〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2008年2月分〜


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2008/02/29
 さて、昨日も職場Eで突貫仕事の一日でしたかね。
 まぁ、何つぅか取りあえず最初の山場がピーク、と言う事でして午前中の忙しくない時間に忙しくするべく、やる事をやり、その後客相手に仕事。そして夕方にはまた突貫スタートとなり、夜に入れば「余計な重荷」の件について、ほぼ完成に近いバージョンのチェックを複数名でやり、それが終わってからきっちり区切りがつくまで作業開始.......
 いやはや......いつの間にかまた9時を過ぎているという状況でしたか。
 帰れませんねぇ.......

 まぁ、そういう事で本日も生存報告なんですが。
 nature.comでマラリア関係の新しい話が結構きっちり出てきていまして、かなり気になるんですが、正直読むヒマがありません.......今日はどうなる事やら。土日はまぁ、多少は余裕ができるかも? と言う状況ではあるんですが、十中八九持ち帰りで仕事なんですがね。
 やれやれ......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/28
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 え〜......突貫でした、いろいろと。朝から晩までずっと突貫。取りあえず職場に着いてから片づける書類を突貫し、そのまま午前中の仕事を確認してから本番の突貫スタート。そして合間合間に入る「小隊」の不手際報告、と言うのがありまして、まぁもう何つぅか。  いろいろとやらかしてくれましたので、久しぶりに本格的に締める羽目になったりやら.......「この時期になってそういう事をやるのか!」と言う感じで、まぁたるんでいるなぁ、と言うか。小隊長やっている人間の不手際かもしれませんし、まぁそこら辺はまた考えてしまうものはありますけど。
 で、取りあえず延長戦突入で、今度はどうにか8時半までと一昨日よりは「マシ」な感じでしたかね......まぁ、帰宅して一息つくのがもう10時、となるわけですが。
 まったく、まぁ巡回するヒマがない.......(- -;

 と言う事で、不本意ながら巡回するヒマもないので生存報告。
 突貫はあとどれくらいかなぁ.......いきなり早く帰れる可能性もあるんですが、まぁやる事は多い時期、と言うか、「年度末進行」と言う事ですね、ハイ。
 ま、同じような目に遭っている方もいらっしゃるかと思いますが、がんばりましょうね.......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/27
 さて、昨日は職場Eで突貫の一日でしたか。
 いやぁ......ハードと言うか、何つぅか。取りあえず午前中はあれこれと気を遣い、午後から突貫開始。で、終わってみれば夜9時前だった、と言う事でして.......まぁ、何つぅか自分もよく集中力がもつとは思いますけど。
 いやはや......(^^;
 ふと気付けば外は雨が降っていますし。何つぅか、やっとこさ終わった、と思って外へ出たら雨だった、ってのは結構悲しいなぁ、と.......

 と言う事で、本日も生存報告です。
 とにかくサバイバル状態が始まったわけでして、まぁどうなる事やら。
 体調に気をつけたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/26
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 まぁ、嵐の前の静けさの最終日、と言う具合になっていまして........えぇ、まぁ負荷は軽め。おまけに「余計な重荷」は取りあえずかなり目処が立ち、もう少しで終わるかなぁ、と言う段階になりましたか。
 で、まぁ「静けさの最終日」と言う事で、飲み会に呼ばれまして。最近はどこでも温泉があると言う事で、そっちで風呂入って飲み、と言う事で過ごしていましたか。
 まぁ、こういうのんびりも取りあえず昨日で終わり。
 今日からレッツサバイバル状態スタートとなっています........

 と言う事で本日は生存報告ですが。
 気付けば「昭和維新」失敗から72年目ですか......管理人は突貫工事スタートの幕開けですがね。
 ま、がんばります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/25
 さて、昨日は休養と仕事の一日でしたかね。
 起きだしたのが9時半頃。しばらくまたうだうだしてから最終的に起きましたけど、何かそれなりに寝られた感じがあったんですが、起きた原因の一つは強い風。非常に強く吹き荒れていましたけど、良く晴れて.......春一番の後に立派な西高東低、と言う事でこういう具合のようですが。
 ま、取りあえず午前中はのんびり。
 午後からは散歩をかねて出て行きまして、2GBのUSBフラッシュメモリーを購入。さらにDVDで黒澤ものである、「隠し砦の三悪人」「悪い奴ほどよく眠る」「影武者」を勢いで購入。さらに本を2冊ほど買ってきましたかね......ま、その後帰宅してから巡回など。と言うか、フラッシュメモリー関係でデータやら移していたりして過ごし、その後で仕事。
 まぁ、ゆっくりやれたというか、マイペースで良かったというか......嵐の前の静けさだよなぁ.......

 そして昨日は上述の通り大荒れの天気。
 良く晴れているものの、風も強い。とにかく強く、関東地方は電車が運休となるところも出たようで、相当に吹き荒れたと言う事になりますか。日中で10m/s以上ですからね......相当なものですが。しかし夕方になって少しだけ落ち着いたような? いや、強く吹いてはいますけどね......
 まぁ、居住地域では梅も咲き始めてきました。やっぱり春へと?

 で、MF-NU202GBKと言うのを購入してきましたか。
 ま、結局セキュリティ絡みで、ある程度こう公開されてはまずい情報ってのがあるわけですが、最近のUSBフラッシュメモリー絡みで結構この手のが問題になる、と言う事であれこれと以前から考えていましたけど。
 まぁ、結局手軽なのが無いというか。USBフラッシュメモリー内に入って収まるようなのが無いんですよね、これがまた。あっても結構「?」的なのもあったりとか。
 で、まぁ取りあえず一個新しく出てきた上に、Mac/Win両用と言うのがあったんで、買ってみましたか......実に簡単ですが。取りあえず、暗号化とかはないようですが、データむき出しよりはずっとマシ、と言う事になりますか。
 その内あれこれと出てくるんじゃないかとは思うんですがねぇ.......ま、取りあえずMac/Winの両者でちゃんと機能してくれています。
 取りあえず、しばらくは様子見ですな。

 で、巡回していまして、nature.comから。
 気になっていたので、Self-healing rubber bounces backと言う話。タイトルのまんまと言う物質なんですが、一度切ってもまたくっつける事ができるゴム、と言う。
 この伸縮性のあるゴムを二つに切っても、それは再び伸縮性のある破片へと自身を戻してしまうだろう。この物質の奇妙な自身の「回復」能力は、これが何度も切って伸ばす事ができる事を意味する。
 この自己回復ゴムはIndustial Physics and Chemistry Higher Educational InstitutionのLudwik Liblerの研究室で作られた。Leiblerと同僚らは単純な出発物質からこれを作った − 脂肪酸と尿素である(これは植物油と尿の成分だ)。
 その結果できた物質は、単なるパテ(silly putty)とゴムボールの中間のようなものである − それは伸ばす事ができるが、二つに切ってしまっても再度繋がる事ができる。このチームはまだボール状にこの物質を形作っておらず、その為にこれがもう一度弾むのかどうかは知らない。しかし、「それは弾むであろう事は私は分かっている」と彼は付け加えた。彼らの研究はNatureに報告された。
 この物質は単なる好奇心以上のものだ、と東京大学の化学者である相田卓三は言う。「この発見は商売に(使うのに)近い」と彼は言う。自己回復ゴムは、接着剤から自転車のタイヤにまで何でも応用が利く。
 既存のゴムは単一の、連続した伸縮性分子で作られており、これが共有結合と呼ばれる強い化学結合で固定されていた。これらの結合が一度この物質で破壊されると、それはこのようになる − ゴムは再結合できない。
 Leiberのアプローチはその代わりに小さな分子グループを塚会う事であった:植物油から得られた脂肪酸である。これらの物質と尿素を二段階で反応させて窒素含有の化学基(アミドとイミダゾリドン)を脂肪酸の最後に入れた。この脂肪酸はお互いに水素結合で繋がっている − この力は水素と他の原子の間に働く強い力で、そしてこの結合は水素分子がお互いと結合する原因である。
 この結果できた分子システムは非常に単一的ではなくなっている:いくつかの酸が突き出ている三つの基をだし、そしてあるものは二つある。これはこの化合物が硬く、粉々になるような結晶化しない事を意味している。その代わりに、元の大きさよりも5倍にも伸び、そしてゴムバンドよりもゆっくりとであるが通常に戻る − 大体1分ぐらいかかる。
 もしゴムを切ってしまえば、酸の末端基が暴露し、そして隣接する水素結合が破壊される。アミド基は結合するパートナーを探し求める性質があり、そして切断した表面が再び接触すればこれができる − 水素結合は再び形成される。切断面をより長くくっつければ、これらの提携がさらに再び作られ、そしてより完全にゴムを回復させる。
 新たにカットされたサンプルは、ちょうど15分後に再結合したゴムが元のサイズの2倍にまで伸びる事ができるぐらい十分い回復した。このシステムはまだ完全ではない − 十分に回復していないゴムは、元々の「傷ついた」場所で再び壊れてしまうだろう。
 この壊れたゴムは他の壊れた破片とのみ結合し、そしてこのゴムはすぐに修復されはしない − これは断ち切られた後の18時間後で効率的に回復する。
 他の自己回復物質は存在しているが、しかしその結合は熱または強い力が加えられた時に限り、接合した。Leiblerの物質は室温であり、そして静かに二つの壊れた破片を合わせる事だけでできる。
 「これは非常に単純化したコンセプトであり、回復できる資源を使う事は本当に良い事だ」とUniversity of Cambridgeで自己回復物質をやがてAmerican Chemical Societyの会合のセッションで発表する予定の化学者Oren Schermanは言う。「切り裂いて再度繋げる事ができるとは良い兆候だ。」
 Leiblerはフランスの化学企業Arkemaと共にこの物質の開発と商品化を行っている。Leiblerはこのゴムがおもちゃに使われることを望んでいる:「子供は物を壊したがり、もしこれを直せるのであればこれは良い事だ。」

 と言う事ですが。
 実際にニュースにもなりましたし、また記事にもその様子がありますので興味がある方はのぞいてみると面白いかと思いますけど。植物油と尿素からできる、と言うのが面白いですねぇ......ま、脂肪酸と尿素がアミド結合で連なってできていると言う事でしょうけど。脂肪酸も「植物油」と言う事から複数あると言う事でしょうが......それが成功の秘訣なのかもしれませんけどね。
 ま、柔軟性に富むというか。水素結合をうまく使ったというべきか......これを思いつくのも頭が良いよなぁ、と。まぁ、回復に時間がかかるのはしようがないですけど、共有結合が壊されればそっちの方は回復の見込みはそう容易ではありませんので。
 なるほどねぇ........

 そう言えば、なんかニュースというと中国製品〜あたご衝突事故、と来て今度はロス疑惑再来、と言う状況になっているそうで。
 なんだか古い事件がまた出てきたというか......いや、管理人もその頃は余り詳しく覚えていませんので、Wikipediaの項目とかみて「そういうもんだったか」と言う程度ではありますが。しかし、こういう両国にまたがる場合はどうなるんですかねぇ?
 と言うか、マスコミもまぁネタが尽きずにほくほくものですか。以前のはすぐに忘れますからね.......次は犯人捕まってからかな? いや、中国の件の奴ですが。まぁ、出てこなかったらでっち上げ、と言う落ちもあり得るんだろうなぁ、とも......(^^;
 って、そう言えばメタミドホスで検索する人が結構いらっしゃるようですけど。よくよく考えると、オキシ塩化リンからの合成ではなくて、三塩化リンからでもできますねぇ、などとふと。と言うか、むしろそっちの方が楽なのかな? 専門的にはチオールが結合する際に転移して、CH3S-P(O)Cl2となる、と言う。
 ふむ?

 そう言えばすっからかんに忘れていた。
 H-2A 14号機打ち上げと言う記事がありましたか......そうか、無事に打ち上がったんですねぇ。余り大きく報じられていないのか、それとも報じられているのかよく分からんのですが(^^;
 っつぅか、打ち上げ時の風速15.2m/sだそうで......またえらい中でやってのけたのね.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は緩めの西高東低......というか西の高気圧がかかってくるようですが。徐々に三寒四温の流れになるのかな? 日本海側の北陸以北では雪で、雲が出てくるようで。西日本は晴れ後曇り。ま、大体は晴れですか。関東地方は晴れ。東京で8/1と言う予報と。
 まぁ、冬モードですな。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人はあれこれと忙しい仕事ラッシュスタートの時期ですけどね.......まぁ、初日は特に無いんですが、飲みが入るのかも? いや、火曜から地獄スタートなんですが。まぁ、せいぜいゆっくりやる事としましょう......「当座の仕事」から必須の仕事スタートで、「余計な重荷」もやらんとダメなんで、まぁ熾烈ですな。
 がんばります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2008/02/24
 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 起きだしたのが9時半と思ったよりは早かったんですが。ま、酒が入っていたからだろう、と言う事で納得して、しばらくぼへっと。その後、11時過ぎてから食事をとり、しばらく記事を読んでいたり巡回していたんですが、だんだん体が根を張ってきそうだったので、これはいかん、と2時過ぎてから散髪へ。いい加減長くなって邪魔になった髪を切ったのですが、ちょうど寒冷前線が通過中だったらしく、非常に風が強く冷たく、そして微妙な天気の中帰路へ。
 気温が急激に下がりましたねぇ。
 そして帰宅してからだるかったのでそのまま夕寝。7時頃起こされて食事をし、後はぼへっとやっていましたか。まぁ、本当にマイペースというかのんびりというか......休養に特化した一日でしたかねぇ。
 いやはや、疲れた。

 そして昨日は雰囲気の良く変わる天気の一日でしたかね。
 午前中は暖かく、実際起きた一因は布団が気温に比して暖かすぎたからではないかとも......ま、完全に春模様だったようで、実際に春一番も吹いたようで。しかし午後から寒気が入ってきて雲が多くなり、雨雲が関東南部を通過して一気に気温低下。東京では夕方の1時間で8度低下したようで、まぁ理論通りだよなぁ、などと。
 でも、本格的な春の気配も感じました。冬は終わりへ向かうのでしょうかね.......

 そう言えば無性に懐かしいのが気になって調べていたんですが。
 ありましたねぇ......Q2DQ2。「Quake 2 Done Quick 2」なんですが、ムービーを見たいなぁ、と。でも本体はもう入れていないんで、どうにかみられないかなぁ、と思っていたんですが、ちょっと検索したらあっさり出てきましたか。
 ま、何? と言うとQuake IIと言うゲームの早解きムービーですね......複数人でやったものになるんですが、これがまたクソ早いというか(^^; ロケットジャンプやらグレネードジャンプを多用して如何にショートカットしていくか、と言うのがミソのムービーです。と言うか、速くてギリギリ過ぎるというのがなんというか.......
 ちなみに、ムービーはこちらですね。DivXが必須です。元々はPlanetQuakeで公開されていたものですが、fileplanetと契約したらしく、それ以降ダウンロードにアカウントが必要となってから立ち寄らなくなり、そして今に至るんですが。まぁ、こういう具合にみられるとなるとこっちはラッキーというか。
 ちなみに、ReCam版ですね......第一人称視点のはどっかにあるとは思いますが.......

 で、巡回していまして、nature.comから。
 やっぱり出てきたんで、US missile slams into runaway satelliteと言う話。例の衛星撃墜ですが、群は毒性燃料の入ったタンクの「8〜9割」の破壊に成功した、と確信したそうで。
 読んでみますと......米ペンタゴンはミサイルを制御不能となったアメリカの偵察衛星へ命中させる事に成功した、と発表した。Naional Reconnaissance Officeが衛星との接触を失ったのは、2006年12月、打ち上げからまもなくであり、ペンタゴン当局は未使用の毒性燃料が健康へのリスクをもたらす事ができる為に、衛星の差し迫った地球への落下で燃料タンクが残ったままであることを恐れた。
 グリニッジ標準時で2月21日の3時26分、米海軍巡洋艦Lake Erieは改良したStandard Missile3(SM-3)を発射し、太平洋上247kmを通過する衛星を迎撃しようとした。24分後、Joint Space Operations Centerは衝突があった事を報告した。「我々は衛星に当てた事を多いに確信している」とStrategic Commandの長でこの発射に協力したJames Cartwright将軍は述べている。
 軍部は炸薬を持たず、むしろ衛星のヒドラジン燃料の入った450kgのタンク破壊の為に衝突力に頼った今回の衝突が、どうだったのか未だよく分かっていない。しかし火球が衝突の瞬間に見え、そして群の航空機からの分光器の観測から、ヒドラジン蒸気の雲が衝突付近の宇宙軌道上で形成された事が示された。Cartwrightは、タンクの破壊は「8〜9割は確実だ」と言う。彼は準備の為に24〜48時間を要するであろう更なる分析が、この命中の確認に必要であると言う。
 宇宙において推進剤として利用されるヒドラジンは、氷結した塊であると考えられており、そしてタンクが全くそのままであれば、再突入時に残っているであろう。ペンタゴン当局は、これが人がいる地域の上で毒性の雲となる事を恐れていた。「問題はヒドラジンであった」とCartwrightは言う。
 外部の専門家は、もしタンクが無事だったとして、ヒドラジンが実際に人に害を与えるチャンスは非常に小さいという。有名な国防ブログであるArms Control Wonkの分析では、衛星が都市部に落ちる可能性は大体2/10000であると計算した。
 この衝突によって生じたデブリの破片は、全く小さなものであるようだ、とCartwrightは言う。「これまでのところ、我々は本当にサッカーボール(football)よりも大きな何かを挙げられていない。」 このデブリの大半は地球の大気への再突入によってほぼ確実に燃え尽きるであろう。
 ペンタゴンは、2250kgの衛星から生じたデブリの大半は、24〜48時間以内に再突入すると言う。既にいくつかの破片が大西洋や太平洋へと再突入した、とCartwrightは言う。そしてあるアマチュアの天文学者達は、月食観測の為にBritish Columbia州のPrince Georgeに集まり、そして約2ダース分のデブリが夜空を横切っていくのを観測した、と天文学者達とarms controlの専門家たちの間で行き交ったe-mailで書かれている。
 米国はCartwrightがこのような事が起きる事は未だないというのにも関わらず、他国の領地に何かしらの破片が落ちた場合は対処する、と約束した。来月にはさらにデブリが再突入するであろう。
 中国の撃墜のすぐ後で − 2007年に自国の衛星をミサイルテストで破壊した − 米国はこの破壊についての更なるデータの提供を求めた。そのような情報は必要であり、「関係国は事前警告を受ける事ができる」と外務省Liu Jiachaoは言う。中国共産党機関紙『人民日報』は、このテストの背後にある軍事目的を「必死になって釈明しようとしている」とワシントンを非難した。中国は去年のテストの明らかな軍事目的の為に、多方面から厳しい非難を受けた。
 Cartwrightは、この撃墜はアメリカがもつ対ミサイル能力の改善の為にしたものではない、と否定している。「1980年代に我々はそれをやった」と早期のペンタゴンのテストに触れて、彼は言う。「後戻りして、我々が既に行っている事について咎められる理由はない。」
 「これは大きな技術的成功だ」とHarvard-Smithsonian Centre for Astrophysicsの天文学者Jonathan Mcdowellは言う。しかし、このテストは危険な軌道上のデブリを生むような、他国によるテストを引き起こしてしまう、と付け加えた。「これが(まさに)始まりであると我々は言えるのであろうか?」と彼は尋ねる。「時が語る事になるだろう。」

 と言う事ですが。
 まぁ、中国もえらそうな事を言う資格はないですが(条件が根本的に違う)、まぁ、しかし何を言っても軍事技術での何かしらのテストも入っているでしょうし。まぁ、軍が絡むと何言っても信用されないでしょうし、しませんが(^^;
 取りあえず、十分に成功はしたようで。動画も各所に上がっていますので、まぁ米軍にとっては満足する結果だったんでしょうけど。かなり高速でくる衛星の「迎撃」ですから、米軍もSM-3の能力に満足しているかとも思いますが......いや、これ日本のミサイル防衛関係に絡むミサイルなんで、日本も実は他人事じゃないんですよねぇ.......
 まぁ、取りあえずはデブリが本当にどうなっているのかが気になりますけどね.......

 ま、取りあえず休養だったもんで、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は春一番後の定番、と言う事で西高東低の冬型......強力なのが来ますねぇ。と言う事で、綺麗に冬の天気となりますね。関東地方も良く晴れるようで。東京で8/0と言う予報ですか。
 一気に気温が下がりますな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人は休養の一日、と完全にしたいものですがそうは行かないようですね......ま、仕事があると言うことでして、そっちの方の作業をあれこれとやる事になりますかね......いやはや。ま、がんばってやろうとは思いますけど。
 さてさて.......

 ま、そういう事で以上で。
 また、後日......




2008/02/23
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 午前中は比較的余裕がありまして、諸々と作業をやっていまして。まぁ、思ったよりは大分片づけられたかなぁ、と言う......「当座の仕事」は取りあえずどうにかしましたので、後は「余計な重荷」の方の仕事だったんですが。こっちは、午後にあれこれとあった為、夕方からスタート。関係者若干を集めて仕事が進んだんですが、途中で大ボスと若手で飲むと言う話になり、そのまま巻き込まれていきましたかね。
 いやはや......(^^;
 ま、飲み会そのものは全く面白いというか、良い気晴らしになりまして。ガス抜きもできたんで、大分良かったかなぁ、と。
 そしてバスはなくなりタクシーで帰宅、となるんですが、社内の会話が「タクシー業界のなわばり」と言う、何つぅか内輪的な話を結構あれこれと聞けまして、なるほどと社会勉強に.......と言うか、やっぱりハードな業界ですな。
 ま、取りあえず帰宅したら11時半、と言う状況でしたかね。

 と言う事で、取りあえず本日は生存報告。
 また、後日.......




