い物質による本当に良いバインダーについて考える事ができる。」
 応用はまだ長い道のりとなるが、しかし幅広いものとなる、とRuoffは言う。例えば、この紙を物質を伝導体の材料として大きな膜にする事ができる;あるいは分子の「接着剤」が存在している各層のすき間を、燃料電池のエネルギーを展開する使い方もある、と彼は言う。

 と言う事ですが。
 炭素が結合してシート状で、層を作る、なんて言われると流石にグラファイトを思い出しますが(^^; まぁ、そう言うのでは無くて、酸化グラファイトを用意して層にわけて、繋げていき、それをまた層化したと。その層の結合は水素結合、と言う事ですがグラファイトと違うのは炭素の共有結合では無い、と言うところですねぇ......ま、そんなに強力とは思いませんでしたけどね。強くてうすく、曲げられると言うのは非常に利点ではありますので、応用範囲は広いでしょう、実用化すれば。
 っつぅか、どういう感じの構造なんだ......?
#イメージはわくんですがね。

 後はMobile telephone masts 'do not cause illness'と言う話がありますか。研究から、電磁波による症状の証拠は無かった、と言う事だそうで。
 携帯電話のアンテナからの信号の短期間の暴露により病気となる、と言う証拠は見つからなかった、とこの信号に敏感であると主張する何十もの人も含めた試験を行った英国の研究者達は言う。
 この研究の被験者達は、電磁場に暴露されたかどうかを言うことはできなかった。
 この結果は、携帯電話のトランスミッターによる多くの健康問題 − 吐き気、頭痛、風邪のような症状 − は恐らくは他の原因であると言える、と今回の研究を行ったUniversity of Essexの心理学者Elaine Foxは言う。彼女は、この問題は恐らく心理的なものとなるだろう、と言う。
 大体英国人の4%が電話のトランスミッターや他の電気製品と言ったものからのラジオ波によって影響を受けたと主張している。
 Foxと彼女の同僚らは、携帯電話の電波に暴露する事で様々な病気にかかったと主張する44名と、層でない114名を使ってテストしてみた。彼らは旧来の電話と「3G」携帯電話の信号の両者の模倣した送信機を含め、研究室を準備した。
 この送信機を50分間スイッチを入れてみた、と話してみた時、「感受性のある」人達は高度の不安と不快感、緊張感を報告した。しかし送信機が入っているか入っていないかを尋ねてみた時、44人中の「感受性のある」ボランティア達の内の2人が6回中6回正しく正解した。対照群のうちでは5人が正解した。
 そしてボランティア達によって報告された、心拍数や汗の量といったものも含めて症状の重度は、送信機のスイッチのオン・オフに関わりなく関係がない事を研究者達はEnvironmental Health Perspectivesに報告した。
 この事は、人々の症状が正真正銘のものであったとしても、彼らは電磁波地震の影響と言うよりは、恐らくは電話のアンテナの近くにいるといった知識によって引き起こされているものであろう事が示唆される。
 サメと言ったような他のいくつかの動物とは異なり、人間が電磁波を探知する事ができる感覚細胞がないとすれば、それは意味を成すものとなる。Foxと同僚らが指摘するように、電話の信号によって病気を引き起こすメカニズムは確立されていない。
 「少なくとも短期間の暴露では、健康への悪影響は全く見られなかった」とFoxは言う。彼女はしかし、電話のアンテナ近くに住んでいたり働いている人達への長期的な影響を、更なる研究で明らかにする必要があると認めている。
 Foxはまた、何人かの「電磁波に敏感な(electrosensitive)」人々はテストが終了する前に脱落してしまっており、ボランティアの数は緩急車達が望んだ数よりも少なかった、とも述べている。しかし彼女は44人のボランティアは統計的に健康への悪影響を明らかにするには十分であると述べている。
 「私はこの研究が何かを見付ける事が出きるだろうと期待していたが、私はそうでない事に驚いている」と「電磁波に敏感な」人々の代理をしているロビー活動をする、PowerwatchのAlasdair Philipsは言う。彼は心理的なものが問題のメカニズムの引き金になる事を認めているが、しかし「多くの電磁波に敏感な人々が電話によってパニックを起こしているが、しかしそれが第一にこの影響が本当では無い事を意味しない」とも付け加えた。
 「これは恐らくは今からこれを起こす原因が本当に何であるのかの始まりである」とFoxは言う。「これらの人々の多くは本当に人生の質が非常に乏しい(very poor quality of life)ものである。もし人々が電磁波が原因であると確信すれば、その時には他の可能性を調べないだろう。」
 心理的な引き金が、そのもっともらしい機構として残っている。「もし我々が電車で頭痛を起こし、誰かが携帯電話を使っているのを見れば、あなたはそれに関係があると思う。これは自然な事だ」とFoxは付け加えた。

 と言う事ですが。
 まぁ、神経質と言うか。気になる人はどこまでも気になる、と言うものだとは思いますけど......潔癖症の人に近い原理ではあるのかと思いますが。取りあえず、あれこれ言われていたものは、結局は否定的なものとなったと言う事のようで。
 ま、あるいは「よく分かっていない何か」があるのかもしれませんけどね。
 しかし、まぁ個人的にはここら辺は否定的に捉えています、ハイ。つまり心理的なもの、と言う方に賛成。結構こじつけていこうと言う人も出るとは思いますが。ただ、個人的には流石にマナーはどうにかして欲しいと思いますけどね、携帯電話は。
 っつぅか、むしろそっちだな......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線が南へと押し下がるようですが、しかし基本的に日本列島は高気圧の勢力下。各地で晴れるところが多いようですね.......関東地方は曇り時々晴れ。東京で32/24と言う予報だそうですが。
 まぁ、相当に暑くなりそうですね......蒸し暑く、と言うのが正しいか。

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は出勤ですけれども、まぁ取りあえず帰りがどうなる事やら......ま、取りあえずはあれこれとする事になるかも、と言う事で。週末も出張でして、正直休みがないんですが、まぁ取りあえずどうにかこうにか乗り切っていきたいものです。
 まぁ、どうなるかねぇ。
 ふむ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/26
 さて、昨日は出張の一日でしたかね。
 まぁ、取りあえず朝早くから出て行きまして......疲れましたけど(- -; まぁ、空調があって比較的快適なものであったのは幸いでしたけどね......とにかく、気苦労が多いもので、大ざっぱな人間としては結構まぁ、疲れると言うか。
 帰宅したら、本当に「へばった〜」と言う感じがしました、えぇ......腹が減っていたと言うのも少なからずあるんですけど。
 まぁ、疲れました、ハイ。

 そして昨日は良く晴れた一日でしたけど。
 すっきりと晴れましたか。風があったりする分だけ、出張で会場への移動する時には比較的快適であったのは良かったですが。まぁ、夏らしい一日であったかとは思いますが。しかし、梅雨明けはまだならないんですよねぇ......
 関東地方はいつごろになるんでしょうか。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 まずはLibyan ordeal ends: medics freedと言う話がありますか。トリポリの6人は無事に解放される事となった、と言う話。リビアで終身刑の看護師ら6人、ブルガリアに帰国し恩赦と言う記事も出ていますけど。まぁ、ごたごたの末に、と言う事ですね.......
 後はOrganic compound found in the starsと言う話がありますか。生命を構築する分子は、宇宙全体に広がっているのだろうと言う。
 読んでみますと......天文学者達は、恒星間でこれまで見られた中で最大の負の電荷を持つ分子を発見した。この有機化合物の発見は、生命の化学的なビルディングブロックは、恐らくは以前考えられていたものよりもより一般的なものである事を示唆する。
 この分子は8つの炭素の鎖と、一個の水素からなる、octatetraynyl anion(C8H-)と呼ばれる。科学者達の二つのチームは、死んだ星の近くと冷たいガス雲にこれを特定した。
 過去に見つかっている三つのより小さな有機分子とともにこの発見は、潜在的な化学反応と生産物の一そろいを広げた。タンパク質を構成するアミノ酸のような「prebiotic」な分子は、宇宙全体に渡って形作る事を示唆している、とNational Radio Astronomy Observatory(NRAD)の天文学者Tony Remijanは言う。
 Remijanのチームは、地球から550光年離れた獅子座の中にある死んだ星の周囲にあるヘイローの密度のあるガス雲からoctatetraynyl anionを見付けた。彼らはこの発見をウェストバージニア州の、直径100mのラジオ受信皿があるGreen Bank Telescopeを使って行った。
 Harvard-Smithonian Center for Astrophysicsのもう一方のチームは、同じ望遠鏡を使い、地球から450光年離れた牡牛座にあるTaurus Molecular Cloud(TMC)にこの化合物を発見した。両方の発見とともにAstrophysical Journalに報告した。
 octatetraynyl anionのような負に荷電した有機化合物は、長い間地球に限って見つかるものと思われていた。「人々は(宇宙で)存在するには非常にもろいものであると思っていた」とHarvard-SmithonianのチームのメンバーであるSandra Brünkenは言う。
 octatetraynyl anionが宇宙で見つかった事を示す為、Brünkenは研究室でいくつもの似たようなものを作った。そして彼女はこの化学物質のスペクトルを測定した − 同じ特性をラジオ望遠鏡で捉える為に。これを手に入れて、この二つのチームはこの分子を発見する為にラジオ望遠鏡に変えて発見しようとした。
 Brünkenと彼女の同僚は初めて恒星間において有機化合物のアニオンを発見した − 6つの炭素と一つの水素からなる − 偶然にも2006年の遅くに彼らがTMCからの計測結果のブリップに注目した時に。このスペクトルは、hexatriynyl anionであることを暗示したが、しかしその確認は彼らがこの化合物を研究室で作り、そして二つの特徴が一致した時であった。
 研究者達は、より大きな有機分子でさえもさらにありそうだと信じている。より複雑な分子の識別が困難であっても、Remijanは更なる発見を確信している。「それらは本当に、何を探しているのかさえ分かれば簡単に見つかる」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 炭素6つに水素1個とか、炭素8つに水素1個と言うのもまた不思議なものですが.......不安定そうですがねぇ。まぁ、どういう構造になっているのかも興味はありますが。前者は2006年に宇宙で見つかったhexatriynyl anionで、今回はoctatrinynyl anionと言う事だそうですが.....アニオンですか。陰イオンですねぇ。カルボアニオンと言う事になるかと思いますが。
 懐かしい響きだ......まぁ、有機化学やると求核置換反応とかでむしろカルボカチオンにお世話になりますが、ってのはまた専門的な話(^^;
 にしても、宇宙ってのはまた不思議な化合物が存在しますけど。どれくらい安定的に存在するんですかねぇ.....?

 後はおまけ的な話と言うか。
 WIRED VISIONからクズ鉄置き場に『パトリオット』、自宅の庭にはロケット砲発射装置と言う話が......アメリカでの話。パトリオット、ってのは愛国者では無くて兵器の方でして、これが屑鉄置き場にて発見。で、もう一つはM136 AT4と言う対戦車ロケットですが、これが庭で見つかったと言う。
 ま、幸いな事にパトリオットは弾頭は無かったそうですが......後者も同様。
 どういう経緯で来たのかが飛んでもなくなぞですねぇ......(^^;

 ま、疲れているんで取りあえずこんなもんで。
 さて、今日は前線は余り変わらないようですが......日本海側に停滞。まぁ、中々梅雨明け宣言には繋がらないようですね。取りあえず、関東〜東海では雲が多いようですが、他は晴れるようで。東京で30/23と言う予報ですか。
 まぁ、蒸し暑くなりそうですね......

 さて、今日は木曜日ですか。
 取りあえず、今日は午後から出張と言う事でして、本当に落ち着かんものですが......(^^; まったくまぁ、もう落ち着きたいんですけど。ぼちぼち休みくれとか思うものがありますが(^^; いや、連チャンしているのでそういう気分と言う事です。
 ふぅ.....やれやれ、ですな。
 ま、取りあえず無事に乗り切りたいものです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/25
 さて、昨日は出張の一日でしたけど。
 ま、取りあえずは朝早くから起きて出て行く、と言う状態でして。何つぅか、旧職場に近いところへと出張してきましたかね.......いやぁ、空調利いていないところは暑い事、暑い事。ま、久しぶりに元職場の同僚と顔を合わせたりやらいろいろとありましたが。
 密度の高いまま夕方でしたかねぇ.....いや、帰宅してからえらく疲れましたけど。
 ま.....仕事だらけですな、えぇ。

 そして昨日は晴れた一日でしたか。
 湿度は思ったよりは上がらなかったのかな? 気温は高く、久しぶりに晴れ渡ったりしましたけど。思いの外蒸し蒸しする事は無かったので、その点は良かったかなぁ、と思いましたが。
 まぁ、でも出張がまたあるんですけどね......降らなきゃいいですが、えぇ。って、気付けば近畿地方も梅雨明けだそうですが。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Rainfall changes linked to human activityってのは北半球の降水量増加、人為的活動が影響…国際研究グループと言う記事がありますか。まぁ、取りあえず省略。Jumbo squid invades Californiaと言うのは北太平洋で見つかった巨大なイカだそうですが、カリフォルニア州に来ているそうで。ビデオもあるのでご参考まで、と言うところで省略。
 他にMastodon DNA sequencedと言うのもありますか、約1万年前までアメリカに生きていたとされるマストドンのDNAの解析が行われたと言う話。何となく時間がある時に読みたいとも思いますが。5万〜13万年前のものと思われる歯を使ったようですが。
 で、後はNew mutations implicated in half of autism casesと言う話がありますか。自閉症は、親と子どもの遺伝子の違いと関係しているらしいと言う。
 読んでみますと......男性の自閉症の半分のケースは、恐らくは自然発生的な遺伝子の変異によるものであろう、とこの病気の遺伝子パターンの研究をした研究者達は言う。そのような変異を受け継いだ子孫は、自身が自閉症の子どもとなる大きなリスクを持つ事になる。
 自閉症の人々は他者や社会の関係を作る事が困難であり、狭い興味の範囲内で執拗に追求をしていく。1000人に3〜6人はこの症状を持つと予想されている;その原因は不明であるが、しかし強く遺伝子関係のものが考えられている。
 「自閉症で大きな役割を持つ遺伝子は、ここ20年かそれ以上かけて今明らかになってきている」とAlbert Einstein College of Medicineで今回の研究にはかかわっていない神経学者Isabelle Rapinは言う。「遺伝子が原因であると言う事は、異論は無い。」
 しかしどのように遺伝子が自閉症に影響を与えているかは難しい。自閉症は幅広い症状と重度を伴っていて複雑である。これはまた男性が女性よりも4倍ほど影響を与えており、その原因は不明である。
 今年の早くに、ゲノムに渡ったスキャンから自閉症のいくつかのケースが、特定の遺伝子のコピー数の変異によるものである事が分かった。自閉症患者の10%は片方の親に存在していないコピー数の変異を持っており、この事はこの変異は自然発生的なものである事を示している。
 しかし、この研究の種著者であるCold Spring Harbor Laboratoryの遺伝学者Michael Wiglerは、この研究は恐らくはいくつかのコピー数の変異を見逃しただろう、と述べている。「我々は10%は過小評価であると確信している」と彼は言う。
 その為にWiglerと同僚らは、二人かそれ以上の自閉症の子どもを持つ家族の血筋を含んだデータベースを使って、尋ねた:もし、この家族の最初の二人の子どもが自閉症であれば、第三子も同様に自閉症となるのであろうか?
 二人または三人の自閉症の男の子どもを持つ86人の家族の中で、第三子の内の42人は自閉症の症状を見せ、研究者達はこれをProceedings of the National Academies of Sciencesに報告した。
 この事は、両親は2回に1回変異をその子孫へと渡す機械がある事を示唆し、優性遺伝のパターンと一致した。他のデータベースも同様の結果となった。
 数学的なモデルを使い、Wiglerのチームは自閉症の遺伝のパターンを表すもっとも単純な方法は、二つのリスクの種類に親を分ける事である事を発見した:既に存在する自閉症を起こす変異を持っているものと、そうでないものに。
 このモデルは、自閉症の子どもの約半分が自閉症になりやすい遺伝子の傾向を以前持っていなかった事を示唆し、このケースは自然発生的な変異によって怒る事を示唆するものとなっている。
 自閉症の子どもを生みやすい、より年をとった母親はこの分類へと分けられる事になる、とWiglerは言う。そのような母親の卵子は、変異を蓄積する時間がより長い。
 一度それらの自然発生的な変異が受け渡されれば、その子孫 − 特に賞状を出さない変異を持つ事ができる女性 − は自閉症の子どもを持つリスクが高い事となる。変異を持つ男性もまたこのリスクを持つが、しかし男性は自閉症になりやすく、それ故に子どもを持ちにくい。
 この研究者達のモデルは、自閉症の子どもの約1/4は彼らの両親からコピー数の変異を受け継いでいる事を示唆している。
 「データを調べる新しい方法だ」とRapinは言う。他の家族数からできたデータを使った将来の研究が、新しいモデルの更なるテストに必要となる、と彼女は言う。妊娠の間の合併症といった他の要因や、複数の遺伝子の影響と言ったものがまた、自閉症を起こすのに重要性を持つ。

 と言う事ですが。
 以前紹介した『日経サイエンス別冊 こころのサイエンス2』とかでは、自閉症は生来の「神経回路の構築の傾向」でなりやすくなる、と言う様な話もありましたが、そう言うのもあわせるとこういう話もその前提にあるのかなぁ、とも思いましたが。
 しかし、自閉症の男性の半数が自然発生的な変異ですか......かなり多いとも言えますけど。まぁ、どっちにしても親の責任やら何やら、ってのはまたこれでは追及する必要も無いとも思えますが......もっとも、大分複合的だったりするのが「自閉症」ですので、また面倒ですがね。
 傾向は似ているからまた不思議ですけど。
 そういう意味では興味深いと言えば興味深いんですよね......なぜ他者とのかかわりが下手なのか? こだわりを持つのか?

 後はWIRED VISIONから。
 空飛ぶ車『M200G Volantor』生産開始へなんてのがあるようで......短い記事なんですが、写真を見る限り昔のVTOL機の研究を思い出すんですが......かなり怪しいネタ満載の(^^;
 っつぅか、この手の形状のもスタンダードにあったような? ほとんどホバークラフト的な状態になると言う話だったような気がするんですが......ある程度以上浮くと、バランスが悪くなるとかで。まぁ、この記事にある写真の機体では8基のファンがあって、ロータリーエンジンで独立して動くと言う事だそうですが。
 安全性とかもどうなんだか......っつぅか、日本だとやっぱり航空機関係の免許がいるのか?

 後はアメリカではマジで、特に教育現場ではタブーと言う話だと以前米国人が言っていたんですが、進化論をめぐり、コロラド大学教授らに脅迫状と言う話もあるようで.....本当に危なっかしいな。
 まぁ、この手のは表に出す連中も確かに危なっかしいですが、実際には彼らを支持していて、表に出ていない連中が危ないんでしょうけどね......いきなり「ぐさ」っと来る事もあるかもしれませんし。まぁ、原理主義ってのはどの宗教も危なっかしいと言うか。
 教義の都合の良いところだけを抜き出して、都合の良いように解釈しますからね.....
 不寛容な宗教で信者が増えるんだろうか、とも思うんですが......?
#世界は「敵だらけ」になってしまうんですけど......

 他に見ていまして......
 え〜、脳からタミフル検出されず、服用後転落死の中1男子と言う話があったようですが。まぁ、「タミフルは高熱を引き起こして、事故を」云々、と言う意見がありますけど。
 個人的には反対、としていますが......インフルエンザでしょ? 高熱になってうなされて、ってなると思いますけど。
 まぁ、タミフルは脳に到達して何か悪さを? と言う意見があったんですが、どうやら違うらしいと言う。まぁ、肝臓と血中に多くある、ってのは極めて正常ですので、別に「肝臓にたくさんあるから、これが」って考えは短絡ですね......代謝を司るのは肝臓ですから、極めて当然。
 ま、次に考えるのはタミフルの代謝物を研究して、それがどういうものがあり、それがどういう挙動をするのか、と言うのを調べる必要があるんですが。そっちについては記事からでは分かりませんね.......いや、まぁ薬物関係の基本的な話となりますので。
 実は農薬とか、「そのまま」では利かんのですよ。
 代謝を受けて初めて活性化する、と言うプロセスを経ますので.....天然物をアレンジする、ってのはそう言うのも考えるわけです、ハイ。まぁ、もちろんいろいろと、より受容体に作用しやすい形状とかそう言うのも出てきますけど......
 これが複合するとハードな話になるんですが、まぁ昨今はコンピュータを使って形状の最適解を出すと言うのもありますけどね。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が順調に北上中......前線も北上してきていますが。取りあえず、北と西は晴れるところが多いようですね。他は曇り。関東地方は曇りで、東京で27/22と言う予報ですか。
 ま、昨日に比べればいくぶん涼しくなるようですけど。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は出張ですね......一日。まぁ、昨日に比べるとまだマシな場所にはなるんですが、取りあえず面倒はあると言うのは確かです、ハイ。っつぅか、26日も出張とまぁ、あれこれと面倒な事ですが、取りあえずはまぁ、がんばって乗り切りますとも、えぇ。
 まぁ、別に先頭を切って何か、って訳では無いので.....
 リフレッシュはできませんけどね(^^;

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2007/07/24
 さて、昨日は職場Eで仕事でしたが。
 取りあえず、朝は時間帯をちょいとずらしてでてみたら、バスがえらく遅れて迷惑でしたかね......いやはや、なんだあの異様な混み方は.......(- -; で、まぁ15分以上遅れてくれて迷惑なものでしたけど。
 取りあえず、まぁ職場には間に合いまして仕事をのんびりやっていましたかね......取りあえず、先週で鬼のような状況が終わりましたので、まぁそういう事になるんですが。しかし、ではヒマになるかと言うとそうは問屋が卸さず、きっちり出張が連続で入っていく素敵仕様。
 出張の申請書類やら面倒ですねぇ、とかいろいろと。
 で、まぁ夕方には帰宅しまして、そのままゆっくりと過ごすゆとりぐらいはありましたかね、取りあえず.....夜にはDVD「帰らざる河」を見ていまして。まぁ、それぐらいのゆとりがあると言う夜ではありました。
 何つぅか、仕事がある日に久しぶりにゆっくりできたかも?

 そして昨日は不安定な天気の一日でしたか。
 朝からまぁ、天気が微妙と言うか。傘を差さないとダメな程度の雨が降りまして、これが湿度の上昇に貢献。帰宅時にも小雨が微妙な感じで降ると言う状況でして、なんとも梅雨らしいとも言えますが、湿度が高い一日でしたか。
 気温が高くなかっただけマシだったかもしれませんけどねぇ。九州北部、四国、中国地方は梅雨明けしたそうですが。
 いつになったら関東は梅雨明けになりますかね......?

 で、見ていたDVDが「帰らざる河(River of No Return)」。
 1954年の作品で91分。カラー。オットー・プレミンジャー監督。主人公マット・コールダー役にロバート・ミッチャム、ケイ役にマリリン・モンロー、ハリー・ウェストン役にロリー・カルハウン。
 ストーリー:ゴールドラッシュでにぎわうキャンプに、開拓者のマットが訪れた。彼は酒場に向かい、歌手であるケイが預かっていた息子マークを引き取った。農地開拓を始める親子であったが、河をいかだで、ばくちで獲得した権利の取得の為に下っていたウェストンと、その恋人ケイを救う。カウンシルシティーまで河を下りたいと言うウェストンに、止めておけとアドバイスするマットであるが、ウェストンは銃と馬を強奪し、マットを負傷させた。ケイは怪我の手当てで残るが、親子の農地はインディアンに襲われてしまう。いかだで下る事になったコールダー親子とケイであるが、その河はインディアン達に「帰らざる河」と呼ばれる急流であった・・・
 と言う事で、古い作品ですが。
 学部生時代にLDで見ていた作品でして、何となく見やすかった事などからもう一度見たいなぁ、と思ったんですけど。傑作では無いんですが、佳作と言うか秀作と言うか、そういう作品ですかね......ま、初めて見たモンロー出演の映画だったんですが。全体的に弛れる事なくテンポよく進む、と言う点で優れた映画かと思いますけど。
 中々緊張感がある。で、ちゃんと落ちもつけているんですよ、うまく。モンローも着飾ったよりはジーンズ姿の方が魅力的だよなぁ、と思ったりもするんですけど(^^; ま、派手さは無いんですけどね。基本的にガンマンの物語では無いのですが、エンディングやらいろいろと見ると、どこかシェーン的なものを思い出すものもあります。
 ま、個人的にはおすすめするんですがね.......

 しかしやはりアメリカ人にとってこういうゴールドラッシュや開拓時代ってのは郷愁がある時代なのかもしれませんけど。
 いろいろと独特ですよね......でも、ガンファイトメインでなければ、やはりどこか「時代」に乗っているか乗らないか、あるいは土地への回帰、ってのがテーマになるような感じがありますね......そういう意味では「開拓」と言う言葉に特別な思いがあるのかもしれませんけど。
 地に足を着けて、落ち着いた「家」と言うものに何かあこがれがあるんだろうか、と思うものがありますが。「シェーン」とかそうですしね......

 で、巡回していまして。
 WIRED VISIONから熱い視線を集める、超低温物理学の世界と言う話がありますか。記事ではレーザーを受けて輝くベリリウムイオンの生じる超低温プラズマの写真がありますが。ま、最近の物理学ってのはこの手の「極限」と言うべき世界にまた重きを置いていますけど。
 ナノテクもその一つですしね......まぁ、もちろん物理学だけではありませんけど。
 ま、超低温もまた同様ですが。レーザーを当てて原子の振動をどんどん抑制していこう、と言う.....面白いものだと思いますけど。ま、大気中を原子・分子ってのは非常に高速で飛んでいまして(しかもブラウン運動なので予想ができない)、それに力の弱い光子を当てるという事になりますが。レーザーで多量の光子を当てればその速度は落ちる→温度低下、という事になっていくと。完全に押さえ込めば絶対零度となるわけでしょうけど。
 ま、この手の部分はまたボース=アインシュタイン凝縮(BEC)とも絡んできて、そうなるとまただんだん分からなくなりますが(^^; 取りあえず、レーザーによる冷却はWikipediaの項が一つ参考になりますかね。
 ま、この手の「極限の世界」ってやはり通常とは全く異なるものが見えてくるわけで。面白いと言えば面白いと思いますが.......

 後はISSで大掃除、不要品を大気圏へ 電源装置などと言う話があるようですが。
 ISSのゴミ掃除と言う事だそうですが、スペースが必要となっているためだそうで、726kg以上のゴミだそうですが.....最大は電源・冷却装置で635kg。ちなみに、アンモニアを冷媒に使っているようですが。次が96kgのカメラスタンドとか.......ま、「重さ」はなくても質量はがっちり存在しているわけですけど。本当は地上に持ち帰る予定だったものの、スペースシャトルの事故などから予定変更だそうで。
 ちゃんと燃え尽きるのかな?
 角度を定める事になるのでしょうが。これに何かがぶつかったら悲劇だよなぁ......

