〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2007年9月分〜


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2007/09/30
 夢の断片
 久しぶりに明確に記憶に残った断片。

 さて、昨日は職場Eでの半日仕事がありましたかね。
 朝起きて、とっととでて行って......で、体調不良で結構ふらふら。風邪を引きまして、どうにも困った物ですが。ま、結構不愉快な状態で仕事していましたかね......まぁ、別に取り立ててハードと言う物でも無かったんですがね、仕事は。
 で、終わってからとっとと撤収。夕方までしばらくnatureとか読んでいたんですが、ついにダウンしたのが午後5時。
 で、起きたら午前4時......しかもやっぱりまだ微妙に調子が悪いと来ていますが。本格的に疲れモード、と言うのは確かなようで、まぁ疲れているんですかねぇ。

 そして昨日はまた一気に冷え込んだ天気でしたけど。
 朝は小雨。日中も降ったり止んだり的な天気でしたか......雨は強くは無いんですが。気温はそして一気に低く、身体に余りよろしくない。まぁ、風邪も引くわな、と言う天気ですかね......で、管理人は緊張の糸も取りあえず少し切れたらしく、それも複合で風邪ですか。
 いやはや......

 で、巡回してNature.comより。
 以前の読めなかったものから、Spaceflight boosts bacterial deadlinessと言う話。微重力下では、宇宙におけるサルモネラ菌の毒性が増す、と言う。ま、テレビなどでも報じられた記事ですがね。
 読んでみますと.....それは安いSF小説の筋書きのようだ:宇宙へいったバクテリアが、地球に戻ったらより毒性が増していた。
 しかし、研究者達の国際チームが、彼らが去年のAtlantisのミッションに登場させ、成長させた微生物であるサルモネラ菌(Salmonella typhimurium)を調べてみた時、何が起きたのかを見た:地球上にあった対照群よりもより毒性をもって戻ってきた。その宇宙への旅で、病原体は3倍以上にも増えていた − マウスの50%致死量を求める為の投与において、対照群の三倍の数値を示した。
 研究者達は正確にどのように、そしてなぜこれが起きたのかは分かっていないが、しかし彼らは低重力下における、微生物の周囲の液体の流量の減少がこの原因であると疑っている。
 「この宇宙飛行の環境は、微生物の細胞中における分子の変化を刺激する事ができる、信号を伝える」と、Proceedings of the NAtional Academy of Sciences USAに今週論文を発表した、Cheryl Nickersonと彼女の同僚らは書いている。この結果は、これまでの宇宙ミッションで見られたいくつかの興味深い観測を説明する事ができる。どのようにこれが将来のミッションに影響するのかははっきりしていない。そして、宇宙飛行があらゆる、または全てのバクテリアの毒性を増す − あるいは減らすのか − のかもはっきりしない。
 早期の地上での研究において、バクテリアアを低重力環境を模した液体のブイヨン中に自然に保ってみたところ、毒性が増す事が示されていた。しかし、これらの環境におけるその「重力」の影響でこの結果を起こしたのかどうかについては、疑われていた。
 「地球上において模された事で見られた事が、宇宙でも見られた事は非常に重要だ」とMax Planck Institute for Infection Biologyの研究者で、研究の著者でもあるJörg Vogelは言う。
 これを試験する為に、研究者達はAtlantisにサルモネラ菌を入れた試験管を載せ、24時間培養した。地上での対照群は、シャトル上におけるものと同一の環境に保たれた − 重力を除いて。
 地球に戻ってきたからの分析で、この宇宙旅行者は167の遺伝子と73のタンパク質の発現のレベルが対照群と異なっていた。特にHfqと呼ばれるタンパク質 − RNAの調整をし、地球上で微生物の毒性を落とす役割で知られている − は恐らくこの増加した影響に関連しているのだろう、と研究者達は示唆している。
 ESAに対して、有人ミッションでの生命維持のプランの手助けをしているChristophe Lasseurは、いくつかの以前の宇宙ミッションでは、微生物についての大きな問題が − 宇宙船の腐食など − 予想よりも報告されていた、と言う。この事は、宇宙飛行が微生物を変えさせ、可能性としては放射線への暴露を通じたものがあった。この新しい研究では、初めて微生物が宇宙の状態に影響される事を明らかにした証拠である。
 「これは非常に良い論文だ」とLasseurは言う。「我々はその毒性が増加すると言ういくつかの考えはあったが、証拠がなかった。」
 Arizona State Universityの微生物学者であるNickersonは、この変化は「fluid shear」 − 微生物周辺の液体の動きの減少によって起こされたものであると考えている。以前地球上の微重力下において、周辺の液体が少ない状態では、サルモネラ菌の毒性が増加した、と彼女は言う。
 Nickersonは、このfluid sheer(訳注:原文ではこうなっていて、上と不一致)の影響は、一般的には地球上での実験では無視されており、理由の一端としてはその変化が困難だからである。
 「我々の知識の多くは、極端な状態での細胞のテストから来ている」と彼女は言う。「この研究が、クルーが健康に有人宇宙飛行の境界で滞在することができる事は、興奮することだ。等しく興奮するものとしては、この研究の潜在性が地球上での健康の改善にも繋がる事だ。」
 宇宙における健康において、NASAの将来の宇宙有人探査を調べているJacob Cohenは、この研究が宇宙飛行士達にどのくらい大きな影響を与えるのかは分からない、と言う。「我々はクルーにおいて毒性増加の効果を見ていない」と彼は言う。「将来の研究が、どのくらいこの変化が実際のミッションにおいて影響があるのか、見る必要がある。」
 「現在の宇宙飛行は人類にとってまれなことだ」とVogelは言う。「20年後を見た時に、私は旅行者立ちにフライトを提供する企業について考えている;我々は宇宙へ数トンになる人々を運ぶ。その人々は必然的に多くのバクテリアを運ぶ。我々は、どのようにこれらのバクテリアが、そのような状況で振る舞うのか知らない。」

 と言う事ですが。
 ま、新聞やらテレビのニュースでも触れられていましたけど、基本的には毒性が3倍になる、と言う程度。根拠やらの話は無かったですが、細胞周辺の液体の流量の減少、と言うのがあるようで......面白いものですが。生存に関わる部分であるので、それがストレスとなってより毒性を増すのか? もって帰った微生物、累代で培養すると毒性は元に戻るのか?
 そう言うのは内のが残念ですけどね。
 まぁ、しかし予想外の事が起こるのね.......余り気にしていませんでしたので。

 後はTiny RNAs, big problemsと言う話。乳がんの拡大にマイクロDNAが関わっていた、と言う。
 遺伝物質の最小のものが、恐らくは腫瘍の毒性を引き起こすのだろう。研究者達は、乳がんの浸潤拡大(invasive spread)における小さなRNA分子が関連している事を発見した − その要因は、この病気の大半の死の原因である。2007年、アメリカの約179000人が浸潤性乳がん(invasive breast cancer)と診断され、約47000人が死ぬであろう。
 RNAは人の遺伝学で重要な役割を果たす物の一つである;その最も研究されているものが、メッセンジャーRNA(mRNA)であり、これは我々のDNAのコードを翻訳するのに重要で、それらの命令を読み、タンパク質を作るのに使われる。
 マイクロRNA(microRNAs) − 24個ぐらいのヌクレオチド、または「文字」幅の小さなひも − はmRNAと結合する事でこの翻訳過程を阻害する事ができ、タンパク質の生産を止める。新しい研究の洪水が、個っらの小さい分子が発達、代謝、細胞自殺の過程に重要なものである事を発見した。
 今回、Massachusetts Institute of Technology's Whitehead InstitudeのRobert Weinbergらのチームが、これらの有望な分子の一つが、浸潤性乳がんに関連する事を見いだした。
 「私はこれらのマクロRNAはきっと至る所で細胞のさまざまな幅広い過程に関連していると思っており、そしてこれはまだ氷山の一角でしかないと思っている。」とWeinbergは言う。
 もしこの分子がガンの転移に重要な役割を果たしていると確認されれば、そして薬剤による標的となれば、この発見は恐らくは新しい、この致命的な腫瘍の拡大の予防に繋がるだろう。現在のところ、そのようなガンは通常は放射線や化学療法で治療に当たる。
 転移(metastasis)として知られる、腫瘍が血流に乗って体内の別のどこかへと向かう能力は、ガンの最も油断鳴らない特徴である。それは芝居場、この病気の遅い段階になってから起こり、そしてガンの死の9割で先に起きている。胸の腫瘍においては細胞はリンパ節、脳、そして他のところにおいて致命的な第二の腫瘍を形成する。
 マイクロRNAの研究を行っている同僚らと話した後、Weinbergのポスドク研究者であるLi Maは、これらの分子が転移に関わっているのかどうか疑問に思った。
 彼女とWeinbergは、乳がんのゲノムは場でのスキャンを行い、転移が起きたケースにおいてマイクロNAがあるのかどうか調べてみた。彼らはmiR-10bと呼ばれる一つのマイクロRNAが、転移した乳がん患者18人中9人において多く見られ、そしてより致命的では無い腫瘍をもつ5人の女性では余り高くなかった。彼らはこれをNatureに報告した。
 チームが良く研究された、他の転移腫瘍から抽出された、ヒトの乳癌細胞株を研究した時、そのガン細胞が非浸潤性の細胞株よりも50倍もmiR-10bを発現している事を発見した。
 このマイクロRNAが転移を引き起こしているのかを見る為に、チームはマウスの脂肪体(fat pad)に高レベルのmiR-10bを発現するヒトの細胞を移植した − ヒトのガンのテストの一般的な方法である。この腫瘍は血管に広がり、そしてこのマウスの肺に拡大した。チームがマウスにmiR-10bを欠いた似たようなガン細胞を注射したところ、この腫瘍はそのままだった。
 研究者達はmiR-10bがどのようにして転移を促進をするのかを知らないが、しかしこの生産を阻害するタンパク質の一つでHOXD10と呼ばれる物が、胚の発達に関わってる。転移する腫瘍が既存の細胞経路を乗っ取って、人体全てを細胞のかたまりとする事は可能であり、そしてこれを効果的に体全体の細胞を移動させる事に使える。「ガン細胞は、自身のこれらの特徴を十分に作り上げる事はできない。その代わりに、それらは胚にプログラムを復活する」とWeinbergは言う。
 miR-10bを阻害する事が乳がん患者において致命的な転移を防ぐ事ができるのかは、まだ見なければならない。しかし、antagomirsと呼ばれるマイクロRNAを阻害する分子が、既に試験管での実験においてヒトの細胞で機能する事が示されている、とCentre for Genomic Regulationのガン生物学者Ramin Shiekhattarは言う。antagomirsはマイクロRNAに結合して、通常のmRNAを標的とする役割を妨げる。
 Rockefeller Universityの分子生物学者Thomas Tuschlは、まだmiR-10bがそれほど重要なのかを確信していない。これは、それがこれまでの転移をする9つの腫瘍で見つかった唯一のものだからである − つまり非常に小さいサンプルだからだ。「更なる臨床データが必要であるが、それはまだない」と彼は言う。
 この考えの確認または議論がまだ起きていない。他の研究室は現在、フリーザーにある乳がん組織におけるバイオプシーを解凍して、miR-10bを調べるようである。「間も無くこれが正しいのかそうでないかがわかる」とTushlは言う。

 ま、取りあえずそれだけ読んで落ちていたので以上で。
 さて、今日は昨日と同じような日本付近の天気図ですか。停滞前線だなぁ......秋の長雨ですけど。関東以西では雨と言うところが結構あるようで。降らなくても雲が多いと。他は晴れるところが多いようですが。関東は雨。東京で最高19度。
 いや、アップダウンがキツイですな。

 さて、今日は日曜日。
 管理人は......仕事があるんですが、ちょいとこりゃ無理か? まぁ、仕事での相棒がいるんでどうにかなるかとは思うんですが。取りあえず、療養できればそうしようかと思っています......まぁ、午前中の仕事で、こちらがメインでは無いので可能、と言うだけなんですが。
 ちょいとばてていますかね。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/29
 さて、昨日は慌ただしい一日でしたかね。
 午前中に職場Eで仕事。で、まぁ何やら書類が来るやら出さなきゃいかんとか諸々。後片づけも結構あったな......で、昼から出張に出て行きまして、まぁ研修やら諸々。で、ここで以前の職場Cにいる人もいまして、話などしていたんですが。
 いやはや......やっぱり初めてだと苦戦するよねぇ、と言う話をあれこれと.......まぁ、時間があれば話を聞いてあげてストレス発散の手助けをしてあげられたんですが、その人は一度職場に戻らないとダメらしく、ちょっと気になりましたかねぇ。
 で、その後帰路につきまして。何かすごく久しぶりに5時台に帰宅。で、もうぼへっとしながらしばらく過ごしていましたかね.......いや、本当に久しぶりに。と言う。ま、出張の良いところかもしれませんけど。
 職場に行ったら、書類が溜まっているんだろうなぁ.......(- -;

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 朝から気温が微妙に高いと言うか。夏の空気が入り込んだようですけど、しかし根本的に空気は夏ではありませんので、まぁそう言う意味ではまだ過ごしやすいような気もしましたが。ただ、やはり昼に上着を着る気にはならないですねぇ。
 ただ、夕方は早くなり、そして夜には虫の音が良く聞こえ、涼しいと言う。
 やはり秋ですね。

 で、久しぶりに巡回してNature.comより。
 This quantum stuff just doesn't add upと言うのは量子ネタですが.......量子の性質について、なんですけど流石に読むには時間がかかるので省略。
 で、Stone tool reveals lengthy Polynesian voyageと言う話がありますか。ポリネシア人が欧州が「新大陸を発見」する前に既に到達していたのでは? と言うほど卓越した航海技術を持っていますがそれの補強、と言う事になるようで。手斧(adzes)が、ハワイとタヒチの間の双方向の旅行のはっきりとした証拠を示す、と言う。
 ハワイの玄武岩からできた手斧がフランス領ポリネシアのTuamotu atollで見つかった事は、初めて古代の航海者達が南太平洋からハワイへの8000kmの旅を行い、そこから戻ってきたと言う物質的な証拠を提供するであろう。
 2000年以上前、太平洋において、サモアとトンガからの船乗り達は遠くの群島への移住をする為にクック諸島、タヒチ、マーカス諸島といった東へと向かい、紀元後900年にはこれらの土地の多くが植民地化された。結局は、この旅人はハワイにまで達していた。
 科学者達は、これらの旅行者達は恐らくは偶然に、あるいは一度だけの出来事としてそこに行ったと考えていたが、しかし最近の研究ではこれらの人々は以前予想されていたよりも、ずっと大きなナビゲーション能力を持っていたらしいことが示された。これにも関わらず、東部ポリネシアの離れた島々の間で、この植民地化の早期の段階において、どのくらい旅や貿易が行われていたのかが議論されている;果たしてそれらハワイへと向かった移民は、再び戻ってきたのだろうか?
 ハワイでの口伝では、タヒチからの、そしてタヒチへの航海者達に触れているが、しかしこれらの業績の証拠の欠損が、伝説の出来事とさせていた。
 University of QueenslandのKenneth CollersonとMarshall Weislerは、この可能性の一つをテストする方法として、19の手斧 − カヌーや他の木製の物質を削るために使われる、石からできた斧のような道具 − の起源を調べる事だと理解した。その斧は1930年代後半にTuamotusの環状サンゴ礁から見つかったものである。
 その斧は玄武岩 − 火成岩 − からつくられていた為に、それらは恐らくはその地域の多くの火山性諸島、あるいはハワイからやってきたものの一つであろう。Tuamotusは紀元後1200年後に生みから隆起した為に、この手斧はその時間以降からの旅の記録を提供する。
 マントルの過程を研究している地球科学者であるCollersonは、違うタイプの島々からの玄武岩は、その微量元素と同位元素の違いがあることを知っていた。その為に、チームは手斧のから数センチ幅のかたまりを鳥、そして太平洋にまたがった各所で集められたデータベースと比較した。
 Society Islnadsでは玄武岩の資源が最も近くにあるのにも関わらず、チームはマーカス、Pitcairn、そしてAustral islandsからの斧であると判明し、この事はこの地域に置ける旅の拡大を意味する。一つの手斧はハワイ島からの物でつくられ、特にKaho'olawe島からの物であった。Collersonは「この惑星畳においてその場所以外にあり得そうな唯一の場所は、それが大西洋中部の島々から来たと言う事だけになる」 − 最もあり得そうにない可能性である。彼らは、最終的に彼らの論文が今週のScienceに掲載されるまえの2年以上にわたって、2回ほど結果をチェックした。
 CollersonとWeislerの研究は、科学者達の間で古代ポリネシア人達の印象的な航海技術についての、拡大しつつあるコンセンサスに付け加えられるものである。「彼らは実際にこの貿易ネットワークの拡大と分布を持っていた事を見せた」とUniversity of Californiaの考古学者である、Patrick Kirchは言う。「もちろんこの決め手は、ハワイから来ていたものだ。」
 今年の早くに、他のグループがポリネシアのニワトリの骨がチリで見つかったと報告しており、これら航海者達は700〜1390年の間に新世界にたびたび来ていた事が確認された。
 この手斧の発見はまた、UNiversity of Aucklandで、自身がセイルボートで植民ルートをたどった後で、ポリネシア人達が組織的に植民活動をしていたと言う説の有力な支持者となった人類学者Geoffrey Irwinにとっては歓迎するものである。彼は、人類学者達のグループはまたタヒチからハワイへ、天体の手がかりでの1ヶ月の単独航海をやってのけた、と指摘している。
 ハワイのKaho'olawe島の先端では、今日ではLae o Kealaikahikiとして知られており、この言葉は「タヒチへの岬(cape or headland on the way to Tahiti)」を意味している。Collersonは、この岬からの岩石が、特に旅行者達にとって、彼らの長い困難な旅の思い出の記念品として持っていったのだろう、と考えている。

 と言う事ですが。
 まぁ、ポリネシア人達は相当なものだった、と言う事が分かりますが......それにしても凄いな。あの拾い太平洋で点在する島々に、どうやって行ったんだか、その「始まり」が非常に気になるものがありますけど。まぁ、しかし手斧がヒントになるとはねぇ......
 いや、面白いと思います。
 日本とかまでは流石に辛いんでしょうけど(^^; ちゃっかり日本製があったらもっと驚きますな。

 後はMammoth hair offers new style of researchと言う話がありますか。タイトル通りですが、博物館にあるサンプルの古いDNAの展開が可能である事を示す研究がでた、と。
 遺伝学者達は、10頭のシベリアのマンモスの遺伝子を、ロシアのツンドラに現存するその気のわずかなサンプルを使い、つなぎあわせた。この結果は、今までで最も古いDNAのいくつかを使ってつなぎあわせたものである − そのマンモスの一頭は、約5万年ほど大地で凍っていた。
 この業績は、古代のDNA配列の回復の為に、毛の有用性を見せ、そして驚くほど髪の毛が状態の低下に対して抵抗性を持つ事を示した。マンモスのサンプルの一つで、Adams mammothと呼ばれるものは1799年に発掘され、そしてサンクトペテルブルクの博物館に2世紀も展示されている。
 これはSiberian woolly mammoth(Mammuthus primigenius)の遺伝子の配列化が行われた最初の例では無い − それは2005年に初めて行われた。そしてゲノムの結果は以前5〜13万年前のマストドンについて報告されている。
 しかし10頭のそれぞれの配列化は、著しく絶滅した動物の為の遺伝子のデータベースを増やす事になる。事実、それはこの絶滅した生物種の配列化されたミトコンドリアのゲノム − 細胞中のエネルギー生産を行う遺伝子を含んでいる − の2倍以上にもなっている。
 そのような遺伝子の配列は以前、骨からでのみ行われ、これには4万年前のcave bear (Ursus spelaeus)や3万年前に絶滅したネアンデルタール人(Homo neanderthalensis)といった物も含まれる。
 University of Copenhagen's Centre for Ancient GeneticsのTom GilbertとPennsylvania State UniversityのWebb MillerとStephan Schusterらの研究者達は、現在絶滅したシベリアマンモスに属するものの毛からDNAを抽出した。
 彼らはDNAサンプルを破片へとバラバラにし、複製してコンピュータプログラムにより再度組み立てられるショットガン法により、マンモスの完全なミトコンドリアDNAの配列をつなぎあわせる事ができた。この技術は毛から抽出された0.2gのDNAと言う少量が使われた。
 毛は通常は古代の骨のサンプルほどに保存状態は良くない。しかし、シベリアのツンドラといったところで保存されていた髪が見つかれば、そのDNAはよりゆっくりとした分解となるようであり、これは恐らくは骨よりも水がより少ないためであろう、と彼らは言う。研究者達が今週のScienceに報告したように、マンモスの毛からのDNAサンプルのDNAの損傷率は0.24%と低く、一方で骨のサンプルは約1.7%である。
 毛にあるDNAがどのくらい長く持つ事ができるのか、理論的な上限値は不明である、とMillerは言う。「理論モデルでは、我々はまったくDNAを見る事ができないだろう」とMillerは言う。「これらのものは5万年経っており、そして200年間博物館にあった。何も残らないだろう。しかしそれは誤りだった。」
 もしこの技術が他のサンプルにも毛皮や、また羽根に使う事ができれば、それは動物学者達に、世界中の博物館にあるサンプルを使う事で、正確に絶滅種の系統樹を作る手助けとなる。そのDNAが室温でも生き延びた事は、多くの歴史的なコレクションにもこの種の研究が使えることになる、とMillerと同僚らは指摘している。

 と言う事ですが。
 毛のサンプルですか......毛根の方が残らんとダメだったかと思いますが。ま、見事にうまく再構築ができた、と言う事は驚きですけどね。ま、毛が残っていればつまり再現可能な可能性があると言う。エラー率も低いと。
 何年持つのか、とかよく分からんですけど。
 まぁ、他にも使えそう、ってのは良い事ではないかと。

 ま、取りあえず久しぶりに訳したらばてそうなんで以上で(^^;
 さて、今日は前線が通過するようですが、東海とかの太平洋側は停滞前線となるようで。と言う事で、関東以西は雲が多く、雨が降るところも。他は晴れですか。関東地方はいきなり秋の空気に戻り、曇り一時雨。日中は降りやすそうで。東京で22/20と言う予報ですか。
 まぁ、むちゃくちゃですな。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人、仕事ですね......午前中で済むのかどうか。済んだらラッキーなんですが、まぁ余り期待しないようにしましょう......面倒な事ですが。ま、あれこれあるんで。
 取りあえず、マイペースでやります、ハイ。
 体調不良っぽい部分が気になるんですが。まぁ、皆さんもくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/28
 さて、昨日も「やっぱり」サバイバルの一日でしたかね。
 まぁ、何ですか。予想通りの仕事ラッシュでしたかね、えぇ.......ミスが出てきたり、あるいは面倒なネタもあったり、はたまた会議中にトラブルが入り込んできて、一件だけかとおもったら立て続けにさらに、より重いのが追加されたりと、小隊絡みと言うか中隊絡みであれこれとあったような気がします、ハイ。
 で、当然帰りが遅くなると言うか。
 頼むから帰らせてくれと言うか.......最近、自宅が「ねぐら」化している状況になっています、ハイ。
 ま、労働時間もなんだかねぇ、と言う状況ですな。

 そして昨日は不安定な天気でしたか。
 朝、本当に微妙な雨が降り、午前中にざっと降ったり。その後は雨は止んで良い天気となりましたが.......なんか不安定と言うか。ただ、夜には大分綺麗な月が見られるなど、良い天気となりましたかね。
 本当、この時期に彼岸花が咲くのも面白いですが。
 やはりあの赤は鮮烈です。

 そしてNature.comもまた読めないんですが。  Europe plots course for funding navigation systemというのは欧州版GPSである、Galileoですが、欧州委員会がこれに補助費を出すと言う事だそうで......結構難儀しているようですな。これからの6年で340億ユーロ、と言う事だそうですが......中国なども参加しようとしていますが、まぁやっぱり容易には行かないものですな。
 で、これは時間があったら読みたいんですが、Tiny RNAs, big problemsと言う記事がありますか。乳がんが転移する時には、マイクロRNAが絡んでいると言う.....だからタイトル通り、と言う事になるようですけど。研究に便利に使えるマイクロRNAですが、まぁ厄介なものの原因にもなっているようで。
 それとMixing the oceans proposed to reduce global warmingと言うのがありますか。これもどうなるのか......?

 他に.....WIRED VISIONから。
 荷物の重さを8割軽減、MIT開発の「外骨格」装具と言うのがありますか。シンプルですねぇ......一般的な3000Wクラスから、たった1Wの消費電力とか。もっとも、動きには難があるようで、つかれやすいようですけどね......まぁ、しかし面白いものです。
 そして、「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存できるかと言うのがまた気になる。異様にタフな生物として知られるクマムシですが......記事より
 などとその「強さ」がでていますが。では宇宙ではどうか? と言う事にチャレンジとか。ESAによるもので、既に実験は終了済み。データの解析にかかっているそうですが......さて、どうなんでしょうかねぇ?

 ま、取りあえず毎度のサバイバルと言う事で以上で。
 さて、今日は秋から夏へと変化するようですが? 前線がやがて通過していくようですけどね......そうなると北風が入るのか。夜ぐらいの話になりそうですがね。ま、そう言う事で北の方では前線の通過で雨が降ったりするようですが、回復。西の方は逆に晴れから雲が多くなるようで。日本海側や中部は雲が一日多い、と。関東地方は晴れ後曇り。東京で31/24と言う予報と。
 また暑くなるのか.......

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は出張ですね......いやはや。呼び戻されなければ直帰したいところですが、そうすると結構早く帰れる......?(^^; ま、取りあえずやる仕事はやっぱり多くあるんで、どうにかこうにかしたいものです、ハイ。
 土日も休めませんが、サバイバルな日々と言う事です。

 と言う事で以上で。
 サバイバル、サバイバル.......




2007/09/27
 さて、昨日「も」職場Eでサバイバルの一日でしたかね。
 いやはや......まぁ、何つぅか。仕事が多い。多い上に客が来るわ、他所の小隊の面倒見もあるわで、正直「やりたい仕事ができるか!」と言う状況になりまして、まぁてんやわんや。本当、職場で自分の机にあるイスに座る時間が、全体の1/10以下ってのもなんですかね......いや、職場にいるのに、ですよ?
 机の上のエントロピーも快調に増大中。
 ま、うんざりしつつ、仕事をやるだけやり、取りあえず撤収してみればまた9時とかそう言う時間......13時間ぐらいですかね、労働時間。休憩ぐらい欲しい物ですが。まぁ、かっ込みで食事できる分だけまだ良いのかもしれません。
 ま、疲れています、ハイ.......

 そして昨日は晴れ、というか雲が多い一日でしたか。
 ま、雲は厚くは無くて多い、と言う程度ではあるんですが。気温は余り高くなく、結構すっきりしていましたかね、空気は。田んぼの刈り取りも大分進んでいますし、見事に彼岸花が咲いているところも見られています。まぁ、秋は順調に、と言う事なのかもしれませんけどね。
 寒暖の差は激しいですが......

 で、まぁNature.comを見るとUN climate talksってのがありますが。国連が気象問題で会合、と言う事ですが。80の国の長が参加と言う事ですが、日本じゃこういうのは報道されんなぁ......何かにつけて「異常気象でしょうか」とかあれこれと言っているどっかの番組とか。
 後は少し気になるタイトルですが、Birds may 'see' magnetic northと言う記事も。生物磁石で北を知る、なんて話がありますが、鳥は眼や脳で判断して、と言う事もあるようで。まぁ、そう言う話のようですが......これは微妙に気になりますな。
 もっとも、今週読める時間があるんだかなんだか.......(^^;

 他にざっと見て鉄粒子:宇宙空間に存在観測 100億年前に爆発米探査機、小惑星帯へ27日打ち上げ…太陽系誕生の謎挑戦B型肝炎の父子感染拡大、育児参加で「触れ合い増」原因?なんて記事が目に付きますが。
 最初のは「すざく」の観測で分かったと言う事ですが。スターバーストと言う、約100億年前に超新星が一斉に爆発した事で鉄の粒子が散っていった、と言う事のようですけど。これ、「超新星爆発で生じた鉄」なのか? 「鉄が散った」だけなのか? 記事からだと判断がつかん......
 2番目はDawnですね......矮惑星......ではなく、準惑星「セレス」などの小惑星の探査ミッションを行うものですが。ま、いろいろとまた「明かして」欲しいですね、いろいろと。

 ま、取りあえずサバイバル、って事です、ハイ。
 さて、今日は移動性高気圧がまだ張り出しているものの、北西から前線を伴う低気圧がよってくるようで。ま、周期的に変化する秋、と言う特徴が出てくるようですが。北と関東は雲が多く不安定。他は良く晴れるようで。関東地方は曇り一時雨で、日中降りやすいようですね。東京で25/20と言う予報と。
 まぁ、過ごしやすければ何も文句は言いませんが......

