〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2008年8月分〜


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2008/08/31
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 ま、全く気合いが入らない物でして、起きだしたのが昼。その後はもう、ぼへっと漫画読んで過ごすと言う感じでだらだらとやっていましたかね.......いや、本当に気合いが入らない。仕事がまた動き出してから適応できていないのかよく分からんのですが、とにかく気が抜けているなぁ、と言う。ま、気合いを入れる為に散歩、と言う手段もありますが、外は雨。時折雷雨、と言う状態でしたのででる気にもならず。
 結局、家でゆっくりと過ごしていましたかね......

 そして昨日は不安定な天気の一日。
 雲が多く、時折雨が通過して行く、と言う感じでしたか。南から雲が北上して行くと言う動きを見せていましたが、やはり不安定なのか時折雷雲も通過して雷も落ちていましたか。気温は余り高くはありませんでしたが、いかんせん蒸すので窓は開けないと辛い。
 まったく、長雨の様な状態ですね......それでも雷は余りないかと思いますが。ただ、季節の妙な変わり目にあると言う事ではあるでしょうか。

 まぁ、そういう具合でのんびりとしていたんですが。
 そう言えば、以前同期の「かるま」氏と一緒に秋葉原を通った時に買ったラーメン缶、ちょっと試してみましたかね......一つはハバネロラーメン。これはまぁ......う〜ん.......(^^; 止めとけ、と言う感じでしょうか。スープが薄く、味も何か薄っぺらいなぁ、と。缶のにおいの方が若干目立った感じが.......
 で、もう一つはラーメン缶公式サイトからたどれますが、「博多とんこつ」。これは結構面白かったなぁ、と。スープが良くできている。面も「予想していた」ものよりも余りコンニャクと言う感じの外面ではなく、良かったですねぇ。なるほど、これならまぁ、良いか、と。
 カロリーが100kcal以下、と言うのが微妙に信じられん感じではありますね.......
 ま、面白い物です。

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 追いかけている話が一つでましたかね。Bubble-fusion researcher punished for misconductと言う話。Purdue Universityは例の泡融合を唱えるRusi Taleyarkhanの主張を退けたという。
 読んでみますと......核エンジニアRusi Taleyarkhanは、泡融合研究におけるミスコンダクトの照会の結果を受けて、Purdue Universityにおける彼の教授の地位を追われた。
 大学のミスコンダクトのルールに対するアピールに失敗した事で、Taleyarkhanは3年間大学院生を持つ事を禁じられ、そして'Arden L. Bement Jr Professor of Nuclear Engineering'のタイトルとそれに伴う毎年25000ドルの資金を失う。彼はしかし、学部には残り彼の状況の再調査を3年間できる。
 7月18日に発表された調査報告によれば、Taleyarkhanのミスコンダクトは二つの研究記録の偽造に関連していた。一つの問題は2005年のNuclerar Engineering and Designに発表された彼の論文の中で、彼は2002年に重水素を含むアセトンの核融合の引き金を独立して確認した、と言う引用に関連している。彼の名前はその確認の論文にはなかったが、彼はそれを核手助けをした。
 Taleyarkhanに関連した他の問題はレビュワーはそのような大きな発見には証人が必要だと述べた後で、Nuclerar Engineering and Designの論文の著者リストに学生の名前を付け加えていたが、彼は直接的にその実験には関わっていなかったことだ。
 最近Natureに送られたe-mailにおいて、Taleyarkhanは両方の件について否定しており、その調査結果を「あまりにも妥当ではない」と呼び、「ミスコンダクトについてのその二つの申し立ては、泡核融合の科学については結論づけていない」と付け加えた。彼はまた措置(sanctions)にも疑問を持っており、それは「2006年の正式な委員会はこれらの同じ二つの問題を調べ」彼が無罪であるとしていた。
 彼はアメリカ市民としてコメントしており、彼は彼とその他の人に起こす「更なる損害」に対するアメリカの裁判システムにおいて、償いを求める権利を持っている、としている。彼は現在インディアナ州裁判所(State Court in Indiana)で他の科学者達を売ってているが、更なる裁判は行っていない事を、彼の弁護士であるLewis and WilkinsのJohn Lewisは確認している。
 支持された二つの追及を超えて、Taleyarkhanはさらに34のミスコンダクトの追及が突きつけられている。しかし彼のあら探しをする人は、少なくともそれらのいくつかが最終調査によって確認されていない事に失望している。「正義は守られたのか? そう、しかし完全ではない」とUniversity of IllinoisのKen Suslickは言う。
 2006年にTaleyarkhanの論文を載せたPhysical Review Lettersは、彼の研究とは独立した確認を引用しており、編集者たちはまだその調査結果に応じていない。「我々は何をしたのか確認していて、我々は当面はコメントしない」とこの雑誌をだしているAmerican Physical Societyのeditor-in-chieであるGene Sprouseは言う。
 TaleyarkhanのケースはまたPurdue大学のもっとも最近の調査を監督したOffice of Naval Research(ONR)にも明かされた。ONRのガイドラインは、ミスコンダクトのの為の制裁についてはそれ自身で決定しなければならない事になっており、それには叱責の手紙から、連邦の補助金の適用まで可能な限り何でもできる。
 この件はアメリカ国防相調査・開発組織であり、Taleyarkhanと他の科学者達に資金を出したDefense Advanced Research Projects Agency(DARPA)から、2005年に資金援助を許可された為に、ONRの管轄権下に移った。
 Natureが見て、2004年11月のONRの資金援助に対するTaleyarkhanの協力者たちによって出されたメモによれば、Taleyarkhanは資金援助の第二フェーズ − 400万ドルになる − は、誰か他の人がTaleyarkhanと彼の共著者が彼のオリジナルの泡融合を確認するまでは使えない事を理解したであろう、と言う。
 メモによれば、Taleyarkhanは「我々は想定しなければならない.....もしそのような、DARPAが確認の為に再度必要な支払いが未決となり、我々が積極的に前に動けるような報告が出てくると言う事を」と述べている。Purdueの調査レポートによれば、Taleyarkhanはポスドクと共に2004年11月と2005年1月の間に確認のレポートを出そうとしていた。
 Taleyarkhanは、独立した確認を引用したPRLの論文は共著者と一括して書いたものであり、このミスコンダクトの調査結果にも関わらず残っているという。彼は泡融合研究を推し進め、そして最近Nuclear Engineering and Designに彼の研究の批判への回答を掲載した。

 と言う事ですが。
 取りあえず、大学側から制裁が入ったという事ですが、でも一応残る事ができる。で、疑惑については本人は否定し、さらに研究を進めるぞ、と言う事のようですが。
 まぁ......でも実際に再現されていませんよね、これ。どっかのクローン話とある意味では同じ状況にあるかと思いますが。違うのは影響力、と言うぐらいでだからあの時ほど大きくはでていないという事になりますが、しかし、まぁよく分からんものがある。
 さて、真相は?

 ま、取りあえずぼへっとしていて余りネタもないので以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北海道に高気圧、あとは低気圧が居座ると言う事ですが。前線が取りあえず切れるのか.......取りあえず、北海道と南の一部は晴れ。後は雲が多く、各所で雨、と言う事になりますか。関東地方は朝晩に雨。東京で28/22と言う予報と。
 まぁ、微妙な天気ですな。

 さて、今日は日曜日ですか。8月もラストとなります。
 管理人は仕事やらんとダメですね.......土曜は弛れていましたから。まぁ、のんびりとやる事にしますが、色々と出て行かんとダメなものもあるか。まぁ、どこまでどう進めて行くか.......やれやれ、と言う感じですけどね。
 ま、頑張りますかね。

 ま、こんなところで以上で。
 また、後日.......




2008/08/30
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたけど。
 いやぁ.......まずは参ったのが夜の夜中の午前3時過ぎ。何かというと激しい雷が発生しまして、これによって眠りが中断。しかもかなり活発で長時間なりっぱなしの上、周囲にかなり落ちた模様でして、これのおかげで寝不足で出勤しましたかね。
 いやはや。
 そして職場に到着して、まずは事情により速攻で外回り。2時間ほどあれこれと外にいたんですが、まぁ別セクションの不都合もありまして、微妙にストレスがたまったり。で、その後午前中はとりあえずどうにか良かったのですが、午後からは雷に邪魔された眠りがいよいよ影響を及ぼしてきまして、眠気と格闘。
 で、まぁバックアップもそれほど忙しくない、という事でこっそり30分ほど仮眠していましたかね......事情を知っていたからか誰も文句言いませんでしたが、まぁ忙しくなかったからというのもあるでしょうけど。そのおかげでしかしだいぶすっきりしましたかね。
 その後、職場から撤収。外食して行きつけのバーに飲みにいきまして........「飲みにくいカクテル」という事で「苦いのとか?」なんて言っていたら「アイアンマン」というカクテルが出てきたりやら、あとはウィスキーは本格的に楽しんだ事が無い、という事で進めてもらってバーボンでグランドダッド、あとはクランガンモアだったか、そういうスコッチやら飲んで帰宅。
 激しい雷雨でしたが、そのまま風呂入って息抜き、となりましたかねぇ........停電がありましたけど。ま、雷のおかげで回線も不安定で、停電のリスクもある以上、更新は、と言う事でちょいと遅れて更新です。

 で、昨日はまた激しい変化の一日。
 明け方まで雷雨でして、居住地域では5時台の後半まで雷の音が聞こえたりしましたか。夜中の雷雨はかなり激しく、地面はかなりしっかりぬれた状況。その後、昼までは雲が多かったのですが、昼すぎてから晴れてきまして、台風一過というか、梅雨明けから夏本番突入、という感じの空気の天気になりましたかね.......ただ、夕方から下り坂となり、夜には雷雨。
 ま、勘弁してほしいものです。

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 When good cells turn badという話がありますか。マウスのがん性ではない乳腺の細胞は、肺において住み着く事ができ、その後腫瘍を形成する事がある、という。
 読んでみますと......がん性ではない乳房の細胞は、血流に乗って移動し、肺へと移る事ができる事が、マウスの実験で示された。そこに行き着けばそしてもしがんを誘導する遺伝子が活性化すれば、この細胞はその新しい場所において腫瘍を形成する事ができる。
 今日のScienceにおいて発表されたこの発見は、がん細胞が体内のよその場所へと移動する過程である、転移の予期しない新しい形を示した。この移動は一般的にはほとんどの正常な細胞の能力からすれば、非常に難しい妙技であると考えられていた。
 もしこの過程がヒトでも発見されれば、がん研究者たちにとっては大きな驚きとなるであろう。「重要な事は、この働きが物議をかもす事であるという事だ」とUniversity of Western Ontarioのがん研究車で、今回の研究には関わっていないAnn Chambersは言う。「これは今まで臨床的には起きなかったのか? この研究は仮説として乗り出すであろう。」
 通常のヒトの細胞が転移可能であるという考えは、まれな医療上の謎の説明の為に使う事ができる。これは、外科医が第二の腫瘍が出てきたのを発見し ― 例えば乳がんの腫瘍が肺で成長していたなど ― たときなどで、これにより乳房における「最初の」腫瘍について何らヒントがないのに、がんを発見する事ができる。
 しかしどのようにこの研究をヒトへと応用するのかについては謎が残る。マウスとヒトにおけるがんお発達と広がりには重要な違いがある。そしてこの実験的な準備が役割を持つかもしれない:この研究者たちは乳腺の細胞をマウスのしっぽの血管に注射し、それがどこへ移動するのかを監視した。細胞が実際に乳組織から抜け出し、自分の肺へと移動できるのかどうかについては、未だ知られていない。
 体内の他の場所へとがんが移動するために、腫瘍細胞はその居場所を離れなければならず、血流の速い流れによる過酷な旅に耐え、血管を出て、そして異なる環境下に居着く準備をしなければならない。
 数年間、研究者たちは何ががんがその旅の中で生き残らせているのか、発見する期待を込めてその旅の各段階を拾い上げてきた。その希望は新しい治療の標的として、転移を阻害するようなものを発見するものであった。実に、最初の腫瘍はまれにがん患者を殺す ― そのがんの移動する子孫こそがもっと死の原因となっている。
 Memorial Sloan-Kettering Cancer CenterのHarold Varmusの研究所の研究者であるKatrina Podsyparinaと同僚らは、マウスにおけるがん研究のための新しい実験系を開発した。この研究者たちは、二つのがん促進遺伝子を、科学的なスイッチの制御のもとに入れられるよう遺伝子を組み換えたマウスを作った。マウスがその化学物質を食べたとき、この遺伝子の乳組織で活性化する。
 遺伝子Mycと変異版であるKras遺伝子の二つの遺伝子の発現は、問題のない乳組織の細胞をがん細胞に変えるのに十分であった。更なる実験で、スイッチの入っていないこの遺伝子組み換えマウスからの乳細胞を遺伝子組み換えをしていないマウスの血流に注射したらどうなるかを見たところ、Podsypaninaと同僚らはこれらの細胞のいくつかが肺に入り、そこに居着いた。
 肺に残った細胞は、がんを引き起こす遺伝子がマウスに化学スイッチを含めた食事を食べさせる事で活性化するまでは不活性である。活性化すると、腫瘍が発達する。
 がん細胞は体内を移動する事ができるだけではない ー 例えば傷を直すといったトッッカした細胞はまた、他の場所へと移動する。しかしPodyspaninaの研究では、乳組織の細胞は旅をするためにがん細胞へと変化する必要はない事を示した。「その底辺にある機構は既に我々の生物学の中に組み立てられているのだろう」とMemorial Sloane-Kettering Cancer Centerのがん研究車で、今回の研究には関わっていないJoan Massaguéは言う。
 このケースを確かめるために、Podyspaninaと彼女の同僚らは、まずこの細胞の移住が自然で観測されるのかどうか決定する必要がある。「現在我々はこれらの細胞が自然に自身をまき散らせているのかどうか知らない」と彼女は言う。このグループは既にこの疑問に答えるための実験をしている。

 という事ですが。
 特定の細胞はともかく、普通に体の組織を形成する細胞が、どうやら血流に乗って(以外はないでしょうから)よその場所へ移動するらしい、という事がわかったと。がん細胞なんかはよく知られていますけど(転移は致命的ですので)、普通の細胞で、というのが今回の重要なものですか。
 とは言っても、移動してどうするんだろう、というのはありますけど。乳房の細胞が肺に移動しても仕事があるとも思えん。でも、自然で発生するのかもしれない、というのがまたいろいろとなぞとなりますか。
 これからの研究、という話でしょうねぇ。

 Experimental RNA drug may cause blindnessという話がありましたか。RNAiの応用の話ですが、臨床試験でそういう警告が出てきたという。
 目の病気である黄斑変性症(macular degeneration)への実験的治療は、実際にはある患者で失明を起こすかもしれない、と今日発表された研究で出された。
 この治療は、「small infterfering RNA」分子(siRNAs)とばれる分子を使って網膜の中央部の視野で重要な領域の変性を抑えるものであった。この種の変性はアメリカでは50歳以上の人で失明を引き起こす。
 siRNAsが目においてよい作用よりもより有害であるという警告は、この治療をテストしている企業の一つによって却下された。しかし科学者たちは、発表されたヒトの試験の中で起きている副作用について発表がないために、関心を寄せていた。
 「この研究はsiRNAsが損害を起こすのかどうかについて、非常に大きな関心を引き起こしている一方、これは更なるテストが必要となるだろう」とMethodist Hospitalでこの研究には関わっていない網膜の専門家であるDavid M. Brownは言う。
 University of CaliforniaのKang Zhangによって行われたこの研究は、小さなsiRNAsといった遺伝物質の破片により、細胞の活動を落としたり、特定の遺伝子の活動を沈静化させる、RNA干渉の現象にさらに複雑な層を加えた。二つの企業 ー OPKO Health of MiamiとAllergan of Irvine ー はsiRNAsが、黄斑変性症の「wet」版の進行(網膜で異常な血管の成長が細胞に損傷を与える)を遅くするのかどうかテストしている。
 これら企業は患者の目にvascular endothelial growth factor(VEGF)と呼ばれる、血管成長因子の遺伝子を標的としたsiRNAsを注射した。
 しかし3月に、University of Kentuckyの研究者Jayakrishna Ambatiは、VEGFは目に注射されたあらゆるsiRNAsによってサイレン寝具される事を報告している ー VEGFを標的としたものだけではなく。Ambatiは、siRNAsはtoll-like receptor 3(TLR3)と呼ばれる、「生来備わった免疫(innate immunity)」と呼ばれる分子で、外部のRNAによって炎症を起こされたときに自殺するようにさせるタンパク質を活性化する。
 Zhangはその自殺反応は、黄斑変性症の「dry」型(geographic atrophyを引き起こす)に関連したものでも起こるのではないかと疑った ー 視野の喪失が目の光受容細胞の死によっておこる。この状態への治療方法はない。
 Zhangのチームは、600人のgeographoc atrophyの患者のTLR3遺伝子と、他の種の黄斑変性症の患者のTLR3遺伝子、そして目に問題の無い患者の間で比較した。彼のチームは、New England Journal of Medicineにおいて、TLR3の変異がgeographic atrophyから患者を守る事を報告した。
 Zhangは、保護型のTLR3遺伝子を持つ患者は、この変異を持たないヒトに比べて3〜7割もgeographic atrophyのリスクが低く、これはどのくらいの変異のコピー数を持つかにこれは依存すると推測している。将来の研究において、チームは保護型のTLR3変異を持たないヒトの目は、この変異を持つ細胞よりもRNAの引き金によって、ずっと多くの細胞が死んでしまう。TLR3を全く欠いたマウスでは、RNAを目に注射したときに、geopraphic atrophyに似た症状を起こしにくかった。
 これらの発見は、患者の目にsiRNAsを注射した「湿式」の黄斑変性症の試験についての関心を引き起こした、とZhangと他の科学者たちは言う。彼らはその駐車がTLR3を活性化する事によってgeographic atrophyを引き起こすのではないか、そして保護型TLR3の変異を持たない患者は特にこの副作用に弱いのではないかと心配している。
 「関心となっているのは、黄斑変性症のある型を直すかどうかという一方で、もう一方の型を引き起こす事だ」とZhangは言う。
 OPKOの眼下部門のexecutive vice presidentであるSam Reichは、目におけるRNA干渉についての関心んは深刻な問題とはならないとしている。彼はOPKOは「wet」の黄斑変性症の患者400人にこの薬剤をテストし、その患者の200人は少なくとも2年間は問題を起こしていない、と指摘する。さらに、他の二つの企業はsmall RNAsを600人以上の患者の目でテストしたが、問題となる作用は起こしていない、とReichは言う。
 「総合的にこの論文で小さく扱われたsmall RNAsのその潜在性、特殊性、効果を支持するたくさんの論文がある」とReichは言う。
 Brownは、進行中の研究はおそらくは両タイプのTLR3遺伝子の効果を注目させるほどの患者をまだ十分に含めていないだろう、と示唆する。彼は、OPKOと他の企業がどちらかのバージョンのTLR3遺伝子を患者が持っているのかテストを行う事は意味をなすだろう、という ー 少なくとも、OPKOには何もしていない。「しかし私はそれは彼らができる最も分別ある事だ」とBrownは言う。

 という事ですが。
 黄斑変性症、特にこの記事だと加齢のやつのようですが、それによって生じる黄斑、すなわち視野の中央部の視力が失われる問題は、RNAiで阻止できるかも、という期待が確かにあり、有望そうというデータが確かにありましたが、一方でこの黄斑変性症の別のタイプを引き起こすかも、とか目の細胞が死んでしまう、という可能性が出てきたという事の様で。
 まぁ、難しい部分ではありますが。ただ、問題を起こす遺伝子のタイプが指摘されている訳で、そういう意味ではまだ良いかもしれませんけど。一方で試験中の企業はこの指摘には否定的であるという事のようですが。
 まぁ、せっかく売り出そうという薬にケチつけられている気分でもあるでしょうけど。まぁ、実際のところどうなのかがわからんので何とも言えませんけど、可能性は可能性としてある事は否定できないでしょうねぇ......
 さて、どうなのでしょうか?

 ま、こんなところで以上出しめるとしますかね。
 さて、今日も前線が安定して停滞しているようですね。という事で、各地で雲が多く雨というところが多いようですが。関東地方も雨が降りやすいようで。東京で27/23という予報ですかね。
 まぁ、安眠できればいいですけど。いや、寝ている間がねぇ.......

 さて、今日は土曜日ですか。
 天気が悪いということですが、とりあえず管理人はオフ。という事で、ゆっくりと過ごしますかねぇ ......仕事があるんですが(^^; まぁ、とりあえずはマイペースで過ごそうとは思いますけどね、ハイ。歌人もなんか出かけていくという話なんですが、無事に行けるんだかどうだか。
 さてさて......

 ま、こんなところで以上で。
 また、後日........




2008/08/29
 さて、昨日はまた職場Fで仕事の一日でしたが。
 え〜.......いやぁ、もう全く何つぅか。「頼むからそれは勘弁願います」と言う二人の上司への一言があったりやら諸々でしたが、しかしまぁ、何といってもまた交通事故に遭遇しましたかね、ハイ。
 通勤途上のバスで、トラック同士の衝突。片方は横転、と言う状況でして、今度は血まみれの人を見た、とかそういうことはなかったのが幸いでしたけど.......全くまぁ、これで管理人の周辺(関係者込み)で2ヶ月で5件と言う飛んでもねー数となりましたか。
 ちなみに、幸いだったのは死者がいなかったらしい事と、警察が来る直前で交通規制が始まる前だった事ですかね......
 で、まぁ何か慌ただしい事も結構ありましたが、取りあえず夜遅くまで、と言う事もなくどうにか夜になる様な時間帯前に撤収ができまして、その後漫画やら買って帰宅しましたかね、ハイ。

 そして昨日は半端な天気の一日。
 気温は多少の前後はありましたが、それほど大きな変化はなく、そして湿度が一日中高い。動けば蒸し暑い状況で、雨が降ったり止んだりをひたすら繰り返すという有り様でしたか。全くまぁ、面倒な天気でして、個人的には当然いやらしい天気という。夜には雷もあったか......
 やれやれ、でしたかね。

 そしてまぁ、また交通事故ですよ、えぇ。
 電車絡みが二件、路上が二件、周囲の人間の死亡事故一件と全くもって困ったものですが。2ヶ月でここまで詰め込まれるケースも珍しいとも思えますが、何ですかねぇ。まぁ、自分が事故に巻き込まれて、と言う事がないのは幸いですが。
 いや、まずは「自分の安全」ですよ、やっぱり。

 で、マンガを買っていますが。
 いや、家人が『もやしもん』と言うマンガが面白いらしい、と言う話題を振ってきまして、「と言う事で買ってきて」と。なんだってんだ、と思いましたけど(^^; まぁ、タイトルぐらいはネット上で聞いたことはありましたけど。
 読んで見ると結構面白いなぁ、と言う。
 いや、大学時代の講義を思い出しまして、えぇ。微生物関係の教授・助教授(今は准教授ですか)が熱く語りまくるわけで、いやでもこっちも覚えさせられるんですよ、えぇ。酵母やら菌の名前が懐かしいなぁ、と.....酒の作り方の理屈やら基本やらはある意味「必修」だったので流石に覚えていましたけど。
 こういうのも面白いですねぇ......

 そして、巡回してnature.comを見ていまして。
 取りあえず一本だけ。Mars rover makes tracksと言う話がありますか。傷ついた肩と足の疲労の兆候が、Opportunityを火星のクレーターから出させるようにする、という事ですが。
 読んでみますと.......Victoria Cratorの下の周囲をほぼ一年間を費やしたあとで、火星探査車Opportunityは既に4年半経過したミッションの新しいフェーズへの始まりへと登っている。Nature NewsはOpportunityがVictoriaクレーターで発見した事が何か、そして次はどこへ行く計画があるのか聞いてみた。 ○なぜOpportunityは今クレーターを去るのか?
 この探査車は劣化してきている。1ヶ月前、Opportunityに責任を持つエンジニアたちは、探査車に現在装備されているスパイクタイヤについて、Opportunityの姉妹機であるSpiritで見られた、直後に前輪の一つの使用ができなくなった問題に不気味に似た症状を起こした。これは平坦なところでは問題は起きないが、もしOpportunityが現在6つのタイヤのうちの一つを失えば、それはこの探査車を再び運用する「ほとんど思いもよらない」事となるであろう、とNASAのJet Propulsion Laboratoryに所属し、この火星探査車のプロジェクトサイエンティストであるBruce Banerdtは言う。
 Opportunityはまたロボットアームのいくつかの動きができなくなった:アームを動かし、この探査車の後ろにあるフックに詰め込まれている「肩」のモーターは疲労してしまった。このフックがしまい込まれている間にモーターが壊れてしまうのを防ぐため、Opportunityはアームを永久に出したまま周囲を走っている。
○なぜこの探査車が最初にこのクレーターにいたのか?
 Victoriaクレーターは大きく、深く、そして古い。直径800mで深さは70mある。Opportunityがよじ上っている崖には、これまでこの探査車がみたどのような岩石よりもずっと古い地質時代の地層があり、これは火星が数十億年前にどのような状態であったのか洞察を提供し、そして可能であればかつて生命があったのかどうかのヒントを提供する事ができる。
○Victoriaにおける滞在から何か得られたか?
 Opportunityはクレーターのより深くを動き、様々な場所で層状の岩石の露出を観察した ― Steno、Smith、Lyell、Gillbertと命名された ー それぞれ、底(the last)よりも少し深いところにあった。
 この探査車のMössbauer spectrometerは、鉄を含む鉱物の量と組成を決定でき、一方その赤外線やα粒子X線分光分析機は、他の種類の鉱物を識別できる。Victoriaクレーターとより小さく、Opportunityのミッションのより早い段階で訪れたEnduranceクレーターの間では類似が見られ、特に塩素と硫黄イオンを含む塩の分布が似ていた。
 塩の濃度の変化は、クレーターがかつて水に浸されて、結果的に水が流れ去り、そのときに鉱物が沈殿した事が示唆される。探査車は6kmほど離れたEnduranceクレーターと同じパターンを見つけた。この類似性は重要である、と火星探査車のprincipal investigatorのSteve Squyresは言う。「地上に水があったという事は地域レベルの現象ではなく、広域で見られたものだった」と彼は言う。
 「塩とイオンの量の違いは、我々にこれらの岩石に染み渡っていた水の化学について語ってくれるだろう」とBanerdtは言う。鉱物の塩の存在は火星における何かしらの微生物が生存できたかどうか示唆するだろう。
○Opportunityは化学テストができたのか?
 できていない。この探査車は多くの時間を移動に費やし、去ろうとしてそして大きな崖であるCape Verdeに足をかけようと近づいている。その崖とそれを形成する層の詳細な写真を撮った。「一連の風の作用による砂岩を見るという、非常に強力な証拠があった」とSquyresは言う。風成岩は風によって運ばれた粒子によってできたものである。
○Spiritはどうしたのか?
 Opportunityの姉妹機であるSpiritは、惑星のもう一方の側にあるGusevと呼ばれているクレーターにいる。火星の冬を寝て過ごしたあとで、Spiritは現在その周囲の地域のパノラマ写真を撮るのに忙しい。さらに太陽が上がってくれば、SpiritはHome Plateから走り去り、熱水の証拠であるシリカが豊富な土壌のある地域へと向かうだろう。
○Opportunityは次はどこへ行くのか?
 深さ70mのクレーターから出てくる旅は、計画によればOpportunityは木曜日の夜にはクレーターから出てくるものと推測される。それは周囲の平原における大きな丸石を調べ始める前に、自身の約300日と700日の火星日を費やした間に、どれだけ影響を受けたのかを見るであろう。これらの意思は恐らくは火星が巨大なクレーターが形成する衝突によって吹き飛ばされた時、現在の位置に移動した物であると思われる。その大きな玉石は、元々の一から多くの異なる場所へと散っているだろうから、その為にこの探査車はのチームは、調査で幅広い岩石の種類を示せる事を期待している。

 と言う事ですが。
 元気に稼働中、と言うかしぶとく稼働中、と言うべきか。Opportunityは今も動いている物の、ぼちぼち不具合も生じてきているという事ですが。しかし、色々と「かつての火星」についての情報を集めるために動いている、と言う事で。
 いやぁ、たくましい。

 後は時間がないので以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は昨日と余り変わらん感じの気圧配置か......微妙に変わる程度ですが。そういう事で、全国的に雨が多い、と言う事になりますかね。沖縄ぐらいか、晴れるのは。東京は28/24と言う予報と。
 まぁ、厄介な天気ですな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 取りあえず、仕事が忙しくなってきたラッシュの区切りとなりそうですが.......いや、金曜日だから区切られるだけで、来週も忙しいんですけどね。取りあえずはまぁ、頑張って乗り切って行こうとは思いますが。事務仕事が多い部分はありますが、まぁ、やって行きます、ハイ。
 さてさて......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/28
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたか。
 え〜.......バックアップ業務全開でしたかね。っつぅか、忙しすぎて誰も目がついていない、と言うものに気付いて慌ててそっちの処理やっておいたりやら、すき間を見てとっとと終わらせておきたかった「手引き書」も同時進行。
 ゲラ作って初校から再校までやって、そのまま三校やら色校すっ飛ばして完成。で、合間にバックアップ業務がやっぱり入ったりしていまして、忙しかったですかねぇ.......外回りもありましたし。で、その後作った「手引き書」を夕方から延々と印刷して作ったりしていまして、気付けばもう結構遅くなり......事務所、人があっという間に減っていましたかね。
 いやはや......
 帰宅してみれば結局10時前と言う有り様でしたかね、ハイ。

 しかし「手引き書」はやっとできたんですが。
 54ページを20部も調子こいて作らなきゃ良かった.......ファイリングやらも全部自分一人、と言うのがある意味遅くなる原因だったかとも思っていますが。まぁ、でも取りあえず管理職には「こんなの作りました」と渡し、他の必要な人にも渡し.....
 ま、取りあえずこれで一区切りですかね、ハイ。

 と言う事で取りあえず遅くもなったので本日も生存報告。
 また、後日......




2008/08/27
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 ま、朝から午前中は研修と会議がありまして......ま、研修はなかなか面白かったのですが、会議が長い。っつぅか、2時間かかるのは色々と情報が溜まっていて検討事項が多いからといっても、流石に疲れますねぇ。
 っつぅか、管理人は脇の役となる仕事だったんですけど。
 いつの間にか「あれ、人が足りないや。じゃ、良いですか?」、「あ、アレがないや。良いですか?」とどんどん仕事が増えて行っているという、何故か不思議な現象が起こっていまして.......あれ? いや、まぁ良いですけど.......
 でさらにバックアップ業務が結構あれこれとありまして、気付けばあっという間に夕方。何か久しぶりにあれこれと仕事が入ってきて忙しい状況に。で、その「久しぶり」と言うのが響いたのか、一段落ついたら眠い眠い。
 で、帰路の途上のバスで爆睡。これで多少すっきりしたのですが、無性に少し酒が飲みたかったので、行きつけの店で三杯飲んで撤収......と言うか、店長に「あ、本当に三杯でおわりなんですね」と言われてしまいましたが、別に大体宣言したらそれで帰っているじゃないか、と思いましたけど。
 その後、帰宅して食事。
 久しぶりにごたごたやったおかげで、後は眠い眠い、と言う事になりまして、へばっていましたかね。
 いやはや........

 と言う事で、色々と忙しくなってきていますが。
 取りあえず、眠くて仕様がないので生存報告(^^;

 また、後日.......




2008/08/26
 さて、昨日は職場Fで仕事でしたが。
 取りあえず、全力で取りかかったのが、以前から続いている「手引き書」でして。これを取りあえずラストまで進行。ま、あれこれと加えたい物もあるんですが、また忙しくなるのでぼちぼち区切ろう、と言うのがあったんですが、困った事に気付けばWordで作ったのですが、A4サイズで54ページ、ファイルの総容量3MB以上と言う、フロッピーに収まらんと言う、完全に個人の趣味(まぁ、もっとも相当に実用的にはしてあるんですが)壮絶な手引き書ができ上がりました。
 あ、ちなみに一項目で54ページではなく、全部で12項目に分かれていたりしますが。
 いやぁ......俺も物好き(^^;
 で、取りあえず終わるだけ終わってから帰路につきまして帰宅。そのまましばらくぼへっとして、途中で30分ほど仮眠を挟んでから食事。そして「手引き書」を印刷......レーザープリンターで良かった、と言うのは思いましたけど(笑)
 いやはや......自分でもあきれた物です。
 .......校正しないとね.......一人で専門用語のチェック付きで54ページ.......「からむこらむ」15回分ぐらいになるのかな、量的に(^^; まぁ、字が大きいからもうちょい少ないか。

 そして昨日も天気が悪い。
 改めて天気図を時系列で見て行ったんですが、どうやら北に高気圧、ちょうど東海〜近畿辺りの太平洋側に低気圧が配置され、これがずっと居座っているんですねぇ......通常夏は南高北低と呼ばれる配置になりまして、南から北へ小笠原気団の暑い空気が流れ込んできて南風となり、あの夏の蒸し暑さとなるんですが、全くそういう状況とは違った形で停滞しているという。
 妙な天気な訳だ。南高北低の逆になれば、当然北の高気圧から南の低気圧へと空気が流れ込むわけで、北風となると言う。よって気温は低し、そして本来は夏の空気に冷えた空気が入っているわけで、雲ができて雨、と言う......ま、蒸すものもありまして、動くと暑いが静かにしていると寒い、と言うこともありましたか。
 なんというか、変化がねぇ........

 それにしても「手引き書」。
 いやぁ、本当にまぁ、どうしようかと。自分で作っておいてなんですが。6月に作った分にさらに増補したらそうなった、と言う事なのですが、それにしたってビックリですよ、自分が(^^;
 まぁ、全くビックリです、ハイ。
 今横にその分厚いのがあるんですが........(^^;

 で、巡回してnature.comより。
 一件だけですが、A star set in iceという話がありますか。太陽系外のデブリのリングは、おそらくは太陽のカイパーベルトの類似であろう、という事のようですが。
 読んでみますと.......天文学者たちは165光年先にある若い太陽に似た恒星の周りにあるチリと氷のディスクに注目した。この氷の特徴があるディスクとここで起きた天体の衝突は、海王星以遠に小さな氷の天体が広がっている、太陽のカイパーベルトと似ている事を示唆している。
 「新しいキーワードは氷だ」と新しい研究の著者であるSpace Telescope Science Instituteの天文学者Christine Chenは言う。「これは初めて水の氷が主な系列星(main sequence star)の周りにある証拠だ。」 この研究はThe Astrophysical Journalへの掲載が認められ、また先週のArxivのオンラインサーバーにプレプリントが投稿された。
 ここ数年、数百ものデブリの輪が、若い恒星の周辺で見つかっている。このディスクの放射する赤外線放射で、その温度を知る事ができ、そしてこれは多くのものが冷たい事が示されている;しかし、冷たい氷からこの氷のチリができているという決定的な識別は、証明が難しい。「これは本当に観測するのに大変であった」とChenは言う。
 彼らのPictor座にあるHD 181327の研究において、Chenと彼女の同僚らはハッブル宇宙望遠鏡や、チリにあり、近赤外線を探知する地上にある直径8mの望遠鏡Gemini South telescopeなどのいくつもの機器を使った。しかし重要な観測は大気によって地球にある望遠鏡から観測できない赤外線放射を見る事ができる、極低温にする必要のあるカメラを搭載したスピッツァー宇宙望遠鏡からの観測であった。この望遠鏡を使う事で、Chenと同僚らは出ぶりのディスクによって放出される、極わずかな赤外線スペクトラムを取り上げる事ができた。この光は氷の粒子によって優先的に吸収されるであろう波長である。
 「この新しい能力とともに観測できたという事で大きな前進だ」とUniversity of ArizonaのSteward Observatoryの天文学者Michael Meyerは言う。しかし、この研究には関わっていないMeyerは、この重要な観測はわずかなデータのポイントをもとにしており、解釈が「危険である」と考えられる可能性がある、と注意する。「これは本当に興味をかき立てる証拠であるが、決定的なものではない」と彼は言う。
 その氷の帯らしいものは、その恒星の位置から、太陽〜海王星間の距離の3倍以上である ー そこはカイパーベルトの内側の境目となっている。それが示す通りになるには、その帯の中の天体はぶつかっているであろう、とChenは言う。これらの観測で拾い上げられた様々な氷の粒は、そこの恒星の厳しい光の中で1000年と少しぐらいは残り、そしてそのためにおそらくはコンスタントに補充されたのであろう ー より大きな天体の衝突といったものから。
 光を反射するのと赤外線を放出しているため、その帯の一方は他に比べて明るく、この事は帯の一部に置いてはさらに氷の粒があるのだろうことを意味する。Chenは小お琴は、この帯のより大きな天体が最近衝突し、その帯の中にある周囲のものよりも時間が経っていないデブリを作ったのであろう。
 この氷の帯の内側で、天文学者たちは興味深い事にデブリがない事を見いだした。「惑星によってクリーニングされたという可能性がある」とUniversity of ArizonaのSteward Observatoryの天文学者で、この研究の共同著者であるPaul Smithは言う。太陽のカイパーベルトの天体は、惑星を形成をするであろう物体のディスクの残さであると考えられている。
 この研究に続く、他のカイパーベルトの氷を調べる機会はしかし制限される。スピッツァーの極低温冷却は、2009年早期に液体ヘリウムが尽きたときになくなってしまうであろう;この望遠鏡の温度が上がったとき、この種の観測はできなくなるだろう。「目標はこの望遠鏡で可能な限り無駄な時間を費やさないことだ」とSmithは言う。

 と言う事ですが。
 他の恒星系でもカイパーベルトのような氷のリングがある、と言う事ですか。EKBOなんて呼ばれるものですが、太陽系だとその中でも大きな準惑星が見つかっているわけですが......冥王星の惑星としての立場を崩した物が一杯ありましたけど。ま、何であれそういうリングは別に珍しい物ではなかろう、と言う事が分かったわけですか。
 ま、スピッツァーの寿命までにどこまでできるか、と言うのはありますけどね。
 さてさて?

