〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2009年8月分〜


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2009/08/31
 さて、昨日は取りあえずぼへっとしていた一日でしたかね。
 8時前に起きだしまして、そのままコーヒーをすすりつつ泊まりで出て行く家人に挨拶してからしばらくゆっくりと巡回。その後、10時前になってから地元の投票所へ行ってきまして、そのまま地元駅へ向かい買い物を若干。ついでにMacOS X 10.6とかないかなぁ、と駅周辺の郊外型電器店へ向かうも、二店回って両者ともおいておらず、やれやれ、と。
 その後、帰宅してから面倒なんでAmazonで発注して、そのまましばらくのんびりやっていましたかね.......いや、何となくでネット上でやたら薦める人が多い『皇国の守護者』とやらを買ってみまして、読んでいましたか。その後はのんびりとやっていましたけど。まぁ、テレビも余り面白いものもあるわけでもなく、結局はネット上で動画を見ていたりして過ごしていましたかね。
 ま、何つぅか気が抜けています。

 そして昨日は不安定な天気の一日。
 気温は低下傾向で、全体的には涼しい。そして、天気は雲が多く時折雨が降っては止み、と言うパターンで進行しまして、中々面倒なものがありましたか。と言うか、投票に行く頃に雨が降り、帰る頃には止んでまた降り、と言う形で繰り返していまして。湿度は当然高く、と言う。台風の影響ということですが、まぁどうなることやら、と。

 それにしても、まぁ買い物があれこれ。
 『皇国の守護者』はネット上で気になってきたから買った感じですが。5巻で終わり、と言うのがいいですね。余り長々だと買う気も失せる訳ですが........ひたすら撤退戦の話、と言うのがまた何というか、濃厚ですな(^^; イメージ的には「北海道に侵攻するロシア」と言うイメージに近いんでしょうが、基本的には架空の世界の架空の土地での架空の物語ですけど.......戦闘の仕方としてはむしろソ・フィン戦争をもうちょい悲惨にした感じか。
 この物語はある意味「大きな戦争の一部」を切り取った物語ではありますが、ちょうどそれで良い感じ。士官レベルの現場の人間のあり方、と言うかそういう中にたたき込まれた人物の、ある戦いの物語、と言う形で切り取ってありまして。続きはこういうのは期待しない方がいいんだろうなぁ、と思いますけどね。
 ま、過酷な撤退戦が好きな人はこういう物語は熱く語れるのではないかと。管理人は結構好きと言うか、一時期やたらと夢の中で撤退戦やらされる夢を見ていた人間としては嫌いなわけがないんですが(笑) ただ、まぁ戦争ってのは色々と狂わせるよなぁ、と思うわけでもあるんですが。
 妙な方向で人間が試される世界というのもハードなものかと。

 しかし買い物も何というか。
 MacOS X 10.6は多分地元じゃ扱わんだろうなぁ、と思ったらビンゴでしたか。やれやれ、と思うものがありますけど。ただ、しげのーさんの所の記事をみると、どうやらインストーラーに一部不具合があるとか云々。これを考えるとまぁ、幸いだったのかもしれませんが。
 まぁ、ポジティブに考えておくことにしましょう、えぇ。

 買い物というと昨日は初めて買ったのが生クリーム。
 いや、何かというと家人もいないので自炊になるんですが、カルボナーラが食いたい、と思って「じゃぁたまには作ってみるか」と。パスタだとソースは市販で全部やっていたので、何となくやりたくなったというのもあるんですが。ここを参考に取りあえず作ってみましたかねぇ。
 うむ、「適量」って難しい.......もうちょいしっかり味付けしておけば大分良かったか........
 なんつぅか、こういうのは実験を思い出すものがあります。ハイ。「試行錯誤」と言う意味でですがね。