 さて、今日は木曜日ですか。
 今日は......また仕事が多いのと、会議がありますかね。まぁ、また慌ただしく動きまくる事になるのかなぁ、と思いますが......やれやれ、ですな。ま、がんばってやっていこうとは思います、ハイ。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/26
 さて、昨日は職場Eでサバイバルでした。
 朝はまぁ微妙に眠い中起きだしまして、職場に出て行くわけですが。到着してから細かいのが延々とあると言うか、連絡事項が増えるわ、仕事が溜まってきているわで大わらわ。リミットも結構近いんで、これがまたハードなんですけど。
 と言う事で、「本業中の本業で息を抜いて、他の多量の副業にひたすら疲れる」と言うコンボがつくられる状況と言う......いやはや。仕事を上げても次が待っている、と言う状況でして、出張申請用の書類すらまたうまくやるヒマがない状況と言うのが素敵。
 で、気付けばあっという間に8時過ぎている状況でしたかねぇ、本当。ま、結局さらに30分以上残ってやっとこさ帰路へ着く状況でして......ま、幸いなのは中秋の名月が美しかった事でしょうか? はっきりとここまで見えたのは久しぶりのような?
 で、その月を見ながらコンビニで月見バーガーとか食べてみましたが(笑)

 そして昨日はなんというか差が激しい天気。
 朝昼の気温の差が激しいのはもちろん、朝は不安定だったのか小雨。昼は良く晴れて暑く、夕方は風が涼しくて中秋の名月。落差ばかり、と言う印象がありますが(^^; ま、寝るのにも微妙に布団と言うか毛布の選択が難しかったりと、いろいろと風邪を引きやすそうな状態ではありますね。
 皆さん体調は大丈夫でしょうか?

 まぁそう言う状況下と言う事で、ほとんど何も回っていませんが.......福田内閣ができた事は知っていますけど。
 Nature.comを見ると3本記事がありますけど。Kelp forests widespread in tropical watersと言う話がありますか。ケルプってのは冷たいところで育つと思われていたものの、熱帯の方でも問題なく拡大していると言う事だそうで。教科書が書き変わる事態、と言う事のようですが。
 そしてSpaceflight boosts bacterial deadlinessと言う話もありますか。サルモネラ菌は、微重力下で良く育つそうで、結構まずい事になるとか。去年のアトランティスのミッションで分かったそうですが、その毒性が通常のものの3倍だったそうで、また厄介な問題になりそうであると言う。
 つまり長期間いるほど、宇宙飛行士の生命に関わる可能性があると言う事になると言う。
 ま、時間があれば読みたいですが.......
 Do flu vaccines work for the elderly?はタイトル通りですか。ま、高齢者にインフルエンザワクチンの注射は効果がどれくらいあるのか? と言うのは問題になっているそうで。効果がない、と言う話もあれば、と言う。ま、実際には注射を打つ数はアメリカで増えたけど、インフルエンザ関係で死ぬ高齢者は「予想通り」減っていないと言う事だそうですが。
 ま、細かいところは読めないですかね、時間がなくて......

 ま、取りあえずサバイバルと言う事で以上で。
 さて、今日は移動性高気圧が張り出してくるようですが。各地で良く晴れるようですね......久しぶりにすっきりするようですが。関東地方も晴れ。東京で26/21と言う予報と。
 秋晴れ、ですかね。

 さて、今日は水曜日ですが。
 管理人は仕事ばっかりです、ハイ......また帰りが遅くなるのかとか思うものはあるんですが、まぁ死なない程度にがんばっていこうとは思います、ハイ。やる事が多くて困るんですがねぇ、本当に。
 ま、山場と言う事です。ここ最近山ばっかりですが(^^;
 まぁ、そう言う時もある、と言う事ですかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/25
 さて、昨日はバッテリー切れの一日でしたかね。
 いやぁ、もうだるい。朝からだるい。昼もだるい。めちゃくちゃに気合いが入らない、と言う状況でして、起きだしてからもうぼへっとしている状況.......ニコニコ動画でシューティングの攻略ムービーとか、オールドゲームの画像をみていたりしましたけど。
 昼過ぎて3時頃からまた落ちていましたしねぇ.......
 本当に力が入らんと言うか。ま、最近の仕事と季節の変わり目と言う事もあって、肝臓がかなりつかれているようですが。まぁ、こういう時には特別な事はやらない事につきますけど。ま、夜には少しすっきりしまして、そのまま仕事していましたかね。
 何つぅか......3日間じっくり休みたいなぁ、とか思うものがあります、ハイ。

 そして昨日は微妙な天気の一日でしたかね。
 結構気温が下がっているようで、明け方は足が出ていると寒い。昼は雲が結構多く、2時前後に居住地域では雨が降るなど不安定になることも。気温は上がりきらず、涼しいものでしたかねぇ......ま、寝るには最適と言うか。
 季節の変わり目、ですな。

 ま、そう言う事でネタがない。
 と言うか、ぼちぼち落ち着きたいんですが、どうやら10月上旬まではそうはならんようで......いやはや。疲れているものはあるんですが。もうちょいぼちぼち落ち着くはずなんだがなぁ......ま、やっぱり更新が最近生存報告が多いのが、仕事の実態を表しているかとは思うんですけど。
 まぁ、やはり予想外の「小隊長」職ってのもあるとは思うんですがねぇ......仕事の増加量が半端ない物がありますけど。まぁ、取りあえず半年か。
 っつぅか、それだけの時間が経過しているのね.......
 そう言えば、MacOS X 10.5 Leopardはぼちぼちですかね? まだ出てこないなぁ、と思っているんですが。iPod関係がでまくっていますけど、なんかそう言えば管理人は最近iPod Shuffleに触れていませんねぇ。
 通勤時間が短くなったからか。
 ま、Mac関係ではAppleが10-12月期にサブノートを出すかもなんて記事を見かけたりとか、いろいろと先がどうなるのかなぁ、とか思っていますが。

 そう言えばノートと言うと。
 GIGAZINEで、1981年に作られた世界初の持ち歩けるコンピュータ「Osborne 1」なんてのがあったのでご紹介......ミシンだな、これ(^^; まぁ、どういう事ができたのかが気になりますけど。1795ドル......まぁ、そう言うものか、とも。
 OSはCP/Mですか。まぁ、しかしどういう感じで使っていたのか、と言うのは微妙に気になるものもあるなぁ、と。
 もっとも、この会社は2年後に倒産.....「オズボーン効果」と言う言葉を生みだしてさようなら、か。その年にできた映画に「ウォー・ゲーム」があるんですよね、そう言えば。なんつぅか、いろいろとコンピュータに対する「期待」と言うか、なんか独特の見方があったような時代ではありますけど。
 まぁ、しかしノートPCじゃないよな、これは(^^;

 ま、取りあえずバッテリー切れ状態で気力がないので以上で。
 さて、今日は太平洋側にそって前線ができているようで。北海道には低気圧と前線、と言う事で雨が降るところも。中部〜西日本も不安定になるところがあるようですね。関東地方は雲が多い状況で、東京で26/21と言う予報と。
 まぁ、秋になっていますかね......中秋の名月なんですが、見られそうもなさそう?

 さて、今日は火曜日ですか。
 取りあえず管理人は仕事と言う事になりますが、まぁ微妙にと言うか結構と言うか。慌ただしい一週間になりそうですかね......面倒な話が多くて、結構あれこれと忙しくなりそうです。と言うか、もうちょい時間くれとか思うものがありますが。
 どうなる事やら。
 何であれ、体調に気をつけて切り抜けていきたいものです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/24
 さて、昨日は午後に出張していましたかね。
 取りあえず、昨日更新してから寝てまた6時間。どうやらバッテリー切れ現象を起こしていたようですが、それでもまだ寝られると言う素敵仕様。相当に疲労がたまっているのかなぁ、と警戒しつつ、そのまま午後には出張していきましたかねぇ。
 えぇ.....担当者がちと遅れましたけど。
 ま、さしたる支障も無く(?)そのまま夕方まで......で、帰宅すれば何か疲れていると言う状況でして、ぼへっとやっていましたかね。
 いやはや......中々緩急が激しいものです。

 そして昨日は雲が多い一日でしたか。
 日中の気温はその為か高くはありませんでしたが、湿度はやや高め。時間が経つにつれ雨が降りそうな降らなさそうな、と言う気配を感じたりしましたけど。まぁ、結局は降らずに済んだのは良かったですがね......
 ま、寝るには良い気温と言うか。そう言う感じですね、最近は。

 ま、そう言う状況で余りネタもみられないんですが。
 何か自民党の総裁選があったそうですが.......福田氏当選とか。何つぅか、実質上の首相選でもあるわけですが、何か街頭演説だのあれこれとあって、まぁ以前とは本当に様変わりしたよなぁ、とは思いますけど。
 しかし、まぁ.....お坊ちゃま首相よりはまだ良いのか。
 リーダーには向かない人間がリーダーやっていたわけですけどね。まぁ、人に恵まれないと言うか、人を見る目がない首相......いや、むしろ無責任首相と言うべきか。これが取りあえず政権放り出した状態で(この事態が多分まだ本人は分かっていないだろうが)終わり、次の人になると言う事ですが。今度はまぁ、イメージとしては「タヌキ」ですかね、個人的には。
 官房長官時代の印象から「タヌキ」。
 お坊ちゃまよりはずっと「政治家」と言う感じですけどね。表に出さない部分も結構ある感じで、まぁ侮れない人物ではあるんだろうなぁ、と思いますけど。したたかさはずっとあるイメージではありますが。
 ま、どうなるのか。
 難局を乗り切ればかなり安定するのかなぁ、とも。ま、最初から勝負時ですけどね.......

 で、まぁ少しだけ本が読めてきているのでまた読んでいるんですけど。
 『パリ・ロンドン放浪記』と言うオーウェルの作品なんですが。以前書いた通り、イングランド人とオーウェルの話をしていたら、「彼の真骨頂はエッセイ・ルポタージュ」と言う事でしたので、まぁ買ってみたわけですけど。
 いやぁ、やっぱり鋭い人です。
 途中ですけどね。しかもまだ前半ですが......パリ滞在中、有り金を取られてどうやって生活するか、と言う話なんですが、まぁ何つぅかイメージするのがゾラと言うか......(^^; 生々しい貧乏生活の記録と、ありついた職における人間観察の鋭さ、ってのがオーウェルらしい。鋭いですねぇ......心情も良く描かれていて、なるほどとも思うわけですが。
 ま、したたかに生きていく人達の記録でもあるのかなぁ、とも。いや、それほど暗くないんですよ、えぇ。『1984年』とかよりもずっと明るいと言うか(笑) 陰鬱さはあるのですが、どこかしらたくましさでそれを感じさせていないと言うか......
 観察力と洞察力、表現力がちゃんとあるからこそできる、と言う物だと思いますが。なんというか、ある種の執着と言うか、そう言うのを感じるよなぁ、とも。他人の生きる為の根源の力、と言う物を生々しく表現できるのは、やはりそれを自らが持っているからこそ、と感じるものがあります。
 ま、先を読むのが楽しみですが。
 当時の時代背景(パリにロシア革命で逃げてきたロシア人が多い、とか諸々)が分かっているとなお楽しめるかと思いますけど。うわべではなく、「底辺からみた」社会と言うのがちゃんとあるのを実感させてくれます。

 ま、余りないので、以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は秋の高気圧の勢力下ですが、関東南岸には停滞前線ですか。と言う事で関東以西は雲が多いじょうきょうですか。南の方は端は晴れるようですけど。関東地方は雲が多い一日。東京で24/20と言う予報ですか。
 ま、過ごしやすそうですな。寝るには特に(笑)

 さて、今日は月曜日ですが。振替休日ですねぇ。
 管理人はゆっくりと在宅で過ごしますかね.......仕事もあるんですが。まぁ、苦戦するかどうだか。分かりませんけどね......取りあえず、回復できるところはしっかり回復したいものですけど。ゆとりが最近中々シビアな状況ですので......
 いやはや。
 ま、忙しい時期とあきらめて過ごします。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/23
 さて、昨日は職場Eで仕事でしたかね。
 まぁ、仕事が山場で休日出勤なんで遅めにでて早めに帰ると言うか。用がなくなれば帰ると言う状況だったんですが、とにかく朝が眠い。久しぶりに「しばらく動けない」状態でして、参りましたか.......疲れているなぁ、と言う。
 で、仕事はもう淡々とデータとのおつきあい状態でして、これもまた疲れましたけど。ま、昼過ぎにはどうにかこうにか.......終わる予定が待っている物が来なくて困り、結局しばらく待っても来ない為に撤収。
 そのまま帰宅したんですが、やはり疲れていると言うか眠気全開。
 家人にスケジュールだけ伝えて後は落ちてみたんですが、気付いたらもう0時20分とか何とか.......(^^; いやはや......7時間以上寝ているとは思わなかったなぁ、と言う。
 肝臓がちと心配ですけどね。
 ま、疲れている連休初日でした。

 そして昨日は良く晴れた一日。
 朝夕はかなり涼しいですけどねぇ。日中は暑い。昼だけ夏気味なんですが、以前ほどでは無いのはまだ救いですかねぇ......最も良い事は寝苦しくなくなってきて、過ごしやすいと言うか。日が沈むのも早く、だんだん好みの時期になってきていると言うか。
 8月はやはりうんざりだなぁ。

 しかし仕事が山場すぎて困る。
 まさかここまでハードになるとは思いませんでしたけどね.......精神的に余裕がなかったりも。如実にでている感じはありますが、「小隊長」職はこんなものかとも思いつつ。去年までとは大違いだよなぁ.......
 流石にストレスと疲労が凄いようです。精神的に、と言うか。
 で、まぁ朝夕涼しくて寝やすくなってきていますが、面白いもので実は先週余り寝られなかったりしたんですけどねぇ......疲れているんですが、途中で起きる。で、ふと思い出して以前歯医者通いしていた時につくってもらったマウスピースをしたらすんなり寝られるように。
 面白いよなぁ.......
 ま、歯医者行っている時に「結構ストレスあります?」なんて言われまして。歯ぎしりしていたのか、顎がもともと強いと言うのもあるようで、歯の状況でそう言うのもバレるみたいですね、ハイ。ストレスがあるとそう言う負荷で目が覚めるのか知りませんが、そう言う時にマウスピースはめると良く寝られます。
 経験上、と言う段階まで来た感じで理解していますが。
 いや、同じような状況の人がいれば、一つ如何ですかね?

 で、Nature.comより。
 Why a person doesn't evolve in one lifetimeと言う記事がありますか。なぜ人は一回の寿命中に進化しないのか、と言う。ま、その身体の複雑な細胞を作る過程がガンを避ける手助けになるかも、と。
 読んでみますと......人をつくる事は簡単では無い。受精卵から完全に成長した成人を得るには、これには適切な時に適切な場所へ、要求された特化した機能を持つ細胞を置き換えると言う、奇跡に近い組織化が関わっている。その為に、この仕事を一度やれば、我々の身体は最も単純な意味で、要求された時に細胞を置き換える事は可能である、と考えるであろう。
 おかしな事に、それはできない。我々の組織は古い皮膚細胞を新しい皮膚細胞などに分化すると言う、コピーによって、自身を取り換える事はできない。その代わりに、それらは各細胞をバラバラにしたところから始める事で、面倒な過程を繰り返し続ける事ができる。今、科学者達はなぜかを知っていると考えている:我々が年を取ることで進化しない事は、確かな自然の方法である。
 進化は微生物全体(whole organisms)において何かしら起こるものであると通常考えられている。しかし、多細胞生物(mulicelled organisms)においては、単細胞生物と同じような事が起こりえないと言う、根本的な理由はない。
 単細胞生物のバクテリアのコロニーにおいて、研究者達は進化をみる事ができる。これら細胞が分裂するに従い、変異体も現れてくる;これは他の物よりもある変異体が好むような淘汰圧となる、ストレス下において、その集団の中で優位となる遺伝子の変化が広がっていく。
 原則的に、まさに同じ事が我々の体内でも何かしら起こっている。我々の細胞は絶えず多数の細胞が置き換わっている:人の身体は一般的には約百兆の細胞で成り立っており、そして数十億のものが毎日置き換わっている。
 もしこの事が各組織で、多数の特化された細胞の複製時に単純に起きれば、我々の組織は進化するであろう:変異は起きており、そしてあるものは拡大していく。解くに、特化された仕事をそれほどしない変異細胞は、変異していないものよりもより早く複製をつくる傾向があり、そしてそのことは競合において有利となり、他の細胞にたかるようになる。そのような場合、我々のすばらしく加工された身体は動きを止めてしまうだろう。
 Santa Fe InstituteにおいてUniversity of Arizonaの進化生物学者John Pepperと同僚らが働いている間、彼らはどのように多細胞生物がこの運命を避けるのか、調べようとした。彼らはなぜ身体のあらゆる場所に横たわる上皮細胞組織細胞が、成熟した形で自身をコピーするよりも、ずっと回り道をしたルートで複製をするのか説明できると言う。
 自身を更新する為に、上皮組織は、胚の中に存在する形作られていない細胞のように、異なる種類の細胞に分化する能力のある、未分化の幹細胞の集まりを保ち続けている。置き換えが必要になった時、これらの幹細胞のいくつかは分裂してtransient amplifying cells(TACs)をつくる。このTACsは何回も分裂し、そしてPepperと同僚らは、それぞれの分裂が成熟した組織細胞へともう少しで発達するような細胞を生産すると考えている。
 この全てが多くの代謝エネルギーを使い、その為に非常に効率的では無い。しかし、研究者達はこの事は自身を複製し増殖する昨日は、細胞の分かれたグループの間で起きている事を意味する、と言う。この幹細胞は複製したが、しかしわずかなもので、そしてその為にその場所において細胞を変えるような淘汰圧が起こって変異体ができるような機会が十分には無い。だから、この細胞と進化の圧力を生みだす子との間には、直接的な競合がない。この結果、進化は始まる事ができない。
 Pepperと同僚らはコンピュータモデルによって、この提案された過程が長生きの多細胞生物において進化を妨げる事ができる事を示した。
 免疫系において箱のような体系は作動しない、と彼らは言う。それが以前遭遇した侵入者への適応を導入するといった、進化の利点がある。
 しかし、これに対する欠点として、この事が免疫系がよりガンとなる傾向が予想できる事である。そして、それはその通りに見える:白血病とリンパ腫は、免疫系に関連したガンであり、そしてそれらは多くの他の癌患者よりも若い人でより多くみられ、この事が進化の抑制の失敗が、早さよりも問題を起こしてしまう事を示唆している。
 研究者達は、彼らの仮説がより一般的にガンの見方を提供するだろうと考えている。ガンはいくつかの遺伝子の変異により、制御できない細胞の増殖によって起こる、と言う従来の知恵があるのにも関わらず、この新しい見方は、この問題がTACの変異によって分化が阻害されると言う事を意味している − その為にTAC細胞は最終的には成熟した組織細胞になるための、次世代の細胞を生む代わりに自身をコピーする。
 Wistar InstituteのPepperの同僚であるCarlo Maleyは、もし彼らの考えが正しければ、初期のガンの形成は体液にあって、細胞の分化の阻害の信号を送り、また腫瘍の成長の身体的なあらゆる信号が送られる前に、生物分子を調べる事によって非常に早く探知できるだろう。

 と言う事ですが。
 ガンってのは結構厄介ですけど。管理人も一般的に解釈されている、「遺伝子の変異による、仕事をしなくなった細胞の制御できない増殖状態」と言うものだと考えていますが。ただ目的が「増殖するだけ」と言う状況になると言う。
 しかし、遺伝子の改変がなされると言うのは進化には必要なものでして......莫大なトライ&エラーが行われて淘汰されているわけですけど。単細胞生物では顕著で、多細胞生物では一世代中に起きる事も無く、面白いと言えば面白いわけですが。
 面白いよなぁ......
 上皮細胞が未成熟状態でコピーしてから成熟させる、と言う手間を行う理由がここら辺にある、というアイデアを示したわけですけど。そこら辺までやらなければ、莫大な細胞を持つ多細胞生物として制御する事が困難と言う事ですかね。
 まぁ、バランスもあるんだろうけど.......

 まぁ、取りあえず何かまだ忙しくてみられるものが余り多くないので以上で締めますかね。
 さて、今日は北の秋の空気の方が優勢になるのかな? 高気圧に覆われる為に北の方は晴れ。南の方は前線の延長上にあるために雲が多くなるようで。中部や北陸は雨が降る事も。関東地方は雲が多く、夕方から雨の確率が高くなるようで。東京で26/23と言う予報と。
 まぁ、涼しそうですが。

 さて、今日は日曜日ですか。秋分の日ですけど。
 管理人は午後から仕事ですね......本当にまぁ、休む間が余りありませんけどね。取りあえず、肝臓やら体調には気をつけて過ごしていきたいと思います。
 さて、どういう事になりますか。
 ま、くたばらんようにしたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/22
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、ごたごたしていましたが、取りあえず山場突入状態のここ数日の中で、第一峰を越えたかなぁ、と言う感じになるぐらいまでは進める事ができましたか......いやはや、いろいろと忙しいものです。
 で、目処をつけてから「いい加減早く帰りたい」と言う気持ち全開で帰路につきましたかね......帰路の途上のバスは落ちていまして、一個バス停間違えてしまいましたが(^^; まぁ、でも取りあえず7時台に帰宅できたと言うのは幸いでした。
 まぁ、帰宅してからは気が抜けまくると言う必然です、ハイ(^^;
 いやはや......土日は出勤ですが。

 そして昨日は気温が高い一日でしたか。
 風は良く吹いていまして、気温は高いながら風が入れば余り問題は無い、と言う感じでした。外を回ると大分すっきりした空も見えましたかね......湿度は余り高くなかったのかな? ま、暑いと言えば暑いですけど。
 そして気付けば日が沈むのが早くなってきました。6時には結構暗くなっています。
 9月も下旬ですか。

 で、まぁ久しぶりに巡回なぞしていると。
 Nature.comなんかはやたらと未読記事が溜まっていますねぇ......Bug sexual warfare drives gender benderと言うのがありますか。アフリカでコウモリの血を吸って生きているAfrican bat bugsと言う生物は、メスに二つの生殖器があると言う話。アフリカ絡みと言うと、Africa aims to halt brain drain of crop expertsと言う話もありますが。これは政治的ですかねぇ......アフリカの作物の専門家の頭脳流出を防ごうと言う話。
 Stay in if you're having a bad air dayと言うのはディーゼルの排気ガスが、致命的な血栓を生むリスクを増やすと言う話。時間があれば、かなこれは......Earth's mantle in a spinと言うのもあるようで。電子のスピン状態の研究から、地殻深くの鉄の理解が改善したと言う話。
 後は人類絡みが二件。
 一件はTreasure trove of Homo erectus foundと言う話。いくつもの化石が4体の原始的な人類を示した、と言う。
 読んでみますと.....アフリカ以外での最古の人類の骨格の宝物が、今週のNatureに報告された − この発見は研究者達に180万年前の古代の人類の生物学の理解の改善を提供するだろう。
 Georgian National Museumの研究者達によって行われたこの研究は、4体の原始的な人類Homo erectusの36もの化石を、中央アジアのグルジアのDmanisiでここ数年で見付けたと書かれている。
 H. erectusは、約700万年前に最古の人類の仲間がいたアフリカをでてから、アジアに渡って移住をしてきたと考えられてきた。H. erectusの化石はアフリカから遠くインドネシアに渡って発見されている。一般的に一つの場所にはわずかに散らばった化石しか見つからない。非常に多くの固体から多くの骨が、一つの発掘場所で見つかる事はまれである。そして彼らはアフリカからH. erectusの脱出した後のすぐの時代の物であることが分かった。
 「Dmanisiは世界でこの時代にこのようなものが存在しているところは無いために、本当の宝物だ」と種著者であるDavid Lordkipanidzeは言う。
 「その本当に重要な事は、同じ時代、同じ一で複数の個体を見付けた事だ」とUniversity of Californiaの古代人類学者で、この研究にはかかわっていないTim Whiteは付け加える。この標本 − 3体の成人と1体の青年 − が一緒にある事は、この標本が単一の国家開くで見つかるよりは、ずっと良い絵を描ける事になる。専門家達は、ある1体の足の長さと言ったことから、その種族全体の代表であること、またはその1体の個人の特徴であると決定する事は困難である、と言う。
 4体の骨格があれば、その一連のデータをもって現代人と適切に比較する事が可能になる、とPennsylvania State Universityの古代人類学者のAlan Walkerは言う。
 研究者達は現在これらの化石と三つの頭蓋骨を、以前同じ発掘場所で見つかった全ての頭蓋と顎と繋げようと試みている。
 このDmanisiの現場 − ここは毎年化石を算出し続けている − がこの原始人類の近くで溶岩があった事は、その肉体から残骸を綺麗にしてしまったと考えられる。しかし、骨の集まりからは動物の歯によるあとがあり、そして待避所のような場所から見つかっている事から、H. erectusは、彼らの肉食動物の犠牲になった。
 Lordkipanidzeと彼の同僚らは、この肩、腕、背骨、そして足の骨格の化石が、これらの個体は小さく(約50kgで、約150cm程度の身長)、現代人の身体〜足の特徴を持っており、そして足は長距離の移動が可能なようになっていると言う。
 この事は、この種において予想されるバリエーションに反映される、とKent State Universityの解剖学者Owen Lovejoyは言う。寒冷地に住んでいたH. erectusは、アフリカの周辺のより暖かいところに住んでいたものと比較して、より短い足を持っていた事が知られている。
 この標本がこの時代、この場所のH. erectusの良い知見を提供したとしても、専門家達はH. erectusについて幅広く描かれている結論に対抗する事には警告している。
 近い将来更なる化石が報告されれば、予想されるようにこの増加中のDmanisiのコレクションは、研究者達に我々の親戚をより決定的に描く事ができるようになるだろう。

 と言う事ですが。
 ホモ・エレクトスですか.......グルジアはかなり注目されている土地でして、アフリカからの脱出先が取りあえずグルジアらしく、ここから各地域に広がっているらしいんですよねぇ......確かネアンデルタール人もそうだったか? ま、そういう意味でかなり注目される場所で、珍しく同一の時代、同一の場所から複数の個体の化石が見つかったと言う。
 いや、重要だと思いますがね。
 まぁ、どういうデータを提供するのかが分かりませんけど。いろいろと分かるものはあるでしょうけどね......