 さて、今日はとりあえずこの程度で以上で締めますか。
 今日も天気図に余り大きな変化がなし、と言う事ですが。各地で雲が多く、西日本の一部と関東は雨が降りやすそうで。と言う事で関東地方は傘は必要そう。東京で28/21と言う予報ですか。
 気温が上がりそうですが、さて?

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は職場で研修やら会議ですね.......まぁ、校正できるか分かりませんが、色々とやるだけはやっておきましょう、と言う事で。取りあえず、マイペースでできれば文句は言いません、ハイ。まぁ、色々と仕事の谷間の終わり、と言う事になりますので、踏ん張って行こうと思います。
 と言うか、ぼちぼち学校が始まったと言う報道が出ているんですが。と言う事は、通勤が混み始めるという事になるんですかねぇ......いやはや。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/25
 夢の断片
 久しぶりに覚えていた断片。

 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたかね。
 ま、起きだしたのがまずは10時半。しかも「トイレ行けー」コールの為に、と言うのがなんとも。で、起きだした物の結局また寝ていまして、1時過ぎまで寝ていましたか。
 その後、起きだしてからぼへっとしながら食事など。ラーメン缶も食べようかなぁ、と思ったのですがいに余裕がなかったので食べませんでしたか。そのままエンジンがかからずに過ごしていまして、何かぼへっと動画やら見て過ごしていましたかね......どうにもまぁ、なんとも気力が抜けた感じでして。
 結局、弛れて過ごしていました。

 そして昨日は雨の一日。
 強くはないですが、延々と降る感じ。気温は低く、下はスウェット、上も一枚羽織っていましたか。いや、立秋が過ぎたとは言えど、流石にちとこの冷え方が結構続くのは驚く物があると言うか。風邪を轢いている人も結構いるのではないかと思いますけどね......どうでしょうか。

 ま、取りあえず余りネタもないと言うか、探していないので以上で締めるとしますかね。
 さて、最近はよく冷えますが。北からの寒気の降下が結構強烈なんですかねぇ。それでできる前線が見られますが。その前線は沖縄付近に。日本の中央は低気圧がサンドイッチですが、西からは高気圧があるようで。西日本は基本的に晴れ。他の地域は雲が多く雨、となるところが多いようですね。関東地方は曇り時々雨。東京で26/22と言う予報ですか。
 まぁ、涼しい天気となりそうで。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人も仕事が少しずつ増加してきている感じですが、まぁ頑張ってやって行く事としましょう。まだのんびりできるものもあるんですが、もうぼちぼちできないですかね......多量にやって来る仕事が目の前に出てきていますので。
 さて、アレの処分のために土日も出勤か.......?
 ま、頑張ります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/24
 さて昨日は同期の「かるま」氏との会合の一日でしたかね。
 取りあえず、朝は7時過ぎに起きまして、そのままのんびりと過ごして出発。気にならない程度の小雨の中でしたか......その後、神保町で待ち合わせをしまして、時間通りに合流しまして、まずは若干の近況報告。そのまま三省堂の方へ向かいまして、しばらく二人で本を物色やらあれこれと。これだけで結局1時間40分も本屋で閉じこもっていましたかね.......で、その後この「かるま」氏の7年前のDELLのPCのキーボードカバーと言う、かなり入手が難しそうなものを求めて(7年前と言うのはこの道中で知ったのですが)秋葉原まで徒歩へ。
 秋葉原に到着して、ソフマップやら見ていたんですが、目的の物は見つからず。で、腹ごしらえにケバブ食べてからもうちょい探索していたのですが、結局見つからず。ただ、アソビットシティーの前で見かけたので一興と言う事で、ラーメン缶とか初めて購入しましたか。
 いや、面白い物で。面がコンニャク、とかそう言うのは知っていたんですが、東京屋台風ラーメンのラーメン缶は280g(固形量は内90g)と言う内容で、そのカロリー45kcalと言うのは驚きましたかね......ちなみに「100gあたり」とかではなく、「一缶辺り」と言う事でへ〜、と。ちなみに、タンパク質は3.6g、脂質は0.6g、炭水化物が6.4gで、ナトリウムが1.4gと言う......最後の部分は、食塩としたら約3.6gぐらいになりますが。1/4ぐらいの量のスナック菓子のカロリーが、この10倍ぐらいと言うのは面白い物ですが。
 その後、ちょいと電球をチェックしながら(メモ代わり:500Wで3000円以下)歩きつつ中央・総武線で新宿まで。ここで「お上りさん」状態の二人で道に迷いつつ、新宿のヨドバシカメラで「かるま」氏のキーボードカバーを調達。その後荷物を片づけている間に「帰山」と言う焼酎を「かるま」氏からもらい受けつつ、東急ハンズまで。そこで1時間以上あれこれと物色していましたかね......ま、目的の物があったのですが、やはりハンズはうだうだと回るには実に面白い。人を見ても面白いですが、ちと買っておいても良かったかなぁ、と思ったのが、ここでミードを売っていた事でして......いや、飲んだ事がないのですよ、えぇ。
 で、その後小雨の降る中撤収して、渋谷経由で(刃物を持った老女やら、猿はいませんでした、ハイ(^^;)いつもと異なるルートへ。ここで、しばらく一服(ほとんどノンストップで移動だったので)した後に、以前Aoxさんと以前飲んだ事のある日本酒の美味い店に行きまして、二人でしばし至福の時。
 いや、まぁ美味しいお酒です、ハイ。「かるま」氏は黒龍と言うのを。管理人は花鳥月夕とか万年雪やら飲んでいましたか。
 その後、別の店に行ってまた飲みつつかなり話し込んでいましたかね.......管理人はしかしどうにも調子がまだやはり良くは無いのか、思ったよりは飲めず、食えずでちと残念でしたか。
 で、最終的に11時までその近くのゲーセンでスリルドライブとかで二人で盛り上がって過ごし、撤収。すぐに電車が来てしまって慌ただしかったのが残念でしたが、まぁお互いにストレス発散できましたかね。
 いやぁ、良かった。

 ま、そういう事で本日生存報告。
 また、後日........




2008/08/23
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたけど。
 え〜、何つぅか「うるさい」一日でしたかね。ま、余りあれこれと仕事がある状況ではなくてまだのんびりしている感じはあるんですが、午前中はそれなりにありまして、ちょいとあれこれと動いていたんですけど。それも終わって昼、さて飯でも食べるかと自分の机で食べるわけですが、その前から職場の防災設備の本格チェックが入っていまして.......しかも、管理人の席の左後ろはその手の配電盤というか、チェック用の機器が一通りある場所だったりしまして。
 ま、仕様がないんですがね、消防法もありますし。それは別に仕様がないんですが、延々とその左後ろからチェックやら電話でのチェックのやり取りやらが激しく行われ、揚げ句サイレンも鳴るわ(チェックのために)と延々と音が激しく鳴り響くという。
 で、管理人は仕事.......できるわけねぇ!!!(- -;
 えぇ、余りあれこれと慌ただしくもないので、「早いですが引きます!」と言うと皆苦笑いして見送ってくれましたかね......いやはや。
 で、運良く同僚が同じタイミングで帰宅、と言う事で車に同乗させてもらって途中まで送ってもらい、そこから電車に乗ろうかと駅に行くと、人身事故でダイヤが乱れていますとか云々......ちょうど復旧した直後らしかったので、「また駅で1時間待ち」とか言う素敵な状況はなくて良かったんですけどね。まぁ、やれやれと帰宅してからは気が抜けていまして、そのままぼへっと過ごしていましたかね。
 まぁ、何つぅか.......だるい。

 そして昨日は冷え込んだ一日。
 何か北海道の方では飛んでもなく気温が下がったようで、既に一桁の前半にまで下がったところがあるそうですが.......関東地方は熱帯夜を完全に避け、むしろ「寒い」と感じるぐらい気温が下がっていますか。寝る格好を間違いえると危ないという。日中も大分涼しく、暑いと飲み物を飲む量が明確に減っているという。
 今日は処暑だそうですが.......まぁ、変化が激しいものです。

 で、昨日は眠気やらあったり気合いに欠けていたりと余り巡回もしていないんですが。
 昨日書いた『ユートピア』なんですが、まぁ、Wikipediaの項目とかと比較しつつぼへっと考えていたりもしたんですが。ここになくて補足するものも結構あるなぁ、と読んで見ると改めて。
 トマス・モアの『ユートピア』では意外に軍事の話も出てきたりしていまして、これがまた他のディストピアものとは一線を画して面白かったりしましたかね.......一応、ユートピア国では軍事訓練は「ある」と言う。外敵に対する備え、と言うのもあると言う設定になっているんですが、これがまたえげつない設定で、かつ面白い。
 一応、ユートピア人の考えでは、一般的な国家社会でみられる「英雄」は好ましくない物、と言う考え出そうで。勝利のために、仮にある国と交戦状態に入る時には、策を用いて相手国の内部から崩壊させる方法が最良、と言う。「彼我の損害が限りなく少なくなる上で勝利」するのが理想、と言う事なんですが、その為の権謀術策で、相手の指導者などには容赦なし、と言う考え。その為に金を使うのは惜しまない(ユートピア国の様な共産主義社会の様な国家で金銭は余り意味を成さないが、他所では価値があるために、豊富に金を持つ)。と言う事で、金をつぎ込んで篭絡したり、分裂させる手法が最良だそうで。まぁ、それはそれでいいのですが、個人的に「これ、滅びるパターンじゃない?」と思ったのが、実際に戦闘が避けられなくなったら、最優先で前線に送り込むのが「傭兵」、次に送り込むのが「友好国の兵士」、で最後は「ユートピア人」と言うわがままっぷり。
 「自由」を「戦いの末に勝ち取った」と言う考えでかつ実行した国(アメリカとか)からすれば、こういう考えってどう思うのかなぁ、とか思ったりもしますね......まぁ、それ以前にユートピア国の成り立ちは一度征服されてやってきた支配者ユートパスによってなされた法令によってできた国ではあるんで、自分たちで勝ち取っていないんですが(笑)
 で、さらに歴史に照らし合わせると、やっぱり興味深い物で国家ってのは「自分たちの血肉の犠牲の上」で勝ち取って成り立っている、と言うものが多いという事ですかね......それを避けて傭兵に頼った国の一つは確かローマ帝国だったかと記憶していますが。だから歴史の上でみると、ユートピア国っていつか滅びるよなぁ、と思ったりしましたが........まぁ、思想の右左はあるかもしれませんが、歴史の現実として。

 後はユートピア国の思想とシステムは面白い物ですが。
 ここら辺はディストピア、って感じるのがユートピア国の掟では「政治の話は公の場でしてはならない」と言うシステム。破ると追放やら奴隷刑だったか処刑だったか。提案されたら三日間おいてから議論する、と言う規定は面白いとは思うんですが、しかし議会以外の公の場政治の話をしたら死刑、と言う。この理由が実に面白い物で、そういう話を議会以外で話しあう、と言う事は例えば一部の不満分子が専制の為に他者と政治を協議して陰謀を企む事を防ぐ為、と言う.......
 では、誰がそういう陰謀を企んだのか、と言う事が分かるのか、と言うと周囲の「誰か」の市民、と言う。つまり告げ口、ですね.......ここら辺が思い切り監視社会しています。
 まぁ、モア自身当時の大変な状況(イギリス国教会ができる辺りのごたごた)にあったので、政治であれこれってのがいやだったのかもしれませんけど、でもこれって「政治について不満があると言う内容を、仲間と話した」だけで連行・尋問・処刑と言うコンボのあったどっかの国の為にあるようなシステムだよなぁ、と。
 こういう部分が結構ぞっとする物がある。
 後はここら辺はオルダス・ハックスリーの『すばらしい新世界』に通じるのですが、この国は病気の時に投薬して直す、と言うのをあまりよしとしないという。つまり「健全な肉体を持っていれば病気にならない」と言う考えが前提にある。そのような中で病気になると非常によく面倒を見るものの、もし不治の病といったものにかかった場合、司祭やら(ユートピア国は信仰は自由だが、信仰の強制は厳禁)がその病人に説得にかかるという。
 その内容は、「そんな苦しんでいるのもなんだし、その状況で人間としての義務が果たせるわけでもないんだから、生き恥さらすぐらいなら病気と縁を切ったら?」と奨めると言う......すさまじく端的に言うと「死ねば?」と説得するそうで。それに従わなくても良いが、従って死ねば「名誉ある死」と言う扱いだそうで。ただし、許可なくして自殺すると不名誉になるとか云々。
 まったくまぁ.......ちなみに、ハックスリーの本では薬でハッピーな状態にして死に至らしめる上、子供にも「こうやって幸せに死ぬんですよ」と見せるという飛んでもねーシステムでしたか。

 ところで、こういう理想郷は転ずれば監視社会ともなり、と言う事でディストピアとなる。そういうものの代表として今まで読んだ『1984年』、『われら』、『すばらしい新世界』と、モアの『ユートピア』との社会システムの相違点は面白いかなぁ、と。
 ま、時代背景が全然違いますけどね。モアは16世紀初頭、残りの三冊はモアの世界から400年も後になりますので。同時に特に『1984年』と『われら』はソ連の影響が極めて強いわけですが、それでも『すばらしい新世界』と併せた共通点もある。
 では、相違点は何かというとモアの『ユートピア』は全体的に階層化が余りされていない社会となっていますか。理想的共産主義的社会ですから、当然階級はない。市長やらある程度の家族を統括する立場、あるいは司祭と言うのはありますが、基本的に名誉はあるものの余り実権は多くない。権力の分散で専制を防ぐ(これがモアの考えと言うのありますが)と言うシステムなので「階級社会」にはあまりならないという......ただし奴隷はありますが。一方、現代ディストピアは確実に「階級社会」になっているんですよね.......顕著なのは『1984年』は党内局と党外局、後はプロレ階級と言うピラミッド社会、『すばらしい新世界』ではα〜εまできっちり分かれています。
 『ユートピア』の家族システムは「一家」のシステムがかなり希薄となっている(子がいなければ他の多く子がいる家から連れて来られる)のですが、これ並に希薄なのは『すばらしい新世界』ですか。他者から透明化されているような世界は『われら』と『すばらしい新世界』ですが、『われら』はまさにガラス張りの家があるという。こっちは「市民からの監視」があるわけですが、『1984年』は市民からの密告システムの充実と、当局による監視の完全徹底化が他の作品の比ではないですね......ただ、『すばらしい新世界』は別に社会に疑問を持たない様教育されていますけどね.......まぁ、『われら』もそこら辺は結構良くできている。
 そう言えば労働システムは『ユートピア』と『われら』が似ているか。時間によって労働時間が区切られているとかそう言うのが両者ともに徹底されていますので。『1984年』は起床時間とかは徹底されている印象はありますが、残業とか結構やっていそうなので違うなぁ、と。

 そう言えば書いていて気付いたんですが、市民教育が余りできていない社会システムだよなぁ、『1984年』は。故に密告が奨励され、当局のテレスクリーンによる監視も徹底化される。しかも監視しながら活動を制限せず、ある日突然連行して行く訳ですが。
 ただ、市民教育をしない事であの社会が維持できている、と言うシステムでもあるんですよね.......(^^; 「敵」がいないと成立しないシステムなので(「WAR IS PEACE」ですから)。
 後はやっぱり「ユートピア国」の成立の過程がどうにも。人間味ないよなぁ......普通、自国が戦争に負けて他所の統治を受ける、なんて場合、いかにすばらしい統治を行ったとしても反対も相当にあったのではないかと思うんですが。皆そんなに簡単にその方に従順にしたがったのか? ユートパス王の統治を受ける前は、猜疑心と権力欲からの争いが激しかった、と成立の歴史の説明にあったんですけどね。では、どうやって人々をそのシステムに従わせたのか、と。
 やっぱり秘密警察? どっちにしても相当にハードな過程、要は粛正とか厳罰処分とかがないとうまくいかんような気がする......そうするとシステムがうまくできるわけもない、と言う事で国外追放の方が穏やかか? もし厳罰処分だと、この本の第一巻に記された「泥棒を減らすのに、厳罰は効果がない」と言う指摘と矛盾してくる事になるしな.......
 もっとも物騒なシナリオを考えると、「元々の連中は全員処刑して跡形も残さず、自国民を多量に連れてきて一から建国」とかそういうものも考えてしまうが......そういう歴史は残らないのか、と言うとユートピア国を作れるぐらいですから、よっぽど教育して不都合な物を伝承しないようにしたか(あぁ、真理省の仕事じゃねーか.......)、とか考えてしまうよなぁ........

 うむ、まだまだありますが、脳内である程度まとまってきた。
 やはりこういうのは書いて行かないとまとまらんですねぇ、とは何回もここで書いている物かとも思いますが。
 ま、ちなみにこういうダークなネタにも興味があれば、是非どうぞ。『われら』は余り見かけませんけどね......(^^; 『ユートピア』も大きなところへ行かないと見ないか。この二つは岩波文庫ですので。最近やたらと出していたのでまだ残っているところもあるかもしれないのが『1984年』。これはハヤカワ文庫ですね。『すばらしい新世界』は講談社文庫だったかな?
 マンガがよければ『国民クイズ』もディストピアですな。

 ま、取りあえずだらだら書きましたが、以上で締めますかね。
 さて、今日は西には前線を伴った低気圧。北は高気圧がありますか。北海道や沖縄は晴れる物の、他の各地は雲が多く雨というところが多いようで。関東地方は曇り後雨で降るところは降るようですね。東京で25/21と言う予報と。
 まぁ、晴れてこの気温なら過ごしやすいのですが(^^;

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は同期と会合ですね.......ぶらぶらと出かけ、飲もうかと思っています。取りあえずは気力注入、と言うか切り替えのきっかけとしても重要だったりしますが。ま、楽しんでこようかと思います。
 ま、風邪引かんように気をつけないとなぁ.......(^^;

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/22
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 取りあえず、朝は順調に職場に向かいまして、午前中、予定よりもさらに少ない人員でとある仕事......え〜い、なんでこんなに少ないのだ!! と言う愚痴を放ちつつ、取りあえずまぁ、どうにかこうにかやって行きましたかね、ハイ。
 で、午後になってからちょこまかと作業をやって、後は特に何もなし、と言う事で撤収していましたか。ま、穏やかに終わり、と言う事になりそうだったんですが.......その後、居住地域では激しい雷雨と一時的な停電と言う素敵な状況があったりと、まぁ、自室でぼへっと過ごさざるを得ない状況に。
 まったくまぁ、何つぅか。
 マイペースといえばマイペースでしょうけど.......

 で、昨日はまた激しい変化の一日。
 気温は思ったよりは上がったかなぁ、と言う。作業中、扇風機も空調もない部屋にいると流石にちと暑く感じる物はありましたけど。しかし、午後から雲が増加し、夕方から関東地方南部は激しい雷雨に。これがまた強烈で、1時間半ぐらい雷があったのかな? 最盛期は20秒も静かにならず雷光と雷鳴がとどろく状況になっていました。
 自宅の近距離も何発か落ちたみたいですしね......一瞬硬直するレベルのが一発ありましたか。そして雨雲が通過すると一気に気温が低下。まぁ、暑さ寒さのギャップが激しい一日でしたかね.......

 ところで一つ本を読み終わりましたかね。
 何か、と言うとトマス・モアの『ユートピア(Utopia)』。岩波文庫のやつを買ってきたんですが。ま、元々のきっかけが『1984年』『動物農場』、『すばらしい新世界』、『われら』といったディストピアものを読んでいたわけですが、一方でオリジナルとなる『ユートピア』は読んでいない、と言う事で、じゃぁ読んで見るか、と言う。
 それだけだったんですけどね.......1515年だったかの作品だそうで、ある意味古典ですね、これも。
 で、読んでみると、基本的なストーリーはある世界中を旅してまわる男の旅の話を、トマス・モアが聞き取り、それを書いた、と言う形ですね.......ま、作り話なんですが、読んで見るとモアって人はまたすさまじい知識人ですねぇ。そして英国人らしいというか、辛辣な皮肉屋でもある。
 当時の情勢をある程度知っていると、何を視野に入れて批判しているか、と言うのがよく分かりますが。
 そして、紹介されるユートピア国の話がまた何つぅか、文字通り「理想郷」なんでしょうけど、その語源の如く「存在しない国」ですねぇ......と言うか、内容がかなり共産主義と親和性が高い話です。ま、当時の常識からすればこの作品、ある意味「ハードSF」というか「ハードファンタジー」ともとる事ができるぐらいシステムがよく考えられています。
 まぁ、もっとも「絶対にあり得ない」と言う感じですけどね......まぁアレですね。「国家を支えるために国民がしっかりしている」的な理想国家、と言うか。まぁ、長い本ではないので、興味ある方は読んで見ては、と言う感じです。なるほどねぇ、と思います。
 と言うか、明らかに性悪説的な部分も大分書いておきながら、性善説である程度がちがちにやらんと成り立たんよなぁ.......
 ですが、一方でこれが「ディストピア」に転化するとどうなるのか、と言うのも色々と考えてみたい物ですがね......いくつかありますが、もっとも簡単なのは「国家を支える為に国民がしっかりしている」のではなく、「国民を支配する為に国家がしっかりしている」と言う、「下から上」ではなく、「上から下」に置き換えるとあっさり成立しますかね。
 ただ、Wikipediaの項目とか見ていて感じたようには、シンプルにディストピアに転化する感じではないなぁ、と思いましたか。結構わがまま国家だし。現代的ディストピアに持って行くには、かなりハードな過程が必要に思えますけどね。
 もうちょいあれこれ考えると面白いかな?

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 まずは、Kamikaze bacteria illustrate evolution of co-operationという話がありますかね。自殺するSalmonellaは自身を犠牲にする事で、腸内において自身のクローンの足がかりを作るという。
 読んでみますと......微生物は自殺する事で、仲間をよりダメージを与えるような感染ができるようにする事ができる ー そして科学者たちはそれらがどのようにしてこの振る舞いが進化したのか説明する事ができると考えている。
 self-destructive cooperation(自殺協力?)と呼ばれるこの現象は、Salmonella typhimuriumClostridium diffcileといった微生物が、腸内で足場を確立する手助けをする。
 S. typhimuriumに感染したマウスの研究において、スイスとカナダの研究者たちは今回どのようにしてこの「カミカゼ」の振る舞いが起こるのか示した。
 ETH ZurichのMartin Ackermannらのチームは、どのようにS. typhimuriumが腸内で炎症を起こすType III secretion systems virulence factors (TTSS-1)を発現するのか研究した。これは腸内で資源獲得の競争をするであろう微生物層(microflora)を絶滅させる ― しかし、これはS. typhimuriumの大半の細胞をその付近で殺す。この攻撃の後、残ったS. typhimuriumにとっては有利となり、更なるコロニーを腸内で作る事になる。
 しかし腸の空洞(gut cavity)または管腔の中程において、約15%のS. typhimuriumの集団が実際にはTTSS-1を発現しているにすぎない。対照的に、腸壁における組織内において、ほぼすべての微生物がTTSS-1を発現している。この組織を更なる微生物が入り込んだとき、腸の炎症が増加して、この侵入者たち(特にこの組織内にいるもの)を殺す ― 他の競合する腸内の生物層と一緒になって。
 「我々はこれを非常に奇妙な現象と考えている」とチームリーダーであるETH ZurihのWolf-Dietrich Hardtは言う。「腸の管腔にいる微生物は遺伝子的に理想的であるが、しかしそれらのいくつかは自身を殺してより多くの食料を得るための犠牲になる準備をする。この行動を日本軍の戦闘機パイロットのやった神風の働きと比べる事ができる。」
 このself-destructive cooperationは、常に発現はしていないこの自殺的振る舞いをコントロールする遺伝子によるものである。この「表現系のノイズ(ohenotypic noise)」はTTSS-1の発現が断片的でしかない事を意味し、集団内のカミカゼ遺伝子の存続を許す。もしあらゆる細胞がこの遺伝子を発現したならば、それはすべてが自殺に導かれる事となり、集団に利益はない。
 チームはこのself-destructive cooperationの働きを、「public good」のレベル ― このケースでは、腸内の炎症である ― を提供する事で十分胃高く起こせると結論した。重要な事は、協力する各個体はまた、協力しない個体よりもしばしば他の協力活動をする個体から利益を得、この状況を科学者たちは「分類(assortment)」と呼んでいる。
 腸内微生物のケースにおいて、分類はもし病原体の数が最低限となって、宿主に感染するのに相対的に小さくなったときに起こす事ができる ー 大腸菌といったものでは、その数は細胞100個程度である。
 Natureに発表されたこの発見は、利他主義(altruism)と協力(co-operation)の進化における、長い間確立された理論と一致する。
 もし仲間への利他主義の遺伝子が常に発現していたら、それはそれらのつながれた、あるいは散らばった関係のある仲間は、仲間のために犠牲となるであろうために消える傾向があるだろう。しかし、もしこの遺伝子が存在するものの、常には発現しなければ、その遺伝子を運ぶものが結果的に数世代にわたって継続する他であろうために、存続する事ができる。
 この研究はまた病原菌に対する更なる潜在的な戦略のデザインの手助けともなろう。Salmonella菌は西側諸国で最も一般的な微生物感染の原因の一つであり、そして老人や体の弱った人には非常に危険性が高い。「Salmonellaに対するヒトへのワクチンが必要なのは疑いがない」とHardtは言う。「そして家畜に感染している様々な種は、抗生物質に抵抗性を持ってきている。」
 「しかし我々の結果から、私はもしこの微生物の一部がそれを発現するだけであるのならば、発病の要因に対するワクチンを標的とした通常の戦略は、最良のものではなさそうだと示唆するものである。」

 ま、こういう話ですが。
 え〜......カミカゼとはまた嫌なネーミングをしてくれていますけど。すなわち、腸内の連中で組んで自爆をいとわないような遺伝子を持つ奴らが一致団結して、外部からやってくる菌に対抗し(腸の炎症を誘発する事で)道連れにして殺し、一通りスペースが空いたところで仲間がその場所を埋め、そして反映していく、というものになりますか.......人柱、という事でしょうけど。
 しかし、そういう戦略を取るのもまた何と言うか......それで「成功」したから今に残っているのでしょうけど。そういうのを抑止する戦略もまた、サルモネラ菌の拡大を防ぐ戦略となるのか。
 いやはや、戦略もいろいろとありますね、本当。

 後はBoosting 'good' fat to burn off the badという話がありますか。カロリーを燃やす(calorie-sizzling)脂肪細胞の由来がマウスで明らかになった、という。
 多くのダイエットをする人に取って、無脂肪とは良い脂肪である。しかし、今週のNatureに掲載された研究では、カロリーを燃やす脂肪細胞の特別な種類の由来を視野に入れた事は、代謝の活性と肥満との戦いに新しい道を開くものである、と研究者たちは言う。
 ダイエット中の人の公然の敵は「白い」脂肪細胞である。そのような細胞は脂肪をわずかしか吸い上げず、エネルギーを蓄え、詰め物となってしまう。あまり知られていない ー そしてあまり悪く言われていない ー のは褐色脂肪(brown fat)であり、これは脂肪を詰め込まれた熱産生細胞と、エネルギー生産組織であるミトコンドリアと呼ばれるもので構成される。これらのミトコンドリアのタンパク質に鉄が結合すると、褐色脂肪はその特徴的な色を呈する。
 白色脂肪はこの二つの中で断然多くある;成人は褐色脂肪は数gしかなないのに、何ポンドもの多くの白色脂肪を持ち、首や胸の丈夫の一部に主に集中している。肩甲骨の間にある褐色脂肪の集まり(Brown-fat pads)は、新生児の暖かくなる手助けをしていると考えられているが、しかし正確に成人においてこの細胞がどのような目的で機能しているのかははっきりしていなかった。
 何が明らかになったかと言えば、褐色脂肪は多量のエネルギーを燃やすという事である:約50gの褐色脂肪は、人の毎日のカロリー摂取の20%をもやす、とこの最新の研究に関わった研究者であるHarvard Medical SchoolのJoslin Diabetes CenterのRonald Kahnは言う。
 「これはエネルギー消費において非常に効果的な組織だ」とチームの他のメンバーでもあるHarvard Medical SchoolとDana-Farber Cancer InstituteのBruce Spiegelmanは言う。
 その事は、増えている肥満の問題にたいする単純な解決法を提供するように見える:さらに褐色脂肪を作り、そして体が過剰な白色脂肪にあるエネルギーを燃やす事だ。
 その考えは去年、SpiegelmanのチームがPRDM16と呼ばれるタンパク質が、通常は白色脂肪細胞を作る代わりに褐色脂肪細胞を作る事が発見されたときに出てきた。
 今回、Natureに発表された二つの論文でその研究が拡大された。Spiegelmanと同僚らは自然の褐色脂肪細胞の由来を追跡した。彼らは通常筋肉を作る筋芽細胞(myoblasts)と呼ばれる細胞の集団を標識した蛍光タンパク質を使い、そしてPRDM16タンパク質がこれらの細胞を、白い脂肪細胞ではなく、褐色の細胞を作る事引き金となる事を発見した。PRDM16タンパク質の生産を阻害すると、これらの褐色脂肪細胞は筋肉に戻った。この結果は以前の、褐色と白色脂肪細胞が似たような由来を持って共有している、という概念に反するものである。
 一方、Yu-Hua TsengとともにKahnは同僚らと他の「bone morphogenic protein 7」、またはBMP7と呼ばれるタンパク質を発見した。これは褐色脂肪細胞の生産に重要なものである。研究者たちがこのタンパク質を過剰発現させると、ちょうど5日でマウスは処置していないマウスによりもさらにわずかな褐色脂肪を作り、わずかに体温が上昇し、わずかに体重増加の減少が見られた。
 Khanは、体重増加の変化が長期間ではより劇的になると感じた。彼のチームは ー 今のところマウスでのみだが ー ある手術のあとで骨の回復を促進するのに使われる、商業的に可能な形のBMP7を試してみた。BMP7がまた骨の形成を刺激するために、これは治療に使われるのだろう、とKahnは言う。彼の研究室は褐色脂肪の集積の促進が、望ましくない場所の骨組織の形成なしで促進される事を明らかにした。「さもなくば、予想もしない方法で腹筋が岩石のように硬くなってしまうだろう。」と彼は言う。
 この研究は新しい治療の道を開く事ができる、とNational Institute of Health and Medical Research(INSERM)のDominique Longinは言う。しかしこれはヒトにおける更なる処理の特徴づけの為に重要であろう、と付け加える。ヒトといった大きなほ乳動物では、褐色脂肪は誕生時に消えて他の場所で再構成され、そして褐色脂肪の代謝全体への寄与は不明である。マウスにおいては、褐色脂肪は同じ移動はせず、そして体温の調整において明確な役割を果たしている。

 と言う事ですが。
 白色と褐色の脂肪の話は確かに過去においてここで触れた記憶もありますが、大分また研究が進んだという事のようで。ま、同じ由来と思われていたら違っていた、と言う事がまず一つですか。そしてそれに関連するタンパク質が大分分かってきた、と言う事も重要ですかね。
 ま、こういう物の調整ができるようになれば、と言う事ですが。
 ヒトとマウスの違いも結構ありそうなので、それなりにまた研究が必要そうですが.......ま、色々と期待しても良い研究かもしれません。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、季節がやはり変わってきているのか、高気圧と低気圧の入り乱れ具合が進んできていますが。九州には前線、北には高気圧がある物の、他は低気圧が結構影響を及ぼすようで。九州は雨となり、西日本は晴れていても雲が出てくるようで。後はまぁ、晴れていても曇ったり雨になるところもあるようですが。関東地方は曇り。東京で27/22と言う予報と。
 一気に下がりますな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 何かあっという間に週末という感覚ですが、取りあえずまぁ、仕事がありますので出て行きますかね、ハイ。のんびりやろうとは思いますが。色々とまぁ、微妙に忙しくなるかもしれませんが、そうはならんように祈りたい物です(^^;
 さてさて......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/21
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 取りあえず、午前中はごたごたと仕事がありましたけど......何か文法の丁寧な説明って久しぶりだなぁ......(^^; で、午後は書類作成やら仕事がごたごたと、と言う。ま、盆もあけてだんだんと忙しくなってきていますが。忙しいついでに3時過ぎに地震もありましたけど(^^; 取りあえず、久しぶりに密度がそこそこ高い一日でしたかね。
 で、その後夕方に撤収しまして、まっすぐ帰路へ。
 帰宅してからはまたMacBookに重作業をさせつつ、のんびりとやっていましたかね。

 そして昨日はまた気温が上がった一日でしたけど。
 なんというか、やはり最盛期ほど厚くは感じないなぁ、と言う。体が慣れてきたのもあると思いますが、空気の質が明確に変わってきているのかなぁ、とも。でも、上は結構上がったようで、外でずっといればそれなりに不愉快な思いはできたようですが。
 ただ、もう7時になる頃にはかなり暗くなってきています。早くあと5度ぐらい下がってほしいですねぇ(^^;

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 今日は訳したのは一つだけ。FBI to reveal anthrax dataという話がありますか。例の炭疽菌事件について、FBIが科学的なものに関して閲覧を科学誌に許可するだろう、という事の様で。
 読んでみますと......米連邦捜査局(FBI)は、2001年の炭疽菌テロ事件における、微生物学者Bruce Ivinsに対する科学的な証拠の多くについて、科学誌への発表を計画しているという。
 7月29日のIvinsの自殺は、政府の彼に対する訴追は裁判で決して聞く事ができなくなった事を意味する。以前は誤った人物に向けられていた調査において徐々に明らかになってきた状況証拠は、政治家、科学者、そして他のものたちが更なる情報公開を大きく求められてきたものである。
 それに応じて、FBIは科学者や他の雑誌編集者たち8月18日にワシントンDCにおけるブリーフィングに招き、事件の科学的なものと、単一人物が複数の炭疽菌胞子の死の手紙を送った、という調査した者の結論を討論した。しかしFBI当局は、この事件におけるいくつかの謎は決して明らかにはならないだろう、と認めている。「私は我々が被疑者がベッドで常に安眠できるだろうとは思っていない」とFBIのdivision of weapons of mass destructionのassistant directorであるVahid Majidiは言う。「草で覆われた丘にある胞子に向かうだろう(? There's always going to be a spore on a grassy knoll.)」
 専門家の知恵と様々な実験の代わりに、FBIはピアレビューの為に証拠と、彼らが発表するまでは多くが伏せられたままになるであろうデータの多くを提供する計画を立てている。FBIの研究所のdirectorであるChris Hassellは、既に発表された者に加え、1ダースの、あるいはそれ以上のこの事件に関係する論文があると予想している。しかし、Hassellは、調査のいくつかの詳細は機密となっており、そのために潜在的な生物テロリストたちは、正確に対抗するために何があるのかはわからないだろう、という。「これが国家の安全のために我々ができる事だ」と彼は言う。
 「Ivinsが審判に立てられなかったために、科学的なレビューの正確な過程を通じたデータをおく事は、その代替として最良のものだろう」とCenter for Arms Control and Non-Proliferationの生化学へいきコントロールプログラムのdirectorであるAlan Pearsonは言う。
 しかし、この科学データは単にパズルの一片でしかない。裁判において、検事はすべての調査に関係ある要素を要約しなければならなず、そして弁護側はその証拠を攻撃するだろう。「私は二人の弁護士によるピアレビューを見てみたい」とUniversity of Illinoisの微生物学者Abigail Salyersは言う。
 Ivins自身ではなく、DNAの配列が手紙の胞子から特定の炭疽菌の混合物を追跡する重要なものとなり、FBI当局はブリーフィングでこれを確認した。いくつもの研究所がこの胞子の追跡に協力した。
 手紙から、Bacillus anthracisの既知のいくつもの種の一つであるAmes種であると炭疽菌を特定したのはNorthern Arizona Universityの微生物遺伝学者であるPaul Keimであった。サンプル内には混合の様子を特徴づけるAmes種の異なる変異体を含んでいた、とFBIは言う。Institute for Genomic Researchの科学者たちは、手紙から1ダースものゲノムを配列解析し、そして攻撃に使われた炭疽菌の変異を特定した。
 FBIはこの攻撃に使われた混合物から、4つの導入あるいは削除された重要なマーカーを選んだ。彼らは1000以上ものAmes種の微生物を世界中の研究所から集めた。それらのサンプルのうち、8つが一致した。それらの混合物は、RMR-1029とリンクしていたとFBIは言う ー Ivinの研究所のフラスコである。この分析は2007年の早期には終了した、とHassellは言う。RMR-1029に関与したすべての個人から狭めていくと、非科学的技術の観点からIvinsであるらしい事がわかった。
 手紙の中にあった胞子の質 ー これは調査者たちに遺伝的に胞子のリバースエンジニアリングをできるぐらい十分に高かった ― と、拡散する事により、それらを「兵器化」する試みがあったと記載されている、胞子におけるシリカの存在の可能性についての疑問が残る。FBIは、胞子の拡散を手助けするようなものは何もなかったと主張している。

 という事ですが。
 炭疽菌テロは容疑者の自殺によって、結局よくわからないまま終了という形になりましたけど、疑問もあれこれ出ているという事でして。FBIが結局そういう声に応じて、科学界の雑誌やらそういう人たちを対象にある程度公開する、という事の様で。
 もちろん、類似テロを防ぐためにある程度は機密にはするようですが........どこまで結局容疑者が限りなく黒だったのか、というのをつめていかないといつまでも疑問が残りますからねぇ。とにかく、科学界から出てきた、というのがこれは大きいでしょうから、それなりに納得するものがあれば収まるのでしょうけど。
 さて、どうなるのか?