 ま、取りあえず今日は余りネタ無し、と言う事で以上で。
 さて、今日は台風11号で大荒れの東日本という事になりますか。西日本は太平洋側は晴れ、日本海側は曇り。そして東日本は台風によって雨、と言う事になります。関東地方は大荒れで、昼頃の接近に伴って風雨が強くなるようですが。東京で26/22と言う予報と。
 まぁ、仕事が成立するんだかなんだか.......(^^;

 さて、今日は8月が終わりですか。今年の2/3が終了と言うことになりますけど。
 取りあえず、管理人はカレンダー通りに仕事ですが........出撃タイミングとか考えないとまたむやみに混みそうで何というか、まぁあきらめるか........普段着でいって、職場で仕事着に着替えて、と言う感じにしないとえらい事になりそうな感じもしますが。まぁ、面倒なことです。と言うか、この台風も「何となく」突然湧いて関東に、と言う感じがしますがね。
 まぁ、どうなりますか。無事に過ごせれば重畳と言う事です。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/30
 さて、昨日は在宅の一日でいたかね。
 取りあえず爆睡、と言う事で起きだしたのが10時半。また珍しいぐらい良く寝ていた感じはしますが。起きだすと咽が大分渇いていたのと、半分はトイレ行けーコールと言う感じではありましたか。で、起きだしてからそのままぼへっとコーヒーをすすりつつ過ごすという感じで午前中は終了。
 午後はnatureの記事を読んでいたり、巡回してログ読んでいたりして過ごしていましたかね........まぁ、何というか。余り気力が湧いてこないと言うか。取りあえず「疲れていた」と言う事だと思いましたが。実際に結構眠気もあり、夕方からは夕寝という形でダウンしていましたか。
 ま、回復に専念したということになりますかね.......

 そして昨日は結構暑い一日。
 日中は晴れて気温も高く、そして湿度も数字よりは高く感じましたか。風が余り吹かなかったので、それが原因かもしれませんけど。このコンディションの為に日中は結構グッタリ気味。Macのファンも大分回転数が高く、中々うるさかったです。ただ、夕方からは家人がヒグラシの声を聞きつけるなど、季節は確かに変わっているなぁ、と。
 ま、でも残暑、と言う感じですね.......

 で、まぁ何か昨日は思ったよりは静かな一日でしたか。
 選挙投票日の前日なんで、そこそこうるさいかと思ったんですが「最後のお願いに参りましたぁー!」的なのが自宅周辺はきませんでしたねぇ.......何か珍しいような気がする。2kmと離れていないところに某政党の候補者の事務所もあるんですがね........
 ちなみに、振り返ってみると管理人の通りすがりの中で一番目立った活動をしていたのが幸福実現党、次が民主党だったなぁ、と。自宅周辺にきたのは民主党と共産党だったかな? 自民党は余り見かけなかったんですが、家人はよく見たと言うのでタイミング的にあっていないと言うことになりますか。みんなの党もそう言えば2回ぐらいみたか。
 ま、民主党が勝つんでしょうけど。どれくらいになるんですかねぇ.......個人的に議席数が多ければ大きいほど分裂するんじゃないかという気がしないわけでもないんですが。後は社民党と幸福実現党のどっちが議席数が大きいか、とか。まぁ、そういう感じで見る事になるかと思うんですが。
 でも、面白いもので共産党は本当に息が長いよなぁ、と思いますが。思想の固まりってのは基本的に強いものなんだなぁ、と組織と言うのを考えるのに思いますが。カリスマが固めるタイプは、それがいなくなると途端に組織は崩れるわけだ、と思うものでもある........いやぁ、どっかの宗教とかね。「組織」を考えるときにちょこまかと。
 まぁ、もっとも思想の固まりやら理念の固まりは基本的に柔軟性はないんですが.......(^^;