 後はスラドから。
 希少元素の代替材料技術を探せと言うのが目を引きましたかね......まぁ、レアメタルと言う事になるんですが、正直レアメタルってのは世界の上では偏在しているわけで、いろいろと厄介と言う事になるわけですが。
 当然戦略物資と言う事になる。
 ま、代替を求めると言うのは正しいと思いますがね......5年後に「透明電極向けインジウム」、「希土類磁石向けディスプロシウム」、「超硬工具向けタングステン」の代替材料を、と言う事だそうですが。タングステン.....は厄介か? 中国が握っていますからねぇ。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が入り込んで、梅雨前線を東西に分断するようですが。各地で晴れるところが多いようですが。西日本から北陸では雲が出てくるようで。関東地方は曇り。東京で28/22と言う予報と。
 まぁ、蒸し暑くなるのかなぁ、と思いますが。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は出張ですね......朝からまぁ、面倒と言うかアクセスの悪いところへ行く事になるんですが、取りあえずはどうにかとっとと終わらせて欲しいものです。良い結果を伴って、と言う意味でですが.......う〜む。
 ま、どうなりますかね。
 取りあえずは仕事は無事にやっていきたいと思いますが。空調が無いところにいかんといかんと言うのが面倒と言うか......暑そうなんですが(- -;

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/23
 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 取りあえず、起きだして更新してから、午前中いっぱいはnatureの記事読みなぞしていまして.......まぁ、全然見られなかったと言うのが大きいですかねぇ。興味があったと言うものがいくつかありましたので。
 で、その後はぼへっとしながら記事読みやら、自室でぼへっとするなどしていたんですけど。まぁ、蒸して特に出かけるつもりも無く......で、夕方からはDVD「ピンクパンサー」なぞ見ていまして、そのまま夕食へ。
 後はのんびりとWikipediaめぐりとかして過ごしていましたかね......いや、もうぼへっとやっていますね、えぇ。

 そして昨日は蒸し暑い一日でしたか。
 かなり湿度が高く、じめじめと言うか。本格的に来たなぁ、と言う気がするものがありましたけど。蝉の鳴き声も大分聞こえてきまして、夏気配と言うべきでしょうか。晴れる事は無かったのですが、曇りで気温は高め。
 ぼちぼち梅雨明けも近くなるとは思うのですがねぇ。

 それにしても、久しぶりにWikipediaであれこれと。
 適当に引き始めると止まらんからなんとも言えませんが(笑) 始皇帝とかそこら辺でなんかうろうろとしていましたかね、項目的には。っつぅか、個人的には中国史だとなぜかいわゆる『三國志』の時代よりは、むしろもっと以前の春秋戦国とか、秦の時代が気になると言う.......始皇帝とか面白そうじゃないですか。
 もちろん、知識がないと相当に苦しい時代ではあるとは思いますが。『史記』とかやっぱり読んでみたいよなぁ、と......入門編代わりに横山光輝の漫画から入る? もっとも、長いんですよね、やっぱり。興味はあるんで調べたんですが結構長い。
 時間が最近は無いので読めるかどうか......う〜む。
 まぁ、でも手を出すと確実に「ついでに」と称してローマ辺りの本にも手を出しそうな.......いや、悪くはないのでしょうけどね。

 で、見ていたDVDが「ピンクパンサー(The Pink Panther)」。
 2006年の作品で93分。ジョーン・レヴィ監督。主人公クルーゾー警部役にスティーヴ・マーティン。ドレフュス主任警部役にケヴィン・クライン、ポントン役にジャン・レノ、ザニア役にビヨンセ・ノウルズ。
 ストーリー:サッカーの準決勝戦のフランス対中国戦のさなか、ピンクパンサーと呼ばれるダイヤを持つフランスチームの監督が暗殺され、その手からピンクパンサーが消えていた。野心に燃えるドレフュス主任警部は、無能な警官を表に立ててその裏で手柄をさらう事を狙う。その警官に選ばれたクルーゾーは警部へと昇進し、ドレフュスから派遣されたお目付け役であるポントンとともに犯人探しにかかるが......
 と言う事で、ピンクパンサーが帰ってきた、と言う作品になりますけど。
 基本的には旧作を引き継いで、とかそういう事は無く全く新しくやっている感じですか。ピーター・セラーズが演じたクルーゾー警部の後も大変とは思いますが、スティーヴ・マーティンもがんばっていたといえばがんばっていましたねぇ。
 ま、結構コントのところは大掛かりと言うか。派手気味にやっているのもありましたが、小ネタが大分詰められていたかと思います。まぁ、これはこれで良いのでは無いかと思いましたが。しかし、もうちょい毒と言うかアクが強くてもよいかなぁ、とも思ったり。
 「あぁ、アホだ」と言えるものは結構あって悪くは無かったですけどね。
 全部は見ていませんが、結構実は未公開シーンが面白いものがあったりしましたけど。飛行機シーンとかこっちでも良い気もするんですが、流石にまぁ、飛行機ネタはいろいろとまずいものもありますかね、テロ関係とか。
 ま、でも旧作を知る人は結構厳しい評価をするかもしれません。管理人もまぁ、微妙かな? 悪くはない、と言う感じですが。まぁ、流石にジャン・レノ使って原作のカトーと同じレベルじゃまずいでしょうから、あれこれとあるとは思いますし。他にもまぁ現代化と言うのもあるとは思いますが。
 お好きな方はお一つどうぞ......っつぅか、もうちょいアニメーションのピンクパンサーが登場しても良かったと思いますが。

 で、Nature.comより読み切れなかったものから.......
 取りあえず気になっていたのでMisconduct hearing starts in Britainと言う話。MMRワクチンが自閉症のリスクを、と言った医者へのミスコンダクトのヒアリングがスタート、と言う。Briefing形式なんですが。
 はしか、おたふくかぜ、風疹に対する三種混合ワクチン(MMR)の接種が英国で急激に落ちたのは、1998年に医者で研究者であるAndrew Wakefieldが、これが自閉症に関連すると示唆した後である − この示唆はメディアと一般大衆に大きな波風を立てた。これに続く研究において、MMRと自閉症の可安慶が明らかになり、そして医療関係者の主張のほとんどが現在きっぱりとWakefieldの仮説を否定している。今週、WakefieldはGeneral Medical Council(GMC) − 英国における医者を統制する団体 − におけるヒアリングの前に立った。
○誰が何の責任を問われているのか?
 GMCのパネルはWakefieldと二人の同僚John Walker-SmithとSimon Murchに対して深刻なプロによるミスコンダクトの主張について調べている。彼らに対する告発のすべてが読まれるのは月曜日であり、ヒアリングの最初において1時間以上かかった。
 これらの告発の中では、彼らは「適切な倫理的認可」無しで研究を行ったとされている。WakefieldとWalker-Smithはまた「噂においては、治療的な物質」を、その物質の案遠征についての情報を得るまえにある子どもに対して施す事により、The Lancetにおいて発表された研究(この論文はWakefieldのMMRと自閉症との間の関係を示唆に拍車をかけた)において、子どもの利益に反する行動(against the interests of children)を行ったとも言われている。
 さらに加えて、申し立てによればWakefieldはMMR訴訟に関係する弁護士に忠告する為に支払われていた彼の仕事を承認する事を、倫理委員会に明らかにしていなかった。
 恐らくは、最も目を引くGMCへの告発リストは、「Wakefieldは非倫理的行為を犯し、そして不適切な社会的状況の中で、そして財政的な誘因を提供する間、倫理委員会の認可を経ずに誕生パーティーにおいて、子どもから研究目的で採血する事で医療従事者としての信頼ある地位を乱用した。」
 Wakefieldはプロのミスコンダクトのすべての嫌疑について否定している:三人ともにヒアリングの中で彼らの見方を提示するだろう。NatureはWakefieldに記者発表に向かう前に接触する事ができなかった。
○皆はどのようにMMRをおびえさせる事に関連したのか?
 間接的にのみである。三人に対する告発の多くは、議論となっているLancetの論文に存在する調査に関連しており、その論文ではこの三人が著者となっている。しかしGMCはMMRと自閉症と尾之間の関係における証拠を調べてはおらず、またその疑問について扱いもしない。
 それにもかかわらず、このヒアリングは再び、このリンクを主張するそれらの人々の宣伝となるだろう。GMCパネルの最初のミーティングでは、Wakefield支持者達が待ちかまえているのが見られた。
○どのくらい長くかかるだろうか?
 このヒアリングは今年の10月19日まで行われる予定である。それはGMCの多くのケースよりも長いが、しかし委員会はこれは「聞いた事がない。」
 もしパネルによってあらゆる悪事がなしとされれば、Wakefieldと彼の仲間の被告は理論上は医者としての開業したままである。もし、パネルが彼らの主張に反すれば、いくつかの可能性が出てくる。医者として再び彼らが働く事を阻止できるし、さもなくば医療登録車の名前から彼らの名前を削除、またはしばらくの間彼らの活動を停止させると言うものがある。または、医療において彼らに制限を加えると言うものもある − 彼らを監視下に置くといったものを要求する。
○もしパネルがWakefieldの医療登録を決定すれば、彼の調査にはどのような意味を持つのか?
 技術的には、GMCパネルはWakefield、Walker-Smith、そしてMurchの英国での医者の研究として調べている。しかし、もし彼らが名簿から抹消される事が決定すれば(決定されたわけでは無いが)、研究資金への彼らのアクセスする権利は失われる事になる。
 UK Medical Research Councilは、医療登録から抹消されたいかなる人物からの申請も許可しないしそしてそのような人々の申請は非常に困難で、病院または学術機関から申し込みをしなければならない。UK Biotechnology and Biological Sciences Research Councilも似たような見方をしており、ヒトについてをテーマとしていない研究をしている研究者達は、恐らくは研究できるだろう、と付け加える。しかしWakefieldは忠実なサポーターのグループがおり、そして彼は個人で研究を行うと断言している。
 Wakefieldの名前は自閉症についての研究論文の中で出続けており、そして彼はThoughtful House Center for Childrenで研究者の地位にある。「この調査は特に重要なものとはならないし、Thoughtful Houseで行われている研究や、ここでのWakefield博士の地位にはなんら関係も無い」とToughtful Houseのdirector of operationsであるAnissa Rylandは言う。「彼の研究は模範的で、そして我々の発達障害を持つ子どもへの貢献は残っており、そしてこれからもそうで、変わらないだろう。」

 と言う事ですが。
 MMRワクチンと自閉症の関係について、結局否定されていった訳ですけどそれが分かってから数年、査問と言う形になったようですね......まぁ、影響が大きすぎたと言うのが一つあるとは思いますが。事実、これのおかげで激減したと言う話がありますし。
 ただ、どっちにしても自閉症については余り知られていない、と言う感じはまだしますが。
 まぁ、どういう結果になるかは分かりませんが、どっちにしてもある程度は責任を持つ事とはなるでしょうし。気にはなるものですが......

 後はIce volcanoes in outer space?と言う宇宙ネタ。Cryovolcanoesが冥王星のお隣に雪を降らすのだろう、と言う話。Cryovolcanoesは何ですかね.....「低温火山」としていいのかな?
 冥王星の隣にある天体ケイロンは、極く低温の火山から液体の水を噴きだしており、これがケイロンの新鮮な氷の結晶による冷え冷えとした地表を覆っているのかもしれない。
 このドラマティックな結論は、Arizona State Universityのjason Cookによって出されたもので、彼はケイロンの近赤外線波長をマウナケアのGemini Observatoryにある望遠鏡を使って観測した。Cookは水とアンモニアの氷の結晶を探しだし、これをAstrophysical Journalに報告した。
 Cookは、氷の結晶はケイロン上には定期的に沈殿している場合のみ存在すると言う。氷の結晶は、太陽からの紫外線放射と荷電粒子にさらされる為に地表には長く存在できず、そしてこれらが結晶を取り除いてしまう、と彼は言う。これは、ここに火山がある事を示す。
 Cookはケイロンの核内深くにある液体の水が、不凍剤や氷点を下げる役割をするアンモニアと混ざっている、と推測した。火山はこの水を吹き上げ、直接凍らせてケイロンの地表に氷の結晶、そしてアンモニアの水和物として降雪し、これがCookがスペクトルとして観測したものとなる。
 「我々はいくつものプロセスを調べた;低温火山以外にはないと思われた」とCookは言う。
 ケイロンの地表にある物質を特定できた事は、非常に大きな事だ、とWashington Universityの氷の衛星についての専門家であるWilliam McKinnonは言う。しかし彼は、氷については「低温火山」よりも別の説明があると考えている。
 彼は、ケイロンの核はアンモニアが存在する為では無く(ケイロンはその為に十分なアンモニアを持っているようでは無い、と彼は言う)、寒い外部から内部を隔絶している、氷の岩石の多孔性の外層によるために核は液体であるかもしれない、と示唆する。
 そしてケイロンの地表は、小惑星によって当然の事としてかき回され、そしてこれが地表で結晶が十分にできる様になったのでは無いか、と彼は言う。
 カイパーベルト − 冥王星のさらに奥にある、太陽系の外縁にある彗星の輪 − へのNew Horizonsのミッションが、このなぞなぞを解決する最後のものとなるだろう。2015年にカイパーベルトに到着するであろうこのミッションは、冥王星とその衛星の組成についての高品質のデータを得られるだろう。
 「8年以内に、我々はあるものやそれ以外のものを見るだろう」とMcKinnonは言う。「しかし私は間欠泉を見るとは思ってない。」

 と言う事で。
 まぁ、冥王星やらそこら辺は本当にNew Horizons待ちと言う状況ですので何とも言えませんけど。まぁ、それを言うと天王星や冥王星はまだ1回しか見ていないわけですが......ともかくもその時に得られるもので多くの疑問が解決される事になるのでしょう。
 ちなみに、現在位置は太陽から現在6.84AU。秒速20.43kmでNew Horizonsは進行中。冥王星までは24.7AU....本当に遠いですな。

 後はCancer-proof mice live longerと言う話。腫瘍を殺す遺伝子のコピーをさらにもつことで、マウスの若さを保つ手助けとなる、と言う。
 ガンを寄せ付けない事で知られているタンパク質は、今、若さを保つようにも見える。このタンパク質を作りだす、腫瘍を殺す遺伝子のコピーをさらに持つマウスは、一つのコピーしかないものよりも長生きをし、そして老化を起こす細胞のダメージとの戦いにより優れている。
 この発見は、p53と呼ばれる腫瘍を抑制させる遺伝子を押し上げるようデザインされた薬剤のヒントとなり、人々への抗エイジング治療として働く事ができる、とSpanish National Cancer Research Centreの生物学者Manuel Serranoは言う。Serranoのチームは今週のNatureにこの研究を発表した。
 この結論は、p53を増やしたマウスはガンは無いが、より老化が進むとした以前の研究と直接的に矛盾した立場になるようにみえる。しかしこれらの研究には重要な違いがある、とこの研究者達は言う:今回の新しい研究では、正常な調整機構が正しく残っており、その為にp53は必要な時にのみ作り出されている。これは古くなったタンパク質を若さを保つものに変えていっているように見える。
 「これは非常に印象的な効果だ」と以前の研究を行ったBaylor UniversityのLarry Donehowerは言う。「それはある状況下において、両方の利点をもつ事ができるために非常に有望なものである。」
 1979年に腫瘍を引き起こすウイルスが発見され、p53は世界で最も研究されるタンパク質の一つとなり、これまでのところ数万もの論文が書かれている。DNAの損傷や他のストレッサーによって引き起こされた時、p53は細胞に自殺するよう、あるいは分裂を止めるように働き掛ける − ガンをつぼみの状態で引き抜いてしまう。研究者達は今回、このタンパク質はまた我々の健康を保つ戦略に穏やかに使える事を発見した − それは損傷を与える分子を取り除く抗酸化物質の細胞での生産を行わせる。
 このp53の巧妙な役割が廊下を遅くできるのかどうかを決定する為に、Serranoの研究所はp53の生産をどのくらい出きるか調整する手助けとなる使える遺伝子とともに、p53の更なるコピーを持つマウスを飼育した。これらのマウスは、DNAに損傷があったり酸素が不足した時と言った、細胞にストレスが与えられた時にさらにp53タンパク質を生産する。
 予想されたように、p53の更なるコピーを持つマウスは通常のマウスよりも腫瘍が少なく、そしてそれらの細胞はペトリ皿で培養された時にはがんになりにくかった。平均的には、この遺伝子組み替えマウスは正常なマウスよりも16%ほど長生きであった:118日対137日となっている。比較すると、カロリー制限を受けた食事 − 他の余命を伸ばす要因 − を受けたマウスは、20%程その寿命が伸びる。
 しかしこの寿命を延ばす事は、ガンで死ぬマウスを少なくする効果だけでは無い。研究者達がこの研究でガンにならないマウスだけを見ていた時、彼らはこれらの遺伝子組換えマウスは平均して通常のものよりも25%ほど寿命が伸びている事を発見した。両グループにおける最も長生きしたマウスはほぼ同じ日数で死んだが、しかし遺伝子組換えマウスのほとんどが正常なマウスよりも長く黄金時代を生きていた。
 研究者達がこの若々しいマウスをより詳しく見てみると、彼らは通常のマウスよりも酸化によるダメージと戦う事ができる遺伝子が高レベル存在している事を発見した。p53をさらに持つこのマウスはまた、酸化によるダメージを引き起こす薬剤であるパラコート(paraquat)を致死量与えても、まだ踏みとどまれた。
 Donehowerの2002年の研究では、p53が高レベルあるとマウスは老化が早くなり、このタンパク質が無くなって、あらゆる種の細胞 − ガン細胞だけでなく − の修復と成長が抑制されたようであった事が示されていた。しかしそれらのマウスでは、常にこのタンパク質が作られるように変異されていた、とDonehowerは言う。彼は、現在通常のp53遺伝子のコピーをさらに持つ場合には老化を予防すると確信している。
 その事で、タンパク質はいつの日かガンと闘ったり若さを保つ為の薬剤として出てくるのだろうか? 「それは数百万ドルをかけて疑問だ」とSerranoは言う。いくつものp53をターゲットとしたガン治療薬が臨床試験にでている。彼の研究室はそれらの一つをマウスで試験している。もしこの研究が何かしらの兆候をだせば、その鍵はp53を暴走させないような薬剤を発見する事となるだろう。

 と言う事ですが。
 ガンと闘うのに最も有名な遺伝子p53ですが。これは細胞の自殺を促したり、分裂を抑止する事でガンになる事を防ぐわけですが(ガン細胞はこの機構が働かなくなる)、以前の研究で「常にp53を多量生産する」様にしていると、ガンはできないけど老化も速くなる事が知られていた、と。
 ですが、今回「必要に応じてp53を作れるけど、多量に生産可能」と言うものにしておいたら、ガンはできにくい上に、寿命のびて、細胞に抗酸化物質を作るように促していると言う事からか若々しさを保つ事ができた、と言う事のようで......ま、以前の研究が「過ぎたるは〜」の例だったという事かもしれませんが。実に興味深いものであると言えますかね......
 ま、ヒトなどではどうなるかは分かりませんけど。こういう話は興味深いものです。

 後は取りあえず読みそこねのラスト? The megaflood that made Britain an islandと言う話。地質学的な証拠から、英仏海峡(the English Channel)が急上昇したと言う理論を支持すると言う。
 現在イギリス、スコットランド、ウェールズと呼ばれる島は、ヨーロッパ大陸から切り離されたのは、最後の氷期の間の破滅的な洪水によってである、と英国の研究者グループが発表した。
 Imperrial College Londonの地質学者Sanjeev Guptaによって率いられたこのチームは、英仏海峡の海底において、20年以上前に初めて示唆された「大洪水(super-flood)」理論の強い証拠を発見した。その時、このアイデアはドーバー海峡 − 英国とフランスを分かつ狭い海路 − が大規模な水流によって作られたと言う考えが、各個とした地質学的な証拠にかけている為に無視されてきた。それは今、変わった。
 Guptaと彼のチームは偶然にもこの以前の考えに出くわした。彼らはこの考えに魅了され、そして現在の技術で海底に大洪水の地質学的な痕跡を調べる事ができる事に気付いた。
 Guptaと同僚らはUK Hydrographic Officeからのデータを使い、安全なナビゲーションの為、このアイデアを念頭に海底の地図を作った。さらに最近のデータはGPSと高解像度音響装置を持った船によって集めた。
 彼らの調査は、典型的な大規模な洪水の流れに独特のいくつもの特徴を示し、彼らはこれを今日Natureに報告した。この海峡の水面下の、まるで流水と転がった岩石によって作られたようなえぐられた溝となった谷の形状と、より深い海底部分の間の上昇した海面の流線型の「島」の形状が、約15000年前にアメリカ北西部のミネソタ湖で起きた洪水によって形作られた地形に良く似ている。火星における似たような地形はまた、大規模な洪水によって形作られたと考えられている。
 そのような洪水は極めてまれであり、そしてそのエネルギーが巨大であるのにもかかわらず、そのようなインパクトの地質学的な記録は微妙なものである。「我々はこれらの類似無しでは(そのような洪水を)識別できなかった」とGuptaは言う。
 数十万年前、石灰岩(chalk rock)の隆起がイングランドからフランスへと伸びており、これは大体ドーバー〜カレーの間である。この隆起の北東部では、溶けた氷と川が巨大な氷河湖を作り、氷の壁によってその北部が遮断されており、これが現在の北海の始まりとなっている。南西部では、ブリテン踏破低く横たわる土地によって欧州と繋がっていた。
 ある時、北海湖(the North Sea lake)の上昇した水がこの隆起を乗り越え、南西に向けて莫大な量の洛水が生じた。最初の構図は恐らくは約42万5000年前に生じたのだろう、とチームは提案しており、他の証拠からも北海湖がその時に存在していた事が指摘されている。
 その流れは恐らくは瞬く間に急流となり、恐らくは毎秒数百万立方メートルもの水がこの壁を越えてなだれ込み、そしてドーバー海峡を削っていったのだろう。
 「私は以前、このあふれ出しはもっとより整っていて、大洪水と言うよりは川と言うものだったと思っていた」とCambridge Universityの第四紀の地質学者Philip Gibbardは言う。「しかし新しい観測の組み立ては、全体的に確信できる。この証拠に反論する事は非常に難しいだろう。」
 第二の流出は最も最近の氷期の間である約20万年後に起きたようであり、この時には氷がまた北でせき止めて、現在の北海の線に沿った湖を形成していた。この洪水は恐らくは最初のものよりもよりパワフルで、ドーバー海峡をほぼ現在の大きさにまで拡大したのだろう。その時から、ブリテン島は島となり、極めて海面が下がった時にのみ間欠的に大陸と繋がったのであろう。
 「彼らは本当に強い弁護を行った」とUniversity of Arizonaの水文学者であるVictor Bakerは述べており、出来事のタイミングの複雑な問題は、他の納得できる研究の主要な警告である、と付け加えた。
 Guptaは彼らの研究は単に「直接の研究」であっただけで、正確な時期と位置、洪水のあふれ出る率については更なる研究によって行われる、と言う。この大洪水の、ブリテンにおける早期の人類の植民地化におけるインパクトと、大西洋への海流の影響についても不明である。
 危険なまでの洪水は、一般的には氷河作用と関連している。しかし英仏海峡での洪水は、その大きさと衝撃は、今日のヒマラヤと言ったより一般的に起こる洪水よりも極めて大きなものである。「これは恐らくは、我々が証拠を持つ中では地球上で最大の洪水であっただろう」とGibbardは言う。

 と言う事ですが。
 まぁ、英仏海峡は海面の上昇で云々、ってのはイメージは十分にあったんですけど。しかし、まぁ巨大な洪水ねぇ.....相当な水量だったようですけど、それが二回。痕跡を探すのも大変だったのでは無いかと思いますが、とにかくも以前否定的に扱われた理論が、証拠をもってしっかりと出てきた、と言う意味では大きいのでしょうか。
 ま、しかし古代の地形ってのは結構想像がしにくいよなぁ.......
 ブリテン島に歩いて渡った人類も結構いるのでしょうけど。もしかしたら、移動中に巻き込まれたのもいるんでしょうかねぇ?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は大暑ですけど。前線は関東辺りにかかるようですが......南にはきっちりと夏の空気の高気圧。ぼちぼち本格化の気配と言う事かもしれませんが。北陸や関東と覗いて各地で晴れるところが多いようで。関東地方は曇りで、午後から降りやすくなるようですね。東京で28/23と言う予報と。
 またむしむしとするのでしょうか?

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は仕事ですね......取りあえず、まぁ休みがかなり少なめとなりそうなんですがね、今後(^^; 取りあえずは切り抜けていきたいとは思っていますが。まぁ、どういう事になりますか。ぼちぼち夏の空となるようですしねぇ......
 いやはや、とっとと涼しくなって欲しいものです。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/22
 さて、昨日は職場Eで半日仕事でしたけど。
 取りあえずはまぁ、ぎりぎりまで寝て出て行ったんですが。仕事の方はまぁ、特にあれこれと言うものは無かったので、取りあえず幸いでしたけど。その後、帰宅してからは連日の疲れが出てきたようで、とにかくへばりぎみ。
 で、午後5時頃に落ちてみたら、そのまま深海まで急速潜航。
 起きたら午前8時前.......久しぶりに15時間爆睡モードでした。っつぅか、よっぽど疲れていたようで。

 そして昨日は湿気が多い一日でしたが。
 職場に行く際に田んぼの横を通るのですが、大分稲も伸びてきているようで、湿度も高く雲も大分夏の雰囲気が強くなってきているなぁ、と思いましたが。ま、朝と言うか明け方は降っていたようですけど、日中は特に降らずと言う状況でしたか。
 雲は多かったですけどねぇ。
 梅雨明けはいつになるのか?