 ま、余りネタもないのでこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は九州や四国、後は北海道辺りは晴れるようですが、他の地域は雲が多く雨が降りやすくなるようで。ま、低気圧が入ってくる影響ですか。関東地方は雲が多く、午後から降りやすくなるようですが。東京で32/24と言う予報と。
 ま、少し暑さは軽減?

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は暑い中、少ない人員で重労働、ってのが午前中に待っていますかね.......いやはや、勘弁してくれ......(- -; 何故このタイミングで皆出張外出が入っているんだろうか?
 と言う事で、午前中は勝手にへばる事となりそうですが、まぁ頑張ってやる事にしますか。
 やれやれ、ですがね......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/20
 さて、昨日は夏休み開けの仕事第一段でしたか。
 え〜、寝つきが大変悪く3時間弱しか寝られなかったんですが。まぁ、仕事はいつも通りでしたけど。「手引き書」のために仕事で使いたかった部屋がやっとこさ空いたので(工事の関係で別のところから占拠されていた)、色々と「実験」やらしていまして。まぁ、取りあえずの結果は出た、と言うか自分で納得できる結論が出たのでよし、と言う。
 その後はマイペースに仕事でしたけど。まぁ、取りあえずのんびりとやっていましたかね.....それもぼちぼち終わりですが。
 いやはや......
 で、帰宅してからはゆっくりと過ごしていましたかね。ま、仕事もあったんですが、重作業をMacBookが延々とやり、それを待つだけ、と言う感じでしたので余り問題なし。ただ、余り食べられず、睡眠不足もあって夕食後に落ちていましたかね。
 ふぅ.......

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 大分、やはり「真夏」的な物が徐々に薄れてきている感じはありますが、しかし暑いといえば暑い。三日前の様な涼しいというか、夏からすれば「寒い」領域にとっととなってほしい、なんてのは個人的に暑いのが嫌いな人間としてのコメントになりますが(笑)
 ただ、夕方から雲が出てきまして、関東では各地で雨。ついでに、気付けば日が暮れるのも大分早くなってきました。
 早く秋にならないかねぇ........

 そう言えば盆明けでしたが。
 まだ比較的人は少ないですねぇ。もう少し多いかとも思ったのですが。朝、通勤のバスで反対方向のバスは何か妙に混んでいましたけど(^^; 電車やらはまだかなぁ、と思いました。
 ま、高校生やら学生が少ないのがやはりあるといえますけどね。
 それもあと一週間ぐらいですか?

 ところで、昨日付けの記事に対してPing-pongが一件。
 と言う事ですが。
 えぇ、「普通はぼかすか何かするところ」をきっちり生々しくやっているなぁ、と言うのがこの映画ですよねぇ......(^^; 忘れられないインパクトは与えてくれるかと思います。ま、ぶっちゃけセックス(これがまた.......)と魚とかなんですが.......「魚?」と思った方はどうぞごらんあれ。まぁ、多分テレビでやるとしたら、少なくとも夜中でなければこれは放送してくれないと思いますねぇ......ゴールデンに放送したらある意味凄いですが、まぁ色々と問題は起こしそう......初っぱなから飛ばしていますし(オスカルの祖父がスカートの下からでる時にはチャックが空いている)。
 内容は覚えていなくても、最後まで見れば何かしらのシーンで妙に記憶に残る映画ではないか、と私も思います、ハイ。

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 え〜、Remembrance of viruses pastという話がありますか。1918年の、いわゆる「スペイン風邪」として知られるインフルエンザの大流行を生き延び、さらに長寿だった人はおそらくは未来の流行を乗り換えるカギを持っているだろう、という話。
 読んでみますと......1918年のインフルエンザ流行からほぼ1世紀たち、その5000万人と言われる生存者たちは、今もってこのウイルスに対する強力な抗体を生み出し続けていることを研究車体は発見した。
 これらの抗体は現在は彼ら90歳代の人から分離されており、そして将来の大流行に対して守るために利用する事ができるであろう。今週のNatureに発表された研究において、研究者達はその抗体の5つが1918年のインフルエンザウイルスに感染したマウスを助ける事ができた事を報告している。
 抗体は自身がウイルスのタンパク質と結合し、完璧にウイルスを無力化する。しかし抗体は特定のタンパク質、または結合できるタンパク質内の領域が幅広く変化する。研究者たちはこのウイルスの弱点についてさらに詳しく知るために、これを利用した:抗体により標的とされるその領域はまた、ワクチンや薬剤についてのよい標的ともなる。
 これにも関わらず、誰も1918年の流行の生存者からの抗体を調べてみていなかった。今回University of Medicine and Dentisry of New Jerseyのphysical medicine and rehabilitationのドクターであるEric Altschulerは、ある夜にmedical residentとして待機している間見ていたテレビ番組を見た後に思いついた(「それは長い夜だった」と彼は言う)。この番組は短編シリーズ(short-lived series)である「Medical Investigation」と呼ばれるもので、謎の病気の出来事の原因を追跡するフィクションの科学者の話である。
 彼がその夜に見たエピソードにおいて、科学者たちは1918年の流行を生き延びた、年老いた執事を興味深い事に解放した致命的なウイルスの流行に対応していた。この研究者たちはその元凶は1918年のインフルエンザウイルスに似た種であり、そして病気に陥ったヒロインの命を救うために、執事から輸血を受けるというものであった。「これはテレビだ」とAltschulerは言う。「だからすべてが約1時間で終わってしまう。」 彼自身のマウスにおけるこの番組の結果の再現の努力 ― ずいぶんと更なる詳細な分析がそこで行われた ― は、4年間にわたるものであった。
 彼自身ほとんど免疫学の訓練を受けていなかったので、AltschulerはMount Sinai School of Medicineで1918年のインフルエンザウイルスの再構築を研究した微生物学者Christopher Baslerや、Vanderbilt Universityの免疫学者James Croweらがいるチームに入った。チームは91〜101歳の32人から血液サンプルを集めた。
 この被験者の多くが、この流行の間親類が病気になった事を思い出した。「それは悪夢のような時間で、多くの人が思い出す事ができる不幸な事だ」とAltschulerは言う。「我々は同じ日に複数の親戚が死んだ人々と出会った。」
 研究者たちは被験者の94%が1918年のウイルスを無力化できる抗体を作る事を発見した。対照的にこの流行の後で生まれた人の10人に一人以下がそのような抗体を作る事ができた。
 科学者たちはインフルエンザの抗体は長い間続く事を予想していた。「しかしこの能力を立証した事は一度もなかった」とUNiversity of Washingtonでこの研究には関わっていない免疫学者Michael Galeは言う。「この真実は、数十年の間しっかりと無力化する抗体を作る事を示したものだ。」
 研究者たちは再構築した1918年のインフルエンザに感染したマウスを用意し、そしてこの抗体による処置をした。テレビ番組のヒロインのように、この抗体を受けたマウスは感染を生き延びた。そうでないものは例外なく死亡した。
 Altschulerのチームは抗体産生細胞を分離し、抗体一種類をそれぞれ作る5つの細胞株を作り、そして研究室で成長させた。彼らがこれらの抗体をコードしている遺伝子の配列を研究したとき、この科学者たちは、それらが多くの変異を蓄積している事を発見した ー この事は、この細胞が更なる1918年以降も似たようなウイルスに対して更なる適応を見せる事を示唆する、とGaleは言う。
 今回の結果は、この抗体は似たようなウイルスで起こされる大流行の治療に使う事ができるであろう事が示唆される。さらには、その抗体の一つは1918年のインフルエンザ種だけでなく、他の種にも同様に反応した。「おそらくは本当にインフルエンザウイルスに取って重要な所と結合しているのだろう ー 可能性としてはその重要さはそのウイルスが免疫をさけるために変化できないのだろう」と、University of Schicagoの免疫学者Patrick Wilsonは言う。「薬剤開発の標的として、これは理想的だ。」

 という事ですが。
 そういう事をやった事がない、という方が確かに驚きかも.......1918年のスペイン風邪についてはウイルスそのものは研究されていましたけどね。永久凍土に埋められた死体を掘り起こして入手したとかいろいろとありましたが、再構築までされ、同時に鳥インフルエンザとの関連性やら、テロの可能性から配列を発表してよいのか、とかいろいろとありましたが。
 で、実際に生存者がいる間に研究できてラッキーだったとも言えますけど。変異が積み重なって、という事で自然のランダムの幅広さを感じるものはありますが。薬剤の標的、とするには当然構造の解析が必要ですけどね。
 ウイルスと抗体の構造の解析、すぐに進めると面白いのかなぁ、と思います。
#そして、自然はそれを打ち破らんとするからすごいものはあるが........

 Virus helps to build tiny batteryという話がありますか。単純な技術で、微笑装置のための電源を作った、という事ですが......タイトル通りウイルスを使って。
 ウイルスは、単純な印刷技術を使って、小型装置の電源となるような新種の小型のバッテリーを作る手助けとなる。
 薬剤の運搬を制御するような電子装置、あるいはチップ上の小型実験室装置(tiny lab-on-a-chip)を動かすのには、どこからか電力を得る必要がある。しかし既存のバッテリーがどんどん小さくなると、それらは実際に電気を蓄える物質が減っていく事となり、効率が落ちる事になる。
 ナノスケールのコンポーネントが、バッテリーの電気容量の増大を加速させる事ができる。今回、Massachusetts Institute of Technologyの科学者たちは、遺伝子組み換えウイルスであるM13を使ったマイクロバッテリーを素早く組み立てる方法をデザインした。
 科学者たちは最初に、一般的に使われるシリコンベースの有機ポリマーであるポリジメチルシロキサン(PDMS)でテンプレートを作った。陽極と陰極の交流の層でコーティングした後に、彼らはウイルスを加えた。
 ウイルスは負に荷電したアミノ酸をその表面に持つようデザインされており、そのためにテンプレートと結合し、そしてコバルトと親和性を持つ ― これはバッテリーによく使われる物質である。各ウイルスは直径数ナノメートル、長さ約1マイクロメートルの半剛体(semi-rigid)の繊維で、これは指紋に似たような渦巻きとなって硬く巻かれる傾向がある。
 全体の組み立てはコバルトイオンのある溶液に浸される事で行われ、これはウイルスをコートして荷電するための大きな表面の領域を作る。テンプレートをプラチナ層にスタンプし、PDMSをむくことで、コバルト側が下になった、加工された物質の小さなドットの列が残り、効率的なバッテリーの中核部分を形成する。この研究はProceedings of the National Academy of Sciencesに発表された。
 「これは初めてバッテリー装置をスタンプしたものだ」とMITチームのPaula Hammondは言う。
 これはまた、ナノ装置を作る事のにウイルスを潜在的に使う事をエレガントにしめした、とNijmegen Centre for Molecular Life SciencesのJan van Hestは言う。しかし彼はもしウイルスの追加が実際にこのシステムのoverengineeringにならないのか疑問に思っている。「ウイルスをテンプレートとして使うことは、数%の活性物質を低くする、追加の非活性層(non-active layer)として導入する事だ。」van Hestは言う。彼は参加コバルトのナノ粒子が効果的に機能すると示唆している。

 という事ですが。
 装置の写真が二つ、記事中にありますけど。下の方がウイルスですね......本当に渦巻いているなぁ、と思いますが。ウイルスをコバルトでコーティングして、陰極という事になるようですが。よくもまぁ、こういうのを思いつくと思いますが、しかしこれはウイルスでなければだめなものなのかなぁ、とも。効率よくやるために、という事だとは思いますけどね。
 ふむ、どうなのでしょうか?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は本州は低気圧の支配下にあるようで、特に北日本には影響を与えるようですが。それらの地域では雲が多く雨。他の地域は大体晴れるようですね.......晴れるか。関東も基本的に晴れ。問う虚で33/26と言う予報と。
 やっぱ後5度ぐらい下がらんかねぇ......

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は仕事ですが、まぁごたごたとやる物もありますかね.....面倒な事ですが、まぁ仕様がない。取りあえずマイペースでやって行こうと思います、ハイ。もう少しで暑さも一段落ついてほしいところですけどね。まぁ、皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/19
 さて、昨日はのんびりした一日でしたかね。
 とにかく寝やすい、と言う事で夏バテしていた分しっかり寝よう、と言う事で10時間近くしっかり寝ていましたかね......起きだしたのが10時半。で、そのまま午前中はとっとと食事して、しばらくのんびりしていたんですが、1時頃にちょうど家人が出かけるのに便乗して眼鏡屋まで連れて行ってもらい、そこで新調した眼鏡を入手。
 いやはや、新しい眼鏡はちと酔いそう......なんて思っていたらあっという間に順応しました(笑) まぁ、レンズの厚みがさらに若干増えてしまったのがちと悲しいですが。
 で、そのまま少し地元駅の方へいってから帰宅。その後、夕食前までDVDを見て過ごしていましたかね。
 そして夕食後はちと長いメールを書いていましたかね。
 ま、取りあえずこんな「夏休み」のラスト、でした。

 そして昨日は過ごしやすい一日でしたか。
 ま、最低気温は結構低く、日曜日から引きずった感じですが、日中も28度ぐらいだったようで、そういう意味では過ごしやすい。まぁ、動けば当然汗は出ますけど、風がそこそこ部屋に入ってきたりで、大分過ごしやすかったですかね。
 天気は2時ぐらいまでは晴れていましたが、それ以降は雲が増えましたか。振る事はありませんでしたけど、過ごしやすさに拍車をかける形にはなったかと思います。
 ま、こういう日がないと辛い.......(^^;

 そして、見ていたDVDが「ブリキの太鼓(Die Blechtrommel)」。
 1979年の作品で142分。西ドイツ=フランス合作。フォルカー・シュレンドルフ監督。ノーベル文学賞受賞者ギュンター・グラス原作。オスカル役にダーヴィット・ベネント、アルフレート役にマリオ・アドルフ、アグネス役にアンゲラ・ヴィンクラー、ヤン・ブロンスキ役にダニエル・オルブリフスキ、マリア役にカタリーナ・タールバッハ、マルクス役にシャルル・アズナヴール、アンナ役にティーナ・エンゲル(若年時)、ベルタ・ドレーフス(老年時)、コリャイチェク役にローラント・トイブナー、団長ベブラ役にフリッツ・ハックル。
 ストーリー:1899年、カシュバイ人であるアンナは放火魔で逃亡中のコリャイチェクを匿い、その後彼との間にアグネスを産む。そのアグネスはドイツ人であるアルフレートと結婚するが、一方でいとこのヤンも愛していた。この二人を父親として、オスカルは当時国際連盟統治下であった自由市ダンツィヒに生まれた。ところが、3歳の誕生日にブリキの太鼓を買ってもらった彼は、大人たちの様子に失望してこれ以上成長を望まなくなる。自分の意思で成長を止める、と言う事を大人は信じない事を知っている彼は、そのまま怪我を装い、成長をしなくなった。一方で、彼には特別な力が備わる。だが、彼は周囲の大人たちを見て、様々に失望を重ねて行く。そんな中、ダンツィヒには徐々にナチスの手が伸び始めてきた........
 と言う事で、まぁ結構有名な話だそうですが。
 え〜......凄いインパクトがありますが、何つぅか生々しいです、色々と(^^; 普通はこういうのは隠すか暗示するだけだよなぁ、ってのを平気で映し出す。そして、オスカルはそれを見ている、と言う......まぁ、失望もするかねぇ、やっぱり。
 まぁ、タイトルからして結構子供向けの要素があるのかなぁ、と思ったらがっちり大人向けでした。
 で、まぁやはり絵が優れている、シナリオが優れている(原作者もせりふなどに関わっているそうで)、そして俳優が優れている。ずっと3歳のままで成長しない、としたオスカル役を当時12,3歳のダーヴィット・ベネントが「怪演」しています。と言うか、色々と恐いものはあるよなぁ、これ......インパクトがすさまじい。オスカルがやっている事も相まって、印象に残ります。他の俳優ももかなり力強い演技ですが、個人的にはおもちゃ屋で某赤い彗星の元ネタの名前となったシャルル・アズナヴールと、団長ベブラを演じたフリッツ・ハックルが印象的でしたかね......ハックルは調べてみると当時既に46歳ぐらいだったようですが、いちいちが印象的だったりしますか(分かれの際の「小人や道化は大人のためにコンクリートの上で踊ってはいかん」とか)。後はばあさんも良いキャラクターしていましたけど、一番どっしりしていたか。
 ただ、この作品ってのは歴史の流れに巻き込まれていく一家を描いた作品でもあり、そういう意味では悲しい話もある。ヤンのラストとかねぇ.....まぁ、それ以前に母親も何つぅか。オスカルの周囲にはそういう不幸が発生する流れがあるのかねぇ......
 ま、元々は3部構成だったそうですが、映画は2部までだそうで。その後がどうなったのか、原作を読んでいない管理人には分かりませんが.......
 しかし、まぁインパクトのある作品でした。好みは分かれると思いますが.......

 しかしダンツィヒねぇ。
 歴史を知らないと全く分からない部分が出てくる話だと思いますが、今は元々はドイツ領で、現在はポーランド領グダニスクですね。西プロイセンの中心都市ですが、第一次世界大戦後にベルサイユ条約に基づいて、西プロイセンはポーランド支配下になり(ポーランドはそれまで内陸国で、海がなかった)、ドイツ本土と東プロイセンを分断する形となり、さらにダンツィヒは国際連盟統治下の「自由都市ダンツィヒ」と言う扱いになります。一応、ポーランドの「国外」扱いですが。
 で、「ブリキの太鼓」に出てくるポーランド郵便局は管理人も恥ずかしながら余り知りませんでしたが、Wikipediaの項目に詳しく載っていますね......いや、この都市が狙われたとかそこら辺は当然知っているんですけどね。
 まぁ、歴史ですが。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は日本海側の低気圧と、それに伴う前線が影響を及ぼすようで。西日本は寒冷前線がかかって中国地方では雨が降るようで。九州でも一部雨ですか。北の方は雲が多く雨。関東地方も雲が多く、ところによっては雨が降りやすいようで。東京で33/26と言う予報と。
 まぁ、暑そうですな、上が。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はとりあえず「夏休み」終了、と言う事で出勤です、久しぶりに.....まぁ、ぼちぼち忙しくなりそうですので(と言うか、今週後半から忙しい)、まぁ頑張るとしますかねぇ......色々と面倒な事は多いんですが、やるしかないのでやります、ハイ。
 さてさて......

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2008/08/18
 さて、昨日はのんびりした一日でしたか。
 朝は9時半前には起きだしましたけど。まぁ、眠い(^^; しかも結構気温が低いと来て少し驚きましたかね......で、取りあえず起きだしてしばらくぼへっとコーヒーをすすっていましたけど。ま、ニコニコ動画でトチ狂ったグラディウスIII(アーケード版)の動画を見て驚いていましたが(笑)
 っつぅか、常人じゃ無理だ.......(^^;
 で、その後ポータブルHDDを購入しにでまして......いや、以前買ったのが容量が足りなくて、と言うかそういう仕事を押し付けるんじゃない、と思いましたけど。まぁ、仕様がないので購入。ちなみに、必要経費は出してくれません、当然の事ながら。
 で、しばらく本屋やら少しうろついた後に小雨を確認しつつ、フレッシュネスバーガーで(ここは子供が来難いのでちょうどよろしい)本を読みながら遅めの昼食をとっていましたかね。
 その後、帰宅してからDVDを見て夕食。さらに夕食後にもう一本DVDを見ていましたかね。
 いやぁ、のんびりしています。

 そして昨日はよく冷えた一日でした。
 夏としては相当に冷える感じ。日中25度越えていませんし、まぁ冷えました。移動にはちょうどよかったですけど、流石にいきなりだと風邪引きそうな人も増えそうですが。天気図見ていると、北からの冷たい空気が押してきているようで、前線を押し下げながら関東付近にまで南下したのが原因のようですが。
 いやはや、いきなり冷えるとはね......日中雲が多く、時折小雨が降る天気。
 窓しめても違和感なし。蝉も勢いはかなりなかったのが印象的な一日でした。

 で、みていたDVD一本目が「ストーカー(СТАЛКЕР)」。
 1979年、ソ連の作品で155分。アンドレイ・タルコフスキー監督。「ストーカー」役にアレクサンドル・カイダノフスキー、「作家」役にアナトリー・ソロニーツィン、「教授」役にニコライ・グリニコ、「ストーカー」の妻役にアリーサ・フレインドリフ。
 ストーリー:隕石が原因とも言われる「何か」が起こり、ある地域で住民が多数犠牲になった。政府は当初は鉄条網で覆ったが、その地域「ゾーン」の中には、願いが叶うと言う「部屋」があると言う噂が流れ、人々は中に入り、そして帰ってこなかった。政府はこの地域を本格的に封鎖をする。しかし厳重に封鎖されている「ゾーン」の「部屋」への案内人「ストーカー」と呼ばれる人達もいた。「作家」と「教授」はその部屋へ向かう為に、「ストーカー」に道案内を頼むが.......
 と言う事で、ソ連映画ですが。
 原作はあるようですけどね.......非常に哲学的な話なんで、相当に難しい話ですが。主要登場人物らが語る「ゾーン」、「部屋」、そして「願い」については結局は「不幸」と「信仰」についての議論に繋がるんですけど......だから余計に難しい。で、その議論や進んで行く時間の「間」をかなりたっぷりとっている作品ですので、まぁ十人中7,8人は「つまらない」と評する映画ではないかと思います、多分。
 で、個人的に印象的なのはまずは映像。これは美しいですね......「廃虚」となっている「ゾーン」をうまく表しています。よくもまぁ、と言うシーンが多い。トンネルのシーンがインパクト強かったなぁ......とにかく描写がまた良い、と言うか美しい。そして、「ゾーン」の様な非現実さがあるところでフルカラーとなり、「現実」ではモノクローム(と言うか白ではなく茶色ですが)的に描くところは「ジョニーは戦場へ行った」を何となく思い出させる。そしてまた非常に長回しを多用しているので、各俳優の技量を問うものとなっていますが、よく演じられていると思います。
 そして内容ですか......結局「不幸」論議になっている部分はあるんですけど。「部屋」の前での展開はある意味真実か、とも。「作家」が言う言葉もある意味真実と言うか。現実に生きる「教授」と「作家」に対する、「信仰」に生きる「ストーカー」との対比、その一方で「教授」と「作家」の対比がかなり濃く描かれている。それぞれの言い分に一理ある、と言うしかないのですが.......
 で、結局「部屋」とは何だったのか、「ゾーン」とは何だったのか? はっきりしない部分が多いんですけど、しかし「部屋」については結構恐ろしい部屋でもあるなぁ、と......むき出しの自分の鏡でもあるわけだ。
 そして、恐らく一番重要なのはラストでしょうねぇ.....実に意味深ですけど。その「力」はどこからのものか? 「部屋」を否定する話なのか、とも思いますけど。それとも「信仰」を守った「ストーカー」(社会からクズと言われる存在)への褒美なのか?
 ま、かなり観る側を試す作品にも思えますけどね......はっきり言って難解です。見た人で感想がことごとく違いそうな作品ですが、ついて行ければ何か印象に残る映画ではないかと思われます、ハイ。
 ま、そういう事もありますので、お勧めはしません(^^; 興味のある人だけですね.......

 それにしてもこの「ストーカー」と言う映画。
 真っ先に思い出すのが二つ。一つは恐らく観た人は指摘すると思われる「チェルノブイリ」。そして、ゲームの「S.T.A.L.K.E.R」。っつぅか、ゲームの方はこれを明確に意識していると思われます。やった事はないんですが、何か似ている。
 で、前者の方は偶然の一致なんでしょうけど、まぁ何かイメージする物はあります。もっとも「部屋」は放射性物質で相当に汚染されていそうですが.......(^^; でも、最後の方のシーンの池の背後は発電所。冷却塔をみると原子力発電所っぽく見えるんですが.......
 多分、この映画を見た人は指摘してそう......

 そして二本目が「フレンチコレクション(The French Connection)」。
 1971年、アメリカの作品。104分。ウィリアム・フリードキン監督。ジミー・ドイル(「ポパイ」)役にジーン・ハックマン、バディ・ラソー(「クラウディ」)役にロイ・シャイダー、アラン・シャルニエ役にフェルナンド・レイ、ピエール・ニコ役にマルセル・ボサッフィ、アンリ・デブロー役にフレデリック・ド・パスカル、サル・ボカ役にトニー・ロー・ビアンコ、クライン役にソニー・グロッソー。
 ストーリー:麻薬課の刑事ドイルとラソーは、仕事帰りに飲んでいる最中、その店で麻薬取引の大物たちを発見した。ちょうどヘロインが街から消えてきているといい、新しい取引の可能性が考えられた。二人はこの麻薬取引の捜査を始めるが.......
 と言う事で有名な作品の一つかと思いますが。
 管理人は途中を少し見た記憶があるんですが、通しで見た記憶がありませんかねぇ......一応、実話がベースになって大幅に脚色した作品だそうですが(元々フランスから40kgの麻薬、と言う話だったそうで)。
 で、面白いですね......テンポが良い、アクションが良い、つまり俳優たちが良い。今の刑事物にないよなぁ......カーチェイスや銃撃戦、と言う目立つ部分だけでなく何といっても走る走る。ドイル役のハックマン、非常によく走りますね......昨今はそういう作品が少なくとも日本では見なくなってしまいましたが。こういうのがなかなか。そして何よりも執念を感じさせる刑事物、と言う。本当に泥臭いんですよ、つまりは。
 ま、娯楽として見て面白いと思います。
 電車と車の追跡とかは有名なもので、やはり面白いですけど、個人的には尾行シーンが非常に秀逸でしたねぇ......あの緊迫ぶりが良い。こういう細かいところまで目を行き届かせて、テンポよく進めて行くのが非常に良いものでした。
 いや、楽しい。
 これでカクテルの「フレンチコレクション」も少しは楽しめるかな.......いや、「ゴッド・ファーザー」の方がカクテルはうまかったか.......(笑)

 しかし、フレンチコレクションで印象的な物の一つ。
 いや、暗殺者のスナイピング能力の低さ.......(^^; あんなに撃っといて当たらんとはどういう事だ(^^; 話が進みませんけどね、えぇ。アパートの屋上からあれだけ撃っておいて当たらんというのはなぁ.......
 後はフランスの麻薬王シャルニエをやったフェルナンド・レイも良い演技していたなぁ......ハックマンがとにかく濃い、良い演技をしていますが、フェルナンド・レイのあの食えない役も良いなぁ、と思いましたが。
 やはり役者は重要だよなぁ.......
 .......そうそう、後は化学屋としては、ヘロインの純度測定が融点測定でやっていたっぽいのも印象的でした(笑) 不純物が入れば凝固点は降下しますから、そこから割り出すという事になりますけどね......いやはや、なんというかそう言うのに目が行くと言うのも。
 なお、あの手の化学者は裏切られると困るので、事前に麻薬中毒とかにしておく、と言うのが裏切られないようにする手段の一つだったりします......なんて物騒なネタを(^^; まぁ、ボスの直轄にいるような感じの化学者ですから多分あの映画の人物は分からんですけどね。

 後は最近、古典が終わって本を読む勢いがちと増していますが。
 結構まぁ、面白いというか。今読んでいるのが『ユートピア』ですねぇ.......いや、ディストピアに興味があるなら見ておいて良かろう、と思いまして。著者はトマス・モア。ちなみに、16世紀初頭の作品......って、これも古典か。
 まだ途中でして、やっとこさユートピア国の説明になっているんですけど。いやはや、皮肉たっぷり......(^^; 飛んでもない皮肉満載ですけど、それ故に「ユートピア」なんですかね......すばらしいほど理想的な国家を描いた作品ですが、この語源は「どこにもない国」だそうですので。
 ま、第一巻でそのユートピア国へいった男の話があり、それと政治論議になっているのですが。まぁ、政治の理想論と風刺・皮肉がたっぷりの上に、何か共産主義ばりばりな話もあるんですが(と言うか、『十八史略』の帝尭の様な話もありますが)......多分、不可能なのはよく分かっていたんでしょうね、モアも。自分も政治家ですし。やっぱり皮肉か。
 今は第二巻の部分で、そのユートピア国の形状の話が終わった辺りですが。解説と言うか注釈を見ると、多分に英国を意識してもいるようで........
 さて、どういう具合に話は進むのかねぇ........

 ま、取りあえず今日はこんなもんで。
 さて、今日は各所晴れ間が見えるところは多い物の、関東やら東海は雲が多そうで。関東地方は曇り。東京で30/22と言う予報ですか。
 まぁ、涼しそうで良さそうです。と言うか、寝やすそう(笑)

 さて、今日から一週間が本格化ですか。
 まぁ、盆休み明けと言う事になるのでしょうが、管理人は今日まで「夏休み」ですね......えぇ、のんびりやりますよ。取りあえず、ぼへっと仕事になるのか?(^^; まぁ、やる事やっておこうか、と言う感じですかね......
 えぇ、マイペースでやります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/17
 さて、昨日は在宅で仕事の一日でしたかね。
 いやはや......まぁ、やりわすれた「宿題」と言うか、そう言うのがありまして。取りあえず、10時前には暑くて起きだしてきまして、午後からは延々とその仕事をやっていましたかね.......いやぁ、終わらん。ま、元々一日これにかけるつもりだったんですが、それでも終わらないというのが何ともまぁ、と言う感じですけどね。
 やれやれ、だなぁ......
 で、結局そのまま一日終了、でしたかね。

 そして昨日は暑い一日。
 ついに居住地域でもツクツクボウシ鳴いていましたけど。気温は33度越えたようで、全くやる気が起きません。外はお盆のUターンラッシュと言う事のようですが、人は全体的にやはり少ない感じはありますねぇ。
 ま、そういうものでしょうか。

 ま、そんなもんでとりあえず生存報告ですね。
 いやはや、時間がありませんでした。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/16
 さて、昨日はゆっくりと過ごした一日でしたかね。
 起きだしたのが9時過ぎ。まぁ、ちと何かすっきりしない感じの眠りではあったんでうけど。起きだしてからしばしぼへっとし、その後DVDを午前中一杯みていましたかね。
 そして午後、どうにも根が生えそうだったので地元駅まで散歩してきましたか。いや、暑いですけどね、かなり(^^; 店舗は結構盆休み状態で人も少なめ。暑いからなおさらかもしれませんけど。ま、昼食をかねてコーヒーすすりつつ読書をしていましたか。もっとも、だるいというか落ち着かないというか。どうにも調子が今一つ。
 その後、酒屋で外国のビールを買ってみたりしまして、そのまま帰路へ。歩いて帰宅しまして、その後はゆっくりとしていましたかね......
 いや、どうにも夏バテ本格化? 「夏休み」で余計に気が抜けたのが原因かも。
 そのまま後はゆっくりと過ごしていました。

 そして昨日は暑い一日。
 いやはや、関東南部は35度とか云々。そりゃ歩く人も減りますけど。ただ、幸いな事に風は比較的よく吹いていましたか。湿度はしかしやや高め。何か疲れるものはありますけどね。
 いやぁ、やっぱりもっと気温が下がってほしい。
 どうにもねぇ......簡単には下がらんのか。

 で、見ていたDVDが「ガス人間第一号」。
 1960年の作品でカラー。92分。本多猪四郎監督。円谷英二特撮。岡本賢治役に三橋達也、水野役に土屋嘉男、春日藤千代役に八千草薫、甲野京子役に佐多契子、老鼓師役に左卜全、佐野博士役に村上冬樹。
 ストーリー:ある日、銀行強盗が起きた。逃走車をパトカーで追跡したが、逃走車は道を外れて転落する。しかし、警察がすぐに調べても既に人がいなかった。周囲には零落した日本舞踊の春日流家元である藤千代の家であったが、ここにも人は来ていないと言う。その後、全く不可解な銀行強盗がさらに一軒起こる。手口が分からないまま操作が混迷するが、そんな中、第三の強盗事件を予告する電話がかかる。連続強盗事件犯人として警察は男を捕まえるが、しかし最初の事件についてはっきりと言わない。そのような中、藤千代の羽振りが良くなり、また彼女の使用した金が強盗で奪われた金の一部と判明した。警察は彼女を逮捕するが、三件目の強盗犯とは関係がなかった。しかし、そこで真犯人を名乗る男が現れる。真犯人は藤千代の釈放を要求するが、その正体は意外なものであった........
 と言う事で、管理人にしては珍しく日本の、しかも東宝特撮ものと言う作品ですけど。
 元は何だったか、『空想科学』系の本で紹介されて何となく気になった作品でしたかね.......ま、内容的には完全に大人向け。子供が喜ぶようなギミックやらは全くないです。
 で、これが結構良くできている。時代の考慮も必要かとは思いますが、それでも特撮も良くできているかと。そして肝心のストーリー、なかなか良いですね.......悲しい恋愛映画でしょうか。マッドサイエンティスト(扱いが結構軽めですが、相当にマッドですよ、えぇ)によってガス人間にされてしまった男の悲哀と愛、それを受け入れる零落した家元。各俳優の演技がまた非常によろしい。ガス人間のシニカルな笑みの一方、藤千代への真剣な表情、そして八千草薫の艶がある、影のある演技もよろしい。ま、そういう意味では婦人記者(当時の表現だよなぁ)役の京子がもうちょっと厚みがあると良かったかもしれませんが、悪くはなかったです。
 総合的にはかなり楽しめたかな......弛れるシーンがなかった感じですしね。
 ま、ガス人間の登場シーンは全体的に目を引きます。最後がまたそういう意味ではなかなかインパクトがありましたね.......あれも愛、ですかねぇ。

 しかしこのDVDで何となく印象に残った物がいくつかあるんですが。
 その中で一番気にしたのが、佐野博士の研究室でリービッヒ冷却管にゴム管がついていないなぁ、とか.......(^^; っつぅか、冷却管は結構高い(リービッヒはともかく色々とあった)ので、倒したりして金かかっただろうなぁ、とか思ってしまうのが化学系の人間でしょうか(^^;
 っつぅか、分液漏斗の下に冷却管つける必然性はないよなあ......分液漏斗自体基本的に液体使うんだから(^^; 冷やす必要がなければガラス管使えばいいだけであって、リービッヒ使うのもぜいたくというか何つぅか。
 やっぱりあぁ言う実験系マッドサイエンティストのイメージってのは、怪しい装置に色水にビーカー、フラスコ、試験管、そして冷却管なんでしょうねぇ.......部屋の構造的には一瞬「メトロポリス」のロトワングの部屋を思いだしましたが。
 まぁ、典型的ではありますが、「ガス人間第一号」では全体的にちょい役だよな........