 そう言えば8月も終わりになって24時間テレビが始まっていますか。
 いやぁ、風物詩ですね。もっとも番組自体は管理人は以前(と言うか毎年)書いたように、「偽善の塊」と思っているので嫌いなんですが。いつごろからか完全にお涙頂戴路線に入ったりやら、方向性が変になったような気がするんですがねぇ.......ま、今年は選挙にバッティングしてまぁ、運が無いというか何というか。
 と言うか、あの番組も得た金の使い道は細かく出さないなぁ、と思っていますけど。そこら辺は結構不信(と言うか不審というか)がありますが........
 ただ、面白いもので先週ぐらいかなにかに、この番組を批判するような記事がネット上でちょこまかみられましたね。出演者がギャラ貰っているのはおかしいとか云々。まぁ、本当におかしいよな、これも。結局のところ、表向きの看板はともかく、本当のところはどうなんでしょうかねぇ。
 金の動きは検証されていない感じなのがなぁ。

 で、巡回していましてnature.comをみていまして。
 遺伝子絡み二つ。DNA swap could avoid inherited diseasesと言う話がありますか。サルの実験で、どのように母親が子孫へミトコンドリアDNAの変異を受け渡すのを避けているかを示した、とありますが。
 読んでみますと......一つの卵細胞からの遺伝物質を他の卵細胞へと運ぶ技術が、細胞の「発電所」であるミトコンドリアのDNAの欠陥により起こる遺伝病を避けるのに使うことができる。
 アカゲザル(rhesus macaques)を使った実験において、アメリカの研究者達はある卵の核のDNAを、核を除いた他の卵へとミトコンドリアDNAを一切移すことなく移植した − これは既存のDNA移植技術における重要な改善である。この卵は精子と受精させ、そしてメスに移植されて、あるメスのミトコンドリアDNAと他のメスからの核DNAを持つ子孫を作った。
 病気を起こす変異を持つかもしれない全てのミトコンドリアDNAを残し、そして実際に霊長類においてこれが出来たという事実は、「高度に革新的で非常に有望な」研究である、とMurdoch Childrens Research Instituteのミトコンドリアの病気の専門としている遺伝学者David Thorburnは言う。「マウスよりもこれはヒトの状況にもっと似せることができる。もし(ヒトで)安全であるのならば、大きな前進となるだろう。」
 ミトコンドリアDNAは唯一母親から子孫へと受け継ぎ、精子中のミトコンドリアは胚においてDNAになんら寄与することはない。ミトコンドリアDNAの変異は様々な病気に関連しており、2型糖尿病やミトコンドリア筋疾患(mitochondrial myopathies)、そして通常乳児を襲う神経変性病で運動の制御を奪うリー症候群(Leigh syndrome)といった物がある(Mitochondrial disease: Powerhouse of diseaseを参照)。少なくとも200人に一人が潜在的に病的なミトコンドリアDNA変異を持つと考えられている。
 胚はメスへと移植される前に、体外受精(IVF)といった生殖技術の支援を受けた時にスクリーニングを受けることができるが、しかし発表された報告はわずかである。また、どのくらい高く集中したミトコンドリアの変異が病気を起こすのに必要であるのかもはっきりしていない。
 診断の問題はミトコンドリアDNAを置き換えることで回避できる。今週のNatureにおいてOregon National Primate Research CenterのShoukhrat Mitalopovとチームは未受精のアカゲザルの卵から核DNAの染色体を、他の核DNAを除いてある未受精卵へと移植したと記述している。
 15個の胚が9匹の代理母へと移植された;うち3匹が妊娠し、内一匹は双子で合計4匹の子供が産まれた(Natureの論文においては、これらの子供の内3匹が報告されているのみである)。ヒトにおいては既存のIVFで同じぐらいの成功率となっている、とMitalipovは言う。
 これまで、これらの子供に異常はみられず、2匹はMitoとTrackerと命名された。これは細胞のミトコンドリアを探知し像を得るときに一般的に使われるMitoTracker染色からきている。
 3セットのDNAテストで、ドナーの母親のミトコンドリアDNAはほぼ完全になかった。Mitalopovは驚いている:「我々はこのアポローチは非常に効果的であると知っていたが、ミトコンドリアDNAの置き換えがちゃんと行われているとは思わなかった。」
 この研究はMitalipovと彼のチームが、2007年にアカゲザルのクローン胚を作って、それを胚性幹細胞を作るのに使った時に開発された技術に依存している。彼らは染色体を傷つけることなく分離する為のイメージングシステムを使い、そして同じシステムはミトコンドリアDNAを運ぶことなく核から染色体を移植するのに重要なものである、とMitalipovは言う。
 Mitalopovはヒト染色体複合体は恐らくもっと繊細である、と言うがしかし彼はこの手法がヒトで出来ない理由はなく、恐らくは2年以内にできるだろうと言う。
 Thorburnは、他の二つの安全性への関心があり、それは違う由来のミトコンドリアDNAと核DNAが常に互換性があるものではないというものである。胚、未受精卵の調達、そして核移植の研究における厳しい制限はまた、ヒトでの研究と応用の両方の減速をもたらすようである(The ethics of egg manipulation参照)。Mitalipovは彼はまた、この方法が生殖細胞株への永続的な変化を導入する為に、倫理的な部分での抵抗が予想されると付け加える。
 ミトコンドリア病の業界ではしかし、この研究の進行を見る準備が出来ている。「コストとリスクがあるが、しかし利点が退くよりはずっと思い」とUniversity of Miamiの細胞生物学社で、そしてUnited Mitochondrial Disease Foundation's Scientific and Medical Advisory BoardのメンバーであるCharlos Moraesは言う。