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Liquids bounce againと言う話がありますが。まぁ、ビデオもありますけど取りあえず省略。
 で、脳絡みのが二つありますね。The man with a hole in his brainと言う話がまず一つ。スキャンにより、正常な男性の脳において液体で満たされている空洞があったという。
 読んでみますと......3年前、44歳の男性がフランスのマルセイユの病院に行き、彼の左足の弱さを訴えた。彼はこの問題について原因を発見してくれる医者に心当たりがなかった:彼の脳の大半に液体が満たされている大きな空洞があった。
 通常、液体は脳を通じて恒常的に循環し、そして循環系に排出される。しかしこのケースでは、この男性の排水チューブ(drainage tubes)は狭く、その結果脳の空洞中に液体が集まり、そしてその多量の液体の圧力に対抗する為に頭蓋骨が大きくなってしまった。この事は彼の脳を液体の外側の狭い層に圧縮しており、医者はこれを今日のThe Lancetに報告した。
 「我々はCTスキャンを初めて行った時に非常に驚いた」とMediterranean Universityの神経学者Lionel Feuilletは言う。「この脳は正常よりもずっと、ずっと小さい。」 それにもかかわらず、その後のテストでは彼のIQは75であった − 「正常な範囲」の下限であった。
 この患者は結婚して二人の子どもの父親であり、公務員の仕事をしている。彼の左足の問題は、この状態の神経的な症状である、とFeuilletは言う。
 脳の空洞における液体が溜まる事によって起こる一般的な状態 − 脳水腫(hydrocephalus)あるいは「脳の中の水(water on the brain)」と呼ばれる − は相対的に一般的なものであり、100人に一人ぐらいの割合で起こる。多くは子どもであるが、成人でも起こる。
 溜まった水を解放する為に、医者はシャント(shunt)と呼ばれるチューブを挿入し、血流と中枢神経系へと排水できるようにした。この治療を受けた大半の患者は、待ったつ正常な人生を送れる事ができる。しかし神経的な問題と他の、脳の感染やシャントに伴う問題といった合併症は一般的では無い。治療をせずにいれば、その症状はしばしば致命的になる。
 このケースにおいてこの男性は生まれた時から脳水腫を持っていたようである、とFeuilletは言う。彼の医療記録からは、彼は生後6ヶ月でシャントの治療を受けており、そして14歳の時に再度受けている。しかし、彼の症状を拡大している更なる神経的な問題がなかった事で、数十年間は気にされなかった。
 彼の医療記録の事実は、正常な神経の発達がすばらしいものである、とFeuilletは言う。「このケースは我々の知識においてはユニークなものだ。我々はこのような重度の脳水腫を今まで見た事がない。」
 他の多くの医療的な状態が脳の縮小を引き起こしており、これにはアルツハイマー病による脳の萎縮と言ったものもある、とFeuilletは言う。「しかしこのケースでは、精神的な能力に通常影響が出る。」 例えば、小頭症(microcephaly) − 頭と脳の大きさが減少(しかし脳の構造は正常である)する状態 − の人は脳性まひ(cerebral palsy)、てんかん(epilepsy)、視覚や聴覚の障害、自閉症といったものを受ける事がある。
 幸運な事に、この患者は完全に枯れ治療に従って回復した、とFeuilletは報告しているが、その後のスキャンでは彼の脳のサイズに変化は見られなかった。その為に、この男性は生涯この小さい脳を持つ事になる。

 と言う事ですが。
 脳内に水が溜まれば脳水腫と言う病気になりますが、相当に入り込んでいた44歳の男性の話と言う事だそうですが......IQ75。記事では相当に大きなものだったと言う事のようですが、しかしまぁ.....一応正常な範囲の下限だそうで。
 良くもまぁ、無事で、とちょっと思うものがありますけど。
 まぁ、柔らかい脳の方が圧力に負ける事になりますが、しかしなんとも......こういう事もあるんだ、と思いましたが。

 後はManic mood swings can destroy grey matterと言う話がありますね。躁状態が、灰白質を破壊していると言う事のようですが......言い換えれば、脳のサイズと知能を減らしているのだろうと。
 双極性障害の人の脳における灰白質は、その躁状態とうつ状態のそれぞれで破壊されている。
 これは深いうつに続いて、躁状態となる精神病である双極性障害を持つ21人の患者のMRIの研究から発見された。この患者の脳は4年周期を持つそれぞれの状態の終わりにスキャンされ、そしてその時に各患者は最低でも一回の発作を起こしており、多くて6回と言うものも数人いた。すべてのケースにおいて、側頭葉(temporal lobe )と小脳(cerebellum)における灰白質の量は、対照群の灰白質の量と比べて減少していた。これらの脳の領域は、記憶や調整に関連している。
 4年以上においてさらに発作を起こした患者は、消えた灰白質の量で顕著な違いがあった。「これは発作の回数と顕著に関連をしていた」とこの論文の主著者であるUniversity of EdinburghのAndrew McIntoshは述べており、そしてJournal of Biological Psychiatryでこの論文は発表された。
 時間が経つ毎に誰もが脳組織を失っていくが、その過程は、統合失調症やアルツハイマー病といったいくつかの精神状態の人において加速されているようである。現在双極性障害がこのリストに加わった。
 科学者達は既に双極性障害が開発室の損失と関連しているらしい事を直感的に知っていた、とUNiversity of CopenhagenのLars Kessingは述べてい − これは初めてそれが正しい事を証明した証拠である。
 McIntoshが患者の灰白質の損失と、この研究の最初と最後に行われた言語IQのスコアを比較すると、彼はこの二つの間の傾向に注目した;灰白質が患者の言語表現との能力を失わせ、そして他の言語に関連した作業を悪化させたように。McIntoshはこの影響は統計的に十分意味を持ったものでは無い、と付け加える − これはサンプルのサイズが21と非常に小さい為である。
 灰白質は以前、知能と関連しているとされた。
 McIntoshはまた、薬物によって何かこれに影響があるのかどうかを見ている − 双極性障害の患者はしばしばリチウム、抗うつ薬または抗精神病薬を処方されている。「薬物療法は十分にこれを阻害しているようでは無い」と彼は言うが、しかし脳の悪化に薬物療法が影響していないと言うのは度が過ぎると付け加えた。例えば薬物は、彼が現在脳において見られる損傷の拡大の重要な要因として見ている躁/うつの発作の回数を制限する事ができている。
 「この事は我々がより熱心に躁とうつの発作を阻害していくようにしなければならない事を示唆している」とKessingもこれに同意する。
 McIntoshのチームは現在、灰白質の減少に寄与していると思われる要因をより調べている最中である。これらはストレスホルモンや、遺伝子的なものが関連している、と彼は言う。
 研究者達は、単純に時間から時間ごとに不機嫌や興奮状態になる事であなたの脳が破壊されるわけでは無い、と注意をしている。「情緒的なものを感じたからと言ってそうなるわけでは無い」とKessingは説明する。「この患者集団は、全くひどい双極性障害があるのだ。」

 と言う事ですが。
 取りあえず、双極性障害の躁状態とうつ状態の発作によって脳の灰白質が失われているらしい、と言う事が分かったと言う事のようですが。その直接の原因となるものは分からないようですけど、ストレスホルモンねぇ......その場合だと灰白質だけでも無さそうですが。ま、治療に使われる薬も可能性は? と言うのもあるようですが、そこら辺はどうとも。
 サンプル数も少ないようですが、しかしまぁやはり脳の問題。どこかに何かの原因が作用しているのでしょうけど......まぁ、症状の抑制となるような薬が逆にヒントとなる事もあるでしょうけど。
 難しいですな、脳は。

 ま、取りあえず爆睡してしまったので以上で。
 さて、今日は梅雨前線が本州上に停滞......と言うか、それでも大分北上してきたと言うべきか? 西日本と北海道では晴れ間が見えるようですが、他は雲が多いようで。関東地方は午前中まで雨が降る可能性があるようですが、午後からは曇り。東京で上が28度と言うことのようで。
 まぁ、蒸すのかな?

 さて、今日は日曜日。
 取りあえず、貴重な休養日と言う事でじっくりとぼへっとしていきたいと思います、ハイ。まぁ、疲れているものもありますが、こういう時には緊張のスイッチは切りたいですねぇ、本当に。
 ま、梅雨明けもぼちぼちとは思いますが。雨と言うのもあって在宅ですかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/21
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 ま、やっぱり忙しい一日だったのですが........目まぐるしかったなぁ。ま、「小隊」の引き締めと言うのもあったんですが、セクションやら職場でもあれこれと、ついでにセクションで生じたトラブルの対応支援にも入ったりとか、とにかく落ち着かんと言う。
 で、その後職場全体での飲み会がありましてそちらに参加。
 ま、取りあえずと言うか流石に一次会で撤収してきましたかね......いやはや、眠い。

 で、まだ忙しいので時間がないんと言う素敵仕様。
 ぼちぼち読みたいNature.comでは、Crabs use their shells for garbage disposalと言う話がありますか。シオマネキは脱皮した殻を毒性金属を捨てる為に使ったりすると言う話のようで.....ゴミ袋的なイメージで良いのかな? これはこれで面白そうな話なんですが。
 そしてCheckmate for checkersと言う話がありますか。ボードゲームであるチェッカーの解析と言う話ですかね......解析と言うか、コンピュータがこの手のゲームを負かしていく、と言うのがあれこれとありますが、コンピュータが完全に勝利できるようになった、と言う話。
 後はQueen bees avert the sting in the tailと言う話がありますか。ミツバチの女王は、化学物質のカクテルを使い、その地位を守っていく、と言う話のようですけど。これも面白そうかな?
 っつぅか、とにかく記事が読めない一週間でしたねぇ.....いやはや。
 明日か明後日付けの記事で読めるところは読む事になるのかな・

 まぁ、そういう事で取りあえず本日も生存報告。
 ぼちぼち「生存報告」ラッシュは終わりですかね......終わって欲しいですけど。取りあえず、本日は午前中は出勤、と言う事でまぁ、またがんばってきます。
 さてさて......

 と言う事で以上で。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 また、後日.......




2007/07/20
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 ま、何つぅかついていないと言うか.......ついていない中を切り抜けていった、と言うのが適切な表現かもしれませんけど。まぁ、朝からセクションで重大トラブルが発生。そして管理人は別方向で仕事があって報告が聞けなかったのですが、聞いてみたら大事。
 そしてまた客の相手もあったんですが、トラブル対策の支援等もありまして、昼飯を食べる時間を削る(3分で食べると言う.......)状況でして、その後もその相手などの状況がまぁ、余裕がないものに。事務所に少し戻れる予定が、全く戻れずにやっておきたい仕事が全くできなかったと言う素敵仕様。
 そして夜にはセクションの飲み会があったものの、「中隊長」始め各「小隊長」他がそのトラブルの対応であれこれ......まぁ、一部は最初から飲み会行きだったのですが、管理人はトラブル対策の対応支援に入った為に、それに回った各員は2時間の飲み会のうち、40分前からと言うとんでもねー状況に。
 いやはや......やってくれるぜ.......(- -;
 で、まぁ流石に若手が足りない、と言う事でささやかな2次会をし、その後撤収したのですが......駅についてタクシー、と言う段になり、管理人の後ろに盲目の人が。サポートしながら自分の分をその人に回したのですが、次に来たタクシーが「あ〜、ちょっと距離的にダメですね」(後注)と言う事で乗れず、結局その次のタクシーに乗って帰宅。
 午前様ぎりぎりですな.......疲れました。

 それにしてもまぁ、何つぅか。
 昨日付けの日記のドタキャンから始まり、そして実は延長戦の前にタクシーで移動した時に衝突事故になりかかったりとあったんですが。その延長戦もやたら長くなり、そして今日はトラブル対応であれこれと潰れていくと言う素敵な事態に。
 うむ、厄落とししたい?
 それとも切り抜けられているだけ幸運? まぁ、もっともタクシーのところで盲目の人に譲ったのは別に運が悪いとは思っていませんけどね。長くても10分我慢すれば、と思っていましたので。
 ま、それにしても何かこう、「順調に回らない」感じはありますねぇ.......(^^;

 で、また忙しすぎて時間がないんですが。
 Nature.comなんかはまたやたらとでているんですけど.......(^^; Getting conservation into the mainstreamと言うのはちょっと分からんですね。インタビューのようですが。で、Ice volcanoes in outer space?と言うのはちょいと後日読んでみたい記事ですねぇ.....冥王星の衛星ケイロンの氷を吹く「火山」の話。それとCancer-proof mice live longerも気になりますか。マウスで腫瘍を殺す遺伝子を余分に持つものは、長生きする傾向があるらしい事が分かったと言う事のようで。
 Revealed: how the mind processes placebo effectと言うのは薬剤試験等におけるプラセボ効果の評価の話ですかね。報酬系関係の話.....神経科学の分野での、と言う事ですが。
 それと読みたいと思うのがThe megaflood that made Britain an islandと言う話。グレートブリテン島が島になったのは、大規模な洪水の為、と言う事のようで。ドーバーで遮断されているのは、と言う事かな?

 それとWIRED VISIONから。
 「神経トレーニング用」ロボットアームと言うのは興味深いですね。脳卒中で障害ができた患者のリハビリ用の機械があり、指の動きなどを補助すると言うものだそうですが、これで神経の信号の回復の「手助け」とするというもののようで。実際に動かさなくても、ロボットのこういう補助で回復ができる、と言う事で脳の可塑性を示す好例だそうですが。
 中々面白い話では無いかと。
 後はMITの学生が自作、プロペラ付き三輪車と言う話がありますが......かなり効率悪くないか、これ?(^^;
 そして二足歩行ロボット−−さらに洗練された動きの追求と言う記事がありますね。ちょっとした記事なんですが、アプローチが違う三つの研究が紹介されていますが......これもどうなんでしょうか?

 ま、そういう事で生存報告です。
 取りあえず、本日は職場の飲み会、と言う事でまた遅くなりそうですが.......(- -; ま、取りあえずサバイバルしていこうと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/19
 さて、昨日は職場Eで仕事でしたけど。
 いやぁ.......客はドタキャンするわ(しかも本来はできない時間帯に変えてくれと言うので変えた上で.......)、面倒毎はあるわ、予定は順調にオーバーしていくわ、揚げ句の果てに延長戦となる仕事が、予定よりもずっと伸びていくわ.......
 昼食取ってから、11時間絶食って中々素敵。
 と言う事で、帰宅したのが11時過ぎと言うのが本当にまぁ、迷惑なものでしたけどね.......やれやれ、ですな。えぇ、まぁそういう事で基本的に生存報告なんですが。

 ま、しかしざっと見ていまして。
 Nature.comよりJapanese nuclear reactor under-designed for earthquake?と刈羽原発の話がでていますね......まぁ、内容はタイトル通りでしょうか。日本の記事の方が詳しくふれているかもしれませんけど。後はA switch in handedness changes the brainと言う話もありますか。
 それとGM potatoes expelled from Andesと言う話もありますか。ペルーから、GM作物のジャガイモが追放されたと言う話。ちなみに、ジャガイモはアンデス原産ですねぇ.....そしてMisconduct hearing starts in Britainと言う話がありますか。MMRワクチンについて、Andrew Wakefieldが1998年に発表したのが自閉症になるかも、と言う話がありましたがこれを「ミスコンダクト」としてヒアリングを開始したと言う話。これは時間がある時に読みたいなぁ、と。
 週末まで時間が恐らくないんですが......(^^;
 後はWIRED VISIONから新設計の宇宙服『BioSuit』、MITが開発ってのもありますな。

 まぁ、取りあえずそういう事で生存報告。
 今日はセクションで飲むとか何とか......いやはや.......

 と言う事でサバイバル、ですね。
 また、後日.......




2007/07/18
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 まぁ、何つぅか直前でのスケジュールの変更の持ちかけが来たりとか、客相手で結構あれこれ、と言う「イベント満載」状態の上、終わってからやれやれと思って一息つけば、今度は簡単に帰れない事情が生じると言う有り様でしたかね。
 いやはや......
 ま、9時過ぎにどうにか帰宅しまして、やれやれ、と言う一日でしたかね.......

 まぁ、そういう事で生存報告気味ですが。
 Nature.comよりHow sickness makes us sleepと言う話がありますか。タイトル通りなんですが、免疫関係のタンパク質が関係するらしいということの様で......時間があれば読めるかな? そしてThis chimp is made for walkingと言う話もありますね......4本足と2本足、どっちが歩行に向くのか? と言う事でチンパンジーで実験した話のようですが。短めですけど、時間がない......

 それとタイトルのインパクトから。
 WIRED VISIONから時速200kmに挑戦する蒸気自動車なんて記事も......蒸気自動車ですか。理論上時速320kmだそうですが。今までの蒸気自動車の記録は、1906年に時速約205kmを記録したものだそうで......またえらく古い記録ですけどね。
 どういうものか、興味はありますねぇ。

 まぁ、そういうところで取りあえず生存報告。っつぅか、今週はこんな感じになりそうですが.......と言うのも、本日もいきなり「追加スケジュール」のおかげで交通の便の悪いところへ出張する事になると言う素敵仕様。
 その後は飲み会ラッシュか......
 ま、がんばって生還したいものです。

 と言う事で以上で。
 サバイバル、サバイバル.......




2007/07/17
 さて、昨日の海の日もゆっくりとした一日でしたかね。
 取りあえず、日曜日に夕寝していたおかげで簡単に寝られず、酒なぞ飲みながらDVD「ハリーの災難」を見ていまして。その後、眠ってから起きだしたのが午前10時頃。午前中はnatureの記事など読みながら過ごしていたんですが、起きだした後の新潟の地震のおかげで、片耳はテレビ。さらに同期の「臨終管理栄養士」の居住地域なので心配しつつ、と言う。
 ま、連絡はついて安心したのですが。
 で、夕方からもぼへっと過ごしていたんですが.....Youtubeで動画漁ると危険だよなぁ、などと思いつつ、夕方からまた1時間半ほど夕寝していたりと。
 夜には仕事をやりつつ、結局マイペースな一日でしたかねぇ。っつぅか、本当に久しぶりに二日間ゆっくりと休めました、えぇ。

 そして昨日は下り坂の天気でしたか。
 午前中は良く晴れていましたけど、午後から雲が多くなりざっと雨も降ったようで。毛布を干していたのですが、ちょうど取り込んだ直後に降ったようでその点は幸いでしたけど。ただ、持続的に降るような事は無く、その点は幸いでしたかね......まぁ、もっとも雲が結構厚く不安定な天気でしたけど。
 寒気でも入ったのでしょうかね......

 で、まぁまた昨日は地震でしたか。
 10時13分ごろ、上中越沖で深さ17km、M6.8と言う地震で、最大震度が6強と言う。気象庁による正式名称は「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」。ま、数年前の新潟県中越地震と言い、今年の能登半島と言い、中々こう地震が多くなっていますが......取りあえず、同期の携帯にメールを送ってみると、比較的あっさり戻ってきまして。ま、本人には被害なし。むしろ出かけた先がこの地震のおかげで閉鎖になったとか。実家の花瓶が一個落ちたと言うのが被害だった、とかで何であれ幸いなものでしたけど。
 それにしてもまぁ、活性化しているんですかねぇ......新潟地震と同じような位置の震源と言う事ですけど。まぁこの地域が台風直撃直後だったらもっと恐ろしい事になっていたのかなぁ、などとも思いまして、そういう点ではまた幸いだったのかもしれませんけど。
 被害は大きいですよね、何であれ。
 とにかくも復興をして欲しいですが.......

 で、見ていたDVDが「ハリーの災難(The Trouble with Harry)」。
 1955年の作品で99分。アルフレッド・ヒッチコック監督。ジェニファー・ロジャース役にシャーリー・マクレーン。サム・マーロウ役にジョン・フォーサイス。アルバート・ワイル船長役にエドマンド・グエン。ミス・グレブリー役にミルドレッド・ナトウィック。
 ストーリー:秋が深まるとある田舎の森で、一人の男の死体が発見された。最初に発見したのはジェニファーの息子アーニー。そして猟をしていたワイル船長は自らの流れ弾が彼に当たったと思い、遺体を隠そうとするも、グレブリーに見つかるが、彼女は余り動揺しない。やがて、売れない画家サムがこの騒動に加わると、ジェニファーも巻き込んで、誤解が誤解を招く事となる。その度に埋められたり掘り返されたりするハリーの遺体。騒動はやがて......
 と言う事で、まぁ見てみたかった作品なんですが。
 以前見たヒッチコック作品の他の作品紹介で登場し、中々面白そうな話だと思ってみたんですが、佳作ですかねぇ。クローズドな世界での展開になるのですが、誤解が誤解を招く様やら、小ネタ的なものが多数ちりばめられていると言うか。ユーモアがかなりある作品なのですが、基本的に「大きく展開」と言う感じでは無い。
 じゃ、出来が悪いかとか言うとそういうわけでは無くて、やはりどこか面白さがあると言う。イギリス的、と言うのでしょうか。ハイテンションでは無く、「のんびりと、ゆっくりと展開するブラックユーモア」と言う印象です。
 細かいところを「くすり」と笑えるかどうか、と言うのがこの作品の評価を決めそうですねぇ。

 で、巡回してNature.comより。
 更新が一本ありましたか.....Möbius strip unravelledと言う記事がありますか。数学的な話で正直ピンと来ないんで省略......ま、メビウスの帯(Möbius strip)が発見されたのが1858年だそうで、二人のドイツ人により独立して発見され、そして一方の名が取られて現在に至ると言う。ま、「∞」マークの元と言う事だそうですが。どのようにメビウスの帯が立体的な形状を取ると予想されるか、と言う数学的な問題があり、それが75年ぶりに解決されたと言う。
 やっぱり難しい......
 で、その代わりに先週の読みそこねからUnderground lab set for South Dakotaと言う話。既に廃鉱となった金鉱に研究室をおくと言う話。
 US National Science Foundation (NSF)は、サウスダコタ州の廃鉱となった金鉱を、大規模な地下研究所の設置場所として選んだ。
 Leadの町の近くにあるHomestake Mineは、Deep Underground Science and Engineering Laboratoryの為の、5億ドルの施設を提案された候補としていくつもの競合を押さえて勝ち抜いた。この地下研究所は物理学、地質学、そして微生物学の研究の為に、地下2250mに作られる。
 「その最後は非常に明確な決定だった」とYale Universityの物理学者Charles Baltayは言う。彼はNSFの22人のレビューパネルのメンバーの一人である。Baltayは、Homestakeは競合者に対してほぼあらゆる点で優れた提案をしてきた。
 Homestakeは2001年に地下施設の設置場所として初めて提案され、そして当時少数派だった民主党のリーダーで、サウスダコタ州選出の上院議員Tom Daschleといった力のある政治家達の支援を受けて勝ち取った。
 しかし、政治的及び環境的な関心がこの過程を遅らせ、2003年にはこの金鉱のオーナーであるBarrick Goldは金鉱を浸水させ始めた。
 それまで、NSFは様々な場所を分析していた。しかし、ある研究者達はHomestakeの選定について非常に早すぎるとレビューを非難し、そしてコロラド州のEmpireにあるhenderson Mineが第二の施設として最良であるとした。この過程は去年の7月に再開し、さらにワシントン州とミネソタ州で提案された二つもこれに加わった。
 最終決定は驚くものでは無い、と提案を行った一人である、University of Minnesotaの物理学者Marvin Marshakは言う。「多くの他の選択肢があったが、Homestakeはその度に勝った」と彼は言う。「科学者のように、私はパターンを見る訓練を受けている。」
 最新のレビューは公平なように見える、とHendersonを提案したState University of New Yorkの物理学者Chang Kee Jungは言う。「私はNSFは良い仕事をしたと思っている」と彼は言う。ワシントン州での提案を行ったUniversity of Washingtonの物理学者Wick Haxtonはこれに同意する:「私はこの過程を非常に良いものだと感じている」と彼は言う。
 Homestakeは恐らくはサウスダコタ州がほぼ4600万ドルをこのプロジェクトにつぎ込んだ事が勝利の一因だろう。これにはサウスダコタ州の億万長者T. Denny Sanfordがさらに7000万ドル寄付している。
 Homestakeは、その上にある岩石が非常にまれな出来事の調査の実験を保護する事が出きるために、価値がある。
 特に、多くの科学者達はニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊(neutrinoless double-beta decay)と呼ばれる、二つの中性子の崩壊の一種を探し求めている。そのような出来事を特定する事は、粒子物理学の標準理論のモデルの根本的な識見を提供するであろう。それは恐らくはなぜ宇宙に反物質よりも物質が多くあるのかを説明する手助けとなるだろう。
 この場所はまた、深いところの岩石中に生きている風変わりな生物の研究にも使える、とPrinceton UniversityのgeomicrobiologistであるTulis Onstottは言う。「これらの大半の生命体は生き延びるのに酸素を必要としていない」とOnstottは言う。それらが必要とする栄養は何か、どのようにそれを得ているのかは、どのように生命が始まったのかの手がかりを提供する事になる、と彼は付け加えた。
 この決定はこの研究所が建てられることが保証されるものでは無い。NSFは1500万ドルを使って、これからの3年でこの研究所の全容をデザインする。それぞれのボードはフルスケールの建設が始まる事ができる前に、最終的にはすべてを終えるだろう。
 しかし州やSanfordからの金は、ほぼ地下1500mに作られる暫定研究所(interim lab)の建設の為に使われるであろう、とこの勝利に貢献したLawrence Berkeley Laboratoryの物理学者Kevin Leskoは言う。この金鉱での備品は現在調整中であり、そしてこの場所は恐らくは9月の早くに科学者達に公開されるだろう。「私は非常に興奮している。」とLeskoは言う。

 と言う事ですが。
 決定までの経緯の記事になっているのね......いや、もうちょいあれこれと科学的な話があるのかと思って訳してみたんですが(^^; ま、ともかくも地下2500mの研究所、と言うのは面白いものがあるかと思いますが......物理関係はこういう地下施設が多いですよねぇ。場所も取れるし、観測に邪魔なものが減るし、と言う事もあるとは思いますが。
 それにしても、まぁ大金をつぎ込んでくれるパトロンやら、やっぱり科学は金を食うと言う事でしょうか。
 まぁ、日本も物理学がお家芸。標準理論絡みであれこれ、となるとやはり気になる研究者は多い?

 それと地味に気になっていたのがAllergic reactions more common in northと言う記事。アメリカの研究で、アナフィラキシーと土地の場所に関係がある事が分かったと言う。
 潜在的に致命的になりえるアレルギー反応が、アメリカの南部よりも北でより一般的である事を研究者達は発見した。地理学とアレルギーの間に何が関係しているのかは不明であるが、しかしチームはこの発見の背後には日光が要因としてあるのでは無いかと示唆している。
 アナフィラキシーとして一般的に知られる、極度なアレルギー反応は、シーフードや虫の毒、またはピーナッツといった通常害のない外部からの物質に対して、免疫系が過剰に反応した時に起こる。
 そのような反応はより一般的になっているが、しかしその原因についてはわずかしか理解されてえおらず、その部分的な理由は多様なアレルゲンと、蕁麻疹や嘔吐、下痢、そして呼吸困難と言った多様なアレルギー反応の為である。
 Harvard School of Public HealthのCarlos Camargoと同僚らは、アメリカにおけるアナフィラキシーの分布の推測を、全50州からアドレナリン自動注射(adrenaline auto-injectors)を発作の治療に使った処方について集める事で推測した。
 マサチューセッツ州やコネチカット州と言ったいくつかの北部州では、ハワイやニューメキシコ州といった南部の州よりもアドレナリンの処方が4倍以上も多く、1000人に対して約12人となっている事を発見し、これをJournal of Allergy and Clinical Immunologyに報告した。
 「我々はこの大きな違いに驚いているが、しかし以前の研究で喘息と言った関連する病気が緯度と関連している事を見せており、その為この結果は完全に予想できなかったものでは無い。」とCamargoは言う。
 どのように地理がアナフィラキシーに関連するかは不明である。チームは1000人辺りのアレルギーの専門家の数や、全体の投薬の処方の頻度など、多くの異なる要因を調べたが、しかしこれらのどれもが南北の違いを説明できなかった。
 Camargoは、北部では日光から得られるビタミンDの不足がアナフィラキシーを引き起こすのでは無いか、と疑っている。「我々はビタミンDが多くの異なる方法で免疫系に影響し、そしてビタミンDは高緯度であるほど人類は得にくい事を知っている。よって、これは我々がより詳しく見る必要がある何かと言う事になる」とCamargoは付け加えた。
 「免疫系におけるビタミンDとこの影響を繋げる事は、興味深い仮説であり、この事は正確なテストを行う事で利点があるだろう」とUNiversity of Californiaのアレルギー専門家であるRoger Katzは言う。
 我々がどのくらいわずかな事しか知らない事を考えれば、すべてのアイデアは歓迎だ、と彼は言う:「これらの結果から他の可能性のある説明も間違いなくあるが、しかし挑発と思われているものは、結局物事を成し遂げるものだ。」
 「我々は南北の緯度の為の他の説明が起こるであろう事は知っており、そして我々はそれも調べていく」とCamargoは同意する。「重要な次の段階は、我々の発見が似たような緯度にある他の地域で再現できるか見る事だ。」

 と言う事ですが。
 日本も南北に長いですから、こういう調査は面白いのかもしれませんね.......北海道と沖縄でどう違う? とか。もし再現できれば、後は要因と言う事になりますけどね......アメリカではビタミンDが挙げられているようで。確かに免疫やら諸々に関連する脂溶性ビタミンですけど、日光が大きなファクターとなるわけで、調べる価値はあるでしょう。
 まぁ、食べ物やらもあるとは思いますが、そうなると結構ハードになっていくよなぁ......難しいところですけどね。
 どうなりますか?