2008/02/22 昨日分の更新の修正をしました。
 Sekizukaさんの指摘により修正しました。ありがとうございます。

 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 ま、職場は嵐の前の静けさという状態に入っていまして、実はちょっと楽なものもあったりします......管理人は「余計な重荷」さえ無ければもっと気楽に定時退社、と言う事も可能だったりするんですが、そうは問屋が卸さない状況となっていまして。まぁ、それでも6時台には職場を出られるというのは幸いですがね。
 ま、そういう状態で一日......何かまぁ、微妙に疲れてもいるんですけど、取りあえず比較的平穏な一日でしたかね、えぇ......これから先を考えると非常に微妙な心境にはなりますけど(^^;

 で、昨日はまぁ、良い天気の一日、と言うか。
 日中は結構暖かいですね。朝夕も冷え込みが大分緩んでいる状態で、まぁ余裕だったなぁ、と言う。少しずつ春の気配がしてくる感じですが.......もっとも、これからあっちに揺れ、こっちに揺れ、と言う具合に天気も進むのでしょうけど。
 少しずつ春、か。

 で、Ping-pong経由で。
 と言う励まし(?)をいただきました、ありがとうございます.......転勤の件かな? いや、まぁ残念ですし、せっかく構築したものを失ってまた一から別のところで、と言う事になるわけで当然いろいろと思うものはありますが。一方で基本的に「流浪」状態をここ10年やっているんで、まぁ慣れているといえば慣れているものはあるんですよ、えぇ。
 もちろん、気分は良いものではないですが。
 しかし、まぁ人事の方も何を考えているのかよく分からん、と大分あれこれ。中隊長の方は、来年度もいる予定でいたようなんで、後任が「使えるのか」と言う問題があると言う事で頭が痛いようですがね.......いや、まぁ結構面倒な場所なんで。客が離れないと良いんですが.......そういう意味では使える人材が来ると良いのでしょうけど。
 ま、突然方向転換で、なんてなれば良いですが。まぁ、分かりませんね.......多分無理、と。
 ハイ、がんばります。でも、取りあえず当面は契約満了まではやるべき仕事がありますので。テンション下げずにがんばりたいと思います.......
#その内小須田部長状態になるんだろうか.......
#「がんぶぁれ〜 まけんな〜 ちかぁらのかぎぃりぃ〜いき〜てやれ〜♪」とか........

 そう言えば、なんかパラチオン関係の言葉で検索してくる人が急に出てきたんですが。
 何かなぁ、と思ったらまた中国製のアレ絡みのようで.......あぁ、そうですか.......(^^; 出るとは思いませんでしたが、出たんですね.......日本では既に過去の遺物の物質ですが、それなりに有名なはずなんですけどね......ネット上に出るには余りデータが足りないのかな? P=S結合を中心に、エチル-O-が二つ、後はp-ニトロフェノール付ければ完成、となっています。これもお手軽ですね......毒性は強烈で、マウス経口LD50が6mg/kgだったか。フェニトロチオンの毒性の200倍ぐらいか? そこまではなかったか? 100倍以上は確実にありますけど。
 エチル基をメチルに替えるとメチルパラチオンになりますね......これだけで毒性は数倍軽減されますが、それでも非常に高いと言うか、認可されるような事がないレベルの毒性にはなりますが。
 で、メチルパラチオンの構造で、ベンゼン環の方のメタ位にメチル基付ければ(つまり、3-メチル-4-ニトロフェノールと言う事になりますな)フェニトロチオン、一般に「スミチオン」と呼ばれる農薬が完成、となります。こっちは現役で非常に優秀な農薬ですね.......マウス経口LD50が1000mg/kg以上ありますので。つまり、体重1kgに対して1g相当......と言うと「多い」と思うかもしれませんが、農薬1gなんて相当なにおいもありますので、簡単に食べる事も飲む事も困難です。ヒトにこれがそのまま反映できるとすれば、体重60kgの人で60g飲むと言う荒技になりますね......それで飲んだ人の半数が死ぬ、と言う量です。
 使った事がある人は分かりますが、まぁこれは相当な量になりますね........

 で、巡回していまして、nature.comから。
 Self-healing rubber bounces backと言う面白そうな話もあるんですが、体力的なものと集中力の問題から省略して一件だけ、Disease monitors 'looking in the wrong places'と言う話がありますか。健康問題のリーダーは、病気の脅威の特定の為の、世界規模の戦略が必要だ、と言う。
 読んでみますと.....世界の保健衛生の監視者達は、次の危険な流行が起こる悪い場所を探している、と過去数十年以上にわたる病気の流行の発生の、世界的な傾向の分析から分かった。
 この研究は1940年から2004年にかけての、335の感染病の発生と拡大の歴史を追跡する事により、世界的な病気の新鮮な観点を与えるものである。この広範囲な研究は、病気が発生しそうな場所における見込みとして、人口密度といった良く知られたリスク要因の影響の量を計る手助けとなる。
 このデータは特定の将来起こる病気の発生源を明らかにするのに使えないが、しかしそれらは監視グループは熱帯アフリカやラテンアメリカ、アジアといった監視地域にをさらに調査するべき事を示唆する。これらの地域は新しく流行が発生する最大の脅威がある、とこの調査の著者らは言うが、しかし彼らは習慣的に最新の調査結果しか受け取っていない。
 世界的に協力した戦略は、病気が世界中に広まる事ができる前に流行を特定して止める事が求められている、とこの新しい報告に関わった研究者の一人である、Institute of ZoologyのKate Jonesは言う。
 「我々はより幅広く、世界的な視野が必要と考えている」と彼女は言う。「皆が(新しい病気の流行により)影響されるであろう。我々は皆同じ惑星にいる − 今や隠れる場所はない。」
 JonesとConsortium for Conservation MedicineのPeter Daszakによって率いられた同僚らは、64年間にわたる感染病を追跡した。彼らは薬剤耐性結核菌や、クロロキン耐性マラリア、HIVといった世界規模の苦痛を起こす多くの病気も含めている。この調査は、新しい病気が人口密度、国際的な取引や旅行、そして農業の実施の劇的な上昇の結果として、新しい病気の様子を描いた。
 そのような変化は1940年代以降に生じた新しい病気の劇的な増加率が引き起こしている、と研究者たちは言う。彼らのデータセットの中で最悪の10年である1980年代だけをみると、ほぼ100もの新しい病原体が現れていた、とNatureに報告した。
 それは恐らくは1980年代に現れた悪名高い病原菌の登場によって荒らされたのであろう − HIVがそれである − と、研究者たちは欠いている。
 研究者たちにより研究された病気の60%であったHIVは人畜共通伝染病である − 動物からヒトへとそれは漏れ出してきた。これらの人畜共通伝染病の72%は家畜化された動物ではなくて、野生動物からやってきた事を研究者たちは見いだした。最近の例では、マレーシアのニパウイルスや、悪名高い、2002年に東南アジアにおける国際的な旅行を実際に止めてしまった、中国のSARSの発生が含まれている。
 病気の調査、そしてSARS発生といったもののような急速な反応が、将来の流行を食い止める事にとって重要なものとなるであろう、とUniversity of Edinburghの疫学者Mark Woolhouseは言う。「最初の役割は用心深さだ」と彼は言う。「SARSでみられたように、それをすぐに捕らえる事が、損害をより小さくする。」 その素早い制御は大体成功した:2002年の発生における774件の報告の内、3/4は中国の領域内で制限された。
 新しい病気の特定は、マラリアといった既に確立された病気の監視とは異なる能力である、とWoolhouseは指摘する。「我々は世界的な病気の重荷の良い理解をしている」と彼は言う。「しかし、これは既存の病気についてではない − それは新手の病気を特にみているのだ。」
 監視の指示をどこでするのかを汁のは、更なる研究が必要だ、とJonesは言う。
 大半の病気の監視の努力は、欧州や北アメリカ、オーストラリアやアジアの一部といった先進国において注力されている、と研究者たちは言う。これは部分的にはこれらの国々がより良い監視ができるからであるが、しかしまたこれらの領域は20世紀の間病気のホットスポットであったためでもある。アメリカ、西ヨーロッパ、日本、オーストラリアは全て人口密度が増大し、そしてその時に抗生物質を使い、新しい病気の登場を促進させたのだろう。
 アフリカ、ラテンアメリカ、東南アジアといった地域では、今日では似たような社会変化が起きている。Jonesと同僚らは、その最大の脅威は低緯度地域から始まり、特に家禽といった家畜化された動物と自由に交われる場所において怒るであろう、と疑っている。
 Jonesは、彼女の結果は気象モデルと人口統計学のデータと併せ、より正確にどこで病気が将来もっとも起きやすそうかを描くけると示唆している。「将来何が起こるのかは、我々は分からない」と彼女は言う。「我々は、どのようにこの環境が変化するのか調べ、予想する必要がある。」

 と言う事ですが。
 病気の監視......ま、開発との関わりなんかも良く言われていますけどね。エボラ出血熱なんかはそういう関連とも言われていますし、HIVもそういう絡みと言う話もある。まぁ、病気の大量発生は厄介ですので......薬剤抵抗性のものも考えるとキリがない状況ですが、やはり、まぁ難しい問題ですな。
 最後の部分は特に、SARSやら鳥インフルエンザ、ニパウイルスの話を考えると十分にありえる、と言うか実際に起きているわけですので.......ここからさらに、となると? 人畜共通伝染病ってのもかなり厄介なんですよねぇ......

 ふむ......ま、後はSM-3による衛星撃墜は成功した、とかいろいろと話がありますが。まぁ、ちょいとまだ余裕がないんで詳しくは......と言うか、今日ぐらいになるとまたあれこれと情報が出てきて記事を読めるのではないかと思っていますので待ちますが。
 って、軍事ネタと言うと。
 いや、何となく笑ったんで......ニコニコ動画で、鏡音リンのスターリングラード冬景色なんてのが何となく目に付いてみたら、笑えたというか......WW2ネタの東部戦線をしらないと全く笑えない話ですが。まぁ、実際の現実は別の意味で全く笑えないものになるんですが......まぁともかくネタとしては何つぅかやっぱり壮絶だよなぁ。絵の方も笑えると言うか、良くできています。要点を押さえているというか.......ちゃんと督戦隊もいてタンクデサントもあるのね、ソ連側は(^^;
 ちなみに、歌自体は元々あるネタのようですね......「スターリングラード冬景色」と。ボーカロイドとかいうのも結構あれこれ、ですな。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は太平洋側は高気圧、日本海側は低気圧、と言う形のようで。北の方の日本海側は雲が多く雪、西日本は雲が大目? 端に行くと雨、のようですが。関東地方は晴れ後曇り。東京で14/4と言う予報ですか。
 大分まぁ、春っぽいですな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 週末という事になりますが......ま、取りあえず今日も仕事。と言うか、相変わらず嵐の前の静けさと言う状況になりますかね.......まぁ、地道に仕事で面倒なのはありますが。どこまで進められますかね......ま、がんばります、ハイ。
 取りあえず、無事に切り抜けたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2008/02/21
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたけど。
 え〜、まぁ慌ただしくやっていましたが、何つぅか思ったよりはゆとりはあったかなぁ、と言う一日でもありましたかね......ただ、ちとあれこれと忙しかったのが微妙にストレスになってきているのか、朝が何となく食べにくい。エンジンがかかるのに時間がかかるという事になるんですが、まぁ結局職場で食べていましたかね......
 で、結局「当座の仕事」の方は準備が大体できてきまして、まぁ、久しぶりに夕方に区切りがつく、と言う事で早めに撤収......の前に上司に呼ばれまして、来年度はどうやら「職場F」が発生する模様、と言う事に。人事で中央と折り合いがつかなかったらしく、管理人はまた飛ばされるようですねぇ......不安定な立場ですが。っつぅか、人事も何やりたいんだがよく分からんと言うか。言いように使われている部分は否定できませんな。
 やれやれ、どうしたいんだか........
 ま、そんなことを思いつつ、取りあえず個人的にはその話は残念ではありましたが、はっきりした分だけスッキリはしたもんでして、久しぶりに6時台に帰宅。そのままぼへっと食事して、ゆっくり過ごしていましたかね。
 いやぁ.......ふぅ.......

 で、昨日はまぁ暖かさがあった一日でしたか。
 ここ数日の日中でも寒い状況、と言うのが結構緩みまして。朝夕はもちろんそれなりに冷え込むんですが、先週程は酷くない、と言うところです。っつぅか、まぁ春の気配が少し出てきたという事でしょうか......もっとも、そんなこと言っているとまた冬に戻されたりしますけどね。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Anti-HIV gel trial failsと言う記事がありましたか。初の抗ウイルス殺菌剤、と言うか。microbicide......ウイルスと菌は違いますが、訳としてはそうなるんですけど、これで臨床試験を行ったところ効果がなかったという事だそうで。
 読んでみますと.....初の抗HIV殺菌剤Carraguardは、フェーズIII臨床試験の最後において、HIV感染を阻害する事に失敗した。
 海藻から誘導された、膣に入れるゲル型殺菌剤は南アフリカの6202人の女性で試験された。この女性の半数はCarraguardゲルを与えられ、そして残りは偽薬のゲルを与えられた。彼女らはまたコンドームも与えられた。この試験の経過の後、研究者たちはCarraguardのグループにおいて134人の新しい感染者を記録し、偽薬のグループでは151人であったが、この違いは統計的には違いはなかった。
 「結果は結果だ。このゲルは機能しなかった」とUniversity of Cape Townでこの試験の実施の一部において第一研究者であったAlana de Kockは言う。この試験はニューヨークに拠点を置く、非営利の生殖に関する健康組織であるPopulation Councilによって組織・実施された。
 この結果は、最近臨床試験にはいった5つの殺菌剤ゲルにに関連した中で、次々と来る新しい悪いニュースに加わるものである。それらの試験の二つは時期尚早に中止された。その試験ではVirginia州Arlingtonに拠点を置く、生殖健康組織であるCONRADによって実施された、硫酸セルロース塩(cellulose sulphate)と呼ばれる化合物を使ったものであり、そのゲルを使用したグループにおいて観戦の機会がわずかに増加した事が示された為に、去年の早期の結果が出た後で中止された。そしてC31Gと呼ばれる化合物の試験は、2004年の早期にテストを行ったコミュニティーにおいて、HIVの発生率がこの治療の効果を探知する事ができるほどには不十分なまでに低かった為に、中止された。
 残る二つの試験があるが、両者ともに異なる活性成分を使っている:Indevus Pharmaceuicalsによって開発されたPRO 2000と、ReProtectによって開発されたBufferGelである。PRO 2000の試験の一部は、最初の研究で大きな効果がない事が示唆されてから止められている。
 自然の化合物カラギーナン(carrgeenan)を元に作られたCarraguardは、研究室での、そして動物をベースにした研究において有望な結果を見せた。「研究室における基本的な科学を元にしたものでは、非常に、非常に有効な産物であった」とde Kockは言う。しかし、「それらは非常にコントロールされた環境であった」と彼女は付け加える。
 ヒトにおいて、特に性的な健康分野においては、さらに多くの挑戦があった。「要点は、実際の世界で、実際の女性では機能しなかった」と彼女は言う。
 この試験の失敗にも関わらず、Population Councilは南アフリカの保健省の大臣にこの試験における女性への扱いについて称賛を受けた。de Kockは、この試験が完了し、そしてCarraguardは長期使用でも安全であった事を示した事が重要であるという。「コミュニティーの中で試験が成功裏に終わらす事を証明できた事は重要だ」と彼女は言う。
 Population Councilの科学者達は、Carraguardと抗レトロウイルス薬を混ぜた物質(PC815)の研究をしている。このMIV-150と呼ばれる抗レトロウイルス薬、経口薬としては効果が低い事が示されており、これは体内への吸収が乏しい為である。しかしこの性質は膣ゲルにおいては薬剤が表面の、感染の可能性があるところで保たれる為に有用だ、とPopulation CouncilのスポークスパーソンであるMelissa Mayは言う。この産物は現在ヒトで早期の安全試験が行われている。
 HIV阻害薬としての殺菌剤を追跡する価値はまだある、とUK's Medical Research CouncilでPRO2000の試験に関わったSheena McCormackは言う。Carraguardの試験が統計的にみられるものではなかったのにも関わらず、このデータは殺菌剤は小さな効果を持つ事を示した。「これは正しい方向へのシグナルだ」とMcCormackは言う。「科学者達の様に、その結果に我々は非常に勇気づけられた。」

 と言う事ですが。
 抗HIV薬、中々良い結果が出てきませんねぇ.......まぁ、その結果の一つと言うものが出てきたという事ですが。どうやら、連続してうまくいかない、と言う事のようで。まぁ、安全性という意味では一つ今回のは良かったようですが.......でも、効果は、と言う。
 ここら辺は難しいですよねぇ。
 結局、環境が制御された中ではいくらでも効果が出ても、「実戦」で使えるのかどうか、と言うのがやはり肝心なわけですので。フェーズIIIまでいったということはかなり有望と思われたんでしょうけどね......
 まぁ、いつかはできるのかもしれませんけど、中々、と言うか。

 後はWIRED VISIONから。
 ちょうどのこの記事が読まれる頃は終わっているのかな? 撃破されたスパイ衛星の破片はカナダ上空へ? ハワイ付近上空で撃破を計画と言う話が出ていますか。グリニッジ標準時で21日午前3時30分ごろと言う事ですから、まぁ終わっている事になりますけど。
 まぁ、どうなるか.......SM-3の実験もかねているんでしょうけど。軍事関係者は釘付けでしょうねぇ。

 後は「筋肉を2倍にする」新薬『MYO-029』と、ドーピング関係者(?)が喜びそうな記事がありますね。
 筋肉関係の疾患で使われる分には良さそうですが......ま、タンパク質ミオスタチンを阻害すると筋肉が増える、と言う事が分かりまして動物実験でマウスが筋肉を多量に付けたものが発表、ってのは結構前にあった記憶がありますが。と言うか、良く知られているものの一つ、と言うべきでしょうかね。
 で、記事を読むと遺伝子をいじってこれをやると、アキレス腱などがもろくなると言う副作用がある。で、今回ミシガン大の研究者がミオスタチン抑制薬として、MYO-029と言う新薬を作り、しかも腱がもろくならないと言う事で研究したそうですが。去年の1月には臨床試験を終了......したものの結果を出していなかったそうで。
 今もまだ、と言う事だそうですが。
 ま、追加記事によれば論文審査中、と言う事ですけどね......安全性やらあれこれとありますけど。筋肉関係は全身にあるので、うかつにいじるとまた問題になりそうですが.......

 ま、取りあえずこんなもので以上で締めるとしますかね......疲れたんで早めに。
 さて、今日は何つぅか冬型が完全に崩れていますけど。何つぅか春の気配もしてきているんですよねぇ......ま、緩い西高東低ですが、北の方に低気圧が通過していく気配、と。北陸以北の日本海側で雪が降り、沖縄は季節の変わり目で曇り、その他は晴れ、ですか。関東地方も晴れて、東京で12/4と言う予報。
 ま、大分穏やかになってきていますね。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人はやっぱり仕事がごたごたとありますが。まぁ、今日はどうやって切り抜けるかね.......(^^; 「当座」はともかく「余計な重荷」の件がのしかかってきていますので、まぁがんばってやらんとなぁ、と言う。
 やれやれ......ハイ、がんばります。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日........





2008/02/20
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 ま、朝からあれこれと仕事.......と言うか、「当座必要」な方の仕事のチェックを細々としていまして、ミスを見付けては修正、と言う形でやっていましたが。ま、少し空きそうな時間も結局なんだかんだで埋まっていき、と言う状況になりながら仕事。
 そして「おまけ」が夕方から仕事についてきまして、そっちの方に注力.......「余計な重荷」の件は取りあえず昨日は小休止して「当座」のほうやらにつぎ込んでいましたかね........いや、もう疲れるものはありますけど、仕様がない。
 結局、突貫で気付けば12時間労働、と言う状況でした。
 っつぅか、何か余裕がありませんね、今。

 ま、そういう中ですが。
 キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長、退任なんてニュースを見つつ、取りあえず生存報告になるんですが.......っつぅか、カストロと言うと何となく映画「ゴッド・ファーザーII」を思い出し、ついでにチェ・ゲバラとか思い出したりするんですが。
 やっぱりゲバラって今からみるとアメリカにとっては「赤化テロ」と言う事で、アルカイダと言うかビンラディン並のテロリスト指名をするんだろうか、なんて思ったりもします、ハイ。

 ま、それはともかく以上で生存報告。
 また、後日........
#っつぅか、いつ早く帰れるんだ.......




2008/02/19
 さて、昨日は突貫仕事の職場Eでしたかね。
 ま、週明けの朝は何となく気が重い、なんて思いつつ起きだしてから職場へ行くんですが。仕事がまぁ、結構ある。で、こっちは「余計な重荷」の件で結構落ち着かない状況、と言う事で「当座必要な」と言うか、早めに片づけておけ、と言う仕事を取りあえず粗方済ませておきまして。そしてメインの仕事も結構あれこれ、ですがね......ま、どうにか夕方まで。
 で、夕方から「重荷」の件に入りまして、仕事しない同僚に怒りを覚えつつ地味な作業開始、と言う事でそのまま3時間以上突入。途中で上司に呼ばれて来年度の契約関係の話も出てきたりもしたんですが、まぁ、もういろいろと。
 で、やっとこさ一区切りがついてから同僚と検討やら何やらやっていたら、あっという間に14時間労働、と言う具合になりまして。やっとこさ撤収してみれば10時前、と言う状況に。
 いやはや.......
 疲れました、ハイ。と言うか、と言うか、これで少しだけ気が楽になったんだからまぁ、価値はあったとみるべきか......?