 と言う事ですが。
 核移植の話題、と言うことになるかと思うんですが。ミトコンドリアに関連する病気は結構ありますが、ミトコンドリアDNAは母親由来の物になりますから、母親に問題がある場合には当然遺伝的に子孫へとその病気が引き継がれることにもなりますし。まぁ、面倒ではある。と言う事で、本来の母親の卵子の核「のみ」を、別の核を取り除いた正常なミトコンドリアDNAを持つ卵子に移植する、と言うものになりますが。これが結構うまく行った、ということのようですが。  研究をした人間がそんなにうまくいったのか、と言うぐらいうまくいったようで。ま、倫理的な問題は確かに避けがたいものはありますが、この病気に悩まされる人にとっては重要なものとなるでしょうけど。200人に一人、と言うことは0.5%ですから結構多いとも言える。また結構応用もできるのわけですが。
 進めるのは簡単ではないでしょうけどね.........

 後はHuman mutation rate revealedと言う話がありますか。次世代のシークエンシングが、より正確な年代測定の推測を提供するとありますが。
 いつもヒトDNAはある世代から次の世代へと、100〜200ほどの新しい変異を蓄積しながら渡されていく、とY染色体のDNAシークエンシング分析から分かった。
 この数 − 初めて直接的にヒトの変異率を直接出した − は3000万塩基対ごとに一つの変異が起こっているのと等しく、そして種の比較と、まれな病気の検査(screens)から得た以前の推測と一致する。
 英国と中国の研究チームは、遠い親戚である田舎に住む二人の中国人のY染色体から1000万塩基対の配列を推測する方法を思いついた。これらの男性は、200年以上前に生まれた共通の親戚からの、同じ先祖の男性のみが持つ染色体を遺伝している。続く13世代を経て、このY染色体は忠実に父親から息子へと受け渡されていったが、それはまれなDNAのコピーのミスを持っていた。
 研究者達はこの二人の男性から得た細胞を培養し、そして次世代の配列化技術を使って23個の変異の候補を見付けだした。そして彼らは既存の配列化技術を使ってこれらの変異を12個確認できた。これらの変異の8個はしかし彼らの細胞培養の過程で発生したものであり、ちょうど4つの本物の遺伝性の変異が残った。その結果をゲノム全体へと推定すると、変異率は大体3000万塩基対に一個の割合であった。
 「我々のこの新しい配列化技術の応用が信頼できそうな結果をもたらし、変異率の為に我々が使った数は正しいものと良く一致したことに、我々は非常に安心している」とWellcome Trust Sanger InstituteのChris Tyler-Smithは述べており、今日のCurrent Biologyに彼が率いたこの研究結果を発表した。
 Tyler-Smithは、直接的な変異率の計測は我々の過去の進化における、例えばヒトが初めてアフリカからでて行ったとき、といった出来事の推定に使えると述べており、以前の方法よりもより正確であるという。しかしその可能性の前に研究者達はより正確な推測が必要だ、とUniversity of Lyonの進化生物学者であるLaurent Duretは述べている。「変異率の信頼できる幅はまだかなり広いものだ」と彼は言う。他の家族における、離れた男性のいとこからのY染色体の更なる配列が、より強力な結果をもたらし、そして各個人の間でどのくらいの変異率があるのかを示す、とDuretは付け加える。
 Y染色体のほとんどは他のあらゆる染色体と混ざらず、変異率はより簡単に推測できることになる。しかしその変異率は他の染色体とは何かしら違うであろう、とUniversity of Sussexの進化生物学者であるAdam Eyre-Walkerは指摘する。1000 Genomes Projectといった両親と彼らの子孫の配列化を含めた他のプロジェクトは、どのくらいのDNAの変化が残るゲノムに渡ってあるのかを解き明かすであろう。
 「私はこれは同様に行われるであろう多くの論文の中の、最初の物であると確信している」とTyler-Smithは言う。