 後はA healthy world needs lots of speciesと言う話。生物多様性を無くした影響が、以前考えられていたよりも大きいらしいと言う。
 生物多様性の損失は、食料生産、水質、二酸化炭素量について以前考えられていたよりも影響があることを、科学者達が発見した。
 University of ZurichのAndy Hectorと同僚であるUniversity of OxfordのRobert Bagchiはある場所における種の数が、分解や土壌の形成、栄養、水のリサイクル、そして惑星の成長といった環境系の一連の過程に、どのように影響するのか、分析する方法を開発した。1997年の見積もりでは、そのような生態系のサービスが人類に対する価値は、毎年33兆ドルであるとされていた。

 ヨーロッパの草地におけるデータを使い、HectorとBagchiは更なる生態系の過程が考慮に入れられるに従い、それらを支える事となる種の数が増加する事を発見した。多くの過去の研究は生態系の過程を別々に見ていた。
 「以前の分析は非常に狭い範囲で注目し、そして効果的にある環境系の過程に重要な種がすべての他のサービスも提供できると推測していた」とHectorは言う。「しかしそれはこのケースでは見られない。」 この結果はNatureに報告された。
 この研究は、初めて場所における生態系の過程の違いが異なる種類の種に因って影響されている事を示した研究である。「人々は以前からこれについて話していたが、しかし今までそれを支持するようなものがなかった」とUniversity of SheffieldのOwen Petcheyは言う。
 「この研究は、多くの機能が完全に機能している生態系の為に、最大限の種の数が制約されている事を示すものだ」とPetcheyは言う。「すべての生物多様性は必要であり、そして余計なものは無い。この発見は、人類が多くの不可欠なサービスを生態系から得ている為に、政治に対して潜在的に重大な影響を与える。」
 2005年の国連の報告では、人類は歴史上どの時点よりも過去50年間において生物学的な多様性により損害を与えていると結論した。この傾向が止まるまでは、人々は自然界から必要な恵みを失っていく事になるだろう、とこの報告は警告している。

 と言う事で短めの記事だったので。
 生物の多様性が豊かな世界を作り出す、と言う研究があったと言うことですが。もうちょい詳細が欲しいですけど(^^; ま、今までの狭い範囲の話から、かなり広範な物に換えて行ったと言うことになりますが。
 以前から語られていた事が、と言う事のようで。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風が完全に去って、再度梅雨前線が太平洋側沿いに構築されるようで。中部地方は曇りから雨になっていくところが多いようですが、他は雲が多いながら取りあえず降りそうでは無いようで? 北は晴れですか。関東地方は曇り。東京で25/21と言う予報と。
 まぁ、じめじめのままとなるのでしょうけど.......

 さて、今日は火曜日ですか。
 取りあえず実質今週が本格的に始まると言う事でしょうか。管理人は仕事ですが、まぁ午後からはごたごたと「スポンサー」とのお話し合いが3日間と言う事でして、いろいろと面倒なものがありますけどね.....まぁ、これが取りあえず「山場」という事で、終われば大分楽になりますが。
 いや、怒濤の「小隊長」職、取りあえず一息つけると言う事になりますけど......いや、今年度いっぱいは少なくとも続くんですけどね、えぇ(^^;
 ま、取りあえずがんばります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/16
 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 更新してからは1週間ぶりに落ち着いてネット上廻って記事読んで、ぼへっとできるという中々久しぶりに充実した「休日」と言う......まぁ、午前中と言うか昼過ぎまでは天気が不安定で、外出云々なんて全く考えませんでしたが。
 取りあえずは、のんびりと過ごせると言う。
 で、ぼへっと過ごしつつ、夕寝などし、夜からも取りあえずマイペースでやっておりましたか。

 で、昨日は台風の影響を受けた一日でしたか。
 居住地域は朝から強い雨。強風もありましたけど、強風警報発令まではいきませんでしたかね......まぁ、でも台風らしい天気でしたけど。テレビはこの中継やら情報やら。しかし昼前にピークは過ぎまして、時々明るくなったり、突然降り始めたりと。
 ただ、夕方前には完全に影響を脱したような印象でしたかねぇ。
 まぁ、各所でダムの貯水率がことごとく回復していったようですが.......

 で、ちょうど読み終えたんですが、『「世界征服」は可能か?』と言う話。
 いやぁ.....結論を見ると「まぁ、そうか」と思うものはありますが、やはりそれなりに面白い話ではありましたかねぇ......夢があるんだかないんだか分かりませんが、「支配のあり方」と言うかパターンなどは面白かったなぁ、と言う。
 気苦労は絶えないよなぁ、この手のはやろうとすると。
 実際のところ、今よりも前のシステムでないと難しいと言うか、困難さがあると言うのは面白いものですが。情報ねぇ......まぁ、ディストピア世界を構築するにしても相当にハードそうで。単一国家的なものを作り上げれば、その後は可能かもしれませんけど。
 まぁ、実質「教育」を「洗脳」に置き換えればまた可能になるのかなぁ......
 いやはや、中々面倒なものです。
#まぁ、世界征服の基礎はまず練馬からだよなぁ.......(^^;

 そう言えば、昨日は久しぶりにエミュ上のSILPHEEDを。
 まぁ、何となくやれそうな雰囲気があったんでやってみたんですが、取りあえず壁だった10面を突破して14面まで到達.......いやぁ、ほっとした(^^; 相変わらずシビアですけどね、いろいろと。レーザー跳ね返しが10面での「宿敵」と言うか。最初よく分からなかったんですよ、実は。
 で、理解してからV-Beamとかで進めたんですが、そうなると敵と戦うには厳しい。で、まぁレーザーで結局進めるんですけど......通常ステージでの雑魚敵には向かんですね、この武器.......(- -; 艦内戦ではかなり強力で、ボスもうまくやれば瞬殺可能ですが。
 本当、つくづく武器選択が命のゲームです、ハイ。

 ゲームと言うとYoutubeで何となく「美食戦隊 薔薇野郎」と検索したら。
 いやぁ、出てくる.....アツイモード(難易度高)でステージ終了後は必ず「きのこ+きのこ」と言う素敵プレイ。まぁ、極めた人だからできると言うのはあるんでしょうけど。
 取りあえず、名前だけはやたら知っていたんですが最初から最後まで見られたのは初めてだったので、ちょいと満足。
 で、Youtubeでのゲーム動画と言うと、[PS] GUNDAM 0079 The War For Earth [クソゲー] Part1と言うのもありました。いや、懐かしい.....管理人はMac版でしたが(笑) 久しぶりにジーンが見られたなぁ、とか例のシャアが見られたなぁ、とか諸々。
 でも、まぁやっぱりやった人しか分からんですよね、このゲームの「アレ」具合は......

 で、Nature.comより。
 結構長いんで時間がある時、と言う事で取りあえずHIV trial doomed by design, say criticsと言う話。殺菌ゲルの投与について、再考が促されていると言う話。
 読んでみますと......実験的なHIV阻害のツールの革新的な研究を巡る議論が、その臨床試験へのアプローチを改訂するこの分野の必要を強調した。
 5月23日、南アフリカのCentre for the AIDS Programme of Research(CAPRISA)の研究者達は、1350万ドルを使って、抗レトロウイルス剤tenofovirを含む殺菌ゲルが、セックスによるHIV感染から女性を守かどうかをテストする研究を始めた。US Agency for International Development(USAID)から資金を受けたこの試験は、始めて第二世代microbicide(second-generation microbicide)と呼ばれるもののテストである − この一つには特にAIDSウイルスをターゲットとしたものがある。
 研究者達と唱道者達は、ゲルまたはクリームの形状中で膣に使用するのmicrobiciedesは、パートナーがコンドームを使ってくれない女性への重要な保護を提供するだろう、と言う。現在、11種類のmicrobicideの候補が臨床試験でテストされている。しかし、ある専門家達は、南アフリカの二ヶ所で980人を対象に行われて、そのデザインの為に失敗した「CAPRISA 004」試験に注目している。
 「microbicideの開発分野は、更なるヒットを生み出す事ができなかった」とMcGill Universityのウイルス学者Mark Wainbergは言う。
 それは、膣を幅広い微生物が生存に適さないようにする3つの「第一世代」microbicidesが、既に効力の試験に失敗し、そして二つ − 硫化セルロースとnonoxynol-9 − は実際には女性の感染を増やした(Nature 446, 12; doi:10.1038/446012b 2007参照)。調査者達は、International AIDS Societyの今月後半に行われるシドニーでの会合で、硫化セルロースの試験の最終分析を発表する。しかし、科学者達はその試験の失敗は、更なるmicrobicideの研究を注意深く進める必要を目立たせた、と言う。
 このCAPRISAの試験における最も議論を呼んでいる部分は、投与スケジュールである。これは女性にゲルをセックスを行う12時間前に使用し、そしてセックス後12時間以内の再投与を要求している。このスケジュールは短時間だけパートナーが家にいる女性の為に計画されている、と研究のリーダーであるUniversity of KwaZulu-NatalのSalim Abdool Karimは言う。
 しかし反対者は、この投与スケジュールを支持する為の、動物またはヒトにおける試験から、十分に発表された証拠はない、と言う。あるものは女性が毎日のゲルの投与を適用する事を好むであろう。Karimはこれに同意せず、こう述べている。「毎日製品を使うこれらの女性を得る事は挑戦的なものとなる。」
 批評者達は、提案された投与方法は、寂しい試験結果を迎える事になるだろうと言う。「このデータとゲルの使用方法をリンクさせる事は難しくなり、潜在的にあらゆるデータの解釈を難しくさせてしまう事となるだろう」とmicrobicideの研究者であるUniversity of LondonのRobin Shattockは言う。
 この関心は科学者達と、Bill & Melinda Gates FoundationのRenee Ridzonや、International Partnership for MicrobicidesのZeda Rosenbergといった他の者たちが、CAPRISAの研究者達に対して彼らのアプローチを再考するように要求させている。そのような関心は、US Global AIDS Coordinatorに科学者達、唱道者達、そしてアメリカ政府の当局を6月6日の電話会議の招集をさせ、この試験の計画を議論させた − 初めてUSAIDが資金を出したmicrobicideの研究の為に。
 電話会議の後で、Office of Global AIDS Coordinatorは、この試験の修正または停止を断った。しかし科学者達は未だCAPRISAの研究者達に再考を求めるように主張し、そしてKarimは、少なくとも非公式にそれらの批判者達とともに、この議論がさらに進む事を認めている。「我々はこの問題を俎上に載せており、そして私は解決の為に我々の方法で進めるように感じている」と彼は言う。
 この状況は、microbicideの分野のリーダー達に試験計画の見直しと調整のより良い方法を要求する事態を起こしている。この分野の科学者達は、すでにアイデアと公式、非公式の会合を通じたデータについて共有と議論をしているが、しかし臨床試験の為の再調査の方法と計画を広める事については何も無い。この事は、機関が時々良い証拠によって支持されない不必要な試験を実施している事を意味している、とWeill Cornell Medical Collegeの免疫学者John Mooreは言う。
 「歴史的には、このmicrobicideの分野は似たような製品の、複数の同時に行う試験の実施によって悪化しており、そしてCAPRISAのエピソードはこの分野のフラストレーションが沸騰している事を代表している」とMooreは言う。
 この研究は既に多くの団体によって認可されている − これにはSouth African Medicines Control CouncilやUniversity of KwaZulu-Natalや、この試験を推し進めているグループであるFamily Health Internationalにより招集された倫理調査ボードも含まれている。USAIDのスタッフは、自身お内部レビューを行った後で4月にこの研究への出資の認可を決定した、とUSAIDのoffice of global and reproductive healthのsenior science adviserのJeff Spielerは言う。
 しかし、わずかな臨床前の結果が公式に存在しており、この試験について科学者達と唱道者達に不安を残している。通常、そのようなmicrobicideといった製品の開発には、関係局によって調べる義務を負う事がない私企業による支援がある。しかし、そのような企業は貧しい人々を対象としている為にmicrobicidesの開発には関心を持っておらず、その為にこの分野は大体は制限された公的な資金によって出資されている。唱道者達は、この事はすべての関連するデータを一般の人々が参照する事を意味している、と主張している。
 「我々は透明で、アクセス可能で、そして根本的にこのmicrobicideの分野において重要である、ピアレビューと決定の反映についての国際的な機構が必要だ」とワシントンDCに拠点を置く唱道者グループGlobal Campaign for MicrobicidesのdirectorであるLori Heiseは言う。
 SpielerはUSAIDは更なる試験の為の、更なる評価を行う人を考慮に入れる決定をした。そしてNational Institutes of Health's Office of AIDS Researchは、microbicideのワーキンググループの設置を準備している。しかしこれが良い決定を生み続けるための幅広い国際的な専門知識を集める事が出きるようになるのかは不明である、とHeiseは言う。そして他の者たちは、この分野は既に重要な転機を迎えていると言う。
 「microbicideの分野は土壇場にある」とMooreは言う。「もしそれがより多くの問題があれば、終わりを迎えるだろう。」

 と言う事ですが。
 nonoxynol-9は新しいところでは今月3日付の記事で殺精子剤絡みでふれていますね......ま、05/11/01 づけの記事で既に界面活性剤が女性の膣を傷つけて、HIVに感受性を高めてしまうとか、HIVを殺すのには相当多量が必要と言う記事がありますが。
 ゲルについては同記事でもふれていまして、それだとマカクザルでゲルに三つの薬剤を仕込んで、と言うものとなっていましたが。
 とにかく、いくつかこの手のゲルと薬剤について記事はありましたが、相当に追い込まれている状況と言うのは確かなようで......大手企業辺りが入ればまた違ったんでしょうが、儲からないからやらないと言うパターンで、まぁ大した人類への貢献ぶりですが。
 ま、岐路に立つ「最新」の研究と言う事で、気にはなりますねぇ。

 そして歴史ネタでもあったんで、中国の話でのChina had more wars in cold weatherと言う記事。農業生産性の低下が、武装闘争の引き金になるようである、と言うもの。
 過去1000年間における東部中国の武装闘争の大半は、起床による食料不足によって引き起こされている、と研究者達は言う。
 この発見は、将来の気象変動の結果、水と食料不足のような類似した影響が起こると言う考えに対して重みを増すかもしれない、とUniversity of Hong Kongの地球科学者David Zhangは言う。「豊かな資源のある地域とそれらがない地域は衝突のホットスポットである。」
 1000〜1911年の間、899回の争い(wars)が起きた中国東部はこの国の食料が育つところである。Zhangのチームは各10年間を非常に多い(30回以上の争い)、多い(15〜30回)、あるいは少ない(15回以下)と分類した。
 同じ時代を通じ、北半球の起床データは6回の大きな寒暖のフェーズのサイクルがある事を見せた。作物と家畜生産は、この寒いフェーズの間に顕著に落ちた。
 非常に争いが多い40年間すべて、そして争いが多い大半の時代は寒いフェーズであった事を彼らは発見した。抗争は寒期の始まりの10〜30年後の間に大体記録されていた。
 「環境的なストレスの状況から、抗争は究極的には資源の縮小の再分配を意味する事となる」とチームはHuman Ecologyに書いている。
 「この結果は私を非常に驚かせた」とZhangは言う。「争いが多いすべての時期と、大きな変化があった時期はすべて寒期の間だった。私は、人類はまだ動物であると感じた。」
 気象と争いの間の一致は「完全に意味があるようだ」とWesleyan Universityの経済学者Gary Yoheは言う。彼は最も新しいIntergovernmental Panel on Climate Changeにかかわっている。
 彼は気象変動による移住や不足が、緊張と争いを増す様になる事に同意している。「争いの最中の国境をまたがった人類の争いの潜在的なものは、恐らくは何らかの気象変動が悪化させている」と彼は言う。「国家が他の国家を自然の資源を求めて侵略する行為は長い歴史が有る。」
 最近、国連の気象変動がDarfurでの争いの原因であると報告したが、この地域の専門家はこの結論を非常に単純化していると批判している。」
 University of Heidelbergの中国学者であるRudolf Wagnerは、中国の戦争におけるいくつかの要因は気象であると言う。「極端なケースでは、私はこれが決定的な何かをしていると考えている。」
 しかし、組織的、社会的そして政治的な要因 − 政府がその領域をコントロールできているか、そして人々をどのように扱っているか − がまた重要であると彼は付け加える。「この論文は興味深いが、少し大げさだと思う」と彼は言う。
 しかしZhangは冷たい気候が争いを引きだしている影響は、恐らく中国だけでは無いだろうと信じている。「小氷期の最も寒かった時代である17世紀において、我々は欧州、日本、韓国、そしてオスマン帝国で大きな問題が起きているのを見ている。」

 と言う事ですが。
 ま、気象変動によって資源が減る→人が移動を始めるなど緊張が高まる→争い、と言うパターンを科学的に見てみたら、中国東部では当てはまっていた、と言う事のようですが。まぁ、合理的なものは感じますけど.......と言うか、基本的にそうだろ? と思うんですが。
 しかし、17世紀って日本はそれほどでも無いような? むしろ18〜19世紀に問題多発だよなぁ、と言う気もするんですがねぇ......飢饉頻発と言う意味でですが。ちなみに、飢饉が起これば打ち壊しと一揆頻発、と言うのは日本の江戸時代後半の特徴でもあります。
 まぁ、いろいろと緩んできた時代と言うのも複合要因の一つと見なさなければいけないんですがね。しかし、飢饉と一揆や打ち壊しの増大は関連性があるわけで。
 やはり納得できるものでは?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風も抜けますが、全体的に雲が多い天気となりそうで。北海道は晴れ間が見えるものの、基本的に各地で雲が多いようですね。まぁ、晴れ間が見えるところやら降ったりするところもあるようですが。関東地方は曇り。東京で27/23と言う予報。
 まぁ、蒸すんでしょうねぇ、やっぱり。

 さて、今日は月曜日。海の日ですか。
 管理人はやはり休養ですね......久しぶりに連休です。いや、こういうのはうれしいものですが(笑) まぁ、取りあえずのんびりとやる事にします。出かける気になったら出かけようと思いますし、引きこもる気になったら引きこもろうかと。
 ま、のんびりできる幸せでも享受したいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/15
 さて、昨日は仕事でしたか。
 外回りがありまして、出かけていたんですけどね......なんつぅか、まぁ......朝から雨。これがまた強い。ま、外回り先だと建物の中なんで問題は無いのですが。しかし、まぁ気は重い。同僚と携帯電話で連絡を取りつつ、そのまま仕事が夕方まで。
 ま、幸いなのは台風が来ると言う事で本来あった日曜日の出張が取りやめ、と言う事になりまして二連休を獲得できたと言うところでしょうか?(^^;
 その後、6時前には帰宅したんですが、非常に眠い。
 疲れがどかっと来まして、食事の後に落ちてみればそのまま12時間爆睡大会決行でしたかね.......ふぅ。

 そして昨日の天気は雨。
 朝から雨でしたねぇ。家を出る前から軽く降ったり止んだり。そして出る頃に傘を差さないと、と言う具合に降りまして、その後はどんどん強くなっていく状況でしたか。気温は低く、冷房があるとかえって寒いぐらい。風は夕方までは強くはありませんでしたが。
 まぁ、嵐の前と言う事でしょうか。

 で、巡回してNature.comより。
Student Grand Prix showcases green enginesと言う話がありますか。学生が速度レースで優勝したと言う事のようで。水素を使ってこれを燃焼させたと言う事で、「グリーン」と言う事のようですが。muse@nature.com: It could only happen in the moviesはコラムですね......大体タイトル通りの内容のようで。
 China had more wars in cold weatherは中国が農業から離れる事で、武力的な争いが起こるだろう、と言う話。むしろ歴史的な感じの話かと思いますが、気象変動の影響もあって農業生産が減少し、これで問題を起こすのでは無いか、と言う話ですねぇ。
 ま、歴史書を漁ったのか、1000〜1911年の間、東部中国で899回の争い(原文はwarsですが)があり、これはこの国の食料が最もとれる場所で起きていると言う。うまくいかない時ほどその頻度が高くなる、と言うものだそうで。
 で、中国絡みでBeep Beep! from the Cretaceousと言うのがありますね。ミチバシリ(roadrunnner)の様な形状の脚を持つ鳥が、1億年以上前にいた、と言う話.....だから「Beep Beep!」ですか。アニメになっていますしね......取りあえず今までの似たような鳥の化石から、さらに5000万年以上昔、だそうで。

 で、取りあえず昨日読み損ねたBad memories can be supressedと言う話。人々は自身で不安になるイメージを忘れる事が出きる事が可能であると。
 読んでみますと.....人々はトラウマ的、または感情的なシーンを自身で忘れる事ができるようになる事を研究者達は発見した。脳がそのような削除を行った時、映像と感情の過程を司る脳の領域が沈黙するようになる。
 記憶は濃いに抑圧か脳である事が知られており、そしてそれに脳の領域がかかわっている事は、心的外傷後ストレス障害、または強迫性障害によるものといった、トラウマ的な出来事を忘れようと努力をしている人々にとって治療のポイントとなる。
 University of Coloradoの神経科学者Brendan Depueは、そのような症状を受けている人々の脳で何が悪くなっているのかを知ろうとした。
 以前の研究では、人々は単語の記憶を抑圧する事ができる事が示されている。しかし、トラウマ的な記憶に関連したテストを行う為に、Depueのチームは感情的な内容も加える事にした。彼らはボランティアに二枚の絵を見せた:一つは顔で、もう一つは感情的な反応を引き起こすもの − 交通事故や、傷ついた人と言ったものである。
 一度被験者がイメージのペアの繋がりを学ぶと、彼らは顔の写真単体を見せられ、そして関連する絵を想像するよう、あるいは想像しないように言われた。
 被験者の脳は、わざと彼らが関連する絵を考えないように挑んだ時に、より活性化しないことをチームは発見した。「これらの脳の領域は、遮断したように見える」とDepueは言う。
 脳の活性の減少は、被験者が恐らく記憶した絵が脳へと入ってくるのを防ぐ為に、他の何かを考えていなかったためであろう、と彼は付け加えた。
 脳のイメージングが、脳の意思決定や計画を行う領域である前頭葉前部皮質が、この遮断を監督している事を示した。最初に、この皮質は視覚的な情報の処理を行う領域で活性を減らし、そしてこれが扁桃核と言った感情の処理をする領域を抑圧する。
 テストの後に、被験者達は彼らが考えないように話された、関連するものをより思い出さなくなる事ができた。チームはこの発見をScienceに報告した。
 「これは本当に、我々が正しいシステムを見ていると言う確信に加わる手助けとなる」とUniversity of Oregonで抑圧された記憶の研究をしている神経科学者Mike Andersonは言う。人々は「この再生機構を遮断する」事によるトラウマ的な記憶の浮上を阻害するよう訓練できるだろう、と彼は言う。
 この考えが提案されてから1世紀以上たっても、記憶は故意に抑圧できるかどうかについての多くの議論が未だある。これはフロイトの、未だ議論のある、人々が無意識にトラウマ的な出来事を精神上から消し去ると言う、記憶の抑圧の考えとは異なっている。
 この新しい研究は、無意識に抑圧された記憶が存在するか、そうでないかと言う議論について終わらせるものでは無いだろうが、しかし関連している機構に取り組む手助けとなる、とDepueは言う。

 ま、そういう事ですが。
 余り深く薬剤やらで諸々、と言うものでは無くて意識的な事で可能であると言う事のようですが。思ったよりは、と言う感じがしますね......意外と言う。同時に、やはりフロイトも引き合いに出されていますが......しかし、それとは違うだろうと。
 まぁ、フロイトも結構アレなものもありますからね......
 ま、ともかくも脳の機構の話と言う事になるわけで、いろいろと「脳の仕組みの解明」には役立つだろうと言う事のようですな。

 他にピロリ菌:増殖抑制物質の人工合成に成功 理化研チームと言う話がありますか。ヘリコバクター・ピロリですが、これを阻害する成分が体内にあるものの、合成が難しかったようで。
 で、取りあえず理研が合成に成功したと言う点で大きいと言う事のようですが。
 抗ピロリ菌活性を持つ糖鎖を世界で初めて合成とちゃんとでていますね.......ま、胃の深部にピロリ菌が存在せず、その原因をそこから分泌される糖タンパクcis-N-アセチル-D-グルコサミンを構造中に含む物質に求めたと。もっとも、これ単体ではダメだそうですが......1,2-cisの構造を持つそうで、これが特異なものだそうですが。
 ちなみに、アセチル-D-グルコサミンは連なって糖鎖となりますねぇ......様々な生物で見られる定番のものですが。
 で、この物質が面白い事に、ピロリ菌の膜内にありコレステロールから合成されるコレステリルα-グルコシドの合成経路を阻害し、その結果ピロリ菌の増殖ができなくなるとか。ピロリ菌がコレステリルα-グルコシドをもつのはヒトT細胞から逃れる為と言う説もあるそうですが、まぁ逃れられない様な物質が体内にある。
 で、天然物質でも合成の難しいアミノ糖の1,2-cis型結合を持つ選択的合成を今回理研がやってのけたと言う。ま、基本的にはこの合成方法の開発、と言うのがメインですかね......既存のものもあったものの、改良が余りなされていなかったそうですが。
 っつぅか、従来のものでアジドを含む糖もなんか危なっかしい......(^^; 糖供与体を環状カーバメート糖に変えたらできたと言う事ですが......カーバメートですか。-NH-C(O)-O-ですねぇ。農薬でもあるもので、硫黄と置き換えたりするんですが。ともかく、多段階反応で最終的な収率が21〜26%と言うのがすばらしい。
 いやぁ、高いですねぇ.......