 Wrist bones bolster hobbit statusと言う話は、いろいろと議論のあるHomo floresiensisの手首の関節が類人猿に似ており、この事から独立した種である事が示された、と言う。
 更なる証拠が、このインドネシアの離れた島フローレス島に数万年前まで住んでいた「小人」が、実際に独自の種であったと言う理論を支持する。
 徹底したHomo floresiensisの手首の骨の研究が、彼らの手首は我々よりもずっと原始的である事が示された − この事は、彼らは進化的には現代人とは異なっている事を示唆する。この小人の手首は非常に原始的に見える、と研究者達は述べており、我々が受け継いでいるものを追跡すれば、数百万年前の物に相当し、恐らくはアフリカのHomo属の非常に早期の物であろう。
 H. floresiensisが初めて世界で見つかった2004年以降、この小人が本当に別個の種か、あるいはまれな小人の人間なのか、激しい議論が起こっていた。
 懐疑論者は、この小人のグレープフルーツサイズの頭蓋骨は、単純に道具を作り出す知能を収めて彼らにもたらすには非常に小さい、と主張する。彼らはこの道具は恐らくは通常のHomo sapiensによって作られ、そしてこの「小人」の骨は小頭症(microcephaly)と呼ばれる症状の個人の骨である、と主張している。
 National Museum of National HistoryのMatthew Tocheriらの古生物学者達は、2003年にLiang Bua洞窟において発掘された化石で最初の、そして最も完成した骨格であるLB1の手首の骨を研究する事で、異なる方向性を見いだそうとした。
 彼らは三種類の手首の骨を詳細に測定し − trapezoid(台形?)、scaphoid(舟状骨)、capitateと呼ばれる − それらを現代人、ネアンデルタール人、チンパンジーやゴリラと言った類人猿、さらにより古い人類の先祖であるAustralopithecus属と比較した。
 この小人の手首は、胃jん類のそれやより最近の仲間ネアンデルタール人よりも、類人猿や原始人類のそれにより近いものであり、Tocheriと彼の同僚らはこれをScienceに報告した。この手首の骨はまた、現代人で小人症にかかった人の骨とは似ていなかった、と彼らは主張している。
 例えばこの小人の、類人猿様のtrapezoidの骨は先細っていて楔形をしており、現代人のtrapezoidの「ブーツ状」とは対照的である、とTocheriと同僚らは説明している(記事中の図参照)。
 しかし手首の骨はこの小人についての限られた情報しか提供してくれないだろう、とHarvard Universityの生物人類学者であるDaniel Liebermanは言う。「私は(この研究者達は)この手首の骨がより原始的である事を示す、良い研究をしたと考えている」と彼は言う。「この64000ドルの疑問は、この事がこの小人について何か情報を提供してくれるのかどうか、だ。」
 この小人が独自の種なのか、あるいは小人症の人であるのか「本当の不可知論者」のままでいる、と述べているLiebermanは、潜在的に幅広く異なる骨に異なる影響を与える可能性のある小人症の、多くの異なる形態がある、と彼は付け加える。
 Field Museumの人類学者で、この小人が独自の種である事を疑っているRobert Martinは、この分析は本当の小人症、または現代人のピグミーからのデータを含んでいない、と付け加えた。「私は、(この研究の原稿の)レビュワーが、それを主張しなかった事に驚いている」と彼は言う。
 さらにはたいてい、Liebermanはこの小人の疑問の調査は、この分野が二つの増えている敵対的なキャンプに分かれている、と脚色化された物語によって邪魔される、と言う。Liang Buaの化石のいくつかは、相対する見方をする研究者達が嫉妬して、研究の為にもう片方からの化石を引き止め、それを解放する事を拒んでいる、と言う奇妙なエピソードの話題になっている。「それは科学をする方法では無い」とLiebermanは思っている。
 この発見は、我々とこの小人が共有する最も最近の先祖が、80万年以上前である事を示唆する − その最も早い物は「現代」型の手首の骨を持っている事が知られており、これによってより良く道具を作って操作できるようになったようである。この革新派、80万〜180万年前の間に起きた、と考えられているとTocheriは言う。
 もしそうであるのならば、そのことはH. sapiensH. florensiensisの共通した祖先は、100万年以上前に存在していたようである事を意味している、とTocheriは述べており、そしてそれはほぼアフリカに住んでいたであろう。
 それよりも体sかな結論を描く事は難しい、とTocheriは述べている。これは、この時代のアフリカの化石の記録からは、この理論をさらに調べる為に必要な手首の骨が欠けているからである。「この共通した先祖の第一候補は、Homo erectusである − しかし、良く知られている種であるのが、手首の骨は見つかっていない。
 最初にH. erectusの手首の骨が発見されれば、この理論の重要なテストを提供するであろう、とLiebermanは言う。もしTocheriの理論が正しければ、それは原始的なものになるだろう。もしより進んでいるものであれば、それはこの手首の理論を信じている人には、血統の分岐がH. erectusの時代よりもより早い物であっただろう、と推測させる事になる。
 そのことはあり得そうもない推測であり、この小人の骨格が我々のものに良く似ているように見えると言う別の見方を与える。「懸命になって不自然な議論をしなければならなくなる」とLiebermanは言う。
 と言う事で、ホモ・フロレシエンシスの話題。
 手首の骨の研究から、現代人よりもむしろ類人猿的、と言う事から以前からあった「小人症の現代人類では?」などと言う議論に対し、独立した種であった、と言う意見の方を指示するような研究があった、と言う事のようで。
 ま、まだまだ分からんと言う感じですけどね......
 もしそうならば、現代人類との共通の祖先は、ホモ・エレクトスと言う事になると......再び登場と言う感じですが、まぁどうなるのか? 肝心のホモ・エレクトスは手首の骨の化石がないそうですが。グルジアの方でもまだ?
 ま、どうなのかがさっぱり分からんので何とも言えないところがまた、面白いと言えば面白いですが......他の骨で比較はできないのかな?

 他にCNN.co.jpで知って気になっていたんですが。
 スラドでもでていたんで、ペルーで隕石が落下、周辺住民に健康被害と言う記事のご紹介......へぇ、と思いましたけど。気体状になった有害物質とかが関連するのでしょうけど......しかし、記事流し読み状態だったんで改めて読んでみると、指摘の数々。
 なるほど、と......まぁ、言われてみりゃそうなんですが。
 まぁ、話題作りのフェイクか? それとも事実?

 後は新聞各紙でリタリンの話も目に付きましたか。
 毎日新聞がやたら気合い入れてやっているような印象がありましたけど......うつ病用にリタリンを処方している時点で間違いだってばよ.......「からむこらむ」の覚せい剤の話でちょいと触れていますけどね。
 中毒関係はかなり前から知られているわけで、結構難しい使い方となるような印象はあったんですが。十分予想できたはずなんですがねぇ......欧米の報告もあったろうに。
 何となく怠慢と言う気もするんだよなぁ.......
#リタリンは基本的に興奮薬ですので......

 ま、そういうところで以上で。
 さて、今日は前線が通っていくようですが。関東以西で雲が大目となるようですが、基本的には晴れるようですね。関東地方は晴れ時々曇り。東京で31/23と言う予報。
 まぁ、前線が下がればまた秋の空気......となると思いますが。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は出勤です.......半日になるか夕方までやるのか(^^; 早く終わらせたいなぁ、とは思っているんですがねぇ。まぁ簡単に事態が終わると言う状況でも無く。さてさて......?
 と言うか、爆睡したいんですが、豪快に。
 やれやれ、と言うべきか......ま、体調に気をつけて過ごしたいと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/21
 さて、昨日は職場Eでサバイバルの一日でしたかね。
 いやぁ.......14時間ぶっ通しで休憩なし、ってのは今の現状では結構ハードだよなぁ、と言う感想なんですけど。いや、体調が微妙な状態で延々とやっていましたかね、えぇ。
 何かレベルが一個上がりそうな感じで。
 予想外にトラブルは入るわ、何やらで困りましたけど。まぁ、「中隊」規模で結構ごたごた。一方、「小隊」規模は何か悪くない回り方でして、これが幸いだったかなぁ、と。っつぅか、だんだん人の使い方がうまくなってきているかなぁ、とも思いましたが。
 いやはや......

 ま、そういう事で10時過ぎに帰宅だったもんで生存報告。
 サバイバル、サバイバル.......




2007/09/20
 さて、昨日は職場Eで仕事でしたが。
 恒例「やりたい事がやれない」パターンでして、朝からまぁ、もう面倒なもの持ち込みやがってコンチクショウ状態でしたかね......駆けずり回る羽目になったし。で、まぁ、午前中にごたごたが終わった後で、午後からひたすらに続く作業的な仕事。
 いや、もう眠い......ま、定期的に歩いたりして気分転換をしつつ仕事。で、片づけてから上がってくる報告を突き合わせていくと、「なんだこれはコンチクショウ」と言う物が出てきまして......いやはや、大丈夫かこの連中.......
 さらにおまけで「中隊長」からまたあっさりと面倒な仕事が回る事が.......どうしようかねぇ、本当。リソースと言うか何つぅか。
 で、ため息をつきつつ、取りあえず久しぶりに早めに帰宅。そしてその後また仕事......いや、自宅で仕事と言うか。っつぅか、終わらんなぁ、と......疲れます、ハイ。
 やれやれ、ですかねぇ。
 ま、そういう状態でダウン気味ですが。

 そして昨日はまたさして暑くもなく、と言う一日でしたけど。
 湿度はあったかな? まぁ、雲が多めでして余り気温は高くは無いですかね。もっとも、帰路の途上記録に残るか微妙な通り雨に当たりましたか。
 ま、すぐには止みましたけどね......不安定ですな。

 で、まぁ巡回してNature.comをみていますと。
 読むヒマがないんですが.......Fish in space help studies of balance disordersと言う話がありますか。微重力下で内耳がどのように発達するのか、と。ソユーズで稚魚を打ち上げて、これから調べようと言うものだそうですが。先週の金曜日に打ち上げ、12日間のミッションと言う事だそうですが。
 ま、どうなるのか?
 そしてCooler weather favours Chinese locustsと言うのもありますか。1000年以上もの中国の歴史から、イナゴはより寒冷な時期に出てきたと言う事だそうで。と言う事で、温暖化が進むとイナゴの数は減るかも、と言う事だそうですが。
 まぁ、それが良いのかはともかく。
 後はArctic sea ice at record lowと言う話があるのですが、これはWIRED VISIONから急激に海氷が減少、北極海の「北西航路」が開通と言う話と絡みそうで。同じ記事では無いんですが(前者はアメリカの、後者はESA)、基本的には同じですな。
 これもまたねぇ......イナゴの話と言い。

 まぁ、そういう状況なんですが。
 時間がないんですが、ちょっと目に付いた記事と言う事でいろんな映画の「THE END」カットなんてのがGIGAZINEででていましたかね......ま、タイトル通りですが。
 「風と共に去りぬ」は一発で分かりますねぇ.....あの鮮烈な赤が。MGMのは確かに「THE END」と言う字幕で終わりますが。パラマウントも山ですねぇ......これはオープニングも一緒。
 と言うか、エンドクレジットが印象に残る作品ってのも余りないんだが.......(^^; 最近のだとスタッフロールがあるから余計にか......
 ちなみに、何となくみていて「誘拐」と言う映画が結構インパクトがある印象が。モンタージュで終わり、ですか......どういう話なんだか。調べると、「オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック」と言う映画みたいですね、邦題は。

 ま、取りあえずこんなところで。
 さて、今日は高気圧が張り出してくるようですが。全線は北へ押し上げられるようで、暑くなりそうですな。北海道の方は雨。他は良く晴れるようですが。関東地方は晴れ。東京で30/23と言う予報と。
 まぁ、暑くなりそうですが、朝夕との寒暖の差は結構ありますねぇ。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人はまた忙しい一日となりそうですが......まぁ、もうあきらめてがんばります、ハイ。取りあえずやる事は結構あるかなぁ、と言う事ですので。山場だらけと言う印象も結構ありますがね。
 やれやれ.....
 ま、皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/19
 さて、昨日は職場Eでひたすらの仕事の一日でしたかね。
 いやぁ......災難と言うか。まずは夜の夜中。蒸し暑くて寝られず、どうにか寝られたら今度はろくでもない夢を見る(内容は分からんが不快感はたっぷりと言うタイプ)状況でして......全くもってすっきりしない状態で朝。
 そして、職場に行けば仕事がたんまりみたいな状態。
 えぇ、トラブルも細かくあれこれとありましたかね.......仕事の結果も余り思わしくないものでしたし、また別のトラブル関係の対処で会合とか。それが昼過ぎまでありまして、その後は延々と書類と格闘と言う状況でしたか。
 えぇ、気付けば職場には二人しかいないし.......
 ま、もうどうにかこうにか切り抜けまして、やっとこさ帰宅したんですが、疲れ果てましたかね、いろいろと......寝不足は大きいな、多分。

 ま、そういう事で生存報告。
 今日も結構ハードか? あるいはそうでも無いか? 分からんですが、まぁがんばってやっていきます、ハイ。

 と言う事で以上で。
 サバイバル、サバイバル.......




2007/09/18
 さて、昨日は敬老の日でしたが、ゆっくりとした一日でしたかね。
 取りあえず、9時半頃に起きだしまして。そのまましばらくのんびりやっていたんですが、11時頃から本屋に行こう、と言う事で久しぶりに散歩をかねて地元駅まで歩きましたかね.......暑い。ま、汗を結構かきながら到着し、そのまま本の物色をやっていましたが。
 ディストピア物一個、オーウェルのルポタージュを一つ、漫画二冊。さらにDVDを二つ、と。その後、外食してぼへっとしてから帰宅したんですが、まぁ、やっぱり暑い。帰宅してからシャワーを浴びる事になりましたけどねぇ。
 で、その後は夕方までのんびりと......なぜか『子連れ狼』やら読んでいたりしましたけど。
 その後夕方からは仕事していまして、あれこれとExcelをいじったりやら、案を考えていたりやらで過ごしていましたかね、ハイ。
 ま、何つぅかマイペースでした。

 そして昨日は暑い一日。
 いやはや、日中の日差しは中々でしたかねぇ.....暑い。あれここれも台風が暑い空気を持ってきているせいと言う事になりますが。まぁ、異常気象でも何でもないですけど、しかし暑い。蒸し暑い、と言う事になりますが.....ま、ただ台風は消滅。これでまた少し一息......ついて欲しい物ですが。

 で、まぁ久しぶりというかやっとと言うか本屋へ。
 買ったのがオーウェルの『パリ・ロンドン放浪記』と言うルポタージュですねぇ......オーウェルと言うとやはり『1984年』や『動物農場』なんですが、以前職場の英国人と話していたら、オーウェルの真骨頂はルポタージュだそうで。
 ま、その一環として英国の食事の話題「In Defence of English Cooking」(2007/03/16と03/19付け記事で訳つきで紹介)を教えてもらったんですがね。
 かと言ってスペイン内戦関係だと思想絡みになるのでちょっと、と思ったんですが。ちょうどよさそうなのがあったので、買ってみたと言う事です。
 ま、どういう物ですかねぇ.......

 ところで、この連休。
 何つぅかぼへっとやっていましたけど、Macで巡回している事もやたら多かったような.......(^^; 余り動く気にならなかったのもありますがね。まぁ、ぜいたくに「休養」したかったというのもあるかと思いますが。
 じゃ、何やっていたのかと言うと?
 そう言えばニコニコ動画で昔のゲームの動画ばっかり見ていたような......スタークルーザーの音楽集とかも(^^; ぼへっとみるには良い動画が揃っていると言えば揃っているんだよなぁ.....こういう時間がある時には最適なんでしょうが。
 忙しいとなんともねぇ......
 後は何となくで2chのAAで物語を作った/再現した(新)モララーのビデオ棚とかみていたような......いや、確かディストピアで調べていたら、星新一の作品にぶちあたり、それを検索したらここに収録された作品が出てきたと言う。
 ま、長いのは疲れるんでショートショートに集中しているんですけど。まぁ、こういうのを作る人はやはりセンスがいるよなぁ、とも思いますが......知っている話もあり、何となく懐かしさもあってみている部分もあったり......ま、星新一が多いのは流石この手の作品の大御所と言う事なのかもしれませんけどね。ただ、よもやこういうので稲垣足穂の「一千一秒物語」がでてくるとは思いませんでした。
#これは文章で読む方がいい気もするが......寝る前に。
 まぁ、暇つぶしと言うか気晴らし特集状態ですが。
 あぁ、そうそう......ちなみに、検索で引っかかった作品ってのはこれですね。結構有名だそうですが。

 で、Nature.comから。
 Beauty is in the nose of the beholderと言う記事がありますか。これ、ことわざ「日は見るものの眼に宿る」の眼(eye)を鼻(nose)に変えていますね......心理学かと思ったら、思い切り生理学と言うか。
 アンドロステノン(androstenone)と言う化学物質は、多くの反応を引き起こし、それは最終的に誰が受け取ったかによって決まっている。ある人にはそれは甘く花やバニラのようなにおいとなる;一方、他の人には汚らしく、汗や尿のようなにおいに感じる。そして、全くこれを感じない人もいる。
 今回研究者達は、アンドロステノンを感じる受容体を発見し、そしてその嗅覚のインパクトを分ける原因となる遺伝子の型を発見した。この発見はいつの日か、テストステロンが分解してできるこの物質が人でフェロモンの役割をするのかどうか、と言う議論に影響するであろう。
 アンドロステノンは豚にとってはつがいを作るのに重要なものである事が知られているフェロモンである。「もしあなたがこれを嗅ぐ事ができないメスの豚であれば、きっとデートをするのが困難であろう」とRockfeller Universityの神経生物学者で、この研究の著者であるLeslie Vosshallは言う。「これは豚にとって非常に興奮するにおいだ。」 この化合物が明らかにブタの情熱を湧かせるものであるにもかかわらず、そのヒトにおける効果は議論があった。
 Vosshallと彼女の同僚らは、335個のヒトのにおいの受容体と見なされている物を − これは推定上ヒトに存在するとされるものの85%以上である − 66種類の異なるにおいへの反応を調べた。全くもってセクシーでは無い名前OR7D4と言う一つの受容体は、アンドロステノンとその類縁化合物であるアンドロスタジエノン(androstadienone)への強い反応をした。これは他の64種類のにおいのある化合物には反応しなかった。
 異なるヒトでこの受容体がどのように違っているのかを調べる為、チームはこれをコードしている遺伝子の配列を調べた。Vosshallと彼女の同僚らは、391人の人々からOR7D4の配列を調べ、っそいて二つの共通する遺伝子の変異体に注目した。
 それは、最も一般的なOR7D4の変異をもつ人々ではアンドロステノンのにおいは「不快な(sickening)」ものであると表現する事が分かった。二番目に共通している変異のコピーが一つ、または二つある人では、これを「極めて弱い」においであると知覚し、そして「甘い」とした。第三の、余り一般的でない変異を持つヒトではアンドロステノンを全く知覚できなかった。これらのケース全てにおいて、他のにおいの知覚には影響がなかった。
 「我々は常に受容体の違いの結果による機構を考えなくてはならない」とMonell Chemical Senses Centerのdirectorで、アンドロステノンを25年以上研究したが、この研究には関係をしていないGary Beauchampは言う。「これを証明するとは何とすばらしい事か。」
 この受容体は知られた今、これは研究者達にアンドロステノンのヒトのフェロモンとしての役割の可能性について、中々消えない疑問をより簡単に取り組める事になるだろう、とUniversity of Californiaの神経生物学者であるJeffry Isaacsonは言う。「そのレベルでは、これは大きなブレイクスルーだ」と彼は言う。「これは研究で非常に議論のある領域だった。」
 フェロモンは同じ種のメンバーに対し、メッセンジャーとなる化学物質である。性フェロモンは最も有名な例であるが、しかし他のにおいによるコミュニケーションも同様に存在している。
 アンドロスタジエノンを嗅ぐ事は、男性でも女性でも生理学的な影響を生み出す。そのような反応を生みだす化学物質がフェロモンと言うかどうかは、非常に議論されており、その理由の一部はその反応の機構がはっきりしない事がある、とVosshallは言う。
 一方で、科学的な議論は避けられない資本主義の行進(march)を遅らせる事にはならない。アンドロステノンスプレーを売る多くの業者の一つLove-scent.comは、既にアンドロステノンをヒトフェロモンと宣言し、そして「科学的に性を引きつけると証明された」としている。
 商業的な、そしてメディアのこれらの化合物がヒトフェロモンである、と言う宣言のラッシュは、研究者達を崖っぷちに追い込んでいる。「フェロモンとして多くが上書きされてしまった」とVosshallは言う。「だから私は多くの巻き返しがあると思う。」
 この受容体は今確認され、Vosshallは、OR7D4の種類がまた生理的な影響と繋がるか、またはヒトの振る舞いにも影響売るかどうか、分かる事を期待している。
 そのような研究は歓迎する、とIssacsonは言う。45歳の独身神経生物学者である彼は、個人的にヒトフェロモンへの新しい見方についてどのようなものでもありがたく思っている:「それらは、確かにオンライン上でのデートを打ち負かすようになった。」

 と言う事ですが。
 フェロモンねぇ......多くの人が性フェロモンとしか理解しない、ってのもあるんですが。まぁ、それだけ性との繋がりへの関心が高いと言う事でもあるんでしょうけど.......いや、本能的なものもあるから当然でしょうが。
 しかし、まぁ難しいんですけどね、結構。フェロモンって考えられているほど単純でも無く......ですが、当然商業的にやれば、あるいはマスコミってのはここら辺は大好きな上、針を棒にする能力(しかも針じゃないかもしれないのに)は秀逸なものはありますから。おそるべし金もうけへの根性、なのかもしれませんけど。
 で、科学的に間違っていても、一度定着してしまえば(誰がそれを担ったのか?)簡単に覆せませんからねぇ......担ったものは知らんぷり。と言うか忘れているでしょうけど。
 ま、面倒な事ではありますが。
 しかし、まぁ.....もうちょいフェロモンについての啓発も必要ですかねぇ、やっぱり。「からこら」じゃやってないんですよね......良く考えれば。

 そう言えば「からむこらむ」。
 ネタは用意していますが、全く取り掛かれません(^^; う〜む......また年末か? 見ている人もいるのかどうかが分からんですけどね。
 いやはや......最後に書いたのは去年末か。ニコチンの話題。
 実は結構、あの分野やっている人には分かるネタもあるんですが.......飲み物は完全内輪ネタですがねぇ(^^;

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線が少し南下するようです、東北の方は雨が降りやすいようで。台風12号は順調に発達して台湾北部へ、ですか。これで沖縄は雨。他の地域は雲が多いものの晴れ間が見えるようで。関東地方は雲が多く、晴れても通り雨があるようですが。東京で29/25と言う予報。
 ま、暑そうですな、いろいろと。

 さて、今日は火曜日ですか。
 ま、仕事が大量に来ますかね......さて、どうしてくれようか、と言う状態になりそうですが(^^; ま、取りあえずがんばって切り抜けていくだけです、ハイ.......帰り遅そうだが.......データ処理もあったりするんで、まぁ面倒な事です。
 給料分は働かんとねぇ、とは思いますが(^^;
 ま、身体を崩さん程度には踏ん張りますかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/17
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 取りあえず、夜は寝られるわけも無くぼへっと動画なぞ見ながら過ごしていたんですが。4時前には寝まして、その後10時過ぎに起床。起きだしてからはまたぼへっとする......いや、何つぅか気力が湧かんので。
 肝臓もつかれているんですかねぇ.......
 ま、そんな感じで過ごしていたんですが。基本的にはゆっくりと夜まで過ごしていましたか。いやはや.....仕事も若干あったんですがね。どうにもこうにも。
#っつぅか、テレビでやっていたドクタードリトル2を見て『動物農場』を思い出すようではなんつぅか......

 そして昨日は夏っぽい一日でしたけど。
 結構暑い、と言うか「蒸し暑い」一日でしたかね.......蝉の声やら空気の質は違うんですが、しかしまぁ夏っぽい。蒸すのが中々困った物でして、とにかく迷惑な気候でしたか......ま、台風11号が北上してから前線は北上し、さらに暑くて湿った空気が入り込んできていると言う事なのでしょうけど。
 いやはや......とっとと抜けてくれ。

 そう言えば動画なぞ、と書いていますけど。これ、実はPing-pong経由で。
 と言う熱心な脅迫勧誘がありましたので(笑) ま、取りあえず取ってみましたか。「チキン」「Halo」であっさりでたんですけど。ちまちまと見て見たんですが......意外とチキンじゃないな、これ(^^;
 ま、コメントと言い結構同情と言うか、共感と言う方が強いか。個人的にもそっちですけどね......「あぁ、そうそうこうやる」とか思いつつ。まぁ、これが50本あってまだ途中なんでなんとも......まぁ、もっとも個人的にLegendを現状で積極的に進めて行く気があるか、と言うと無いんですがね......いや、忙しくてゲームの高難易度どころでは無い(と言うかゲームどころでは無い部分もある)状況と言うのが残念ですが。
 う〜ん......遊びたい......まぁ、その代替と言う事でこの手の動画見ているのかもしれませんが。いや、Legendって鬼なんですよ、とにかく難易度が......しゃれで始めると、大体1面クリアーすらできないという。っつぅか、1面で既に難関(階段付近)があったりとか素敵モードです。

 で、まぁ折角アカウント取ったから、と言う事で。
 ザナドゥのタイムアタック動画やら見ていましたかね.....12分切る動画でしたけど、かなり無謀と言うか、知ってないと全く意味がない動画(^^; 何が凄いのかすら分からん動画だよなぁ、これ。もっとも、これってMSX版ではできない技だったりしますけど。
 まぁ、しかしシークレットショップでの買い物がまた早い事......

 で、Nature.comの見損ねたものから。
 Planet survives stellar explosionと言う話がありますか。タイトル通り、ですが。太陽が終わりを迎えても、地球も取りあえずどうにか?
 読んでみますと......恒星の近くを回っている惑星 − 例えば太陽の周りを回る地球 − は必ずしもその恒星の終わりに飲み込まれる分けでは無い、と新しい観測から分かった。
 我々の太陽のような恒星は、年を取ると「赤色巨星(red giants)」へと拡大し、地殻の惑星を飲み込んでいく。今回、赤色矮星の段階に入りB型準矮星(B-type subdwarf)として知られる段階となった、V 391 Pegasiを回る惑星が観測された。この惑星は、この過程でも生き延びているように見える。
 我々の太陽のような恒星は、結果的にはその核内で全ての水素を燃やし尽くし、恒星は収縮する。この後、水素の外層は熱いヘリウムの核へと変化して核融合が始まり、以前よりも核は熱くなっていく。これの後に熱い恒星(hot star)の拡大が続いていく − その半径は100倍ほどに成長する。この拡大によって捉えられたあらゆるものは星に飲み込まれ、蒸発し、その全ての物質は構成の中へと溶け込んでいってしまう。
 これがある理論家達が予想した、50億年かそこらの後の地球の運命である。
 しかしNational Institute for AstrophysicsのRoberto Silvottiによって発見された惑星は、その悲観的な予想の向きを変える。
 Silvottiは普通に見られない恒星を研究しており、それは彼のチームのこの惑星の特定の手助けとなった。V 391 Pegasiは非常に薄い水素の外層を持っており、ヘリウムの核は融合して炭素を形成し、恒常的に脈動している(数分ごと)。例えば回っている惑星と言った、この恒星周辺の引力におけるあらゆる変化が、恒常的な脈動の他に容易にこれらの変化を見る事ができる。
 Silvottiがこの技術を使って発見したこの惑星V 391 Peg bは、V391 Pegasiから1.7天文単位ほど離れている。ちょうど2天文体以内では、赤色巨星の近くの惑星では快適では無い(1天文単位は地球〜太陽観の距離である)。この惑星は、恒星を大体3.2年ごとに周り、そしてまた知られている限り最古の惑星の一つである、とNatureでSilvettiは述べている。
 その発見は興奮する、とUniversity of Leicesterの天文学者Matt Burleighは言う。「これは初めてこれまでで最も発達した惑星の周辺で見つかった惑星だ」と彼は言う。Burleighは白色矮星 − 赤色矮星よりももっと進んだ状態にある恒星の周りの惑星を探しており、Silvottiの研究はBurleighが成功する希望をもたらしている。「この研究は、惑星は白色矮星の回りにもあるべきである事を示唆している」と彼は言う。
 地球の運命についてまだ議論の的となっている。Silvottiは太陽が赤色矮星になった時、地球の軌道は現在の1.5倍程になると予想しており、これはV 391 Peg bが自身の恒星との距離と比較できる。しかしこの二つの状態は直接的に比較はできない。例えばこれらの惑星の質量はお互いに違っている。そして恒星の拡大もまた違っている。例えば我々の太陽は赤色矮星の段階から、hot subdwarfよりは白色矮星に向かうと考えられている。
 これら全ての違いは、我々の母星の存在は未だ脅威下にあることを意味している、とBurleighは言う。「我々は太陽が巨星へとなった時に、生き延びるかあるいは拡大する大気に飲み込まれるかのボーダーライン上にある」と彼は推測している。そして太陽が白色矮星になった後、地球は密度の高いX線と紫外線の爆撃を受けるであろう − 地球を不毛とするには十分である、とBurleighは言う。「もし我々の惑星が生き延びるならば、不幸な事にそれは恐らく不毛の地となっているであろう。」

 と言う事ですが。
 赤色矮星となっても惑星は飲み込まれないかも? と言う話ですけどね......ま、実例を一つ見付ける事ができたと言う事ですが。しかし、条件が違うので太陽と地球では分からんと言う事になりますが。どうなるんですかねぇ......
 ま、もっともいろいろと生き延びても絶望的なようですが(^^;
 まぁ、そこまで期待しても、と言う気もしますがね.......その頃にはどういう世界になっているんだか? 今観測中の惑星やら恒星系がどうなっているんだか......