 で、巡回して驚いたんですが。
 培養ラット脳細胞がロボット操る…英大学が開発成功と発表と言う話がまた驚きましたねぇ.......スラドでも培養ラットの脳細胞を組み込んだ自律ロボットと言うのもそれですが。ラットの胎児の脳を培養して機械に組み込んだ、と言う事のようで。その結果このロボットは「学習」して障害物をよけるようになった、と言う。つまり学習したわけですね......
 まぁ、まさかラットとしての「自我」があるとは思いませんが、しかし面白い。倫理的な問題はありそうですけどね、思い切り(^^; ただ、既に成長しきった生物の脳みそを移植して、と言う完全SF世界ではないようですが。
 ま、そうなっても単なるサイボーグでしかないですけど。
 しかし、まぁこういうロボットの方向性もどうなるんですかね........別にコンピュータではこのぐらいはできるわけですけど。でも、生体脳の柔軟性と言う物もあるわけで......もっとも、どこまで自律的に動くと言うとまたわからんですが。
 さて......?
 って、脳の話題でスラドというと食べ物の調理が脳の進化に繋がった?と言うのもありますか。でも、栄養問題と脳の進化は色々と以前から言われている部分ですので、この話は補強と言う感じで捉えたの方が良いのかも。

 後は失った愛犬をクローンで取り戻した米国女性と言う話題がありますか。これもまた微妙な.......韓国企業、米国女性にペット犬クローンを500万円で提供:その問題点はとWIRED VISIONの記事もありますのでご参考まで。
 まぁ、結局こういうのをみると何を重視しているのかが色々と。
 遺伝子? 思い出? 形? パーソナリティは元々の能力と環境で変わるわけですので(それを望む方向に持って行くのが「教育」ですが)、ここら辺もどうなんだろう、と。
 この手の問題、まず考えるのは「何を愛していたの?」と言うのがあるのかなぁ、と言う。

 ......あ、ちなみにこのクローン動物の記事は落ちがついています。
 クローン犬の依頼女性、強盗未遂容疑で手配中と判明と言う話がありますね.......強盗かよ、おまえ(^^; 2004年に強盗未遂で逮捕され、その後審判に出席しないまま失踪。それ以前にも1977年に英国で誘拐・監禁罪で逮捕され、起訴後に逃亡と言う経歴を持つそうですが。
 いやはや.....
 こういうのでオチ付けてもねぇ.......(^^; ちなみに、強盗は当時飼っていた馬の義足入手の為だそうで。まぁ、有名になって一気に落ちるというのが笑えると言えば笑えますが......動物の方がよっぽど大事な人間、と言うタイプか。

 後は......北京五輪も何やら聞こえてきますが。
 何か開会式には疑惑と言うか偽造というか、捏造というかオンパレードのようで。何ですかねぇ.......花火がCG、歌は口パク、そして今度は56民族の少女登場シーン(何かもろ政治的な話をしたとか云々)で、半数は漢民族だったとか何ちゃら。そういう部分を捏造してどうするんだ、と思うんですがね.......
 何かこういうケチのつき方のするオリンピックも珍しいというか。でも、すごく斜に構えた見方で言えば、「中国らしい」とも言えますかね。いや、国家の威信の為には、と言うか.......
 審判についてもケチが付き始めているらしいですがね.......それもどうするのか。そう言えば年齢詐称疑惑もあるらしいですけど、まぁ、仮にやっていたとしても国家の威信を懸けて戸籍は書き換えているでしょうから、立証は無理だとは思いますけど。
 ま、グルジア侵攻でケチもついたりと色々とまぁ、運営できているんだかよく分からんですが。マスコミも取りあえずどう報じているのか知りませんけどね。裏側が余り聞こえてこないのが不思議で仕様がないんですけど。
 ま、何であれ捏造五輪ピック、と言う嫌みを色々と.......

 まぁしかし現実問題五輪って金と国家威信の祭典ですよねぇ。
 ゆがんでいますけどね、現状。政治は云々、っつぅか、基本的にナショナリズム高揚の道具ですよねぇ。後は金もうけの。開催国が途上国であればあるほどここら辺は重点を置かれるところでもありますが。
 中国には絶好の道具ではある。
 でも、まぁオリンピック後は大体バブルがはじけるわけで、その後が結局どうなるのか、なんですが。中国は爆弾多いですからねぇ......どれが起爆するのか。くすぶっているのが一杯ある現状で、全くどうなる事やら。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、気付けば関東の南の海上の......珍しい位置で台風が発生していますな。寿命は短そうですが(^^; 取りあえず日本海側は前線が張り、西の方は低気圧が来ている状態で、北はまだ晴れるところがあるようですが、西は雲が多く雨になるところも結構あるようで。関東地方は雲が多く、夜から雨。東京で33/27と言う予報ですか。
 まぁ、暑くなりそうですが。気温、後5度ぐらいは下がってほしいですねぇ。

 さて、今日は土曜日ですか。
 天気は微妙そうですが、管理人はとりあえず仕事の一日にしようかと思います、ハイ。ちょいとやっておかないと、と言う「やり残した宿題」みたいなのがありますので。まぁ、ある程度終われば問題はないんですけどね......終わってほしいなぁ(^^;
 どうなりますかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2008/08/15
 さて、昨日は出かけた一日でしたかね。
 起きだしたのが5時20分......素敵な夏休みのスタート、と言う感じがしますけど(^^; ま、起きだしてからぼへっとして、7時前には地元駅へ。その後、朝食やらとってからそのまま電車に乗って上野へGo。取りあえず8時40分に国立博物館に到着......開館は9時だと思ったらここで9時半という事を知りまして、「しまった」と。で、そのまましばらく並んで行ったら、特別展示関係が大人気という事か、前売りチケット持っている人の長い列が大成長。で、管理人は特別展示は人が多そうなのでとっとと切り替えて、本来の目的であった清盛像をみるべ、と本館へ。
 で、そのまましばらくみていましたかね。
 その後、本館から法隆寺宝物館(だったか)へ行って覗き、見終わってから上野を撤収。末広町経由で秋葉原に行きまして、ケバブ食べてから石丸電気のメディア館へ。ここで探していたDVDを漁っていたんですが、取りあえず手に入りましたかね......タルコフスキー監督の「ノスタルジア」と「ストーカー」、後は「女だけの都」、「フレンチコネクション」、そして飛んでもなく珍しい日本の特撮物で「ガス人間第一号」とか......珍しいでしょ?
 その後、1時20分ごろにメディア館を引いて徒歩で神保町へ。本屋を見ようか、と思ったんですがまぁ、でも余り今はないか、と言う事で小さめの本屋でトマス・モアの『ユートピア』だけ購入して(地元になかったので)撤収。
 結局自宅には3時過ぎには帰宅したんですが、ちょうど帰宅直後から雷雨。しばらくぼへっと過ごしていたんですが、その後ネット上をまわったりやらで過ごしていましたかね。
 まぁ、何か充実した一日と言えば一日でしたかね。

 そして昨日は暑い一日。
 いやぁ、まさかここまで上がるとはねぇ、と言うぐらい上がりましたか。天気もよく、恐らく国立博物館で特別展示の長い列で気分悪くなった人もいるのではないかと思いますけど。街中を歩くとしかし流石に暑かったですけどね......上野、末広町〜秋葉原〜神保町と歩きましたが、やはり「太陽とアスファルトからの熱気」と言うのがいやらしい。
 よくもまぁ、歩ける物で.......

 で、まぁ昨日はちょいと気合い入れましたけど。
 まぁ、ちと遠出したかったというのもあるんですよ。出不精的な感じが最近あったのでなおさらに。地元ではなくて、もっと遠くへ、と。同期との会合で行こうかとも思ったんですが、それも流れたのと、後は土日ではなく取りあえず平日で、と思い立って出たのですが。
 しかし、まぁどうだったかと言うとやはり混むといえば混んでいましたか。
 普段の土日よりは少ないですけどね。流石にどこも夏休みと言う事でしょうか.......上野でちょいとふらふらと歩いてみれば、東京都美術館はフェルメール展だそうで、また8時半でもう整理していましたしね。西洋美術館はコロー展でしたが、余り人はいなかったかな、朝は。帰りの時には結構いましたけど。
 で、国立博物館の方は9時ぐらいを境に一気に列が伸びた感じでして。特別展で、日本の近代辺りの画家の「対決」と言う様式をとった絵画展だったのですが、予想以上に人がいたなあ、と言う。まぁ日曜日で終わりだからなおさらかもしれませんけど。
 その列をみて特別展を見る気がしませんでした。
 ま、第一目標は六波羅蜜寺展(今変換して気付いたのですが、「密」じゃなくて「蜜」なのね......)だったので......えぇ、開館と同時に入って皆がことごとく特別展の平成館に行く一方、本館は10名いるかいないか。と言う事で、じっくりとみる事ができましたかね.......
 清盛像は教科書にも載っているやつで、正確には「伝」と言う一文字がつきますけどね。玉眼になっているので、顔には深みがありましたけど。もうちょっと「穏やか」かと思ったらそうでもないんですね.......でも、斜めからみるとちょっと笑っているようにも見える。
 他にも弘法大師像やらありますが、個人的には運慶像が結構好き。表情が良いですね......と言うか、袈裟を着ていて「あぁ、やっぱり僧侶だよな」とか思うのもなんですけど。閻魔王像も良かったですが、個人的に一番魅かれたのが地蔵菩薩立像。魅かれると言うのは感覚的な物で説明はつき難いですが、これがよい。しかもこの地蔵菩薩立像は『今昔物語集』の巻十七に出てくる、一度死んで地獄をみて蘇生した男の話に関連しているらしい、と言うのが面白い......いや、覚えている話だったので、解説みて「あ〜、あの話か」と。それを知ればなおさら、と言うのもありますけどね。
 と言うか、そう言うので知識が役立つとは思わなかった.......(^^;
 ま、しかし流石に空也上人像は出ていませんでしたか.......まぁ、寺側も出せんよな、そうおいそれとは。

 で、本館はそれを見たら後はざっと見回りまして、その後法隆寺の宝物展の方へ。
 初めて行ったんですが、まぁ建物が新しい、と言うのと展示がなかなか独特。第1室の像の並べ方はちょっとインパクトがあると言う。まぁ、もっともみて非常にわくわくした、と言うのは余りなかったか......(^^; でも、一つ気に入った像がありましたか。N166と番号が振ってあったのは良かったな......ライティングの具合もあるのかもしれませんが。

 ま、そんな感じで後は上にかいた通りなんですが。
 みると人出は通常の平日以上、普段の土日以下、と言う感じですかね。電車は全体的に空いていますけど。秋葉原は特に他の店に寄っていませんので分かりませんでしたが。神保町は空いている印象はあったかな?
 で、一方携帯電話の「万歩計機能」を使って出て20m歩いてから帰宅するまでを計測してみましたが。
 大体13800歩ですね......約7時間の外出でたったこれだけ(^^; 距離的には10km以上になっていますけど、本格的に歩いた時間、って項目がありまして、これがたった28分(笑) いやはや.....何か笑えると言うか何つぅか。
 まぁ、でも確かに本格的に歩いたのは余りないもんなぁ......
 集中的に歩けば2時間かからない距離なんですけどね。まぁ、博物館やら店で物色すればそういう具合になりますかね。

 で、巡回してnature.com をみていまして。
 取りあえず本日は一本のみ。Anthrax case ignites new forensics fieldと言う話がありますか。容疑者自殺で終わったアメリカの炭疽菌テロ事件ですが、それに関して後一つ、と言う事ですかね......微生物追跡の生化学的方法が脚光を浴びているという。
 2001年のアメリカ炭疽菌攻撃と主要容疑者であったBruce Ivinsを取り巻く厄介な悲劇的事件は、微生物法医学(microbial forensics)と言う新興分野に脚光を浴びせる。この法医学的技術は、FBIにその攻撃に使われた炭疽菌がIvinsの研究所の特定のサンプルから来た、と言う重要な証明を行わせた。
 Ivinsは訴追の前に死亡したが、しかし彼のケースが裁判に入ったのならば、それは2001年以前にかろうじてしか存在しなかった処罰(discipline)への大きなテストとなったであろう。
 微生物法医学は、遺伝子の配列やタンパク質、炭水化物の指紋(cabohydrate fingerprinting)といった物を含む、一連の生化学分析を使って生物学的な物質の由来を追跡する。この処罰は軍隊と情報コミュニティーに由来しており、そして1998年、ルイジアナ州で意図的に彼の元愛人にHIVを感染させ代謝の裁判において実際に使われた。しかしこの分野は炭疽菌の調査の間に政府の資金が流れ込み、より安く、早く配列化の技術が登場する事で立ち上がった。
 微生物法医学はバイオ犯罪(biocrime)においてその役割を増しているようである。「大きな事は、これは分子疫学(molecular epidemiology)への応用の全てを越えて有用になるであろう事だ」とNorthern Arizona UniversityでFBIと共に研究をしている分子遺伝学者であるPaul Keimは言う。例えば、微生物法医学は食品や水を媒介した病原体の由来を特定するのに使える琴ができる。最近のアメリカのサルモネラ菌の発生を参考に、Kimは言う、「もし同じ事が今年起きたら、私はサルモネラのゲノム配列の数百個を見るであろう。」
 この分野は院内感染における訴訟でも重要になるだろう、とUniversity of Illinoisの微生物学者であるAbigail Salyersは言う。病院を訴える数百万人の人々は、彼らがメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によって病院に殺されたと主張している。微生物法医学は、その感染源を追跡し、それが特定の病院で得られたかどうかを調べるのに使える。
 微生物学者達は、彼らの技術の確かさを確認するであろう − 法医学的分析は通常ではない厳密さが求められる。雑誌での発表の中で、それは通常更なる研究が必要だと理解されている とKeimは言う。「裁判において、快適さはない」と彼は言う。「まずはそれが正しくなければならない。」

 と言う事ですが。
 法医学分野に微生物学が本格的に入ってきた、と言う事になりますかね......まぁ、炭疽菌で犠牲者が出てから、と言う事になりますけど。これはこれで重要な物となりますが。化学関係ではすでに似たようなのはありますけどね......即ち、作り方の違いで微量入っている内容物が違うとか、比率が違うとか云々。これで例えばメタミドホスは日本の物ではない、と言う事が分かったわけですが。
 まぁ、微生物分野に、ってのも当然でしょう。
 応用は広いと思いますが、ある程度は既存の技術を使っていますので、後は実績を重ねる、と言う具合でしょうかね、これは。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北日本から日本海にかけて停滞前線が張ったりするようで。もう秋の空気との押し合い? と言う事で、北日本と日本海側は雨となるところが多いようで。西の方も雲が結構出るようですが。関東地方は晴れるようで、東京で35/28と言う予報と。
 いやはや、熱中症で倒れる人が出てきそうで。

 さて、今日は金曜日ですか。終戦記念日でもあります。
 取りあえず管理人は.......何をしましょうかね(^^; 気が向けば出かける、向かなければ映画を見る、さもなくば仕事しますかね、ハイ。
 まぁ、のんびりと「夏休み」をしようと思います。
 ただ、暑くなりそうですので、お出かけの方はお気をつけを.......って、ぼちぼち有明でマンガ祭りですよね? まぁ、管理人は全く関係がないんですが、周辺に行くのもいるようですので.......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/14
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 ま、お盆モード突入という事で電車もバスも道も、そして職場もがらがらという状況でしたけど。取りあえずはまぁ、マイペースでのんびり仕事やっていましたかね......まぁ、他に特にあれこれ、と言う物もなくのんびりとやっていましたが、問題なのはデスクワークばっかりで腰が痛い。
 と言う事で、途中で軽くストレッチやったりとしのいでいましたけど。
 ま、そのままのんびりと、特にトラブルもなくのんびりと撤収。ま、夕方には帰宅してのんびりやっていましたかね.......
 と言うか、帰宅して風呂入って食事したら眠くなる.......いや、落ちていました。

 そして昨日は暑い一日でしたけど。
 雲が結構多くて、鋭い暑さ、と言う感じはなくまぁ、外で走る、とかなると辛いでしょうけど、それなりにしのげるかなぁ、と言う一日でしたか。いや、十分暑くて不快ではありますがね。耐えられるかなぁ、と言う。
 もっとも体は微妙に夏バテ気味ですがね.......いやはや。

 で、昨日一冊本読んで終了していましたかね。
 まぁ、流石に古典は時間がかかるという事なんでしょうけど。取りあえず読み終わったのは『庶民たちの平安京』(角川選書423/繁田信一著)。この人の角川選書の前の作品である『天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代』と言うのが面白かったりと、この人の作品はなかなか個人的には面白いので買ってみたんですが。ま、平安時代というとやはり貴族達の話が多い、と言う事になるのですが、いっぽうで当時「庶民」が平安京にはいたわけで、そういう人達に注目して書いた作品、と言う事ですが。
 ま、『大鏡』やら『今昔』、『枕草子』と読んだ作品から出てきたりやらして個人的には「あ〜、あったあった」と言えるだけの物はあったんですが。視点はかなり良いかなぁ、と思いますが、やっぱり華はないですねぇ(^^; もっとも、やはり泥臭さはかなりありますけどね。ばくちの禁止とか、そう言うのはまぁ知っていたので別に、ですが。京都の様子やら、具体的な場所の情報やらが個人的には面白い。そして何よりも冒頭の方の、大内裏に出入りして、行事に乱入する庶民達、と言うのが一番面白かったりしますか。  いや、色々と疑問はあったんですよ、えぇ。
 平安京、と言うか都の大内裏、と言えば政治の中枢ですから、当然中には貴族やらその従者やらがいて折り目正しく......と言うイメージはある。ですが、古典読んでいて何となく「何でこんなところに下司と言われるのが来ているんだ?」と言う謎があったんですが.......いや、例えば『枕草子』に中宮がいるような場所に乞食がやってきて物を貰おうとしている、とかあるんで。言われてみればおかしいんですよね......ま、そういう事の説明やらあったりと。
 納得できる物があって、そういう意味ではかなり価値がありましたかね。
 ただ、面白さとしては前著の方が面白かったかなぁ......ま、そっちは宮廷の話なんで華があるから、と言うのはありますけどね。後書きに三条天皇の話を、って書いてあったんですが是非やってほしいなぁ。僧侶たちの話も面白そうですけど。

 こういう平安時代の本も色々とありますが。
 まぁ、圧倒的に源氏物語が人気ですけど、個人的には恋愛はどうでもいいので手を出す気にならんというのがあるんですが(^^; だから解説本も興味がないんですけどね。
 ただ、個人的に探しても余り見つからんのですが.......藤原実資の話もやってほしいなぁ、と言うのはありますね。『小右記』は色々と書かれてあって、所々の本に出てくるエピソードには面白いのがあるんですが、原文は全部漢文だそうでその時点で手が出せない(^^; 訳を出している人もなし。
 う〜ん.......
 ちなみに、この人は実資とかいて「さねすけ」と言いまして、藤原北家の元々の嫡流であった小野宮流の人なんですが、この人の時代には既に嫡流は九条流、要は道長の家系に移りまして、そちらが氏長者になっています。で、その氏長者である道長も一目おく、と言うか軽んじる事ができなかった人物ですね......すさまじく簡単な説明ですが(^^; 剛毅な人物で、なおかつ金持ち。有職故実に通じた当代一流の知識人と言う人で、『大鏡』も流石に軽く扱っていない人ですが。
 小野宮右大臣と呼ばれたこの人の日記が『小右記』、と言う物でして、色々と当時のことが描かれてあると言う物なんですが。
 そう言うのがあれば買って読んでも良いのですがね........
#ハードカバーはお断りですが(^^;

 で、巡回してnature.com をみていまして。
 How pollution influences the weekend weatherという話がありますかね。平日の排出の影響は、国ごとで違うという事のようですが。
 研究者たちはどのように汚染が欧州のいくつかの国々の週末で気候が違ってくるのかを特定した。例えばスペインの冬の週末は、晴れる傾向だが、アイスランドは一方で湿っている。
 人の手による汚染が機構のパターンに影響を与えている事は何年も知られているが、しかし初めて西ヨーロッパの週の気象サイクルの調査が行われた中で、研究者たちは汚染はスペインにより穏やかな冬の週末を提供している事を発見した。しかし悪い後味もある ― 夏の週末はより寒冷に、湿っている。
 科学者たちはこのパターンは交通や工業活動によって1週間で生じる大気汚染の微粒子の量の変化によって起こる。実に、気象における週のサイクルは様々な地域で報告されている。アメリカの一部では週末では降雨が減り、一方でドイツは週末により雨が多く降る。
 この汚染はまた英国とフランス西部をより乾燥させ、冬には雲をなくし、一方でアイスランドとグリーンランドでは週末はより湿った冬となっている。
 University of Barcelonaの気象学者であるArturo Sanchez -Lorenzoと彼の同僚は、スペインの異な方と都市部の13の気象観測所からの44年間にわたるデータを研究し、そして西ヨーロッパの海綿レベルの圧力を調査する事によって、彼らの研究を拡大させた。この研究はGeophysical Research lettersに報告された。
 煙とガスの排出は1920年代以降降雨に関連する事が知られていた。大気汚染粒子は雨粒の形成の種となる ー しかしこれはまたどのように雨雲が発達するかを変える事でもあり、潜在的に降雨を遅らせる事で、アメリカにおいてみられるような、激しい夏の嵐を作り出す。
 この複雑な関係は、科学者たちが正確にどのようにこのサイクルが発生するのかはっきりわかっていない事を意味する。「我々は(これらのサイクルが)西ヨーロッパにわたる大気循環の変化と関係あると考えており、おそらくはいくつかの間接的な影響と大気のダイナミクスにおけるエアロゾルの相互作用によるものだろう」とSachez-Lorenzoは言う。
 UK Meteorological OfficeのDavid Parkerは、雲の発生のダイナミクスに影響を与えるエアロゾル粒子の人為的発生(anthropogenic emissions)は、地表に届く太陽からの放射の量に影響を及ぼし、そしてそれ故に大気の循環にも影響を与える事ができる事に同意する。しかし、気象と気候における更なる詳細な、週ごとにかわるエアロゾルの影響の実験がこのメカニズムを確認するのに必要だと彼は言う。

 という事ですが。
 まぁ、「人が気象に影響を与えている」という部分に関しては「今更」の領域ですので、なんですが、その具体的にどのように気象が変化したか、という情報と言う事ですかね........西ヨーロッパだけですが。他の領域もどうなっているのかが気になりますが。
 日本でもどうでしょうかね........
 難しいのは、「情報が整備されてから知られるようになった」事と、「本当に新しく発生している現象」をどこまで識別できるのか、というものはありますが。いや、マスコミは全部これを一緒くたにしますので......以前から起きているだろ、という事をさぞ「新しい問題」として取り上げたりとか。
 ........いや、嫌いなんですよ。そういうことから「地球の環境は…」とくどいぐらい繰り返し語り始めるの。ゴアがノーベル賞受賞してから増えた感じがして。
#テレビ朝日は最近のこの傾向が顕著すぎてうっとうしい.......

 Molecules multipliedという話もありますか。合成化学者たちは、PCRを他の化合物に応用する事を願っている、とありますが。
 化学者たちはごく少量の有機分子を多量に作る方法を、選択的に同じ分子を何度も何度も作る反応を引き金として開発した。
 ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を使った非常に少量のDNAを研究可能なサンプルにまで増幅するその能力は、生物学に転用した。今回、Northwestern UniversityのChad MirkinとHyo Jaeは、その技術が核酸の他の化合物でも可能である事を証明する研究事例である、と考えている。
 この技術は極めて感度の高い探知方法をもとにしたものである、とMirkinは言う。そのような処理は少量の爆薬または生物学的なコンタミネーションを取り上げるために、増幅と確認をするものである。
 University of Camvridgeの化学者であるJeremy Sandersは、合成化学者たちはPCRの力を他の分子に応用する事ができるのを好む、という。そして質量分析がしばしばごく少量の分子を探知するのに使われる一方で、単分子レベルまでいくと機能しない、とSandersは述べている ― 原則として、Mirkinのシステムはそれが可能である。
 Mirkinのデモンストレーションの過程は、二つの他の有機分子からアセテートアニオンを作る:これは無水酢酸(acetic anhydride)と、ピリジルカルビノール(pyridyl carbinol)である。
 彼の化学増幅装置の心臓部は分子工場であり、これには一組の炭素ベースのサレン(salen)分子を含んでおり、それぞれが亜鉛原子を持っている。一緒にするとそれらは触媒としてアセテートを作る反応をスピードアップする。
 しかしこれらの亜鉛-サレンユニットは、ロジウム金属を含むフレキシブルなグループによってともに固定されている。これらは通常、サレングループと一緒になるような、「クローズド」な位置を取り、その活性を遮断する。
 少量のアセテートを加えて混ぜたときにすべてが変化する。ロジウム原子はこれを見分けてアセテートに結合し、それらがそれができるように結合を変えて、分子工場を開き、その二つの亜鉛-サレングループの間で触媒活性が働くようにする。
 反応物がこの穴の中で押し込められている間、それらはアセテート分子を作る。このアセテートは更なる触媒を活性化させ、実質すべての反応物が使われるまで、幾何級数的に更なるアセテートを生成する。このシステムはJournal of the American Chemical Societyに報告された。
 既に多くの自動触媒反応の例はあり、その生成物は自身の生産速度を上げる手助けをしている。Mirkinのシステムはしかし異なっている。これはアセテート生産物は、直接的な触媒自身の役割をするよりは、単に触媒の活性の原因となっている。
 これは潜在的にもっと異なる分子にも適用できるシステムを作る事ができる、とDuke Universityの化学者で、自己複製システムの研究をしているStephen Craigは言う。「このデザインは全くシンプルに使え、そして化学の調整をよく理解している」と彼は言う。Snadersは、この研究は有望であるが、しかし本当にPCRを模倣するにはまだ長い道のりだろうと言う。
 Mirkinは現在二つではなく一つの金属原子を含んだ活性部位を持つ触媒システムの研究をしている。彼はまた、この分子の端にある識別部位(recognition sites)を持つよう手直ししている ― このケースにおけるロジウムによって行われる役割である。「我々はこの研究における全体の一連のシステムを持っている」と彼は言う。

 という事ですが。
 まずはサレン(salen)がよく分からなくて調べたらWikipediaの項にありましたか......あ〜、つまり錯体作るのね、と。それで納得。で、PCRの有機分子版、というのはあまり考えた事がなかったんですが、結構面白そうな話ですね.......少量のものから急速に増えていく、という事ですが。使える反応が限定されそうな気もしますが、それなりに、例えば結構めんどうな中間生成物の合成、とかそういうのにこういうのが使えるとかなり面白い事になるかと思いますが。
 ま、元々ある程度はあるそうですが、生成物によって正のフィードバックが生じ、指数対数的に反応が進む、というタイプは初めてだそうで。
 具体的にどういうのを作るのかでまたかわるのでしょうけど、いろいろと応用が広がれば面白そうです。ただ、デザインは面倒くさそうですが........(^^;

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線を伴った低気圧があるために、北陸以北で雲が多く雨。西は雲が大目、と。晴れるところもあるようですが、まぁ天気はちと数日かけて下り坂になるようですね。関東地方は晴れる物の雲が時折でるようで。東京で上が34℃と言う予報と。
 いやはや、暑そうですな。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は月曜日まで夏休み、と言う事で取りあえず「夏休み」初日となりますが.......ま、博物館巡りでもしてきますかねぇ.......いや、平清盛像と面会してこようかとか色々と思っています、ハイ。
 ま、マイペースでやります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/13
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 取りあえず、朝職場に行ったら、副ボスとちと報告関係のやり取りを。そして30分後、頼まれた「本日最初の仕事」が「コイの埋葬」でしたかね........ちなみに、限りなく実話です、ハイ。で、その後延々とコンピュータとにらめっこして、ある程度時間があった為に「手引き書」を延々と入力していましたかね.......
 どうしよう、一項目で10ページ突入してやがる........(^^;
 まぁ、何か余計なことと言うか、ある意味「からむこらむ」みたいに+αの話をあれこれと追加して行くのが問題なのかもしれませんけどね......60pもやるつもりはないのに、それくらいになりそうというのがなんとも。
 で、その後同僚と話していたら、久しぶりに管理人に関する噂を聞けてなかなか面白かったです、ハイ。面白いのでその同僚には「放置」をお願いするというのが管理人らしいのかもしれませんが......(^^;
 ま、その後まっすぐ帰路へ。
 帰宅してからは風呂入ってぼへっとやっていましたかね.......

 そして昨日ももわっと暑い一日。
 雲が多い物の基本的には晴れと言うか。起き抜けの頃やら朝は雨が降ったりもしたんですが.......これは湿度を上げてくれて朝から迷惑でしたが、その後は取りあえず天気も落ち着いて気温も上昇。外へ出るとやはりもわっと......職場Fの近辺は雲が結構黒かったりと危なっかしい物も感じましたが、結局降らずに済みましたか。
 ま、暑いものです。

 それにしても大分通勤が楽になってきましたかね。
 人が大分減ってきていまして、電車もバスも楽に移動ができるのがありがたい。ただ、困るのはこういう乗り物で冷房が「直撃」してくるのだけは辛いんですが......昨日のバスがまた直撃と言う設定になっていたんですが、前に乗っていた人は寒くなかったのでしょうか?
 体壊さないんですかね、そういう人.......

 しかしまぁ、昨日の最初の仕事「埋葬」ってのがまた何つぅか。
 昨日から池のコイがおかしい、とか言う話は聞いていたんですが、朝にひっくり返って死んでいたそうで。「へ〜」としか言い様がなかったんですが、男の若手が管理人しかいなかったらしく、そのままボスから頼まれました。
 と言う事で、職場の土のあるところを探し(工事中で場所がないのでなおさら)、そしてひたすら掘る。しかもこのコイがまたでかくて困るという........まぁ、一生懸命掘りましたけど。同僚が一応新聞紙に包んでくれていたので、掘るだけに専念できましたが。
 そして終わってからその同僚と会話.......「線香でもあげた?」「いや、土葬なんでせっかくだからキリスト教らしくやりますか、と」「つまり?」「いや、灰は灰に、塵は塵に、土は土にと......」「なるほど」......ってなかんじで。
 でも、自分で言って気付いたんですが、「でも、魚の場合は土は土にでOK何でしょうかね? 水は水にって表現ありましたっけ?」「いや、どうだろう?」と言う。
 どうなんでしょうか?
 っつぅか、この文言みていると、やっぱりかの宗教は「生命は水から」と言う感覚はないんだろうなぁ.......まぁ、アダム自体が「土」と言う意味があるそうですので。と言うか、『創世記』だと土から作ったんだよな?

 後は管理人の噂ですが。
 まぁ、定番ですかね.......結婚して嫁さんと子供がいるそうです、いつの間にか。5,6月ぐらいから流布している噂だそうですが、「全く家庭の話をしない男」とみられている可能性があるとか云々......うん、うまくいっていないのかもね.......?
 そんなに家庭持っているように見えるのかねぇ.......?

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Reversing the prismと言う話がありますか。光学迷彩の前触れ、と言う事になりますか。
 読んでみますと......いつの日か可視光に対して不可視になれる物質は、University of Californiaの科学者達によって開発された。
 これらメタ物質(metamaterials)と呼ばれる人工物質は、負屈折率(negative refractive index)を持っており、その為に子の物質を反射する、または透過する光は、違う方向へと曲げられる。不可視性はもっとも注目される応用である一方で、このようなメタ物質は光学技術における使用について目下注目されており、例えばパワフルな新しいレンズや、マイクロチップ周りに光を元にした信号を送るというものがある。
 以前の電磁波をコントロールしていたメタ物質は、マイクロ波といった長い波長の波では好都合であった。しかし、Xiang Zhangと彼の共同研究者たちは、初めて実際に可視光または赤外線の波長において機能するメタ物質の塊を作った。「これは間違いなく重要なステップだ」とNorth Carolina State Universityで光学メタ物質のスペシャリストであるDavid Schurigは言う。
 光学メタ物質は「人工的な原子」 − 通常の物質とは異なる方法で光を吸収し、再放出する小さな金属回路 − から作られる。Duke UniversityのDavid Smithと共同研究者らによって開発されたマイクロ波メタ物質においては、「原子」は回路の基板上にある薄いフィルムからエッチングされる金属の輪とワイヤーであり、これは大きな配列となって組み立てられる。Schurigと他の同僚と共に研究しているSmithは、2006年にその追うな構造からリング上の不可視シールドを作った。
 マイクロ波メタ物質はマイクロ波やレーダー技術(そしてそれ故に軍隊が関心を持っている)での有用な応用が見つかっているのにも関わらず、そのような繊維のもっとも魅力的な用途のほとんどは可視光を伴っている。
 しかし電磁波の波長のメタ物質は、その「原子」のサイズとほぼ等しい大きさに感度が高い。菓子抗メタ物質は、大きさにおいてはちょうど1マイクロメートルである必要がある。
 それこそが今回Zhangと同僚らが作ったものである。そのバージョンの一つにおいて、彼らの「原子」は非常に薄い金属を積み重ね、そして塩のフィルムで絶縁し、それぞれはちょうど30〜50nmの厚さである。研究者たちはこれらの多層構造のサンドイッチを、高エネルギーイオンのビームを使って直方体の面を持つ穴を掘って切断して小さなメッシュにした。結果できた格子は、メタ物質原子が並んだように振る舞う。
 このチームはこの物質から作ったプリズムは、今日の光ファイバーを通じて情報伝達をする光通信が句において使われる、近赤外線の波長の光に対して負屈折率を持つ。
 これは初めてメタ物質が可視光の波長近くで機能するものを示したものではないが、しかし以前の努力は平らなシートを作る事でのみ成功し、厚い平板で成功はしていない。数ある中でも、このシートは多分かなり漏れやすい(? leaky)不可視外套を作るであろう。「よりそれを厚くする事で、その光に対してより効果を得られる」とSchurigは言う。「だからそれでもっと色々とできるようになる。」
 Scienceに掲載された第二の論文の中で、このチームは他の光学メタ物質を記述している:幅60nm(人の頭髪の200倍以上薄い)の銀のワイヤーの直線を並べ、順序正しく並べた植林のように平行に立てた物である。
 そのワイヤーは成長する為の鋳型として提供される、酸化アルミニウムのマトリックスに埋め込まれる。研究者たちはこの酸化物のフィルムに電気化学的な手法によって、狭いチャンネルを溶かすようにして穴を小さな開け、そこを銀で埋めた。この物質の平板は赤い波長の光に対して負屈折率を持つ。
 Zhangは、両デザインともに以前のメタ物質のような特定の「色」にのみ適した傾向がある物とは異なり、幅広い波長の光に対して適している、と指摘している。この幅広い昨日は可視光のスペクトル全体から隠す能力を提供する不可視シールドにとって重要な物である。
 本当の不可視シールドは、岩石の周りを流れる川の水のように、中心において物体の周辺の光線をスムースに曲げる事で機能するものであり、そのために光はまっすぐに進むように見える。これはメタ物質が徐々にその光学特性を変え、「原子」の金属の内容物の形状やサイズを変える事で達成できるであろう。
 これらの進展はメタ物質の不可視外套における他の発見に、力強く引き続いてやってきたものである。Massachusetts Institute of TechnologyのBaile Zhangと同僚らは、不可視シールドに入ってきた光は、違う色の虹へと分離するだろう、と示唆する。それはその外套の壁を透過するそれぞれの色で異なる広がりを見せる為である。
 そしてShanghai Jiao Tong UniversityのHuayang Chenと同僚らは、不可視シールドの効果を中和するであろう「anti-cloak」を開発した。そのようなanti-cloakで覆われた物体 − 研究者たちはまだ理論上でしか示していないが − は、もはやそのシールドによって覆われた時にも隠す事はできなくなるだろう。その研究はOptics Expressで間も無く発表されるであろう。

 と言う事ですが。
 光学迷彩、ですが。日本では普及した表現かもしれませんね、ある意味(^^; ま、ともかく今までは特定の波長、例えばレーダーに使われるような波長で「ステルス化」していたような研究が行われていましたが、今回はついに可視光や赤外線でも、と言うことのようで。
 波長と不可視シールドを構成する「原子」(原文では「atom」と表記されているので)の大きさが一つのポイントのようですが.......
 ま、これから先もどこまで進むのやら.....