 まぁ、取りあえず爆睡していたのでこんなところで。
 さて、今日は台風4号により西日本は雨が降るものの通過によって回復傾向。東海から東は雨。北海道の方は晴れ間も見えるようですが。関東地方は日中はずっと雨。東京で上が25度。
 まぁ、家にこもるのが正しいでしょうかねぇ。

 さて、今日は日曜日。
 台風もあるので、今日は在宅でゆっくりと休養を取ろうと思います、ハイ。とにかく疲れていますので......精神的にリラックスしたいものがあります。まぁ、ぼへっとやっていく事になるでしょうけどね。
 外出する用事ができないと良いですが(^^;

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/14
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 週末の素敵なボリュームなもので、まぁ中々ハードでしたかね、えぇ.......いろいろと。休みを挟むヒマがない、と言う状況が延々と続くものでして、「小隊」の統括の問題もありましたし、まぁもう忙しいと言うか。
 タイトなスケジュールが組まれているよなぁ、と思うものもありますけど、その点についてはこちらの意図したものでは全くないんですよね、ことごとく.......いやはや、困ったものですが。
 ま、取りあえずは無事に切り抜けまして......天気予報を見て憂鬱にはなりましたが、取りあえずは帰宅して、そして家の風習から取りあえず今日から「盆」と言う事で迎え火やら諸々と。
 やっとこさ本当に一息つけたのが9時過ぎた頃でしたか。そして、家人にパソコン関係の相談で「絡まれ」まして.......
 いやはや......疲れるものです。

 で、昨日はまた曖昧な天気。
 湿度がとにかく高い。そして、微妙に半端に降ったりやら困るものがありましたけどね......まぁ、とにかく空調のないところは「じっとりと汗をかく」と言う状況でして、タオルをもって行っても中々、と言う状況でしたか。
 落ち着かん天気です。もっとも、土日は豪快な天気になるようですが.......(^^;

 で、巡回してNature.comより。
 え〜.....一本ぐらい訳そうと思ったら、家人のおかげでできなくなったんですが(^^; 取りあえず、Bears build up what fish flush outと言う記事がありますか。見落とされていた汚染物質が、予想以上に影響を与えているのかも、と言う話。環境系ですな。
 それとAllergic reactions more common in northなんて話があるようで。アナフィラキシーは、アメリカでは北部の方で一般的と言う事が分かった、と言う。
 そしてBad memories can be supressedは読んでみたかったんですがねぇ。もっとも、これってどうにもフロイトの抑圧の話を思い出すものもあるんですが。基本はいっしょかな?

 ま、取りあえず生存報告。
 さて、今日は素敵な台風4号のおかげで、九州を中心に荒れるようで。晴れるのはかなり北の方だけですか。他はもう雨。関東地方は雨で、東京で23/22と言う予報と。
 まぁ、変わらんようですな。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は早朝から仕事です......どうしてくれようかと思いますが、まぁ仕様がない。で、取りあえずがんばってやっていこうとは思いますが、スケジュールが日曜日まで絡む仕事......台風が来るんですが、どうしてくれるんですかねぇ、企画者側は。
 取りあえず、まぁあれこれと腹くくるつもりでがんばりたいです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/13
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 取りあえず、朝は胃が動かずに困るものがありましたけど......(^^; まぁ、前日の呑みの影響でしょうが。まぁ、二日酔いにはなりませんけど。で、取りあえず出勤して仕事。まぁ、比較的余裕があるのかよく分からん中を仕事を進めまして、結果的には順調に終わったとはいえるのかな?
 まぁ、「小隊」でごたごたがありましたけどね......他所から怒られる様な事をするから.......頭を下げるのは「小隊長」と言う事で、まぁなんとも。
 そして細かい仕事を取りあえず乗り切っておきまして、7時過ぎには職場をでる事ができましたか。
 ま、疲れはやはり残っていますが.......木曜日、終了と言うことです。

 そして昨日はまた変な天気の一日でしたか。
 朝から湿度が高い状態でしたけど。職場について、気付けば雨。湿度はどんどん上がり、空調がないところへ行けば窓を開けても風は無く、と言う素敵な状況でして。まぁ、そういうところへでるとじっとしているのにじんわりと汗をかく状況でして、なんとも不快なものでしたが。
 不快指数、とにかく高い。
 ま、変える頃には幸いな事に雲は切れたんですが......いやはや、疲れる天気です。

 で、巡回してNature.comより。
 なんか大量ですな。Divers dismantle artificial reefと言う話は先月ぐらいにニュースで報じられていたような気がしますが、アメリカで漁礁代わりに古タイヤを埋めたら、外の方が多かったと言う話ですね、これ。
 後はUnderground lab set for South Dakotaはサウスダコタ州で、Homestake Mineと言う、元金鉱だった地下に研究所を設置すると言うもののようですな。ま、物理研究と、変わった生態と言う事で生物学などに、と言う事のようですが。
 Libyan court upholds death sentencesはリビアで医療活動に従事して死刑宣告を受けた「トリポリの6人」の続報。結局、再審も死刑支持と言う事だったようですが、最終的に7月16日にSupreme Council for Judicial Authorityによって決定されると言う事のようで。政治的な決定と言うところで国外追放となるか、そのまま死刑を実施するか? EUなどが圧力をかけていますが......
 See new galaxies ― without leaving your chairGalaxy Zooと言うプロジェクトの話。銀河形成の謎をネット上の有志により探ろう、と言う企画でいいのかな? 初の企画だそうですが。A healthy world needs lots of speciesはタイトル通り。多様性がなくなる事で食料生産、水、二酸化炭素量に以前思っていた以上に影響を与える、と言う話ですか。
 そしてFREEの記事としてでていたHIV trial doomed by design, say criticsと言うのは時間がある時に読みたいですねぇ......結構長いんですが。

 で、取りあえず意地で読んでみるのがMetabolic switch delivers healthy fatと言う話。よりエネルギーを生み出すタンパク質がマウスの研究で分かったと言う事だそうで。
 読んでみますと......研究者達は、熱を汲み出し、そしてその身体の代謝率を挙げる「良い」脂肪細胞の生産の引きがねとなる細胞のスイッチを突き止めた。マウスで行われたこの発見は、いつの日かヒトにおける肥満の治療や阻害の方法を提供する事になるだろう。
 成人において、ほぼすべての脂肪組織は白い脂肪細胞(white fat cell)によって作られており、これは後に使う為の過剰なエネルギーを蓄えている。しかし茶色の脂肪細胞(brown fat cells)は高い代謝率で、化学的なエネルギーを蓄えるよりも、燃やす。赤ん坊の多くの部分では脂肪は茶色で、これは恐らく暖かさを保つ方法であろう。しかしこれらの蓄えは、幼児期を脱するとほとんどなくなる。
 Dana-Farber Cancer InstituteのBruce Spiegelmanらの研究者達は、今回城では無く茶色になる脂肪細胞を発達させる刺激となるタンパク質を突き止めた。その次のステップは、成人でこの過程を操作できるようになる薬剤を見付ける事だ、と彼らは言う。
 Spegelmanのチームは、マウスの茶色い脂肪細胞は多量のPRDM16と呼ばれる、白い脂肪細胞や筋肉や肝臓と言った他の細胞ではまれなタンパク質を大量に含んでいる事を見いだした。
 研究者達が遺伝子を組み換えてマウスの脂肪細胞がPRDM16を発現するようにし、白よりは茶色になるようにした。そしてこのタンパク質を作る遺伝子が茶色い脂肪細胞から除かれた時、この細胞は代謝の発電所となるのを止めた。彼らの結果はCell Metabolismに掲載された。
 しかし何がPRDM16を作るよう細胞を刺激するのかは不明である。「謎としては:どのホルモンがこれに影響するのか?」とSpiegelmanは言う。
 大人の犬の研究では、ホルモンの正しいカクテルで茶色い脂肪を復活させる事が可能である事が分かった。「大型生物においてこれを呼び戻す事は疑いがない」とSpiegelmanは言う。しかし、この事は血圧や心拍数を増やすと言う副作用をもたらすアドレナリンの長期使用も含まれており、それ故にヒトでは危険である。
 その調査は、身体がより茶色い脂肪を作る手助けとなるような、ある特定の薬剤を探す事だ、とSpiegelmanは言う。その代わりに、白い脂肪の蓄えにおける未熟な細胞は、遺伝子組換えで茶色にできる、と彼は示唆した。
 「これは少々こじつけに聞こえるが、しかし美容手術の脂肪は常に除かれ、おかれている事を思い出して欲しい」と彼は言う。「あなたは脂肪吸引を受けられるし、(遺伝的に)細胞に手を入れられるし、そしてそれを身体に戻す事もできる。」

 と言う事ですが。
 茶色の脂肪と、白い脂肪ですか.......子どもでは茶色が多く、これで体温を保つのだろう、と言う事のようですけど。成人は白いものと。で、PRDM16と言うタンパク質が茶色に多いと言うことは分かったと言う事ですが.....ま、高代謝率であれば肥満に対抗できるわけですけどね......
 でも、成人だとどうなるんでしょうか。
 うかつにそういう薬ができたとしても、服用すると高熱になるのでは無いだろうかとも.......夏は地獄?

 それとこれも結構興味深い.....Chernobyl birds are better off drab and lazyと言う話。ま、細胞がより少ない放射線を受けるようにと、あれこれ手を打てる事が分かったと。
 輝く羽をもつ鳥は、チェルノブイリ原発の周辺で多くの放射線を受けている事を科学者達が発見した。大きな卵を生み、あるいは長距離を渡る種もまた、放射線に感受性がある事を発見した。
 これらの種すべてが、細胞を守る為に大量の抗酸化分子が必要であった。これらを調査の中で、放射線に影響を余り受けないものはより少なかった、と研究者達はこの発見を受けて述べている。
 University of South CarolinaのTimothy Mousseauと、同僚であるUniversity of Pierre and Marie CurieのAnders Møllerは、反応炉の周辺の木にいた57種の1500羽以上の鳥を数え、汚染を受けていない地域近くの高放射線地域と比較した。
 彼らは、カラフルな亜科、黄色、オレンジといった、カロチノイドと呼ばれる有機色素を元にした羽根を持つコウライウグイス(orioles)やアオガラ(blue tit)といった鳥は、tree pipitやヒガラ(coal tit)、ズアオアトリ(chaffinches)といったより色のない仲間よりも、汚染された地域において数が少なかった。大きな卵を温め、長距離を渡る渡り鳥の仲間は、特にまれであった。
 抗酸化物質は、DNAやタンパク質を損傷するフリーラジカル − 代謝の副産物、または放射線への暴露の反応として生じる活性分子 − を除去する。この研究はJournal of Applied Ecologyに掲載された。
 カロチノイド色素は強力な抗酸化剤である。これを羽根に使うのと同様に、鳥は胚の発達をフリーラジカルから守る為に、卵に色素をぎっしりと詰め込む − これは卵黄を作るものとなる。
 一方で渡り鳥は多くのエネルギーを燃やし、そしてその過程で多くのフリーラジカルを作り出す。
 Mousseauは、彼の結果は抗酸化剤を維持する事がチェルノブイリと言った地域で生き延びる重要な鍵になると信じている。例えば、色鮮やかな羽根を生産する事に多くの供給を行う動物は、恐らくは放射線のダメージから彼らのDNAを守る事は十分にできないのかもしれない。その結果は高い変異率と、究極的には数の減少となる、とMousseauは言う。
 「全体的には、我々はその大きさと数が減少している事を見いだした」とMousseauは言う。「しかし、少数の種は現実にこの汚染地域で増えている − 我々はなぜかは分からないが、しかしこれはこれらの地域における競合が減った為であるだろう。その持ち帰りのメッセージとしては、これは異なる種の鳥が放射線に対処する、非常に変わりやすい方法がある事だ。」
 しかし、チェルノブイリ周辺のこの放射線レベルが、鳥に強く十分に影響を与えるかどうかを結論づけるにはより多くの研究が必要である、とUniversity of LeicesterのYuri Dubrovaは言う。
 「これは非常に興味深いデータだ」と彼は言う。「もし正しければ、これは潜在的に低レベルの放射線は以前推測された以上に有害である事を示す。」

 と言う事ですが。
 羽根の色で決まる傾向が出てくる、と言うのはまぁ、見かけで分かりやすいと言う点では興味深いですけど.....まぁ、やはりフリーラジカルとの戦いが重要と言う事になるのでしょうが、それにしてもよもや色素で決まるとはねぇ。
 渡り鳥の部分も興味深いですが。
 ま、合理的なものは感じますけど......他の動物ではどうなのか?

 他にWIRED VISIONから。
 ワインはビバルディがお好き? 音楽の植物への影響なんつぅ記事が出ていますね......結果は「効果があるかも」と言う事だそうですが。ま、以前中国の研究チームがやったところ、低周波の音で細胞の流動性がまして良い結果となった、と言うものがあったそうですが。
 取りあえず今回はイタリアのチームがブドウの木でやってみたそうですけど。
 まぁ、どうなんですかね......振動が必要と言う事なのか?

 他にJAXAから。
 新聞で報じられていたのを見て、チェックしたんですけどね。「あかり」の現状について 観測開始から1年、「あかり」が見た宇宙と言う話がありますね。ま、このページからPDFを落とす必要がありますが。ASTRO-Fでしたっけ......大分綺麗な画像を送ってくれているようですが、全天観測を2回行ったところが、90%以上を既に越えたとありますね。指向観測もやっていると言う事ですが......10分程度固定だそうで。液体ヘリウムはあと2ヶ月程度もつといことで、この間にあれこれとやるのでしょうが。
 まぁ、しかし「光」ってのは面白いものだと思います......可視光と140μmじゃ「見える世界」がここまで違うかと......

 ま、取りあえずこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、取りあえずは台風が順調に近づいてきているようですが......危なっかしいですが。ひとまず沖縄は大変そうで。それに刺激される前線も面倒ですが、基本的には北を除いて全部雨、と言う事のようで。関東地方は曇り後雨ですが、結構微妙? 東京で26/23と言う予報と。
 まぁまた蒸し暑くなるのでしょうか?

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は仕事が詰まっている一日になるんですが、とりあえず無事にとっとと終わらせたいと言うのが本音ですねぇ......やれやれと言うか。ま、がんばって切り抜けようとは思いますけど。
 土日も休めないんだよなぁ.......(^^;
 まぁ、何ですかね。取りあえず、無事に切り抜けたいです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/12
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 取りあえず、まぁ怒濤の午前中を経て、蒸し暑い午後を越え........職場の支援者との飲み会と言う形になりましたかね、えぇ。まぁ、何つぅか盛り上がると言うか何つぅか........(^^; いや、良い人達だ、と。
 予想よりは価値のある会だった、と言う事ですか。

 ま、そういう事で帰宅が大分遅くなりまして。
 取りあえず生存報告。

 また、後日.......




2007/07/11
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、通常通り職場に行って、通常通り仕事......なんですが、スケジュールが変則的になって予定が変わったりと、まぁどうしてくれようかと思うものがあったりしましたけど。っつぅか、予定が変わったのが結構出てきたな......ただ、取りあえず先週に比すれば若干の余裕が出てきた感じはありまして。
 まぁ、勝負事が一個終わったからだとは思いますけどね......
 緊張の糸がどこか切れぎみだったりもしますけど。で、「小隊」も緊張の糸が切れているのがいるのか、休みが結構あったりと、まぁ体調不良者が多いようですねぇ......職場で結構ちらほら、と言う感じです。
 で、久しぶりに7時頃に帰宅しまして、早く食事できたのがちょいと幸せ。
 ふぅ......

 そして昨日は不安定な天気の一日でしたか。
 朝から「?」的な微妙な雨が降る事もありましたけど。職場に着いてから本格的に降ると言う感じでして、その後も降ったり止んだりと言う不安定な天候。夜にはまた本格的に降ると言う状態でして、本当に不安定。
 ま、湿度は高いものの、気温はそれほど高くは無かった、と言うのは幸いでしょうか?

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Whaling made penguins switch to krillと言う話がありますか。捕鯨により、ペンギンの食べ物はオキアミに変わっていった、と言う事のようで......つまり、エビを食べる鯨を殺してから変わった、と言う事のようですが。
 読んでみますと.....古代の卵の殻の破片から、南極に住んでいたアデリーペンギン(Adélie penguins)は、人類がアザラシや鯨を捕るようになった頃から、魚からオキアミに食事をかえていった事を示した。この発見は、人類がオキアミを食べる捕食者を除いた時に、このペンギンは結果的に余剰となったこのエビを利用するようになった事を示している。
 University of North CarolinaのSteven Emslieと、University of SaskatchewanのWilliam Pattersonは、100〜3万8000年前の200もの卵の殻の破片の化石を分析し、そして現代の巣にあるサンプルと比較した。
 その殻の炭素と窒素の特定のものを、魚とオキアミに見つかるものと比較する事で、研究者達はこの鳥が何を食べているのかを知るkとオができる。
 Emslieは、食事の変化は気象変動と一致するものと予想していた。その代わり、このペンギンのメニューは約200年前までは魚を食べる方に偏っていたが、この時にこのペンギンはオキアミへと切り替えていた。
 最近の温暖化とオキアミ漁の増加は、オキアミの量を減らし、そして南極のPeninsulaにおけるアデリーペンギンの数を減らす事に繋がっている、とEmslieは言う。この研究はProceedings of the National Academy of Sciencesに報告された。
 1793〜1807年までは、南洋において320万頭のアザラシが狩られていたと推測されている。アザラシの数の減少の結果 − これは元来オキアミを好んで食べる、the Antarctic fur seal、Arctocephalus gazella − が産業の破滅をもたらしている(furは毛皮と言う意味もあるので、その産業か?)
 捕鯨は1800年代から始まり、そして20世紀半ばまで続いており、結果的にヒゲクジラの数は90%以上も減少した。アザラシと鯨の収穫を合わせたところ、これは毎年1500万トンの余剰のオキアミをもたらしたと推測されている。
 オキアミはペンギンにとっては、その高たんぱくで群れで旅をする傾向の為に魅力的な食料である。「この鳥は短時間で高エネルギーのエサを多く取れる」とEmslieは言う。
 「この事は、このペンギンのいくつかの環境の変化と、大規模な生態学的な食事の反応が関係している事を意味している」とCanadian Wildlife ServiceのKeith Hobsonは言う。しかし、この変化の背後にある理由は、それほど明らかでは無い、と彼は言う。
 「大量の第二の食料は、魚の減少に伴ったものでない限りは、必ずしも説明できない」とHobsonは言う。「なぜ以前平和裏に魚から卵を作っていた捕食者達にとって、オキアミが豊富な食料となりえたのだろうか?」
 この変化は恐らくは漁業の増加によるもので説明できるだろう、とCalifornia ecological consulting firmであるH. T. Harvey & AssociatesのDavid Ainleyは言う。「鯨とアザラシが除かれただけでは無い」と彼は言う。「これはScotia Seaと西部Antarctic Peninsula領域で同時に大量の魚が亡くなった為だ。」 これらの多くの魚がオキアミを食べる為、それがいなくなる事はオキアミの供給をさらに加速したであろう。
 その食事の柔軟性は、ペンギンの大規模な生態学的な変化への適応能力を見せたが、しかしこれは彼らがこれからも変化に生き延びる事を意味するわけでは無い、とHobsonは言う。「私は、大きな気象変動にこのペンギンがうまく対処する事になった時、悲観的に見ている」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 食物連鎖の関係の話ですかね......まぁ、最近も捕鯨禁止で漁業に影響をもたらすのでは無いか、と言う話もありましたけど。っつぅか、日本なんかが確かIWCであれこれと言っていた記憶がありますが.......まぁ、正しい側面もあるとは思いますけど。
 っつぅか、IWCに関しては個人的に「どうだか」と思っていますので。
 まぁ、ともかくもその食物連鎖の変化から、アデリーペンギンは魚からオキアミに食事を変えていったと言うのが面白いものですが。魚よりも容易に取れて、高エネルギー、と言う事なら相当にメリットになるでしょうけどね、捕食側からすれば。
 まぁ、どうなんですかね......これからと言う点でも。

 そしてWIRED VISIONから。
 「「地球温暖化の原因は太陽の活動」説を否定する新論文」(1)(2)と言う話が出ていますね......まぁ、多くの意見で一致する「二酸化炭素と地球温暖化の関係」と言うものに対し、宇宙線だ、太陽だと主張する人もいるわけで......アメリカがもろにそういう感じだったかと思いますが。
 で、今回の話は「太陽の活性化による太陽風が大量に来る」→「地球に宇宙線が大量に降り注ぐ」→「下層雲(高度3.2km以下)での宇宙線量が増える」→「強度・電荷の異なるイオンが発生し、この影響で厚い雲が形成されて太陽光線を遮る」→「気温上昇抑制」と言うプロセスを主張する人がいたそうで。
 で、これを検証した人は、「下層よりは、高層の方も問題にしたら?」「宇宙線で雲が作れるほどのイオンを作れるか?」などの点で否定的だったと言う......特に皮肉なのはチェルノブイリ。例の事故で、この理論に添うならば雲が多量にできたはずなのにできなかった、と言う事だそうで。
 まぁ、しかしこういうので議論している余裕がある事態かどうか?

 後は目に付いたのが。
 天然痘:類似ウイルス、今もアフリカ毒ヘビに寄生の可能性と言う話がありますね......気になったと言うか。天然痘はいろいろとまぁ、テロやらあれこれと可能性も言われていたりしますけど。類似ウイルスの存在への警告と言う事になるわけですが。
 レトロポゾンから判明と言う事ですが。
 毒ヘビの体内ねぇ.....場所はアフリカ西部のベナンと言う事ですが。何かがあれば、と言う事ですかねぇ.......

 ま、取りあえずこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が通過していくようですが。西の方は曇りに変わっていくようですが、とにかく北を除いて雨。って、台風4号も微妙ですな.......関東地方も雨で日中はずっと降るようで。東京で28/21と言う予報ですか。
 まぁ、蒸すのかな.....?

 さて、今日は水曜日ですか。
 一週間の中日となりますけどね......ま、取りあえず管理人は仕事がやはりありますので、がんばってやっていく事としますかねぇ、と。ま、やる事はやっていく事としますが。面倒なのは、仕事の支援者との会があるとかで.....巻き込まれました。
 早く帰りたいな......(- -;
 やれやれ、ですな。

 と言う事で以上で。
 また、後日.....




2007/07/10
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 何つぅか、勝負事の後だったりもしましたので、どうにも気が入らんものがありましたけどね......ま、取りあえず「小隊」は引き締めつつ、やる事はやると言うか......まぁ、取りあえずどうにかこうにか、と言う感じでもあるんですが。
 まぁ、しかし夕方は結構疲れましたねぇ、本当に。
 取りあえず、早めに(って言っても定時は十分に過ぎているんですが)引かせてもらったかなぁ、と言う......いやはや、疲れております。

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 晴れ間もちょこまかと見えましたけど、まぁ全体的には曇り。湿度は高めですが、気温は抑え気味になったようで、これは幸いでしたね、本当に。
 職場の周辺でも蝉の鳴き声が聞こえ始めていますが。
 まぁ、その内にぎやかになるんですかねぇ......自然の多い職場なものですので。

 で、ざっと巡回をしていまして。
 WIRED VISIONからトラウマ的記憶を和らげる薬『プロプラノロール』と言う記事がありましたか......以前からこの手のは研究されていたかと思いますが。
 記憶を引きだした後、再保存する必要があり、その過程で患者の感情に働き掛ける部分を弱める薬、と言う事のようですが。記憶は残るものの、感情的な部分で弱くなるので、記憶で乱される事が軽減される、と言う事か......
 この薬は、もともとトラウマ的な出来事の直後に服用する事でトラウマの強度を減らす事が知られていたものの、こういう作用もある、と言うのは初めて示されたと言う事のようで。ただ、
 なんてのもあるようですが......そうですねぇ、感情的なものですからやはりあり得ると言う事か?

 他にアクリル板を溶かすと柔らかスポンジに 阪大教授が発見とかありますね......身近な素材と言うのが面白い。
 アクリル樹脂2〜4gを、水20ml、エタノール80mlの混合溶液につけて60度に加熱すると、300nmの穴の空いた多孔体となる事が分かったそうで。ナノテク用の素材に、と言う事のようですが。
 弾性も持つそうですが、面白いもので。
 っつぅか、結構低コストでできるわけで、利用法があれば面白そうですがね.......

 それと東海地震:震源域海底が年間3センチ移動 海保調査とか、乾燥に強い作物に期待、保湿効果糖類を取り込む遺伝子発見やらありますが。
 植物の光合成能力アップ、日大が遺伝子組み換えで成功と言う話もありますね.....日本大学生物資源科学部の奥忠武教授らの研究。能力が約1.3倍となったそうですが。デンプンの生産量も1.2倍。
 明反応と暗反応の両方を強化した、と言う初の事例だそうで......ちなみに、明反応は光を使った水分解、そして暗反応は明反応で得たエネルギーで糖を作る反応、と言う事になりますけど。片方はできていたけど、両方は、と言う事ですか。
 うまく使うと.....結構面白いのでしょうが。

 後はスラドから。
 アメリカ人は何でこれを気にするんだろうと思いますが.......炭酸飲料のカフェイン含有量ランキングと言う話があるようですが。カフェインねぇ.....12オンス、即ち約340gの飲み物をそれぞれ調べてみた結果、4.9mgから74mgの幅があったそうですが.......日本でも有名なブランドではマウンテンデューだそうで。一番多いのは「Vault Zero」と言う飲み物だそうですが、日本じゃないですよねぇ、これ。
 一応、コカコーラブランドのものだそうですが......緑色の飲み物?

 ま、取りあえずこんなところで以上で。
 さて、今日は前線が北上してくるようで。北を除いて雲が多く雨となるところが多いようですね。関東地方も曇り後雨で午後から。東京で24/21と言う予報ですか。
 まぁ、梅雨寒と言う状態になるのか? っつぅか、どれくらい降るんですかねぇ......

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はごたごたしたものがありますけどね......まぁ、仕事があると言うことです。適宜終わらせていきたいものですが、まぁどうなるでしょうか。ひとまず、何かあれこれあるのが気になりますけどね、えぇ.....
 ま、着実に進めたいものです、はい。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/09
 さて、昨日はまぁ、あれこれと勝負事の半日でしたか。
 午前中はまぁ、勝負事で慌ただしかったですねぇ.......1時間だけなんですが、まぁ取りあえず慌ただしい。で、その後は取りあえず片づけた後、と言う事になるので久しぶりに地元駅で買い物なぞしてきましたかね......
 えぇ、久しぶりにDVD購入。でて欲しかった「ハリーの災難」が登場したので購入。後は安かったので「ピンクパンサー」も。そして本屋で『「世界征服」は可能か?』とかを見かけてついつい買ってしまうと言う.....いやぁ、世界征服。基本は幼稚園バスジャックだよなぁ、とか思ってしまうものもあるんですが(^^;
 その後、疲れて一度寝てから起きだし、ちょいと仕事など。
 で、夕食後には完全に落ちていると言う......いやはや、疲れたようです。

 そして昨日は雲が多い一日でしたか。
 気温は余り上がりませんでしたが、蒸す。湿度は高いですねぇ.......蝉も日中に鳴き始めていまして、数は少ないですが徐々に増えていく気配。まぁ、この後どういう感じで増えるかは分かりませんが。
 ただ、7月の雨量としては関東地方、1割程度しか降っていないそうで。
 渇水とかどうなるんですかねぇ......