 ま、そういう事で取りあえず本日は生存報告です。
 また、後日.......




2008/02/18
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 まぁ、眠いというか、ゆっくりと寝ていまして、起きだしてみれば11時過ぎと言う。そのまま午前中はぼへっとやっていたんですが、昼食をとってからまたしばらく巡回、と言うか動画やら見て過ごしていましたかね......具体的にはニコニコ動画でM1A1やっているムービーがありましたのでそれを見ていましたか。
 シークレットがもうちょいねぇ......
 で、ある程度踏ん切りついてから夕食前まで延々と仕事。Parallelsが大活躍してくれていてありがたいですが、そのまま夕食を挟んで作業を進めておきましたか。その後はやっぱり仕事絡みで若干の作業がありましたが、それを済ませてからゆっくりとやっていましたかね。
 ま、半分休養という一日でした、ハイ。

 そして昨日は雲が思ったよりも多い一日だったかなぁ、とも。
 基本は晴れ、と言う状態でしたが昼ぐらいからは結構雲が多くなりまして。気温は低く、大分外は寒かったようですね.....西高東低の冬型が非常に安定している状況のようですが。
 ま、こういう時期と言うことか?

 そして仕事で延々と使っているParallels。
 記事を作って更新したいものの、全くそういう気力と時間がない状況でして、どうにも停滞気味ですが......っつぅか、「からむこらむ」もこれに同じと言う環境ですけどね。
 え〜、取りあえずOffice使っての仕事、と言う部分では十分にパワーがあって問題はないです。ガゾウ使うのも問題がないので、そういう意味ではスムーズに仕事が進むと言うか......そして、MacOS X 10.5.2になってからちょっと高速化したような? 確認はしていませんけどね。安定性も増したのか、10.5.1以前の時にみられた、「起動するとエラーで電源押しっぱなしのリセット」強制が何度かあったんですが、それは今のところは起きていません。
 ついでに、ゲームでも時々使っていますけど(笑)
 なんか週間でやっている感じですね、ハイドライド3(^^; 昨日もちょいとやりまして、やっとこさ幻想の街に到達。レベルは18か......禁断の洞窟は探査したものの体力負けしていて進められず、レベルアップ中と言う状況ですかね。
 っつぅか、宇宙服よりも「妖精のかぶと」+「鋼鉄の楯」の方が防御力高いのね......十数年経って気付いた。まぁ、わずかな差ではあるんですが。

 で、nature.comから。
 一本だけですが、pProtein prize up for grabs after retractionと言う話がありますか。酵素工学(enzyme-engineering)のブレイクスルーへの称賛は対象者が変わった、とか。
 読んでみますと......高名な化学者による論文の撤回が、タンパク質デザイン分野におけるテーブルの上に賞を残しており、そして今、他の科学者が注目を浴びる準備ができている。
 2月1日、Homme Hellingaと二人の元学生は2004年6月に出した、タンパク質デザインの分野におけるブレイクスルーとして称賛を受けた論文を撤回した。この実験の手法におけるミスは、彼らの結論が正しくなかった事を意味している。しかしこの研究は他のものが同じ方法で続いて触媒として利用され、そして今、部分的にHellingaによって刺激されたという他の科学者が、Hellingaが達成したと思われていた偉業を成し遂げた。
 今回撤回された2004年の論文の中で、Duke UniversityのHellingaのチームは、コンピュータプログラミングを利用し、発展の方向性を指示し − 望む性質を持つタンパク質を作り、スクリーニングする方法として − 平凡なタンパク質を生物学的な反応を触媒する為の強力な酵素へと変形した、と主張している。
 その研究は科学者達が以前は決して、酵素活性の無いタンパク質を高活性の酵素へとデザインし、作る事ができないと考えていた為に、先駆けとなった。それは実際の応用への可能性の為、そしてどのように酵素が働くかの理解への究極的なテストの一つであったために、称賛された。
 この論文はタンパク質デザインの分野において興奮を引き起こし、University of Washingtonでその可能性を探査していた生化学者David Bakerら他の科学者達を刺激した。Bakerは彼が見たものは次のステップであると考えた:自然に発生したあらゆる酵素から異なる機能を持つ、斬新な機能を持つ酵素のデザインに挑戦していた。現在、Bakerは成功した方法の論文を発表準備している − そしてその為に彼はHellingaと同僚らが元々得た称賛を勝ち取りそうだ。
 Hellingaの2004年の論文におけるミスは、State University of New Yorkの化学者John Richardによって拾い上げられた。Richardはその酵素トリオースホスフェートイソメラーゼ(triose phosphate isomerase)を研究しており、その活性はHellingaが改変したものであると思っていたものであった。
 2006年、RichardはHellingaの改変したトリオースホスフェートイソメラーゼを作る必要がある為に、尋ねた。Richardは大腸菌の酵素を改変し、そして一般的な精製方法を使ってこの微生物から酵素を取りだした。しかし、彼がこれをした時、この作成した酵素は機能しなかった − それはトリオースホスフェートイソメラーゼの活性を持たなかった。
 更なる実験を行い、Richardはなぜそうなのかを発見した:彼とHellingaはわずかに異なる精製方法を使っていた。両方法は一般的である一方、Hellingaの方法は大腸菌の自然なトリオースホスフェートイソメラーゼを改変したバージョンからとりだせていなかった。その為にHellingaの分析は自然の酵素とコンタミネーションを起こしており、そして研究グループが改変した酵素が機能したと考えさせてしまった。「発現したタンパク質が全く機能しなかった事は明らかで、そしてその活性の全ては野生種の大腸菌タンパク質であった」とRichardは言う。
 去年、RichardはHellingにこれを知らせた。すぐ後、2007年の9月にDuke(大学)はこの研究を実施した学生Mary Dwyerに対して、科学的なミスコンダクトの申し立てを調査した。しかしこの調査は決して全面的な調査にはならなかった;2月4日、Dwyerは彼女は潔白であると知らされた。彼女はDukeで他の研究室においてポスドクのフェローシップとなっており、そして彼女はこの絵ぴs−℃は非常に難しいという:「この全ては私にとっては不快なものだ」と彼女は言う。「そのように扱われる必要はなかった。」
 Hellingaは、Dwyerは何も悪くないと認めている − 彼の研究室は長い間この精製法に頼っていた。「ミスが行われ、誰も気付かなかった − 私自身も含めて」とHellingaは言う。「我々は、これが意図的なものではないかと関心があったが、そうではなかった。」
 その希望の兆しは、すぐに発表されるBakerの研究が、Hellingaがそうしようとした機能する酵素野デザインが可能であろうと証明する事だ。
 他の傑出した生化学者であるCalifornia Institute of TechnologyのSteve Mayoは、彼の研究室は既にBakerのデザインされたタンパク質を審査していると言う:「我々は(Bakerの)物質を我々自身でテストし、そして我々はそれが機能している事を確認しており、その為にこの研究の確かさは非常に高い」とMayoは言う。
 Mayoは、このエピソードは恐らくはこの分野全体への教訓となるだろうという:「この事はこの分野のコミュニティーに対し、あらゆる注目を集める結果を認める前に、内部での実証を行うと言う、非常に有用なものとなるであろう。」
 しかしHellingaにとってはこの希望の兆しは甘くほろ苦いものとなる。「良いニュースは全体的なアイデアは正しかった事だ:悪い知らせとしては、我々が実験的に証明を誤った事だ」とHellingは言う。「これは非常に痛手だ。」

 と言う事ですが。
 まぁ、アイデアだけでは科学ではなんの意味もありませんで、それを実証する力が必要という事になりますが。その画期となる実践を行った研究が実は誤りだったものの、しかしその発表のおかげで多いに刺激を受けた科学者達がそれを証明した、と言う、なんともまぁ、複雑なお話でして。
 発展という意味では確かに大きな貢献をしたんでしょうが、それがミスだったというのは痛いですよねぇ......獲物を逃した、と言う事になるか。でも、アイデアは正しかった、となればなんというか.......苦しいよなぁ(^^;
 でも、Hellingaはすぐに認めて撤回した、と言うのはやはり正しい姿勢ではありまして。やっぱり韓国の黄元教授の「詐欺」から特に厳しくなりましたよねぇ.....scientific misconductと言う表現が用いられていましたし、原文では。疑われた元学生にとっても確かに不愉快でしょうが。
 まぁ、でも「当たり前」の教訓ではあるよなぁ、とも。守られにくいから余計に重くなりますが。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日も綺麗に西高東低ですね......安定しているなぁ、と。まぁそういう事で基本的には定番の天気という事になりそうですが。関東地方も晴れ。東京で9/1と言う予報と。
 まぁ、順調に冷え込みそうですな。

 さて、今日から一週間が本格化ですか。
 管理人は仕事がまぁ、もう、と言う状態ですかね......早く帰りたいんですが、中々どうにもどうしてくれようかという状況だよなぁ、と。「仕事しろ」と言う人もいますんで........結構、こう腹くくってきているので、まぁがんばろうと思います。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/17
 さて、昨日は仕事でしたねぇ。
 ま、午前中は空き、と言うか。9時ぐらいまで寝ていたんですが、9時間ぐらい寝ているのにまだ眠い。どうにも気が乗らん、と思いつつその1時間半後には仕事に出かけ、食事をしてから出張、と言う流れに。
 またまぁ、微妙に堅い系統の出張なんで、疲れる事疲れる事.......3時間で済んでくれて良かったんですが、夕方に帰宅したらまず真っ先に眠気に襲われる状況でした、ハイ。っつぅか、疲れましたかね。精神的、ってのが結構ありますが。どっかエンジンがかからないと言うのもあるんですが。
 で、まぁどうにか食事まで持って回復。
 後はゆっくりと過ごしていました。

 そして昨日は午前中は良く晴れて中々過ごしやすかったのですが、午後、と言うか夕方前から寒気が入ったらしく、夕方に出張を終えて帰路につくとぐっと冷え込みましたね.......いや、寒い事寒い事。
 空も雲が増えていましたし。
 まぁ、今は寒気がかなり強いというか。そう言うのを実感します。

 で、今週は読めなかったものが多いですが、nature.comから。
 まぁ、Fabric may make the first real power suitとかあるんですが、これはWIRED VISIONでナノワイヤーを利用した「発電できる繊維」とかありますし。取りあえずこれは省略できるか。Biofuels might create more emissions than theyなんて話も気にはなりますが。
 で、Solar System match made in the heavensと言う話がありますね。太陽系外の惑星系で小さな木星と土星を持つものが見つかった、と言う。
 読んでみますと.....2年前、5000光年先からやってきた光の連続の中に、奇妙な「げっぷ(burp)」が見つかり興奮し、Scott Gaudiは計算をやり始めた。彼は他の木星サイズに似た太陽系外惑星を発見したとベッドで考え始めた。しかし、さらに追跡と計算をしたところ、彼は実際にはもっと興奮するものを見付けた:土星と木星のサイズに似た二つの惑星があり、それが我々の太陽系におけるこのペアによく似た相対距離をその恒星からとっていた。
 Ohio State Universityの天文学者であるGaudiと同僚らは、OGLE-2006-BLG-109Lと呼ばれる「ミニ太陽系」の確認報告を、今週のScienceで行った。
 太陽系外惑星系はもはや珍しいものではない一方 − 約25がこれまでのところ見つかっている − これは初めて二つの巨大惑星が古典的な太陽系の形成理論によって支配されている事を示したものである。これは初めて我々自身のような恒星系が、恐らくある理論で保持されるように一般的である事を示した最初の証拠である。「どのように惑星の形成が一般的に行われるのかを示したものだ」とOhio State Universityでこの研究の共著者でもある天文学者、Andrew Gouldは言う。
 この発見はまた、使われた技術が大当たりであった事を象徴している:観測されている天体の重力場によって変えられた、離れた距離の恒星からの光を観測する、重力レンズ(gravitational lensing)である。著者らは、重力レンズは水星を除いた我々の太陽系におけるあらゆる惑星のアナログを見付けるのに十分な感度を持つ、唯一の方法であるという。今回の新しい太陽系外惑星は、この方法で見つかったものの5,6番目となる。
 最も系外惑星を捕らえるのに成功している技術 − 軌道を巡る惑星の重力による、恒星の動揺を測定する − は、このケースでは無駄であったであろう。この技術はその恒星の近くを巡る、「ホットジュピター」と呼ばれる大きな惑星に対して最も感度が高い。これまで見つかった270もの太陽系外惑星の大半は、このようなものである。木星と比較できるような距離にいる、もっと離れた軌道を巡る大きな惑星は、公転して恒星の揺れを作るのに数十年かかり、そして望遠鏡ではそのような長さを観測できない。
 重力レンズはそれらの同じ惑星を探知するのに十分な感度がある。しかしこれはGaudiと継続的にその恒星を観測する科学者達の国際ネットワークといった、科学者達の努力に依存している。今回は、イスラエルやニュージーランド、そしてあるアマチュアらによるものも含めた多くの望遠鏡が、そのマイクロレンズイベント(microlensing event)に2週間の間関係してきた。
 世界中の天文学者達の協力で、約700ものレンズイベントが毎年確認されている。しかし惑星を調べるには、天文学者達はこれらのイベントを注意深く追跡する必要がある。Gaudiといった科学者達はこのもっとも幸運なイベントを続ける為に調べている;彼らは毎年たった数回のイベントをみる為に「全ての手(all hands)」を求めている。彼らは興味深い出来事を追跡するのにより良い方法をとっている、と彼は言う。さらに6つの惑星が、その詳細がまだ発表されていないものであるが、この技術を使って2007年に発見されたという。
 我々の太陽系は46億年前に回転するガスの原始惑星系円盤(protoplanetary disk)と共に生まれた。太陽に近い、周期的な力は強力であり、発生期の内惑星(inner planets)がガスを浪費する前に、多くのガスを集めるのを困難にし、その為に内惑星は全く小さくなってしまった。
 理論家たちは、巨大なガス惑星がさらに遠いところではより簡単になるのか、他の理由を述べている:それらは惑星の核において氷が融合する事ができる程の、太陽から離れた距離である「snowline」を過ぎたところにあった。NASA Ames Research Centerの宇宙科学者であるJack Lissauerは、それは惑星の最初の質量に、2〜3の要因によって衝突した為に木星のより大きなサイズになったと説明するという − 我々の太陽系におけるsnowlineを越えた最初の惑星である。
 今回見つかった木星と土星のミニチュア系はまた、これらの法則に従っている:リングと小さな衛星が近くにある;外では大きな衛星も。
 しかし大半の太陽系外惑星の発見は、これらの法則に従わない「ホットジュピター」である。研究者たちはどのようにこの巨大なガス惑星が形成されてから、その恒星に近づいていくのかを説明しようと、理論を提案する必要がある。
 だから、これは我々の太陽系と同じ法則に従う様な惑星系を見付けるのに元気づけるものであり、重力レンズを使った探査の始まりとしてはまさにふさわしいものである。

 と言う事ですが。
 結構他にも記事は出ていましたけど、まぁ、系外の恒星系なんてのは見付けてはホットジュピター以外のものはないか、と探し求めているわけですが。今回、ホットジュピターではなく、サイズは小さいものの相対的に太陽系と同じような位置に「木星」と「土星」がある惑星が見つかった、と言う事で興奮すべき発見である、と言う事のようですが。
 うむ、ロマンだ。
 まぁ、太陽系と似たような構成になっていれば非常に興味深いですけどね、本当に。水星に該当するようなのがあるのか? 金星・地球・火星に該当するようなものは? 天王星・海王星は? どうやって見付けるのか、と言う問題もありますけどね。
 ま、とにかく楽しみではありますが........

 それとHIV can 'never be cured'と言う話がありますか。エイズウイルスは、最良の薬であってもチョウに隠れる事によって妨害する、と言う副題がありますか。
 現在存在する最良の薬であっても、体内にある隠れ家の全てからHIVを取り除く事はできない、とアメリカのHIV患者による新しい研究で分かった。この発見は一度このウイルスが足がかりをつくってしまえば、それは完全に体内から除去できなくなると言う医者の疑いを確認したようである。
 積極的な薬物治療から数年後、このウイルスはその大きな貯蔵庫に隠れているようであり、特に長の周囲にある組織にあるようである事を研究者たちは報告した。これらの組織の細胞は、免疫系である「消化管関連リンパ組織(gut-associated lymphoid tissue)」の一部であり、患者が明らかに健康な磁性を送っているのにも関わらず、このウイルスは感染し続けている。
 多くのHIV患者たちは彼らの感染を抗レトロウイルス治療(antiretroviral therapies, ARTs)と呼ばれる薬剤のカクテルによって管理している。これらはその「ウイルス量(viral load)」 − 血漿中のウイルス循環の量 − を探知できないレベルにまで減らす。
 しかし、今回の新しい研究でそのような「非感染」患者におけるウイルスは、腸組織内に存在しており、そして血中の他の免疫細胞へと感染し続けている事を示した。
 「完全にこのウイルスを体内から除去できないのであろう、例え患者がよくやったとしても」とUS National Institute of Allergy and Infectious Diseaseのdirectorであり、この研究を率いたAnthony Fauciは言う。彼はしかし、これは患者が以前思われていた以上にこのウイルスが他者に感染する、と言う事を意味しないと付け加えた。
 この発見は、多くのケースで医者が患者に持続的に薬剤を投与する事により、完全にAIDSが発症する事を阻止しているのにも関わらず、HIVの「不治」の感染病である状況を強調する事になる。
 実際に、多くの人が現在は、糖尿病や慢性高血圧と同じように、HIVが人生に渡る管理が必要な慢性病のようにみるべきであると言うぐらい、現在の薬剤は効果的である。「これは死刑宣告ではない」とUniversity of College Londonの抗ウイルス治療の専門家であるDeenan Pillayは言う。
 今月の早くに、Swiss National AIDS Commissionは、抗レトロウイルス治療に成功したHIV陽性患者は、セックスで「感染しない」事を宣言する事ができる、と言う宣言により大会を始めた。他の公衆衛生当局は未だ、唯一のHIV感染の防止をする安全な方法は、安全なセックスの実践であり、特にコンドームを使う事だと言う立場である。
 この新しい結果は、最新式の薬剤でさえHIVの複製をある体内組織で止められないと言う事を示した、とPillayは言う。「我々は既に現在の治療のパラダイムが十分でない事を知っている。どちらかといえば、これはさらに進める事を示している。」
 Fauciと同僚らは、ART薬を数年間使用し、内一人がほぼ10年使用していると言う、8人のHIV患者で研究をした。全員が血漿レベルでウイルスが少なく、健康であった。しかし、研究者たちが彼らの長のリンパ組織のバイオプシーを得たところ、彼らはHIVがまだ存在しており、CD4+細胞 − HIVの標的となる細胞 − の量は正常値より少なかった。
 研究者たちはまた、町内で見つかったHIVのDNAを、白血球で見付けたHIVのDNAと比較し、そして非常にこれが似ている事を見付け、この二つの組織は絶えずウイルスの複製により再感染している事を示した;腸の貯蔵庫は、体内の残りから分離できない。この結果はJournal of Infectious Diseasesに報告された。
 Pillayは、HIVテストを早期の感染でみられるインフルエンザのような症状を示す更なる患者で、ちょうどこのウイルスにさらされているだけであるより多くの人を特定する為に行うべきである、と主張している。このウイルスは腸組織で感染の早期にコロニーを作る為に、早い阻害がこのウイルスの貯蔵庫のサイズを減らす手助けとなる。それは動揺に血漿中のウイルスの量をこの病気の間より容易に低く抑えられるであろう。
 去年、英国のchief medical officerであるLiam Donaldsonは医者に対し、より幅広くこのウイルスのテストを行うように主張した手紙を書いた。「より幅広いテストへの後押しがあり、そして私は個人的にそれを好んでいる。」
 早期の阻害によるウイルス貯蔵庫の現象は、特に患者に最先端の薬剤の治療へのアクセス無しで手助けになるであろう、とPillayは示唆する。

 と言う事ですが。
 ま、コロニーがあれば当然そこからウイルスがばらまかれるわけですが、HIVに感染するとこのコロニーが腸組織にできて、しかも小さくならない、と言う事が分かったという。代わりになるような人造の何かがあるわけではないために、一度感染してコロニーを作られたら一生のつきあいになる、と言う事になりますか。
 以前から「不治の病」と言う扱いになっていましたけど、まぁそれもあながち間違いではない事が示されたという事になりますか。もっとも、発展途上国はともかく日本では薬剤が結構安価に買えるので、ちゃんと服用していければHIVウイルスの体内での増加→AIDS発症、と言う流れを防げるわけですが。
 まぁ、しかしでも「良いニュース」ではないですね。可能性を断つニュースとも言えますので。
 根治はでも研究のしがいがあるものだとは思いますけどね。実際に、それを研究する研究者も多いとは思いますが。非常に早期であれば逆に根治できる可能性もある、と言う事でもありますので。
#難しいだろうけど。

 そう言えば何かニュースがろくに見られなかったんであれこれみていたんですが。
 スラドより陸上自衛隊の新型戦車、お披露目なんて記事がありまして。TK-Xがついに登場したんですねぇ。以前よりも小型化し、44tと重量を減らしつつも能力を上げたそうで。90式もかなり優秀な戦車と言われていますが、サイズ的な問題やらで輸送に難点があったりやらで、結局「北海道専用」なんて話も出てきて、とありましたけど。TK-Xでどうにかなる、と言う事でしょうか。
 90式よりも安価に上がっているのも面白い。技術の発展というのもあるとは思いますが。どうせまた変態的な防御力があったりするんでしょうねぇ(^^;
 アクティブサスペンションで砲の問題(50tないときついと言われていましたので)も解決したのかな?