 と言う事ですが。
 3000万塩基対に一個、ですか。一世代ごとにその割合で、少なくとも男性諸氏のY染色体は変異が起きているということだそうですけど。新しい技術と既存の技術で調べて大体これくらいの数値で一致する感じ、という事ですが。これが多いとみるのか少ないとみるのかはまたよく分からんですが、
 中にはこれが問題を起こすこともあり、あるいはメリットをもたらすこともあったわけですけど。ヒトの進化の歴史上にどれくらいの影響力があったのかを知るヒントになるんでしょうけど。具体的にまたどう使うのかはよく分からんですが........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線が抜けたと思ったら台風が接近してくるようで。台風11号ですか.......31日に関東にピークが来るようですが。取りあえず関東〜東北は雲が多く雨に変わってくるようで。他の地域も晴れていても徐々に雲がでるようですが。関東地方は曇り後雨で、東京で25/24と言う予報と。昼に向けて気温が下がるようで。
 まぁ、面倒な天気となりそうですな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はとりあえず投票してから地元駅へ行く事になりますかね.......いや、買い物をしておきたいのもありまして。ついでにSnow Leopardも買いますかねぇ。まぁ、傘は必須となるようですが、とっととやることは終わらせておきたいなぁ、と思っております。
 さて、どうなりますかね。
 まぁ、マイペースでやります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/29
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたか。
 え〜、朝から夕方まで肉体労働の一日でしたけどね.......流石に疲れましたか。心身共に、と言うことになりますが、結構精神的な部分も大きい感じで、またエンジンもいきなりブン回している状況だった為に、昼食後にちょっと、15分ほど仮眠を取っていたりしましたが。まぁ、そのおかげで大分スッキリはしましたけど。
 まぁ、そういうことで結構大きな負荷を終えて夕方には撤収。
 で、その後飲んで帰ってきましたかね......