 そう言えば、結構前に買っておきながら中々読めなかったと言うか、読み進められなかったんですが。
 『 日経サイエンス2007年7月号臨時増刊 こころのサイエンス02号』を昨日やっとこさ読み終えましたかね.......ま、これは比較的一般向け(?)になっていまして、余り難しくなっていないんですが。内容は「暴力を生む脳のメカニズム」について、「脳スキャンを裁判の証拠とできるか?」と言う様なもの。犯罪プロファイリングの話もありましたね.....そして個人的に興味深かったのは自閉症の早期発見の話。既存の考えとはどうにも違ってきているらしく、もしかしたら軽減できるかも、と言う話なんですが。
 この話が一番興味深かったなぁ......
 つまり今まででは「生まれつきの問題で、生後の問題では無い」と言う考えで、確かに「育て方が悪かったから」とかそういう誤解を生んできたわけですが、実際には「そういう性質を持つ脳をもって生まれてきたが、形成される1〜2歳の間に発見できれば、神経回路が自閉症を形作る前にどうにかできるかも」と言う話。大きく変えるものではありますねぇ。

 で、Nature.comから。
 Super-eruption: no problem?と言う話を取りあえず、結構気になったので。大噴火の前後で見つかった道具から、どのくらい人々が苦難に耐えられたのかのヒントとなるだろうと言う。
 インドで隠されていた古代の道具が、74000年前の火山の大噴火の降灰物の中で生きる人間の日常生活を知る手がかりとなる。
 University of CambridgeのMichael Petragliaと同僚らは、インド南部のAndhra PradeshのJawalapuramと呼ばれる発掘場所において、インドネシアのToba火山の噴火による灰の厚い層に挟まれた石器を見付けた − この噴火はthe Youngest Toba Tuff eruptionとして知られている。
 各層から得られた道具は顕著に似ており、そしてPetragliaはこの事は噴火による大規模な塵の雲が、道具を使っていた人々を消し去る事ができなかった事を意味している、と言う。「誰であれ、噴火の中を生き残っていたようだ。」
 これはTobaの大噴火に関連した初の考古学的な証拠である、とPetragliaは述べており、そしてこれはこの噴火が、降灰によってこの地域に壊滅的な影響を与えたと言う理論に相反するものとなる。
 Petragliaは、現代人 − ネアンデルタール人や他の人類よりむしろ − はTobaの噴火と同じくらい劇的な出来事に対して唯一対抗ができた種であろう、と信じている。この理論は、現代人がそのようなずっと昔にアフリカからインドに到達したと考えられていない為、より多くの議論が出てくる事になる、と彼は認めている。「これは議論が起こる」とPetragliaは言う。「しかし、これは多くの意味を成す。」
 Petragliaとチームは、異なる時代のアフリカのものと今回の道具を比較し、それを今週のScienceに報告した。このインドで見つかった道具は、現代人が住んでいたと考えられている、約10万年前のアフリカの中期石器時代(African Middle Stone Age)のものと多くの点で似ている、と彼は言う。「誰であれ、インドに住んでいた者たちはアフリカに住んでいた現代人と同じ事をしていた。」 欧州で見つかったネアンデルタール人の道具は非常に異なっている、と彼は言う。これは、大胆にも灰に包まれたJwalapuramの人々達は、現代人であったと言うより強い証拠だ、と彼は言う。
 University of IllinoisのStanley AmbroseはPetragliaの結論に同意しない。「この噴火が何の影響も無いとは、非常に推論敵だ」と彼は言う。Ambroseは、Petragliaのサンプルのサイズが、他の道具との比較に適当である為には非常に小さすぎる事を認めている。そして、「石でできた人工物は、アフリカにいた現代人とネアンデルタール人のものを区別するのには使われない」と彼は付け加えた。
 Petragliaは、Scienceに載せたものだけでなく、彼は彼の示唆を支持する為のより多くの石器を持っていると述べている。「我々は集めたもののいくつかを報告しただけだ」と彼は言う。彼はさらに、インド亜大陸における研究はさらに、もっと必要であり、そしてアフリカで発見された考古学的証拠とインドのものをもっと比較していく必要がある、と付け加えた。
 「インドでの噴火の前後に現代人の存在を決定的に示す唯一の方法は、人骨の化石を見付ける事だけだ」とAmbroseは言う。これはPetrugliaが恐らくそれに同意する為のものであろう:「我々が化石を見付けねばならない事は真実だ」と彼は言う。「その調査は今行っている。」

 と言う事ですが。
 74000年前にインドに現代人はいたのか? と言う事が今回のインドの噴火を調べた結果出てきた、と言う事ですか......訳していてちょっと期待したものとは違いましたが、しかし興味深いものはありますが。
 インドに現代人が到達したのは、6〜7万年前と見積もられているようですが。それよりも「早い」段階のところから、アフリカにいた現代人が使用した様な石器が見つかった、と言う事で、言われている以上にもっと早く到達したのでは無いか、と考えている、と言うのが今回の発見者の話になるわけですが。
 まぁ、「人類がいた」のは確かでしょうが、現代人かは不明。そして人体の化石がないと言うのがやはり大きなものがありますかね......

 後はスラドから。
 Xbox 360の不良原因は「芋半田」?と言う話があるようで......何かかなり強烈に熱を吐くと言う話のXbox360ですが、大量の不良が出てくるらしいと言う。
 ハンダの問題と言う事らしいんですが......電気屋さんならここら辺は詳しく考えられるのでしょうかねぇ。基本的な問題と言う気も素人ながらしますが。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線は快調に停滞......関東の方は何か南に押されていますよねぇ。取りあえず、西日本を中心に雲が多く雨が降るところが多いようで。北は晴れ。関東地方は曇り。東京で上が26℃と言う予報ですか。
 まぁ、暑くも寒くも無く、なら良いですが。

 さて、今日から一週間が本格化ですか。
 管理人はまた忙しい一週間となりそうですが......どうやって切り抜けていこうかねぇ......(- -; まぁ、取りあえず来週が終わるまで「休み」と言うものが存在しなくなる可能性があるのですが、まぁ、どうにかこうにか踏ん張る以外は無いんだろうなぁ、やっぱり。
 ま、体調を崩さずに、マイペースが保てればいいなぁ、と思いますが。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/08
 さて、昨日は七夕の一日でしたけど。
 ま、やっぱり結構疲れているもので、起きだしたのが11時半。その前に何度か目を覚ましても動かないんですよね、これがまた(^^; で、起きだしてからコーヒーなぞすすりつつ過ごし、食事などをするも、夕方にまた落ちる状態。
 いやぁ、疲れていますねぇ......本当に。
 ま、その後はまたゆっくりとしつつ回復、と言う感じでして。まぁ、若干書類見ていたりしましたけどね。取りあえず、ゆっくりとしたものでした。

 そして昨日は朝から曇り。
 雨が心配されてもいたんですが結局は降らずと言う状態でして、結局そのまま。気温はそれほど高くはなりませんでしたが、湿度はやや高めでしたかね......で、蝉も弱々しく鳴き声が聞こえていましたか。金曜日にも鳴いていましたけど、もう少ししたら急速に増えるのでしょうか。

 で、巡回してNature.comから。
 Concerts aim to save the Earthと言う話がありますが省略。
 で、Buckyballs could help fight allergiesと言う話がありますか。ナノ粒子が、免疫反応を抑える能力を持ったと言う。
 読んでみますと......バッキーボール(buckyballs)と呼ばれるサッカーボール状のナノ粒子は、いつの日かアレルギー患者にとって救いの手を差し伸べる手助けとなるかもしれない。改造されたバッキーボールは人の免疫細胞において、アレルギー反応の経路を止める事を、研究が明らかにした。
 バックミンスターフラーレン(buckminsterfullerenes) − 60個の炭素原子から成る、約1〜10nmの球状のケージ − は、その興味深い電気的特性をもちながら、強く軽量の物質である為に何年間も物質科学者達の興味を引いていた。しかしそれらはまた医療用にも使えるだろう。
 バッキーボールは、反応性のある酸素の仲間である「フリーラジカル」と呼ばれる、生物学的な系の中で破壊的な役割をしている物質を一掃する能力を持っている事で知られている。「C60は非常に高い電気親和力がある。それは電子を容易に捉え、その為にフリーラジカルを中和する事ができる」とYale Universityのフラーレン研究をしている化学者であるJames Crossは説明する。以前の研究では、バッキーボールは神経細胞を、例えば酸素による損害から守る為に使える事が示されている。
 Virginia Commonwealth Universityの免疫学者Chris Kepleyは、この炭素のボールが免疫系の手助けとなるかどうか興味を抱いた。
 Kepleyのチームは、ヴァージニアに拠点を置くナノ物質企業Luna Innovationsとともに研究を行い、ヒトとマウスの細胞においてこのナノ球の修飾をしたものをテストして見た。包まれた状態において、この特有構造が残っているのにもかかわらず、この物質はさらに水溶性を増す官能基(? side groupsとあるので、違うか.....)を加える事によって、フラーレンの機能性を拡大させる事ができた、と彼らは言う。いくつかの研究で、このバッキーボールは毒性があると言われているが、これらの修飾を受けたものでは、そのような明確な悪い影響は無かった、とKepleyは言う。
 このグループは培養皿にマスト細胞と呼ばれるヒトの免疫細胞を − いくつかのバッキーボールをともに、または内状態で − 置き、そして一般的に花粉と言ったアレルゲンを模したものとして使われる粒子で試してみた。バッキーボールのあるものでは、炎症反応を引き起こす物質の一つで、喘息で気道を狭めてしまうヒスタミンが50倍以上も少なくなり、そしてアレルギー反応を起こす30〜40もの媒介物質を阻害した。
 バッキーボールを注射されたマウスはまた、アレルゲンが存在している状態でもヒスタミンの放出がずっと少ない事を、チームはJournal of Immunologyで報告した。処理していないマウスは、急速なアレルギー反応を引き起こして数分以内に死に至らしめる事がある、アナフィラキシーと関連する、体温の下降に対してより感受性があった。
 ヒスタミンはすべてのアレルギー反応にかかわっているわけでは無い、とPerth Royal Infirmaryのアレルギー専門家であるBrian Lipworthは言う。しかし、彼はヒトにおける臨床試験の結果を見る事に興味を抱いている。「これは潜在的に興味深い」と彼は言う。「我々は、これらの分子がヒトのボランティアでテストされた時に何が起こるのか見るのを待っている。」
 正確にどのようにこのバッキーボールが、マスト細胞のヒスタミン放出を防ぐのかは不明である。「ヒスタミンの放出は何が起きているのかは本当に分かっていない」とKepleyは言う。「我々は活性酸素種の上昇がヒスタミンの放出に関連している事を知っている」と彼は付け加えた。その為に、このチームの理論では、バッキーボールによるそれらのラジカルを一掃することでアレルギー反応を阻害する、と言うものである。
 一般的な項酸化剤は、アレルギー反応を防ぐ手助けとなる事が知られているが、しかしそれらは万能薬(cure-all)であるとは考えられていない。
 ナノ粒子をアレルギーに対して使うと言う全体のアイデアは「全く新しいアプローチだ」とAmerican Academy of Allergy, Asthma and Immunologyの臨床免疫学者であるClifford Bassettは言う。「ナノ免疫学(nanoimmunology)は数年前まで存在しなかったのだ。」と彼は言う。
 Kepleyは彼らの研究が幅広いアレルギー、または関節炎と言った自己免疫の治療的な結果を生みだすと確信している。彼は現在ヒトにおいて、バッキーボールが花粉症や喘息、そして多発性硬化症と言った状態の症状をコントロールできるのかを見る為の、臨床試験の実施の為の基金を集める過程にある。

 と言う事ですが。
 やっぱり正式名称が長いですね......(^^; フラーレン、と言うのが一般的ですが正式にはバックミンスターフラーレン。これは面倒なんで、構造からバッキーボール、と言う事になっていますが。これがフリーラジカルの捕捉やら中和をするのだろう、と言うアイデアがでているということですか......で、これがひいてはアレルギー反応の抑制もするのだろうと。
 取りあえず、アレルギー反応で良く出てくるヒスタミンの放出をする、マスト細胞がありますが。この放出を何らかの形でこのバッキーボールが防ぐらしい。で、考えられているのがフリーラジカルがあると、マスト細胞のヒスタミン放出が増えると言う事で、このフリーラジカルを押さえ込む事によるものでは無いか、と。
 まぁ、面白いです。
 確かに毒性があると言われていましたけどね......構造を修飾する事で防いだと言う事ですが。溶解度を増す一方で、基本的な機能性は変えないと言う修飾のようですけど.......いや、本当に面白いものです。
 利用範囲、もっと広がるのかな?

 そしてNew candidate drug for bipolar disorderと言う話がありますか。リチウムの代替薬が、早い段階で有望そうだと。
 双極性障害(時々manic depressionとも呼ばれる)の治療の為の潜在的に新しい薬がシカゴとニューヨークの研究者らによってデザインされた。このチームは、彼らの新しい、現在処方される薬剤と同様にマウスでは良く機能した、その化合物は最終的には現在の治療の副作用なしで苦しみからの解放を提供できるであろう、と期待している。
 成人の約1%が影響を受ける双極性障害は、通常は気分調整薬(mood stabilizers)と呼ばれる、特にリチウムやバルプロ酸(valproic acid)と呼ばれる化合物と言った薬剤で治療を受ける。これらの薬剤は体重の増加や、極端なのどの渇きといった余り良くない副作用があり、これが良い代替薬を探す重要性となっている。しかし、これらの薬剤は数十年前に見つかったのにもかかわらず、他に良いものは未だ見つかっていなかった。
 リチウムといった気分調整薬は、脳のグリコーゲンシンターゼキナーゼ-3β(glycogen synthase kinase-3β、GSK-3β)と呼ばれる酵素の機能を阻害すると考えられている。研究者達は、他の病気の治療の為に、GSK-3βを体内のどこかで阻害する事ができる物質を探す事ができたが、しかしこれらは脳に入らない為に双極性障害には使えなかった。
 University of IllinoisのAlan Kozikowskiと同僚らは、新しい薬剤候補を探す為の合理的なアプローチを指示された。
 彼らは、GSK-3βと似たような酵素を阻害する、新しく発見された化合物の種類について知っており、そしてそれらはそのような酵素と親和性を持つ事は、その化合物がGSK-3βと結合できるかを意味するか疑問に思った。テストは彼らが思った通りの結果を見せた。
 双極性障害の治療の為の、この種類の化合物を用意する為に、Kozikowskiと同僚らは二つの事を行った。最初に、彼らは酵素への結合を改善する方法を探した。多くの酵素阻害薬の様に、これらの化合物もまた酵素の「活性部位」に刺さるように見えた。この部位は、細胞内で通常の標的分子が結合して変形する裂け目の様なものである。その為に、この研究者達は似たような、この特定の酵素の穴により匠に結合すると予想される分子を探した。
 彼らはまたその酵素を変え、その為に疎水性の膜を通過して、血液から脳へと到達できるようにした。「我々はいくつかの親水性基を除いて、より親油性を持たせた」とKozikowskiは言う。
 これらの手順を使い、Kozikowskiと同僚らは、一連の分子全体を作り上げ(これは3-(benzofuran-3-yl)-4-(indol-3-yl)maleimidesと呼ばれる)、これはGSK-3β阻害薬として機能し、そしてどのくらい良くこれらが酵素の化学的振る舞いを阻害するのかをテストした。彼らはこれらの最良のものを発見し、そして動物においてそれが機能するのかどうかを調べた。
 「mania」のマウスモデルにおいて、この新しい候補薬を投与した時、多動のマウスは平穏化して動きはより少なくなっり、これを研究者達はJournal of the American Chemical Societyへと報告した。
 この新しい化合物は有望なものと見られるが、しかしこれをヒトの臨床試験に使うには多くの作業が残っている。全体的なGSK-3β阻害薬の一つの関心は、もしこの化合物がこの酵素の機能を体内のどこかで阻害した時には、それが癌化させる過程の引きがねとならないか、と言うものがある。
 まだ証拠は無いが、しかしリチウム治療ではガンのリスクが増大している。そしてKozikowskiはそのような問題が彼の新しい候補薬でもあるのかどうか予想できない。事実、彼はいくつかの関連化合物ではすい臓ガンを止めるのに有望である事を見いだしている。次のステップは、可能ならば選択的にGSK-3βと結合し、その為に他の似たような酵素の行動を阻害しないよう薬剤を作る事である、と彼は付け加えた。

 と言う事ですが。
 双極性障害......「からむこらむ」でも扱いましたか。一番分かりやすい表現は「躁鬱病」。定期的に躁状態とうつ状態がやってくる、と言うものでして、そのサイクルは時としてずっと先も予想可能、と言うものですが.......その場合だと遺伝子の問題も絡むと考えられていますけど(体内時計やらか)。
 ま、リチウムがなぜか効く、他にバルプロ酸はてんかん薬だったんだよなぁ......こういうのが良く使われていますが、副作用がある。と言う事は新規薬剤の開発の動機となりますが。リチウムが取りあえず現在GSK-3βと言う酵素を阻害すると考えられている為、それを阻害する別の薬剤をデザインして作った、と言う事のようで、それは効果があったと言うことのようですが。
 まぁ、活性部位とその周辺の構造を分析してドラッグデザインをしたと言う事のようですけど......まぁ、有望と言う。
 しかし1%の発症率ってのは中々侮れませんな......活躍の場は多いと言う事か。

 それとTB diagnosis change causes confusionと言う話がありますが。薬剤耐性結核の識別が、大きな問題となっていると言う話。
 研究者達は、今週の前半にアメリカの健康保険当局が、最近致命的な薬剤耐性結核菌をもつと診断された、アトランタの法律家Andrew Speakerが、そのような菌を全くもっていなかった、と発表された時に驚いた。3月の最初のテストにおいて、彼は休暇の前に広範囲薬剤耐性菌(extensively drug resistant, XDR)に感染している事が示されたが、7月3日にUS Centers for Disease Control and Prevention (CDC)が彼の症状について、多剤耐性(multi-drug resistant, MDR)へと引き下げた。
 この診断の変化は、この患者と、さらされたと思われる彼の仲間の旅行者にとって良いニュースである。MDR感染の約7割は回復するが、それに対してXDRでは3割である。
 しかし医療関係者にとってこのニュースは単純に混乱をもたらしている。「私はこのケース全体が最初から謎であったが、しかしこれは本当に新しいねじれが加わってしまった」と元CDCの疫学者で、現在はAlbert Einstein College of MedicineにいるSarita Shahは言う。
 この結核菌の種の分類のし直しは、現在Speakerが治療を受けているデンバーの病院によって実施された、4〜6月に得られたサンプルを使った新しいテストを元にしている。アトランタのCDCの研究所はこの一つを実施し、そしてXDR陽性テストは3月に実施したのみである。
 CDCはその最初の結果を用意した。感染症部門の長であるMitch Gohenは、記者発表においてSpeakerは恐らくは最初に多くの結核菌種に感染したのだろうと言う。彼らがテストに用いたサンプル中では、MDR種が彼の体内で優勢だったのにもかかわらず、のXDRは不釣り合いな量だった。
 同時に多数の結核種を誰かが持っている事は一般的では無い。しかし専門家達は、テストが患者におけるこれらの種の本当の性質を反映していないことは珍しいと言う。あるものは、この件において正確に何が起きているのかを調べる、更なる科学的な研究を求めている。
 専門家達は、この奇妙なケースはまさに結核の診断をすることの難しさを明らかにしていると言う。「我々が、世界で最高の診断ができる研究所を持つアメリカにおいて、この診断が変わったと言う事実は、どのくらいMDRとXDRの結核を識別する事が困難であるかを示したものである」とWHOのcoordinator of TB monitoring and evaluationであるChrsitopher Dyeは言う。
 誤診は治療に対して、そして抵抗性の種の評価に対して波及効果をもたらすであろう。
 結核感染の約96%が、4つの薬剤のカクテルによる第一選択薬によって効果的に治療される。MDR種はこれらの二つに対して抵抗性を持っている。XDRはさらに少なくとも第二選択薬の薬剤の内の二つに対して抵抗性がある。これらの状態を持った患者を治療する医者は何もできず、あるいは試験されていない抗生物質か手術で対応する事となる。
 MDRとXDRが固定し、施設に設備が乏しく、訓練していないスタッフと、再現試験が難しい発展途上国においては、結核を識別する事は全く難しいと専門家達は言う。
 第二選択薬の薬剤を使う事ができる国々では、それぞれの患者を治そうとする最良のチャンスを得る為に過剰にそれを使う傾向がある。この事は、この「最後の手段」となる抗生物質に抵抗性をもたらす拍車をかける。そのような第二選択薬の「無差別使用」は、元ソ連、中国、インドにおいて大問題となっているとDyeは言う。
 本当に必要な時にその薬剤を過少使用する事は、等しく破滅をもたらすとSouth African Medical Research Councilの結核研究のdirectorであるKarin Weyerは言う。「それは診断能力がないために本当に患者が死んでしまう可能性がある」と彼女は言う。
 より正確で、単純で、手ごろな薬剤耐性結核菌のテストが開発されるまでは、医者はどのようにそれぞれの患者が反応するのかを元にして治療を決定するべきである、とWeyerは言う。「研究所の結果ではなく、患者を治療しなさい。」

 と言う事ですけど。
 例のまき散らしたと思われた人物は、そうでは無かったと言う事のようで。幸運と言うべきかよく分かりませんけど、いろいろと混乱を起こしそうであると言う......っつぅか、結核の恐さを知らんのか、とか耐性菌の恐さを知らんのか、とかいろいろと思うものはありますが。
 まき散らすなよ、ってのが一番ですけどね......
 とにかくも困ったもので。やれやれと言うべきか.......? と言うか、診断の難しさもあるようですが。どうやって改善をしていくのか? 耐性菌対策も含めいろいろと厄介なものが追加、と言う感じがしますねぇ。

 後はスラドから。
 ハワイ沖で半分イカで半分タコな生物発見なんて話があるようですが.......軟体生物ではあるのでしょうけど。赤いなぁ.....「octosquid」などと命名までされていると言うか、そうせざるを得ないのか? まぁ、でもタコベースだよな、これ。
 後は管理人も記憶の片隅に残っている「アヒル艦隊」今夏英国に襲来と言う話が......今頃と言うか、やっとと言うか。でも本当に来るのか!? ま、海流調査にはある意味最適なものとなりましたけどね......研究者達に取っては最良のサンプルができたと言う事でもあるのでしょうけど。
 なんか、もっと先になってもあれこれと話題になるような気もします......

 そう言えば、リメイクゲームの持つ意味と言う4gamer.netの記事が目に付きましたのでご紹介。
 最近ゲームやるようなヒマがないんですけどね.......(^^; ま、Lara Croft Tomb Raider: Anniversaryが1ヶ月ほど前に出ていたそうで。Legendのエンジンを使った、1のリメイクと言う話は聞いていたのですが、既にでていると言う認識は無かったのですけど。大分好調な売れ行きと言う事だそうですが。
 どういう感じになっているんでしょうかね?
 まぁ、ともかくリメイクゲームの持つ意味と言う事で記事が出ているのですが、エミュレーターなどの普及で昔のゲームがそのままできたりもしますけど。新たにリメイクがでていて、それが流行と言うか成功しているものが多いというのが一つ注目されると言うもののようで。
 でも、逆にうまくやらないと皆がっかりともなりかねないんだよなぁ、とも。
 映画などとは事情が違うゲームのリメイク事情ですが......まぁ、でもDOS時代のものを新しいグラフィックで、ゲーム性そのままで復活されたら、ファンは買うよなぁ。
 管理人としてもやりたいのはありますしね、えぇ。

 で、Tomb Raider: Anniversaryは気になったんでYoutubeにアップされているものを見ましたが。
 青空の見えるTR1ってのも変な雰囲気だ.......(^^; って考えもどうかとは思いますが。まぁ、取りあえずなかった事にされているTRAODに比べると、本当に「あぁ、遺跡荒らしだ」と感じられる雰囲気にはなっているようで。
 Macじゃでないかな?
 取りあえずTomb Raider Anniversary Demo WalktroughなんてYoutubeのデモを見ると、懐かしい雰囲気があります......あぁ、やったよなぁ、このステージ。歯車絡みのやつ。大きくアレンジされているようですが......恐竜がでる前のステージ。水が最初せき止められているんだったよな、これ。で、恐竜のところ行って戻ると、野郎と戦うと言うやつだったか。
 悪くないアレンジのように見えますが......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線が停滞。一応、低気圧の合間の部分が北の方に入ってくるのかな? 西の方は雲が多く、ところによって雨が降るようですが、北の方は晴れるところが多いものの、北陸はやがて雲が出てくるようで。関東地方も曇り。東京で26/20と言う予報と。
 ま、大雨やらそう言うのでは無いのは良いのか。

 さて、今日は日曜日ですね。
 管理人は午前中出かける事になりますが......まぁ、面倒なものです、ハイ。いろいろと厄介な「勝負事」があります。まぁ、取りあえず終わらせて一息つきたいものですがね......がんばっていこうと思います。
 さてさて......

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/07
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 取りあえず、フルタイムのフルボリュームが金曜日なもので、まぁ朝からてんやわんやでしたかね......上司から出された「宿題」も絡んで、捕まえるのにタイミングが悪かったり良かったりとか、客の相手しているすき間に別の仕事をやらんと行かんような状況とか。
 ま、何かうまくすき間を縫えてしまったのがまたなんというか......微妙なんですけど......(^^;
 で、夕方からは取りあえず波は去って、落ち着いたのかなぁ、と言う......7時過ぎには帰宅できたのは本当に幸いだったと言うのもありましたけどね。まぁ、帰宅して風呂入って食事して.......重力が変化しますよねぇ、ハイ。

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 大分湿度が高くなってきたのか、空も先が見えませんけど。夏と言う事でもありますが......日中は結構暑いですねぇ、外。脱水症状になった同僚もいたようですが.......(^^; そして帰宅すれば蝉の声も弱々しく聞こえてきました。
 早いものですが、まぁそういうものでもあるのでしょうか?