 そう言えば、例のアメリカの衛星が落下する件ですが、情報が出ていたんですねぇ。
 スラドでは米国防総省、制御不能のスパイ衛星をミサイルで迎撃と、米国、迎撃ミサイルでスパイ衛星撃破を決定とありますけど。SM-3で落とすのね.......実験もかねているんだろうなぁ、と。いや、まぁどうなるのか結構気にしていたんですが、やっとこさ記事が読めたので。

 後は東芝がHD DVDを撤退という話も出ていましたねぇ。
 ちょうどNHKのニュースを見て知ったんですけど。まぁ、やっぱり苦しかったか、と。傷が広がる前に引く事にしたんでしょうけど、それでも数百億円の損失か.......ま、使う側としては「気にしなくて済む」と言う意味では楽ではあるんですが。
 これでBlue-rayになるんですか。
 もっとも、次世代DVDも余りコンテンツが充実していないというか、ドライブもまだ出回りが微妙というか。まぁ、パソコン辺りにぼちぼち搭載、なんてなれば広がるのかもしれませんけど、どうなんですかねぇ? PS3もまだまだ微妙ですし。
 自然に広まるにしても、一般で十分に行き渡るのはいつぐらいになるのか?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低の冬型という事になりますか。取りあえず、等圧線の幅が狭めですが。ま、見事にそれらしい天気という事になるようで。関東地方は晴れて東京で7/1と言う予報と。
 ま、やっぱり寝るには良さそうですな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はオフですので、まぁ休養の一日となるのかなぁ、と思いきや思い切り仕事があるんですよねぇ。まぁ、どこまでやってどこまで休むか.......取りあえず、マイペースで過ごします、ハイ。
 なんか結構寝られそうな気配もありますので........

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/16
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 まぁ、MacBookが大活躍中と言うか何つぅか.......仕事があれこれとあるんですが、それで片づけている感じもあります。とにかく大山に向けて、「できる限りとっとと準備を」しておこう、と言う事で一気に片づけに入っているんですが、同時進行の「背負っている仕事」が微妙に影を与えるというか何つぅか......ストレスがたまるなぁ、これ。
 ま、「先に片づけておいて、専念」と言うのをとっととやろうと。昨日付けの日記の事もあって腹立たしいんで。微妙に殺気立ってやっている感じらしいんですけどね、他所から見ると。
 取りあえず、そんな感じで一日仕事。隊員の不始末も結構ありましたが、まぁどうにかこうにか切り抜け、夜になってから誘われていたのでベテランの非常勤の方と一緒に食事などしていましたかね.......
 ま、帰ってみれば10時、と言う状況でして。
 取りあえず、やれやれ、と言うところです。

 ま、そういう事で本日も生存報告。
 夕方には家に帰る生活をしてみたいものですが、まぁダメですねぇ、当面は。取りあえず、本日も出張と相成りまして、昼から堅苦しいのに参加しないとダメみたいです。
 本当、どうにか休みたいものですがね。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2008/02/15
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 え〜.......ま、事務仕事が多数と言う一日だったんですが。朝から何つぅか事務処理事務処理、と言う状態で進みまして。さらに今背負っている仕事に絡んであれこれとやる一方、出張から帰ってきた同僚に、その「背負っている仕事の件」で頼みごとしたら、あっさり却下しやがりまして、何つぅか、まぁあてにならんという事か、と理解しまして。
 いやぁ、結構微妙に腹立たしい。
 そしてさらに今背負っている仕事の前にやるべき大仕事もあるんですが、そっちの方にも注力していったらだんだん訳が分からんという状況になりつつあると言うか。結構ストレスもたまってきているという状況になりまして......で、同じくストレスがたまっている同僚と飲みに行こうか、と言う話になりまして、二人でガス抜き。
 と言う事で、帰りが遅くなりましたかね、ハイ。

 と言う事で本日は生存報告。
 ま、サバイバル状況なんですが、がんばって切り抜けようかと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/14
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 いやぁ......仕事がまぁ、いろいろとあると言うか何つぅか。まずは朝の非常に冷え込んだ、素敵な放射冷却の中を通勤していき、そのまま仕事という事になりますが、なんか書類がちょこまかとあると言うか、その処理に慌ただしく朝を過ごすという。
 で、事務処理をする時間がスケジュールの変更から朝できまして、そっちにまずは注力。その後、ぶっ続けで夕方まで仕事という事になりまして......ま、とある仕事で呼集された分隊というか、班規模の人間を使って仕事というのが進行中なんですが、これがまた何つぅか.......もうちょい「コンセプトを理解しろよ」と言う様なものが出来上がり、しかも資料の順番がおかしくなっていて、チェックやら諸々が非常に時間がかかるという有り様。
 もうちょい締めた方が良いのだろうか........
 ま、そういう事でまた職場を出たのが一番遅いグループ付近となりまして.......やれやれ、と言う一日でしたかね、ハイ。

 そして昨日は絵に描いたような西高東低の冬型の気圧配置でしたか。
 なんか朝のニュースでは等圧線が日本列島に8本もかかると言う幅の狭さで、しかも強烈な寒気が来たからやってきて、と言う.......「強く冷たい北風」が吹く最良の条件を満たすという、何かもう、教科書レベルじゃないかという気圧配置でしたねぇ。
 と言う事で、関東地方は強烈な冬の晴れ。職場から見える遠くの富士山が、昼になってもまだはっきり見えるレベルで晴れていましたか。湿度も相当に低かったんでしょうねぇ。
 いやはや......一番冷えるシーズンとは言えど......(^^;

 で、まぁそういう状況ではありますが。
 取りあえずがんばってnature.comを見ていまして。Researchers hunt down fake drugとか、Junk food for gannetsとか出ていて面白そうなんですが、読む気力と体力が持たないので、一本だけ、Drug boosts stamina in miceと言う話がありますか.......またどっかの愚かなスポーツ関係者が飛びついているんじゃないか、と言う話という気がしますが。カルシウムの洩れを止めるだけで、極限状態の運動での耐久性が持続するようになった、と言う話。もっとも、タイトルから見る通りマウスでの話のようですが。
 読んでみますと......研究者たちは、どのように重度の運動が筋肉に損傷を与えるかを示し、そしてマウスにおいてこの影響を妨げる事ができる薬剤を発見した。過酷な運動スケジュールにあるマウスは、この薬剤を与えられるとより力強く、そして耐久性を持つようになった。
 S107と呼ばれるこの薬剤は、筋細胞からのカルシウムが漏れる事を防ぐものである。カルシウムは筋肉を収縮させるが、しかしカルシウムの洩れはこの縮める力を弱め、そして筋肉のタンパク質を吸い上げてしまう酵素を活性化させてしまう。
 カルシウムを漏らすチャンネルは、マラソンや長距離のサイクリングといった、重度の持続的な運動に続く疲労と痛みに関連している。この弱体化は数日間〜数週間続き、そしてこれは典型的なトレーニングに続く一時的な不快感とは違うものである。
 以前の研究では、この長期間の筋肉の疲労は、心臓疾患を持つ患者が感じる虚弱さに似ている事が示されている。「もし病院で心臓疾患の患者と話し、彼らにそれに悩まされているかと尋ねれば、大半の患者は彼らが弱っているというだろう」とこの研究の著者であるColumbia UniversityのAndrew Marksは言う。
 Marksとチームはこの疲労を軽減する事ができる薬剤を探した。Marksは立ち上げた企業であるARMGO Pharmaと協力し、S107の開発と、そのようなものを病気による慢性的な疲労を持つ患者での、臨床的な使用を計画した。
 しかしこの薬剤は他の使用がされている。University of CaliforniaのOlymppic Laboratory dryg-testing CentreのdirectorであるDon Catlinは、S107の様な薬剤はまた、スタミナを改善しようとしているアスリートにとって、格好のものになる、と言う。「もし私がドーピングやずるの新しい方法を望む誰かであったら、私はこれに夢中になるだろう」と彼は言う。
 S107はヒトでは試験されていない。カルシウムチャンネルをふさぐような種類の、別の薬剤は既に不整脈による高血圧から来る症状の治療に使われているが、しかしこれらの研究はS107のものとは異なり、そして運動のパフォーマンスを改善しない。
 Marksと同僚らはマウスにおいて、2週間にわたり、毎日3時間の水泳をさせるという、激しい運動を実行させて調べてみた。彼らは、ryanodine receptorと呼ばれるタンパク質を発見した。これは主に骨格筋の中で見つかり、そしてカルシウムの細胞中の量の調整に対して大きな役割を果たしている事が知られ、これらの無理をしているマウスにおける化学的な修飾をする。この受容体を手助けし、カルシウムチャンネルを閉じっぱなしにする他のタンパク質はまた、厳しい運動状態をしているこの動物において減少した。これらの他のタンパク質のいくつかを欠くように遺伝子改変したマウスは、正常なマウスよりも、耐久テストにおいてずっと悪い成績となった。
 筋細胞中の過剰なカルシウムは、恐らくはcalpainと言う、タンパク質の消化をする酵素の活性化をし、長期間の運動の間筋肉に損傷をもたらすようになるのだろう。
 このグループはそして、この問題を修正する候補となりそうないくつもの薬剤をスクリーニングし、そしてS107に行き当たった。この薬剤はryanodine receptorを安定化させる。この薬剤を使って激しい運動のレジュメを実行したマウスは、処置を受けなかったグループよりも長く走る事ができ、そしてずっと動く事ができ、チームはこれをProceedings of the National Academy of Sciencesに報告した。
 似たようなメカニズムがヒトでも働くようである、と研究者たちは報告している。ryanodine receptorはまた、3日間連続で3時間自転車に乗る、訓練されたアスリートの大腿筋でも修飾を受けている。
 もしS107がヒトにおいて疲労を軽減し、耐久性を増すのであれば、それはアスリートに行き当たるであろう。S107が開発の非常に早期の段階であるのにも関わらず、Catlinは、彼は検出方法を開発してジャンプスタートをするために、新薬候補の状況に通じている、と言う。「新薬と探知の間のタイムラグは数年かかる」と彼は言う − これは数人の金メダリストが勝利するには十分に長い。
 このケースにおいて、Catlinは彼がこの薬剤、彼が確実に尿中で探知できるであろうと考えている小さい分子のテストの開発をする事ができると確信している。ドーピングする人は、製薬企業がUS Food and Drug Administration(FDA)による認可を受けるのに必要な、安全性や効力のテストを行う前にそれを始めるかもしれない、と言う関心があると彼は言う。Marksは彼はマウスにおいて観測されていないと言うものの、この薬剤のあらゆる副作用が不明である。
 「これは全く単純な薬剤だ」とCatlinは言う。「我々が話すように、理論先行の趣味でやる化学者達がこれを作るのだろうか? それはこれらの人々が働いている方法である。彼らはFDAなんかは気にしないのだ。」

 と言う事ですが。
 ま、激しい運動でカルシウムが流出する、と言うのは確かに知られていますけど。これを漏れないようにすると言う方法、と言うのがまず一つ。既存のブロッカーではなく、ryanodine receptorと言う受容体を化学的に修飾するようなものでこれを行う、と言う事のようで。ブロッカーでは効果がない、と言う事はこの受容体が重要であり、運動などでこれが壊れるのか分かりませんが、その崩壊を防ぎ安定化させることで効果を発揮、と言う事ですか。
 まぁ、どれくらいの耐久性がつくのかが興味ありますけど。医療に使えるのはもちろん、やっぱりドーピングにも、と言う事になるわけですが。なんですかね、こういう部分は。記事の最後に探知方法まで同時に考えて、と言うのも出ていますが.......

 ま、そういう事で取りあえずまぁ、生存報告+α的に。
 さて、今日も西高東低ですか.......ここに来て安定的になっている感じですが。ま、寒さは少しきつさはマシになるようですが。日本海側は雪のところが多く、太平洋側は晴れるところが多い、と言う。関東地方は晴れ。東京で9/0と言う予報ですか。  ま、明け方は冷え込みそうですな。

 さて、今日は木曜日......バン・アレン帯の誕生日でしたっけ?
 取りあえず、マイペースに仕事と言う事になりそうですかね.......マイペースに延々と、と言う感じがしますが。まぁ、早く帰れるものなら帰りたいものです、ハイ。いろいろとやるのが多すぎるよなぁ、と.......
 ハイ、がんばってやりましょう。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2008/02/13
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたが。
 なんつぅか、回転が悪い一日でしたかね.......ま、朝起きてふと情報を集めてみるとMacOS X 10.5.2が登場していまして。これに気付いたのが出社前の20分。ま、間に合うだろう、と思ってみたら展開中にほとんど動かなくなり、「あれ?」と思ったらもう定時オーバー。
 えぇ、あきらめて出て行きましたとも。ま、家人が後はやってくれていたようですけどね。
 そして職場に着けば小隊の動きも悪く、「おいおい」と小言を言う羽目になったりやら何やら.......まぁ、小隊長がどっか回転悪ければそういうものなのかもしれませんけど、それにしてもまぁ、ちとねぇ、と言う。
 と言う事で、適度に締めてみましたが。その後別件で隊員呼んで締める羽目にもなりましたけどね.......いやはや。やっぱりどこか緩んでいるという事か。
 で、まぁ仕事の方は全くまぁ、進んでいるんですが微妙にうんざりしそうな気配もある、と言うのが現状でして、何つぅか道は遠いなぁ、と言うのがありますね......いや、本当に遠くてなんというか。困ったものなんですけど。
 おまけがさらに入って、管理人の負荷増大、と言う流れも完成しました。ただ、何つぅかやっているうちにだんだんむかついてきて気合いが入るパターンでもあるかなぁ、とも思いますけど(^^; ま、そんな感じで気付けば8時。
 撤収したんですが、疲れがどかっと出てきましたかね......ま、帰宅すると先日発注したamazon.co.jpからの荷物が届いていまして、取りあえず安心しましたけど。
 いやはや.......

 まぁ、そういう状況で「予想通り」ハードな感じになっていますが。
 これからも続きそうですね......生存報告連チャン、と言うのはできうる限り避けたいものですが。ま、仕事の山場が連続してきそうなので、がんばって乗り切って行こうと思います、ハイ。
 どうなる事やら......

 と言う事で以上で本日は生存報告。
 また、後日.......




2008/02/12
 さて、昨日は在宅でゆっくりとした一日でしたかね。
 ま、起きだしたのが11時過ぎ。なんつぅかどうにも寝が足りているらしく起きだしましたかねぇ.......もうちょい爆睡するのではないかと思ったんですが、そうでもないみたいでして。それなりに疲れが取れてきたという事なのかもしれませんけど。
 でも、精神的にはなんかまだ落ち着かん。
 で、起きだして昼まではぼへっとネット上をさまよっていたんですが、その後に食事をとってからどうにも気力が湧かない。散歩でも出ようかと思っていたんですが、気が向かないようでして。仕事で気になるのもあったから、と言うのもありますが、結局そっちに向ける事にして、夕方まで仕事作業。
 その後、食事を挟んでまたハイドライド3とかおもむろに遊んでいまして、機械宮殿まで到達。その後、今度は別件の仕事の作業に入り込むことにし、取りあえず使うソフトで実験して過ごしていましたかね.......あぁ、時間がかかる。
 ま、何かゆっくりはしたんですけど。どっか追われている感があるのが微妙な感じですが、まぁ、でもゆっくりとはできた一日でしたかね、ハイ。

 そして昨日は晴れた天気の一日でしたか。
 過ごしやすいと言う事かと思いますけど、実際に過ごしやすい。気温もそこそこ上がりまして、暖房が入った居間は何となく暖かすぎる感じに。もっとも、日が沈めば一気に冷え込みますけどね......と言うか、日が長くなってきましたが。5時半でも多少明るい感じですので、順調に地球は公転しているというか、自転軸が変わってきているというか。
 ま、連休の最終日としては上々の一日だったのではないかと思います。

 ところで、何かじっくりとニュースを見ていると中国製のギョウザ問題で、何かジクロルボスが出てきているという話が結構ありましたけど.......メタミドホスについてはこっちで触れた記憶があるんですが、過去ログ呼んだらジクロルボスの方の説明はしていないようなんで、せっかくだから書いておきましょうか。
 いや、専門だからせっかくですし。
 ま、典型的なphosphate型の有機リン系殺虫剤でして、個人的にはジクロルボス(dichlorvos)と言う一般名よりは、DDVPと言う名称の方がまだピンと来たりします(^^; いや、種類名・一般名・商標ってあるんですよ、この手の化合物ってのは。だから違う名称でも同じ成分という事もありまして、結構微妙に訳が分からなかったりするんですが。
 構造はメタミドホスよりもずっと安定性がある構造になっていまして、毒性はマウスへの経口のLD50が124mg/kgと「比較すれば」低め......とはいっても、市販されている、通常考えられている「安全な」部類からすれば毒性は高い方になります。まぁ、マスコミはうるさく言うわな、これならば。
 構造はP=O構造を中心に、(CH3O-)2と、-CH=CCl2がくっついた構造です。メタミドホスよりは金がかかりますかね......ま、ホスフェート型なんで浸透性と言う観点では余り良くないですか......安全性も同様ですが。専門的には、有機リン系殺虫剤でのスタンダードなタイプはP=Sと言う構造を持っているものでして、こちらの方が「虫に効いて人に効きにくい」傾向があり、浸透性もこちらが良いのですが......もちろん、「絶対」ではないです、ハイ。目安、と言う事ですが。
 例えばパラチオンとかねぇ(^^; P=S構造を持つ今の主力の有機リン系殺虫剤の大元とも言える物質ですが、マウス経口で確か6mg/kgのLD50。これのエチル基をメチル基に替えるだけ(メチルパラチオン)で約4倍の安全性となりますが、それでもかなり高い毒性を持ちます。しかしそこから構造をちょっと替える(ベンゼン環にメチル基追加とか)でいわゆるスミチオン(フェニトロチオン)ができ、それで安全性が一気に増すと言うのだから面白いものなんですが。
 全て酵素とのインタラクティブ性になるんですが、電子の偏りで云々、とまで行くと完全に大学レベルの話になりますが。薬学を物質的な観点からやる人なら知っていないとダメな基本ですが。
 あぁ、ちなみにDDVPは日本でも認可され、それなりに使われている農薬なんで、この農薬そのものについてはごちゃごちゃ言う必要もありません、ハイ......もちろん、「混入」そのものにはごちゃごちゃ言う事になりますけどね。

 まぁ、しかしこの事件もよく分からんですが。
 昔から殺人やら自殺では不名誉な事に農薬、特にパラコート(これは有機リン系殺虫剤ではなく、別のタイプの除草剤)やら、あるいは有機リン系殺虫剤が使われる傾向がありましたけど。中国では流石にパラチオンやらはもう使われていないのかな? まぁ、対外的にも良くないか? いや、国によってはまだ使っているところもあるかと思いますので。
 こういうのは日本や先進国の基準がスタンダード、ではないことをやはり認識しないとこういうのはダメと言う例ですねぇ。食料品関係の輸出・輸入関係の業務に関わる人はここら辺は神経を尖らせるものの一つとなるかと思いますけど。以前にもありましたけど、「輸入したら相手の国ではOKでも、こちらの国では禁止されている農薬が付着していた」なんてケースもありますので。10年くらいかもっとか前に、フィリピンからのバナナの輸入でそういう事例があったかと。
 まぁ、有機リン系ばかり出てきますけど、そうなるとTEPPとか意表をついて出てくる可能性もあるのかな? TetraEthylPyroPhosphateと、それぞれの頭文字をとってTEPPですが。加水分解を受けやすいんで、簡単にはバレませんが、確かこれで揉めたのがいわゆる「名張毒ぶどう酒事件」だったかと思いますが。ここで使われたとされる「ニッカリンT」の成分がTEPPと言う。
 教授が「加水分解ですぐ分解されるから」と言う事を講義中に言ってくれたのを良く覚えていますよ、えぇ。確かに分解しやすい構造なんですけどね......ちなみに、分解したら毒性はなくなりますが。
 TEPPもまた強烈な毒性だったよなぁ......マウス経口で20mg/kg以下だったかそのぐらいのような記憶があります。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日はまた南岸に低気圧がやって来るようですが。西から西高東低と言う形になり、北日本と日本海側は雪。太平洋側も雲が多く雨のところが多いようで。関東地方は雲が多く、南側は時々雨、北の方は時々雪と言う予報になっていますねぇ。東京で6/3と言う予報と。
 また雪ですか?