 後はMatter-antimatter molecules madeと言う話もありますかね。タイトル通りのようですが.......
 初めて物質が反物質と結合する事ができると言う、思わせぶりなことが示されてから2年後、カリフォルニアの研究者達は、この組み合わせの確固たる証拠を突き止めた。
 University of CaliforniaのDavid CassidyとAllen Millsは、彼らが二つの陽電子 − 電子の反物質のきょうだい − が電子によって結合している分子の特徴を見いだしたと言う。このハイブリッド物質はポジトロニウム分子(molecular positronium)と呼ばれ、Ps2と示される。
 電子と陽電子が同じで反対の電荷を持つ為に、これらはその電気的な引きあいによって結合する事ができ、これはちょうど通常の水素原子の様に+に荷電した陽子の周りを電子が回っているようなものである。
 理論上では、ポジトロニウム分子 − 電子-陽子のペア − はまた分子の形で組となる事ができ、これはちょうど水素原子二つから水素分子(H2)となるような物である。陽電子の質量が陽子の1/1836である為に、ポジトロニウム分子は水素よりもずっと軽い。
 しかしPs2は奇妙な特性を持つ。はっきりした二つの原子がお互いに結合するよりも、4つの粒子が「曖昧なかたまりの無いスープの中で、お互いの周りをメリーダンスしている」とUniversity of Californiaの物理学者Clifford Surkoは言う。
 これらの分子を見るのは、物質と反物質がお互いに対消滅し、ガンマ線の形でエネルギーの放出を行う為に見る事が難しい。真空中で分離した時、陽電子原子は自己崩壊する前におおむね百万分の1秒以下しか生き残る事ができない。「ほとんど作られるとすぐに、それらは閃光とともにぱっと消えていってしまう。」とSurkoは言う。
 しかし、CassidyとMillsは、もし彼らが十分に陽電子を捉える事ができれば、この偽原子は恐らく消える前に結合をする事ができる事を発見した。もしそれが起これば、ポジトロニウム分子は対消滅の結果生じる特徴的なガンマ線を放出するであろう。
 その為に研究者達は陽電子のビーム(Surkoによって開発された技術で作られた)を多孔性のシリカグラスに撃ち、電子を拾い上げてPs2を作ろうとした。彼らは二つの陽電子原子が結合するのには10回中1回のチャンスがあると推測した。
 Millesと同僚らは2005年に初めてこの事を報告している。しかし、確固たる証拠は今回までは得られていなかった。
 温度の変化によってどの位の強さでガンマ線が放出されるのかを見たデータから、そのデータは得られた。電子-陽電子の対消滅は単体の陽電子原子でいるよりも、Ps2のほうがより急速であり、これは結合の増加が衝突の機会を増やす為である。そして冷たさが分子をより安定させるために、陽電子の混合体は低温の時には分子としてより多くの割合を占めるであろう。その為に混合物を冷やすとガンマ線はより激しくなるであろう。研究者達はまさにその通りの事を見、Natureに報告した。
 Surkoは最終的には、これらの物質と反物質を混ぜる事の研究は、根本的な物理における最も面倒な問題の一つの答えの手助けとなるであろう、と言う:なぜ宇宙には反物質よりも物質の方が多くあるのか?
 Millsはまた現実的な目標を持っている:Ps2を十分な量を作って、対消滅から非常に高エネルギーのガンマ線を生じさせレーザーを作る事である。これを達成する為に、「我々は二つでは無く、数千もの陽電子原子がお互いに相互作用できるような野心的な目標を持っている」とMillsは言う。

 と言う事ですが。
 ある程度は原子と言うか分子の基本と言うか。化学の基本と言うか物理の基本が分からないとさっぱり分からない話ではありますが。「結合」の意味がそこら辺で解釈が分かれてしまいますけど(^^; ま、しかし面白い組み合わせの物質を実際に作って見せた、と言う事になるようで。
 面白いと言えば面白いんですが。
 特性が気になると言えば気になる......いや、ガンマ線以外に、と言う意味で。どういう物性なのかなぁ、と......不安定きわまりないからこそ気になるわけですがねぇ。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、台風12号も発生したようですが、こっちは大陸へ。台風11号は日本海側に入り、前線を押し上げていくようで。北日本と日本海側各地、後は九州四国は雨と言うところが多いようですね。他は雲が出ても晴れるところもあるようで。関東地方は晴れ時々曇り。東京で32/26と言う予報と。
 いやはや、暑い事です。

 さて、今日は月曜日ですが敬老の日と言う事で休みですか。
 管理人もまぁ、とりあえず特に職場にでるような用事は無い......はず(^^; ハイ、仕事はありますがね。結構厄介ではありますが、まぁどうにかしたいものですけど。
 面倒だよなぁ、文案考えるの......
 取りあえず、まぁゆっくりできたらしたいものです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/16
 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 起きだしたのは昼前、と言う定番のパターンではありましたが。ま、何かぐっすり寝ていた記憶はありますね.....夢も見たような気がしますけど。ま、取りあえず起きだしてから「何もしない一日」に決定しまして、まぁぼへっと巡回やらしていましたかね。
 いや、もう本当に「ぼ〜っと」していましたか。
 そのせいか、夕方にはまた落ちていまして、久しぶりに夕寝......起きたのが10時半頃と言うからしっかり寝たと言うか。一日の半分以上を寝ていたなぁ、とも。ま、久しぶりに休めると言う感じがしましたので。
 ぼへっとした一日でした。

 そして昨日は暑い一日。
 結構気温が高い一日でしたね......夏っぽいと言うか。天気は若干不安定で、日中通り雨があったりしましたけど、その後晴れたりもしてなんか落ち着きませんでしたかね。雲は全体的に大目。湿度も高かったかと思いましたが。
 ただ、やはり日中は気温が高くても朝夕は大分涼しいわけで、ピークはきっちり越えたわけですが。
 もっと涼しくなって欲しいなぁ、とも。

 そう言えば、やっとこさ読み終えた本が一冊。
 『われら』(エヴゲーニイ・ザミャーチン/川端香男里訳/岩波文庫)。アンチユートピア物、ですがね......1920年代の作品でして、基本的には「レーニンらの方針がそのまま続いて、さらに西側テクノロジーが組み込まれれば?」と言う考えから生まれたそうですけど。
 ストーリーは......200年戦争を経て作られた「単一国」。「恩人」と呼ばれる指導者の下に国民は員数成員(ナンバー)と呼ばれ、女性は母音、男性は子音のアルファベットと数字の組み合わせで呼ばれ、全てが規律・規則・義務で組織化された社会が舞台。この社会は全てが同一の時間、同じタイミングで起床し、仕事をし、講堂での講演を聞き(これらは「規則・義務」となっている)、同じタイミングで寝る、と言う機械のような社会。自由はなく、建物などは全て「ガラス」でできて透明であり、プライバシーも無いと言う状況。その社会で員数成員(ナンバー)の一人であり、宇宙船「インテグラル」の造船責任者である主人公D-503号(と言う名前)が、この社会に反旗を翻そうとする一員と知りあって.......と言う流れですかね。このD-503号の「覚え書き」と言う日記で一日ごとの出来事が記され、それを読んで行く、と言う形式になっていますが。
 ま、極めてディストピア的な監視・管理社会。「恩人」の選挙をする日が「満場一致デー」で、全員が挙手して終わり、と言う「祭り」になっていると言う。「覚え書き」では「昔の選挙とは誰が誰に投票したかが秘密で、誰が当選するかが分からないと言う、実に不安定なシステムを取っていた。ばからしい」なんて記述があったりするんですが......そう言えば「裁判祭」なんて日もありまして。早い話、公開処刑をする日なんですが、「祭」扱いなんですよ、えぇ。
 ネット上の解説を見ていくと、この作品はかなりレーニンや共産党、チェーカーの存在を示しているものがあって、なんてありますけど。まぁ、時代ですからね......ザミャーチン自身、ソ連共産党に「対する」姿勢を見せた為に「反革命的」とされて著作が禁止。病気療養を理由にスターリン時代に国外へ行く許可を得るも、客死した後も遺体の帰国が許されなかった、と言う話があるそうで。
 と言う事で、ソ連時代にはこの作品は当然ソ連で発表されず、彼の著作は多くが海外で先に発表され、ソ連崩壊後にロシアで読まれるようになったそうですが。
 しかし、何つぅか頭の良い人だとは思いますが(この手の社会を創造して、システムも考え、うまく組み込んで物語にするのは能力がいる)、表現がまた複雑で結構難しい本ではあります。ま、D-503号の「特徴」をうまく表したのでしょうけど......最後の部分とのギャップを考えると特に。
 ま、とにかくおっかない作品ですけどね。

 しかし、まぁ『われら』の世界観は『1984年』と『すばらしい新世界』のどっち、と言えば社会のシステムは『すばらしい新世界』的で、監視やら恩人やら「祭」の感じは『1984年』と言う感じですかね。なんというか微妙に折衷的(しかし両者より古いですがね、作られたのは)。
 オチはまぁこの手のアンチユートピア、ディストピア物に興味がある方は読んでみれば面白いかと思いますけど。オーウェルの『1984年』やそのある意味大元である『動物農場』は、スターリンがその基本にあるかと思いますけど、ザミャーチンはロシア革命でボルシェビキを支持していたんだったかで(後に批判に変わるそうですが)、レーニンがそのイメージにあるようで。
 で、ロシア革命からソ連建国に絡んで、スターリンってのはかなり「黒いイメージ」がありますが、レーニンもかなり真っ黒、と言うのは最近研究が進んでかなり言われているようで。その真っ黒ぶりが結構分かるかなぁ、とも(^^;
 ただ、深さはオーウェルやハックスレーよりは無いかな? 表現が結構難しいものもあり、ちょっと読みにくいものもありますが。D-503号の視点というか一人称で進められるから余計に、と言うのもあるのかもしれません。
 ただ、この作品はオチの後の世界が非常に気にはなりますがね......
#世界に亀裂を入れた分けですが......

 で、巡回してNature.comをやっとこさみられまして。
 まずはSalmon parents give birth to troutと言う話がありますが。テレビでも報じられていましたけど、やはり大きな話でして......ヤマメ夫婦からニジマス誕生 東京海洋大准教授ら成功生命科学:ニジマスしか産まないヤマメ 東京海洋大チーム、精巣細胞を移植ヤマメからニジマス誕生、サバからマグロも可?…海洋大、スラドからヤマメからニジマス誕生などなどありますね。
 ま、ヤマメを不妊化してニジマスの精原細胞やら移植したと言う事ですが。以前は不妊化しなかったそうで、そうなると1割程度しか無かったものの、不妊化したらきっちりニジマスの精子・卵子を作ったと言う。
 絶滅危惧種にも使えると言う意味で大きなわけですがね......ま、記事が多いので省略。
 そして記事は多いですが、それなりに意味もありますのでJapanese Moon satellite launchedと言う話。SELENE(かぐや)の月探査の話。
 読んでみますと.....日本の多く期待されている月ミッションは、種子島宇宙センターから今朝日本時間10時31分に打ち上げられた。
 JAXAはこれをNASAのアポロ計画以来の最大の月探査ミッションと呼んでいる。日本円で320億円を費やしたSelenological and Engineering Explorer(SELENE) は、月の鉱物学、位相数学(topology)、そして重力勾配を調べるであろう。
 これからの20日間で、SELENEは月へ向かう前に、地球周辺の軌道を2.5回程回る。10月9日には月の周辺の楕円軌道にリレー衛星を展開し、地球への信号の転送を手助けする。10月12日には、続いてまた大きな楕円軌道を描く他の衛星を放出し、前例の無い正確さで月の重力場を測定するであろう。
 1年間のミッションの為に、月面から高度100kmの円軌道に入る予定の主衛星は、15の装置を搭載している。それらには月面の最高の詳細なマッピングの為のX線分光計やガンマ線分光計が、そして月の地質学的な歴史を研究する為の、地表と地下のデータを提供するであろう地形カメラにレーザー高度計、レーダー測深機などがある。
 月はこれほどまでに緻密に特徴づけられた事は無い、とJAXAの職員は述べている。アポロ計画では月面の一部のマッピングしかしていない。
 研究者達はSELENEのデータが、きっぱりと基本的ななぞの解決をしてくれると期待している:月はどこから来たのか? それには多くの理論があり、現在多くのコンセンサスが得られているのは「巨大衝突」理論である。この状態は他の天体が約45億年前に地球に衝突し、そしてこの衝突によって吹き上げられたより軽い破片が集まって月を形成したと言うものである。
 この主張の証拠としては、似たような同位体の組成が月と地球にあるからであり、この事はこの二つの天体が同じ岩石からでき、そして衝突によって外側に放り出されなかったが、しかし地球にとどまった月には、重元素である鉄が欠けている事を示している。しかし、より良い月の鉱物の組成の理解と、その構造の理解が、この全てを特定する手助けとなるであろう。例えば、地球に近い側の方が一般的に薄くなっている、月の地殻の厚さをマッピングする事は、この衛星が形成されてからどのように発展させていったかの理論を確認する手助けとなる。
 「巨大衝突説はほぼ確かだろうが、しかし我々には決定的な証拠が必要だ」とJAXAの電波天文学者である岩田隆浩は述べている。
 今朝の打ち上げはかつて事故を起こす傾向があった日本のロケットプログラムから7回目の成功となっている。「このプロジェクトに10年以上いる科学者達のように、これは大きな信頼だ」と岩田は述べている。日本はこの宇宙計画への野心を増しており、そして月へ宇宙飛行士を送り、基地を建設すると言う計画への野心を失ってきている。
 SELENEは日本では「かぐや」と呼ばれており、これは地球で多くの求婚者を突っぱねた後に月へと帰った伝説の姫の名前から取っている。
 インド、中国、アメリカが来年までにつきミッションの計画を持っている。2008年に打ち上げ予定のNASAのLunar Reconnaissance Orbiterはまた、月面調査を高レベルの正確性で行う事を狙っている。私企業のフライトも月ミッションに加わるかもしれず、X-Prize財団によって昨日発表されたところでは、月に私的にロボット探査車を着陸させるのに3000万ドルの賞金をかけた。

 と言う事ですが。
 やはり注目の的ですかね。アメリカは宇宙飛行士を再度送り込むプランを立てる、と現政権で発表していますが。ま、その前段階としての月ミッションの発表がありましたが、それに先んじて(成功すればですが)日本が送り込んだと。
 来月が楽しみですが......無事に行って欲しいんですが。今までのアポロ計画ではやはり分かった事は「月の一部」への着陸と調査、と言う事でして。ソ連なんかも月面の裏側の写真を撮ったりしていますけど、それだけ。今の機器ならもっと細かい調査もできるわけで、それを目的とするわけですけど......ま、背景には月の生成の調査も大きくかかわりますが。
 しかし、まぁかぐや姫の伝説の説明を一行に集約すると記事のようになる、ってのは分かったんですが......またえらく端的と言うか、はしょりすぎと言うか。単なるいやな女だよなぁ、これ.......(^^; まぁ、個人的にもそう思いますけど。
 あと、記事最後の部分はグーグルが民間月面探査の賞金レース 総額34億円Google が民間月探査に 3000万ドルの賞金とかそういう話ですね。Googleが出てきました......と言うか、X-Prize財団もこの手の大手になっていますねぇ。
 月に向けて再び、と言う機運が高いですね、本当。

 後は読みそこねの記事から......Neanderthals 'not killed by climate change'と言う記事。研究から、ネアンデルタール人は気象変動が起きて滅んだわけでは無いということだそうで。
 ネアンデルタール人達の運命が封印された物が何であったとしても、それは気象変動による物では無いようである。これは、ベネズエラからの気象の記録を使い、ネアンデルタール人達の欧州南端での最後に何が起きたのかを調べる研究から出された考えである。
 この研究では、冷たく乾燥した気象への変化がネアンデルタール人達の絶滅の要因とはならないであろう事を示唆している。これは彼らの絶滅が起こっていそうな時期の全てで、気象記録から大きな冷寒となる出来事が起きていないためである。
 ネアンデルタール人(Homo neanderthalensis)は、約3万年前まで欧州に住んでいた − Homo sapiensが4万年前にこの地に到着してからそれほど長くは無い。ネアンデルタール人は、スペイン最南端のジブラルタル周辺の地域に長くいたと考えられている。
 「ネアンデルタール人の絶滅の説明を引き合いに出すには、異なった要因がある」とこの新しい研究を行ったUniversity of LeedsのChronis Tzedakisは言う。「明らかに解剖学上の現代人の登場は主要な疑問であるが、しかし気象変動が起きた時である、最後の氷期の間に起きた絶滅について我々が知っている事は、その気象はその時極めて不安定であったと言う事だ。」
 他の理論のテストでの主な問題は、ネアンデルタール人の化石と道具の年代と過去の気象記録を比較する為の、それらの年代測定の正確性が難しい事である。
 ネアンデルタール人達の遺跡に「放射性炭素年代測定」を使う − その年代を測定する為にサンプルの放射性同位体である炭素14の量を研究者達は測定した − 事は、直接的に暦年とは関係をしない。非常に古いサンプルには、あるものが他のものよりも古いかどうかを調べるのに使えるが、しかしその正確な年齢を決定する事はできない。
 Tzedakisと同僚らは、この問題を回避する為にジブラルタルにあるGorham's Caveのネアンデルタール人の道具の放射性炭素年代測定と、小さな海洋生物の生存がその時代の気象記録を示す、海洋沈殿物の放射性炭素の非常に正確な年代測定を比較した。この良く年代が測定されている沈殿物は、ベネズエラのCariaco Basinから得られた。
 研究者達がNatureに報告したところでは、3つの主な放射性炭素年代測定がネアンデルタール人の絶滅のにかかわっている可能性があると言う − 32000年前、28000年前、24000年前 − その中でも最も最近の物のみが気象変動と同じ時期に起きているようであった。この最も最近の物はまた、最も議論が起きているものであり、これはつまり一般的により厳しい寒さと言うよりは、現代人とネアンデルタール人達との競合が最も起きていそうであると言う意味である。
 「持ち帰ったメッセージは、我々はネアンデルタール人の絶滅の要因として破滅的な気象変動と言う物を除く事が出きると言う事だ」とTzedakisは言う。
 同じ方法が、正確に炭素年代測定されたサンプルによって表された、あらゆる「スナップショット」な出来事の間に起きた気象状態の評価をする事に使える、とTzedakisは付け加えた。欧州の気象変動の多くが、熱帯アメリカ地域から大西洋北部にまで気象の影響を与えるメキシコ湾流の変化が、欧州の気象変動の多くに影響を与える為に、ベネズエラでの気象は、欧州での気象に反映されると彼は付け加えた。そして暖かく湿った状態から、冷たく乾燥した状態と言う大規模な気象の変動は、多分地球規模で一度に起こる傾向がある。「一つの状態から他のものへの変化は、極めて突然だ − 数十年規模で起こる」とTzedakisは説明する。

 と言う事ですが。
 ネアンデルタール人達については非常に高い関心が持たれていますけど。現代人と同時代に重なって欧州にいた為に、混血があったのかとか、争いがあったのかとか。あるいは適応能力が限られていたのでは無いかとかいろいろとありましたが。
 ま、取りあえず絶滅については気象と言う要因は除かれただろう、と言うのが今回の話......大規模な気象変動の時期と絶滅が一致していないと言う。最もありそうな時期では、気象よりもむしろ現代人と争ったのでは? と言われている時期に当たってしまっていると言う。
 まぁ、真相はなお不明でしょうけど。
 さて、どうなんですかね?

 後はGene knockout extends life of mice with ALSと言う話がありますか。一つの遺伝子を潰したら、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のマウスの寿命を倍にした、と言う。
 一つの遺伝子をノックアウトする事で、ルーゲーリック病の動物モデルのマウスの寿命をほぼ二倍にした事は、この遺伝子が恐らくはいつの日かヒトでの治療の標的となるであろう事を示唆する。
 他に筋萎縮性側索硬化症(ALS)として知られるルーゲーリック病は、神経が変質する病気で徐々に動作のコントロールが失われていく病気である。診断から3〜5年で通常は死を迎える。直す方法は無く、そして唯一存在する薬であるriluzoleは病気の進行を遅らせるが、生存期間をたった数ヶ月伸ばすだけである。
 SOD1と呼ばれる遺伝子の変異を持った時、マウスはALS様の症状をもつ − この遺伝子はヒトのALSの症例の1〜2%を起こしている。これらの動物モデルを使った研究で、細胞を傷つける事が出きる酸素を作り出す化学反応がまた、この病気に寄与している事が示された。
 マウスやヒトの体内に存在しているいくつものタンパク質が、細胞の信号や炎症と言った通常の機能の一部として活性酸素を生みだす事が知られている。その為に、University of IowaのJohn Engelhardtと同僚らは、これらの二つ − Nox1Nox2 − をより詳しく調べ、そのようなタンパク質を減らす事がALSの症状の進行を遅らせるのかどうかをみようとした。
 それは起きた − 劇的に。チームはこのNox2を生みだす遺伝子を欠いたALSマウスが、活性酸素種の生産をより少なくし、そして平均229日の寿命となった − これは通常レベルのNox2を持つものよりも97日も長い。
 この予想もしない出来事において、Nox2を欠いた多くのマウスがまた進行性の眼の感染症にかかり、もし治療しなければそれはしばしば致命的となった。その理由はまだ不明である。
 Nox1の遺伝子を潰す事はまた寿命を延ばしたが、それは33日にとどまった。これらの結果は興奮させるものである、とColumbia Universityの神経学者Serge Przedborskiは述べており、これはNox1が部分的に血管中で発現しており、そして何かしらこれらの血管が病気に影響を与えている事を示しているためである。
 去年Przedborskiによって発表された研究ではまた、Nox2を削除する事でALSのマウスの寿命を延ばす事が示されていたが、しかしその研究で示された影響はより小さなものであった:そのマウスはさらに13日ほど生き延びただけであった。この二つの結果の違いは、使用したマウスの遺伝的なバックグランドの稚貝から生じたものであろう、とEngelhardtは言う。
 Przedborskiは、この新しい結果は有望なものであると言う。彼が以前観測した相対的により短い寿命の増加は、彼の研究チームにヒトで試験させようとする動きを失望させた。「この論文の視点からは、私は我々が間違っていたのだろうと思っている」とPrzedborskiは言う。この新しいデータはNox2標的薬の追跡を力強くさせる、と彼は言う。
 この結果は潜在的に新しい治療のデザインとなりえると、Johns Hopkins Universityの神経学者Jeffrey Rothsteinは同意するが、しかし研究者達はマウスからヒトへと推定する前に、注意を払うべきであると言う。100以上の薬剤がALSマウスで研究され、その多くは寿命を延ばしている。それらのいくつかはヒトでもテストされたが、しかしこれまでのところriluzoleのみが首尾一貫して効果を示したのみである。
 そしてマウスではriluzoleよりも良い効果をもたらしたが、ヒトの症状では悪化させた抗生物質であるミノサイクリン(minocycline)の研究もある。ミノサイクリンは神経の免疫細胞であるミクログリアの活動を削ぐ。Nox2はまたこれらの細胞でも発現しており、そしてそれはNox2の発現を減らす薬剤について赤旗をあげるのであろう、とRothhsteinは言う。
 それは事実だ、とEngel hardtは言う。しかしミノサイクリンはまた非常に幅広い抗炎症作用があり、そしてNox2といった一つの遺伝子を標的とする薬剤は、同じ副作用はもたらさないだろう。「どんな薬剤の特異性も重要だ」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 いまのところ不治の病であるALSですが、寿命をかなり延ばせると言う事が、ALSのモデルマウスで遺伝子を一個ノックアウトして分かった、と言う事ですが。SOD1は以前から言われていた記憶がありますがね.....まぁ、しかし一つの遺伝子で、と言うのが興味深いですが。副作用として進行性の目の病気があり、放置すれば致命的と言う事ですけど。
 ま、こういう遺伝子の「仕事」とALSの関係がまた分かってくると言う事にもなるわけで、結構興味深い研究になると思いますけどね。
 ヒトではどうなるのか、がやはり関心となるか......
 どうなりますかね?

 他にみていまして、小笠原の無人島、クマネズミ「根絶」に成功と言う話がありますが。
 根絶まで行けたのはかなり大きな事例では無いかと思いますけど。外来種のクマネズミを、小笠原諸島の西島で根絶成功と。殺鼠剤を使った駆除だそうですけどね......ま、可能性が高いと言うレベルではあるようで、完全に確認されたようでは無いですけど。
 この手のはエサを選ばないと大変ですが......

 後はかなり謎な事態ですが、「国際キログラム原器」が謎の減量50マイクログラムなんて話がる用ですが。
 フランスの国際度量衡局で保管されている国際キログラム原器の質量が50μg減少したそうで......かなり厳密に管理されるはずなんですがねぇ。研究者も首を捻る事態になったとか。
 この質量は「指紋がついた」ついた量とほぼ一緒だそうですが、こちらは「減った」わけでまた謎ですけど。複製の方は変化なし、っていうからより不思議。
 他所の国ではどうですかねぇ.......韓国だったかはかなり管理が悪いと言う話を聞いた事がありますけど(^^;

 ま、取りあえず長いんでこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風が九州北部の西の沖にまで上がってくるようですが。これに伴い前線も北上ですか。関東は高気圧の勢力下にあるようで。と言う事で、各地で雲が多く雨が降るところが多いようですね。関東地方は晴れ時々曇り。東京で31/25と言う予報と。
 ま、台風が抜けるまではこんな気温ですかねぇ。

 さて、今日は日曜日。
 管理人は本日もゆっくり......したいですが、仕事も結構あるのでそっちにも気を向けないとダメかな? ま、マイペースでやろうとは思いますけどね。のんびりできる事はある程度前提ですので、その点は幸い。
 ま、この三連休は休養も結構大きいので......
 ある程度は疲れをしっかり落としたいなぁ、と思います。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/15
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 え〜......休憩とか休息とか言う仏教用語があるそうですが、一度お目にかかりたいと思った一日でしたかね......いや、もう職場に到着してから、朝から書類作成と電話対応やらやっていまして.....しかも調子が悪い中。
 っつぅか、重要な書類作るのに時間がない状況に。
 で、夕方ぐらいにやっと時間ができるはず、と言う段階になって厄介事が素敵に舞い込んでくると言うお約束でして、結局職場を出たのが一番最後になると言う状況に。
 ......何でまたこういう状況になるんだか.......
 と言う事で、大変不本意ながらまた帰りが遅くなると言う状況に。もっとも、おかげで三連休はどうにか確保できたようですがね......
 いやはや......記事読みたいんだけど(^^;

 ま、そういう事で時間がないんですが。
 え〜......取りあえず一個だけ。無事にH-IIA F13が打ち上げ成功。「かぐや」(SELENE)は無事に月へと「帰る」と言うか「向かう」と言うか(^^; 打ち上げの連続成功もいいですが、やっとこさ月探査へと向かうわけで。
 軌道上に無事に乗り、無事に観測ができると良いですけどね......

 ま、そういう事で本日も生存報告。
 連休はゆっくりしたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/14
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 とにかくも「忙しい」一日でしたかね......ヒマがない。12時間以上ヒマがない。と言う事で、延々と仕事していましたら、同世代の同僚から飲みと言うか食いと言うか。誘われまして、一緒に飲み食いしていました。
 いや、気を遣わんで、非常に楽(^^;
 と言う事で、疲れもあって結構よっていますので、生存報告です。

 また、後日......