 後はPulling DNA from shark’s teethという話もありますか。今回開発された方法で、絶滅の危機にある動物の遺伝子の変化を追跡できるだろうという。
 サメの歯からDNAを分析する事ができる技術は、あまり理解されていない魚で絶滅の危機に瀕している種の研究に対し、保護を訴える生物学者の手助けとなるだろう。
 今まで科学者たちは年老いたサメのサンプルからDNAのサンプルを抽出する事ができなかった。これはこの魚が既存の方法で必須である硬い骨を持っていないからである。生きているサメからの組織からのバイオプシーが可能であるのにも関わらず、この魚は一般的に全く研究の問題について協力的ではなかった。
 Macquarie Universityの科学者たちによって開発されたこの技術は、現代と歴史的なサメの集団の両方における遺伝子のバリエーションを調査する事を許し、これは保護調査に取って重要となる。
 「悲しい事に、サメの剥製の顎やはは相対的にありあふれている一方で、生きているサメは徐々に珍しいものになっている」と研究者たちの一人heidi Ahonenは言う。「この方法は歯と顎の中に閉じ込められた情報を明らかにし、保護管理の手助けとして利用できるだろう。」
 硬いドリルを使い、Ahonenと彼女の同僚であるAdam Stowは茶さじ1/4程度(1.5ml)のサメの歯と顎の物質を抽出した。彼らは適切な量の潜在と酵素を混ぜて、細胞を開きDNAを放出するようにした。
 「サメは継続的にその寿命の間派をはやし続ける事ができ、そしてその結果歯は、バイオプシーと行ったサンプルに傷を付けるような方法を使う必要なく、サメの集団のいる地域の改訂から集める事ができるだろう」とAhonenは言う。そのために、この方法は博物館の資料や剥製について、危機に瀕したっまたは手に入りにくいサメも同様に適応する事ができる。この研究はJournal of Fish Biologyに報告された。
 チームはサメの集団が減少しているかどうかを決定するために、いくつもの種からサンプルを集めてみたところ、少ない遺伝子のバリエーションほど悪化していた。
 この技術は既に1960〜1970年代に乱獲された、危機に瀕している東オーストラリアのgrey nurse sharks(Carcharias taurus)で結果を出した。以前の研究では、この集団は世界中の他の手段に比べて非常に低い遺伝子のバリエーションを示しており、この事がサメの集団が小さくなっている事を意味している。
 彼らの新しい方法を使って、研究者たちは20〜40歳の9つの標本からDNAを増幅し、そして似たような遺伝子の低いバリエーションを発見した。「これらのデータは、grey nurse sharkの低い遺伝子のバリエーションが、おそらくは最近の人の手によって起こされた汚染によるものというよりは、より長い間の過程によって進んだものである、という我々の直感を支持するものだ」とAhonenは言う。
 University of AberdeenのLes Nobleは、似たような方法を用いてサメの歯からDNAの抽出を行った事を発表している。「これはバイオプシーにかわるものではないだろうが、しかし過去の標本を調べるのに有用だ」と彼は言う。
 「我々はまた、このような方法で群れを離れた個体の識別をしようと計画している」と彼は言う。Nobleは、科学者たちはサメの攻撃の生存者の傷から歯の破片を見つけて分析ができる、という。それは続いて起こる狩りによって死んだサメのサンプルを比較する事ができる、という ― 群れから離れた魚を確認するために。
 Nobleのチームは彼の方法を使ってgreat white sharksの遺伝子の研究を行う。「我々はこれらの動物がどのように海洋を使っているのについてほとんど知らない」と彼は言う。「そしてこれらの動物の遺伝子についての更なる情報なしでは、我々は保護のための法律を作る準備ができない。」

 という事ですが。
 サメの遺伝子を調べるのには困難がある、ってのは全く知りませんでしたが。顎やら骨からサンプルを得て、そのまま処置をして見事に抽出したという。そして比較してみると、絶滅の危機にある種は遺伝子のバリエーションが少ない、という事だそうで.......生態のよくわかっていない生物についてもこういう方法でいろいろと調べられるだろう、という事になりますか。
 やっと研究のスタート地点、という生物の例になる訳ですかね.......

 それとまぁ、グルジアとロシアの紛争も何か気になりますが。
 ロシアがグルジアに本格侵攻しているようで。まぁ、そのまま占拠・併合、なんてことはないとは思いますが.......そこまでは流石に国際世論が許さないでしょうから。ただ、親米路線を転覆させる方向でしょうねぇ。あの地域でのロシアの力のプレゼンをすると同時に、あわよくばあおって政権転覆、と。工作もやるとは思いますけど。ある程度は領土削り取ろうとかするかも知れんが。
 影響力を浸透させよう、というのはあるとは思われますが。
 まぁ、でも結局はグルジアは押されるでしょうねぇ......本格的な戦闘ではロシアにはかなわんので。後はアメリカがどう決着を、ぶっちゃけ「見捨てる」のか(多分救えないでしょう)と言うのが気になりますが。
 いや、アメリカはどうにも本腰入れていない感じなんで。ロシアもそれを見て動いていると思われますが.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は周囲は低気圧だらけ......気圧の谷間に入るようで。九州方面は雨が降りやすく、北の方も曇り。他の地域は晴れ間が見える物の雲がやはり多いようで。関東地方も曇り。東京で30/27と言う予報ですか。
 下はもっと下がらんかねえ......?

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は今日出勤してしばらく「夏休み」となりますか。まぁ、取りあえずパソコンとにらめっことなると思われますが。埋葬やらそう言うのは取りあえず面倒なんでない方がうれしいんですが(^^; まったくまぁ、どうなりますか。
 後は暑くないと良いなぁ、と。まぁ、マイペースでやりたいです、ハイ。ちと夏バテっぽいので。

 ま、こんなところで以上で。
 また、後日.......




2008/08/12
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、日曜日のバッテリー切れのおかげで寝るタイミングが狂いまくり、結局1時間半ぐらいの睡眠で起きだして仕事に一端ですが。ぼちぼちシーズンという事か、人が少ないものでしたが。ボスが「休んでる?」と言う声をかける具合でして.......いや、休んでいますってば。なんか「休まず来ている」と見られているみたいです、ハイ。
 で、その後仕事をやっていたんですが、延々とデスクワーク。しかも思ったよりは進まないとありまして、ちと何か、不満といえば不満でしたかね......おまけの胃の調子がどうにも余り良くないみたいで、何か食欲があるような、と思いつつ実際には余りない、と言う。
 ま、寝不足もあったとは思うんですが、何つぅか今一つの調子の一日。結局、夕食後に落ちていましたか。
 夏バテですかね......やれやれ。

 そして昨日は暑い一日でしたけど。
 まぁ、一時期の飛んでもなく刺すような暑さ、と言う感じではなくなっていますけど。しかしまぁ、暑いのは確かでして、余り積極的にあれこれと外へ出て行きたくはないですね.......仕事じゃなければ歩くのもありなんですが。
 いやはや、です。

 そう言えば昨日はちと買い物。
 いや、ウェストポーチよりも大きく、デイバッグよりも小さい、と言うバッグを探していまして.......なかなかなかったんですが、取りあえず目処をつけて地元で買ってきましたか。どうにも帯に短したすきに長し的なカバンで悩んでいたんですが、まぁこれで取り合えずはいいかなぁ、とも。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Alkaloids produced by genetically engineered yeastという話が出ていましたか。タイトル通りのようですが、複雑な化合物を手に入れる準備は、潜在的な鎮痛剤の薬学的な研究ができるようになる、という。
 読んでみますと......酵母細胞は一連のアルカロイド ― 自然に作られるモルヒネといった窒素原子を含み、そしてしばしば医療目的で有用な物質 ―  を作る生物学的な工場へとかわるであろう。この研究は、以前は入手できず、そして潜在的に有用なアルカロイドを商業的に生産する方法を開くであろう。
 数千もの異なるアルカロイドが存在する事が知られているが、しかしそれらの一握りしか有効に得られことができず、通常はケシと言った植物から抽出される。アルカロイドは多くの酵素と洗練された制御機構によって、連続した生化学的反応によって合成される。
 これらの経路の中で興味深い性質を持つ中間分子が生産されるが、しかしこれらの化学物質の複雑さとそれらが少量しかできないという事実は、抽出またはそれを合成する事は困難か高価である事を意味する。
 「これらの化合物をさらに得るための明確なアプローチは、遺伝子組み換え植物でその経路を止めてしまい、それによって特定の中間生成物を濃縮できる」とCalifornia Institute of Technologyの化学者Christina Smolkeは言う。「人々はこれに挑んだが、限定された成功しかない ー もし一つの酵素をノックアウトしてしまえば、最終的にその経路の大部分をノックアウトしてしまうことになる。」
 他の科学者たちはすでに酵母を使って例えばhydrocortisoneや、抗マラリア薬であるアルテミシニン酸の前駆体と言った化合物の生産に成功している。今回、Smolkeと彼女の同僚であるKristy Hawkinsは、 ー 酵母細胞の中で ― アルカロイド合成のための精巧な経路の多くの重要な物質の再構築に成功した。彼らの研究はNature Chemical Biologyに発表された。
 HawkinsとSmolkeは、鎮痛剤モルヒネやコデインと言ったものが関係する、ベンジルイソキノリンアルカロイド(benzylisoquinoline alkaloids, BIAs)に注目した。彼らは酵母細胞に3つの植物の遺伝子を導入した:ケシ(Papaver somniferum)、the common meadow rue(Thalictrum flavum)、thale cress(Arabidopsis thaliana)。これらの遺伝子はより単純な化学的なビルディングブロックからBIAsを生産する手助けとなる酵素を作る。彼らはまたヒトの酵素の遺伝子であり、幅広いアルカロイド分子に作用するP450を加えた。
 混ぜ、異なる酵素の組み合わせを調べる事で、研究者たちは7つの異なるBIAsを十分な量作った。「今回我々は以前はできなかった中間体を手に入れ、人々はこれらの薬学的な活性の注意深い研究をできるようになるだろう」とSmolkeは言う「そして我々は1リットルあたり100〜200mgの生産量という、まずまずの量の潜在的に有用な分子を得られた。相対的に単純な発酵によって、この10〜100倍以上もこれを得られるようになるだろう。」
 HawkinsとSmolkeはまた、このシステムを調整する工夫をしており、そのためこの酵母は彼らが望むアルカロイドはなんであれ、各酵素の量を最適に作る事ができ、そして酵素を過剰に作る事でエネルギーを無駄にする事はない。
 Massachusetts Institute of Technologyの天然物の生合成の専門家であるSarah O' Connorはこの研究に感銘を受けている。「植物アルカロイドの経路が微生物で再構成を始めたことは非常に興奮する。非常に重要な事は、Smolkeはまた、どのようにこの努力が、生合成の変換を触媒する新しい酵素を発見するのに使えるのかを示した。」
 Smolkeは「我々は今両者の道を拡大する期待をしている ― 最終産物といった幅広い中間体のその先を得ること、そしてよりシンプルな基質から始めること」と言う。
 「このシステムはまた我々に異なる由来の酵素を使う事、そして自然には起こらない組み合わせによって自然にないアルカロイドの生産を始める事がでるだろう。」

 という事ですが。
 酵母を使ったバイオリアクター、しかも今まで簡単に手に入れられなかったものを容易に入手できる方法を示し、なおかつ発展的に遺伝子組み換えで自然にはない組み合わせから自然にない産物を作る事ができる、という事を示した研究ですか。
 いや、面白いですね.......一応、天然物化学も範疇なのもでして。
 有機化学で天然物化学の方を少しでもかじれば、その生合成経路の複雑さと、同時に自然の効率の良さには驚かされる訳でですが.......これが楽しめるかどうかでまた有機化学というか、その方向から見た「自然」を楽しめるか違ってくるとは思うんですが。そして多くの化学者がその複雑さと同時に「どのように合成するか」に挑んでいく事になる.........ウッドワードとかそうですねぇ。日本でも結構重要な研究をしている人が多くいますけど。
 ま、この手の天然物の研究で最大の問題は「抽出」と「収量」ですが、それを改善できるという意味では今回の話は非常に興味深いものになりますね.......まぁ、悪用も可能になってしまいますけど、メリットは非常に大きなものになる。
 これは非常に楽しみなものですね.........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧の影響で西南地方が雨になるようですが、他は雲が多いところもありますが取りあえずは晴れるようで。関東地方は曇り後晴れ。東京で30/26と言う予報と。
 まぁ、寝やすいと良いんですけど......

 さて、今日は火曜日ですか。
 都会はますます人が減って行くんでしょうね......いや、あの雰囲気が良いので全く問題はありません。と言うか、通勤も楽で良いのですよ、えぇ。ま、実家に帰ったり旅行へ、と言う人も結構いるようですがね。
 まぁ、マイペースで管理人はやろうと思います。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/11
 さて、昨日は久しぶりに「バッテリー切れ」の一日でしたかね。
 取りあえず、だらだらと過ごして4時前に寝るという、まぁ不健康な生活をしていたんですが(^^; 目を覚ましたのが11時でして、そのまま1時間自室でぼへっとしながら本を読み、そこからやっと「起きだし」まして、やれやれと。
 で、その後食事やらとっていたんですが、なんというか気力が湧かない。
 結局、自室に戻って本を読んでいたらまた見事に落ちまして、そのまま7時まで寝ていましたかね.......こういうパターンは久しぶりというか。結構「もったいない」事をやってしまった感がかなりあると言えばあるんですが、やはり気が抜けているんでしょうねぇ.......
 全く、まぁだらだらとしたと言うか。バッテリー切れていますね........

 そして昨日は比較的過ごしやすい一日でしたか。
 11時頃まで寝られたのはそれがありますねぇ.......ま、雲が多いのはありますけど、気温の上昇もかなり鈍い。ついでに夜中は熱帯夜でなかったのもありまして、こういう一日がないとやはり困るとも思いましたか。
 ただ、雲が微妙に厚いのが気になるというか.......関東南部では夜から降ったところもあるようで。

 しかし、まぁそういう感じで余りあれこれやった、と言う感じはない一日だったんですが。
 五輪は本当に興味が湧かないと言うのがありますので、全く見ていないと言うのがあるんですが。それよりもむしろ興味深いのが、グルジアとロシアが戦闘を始めたと言う......中国、メンツ丸つぶれですな。
 まぁ、もっとも最近は五輪は「平和の祭典」と言う感じじゃないですけどね。「商業主義の祭典」になっている現状はありますので(これはサマランチの「おかげ」ですな)、まぁ軽視もされるだろうとも思いますが。この時にタイミングを合わせて戦闘になった、と言うのも実に政治的でして、事の是非はともかくよく考えてあると思いましたけど。
 っつぅか、現状の中国で「平和」を謳う資格があるとも思えんし、やっぱり「拝金」主義がまかり通っている状態なんですから、まぁ軽視されるよなぁ.......新疆ウイグルでもテロがあったようですし、まぁここまでお騒がせな五輪も歴史上珍しいかと思いますが。
 .......いや、だから以前書いたように、事の是非はともかく「ナチスはうまくやった」と思いますよ、ベルリン五輪。
 五輪終了後の中国の動向は、やはり「事の是非はともかく」どうなるのかが興味深くはあります。

 ま、それはともかくグルジアとロシアですか。
 グルジアは親欧米でNATOの加盟を目差している一方、国内の自治州にはロシア系住民が多数を握って実質グルジアの統制下に置けていないところがある。で、ロシアはグルジアのNATO加盟には反対であり、なおかつロシア系住民が支配下に置いている地域を吸収したい、と言う意思がある。ま、「住民の意思により保護下」においている状況ですので、その領域の併合はある意味時間の問題とも言える。
 まぁ、お互いに収まりがつくわけがない。
 軍事力で言えばロシアが圧倒しますので.......やはり一度大きく力を落としたといってもロシアですので。プーチン時代(今はプーチン「院政」時代ですが)に国力の回復(エネルギーバブルですが)をして、なおかつ軍事にも手が回り、さらには「強いロシア」の復活を標榜していますので、まぁエリツィンの頃のぼろぼろ具合とは雲泥の差となっていますか。と言うかこの「強いロシアの復活」と言うのはプーチン時代からの一つのキーワードとなっていますが。
 一方、グルジアはロシアのエネルギー輸送の重要な中継地点となっているという意味で非常に強みがありますが......まぁ、軍事力的には圧倒される側ですので、本格的な戦闘になれば確実に潰される。しかし、結局グルジアはアメリカが支援するわけで、事はロシアにとっても容易に進まない。
 こんな感じで場合によっては米露関係が相当に冷却する可能性もあると言う......結構複雑で危険な将来をはらむ戦闘であるといえますが。ロシア系住民が多い地域をロシアが最終的に併合する、と言う形で収まるのかなあ、と言う気もしますが.......
 どっちにしてもグルジアとロシアの関係はどうなっても最悪になりますけどね.......

 そう言えば何度目かのプレイであるCold War。
 何か順調に最終面まで到達.......流石に「分かっている」と早い訳ですが、やはり学習するという事か、ここまで来るとかなり容易に進みますね.......あれだけ苦労したGhost modeを一度やり終えると、余計にノーマルプレイは簡単という。
 しかも、ちょうど最後の一個前である難所「Power Play」ではごり押しと言うか.....改めてやると「ここまで簡単にしとめられたっけ?」と言うごり押しができる事に気付きましたか。まぁ、スペツナズの侵入〜配備場所にことごとく先手を打っている状態ですので......完全に配備される前に片っ端から抹殺。
 やった事がある人は分かりますけど、最初の、地下のレーニン廟に配備される一人目をとっとと抹殺し、東側から一階に上がって東口の入り口近くの花壇(?)の前にExplosive mineを一個設置。すぐさま転じて吹き抜けの正面入り口側の物影にExplosive mineを二個設置......後は東側を徹底的に繰り返しmine設置、と言う形で(単純ではないですが)やり続けると、あっという間にほとんど片づく感じで。
 最初はすさまじく困難だったステージだったのにねぇ.......(^^;
 いやはや。

 ま、取りあえず本日は余りネタなしと言うことで以上で。
 さて、今日も北からの高気圧の支配下にあるようで。沖縄やら九州南部は低気圧の影響があってか雨が降りやすいようですが。他の地域は雲が多くでることもありますが、大体晴れ。関東地方は曇り。東京で32/26と言う予報ですか。
 まぁ、ちと暑そうですな。

 さて、今日から一週間が本格化ですが。
 と言っても、もうお盆休みと言う事になりますかね......都心は空き始め、地方は混み始めるのでしょうか......週末は有明マンガ祭りですか? まぁ、管理人には関係のない事ではありますが、例のエレベーターが云々とか聞いていますので、どうなるんですかねぇ、等と。
 ま、ともかく仕事はありますので、そっちに注力しますかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2008/08/10
 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたか。
 寝たのが遅かったのはありますが、おきたのは10時半。やはり暑くて起こされた、と言う感じはありましたけど、そのままシャワーを浴びてぼへっと午前中。と言うか、胃が元気ではありませんね、最近は。
 で、その後午後には雷がゴロゴロと鳴り響く中、パソコンの電源やらはおとしてしばらく読書やらして過ごしていましたか。諸々読んでいたらあっという間に夕方。その後は更新作業やらもありましたけど、取りあえずマイペースで過ごしていましたかね。

 そして昨日は不安定な天気でしたか。
 午前中はがんがん気温が上がりまして、なかなか不快。外は雲が多く、しかも徐々に厚くなってくるという状況で、しかも雷も遠くでがんがん鳴るという有り様でしたか。ただ、雷はがんがん鳴っても雨は降らず、居住地域ではちょっと降っただけ。ただ、気温はここ数日の中では比較的早めに落ちていまして、徐々に過ごしやすくはなっていましたか。
 っつぅか、とっとと最高気温が「頑張っても30度」ぐらいまで落ち着いてほしい物です。

 ところで、先月買っておきながら『枕草子』を読んでいたせいで全く読んでいなかった本を一冊、昨日読みましたか。
 『日経サイエンス 2008年8月号臨時増刊 こころのサイエンス04号』がそれですね......今回は薄め? いや、一日で全部読み終えたんですけど。
 ま、読んで見ると.......冒頭の短いニュースみたいなのでは去年ぐらいのニュースもありましたが(チンパンジーも報酬を得る為に我慢するとか)。ま、しかし色々とまとまっているので分かりやすいといえば分かりやすい。
 で、主要記事は今回は個人的には全部面白かったかなぁ、と言う。
 冒頭の「偽りの記憶が生みだしたPTSD」というのはまた興味深いというか。精神科医にかかる事で、症状が悪化した揚げ句、勝手に解離性同一性障害、いわゆる「多重人格障害」を「植え付けられた」と言う.......ま、心理学の実験でも結構「ウソの記憶」を付けられると言う話がありますが、まさにその例だよなぁ、これ。と言うか、見ているとこれって逆に洗脳に使う話でもあるよなぁ、と言う。まぁ、面白い物ではあります。
 後は知能に関する話ですか。記事では「頭のよい子を育てる秘訣は?」と言うのがまず一つ。これ、企業でも全く通じるものでして、要は「褒め方」についての話でもある、と言う。これが結構面白いもので、「褒める」事への対象を何に置くのか、と言う。これは記事を読んだ上に自分の経験から「なるほど」と思える話で実に面白い。
 即ち、子供がテストで良い点を取った事に対し、「能力」を褒めるのか、「努力」を褒めるのか? 社会で言えば、若い部下が良好な成績を出した時、上司は「能力」を褒めるのか、結果に対する「努力」を褒めるのか? と言う。視点を「どうおかせる」か、と言う部分で後々に影響を出す、と言う事のようで。これは面白いですね......単に「褒める」ではなくて、かんがえろと言う事のようで。
 山本五十六の言葉もこういうのは重いよなぁ........「やってみて〜」というのが。
 そして「フリン効果のパラドックス」と言う話はIQについて。これはまぁ、知能についてのデータ結果ですが、これはもう社会の変動の問題があるのでねぇ.......
 そして「退屈は危険なサイン」と言う話。「退屈」とはどういうものか、と言うのを改めて考えさせられましたが、これはこれで面白い。『銀河鉄道999』でもありましたけどね.......「退屈」をどうやって消化するのか、と言う話がありましたが。主観、と言うのはなるほどとも。
 ちなみに、記事にあった「退屈しやすさテスト」は73点でした........正規領域から若干はずれていますが、まぁ問題はないでしょう。
 後は異常心理と言う事か、「身体完全同一性障害(BIID)」と言うのはなかなかインパクトがありましたか。要は正常な四肢があるのに、自分の認識では違和感を感じ、例えば「余計な足がついているので切り落としたい」と言う願望を持ち、実際に医者にかかるという人がいるそうで。性的興奮の絡みもあるようですが、実際にはボディーイメージが正しくないのではないか、と言う事のようですが.......そうするの脳の問題になる。
 で、この記事を読んでいて思い出したのが、女性の摂食障害に絡む話ですかね.......要はがりがりにまで痩せているのに「自分は太っている」と言う女性に多い話。あれもボディーイメージに問題がある時いていますが......
 後は「エンロンとグーグルに見る企業環境の進化心理学」と言う話。これ、今の経営者が読むと面白いでしょうね......個人的には面白く感じました。要は「競争原理」に対する見方の問題だよな......内的な「競争」と外的な「競争」をどう見るか、と言う。昨今は「内的な」競争について何でもかんでも導入していますけどね、まぁ失敗している事例が多いと聞いていますが。
 ま、結構薄いのと、今回はそれほど専門的過ぎないので読みやすいかなぁ、とも思いますが。興味ある方は在庫があれば手を出してみても.......

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 まずはFirst complete Neanderthal genome sequencedと言う話がありますか。ネアンデルタール人のゲノムの配列を初めて調査し、数ヶ月以内で終了するだろうと言う事ですが。
 読んでみますと.......初めてネアンデルタール人 − 特に、38000年前の骨で見つかった実とお根ドリアのDNA − の完全なゲノムの配列化が行われた。
 確度の高い正確な配列は、小さな、分離した集団にい生きた我々の親類の手がかりを含み、そして恐らくはヒトとの異種交配はなかった手がかりを含んでいるであろう。「これは初の、ヒトの絶滅した親類のゲノム配列を’終えた’ものだ」とこの研究を進めている科学者である、Max Planck Institute for Evolutionary AnthropologyのEd Greenは言う。
 約66万年前の我々の共通している最後の祖先がいた、クロアチアのVindija Caveにあった骨の破片より、抽出したDNAの分析は14万年程度の物である。これは考古学に基づいた他の推測の大ざっぱにだしたものである。
 Cellに発表されたこの研究は、今年の遅くに明らかになる、完全なネアンデルタール人の核のゲノム配列のテストでもある − 多くの人がヒトの振る舞いの進化を促進した、重要な遺伝子の変かを明らかにする事を期待している。
 ネアンデルタール人は欧州と西アジアにまたがって数十万年前から約3万年前まで生きていた。彼らの生理学や社会的な週間などは考古学的な、そして化石の証拠から大部分分かっているのにも関わらず、彼らの絶滅の理由は謎が残っている。
 現在までのところ、いくつものネアンデルタール人のミトコンドリアDNAの配列が発表されている。「しかし初めて我々は古代のDNAから本質的にエラーのない配列を組み立てた」とGreenは言う。
 「コンタミネーションは古代のDNA配列化の分野において、常に暗雲を立ちこめさせるものだ。それは我々の研究に傷を付ける」と彼は言う。「これらの配列が実際に彼らの本当の意味が何なのかを考える時間には、ネアンデルタール人の配列の正確性の評価で人々は忙しい。」
 2年前、Greenの同僚であるSvante Pääboは、ネアンデルタール人のゲノム全体のマップを作るプロジェクトを始め、DNAをトレースする為に60以上の博物館のサンプルを徹底的に調べた。コンタミネーションを無くす為の努力において、チームはDNAの化石からの抽出を行っている同じクリーンルームでDNAライブラリーを作った。
 この科学者達はネアンデルタール人のミトコンドリアのゲノムを35回配列化し、ヒトゲノムを、そして進化によって生じた違いを確かに識別するするのに、そしてサンプルの分解によるものを比較するのに十分なデータを得た。この結果は「極めて厳密」と称賛されるゲノム配列化である、とJoint Genome InstituteのderectorであるEdwin Rubinは言う。
 「ほとんど完璧にヒトの汚染のない事は、非常に勇気づけられ、そしてこのサンプルから得られるネアンデルタール人の核ゲノム配列化にとってよい前兆である」とRubinは言う。
 チームはネアンデルタール人のミトコンドリアDNAから13種類のタンパク質が暗号化されており、その特に一つでは、ネアンデルタールと我々が分離して以来、ヒトにおけるアミノ酸の数と顕著に違う事を見付けている。
 しかし、これらの変化はチトクロムcオキシダーゼのサブユニット2(COX2, subunit 2 of cytochrome c oxidase)における大きな影響はない。この部分はミトコンドリアの電子伝達鎖の一部である。
 あるか学者達は、何故ヒトは傑出し、そしてネアンデルタール人は死滅したのかについての遺伝の手がかりが、数ヶ月以内に、完全な核ゲノム配列が公開される事で明らかになる事を期待している。「我々は今年の遅くに完全な一つにまとめた物を発表する為に進めている」とGreenは言う。
 しかし他の人達は確信していない。「3〜4万年前の人類の振る舞いの出現を誘発したものが何であれ、私はそれが遺伝子による物だとは確信できない」とWashington Universityの古生物学者であるErik Trinkausは言う。
 「このゲノムの配列のデータは、我々に何かしら二つのタンパク質の選択について語るであろう物だが、しかし我々に言語や社会的振る舞いについては語ってくれない」とTrinkausは言う。

 と言う事ですが。
 ネアンデルタール人の話題は結構好きなものでなるべく追跡して訳していますけど。ミトコンドリアについてのは確かに以前ありましたが、nucler genomeとありますから普通の細胞核のゲノム、と言う事だと思われますが、それについては確かに存在していません。
 で、それに挑んでいるチームが今年の後半には、と言う事のようですが。
 どういう事が分かりますかね........楽しみにはしているのですが。ま、欧州人の起源が「現代人とネアンデルタールの異種交配による」と言う主張もありましたので(一応大分否定的になってきていますが)、そういうものについてもあれこれあるとは思いますが。
 ただ、確かにこれで分かるのは生理学的なものであり、言語や社会習慣についてはっきり分かる事はゲノムからは分かりませんね........でも、理解は進む、と言う事で価値は当然ありますが。
 さて、どういう結果が出るのか?

 後はTen diseases in a dishと言う話がありますか。特定の病気を持つ細胞株を作り出し、これは治療などに役立つだろう、と言う。
 それは「ペトリ皿で数千の病気を研究する始まりだ」、と幅広い病気を持つ患者からの細胞を際プログラム化し、幹細胞へと導入したHarvard Stem Cell Instituteの研究者たちは述べている。彼らはこれらの幹細胞株 − 定常的に分裂する細胞の培養 − の提供を世界中の科学者達に「実質的に無料」での提供を約束している。
 Cellに今日報告されたところでは、病気に特化した人工多能性幹細胞(iPS)の20株が10種類の異なる状態になっており、細胞の再プログラムが多くの病気で可能である事を示すだけでなく、時間と細胞株を作る資源のない科学者達の研究速度を上げるものであるとしている。
 病気の細胞株には、突然変異がよく確認されているものをいくつか含んでいる:筋ジストロフィー、Gaucher disease、ハンチントン病、同様にパーキンソン病や若年型糖尿病といった、原因がよく分かっていないものなどがある。
 その遺伝子組換え技術はわずかに手が加えられているが、しかし大体は2006年の京都大学の山中伸弥によって初めて開発されたiPS細胞を作る手順にそって再プログラムをされている。
 先週、Harvard Stem Cell InstituteとColumbia Universityは、彼らが筋萎縮性側索硬化症の患者からの皮膚細胞を再プログラム化して、この病気の進行で死んでしまう神経細胞である運動ニューロンを作ったと発表している。
 この再診の研究の中で、チームは細胞株を特定の病気の細胞へと分化させていない(彼らが分化が可能であると確認しているのにも関わらず)。しかし彼らはこれらの培養されている細胞の振る舞いは胚性幹細胞のようである事を示し、そして体内のあらゆる種類の細胞へとなる事ができるであろう。素の事は研究者たちに、以前は手に入らなかった病気のモデル化ができるヒト細胞を無制限に供給できるよういなる。病気の研究の一方で、この細胞は薬剤のスクリーニングに使え、そして恐らくいつの日か細胞移植に使えるようになるだろう。
 Harvard Stem Cell InstituteのdirectorであるDoug Meltonは、これらの細胞株は単に結局施設で置かれるであろう多くの中の最初のものでしかない、と言う。彼は例えば多くの糖尿病患者から細胞株を作り出す事を想像している。そのような細胞を集める事は、この病気を起こす遺伝子の種類の範囲を示すものとなるであろう。
 Scottish Centre for Regenerative Medicineの長であるIan Willmutは、彼はこれらの病気の細胞株は有用である事を疑わないが、しかしその細胞株は全体的に使用可能である事に驚いた、と言う。「胚性幹細胞とiPS細胞の誘導と質の評価は、取るに足らない仕事だ」と彼は言う。
 しかしHarvardの「iPS Core」施設 − 幹細胞株の開発と分配の為の施設の確立 − は既にそれをする為のスタッフを雇っている、とこの論文の主著者で、この施設を監督するであろう委員会の長となるGeorge Daleyは言う。「我々はこれらの物を世界中に分配するオープンソースのモデルにしたい。」
 幹細胞と神経変性病をBurnham Institute for Medical Instiuteで研究をしているEven Snyderは、例え彼が自身で患者に特化した細胞株を誘導する研究をしているとしても、新しい細胞株を求めたいという。どの研究所もあらゆる病気から患者のサンプルを得られず、そして異なる病気の細胞株の比較、あるいは同じ病気の子となる細胞株を比較する事さえ役立つかもしれない。
 一つの問題の可能性としては、その病気のものと病気でない株の間の違いが、その病気以外に要因がないかもしれない。遺伝子のバラエティーは、各個人とバリエーションの間で自然に起こり、それは再プログラミング技術によっても起こるかもしれない。Daleyは、これは将来細胞が研究されるように、他の多くの事を考える必要があるであろう要因である、と言う。しかし、彼はiPS Core facilityは誘導技術の改善に伴って、更なる細胞株の分配が続けられるであろうという。「これは将来より有用となるであろう、息の長い施設への期待だ。」

 と言う事ですが。
 ハーバード大、かなりiPSに気合い入れていますけど。分配施設を、と言う話まであるようですが、日本も色々とそういう方向で考えているわけで。まぁ、でもどちらが先んじているかがよく分かりませんけどね.......日本は国も珍しく先手を打って動いていますけど、まぁどこも技術があるところは一緒か。
 ただ、病気の患者からiPS細胞を作り出す、と言うところまで来ている上に、後はヒトへの利用が確立できるかが勝負となっているわけで。意外とあっさりいけるのかなぁ、とも思っていますけど、そうなれば多くの病気の治療に使える事になる。
 しかも、研究室で病気の原因と治療についてが容易に進められるようになる、と言う事になりますので。まぁ将来に期待するものではありますが.......どうなりますかね。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北からの高気圧が張り出してくるようで。南の方は雲が多めのようですが基本的には晴れ。東の方は高気圧の持つ涼しい空気のおかげで、ある程度気温は下がるようで。関東地方は曇り。東京で31/25と言う予報ですか。
 いや、せっかくだからもう3度ぐらい下がってほしい.......

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はマイペースで過ごすだけですかね。いやはや、まぁ天気次第で動くかどうか決めようと思っていますが.......いや、何かあまりにも暑すぎると動き出すまでがおっくうですからねえ(^^; ま、マイペースでやろうと思います。
 本は少しずつ片づいているので、まぁ他の方向にもエネルギー向けても良いので.......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/09
 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたかね。
 起きだしたのが「暑さ」によって10時半。まぁ、われながらよく粘ったものだと思いましたけど(笑) 取りあえず起きだしてから、コーヒーをすすりつつネット上をまわるなどしていましたけど。しかし、暑くて何かやりたいという気にもならず。
 しかし、眼鏡の新調はしたい。
 と言う事で、2時頃に家人がちょうど出ると言うタイミングで車に同乗させてもらい、眼鏡屋へ。ここで1時間ほどあれこれとチェックやらして眼鏡を購入する事に。
 その後、地元駅の方へいってふらふらとしていまして.......ま、本屋やら行ったのと、後はウェストポーチ以上デイバッグ以下となるようなカバンはないか、と言う事で探していたりと......ショルダーバッグになるんですかねぇ。  ま、物色をあれこれしたり、コーヒーを途中ですすったりしつつ過ごしていましたかね。
 で、その後暑かったのでバスで撤収......しようと思ったのに結局歩いて帰宅。その後はゆっくりと過ごしていましたかね、ハイ。
 ちなみに、オリンピックは興味がないです......その後の政治の法が興味あったり.......

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 東京でも猛暑日となったそうですが。居住地域も結構暑苦しく、風があれば我慢できるんですけど吹かなければ相当に辛いというか。アスファルト上は相当に暑く、流石に眼鏡を買いに出た時に路上を歩く人間はほとんどいませんでしたね。
 まぁ、適切な判断だ。

 そう言えば昼の12時57分に地震がありましたか。多摩が震源だそうで........深さ40km、マグニチュード4.5。多摩東部神奈川東部で震度4を記録したそうですが。まぁ、珍しいというか.......多摩東部が震源というのが。プレート境界型の様ですけど、管理人はちょうどMacと向かっていた最中。「ん?」と思ってふと見ればテレビの上にある時計(ブラウン管型のテレビの上にある)が縦に揺れているのでちと驚きましたかね......
 いやはや。

 で、眼鏡の方は新調。
 いやぁ、記録調べてもらったら9年だそうで。「通常のフレームの寿命を越えますね〜」とか言われて感心されましたが。まぁ、相性が良かったのか、よく耐えてくれたというべきか.......取りあえず、最初にレンズを検討。その後フレームを探して、最後に眼のチェックだったんですが。
 10年かけて左目が2段階、右目が4段階きつくなるとか云々.......進んだんですねぇ。まぁ、ゆっくりになったとも言えますが。
 ちなみに、まとめて約5万5000円。レンズはよい奴を選びまして.......いや、眼鏡をしている人は分かりますけど、レンズの中央が一番よく見えるわけで、端の方はそうではない。しかし頼んだレンズはオーダーメードの特注の上、どこ見てもよく見える、と言う具合になるそうで.......ただし今使っているレンズの倍以上の値段(もっともそのレンズも9年前は相当高かったんですが)。ま、でも「継続的に使う」と言う事でちゃんと持ってくれれば、十分に価値はあると思いますけどね。
 さて、どうなるか?
 約10日待て、だそうですが........