 と言う事で、取りあえず生存報告、と行きたいんですが一個だけ。
 いや、帰宅してからちょうど某ニュースステーションで、奨学金の話にからめて何か話があったんですが.......納得いかねー「報道」だなぁ、と。つまり、奨学金を受けて卒業後、返済が大変であると言う状況になった人の話があったんですが。論点がおかしい、とも言える。
 何かというと、「奨学金は借金である」と言うのは常識中の常識。当たり前の事でなんで、ともすれば返済できない側に寄り添う形で報道されるのかが納得いかない。と言うと、冷たいだの恵まれているからと言う人もいるでしょうが、管理人は全部返しましたよ? しかも正規雇用の状態ではなく全部「バイト」状態で、しかも「リハビリ」期間中の時代から。
 なめてんのか? と言いたい。
 ついでに、教育についての視点はおかしいもので、「奨学金を受けて夢を持って専門学校」にいっても自分の願い通りに行く、と言うのが人生ではないわけで。また「高等教育は皆受けられるもの」では「ない」と言うのは当然の事。ちなみに、データを以前調べていて、高校に進学した者の1割以上が退学して消えていきます。別に「機会均等」=「能力の平等」ではない。また義務教育ではない段階(高校)以上では、金がかかるのは当然。だから事前に「借金」しての奨学金になるわけで、本末転倒じゃねーかと。
 何かが間違っているよなぁ........奨学金の前提は「社会から支援を受けて、後に社会に奉仕することでそれを返す」ものだと思いますので。具体的には「金借りて返す」と言う、ごくごく当たり前のことではないかと思いますが。なんでこういう感じで報じるのかがよく分からん。
 特にどっかの政党は高校無償化して、私立も同等の支援を、と言う事ですが、私立は基本的に「金を払って行かせる」ものなのにそんなレベルの助成金の必要性があるのかどうか。
 何か「教育」の定義を間違っている「報道」だったと思いましたが。

 ま、取りあえず妙に気になったので以上で生存報告。
 また、後日........




2009/08/28
 さて、昨日は戦線復帰の一日でしたが。
 え〜.......やっぱり心身ともに疲れるというか........のっけからハードですよ? と言う事で、到着して上司に挨拶やらしていたら今回はちゃんと事前に色々と書類がきていまして、その点は安心しましたが。ただ、久しぶりに戻ってきた自分の机には、たくさんの差し入れようの御菓子(笑) それと、たくさんの新型インフルエンザの関係の情報がありまして.......実際に、他所のセクションの中隊長の家族が感染して、とか云々。
 何かなあ.......来週辺り爆発的に広まるんじゃないかと。学校とか始まる時期になっているので。マスコミの想像以上のレベルで、と思っているんですがね。で、復帰条件にバイトから派遣社員に格上げ、と言うのがありまして、また拘束事項も増えてはいるんですが、取りあえずマイペースで仕事.......するにはちと心身共にハードな復旧事項となりまして、まぁもう、疲れましたかね。
 ハイ、帰宅してどかっと疲労が。
 まぁ、しばらくは調整していかんと結構きつくなりそうですね......

 ま、そういうことで本日は生存報告。
 今日を乗り切ればあっという間に休み、となる(予定)なのが幸いですかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/27
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 起きだしたのは8時半。何か妙に眠くて仕様がないので、結局体の通りに寝ていましたが(笑) まぁ、散歩に行く予定もなかったので良いか、と。そして午前中はしばらくぼへっとネット上廻っていたり動画みてすごし、昼食をとってからしばし頭痛の為に仮眠。その後、復活して軽くストレッチやらやってから夕食まで仕事をしていましたかね。
 で、夕食をとってまたのんびりモード。
 ハイ、マイペースな一日でした。

 そして昨日も雲の多い天気の一日。
 結構雲が厚くなったりと、余り晴れ渡るという印象は日中はありませんでしたが、しかし夕方には少し日が差しましたか。その時の直射日光はあまり熱くもなく、空気が思ったよりは冷えているとも思いましたが。気温はそこそこ上がったものの、湿度は全体的に低めでやはり全体的には涼しい一日だったと思います。
 秋の空気だよなぁ、これ。

 ところで、昨日ソニーから手紙が。
 何かというと、以前のモニターのリサイクルと言うことだったんですが.......相変わらずトップからどう辿り着いて良いのか分からないソニーのサイトがちょっとなんですが(これは改善してほしい......法令で決まっているのに)、ソニーの製品リサイクルのサイトをみて、ここからディスプレイの処分の申し込みをしたんですけど。
 で、代金の振り込み用紙がきた、と言う。夕方にコンビニへ入金しに行きまして、また数日以内にエコゆうパック伝票が届くのではないかと思いますけど。まぁ、企業側もシステム作るのが面倒だったと思いますが、もうちょいこう、分かりやすいところに情報は載せてほしいなぁ.......と。