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は言うまでもなく仕事という事になりますけど、まぁやる事はやっていきますかねぇ......結構あれこれとやる事が詰まってきていますけど。まぁ、腹を決めてかからんと終わらんかなぁ、と言う気配もちらほら......っつぅか、これから不定期に「いつ帰れるんだろう」と言う事態が発生するであろうと言う仕事状況です。
 さて、どうなる事やら.......
 来年度の契約も絡んでいろいろといらいらしそうな気配はありますが。まぁ、なるべく平常心で、と言うかマイペースでまい進したいとは思いますけど。どうなる事やら.......(^^;
 ま、幸運を祈ります、いろいろと。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/11
 さて、昨日はマイペースな一日でしたかね。
 DVD「審判」なぞ見てから寝まして、起きれば12時。いやぁ、良く寝られた、と思いながらそのままコーヒーなぞすすりつつ食事をとるわけですが。外は良い天気で、雪も大体溶けた様子。そして何よりも久しぶりのまともな体調での2連休、とありまして、散歩に行きたくなる。
 と言う事で、2時頃から地元駅の方へと歩いていきましたか。
 まぁ、もっとも「散歩」とは言っても入り用の買い物がありまして、そのまま歩いていったものの、満足できるものもなく、電車に乗って別のところまで、と言う.......まぁ、結局買う予定のものが別のものになり、そして目的としたものはなく、そのまま帰宅してみれば5時半。
 何となく疲れましたか。
 で、そのまま結局買い物で見つからなかったもの(しかし必要)をどうするか考えた末に、初めてamazon.co.jpを利用する事にして購入。まぁ、ついでにあれこれ購入もしてみましてけど。まぁ、そのままゆっくりと過ごしていましたかね。
 いやはや......ゆっくりできました。

 そして昨日は良い天気の一日。
 ま、雪の後は西高東低となるので、大体良い天気となりますけどね、関東地方は。雪はあっという間に溶けてしまいましたか.......もし夜の間降っていたら結構きつかったパターンかなぁ、とも思いましたけど、金曜の夜には止みましたので。
 気温はそこそこ。歩くとやはりそれなりに温度が上がるものですがね。まぁ、歩きやすいですし、人も結構いましたか。
 連休の中日、ですねぇ........

 で、買い物がまぁ、何つぅか。
 ま、ある事を管理人がなぜか筆頭扱いで引き受ける事になりまして.......いや、正規の仕事ですがね。これがまた面倒くさいというか、何で俺がやる事になるんだよ、と思いつつ、まぁ準備をあれこれとしていたんですが。
 で、データが結構大きくなるので最初USBのフラッシュメモリーを買おうかと思ったんですが、よくよく考えてみるとそれじゃすまない動画も結構やってくる、と言う事に気付きまして4GBやら8GBやらではお話にならない。
 冷静に考えてみれば、作業するのは管理人のMacBookでして、ノートPCである......と言う事で、耐衝撃を一応謳っているポータブルHDDを購入。こっちの方がコストが2〜3倍で容量が15〜30倍なわけで、よっぽど合理的だという。
 ま、扱いは慎重に、となりますけどね.......

 で、見ていたDVDが「審判(The Trial)」。
 1963年の作品で、仏・伊・西独合作。108分の白黒。フランツ・カフカ原作。オーソン・ウェルズ監督。主人公ジョゼフ・K役にアンソニー・パーキンズ。ハスラー役にオーソン・ウェルズ。レニ役にロミー・シュナイダー。マーリカ役にジャンヌ・モロー。ヒルダ役にエルザ・マルティネリ。
 ストーリー:朝、ジョゼフ・Kが起きると警察がきていた。罪状を知らされる事もなく、彼は逮捕を宣言されるが、就業時間中以外に審理を受ける為に、仕事は出て行って良いと言う。なんの罪かも分からぬまま、彼は悪夢のような出来事に巻き込まれていく.......
 と言う事で、カフカ原作の作品ですが。
 え〜......よく分からんストーリーだった.......(^^; いや、カフカだから、と言われればそれまでかもしれませんけど(朝起きたらムシになっている作品があるぐらいなんで)、とにかく分裂的で、夢のような世界だなぁ、と言う......まあ、「夢でみたから」と言う理由でそれを元に映画を作ってしまったダリ(「アンダルシアの犬」の事)よりはずっとまだマシですが。そして強迫観念が強く、何となく全体主義的なものがにおってくるな、と言う感想です.......作品の背景が分からんのですが、まぁもともとが20年代の作品という事で、ドイツの同時代の映画の雰囲気にも通じるのかなぁ、とも。
 なんつぅか、「自分の訳の分からないところで動く権力により、どうとでもされてしまい、最後は(以下略)」と言う感じのそういう雰囲気があるなぁ、と。何となくディストピア世界の暗部の部分だけが目立つというかなんつぅか........
 いや、もう何つぅか難解というか.......
 ただ、すばらしいのはやはりコントラストの強い光と影、そしてアングル。これに「目」が加わって画家のところはもう恐い事恐い事........この手の構成はさすがウェルズというべきでしょうか。カラーでは無理ですよねぇ......まぁ、最近の監督に「カラーできっちり演出をやってみろ」と言うと一気に選択肢が減ってできないんだろうなぁ、とも思いますが。
 後は......そう言えば部分部分ラングの様な雰囲気が結構あったのも印象的でしたかね。
 ま、お勧めするか、と言うと.......苦しいなぁ(^^; とにかく不条理なんで、カフカが好きと言うなら見る価値はあるんだろうとは思いますが。個人的には結構難しいなぁ、と........

 そう言えば先日MGJ SHOPから案内が。いや、ネタにしようと思って忘れいていたんですが。
 何かというと「Lara Croft Tomb Raider: Anniversary」のMac版でして.......いやぁ、出るなぁ、と思っていたんですが(Legendはキャンセルか?)、しかしよくよく見ればIntel Onlyとなっていまして、う〜む、と......MacBookは一応仕事専用という事で割り切るので、ちと困る。
 さて、と思ったら、メールの先に気付きましたか。
 と、一応PPC対応アップデータは予定されているようですね。
 ま、しばらく待ちますかね........楽しみにしているんですが。

 ゲームというと。
 いや、ニコニコ動画で「あるかなぁ」と思って以前調べたら無かったんですが、出てきましたのでちょっとご紹介。PC-88 ドラゴンスレイヤーを久しぶりにプレイと言うものでして......MSX版では1面だった、Phase 2の攻略をやっていますね。
 あ、ちなみにこのドラスレ、言うまでもなく「元祖」の方です(笑) PC版ロマンシアも見たいんですけどね、上げている人はいないようですが。その中間のドラスレII、「Xanadu」に関しては12分未満の攻略動画やら、18分もかからずにシナリオII終了と言うのとか、すさまじいのがあったりしますけど。
 やった人以外は絶対に分からんよなぁ、この凄さは.......
 「凄いうまい人のプレイのムービー」ってのは、時として簡単なゲームと認識させてしまうものがあるから困ったものですが(^^;

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北で雪が降る他は各地で晴れるところが多いようですね。季節の変わり目にさしかかってきたのか、天気図も結構、なんつぅか変化が激しくなっていますけど。関東地方は時々雲が出る程度。東京で9/2と言う予報ですか。
 良い天気という事になりますかね。

 さて、今日は建国記念の日と言う事になりますか。
 一応、大日本帝国憲法の発布を真っ先に思い浮かべるんですが。大元は神武天皇の即位の日なんですよね、一応。つまり紀元節ですな。ま、ともかくも管理人にとっては連休を取れたのがうれしいんですけど(笑) ま、取りあえずマイペースで仕事しますかね、ハイ。
 ぼへっとやります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/10
 さて、昨日は職場Eで午後の仕事でしたか。
 え〜、まぁ朝は9時ぐらいまで寝ていまして、そのままゆっくりと午前中を過ごせたんですが。昼前ぐらいに出ていったんですが、白いものがちらほら。職場に着くと結構降ってきていたんですけど、やがて止んでしまいましたか。
 で、管理人は仕事......が寒い環境のなかでして、まぁもう、どうにかしてくれなどと思いつつ、防寒装備でそのまましばらく仕事していましたかね.......上司もいましたけど、来週の出張絡みで一気に仕事を片づけているようでしたが。  で、夕方に早めに引くとちょうど冷たい雨とも雪ともいえない状態の天気。そのまま撤収しまして、帰宅してからはのんびりと過ごしていましたかね......気付いたら雪が積もっていましたけど。
 ま、仕事がなければ良い休日ではあったのですが.......(^^;

 そして昨日は天気が悪い一日。
 気温は低く、冷え込む状態が丸一日。朝から雲が多く、日中は時折記録されなさそうな程度の雪や雨でして、夕方から降ってきましたかね.......まぁ、とにかく冷える。と言うか、今年はやはりラ・ニーニャ現象で当たり年なんでしょうね、雪の。
 いやはや........

 そう言えば久しぶりにウェブでの脱出ゲームなぞ。
 VISIONと言うやつですが。ここのところの作者の作品、結構独特の個性があって好きなんですが、知ったのでやってみましたか......で、まぁ、どうにかクリアーしましたけど。
 最後のが結構難しいかな?
 注意深くあれば余り問題はないかと思いますが.......不要になったアイテムは消えるようになっているので、「残っている」限りは後で使うか、関連がある、と言う事になる......と言うのをちゃんと頭に入れておけばどうにかなる、かも?
 ま、暇つぶしにでもどうぞ。

 そしてTitanic climate change in storeと言う話がありましたか。タイタンの空気についてですが、気象現象を起こすのに十分なほどのメタンがない、だそうで。
 土星の「冷たい地球」の性質を持ち、水よりも液体のメタンの海と雨をもつ衛星タイタンは、いつまでも続かないかもしれない。
 この衛星の液体の展開の調査から、地球の水系サイクルに似たこれは蒸発と降雨のサイクルを、たった1000万年程度しか指示できないであろう事が示唆された。「メタン系サイクル(? methanological cycle)」なしでは、タイタンは恐らくは深く凍りつき、我々の隣にある火星で起きた事と似たようなものが見られるであろう。
 1000万年は長い時間のように感じるが、地質学的な意味ではこれはわずかな瞬きでしかない:地球と他の惑星は約45億年間存在している。我々の惑星は海洋と水系のサイクルがほぼ誕生以来存在していたが、タイタンの気候は「危うい」とJohns Hopkins UniversityのRalph Lorenzと同僚らは、Geophysical Research Lettersに書いている。
 それは必ずしもタイタンは地球の気象変動の研究とは無関係である訳ではない。「私はタイタンは巣家系サイクルと、気候における雲の役割についての多くの事を我々に語るであろう」とLorenzは言う。「ある意味では、タイタンは金星の温室効果に相当する水系サイクルがあるのかもしれない − 地球上では両極端となる効果となる。タイタンでは数世紀もの干ばつによって分離された重い土砂降りが起こるであろう − おそらく、地球の気象が現在向かっている傾向である。」
 タイタンは土星の数十の衛星の内の最大のものである。その大気は厚く、有機物によってスモッグのもやがかかり、これによってこの衛星の表面は、望遠鏡やフライバイする宇宙ミッションからはぼんやりとしている。
 Cassiniミッションの一部として、Huygensプローブが2005年1月にまっすぐこの衛星の地表へと落下した時、その写真と他のデータから驚くべき新事実が送られてきた。それはタイタンの地表が液体のメタンとエタンの湖で覆われていた。これらの湖のいくつかは直径数百kmであり、そしてそれぞれが地球全体に存在するオイルやガスよりも多くの炭化水素を含んでいた。さらには、その固体の地表は砂のような物質の砂丘で覆われ、これは複雑な有機化合物であるtholinと言う、炭素、水素、窒素を含む物質の粒子であると考えられている。  タイタンの地表の温度は約-178℃であり、メタンの大半は液体であるが、地球の水のように、そのいくつかは蒸発し、そして大気中で冷却して雲の中で凝縮する。その結果、タイタンは継続的に物寂しい液体メタンの雨が霧のように降っている。
 Lorenzと同僚らは、Huygensプローブからの映像を使って、地球で似たようなものから得られた湖の深さの推測と、タイタンの地形学のレーダーの観測により、この衛星の地表にあるメタンの量の推測をした。彼らは3万〜30万立方kmであるとこれを推定した − 地球の地表の1/15を締める地中海の量の1/10以下である。
 更なる有機物をtholinの砂丘において見付ける事ができるだろう。地球の砂丘の砂との比較をする事により、研究者たちはタイタンの砂丘には20万〜80万立方kmの物質があると推測した:地球にある石炭保有量の数百倍はある。
 tholinsはメタン分子が太陽によって分離する時に形成され(この過程を光分解(photolysis)と呼ぶ)、その原子はより大きな分子へと再結合する。研究室での研究はそれを示唆しており、もしこれがタイタンの歴史を通じて起きているのならば、研究者たちは更なるtholinを見付ける事ができるであろう。この事は、現在のメタン系サイクルは相対的に最近始まったものであり、数十億年前と言う事ではない事を示唆する。
 さらには、液体の貯蔵量は、それが行われてから長くない事を示唆している。光分解の現在の率では、全てのメタンは現在1000万年以内に無くなってしまうであろう、と彼らは推測する。
 どっちにしても、メタン系サイクルは一時的なもののように見える。これは理解できる、とOpen UniversityでHuygensミッションのprincipal investigatorであるJohn Zarneckiは言う。「地球と火星は明らかに静止した状態ではなく、その歴史上で不変だった事はない。だからこそ、我々はタイタンもそうであると予想すべきか?」
 研究者たちは、彼らの推測はタイタンのたった1/5の観測を元にしており、残る地形も似たようなものであると推測したものだ、と主張している。しかし彼らは、その違いは様相を顕著に変えるのに非常に重大なものである、と言う。「そこには多くの、地下のエタンやメタンの帯水層、あるいはtholinsは砂丘のような別個の地形となるよりは、むしろ氷の殻へと混ざるといったような、”見えない”有機物がある」とLorenzは言う。
 「これはこの問題の締めくくりの言葉とはならないだろう」とUniversity of Chicagoの地質科学者であるRaymond Pierrehumbertは言う。「しかしこれまでのところ、我々が以前持っていたものよりも更なる情報がある。」
 メタンは温室効果ガスである;もし太陽光が「全てを燃やしてしまえば」、この衛星はずっと深く凍りつくであろう − ちょうど火星が数百万年前に、大気中の二酸化炭素が炭酸塩岩へと結合し、そして火山活動によって補充されなかったように。タイタンのメタン系サイクルは、火山活動といったものが大気中のメタンを置き換えるといった地質学的なプロセスがない限りは、破綻したようである。
 そのような活性は今見られるようなメタンの湖を作ることができる。恐らくは、それらは「タイタン内部の深いところからの、最近のメタンの噴出といったもの」によって形成されたのであろう。研究者たちは、その火山活動は周期的に大気中へとメタンを放出し、タイタンに深く乾いた冷たさの大きなバックグランドに対して、穏やかな気候を一時的にもたらしたのであろうと研究者たちは推測している。
 Lorenzは、既にタイタンの経験の「cryovolcanism」 − 水、または水-アンモニア混合物が他のガスと共に運んでくる − がいくつか示すものがある、と言う。
 Pierrehumbertは、cryvolcanismはメタンを大気中に持ち込んだ事を同意しているが、しかしこの大きな疑問はどのように有機物が内部へとリサイクルされて戻るのかだ、と言う − 地球ではプレートテクトニクスによって地表の岩石に炭素が供与され、噴火によって大気中へとリサイクルされる。「タイタンではこのリサイクルに相当するものがあるのだろうか? その本当の興奮するものは、未来にある」と彼は言う。
 「我々がより知る為には、私はまた我々がCassini-Huygensミッションよりもより洗練されたミッションを行ってから確信するであろう」とZarneckiは言う。

 と言う事ですが。
 いろいろと「液体」が見つかって生命の可能性も、などとあれこれと言われていたタイタンですが、どうやら惑星としては一時的な状況のようで、これからまたかなり冷え込んでしまうだろう、と言う事ですか......メタン系のサイクルねぇ。大気活動やらそう言うのがあれこれ絡みますが、どうにも期待しているものほどじゃない、と言う事か。
 っつぅか、地球がそういう意味ではかなり特殊な環境である、と言う事になるんですかね、やっぱり。

 あとはWindow opened on Alzheimer's conundrumと言う話がありますか。マウスの脳の研究で、タンパク質のプラークがこの問題を起こしていた、と言う。いろいろと「どれが先に起きて、結果的にこうなる」ってのが難しいところなんですが、それについてか。
 アルツハイマー病に特徴的な脳のタンパク質のプラークが、非常に早く、そして脳の更なる分解の始点となっているようだ − 少なくともマウスでは。
 今日のNatureに発表されたこの結果は、そのようなプラークがアルツハイマー病で最初に起きる症状であるのかどうかについての、長い間の議論を進める手助けをし、そして恐らくはどのようにこの病気を治療するかについて示唆するものである。
 「これは非常に興奮する話だ」と、過去にこの研究チームに関わって研究していたBrigham and Women's HospialのDennis Selkoeは言う。どちらが最初か − タンパク質のプラークか、あるいは脳細胞の損傷か − と言う鶏と卵の議論は、「数十年間も行われていた」と彼は言う。
 この議論は、アミロイド-β(amyloid-β)と呼ばれるタンパク質がアルツハイマー病の患者の脳に蓄積する事についてが中心であった。これらのタンパク質のプラークは異常な神経の周囲と、ミクログリアと呼ばれる免疫細胞の周囲に展開していた。
 マウスでの以前の研究は、アミロイドプラークはアルツハイマー病の発達に重要であるが、しかし研究者たちはこのプラークはこの病気の最初に起こるのかどうかについて議論があった。このプラークがミクログリアに入り込むのかどうか、それともミクログリアがプラークを作り出すのかについてはっきりしていなかった、とSelkoeは言う。
 この疑問に対処する為に、Harvard Medical SchoolのBradlery Hymanっと同僚らは、アミロイドプラークを形成し自然に病気となるように遺伝子を改変したマウスを使った。研究者たちは、頭蓋骨に穴を開けて、小さな窓を開けて生きているマウスで時間ごとにプラークの発達を追跡できるようにした頭蓋骨に置き換えた。
 驚いた事に、彼らはプラークは一日以内に発生する事を見いだしており、予想以上にこれは早いものであった。「プラークは非常に、非常に早く現れた」とUniversity of Californiaでこの研究には関わっていないEliezer Masliahは言う。「数週間から数ヶ月かかってできるものだと思われていた。」
 プラークの形成から数日後、ミクログリアはその周辺にクラスターを形成した。そして2週間後、知覚の神経細胞からの突起部(樹状突起のことか?)は進行的に変形していった。Masliahは、このプラークは恐らくは、脳内の短距離を移動させるアミロイドのフラグメントを放出し、そして神経細胞を損傷させるのだろうと考えている。
 この出来事は、アミロイドプラークはミクログリアの集中を引き起こし、その逆ではないのだろう事を強く示唆するものである、とSelkoeは言う。事実、Hymanは、アミロイドプラークがまかれるよりは、ミクログリアがその代わりにその成長を抑制させるかもしれない、と仮定している。「一度プラークが形成されれば、サイズの変更はできない」と彼は言う。「この事は、成長の制限をする活発なプロセスである事を示唆する。」
 研究者たちはマウスモデルで行われた研究が、直接的に人に適用されるものではない、とすぐに注意を促す。
 しかしもしアミロイドプラークがヒトでも同じように振る舞え宇野ならば、その急速な成長は治療の改善の為の示唆になる、とMasliahは言う。「プラークの形成を、非常に早期の段階で阻害するような、非常に効果的な化合物が必要になるだろう事を指摘している」と彼は言う。治療は予防、あるいは極めて即効性のものでなければならないだろう。「(プラークの)形成は臨床的な兆候が見られる我々の患者で非常に早く、彼らは恐らくはこれらの病変が多く進行しているのだろう。」
 アミロイドプラークを標的としたいくつもの治療法が現在開発中であり、この中にはフェーズIIIにはいった、アミロイド生産に関わる酵素を阻害する薬剤もある。この試験の結果はこの夏には出るだろう、とSelkoeは言う。

 と言う事ですが。
 個人的にはアミロイドが原因かと思っていましたけど......この議論(^^; と言うか、そういうスタンスで進められている本も多かったかと思いましたが、そうでもなかったのか? 別冊日経サイエンスなんかはずっとアミロイドなどの異常タンパク質の形成、それと関連してタウタンパク質の話、と言う事で進められていたんで、そういうものだと思いましたが.......
 へぇ、と思いましたが。
 先日紹介した別冊日経サイエンス『別冊159 脳から見た心の世界 part 3』はそこら辺は詳しく書かれていますけど。まぁ、どっちにしても最後に出てくる薬剤は、やっぱりβセクレターゼ? Aβを作る一段階目、ですが。アミロイドカスケードの最初を狙うのかなぁ、とも.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、何やら高気圧やら低気圧が入り乱れている状態で、春の気配も感じますけど。ま、取りあえず低気圧は抜けて冬型になりますか。日本海側は雪が振るところが多いものの、曇りというのもあるようで。太平洋側は晴れ。関東地方も晴れて、東京で11/1と言う予報ですか。
 ま、寒暖の差が激しいですな、日ごとの。

 さて、今日は日曜日ですか。
 三連休の中日、ですけど。管理人はとりあえず二連休確保、と言う事で非常に喜ばしく思っていますけどね。まぁ、確実に休養に回る事になるかと.......(^^; 病み上がりで大変な一週間でしたからね。まぁ、のんびりやりたいです。
 仕事は家でやるものもあるんですがね、えぇ。それは確かにあるんですが、まぁ取りあえずゆっくりやりたいです、切実に。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/09
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 ま、取りあえず順調に起きだして仕事、と言う事になるんですが.......結構ボリュームがある一日、と言う事でまぁ踏ん張りながらやっていたんですけど。途中でボスに呼び出され、何やら来年についていろいろと......また異動かも?(- -;
 で、テンションを下げたところで顧客とお仕事、なんてまたタイミングが悪いんですが、まぁどうにかこうにか踏ん張りながら仕事。まぁ、仕事は仕事、という事でがんばりましてひとまず終わりまで突貫。
 いやはや......
 ま、取りあえず市販のせき止めを飲んでから大分安定した感じはありまして、思ったよりは体力を消耗しなくて済んだのはラッキーでしたけど。しかし、まぁやっぱり調子の悪い一週間。締めくくりにはいれば結構疲れましたかね。
 ふぅ........