 そう言えば『枕草子』は終了しましたか。
 予想通り(?)2ヶ月ぐらいかかりました。まぁ通勤中にのみちまちま読んでいたのでそういうものでしょうが。約三百段の随筆ですけどね........
 ま、以前から書いている通りですが、管理人の個人的な好みと言う部分で「面白い」と思います。主観で書かれている、と言うのが一つはありますけど。色々と感じるものはありますけど、まずはやはり著者である清少納言の鋭い観察眼、高い知性・教養、そして遠慮のない記録や本音がすばらしく楽しい、と言うのがある。
 いわゆる「才女」ですが、やはり相当な器量があったわけでして、それがなければ確実に後世にまで残らず、単純に「当時の様子を記録した史料」で止まってしまったでしょうね......まぁ、一級の史料たらしめているのはその能力によるものはありますので、能力がなければ余り面白くもない史料でしょうけど。しかしこの才女の本名は未だ不明、と言うのがなんとも、ですが。
 とにかく記載されているものは、「上の世界にいる貴族」としての視点でして、そういう意味では本当に「上から」の視点からなっていますので、今の感覚では分からないものもあります。「あぁ、こういうものか」と。そして当時の風習の中でしっかり生きている、と思えば一方で非常に現代的な感覚も持っていまして、当時の風習に正面切って「そこまでしなくてもいいんじゃない?」とばっさりぶった切っていたりしているのが面白い。当時の感覚ではずれまくっている「女性の社会(宮廷)進出は積極的にするべきだ」と言う考えも当時はどうみられたのか? 人物評も相当に鋭く、「自分が認めない」とかなりばっさりぶった切る評価になっているのもありますので、「結構きつい人物」と言う印象を持ちますね.......
 ま、頭の回転が早くて教養が非常にあり、口も上手。仕事もできる上に、色々な人と渡り歩けるぐらいの能力。人物評はかなりきつめで、結構きつい事も言い、また自分が認めないとかなり厳しく評価するが、認めると飛んでもなく褒める、と言う人物ですかね........そりゃ敬遠されることもあるわな。
 だから「好き嫌い」は激しいでしょうね、本人も他人も。敵と味方がはっきり分かれそうな感じ。
 しかし、やはり面白いのはやはり宮廷の話。生き生きと書かれていまして、行事やら何気ない日常やら、宴会やら書いてありますけど。特に後宮での、中宮定子とのやり取り、あるいは定子と父である「中の関白」こと道隆、兄弟である伊周らとの話が面白いと言うか、優雅なのが大きいですね.......なるほど、「優雅な平安時代」をイメージする時代か、と。多分に定子の力量によるものであることは容易に推測できるのですが。定子だけでなく、他の人達、特に斉信や行成らとのやり取りの面白さ、「兄妹」と呼び合う元夫である橘則光とのやり取りなどが面白い。
 ま、現代に通じる、と言うか「人間としてやっぱり当時からこういう感覚は当たり前だった」事を確認できる、と言うものもありますので面白いです。『今昔』からみて感じたものを具体的に補強できる感じです、個人的には。
 かなり個性的で様々な人達がいますからねぇ.........
 ま、著名な古典ですが。こういうのも面白いと思いますけど、訳文の奴だけでも興味あれば読んで見ては面白いかもしれませんね.......個人的にはお勧めします、こういうのに興味があるけど読めない、と言う人ならば。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 まずは'Virophage' suggests viruses are aliveという話がありますか。virophageというのをどう訳せばいいのかわからんのですが、おそらくはヴィロファージという事になるのか......バクテリオファージならぬ、という事のようですけど。これに絡む話。
 ほかのウイルスによる感染によって病気に陥る巨大なウイルスの発見は、ウイルスは生きているのかどうかについての議論を激しくさせている。
 「これは疑いもなく生きた有機体だ」とフランスの基礎研究局の一つであるCNRS UPR laboratoriesのウイルス学者Jean-Michel Claverieは言う。「これが病気を引き起こすという事実は、より生きている事を示すものだ。」
 巨大なウイルスは2003年、CNRS UMRのClaverieとDidier Raoultらのチームが、初めてこのモンスターの発見を報告して以降魅了している。このウイルスは英国のBradfordの冷却塔のアメーバーから10年以上前に分離されていたが、しかし最初はそのサイズから微生物と間違えられ、そしてフリーザーに入れられていた。
 より後になった研究より、より詳しい調査でこの微生物は巨大なウイルスである事がわかり、その中のゲノムは90種類以上のタンパク質をコードした遺伝子を含んでいた ― 少なくとも以前知られていた最大のウイルスの3倍以上もあり、そしていくつかの微生物よりも大きい。これはAcanthamoeba polyphaga minivirus(微生物を模倣しているために)と名付けられ、そしてより大きな種類(family......「科」が適切?)の一部であると考えられた。「これはウイルス学において大きな興奮を非ここした」とNational Center for Biotechnology InformationのEugene Kooninは言う。「ウイルスと細胞を持つ有機体の間の想像上の境界をまたいでいる。」
 今回Raoultとkooninと彼らの同僚は、パリで冷却塔から得た新種の巨大ウイルスの分離について報告しており、彼らはmimivirusよりもわずかに大きく見えるために、これをmamavirusと呼んでいる。彼らの電子顕微鏡を使った研究では、mamavirusの近くにくっついているSputnikと名付けた小さなウイルスを明らかにした。これは初の人工衛星からとっている。
 ちょうど21個の遺伝子を持つSputnikはそのmamaに比べて小さい ― しかし狡猾である。この巨大なmamavirusがアメーバに感染したとき、それは巨大な一連の遺伝子を使って「ウイルス工場(viral factory)」を作り、新しいウイルス粒子を作ったところにハブができる。Sputnikはこのウイルス工場に感染死、そしてその機構を複製のために乗ってるようだ。チームはSputikに共同感染された細胞が、mamavirusの生産をより少なくし、しばしば奇形粒子を作る事を発見した。この事は、Sputnikは効果的にウイルスによる寄生でその宿主を病気にする事を示唆する ― これは初めての例に見える。
 チームは、Sputnikは「ヴィロファージ(virophage)」、すなわちバクテリアに感染し病気とさせるバクテリオファージのウイルス版の様なものだと示唆している。「それはファージが微生物に感染するように、工場に感染する」と Kooninは言う。「あらゆる寄生生物ができる事をしている ― その宿主に自身の複製を行わせている。
 Sputnikのゲノムは、その生物学的な視点で明らかになった。その遺伝子の13個は既知の遺伝子とどんなものともにておらず、3つはminivirusとmamavirus遺伝子に近いものとなっており、おそらくはこの小さなウイルスによって食い込まれる事で、その歴史の中のいつのときかに粒子が取り込まれたのであろう。この事は、この衛星ウイルスはウイルス間の遺伝子の水平移動を行った事が示唆される ― バクテリオファージが微生物間での遺伝子を運ぶ方法と類似している。
 この発見はおそらくは包括的な意味があるだろう、とあるウイルス学者たちは言う。海水のメタゲノム研究で、多量の巨大ウイルスに関連した遺伝子の配列が示され、それらはプランクトンの共通した寄生物という可能性が示された。これらのウイルスは何年もの間見逃されていた、とClaverieは言う。これは微生物を除去するために使われていたフィルターは、巨大なウイルスでも同様に働いていたからであり、そのためにこれは始め得新し、ウイルスの共通した仲間であるといえる。「ほかのこのウイルスの種類の代表が環境中に存在している事を示唆する」とKooninは言う。
 プランクトンの成長と死の調整により、巨大ウイルス ― そしてSputnikの様な衛星ウイルス ― は、海洋の栄養循環と気象に大きな影響を持つであろう。「これらのウイルスは全体のシステムにおいて重要な役割をしているだろう」とUniversity of British Columbiaの海洋ウイルスの専門家Curtis Suttleはいう。
 「最終的に我々は莫大な数の新規のウイルスを海洋やほかの場所で見る事ができるであろう、と私は考えている」とSuttleは言う ― 海洋で確認されたウイルス遺伝子の7割は以前決して見られなかったものである。「この事は、いかにこれらの有機体について知っている事が少ないかを強調したものだ ― そして私は慎重に言葉を使う。」

 という事ですが。
 巨大なウイルスというのは以前でてきた気もしますが、それにまとわりつく小型ウイルスがあり、それが細胞を乗っ取った巨大ウイルスのシステムをさらに乗っとる、という.......また複雑な関係があるようで。そのウイルスに「Sputnik」と名付けるのも面白いですが。しかし、まぁ相当に熾烈というかなんというか........「生き物」の争いと同じものが見られる、と言えば確かに見られますねぇ。
 いやはや、意外なものだ。
 「ウイルス」は生き物か、という議論は非常に難しいものはありますけど。というか「生命」の定義というのは難しいものでして、そういう意味ではなかなか今回の発見は面白いものになるかも?

 後はRNA tackles HIVと言う話がありますか。抗体を使って免疫細胞を守ると言う話になりますかね。
 短いRNA鎖はマウスで劇的にHIV感染を抑制する手助けができる、と抗体を使って免疫細胞に直接このRNAを導入する抗体を使う方法を開発した科学者達は言う。
 抗レトロウイルス薬の複合はHIV感染の制御に大きな効果をもたらしたが、しかしこれらの薬剤は問題がある。望ましくない副作用、それと複雑な薬剤のレジュメを使用し続ける困難が、しばしば治療の失敗へと繋がっている。
 特定のウイルス遺伝子を標的としたRNA干渉(RNAi)法を使う事は、毒性がより少ない代替として有望に見えた。しかし研究はHIV感染の小動物モデルの制限により、進まなかった。
 今回より新しいマウスモデルを使った概念の証明の為の研究で、HIVと戦う為にshort interfering RNAs (siRNAs)を使う事が可能である事が示された。Harvard Medical SchoolのPriti Kumarと彼女の同僚らは、自身の免疫系がないマウスを使い、研究者達はヒト造血幹細胞をこれに導入し − これはあらゆる種類の血液細胞を作る事ができる − 、ヒトに似たような免疫系を再構築した。
 今週のCellに発表されたこの研究では、HIVの標的となる免疫細胞の重要な種類の一つに特化したsiRNAsを標的とする抗体を使った。あるケースにおいてこの治療は劇的にこのウイルス感染を減らした。
 この研究で使った抗体は免疫で重要な役割を果たし、HIVの感染を受ける主な細胞の種類の一つである血液細胞の一つT細胞の表面にある、CD7タンパク質に結合する。研究者たちは抗HIV siRNAsをこれら抗体に結合させ、T細胞に特化してこのRNA鎖を結合するようにした。
 3つの異なるsiRNAsが使用された。一つは細胞が表面にHIVがT細胞に入るために使う受容体タンパク質を作るのを阻害する;残る二つはHIV自身の遺伝子を狙ったsiRNAsであり、細胞に入った時にウイルスの複製を阻害する。
 「予防と治療の側面において成功したことを証明した。明らかにこのsiRNAsはほとんどのT細胞へのHIVの侵入を阻害し、そしてどうにか内部に入った時にも複製を阻害し続けた」とKumarは言う。そのような複数の方法の攻撃はウイルスが治療に対して抵抗性を持つリスクを減らす事にもなる。
 「全体的に、私はこの研究を刺激的な原理の証明として見ている」とBeckman Research Institute of the City of HopeのJohn Rossiは言う。彼はRNAi治療に広範囲に研究をしている。「これはヒトにおける医療への応用の為の改善に使う事ができる」と彼は言う。
 「このアプローチは、標準的なHAART(highly active antiretoviral therapy)への反応がない患者のウイルス量を減らす手助けとなるようだ」とColorado State UniversityでsiRNAの輸送の研究をしているRamesh Akkinaは言う。しかし彼はそのような治療はもし抗体-siRNAの複合体が免疫系によって望まない反応をした時には、効果的ではない、と言う。
 他のグループはHIVに対抗する為にRNAiを使った異なるアプローチをとっている。今週のGene Therapyに掲載された論文では、レンチウイルスのベクターを抗HIV干渉RNA(an anti-HIV interfering RNA)に使って、マウスに導入された造血幹細胞へと導入するという、予備的な研究を報告している。研究者たちが研究室で成熟したT細胞を抽出し、HIVにさらしたところ、ウイルス感染の広がりは対照群に比して減っていた。
 「この方法の優れているところは、遺伝子に手を加えた細胞のたった一つの応用が体内のHIV耐性細胞を継続的に作り出すのに十分な事だ」とAkkinaは言う。この後者の戦略を使った臨床試験は、City of Hope medical centreにおいて現在行われている。

 と言う事ですが。
 RNA干渉は非常に強力なものですが、これを使った「併せ技」でHIV感染を防ぐ、と言う戦略の話ですが。マウスでは成功、と言う事で期待ができるようですね........と言うか、面白い。侵入を阻害するパターンと、侵入後の複製を阻害するパターンの二段構えですか。前者についてはT細胞表面の、HIVが侵入の足がかりとするタンパク質を阻害し、もし内部に入っても複製が阻害される。どれくらい阻害できるのかは知りませんが、かなり使える感じはしますね。
 ヒトでうまくいけば、ですが。
 記事の通りsiRNA-抗体の複合体がどうなるのかが読めない部分はありますけど。薬剤との複合などでまた効果が違うのかもしれませんし。まぁ、この分野の話はかなり複雑な戦略が必須でしょうけどね........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は......列島は低気圧に囲まれるようですが。しかし高気圧というか、暑い空気はどっしり。と言う事で、各所で雲が大目なものの全体的には晴れ。関東地方も晴れるようですが、徐々に北の方から涼しい空気をもつ高気圧が張り出すようで、雲が増えるようで。東京で33/28。
 熱帯夜を抜け出してほしいなぁ......

 さて、今日は土曜日ですか。長崎原爆忌でもあります。
 管理人はとりあえずのんびりとやる予定です。まぁ、仕事やりたい気分もあるし、散歩したい気分もあるし、何となくぼへっと倒れていたい気分でもあるし。まぁ、のんびりやりますかね.......休みというのはそういう意味では良いものですが。
 さてさて......

 ま、こんなところで以上で。
 また、後日.......




2008/08/08
 さて。昨日は職場Fで仕事の一日でしたか。
 ま、職場も本格夏休みモード突入になってきまして、取りあえず居残り組みローテで「日直当番」がありまして、その当番の日だったんですが.......で、まぁ、電話番やら入ってくる工事の人達とのやり取りやら諸々とあったんですが。
 ま、取りあえずは順調に終わるかなぁ、と思ったところ、職場の隣のところから電話がありまして、何かと思ったら「水が漏れていますよ」と言う通報。「何!?」と急いで現場に行くと、(厳密には違うんですが)水道管から水が飛んでいる様が........調べると穴が空いているという状況でして、別の日直当番の人と居残っていた若干名で連絡やら業者呼んだりと大慌て。
 で、撤収予定時刻を2時間も遅れて終了、と言う有り様でしたかね........いやはや。迷惑なものですが。
 結局、帰りは遅くなり、ついでという事で一杯引っかけて帰りましたかね、ハイ。
 やれ、災厄の一日でした。

 そして昨日も暑い一日でしたけど。
 まぁ、日直当番という事で事務所にこもりきりで、ある程度空調が効いた部屋で済みましたかね......ここら辺はラッキー? もっともトラブルの発生時は困りましたがね。まぁ、しかし面白いもので事務所も午後1時から急に冷房が効き難くなる。
 いやはや........

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 まずはDeath renews biosecurity debateという話がありますか。先日の炭疽菌テロに絡んで疑われていた微生物学者の自殺について、アメリカの規制への疑問が出てきている、という。
 読んでみますと......2001年の炭疽菌テロに関連して調査をされていたbiodefence研究者の自殺は、アメリカ政府の危険な病原体の研究についての規制について疑問を起こしている ― 下院もまた監督の改善を考えている。
 FBIは2001年9月11日のテロ攻撃の後すぐに手紙を通じて炭疽菌の胞子を通じて5人が死んだ件について、US Army Medical Research Institute of Infetious Diseases(USAMRIID)の微生物学者Bruce Ivinsとのつながりについて調べている。この事件はまだ解決しておらず、あるものは一人の、違う容疑者に長い間焦点を当てすぎたためだ、という。
 Ivinsは7月29日にパラセタモール(paracetamol)をベースにした鎮痛剤Tylenolの過剰摂取により死亡した。彼の弁護士と同僚の多くは彼の無罪を信じており、そしてFBIの証拠によれば、IvinsはNatureがプレスに出した発表とは違うようである。
 「説得力のある証拠が出てきたら、それは内部の脅威について、そして現在の検査の手法が正しいのかどうかというの多くの疑問が起こる」とCommission on the Prevention of Weapons of Mass Destruction Proliferation and Terrorismの生物兵器の専門家であるJonathan Tuckerは言う。
 FBIがIvinsを数ヶ月調査したのにも関わらず、彼はUSAMRIIDで今年の7月10日まで働いていた。ソーシャルワーカーは、彼を精神的に不安定になっていると報告し、そしてある同僚らは調査の圧力が彼にのしかかっていたという。
 2002年、Ivinsはバイオセキュアラボラトリーの外部でのコンタミネーションの報告を上司に怠い、セキュリティー違反に関わっていた。しかし当局は明らかにこの出来事を隠し、Ivinsを罰することで汚染の報告からほかの研究者のやる気を失わせることを恐れていた。
 Ivinsはエボラウイルスや鳥インフルエンザ、リシンといった、政府の72の「select agents」リストにある病原菌や毒を扱う研究の許可をもらった、約14000人の研究者の一人であった。これらの科学者たちはFBIのセキュリティー審査を通過せねばならず、これには指紋、医療木尾r区のチェック、薬物中毒の記録や精神病による入院期間が含まれている。下院はほかのことも含め、National Academy of Sciencesがこのselect-agentプログラムのこれまでのインパクトについて、調査することに決めた。
 select agentsを使った研究は、Patriot Act of 2001とBioterrorism Act of 2002の通過以来、さらに事務仕事が増えた。「多くのよい科学者たちが、これは大きな問題となっていると言う」とTuckerは言う。
 規制ためのペナルティーは厳密にできる。「もしあなたが適切な事務仕事のいくつかをファイルするのを忘れたり、あるいは倉庫からバイアルのいくつかが減圧滅菌され、そして誰もそれを書かなかったりしたら、問題となる」とIowa State Universityの獣医学教授であるJames Rothは言う。2004年、Texas Tech Universityの微生物学者Thomas Butlerは、病原菌サンプルの紛失によって、2年の懲役を受けた。
 バイオテロに使われる病原菌の研究への関心の高さは、あるものにとっては恵みとなっている。民間のバイオディフェンスに費やす費用は、2001年には6億8500万ドルから、2005年にはピークを迎えて82億ドルとなり、最近はやや下がって約50億ドルとなっている。
 「私の炭疽菌の胞子についての研究は、ほかの種でできたらいいのにという関心があったが、しかし私は資金が豊富にあるために、炭疽菌の研究を選んだ」とVirginia Polytechnic Institute and State Universityの微生物学者David Pophamは言う。彼の研究は無害な種類の炭疽菌を使っているために、彼はselect-agent clearance procedureを通じる必要はない。
 彼の研究の中で、Ivinsは毒性を持ったBacillus anthracisの胞子を用意し、それを持って研究所の動物に感染させて、新しいワクチンと治療を評価をした。例えば彼の共著者は、今週炭疽菌ワクチンで処理したヒトの血漿がマウスをこの病原体から守るかどうかテストしている(J. F. Hewetson et al. Vaccine 26, 4262―4266; 2008)。陸軍の研究所でIvinsは35年以上もつとめ、そして2003年には彼の炭疽菌ワクチンの研究について、国防省の市民への最高勲章を受け取っている。
 この研究分野に残っているものへの予期せぬ余波の影響は不明である。「我々biomedical scientistsの全員は、心の奥深くにまで評価されるべき事になるのだろうか?」とCenter for Arms Control and Non-ProliferationのBiological and Chemical Weapons Control PorgramのdirectorであるAlan Pearsonは言う。「反対するものは熾烈になるだろう、と私は思う。」

 という事ですが。
 先日の話の続編、でしょうか。Natureが記事にしていましたけど、それとはFBIの証拠は違っているらしい、という事の様で。まぁ、実際のところ日本にいればアメリカほどは情報が入りませんので(少なくとも取りにいこうとはあまり思いませんが)、何とも言えませんけどね........ただ、関係者がいて、調査の対象となり、そして自殺した、というのは事実ですが。
 ま、でも確かに先日の記事とはちと方向性が違いますね........
 ただ、一応この研究者が犯人と断定、という報道もされていますので、まぁそういう事なのでしょう、多分。

 で、炭疽菌に絡んでTechnological advances behind the anthrax investigationという話がありますか。炭疽菌調査の技術的な進展は、という事のようですが。機会で簡単に種と由来を特定できるという。
 FBIは、2001年の炭疽菌テロについて、Fort DetrickのUS Army Medical Research Institute of Indectious Diseases(USAMRIID)の微生物学者Bruce Ivinsに疑いを向けた証拠が何であるのか、間もなく明らかにするであろうと予想されている。しかし過去たった2年で使えるようになった技術の登場は、一端を担うと考えら得ている。
 Ibis Biosciences of Carlsbadによって作られたT5000 Biosensor Systemは、研究者たちが未知のサンプルから微生物を特定でき、そしてその病原菌の特定の種を一致させる。「これは高解像度の微生物とヒトの科学研究操作の特徴を作り出す」とIbisのchied scientific officerのDavid Eckerは言う。
 Eckerは、彼の研究所がFBI、Department of Homeland Security、そしてUSAMRIIDの研究者たちに提供される事を確認した。彼はIvinsの調査にそれが使われたかについての議論はさけた。
 2001年、手紙に胞子を混入させて下院のメンバーやニュースメディアに送りつけた炭疽菌テロの後ですぐに、アメリカ中の研究所はBacillus anthracisに関連した種の遺伝子の配列化のレースを行った。それはすぐにAmesとして知られている種であると判明し、そしてFort Detrickへと追跡された。2003年、Ames種のゲノム配列がInstitute for Genomic Researchのチームによって発表された。
 同時に、調査者たちはこの郵便のサンプルと既存のウイルスの分離をつなげる新しい方法を求め、これがIbisによって行われた。T5000はサンプル中の4つのヌクレオチドのそれぞれの分解で生じた数とともに、サンプルの全質量を測定する質量分析計を使う事で機能する。微生物の種類を特定でき、そして既存の分離されたものとヌクレオチドを比較し、それによって一つのサンプルとほかのものをつなげる事ができる。これはSARSやインフルエンザと言った新型病原菌にも使われた。
 この技術は元々は1999年にIsis Pharmaceuticalsによって臨床テストの為に開発され、そのときにこの会社はIbisの子会社になった。Abbott Molecular of Des Planiesは、以降Ibisの(株の?)ほぼ20%を買っている。この会社の当局は、FBIは2002年にこの会社と契約した、と述べており、最初の科学捜査研究は2003年に行われた。Fort Detrickはその最初のT5000を2005年8月に受け取っている、そしてFBIは2006年の遅くに受け取っている。
 Eckerは、Ibisのシステムは臨床にも民間の試験にも証拠としては使われていない、という。

 という事ですが。
 テロラッシュ以降、アメリカはその対策を急速に行いましたけど。炭疽菌テロも追い討ちをかけたので、生物化学兵器のテロの恐怖も+αされて本当に凄まじいものがあったようですが.......上の記事にあえて補足するならば、発表された強毒性の炭疽菌のゲノム配列の発表は、テロリストの手に渡っては困る、という事で議論が起きたりもしましたか。
 ま、とりあえずそう言う混乱のもとで、早期に分析できる機械の開発が行われまして、その結果がこの記事の機械という事になるようですが。
 どこまで使われているのかが、この記事だと分からないですね.......精度がわからんですが、実際に結構使われている可能性もあるような気も。まぁ、そんな簡単にできるのかがわかりませんけどね.........

 ほかに、Curved electronic eye createdという話が目につきましたか。フレキシブル回路で、様々なイメージングの応用が期待されているという。
 シリコンの光検出器のフレキシブルメッシュより作られた目の形状をしたカメラは、「バイオニック」目を造る事へ一歩進んだ、とその開発者たちは言う。
 既存のカメラは、光がフィルム、またはデジタルセンサーによってとらえられた平坦な表面の部分に集める為に、カーブしたレンズを使った。しかし、カーブしたレンズから光を平らな表面に集めると像が歪んでしまい、ほかに一連のレンズを使ってゆがみを減らす必要があるが、しかし装置がかさばり、コストが高くなる傾向がある。
 対照的に、ヒトの目は一つのレンズだけで済み、そしてこの歪みがさけられる。これは像は眼球の後ろにあるカーブした表面に集められるためである。University of Illinoisの物質科学者であるJohn Rogersと同僚らは、我々自身の目からそのエレクトロニクス版を作り出すことをひらめいた。
 過去数十年以上もこの研究に多くの研究者たちが問題にあたってきた。重要なハードルは、曲げたときにくだけてしまう、堅いエレクトロニック物質であった。
 チームの解決は、一連のシリコン光検出器(sillicon photodetectors)(pixels)を薄い金属線によってつなげたものを使うというものであった。このネットワークは、ポリイミドのプラスチックの薄いフィルムによって支持、包まれ、圧縮したときに曲がってフレキシブルな足場となることができる。この足場は機械的なストレスを回復させ、そして半球上になっている検出器を保護する。
 チームはゴムのような物質であるpoly(ジメチルシロキサン, dimethylsiloxane)と呼ばれる物質から、幅約2cmの中空のドームを造った。彼らはこの伸縮性のドームを平らにし、そしてエレクトロニックメッシュをつなげた。そして中空のドームがその元々の形状へと戻るときに、その連結を引っ張り、レンズに接続する事ができる半球になった;これがカメラの基本となる。
 「高品質のシリコン装置で複雑な表面や生物組織を包む能力は、電子的、光電子工学的な装置のデザインに非常に興味深い、パワフルな能力を付け加えるであろう、とRogersは言う、「それは以前はできなかったところへ電子機器をおく事ができるようになる。」
 この研究は「ブレイクスルー」だとPhilips Research Laboratoriesの研究フェローであるDago de Leeuwによって記されている。この技術は伸縮性のある電子機器を望んていたところへと、あらゆる利用ができ、そしてこれは一連のpixelsにセンサーを追加できるかどうかのみが制限である。
 カメラの解像度の改善のために、研究者たちはまたほかの自然のデザインを実験してみた。ヒトの目のコンスタントな動きは、我々が一つの対象に多くの視点を得ている事を意味し、それを我々は自動的につなげて我々が見ているものによりよい絵を与えている、とRogerは説明する。そのため彼のチームは同じ事をするため、わずかに異なる角度から彼らのカメラでいくつも撮影し、コンピューターソフトウェアを使ってつなげ、よりシャープなイメージを得た。
 伸縮性の電子機器の研究をしている東京大学の染谷隆夫は、このカメラは伸縮性電子機器のブニャにおいて大きな前進を記録したものであり、生体移植やロボットのセンサー付き皮膚、バイオメディカル監視装置といった潜在的な応用がある、という。
 今のところこのカメラは256ピクセルに限定されているが、しかしこれは簡単にスケールアップできる、とRogersは言う。都合の良い事に、この電子の目のカメラは既に存在している技術を使ったものであり、その為に現在平坦なシリコン装置の組み立て施設は、この新しい技術に適応できるようになるだろう。

 という事ですが。
 256ピクセルでは実用ではありませんけど、とりあえず「眼球の模倣」という形に持ってきた、というのが大きいでしょうか。ま、眼球の網膜は平坦ではなく、眼球のカーブに沿って存在しているので歪まないで像を得られる(ちなみに上下左右逆ですが)訳ですが。レンズはカーブしていても、感覚受容器の方が平らでは歪む、という事で補正のためのレンズが必要で重く大型となってしまう、という難点がある。
 という事で、自然の模倣でシンプルに、という事の様ですが。本当に眼球型にすれば人工の目ができる訳で、面白いと思いますけどね.......ズーム機能もつけてサイボーグ、なんて可能でしょうが。
 しかし、まぁ以前から書いていますけど、再生医療で目の再生と、こういう機械的な「目」のどちらが先に実用化できるのでしょうかね.......?

 ま、取りあえず以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が本州を覆うものの、西日本は低気圧の影響があるようで。この為に西日本は雲が多く雨が降るところもあるようですが、他の地域はよく晴れるようで.......ま、かなり安定している夏の高気圧、と言う感じに見えますが。関東地方も基本的に晴れ。東京で34/28と言う予報と。
 まぁ、豪快に暑そうですな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は「夏休み」を貰いましたので、取りあえず三連休.......いや、予定変更して急にとってみました。で、まぁ昨日行こうと思って行けなかった眼鏡屋へ行こうかなぁ、とも思っているんですが.......まぁ、昼に起きる事はないか。ずっとのその前に暑さで目を覚ますでしょう。
 問題は出る気力が湧くかだよなぁ.......(^^;

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/07
 さて、昨日はマイペースな一日でしたか。
 研修の為の出張があったんですが、それも午前中。しかも直行で近い、とありましてゆっくりと起きだしてゆっくりと行けたんですが.......また電車が止まって遅れているし......(- -; 「最近交通関係で呪われていません?」とは同僚の一言。
 いやはや......
 で、まぁ研修は期待していなかったんですが結構面白いもので良かったんですけど。その後、午後になって有給使って休みにし、そのまま撤収。で、地元駅から歩いて眼鏡屋へ行こうと思ったのですが、見事に定休日でアウト。  暑い中歩いたのになぁ.......いやれやれ、と言う。
 ま、仕様がないので帰宅してからしばらくぼへっとしていたんですが、半分落ちかけたりと大分気が抜けてそのまま夕方を過ごしていましたかね。ま、その後もぼへっとしながら過ごしていたんですが。
 ま、自分のペースで動けてよかったです、ハイ。

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 もうちょい収まるかと思ったんですが、豪快に暑かったですねぇ.....日中の直射日光は仕事着を着ていると流石に不快です。私服だとまぁ、余り気にしないんですが.......(^^; いや、だから仕事着だから余り歩かないんですけど。もし私服で通勤可だったら、夏でも冬でも相当歩いているんでしょうけど。
 まぁ、ともかく暑い。湿度は比較的マシだったかと思うんですが、しかしやはり夏。汗がじっとりとシャツにしみ込むのがよく分かります。
 いやはや.......ま、寝やすくなってほしいです、ハイ。

 そう言えば一昨日の話。
 事務方が管理人の机の方にやってきまして、どうしたのかと思ったら「これ見てくださいよ」と.......いやはや、懐かしい。5インチフロッピー......しかも2DDと言うのがなんとも笑えると言うか。多分かなり昔に導入されていた98用ではないかと思われますが。  近くにいた若手(20代前半)と、その事務方(20代半ば)に「2DDと2HDの違いって知っている?」と聞くとやはり知りませんでしたか。と言うか、若手の方はフロッピー見て第一声が「デカイ!」でしたので、まぁ余り見た事がないという事でしょう。流石に「フロッピー10枚組みの定価が1万円以上」とか、「ノーブランドとかあってね」とか話しても完全に昔話扱いですね、やっぱ(^^;
 っつぅか、そうか、彼らの時代はもうWindowsなんだよねぇ.......基本的には。フロッピーも3.5インチか。
 と言う事で、2DDが使われていたPC88シリーズとか知りませんし。「斉藤由貴がイメージキャラクターで」と言っても、斉藤由貴も「名前だけ」と言う事で、「そうか、そういうもんか」と改めて思ったりしましたか。
 そう言えば南野陽子が富士通でしたな。
 X68kはツタンカーメンでしたっけ?(笑)

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 取りあえず、これが気になるというのがChemicals found on Marsと言う話がありますか。過塩素酸塩(perchlorate)がミッションサイエンティストの関心を引いているという。
 最初の二回の火星の土の味見において、NASAのPhoenixミッションに関わっているか学者達は、酸化剤を発見した − 通常は有機分子を破壊する原因となる化学物質の仲間である。
 しかし過塩素酸と呼ばれる酸化剤は、生命にとってはそれほど悪いものではない。事実、チリのAtacama砂漠において、微生物は過塩素酸に耐えられるだけでなく、あるものはエネルギー源としてそれを利用している。
 Phoenixは火星において生命を探知するようデザインされていないが、しかしその化学的な基礎を調べる事は可能だ。
 「これらの化合物は全く安定であり、有機物を破壊しない」とPhoenix principal investigatorであるUniversity of ArizonaのPeter Smithは言う。この発見は「我々の凍った土壌における居住適性の為の我々の研究を制限するものではない」と言う。
 一個の塩素原子と四個の酸素原子からから作られる過塩素酸イオンは、一般的にはマグネシウムやカルシウム、鉄といった元素と結合して塩を形成する。ある過塩素酸塩はロケット燃料でも見られ、一方でSmithは火星における過塩素酸塩は恐らくはコンタミネーションの結果ではないだろうという。Phoenixはヒドラジンスラスターを使っており、これには塩素は含まれない。これまでのところ、火星にPhoenixを送り込んだDelta IIロケットの段三段階からのコンタミネーションの機会は非常に小さいだろう、とSmithは言う。
 ミッションサイエンティスト達は、この宇宙船のwet chemistry lab beakers(水を土壌サンプルに加えて塩を溶かす)の二つから過塩素酸塩の強いシグナルを見ている。ステージに載せた土壌サンプルを燃やし、そのガスを分析して元素組成を決定する別の機器は、適切な温度で過塩素酸塩の酸素を見付けたが、しかしまだ直接塩素は見付けていない。ミッションサイエンティスト達は、それはwet-labの結果を否定するものではないが、しかしオーブンのサンプルに違う過塩素酸の今後物が含まれている事を示している可能性がある、と言う。
 「これは私を驚かせた」とSmithは言う。「誰も土壌中に過塩素酸がある可能性を私に気にさせていなかったから。」
 過去のミッションにおいても、過塩素酸塩を見付けたと言うものではないが、驚きの一部を生じている。1970年代の双子のViking着陸機は、火星の土壌に強い酸化剤がある証拠を見いだしたが、しかしそれらが何であるかという議論はずっと残った。遥かに強い酸化剤である過酸化水素はその候補として挙がっていた。
 研究者たちは、この過塩素酸塩はPhoenixの着陸した北平原の場所からどのくらい遠くまで拡大しているのかは知らない。それは大気中で光と反応してチリのような形状となり、そして風によって拡大できる。水に容易に溶け、特に反応性は高くない過塩素酸塩ア、土壌中に広まり、そして氷に近いところでは濃度が高いだろう。
 チームリーダーであるJet Propulsion LaboratoryのMichael Hechtは、科学者達は乾燥剤や粘着剤として働き、そして氷よりも融点が低い過塩素酸塩の「幅広い」影響を確かめ始めたところだ、と言う。「非常に長い間、多くの大学院生を忙しくさせるかもしれない」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 過塩素酸塩が確認ですか.......確かに酸化剤ですけど。まぁ、この「○塩素酸」がつくのは化学系の学生さんはちょくちょく見る事になるかと......基本はHClO3で、これが「塩素酸」。酸素が一個少なくなれば「亜塩素酸」で、二つ少なくなると「次亜塩素酸」。酸素が一個多いと「過塩素酸」となります。で、実際には水素ではなくて、多いのはナトリウムやらカリウムか......塩素酸カリウム(KClO3)なんて燃焼の促進に使いますかね......二酸化マンガンと一緒にして過熱すれば酸素を生じますけどね、これ。
 テルミット反応を実験室でやりたければ出てきますね、塩素酸カリウム。
 ちなみに、日本の水道水に入れる殺菌剤は「次亜塩素酸ナトリウム」でNaClO3。これも酸素を手放して、手放した原子状酸素が殺菌作用を有するわけですが。
 ま、ともかくもそういう物質が火星の土壌にたくさんあった、と言う事のようで。結構強いピークが出たという事ですか......強いアルカリ性の土壌に酸化剤やらまぁ、徐々に情報が出てきていますけど。
 さて、どうなりますかね、今後.......さらに色々と出てくると面白いのですが。

 後は「第四紀」80万年早く開始、活断層の定義や地質図に影響と言う話があるようですね。
 第四紀......え〜、時代区分のお話ですが。地質時代と呼ばれまして、化石やら色々と情報を元に区切りをつけて行くわけですが。「○○代」なんてのが大枠になりまして(恐竜の時代が「中生代」、今は「新生代」)、それをさらに分けたのが「○○紀」。例えば某映画のタイトルの元になっている「ジュラ紀」とか。ちなみに今は「新生代」の「第四紀」となりますが.......この第四紀のスタートは180万年前とされていたものの、さらに80万年遡って260万年にしよう、と提案がされるという事だそうで。
 いやはや、教科書クラスで変わる話になるよなぁ......
 ここら辺は万国地質学会議(IGC)と言う組織がやっているようですが。Wikipediaの第四紀の項目を見ると、以前からそういう話はあった、と言う事のようにも見えますね.......

 しかし地質時代ですか。
 一応、生物の様子の変化やらそういうのが見られる部分ではありますけど。例えばペルム紀〜三畳紀にかけての「P-T境界」では大量絶滅が起きていまして、当時の生物種の9割以上が消え去った(あくまでも「種」であって生存数ではない)と言うとてつもない出来事とかありますけど。
 第三紀から第四紀の境目は「人類」と言うので分けられているようで.......でも、これも例えばこの30年で「人類の登場」時代って激変していますので、まぁ色々と難しいものだと思いますが。
 ま、教科書レベルで出る「アウストラロピテクス」とか、最初は100万年前前後だったかと記憶していますが......今じゃもっと古くなっていますし。しかも「徐々に」書き換えられているようでして、当時の本とか比較して行くと面白かったりしますが。
 ちなみに、管理人が「リハビリ」先で働いていた時には、中学校の教科書には約200万年前と書かれていましたが。詳しく調べるともっと前ですね、今は.......