2007/09/13
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 取りあえずまぁ朝からなんというか忙しい。本業+副業+電話業? 何つぅか例えるならそんな感じでして......しかも本業を他が上回る状況。さらには渡されたメモで「ここにかけて、先方に確認を」なんてのをかけたら、会社じゃなくて一般の人の家にかかると言うとんでもねー状況に。
 えぇ、インターネットっていいですね.....企業だから電話番号が分かるし......いや、一つ数字が違っただけと言う事なんですがね.......
 さらには、この先に関係する書類をコピーやらあれこれやっていたら時間がないわ、大体が終わってから延長戦に入るわ、と言う具合で来週までの終わらせておくべき「本業の仕事」に回っていかないと言うトンでも状況。
 いやはや......
 帰り、また遅くなりました.......(- -;

 そして昨日はまた不安定な天気の一日でしたけど。
 朝から降ったり止んだりの午前中でして、非常に不安定。そして気温は低く、職場でも「ちょっと涼しくない?」と言う会話が為されるなど、中々不安定な一日でしたかね。
 秋の長雨らしいと言うか......しかし、職場近辺では雨が止むとまだ蝉が(^^; 数は少ないのですが、結構元気です。
 ま、この先どうなりますか?

 で、なんか職場に届いた夕刊には驚かされましたけど。
 え〜、安倍総理は辞意を表明ですか......自民党の総裁選後と言う話だそうですが、まぁ何つぅか。いろいろと原因がありますが、やっぱり「おぼっちゃま」と言うのが最大の敗因と言うか。最初から度量がなかったと言うべきか。
 前任者はかなり良い思いで終わりましたけど、結局「後始末」をやるには度量が全くなかったと言う感じはありますね。と言うか、土台を作らないで好き勝手に仲良しグループでやらかしたとも言えますが。
#「お得意」のはずの対北朝鮮政策も何も実を結ばなかったな.......
 結局「何をやりたかったの?」ってのは残りますね......「美しい国」やら「戦後レジームからの脱却」やら、ベクトルは明明後日で意味不明な物ぞろい。死人の爺の数十年前の思想なんかよりは、地に脚着いた「一政治家としての度量」を出せと言うか。
 実質投げ出しだよなぁ.......
 本当、使えない総理大臣でしたけど。個人的に一つだけ評価しているのはあります。何かと言うと、「参院で大敗して国会運営に(すごく久しぶりに)緊張感をもたらした事」と言う......なんの議論もしない連中(給料泥棒でも可)でしたから(「粛々」って「強行する」って意味とは思いませんでしたし)、まぁちったぁ無い脳みそを働かしてくれる事を期待します。
 じゃなきゃ、政治家は寄生虫(権力を持った厄介な)と変わらんよ、本当。

 で、Nature.comより。
 やっぱり時間がないのですが、Farewell to a famous parrotなんて話がありますか。31歳のオウムAlexが死んだと言う......数を数える事ができたりで有名でしたけどね。死因は不明.....ま、読むのは省略。
 そしてFoetal testosterone linked to autistic traitsなんて記事もありますが。子宮中のテストステロンが、より自閉症の様な振る舞いを起こすのと関連すると言う話。短めなので読んで見ますか。
 子どもの誕生から追跡している研究者達は、子宮中でさらされたテストステロンの量が、彼らが子どもの時代を通じた、自閉症の特徴があるのかに関連していることを見いだした。
 その子ども達は現在8歳である。両親によって埋められた質問項目が、子宮中で高レベルのテストステロンを経験した子どもは、一般的に車のナンバープレートと言ったパターンの認識や数字に対するスキルに対して、より良い結果を残したが、しかし社会活動ではそれほど熱心では無かった。誰も自閉症とは診断されなかったが、しかしこれらはしばしば、極端に取れば自閉症の子供たちに存在する特徴である。
 University of Cambridgeの研究者達は、他の臨床的な理由からテストを受けている235人の女性から、羊水のサンプルのテストステロンの量を量り、そしてそれ以降子どもがどのように成長をしているのか追跡した。
 12ヶ月の時、子宮中でより高レベルのテストステロンにさらされた子供たちは、彼らの母親を見る傾向が少なく、そして18ヶ月では彼らは他の子どもよりも語彙がより少なかった事を彼らは以前報告している。
 この最新の彼らの過程についてのアップデートは、British Association's Festival of Scienceno Simon Baron-CohenとBonnie Auyeungによって示されており、そこには胎児のホルモンレベルと自閉症の特徴的な振る舞いの間の関係が、子どもの成長によっても続いている事が示された。
 胎児のテストステロンのレベルは、母親よりはむしろ子ども自身によって影響を受けると考えられていた。赤ん坊の男の子は、子宮中でより多くのテストステロンを生産しており、この事は彼らがまた、同一でない女の子の双子がこのホルモンをより高レベル浴びる事が出きる事を意味している。しかし、他の遺伝子的な、そして環境的な要因がまた役割を果たしていると考えられている。
 テストステロンと自閉症の特徴の関係は以前にも示されており、そして動物の研究でも示されている。このCambridgeの研究はこの理論を支持する生物学的な証拠を示し始めているが、しかし彼らはテストステロンのレベルが実際に自閉症を起こしているのかを示すいくつかの方法がまだある。
 Baron-Cohenのチームは現在National Danish Biobankから9万の羊水から、精神医学の記録とともにデータを比較し、テストステロンと自閉症の診断の間の関係をチェックするという、巨大な仕事に乗り込んでいる。

 と言う事ですが。
 自閉症、テストステロンとの関係は確かに言われていたような気がしますが......まぁ、いろいろと「理由」というか「原因」が出てきている真っ最中、と言う感じですけど。
 どうなるのか?
 いや、結構興味深くみているんですけどね、個人的に.....さまざまな話が出てきている感じで。どれが正しいのか? どれも正しいのか?

 そして久しぶりに名前を聞いたBubble-fusion allegations merit more investigationと言う話。泡核融合の議論ですが、まだ続いているんですねぇ.......短い記事ですけど。Purdue Universityが、泡核融合の研究者Taleyarkhanについての声明を作ったと。
 Purdue Universityの委員会は、核エンジニアRusi Taleyarkhanへの研究のミスコンダクトの申し立てについての調査につき、「いくつかの事が、更なる調査に値する」と結論した。
 この委員会はPurdueと2005年に25万ドルをTaleyarkhanの研究に割り当てたOffice of Naval Researchの接触の後にできたものである。これは重水素を含む液体中で、泡を崩壊する事で核融合を起こす事が出きると言う、彼の議論を起こしている主張の再現を狙ったプロジェクトの一環である。
 これはPurdueによって起こされた三回目の調査である。この大学は今年の早くに、科学者達と政治家達に、この大学で泡核融合について科学者達によって起こされた関心を取り扱うよう批判されていた。PurdueはTaleyarkhanの研究の何をさらに調べるのかについて、まだ正確に何も一般には語っていない。

 と言う事ですが。
 何かこの話、気付けば結構大きな話になっているような気がしますが......泡核融合は記事が出ればここで扱っていますが。まぁ、微妙な感じなんですよね......反論も結構出ていますし。
 さて?

 ま、取りあえず以上で締めますかね。
 さて、今日は太平洋側に前線が張り付き、と言う事のようで。西日本の太平洋側は雨が降りだすようで、関東東海も一部降るようで。関東地方は晴れ後一時雨で、夜に降る事があるようですが。東京で27/21と言う予報。
 まぁ、また微妙でしょうか?

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人はやっぱり忙しく過ごす事となりそうですが......さてさて? まぁ、何つぅか今週いっぱいは忙しいです、ハイ。
 身体に気をつけて乗り切って行こうと思います。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/12
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 取りあえず、まぁまたエンジンぶん回しのおかげで......眠い(^^; っつぅか、まぁ動いていたんですけどね。あれこれと作っておくべき書類がちょこまかある上に、「小隊」に回しておく書類も結構ありまして、なんだかなぁ、と言うレベルで慌ただしい。
 おまけに会議もほいほい入る、と言う。
 で、会議で中断されれば当然仕事は遅れるわけで......気付けば職場には4人しか残らない状況になると言う......あれ? 皆いつ帰ったの? と。
 と言う事で、遅い帰りでしたかね。
 やれやれ.......

 そして昨日は天気がまた不安定と言うか。
 日中いきなり、しかもかなり強く降りましたねぇ。降る時にはかなり強い雨でして、秋雨の不安定さなのかとも思いましたが。まぁ、夏の気配は去ってきていますけどね......気温はまだ高めですが。まぁ、もうちょいすれば消え去る?
 その前に、秋雨前線はいつまで残るかが問題ですがね。

 ま、そういう事で時間がないんですが。
 Nature.comよりImproved polymer shuttles genes into cellsと言う話があるようで。生分解する化学物質で、遺伝子を細胞に輸送する、と言う話.....ま、将来は遺伝子治療にも、と言う事になるわけですが。
 時間がないので訳せませんけど、結構気になると言うか。今まではウイルス使っている手法が普通ですからね......
 それとDNA analysis reveals size of past whale populationsと言う話もありますかね。鯨の数について、過去にはどうだったのかと言う話.....これも結構面白そうなんですが、時間がない(^^;

 ま、と言う事で本日は生存報告。
 え〜、取りあえず関東地方は低気圧と停滞前線の真下にあるような状況のようですが。と言う事で、この近辺では雨降るようですが.....西日本では晴れていても雨がぱらつくところもあるようで。関東地方は雨後曇りで、午後には止むようですが。
 東京で29/23と言う予報、と。
 ま、この調子で続くようですな、しばらく。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は仕事が延々と言う状況ですがね......やっておきたいものが多いんですが、まぁがんばってやっていきます、ハイ。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/11
 さて、昨日は在宅の一日でしたけど。
 ま、取りあえず虫に噛まれる事も無く......目覚めはとなりの中学校のプールでしたか......何か久しぶりの感覚が。ま、それで10時過ぎまでは寝ていたんですがね(^^; 良く寝たと言うべきか。
 で、起きだしてから記事やら読んで過ごしていまして、午後からはいきなり家人が購入したプリンタの設定やら。さらにその後に仕事で延々と、と言う状況でして、休養と言う気配がない一日でしたかねぇ......まぁ、やらにゃ仕様がないものですのでやる、と言う事ですが。
 やれやれ、ですかねぇ。
 で、夕食後気付けば自室で落ちていましたか、ハイ。

 そして昨日は不安定な天気の一日でしたか。
 雲が多く、降ったり止んだりが繰り返される一日でして、気温も半端に高い上にそういう状況ですから、微妙に蒸す。しかし風は結構ありましたので、窓を開けておけばそれなりに過ごしやすい一日だったかとも思いましたけど。
 まぁ、秋雨と言う事なのでしょうが。外にでる事になれば結構いらいらする天気かとも思いましたけど。
 しかし、空気の質が変わった事を大きく感じましたが.......

 で、プリンタ。
 今まで使っていたのが、MacOS Xが出る頃に買ったF210(その前はColor Style Writer2500でMacOS X未対応)でして......まぁ、5年以上使っていたんですけど。家人が「モノクロレーザープリンタが欲しい」と持ちかけてきたのは良いのですが、気付けばいきなり購入。
 おい、ちょっと待て、と言う......設置場所どうするんだと......
 で、気付けばF210ががない状況で箱がある......ってのが実は日曜日の話。で、まぁこっちとしては突然すぎてかなり「???」だったんですが、どうせセッティングできないわけで、こっちでしておきまして。
 もうちょい話しろよな......ちなみにLBP3000。まぁ、小さく安くなったものですが、しかしねぇ。
 なんだかなぁ。
#子どもじゃないんだからもうちょいさぁ.....

 そう言えば、極めて「何となく」で。
 なぜか知りませんがHaloなぞ起動し始め......なぜでしょ?(^^; しかもよりによってLegend。まぁ、続く事は無いかと思いますが、なんかやってみたり。
 まぁ、過去にAdvancedではクリアーしていますけどね......LegendはAutmnからの脱出ですらできていませんでしたが、ねちっこくやってどうにかクリアー。それだけでおなか一杯になりかかっていますが(^^;
 っつぅか、Eliteが強すぎて......

 で、Nature.comより。
 以前の読みそこね、と言う事でFutile protein cycle keeps mice thinと言う記事がありますか。タンパク質を作ったり壊したりする事が、マウスでカロリーをさらに消費する手助けとなると言う。
 読んで見ますと......あなたの好きなように食べるが、しかし決して太らないと言う事は食事制限をしている人には夢のように聞こえる。しかし、これは重要な遺伝子を失ったマウスでは本当の事になる、と研究者達は発見した。
 これらのマウスは不必要なタンパク質を作ったり壊したりすると言う、無駄なサイクルをするようになり、脂質をこの方法で燃やしている。その結果、これらのマウスはさらにエサを食べても、通常のマウスよりも太らない。この発見は肥満や糖尿病との戦いに新しい方法の期待を起こす。
 この件で失われた遺伝子は、化学的にいくつかのアミノ酸 − タンパク質の構成成分 − を消化するのに必要な酵素をコードしている。ロイシン(leucine)と呼ばれるアミノ酸が蓄積された結果、細胞に新しい不必要なタンパク質を作らせ、そしてそれらを破壊するようになる。この無意味なサイクルは余計なカロリーを消費させる為、マウスはさらに食べたとしてもスリムなままとなる。
 肥満はエネルギーの終始が単純に崩れた結果、過剰な燃料が脂質に変わる為に起こる。
 生物学的な分子の生成と破壊することで余ったカロリーを消費させる事は、科学者達には新しい事では無い;これはなぜある幸運な人々が自然にたくさん食べたとしてもスリムなのか、説明できると過程される。しかしCell Metabolismに発表されたこの研究は、初めて無駄なタンパク質の回転率が実際に見る事ができた。
 以前の研究で、高タンパク質な食事、あるいはロイシンのサプリメントの摂取で体重が減少する事が示されている − しかしこの機構がどのようにして起こるのかはよく分かっていなかった。
 ロイシンが永続的に増加した時に何が起きているのかをみる為、Pennsylvania State University College of MedicineのChristopher Lynchと同僚らは、通常このアミノ酸を血液から除去する遺伝子を不活性化してみた。
 Lynchは、遺伝子組換えマウスは「他のマウスよりも腹がより減っているよう」で、その体重に比べてより食べていた、と言う。しかし通常のマウスが肥満になるような高脂質の食事を与えられたとしても、これらの超スリム(super-slim)な齧歯類は引き締まったままで、そのケージの仲間の約半分の体脂肪を持っていた。そのマウスの体温はしきりに欲しがった追加の食事が燃えたように、わずかに高かった。
 通常の食事では、この遺伝子組み替えマウスは健康的であり、通常のマウスよりも体重が約10%ほど軽く、そして糖尿病となるリスクが低かった。
 しかしLynchは、この動物は研究者達がその食事のロイシンの量を減らして食べさせたところ、「気が狂った」と言う。「このマウスは食べ物の隣に座り、あえぎながら食べていた」と彼は言う。ロイシンが減らされた食事を食べたこのマウスは、さらに食べたかのごとく汗をかいて濡れたが、しかし体重は増えなかった。彼は、このマウスは恐らくは、理想的な体重に届く為に、どのくらい彼らが食べる「必要がある」かを決定する系にロイシンを使っているのかもしれない、と推測している。
 Lynchは、ヒトにおいて無駄なタンパク質を作る事を了する事は、肥満治療に新しい道となるだろうと期待している。
 University of Marylandの内分泌学と栄養学の研究者であるSusan Friedは、単純にロイシンのサプリメントに飛びつくことで長期の体重減となる、と言う考えにこの新しい研究は対抗すると言う。その代わり、アミノ酸の摂取量を増やすよりは、カロリーを処分する為の鍵はロイシン代謝を止める事によるように見える。
 この事はひょっとすると、遺伝子をオフにせず、ロイシンを分解する酵素を阻害する薬剤のデザインによって、ヒトでもできるかもしれない。理論上では、そのような薬剤はヒトで通常の食事を食べ、体重を減らせるかもしれないが、その副作用が何があるのかは不明である。Cell Metabolismでのこの新しい研究の一部の共著者であるFriedは、そのようなあらゆる治療は「長い道のりとなる」と言う。タンパク質の合成と同じくらい基本的な何かを調節する時、用心深い事は良い事だ、と彼女は言う。
 それまでの間、食事制限を受けているヒトはそれらの過剰なカロリーをジムで落とさねばならないだろう。

 と言う事ですが。
 ま、ロイシンですか......高たんぱくの食事をとる、と言う事の理由としては栄養源として云々、と言うのがあったかと思いますが(糖などよりは効率は悪い)、ロイシンといったアミノ酸に注目、と言うのが面白い点ですかね......
 ロイシンの分解の阻害ねぇ......ロイシンが増す事で、身体の代謝機構にどう変化するのかが興味深いですが。副作用もどうなるのか気にはなりますけど。ヒトでもどうなるのか......?

 後は昨日やらなかったMini-muscles go for a swimと言う記事。人工の心臓パッチは、引きつけ、うごめき、そして脈を打つ、と。
 ラットの心筋細胞がポリマーの上で成長し、そして結果できた厚いフィルムは本物の筋肉の一片のように、ねじれ、引きつけ、そして脈動する事ができた。
 研究者達はこの物質がいつの日か、病気で損傷を受けた心臓の修復の為のパッチとして使える事を期待しているが、これはまた小型ロボット装置にも使えるかもしれない事を発見している。
 この厚いフィルムはHarvard UniversityのAdam Feinbergと同僚らによって作られた。彼らはプラスチック(ポリジメチルシロキサン)の厚いフィルムから始め、そして彼らはこれに、自然の傷から回復する過程で手助けする、フィブロネクチンと呼ばれるタンパク質の線を塗布した。ラットからの心筋細胞がこのプラスチック上にまかれ、そしてそれらは良く構造化されるよう、タンパク質の線に沿って成長した。「これによって、全ての筋肉細胞は同じ方向に整列した」とFeinbergは言う。「その為に、筋肉は全て同じ方向で縮まる。」
 この結果できたフィルムは、正常な心筋繊維の様な振る舞いをし、外部からの電荷によってすぐさま収縮した。
 このフィルムは簡単に操作でき、そして手術用メスで切断できるが、それらは正しい宴会室と栄養素のバランスを保ったまま、生存する為にしっとりとし続けるであろう。
 Feinbergと同じくHarvardのKit Parkerは、最初に治療目的の使用の為に筋組織の成長を調べていた。しかし、Feinbergはどのようにこれらが筋肉細胞の収縮のように曲げられるのかに注目した時、マイクロマシンとしてのフィルムの潜在性に注目した。「これは明らかにこのような特性を持っていた」と彼は言う。
 この物質の直角なパッチは、収縮により曲げたり伸ばしたりする事ができる。その結果、Feinbergは引きつける事ができるフィルムの一片を開発し、そしてそれはモーターつきのスプリングのように振る舞った。三角形の一片は、収縮により自身を前進させ、そして溶液中を事実上「泳ぐ」ことを彼は発見した。
 そのような形状は恐らくは、Basilosaurus − 3500万年前、ウナギのうねるような動きで泳いだ鯨 − の様に、絶滅した生物の泳ぐ動作を再現するのに使えるであろう、とチームは示唆している。「我々はこのフィルムを海洋生物の生体力学(biomechanics)の理解の為の化学的なツールとして使える」とParkerは言う。
 あるいは、それらは作業にも使えるかもしれない。「心臓は機械だ;もしこれらの事を適切に組織化すれば、それらに仕事をさせる事ができる」とParkerは言う。この人工筋肉を利用する力は、本物の心筋のそれと比較できる、と彼は言う。
 その代わりに、このフィルムは釣りエサにも使えるだろうと彼はジョークを言う:「ミミズよりも筋肉の厚いフィルムの方が簡単に針にかけられる。」
 これらのフィルムによってで切る事ができる一連の動きは印象的だ、とUniversity of Bristolの生体力学の研究者Jonathan Rossiterは言う。しかし、彼は実際の応用はまだ数年はかかると考えているが、彼はこのフィルムは非常に有用だと考えている。「たくさんの応用がこの種の「スマートなフィルム」に待っているが、しかしいくつかの方法はサイエンスフィクションのようにも見える」と彼は言う。それは血中を泳ぎ妨害物を除くような自立性のマイクロロボット(micro-autonomous robots)や、あるいは自然になびく髪や、気道から痰を除くようなものである。
 より大きな規模では、Rossiterは患者の内部で心臓発作の時に心臓をマッサージする事ができる装置を思い浮かべている。
 心筋組織は以前にも作られたが、しかし適切にそれが動くのは大きな挑戦となっていた。この問題の一つは自然の筋組織のように力強く収縮し、伸びる能力を持つ繊維を作る事であった。
 Parkerは心室の筋繊維としてフィルムを作り、これで包む事で、心臓の全部の交換パーツを作る事を想像している。「筋肉の厚いフィルムが収縮した時、心臓の正確な生体力学を模倣できる」と彼は言う。「我々は、我々自身の心室を寄せ集めて作り出せる事を望んでいる。」

 と言う事ですが。
 ビデオをみると結構スムースで驚くものはありますけど。確かに筋繊維ってのは「同じ方向に並ぶ」のが重要なわけで、それをどう工夫するかと言う事なのでしょうね......ま、ヒトで後はできるかどうかですが。
 面白い応用ができるのかなぁ、と。

 そして新しい記事でThe gene that makes your mouth waterと言う話がありますか。デンプンの消化能力が、人類の進化を加速させた、と言う。
 唾は恐らくは、我々の祖先が他の霊長類よりもデンプンからよりエネルギーを得られるようになった為に、人類の進化の手助けとなったであろう。
 チンパンジーと比較して、ヒトは唾液中のアミラーゼを作る遺伝子のコピーをより多く持っている − 唾液の酵素はデンプンを消化しやすい糖へと分解する。そして炭水化物を好む社会は、低炭水化物食のものよりも、遺伝子のコピーを多く持っている、とNature Geneticsに発表された新しい研究で主張している。
 この事は、人々がその地域的な環境に適応していった事を強く示している。「デンプンの多い食料と、デンプンの多い食事は、人類にとって重要な進化の力であった」とArizona State Universityの人類学者で、この新しい分析を率いたGeorge Perryは言う。
 この変化は約200万年前に起こったヒト科の動物の脳の成長をサポートした可能性がある、とUniversity of Californiaの人類学者でこの研究にかかわったNate Dominyは言う。「我々の食事は恐らくは脳の成長にいくつかの変化を与えたであろう」とDominyは言う。彼はアフリカの塊茎のような根菜(root vegetables)が、大きな脳を持つ人類の繁栄できるようになったと考えている。
 柔らかいベイクドポテトを作る手助けとなるデンプンは、現代人類にとって重要な食料言である。しかし唾液中のアミラーゼがないと、ヒトはそのような複雑な炭化水素化合物をわずかしか利用する事ができない − 体内の他のところにある酵素は、この化合物を分解するのに余り良くない。
 以前の研究では、ある人々はアミラーゼの遺伝子のより多くのコピーを他のヒトよりも持っている事が示されたが、しかし少数のものは更なるコピーの重要性について知っていた。それらは意味のないものであった:いくつかの遺伝子の複製は、わずかな、あるいは全く遺伝子の発現に影響を与えない、とDominyは言う。
 これを調べる為に、チームは異なる数のアミラーゼ遺伝子を持つ人々をテストして見た。「我々は学部生を使い、彼らに試験管につばを吐くように頼んだ。そして彼らの唾液中のアミラーゼの猟を調べた」とDominyは言う。頬の裏側を綿棒でかき、アミラーゼの遺伝子の数を測定した。その結果はこうである:この遺伝子のコピーが多いとよりアミラーゼを作る − そしてその為にデンプンの分解能力が高い。
 研究者達が大学キャンパスを越え、アフリカ、アジア、欧州、そして北極地方の人々のサンプルを取り、その傾向に注目した。高レベルのデンプンを食料としている文化では、少ない量のデンプンを消費している文化よりもアミラーゼ遺伝子のコピーを多くもつ傾向があった。
 タンザニアのHadzaのように塊茎や他の根菜に非常に多く頼っているような、デンプンを良く消費する文化では、平均してアミラーゼのコピーが6.7個あった。中央アフリカの熱帯雨林の狩猟族で、ピグミー族のMbutiの様なデンプンの消費が少ない人々の間では、平均して5.4個のコピーを持っていた。
 対照的に、フルーツを主に食べて他のものは余り食べないチンパンジーでは、唾液中のアミラーゼ遺伝子は2つのコピーを持っていた。
 ヒトと員パンジーのゲノムを比較する事で、ヒトにおけるこの遺伝子の増加は数十万年かそれ以上前に起きた事である事が示された。Dominyは、恐らくこの変化は我々の祖先に、200万年以上前に大きな脳の進化へと促進させることで、新たな高台へと進めさせたのだろう、と推測している。あるいは、この新しいコピーは15万年前に農業を起こした事で偶発的に起きた、と彼は言う。
 さまざまな文化からのより完全なヒトゲノムの配列化が、いつ、そしてなぜこの変化が起きたのかを確実にする為に必要だ、とDominyは言う。
 デンプンの消化能力はたぶん下痢を減らす利益をもたらしたであろう − 下痢は子どもの死因の多くを占めている。「身体からそれが出ていく前に何かを得る為に、この過程の少し早い時に消化を始める事は得であるかもしれない(この部分がうまく訳せない......(^^;」とDominyは言う。
 ヒトの進化と遺伝子の変化を繋げるような研究は、より一般的になるであろう、とUniversity of Colorado Health Sciences Centerの生物学者James Sikelaは言う。「これは我々の過去を進化遺伝学(evolutionary genomics)を通じて学ぶ事の、大きな例だ」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 アミラーゼ......膵液にも入っていなかったっけ? まぁともかくデンプンその物をよく噛まずに食べると大体下痢しますが。しかし、よく噛んで唾液と混ぜていけば糖へと分解していく......だからご飯をよく噛めば甘くなるわけですけどね。
 以前はこの唾液中のアミラーゼのコピー量が多かろうが少なかろうが、余り関係なかろうとみられていたようですが、今回デンプンを多く消費するような文化にいる人では、そのコピーが多かった、と言う事でやはり関係あるのでは無いか、と言う事が示されたと言う事で。
 で、分解してさらにこの糖は分解されて最終的にブドウ糖となれば、それがエネルギーとして使える事になる.....ひいては脳の進化にも繋がり、と言う事になる。
 想像するとかなり広がって面白い話になるかと思いますがね。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧と前線が通過していくようで、関東と東海で天気が不安定。そして沖縄には熱低が一つ、と言う事でこちらも降るようですが。他の地域は大体晴れるようですね。関東地方は曇り時々雨と言う状況ですが、午前中は特に降りやすいようで。東京で27/24と言う予報と。
 まぁ、またいらいらしそうな天気ですな。

 さて、今日は火曜日ですか。テロから6年でもありますが。
 管理人は仕事ですが、まぁ微妙に慌ただしくなりそうで。と言うか、落ち着く状況となりますかねぇ......と言うかなれ、と思うんですが。やる事が結構ありまして、また厄介なものです。
 ま、スケジュールとにらめっこしつつと言う事になりそうですが.......
 さてさて。どうなる事やら。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......