 そして昨日は比較的暖かい一日でしたか。
 もっとも、職場の日の差さない廊下なんかいくと寒いんですがね(^^; ただ、ちょっと前の非常に強い寒さよりはずっとマシ。ま、どっちにしても体には良くないなぁ、と思いつつ過ごしていましたけど。午後からは雲が増えてきましたかね。
 で、また雪か........

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 The Moon: destination or distraction?と言う話がありますか。NASAの有人宇宙船の再評価が行われている、と言う。
 読んでみますと......来週の高レベル会合で、科学者達にNASAの月への人類による探査を行うという公約に対する、再調査のチャンスが与えられる。2月12日の和0句ショップは、Pasadenaの宇宙探査支持グループであるPlanetary Societyによって行われる。これはブッシュ米大統領が、Vision for Space Exploration(VSE)における月への帰還を求めてから4年後であり、そして彼が更なるビジョンに対する最後の予算を求めてから1週間経った後の事になる。そのように、これは宇宙探査におけるブッシュ後の時代の始まりを意味するであろう。  スペースシャトル「コロンビア」の事故によって起こされた、このVSEの目標は、シャトルを替えて国際宇宙ステーション(ISS)へ、そして月へと乗組員を戻し、結果的には火星探査に終わる。しかし、効果なシャトルのオペレーションとISS建設は、VSEの予算を削る事になり、同様に宇宙科学分野も削られた。「VSEはそれに必要な予算を産みだすのに十分な一般からの支持を得ていない」とPlanetary Soiety directorであるLouis Friedmanは言う。「我々は月探査プログラムが正しく組み立てられているかどうか、議論するのに十分な窓がある。」
 二日に出席するリストでは、Stanford Universityの招待者のみの会合において、50人の著名な宇宙飛行士、元航空宇宙産業のchief-executive、元NASAのassociate aministratorsが若干、そして最も重要な事は恐らく、二人の大統領候補のアドバイザーが含まれている。
 予算上の製薬を与える事で、参加者の何人かは尽きミッションへの代替を望んでいる。ある目標は地球の周囲にあるアステロイドとなり、そのいくつかはVSEの元で開発されているロケットAres 1の射程に入っている。そのアステロイドが低重力であるために、それらはスペースシャトルに変わるものとして開発されている、Crew Exploration Vehicleをわずかに修正したもので着陸できるであろう。他の提案としては、自然を目標としたものではなく、Hubble望遠鏡に置き換わる予定で、地球からある程度離れた軌道上におかれる予定の、James Webb Space Telescopeといった人工的なものをめざしている。これらのミッションは月着陸のコストを受ける事なく、惑星間旅行に要求される長い旅を実践できるチャンスを提供するであろう。
 あるものは、これに言外の意味を見ている − 高価な月のインフラ建設を酒、そしてより興奮すべき何かに注目する事を望んでいる。「火星支持者たちがアステロイドが好きな本当の理由は、我々がアステロイドに吉を建築しないからだ」とReaganと現在のBush administrationsの元アドバイザーで宇宙政策のコンサルタントであるJames Muncyは言う。Planetary Societyは、長い間火星ミッションを支持しており、そしてその会合の一つの招集者がStanfordの元NASA Mars programmeの長であるG.Scott Hubbardは言う。Hubbardは、個人的には火星探査をスピードアップを望んでいるが、このワークショップへの結果に先入観はない。しかし、NASA長官であるMike Griffinは、e-mailでNatureに対してワークショップ組織者のいくつかは、探査する場所としての月への長期間にわたる拒否を受けてきた、と言う。「バランスのある選択が行われるべきだ」とGriffinは言う。「しかし彼らは進行したとしても継続的に作り直す事ができないだろう。」
 それにも関わらず、新しい政権は新しい政策を作るチャンスを提供する − そして新しい長官を任命することも。「これは完全にこれらの事への時期だ」とMuncyは言う。宇宙政策コンサルタントで、民主長の有力候補Barack ObamaとHillary ClintonのアドバイザーでもあるLon LevinとLori Garverは、このワークショップの結果を新しい政策へと持ち込もうとする出席者である。Hubbardは、有名な共和党候補である、John McCain上院議員(彼っは元NASA長官でVSEを立ち上げたSean O'Keefeを指示していた)と、元Massachusetts州知事Mitt Romneyへのアドバイザーの除外は、意図的なものではないと言う。民主側のアドバイザーはついでに言えば、Planetary SocietyはGarverのクライアントの一人でLevinはこのボードのメンバーであった事は偶然である。
 Stanfordのワークショップグループは、そのような人々の注目の為に多くの戦いの一つをしているところである。「彼らのものは、これらの政権移行チームが得る何十もの入力に加えられたレポートの中に入るであろう」と元NASA associate administratorで、現在のプログラムを指示しているAlan Ladwigは言う。「誰かが大統領候補の個人的な繋がりが無い限り、私はこれが多くの衝撃を与えるであろうとは想像できない。」
 しかしStanfordのグループは先例がある。ブッシュの2004年1月のVSEの骨子が出た後で、多くのグループが如何にそれを実行するのに最良か、続く報告を出してきた。2004年夏、当時Johns Hopkins University Applied Physics LaboratoryにいたGriffinと、元宇宙飛行士であるOwen Garriottは、VSEにPlanetary Societyにより監修された自身の報告をのせた。彼らはホワイトハウスと下院の周囲にレポートを売り込み、そこでは好意的に受け取られた。2005年4月、GriffinはNASAの長官となり、彼のレポートはその大半部分が結果的に実行され亜。「私は(ワークショップの参加者の)何人かが政権移行チームの中に入り、またはある種の政治的約束を得、あるいはNASAに彼らの活動の結果を帰す事を臨んでいる」とLadwigは言う。

 と言う事ですが。
 月への有人探査と金の話題、ですか......民主党側は今やるかな? ヒラリー辺りはばっさり切りそうなきもしますけどね.......金の無駄、と。まぁ、どうしていきたいのかが分からんものはありますけど。
 どっちにしても宇宙開発は金食い虫ですのでなんとも。

 ふむ......まぁ、何か集中力が切れてきたんで、こんなもんで。っつぅか、今週一週間ははっきり言ってまぁ、ダウンな一週間でしたね、ハイ。
 さて、今日は関東南岸に低気圧、と言う素敵な雪コンボ? 太平洋側は雪か雨。北の方は雨。ま、アレ気味の天気ですね......関東地方は南ほど雪後雨の方向。東京で6/1と言う予報ですか。
 ま、また降るんですねぇ.......当たり年のシーズンですな。

 さて、今日は土曜日。
 管理人は午後から出勤と言う素敵な状態です......大丈夫か? まぁ、がんばって乗り切って行こうとは思いますけどね。よりによって雪とはなぁ......困ったものですが。ま、どうなる事やら。仕事が重なるというのもアンラッキーですが、同僚はもっとハードなんでまたラッキーですかね。
 やれやれ......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/08
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 ま、起きだして早速体温を測ると37度.......う〜む、と思いつつ、食事やら諸々と。ま、そんなに重い負荷はかからんはずの一日、と言う事で比較的気楽に行こう、と出て行ったんですが、関東地方南部に降った雪がまた、微妙に職場では積もっていまして......ちょっとした除雪作業開始、というのがなんとも。
 で、まぁ仕事という事になるんですが、取りあえず比較的詰まっていないスケジュールだったので、書類作成やら諸々と時間を費やす事ができましたけど。ま、どうにも後半から詰まってくるのが何つぅか、午後からは慌ただしくやっていました。
 ま、面倒ですね........
 で、夕方にはどうにか一段落したんですが、どかっと来るものもありまして。まぁ、やや無理しているのかなぁ、などとも思いつつ、他所の中隊長から「声が相変わらず変」と指摘を受け、などと。ま、そのまま撤収する事にしまして、薬局でせき止めやら買って帰宅。
 食べてから眠くなりましたので、そのまま「帰即寝」コンボでお休み、でした.......

 で、昨日は日差しが差した一日でしたけど。
 地域で違うようですが、雪がうっすらと自宅周囲には積もっていたんですが、職場はもうちょいある感じでしたか。日中は晴れまして、気温は上昇。しかし日陰なんかは結構冷えるというか。風邪っぽい故に感覚が狂っているのでこちらも何も言えないんですが(^^;
 さて.......

 そう言えば久しぶりに本を一冊、どうにかこうにか......いや、体調不良やら疲れやらありましたので読み進むのが遅くて仕様がなかったんですが(^^;
 何かというと別冊日経サイエンスより、『別冊159 脳から見た心の世界 part 3』を読んでいました。ま、やっぱり『こころのサイエンス』よりはぐっと難易度が高いですが(^^; 以前読んだものもありますけど、自閉症やらにからむミラーニューロンの話は中々興味深い。「説明」できるんですよね、いろいろと。神経の結線の問題もあるという話もありますが、そう言うのも絡んで行くんでしょうねぇ.......
 後は注意欠陥多動性障害の話、知能についての話題二つ、植物状態の意識、偽りの記憶をつくると言う話は面白い。知能の話はチェスの例があるんですが、なるほどと。将棋もそうなんですかねぇ......定石を知ると、と。
 そして、最後の三編がアルツハイマーとパーキンソン病の絡みなんですが、両者ともにタンパク質の絡みが出てきまして、これが非常に興味深かったですかね......ま、実際に今注目されているものになりますけど、いろいろと詳しくありましたので、理解や知識の統合の一助となりましたか。
 ま、興味がある方は......難しいですけどね、全体的には(^^;

 で、natureの記事は興味深いのがあるんですが、取りあえず時間がないので本日は生存報告。いい加減治ってほしいんですが、治らんですねぇ........
 また、後日......




2008/02/07
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、朝は氷は余り張っていない感じでしたけど、徐々に冷え込んできまして、ふと気付けば職場では雪が降っているという......重くもなく湿ってもない雪ですが、パウダースノーと言う程でもなく、量もまぁ微妙ではありましたけど。ただ、ひたすらに「寒い」と言う。
 で、管理人の方はまたボリューム一杯の環境下で仕事は良いんですが、先週の風邪から中々咳が抜けていない状況でして。そこら辺、まだ体調がよろしくない、と言うか。声を聞いて「まだまだだね」なんて言われる状態ではあります。
 ま、結局ひとまず区切りがついたところで疲れまして、頭痛が.......なんて話したら、職場から追い出されました(^^;
 と言う事で、早めに帰宅して、食事。後は即寝る、と言う一日でしたかね。
 いやはや........

 と言う事で生存報告。
 後少しで取りあえず休み、ですが.......さて、どうなる事やら。

 また、後日.......




2008/02/06
 さて、昨日は職場Eで仕事の一日でしたか。
 ま、何か目が覚めれば3時半とか「はえぇよ」と自分にツッコミを入れつつ、そのまままた寝て定時だったんですが。そのまま食事やらを経て職場へ行くと、何かまぁ、コピーに紙がないやらでややてんやわんや気味でそのまま仕事へと突入だったんですけど。
 まぁ、午前中は余り負荷がなくて良かったと言えば良かったんですがね........昼からは、管理人が何かやれ、と言うプロジェクト関係の確認やら諸々で忙しく、会議も入り、チェックも入り、なんてやっていれば、気付けば職場は7時過ぎ。
 で、結局出て行くのが8時.......いやはや、疲れるものです。

 そして昨日はそこそこの一日でしたけど。
 晴れましたが雲がそこそこあったかなぁ、と言う。気温は高いんですが、暖房入れていると昼には「もわっと」してくるという、「誰か窓空けて換気しろ」とかなんちゃら。それくらいには過ごしやすい一日ではなかったかと思います。
 ま、もっとも氷も張っていますし、中々朝夕は冷え込みますがね.......って、天気予報をみるとなんだか。

 で、まぁへろへろではありますが、巡回してnature.comから一本、気になったんで。
 何かというとA tonic for quinine chemistryと言う話。1940年代の再演が、古い化学的な主張の確認の手助けをする、とありますが。
 読んでみますと......1918年、ドイツの科学者Paul RabeとKarl Kindlerは、潜在的な抗マラリア薬キニーネ(quinine)を作る最終段階の方法を発表した。Rabeはその90年後に彼の研究室の本が再度開かれ、そしてその方法が再演されるなどとは知らなかっただろう。これはその合成が、かつて最も可能性のあった抗マラリア薬ができたのかについての、60年間の論争を終わらせる為の手助けの為である。
 キニーネはキナノキの皮から抽出され、そして100年以上の挑戦にも関わらず、自然からの抽出よりもより安く、簡単な合成方法が発見されていない。
 この化合物が初めて合成されたのは1944年、天然物の取引が中断された第二次世界大戦の間の抗マラリア薬の合成をする為の大きな努力が行われていた時である。
 Harvard UniversityのRobert WoodwardとWilliam Doeringは、d-quinotoxineに至までの17段階の合成法を発表した。ここからのキニーネの合成は、Rabeの早期の研究によればたった三段階である。
 その為に、WoodwardとDoeringはこの全合成への記念物は − Rabeの早期の研究はWoodwardが止まっていたところを拾い上げてくれた結果であると主張しており、その全体の合成経路は現在は知られることとなった。知られている方法を繋げる事は、全く一般的であり、そして「relay」または「formal」 全合成と呼ばれているものである(訳注:リレー全合成とかそういうべきか?)。
 しかしこの全合成が明らかにされたのにも関わらず、キナノキからの抽出が未だ安上がりであった。その為に、誰もこの全合成法を使っておらず、その代わりにこの合成の精練や改善に注目し、その方法におけるこの薬剤の性質について、さらに何か学び、あるいは新薬候補を発見する事が期待されている。
 一方で、WoodwardとDoeringの主張は、Columbia Universityで2001年に自身のキニーネの全合成 − 以前報告された鏡像体の交雑物よりはむしろ、この分子のただ一つの形をつくる特徴的な生産物を最初につくった − を発表したGilbert Storkらといった、何人かの科学者達によって議論されている。Storkは、1944年の研究は実際にはキニーネを作れず、そしてRabeによって書かれたその最終段階で、チームが挑戦したことで実際にできたという証拠はない、と主張している。
 2007年に時代を送ってみると、Colorado State UniversityのRobert Williamsはキニーネのより良い合成法を追いかけている。Williamsは、誰もd-quinotoxineからキニーネを作ると言うRabeの反応を再現しようとしていない事を理解しており、もしそれが正しければ、Woodwardは彼が行ったところで彼の合成を止めた事は正しい事を確認できるであろう。その為に、Williamsは、彼のポスドクの研究者Aaron Smithにこれを行うように尋ねた。「我々は彼らが正しいのか、あるは誤っているのか知りたかった」とWilliamsは言う。
 Williamsはこの反応を単に再現しようとはしなかった:彼は1940年の、WoodwardとDoeringがその問題に挑んだ時の状況の研究室を再現したがった。「私は(Smithに)1944年にいるものと思わせた」とWilliamsは言う。「その時はDoeringがその実験をしていたであろう。」 ありがたい事に、Rabeは1939年に、彼の1918年の論文をフォローアップする論文を発表しており、それにはこの合成の更なる詳細が書かれ、その為に彼らは最初から戻る必要はなかった。
 しかしそれは、現代の分析的な技術を使えず、また中間物の精製に簡単なものはなく、そして最終産物を結晶化の芸術的な熟練無しで精製する方法がない事を意味していた。各段階の最後にまつ産物の精製は、続く反応をより容易にし、物事をダメにしてしまう副反応のリスクを小さくする。Smithはこのぜいたくなものを持たず、そして混合物のまま進めなくてはならなかった。「これは挑戦であった」とWilliamsは言う。
 1939年の説明に続き、WilliamsとSmithは正しい物質にたどり着いた − キニーネができたのである。この再現はAngewandte Chemieに報告された。
 この時間のかかる合成は、現代では非常に使い道があるものではなく、歴史的重要性があるものだ、とUniversity of Cambridgeの化学者Ian Patersonは言う。
 Patersonは、もし彼が彼の学生に1930年代の技術と器具でのみを使って反応をさせるよう言えば、恐がってしまうだろうと思う。1940年代とそれ以前のの成功した化学反応は、「気まぐれだ」とPatersonは言う。
 他の薬剤によって日常的なマラリア治療が大規模に行われているとしても、Williamsはキニーネへの完全なルートへ挑んでいる。彼の追求は主に学術的なものであるが、しかしその方法に沿う中で、Williamsはこの薬剤の他の、新しい抗マラリア薬の可能性へと繋がる、アナログが見つかる事を期待している − そして、彼の研究室でそれが見つかる事を期待している。

 と言う事ですが。
 マラリアとキニーネについては「からむこらむ」で非常に力を入れてやりましたかね......今でも結構力を入れたなぁ、と思える記事なんで興味ある方は読んでいただきたいと思いますが。ま、ともかくも、そこでも触れている通りノーベル化学賞受賞者であるウッドワードらが、初の人工合成をしたのですが.......その最終段階にドイツの化学者Rabeの昔の論文が絡んでいた、と言う。
 ところが、彼らの功績を認めない人もいる。
 と言う事で、1940年代の環境限定のもとでやってみた、と言う事だそうで.......いやぁ、凄いなぁ、これは(^^; 今はいろいろと機器も発達したので、60年前に比べて容易に精製ができるわけですが。いや、今の学生に同条件でやれ、といっても簡単にはできないでしょうね......当時は「できて当然の技術」ではあるのですが。っつぅか、それぐらいしかなかったんですがね。
 管理人もできる自信は余りありません.......っつぅか、准教授クラスでもできない人は多いのでは? 教授クラスだとできる人もまだいるかと思いますけど.......少なくとも凝ったガラス細工ができる世代とかは(^^;
 まぁ、しかしクルードな状況から一気にやってできた、と言うのは面白いですけど。精製していったらどうなんでしょうかね? 鏡像体から分離、と言うのが最初の方法だったようですが。
 っつぅか、やっぱりウッドワード達はすごいのねぇ、と思ったりもしましたが.......
#TTXの合成とか.......

 ま、そういうところで以上で締めますか。
 さて、今日はどうやら低気圧のサンドイッチが西から......と言う事で、日本海側は全体的に天気は雪やら雨やら曇りやら。北の方は太平洋側は晴れ。西の方は曇りから回復。そして関東地方は雲が多く、南の方では雪が降る事も。東京で4/2と言う予報と。
 ま、どうなる事やら.......冷え込みそうですが。

 さて、今日は水曜日ですか。
 取りあえず、何かスケジュール的にハードなのが多いんですが、今日も結構フルタイムで忙しい状態という事になりそうです.......やれやれ、と言うか何つぅか。慌ただしいよなぁ、とも。来週からはもっと忙しくなるんですがね、えぇ。
 さて、どうしてくれようかね.......
 ま、体調には気をつけたいと思いますが。皆さんもくれぐれも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/02/05
 さて、昨日は立春でしたか......ま、職場Eで仕事の一日でしたけど。
 ま、朝は少し早めに出て行きまして、凍っている道(大道路の交差点が凍っていたりも)を1kmほど歩き、バス停まで。そこで延々と待つ事15分以上、いつも来るはずのバスには乗れず、それよりも早いんだか遅いんだかよく分からないバスに、地面が凍ったバス停からのりまして.......で、いつもよりも10分以上遅れて職場に到着。
 そして駆り出される除雪作業.......朝から慌ただしいったらありゃしない。
 で、そのまま仕事に入るわけですが、夕方まで結構みっちりと詰まっていまして、また病み上がりで疲労がすぐさまやって来るという状況下、周囲から「大丈夫ですか?」を一々指摘されるほど(どうにも病み上がりで声がおかしいのや、顔色がまだ良くないとかで)の状況で仕事していましたかね。
 えぇ、別に大丈夫なんですよ。
 残業の頃にきつくなってきただけで........と言う事で、何か思ったよりは体力が削られているらしい、あるいはまだ本調子ではない、と言う現状を認識しましたかね.......いや、本当に疲れた。
 ふぅ.......

 そして昨日は晴れた一日でしたけど。
 雲がちょこまか出たり、夜には雨が降ったりもしましたが(^^; 気温はそこそこ上がりまして、とにかく日曜日の雪模様からは一転した、と言う天気でしたかね。もっとも、朝はかなりいろいろと転びやすい状況となりまして、管理人も少し危ないと思う事がありましたし.......同僚は車から降りて転んで腰を打ったやら云々。
 ま、らしい天気というべきか?

 まぁ、そういう事で帰宅してからへばっていますので、本日は生存報告です。
 いや、早く取り戻したいものですがね。

 また、後日.......




2008/02/04
 さて、昨日ものんびりとした一日でしたかね。
 ま、咳がまだ微妙に残る中だったんですが、ゆっくりやる事と決め込みつつ9時過ぎに起床。妙に明るい中、起きだしてから外を見れば雪、と言う事でして。湿った雪ですがね......舞っているなぁ、と。で、そのまましばらく巡回やらで午前中は過ごしていたんですが。食事をとった午後からは仕事。
 で、これがまた面倒というか。
 Gimpを仕事絡みで使うんですが、どうやっても落ちる。で、MacBookでは、と思ってもやっぱりダメ。で、本腰入れてネット上を調べてみると、どうやらMacOS X 10.5にあるX11 2.0が問題があるそうで、それを解決したらあっさり安定動作。
 そういう事でしばらく仕事やっていましたかね。
 その後、夕食を挟んで仕事絡みでなんか使いそうな気配のあるiMovieをMacBook上でいじってみたりやらしていましたか。いや、何つぅか......パソコンに絡むもので面倒くさそうなのを何か管理人に丸投げしてきている感じがあるのがなんつぅか。
 う〜む.......
 ま、そんな感じの一日でしたかね.......