 で、巡回してNature.comから。
 The tusk detectiveと言う話がありますが、まぁ余り、と言う感じなんで省略。そしてDNA reveals a green Greenlandと言う話があったんですが、グリーンランド:45万〜80万年前に森林 DNA発見と言う記事があったので取りあえず省略。
 面白そうな記事なんですがね。
 Super-eruption: no problem?と言うのも結構面白そうなんですが。7万4000年前のインドでの噴火があったそうで、その時の人類が隠した道具から、その時の人類の生活が見えたと言うものですかね......これも時間がないので省略。
 で、Second space 'hotel' model launchedと言う記事。去年あったやつの第2弾と言う事ですかね......2012年に軌道上で休暇が取れるか?
 読んでみますと.....膨らませて宇宙で居住できる最初のモデルの打ち上げに成功してから約一年、Bigelow Aerospaceはその第二弾Genesis IIを打ち上げた。
 6月28日にロシアから打ち上げて1週間後、この企業は新しい宇宙船は無事に膨らみ、そして初めてラスベガスにあるBigelow Aerospaceの本部に写真を送ってきた。
 Genesis IIは、ホテル経営者から転身して宇宙起業家となったRober Bigelowの計画における、軌道上でのビジネス開発の第二弾である。彼による居住地は一般に「宇宙ホテル(space hotel)」と呼ばれているが、しかしBigelowは現在このあだ名にいらだっており、さらに大きなものだと言う:ホテル、そして宇宙研究所、工場、医療診療所、または企業ヨットであると。Bigelowはこれをビジネスとして真剣に行う理由を持っている − 彼は、既に1億ドルをこの企業に費やしており、そして2015年には他に4億ドルを投資すると言う。
 Genesis IIは本質的にその前身と全く同一のように見えるが、しかしいくつ物新しい特徴を備えていて、それには改善された安定装置とコントロールシステム、そして映像を映しだすプロジェクター − 潜在的に宣伝に使える − をこの機外に設置している。
 この宇宙船はまた、宇宙へ送りだそうとした顧客によって支払われた記念品を運んでおり、カメラはそれらがすべて浮いているのを捉え、そしてさらに奇妙な事に、(微重力で挑戦する為に)地球上のプレーヤーがこれから数週間以内に行われるビンゴを行う為の、ビンゴボールシェイカー(bingo ball shaker)もある。
 最初のBigelowの膨張式宇宙船は、Madagascar hissing cockroachesとMexican jumping beansの「船員」を宇宙へと送り込んだ − これらは考えられる限り、打ち上げと膨張のトラウマに耐える事ができた。この第二の宇宙船はまた、数匹のサソリと、California red harvester antsのコロニーを備えている。このクルーの状態は現在不明である。
 その軌道上にあるプロトタイプは、おおよそBigelowが最終的に考えているスペースモジュールの1/3のサイズであり、そして生命維持に必要なものをまだ含んでいない。Genesis IIのこの節足動物のクルー − この企業はこれらを「arthronauts」と呼ぶ事を好んでいる − は、特別にデザインされた、与圧され、いくつもの食料を含み、水を含んだゲルと特別の動物の排泄物を洗浄するシステムを備えた「バイオボックス(biobox)」内で生存している。
 これはGenesis Iに比べて豪華なものとなっている:フライトに載せられたゴキブリは犬のエサを食べ、そして打ち上げに続いて減圧された期間に耐える事となった。このゴキブリとGenesis IIに載せられたサソリは、Swarovski crystalsで飾られた中、地球上にいる観測者にそれらが別々にいる事を見れるようにした。
 この記号の次の打ち上げは、より大きなGalaxy moduleで、2008年の後半に打ち上げられる予定である。GalaxyはBigelow Aerospaceが初めて生命維持装置を搭載する予定である。
 その後には、彼らの最初の「人が居住できる」宇宙船であるSundancerを2010年の早期に打ち上げる予定である。Bigelowは彼のモジュールが2012年には来訪者を受け入れられるようになる事を期待している。
 2012年にBigelow Aerospaceの施設で休暇を過ごしたい? ならば今から節約を始めて欲しい。Bigelowは、移動で含む4週間の滞在で、2012年には約1500万ドル程かかるであろうと予想している(現在のドルにして、約1200万ドルである。

 と言う事ですが。
 Genesis Iについては良く覚えていますね......ここでも記事にしましたし。ちょうど1年ぐらい前、ようやるわ、と思いましたが.......一時的に真空に近い状態になると言う様な話があって、ゴキブリはこれに耐えられるだろう、とか何とか。
 いやはや、凄いものだと。だからやたら印象に残っていたと言うのはありますけど。
 その後続機と言う事になりますが......野心は達成できるのか?

 後はWIRED VISIONから。
 米国防総省の「謎の新施設」、HAARPが完成だそうで。HAARPと言うのは、「高周波活性オーロラ調査プログラム」の略。「高出力無線信号と地球の電離層の相互作用を研究するために使用されます」と言う事だそうですが、結構謎が謎を呼んでいる、と言うものだそうで。
 まぁ、国防総省が絡んだから余計にと言うのもあるかもしれませんが.......
 後は先日CNNででた話題でしたか、「創世博物館−−米国内部の熱い闘い」(1)(2)とでていますね......創世博物館。聖書の原理主義と言うか、まぁ創造論の支持者達が作った博物館と言う事ですが。記者による批判記事、と言う事になりますけど。まぁ、しかし一方で特にそう言うのを気にしない人、と言うか多分「話の種に」行っている人が結構いると言う事のようですが.......「この博物館を見たので創造論を信じる」、と言う様な純朴と言うか、何も考えていない人はそうはいないだろうと言う事ですか。
 もっとも、子どもには悪影響かも.......
 そして、まぁ今日はアレなネタが多い気もしますが、「米軍の超能力研究『遠隔透視』プログラム」(1)(2)と言う話もありますねぇ......これが一番微妙なネタだな........(^^;

 それと.....natureでも話題になっていた記事。
 原因が判明したそうですが、消滅した深さ30メートルの湖、原因は氷河の亀裂 チリとありますね。カベとなっていた氷河の亀裂から水が、と言う事で取りあえず結論が出たと言う事ですが。そしてまた溜まり始めていると言う事ですけど......水は海へと流れたそうですが。
 まぁ、地球温暖化の影響では? と言う事のようで。
 CNN絡みだとついでに、漢方薬「龍の骨」、実は恐竜の化石と判明 中国と言う話があるようで。「龍の骨」と皆信じていたそうですが.......面白いものですな。

 ま、取りあえず疲れたんで以上で。
 さて、今日は前線がまた近づいてくるようですが.......というか、徐々に北上していますねぇ。西日本を中心に雨が降るようですが、北は晴れ。関東地方は雲が多く、午前中ぱらつくところもあるようで。東京で26/22と言う予報ですか。
 まぁ、寝やすそうです。

 さて、今日は土曜日ですか。七夕ですが、まぁ野暮はできなさそうで。
 管理人は取りあえず休みですね......爆睡したいものです(^^; っつぅか、日曜日は大事があるんで、まぁ備えておかないといかんのですがね。取りあえず、体調を整えると言うのもあります。
 ま、じっくり休んでいく事としましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/06
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 もう少し余裕ができるかと思っていたら、やっぱりと言うか、お約束的に時間がなかったと言う一日でして.....書類を出さない「小隊員」から回収して、事務仕事を進めるやら、連絡関係の書類を作るやら、その他諸々がやっぱりいっぱい。
 おまけに会議も入るわ、他人の支援もやったりと。そう言えば、上司の「宿題」もまだあったんだよなぁ......
 家に帰る時間はどんどん遅くなると言うか。また8時前には帰宅しようと思ったのですが、そうは問屋は卸してくれなかったと言う状況でして。
 ま、帰宅したら即刻風呂。
 食事したら、後はぼへ.......疲れるものです。

 そして昨日は蒸し暑い一日でしたか。
 朝はまだ涼しいと思ったのですが、時間の経過とともに気温上昇。これがまた湿度も相まって面倒な感じと言うのがなんとも厄介でありましたが。
 一気に上がったよなぁ......と言う事で、じわりじわりとくる汗に耐えつつ仕事もする、と言う状況でしたかね......空調がないところだと。あるところはまだ良いですけど、まぁしかし管理人の事務所の机のポジションが空調直撃する人の隣。結構微妙に寒かったりと、身体によくありません。
 いやはや.......

 で、巡回してNature.comから。
 短めが二本ですかね......ざっと読むか。まずはAIDS harms the environmentと言う話がありますね。主要な稼ぎ手を失った後に、家族は自然の資源へと回帰していくと言う。
 読んでみますと......サハラ以南アフリカにおけるHIVの高レベルは、その風景への弔いの鐘となっている、と環境保護主義者達は言う。
 この病気は、極めて多数の方法でコミュニティー内で影響を与える。何人かのゲーム管理者と他の保護作業者達は死んでしまい、この為に他の者たちは愛する彼らがやっていた仕事を失う。彼らの賃金を失った家族は、食料と燃料を土地へと求めていく。そして、ある場所では棺の為の伐採で森林が失われていると言う事も起きている。
 エコロジストであるUniversity of WitwatersrandのWayne Twineと同僚らは、アフリカの田舎のところで人々が何をしているのかを見る為のデータを探し求めた − そこでは死と病気によって貧しくなった家族が、電気からより安い木の燃料へ、そして食料を草や昆虫、そしてサプリメントとして変化している。
 Twineは、4人に一人がHIV陽性でとなっている、南アフリカ北東部の田舎における数百もの家族を調べてみた。チームは成人を失った家族と、AIDSによって死んだ家族とを比較してみた。
 成人の死亡率と、エネルギー資源として木材を使う事の間には強い関係が見られた。残された家族はまた、食べられる雑草や昆虫をより集めるようであった。「バッタは、今となっては我々の牛だ」と、ある家族のメンバーはチームに語っている。
 南アフリカのPort Elizabethで行われた、Society for Conservation Biologyの年次会合のスピーチにおいて、多くの国からの環境保護主義者達は、どのようにAIDSが自然世界に影響するのかの情報を共有した。
 「私の組織内において、私は1995年から2006年の間に10人のスタッフを失った」とWildlife and Environmental Society of Malawiのexecutive directorであるDaulos D. C. Mauambetaは言う。「もしあなたが大部分のオフィスへ行けば、そこに”死亡”と書かれたファイルを見るはずだ」。Parks of Malawiは毎年約2%の人を失っている、と彼は言う。彼の組織は発展途上国で、棺を作るものの代替物として、竹やアシを推奨する仕事をしている。
 このニュースは厳しいものに見えるが、しかしTwineは希望を見いだしている。「これは既に増加している共有的資源の保存の要求に重さを加える事となる」と彼は言う。もしAIDSにふれた人々が自分たちを支える為に土地へと戻るのならばそれは土地が健康的である様にする圧力を増す事となる。」

 と言う事ですが。
 なるほど、家族の稼ぎ手がAIDSで死んでしまい、金が入らないから田舎に戻って、土地の資源を使った生活に戻る......と、自然破壊への循環と言うものへと繋がっていくかも、と言う事のようで。実際に繋がっているケースがあるようですが。
 っつぅか、棺を作る為に自然破壊となるような規模での死者が出ている事が驚きですがね。
 どう見ていけば良いのだか.......

 後は気になったSaturn's moon: a dirty spongeと言う話がありますが。土星の衛星ヒペリオンの写真で、穴が空いた特徴が見つかったと言う。
 土星の衛星ヒペリオンはスポンジのようだ − 全体に穴がある。
 土星で最もイレギュラーな形をした衛星の写真は、2005年9月にこの近くをフライバイした探査機カッシーニによって提供され、そしてヒペリオンの穴だらけの壮観を映していた。
 Natureに今日明らかになった構造は、いくつかの驚きがあった:「我々は恐らくそれを予想できなかっただろう」と研究チームを率いているCornell UniversityのPeter Thomasは言う。
 この穴だらけの外見は、この衛星が恐らくは小さな粒子が徐々に集まって形作られた事示すであろう。その事はこのイレギュラーでごつごつした形を形成したのだろう。なぜならば、これはその重力で潰れるにはあまりにも小さいからだ、とThomasは言う。この衛星はちょうど360×280×225kmと計測されている。大きな天体は一般的にはよりコンパクトな球状へと詰められており、これは重力が物質をお互いに引きあうからである。
 この天体の穴が空いた特徴は、ヒペリオンのクレーターが、やってきた物体がより少ない抵抗に遭い、良い深く貫く為に、固い物体で予想されるものよりもわずかに深くなっている事を意味している。
 その写真は簡単にヒペリオンのスポンジ状を、合理的に説明するものとなる、とThomasは述べており、それに後知恵によってのみ知ることができた何かであるとも付け加えた。
 ヒペリオンの密度 − Thomasによる研究では、それは1m3あたり544kgであり、月よりも小さい − はこの天体が全体に渡ってスポンジ状である事を示している。「このヒペリオンの低密度は、内部のほとんどで穴が空いている状態である事を意味している」とNASA Ames Research CenterのDale Cruikshankは言う。
 これもまたNatureに今日掲載されたCruikshank自身によるヒペリオンの研究では、この衛星は炭化水素化合物を含む、複雑な有機化合物が混ざった氷からできていると言う。「この氷は”汚い(dirty)”」と彼は言う。
 Cruikshankは、他の低密度の天体もまた穴が多いのだろうと付け加えた。「いくつかの他の低密度の天体が我々の太陽系にあり、これには土星の小さく近くにある衛星のいくつかも含まれる」と彼は言う。しかし、、これらはそれらがヒペリオンのごとくスポンジ状であるのかどうかを確信するには十分に高解像度の写真がない。

 と言う事ですが。
 ヒペリオン.......写真は記事中にもありますし、Wikipediaの項にもありますが。確かに多孔質と言うか、穴が多い。中から何かが吹き出したのでは無く、小さなものが集まってできた結果だろう、と言う事だそうですが。
 やっぱり土星やら木星は面白いですねぇ、とこの手の記事を見るたびに思います。
 カッシーニも順調だなぁ、と......

 後はWIRED VISIONから。
 本物同様に使える義指『X-Finger』と言う中々面白い記事がありますね.......特に機械で、モーターでげしげし動かす、とかそういうものでは無いようですが。しかし動画を見ると結構驚くものがあるかと。
 かなり自然なものがありますね......いや、面白い。

 後は時間がないので.....スラドからサイエンス: 第一線の研究者による「はやぶさ」画像の一般向け解説記事と言う記事があったり、ハードウェア: 携帯型の電子たばこが登場と言う話があるようですね.......まぁ、時間がないので、紹介だけ。

 と言う事で、取りあえず以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西から高気圧が入ってくるようで。前線は押し下げられるようですが、九州南部やら四国は引っかかるようで、この地域は雨。北の方は雲が多いようで。他は晴れるところが多いようですが。関東地方は晴れ後曇り。東京で29/23と言う予報と。
 まぁ、また蒸し暑くなるのでしょうか?

 さて、今日は金曜日ですか。
 週末ですね......あれこれと慌ただしいかと思いますが。管理人もとりあえず仕事がごたごた......ヒマをくれと本気で思うものがありますが、まぁ取りあえず目の前のものを、余裕も無くいなしていくだけと言う状態になりそうです。
 がんばってやりますかねぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/05
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 え〜......朝からキツキツのスケジュールだったような気がしましたけど。まぁ、運が良かった事に捕まらなかった人を、やっとこさ電話で捕まえた事(三日がかり.......)は良かったですねぇ......仕事の方はまぁ、取りあえず順調ではあったんですが。
 事務系の仕事がちょこまかと入ってきて、しかもウチの「小隊」のメンバーが書類出さないので、中々進まんと言う事案もありとちと困ったものはありましたか。上司の「宿題」も難題があったりと、まぁ何つぅかねぇ.....
 ただ、取りあえず無事に切り抜けたものはありまして、ひとまず久しぶりに7時前に帰路につけたのは幸いでしたか。
 いやはや......疲れるものです。
 で、帰宅すると結構疲労がいっぱい......やれやれ、ですね。

 そして昨日は雨の一日でしたか。
 朝から傘が必要でしたか。しとしとと降る感じではありましたが、昼には止む事も。しかしまた雨が降って、と言う具合でして。帰宅するような頃にはしっかりと雨が降ると言う状況。気温は低めで、中々肌寒く感じる人もいたようで。
 まぁ、身体への負荷が大きなものです、ハイ。

 で、巡回してNature.comから。
 油断していたら大量に出てきているんですが.......(^^; まずは昨日見損ねたのが2本......World Heritage List gets biggerはスライドショーですな。タイトル通り。そしてDoctors announce new fertility featと言うのはちょいと気になる話ですね......研究室で冷凍保存していた成熟した卵子で受精し、成長して最初の胎児ができたと言う事のようですが。取りあえず時間がある時のチェック......
 それとGiant bird was a gliderと言うのもありますね......鳥か。取りはかつて羽ばたくよりはグライダーの様な形で飛んでいた、と言う事のようで。Generosity among ratsと言う話もありますね.....ラットの寛容さ、だそうですが。他のラットの手助けをすると言う事のようで。それとMother donates frozen eggs to daughterと言う話もありますね......母親の卵子を娘に、と言う事だそうですが。カナダでの話ですが、事情が複雑なようで、法的倫理的な問題となる話ですかね......
 他にBiodefence work halted at US universityと言うのもありますか。米政府がTexas A&M Universityに対して制裁と言う事ですけど......安全性の問題からと言う事だそうで。それとMice born from cloned spermと言う話もありますか。クローンで作った精子からマウスが生まれたと言う事で。
 生殖関係が多いですな。
 あと......やっぱり生殖系でDoubt cast on fertility techniqueとありますね.......これは時間があったら読んで見るか? オランダの研究者が、今まで専門家が信じていた方法に疑問を呈した、と言うもの。そしてSmart apes spitと言うのもありますか。これは短めですけど。多くの人を悩ますパズルを、オランウータンは解けたと言う話。
 ハイ、時間と体力と気力がないので、取りあえずタイトルチェック状態ですね.......

 後はWIRED VISIONから。
 期待集める「ニコチン由来の薬品」(1)(2)と言う話がありますか......一応、「からむこらむ」でタバコとニコチンの話をしていますね、最新話で......もう半年以上前か......(- -;
 ま、ともかく。
 233話の最後の最後に触れている部分をもっと拡大した話、と見ていただいて結構かと思いますが。潰瘍性大腸炎が喫煙率が低いと発症率が高い、と言う事で注目されたり(薬にまで入っていないようですが)、糖尿病による四肢切断となりかねない血流の悪さを反転される効果があるかも、とか。他に異常免疫を抑制するのかも、と言うのもあるようですね。
 まぁ、でもどうなのでしょうか。
 本当に注目されるのは精神作用と言う方向になる気がするんだよなぁ.......

 それとmtDNA分析で人類の歴史を探るプロジェクトと言う話がありますか。
 「Genographic Project(ジェノグラフィック・プロジェクト)」と言うプロジェクトだそうで。ミトコンドリアDNAを利用して、人の移動を探ろうと言う事だそうですが。このプロジェクトでは、既に欧州で言われていた可能性としてのネアンデルタール人との交雑はなかっただろう、と言う事を示唆する結果を出しているそうですが。ま、ここら辺はいろいろと面白いものはあるんですよね......「どこから来たのか」を示すものですので。
 ただし、サンプル約8万のmtDNAについて、変異の部分的なもののみを解読しているだけ、と言う事で批判も受けているようで。
 まぁ、データベースのサンプル数の増大やら充実、そして解析の高速化と分析能力の向上、ってのがこの手のものをより理解させるのに繋がると思いますが。
 何か大きなものが見つかるか?

 後は胃炎を起こすピロリ菌の祖先は、深海の微生物?ピロリ菌:祖先は深海底の微生物−−海洋研究開発機構と言う話があるようで......カンピロバクターの祖先かも、と言う事だそうですが。
 深海の微生物......どういう因果なんでしょうかねぇ? あるいは別の菌があって、それが枝分かれして片方は深海に、なんて可能性もないのだろうか、と思うものが。
 他にプリオン異常化防ぐ物質を発見 ヤコブ病治療薬開発に道プリオン:変化防ぐ物質、岐阜大など生成成功「プリオン病」治療に道、岐阜大チームが抑制物質を発見と言う話もありますね。GN8と言う物質がプリオンが異常プリオンへと変化するのを防ぐそうで......形状の変化なので、それを結合しておく事で防ごうと言うものですか。
 より効果のあるものを、と言う事になると思いますが。
 きっかけとなりますかね?

 ま、取りあえずバッテリー切れなんでこんなところで以上で締めますかね。
 さて、今日は北陸〜東北地方は雨が降りやすそうで。低気圧ですねぇ......梅雨前線の南下によって、西日本などは雲が多くとも晴れるところが多いようで。関東地方は晴れ時々曇り。東京で31/22と言う予報と。
 いやぁ、蒸し暑くなりそうですな。

 さて、今日は木曜日ですか。
 取りあえず、やっぱり忙しい一週間となりそうなんですがね.......いやはや、どうしてくれようかねぇ、と言う。まぁ、片づけていかないとまずい仕事がちょこまかとあるのですが。がんばってやっていく事としますかねぇ。
 さてさて......
 ぼちぼち、記事をじっくり読みたいとも思ったり.......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/04
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 取りあえずやる仕事がたんまりありましたが片づけ.......られないんだよなぁ。相手に連絡を取れ、ってのがあるんですが全然繋がらないという素敵仕様。まぁ、ずっと先の件だからいいものの......なんだかなぁ。
 上司からの「宿題」は相変わらずでますしねぇ。
 とにかくいろいろな事が慌ただしい一日と言うか。そして、夕方からは飲みが入り、と言う状況......やっとこさ帰ってきた感じですか。
 ふぅ......

 と言う事で本日は生存報告。
 また、後日......




2007/07/03 過去ログを整理しました。ping-pongを閉鎖しました。
 2007/06分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」を整理しました。ping-pongはアホウどものおかげでしばらく封鎖します。

 さて、昨日は職場Eでの一日でしたかね。
 え〜.......週明けから何でこんなに仕事がプレゼントされるのかがよく分からんのですが、取りあえずフルスロットル(^^; 全くまぁ、なんというか。困ったものですねぇ......相手に連絡が繋がらんし、小隊は微妙だったしなぁ.....よく分かっているんだか分かっていないんだか.....
 で、まぁ取りあえず休憩なんて言葉は飾りでして、8時までノンストップ仕事時間と言う有り様。
 いやはや.....今週は延々とこんなノリか.......
 いや、まぁ疲れました、ハイ。

 そして昨日はまた変な天気の一日。
 朝は小雨が降りまして.......午前中は降雨。その後は雨は止むのですが、湿度が高い状況で中々外へ出ると蒸し蒸しする天気。いやらしいと思いつつもその後は降る事も無かったのですが.......湿度がとにかく高いと言う状況でしたか。
 疲れますねぇ、こういう時は。
 夜には雲も切れたりして星も見えましたけどね.....まぁ、梅雨らしいと言うか。体力を削ってくれる天候ですね、本当に。

 で、Nature.comから。
 Powerful urine is mind-alteringと言う話があるようですね......alpha-male pheromonesがメスの脳細胞を作る、と言う事だそうですが。
 読んでみますと.....メスのマウスは、有力なオス(dominant males)の尿中にある物質を探知した時に新しい脳細胞を作る事を研究者達が発見した。この発見は、どのようにこの化学物質のメッセージが、受け取った側の判断力を形作るかの手がかりとなるだろう。
 尿は性フェロモンが多く含まれており、多くの動物がこれでつがいを認識し、そして選ぶ為に使う。しかしどのようにこれが機能するのかは不明であった。University of CalgaryのSamuel Weissと同僚らは、脳におけるこの影響を調べる事にした。
 チームはおとなのメスのマウスを1週間ほど汚れた排泄物とともに収容した。有力なオスの尿にさらされた動物は、二つの脳の領域において新しい神経細胞が約25%増えていた。きれいにしてある寝所、あるいはメスの尿、または下位にあるオスの場合、そのような増加は見られなかった。
 Nature Neuroscienceに掲載されたこの結果は、優位にあるオスのフェロモンは雌の脳に新しい神経細胞を作らせる事を示唆した。
 メスのマウスは優位にあるオスを好むが、しかし神経細胞の生産を阻害する薬品を与えられたメスでは、無関心であった。「おとなにおける神経発生は、恐らくはメスのつがいの選択にかかわりがあるのだろう」とWeissは言う。
 脳で学習と記憶に関連する領域である海馬と、においに関連する嗅球(olfactory bulb)において神経の成長がおこる。両者の領域では、一生の間新しい神経が作られる;走る、学習する、そしてつがいを作るといった事でこの領域における増加が起こる。
 これは初めて両方の領域で似たような刺激に反応する事を発見した研究である。「両方の領域において同時に増加を見る事は驚きだった」とWeissは言う。「しかしつがいの選択は本質的に重要な振る舞いだ。」
 Weissは、このフェロモンは視床下部と呼ばれる他の脳の領域へと信号が送られる、特別な受容体タンパク質と結合し、新しい神経を生むホルモンの放出の引きがねとなるのだろうと考えている。
 「このメカニズムは単にパズルの一片でしかないようだ」とUniversity of Cambridgeのフェロモン研究者Barry Keverneは言う。Keverneはオスのマウスの尿はまたメスの鋤鼻器(vomeronasal organ)の内部で新しい神経細胞の生産の引きがねとなる。この場所はいくつかのほ乳類でフェロモンの探知に使われていると考えられている。
 我々はフェロモンがヒトで神経細胞の形成をするのかは知らないが、我々はマウスで見つかったような似たような受容体を持っている。ある種のヒトの性的な振る舞いがフェロモンに影響されている可能性はある、と神経細胞生産の研究をしているUniversity of WashingtonのZhengui Xiaは言う。
 しかしalpha-maleの尿を無意識に嗅ぐ事で女性の脳に変化を起こすのかどうかは、未だ推測の域を出ない。「嗅覚は微妙で正しく認識できない感覚だ」とWeissは言う。「恐らくは我々はその重要性を過小評価しているのだろう。」

 と言う事ですが。
 alpha-maleってのは適切な訳が思いつかんのですが......要は優位にあるオスを意味しますけど。群れなどのリーダーとかそういうものですね......で、そういうオスの尿のにおい、恐らくはそれに含まれるフェロモンをメスが嗅ぐと、嗅球と海馬で神経細胞生産が行われると言う発見ですが。
 まぁ、フェロモンの特性からするとあり得ると思いますけど......
 子孫を残す、と言う基本的な行動にかかわるものになりますからねぇ......