2007/09/10
 さて、昨日は休養の一日でしたか。
 いやぁ、朝から参りましたけど(^^; 4時頃、左手に何か妙な違和感があって、急に痛み。で、意識がはっきりするとどうやら虫がいたらしくそれに噛まれたらしい、と言う事を理解しましたか.......いやぁ、びっくりした(^^; 流石に気持ち悪いと言うか、不気味と言うか。
 で、流石にすぐに眠る気になれず、1時間ほどしてから再度就寝。
 次に起きだしたのが12時前.......まぁ、連続して寝ていたらもうちょい気分も良かっただろうなぁ、と思いましたけどね。起きだしてからそのままネット上を回ったりやらして過ごしていましたかね.......
 で、夜からは延々と仕事やっていまして。
 まぁ、休養と言いつつ、仕事やっていましたかね、結局は(^^; まぁ、気は楽ではあるんですが。

 そして昨日は晴れた一日でしたか。
 とは言っても雲が多いものはありましたけどね。気温は高めにも感じましたが、風が強くそういう意味では過ごしやすいとも言える。夜の虫は大分にぎやかになってきましたが......ま、真夏と言うものは過ぎ去り、と言う事なのでしょうけど。
 穏やかな一日と言えばそうでしたかねぇ。

 そう言えばテレビで「天国と地獄」のリメイクがなされていたそうで。
 いや、土曜日に後半の一部だけ見たんですけどね。犯人をはめる辺りからなんですが、取りあえず.......いや、「軽い」なぁ、と言うのが(^^; いや、努力しているのは分かるんですが。人物がオリジナルは本当に「重い」ので。
 展開が早いのはまだしも......そのおかげで「ため」るところがなくなっていたような? 犯人が薬物を実験するシーンもなかったようですけど......まぁ、今は無いからでしょうけど。
 ま、それはともかく一番気にくわんのはラスト。
 犯人を見つめる元重役がいますが、もっと「重い」表情なんですよね......意思の強さを見せるような。そして犯人が軽いと言うか......一番「ため」が無くて(^^; テンポが何かめちゃくちゃ......もうちょいこう、演技力と言うか。もともとの、オリジナルの方の犯人の面会室での表情と動き、って結構忘れられないんですよ。
 オリジナルで見せた、「どうしても抑えられない衝動」と言うのを見せると言うか。
 言葉の端々の震えから、だんだん話しているうちに悪化していく震える手。そして、耐えられなくなって仕切り壁の補強(?)のための格子に両指を力強くかけ、叫び......刑務官に連れられ、その途中でシャッターがおり、叫び声だけが聞こえる、と言う。
 個人的にはこのシーンは非常に重要で、そしてインパクトがある......つまり名演技だと思っています。そう言うのがリメイク版には無いんだよなぁ、と。うわべだけ? みたいな。皆ちゃんとリメイクする前にオリジナルみている? と。
 リメイクって難しいと思いますよ。過去のものと全く同じでは意味がないですから。でも、昇華しきれず、オリジナルも越えられない(少なくとも同等レベルぐらいまで持っていけないような)リメイクなら最初からやっちゃ行けないと思います。
 それは言い換えれば、作る側の敗北だと思うんですよ。
 挑戦するのは悪くないんですが.......

 で、Nature.comより。
 金曜・土曜が読めなかったんですが(^^; Arthur Eddington was innocent!Is this the clearest picture of space ever taken?Why did the monkey pee on his feet?、とかありますが省略。
 で、Radicals unite antibioticsと言う話がありますか。異なる経路を狙った薬剤が、微生物を殺す方法を共有するとありますが。まぁ、複数の薬剤の使用で、と言う事ですか。
 異なる種類の抗生物質によって共有された殺し方の発見は、ある特定のsuperdrugsへと繋がるかもしれない、と研究者達は示唆する。
 抗生物質は微生物の異なる過程を攻撃する事で知られている。しかし、Cellに今日発表された研究では、繋がりのない有名な三つの種類の薬剤は、感染性のある生き物にとどめを指す同じ究極兵器として使える事を示した。それらの全てが微生物に酸素を含んだ分子として知られている、ヒドロキシルフリーラジカル(hydroxyl free radicals)の作らせていた。
 過去にガンや老化との繋がりが示されている高い反応性のフリーラジカルは、DNA、タンパク質、脂質に致命的なダメージを与えられる。
 臨床におけるあらゆる抗生物質の使用は寿命が制限されている − ある微生物が抵抗性をもつまでは時間の問題である。その為に化学者達は新種の薬剤を作る戦いに挑んでいた。
 この発見は完全に抗生物質のデザインについて新しい方法を提供し、そして現在の薬剤の効果を増す方法である。既存の抗生物質をフリーラジカルに対抗する微生物の防御を阻害する薬剤とともに、一緒に使用する事で治療のための殺菌効果を増す事ができる。
 斬新な抗生物質を求める中で、Boston UniversityのJames Collinsと彼のチームは、薬剤治療によって細胞死を導く出来事の流れをバラバラにする事に決めた。
 彼らは以前、微生物でのDNA生産を阻害する抗生物質のある種類が、ラジカルを放つ事に注目した。彼らがヒドロキシル分子があると光る蛍光染料を使った時、研究者達は微生物が抗生物質に処理されていれば、細胞壁を攻撃、またはタンパク質の生産機構を攻撃する代わりに、同じフリーラジカルが現れたと言う発見に驚かされた。
 これら三つの種類の抗生物質は、一般的にそれぞれが非常に異なったものであると考えられており、この研究は始めてそれらが同じやり方をしている事を示したものである。
 殺菌性の抗生物質 − 微生物を殺すグループでペニシリンを含む − のみがこの戦略が使える事をチームは発見した。単純に微生物の成長を止める制菌剤は、ラジカルの発生の引きがねとはならなかった。
 Collinsは、化学者達はシプロフロキサシン(ciprofloxacin)といった古典的な抗生物質を、微生物が通常フリーラジカルの損傷と戦う経路である、DNA修復経路を止める化学物質を加える事により、「super-cipro」へと変える事ができる、と示唆している。
 University of North Carolinaの研究者であり、微生物でのDNA修復を阻害する方法を研究しているScott Singletonは、この興奮する発見はまた、研究者達に再度、高用量による毒性効果の為に棚上げされている古い薬剤を見直す事ができると言う。微生物に対してより潜在的に対抗できるそのような薬剤は、人により低用量で使用できると彼は説明する。「来れは相対的に微生物を殺す何かを発見するよりは容易であるが、しかし人体内で非常に安全である事は難しい」と彼は注意する。
 McMaster Universityの抗生物質の生化学を研究しているGerry Wrightは、「これは正確に抗生物質研究の分野でこの時に必要とする何かである − 我々が本当に’知っている’と思っている物への新鮮な見方である」と彼は言う。「抗生物質の研究から60年以上経っているとしても、我々が理解していない事はまだたくさんあり、そしてこの新しい知識はこの分野を予期しない方向へと動かす事ができる。」

 と言う事ですが。
 三つの種類の薬剤、ってのがどのタイプなのかが気になるんですが、面白いと言えば面白い。ま、複数の薬剤で、と言うアイデアはずっと以前からありますので別にそっちに何か、と言う物はないんですが。何よりもフリーラジカルと言う部分ですかねぇ.......
 どのタイプだ? それが分かればどのような機構で作用すると考えられているかが分かってより面白いんですが。
 ちなみに、フリーラジカルは物理的に破壊してくる為に厄介でして、記事にあるDNAと言う遺伝情報の破壊、生物をさまざまな形で構成するタンパク質の破壊、膜などで重要な脂質の破壊と言う事ができますので......代謝機構で解毒できる、と言うパターンが踏めない為に毒性は高いものとなりますが。
 農薬だと(最近は以前ほど聞かんですが)パラコートなんかがこのタイプですけどね......良くあんなので自殺しようと思うものだ。
 まぁ、しかし面白い。

 後はTiger mosquitoes bring tropical disease to Europeと言う話がありますか。チクングンヤ熱を起こす、侵入種が欧州の特定地域で起きている、と言う。
 熱帯の蚊の媒介する病気がイタリアに到着した事で、専門家達はそのような病気が欧州で風土病となる事を恐れている。
 イタリアのボローニャの地域当局は、今週市の地域に対して、インフルエンザに似たウイルス性の病気であるチクングンヤ熱の拡大を防ぐ為、蚊の制御対策を取るよう命令した。この病気はヒトスジシマカ(tiger mosquito, Aedes albopictus)によって運ばれ、そしてこの蚊はアフリカやアジアの国々で普通に見られるものである。
 チクングンヤ熱はこの夏、ボローニャの東約80kmにある二つの村を襲っている。ほぼ200人の人が感染したと思われ、そして一人が合併症によって死亡した。この新しい症例の数は現在は減っているが、しかし疑わしい症例がこの市の近くで見られ始めている。
 ヒトスジシマカはイタリア、フランス、ベルギー、オランダ、そしてバルカン地域で過去数十年間で拡大していて、欧州では相対的に新しくやってきたものである。これは都市地域に住んでいて、人の血液を主に吸って生きている。吸血は痛みを伴うが、しかし今までは害は起きていなかった。
 専門家達は、この最近の病気の多発がチクングンヤ熱がこの地域における地方病となる事を襲えている − あるいはより悪い事に、このヒトスジシマカがまた運ぶ事ができる、より危険なデングウイルスが来る事も。
 イタリアでの病気の発生は7月の早くであるが、しかし最初は単純にインフルエンザと間違われた。当局は現在、ヒトスジシマカが多量にいて拡大している地域であるインドから帰ってくる旅行者達が、チクングンヤ熱をイタリアに持ち帰っていると考えている。
 チクングンヤとは、タンザニアとモザンビークの地域言語であるMakondeで「上に曲がる」を意味しており、これは病気の高熱によって引き起こされる関節の痛みを表している。2005年に、この病気はインド洋諸島において数十万人に影響し、後に数十年間みられなかったインドにまで広がった。
 「持ち込まれたチクングンヤ熱の孤立した症例は、欧州では起きていた」とInstitute Pasteur of Lyonのウイルス学者Hervé Zellerは言う。「しかし初めて地域的な蚊からの伝染がここで起きた。」
 科学者達は、彼らはこの病気が来たイタリアから、ヒトスジシマカがはびこっている他の欧州各国へと拡大するかどうか、十分に言えるか分からないと言う。「我々はウェストナイルウイルスとその媒介者が欧州とアメリカ大陸にいるのに、なぜウェストナイル熱が北アメリカで定着し、欧州ではそうでないのか未だ分からない」とEuropean Centre for Disease Prevention and Controlの疫学者Evelyn Depoortereは言う。「我々はどのようにかによって運ばれるウイルスが拡大するのか影響する環境要因について、さらに多くの研究が必要だ」とZellerは言う。
 彼らは現在の病気の発生が蚊の制御対策と涼しい温度の為に沈静化しているのにもかかわらず、来年にはまた起こるであろうと指摘している。最近の熱帯地域の研究において、感染したメスのヒトスジシマカの卵にチクングンヤウイルスが移っている事が示されている。蚊の卵は容易に穏やかな地中海の冬を越えていける。
 世界保健期間の当局は蚊の根絶の可能性については疑っている。「蚊は非常にしつこい」とWHOの昆虫学者であるMichael Nathanは言う。イタリアとフランスは既に多くの金を費やしている − わずかな効果の為に、と彼は言う。「しかし我々はチクングンヤウイルスに対するワクチンや薬を持っておらず、唯一の対策は効果的な蚊の制御しかない。」
 ボローニャでは、医者がインフルエンザに似た病気の診断に特別な注意を払っていると言う。「我々はチクングンヤ熱をこの地域に抑えるよう戦っている」と地域政府当局は述べている。

 と言う事で、欧州でチクングンヤ熱発生、ですか。
 風土病化している可能性がある、と言う事は極めて厄介ですが.......まぁ、どうなりますかねぇ。イタリア当局も良く動けた、と言う事かもしれませんけど。日本でここら辺の話、報じられていなかった(と言うか気付いていなかっただけかも?)ので知りませんでしたけど。
 いや、蚊の媒介とか結構厄介ですからね。
 イタリアはそういう意味ではかなり蚊に痛い目に遭っていますから......マラリアとか。蚊に限定しなければ、欧州全体ではやはりペストの悪夢と言うものもありますけど。スペインかぜもあるか。まぁこの手の感染症はやはり神経質になるのかなぁ、とも。
 まぁ、温暖化と蚊の生息域の拡大は今後大きな課題になるでしょうが.......興味ある方は「からむこらむ」のマラリアの話も併せて。

 後はもう一つVirus could be cause of disappearing beesと言う話もありますか。以前のアメリカでミツバチが死んでいく、と言う奇病について、結論が出たと言う事ですが。
 メタゲノム解析プロジェクト − 生命体のグループからの集団のゲノムの研究 − が、ミツバチの働きバチが追跡する事なく消えていくと言う面倒な出来事である、群崩壊症(colony collaspe disorder, CCD)の出来事の追及について初めて強固に追い込んだ。
 CCDはアメリカで酷く打撃を与え、養蜂業者の巣の5〜9割の巣を消し去った。養蜂業者と科学者達は、携帯電話の電波から気象変動、ダニや農薬まであらゆるものを疑った。
 この問題は生態環境学者と農家を恐れさせた。ハチはその密だけでなくウリ科の植物やリンゴ、アーモンドの受粉者でもあり有用なものである。アメリカ農務省(USDA)によれば、ハチは毎年150億ドルの価値を作物に加え、そして「食事の1/3は直接、また間接的にミツバチによる受粉による利益を得ている」。ミツバチの無い世界は実に貧しいものであろう。
 病気が失踪の原因であるのかどうかを調べる為に、Pennsylvania State UniversityのDiana Cox-Fosterと協力者達の大グループは、ミツバチの中に住む微生物、ウイルス、カビなども含む全てのマイクロフローラの配列化を行った。
 約30人のグループは、集中的に5ヶ月間悩まされている蜂の巣のハチに関連した配列を探した。
 今日のScienceに掲載されたチームの報告では、彼らはIsraeli acute paralysis virus (IAPV)と非常に良く一致するの遺伝子を病気にかかっている巣で発見した。「もしIAPVをコロニー中で確認できれば、それは恐らく96%以上でこれがCCDの巣となるであろう」と主著者であるColumbia UniversityのIan Lipkinは言う。このウイルスはCCDと確認されていないところでは、たった一つのサンプルしか確認されていない。
 研究者達は、これはIAPVがCCDを起こした原因と証明したわけでは無いと主張している;このウイルスはハチが動けない状態の時に感染した可能性もある。しかし彼らは良い容疑者を見付けた、と研究者達は言う。「本当のテストが健康な蜂にウイルスを導入して行われるだろう」とLipkinは言う。
 「私はCCDには複数の要因が絡んでいると考えている」と共著者であるUSDA Bee Research LaboratoryのJeffery Pettisは言う。壊滅したコロニーのハチは一般的には健康なものよりも悪い体形をしている、と彼は言う。この病気はこのウイルス、寄生ダニ、そして作物への農薬や受粉作業中の苦難並地の利と言った過度のストレスの、累積的な影響が存在するかもしれない。
 Israeli acute paralysisウイルスは以前にも問題との繋がりがあった。このウイルスは最近Hebrew University of Jerusalemのウイルス学者であるIlan Selaにより、この国の病気のコロニーから発見されている。彼はウイルスの配列化を数年前、アメリカのパートナーと協力して行った。
 イスラエルでは、ハチは失踪するよりは巣の中で死ぬため、このイスラエルのハチの問題がCCDと同じであるのかははっきりしない。
 Selaはまた、いくつかのイスラエルのハチがIAPVの配列の一部をそのゲノムに統合している事を見いだしており、そしてこれらのハチはこのウイルスに抵抗性をもつとみられている。もしIAPVが本当にアメリカでの失踪の原因ならば、Liplinはこれらの自然な抵抗性を持つハチは、新しい巣作りに使えると示唆している。

 と言う事ですが。
 ま、以前から気になっていましたけど。メタゲノム解析で調べたんですか......これ、例えば腸内細菌とか有名ですが、一個一個の菌を培養して、なんてやると手間がかかると言う事で、コンピュータなどいろいろと使い、それらの菌を全部ひっくるめて分析する手法ですけど。そこからIAPVを見いだしたと言う事ですか。
 ま、確定事項かどうかはまだ、と言う事ですけど。確度は高そうですが、どういう影響を及ぼすのか、という決定的な部分ではまだよく分からんようで。ま、でも取りあえず数ヶ月間騒がせた事件ではありますので。
 問題は、日本とかでも起きかねないと言う事か......?
 いや、ミツバチの農家での重要性って大きいので......

 後はMini-muscles go for a swimってのも興味深いんですが、取りあえずこれは別の機会に。
#3本訳せば疲れる(^^;

 ま、仕事もしていたんで、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が結構多くなるようですが。西の方は高気圧の勢力があるようですけど。東は上陸するには張るかに遠いですが、台風10号もあり、と。基本的には西日本で雲が多く、関東以東では雲が多くて雨、と言うところが多いようで。関東地方は曇り一時雨で、日中降りやすいようですね。東京で29/25と。
 ま、微妙ですな。

 さて、今日から一週間が本格化ですが。
 管理人は休日出勤の振り替えが貰えたんで、休みと言う事になりますかね......ゆっくりやりたいところですが、書類作らんとダメでして。まぁ、がんばってやる事にしましょう.......っつぅか、面倒なのが多いんですけどね。
 10月上旬まであれこれと慌ただしいようです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/09
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 え〜......忙しい一日でしたかねぇ。「小隊」長の仕事の他にあれこれとありまして、まぁてんやわんやの状態......外は暑いし。ま、そんな感じで実際肉体労働状態であれこれとやっていまして。
 いや、へばっています。

 と言う事で、本日も生存報告。
 日曜は休み、月曜日は振り替え貰えたんで、取りあえず二日間休養ですねぇ......(^^;

 また、後日......




2007/09/08
 さて、昨日は職場Eで仕事でしたけど。
 いやぁ、台風のおかげで朝が大変でしたかね.......まぁ、最終的に家人が送ってくれまして幸いだったんですが(^^; ま、仕事はあるんで午前中はあれこれと書類の処理やらやっていましたが、午後は肉体労働になりまして、何か疲れていましたかね......
 何であんなに走り回らなければならんのか.......(^^;
 で、その後は職場の一部で飲み会、と言うか比較的新しくできた温泉がある、ってことでそこへ行って、ついでに飲み会になったと言う......ま、楽しかったですけどね。「中隊長」から「小隊長」職大丈夫? とか聞かれつつ。
 ま、終わって帰宅すれば10時半と言う状態。
 ハイ、取りあえず生存しています。

 と言う事で本日は生存報告ですが。
 今日はまた出勤で慌ただしくなりそう.......

 と言う事でまた、後日......




2007/09/07
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 いやぁ......雨、と言う印象がやたらにありますけど(^^; 取りあえず、定時に起きて定時に出て行き、そして職場に着いてからの強い雨にため息をしつつ仕事していましたかね......まぁ、中々はかどらない感じはありましたけど。
 っつぅか、「小隊」のメンツがまたもう.....何つぅか情けない理由で休むに至り、なんとも。
 で、台風を気にしつつ仕事していましたら、職場への通知として台風接近の理由による、「ちょっと早めの撤収許可」が上司からでまして、電車が止まる前に、と言う事で皆ぞろぞろ撤収(^^; まぁ、公に早く帰れるわけで。
 で、管理人も早めに撤収しましたかね.....
 その後、帰宅してからはゆっくりとしていましたけど。まぁ、台風が気になりつつ、ですけどね........

 そして昨日はその台風の影響下の一日。
 もう降ったり止んだりの繰り返しでして、時にはやたらと強く降るなど不安定。風も強く、厄介な天気でしたかね......気温はそこそこでしたが、そんなに上がったわけでも無し。もっとも、湿度が高い為に蒸しましたけど。
 そして時間が経つにつれて台風報道も増加。家の周辺も風雨が強く、と言う状況でしたかね......

 で、Nature.comはなんかどかどかと。
 Britain gets hybrid embryo go-aheadと言う話がありますか。英国がヒト-動物のハイブリッド胚を許可したと言う。もうちょい正確に言えば、ヒトの胚に動物の遺伝子を導入する、と言う意味ですけど。ヒトの卵子の提供に頼る事なくヒト幹細胞を作る期待が、と言うことのようで。動物の卵子にヒト細胞核、英機関が「融合胚」の作成認めると言う日本語記事もありますな。
 次がNew tsunami warningと言う話もありますか。ベンガル地方での話ですが、津波を発生させる地震のリスクが高い事が分かったと言う話。
 で、Eels imitate Alienと言う記事も。のどの奥に第二の顎がある、と言う.....だから映画「エイリアン」の名前が出てきているわけですが、ハイスピードカメラとX線で分かったと。
 他にDark energy probe gets high praiseと言う話はタイトル通り。
 で、目に付いたのがKiller asteroid fingeredと言う話。恐竜の絶滅は隕石による説もありますが、これが6500万年前ですけど......しかし、さらにその1億年前に二つの小惑星の衝突があって、それが恐竜の絶滅を決定づけたのでは? と言う話。
 読んでみますと......大半の研究者達は、恐竜の時代は6500万年前に地球に小惑星が衝突した時に破滅したと考えている。しかし、新しい発見では、その巨大な爬虫類達は恐らくはさらに約1億年前、二つの遠く離れたアステロイドの致命的な衝突により、その死が運命づけられていたのだろう事が示唆された。  その太陽系の主なアステロイドベルトでの衝突は、結果的に白亜紀を終わらせる事となる一連の出来事を引き起こす動きをした、とSouthwest Research Instituteの天文学者で、この研究の共著者であるWilliam Bottkeは言う。今週のNautreに発表された彼の発見はまた、その殺戮者にも触れた − 古代の幅170kmの岩石である。
 Bottkeのチームは、巨大なSloan Digital Sky Surveyデータベースを通じた研究の間、たまたまこの発見に出会った。チームはからの領域に見える場所に注目した時、Baptistina族(family)と呼ばれる、火星と木星の間にあるアステロイドに存在している岩石片のグループを調べた。「我々は文字通り穴を見付けた」とBottkeは言う。
 彼と同僚らはすぐに、この穴は木星と火星の近くからの重力が、数百万年にわたり押したり引いたりする力が重なった結果、これらのいくつかの破片がさらに太陽系の中心に向かったものである、と理解した。チームによってコンピュータモデルを実行したところ、これらの破片が徐々に地球と重なる軌道上へと移動してくることを示した、と彼は言う。「これは破片が地球への衝突がほぼ避けられないものだった。」
 現在の破片の動きのモデリングを行うと、彼らはこのアステロイドの族に何が起きたのかを見られる様、過去を調べるプロジェクトが実行できた。それは約1億6000万年前に、170kmの幅を持つ岩石と、60kmの幅を持つ岩石が衝突した事を彼らのモデルは示し、この衝突によってより小さな小惑星に砕かれた。
 Baptistina族とこの出来事を繋げる為に、グループはまた二つの現在ある破片のスペクトルを調べ、その化学組成を決定しようとした。この事は、それらが主として原始太陽系のケイ素物質である、carbonaceous chronditeでできている事を示した。
 地質学者達はまた、carbonaceous chondriteを地球上の堆積物と、太平洋に落ちた隕石から見付けている − 両方とも6500万年前、メキシコのユカタン半島近くにあるChicxulubの巨大な衝突のあった時期と同じである。
 Bottkeは、この古代の衝突が彼のモデルでの大規模な衝突から分かれた小惑星の破片によって起きた、と言う事を、「90%確信している」と言う − この同じ衝突は現在のBaptistina族で起きている。
 この発見は、恐竜の絶滅が小惑星か彗星の衝突かどうかについて、解決の為の大きな一歩となる、とVrije Universityの地質学者であるPhilippe Claeysは言う。あるものは以前この時代の地位つ学的な記録にあるcarbonaceous chroditeの存在は、この物質が太陽系の古い天体からしか見つからない為に、彗星である事を示唆していると考えていた。
 しかしBaptistina族との化学的な繋がりは、今現在その殺戮者のいくつかの部分からであることを十分に強く示唆する、と彼は言う。「この証拠はアステロイドから来たものであると、より重きを成した」とClaeysは言う。
 これは初めてBottkeと同僚らが地球の出来事とアステロイドベルトとの地質学的な繋がりを示したものでは無い。去年の1月、このチームは約800万年前に落ちたチリと隕石のシャワーと、Veritasと命名されたアステロイドの分裂の繋がりを示した。
 この種の研究は、人類が地球の周囲に気を配る必要がある事を思い出させる重要なものである、とClaeysは言う。「我々は太陽系で起きている事に注意をしなければならない」と彼は言う。「特にアステロイドベルトについては。」

 と言う事ですが。
 ま、アステロイドベルトで衝突した小惑星が、巡り巡って地球へとやってきて、それが恐竜絶滅を起こしたのかも、と言う事ですが......それが起きていなければまた地球の進化の方向性は大きく変わっていたかも、と言う事でもあるわけで、まぁ飛んでもない事ではありますが。
 1億年後に影響するとはね.....バタフライ効果なんて言葉を思い出したりもしますが。恐ろしいと言えば恐ろしい話であると思いますが、まぁそう言うのが連綿と繋がっているわけで。
 いやはや.....しかし1億年後か。
 大した物で。

 そしてSpeedy drugs for depressionと言う話がありますか。鬱に早く効く薬、と言う事ですが。ラットでの話のようですがね......
 現在の薬よりもより早く鬱に働き始める薬が見つかった。ラットにおける振る舞いと分子的なアテストでは、この化合物は数週間ではなく、数日で作用する事が示された。
 しかしこの薬剤 − セロトニン受容体アンタゴニスト(serotonin receptor agonists)と呼ばれる − はすぐにパキシル(Paxil, paroxetine)に置き換わる事は無い。まだヒトにおける鬱の治療に認可されておらず、そしていくつかはその過剰な副作用の為に使えない。
 しかし研究者達はそれらを熱心に追跡していて、これは最も一般的な抗うつ薬である、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる種類のものが、症状を和らげ始めるのに最高で2ヶ月かかるからである。そしてうつ病の人の1/3において、この薬剤は全く機能しない。
 「これは確認における非常に良い一歩であり、そして潜在的に急速に抗うつ薬として機能する」とYale Universityの薬剤の専門家Ronald Dumanは言う。「しかしやらねばならない事が多くある。」
 ProzacといったSSRIは過去30年にわたり良く知られており、毎年成人や子ども、またペットに数百万もの処方が行われている。この薬剤は神経細胞がセロトニンと呼ばれる神経伝達物質を、貪欲に放出するのを止めさせるよう機能し、その為にこの、幸福を提供する分子の多くを近くの脳細胞のタンパク質受容体に届ける事ができる。
 しかし多くの患者において、この薬剤が機能するのに数週間の接種が行われている、とMcGill Universityで大学院生として研究を行ったGuillaume Lucasは言う。「多くの鬱において、本当に自殺するリスクがある」と彼は言う。
 この時間差は自己受容体(autoreceptors)と呼ばれる、更なるセロトニンを吸い上げる特定のタンパク質によって起こる。これらの受容体が更なるセロトニンを取り込んで、この分子を放出する様になった数週間後に、雰囲気を持ち上げるのに必要であるところまでそれを広げられるようになる。
 Lucasとその指導者であり、去年なくなったGuy Debonnelは、セロトニンの活動は、神経細胞間のセロトニンの循環を増やすよりはむしろ、これを認識するそのタンパク質が活性化する事によって増える、と理由をつけた。この事は自己受容体の早期の中和を回避する事ができ、効果の早さをあげる事ができる。
 チームはこの仕事をする二つの化合物を発見した − 一つは化学物質供給会社からであり、もう一つは過敏性大腸症候群(irritable bowel syndrome)の試験で放棄されたものである。
 一つのテストにおいて、ラットは水不足やライトのフラッシュ、そして密集状態といったストレスに数週間さらされ、そしてその間一部のものは抗うつ薬を投与された。研究者達はここで砂糖の消費を調べてみた。うつ状態のラットでは、研究者達は以前の研究から知っているように、甘いエサを余り食べない。抗うつ薬を投与されたラットでは、対照群よりも砂糖を避けず、そして新しいセロトニン受容体アンタゴニストを取ったラットでは、SSRIを与えられたものよりは1週間早く甘い物を取った。
 ラットにおける他の二つの振る舞いのテストでは、この薬剤はいくつかの分子的な研究でみられたように、速く利く事を示した。3日後、セロトニン受容体アンタゴニストを取ったラットは新しい神経細胞の成長の兆候を示した − 他の抗うつ活性を示すものである − 一方、SSRIの治療を受けたラットはそうでは無かった。この結果はNatureに報告された。
 この研究はラットで行ったのにもかかわらず、研究者達はセロトニン受容体アンタゴニストは恐らくはヒトでのSSRIよりもより速く効くであろうと示唆している。「我々は4〜5倍速く治療効果を得られると予想している」と現在はUniversity of MontrealにいるLucasは言う。
 現在SSRIとセロトニン受容体アンタゴニストを混合させる特許を取ったLucasは、ヒトに安全な化合物を見付けて、早く臨床試験を始める事を望んでいる。パリに拠点を置く製薬会社Sanofi-Aventisは、現在他のセロトニン受容体アンタゴニストを痴呆の治療の為にテストしている、と彼は言う。
 この研究は、ラットにおいて異なる方法で鬱を監視して調べ、そして同じ答えを見いだした事で際立っている、とDumanは言う。しかし彼は警告する:「これらはラットのモデルであるために、それらは割引いて考えるべきであり、そしてヒトの鬱の研究で何が起きているのかからは、遠く離れている。」

 と言う事ですが。
 抗うつ薬、と言うとSSRIが代表ですけど.....1/3の人には全く効かず、と言うかここら辺の薬剤事情はまたあれこれある感じですけど。とにかくいろいろと疑問も出されて研究もされていますが、有効になるまでに早くて数週間かかる、と言う問題がある。
 で、選択的セロトニン再取り込み阻害とは異なり(これはニューロン間のセロトニンの濃度を増やす)、セロトニン受容体アンタゴニストと言う物を使ってみたら、効果がより早く、そして新しい神経細胞が増加した、と言う事だそうで......まぁ受容体に結合して中々離れないようにした、と言う事でしょうけど......
 ただ、この効果の差は非常に興味深いものであるかと思いますが。
 問題はラットでの研究、と言う事ですか.....ヒトではまだ、むしろ痴呆の薬としての研究だそうで。ま、面白いものですがね......