 そして昨日は雪の一日。
 明け方よりも前から降っていたようですが。湿っている重い雪ですので積もる事は余りありませんが、しかしこれが圧雪でしかも気温が下がったら、と思うと坂道が多い地域に住んでいるといろいろと嫌なものを思わせるものでしたけど。夕方に少しだけ止んだぐらいで、後はみぞれっぽくなりながらも一日中降っていましたかね。
 気温は当然低いわけですが。ま、外へ出る気も起きず、ぬくぬくと過ごしていましたけど。ハイパワーマシンを使っている人はそれも暖房の一端となる?

 で、Gimpの件ですが。
 まぁ、結構有名なんでしょうか? GimpのMac版ダウンロードページでは、patched X11が必要とありまして、その詳細をみるとXQuartzのページへと繋がりますね......まぁ、困ったものですが。
 やれやれ、と言うか.......そこら辺のバグ、対応遅いのねぇ.......

 対応が遅いと言うとキヤノン。
 MacOS X向けのレーザープリンタのドライバの開発がまたクソ遅いと言うか。Leopardになってからプリントができないのはまだしも、対応が未だ為されていないと言うのがなんともまぁ、情けないと言うか、遅すぎるというか。
 ユーザー逃げるよ、本当に.......そういう意味ではライバル会社の方が対応早いよなぁ、とも。
 ま、取りあえず仕事上で必要な印刷はMacBookでのParallels上からやればいいんですが。取りあえず、昨日初めてドライバ入れて、プラグアンドプレイで対応させてみまして、それでうまくいきましたかね.......さっくり印刷できましたけど。
 しかしなんでこんなに対応が遅いのか.......?

 そう言えばMacOS Xへの対応と言うと。
 Leopardでいろいろと変わった、と言うのはまぁ分かったんですけど。先週からメールが来て、実際に手紙も来て「あぁ.....」と思ったのが、ERGOSOFT。非常に残念な話、と言う事で各所で出ていましたけど。
 いや、開発終了だそうで......EGBRIDGEユーザーなんですけどね、管理人。MacOS 8の時代からなんですが、どうにも残念というか......日本のMacコミュニティでは非常に大きな役割を果たした会社なんですけど、力尽きてしまいましたか。
 残念ですね.....本当。
 ATOKに乗り換える気が起きないんで、ことえりを使う事になるのか......辞書の引き継ぎやらそういうツールは出してくれるんですかねぇ。MacBookでことえり使っていますけど、どうにも使い勝手が悪い。カスタマイズ性が極めて乏しいですし......意図的にやっているのか、あるいは日本語は取りあえず打てればどうでも良かろうと思われているのか知りませんけど、どうにかしてくれんかねぇ.....

 まぁ、しかし何つぅかいろいろとソフトウエアのパッケージ販売って、昔よりも大変だよなぁ、と。
 インターネットが普及した分だけ、フリーウェアやらシェアウェアが発達したから、いろいろとフリーでも揃うとは思いますし、実際にある程度揃ってしまうのが現状ですが。しかし、古参が徐々に消えて行ってしまってもいるよなぁ、と。
 何つぅか、「大手の大型ソフト」をある程度決まった企業が出して、ある程度の小型〜中型のアプリはネット上の作者がだしている、と言う感じになっているのかなぁ、と。中間にあったものが中々、企業からは出しづらい状況になっているのかなぁ、と言う感じがします。
 ま、以前から感じてはいるんですけどね。やはりいざ自分の使っているものが、となると改めて感じざるを得ないと言うべきか.......
 でも、「大型ソフト」も大手がその分野をある程度独占している状況になっていますので、そういう意味では不健全なのか、末期なのかよく分からんよなぁ......例えばワープロ・表計算やらとなればもうMSの実質独占になっているわけですが(対抗できると断言できるソフトはないのが現状ですし)......で、実際にこの状況、価格が不健全になっているよなぁ、とも。
 記憶では一太郎・ロータス123が全盛の頃はもっともっと安価でしたけどね。独占してから一気に値段を上げているかと思いますが......これは気のせいではないはず。もちろん「開発費が」とかいろいろとあるとは思いますが、実際には市場独占の立場を利用したものだと思いますけど。
 どうするんだよ、おい、と思いますがね........Officeは高すぎる、と改めてこの間感じましたので。

 まぁ、懐古主義と言われるでしょうけど。
 訳の分からんソフトやら、「かゆいところに手が届く」ソフトやら、結構いろいろと乱立できた頃、ってのはそれはそれで面白かったんですがね。それを企業がやってパッケージ販売していたりしていたわけですので.......アイデアもの、とかいろいろと。
 それを媒介したのが雑誌だったりしたわけですが。
 今もネット上であるとは思いますが、「情報過剰」過ぎて気楽に探せないものがあるんですよね......使っても作者がもう開発しない、ってのも結構ザラというのも。
 まぁ、何であれ簡単で難しい時代か。

 ふむ......そう言えば家人がテレビを見ていたんで横で。
 夕方辺りですか、報道系ので例のギョーザ騒動で農薬の話がまた出ていましたけど.......何かこう、「如何にメタミドホスが猛毒か」を強調するかの話が出ていましたけど、何つぅか記者も変だよなぁ、と思いますね。
 曰く「普段我々が見る事ができないメタミドホスとはどういうものか、この研究所で見る事ができるというので(以下略)」と......普段からあんた農薬みているの? と思うものはありますが。「メタミドホスだから」じゃなかろう、と。
 で、ラベルにある髑髏マークを強調......え〜、研究室で何度も見ました〜。っつぅか、結構あのマーク、化学系の試薬があるところならどこにでも、という。
 偏っているよなぁ、と言うか、「あおる」ってのはこうやるのね、と改めて感じましたが......
 ま、ただ製造過程に水に溶かして、ってのもありましたけど。結構分解しやすそうな構造でしたけど、メタミドホスは。リン酸エステルなんで、加水分解は結構豪快に進むかなぁ、とも思いますが。工業的に大量にやる場合、水を多く使うと分解しないか? と個人的に.......まぁ、瞬時に分解という訳ではないんですが。余り効果的ではないかとも。
 意図的な混入の場合、具材を混ぜる過程で一瓶とかそう言うのがあり得そうなのかなぁ......最終段階ぐらいでやると効果的? まぁ、加水分解の話からすれば、材料を良く洗えば大体農薬落ちるんですがね......後はパッケージの時に、とかいろいろと。
 まぁ、何であれ中国の方の工場の状況だよなぁ......それが分からないと何も言えないですねぇ。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は雪をもたらした低気圧が抜け、西高東低と言う事になりますか。それに応じた天気という事になりそうで。関東地方は晴れ後曇り。東京で8/2と言う予報ですか。
 まぁ、路上凍結には気をつけたいものですが.......

 さて、今日から一週間が本格化ですが。
 管理人は体調不良からの回復、と言う事でまた仕事がごたごたありますかねぇ.......今週一杯。まぁ、やっておかなければならないものがごちゃごちゃありますけど、どうなる事やら(^^; ま、熾烈な2月となる予定ですので.......
 何か帰りがまた遅くなる日がぼちぼち出てくるのかなぁ......と思うと悲しいんですが......
 ま、どうなるか分かりませんけどね。がんばります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2008/02/03 過去ログの整理をしました。
 2008/01分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」のログを整理しました。

 さて、昨日は療養の一日でしたかね。
 まぁ、本当は出張があったんですが、インフルエンザ空けと言うか、出張先に意地でもいかんとだめと言う同僚がいまして、その同僚に任せて家で療養......ま、話はちゃんとついていたんで問題はないんですが(^^; お互い病み上がりなんですが、両方ぶっ倒れても、と言う事になりまして休みを頂戴しましたか。
 で、まぁ早く寝ていましたので起きたのも早め。咳がまだちょこまかと出たのと、最初は頭痛がありましたけど、その後はお気楽に過ごせまして、久しぶりにDVDをみたりやら、と言う。ま、ゆっくりとやっていましたかね......本当に休養に徹したというか。ぼへっとやっていました、ハイ。
 風邪も少しまた良くなったようです。

 で、きのうは雲が多い一日でしたか。
 どうにもすっきりしない天気でしたかね。ま、外出していないので気温は余りよく分かりませんけど。まぁ、でも散歩に出たい気分になったら全く問題なく出るような天気ではありましたか。
 もっとも、こういう状況の時にめちゃくちゃに良い天気で、散歩には絶好、ってのも何となく悔しい気にもなりますけどね、えぇ(^^;

 で、久しぶりにみたDVDが「狼たちの午後(Dog Day Afternoon)」。
 1975年のアメリカの作品。125分。アカデミー賞脚本賞受賞。シドニー・ルメット監督。主人公ソニー役にアル・パチーノ、サル役にジョン・カザール、モレッティ警部役にチャールズ・ダーニング、FBIエージェントのシェルドン役にジェームズ・ブロデリック。
 ストーリー:1972年8月22日、午後2時57分、ソニー、サル、ロビーの三人がブルックリンの銀行を襲った。すぐさま怖じ気づいてロビーは逃げたが、残る二人は強盗を続ける。しかし、金はほとんどない状態であり、しかも気付けば警察に包囲されていた。ソニーとサルは、9名の人質をとって篭城を選択する.......
 と言う事で、実話を元にした話だそうですが。
 dog dayと言う言葉はよく分からんのですが、複数形のdog daysにすると「真夏の時期」と言う意味があったかと思いますが。ま、確かにそんな感じではありますけどね.......しかし、全体的にはクローズドな場面で展開されますが、中々緊迫感があって良くできている作品。ルメット監督らしさはあるなぁ、と。篭城時にある、犯人側と人質側の気の緩むような状態、と言うか。ストックホルム症候群的な弛緩がみられるんですけど、まぁテレビメディアがまださほど発達していない時の感じはあるなぁ......っつぅか、結構「奇妙さ」が全体的にある話でして、人質をとっての篭城、と言う緊迫感の一方、人質はテレビに映って喜んでいますし、かと思ったら全部が終わるともうソニーを見向きもしない。ソニー自身も大衆を前に味方にしてちょっとしたヒーロー気分を味わいつつ、その後のサルをみて引き戻されるというか、何か落とされるというか。またソニーの「二人の妻」ともなんというか......ま、一人は全く電話で人の話は聞かんし、もう一人も結構わがまま。母親も人の話を聞かんし、家族は何かダメだし。群衆も実にいい加減さが出ているという.......
 やっぱりルメットらしいか、こういう感じ。どこか突き放したような、でも社会派と言われるだけあって鋭いよなぁ、と。
 演技の方は上々。ゴッド・ファーザーの兄弟でもありますが(笑) アル・パチーノは十分に力がありますし、こういう泥臭いのがうまいですねぇ。カザールも神経質な感じが良くでています。っつぅか、サルをうまくつついたよな、FBI。で、モレッティが良い味を出していますが、シェルドンの理知的というか、冷静なエージェント役は、全体的に活躍する時間は少なめなのに印象に残りますね......プロらしさが良くでているという。
 ま、派手な作品ではありませんし(撃たれる銃弾は全部で2発かな?)、じっくりと進むタイプの話ですので好みは分かれそうですが(^^; アドリブが非常に多いと言う話も聞きましたけど(Atticaってなんの意味があったんだ?)、プロットは良い感じです。興味ある人はどうぞ.......

 で、まぁ実際の事件が元、と聞けばやっぱり「元の事件」が気になるんですが。
 困った時のWikipdeiaと行きたいんですが、日本語版は情報がほとんどないので、英語版をみますと、Dog Day Afternoonの項目にありましたか。全部英語ですけどね......当時の新聞記事の写真もありますので、結構面白いかと。何で金がないのか、と言うと武装した輸送車が3時半頃に来ると聞いていたのでその前に、と思ったものの、実際には朝に来ていた、とか。作品に出てきたピザのお値段、1099ドル(ソニーと言うか、実際の犯人が支払った額)とか.......
 なお、実際の主犯であるJohn Wojtowiczも項目がありますが。彼自身は映画を見たようで、実際に言った事は3割しか事実がないと言うことだそうですが。妻の話もありますが、母親とは実際には警察が拒否して話せなかったとか。でも、映画の配役は結構褒めてもいるようで?
 ま、2年前に亡くなっているようですがね........

 で、巡回してnature.comから。
 まぁ、本当に最近余り読めていませんけど(^^; まぁ、せっかく休み貰ったんで多少は......って思うと最近はあっという間に有料になっちゃうんですよね、過去の記事が。記事の収集はやっているんですがね.......
 ま、ともかくもみていまして、'Normal' genes key to cancer growthと言う話が。遺伝子を止める事で癌細胞の成長を止めるが、健康な細胞を傷つけなかった、と言う話。
 読んでみますと......遺伝学者達は、普通に存在し、特定のガンの成長と生存に重要に見える遺伝子を確認した。ヒト細胞の「functional-genomics」のスクリーンからのこの発見は、細胞を攻撃する為の新しい薬剤のターゲットを提供するであろう。
 発癌遺伝子(oncogene)(通常の細胞を腫瘍へと変える問題遺伝子)の伝統的な調査に変わる代替アプローチの中で、二つのアメリカのチームが、今週彼らが「non-oncogene addiction」 ideaと呼ぶものを発表した:それは腫瘍はある正常な細胞の経路に重度に依存しており、そしてそれらの経路における遺伝子の生産物を動かさなくする薬剤は、ガンにとっては致命的になるであろう、と言うもの。Brigham and Women's HospitalのStephen Elledgeと、Cold Spring Harbor LaboratoryのGreg Hannonに率いられたチームは、相対的に安価で早い数千もの遺伝子をノックダウンする方法を行った。
 この方法は「short hairpin RNAs」(shRNAs) を使った − 特定の遺伝子を標的とし、止めるられるようデザインされたRNAの一片である。二つの論文において、チームはどのようにして彼らが結腸ガン、乳がんそして健康な乳房の細胞中にある正常な遺伝子を標的にした、数千ものshRNAを導入したかを記述している。数十ものshRNAは癌細胞の成長を遅くしたり止めたりしたが、しかし新しい癌治療薬の標的で重要である、正常な細胞では弱める事はなかった。
 「これらが最良の薬剤の標的となるかは時間と金がかかるが、しかし重要な事はそれらを見付けたという事だ」とElledgeは言う。
 腫瘍学者らは、発癌遺伝子の生産物に対する薬剤、例えばNovartis社ののGleevec(imatinib)や、Genetech社のTarceva(erlotinib)といったものは、癌患者にとって歓迎する前進であると言う。しかし、患者はしばしば薬剤耐性を発達させてしまう為に、それらは治らない、とNew York’s Memorial Sloan-Kettering Cancer CenterのGary Schwartzは言う。「皆が次世代のGleevecを探しているが、しかしこれらを標的とする薬剤は興奮するものであるのに、それらは我々が望むほどの強力なインパクトがない」とSchwartzは言う。彼は通常の細胞周期を阻害する薬剤の臨床試験に対して出資してくれる人を探している。その薬剤の早期の臨床試験では、恐らくは「治療の窓(therapeutic window)」において、健康な細胞よりも癌細胞に対してより有害であるなかでは、最良のものである事を示した、とSchwartzは言う。
 ElledgeとHannonは、彼らの研究は特定の血液や肺ガンに関連した変異をターゲットとしている、GleevecやTarcevaのような、更なる薬剤の開発に拍車をかける事を目的とした、二つの大きなプロジェクトを保管するものとなるだろう、と言う。両プロジェクトには、更なる発ガン遺伝子を見付けるための、そして科学者達がガンの生物学を理解する手助けとなるような、癌細胞のゲノムの配列化が関わっている。一つ − The Cancer Genome Atlas − は、2005年12月から初め、9年以上かけて13.5億ドルを費やすと予想されている。もう一方はWellcome Trust Sanger Instituteの科学者達によって行われている。
 チームは長い間、その配列の研究は「出費に見合うだけの価値(bang for the buck)」が低い者であると主張している − それらはコストが非常にかかり、そしてそこからガン化させるような変異を整頓する為の、詳細なその後の研究が必要である。対照的に、彼らの研究は安価で一つの研究所で終わらせてしまうのに十分簡単である。そして彼らは、あるトリガーに対して反応する癌細胞の振る舞いを調べる、「機能的な」アプローチが新しい薬剤へのより早い経路となるであろう、と言う。
 Elledge and Hannonは、科学者達が配列からのアプローチを使うにも関わらず、彼らの主張を支持する発見をしたJohns Hopkins School of MedicineのLudwig Centerのco-directorであるBert Vogelsteinは、彼自身の研究は、cancer atlasがある程度のfunctional-genomicsの研究に資金を提供する必要性を強調する、と言う。「今明らかな事は、The Cancer Genome Atlasの始まりはその複雑さと、大半のガンにおいてみられて進行する、変異の特徴の不均一さが明らかになっていない事だ」とVogelsteinは言う。彼はそのような複雑さを2006年に、乳がんと結腸直腸(colorectal)ガンの研究で示している。
 「配列化は簡単なものだ − より難しく、長い道は、機能的な研究においてその全てが意味するものが何かを明らかにする事だろう」とVogelsteinは言う。「私はいくつかの良く考えられた(well-thought-out)、それら二つのアプローチのコンビネーションが、最良の過程となるようだと信じている。」

 と言う事ですが。
 機能的ゲノミクスと言うべきかな? fuctional-genomicsですので......ちと悩むんですが。まぁ、ともかくグリベックとか、分子標的薬が成功し(一部は失敗してしまいましたが)、第二の成功を狙うわけですが、中々うまくいっていない。と言う事で今回のような話が出てきたようですが。
 ま、うまくスクリーニングして「何がガンにとって重要か」を探しだす......で、正常な細胞が損傷を受けずにそれらを死滅させる、と言うものであれば最良なわけですけど。ま、もっともガンも「個性」がありますけど、共通するものを探しだせれば、となるわけですか。
 いや、農薬に似ているよなぁ、と。
 「選択毒性」ですよね、まさに......それを知る手法にshRNAを使ったという事になりますが。ま、配列化していく、ってのも確かに重要ですし、今のトレンドとは思いますが、最終的な手間やら「問題の部分」を探しだすってのは結構大変ですし。そういう意味ではまだ手っ取り早い方法というべきか......ま、もっとも配列を知るのも当然理解が進むので悪いわけではありません。
 やっぱり「両方」だよなぁ.......重要性としては。

 後はUnravelling carbon's chemical secretsと言う話がありますか。何となく有機化学をやると気になるようなタイトル? ですが、そう言うのではなく、核理論でなぜ炭素が年代測定の説明ができるのかを狙う、と言う。
 研究者たちは、炭素14が異様に寿命が長い事への物理的な説明を考えついた。この原子の核における基本的な力(fundamental force)の奇妙なバランスが、恐らく予想よりも数千年も長い安定性を保てているのであろう − それ故に、放射性炭素年代測定法が可能となる。
 物理学者達は、数十年間なぜ全ての原子の同位体の中で軽いほうの炭素14がそのような以上に遅い分解をするのか説明しようとしてきた。酸素14では、その半減期は約70秒であるが、炭素14では5730年である。
 数分よりも数千年である寿命を持つ為に、研究者たちは炭素14の崩壊を使って古代の遺物の年代測定に使っている。しかし、なぜ炭素14はこれが可能なほどに長い寿命を持つのかが謎であった。今回、研究者たちは、その違いは恐らくは、原子核にある中間子の量がどれくらいあるかについての、未だ議論されている考えへと行き着くのだろう、と言う。
 中間子は、一緒にまとめて核子(nucleons)と呼ばれる、陽子と中性子を保つ強い核力の機能を果たす。実験的な証拠では、未だ決定的ではないのにも関わらず、あるものは原子核の亜粒子の高密度は、中間子に正味の影響(? net effect)を持っており、それらは他と切り離すよりは、重さを軽くすると言う。
 核子のペアの間の相互作用を支配している単純な可能性から始め、State University of New Yorkの理論家であるJeremy Holtと同僚らは、Brown-Rho scalingと呼ばれる仮定を使って、中間子の質量の変化を調整した。チームは炭素14と窒素14の崩壊について、核の殻において簡単に計算できる軌道に注目した。彼らは、炭素14の崩壊の計算が実験での値とマッチする事を発見した。
 この配列は、異なる種類の中間子によって中和される、引きつけあい、反発する強い核力の構成成分が、実際にバランスをとっている事を示唆する。炭素14の核構造の奇妙な部分はこの力のバランスによって作り出され、異常なほどの安定性をもたらす。「炭素14は本当にこれらの変化に対して敏感となるのは、本当に偶然の一致だ」とHoltは言う。
 しかし、この構成要素が炭素14の異常な半減期の物理的な説明として問題がないのだろうか? 「彼らの計算は、彼らの遠大な声明を指示していない」とLawrence Livermore National Laboratoryの物理学者であるPetr Navrátilは述べており、研究者たちはこのモデルでいくつかの簡略化を行っていると付け加えた。
 Navrátilや他の者たちは、この問題に挑む最良の方法は、computationally intensive calculationsを通じて核子の間で、そして中間子の質量を調整しないでその三つのもの(three-body)の合計の力を計算する事だと言う。
 Holtは、彼のチームのアプローチがmany-bodyの計算と争っていないと言うが、しかし更なる研究が必要である事は同意している。「これが命取りとなるために、我々はこのthree-body community内での補完的な計算と同様に、これらの減っている質量の為の実験的な証拠を必要としている」と彼は言う。「私はこの疑問は近い将来に答えられると思う。」

 と言う事ですが。
 訳が難しい......(^^; まぁ、結局陽子・中性子と中間子の力のバランスが非常に良い、と言う事は分かるんですが。three-bodyはこの三つの事だと思うんですが、結構だんだん難しいというか何つぅか......テクニカルタームの扱いもあって読みにくい。
 まぁ、しかし炭素14の安定性が凄いのは確かに奇妙なんですよねぇ。おかげで科学と考古学では助かっているわけですが。

 科学系の話というと、例のギョーザ騒動。
 各研究機関に依頼が殺到しているという事だそうですが。まぁ、当然の帰結となりますが、新聞をちらっと見ると、大体3日かかるという事だそうで。サンプル数も多いので休日返上でやっているところも多いのだろうなぁ、と思いますが。
 しかし、これをみていると思い出すのが研究室にいた時でして、ここで残留農薬をELISA法で調べる、と言う研究をやるチームがありまして、それを思い出しました。分かる人はこれだけでピンとくるかと思いますが.......一般の人向けに言えば、「ある特定の化学物質を、何かのもの(製品やら)から存在の有無を特定する」ってのは結構面倒な作業でしていろいろと余計なものを除いて、最終的に分析機器にかける必要がありまして。分析機器によりけりですが、まぁやっぱり理想的には「怪しいと思われる物質を、純粋な状態で」かけたいものでして、そうなるまでが大変。
 時間と手間がかかって仕様がない。
 一方、抗原抗体反応は本当にわずかな量(肉眼で見えないなんてレベルではないぐらい少量)であっても反応する、と言う事で、原因物質(=抗原)に対応する抗体を作り(動物などからですが)、これを使ってやると薬品も少量、時間も短時間で、その上非常に感度の高い検知器となると言う......
 ま、専門的になるとモノクローナル抗体にして、とかあれこれ出てきますが。
 実際に応用されるのは、時節柄挙げておけばインフルエンザの検査キットとかこれですねぇ。HIVも検査キットがあったか。いろいろと応用が利くんで、この手の検査キットは本当に増えているようですけど......
 じゃ、それを使え、と思われるかもしれませんが、流石に一朝一夕でいきなり検査キット作れませんので.......
 いや、単に「思い出した」と言う話ですのでね.......でも、どっか作るかも?