 後はLubricant reduces virus riskと言う話があるようですが。子宮頸癌を防ぐ処理と言う事のようですけど。
 一般的に使われる殺精子剤と膣分泌液(vaginal lubricant)はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染のチャンスに影響をする。このウイルスは子宮頸癌の原因の多くを占めている。
 National Cancer InstituteのJohn Schillerによって、HPVを感染させ初期段階にあるマウスで行われた研究からこの発見が行われた。
 殺精子剤nonoxynol-9は感染の機会を増やす事を彼らは発見した一方、カラギーナン(carrageenan)、膣分泌液はウイルスを邪魔した。Schillerと同僚らは女性における、分泌液のHPV感染を防ぐ能力をテストする為の臨床試験を計画している。
 HPVはヒトにおいてのみ感染死、感染のマウスモデルを作る事に問題があった。しかしウイルスが細胞に入った時である、感染の最初の段階においては特定の種と言うものは関係なかった。他の問題としては、HPVは培養細胞中において複製しない事である。
 両方の問題をの為に、SchillerのチームはHPVの「偽ウイルス(pseudovirus)」を作った。これはHPVと同じタンパク質のコートを持つが、しかし異なるゲノムを持っており、そして培養細胞中においても複製をする。それはまた蛍光タグを持っており、研究者達に感染の過程を追跡させる事ができる。
 この偽ウイルスは、感染の最初の段階を良く模倣したとSchillerは言う。「どのモデルも完璧では無い」と彼は言う。「しかし我々のものはこれまでのところのベストだ。」
 nonoxynol-9の処理では、メスのマウスのHPVによる感染の確率が上昇し、研究者達はこれをNature Medicineに報告した。この殺精子剤はまた、ヒトにおいてHIV感染のリスクを増やしているのでは無いかと疑われている。
 nonoxynol-9は膣における内側の細胞を悪化させると考えられている。Schillerは、この損傷がウイルスに下にある膜へと到達させて感染を起こすのでは無いかと考えている。
 この研究は「生殖器における上層のある種の損傷が感染において重要な鍵となっている事を見せた」とCancer Research UKのLesley Walkerは言う。「これは子宮頸癌の発達における早期の段階の出来事を理解する鍵となるだろう。」
 逆に言えば、カラギーナンは感染を阻止する。Schillerのチームは以前HPVが分泌液と固く結合する事を報告している。Schillerは、彼はなぜこれが起こるのかを知っているが、しかし彼のアイデアはまだ示されていないと考えている。
 この研究は、生殖器における無傷の細胞がHPV感染に抵抗をし、そしてウイルスの侵入にも結合をしないとSchillerは言う。感染の重要なステップは、ウイルスがこれらの細胞の下にある基礎の膜に結合する事のようだ、と彼は付け加えた。

 と言う事ですが。
 まぁ、避妊と感染症の問題ってのはあれこれとありますが。殺精子剤が膣内の細胞を壊してしまい、これによりHPVが感染してしまうと言う事のようで......避妊を進めると子宮頸癌のリスクを増やす、と言うなんともまぁ、と言う話になりますが。
 HIVの感染も細胞の破壊やらがあるとリスクが高まり、分泌液があればそれと固く結合すると言う事でリスクが減ると言う事のようで。
 理屈には合いますが.......しかし、この殺精子剤もなんですかね.......

 後は......各所ででていますが、iPhoneが販売と言う事で話題のようですが。
 スラドでiPhoneは携帯電話業界の何を変えるだろうか?と言う記事がありますが、WIRED VISIONでも600ドルの価値はあるか−−『iPhone』ショートレビュー『iPhone』パッケージを開ける楽しみ:フォトレポートと言う記事がありますか。日本では来年と言う事ですけど。
 スラドの「小型mac」と言う認識はある意味正しいのでしょうかねぇ......まぁ、もっともiPhoneが出てきても個人的には余り使わんような気もしますが(^^; 多すぎる機能はいらないなぁ.......

 ま、取りあえず時間も無いので以上で。
 さて、今日は前線が九州〜四国〜本州と綺麗に乗っかるようですね......順調に北上中か。前線の南には夏の空、と。で、取りあえず西日本を中心に雨となるようですが。北の一部も降りやすそうですね.....ま、各所ともに雲が多いと。関東地方は雲が多く、東京で29/23と言う予報ですか。
 やれやれ、蒸し暑そうで。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は仕事がたんまり+仕事後の飲みまで入るようでして、まぁ取りあえずあれこれと入ってくるようですね.......少し余裕のあるスケジュールになるとは思いたいんですが、まぁ期待しない方が正しいんだろうなぁ、やっぱり。
 ハイ、まぁがんばってやっていこうと思います。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/07/02 細部の変更をしました。
 ゲストブックに業者が来るようになったので、手を加えました。

 さて、昨日は在宅の一日でしたけど。
 起きだしてみれば11時過ぎ。10時間以上の爆睡と言う具合でして、まぁ良く寝たなぁ、と言う.......いや、すっきりして良い感じでしたけどね。取りあえず、予想したよりは気温は低くて寝やすい環境であったかと思いますが。
 で、起きだしてから食事をとり、その後2時から2時間ほど仕事。画像やら書類やら相手にあれこれとやっていましたかね......まぁ、これで取りあえず「先」を作る事ができたかなぁ、と言う事で安心なのですが。
 そして終わってからは何かまた眠くて落ちていましたか。
 いや、気付けば午前2時......どうやら「体力回復モード」にスイッチが入っていた様です......
#昨日の活動時間6時間強......(^^;

 そして昨日は雲が大目の一日でしたか。
 基本的には晴れと言う事になるかと思いますが。過ごしやすくなる程度に雲が出てきたと言うか、風があったと言うか。暑苦しい事も無く、過ごしやすいものがありましたねぇ。
 ま、ぼちぼち暑くなるとMacもファンが結構回ってくるようになってくるのですが。そういう事はなかったですねぇ......

 しかし、まぁ業者書き込みもまた何つぅか。
 面倒な事になってきていますけど.......どうにかしてくれと大分思うものがありますが。感染したパソコンからのアタック、とかその手の何でしょうけど、国がかなり限定されているのが気になると言うか。本当にそこら辺はどうにかならんかねぇ。
 まぁ、やっぱりspamもこの手の業者も、摘発後重労働とかやらせてもいいかと思いますが。迷惑すぎて困る。

 で、Nature.comから。
 ぼちぼち見られないかも(^^; え〜......先週の頭にあったParasites suck toxins from sharksと言うのが気になっていたので、取りあえず読んでみたのですが。腸内の虫が、海からの重金属を集めると言う。
 サメの腸の中にいる寄生虫は、高濃度の毒性重金属を吸収している事を研究者達が発見した。この寄生虫は科学者達に海水の健康度をチェックさせるのに有用である。そしてこの寄生虫は金属の中毒から鮫を守っている − 少なくとも今までは。
 「我々がこの寄生虫で見た事は、炭坑の中にカナリアをいれた状況と同じものであった」とUniversity of Aberdeenの寄生虫の研究をするKenneth MacKenzieは言う。「もしこの寄生虫が金属中毒の結果死んでしまえば、我々はそのレベルが非常に多核、そしてより大きな種も影響を受け始める事と予想できる事を知るだろう。」
 重金属は海洋の環境において、工業廃棄物と発掘活動によって一般的な毒となっている。海岸に近づくと、科学者達がしばしば主張したように、牡蛎や他のろ過捕食動物(filter feeders)といった組織内に金属を蓄積する生物は、どのくらいその地域が汚染されているのかを示す指標となる。しかしそのような「生体指標(bioindicators)」は開けた海においては存在しておらず、そして重金属の汚染のレベルは不明である − それが上昇していると考えられているのにもかかわらず、海洋生物におけるそれらの影響について関心を持つ科学者達を置き去りにしている。
 MacKenzieと、University of TehranのMasoumeh Malekに率いられた同僚らは、開けた水のところで、そのような毒が、沿岸付近の鮫の腸内にいる寄生虫でどれほど蓄積されているのかを調べた。彼らは16頭のwhitecheek sharks(Carcharhinus dussumieri)をペルシャ湾で集めて解剖し、そしてその町内にいるtapeworm(Anthobothrium sp.Paraorigmatobothrium sp.)を集めた。彼らは鮫の組織と寄生虫におけるカドミウムと鉛の濃度を調べてみた。
 tapewormは278〜455倍ほどサメに比べて金属濃度が高く、これはParasitologyに報告された。「これは我々が開けた海におけるろ過捕食動物を効果的に見付けられた為に、非常に興奮した」とMacKenzieは言う。
 この結果は以前、淡水魚の中で見つかった寄生虫が重金属を蓄積していた事を見付けた研究と似ている。
 そのような研究はともに、これらの腸内生物はその宿主を保護している、と言う考えを研究者達に残している。「もし寄生虫内のその重金属濃度が代わりに鮫の組織で見つかれば、私はこのサメの健康はより貧しいものとなると疑う。」とMalekは言う。しかし彼女はこの汚染のレベルがサメを病気にするのかどうかは知らない。
  この理論は更なるチェックが必要となると、UK's Natural History Museumの寄生虫学者Dave Johnstonは言う。「保護効果があるのかについての旧名は、非常に複雑な問題だ」と彼は言う。宿主に対する寄生虫の相対的な重さは、サメよりも淡水魚の方でもっと大きいものである、と彼は言う − サメは金属から守る為に十分に吸い上げるには多くの寄生虫がいる。
 それまでは、研究者達は深海の、熱水噴出口といった水の中に金属が放り出されている場所における、重金属レベルの研究の為に寄生虫を熱心に使おうとしている。「我々は深海における重金属濃度についてわずかな知識しかない。我々はどのくらい汚染がそこで起きているのかを知らない」とMacKenzieは言う。「深海のサメから寄生虫を集めて分析する事は非常に興味深い。」

 と言う事ですが。
 カドミウムと鉛ですか.......他にも調べる対象もあるのかとも思いますが、まぁ代表格と言えると言えば言えますけどね。宿主を保護する役割を寄生虫が持つのならば、相利共生と言う形になるとも言えますが。
 まぁ、目安と言うか指標と言う形で使おう、と言う事の話になりますけどね......他にも使い道は無いのだろうかとも思ったり。まぁ、植物だったら重金属汚染の土壌を云々、ってのがありますけど。まぁ、難しいと言えば難しいのか......寄生虫故にやりにくいものもあるでしょうし。

 後は9200年前のカボチャ、アンデスの遺跡で見つかるってのはnatureであったAncient seeds reveal Andean cropsですかね。
 それと閉鎖空間で520日間生活 火星飛行の模擬実験計画と言う話があるようで。ESAがやっているそうですが......欧州15カ国とカナダ人のみだそうで、日本人はダメだそうですけど。
 20〜50歳。結構幅が広いですな。
 6人が選ばれるそうですが、本格的に隔離されるようで。チームワークの問題もあるでしょうし、心理的な問題もあるでしょうし、結構こういうのって試されますよねぇ......ま、定期的か不定期に「イベント」でも起こせばさらに深まる?
 取りあえずこれで宇宙飛行士を選ぶと言う事では無いでしょうけど......まぁ、1年半はハードでしょうねぇ。

 ま、取りあえず爆睡してしまったので以上で(笑)
 今日は各地で雲が多く、東北南部から西では雨が降るところが多いようですね。晴れるのは北の一部のみ。関東地方は雲が多く、やはり日中雨が降る可能性もあるようですが。取りあえずはまぁ、傘が必要と言う一日ですか。
 やれやれ、ですかね。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は取りあえずまた結構忙しい一週間となるようですが.......いや、もうどうしてくれようかと。とにかく疲れる事が連続しているのがハードなのですが、まぁ、くたばらんようにしたいものです、ハイ。
 夏も本格化してくる時期ですしね......っつぅか、今年も後半なんですよねぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/07/01
 さて、昨日は午前中は爆睡、午後は職場Eの一日でしたかね。
 何つぅか久しぶりに「寝た」と言う気持ちになれたんですが......(^^; 完全では無いのですが、何かある程度満足を得られるぐらいまで寝られたなぁ、と言う......ちなみに起きたのが10時過ぎだったんですがね。まぁ、ある程度さっぱりはすると。
 そして午前中はぼへっとやっていたんですが、午後から出勤して仕事。
 ま、いろいろと忙しい時期なんですが、同僚のバックアップ等もやりつつ過ごしまして、気付けば夕方。とっとと退社して帰宅......すれば7時過ぎと言うのがちょっと悲しいんですがねぇ。
 ま、帰宅してからはへばっていまして。
 後はマイペース、でしたかね......

 そして昨日はまた不安定と言うか。
 日中はかなり湿度が高く、気温も結構ありましたけど。朝起きたのも暑さがあったとは思うんですが、しかし午後に雲が多くなると寒気も入ったのか風があったからか、気温が下がりまして結構過ごしやすくなり、夜には涼しくなりましたかね。
 ま、帰宅する頃には小雨も降っていましたが。
 不安定ですねぇ.......

 そう言えば、やたらと最近neutralRGBの攻略を求めて検索で引っかかるのかここに来る方が多いようですが。
 え〜.....取りあえず何でしょうか。コインを探す事と、部屋の図の意味を理解する事、スイッチを理解する事、顔と胴体の組み合わせを考える事、ぐらいですかね......文字と色の組み合わせは全部メモすると良いでしょうが。
 あぁ、後はちゃんと「ラスト」でいろいろと回顧するのも良いかもしれません......
 管理人、スクリーンショットを撮って考えたりしていますが......

 で、Nature.comから。
 昨日のGenome transplant makes species switchと言うのが気になったのでまずその話.....ある種のバクテリアを他のものに際プログラムしたと言う。
 読んでみますと......ゲノムを移植する事により、アメリカの科学者達は別の種へとバクテリアをかえた。
 J. Craig Venter InstituteのJohn Glassと同僚らは、Mycoplasma mycoidesと呼ばれるバクテリアからDNAを取りだし、そしてこれをその近縁種であるMycoplasma capricolumへと挿入した。
 彼らは、新しいゲノムを受け取った細胞が、そのドナーとなった種に似た振る舞いをする事に気付いた。これは、ドナー側に特徴的なタンパク質分子を作っていた。これは新しい手術によって細胞をリブートさせた様なものだ、とGlassは言う。
 「この方法は非常に印象的だ」とBoston Universityのbiomedical engineerであるJim Collinsは言う。「彼らがそのような大きなDNAの破片をこの微生物へと導入した事は驚きであり、そしてさらに驚いた事は新しいゲノムが活性化(the new genome jump-started)したことだ。」
 ゲノムを交換する為に、研究者達はM. mycoidesの細胞をゲルの中にとじ込め、そして酵素を使ってバラバラに分解してタンパク質を破壊し、裸のままのDNAが残るだけにした。
 彼らはこのDNAをM. capricolumのコロニーへと混ぜ、そして細胞がお互いにくっつくような化学物質を加えた。研究者達は、DNAを受け取った細胞のいくつかは周囲の裸の状態のドナーのゲノムと融合し、両方の種のDNAを含む細胞を生み出したのでは無いか、と推測している。
 これらのハイブリッドが分裂した時、一つのゲノムはそれぞれの娘細胞で終わった。このドナーであるM. mycoidesのゲノムは特定の抗生物質に抵抗性を持つような遺伝子が含まれており、そのドナーのゲノムを持たないすべての細胞はその抗生物質の投与で死ぬ事となる。
 この二つの種のゲノムはたった約75%しか一致していない。その為に、M. capricolumの遺伝子の命令における読み込みと活動の為の機構がまた、M. mycoidesでも機能するのかは明らかでは無かった。
 この研究は、新しい機能を持つ細胞の再プログラムの可能性を引き起こした − おそらくは他の有機体からの細胞を人の幹細胞にいれて再生医療療法に使うこともできるだろう。
 しかいこれは長い道のりとなる。Glassのチームは現在、微生物に研究室で作り出した全くの合成ゲノムを与えることを視野に入れている。
 この事は研究者達にバラバラにした状態から新しい種をデザインする事を可能にするだろう。これは野心的な目標であり、特に人工ゲノムの為のそのデザインのルールの理解がまだ乏しい。しかしScienceに報告されたこの最新の研究では、細胞の分子機構が異なる遺伝子的なオペレーティングシステムでも機能する事が示された。
 この研究で使われたバクテリアは非常に小さなゲノムを持っている。両者ともにヤギの中で生きる病原菌であるが、しかしチームは関連した種であり、ヒトの生殖器系で寄生しているMycoplasma genitaliumを、最低限のゲノムを作る為の候補として調べている。
 研究者達は生命を支える事ができる最小限の遺伝子のセットを見つかる事を期待している。彼らはM. genitaliumの485の遺伝子の内の381のサブセットについて応用する為の特許を出願した(The patent threat to designer biologyと言う記事を参照)。
 そのような最小限のゲノムは全体的な目的の細胞の土台となる事ができるだろう。これは製薬やバイオ燃料を作ると言った、目的に合わせて作られた機能を持つ遺伝子を追加できる。
 研究者達が言う、ゲノム移植(Genome transplants)は「自然のゲノムを修飾したもの、または人工ゲノムを使った新しい種を作り出すプラットフォーム」となる細胞を作り出せる。Collinsはチームは彼らの最小限のゲノムをMycoplasmaへと置く事でテストできるようになると予想している。「問題は、それが活性化するかだ」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 細菌ゲノム完全入れ替え 人工生命へ一歩? 米チームと言う記事もでましたけど、まぁ面白いものですね......ゲノムの移植、ですか。何となくES細胞の作り方的なものも想起しますけど(^^; まぁ、こっちは微生物で、ハイブリッドとなっていますが......意外と機能するのね、とも。
 まぁ、近縁種でやっていますが遺伝子の75%しか共通していないと言うのも一つ大きなものですかね......もっとも、嫌気性菌と好気性菌とかだとどうなるのかは知りませんが(^^; ま、何よりも野心的な目標として、「人工ゲノムを作り出して、その土台となるもの」を探しだせる研究でもあると言う事ですか。
 でも、特許はどうですかねぇ......ここら辺は何だろう。どうだかと思うものがありますが。

 後はでたものとしてUrine grows better fish foodと言う話がありますが。「Human waste could be an alternative to chemical fertilizers.」なんて文章があるんですが、これは農業の基本と言う気もするぞ......魚のエサってのは知りませんけど。
 ヒトの尿はプランクトンを肥やさせ、農場での食料と同じように使える。プランクトンは薄めた尿によって、与えられている他の窒素が豊富な物質よりも良好であることを、環境エンジニアが発見した。
 University of KalyaniのBara Bihari Janaと同僚らは、地下水と、大学の小便所から得られたヒトの尿を混ぜ、これを動物プランクトンであるMoina micruraに与えた。このプランクトンはしばしば商業的な漁業において、幼魚にエサとして与えられている。
 彼らはまた牛の尿、害虫のたい肥(? vermin compost)、家禽のふん、そして牛のふんを混ぜたいろいろなものの中で育てようとした。これらはすべて貧しい地域で化学肥料が使えないところで一般的に使われているようなものである。すべての処理で半リットルの尿、あるいは半キログラムのふん、そして4500リットルの水を使った。
 ヒトの尿での若いプランクトンは、他のタンクに比べて少なくとも4日間早く増殖を始め、そしてより長く生き、多くの子孫を生み出す事を研究者達は発見した。この研究はEcological Engineeringに掲載された。
 「ヒトの尿は安定的な液体であり、価値ある栄養を含んでいる。私はこれが動物プランクトンが成長するのに適した化学環境を提供するのならば、なぜこれを使わなかったのか疑問に思う。」とImperial College Londonの環境生化学者であるStephen Smithは言う。
 このインドのチームは、ヒトの尿は高濃度の窒素化合物を含んでおり、これは急速に分解されてアミノ酸とミネラルとなり、藻類の生長を促し、そしてそれをプランクトンが食べるのだろうと示唆している。「我々はこの急速な栄養の解放がプランクトンにおける早い再生産を促進すると信じている」とJanaは言う。
 世界中において、プランクトンの食糧は、化学肥料を数百万トンも使う為に、数十億ドルの産業となっている。
 ヒトの化学肥料よりも安くて環境に負荷がかからない。その使用は富栄養化を減らす事となる − この過程は肥料が地上から洗い流され、川や湖、海でプランクトンの大量増殖で被害を与える。
 「このような廃棄物や排水の新しい、そして代替の使用が見つかる必要がある」とSmithは言う。「私の唯一の潜在的な関心は、この尿は尿に排出されるような投薬または抗生物質を受けていないような、健康産業から得られるだろう」。
 「我々はタンク内でヒトの尿で育った動物プランクトンにおいて、なんら病気や異常を発見していないが、しかし我々はヒトの残渣物や抗生物質が確かにないのか調べている。」とJanaは言う。
 ヒトの尿はまた、潜在的に農業肥料にも使われている。その実行可能性と安全性の研究は常に、これが化学肥料の代替物として使える事を示唆しているが、しかし人の食料サイクル中における、病気の感染や抗生物質のリサイクルやホルモンがこの動きを妨げる事があるのか、関心を呼んでいる。

 と言う事ですが。
 まぁ、面白いものですが.......安全性やら諸々と言う意味での注目と言う事になりそうですけど。うまくいけば、と言う事ですかね......まぁ、窒素源としてかなり使えるわけで。黒色火薬作るのにも基本でしたからねぇ。

 面白いものです。

 他にEurope burns its wine lakeと言う記事が。これはEUが過剰生産のワインをバイオ燃料に、と考えていると言うものですが。
 欧州委員会は余剰ワインをバイオエタノールに変える機会を入札している。しかしもし委員会がそうしても、これはEUがそのような動きに対して助成金を出す最後の時になるだろう。
 ブリテンの余るほどの料理用脂肪から、フロリダのオレンジピールまで、世界のあらゆるところでエネルギーを作る為の活動があり、それは欧州の余剰ワインにとっても同じような論理ステップであるように見える。しかし、委員会のagriculture and rural developmentのスポークスマンであるMichael Mannは、これは余剰ワインの生産を止める方がより良いと言う。
 EUは現在13億ユーロを毎年ワイン産業に使っている。この最大7%、または9000万ユーロが「crisis distillation」に使われている。これはEUのワインの4500万リットルが使われており、しばしば飲まれないか低品質のもので、燃料とする為のエタノールを蒸留する為に買われているものである。
 crisis distillationは過去6年間で4回行われてきた。
 次の水曜日 − この入札過程の期限と同じである − にagriculture and rural developmentのコミッショナーであるMariann Fischer Boelは27人のメンバーに対して、crisis distillationを止めるべきであると提案するだろう。これは欧州のワイン産業を揺さぶるものの一つとなる。
 「人々は、我々がこのセイフティーネットを彼らの為に作っているから、低品質のワインを作る − これはちょうど廃棄システムのように」とMannは言う。「ワインをバイオ燃料の為の基本的な原料とするような関心は我々には無い。」
 もしBoelの提案が通れば、生産者達はより少ないブドウの生産を、そして高品質のワインを造るよう推奨されるだろう。「過去5年以上の期間、競争の無かった生産者達は前進をしなかった。」とMannは言う。この動きはしかし抵抗に遭うだろうと予想される;ワイン生産は欧州では大きな経済的、そして感情的な問題だ。
 差し当たり、今年廃棄されるワインが2億リットルと、副産物のエタノールがまだある。
 「ワインは既にエタノールだ」とVirginia Techの生化学エンジニアであるY.-H. Percival Zhangは指摘する。ワイン10リットルは1リットルの純エタノールを作る;最大の問題は、ワインの9割を占める水を除く事だとZhangは言う。エタノール中の水は燃料としての質を劇的に下げる。
 EUは一般的にはバイオ燃料を支持している、とMannは言う − 余剰ワインからだけでは無い。短期的にはこの計画はシリアル作物からのエタノールのように、最初の世代のバイオ燃料に投資するためのものだった。長期的には、この戦略は燃料と食用作物との競争から離れる事となり、そしてその代わりに、しばしば廃棄される、食用作物の木質部分を、セルロースからのエタノールのように第二世代のバイオ燃料とする、とMannは言う。

 と言う事ですが。
 余剰ワインからエタノール......ま、低品質やら飲まれなかったものを、と言う事でそれは理にかなうのでしょうが、しかしその助成金目当てでわざと作るものも出てきていると言う事のようで。まぁ、生産量を減らす動きとしていることで、反発が来るだろうと言う事ですが。
 っつぅか、エコだなんだ言うなら、食料生産と衝突するようなバイオ燃料の生産ってのがどうだよ、って気付けよとも思うんですが。
 まぁ、動きが出てきていますけどね、各所で......ブラジルなどは今は記事で言う「第一世代」の全盛となってきているようですが。おかげで砂糖やらトウモロコシの値段が高騰していると言う話もありますけど。
 燃料よりは食料じゃないのかねぇ......?

 後は約1週間前にこういうニュースもあったのね......
 AFI、10年ぶりに「ベスト映画100」の最新ランキング発表 - 1位はやはり……と言う事ですが。まぁ、案の定「rosebud」を思い出させる「市民ケーン」と。
 今の人が見ると「つまらない」と言う意見があるんですが、この映画って深いと思いますよ。「結局、ケーンの人生とは何だったのか」と言う話なんですから......誰も真相を知らないまま、見ている人間にのみ示唆して終わっていくあの終わり。
 結局は、と思いますが。
 まぁ、ともかくランクを見ると見た映画は結構ありますか。ランクで言えば、1、2,3,6,7,9、10、11、13、14、15、16、18、31、32、33、36、39、40、42、45、48、49、51、54、55、58、66、70、78、81、87、100......かなり見ているな(^^; 持っていないものもありますが、買っているものが多いですね。
 ま、キューブリックが多いとかありますが、意外だった事に49位に「イントレランス」が入った事。1916年のD.W.グリフィス監督の作品ですね......4つの時代の「不寛容」を描いた作品で、バビロン、キリストの受難、聖バルテミーの虐殺、そして現代(1916年)に無実の罪で死刑になりそうな男の話と......白眉は何と言ってもバビロンの都ですが。
 87位の「12人の怒れる男達」は初男と言う事ですがちょいと意外。そして、キートンの「大列車追跡」も18位に入った事が意外ですか......チャップリンばっかりが注目されやすいかと思いましたけど。
 まぁ、「金かけまくった大作」が必ずしも上位では無いのはまだいいか。
 「どうだか?」って作品もありますがね。

 ちなみに、AFI絡みで。
 AFI 100 greatest movie quotes (montage)なんてのもあるようですが。Youtubeで名台詞ベスト100がでています......「カサブランカ」と「風と共に去りぬ」が多いな......知らない映画も多いですが、知っている人には「あ〜」ってのがあるんじゃないかと思いますけど。
 でも、「2001年〜」って名シーンはありますが、名台詞はない気がするなぁ.......むしろ「2010年」の「Thank you for telling me the truth」がぐっと来ますけど。名作では無いですが、このシーンはかなり良かったんだよなぁ。

 うむ.....忙しくてネタも探せない状況もありますので.....ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西日本に前線がかかるようで、不安定と言うかぐずつくようですね。北の方は影響がなく晴れるところが多いようで。関東地方は曇り。東京で26/22と言う予報と。
 まぁ、寝やすくなりそうですが......起きたらどうなるんだか(^^;

 さて、今日から7月......1年の後半戦ですか。そして日曜日ですか。
 管理人は休養と言う事になりますが。取りあえず、まぁ爆睡して起きてから仕事が若干と言うところですかねぇ......やる事があるのはまぁ、何つぅか。最近「完全フリー」と言う休みがないのがなんとも。欲しいですね、流石にぼちぼち。
 ま、なんであれ休めるのは確かですので、のんびりやります。
 体調は維持したいものです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......





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