 後はSaint's robes carbon datedと言う話がありますか。聖骸布の話を何となく思い出したものもあるんですが......イタリアはアッシジ(Assisi)の聖フランチェスコ(St Francis)の遺跡が明らかになったと言う。
 中央イタリアにある4つの聖フランチェスコ教会(Franciscan churches)は、彼らのそれぞれがアッシジの聖フランシスの居住地であったと主張している。この修道士は1200年代の早期にフランチェスコ修道会を作った。炭素年代測定法により、今回それぞれの主張の一つを確認し、そして数世紀後のその教会の歴史の物語を明らかにする。
 イタリアでは宗教的遺跡が、神の奇蹟を信じる、あるいは単にそれを恐れている数百万人ものカトリック教徒によって崇拝されている。毎年、300万人以上の来訪者達が聖フランチェスコの有名なバシリカ風の教会堂を訪れており、アッシジではこの聖者の人生を描いた著名なフレスコ画と、その法衣(habit)の一つがこの聖者の物がある。第二のローブはトスカナ地方のArezzoの近くにあるSanctuary of La Vernaにある;第三のものはフィレンツェのBasilica of the Holy Crossがある;そして第四のものは、Arezzoの近くにあるBasillica of Cortonaにある。
 フィレンツェとコルトーナの教会しか支配していない(フランチェスコ修道会の一派は、もう二つを監視する)フランチェスコ修道会のトスカナ地方の分派は、彼らが持つこの二つのローブが本物であるのかどうか、見たいと熱望していた。彼らは特にコルトーナの物に関心を持っており、この聖者の最初の後継者Brother Elia Bombaroneによって持ち込まれたものだと言われていた。2003年、Brother Eliaの死から750周年の時、修道僧達はBrother Eliaの役割についての物語を支持する証拠を探し始めた。
 その為に、この修道会はイタリアの核か学者達にこの法衣を調べる様依頼した。「この依頼はフランチェスコ修道会から直接きた」とItalian National Institute of Nuclear PhysicsのPier Andrea Mandòは言う。彼とチームは、いくつかの小さなサンプルを法衣から得、そして加速器質量分析(accelerator mass spectrometry, AMS)として知られる標準的な技術を使い、この衣の炭素14同位体の猟を調べた。
 今週、European Conference on Accelerators in Applied Research and Technologyでの発表で、Basilica of the Holy Crossにあったローブは、聖フランチェスコがいた頃より100年ほど新しいものであることが示された。しかし、Basilica of Cortonaにあったものは、1155〜1225年であり、大体この聖者と同時代のものであった。
 このローブは遺体安置所の枕と、福音書(Gospel Book)とともに補完されており、これらもまた聖フランチェスコの物としている。この枕の炭素年代測定法では、これはまたこの聖者の生きた時代と同じ頃である事が示された。University of Sienaの古文書学の専門家達は、福音書の筆跡は、この聖者の時代に使われていたものと同じスタイルであると言う。
 フランチェスコ修道会は、彼らはこの結果がBrother Eliaの活動に見える事が幸せである、と言う。このトスカナの修道会のリーダーである、Father Padre Antonio Di Marcantonioは、彼は最初のローブの結果から、余り深く心配はしなかったと言う;その白いひもベルトはこの物理学者達の研究から聖フランチェスコの物と同時代であり、その為にフィレンツェ遺跡のその力(the power of the Florence relic)はまだそのまま残されている、と彼は言う。
 遺跡の調査は欧州では一般的では無いが、しかしそれらは多くの議論を起こす事ができる。「多くの遺跡は、調査から牡鹿のペニスである事が判明した、Paduaの聖アンソニーの腕のように偽物であると認識されている」とNational History Instituteの中世教会史の研究者であるAntonio Lombattiは言う。
 特に1998年にトリノの聖骸布 − キリストの顔が転写されたと多くの人が信じている男性のイメージをもつリネンの布 − の放射性炭素による年代測定に続いて起きた、科学者達とmen of faithの間で起きた敵対的な議論がある。この研究では、これは少なくとも1260年以降のものであるとしている。
 Lombattiは、更なる現代の技術がこの最新の日付を確認できるであろうと言う。「しかし教会はこの布や他の遺跡を科学に対してドアをいくぶんは開いている」と彼は言う。
 Mandòは、彼は聖骸布の再度の年代測定に関心は無いと言う。「これには多くの宗教的、政治的な意味がある」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 トリノの聖骸布......ま、有名ですけどね。前教皇の時に行われ、結果を受けて特にあれこれとは言わなかった話ですが......一応、「心の問題」と言う事は主張していた記憶がありますけど。ま、13世紀ではキリストではあり得ないわけですが。
 で、今度は聖フランチェスコ......聖骸布とほぼ同時代(より古い)ですが、どういう人かはWikipediaのアッシジのフランチェスコの項目で大体は分かるかと思われますが。この人の聖遺物がいくつか伝わっているようで、それの調査をしたら本人のものかはともかく、同時代の物であるらしいと言う事が分かったと言う事で。
 ま、教会と言うか修道会側は一安心、と言う事のようですけど.....でも、依頼した度胸も凄いですねぇ。基本的に保守的というか、後ろ向きになるものかと思いましたけど。
 ま、科学と宗教と言うテーマになりますが.......余り対立を起こさない例、ですねぇ。

 ま、取りあえず以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風が北上していくと言う事で。関東以北は雨が降り、それ以外は晴れるようですが。しかし、台風の通過によって回復するところもあり、と。関東地方は雨後晴れ。東京で31/26と言う予報ですか。
 まぁ、天気がどう影響しますかねぇ.....

 さて、今日は金曜日ですか。
 え〜......管理人は職場でなんか拉致されるらしいんで、夜が遅くなるようで。まぁ、仕事はどうなる事やら......ま、がんばってやる分はやりますけどね、ハイ。
 ただ、土日が仕事で潰れるのがなんとも.......振り替えは貰えるんですが、なんとも、と言う気分ではあります、ハイ。
 ま、体力勝負っぽいんですがね。体調を崩さずにがんばりたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/06
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 出勤時から雨のおかげかバスは10分遅れるわ、到着してから慌ただしいわと困った一日でしたかね......「時間がない」とか云々言われても困るんですけど.......まぁ、バックアップ若干含め仕事をあれこれとやっていましたけど。まぁ、職場の予定が雨のおかげで結構ずれまくったりとか。
 やれやれと言うか。
 で、どうにかこうにかやっていたんですが、問題は帰路。台風のおかげで降ったり止んだりが繰り返され、しかも降る時はやたらと集中的な振り方をしてくれる為、最寄りバス停から風の通りが良かったり川がある道を1km程歩いて帰る人間としては流石に考えてしまう.......と言う事で、結局金はかかりますが、タクシーで帰路へ。
 ま、幸いな事に正解でした(^^;
 その後はまたダウンしていましたかね.......いや、疲れると言うか。最近微妙に寝たりない感が大きいです。

 そして昨日は上述の通り荒れた天気の一日。
 台風の雲の為か、降ったり止んだりが繰り返され、しかも降る時はやたら強い雨だったり、あるいは雷も伴うと言う状況。湿度は高く、蒸し暑いと言う状況でしたかね......とにかく「台風9号」のおかげ、と言う事につきます。
 大分困った人も多かったのでは無いかと思いますが?

 で、巡回してNature.comより。
 Futile protein cycle keeps mice thinなんて記事がありますか。無駄なタンパク質の合成分解サイクルで、エネルギーを使う事でマウスを太らせない、と言うシステムがあると言うことのようで。応用できれば、と言う事になりますが、時間がないので省略。
 時間があれば読みたいですがね。
 で、NASA clean rooms breed hardy bacteriaと言う話がありますか。NASAのJPLがケネディー宇宙センターとジョンソン宇宙センターで、宇宙船組み立てに使われるクリーンルームから、やたらとタフな微生物が見つかったと言う。食料無し、高温、高pH、高濃度塩素にも耐えられるそうですが......と言う事で、将来の宇宙ミッションにこれを連れて行けば、と言う事のようですが。
 ちょいと、気力が持たないのでこれも省略。

 そして先日に引き続き、統合失調症絡みで、Schizophrenia genes 'favoured by evolution'と言う記事があるようで。脳の病気に関連する配列が、自然の選択の印を見せた、と言う......タイトル通りですかね。
 読んでみますと......統合失調症に関連する遺伝子は、恐らくは自然の選択によって好まれたのであろう、とヒトと霊長類の遺伝子の配列の調査から分かった。この発見は、脳の状態が衰弱する事に関連する遺伝子が、人々に残るような何かしらのアドバンテージを持つ事が示唆される − しかし、このアドバンテージが何であるかはまだはっきりしていない。
 Simon Fraser UniversityのBernard Crespiによって率いられた研究者達は、統合失調症に関連した76のDNA配列を調査した。彼らは、これらのヒトでの配列を、チンパンジーやマカクザルと言った霊長類と、そしてマウスやラット、ウシやイヌも同様に比較した。
 76の遺伝子を研究する中で、28で自然淘汰の証拠が示された。彼らは他のゲノム中の場所の対照群とはより種類が少なく、そして生殖活動による繁殖の間に起こる、遺伝子のランダムな混ぜ合わせによる、ごちゃごちゃとした証拠が少なかった。これらの発見は、これら統合失調症に関連した配列が、進化的なアドバンテージを持っていたであろう事が示唆され、研究者達はこれをProceedings of the Royal Society Bに報告した。
 この遺伝子のデータは、統合失調症に関連する遺伝子が提供する、アドバンテージの種類の手がかりとはならない。「これは大きな疑問であるし、我々は本当にそれについて良い解答がない」と、Crespiの同僚であるUniversity of BathのSteve Dorusは認めている。
 それでもなお、この結果はなぜ統合失調症が − この病気は遺伝する事ができ、そして一般的に妄想や不眠、パラノイアの症状となる − 進化的な力によって頑固にも残されているのか説明できるであろう。深刻な精神的な病気にもかかわらず、世界中で1%の人々に影響を及ぼしていると考えられている。
 いくつかの遺伝性の病気はまた、影響を受けた人々に利益をもたらし、それはなぜそれらが存続していくのか説明する手助けとなる。例えば嚢胞性腺維症(cystic fibrosis)を起こす変異は、これらのキャリアーから守る事が知られている。そして鎌状赤血球貧血(sickle-cell disease)を起こす変異を持つ人々はまた、マラリアに対して免疫を持っている。
 しかし、統合失調症のアドバンテージを解明する事は、その遺伝学の解明が乏しい為に困難であろう。それは恐らくは数百もの遺伝子によって支えられており、それぞれが小さな影響しかない。いくつかの変異の増加が統合失調症への感受性を増すのにもかかわらず、それらが他に何を起こすのかは知られていない。「その図は全くはっきりしていない − 統合失調症の遺伝学は、20年間にわたり混沌としている」と、University of Aberdeenの神経科学者である、David St Clairは述べている。
 精神医学の研究は、統合失調症の人々は全体的により独創的で創造性に飛んでいる事が示唆されており、この事は統合失調症の遺伝子はそのキャリアーに生存上の問題の解決や、仲間を惹きつける手助けをしている可能性を引き起こす。
 しかし、この理論から確固とした結論を出すのは早すぎるとDorusは言う。「正確な遺伝学的な見地から、統合失調症と創造性の間の関係はまだもろいものである」と彼は言う。専門家達がどのように遺伝子が特定の影響を創造的な傾向に与えるのか、これは問題だ、と彼は付け加えた。
 それほど多くの遺伝子がこの病気に繋がっていると言う事実による複雑さと、世界中の人々の間での違いは問題である。この研究者達によって確認された遺伝子の配列のうち、たった4つが一つ以上の大陸で自然淘汰の証拠があった事が示された。
 この事は、統合失調症が世界中で見られるのにもかかわらず、異なる遺伝子が異なる人口における進化で、好まれたかもしれない事を示唆している。それはまたこれらの変異が人類が6万年前に世界中に拡大していった後で、自然淘汰が起きた事を示唆している。

 と言う事ですが。
 ま、遺伝子の変異と病気と言うのは普通にある話題になりますが、その遺伝子による病気を持つ人で、別の病気にかかりにくいと言う事もある......まぁ、鎌状赤血球貧血なんかはマラリアにかからない、と言う事は有名ですけど。
 で、調べてみたら統合失調症に関連する遺伝子は変化が少ないらしく、どうやら何かしらの、こういったアドバンテージがあるらしい事が示唆された、と言うのが今回の話ですが......ではそれは何か、と言うとまだ分からないと言う。と言うか、この事が正しいかも分からないと言う事ですけど。
 創造性やらそこら辺は、確かに統合失調症の人はみられますけどね......と言うか、どこかたがが外れているところまで行きそうな感じはありますが(^^; ただ、豊かな「何か」を感じるものはありますけど。
 さて、真相はいかに?

 後はWIRED VISIONから。
 携帯電話のGPSで追跡、サボリ発覚で解雇なんて話があるようですが......ただ、これは結構怖い話のような気もしますけど。いや、もう監視されているわけで、かなり不愉快にも感じたり。
 さぼる方も悪いですが......ただ、そういう事をしている通知義務がないアメリカの州、ってのも恐いが。
 で、実現に向かう「指向性エネルギー兵器」と言う話がありますか。「自由電子レーザー」(FEL)による兵器の実現可能性について、と言う話。今までの11ワットから1万ワットにまで到達、と言う技術の革新があったようで。現在はその2倍を目差す、と言う。
 ま、湿気やら空気やらで弱まりにくく、まっすぐ飛ぶレーザー兵器があればどの軍隊も飛びつくものであるとは思いますが。強力になれば、防衛から攻撃にまで使えるわけで。しかも長大な距離を、と言う....
 しかし、こういうのを防ぐのもどうするんだか。
 屈折?
 後は『エアロゲル』ブランケットは究極の断熱材と言う記事がありますか。先日WIRED VISIONで記事になったエアロゲルについて、今度は断熱材としての働きについての記事と言う事になりますが。
 バーナーに載せて加熱しても、その上のマッチに火もつかないと言う。で、さらに赤外線の放出を抑える為にも使える......となると、IR誘導のミサイルに追われにくいと言う「メリット」も生じる事から軍事用にも、と。
 ま、既に宇宙服にも、と言う事ですが。使い道、幅広そうで。

 ま、取りあえず時間も無いのでこんなところで以上で締めますが。
 さて、今日はとにもかくにも台風、と言う事で西日本や北陸を除いて後は雨、ですか。影響がないところは晴れるようですが、影響があるところはことごとく雨。関東地方も雨。東京で29/24と言う予報ですか。
 まったくまぁ、どういう服装で出勤しようか......

 さて、今日は木曜日ですか。
 週の後半戦ですが、まぁ仕事ですねぇ......どうなる事やら。いやはや、と思っていますけど。まぁ関東圏の人も多いかと思いますが、気をつけたいものですねぇ、本当に。
 無事にでて帰りたいものです、ハイ。
 皆さんもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/05
 さて、昨日は職場Eで仕事でしたかね。
 いやぁ......流石にエンジンぶん回しで皆が疲れている状況でして、取りあえず「中隊」単位であれこれと調整的なスケジュールにはなったんですが......まぁ、その分多少負荷が減っていく者がいる一方、増えていくものもなぜか登場、と言う状況でして。
 おまけに、外では通り雨で良く濡れてしまいましたねぇ......(^^;
 ま、初めてまともに職場備え付けのシャワーを扱った気がしますが.......着替えてさっぱりしたところで、「比較的」早めに撤収。
 8時前に無事に帰ってこれましたかねぇ......
 まぁもっとも疲れが来るわけで、へろへろではありますが......ま、無事に切り抜けられたと言う事で幸いだったと言う事にしておきましょう、ハイ。

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 午前中は結構良く晴れましたが、思いの外さわやかな風が吹いてくれた為に、思ったよりは外にいても楽ではありましたけど、やはり気温は高くて暑い。そして午後からは雲が多くなり、夕方には通り雨が降る事も。
 ちょうど外にいたんで、豪快に濡れてしまいましたけどね......
 いやはや。

 で、まぁこういう事情なんで余り時間も無いんですが。
 Nature.comでは4件の記事がありますか......Local livestock breeds at riskとかありますか。土地に固有の家畜が、狩りすぎで消えていく危機にあるものが多いと言う事のようですが。
 それと環境系でAcid rain may hit coastal waters hardと言う話がありますか。二酸化炭素が水に溶ければ弱酸性となりまして、海水のpHが下がる(=酸性よりになる)と言う事になりますが。これだけでなく、窒素分と硫黄分が関与して(前者は硝酸系、後者は硫酸系の物がイメージしやすいですかねぇ)pHを下げていると言う事のようで。地域的な汚染で、結構深刻な事態にもなっている、と言う事のようですが、時間がないので省略。
 後はADVANCE ONLINE PUBLICATIONとなっていますが、All about Craig: the first 'full' genome sequenceと言う記事がありますか。この分野のパイオニア、Craig Venterが自身のゲノムを、耳あかから何から配列化した、と言う事のようで。
 ま、これも時間がないので省略。

 で、読めたのは一本......Magnets harnessed to clean artworkと言う記事。鉄のナノ粒子で満たしたスポンジが、簡単に汚れを落とすと言う事で、美術品に使えるだろうと言う。
 読んでみますと.....値段のつけられないほどの美術品が汚れた時、食器洗い機を動かすなどと言う選択は明らかにあり得ない。しかし、現代のもっとも繊細な洗浄技術でさえもこの問題がつきまとう − この問題に、ある研究者が、彼がゲルスポンジと、磁石を使う事でこれを解決できたと言う。
 多くの現在の一般的な技術は、特別にデザインされた、絵画の汚れた場所からそれを分離できるゲルを使って入る。この方法で、特別なクリーナーは芸術作品の小さな領域に対して、クレンジングジェルで、絵画の汚れた場所を吹いたり、絵を除いたりする事無く使う事ができる。
 しかし、粘り気のあるゲルは扱いが難しいものとなってしまう。ゲルとクリーナーを減らす事は、それぞれを残してしまう事となり、そして表面が洗われてしまうとこの芸術作品は著しく損なわれてしまう。そして繊細な絵画に、どのようなものでも研磨材の種類を使った除去技術は、問題を起こしてしまう。
 University of Florenceの化学者Piero Baglioniは、彼がこれらの問題についての解決法を発見したと言う − 磁石によって取り除けるゲルを開発する事で。
 「これはより簡単な為に古い方法を置き換えてしまうだろう」とBaglioniは言う。
 Baglioniと同僚らは、彼らの磁石のナノ粒子が含まれたゲルスポンジの作り方の詳細を、最新のLangmuirに報告している。
 Banglioniのゲルは主に鉄のナノ粒子で飽和したポリマー(ポリエチレングリコールとアクリルアミド)でできている。このゲルは洗浄の為に要求される特定の形状の「スポンジ」にする為に、はさみで切り取る事ができるには十分に引き締まっている。そのようなスポンジは幅広い洗浄剤を入れる事ができ、例えば油彩画や大理石彫刻と言ったものに使え、そして洗浄が必要な芸術作品の部分にも適用できる。
 一度適用すると、クレンザーは芸術作品の上部の表面に浸出し、そこにある汚れを除去する為に溶かす。ゲルの表層の上部が洗浄の過程で乾いて、浸透圧の傾きがゲルの中で生じ、その時に洗浄した溶剤をスポンジ内部へと引き込み、絵画や彫刻の表面からこれを除く事ができる。このトリックは、このゲルが全体的に処置された絵画の表面よりは、水性物質をより吸い上げる傾向があると言う事実によるものである。
 単純にゲルの一片の上に磁石を置くと、絵画への損傷無しでその表面からこれを取り除く事ができる。
 「我々の知識の範囲では、....敏感な化学ゲルは芸術作品をあらゆる副作用無しで洗浄する為に、最も進んだ、多目的のシステムの一つを示している」と論文の中で研究者達は述べている。
 London's Courtauld Institute of ArtのDepartment of Conservation & Technologyの長であるAviva Burnstockは、スポンジが浸透している洗剤と同じくらいスポンジの除去ができる事の重要性に触れている。
 Baglioniのシステムについて興味深い事は、どのように彼のスポンジがそのような小さい領域に使う事ができるかだ、と彼女は言う;他のゲルはどのくらい絵画に洗剤をさらされるのを制限することに、余りうまく使えない。「これは悪くないアイデアだ」と彼女は言う。「これは非常にデリケートな表面に使う事ができる。」

 と言う事ですが。
 中々面白い物質と言うか。使い方かなぁ、とも思いましたけど......鉄のナノ粒子の利用、と言うのが一つ重要な点ですか。後は物質の性質と言う事もあるかと思いますけど。早い話、絵画の汚れに「載せておく」事である程度、元の絵を損なう事なく汚れを落とせると言う事になるわけですが。
 水彩画だと苦しいのかな、流石に。水性物質を吸い上げる性質があると言うことですから。
 まぁ、絵画修復やらにかかわる職業の人には、こういうものはかなり注目するものがあるのでしょうけどね......応用も結構できるのでは無いかとも思いますが。日常生活でももしかすれば?

 後は時間がないのですが、WIRED VISIONから。
 最も衝突可能性が高い小惑星アポフィス:観測ミッション公募中と言う話があるようで。2029年にニアミス予定の「アポフィス」の観測、と言う事だそうですけど。ま、以前騒がれて多分大丈夫、って話になったかと思いますが、とりあえず関心を持つ人がいるそうで。
 優れたミッションでは5万ドルの賞金が出されるそうですが.......チャレンジする人、います?
 そしてパターンと数学、と言う事で中世イスラム芸術と『ペンローズ・タイル』、そのエピソードと言う話があるようで。ま、ちょっとした話ではありますが.....時々、数学者ってのはこういうパターンにやはり美を感じるんだろうか、と思うものはあります。
 まぁ、十中八九感じるんだろうなぁ......

 後はスラドより。
 太陽光を高効率でレーザー変換する技術の開発と言う記事もあるんですが、個人的にはMACPOWER誌、一時休刊?と言う記事が目に付きましたかね......いよいよ休刊ですか。ある段階からがらりと変わった為に買わなくなったんですが......やっぱりねぇ、と言う感じが。
 残りはMac FanとMacPeopleですか.....前者は良く知られた老舗、後者はMacPowerの姉妹誌だよなぁ、元は。ちょうどパイオニア製Macやらがでていた頃。ついでに、zipやらMD DATAやらがあれこれもあった頃ですか。
 ま、ネットが発達した今は当たり前の傾向と言う気もしますけど。
 Mac Userやら、MacWorldやら、MacLifeやら。えぇ、まだありますよ、部屋に(^^;

 ま、そういう事で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は関東、東北地方で天気が悪くなるようで。他は晴れるものの、西日本は雲が出てくるところが多いようですね......関東地方は基本的に雨で不安定、と。東京で28/23と言う予報ですか。
 台風9号、直撃ルートですが......

 さて、今日は水曜日ですか。
 雨ねぇ......まぁ、どういう事になるかは分かりませんが、取りあえずがんばってやっていく事としますかね、ハイ。いろいろとまぁ、調整やら多いんですが。ちょっとうまくいくかもなぁ、なんて思うものもあるんですけど、過剰に期待しない事にしましょう。
 「小隊長」経験も浅いもので.......(^^;
 ま、がんばります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/04
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、朝からにぎやかなものでしたが......取りあえず、どうにかこうにかやっている感じではありますけど。まぁ、エンジンぶん回し状況が出てきまして、おまけに耐久レースが入る感じですかね......「小隊」も何つぅか、まぁ微妙な動きをしてくれているような?
 「小隊長」としては心配なんですがねぇ。
 で、取りあえずは朝から晩まで、と言うお約束ルートになりまして、帰宅が遅くなりましたかね......いやはや、疲れた。
 低温火傷、痛いですねぇ......

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 もっと晴れるかと思ったんですが、午前中は雲が多く、午後から晴れ間も見えると言う状況に。湿度は高めで、少し蒸し暑いと言う感じはしましたが。まぁ、でも朝夕の涼しさは顕著なものでして、もう真夏の強さはあり得ないだろうなぁ、と言う。
 もっとも、台風がちと気になりますがねぇ.......