 後は何か驚いたんですが。
 いやぁ......天洋食品ギョーザ、中国で中毒 現地混入濃厚に「天洋食品」回収ギョーザ、中国で中毒…現地混入が濃厚にと言う話がありましたか。新聞もにぎわせていましたけど.......まぁ、オリンピック前の絶妙のタイミングでテロがあったり、記者に暴行したりとありましたが、さらにこういう話も入るとは.......
 ま、これで中国での混入がほぼ確定と言う事になりますが。わざわざ日本側から苦労して注入しにいったのえなければ、ですがね。
 それにしてもまぁ、酷い話でして、回収したものを何で食べるんだか、と言う話にもなる。っつぅか、回収しておいて「もったいない」と言うバカが売ったのか、とか色々と思いますけど。あるいは賊が盗んで食べたのか?
 まぁ、分かりませんがね。
 しかし政府も政府で、全然情報出さないし.......五輪に配慮? にしてはリークしたわけだし。まぁ、分からんものですけど。
 ただ、食の安全はねぇ。日本は特にうるさいわけですし。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は日本海側に高気圧がでん、と。沖縄辺りは低気圧の影響で天気が悪そうですが、他は雲が出ても大体晴れるところが多いようですね......まぁ、いきなり降ったりはするんでしょうけど(^^; 関東地方は雲が出るものの晴れるようで。東京で32/26と言う予報ですか。  まぁ、蒸し暑くなるんでしょうね.......

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は仕事ですね.......色々と電話番やら色々とあったりするんですが、まぁ取りあえず変なのが来ない事を願いましょう、ハイ。面倒なのはいやなので(^^; ま、マイペースでやりますよ、えぇ。やりたいのも結構あったりしますし。
 さて、どれくらい作業が進むか?

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/06
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたかね。
 ま、なんというか「濃密な湿度のカーテン」をくぐる感じで職場まで出て行きましたけど。職場に着いてから、今日は取りあえず「やりたい事ができる」感じでそのまま仕事していましたかね.......比較的平穏に。余りあれこれと問題があるような事はなかったので良かったですが。天気居合は余り問題はない、と言う........(^^; ま、マイペースで仕事して夕方まで。
 で、帰路の途上のバスで猛烈な雨に襲われつつ、その後壊れた筆箱の代替品を買ったりやらして帰宅。後はゆっくりと過ごしていましたかね......
 ハイ、まぁマイペースな物でした。

 そして昨日は大荒れの天気。
 朝から濃密な湿度でしたけど、職場では昼頃に雨。しかも強烈な雨が降りまして、その後も降ったり止んだり。そして突然強烈な雨、と言うケースもありまして、なんとも不安定な天気。湿度は高いですけど、しかし気温は下がってくれるのは幸いだなぁ、と.......まぁ、余りうれしくはないんですがね、どっちにしても蒸すので。
 まぁ、面倒な天気の一日でした。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 まずはScientists identify algae that almost swamped the Olympicsという話がありますかね。藻の大量発生は肥料の流出によって起きたのだろう、ということのようで。
 読んでみますと......中国のオリンピックのイメージに打撃を与えた中で、最も奇妙な出来事はおそらくは6月下旬に青島で起こった緑の藻の大繁殖であろう。
 13000平方kmの多量の藻が、オリンピックのセイリング競技の為に、13万人と1000艘のボートを動員してこの地域から除去された、と国営通信である新華社は報告している。
 しかしこの藻は何であったのか? そしてもの大繁殖は環境の悪化による結果なのか、あるいは自然の過程だったのか?
 Ghent UniversityのFrederik Leliaertは、彼が答えを出したという。彼はいくつかのこの藻類のサンプルをベルギーの外交官から入手し、そしてその形状と藻の管状の繊維の大きさより、これはUlva属の仲間であることを確認した。実際に、オンラインの掲示板ALGAE-Lにおいて、素人の藻類学者の分類では、既に同じ結論を得ている。
 ポルトガルと英国の同僚とともに、Leilaertはこの藻の、二酸化炭素から糖へ変換する過程の手助けをする酵素Rubiscoの遺伝子の配列化を行った。彼らの未発表の結果では、Natureがみたところ、青島のUlvaは、ニュージーランド、フィンランド、そして日本と言った世界中のあらゆるところで見られるものであった。この海藻はU.proceraU.linzaに非常に近いものであった。
 正確な種の確定は、Ulva属には非常に見た目が似ている数百もの種類があるために困難である。「この属の徹底的なシステマティックな研究が必要であり、これにはDNA配列も含まれる」とLeiaertは言う。
 「確かにこの種類を特定するのは難しい」とUniversity of Washingtonの生物学者で、太平洋北西部のUlva属の研究をしているRobert Waalandは同意する。そのような繁殖はしばしば複数の種類が含まれるために、問題はより複雑だ、と彼は言う。「青島の件では一種類以上の種類があり得る」と彼は推測している。
 Leliaertは6月に、ニュース当局(news agencies)は中国当局とある科学者たちが、この大繁殖は全体的には自然現象であると報じていた、と記している;あるいはそれは増加した雨によるものであった;あるいは実際に海外から侵入してきた種であるとも言う。
 しかしたとえこれがヒトが原因で起きたものであったとしても、このもの大繁殖は青島を狙った特定の妨害と言うものではないだろう、とLeliaertは言う。「これは確かに環境の悪化とつながっている。これは直接的な富栄養化の結果である ― 水中の窒素とリンの増加である ― そしてこれはどこでも起こりうることだ」と彼は言う。通常とは異なり、暑くよく晴れた天候は藻における窒素とリンの肥沃効果(fertilizing effect)を加速させたであろう、と彼は付け加える。これらの元素は一般的には沿岸の水で見られるものであり、施肥された農地からの流出、あるいは工業化、都市化した地域から集められた河川によって供給されたものである。
 DNAデータからはこの大繁殖にあるUlvaがこの地域にもとからあるものか、あるいはヒトの手によって導入された外来種であるのかはわからないが、しかしWaalandは去年、青島で見られたUlvaの2001〜2003年のものを集めた。そしてUlvaは拡大し、よく育っている ― Waalandが言うように「これは明らかに雑草の連続体の終わり(it is definitely on the weedy end of the spectrum)だ。」
 「Ulvoid algaeは適度なエコシステムの自然の一部だ」とWwstern Washington UniversityでWashington’s Puget SoundのUlvaの大繁殖を研究している海洋科学者であるKathy Van Alstyneは言う。彼女は、この海藻は食用であるという:「関連種の多くに共通した名前は、アオサ(sea lettuce)だ。」
 多くの熱心なグルメがこの料理に圧倒されるであろう:新華社は、100万トン以上の藻が除去され、燃やされたと報告している。

 ということですが。
 ま、食べられるアオノリということで、韓国や日本に輸出しよう、とか云々というニュースが先日流れたりもしましたけど。個人的にはそういう経緯は「お断り」なんですが、まぁ、しかしそのニュースでは、残る悪臭については「気にするな」ということで、何ともいい加減な、と思ったりもしましたけど。
 まぁ、でもこのニュース、中国はオリンピックを運営するのにふさわしいのかは何ともまぁ........という、科学よりもそっちの話になってしまうんですよね、脳みそが。
 本当に無事に終わるんでしょうかね........

 The end of AIDS is nowhere in sightという話もありますか。HIVワクチンの失敗がありましたが、しかし予防対策は進まず、新しい調査方法も欠けている、と会議で言われているそうで。
 昨晩メキシコシティーで第17回国際AIDS会議(International AIDS Conference)が開かれ、政治および国際的なリーダーらは世界に向けてHIV感染の阻止と治療のためにより一層の努力を求め、一方研究者たちと活動家らは次世代の反AIDSの方法の研究における障害を警告した。
 「AIDSの終焉はまだ視野に入っていない」とJoint United Nations Programme on HIV/AIDSのoutgoing executive directorであるPeter Piotは、オープニングセッションで22000人の参加者に語った。
 UN Secretary-GeneralであるBan Ki-moonとメキシコ大統領であるFelipe Calderón Hinojosaと保健相José Ángel Córdova Villalobosはまた、オープニングセッションで演説した。メキシコのリーダーのカンファレンスへの参加 ― 初のラテンアメリカで行われた ― は、2006年にカナダの首相Stephen Harperがトロントで行われた第16回AIDS会議への参加を辞退したこととは、大きく対照的である。
 その発言者らは、発展途上国では今300万人が抗レトロウイルス薬を受けているものの、この薬剤を受け取る必要があるのに受け取れない人の二倍の人数である、と述べている。そして防止への努力はしばしば流行によって影響を受けたグループ(性産業従事者や、ドラッグ注射の使用者などを含めた)に届いていない、という。例えば、American Foundation for AIDS Researchは今日メキシコやほかのラテンアメリカ諸国において、男性の同性愛者を対象としたHIV対策の支出は、この地域でHIVに感染した集団の1/4を占めるのにも関わらず、1%以下でしかないと報告するだろう。
 「防止の観点から、このメッセージは十分とは言えないだろう」とボツワナの元大統領であるFestus Mogaeは昨日の記者会見で述べている。「何が必要かと言えば、我々はもっと何かを行うことだ。」
 同時に、活動家と研究者たちはHIVに対する新しい治療、ワクチン、ほかの拡大防止の手段の研究のための新しい変化について触れている。ワクチンと殺菌剤の両方による大規模試験は去年失敗し、そしていくつかの製品は試験の結果よりHIVに大して感受性が高くなった。ほかの阻害法は機能したが、しかし使われていない。例えばカンファレンスに参加した活動からは今日、男性にさらにHIV感染のリスクを減らすことが示された割礼を行うよう求めるだろう。
 昨日発表された報告では、ニューヨークを拠点におくTreatment Action Groupが、世界最大のAIDS研究資金を持つ団体 ― US National Institutes of Health(NIH) ー に対して5年間変化がないことで、ウイルスに感染した人に影響する、HIVやAIDSと戦うためのの新薬や阻害手段の研究が遅れているという。例えばこの報告では7つの新しい抗HIV薬が臨床試験へと進み、そして既存の薬剤に耐性を持った患者を手助けする新しい種類の薬剤は、それらのうちたった2種類である。
 そしてNIHとAIDS券k終車たちがワクチンへの困難な要求に対する補償の為に更なる研究者を要求しており、ニューヨークに拠点を置くGlobal HIV Vaccine Enterpriseによって集められた、フォーラムに参加した科学者たちは、若い研究者たちはその分野における突破の困難が増していることをみている、と言う。
 これは部分的にたくさんのHIV研究の努力が、例えば3億ドルをかけてNIHが出資した、HIV-AIDS Vaccine immunologyといった巨大なグループに組織されているためである。若い人々はこれらの、まれに彼らに対して伝統的な方法で、独立した研究者のように評価を与えてしまう巨大な共同体制に入って消えてしまうことがある。同時に、均一なNIHの資金提供は若い研究者たちに、彼らの最初の独立を認めることが難しくなる。
 しかしこの戦いに若い人を魅せることは、もしこの分野がシステムの中で新しいパワフルな技術から、そして科学の他の分野で革命を起こしたコンピュータによる生物学(computational biology)から利益を得る為に重要である、とhead of the vaccine enterpriseのAlan Bernsteinは言う。「この分野で多くの人が入ってきたのは1983年」のAIDS流行の始まりのときだった、と彼は言う。「彼らは今25歳都市をとり、そしてこれら新しい技術は実際に若い人のゲームだ。」

 ということですが。
 エイズの終焉、未だ遠しと言うことですか.........現状として、資金の分配の方向が偏っていること、そして新薬や技術の開発といったものが行き詰まってきているということがあるようで。新しい種類の新薬もなかなか進まないということでもあるようですが.........
 ブレイクスルーとしては、若い研究者(そして有能な、ということでしょうが)をいかに入れていくか、そしてコンピュターをどうやって使っていくか、ということのようですが。コンピューターは結構使っていないのかな? とふと思ったり。
 いや、物質を扱うならばコンピューターを使った手法は普通のものだと思っているんですけど。まぁ、どういう具合に使うのか、とかそういうのもあるのかと思いますけどね........

 Falcon 1 blows it againという話がありますか。昨日触れた話でもありますが、natureでも出てきましたか。
 3回目の民間資金のロケットFalcon 1はテストフライトで軌道上にたどり着けなかった。
 アメリカに拠点を置く企業Space Exploration Technologies(SpaceX)は、8月2日に地球軌道上へとFalcon 1を太平洋のKwajalein環礁から打ち上げようとした。しかしロケットの第二段階で分離に失敗し、フライトはすぐに終わってしまった。
 2006年3月と2007年3月に行われた二回の打ち上げでは、ほぼ不成功であった。最初のロケットは燃料漏れと思われる原因によって1分もみたない間にその旅を終えた。二回目の打ち上げはわずかに改善されたが、しかしそのロケットは地球へと大武士再突入で燃え上がる以前に軌道上には乗らなかった ― この失敗はまた分離段階の機構に関連しているとみられている。
 三回目は失望した結果になったのにも関わらず、Space Xの出資者でchief executiveでchief technology officer and main funderであるElon Muskは楽観的である ― そして彼が言うには楽になった(solvent)という。「軌道に届かなかった3回目のフライトの可能性に対して備えるように、SpaceXは最近重要な出資を受けた」、と打ち上げ後の雇用者への直接の声明でMuskは述べている。この出資の詳細は公式には明らかではないが、しかしSpaceXの代表は、The Wall Street Jounalを引用すると、民間の組合であるThe Founders Fundが、2000万ドルを提供するであろうという。
 SpaceXの資金の大半はこれまでのところMusk自身の資金からきている。将来の出資はSpaceXのロケットを使用し、宇宙へとペイロードを運ぶこととなる顧客に依存するであろう。SpaceXの大きなアピールは、ほかの打ち上げシステムよりもずっと安く、そして早くできることであるとこの企業は主張している。
 分離の失敗は、国防省のTrailblazer satteliteと、ソーラーセイルを展開するNanosail-Dを含む、NASAのAmes Research Centerの二つの衛星を含む三つのペイロードにとっても悪い話である。しかしこれらの衛星は宇宙に運ぶペイロードとしては非常に小さなものだ、とHarvard-Smithonian Center fo AstrophysicsのJonathan McDowellは言う。「ハッブル(宇宙望遠鏡)を失うようなものとは違う」と彼は言う。
 Trabilblazer衛星は以前はキャンセルされ、そしてカメラやセンサーを搭載せずに打ち上げられた、とMcDowellは説明する。これは衛星例えば衛星がシャットダウンし、そして急速に置き換える必要があるというときに、衛星が展開し、そして急速にスイッチが入るかどうかテストするためのものであった。将来支払いをする顧客にとってはしかし、荷物の損失は重要である。「未だ誰も重要な荷物をのせて飛ばそうとはしていないのだ」とMcDowellは言う。
 SpaceXの評価はこのうちあげ失敗で傷つかないだろう、とニューヨークに拠点を置く航空宇宙分野のコンサルタントであるWoldgang Demischは言う。彼はUS National Science Foundationの「Next Generation Launch Technology」パネルに携わっている。「問題は彼らの根本の部分ではない」と彼は言う。この問題はどのようにhard rocket scienceが進むかということだ、と彼は付け加える:「結果的には彼らはやってのけるであろう。」
 ほかのロケットは早期の打ち上げの失敗の中で生き延びている。現在定期的に欧州の大きなペイロードの打ち上げに使われているアリアン5は、その最初のテストフライトで、打ち上げのたった2秒後に吹き飛び、そして二回目のテストフライトでも部分的な失敗があったと考えられている。アリアンロケットを建造している企業であるArianespaceのchief executiveであるJean-Yves Le Gallは、三回目のテストの失敗の後では、MuskとSpaceXにとって物事は難しくなるであろう、と考えている。Muskの前には「長い旅」が待ち構えている。「全く違う状態に彼らはいる」と彼は言う。
 これまでのところ、SpaceXの決心は揺るがない:この企業はFalcon 1の後継となるFalcon 9に搭載するための9つのMerlin rocketエンジンのテストを成功した、と最近報じている。「SpaceXは前進のための実施を打ち破る努力を飛ばさない」とMuskの声明では述べている。「我々はFalcon 1の4回目のフライトの準備をほぼしており、そして5回目のフライトもその直後に控えている。私はまた6回目に向けた組み立ても初めている。」 しかし決意はほかの打ち上げの失敗を切り抜けるのに十分ではないだろう。「私はもし(Muskが)連続して4回も失敗するのならば、これを進めるのは非常に困難になると思う」とMcDowellは言う。

 ということですが。
 ま、ロケットの歴史は失敗の繰り返しですけど。そうおいそれと作れるものではありませんから、一回一回が「重い」ものとなると思いますが。3回連続はそれにしても重たいものではありますね........まぁ、アポロの前のマーキュリー計画の段階でもロケット打ち上げは失敗しまくっていますが、湯水のように金や資材・人材をつぎ込んだ国家プロジェクトとは違いますので.......失敗を積み重ねて、というのは当然ですが、記事にある通り4回連続失敗となるとかなり厳しくなるのかなぁ、とも。
 ただ、埋もれるには、とも思いますしねぇ......こういう分野が活発になってくれると面白いのですが。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は取りあえず昨日雨を降らしてくれた前線が縮小。で、太平洋側の遥か南には低気圧があり、日本海には高気圧、と言う。ま、列島の中部ぐらいは雲が多いものの、他h大体晴れるようですね。関東地方は雲が多いと。まだ不安定になるところもあるようで。東京で32/26と言う予報ですか。
 まぁ、もっと気温が下がってほしい物です。

 さて、今日は水曜日ですか。広島原爆忌ですね.......
 管理人は出張ですかね.......直行直帰、と言う事でまぁ気楽に行こうかとは思っているんですが。まぁ、出張といっても研修なんですがね.......午前中で終わってくるようなので、まぁ午後はのんびりしようかと思います。眼鏡も新調しようかなんて思ったりもしているんですが。
 さてさて.......
 ま、暑くなくて落ち着いた気温なら文句は言いません、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/05
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたか。
 まぁ、なんとも寝苦しくて寝不足で起床し、そのまま職場へ。ま、朝はまだそれほど眠くないんですが、職場に到着してから眠気と格闘開始.......なんつぅか、まぁねぇ。で、取りあえず踏ん張りつつ色々と手引き書やら作っていたりしたんですが、途中から備品確認と言う仕事が入り始めて、午後一杯は延々とその仕事でしたか。
 いやはや、暑い。
 で、夕方には撤収したんですが、そのバスで爆睡。目が覚めたら駅の寸前と言う状態でして、タイミングが良いと言えば良いのでしょうが、何となく寝たりない気も。そしてそのまま帰路につきましたかね......ま、夕食後はその寝不足分を補うべくとっとと落ちていましたかね。ハイ。

 で、昨日は暑い一日でしたか。
 何といっても夜の間中が暑く、起き抜けが汗だく。非常に暑くて眠りも浅い状況で、非常に困った一日でしたか。日中も気温が高く、湿度も高し、と言う事でなんとも外へ出るのがおっくうでしたか。全く、まぁ迷惑な天気というか。
 雨が多量にざっと降った揚げ句気温が一気に下がるような環境があると良いのですがねぇ......帰路の途上の、夕方なのに街頭で38度の電光表示を見た時のがっかり感は何とも言えません、えぇ。

 ところで、ちまちま読んでいる『枕草子』も後20段ぐらいになりましたか。
 いやぁ、やっぱり長くかかった。ちまちま、ってのがミソでして、休日は読まずに通勤中に読むというのがこの遅さの原因ですね.......(^^; まぁ、でも面白いものです。やっぱり意見のストレートぶりとかは。
 後少し、となるとやはりちと寂しいものはあるんですが。
 ただ、やはりこの人の優れていると感じる「段」と言うか話は、やはり中宮定子に関する事やら、宮廷の様子があるものは秀逸ですね......ぼそっと書くようなものも面白いのがあるのですが、当時の様子がよく分かる様な段は読んでいて面白いし興味がそそられる。
 ただ、やはり仕える事になった経緯は知りたいよなぁ.......

 で、あれこれまわっていまして。
 WIRED VISIONで運動しなくても持久力が向上する薬:マウスでは44%アップに成功と言う記事にやっとこさ続きの話が出ていましたので、まぁ興味のある人は。先日のnatureの記事よりももう少し詳しい部分もあるので.......と言うより、AICARの構造やらそこら辺が結構気になるかも。
 後はスラドでも出ていたんですが、火星「生命存在の可能性」:噂の真相はと言う話が出ていますか。スラドの方はサイエンス: 火星に生命存在の可能性? NASAが近く発表と言うのがそれになりますが。過剰な期待が独り歩きしてしまっている様子もありますが、どういう内容になるのかは確かに楽しみではあります。
 どういう内容か? 期待外れかもしれませんけどねぇ。
 それと分析進む「最古のコンピューター」:「オリンピック・ディスク」などを写真で紹介と言う記事も結構興味深い。アンティキティラ島の機械に関してですが.......ロードス島で作られたと考えられていたところ、実際にはアルキメデスの弟子たちが作ったのかも? と言う事になっているようで。根拠の一つが、シチリア島で作られた可能性があるから、と言う事だそうで。
 即ち、ここのシラクサにはアルキメデスがいましたので.......「ユリイカ!」と裸で全力疾走した「伝説」の場所ですな。ま、彼は既に死んでいる頃に作られた、と言う事ですので弟子たちが、と言う事になるようですが。
 かなり精巧に作られた物のようですけど........さて、真相は?

 で、そのスラドでSpaceX社 Falcon1ロケット3号機の打ち上げに失敗と言う話がありますか。失敗か.......  SpaceX社はX Prizeの成功後に色々とアメリカに芽生えている「民間によるロケット打ち上げ」に参加している企業の一つですが.......ちなみにX Prizeで勝者となったSpaceShipOneとは違う会社(こちらはScaled Composite社)です、一応念のため。
 っつぅか、こっちは「ヒトを打ち上げる」ではなく、衛星の打ち上げとかそっちの方の用途ですけど。
 ま、結構前から色々と挑戦していますが......1号機はエンジン停止で失敗、2号機は第2段エンジンが停止して失敗。そして今回は1段目の切り離しの失敗のようで。どうにもうまくいかないようですが、まぁうまくいけば画期的なロケットではあるんですよね.......安価だから。
 でも、驚くのはこういう「実績のない」実験ロケットであっても、NASAやらから実験衛星を積んでいると言うのは大した物だよなぁ........実績を作ってから載せるんじゃなくて、もうこの段階で載せているのがなんとも。
 まぁ、でも資金や資源は無限ではありませんからね。
 ぼちぼち成功しないと辛いような気も.........

 ま、今日はこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は東日本、と言うよりで前線が通過して行くようで。他の地域はしっかりと高気圧の県内に入って暑くなりそうですが、関東地方は雲が多く雨が降りやすい状況。東京で29/26と言う予報ですか。
 まぁ、上はともかく下はもっとしっかり下がらんかねぇ......

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はまた地道に仕事の一日となる予定ですかね。まぁマイペースでやって行こうとは思いますけど........さて、どうなりますか。取りあえずいきなり入ってくるような変な「予定」に振り回されたりしないように過ごしたいんですけど。
 さてさて.......?

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2008/08/04 過去ログを整理しました。
 2008/07分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」を整理しました。

 さて、昨日は在宅で弛れていた一日でしたかね。
 いやぁ......暑い。起きだしてからなんというか気力が湧かない、と言うパターンでして。ま、記事を翻訳したりしつつ過ごしていたんですが、午後になってからかなり暑さがきつくなり、外へ出る気が一気に萎えるという。
 で、Cold Warをやっていましたかね.......自分でも結構覚えているのが大したものですが。効率的に進めて行くと言う。
 その後、昨日の続きになるのですが、大体終わっていた書類書きをやったりして過ごし、その後はぼへっと過ごしていましたかね。
 まぁマイペースと言う事になりますか。
 のんびりできるなら良いものです、ハイ。

 そして昨日は暑い一日。
 風が入ると結構気持ちが良かったのですが、なかなか入ってこない。で、気温は上がりまくり、室内が35度位。まぁ、動きたくはなくなりますね、流石に。まぁ、それくらいよく晴れまして、暑い一日だったと言う事になります。
 やれやれ......早くピークを過ぎないかねぇ。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Biodefence researcher linked to anthrax attacksと言う話がありますか。アメリカで自殺した炭疽菌の専門家が調査を受けている、と言う。科学と言うのとはまた違う関係の話も入りますけど。
 読んでみますと.......US Army biodefence research laboratoryの微生物学者で炭疽菌の専門家が、2001年に起きた未解決の炭疽菌テロにおける告発の間際にどうも自殺したらしい。
 Bruce IvinsはUS Army Meical Research Institute of Infectious Diseases(USAMRIID)で炭疽菌のワクチンと治療の研究を35年以上していた。彼は7月29日に地方の病院で死亡した。Los Angels Timesは金曜日にこの話を明らかにし、彼がコデインとともに多量の処方されたTylenolを摂取したと報じている。
 連邦当局はIvinsに対して2001年秋にアメリカ東海岸の多くで注意を引いた攻撃について、告発の準備をしていた。後にUSAMRIIDで使用されている種と関連していた事が分かった炭疽菌の胞子は、ニュージャージー州からの手紙で見つかった。フロリダ州、ワシントン州、コネチカット州、ニューヨーク州における攻撃で5人が死亡し、17人が病気となった。
 USAMRIIDはバイオハザードから兵士を守る医療器具を開発している。2003年にIvinsは三人の他の研究者とともに、炭疽菌ワクチンの研究でDepartment of Defense’s highest civilian honorを授与されている。
 しかしIvinsはまた2002年のUSAMRIIDにおける汚染問題にも関連していた。その研究所が未だ炭疽菌の手紙からサンプルを分析している間、Ivinsは最初に彼の監督者に対して、彼がバイオセーフティレベル3の施設外で炭疽菌汚染をしたと思われる情報を知らせなかった。技師はずさんなサンプルの扱いに不満を述べており、Ivinsは彼女の机の周辺をふき取り、そしてふき取った物から炭疽菌に似た微生物のコロニーが出てきた事を確認した。彼は机を漂白剤で殺菌したが、しかしこの事を報告しなかった。2004年のUSA Todayには、彼は陸軍の調査者に彼は「狼少年」になりたくなかったと語っている。
 金曜日、Department of Justiceは「大きな進展」が調査の中で見つかったと短い声明を出し、その理由の一端は不特定の「新しい洗練された科学機器」のおかげであるという。
 その攻撃に続いて、科学者達はいくつもの炭疽菌ゲノムを配列化して、手紙の中から知られたいくつもの炭疽菌の種類の一つを一致させた。送られた胞子からのDNAは毒性の強く、しばしばワクチンに耐性を持つAmes種であり、これは元々はテキサス州のウシから培養されたもので、1985年にUSAMRIIDによって記録されたものである。どのような科学的な証拠がFBIを導いたのかははっきりしていないが、FBIはIvinsに注目する為に、いくつもの研究所と調査していた。
 「彼らは異なるアプローチを鳥、そのいくつかはDNAを元にしたものではなかった」と炭疽菌攻撃の後で炭疽菌の配列化を行い、司法省と共に研究をしている、University of Maryland School of MedicineのInstitute for Genomic SciencesのdirectorであるClaire Fraser-Liggettは言う。Fraser-Liggettは、彼女はFBIが犯人を突き止めたであろう事を聞いて「非常にうれしく、安心した」と述べている。
 Ivinsの弁護士は金曜日に声明を発表し、Ivinsは無実であり、この科学者の死は「非難や当てこすりの無慈悲な圧力」が関与しているとしている。
 University of Texas Medical Schoolで炭疽菌の研究をしているTheresa Koehlerは、数年前にIvinsと協力しており、そして会議でしばしば彼を見ている。「私とBruce Ivinsのやり取りにおいては、彼は有能な同僚でよい科学者であった」と彼女は言う。
 Ivinsは胞子を用意し、実験動物にこれを感染させており、新種のワクチンと治療の効果の評価を希望していた。彼が共著している8月5日におけるワクチンの報告では、炭疽菌ワクチンで処置したヒト血漿は、この病原菌からマウスを保護するかどうか報告している。
 先月、アメリカ政府はこの字件における「興味深い人物」として早期に名の挙がっていた生物兵器研究者Steven Hatfillに580万ドル以上を支払う事に同意した。Hatfillは彼の名前を消すよう司法省を訴えた。あるFBIのエージェントは、FBIはあまりにも長くHatfillに注目しすぎ、Hatfillがこれまでに炭疽菌を扱った事があると言うわずかな証拠すらないのにも関わらず、他の人物を無視していたと言う。

 と言う事ですが。
 どっかのニュースで少し出ていましたけど。ちょうどアメリカがテロラッシュの頃に追加でやってきたのがこの炭疽菌テロでしたか。ま、犯人がよく分からないままでしたけど既に研究が進んで色々と判明したのが、軍事用に使えそう、と言う物とかでして。低毒性ではなく強毒性と言う事から、軍絡みではないかとか色々と言われていましたけど。
 まぁ、日本ではその内立ち消えるわけで.......アメリカではしっかり続いていたと言う事になりますが、しかしまぁ一番容疑が濃かった人間が自殺した、と言う事のようですね.......ま、しかしこのテロ事件がきっかけで炭疽菌への対策が進むようになった、と言うのが皮肉ですけど。
 事件が起きなければ基本的には進まない、と言う奴ですな.......

 後はコラムでIs religion good for your health?と言うのがありますか。宗教は病気から我々を守る、とアメリカの研究者が主張している。Philip Ballがこの考えを解いて行く、と言う。
 科学と宗教? さぁさぁ、そのあくびを止めて。Proceedings of the Royal Society Bに発表された論文で、今週新鮮な視点の提供が主張されており、そこには宗教は病気から我々を守る方法であるという驚くような示唆がされている。
 この理論の元 − それは宗教は主に社会を構成している − にある全体の考えは、実際には著者(University of New MexicoのCorey FincherとRandy Thornhill)らはずっと古くからあると認めている。それは二つの社会学を発見した父エミール・デュルケームとマックス・ウェーバーらによる、大体20世紀の初頭の古典的な研究にまで遡り、それにはどのように世界中の宗教が形成され、そしてその社会に組み込まれる事でどのように形成されているか、説明を行っている。
 この考えは流行からは外れているが、しかし恐らく我々に、その正当性よりは我々の時間について語ってくれるだろう。デュルケームが「神は社会であり、大規模なものだ」と記して以来、西側社会における個人主義への注目の増大は、現在neurotheology(神経神学? 新しい言葉らしい)と呼ばれているものへの熱意に反映されている:宗教的な体験における脳内の活性の場所や、ある精神状態への遺伝子的な傾向を調べようとする試みである。そのような研究は究極的には我々に何故ある人々は宗教的な傾向があるのかを語るが、しかしそれらはこの傾向が比較的少数の、制度化している宗教を引き起こす理由に関し、ほとんど言わない。
 似たようなものとして、宗教への信仰の全くの不合理性に歯ぎしりしている、好戦的な無神論者達は、彼らがデュルケームの、いくつかの有害な精神的なウイルスが文化を通じて普及するよりは、宗教は社会的な中心であり、それ故に適応性のある価値をなしうると言う指摘を認識するまでは永久に不運であるだろう。デュルケームは、宗教はかつて、っそいて多くの文化が今もそうであるように秩序を維持する社会の結束であると主張している。この結束の機能はテヘランやワルシャワと同様に、今日のアメリカの多くの社会でも明らかである。
 しかしもちろん負の面もある。堅く結ばれたグループは外部の者を排除する傾向があり、そしてこれは他のクラブと同様に宗教でも真実である。FincherとThornhillは今、何故いくつかのソサエティーが宗教的な狭量さから利点を得るのか、特定の理由を提案している − それは病気を避ける方法だ、と彼らは言う。
 さらにソサエティーは分散し他のグループと混ざると、さらに新しい病気との接触のリスクが増大する − 言い換えれば、よそ者はあなたの健康に有害、と言う事だ。「十分すぎるほどの証拠がある」とFincherとThornhillは書いており、「外国人嫌いの心理学と自民族中心主義は、感染症の管理と回避に重大に関連している。」
 FincherとThornhillは以前社会における言語の多様性について示しており、例えばこれは感染症の多様性と関連付けられ、言語学上の違いは病気を避ける戦略のしるしである事を示唆している。
 今回彼らは宗教的な多様性はまた何かしら、異なる免疫パターンを持つような外部の人間から悪意を受けているような場所における多くで大きい事を発見した。
 彼らはアジア、アメリカ、アフリカ、オーストラリアの339のソサエティーを研究し、そして感染症が大きな多様性を持つ(そして故に外部から接触感染の高いリスクを持つ)地域に住む人は、より小さな「社会的な範囲」を持つ傾向があった事を見いだした:平均的に、彼らはより小さな範囲内で住んでいた。そしてより小さな社会的な範囲を持つ集団は、より宗教的多様性を持っていた。
 これは興味深い観測である。しかし、全ての関連する研究の用に、原因と影響をひも解くのは難しい。他の社会グループとの接触を避ける事は、単純に他を犠牲にしたいくつかの文化的な特徴の拡大を防ぎ、そして単にどこにでも起こる傾向のある本質的な多様性を保存するだけだ、と等しく主張することができる。
 確かにこれは、どのように文化の交換と伝達が起こるのかについての、いくつかの理論上のモデルの基礎だ。相互作用の機会が少ない場所では、「島文化(island cultures)」は有力なものによって支配されるよりも、むしろ共存するようである。
 そしてFincherとThornhillの理論は我々に宗教それ自体については何も語らず、むしろ「内部者」と「外部者」を分け続ける単なる機能についてだ。
 事実、ファミリーネームや芸術や音楽の型といった他の「内部グループ」を作る人と比較して、宗教がとてつもなく複雑(baroque)で社会的に費用がかかりすぎる事は、敵と推定されるものから味方を隔てる事を意味する。民族衝突が長い間証明するように、ヒトは目立って、そして宿命的にもっとも小さな違いの印を識別するのに長けている。
 我々がここに持っているものは、即ちどのように、そして何故宗教が発生して拡大するのかという理論からは非常にほど遠いという事だ。しかし、それには文化的な多様化のダイナミクスの上にある、隠された生物学的な影響がある。また、それは宗教はデュルケームの言葉で言う「社会的事実(social fact)」と同じくらい個人的な信念でない事は、有用な助言である。

 と言う事ですが。
 コラムってのはどうにも普段読む文章でみられない単語が出まくるので、訳すのが結構大変だったりするんですが(^^; まぁ、それだけ未熟と言う事でもありますけど。ま、ともかく面白い話だよなぁ、とも.......古くからこのサイトに来ている人は分かる通り、管理人の好みの話でありますが。
 言ってしまうと、「閉鎖的な社会」の理由と言う事になるんですかね......ま、色々な物語でもあるように、他所に対して閉鎖的と言うのは「外部の者が災いを運んでくる」と言う様なものがありますけど、まさにそれ、と言う事ですか。大きなものは「病気」と言う。
 原始的な社会としては、病気、特に感染症の持ち込みはその集団の破滅をもたらす可能性がある、と言う事になるわけですので、自然と部外者の排除へと繋がる、と言う.......同時に「社会」と言うものと「宗教」は密接な関係になりますから、それだけ宗教の多様性も生じる事になる、と。
 で、やりすぎると閉鎖的になりすぎて現代で問題を起こすパターンも生じるわけですが.......ジム・ジョーンズとか色々と。
 ただ、面白いのは「島文化」と言う点ですかね。多様性ができても距離が近すぎて結局接触を持つ、と言うパターンと言うべきか。その場合は文化共存と言う方向になる.......日本はどうなんでしょうか? まぁ、おおらかだとは言いますが、そういう土台があったからなのか?
 しかし、文化の多様性、宗教の多様性、言語の多様性が病気を避ける、と言うものならそれはそれで興味深いですし、一理あるのかなぁ、と言う気もします。もっとも、病気だけではないですけどね、それはもちろん.......その理由の「一端」と言う程度でしょうが。ヒトが「社会的な動物」であることを考える理由も必要だと思いますけどね........集団所属のアイデンティティとか、遺伝子の保存に絡む競争とかそういう部分は無視できない、どころか大きいものですし。でも、結構重要な部分を占める可能性はあるよなぁ。
 ま、少なくとも塔を作っていたら神の怒りに触れ、それで言語がバラバラになったわけではないわけだな(笑)

 そう言えばこの記事のところに「neurotheology」と言う言葉がありましたが。
 初めて聞く言葉、と言う事で調べてみたんですが適切な日本語訳はないようですね。と言うより、新しい言葉であるようですが。神経と神学、と言う事ですけど。
 本来的な学問としてあるのかどうかは分からんですが。
 狭量な宗教屋(どういうのか、はあえて書くまい)が自分に都合の良い「科学的根拠」を作り出すのに悪用されるタイプではないかと心配にはなる気も........