 しかし中国もこの件はどうするんだか。
 いや、もし「誰か」が「小日本如きが」と思って「混入した」とかあったら、やっぱりまた「愛国無罪」とか叫ぶ低レベルな連中が出てくるんだろうか、とかいろいろと思ったりもしたんですが、どうなんでしょうかね。
 その場合、中国政府もどう対応するんだか興味はあったりしますが。ま、どっちにしても北京五輪には大ダメージになるんだろうなぁ.......っつぅか、向こうの報道もやっぱり「?」でして、「大した事ないのに騒いでいる」と言う扱いをしているとか新聞にありましたが、実際どうなんでしょうか。
 水源や食料に毒を混入させた場合、古今東西死刑以外はなかったかと思うんですが........それほどのレベルのものだという認識はないんだろうか、とも。まぁ、日本側の報道ってのも質はしれていますけどね、えぇ......
 まぁ、何であれ、どこも「まじめな人達」が損をするのは変わらんのですかね.......

 ま、久しぶりに結構だらだらと書いていますので、ところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は発達した低気圧が西から......理想的なルートで関東の南を通るのか!? 西日本は天気が崩れ、各地で雨。と言うか、本州は日本海側と北は雪で、他は雨と言う状況ですかね。で、関東地方は寒気がある為か、条件が揃って雪。東京で3/0と言う予報と。
 ルートが外れなければ結構しっかり降るかも、と言う感じですかね......

 さて、今日は日曜日ですが。節分でもあります。
 管理人はやはり療養、と言う事になりますか。ゆっくりと過ごそうと思いますけど。取りあえずマイペースでぼへっとやる予定ですが......まぁ、散歩も考えたんですが天気がどう出てくるんだか(^^; 気象庁の時系列予報とかみていると、何か朝からずっと降るような雰囲気なんですが。
 さて、どうなるのか?

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2008/02/02
 さて、昨日は職場Eでの仕事の一日でしたけど。
 え〜......まぁ、ちと体調的に無理めで出て行ったりもしたんですが、取りあえずどうにかこうにか持ったかなぁ、と言う.......と言うか、行って正解だったものもあったりしたんですがね、えぇ。まぁ、出勤してみれば顔を見た上司の第一声が「おぉ」と言うのはなんですけど(^^; 大分心配されていたようで、そういう意味ではありがたかったかなぁ、と言う。
 何かあれこれお菓子貰えたりやら(^^;
 周囲から「大丈夫?」と言う朝の挨拶状隊だったのは、普段がんばっている事の証明、と一応みておきたいものです、ハイ。あるいは純粋に鬼の霍乱とみられたのかは分かりませんけどね......それも否定できないか?
 で、まぁ仕事の方は踏ん張りつつ、取りあえず終了。
 定時から30分程度で引いたんですが、やっぱり「お大事に〜」と言う声でした、ハイ。顔色も良くなかったんですかね.......
 で、帰宅して食べて、即寝る、と言う具合で後は一日。それなりにサバイバルな一日でしたかね。
 と言う事でまぁ、起きだしてから比較的スッキリですが、本日も療養になるんでしょう。

 と言う事で生存報告。
 また、後日.......




2008/02/01
 さて、昨日は療養の一日でしたかね。
 まぁ、流石に38度台の翌日でいきなりはちと、と言う状況でして。解熱剤付で朝の体温が37度では流石に不安、となりまして職場に連絡。ま、インフルエンザではない、と言う話にほっとしていましたけどね、上司は(^^; ただ、仕事もたまりますしこちらも結構気になるのも......なんて言うと仕事人間なのかもしれませんが、まぁしかし早く治そうと言うのは当然ですかね。
 と言う事で、療養だったんですが。
 熱が大分抑え込まれた為にかなり楽に。痰もかなり出てきまして、体の方もかなり積極的に防衛中という事ですが。咳はそこそこある感じですかね......重めの咳ですが、まぁ楽になったといえば楽になりました。寝るのもいい加減「飽きてきた」ようでして、寝られないまま腰痛との格闘(^^; ま、そこまで来ればかなり回復しているという事だと思うんですが。
 いや、まずい場合はいつまでも寝られますからね.......
 ま、そういう事で療養の一日でした。

 で、まぁその天気はよく分からんのですが(^^;
 まぁ晴れていたらしいという事ですかね。冬型の配置だったようですけど。綺麗な配置図ですが、まぁ北風もそこそこあったのかなぁ、と言う。
 風邪を引くには最良の状態という事でしょうか......?

 そう言えば、何やらテレビでメタミドホスが中国製の食品に入っていたと言う事で大問題になっていますが。
 管理人としては、やはり名称から有機リン系、と言う事で縁があるんで構造が気になったんですが。あるかなぁ、と思いつつ資料を探してみたら見つかりましたかね......ま、metamidphosかmetamidophosかどっちかだろう、と思ったら「metamidophos」で正しいようですが。
 構造をみると「案の定」と言う感じ。
 P=Oの結合を元に、リンから出る3本の「手」にCH3O-、CH3S-、NH2-がくっついたものでして、恐らくオキシ塩化リン(P(O)Cl3)から合成するのかな? メタノールとメタンチオール、後はアンモニアからできるかと思われます。材料的には安いですが、構造的に真っ先に思ったのは「やっぱこれは毒性が高そう」でして、案の定資料にあったLD50はマウス経口で27mg/kgとありましたか。選択毒性も低いだろうなぁ.....
 これは高いです。日本では認可されるレベルではありませんね......昔ならまだしも。ま、毒性の高い事で有名な有機リン系殺虫剤パラチオンは4倍ぐらい強いですが、もちろん現在は使用禁止ですし。
 ま、毒性をもっと抑えるならば例えばチオールかアミノ基のところの部分をもっと大きい構造に変えるとかあるんですが。どっちにしてもまぁ、今の中国的には金がかかるものをやりたいとは思わないでしょうけど。
 なんというか、実に現代中国的な事件という気もしますが、落とし前はどうするんでしょうかね.......
 取りあえず、報道では「食べて違和感を感じ、すぐに症状が出た」と言う事で急性毒性の典型的症状が出たようですが。それだけの量がギョウザに入っている、と言うだけで相当な濃度と推測ができます.....っつぅか、そこまでならば有機リン系殺虫剤を扱っていた人間としては「においか味ですぐに気付かないだろうか?」と思うものもありますが。ま、ともかくも原因が分からんですが、野菜だったら「洗っていない」と言う可能性が出てきますし(農薬が気になる人には、「水で良く洗え」と言います.....それで大体落ちるから)。パッケージか何かに、と言うならばそれでも高濃度過ぎますし、パッケージにやる理由がよく分からん。ましてや意図的だったら何とも言えませんね.......
 まぁ、面倒な事です。

 で、どうにかnature.comから。
 各所で報じられていますが、Watch out for falling satellitesと言う話。アメリカのスパイ衛星が落下すると言うやつですが、これが燃え尽きずに地上へ落ちてしまうのか? と。
 読んでみますと......
○何が起きているのか?
 制御不能となったアメリカのスパイ衛星が、来月(2月)にも地球へと墜落するであろう、と政府当局が述べている。この衛生は地球の大気圏に耐えられる程度には十分に大きく、そして地球へと衝突するようで、2月下旬から3月上旬に落ちそうだ、とNational Security CouncilのスポークスマンGordon Johndroeは言う。
○それは正常な事なのか?
 「常に軌道を離れようとする衛星は、比較的日常的な事だ」とJohndroeは言う。地球に衝突する、制御できないデブリの破片は、2トン以上になり − 大半はロケット段階で廃棄されたものである − 3週間に一度ぐらいの頻度である、とHarvard-Smithsonian Center for Astrophysicsの天文学者で、launch observerであるJonathan McDowellは言う。
 多くの廃棄された破片はある程度の動力(power)を残しており、その為に地球上のコントローラーはそれらを人の住んでいるところから離れた場所へと誘導し、通常は最終的に海へと落下するようにしている。2001年、ロシアの宇宙局は古くなったミール宇宙ステーションをこの方法で南太平洋へと落としている。しかし、このアメリカの件はそのようなケースとはならない。
 「明らかに、我々は人がいる地域の地上へと落ちる潜在性があるのかみたいのだ」とJohndroeは言う。
○それが私の家の屋根に衝突する可能性はどうなのか?
 極めてわずかなものだ、とMcDowellは言う。地球の7割は水であり、そして地上の大半は人が住んでいない事を思い出してほしい。「この事で人々が警戒する理由はない」と彼は言う。
 NASA Orbital Debris Program Officeによれば、深刻な種類の損害、または損傷がこの40年におけるデブリの衝突で起きたと確認された事はない、と言う。
○この衛星は何なのか?
 スパイ衛星である以上、これは公開される情報ではない。しかしニュースの報告によれば、この衛星は2006年の終わりにNational Reconnaissance Office(NRO)によって打ち上げられ、地上の管制局軌道へ移動中にロストしたUSA 193の様である。その時、アマチュアスカイウォッチャー達は、その軌道はわずかに「離れ(off)」、そして正しくなかった事に注意した。高度のわずかなロスにより、彼らは結果的に今年の春に衝突する事になると予想した、とMcDowellは言う。
 もしこの死んだ衛星が実際にUSA 193であれば、その設計はより良く定義できる。USA 193はBoeing Delta 2ロケットに載せられて打ち上げられており、このロケットはその衛星のサイズが2〜4トン、そして長さ5〜6mに限定される − 大体ミニバンサイズだ、とMcDowellは言う。
 この衛星は現在は高度250kmにあり、そして毎日1kmほど落ちている。その軌道は中緯度にあり、南北58度の間にある。落下するであろう場所は現在は知ることができないため、McDowellは、例えばその範囲を元にすれば、アメリカに落下する可能性は2%である、と言う。より良い推測は落下する前日に分かるであろう。
○「ミニバンサイズ」の衛星は大きいものか?
 これは1979年に制御不能で落ちた衛星のサイズには到底及ばない:それは重さ70トン以上のUS Skylab Iが大気圏を突き抜けて衝突死、そしてデブリがインド洋から西オーストラリアにまでまき散らされた。
○この衛星の突入時には何が起こるのか?
 大気がこの衛星を引き裂くであろう。アルミニウムのパーツと外層は燃えてしまうであろう。より重い燃料タンクのような破片はねじれた塊となり、耐えられるであろう。McDowellはこの衛星は1トンのヒドラジンを持っていると言い、この物質は高い毒性の推進剤で近くにいれば問題が起こるが、しかし大気圏内に入れば拡散して棄権ではなくなるだろう。
○衛星の破片は再突入でそのまま保たれたまま残るのであろうか?
 その通り。NASA Orbital Debris Program Officeは、いくつかの大分大きな塊の様子を管理している:250kgの鋼鉄製燃料タンクと30kgの打ち上げ機のチタンタンクで、両方とも1997年にテキサス州から打ち上げられたものや、2001年にサウジアラビアから打ち上げられた、70kgのチタンロケットモーターのケースなどがある。ある注目に値する不幸な衛星は、実際に2006年の打ち上げの時、離陸の失敗から落下、ワークショップの屋根を突き破った事がある。
○軌道を離れて落ちる可能性というのは、どれくらいのものであるのか?
 NASA Orbital Debris Program Officeは、US Space Surveillance Networkによる追跡によれば、10cm以上の大きさを持つ約11000個の物体がある、と言う。もちろん、その最大の人工物はこれまでのところ、国際宇宙ステーションである。約45mの長さと200トン以上の重さは、それ自身がデブリとなるよりは、デブリからISSが身を守る事についての関心がある。
○もしそれがどこからも遠いところへと落下するならば、問題となるのか?
 その衝突は期待外れのものとなる一方、落下した衛星はNRO − アメリカの「宇宙の目と耳」である − が嫌な時間を過ごしたものとして思い出させるものとなるであろう。2005年、NROは次世代の偵察技術計画、Future Imagery Architectureを、Boeingが40億ドル以上費やした後でキャンセルし、とNew York Timesは報じている。
 「NROは嫌な10年を過ごしている」とNew America Foundationの宇宙政策アナリストであるJeffrey Lewisは言う。「我々はこの衛星が長い間死んでいるのを知っていた。しかし、これは我々にどのくらいのトラブルを彼らが持っているのかを思い出させる。」

 と言う事ですが。
 各所でちょこまか報じられていたので気になっていたんですが、取りあえず訳してみましたけど。スカイラブ1が最大か.......まぁ、それに比べればミニバンサイズのものの突入なぞどうとでもなるのでしょうけど。まぁ、どこに落ちるのか?
 直前まで分からん、と言うのが制御不能なものの迷惑な点かもしれませんけど。まぁ、結果待ちか。
 どうなりますかね.......

 あとはBrain electrodes can improve learningと言う話がありますか。脳の記憶を促す能力への刺激が自己により発見された、とありますか。
 肥満の実験的治療を実施中の患者の脳への電極移植が、驚くほど彼の記憶能力を改善させた。
 この驚くような、予期しない効果 − Annals of Neurologyに報告された − はカナダの神経科学者達のチームに、早期のアルツハイマー病の患者における、新しい脳深部刺激療法(Deep brain stimulation, DBS)の試験実施を促す事になるだろう。3人の患者は既に電極を移植されている、とUniversity of Toronto's Toronto Western Research Instituteの神経外科医Andres Lozanoは言う。「この手術は安全で、結果は有望に見える」と彼は言う。
 DBSの間、4つの接点を持つ髪の毛の薄さの電極が脳の非常に正確な位置に設置された。各接点は、リモートコントロールによって、異なる電流の周波数により別個に刺激 − あるいはスイッチが切られる − される。その小さな電流は、特定の病気において動きが悪くなった、脳の特別な神経回路を活性化させようとする。この手順が一番使われるのはパーキンソン病であるが、しかし実際には数年前に、神経外科医がうつ病や、強迫性障害の患者を含めた精神病の治療において実験がされていた。
 論文では50歳の患者が初めて、2003年に肥満の為にDBSを受けた。約190kgの彼の体重は生命にとって危機であり、そして彼は他の種の治療に反応を示さなかった。外科医達は電極を、彼の脳の基点のちょうど上にあり、小さなアーモンドサイズの海馬に設置した。これは脳のこの領域を動物で刺激すると、食べたがる食料の量に影響する事ができる為である。過去において、神経外科医は海馬の一部を除去する事により、肥満治療に挑んでいた。
 Lozanoは患者が、手術室において脳の刺激テストを行っている途中に、彼がデジャビューのような重大な感覚を感じている、と知らせた事に驚いた。患者は楽しい記憶を思い起こした:約30年前に友人と公園へ行った時の感覚。さらに電流を強めると、彼は詳細にそのシーンを思いだした。
 脳の刺激から記憶を促す事は一般的ではないが、しかし研究者達は海馬への電極から起きた事の事について興味深く感じている。
 一連の神経心理学のテストが、手術の前後に行われ、研究チームは患者の全体的な精神のパフォーマンスは基本的に変わらないままである事を発見した。しかし、彼の複雑な記憶テストにおける、解釈や言葉のペアを思いだす様なパフォーマンスでは、電極のスイッチが入っている時には劇的に改善された。このテストは患者や実験者は、このテストの間脳が刺激を受けていたのか分からないようにしていた。
 この特定の種の記憶の改善は、海馬と呼ばれる脳の領域と関連していると考えられる。研究者達が患者の脳の脳波記録をとってみたところ、彼らは海馬の周辺で電気刺激が活性化した領域がある事を発見した。チームは、この電極は脳弓(fornix)として知られる、視床下部から海馬へと繋がっている神経の束を、故意にではなく刺激しているのだろう、と提案している。
 「視床下部は機能に関する部分が混雑した場所であり、多くのものが行われている」とLozanoは言う。「それが、我々が手術室で次々に接触したそれぞれのポイントの刺激の効果をテストする理由だ − もし予想外の事が何か起きていれば、我々は再度そのスイッチを切ればいい。」 しかし、記憶への予期しない副作用が役立った。
 これはたった一人の患者での研究にも関わらず、Lozanoは、この事は非常に重要な事を示唆するという。「初めて、我々はヒトにおける記憶の神経回路へ − これはわずかしか知られていない − アクセスし、修正できる事ができる窓を得た。」
 2007年3月、Lozanoはそのような刺激が、これまでのところ神経回路が破壊が進行する前の、アルツハイマー病の患者における記憶の損失を改善する手助けとなるかどうか、調査する予備研究を始めた。もしこの方法が6人の患者で安全である事が証明されれば、彼は効果を見る為に国際的なより大きな研究を始めるだろう。
 「これは非常に興奮するもので、以前には決して行われなかったものだ」とUniversity of Cambridgeのヒトの記憶の専門家であるRichard Hensonは言う。「医療的な目的で海馬を刺激する必要というのはまれな事の一つであり、そして我々に学習に関連した神経回路について何か語るものだ。」
 「これは予想しない発見の興味深い礼であり、我々は恐らく異なる脳の領域をDBSでテストするだろう」とEmory University School of Medicineの神経学者であるHelen Maybergは言う。「これは脳の機能の拡張 − 単に異常な行動を戻すだけでなく − をDBSでする事が可能であり、そして科学者と倫理学者達の間で多くの議論が行われるであろう。」
 元々予想されていたように、DBSの手法が肥満に有望であるのかははっきりしていない。この患者は食欲が電極のスイッチが入っている時には抑制される事を発見しているが、しかし彼の体重は彼が食べたい時にはスイッチを切る傾向がある為に、減っていない。

 と言う事ですが。
 まぁ、海馬は記憶に絡むというのは良く知られていますが。長期記憶に関連するんだったか。と言う事で、刺激するという事はそれにも、と当然考えられると思いますが.......そっちは予想しなかったんだろうか、ともふと。いや、結果がポジティブかネガティブかはともかく、記憶への影響という意味でですけどね。
 まぁ、肥満にも、と言うのは興味深いですが......文の最後に書かれているものが何つぅか(^^; 結局自分の意思が重要だよなぁ、とも思ってしまいますが。
 しかしこの件は長期記憶からの引きだしのみに有効、と言う事みたいですね。いや、何となくテッド・チャンの『あなたの人生の物語』に収録されている「理解」と言う作品を何となく思い出しましたけど。

 あとはWIRED VISIONから。
 蚊を絶滅させるための「遺伝子組み換え蚊」と言う記事がありますか。続きがある記事ですけど、こういう戦略は以前から取る動きがありましたので、まぁ特に違和感はないんですが。
 問題は「遺伝子組換え」と言う前提があるところですかね......自然中への放出をしてもどうなるのかがよく分からん、と言うのはまぁ定番の懸念となりますけど、当然といえば当然のものになりますが。後は生態系への影響、ってのがあるんですが記事では余り触れていない? いや、蚊をエサとする動物は結構いますので......
 外来種の根絶とは意味が違いますので、そこら辺はどうなるのだか?
 それとワイアードが初公開:合成ゲノムに隠された暗号を解読ってのもおまけ的に気になりましたか......なるほどねぇ、と。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は緩めの西高東低の冬型というところですか。寒気はそれなりに入るようですが、取りあえずそれらしい天気という事に。関東地方も晴れ。東京で8/1と言う予報と。
 まぁ、過ごしやすいのか病み上がりには分からんですが、クソ寒く無ければいいです、ハイ。

 さて、今日から2月.....そして金曜日ですか。
 ま、管理人は仕事復帰予定となりますけどね......たまっている仕事がどうなる事やら(^^; 小隊はそれなりに鍛えてあるので、まぁ余り問題が出ているとは思いませんが。さてさて......取りあえず、結構ハードなスケジュールではあるんですが、ペースを保ちつつ進めて行きたいと思います、ハイ。
 皆さんも体調にはお気をつけを。
 いや、本当にね......高熱が出たらインフルエンザも疑ってとっとと病院へ行く事をお勧めします、本当に。拡大する方が迷惑ですので。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




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