 で、まぁ余り時間がないんですが。
 ちょいと巡回してNature.comより、First 'tall gene' foundと言う話がありますか。タイトル通りでして、HMGA2と言う遺伝子の変異を持つ人で身長が高くなると言う事が分かったと言う。
 今まで知られていなかったんだ、ともちょっと思いましたけどね.....まぁ、身長が以上に高くなるケースと言うと、事故やらでの脳の手術で脳下垂体に云々、ってケースばっかりか。こちらは病的な、外的な要因ですがね......まぁ、取りあえず省略。
 で、取りあえずこっちは読もう、ってのが一つ.....High hopes for new schizophrenia drugsと言う記事。統合失調症に対し、50年ぶりの大きな最初のブレイクスルーとなる臨床試験ができたと。
 読んでみますと.....精神科医達は、1950年代に初めて統合失調症の薬剤の種類を開発したアメリカの製薬会社によって初公開された物を歓迎している。
 早期の臨床試験のデータによれば、そのプロトタイプの薬剤 − コード名LY2140023と呼ばれ、Eli Lilly社の研究者によって作られた − が現在最良の使用可能な薬剤である、オランザピン(olanzapine)と同じくらい効果的であるように見える。この薬剤の開発者達は、これが精神科医に対して患者の治療に新しい代替物を提供し、そして恐らくは副作用の点に置いて相対的により大きな利点が得られるであろう事を期待している。
 世界保健機関によれば、統合失調症は世界の人口の約1%が影響を受けていると言う。その幅広い衰弱させるような症状は、妄想や幻覚、思考の混乱、社会からの離脱、及び感情の「単調さ(flatness)」をもたらす。
 現在の抗精神病薬は、全て同じ方法によって機能しており、これは脳内の神経伝達物質ドーパミンのレベルを減らす事によっている。しかし、それらは全ての患者に対して病気の改善ができるわけではなく、そしてしばしば歓迎できない副作用をもたらす。この新しい薬剤LY2140023は、第二の化合物LY404023に変換され、これは異なる神経伝達物質グルタミン酸(glutamate)の活性を落とす事によって影響を与える。
 Lilly社の研究者達は、この試験は彼らの新しい病気の機構へのアプローチへの原則の重要な証明であるが、しかし、彼らはこの特定の化合物が治療へと使えるのかはまだ分かっていない。「我々の研究は、初めて統合失調症の異常生理学における、グルタミン酸の役割の証拠を確認した事だ」と、研究チームの一人James Monnは言う。
 試験では、196人の統合失調症患者がLY2140023、オランザピン、偽薬で4週間にわたり処置を受けた。これら薬剤は大体同じぐらいの効果であった、とNature Medicineに研究者達は報告した。
 「この薬剤開発に関しては、大きな一歩だ − 1952年にクロルプロマジンが導入された時以来の、初めての非常に大きな一歩だ」とJohns Hopkins Universityの神経薬理学者Solomon Snyderはコメントしている。
 その深刻な副作用 − 乳の分泌や動きの制御ができないと言った − があるのにもかかわらず、クロルプロマジンは統合失調症の治療を一変させた。これ以前では、大半の統合失調症患者はその一生を監禁された元で破滅した。オランザピンと言った同じ種類のより新しい薬剤は、化学的により副作用を最小化するように手を加えられているが、しかし多くの患者はそれらを未だとりたがらず、そしてしばしば治療をやめてしまう。不眠症や感情的な不安定といったLY2140023の副作用は、わずかにオランザピンのものとは異なっているが、しかしそれらは全体的な重さでは同じぐらいである − しかしあらゆる既存の抗精神病薬とは異なり、この新しい薬剤は体重の減少を起こさない。
 グルタミン酸系が統合失調症に関連していると言う考えが医者に最初に注目されたのは、1980年代にパーティードラッグであるフェンサイクリジン(phencyclidine, PCP)が一時的にこの病気と似たような精神病を起こす事に注目した事による。しかしこの新しい薬剤は、初めてこの系が故意に統合失調症の手助けとなるよう操作する事を示して見せた。
 Monnは、この科学者達は正確にどのようにこの新しい薬剤が抗精神病の作用を生むのかは知らない、と認めている。しかし生物化学的に、グルタミン酸の放出のコントロールをするフィードバックループに関連する、特定のグルタミン酸受容体であるmGlu2/3に作用する為に、この作用は相対的に微妙であり、またそれ故にグルタミン酸系が非常に活性化した時にのみ機能する − この系が高い活性をしている間は、この病気の特徴の一つと疑われている。

 と言う事ですが。
 Solomon Snyder.......久しぶりにこの人の名前を聞いたなぁ。いや、この人の本は印象深かった記憶がありますので。実際、面白かった記憶があるんですが。
 ま、ともかく統合失調症は「からむこらむ」でもやたら力入れた記憶がありますが、病気の特徴やらいろいろとはそちらを見ていただく事としまして(興味があればルイス・ウェインと言う人も調べてみると良いでしょう)、そちらに書いた通り基本的な物は、レセルピンの作用の発見から始まってドーパミンに注目が行くわけですけど。
 一方で、グルタミン酸の作動神経にも注目が、と言う事のようで。
 まぁ、LY2140023と言うコード名の薬剤の構造も分かりませんけど。グルタミン酸の作用を抑制すると言う事で、既存の主力タイプの様な「ドーパミンの作用を抑える」事も考えると結構興味深い物はありますが。
 ちなみに、両者ともに脳内に広く分布し、使われている神経伝達物資でもあります。
 どこにどう関連していくのか? それが分かれば病気の理解と言う事も含めて非常に大きなものがあるかと思いますが.....っつぅか、ここまで来るとドーパミンもグルタミン酸も阻害したらどうなるの? とか思ってしまうものもありますけどね。
 ま、何であれ一つのブレイクスルーとなるかも、と言う。いや、興味深いかと。

 後はざっとですが、WIRED VISIONから。
 英Virgin Galactic社宇宙旅行、最初の客100人の訓練開始へと言う話も取りあえず出ているようで。まぁついにこの段階に来た、と言う事なのかもしれませんけどね。
 ファウンダー・アストロノーツ、と呼ぶそうですが。ま、資本主義的、と言うか。スポンサーなんだから当たり前ですよねぇ。
 そして全米の携帯電話や固定電話を傍受するFBIのシステムなんてのもあるようですが。以前の「エシュロン」の話題何かもふと思い出すものもありましたけどね。
 いやはや......

 ま、取りあえず時間も無いのでこんなところで。いや、今週は忙しい(^^;
 さて、今日は取りあえず大きく崩れるところは少ないようですが。雲は全体的に多いものの、晴れるところもあるようですね。関東地方は晴れ時々曇り。東京で30/23と言う予報ですか。
 しかし、台風9号......木曜〜金曜日にかけて関東直撃の可能性があるようですけどね......しかも勢力が強いまま。大丈夫か?

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は本日も仕事......体力勝負となりつつあるんですが、まぁどういう事になりますかねぇ(^^; がんばってやっていこうとは思いますけど。さてさて......疲れそうですがね。やる事が多いです、ハイ。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2007/09/03 過去ログの整理をしました。
 2007/08分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」とstat.を更新しました。

 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 取りあえず、昼まで爆睡......いや、本当に良く寝た感じがすると言う。まぁ、もう一日休みが欲しいとも思ってしまいますが、取りあえず起きだしてからぼへっとやっていたんですけど。基本的に、Aleph OneでM1A1やっていましたかねぇ。
 いや、もう何つぅか久しぶりなもので。
 で、夕方に自室でまた落ちていたりしつつ、M1A1を終了。後は特に何も無く、のほほんと過ごして一日が終わり、ですかねぇ。
 本当に休養ですな。

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 晴れ間は見えず、一日中雲の厚さが変化していた程度で、気温はそこそこ上がったものの上がりきらないと言う印象。事実30度は切りましたか。そして朝はかなり冷え込みましたねぇ......夏モードで寝ていると確実に風邪を引きかねないと言う。夕方もあっという間に気温が下がる感じ。
 寝やすいと言えば寝やすい環境ですけどね......

 で、M1A1は一気に進めましたか。
 Habe Quiddamで久しぶりの爆弾の恐怖から、プフォール船、そして往復して革命〜エンディングと一気にいきましたか。久しぶりではありましたけどね......まぁ、マップは良く覚えていると言うか。特に「Try Again」なんかは散々やったわけですけどね......Marathon Infinityとかで(^^;
 まぁ、流石にVid Master的なプレーは全くできませんでしたけど。いくつかのシークレットは完全に忘れていましたね......「あったよな、このステージ」とか思いつつ、結局見付けられなかったりとか、やり方忘れていたりとか。
 う〜む。って、そう言えば昨日の進行中でも、いくつかのステージではM1A1になってからの付加要素っぽいのが入っていますね.....「あれ? こんなのあったっけ?」ってのが。隠し通路と言うか。無かったような、と言う物があったりと。
 まぁ、ともかくもMarathon InfinityのエンジンでできるMarathon 1ってのは良いですねぇ、本当。オリジナルは画面が狭くて......(^^; 今となっては懐かしいですが。そして、M1A1のマップの完成度と言うか再現度は「完璧」と言ってよい物でしたので、なおさら良かったなぁ、と言う。
 もっとも、グレネードジャンプの感覚は違っていますけどね.....結局、序盤のNever Burn Moneyでのシークレットにいけなかった.....管理人の勘違いかもしれませんけど。まぁ、でもグレネードジャンプならぬ、もうちょい「豪快なジャンプ」で最終ステージはあっという間のエンディング。
 いや、久しぶりですがどうにか豪快にショートカットできたなぁ......(^^;

 ま、と言う事で、Aleph Oneであれこれやりましたが。
 取りあえず興味ある人はMarathonWiki.jpへどうぞ.....Mac、Win、Linuxでできますので。まぁ、日本語にするのに手間がかかったりやら手間はありますが。ある程度古参でゲームをやる人なら、確実に懐かしめる雰囲気かと思います。
 っつぅか、こういう時の方が「ゲーム」していて良い感じです、個人的に。
 って、そう言えばサードパーティー製シナリオもあるんだったよなぁ......Devil in a Blue Dress日本語版のファイルとかはありますが.....バグると言う情報もあるようですが(^^;

 ま、休養と決め込んでいたのでネタも探さず、と言う事で、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は日本海側を中心に雲が多く、雨が降りやすいところもあるようで。他は雲が出るものの晴れ間も見えると言う感じですか。関東地方は晴れ時々曇り。東京で31/23と言う予報と。
 残暑ですかね。

 さて、今日から一週間が本格化ですが。
 管理人、気付けばまた休みがない状況になりそうで何つぅか、と言う一週間となりそうです......やれやれ、だなぁ。ま、体力勝負となりそうな一ヶ月でもあるんですけど、どうにかこうにかやっていきますかねぇ、えぇ。
 どうしてくれようか、って事項もありますが。まぁ、「小隊」がきっちり動いてくれれば余り問題は無いんですけどね.....いやはや。
 がんばりますか。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/02
 さて、昨日は仕事で午後出張の日でしたかね。
 ま、午後と言う事で起きだしたのが9時......だったんですが困った事に頭痛がある。と言うか結構朝が冷えた事もあり、腕が微妙に冷えていたのでもしかしたら風邪? 的なものがあったんですが。位も余り動かず、苦労しつつ出かけたんですが、来る予定の同僚が来ない。
 で、電話したら病院に、と言う......遅れて来たんですが、7度8分の熱があって、ってそりゃかえって寝なさい、と言う事になるんですが......まぁ、最終的に帰ったんですけど。同僚、立て続けに仕事が入ったところで気温の乱高下、と言う事でダウンと言うことのようですが。
 ま、取りあえず夕方には仕事は終わりまして撤収。
 帰宅してからやれやれ、と思ったんですが、頭痛は消えて体調もまぁまぁと言うレベルにまで回復。ま、幸いではありましたけどね......ゆっくりとその後はAleph OneでM1A1なぞやっていましたかね。

 そして昨日は雲の多い一日。
 天気は悪く気温は低下し、出張先で「風邪引きました」なんて話も結構出てきたんですが。まぁ、当然かなぁ、とも思いますけどね......と言う事で、9月の残暑はいずこ、と言う有り様でしたかね。特に明け方は結構冷えまして、寒くて目が覚めたと言う人もいたようですが。
 また極端ですよね、気温が。
 結構早めに秋雨前線の南下がおきている印象ですが......

 で、Aleph OneでのM1A1はちょこまかと。
 まだ序盤ですねぇ.....デュランダルの章に入りまして、まぁあれこれと嫌がらせを受け始めていますが。取りあえず、Marathonはやりまくった人間としては、記憶が結構残っているステージもあってそれと比較すると再現度が本当に良いなぁ、と言う感じです。
 「あぁ、こういうステージあったよなぁ」とか。
 個人的に良く覚えているのがG4 Sunbathingと言う唯一の真空ステージ、そしてオリジナルのデモ版でもあったステージであるBlaspheme Quarantineとか。って、そう言えばZeus級ピストルを手に入れるCool Fusionでは久しぶりに「潰された」なぁ......(^^; そしてBob-B-Qでは誤射が多発、と。
 いやぁ、邪魔臭いわ、Bob。
 ただ、幸いにもと言うか、やりこんでいたおかげと言うかシークレットは結構覚えていて確保していますねぇ.....
 で、まぁそんな感じで進めてみると、オリジナルとちょっと違うシーンも登場。
 やった人しか分からない話になりますが、「Colony Ship For Sale, Cheap!」のステージ(このステージ、シークレットでマップタイトルの意味が分かるんですよねぇ......)で一生懸命に最終ルートを作る為に高さ調整をレバーでするシーンがありますが、あれは高さを自動的に最適のところにしてくれるようになっています......再現すると面倒だから止めたのでしょうか?(^^; ま、おかげで楽ができたのでその点は全く問題は無いのですが。
 まぁ、個人的にも「あの面倒なヤツか!」と警戒していたんですがね......ちょっと拍子抜け。
 で、現在は「ちゅるちゅるぼん」に悩まされつつ、さらに面倒な「緑色の悪魔」が初登場のステージですね......いやはや......

 で、巡回してNature.comから。
 先日読みそこねた記事より、Mighty mice could yield human treatmentsと言う記事から。スーパーサイズの動物は、恐らくは新しい薬剤とより大きな家畜への道を開くだろう、と。
 読んでみますと......それは『トムとジェリー』のシーンのように聞こえるだろうが、しかし生物学者達は実際に通常のものよりも4倍以上もの筋肉を持つマウスの遺伝子の原因を見付けた。
 Johns Hopkins University School of MedicineのSe-Jin Leeによって作られたその変異マウスは、通常のマウスと比べて二つの重要な遺伝子の違いがある。それらはミオスタチンと呼ばれるタンパク質を作る事ができる、他のタンパク質フォリスタチンを多量に作る。療法の変化がマウスで筋肉の量を増やした。
 筋肉質のマウスは、通常のマウスと顕著に違う − その筋肉繊維のサイズは2倍以上で、73%以上多く繊維を持っており、LeeはこれをPLoS Oneに報告した。
 筋肉量について、二つの方法で増強された − 筋繊維の数とサイズの両方 − ことは、筋ジストロフィーやAIDS、ガンと言った病気を持つ人の筋肉を回復させる方法を探している医療研究者達に、よいニュースとなるだろう。
 ミオスタチンは筋肉の発達を制限し、このタンパク質の無いマウスがなぜ大きくなるのかの理由となる。そしてフォリスタチンはミオスタチンと結合し、恐らくはその活動を阻害するため、Leeはこの影響を調べる事とした。しかし彼は、そのマウスが両方の処置を一度に行った時にここまで大きくなるとは予想していなかった。
 フォリスタチンがミオスタチンの無い状態において筋肉の発達を増強する事は、一つ以上の機構がこれにかかわっている事を示唆する。マウスはまた、人間に比べてミオスタチンのレベルがより高い、とLeeは述べており、この事はヒトにおいてこのタンパク質はそれほど重要では無い事を示唆する。「ヒトにおいては、それは実際には探知できない − それは常に厄介な感じを残す」とLeeは言う。「明らかに、他の役割を担うものがある。」
 もし生物学者達がフォリスタチンと結合する、更なるタンパク質を見付けられれば、それはヒトにおいて筋肉の発達を加速させる、より有望で新しい薬剤の登場となる事ができる。これまでのところ、製薬会社Wyethが抗体を元に、ミオスタチンの影響を失わせる事によって筋ジストロフィーを楽にさせる治療に挑んでいるのにもかかわらず。ミオスタチンを標的とした薬剤の開発の努力は多くの成功を得ていない。
 ヒトの筋肉量を維持する薬剤はまた、老齢の人々にその筋肉を失わせるのを避ける事ができる、とLeeは示唆する。「人々は80歳のシュワルツェネッガーになりたがらない − それは単に年を取れば弱くなり、そして躓いたりすることで尻を打ってしまう。」
 この発見はまた家畜産業において、より筋肉を持ち、多くの肉を作る牛や羊と言った動物を作ると言う考えに加わる事になる。ベルギアンブルー(Belgian Blue)種の牛や、Texel sheepといった、いくつもの「double-muscle」の品種はミオスタチン遺伝子の変異を持っている。
 薬物によって高められたスポーツの能力の亡霊はまた、Leeの研究分野にぼんやりと現れている。明らかに、より筋肉の成長の見通しを提供するあらゆる開発は、魅力的な方法であり、Leeは、ヒトがこのような化合物での実験を既に行っていない、と言う事は保証しないと言う。
 「私は研究であったとしても、これを確かに推奨しないし、実証しない」と彼は言う。「しかしこの(スポーツにあるリスキーな薬物の摂取と言う)サブカルチャー全体は、狂ったものである。これは争点となるだろうし、また確実に(規制当局に対して)挑戦する事となるだろう。」

 と言う事ですが。
 ま、二つの遺伝子によってマウスの筋肉を4倍にまで増強した、と言う事ですが......一つは筋肉を制限するタンパク質を減らし、その制限するタンパク質の阻害をするタンパク質を増やす、とそれだけで4倍にまで、と言う事ですが。
 あまりにもあっさりと言う感じですけど、写真みるとやはり凄いよなぁ、と思いますが。
 ま、病気への治療に使う、ってのは分かりますが。やはり最後だよなぁ......欲しいでしょうね、アスリート達は。もっとも、無駄な筋肉も増えるような気もしますが.......それでスコアが伸びるか? っつぅか、先日書いたように、確実に「問いあわせ」をしているトレーナーは入るでしょうねぇ。以前も筋肉を増やす遺伝子、ってのが記事にでたら問いあわせした、と言うケースもありましたし。
 なんだかなぁ、と。
 ま、以前「からむこらむ」で記事にした様に、ドーピングへの「誘惑」はあるようですけどね......そういう意味ではある意味狂っているのかもしれませんが。

 あとはBacterial genome found within a fly'sと言うものもありますか。バクテリアから動物へのDNAの移動が、思われている以上に一般的だった、と言う。
 研究者達はミバエのDNAに驚くべきか腐れたものを発見した:それはWolbachiaと呼ばれる、寄生する微生物のゲノム全体があるように見えた為である。この雑多な寄生虫の遺伝物質のより小さいいくつかはまた、虫(worms)やハチ(wasps)にもみられた。
 ミバエDrosophila ananassaeに導入されたこのWolbachiaの導入されたサイズ − 100万塩基対以上がある − は、驚きを持って研究者達に見いだされた。もし微生物のDNAが他の生物でも一般的であるのならば、研究者達は汚染や、ゲノムの配列化を行っている間に突発的に入り込まないようにしなければならない、と彼らは警告する。
 有機体は外部からの遺伝子を吸い出す事は長い間知られており、もっとも一般的な例では、微生物が他者とDNAの交換を行う事である。ミトコンドリアと葉緑体からのDNA − 特定の微生物から進化した細胞構造と考えられている − はまた、多細胞の真核生物(植物や動物と言ったものを含む分類)のゲノムへと入り込んだ。そして植物の虫の寄生虫(And a worm parasite of plants)は窒素固定を行う土壌微生物からの遺伝子を含んでいる事が見つかっている。しかし、微生物の遺伝子が動物へ移動する事は、まれであると考えられていた。
 今日(8月30日付の記事)のScienceに報告されたこの新しい研究では、微生物から動物の宿主へと遺伝子が移る事は、予想されていたよりもより大規模で一般的に起きていた事が示唆された。
 この発見はまた、この微生物のゲノムが宿主に対して恐らくある種の進化的なアドバンテージを与えたと言う事が暗示される。「今、WholbachiaからのDNAの重要部分について話されている」とこの研究を行ったJ. Craig Venter Instituteの遺伝学者Julie Dunnning Hotoppは言う。「更なるDNAを導入する為に、ある種の淘汰があるはずだ。」
 全ての昆虫の種の1/5〜3/4は、精巣か卵巣で生き、あるメスの世代から感染した卵を通じて受け継がれる、Wolbachiaに悩まされている。その拡大を維持する為に、Wolbachiaはメスに対する出生率をゆがめることができ、そして感染したオスと病気の無いメスとのつがいを作る事を防ぐことができる。
 この微生物の卵細胞への密接な関係は、微生物のDNAを永続的に宿主の核のゲノムへと縫い込むのに、十分なチャンスがある事を意味する、とDunning Hotoppは言う。彼女のチームはミバエで寄生虫のDNAを見付けると予想した。日本のチームが以前単一のWolbachiaの遺伝子をアズキゾウムシで見付けており、そしてDunning Hotoppと同僚らは、同じものをもっと見付けると予想していた。
 その代わり、彼らはtropical fruitflyが実際に全体のゲノムを吸い上げている事を見いだした。チームはD. ananassaeWolbachiaの感染の無いものを調べ、そしてこの微生物のゲノム全体を通じて45個の遺伝子を選んで調べた。彼らはその内の44個を見付けた。これらのテスト遺伝子が非常に幅広くWolbaachiaのDNAに広がっている為に、個の事はそのゲノムの残った部分もこのミバエある事が示唆された。
 Wolbachiaの遺伝子の多くがゲノムにまたがって昆虫のDNAのらせんの中に浸透しており、そしてそれらは機能をしているようでは無かった。しかし少なくとも45個の調べられた微生物の遺伝子の内28個は映えの中で活性化していることを研究者達は見付けた。「これは全く意味深な事だ」とUniversity of Rochesterの生物学者でチームの一人でもあるJohn Werrenは言う。もしこの遺伝子が何もしなければ、それらは欠落するか変異しているであろう、と彼は言う。
 この挿入が起きたのはいつかは何も語られないが、しかしこの配列がD. ananassaeにとって独特の配列であるために、それは恐らくは他のミバエからこの種が分離した後で起きたのだろう。
 チームはより短いWolbachiaのゲノムの一片を他の昆虫で見付けており、それにはいくつもの線虫やハチ、蚊でも見つかっている − この事はこの種のDNAの移動が全く普通に起きている事を示唆する。
 この研究は、ゲノムの配列化を行っている人達に警告をもたらす、とUniversity of New Mexicoの遺伝学者Ulfar Bergthorssonは言う。
 習慣的に、ゲノムが配列化された時には、コンピューターのプログラムは最終的なコードから、あらゆる微生物の遺伝子を単純な汚染として推測して排除している。しかし、幅広く広がる微生物から昆虫への遺伝子の存在は、その配列はより注意深く行うべきである事を示唆している、とBergthorssonは言う。「配列から微生物のようなゲノムが除くことは保証されていない。」
 未だ多くの生命体のDNAが翻訳されていない様に、研究者達は確かに微生物から動物へと広がる遺伝子がさらに、特に爬虫類や両生類で見つかると確信している、とWerrwnは述べている。しかし、ほ乳類で微生物の遺伝子を見付ける事は、精子や卵子の細胞中に微生物が感染する事が知られていない為に、無さそうである。

 と言う事ですが。
 ほ乳類はないのか。ま、バクテリアのゲノムがほぼ丸々、昆虫のゲノム中に見つかったと言う事で確かに驚くべき事かと思いますが。機能は抽出した中では半分ぐらいあるようですが、まぁ確かに機能していないようなら除かれている可能性も高いでしょうからね......進化の目印になるかもしれませんが、やはりゲノムの解明で、自動的に微生物のゲノムをコンタミと判断して除かれることから、もしかしたら厄介な可能性もあると。
 まぁ、面白いものですが。
 寄生・共生の関係ってのは面白いものだと思うんですが、どうかしちゃうところまで行くとまた厄介の種のようで.....機能的、と言うよりは解明と言う意味で。

 それとHIV drug tackles cancer cellsと言う話がありますか。腫瘍の成長が抗HIV剤によって阻害されたと言う。
 一般的にHIVの治療に使われる薬剤は、ガン細胞の成長を遅くする事ができる事を研究者達は発見した。この発見は、致命的な病気と戦う為に開発された薬剤が、他にも使える手助けとなる期待を起こす。
 HIV薬ネルフィナビル(nelfinavir)は現在癌患者において、新しい証拠に光を当てる為に最初の試験を実施中である。ガン科学者達は、'repositioning' drugsが既にHIV治療に認可されている事により、それらが研究室から治療に使えるまでのガン治療薬の為の15年と、推定10億ドルを省く事で、いくつもの生命を救う手助けができる。
 US National Cancer InstituteのPhillip Dennisと同僚らは、細胞におけるウイルスの毒性の影響が、ガン細胞中でみられる変化と似ている事に気付いてから、ガン細胞に対するHIV薬をテストし始めた。ガン治療への新しい方法への探求は、以前鎮痛薬とつわり治療がこの病気への戦いへのリストに乗る事で行われていた。
 Dennisのチームは、6つの認可されているHIV治療薬を、研究室で育てた幅広い種類のガン細胞に加えてみた。これらの薬剤のうち3つは顕著に腫瘍細胞の成長を遅らせ、そして細胞死を増やす事をClinical Cancer Researchに報告した。この三つの中でもっとも効果的であったのは、細胞内でタンパク質の分解の活性を阻害するネルフィナビルであり、またガン細胞を注射されたマウスにおいて腫瘍の成長を阻害した。
 その効果は特に驚くものでは無い、とUniversity of MachesterのIan Hampsonは言う。彼は以前異なるHIV治療薬ロピナビル(lopinavir)が、潜在的に子宮頚部癌を止める事ができるのを発見している。「ガンはウイルスの感染に対していくつもの類似性を持つ」と彼は言う。
 Hampsonは、HIVの様なウイルスは免疫系に対して自身を守る為、宿主の細胞の生ゴミ処理装置 − プロテアーゼと呼ばれる − のスイッチを変える事で防御用の免疫タンパク質はウイルスと戦う前に破壊されてしまう。ガンを起こす変異はまたプロテアーゼを活性化し、その為にネルフィナビルといったタンパク質を阻害する薬剤は、理論的には両方の病気を止める事ができる。
 ネルフィナビルは現在、投与によって癌患者が耐えられるのかを示し、どのように体内で確固とした腫瘍に影響があるのかをみる、予備的な臨床試験の段階にある。
 医療の分野間における薬の移動と言う考えは普及している − HIV治療薬はSARSウイルスに対してテストされており、そして抗マラリア薬のクロロキン(chloroquine)は潜在的なガン治療の為に研究中である。Dennisは、「全ての薬剤を抗がん作用の為にスクリーニングすると言う考えは、潜在的にある」と述べており、そして彼はUS Food and Drug Administrationによって認可されたあらゆる薬剤を、腫瘍細胞にテストすると言う計画が進むであろう事を期待している。

 と言う事ですが。
 まぁ、なるほどね、と思いましたが......いや、薬剤って身体への作用を考えれば、場合によっては複数の物に効能があっても全く不思議ではありませんから。HIVからガンへ、と言うのが一つの新しいパターンと言う事なのでしょうけど。
 まぁ、でもここら辺は着目したヤツが勝ちだよなぁ、と思います。「からこら」の「その159」で挿話的に入れた話では、抗マラリア薬のキナクリンがBSEに有効かも、なんて話もありましたし......その後は出てこないんですが(^^;
 ま、何であれ気付くには洞察力と、広い視野が必要ですよね......それができた人物が歴史に名を残す、と言う事が多いわけで。

 ま、取りあえずこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、何やら関東の南東には台風が来ているようで。秋雨前線が切れているところが繋がってくるようですが、北海道と沖縄が晴れる他は雲が多く、東海〜近畿〜北九州にかけて雨も降りやすそう。関東地方は曇り。東京で27/21と言う予報ですか。
 まぁ、朝夕は下がりますねぇ。

 さて、今日は日曜日。
 管理人はオフ、と言う事でしっかり休みたいと思いますが.....いや、本当にまぁ、じっくりやらんと辛いかもなぁ、と。いろいろと慌ただしい事が続いていますので(^^; ま、体調を崩す日ともおいですからね。
 皆さんもお気をつけを。って、宿題を手伝う親御さんが多い?

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2007/09/01
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 いやぁ.....何かハードでしたかね、いろいろと。最後に「夏休み」を取ってから急激に忙しくなっていますが......まぁ、通勤の途上で某高校の生徒の数が少ないのは幸いなんですけど(^^; っつぅか、学校はいつ始まっているんだかさっぱりですが。
 ま、ともかく仕事と言う事であれこれと、「やる事リスト」作成で優先順位確認が必要かなぁ、と言うような感じで仕事していましたかね......おまけに、そういう時に限って「小隊」のメンバーが一人、なんかごたごたと......
 社会じゃ生きていけないかもよ、それじゃ.......
 ま、取りあえずそんな感じで朝から晩まで、と言うか夜は同僚に愚痴を聞いてもらいつつ、と言う具合でしたがやっていましたかねぇ......やはり帰りは遅い、と言う。
 ま、やれやれ、と言う気がしますが。「やっとこさ週末を乗り切った」と言う感じです。

 そして昨日は微妙な天気の一日でしたけど。
 日中、雨が微妙でしたかね......朝は降り、昼にも降り。かといってやたら強いとかそういうわけでも無く......雲は一日中垂れ込めている感じでして、まれに雲が晴れたりもしましたが。しかし、気温は低く、と言うのはまだ良かったですかね。
 まぁ、暑すぎるのも困りますが。と言うか、とっととすっきりした秋晴れを期待したいところです。

 ま、そういう事で何か忙しいのと帰宅が遅かったんで生存報告。
 取りあえず本日も仕事(^^; また、後日.......





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