 ところで聖書による「言語がバラバラなった」件をちょっとWikipediaで漁っていたら。
 そう言えばこういうのがあったよなぁ.....と言うか、以前に比べて充実したか? ソビエト宮殿ってのがありまして。以前よりも内容が増えた? ま、「もし作られていたら」見てみたいなぁ、と思うものではあるんですけど。
 高さ415mの建物で、上に100mのレーニン......当時でもかなり大変な建築だよなぁ、と思いますけど。独ソ開戦で中止になったわけですが、これが完成していたらやっぱりヒトラーは意地でも攻撃対象にしたんだろうなぁ、と。
 外部リンクで画像見ると結構面白いですが、何となく建築系に走っていた事もあるヒトラーも、やっぱり同じような事やるんだろうか、等と思ったりも......

 高層建築物といえば、柳京ホテルって5月ごろに建築再開のニュースがありましたけど。これもどうなっているんですかねぇ。
 取りあえず世界最大の「廃虚」だそうですが。
 北朝鮮の地図上から消えても、Google Earthでは影が大きくて丸分かりだったりするのがなんともまぁ.......っつぅか、話によれば北朝鮮のGDPの2%に相当する金額をつぎ込む必要があるとか云々。まぁ、でも一度ぶっ壊さないと建築はできなさそうではありますが.......っつぅか、建物のセンスとしては微妙だよなぁ、やっぱり。
 でも、これを解体するのも一苦労ではありそうで。
 ただ、個人的に「世界最大の廃虚」とするならプリピャチかもしれませんけどね......でも、こちらはむしろ「ゴーストタウン」か。

 ま、こんなところで締めるとしますかね。
 さて、今日は前線がかかってくるようで。弓なりの日本列島の上にかかる、と言う具合ですか。取りあえず日本海側を中心に雨が降りやすいようで。西日本は雲が多くても晴れるところが多いようですね。関東地方は晴れるものの、夕方辺りから降りやすくなるようで。東京で34/27と言う予報と。
 ま、不安定化して一気に降るかも、と言う事のようですな。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は職場へ出るわけですが.......暑そう.......(^^; まぁ、職場で溶けているかもしれません。暑い上に工事でうるさくて........苛々しそうな気もしますが、まぁやる事はあるんで、そっちを頑張るとしますかね、ハイ。
 ま、マイペースでできれば文句は言いません。
 ......後はトラブルがなければ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/03
 さて、昨日はのんびりとしていた一日でしたかね。
 え〜、取りあえず金曜日の体調ぐだぐだと夕寝が効いたらしく、5時前に寝たんですが、11時ぐらいにはとっとと起床。暑くて起きた、と言う側面も若干ありますけど、まぁぼへっとしながら昼に食事。その後、ネットをしばらく巡回していたんですが、その後に夕方まで延々と書類を書いていましたかね。
 ま、仕事絡みなんですが。月曜日に郵送、と言う物なんですが「やるか」と思い立たないと正直やる気が起きてこないものですので......で、よりによって暑い時間帯に思い立ったので、汗をかきつつ書いていましたか。
 その後、夕食を経てから何となくでまた「Cold War」とかやりだしまして......何つぅかやってしまうな、これ。
 ま、マイペースでした、ハイ。

 そして昨日も暑い一日。
 ま、風が吹くと耐えられるかなぁ、と言う物ではありましたけど、しかし風が吹かないとじんわりと暑い。そして日が暮れても何となくあまり気温が下がらないなぁ、と。そして雲がちょこまか出ていましたけど、まぁよく晴れたというべきか。
 取りあえず、もうちょい気温が低いとなぁ、と思いますね、ハイ。

 しかしまた「Cold War」か。
 ネタがない、と言うよりは新しいのがだんだんIntel専用になってきていたりと、Mac版も色々と変化が出てきているんで、余り新しいのを買う感じもないんですよねぇ.......本数も減っているような。まぁ、でも余りプレイする余裕もなかったりもするんですが。
 しかしこのゲーム、ニコニコ動画とかみていても余りプレイしている人はいないようで......う〜ん、残念。と言うか知名度も余り高くはないのかなぁ、とも思いますが。地味に面白いんだけどなぁ.......ステルス重視と言うゲームですけど。
 ただ、銃撃戦やるとすぐ死ぬんでそこら辺はクセがあるか........

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 取りあえず一本だけ。Nerve cells made from elderly patient’s skin cellsと言う話もありますか。タイトル通りですが、再プログラム化された細胞が、神経変性病の治療に視野を当てると言う。
 年老いた筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者からの皮膚細胞が「再プログラム化」され、この病気の進行とともに死んでしまう神経細胞である運動ニューロンを作った。
 これは初めて人工多能性幹細胞(iPS)株を遺伝的な病気を持つ患者から作った事例である(J. T. Dimos et al. Science doi:10.1126/science.1158799; 2008)。胚性幹細胞のように、iPS細胞は潜在的に体内のほぼ全ての細胞へと発達する能力があり、新しい病気への知見を提供する。
 Harvard Stem Cell InstituteのKevin EgganとColumbia University's Center for Mortor Neuron Biology and DiseaseのChristopher Hendersonが率いる研究者たちは、iPS細胞をウイルスベクターを使って、二人の穏やかな状態の年老いたALS(あるいはルー・ゲーリック病として知られる)患者の皮膚細胞に4つの遺伝子を導入する事で作った。この遺伝子の再プログラム技術は、2006年に京都大学の山中伸弥によって初めて開発された。
 この研究では、ヒトiPS細胞は恐らくは年老いた患者からはより難しいとみられていたが、iPS細胞は80歳代の慢性的な神経変異性病をもつ人からでも作る事を示した。Egganのチームは82歳の患者から7つの細胞株、89歳の姉からは一つの細胞株を作る事ができた − チームは以前の細胞の様に特徴づけ(characterize)を行った。
 この論文は特定の病気の患者からiPS細胞を作り出す事を記した論文の最初のものとなるだろう。この結果はまだピアレビューの論文であるのにも関わらず、投稿者は6月の幹細胞のミーティングの際には、アルツハイマー病、ダウン症、多発性硬化症や他の病気の人からのiPS細胞株について触れている。
 そのような細胞株は研究が困難な病気にもっとも有用であろう。例えば、ALSで脊椎内にいる死んだ細胞があり、それらは生きている人では研究が歩の無理だからである、とHendersonは言う。「我々は現在この病気を持つ人と同じ遺伝子を持つ細胞を培養している。」
 ALS患者の約2%がSOD1遺伝子の変異を持っているが、しかし大半の人の原因は不明である。この病気のマウスモデルは、この一つの遺伝子の変異と言う制限された状態に依存しており、そして各個体において変異や症状をみる事ができていない。Egganのチームは既により重度の形態のALSの患者から皮膚のサンプルを集めている;更なる患者からのiPS細胞を作る事は、この病気の他の遺伝的あるいは環境的な引き金を明らかにするであろう。
 University of CaliforniaのALS研究者であるDon Clevelandは、この結果は印象的ではあるが、チームはそれらiPSで作った細胞を使って「どの変異が運動性神経に損傷を与えるのかを通じて、経路を明らかにする」必要があると言う。研究者たちは「未熟な神経が実際に、ヒトにおいて数十年経った後にのみ遺伝性の損傷を反映するのかどうか」確かめなければならない、と彼は言う。
 研究者らはこの細胞はこの病気についての情報を提供する出あろう前に、さらに特徴づけをする必要がある事を認めている − Egganは彼らは数ヶ月以内にいくつかの答えを出すであろうと言う。「我々がこれらの細胞を使うのに行わなければならない分析の種類の為の土台を築き、そして今我々はそれを行うであろう。」
 臨床使用への価値のあるテストは、その様な細胞の移植を患者へ行う事が問題を軽減するかどうかをみる必要がある − 有望な結果はパーキンソン病と鎌状赤血球貧血のマウスモデルにおけるiPS細胞の移植で報告されている。Clevelandは、誰も機能的な運動性ニューロンをまだ作っていない、と指摘している。そしてチームにより作られたこの細胞株は、ヒトにおける治療への使用にはどうあってもふさわしくないだろう。なぜならば少なくともプログラム化の為の4つの内の1つの遺伝子はガンに関連する事が知られているからだ。

 と言う事ですが。
 いやぁ、実際には2年経たないまにここまでiPS細胞が一気に研究の可能性が花開くとは......と感じさせる話ではありますが。ま、色々と有望という話はあったんで十分にあり得るとは思ったんですが、もうちょい動物モデルの話が、と思ったんですけど。ヒトでもかなり積極的に進められていますね.......まぁ、ある意味当然といえば当然か。
 ま、もっとも医療使用はまだ先ですけど。十分に研究され、活躍してほしいものです。
 なお、大手ではALS患者の細胞からiPS細胞作製、米大学チームが成功と出ていますね。

 後は昨日の話題絡みで。
 火星に「水」、NASA確認 採取の土に含有火星の水確認、米探査機が地中から氷を採取とありますが。WIRED VISIONでも「火星の氷」は水:化学的分析で確認とありますか。
 後はスラドとWIRED VISONの両方で出ているのが、サイエンス: 摂取するだけで体を鍛えられる薬が見つかる運動しなくても持久力が向上する薬:マウスでは44%アップに成功と言う話題。昨日触れましたけど、やはり注目されるべき話題ではありますかねぇ。

 そう言えばWIRED VISIONをみていると。
 先週分で土星の衛星タイタンに「エタンの湖」を確認、生命の可能性も?と言う話題もあったんですね......ホイヘンスプローブの投下やら色々とやった時に既にエタンの可能性が指摘されていましたけど、「確定」と言う事ですかね。
 色々と混ざった炭化水素の「湖」があることで、生命の可能性も? と言う話に繋がるわけですが......もしあれば相当にシステムが違っている生命になるんだろうなぁ、と思いますが。
 水は非常に様々に活躍してくれますけど。極性溶媒でもありますが、そう言うような物の代替があるのか......なければどういうシステムの生命があるのか、とかやっぱりまぁ色々と楽しく想像できますけどねぇ。
 他に太陽光と水を「燃料」に変換:安価な触媒でと言う話もありますか。光のエネルギーで水の電解をし、その時の触媒に画期的なものを、と言うのが今回の話。で、できた水素を燃料電池として酸素をあわせれば、水と電気ができて.......と言うと何かエネルギーの法則が云々とか言われそうですが(^^; まぁ、でも触媒が結構あれこれ言われているのは事実だよなぁ。
 効率的に良いのが、安くて見つかるのかと言うとやはりそうは簡単には行かないもので。ま、そこら中に転がっている物から見つかれば理想的ですが、そういう物でもないですからね.......

 あとはスラドから。
 ムペンバ効果って何?とか......有名になったのね、これ。テレビで報じられ、某大学のプラズマ教授が「あり得ない」と主張して余計に有名になったようですが。これもどうなのかよく分からん.......
 まぁ、これを機会に本腰入れて、って事になるかも?
 そして米空軍、次世代スペースプレーンを11月に打ち上げという話も出てきましたか......NASAではなくて空軍と言うところが一つポイントになるかと思いますが。うまくいくのかは分かりませんが、まぁ興味はあるなぁ......X-37ねぇ。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北日本や北陸は前線の影響で雲が多く雨というところもあるようですが。他の地域は代替晴れるようですね......しかもかなり厳しい暑さとなるようで。関東地方は晴れ。東京で34/27と言う予報と。
 熱中症の警報ものですな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はとりあえずマイペースでやる予定です.......それ以外は特に何もなし、と言うところですかね。のんびりとやりましょう。気が向けば散歩......暑さとの勝負でしょうけど(^^; 歩く為だけに歩く、と言うパターンになるかも。
 ま、お出かけの方はお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2008/08/02
 さて、昨日は休養、と言うよりはくたばっていた一日でしたかね。
 取りあえず日が変わる頃に落ちたんですが、途中でやたらと暑くなって目を覚ましたのが3時頃。そこから1時間半ほどうだうだして再度寝たんですがね.......朝からトイレの工事が入りまして、爆音開始。まぁ、仕様がないんですがそれでもしばらく耐えていましたかね.......で、結局昼前まで、蚊がやかましくやって来るまでは寝ていましたか。
 で、半端な状態で起きだしたものの、トイレ工事の為に水がしばらく使えず、と言う状況でしばらく過ごすと言う。
 ま、最終的には3時前には全て工事は終わったのですが、しかしその後も眠い。と言う事で、夕方からしばらく寝ようと思って寝たら、起きたら10時過ぎていた、と言う(^^;
 いやはや......
 何ですかねぇ。

 そして昨日は比較的過ごしやすい一日でしたか。
 気温が思ったよりは上がらない。30度行くか行かないか程度の気温だったようですが。そういう意味では穏やかな夏、と言う状況ですね......まぁ、これくらいの方が良いのですけど。風が入れば相当に気持ちが良かったかと思いますが、風は微妙でしたか。
 取りあえずは悪くない一日でしたかね。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 色々とニュースが入ってきているようですが......Phoenix lander tastes its first iceと言う話を最初に、科学者達は火星のPhoenixが得た土壌サンプル、もう一回焼きに入ったと言う話のようですが。
 読んでみますと.......困難から1ヶ月、Mars Phoenixは焼却の良い仕事に戻った − そして小さな氷をもその上に置いた。
 木曜日、ミッションサイエンティスト達は彼らがいくつかの加勢の土壌をすくい上げて、この宇宙船の8つのオーブンの一つにそれを入れたと発表した − そこには彼らが土壌に付着した少量の氷もある事を発見した。これはオーブンにもっと純粋な氷を入れようと無益な試みを数終刊した後に、初めて実際にこのミッションで氷のサンプルを手に入れた事になる。
 「データ受信ルームでシャンパンのコルクが飛んでいった」とUniversity of Arizonaでオーブン機器のlead scientistであるWilliam Boyntonは言う。
 3月25日に火星の北平原に降り立ったこのNASAの探査機は、最初はスムースな始まりを見せた。しかしミッションサイエンティスト達はロボットアームを使って土壌をすくい上げて、土壌や氷を焼いてその揮発したガスを調べる為の、8つのオーブンに初めて入れる時に問題が生じた。
 初めてすくい上げた土壌はべとべとしており、そしてそれが最終的に最初のオーブンのドアに入れられたのは6月6日で、これはショートを起こしてしまった。慎重なエンジニアたちは科学者達に次のサンプルの分析は氷を焼いたものにすると語った。しかし、その氷は過去2週間の間に運ぼうと試みがあった間、スコップの中に置かれたままであった。その為に、チームは「乾燥した土壌でやる」事を決め、そして水曜日に新しい土壌サンプルをすくい上げて第二のオーブンに入れた、とBoyntonは言う。
 ミッションサイエンティスト達はPhoenixが予定された寿命の2/3以上を経過した事に神経質になっている。しかし木曜日のニュースの要約で、NASA MArs Exploration Programのchief scientistであるMichael Meyerは、このミッションは5週間延期されて9月の終わりまで行い、200万ドルを費やすと発表した。
 来週にわたり、Boyntonとチームはサンプルを焼き続け、最大の1000℃にまで持って行くであろう。その氷の小さな破片は最初の加熱でかろうじて探知できるが、しかしその歴史を説明する手助けとなる同位体の分析には不十分だ。Boyntonは、チームは結果的にはコンクリートのような堅さの地表から氷のサンプルを再度集めるべきであろう、と言う。
 Principal investigatorであるUniversity of ArizonaのPeter Smithは、他の機器は快調に機能していると言う。wet-chemistry labは二つのサンプルを分析し、そして土壌が驚くことにアルカリである事を発見した。meteorological stationは毎日、これまでのところ極地が平穏な夏の間、気象データを集めている。
 そしてメインカメラは100MBのパノラマ写真を作り、そこには異常な事に風によって侵食された特徴が内小さな岩石を示している、とTexas A&M UniversityのMark Lemmonは言う。lemmonは、彼のチームは現在1500の、2/3がギガバイトのデータを持つ、より詳細なパノラマ写真を求めて作業に入った。
 「これは我々がスタイルよく出かけるであろうパノラマだ」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 ま、色々と揉めていましたけど、どうにかなってきそうですかね........ま、取りあえずどうにか延長はするようで、その間にどこまでできるのかが気になりますか。
 氷の同位体の調査も進むと面白いのでしょうけど......
 さて?

 あとはDrugs turn 'couch potato' mice into long-distance runnersと言う話がありますか。「カウチポテト」マウス、即ち運動しないマウスを体力的に長距離ランナー並にする薬剤を見付けた、と言う。ま、ドーピングに期待大、ですかね、スポーツ業界的には:p
 オリンピックのちょうどよいタイミングで、科学者達は次のドーピングスキャンダルを起こすような薬剤を発見した。
 Cellに今日発表されたこの研究で、科学者達は初めて耐久性を増大させる目的の薬剤を発見した。彼らは既に世界反ドーピング機構(World Anti-Doping Agency, WADA)と共にこの薬剤を使ったヒトでずるができるかどうかテストを行っている。
 科学者達は二つの化合物、GW1516とAICARのマウスにおける耐久性のテストを試験している。GW1516を投与し、毎日トレッドミルで運動させるのを5週間させたところ、このマウスは同じトレーニングプログラムをしたものの、薬剤を投与されなかったマウスに比べて約68%長く、そして70%も走る時間と距離が長かったことを科学者達は発見した。毎日AICARの投与をすると、運動をしていないのにもかかわらずマウスは投与を受けていないマウスよりも23%長く、そして44%遠く走る事ができた。
 AICARの処置を受けたマウスはまた脂肪を失い、そしてエネルギーを作る事に関連した遺伝子の発現が増大した − 似たような効果は運動によって起こされる、とこの研究を率いたHoward Hughes Medical InstituteのRonald Evansは述べている。
 赤ワインに含まれるレスベラトロールはまた、マウスの耐久性を上げるが、しかし多くの分子上で機能し、それ故に多くの他の効果がある。Evansは彼の研究は初めて耐久性の運動の効果を模した、特定の分子経路を標的としたものだと言う。「我々はあなたの筋肉の更なる潜在能力をわずかに上げるよう変える事ができ。そしてあなた自身にもっとずっと健康な状態になるチャンスを与える様なるスイッチを発見した」とEvansは言い、この研究を「the true couch potato experiment」と呼ぶ。
 Evansのグループはこの薬剤は細胞内のエネルギーレベルを感知する、特定の酵素を刺激する事によって機能する事を発見した。
 例えばAICARは、エネルギーのレベルが低い時には体に脂肪と糖を燃やすように促す酵素を活性化する。その為にマウスにAICARを与える事により、「筋肉はたくさんの運動をしているとだまされ、実際には運動によって通常の活性化をする酵素を活性化させる」とHarvard Medical Schoolのガンと内分泌学の研究者であるLewis Cantleyは言う。「これは本当にキュートだ。」
 Evansはこの薬剤が寝たきりや、非常に肥満などで運動をしない人々の健康の改善に使われるであろう事を期待する。彼はWADAに彼の発見について接触を行ったと述べており、これは「我々はこれは論文が明らかになればすぐに、アスリートたちが実験を始めてしまうチャンスとなると理解したからだ。」
 WADAのスポークスマンであるFrédéric Donzéは、機構は新しいテストが終わった時を明らかにしないだろうと言う。しかし、「Ron Evansと彼のチームの協力には非常に感謝をしており、WADAはこれらの分子を探知する為の方法の開発と用具について重要な情報を受け取った」と付け加えた。機構は彼らが採取してから8年間はサンプルを保持し、その為にこのテストは違反者が仮に今年のオリンピックにこれを用いなかったとしても効果がある。
 Evansの研究でテストされた薬剤はいずれもヒトへの使用は認められ愛知内。GW1516は製薬会社であるLigandと、英国のGlaxoSmithKlineによってテストされ、高密度リポたんぱく質、あるいは「悪玉」コレステロールのレベルを減らす試験を受けた。その一方、製薬会社Schering PloughはAICAR(アカデシン(acadesine)としても知られている)の、心臓発作の後に起こる事がある厄介なischaemic reperfusion治療の為のフェーズIII試験を実施している。
 しかし既にヒトへの使用が監視機関によって認められている他の薬剤は、この研究で行われた二つのテストされた薬剤と似たような役割をしている。例えば、糖尿病治療薬であるメトホルミン(metformin)はAICARによって活性化される同じ酵素を活性化する。似たような薬剤であるフェンホルミン(fenformin)は、メトホルミンよりもずっと潜在性があるが、しかしアメリカでは腎臓に問題のある人で深刻な副作用があったので禁止されている。
 Cantleyが注意するように、長距離ランナーのような持久系の運動選手は恐らくはこれらや他の関連した薬剤を、最初に試みるであろう。「これはその分野をバカのように飛び回るであろう」と彼は言う。「新たな薬剤汚染が起こるだろう。」

 と言う事ですが。
 まあ、また絶妙なタイミングで.......後少しで開催しようかというタイミングですが。しかし、まぁこういうニュースは「非常に早く」スポーツ業界に広がりますので、もしかしたらこれで引っかかる愚か者が出てくるかもしれません。
 それを楽しみにするのも何となく間が抜けていそうですが.......(^^;
 まぁ、ドーピングによる身体の能力増強って、病気にかかっている人には非常に有効なものもあるわけでして.......いや、順番が逆か。病気にかかっている人にとって有効なものが、ドーピングに「悪用」されると言うことですな。
 しかし、応用範囲は広そうな薬剤ではありますが.......

 と言う事で、くたばっていたのでこの程度。
 さて、今日は北の方で前線を伴った低気圧が入ってくるようで、天気は悪くなるところが多いようですね。他の地域は大体は良さそうで。関東地方は雲が大目ですが、取りあえず晴れるようで。東京で31/26と言う予報と。
 まぁ、昨日と同じくらいだと良いのですがね。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人はとりあえず何もなし.......ですので、まぁマイペースに過ごそうかとは思いますけど。散歩するか? ま、ぼへっと過ごそうかとは思います。のんびりできるのは良い事ですので......やるべき事もあると言えばあるんですけどね。
 ま、気が乗ったらとっととやろう.......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2008/08/01
 さて、昨日は職場Fで仕事の一日でしたか。
 取りあえず、午前中はあれこれと作業があったんですが.......同時に、職場で工事がスタート。二つの工事が平行して進むと言う状況なんですが、それはそれで良いのですけど、どうにも工事の音がうるさいわけでして......まぁ、仕様がないといえば仕様がないんですけどね。
 ただ、何つぅか.......(^^; ま、工事は仕様がないけど.......
 で、その後職場から撤収して、無性に飲みたくなったので飲んで帰ってきましたかね、ハイ。
 まぁ、マイペースといえばマイペースな一日でした。

 そして昨日は晴れた一日でしたが。
 朝はよく冷えた、と言うか。昨日の夜から朝にかけては結構冷え込みまして、冷房やら扇風機やらは不要でしたねぇ......ま、過ごしやすい夜ではあったかと。そして日中は蒸すものはありましたが、全体的には負荷は小さめ? 夕方から夜にかけてもそれほどでもなかったですねぇ。
 ま、そういう意味では朝夕は過ごしやすかったですかね、ハイ。

 で、巡回してnature.comをみていまして。  doi:10.1021/ac800965g;)。このシンクロトロンのX線ビームは、サンプルの元素から特定の波長で出す第2のX線を励起する。研究者たちは隠された絵の層にあるコバルト、ヒ素、鉛やほかの金属を調査した ― いずれも当時存在した絵の具の、よく知られた成分である。この研究はこの絵のすべての色素を特定した訳ではないのにも関わらず、研究者たちに部分的な絵の再現を色の再現を作り出すことを可能にした。
 ゴッホはしばしば、部分的には金の節約努力のために古いキャンバスを使っている。Dikのチームは、ゴッホはパリに行くときに、印象派の作品に比べて、陰鬱で時代遅れであったポートレートを持っていき、そして彼はより明るく、より商業的で華やかなセンスのものをその上に描いたのだろう、と推測している。

 ということで、短い記事なんですが。
 ゴッホの絵のPatch of Grassの下に隠されたポートレートがX線でわかったということですが。ま、顔料には金属が多く入っているので、それぞれの波長ごとに金属がわかる、とある程度色もわかる、ということになりますので、それなりの絵が出てくるということのようですけど。
 なかなか面白いですねぇ.......
 しかし金がない(ゴッホは確かに金策で苦労している)のでリサイクル、ってのはわかりますけど。絵の上に丸まる絵を描いていく、というのは簡単にできるんでしょうかね.......? いや、絵画は全く詳しくないのでわからないのですけど。
 どうなのでしょうか。あぁ、「できる」のは知っているんですけど、そんな簡単にできるのかなぁ、と。ある程度そげ落としてからでないと難しくないのかなぁ、とも思うんですがね.......

 それとGene surveys identify schizophrenia triggersという話がありますか。ゲノムの欠損で精神病の発達の機会が増えるという。
 統合失調症のリスクの増加に関連する、まれに起こる遺伝子の変化は二つの独立した研究によって明らかになった。
 この調査はヒトゲノムの中で、その場所が欠損されたときには統合失調症の発祥リスクが、通常の人に比べて15倍にも急増する場所を特定している。
 統合失調症は深刻な精神的な健康の問題であり、そして生存中のある時点でほぼ100人に一人の割合で発祥する。遺伝子的な要因がこの病気の7割以上の原因になっていると考えられている。しかし多くの遺伝子が原因の病気とは異なって ― そして一般的に多くのほかの精神病と共通して ― 研究者達はこの病気の発生に関連している遺伝子の位置を特定しようと努力した。
 今回の新しい発見は、国際的な協力によって行われた二つの大規模な研究から得られており、両者ともに今週のNatureに掲載された。第一の研究はInternational Schizophrenia Consortium(ISC)によるものであり、欧州、アメリカ、オーストラリアの12の期間の研究者たちの協力によるものである;もう一つはSGEBE consortiumによるものであり、こちらは欧州、アメリカ、中国の18の研究期間によって行われた。
 ISCチームは3391人の統合失調症の患者のゲノムを研究し、特定の遺伝子の型のエラーで、copy number variationと呼ばれるものを探した。これはゲノムの場所が欠損されたか複製されている場所である。
 SGENEの法では、15000人の患者と、その子どもの間のコピー数のすべてをカタログ化することによる、わずかに異なるアプローチをとった。そして彼らはこれらのバリエーションを、1433と3285にナンバリングした二つの統合失調症の患者グループの一致を調べてみた。
 両グループは1番と15番染色体、そして以前統合失調症の感受性の増加に関連していることが示された22番染色体の、同じ三つの場所において統合失調症に関連した遺伝子の欠損を報告している。SGENEでは、さらに15番染色体の更なる欠損を突き止めており、一方でISCはこの病気の人は、そうでない人に比べて一般的にまれな染色体構造の変化を発見した。
 これらの欠損は統合失調症のリスクを非常に増大させる(異なる場所の欠損よりも3〜15倍あると推測される)のにも関わらず、それぞれは一般の人にはまれにしか起こらない。一般におけるこれらの欠損の頻度はまだはっきりとしていないが、約1%程度であろうと信じられている。
 このバリエーションは非常にまれであるために、共同研究はおそらくは統合失調症やにたような精神病の遺伝子の基礎の理解をする最良の方法であるだろう。「我々はおそらく遺伝子の感受性編寄与の理解のための、非常にまれな、しかしハイリスクな変異を特定できるようになるであろう」と、SGENEに参加したメンバーである、deCODE geneticsのchief executiveであるKári Stefánssonは言う。
 これらの欠損は完全な統合失調症の統合失調症の遺伝子の原因とする完全な説明にはならないが、二つの研究からそれぞれこの発見の再現ができたことは重要である。「異なる視点と方法を使って、二つの独立した研究から得られたという事実は、精神医学の遺伝学にとってすばらしいことだ」とISCの研究メンバーであるHarvard Medical SchoolのPamela Sklarは言う。
 University of OxfordのWellcome Trust Centre for Human Geneticsで精神病の遺伝学の原理を研究しているJonathan Flintは、この結果は大きな前進であると認めるが、しかしこの関係を統合失調症のよりよい生物学的な理解へと導くには、平凡なこととするには遠い、と指摘する。22番染色体における遺伝子の変異はしばらくは知られていたが、しかしこの病気のリスクを引き上げる正確な遺伝子はまだはっきりしていない、と彼は言う。
 それにも関わらず、これらは初めて統合失調症と関連した欠損が、そのような大規模なサンプルと様々な集団から識別できた、とStefánssonは付け加える。「統合失調症は思考と情緒に影響する。典型的な人の病気であるが、しかし生物学的にはわずかな理解しかなく、診断も難しい。これらの発見は、その原因に光を当て、そして初めて臨床的な診断と教育活動における分子テストへの初の構成部分を提供したことは重要だ。」
 「これは(統合失調症の)リスクのある人を発見するのに重要であり、そのために彼らが大麻と言った引き金となるものをさけることができる」と英国の精神健康チャリティーSANEのchief executiveであるMarjorie Wallaceは言う。「しかし数年以上我々は遺伝子の調査における謝った陽性反応を見ているし、そして我々はそれ故にこれらの発見にはある種の注意を持って取り扱っている。勇気づけられる一方で、彼らは原因・治療、そしてそれらすべての発見、精神病の必要な阻害の多くからはまだ遠くにある。」
 今週のNature Geneticsに掲載された更なる研究において、異なる遺伝子変異であるsingle nucleotide polymorphismと呼ばれる、一つのDNA塩基が変化してしまう現象の間で、統合失調症のリスクが増大していることが報告されている。Cardiff UniversityのMichael O'Donovanと同僚らは、統合失調症に感受性の高い可能性のがる遺伝子は、ZNF804Aと呼ばれており、著者らは遺伝子の発現の調整に関与しているのではないかと疑っている。ほかの研究とは異なり、この種の変異は一般的であるが、リスクについては小さな増加を与えるだけである。

 ということですが。
 統合失調症については「からむこらむ」で、ちょうど「精神分裂病」からかわった頃の話ではありますがのせてありますのでご参考まで.......ということで、遺伝子関係とこの病気の関わりについて、結構有力な候補が出てきたということになりますか。今まで若干あれこれとはありましたけど、大規模な試験で出てきた共通項、ということで意味は大きなものになるかと思われますが。
 ま、情緒と認識に関する部分ですよね.......症状から考えて。また気になるのは、今回指摘された三つのうち、どういうコンビネーションでどれくらいのリスクの増大があるのか、とか気になるものはありますが。発症率が1%という病気ですから、サンプル数は比較的容易に集めることができる、というのはいろいろと研究を進める要因にはなるのかとも思いますが........
 ま、これから様々に確定していくのでしょうけど。時間がかるでしょうが、いろいろと理解が進むとよいですが.........

 後はThousands of proteins affected by miRNAsという話がありますか。ジャンクからはまだ遠い、これらのゲノムの断片幅広く影響を及ぼす、と言う副題がついていますけど。
 microRNAs(miRNAs)は、巧妙に、生物学的にきわめて重要な過程も含めて多量のタンパク質に影響をする、と初めてこれらのタンパク質に影響するコードされていないRNA小さな小片の大規模な分析を行った結果からわかった(M. Selbachet al. Nature doi:10.1038/nature07228; 2008; D. Baeket al. Nature doi:10.1038/nature07242; 2008)。
 「これらの論文は、miRNA研究のツール・ド・フランスといえ、生物学における非常に悩まされる問題に挑む、最新技術を利用したもので、言い換えるとmiRNA標的遺伝子の証明と言える」とYale University の分子生物学者で、miRNA研究者であるFrank Slackは言う。
 この研究は、長い間存在したどのようにmiRNAが機能するのかという疑問への答えの手助けとなる。これらの小さなゲノムの断片は、たった21〜25個のヌクレオチドの長さであり、かつてはそれらはタンパク質へと翻訳されないために「ジャンク」物質と考えられていた。実際には、動物においてそれらはタンパク質のレベルを二つの機構を通じて調整している:遺伝子から「読み出し」をするメッセンジャーRNAの分解;そしてタンパク質へと翻訳されるメッセンジャーRNAの阻止。しかし以前の研究では、どのようにmiRNAsがメッセンジャーRNAに影響するのか大まかな様子しかみられていない。これはどのようにmiRNAsが数千ものタンパク質に一度に影響を及ぼすのか、調べるのに技術的な困難があったためである。
 科学者たちの二つのチームが今回個の問題に対して、質量分析機の最新版を用いて挑んだ。この技術はSILAC(stable isotope labelling with amino acids in cell culture)と呼ばれ、細胞によって作られたものとして重い同位体でラベルしたタンパク質を使う。研究者たちはこの同位体を使って、細胞で作られる数千ものタンパク質をラベルし、特定のmiRNAsの過剰発現または過小発現を行わせる。そして彼らはこれらの細胞にあるラベルしたタンパク質の量と、対照群の細胞にある対応するタンパク質の量を調べた。片方のチームである、Max Delbrück Center for Molecular MedicineのMatthias SelbachとNikolaus Rajewskyらが率いるチームは、SILAC法において、処理した細胞と対照群の細胞によって作られたタンパク質のラベルと比較についてを修正し、彼らの結果が長時間残るタンパク質によって偏りがないようにした。
 これらの分析は、一つのmiRNAが実に今にも起こりそうな数百のタンパク質の翻訳を減らすことができた ― そのメッセンジャーRNAを分解するのみではなく。この研究はまた、タンパク質のレベルがコンピューターアルゴリズムによって予想された方法で変化するのか、あるいはその予想される能力におけるアルゴリズムが変化するのかを調べている。
 しかしこの研究からの最も興味深い発見は、タンパク質のmiRNAsの影響は、通常全く穏やかなものであり、その発現のレベルの変化は2倍以下でしかなかった。Harvard Medical Schoolのタンパク質の化学者であるSteven Gygiによって行われた研究では、彼は質量分析で初めてmiRNAによって増幅された細胞の集団を試験した後で、研究の一つをつぶした。「実験データはちょうど対照群のように見えたため、我々はそれは機能していないのだろうと考えた」とGygiは言う。
 彼は協力者である分子生物学者David Bartelと、Whitehead Institute for Biomedical ResearchのHoward Hughesに、彼はこのプロジェクトを終わらせたいと語った。しかし、Bartelはそうではない:「7年間miRNAsを研究した後で、我々はデータが非常に微妙なものであることを知った」とBartelは言う。
 より深い統計の分析でBartelが正しいことを証明した ― この効果はあるが、しかししばしば小さいものであった。両チームは動物細胞に置けるmiRNAsのノックアウトを行うことで、彼らの結果を確認した。
 しかし大半のmiRNAsの影響は小さいのにも関わらず、それらはまだパワフルである、とDelbrüのグループは言う。このチームは「let-7b」と言うmiRNAを発見しており、これは重要なタンパク質であるDicerと呼ばれるタンパク質の生産を変化させることができ、その効果は4倍もある。DicerはすべてのmiRNAsとsilencing RNAs(siRNAs)の生産に関わっており、RNA阻害の過程を通じて遺伝子のシャットダウンをする。そのためにlet-7bは直接あるいは間接的に数千もの遺伝子の発現をコントロールする ― もしチームがDicerのメッセンジャーRNAのみをみていたのならば、この発見はなかったであろう。なぜならば、これはlet-7bのDicerにおける影響の大半は、翻訳レベルの段階であることをチームが発見したからである。
 データはmiRNAsをよく制御された複雑なタンパク質の発現のレギュレーターとして描き、パターンを重ねる。それは製薬会社にとって、大半のmiRNAsは非常に様々な標的を持っているために、複雑な絵となるだろう。しかしこれは必ずしも割ることではない、とSelbachが指摘しているように、最も効果的な薬剤は様々な分子を帆油滴としている。「私はこれはシステムが非常に豊富であることを示したために、非常にすばらしい発見であると思う」とSelbachはいう。

 ということですが。
 miRNAについてはいろいろと今は調べられていますけどね......ま、その重要性を補完するような発見である、ということですが。DicerはメッセンジャーRNAの切断をして、例えばRNA干渉などで関連するタンパク質ですが。そういうのにも関連ですか......
 しかし、まぁやっぱりここら辺は幅広くやっていかないとだめ、ということでもありますか。
 面倒といえば面倒ですが。実験手法もいろいろと考えないと大変ですね........

 ま、取りあえず以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西は高気圧がありますが、東の方は雲が多くなってくるようで。関東地方は雲が多めのようですが、晴れ間も見えるようですね。東京で30/24と言う予報と。
 まぁ、過ごしやすいと良いですが。

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は一応休みをとりましたので、休養の一日となりますかね......まぁ、書かなければならない書類が連休中にあったりもしますけど。とっとと終わらせておきたいですが、まぁ、でも何かぐでっとだれていたい気もかなりしています。
 さて、どう過ごすか.......?

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




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