 で、何やらMacOS Xの新しいのがでるようで。
 MacOS X 10.6 Snow Leopardと言う事だそうですが.......PowerPCはもう対象外になってしまいましたか。管理人がこれを使うとするとMacBookの方になりますが。しかし、OSが3300円でアップグレードと言うのがまた安い.......今までの4分の1位になりますか。
 まぁ、安いのもありますのでとっとと手に入れるのも良いのかと思いますが、しかしMacBookはParallelsが入っている都合上、これが起動できなくなると仕事で大ダメージになるんですよね........ちょっと情報待ちになるかな?
 しかし、個人的に主力で使っているデスクトップが対象外になったというのが悲しい.......PowerMac G5/2GHz Dualですが。購入して翌日か二日後に冷却ファンの制御がおかしくなって常に全開の爆音になったという懐かしい記憶がありますが。ぼちぼちIntel Macでのデスクトップも考慮せんと駄目なのかねぇ.......
 デスクトップに積んであるVirtual PCももう使えませんから、次はParallelsを導入ということになるかと思いますが。ゲーム関係は仕事が忙しくて入れられるんだかどうだか。
 買うとするとこの流れならMac Proか......4 Coreだよなぁ。8 Coreは高すぎる。っつぅかミッドレンジ出してほしいなぁ、本当。
#10.6の登場でまた新しいのとかでるのかなぁ.......

 Macと言うと、Apple社最悪の製品5選と言うWIRED VISIONの記事があったのでご紹介。
 アイスホッケーのパック状のマウス......あったあった。凄い使い難かった(笑) イヤホンも良く壊れると言うか、すぐ壊れますねぇ。似たような感じの記事は「失敗作」から学んできたApple社の歴史:画像ギャラリーと言うのもありますが。こっちはポジティブ(?)な記事になりますけどね.......Newtonなんてのもあったねぇ、と思いますが言われてみれば確かにiPhoneへと引き継がれたのか、これも。
 しかし、最悪の製品は別にもあるような気もしますけどね。歴史は長い分だけ色々と恨み言を言いたくなる人も多いかと思う製品もあるかと。IIfxとか? IIvxやIIviは短命すぎた歴史も有りますが。そんな機種があると思えば、Color Classicを改造して使っている人もいるわけで(もちろん趣味の領域)逆に非常に強い愛着をもたれる機種があるのもMacらしいとも言えますが。
こういうサイトこういうサイトもまだ消えてはいないのね......更新はされていないけど。

 そう言えば韓国は初の「国産」ロケットを打ち上げたとか云々。
 25日だったんですか、あれ........ちなみに、ロシアが絡んでいることは知っていたんですが、どこまで絡んでいるのかさっぱり分からなかったんですけど。ロケット自体も良く知らない、と言う事でちょっと調べるとWikipediaの項目がありましたか。KSLVと言うロケットだそうで、今回は打ち上げセンターの地名から羅老(なろー)と命名されたそうですが。
 一段目はロシア製......あれ? 「国産」じゃないの?? 2段目はロシア設計で韓国が組み立てと言うものだそうですが。「国産」と言うにはかなり苦しいロケットではないかと思うんですが.......一段目がアンガラロケットと結構パワーがあるやつですけど。
 で、映像が無いかなぁと思ったらThe KSLV(NARO) of South Korea blasted offとYoutubeに、打ち上げ1分前からあったんですが......打ち上げ直後がなんか危なっかしいのは気のせいかこれは.......画面からみて右へふらっと動いてから左へ修正し、その後上昇してまた右側へ、と言う感じで上がっていますね。カメラの問題? ロシア製故に織り込み済みな何か?(^^;
 それにしても今回のロケットはほぼ一段目で構成されているロケット?? 何か妙な形状をしていると思って良く気付いたら、上の方の凹みが二段目。と言うか、何となくこれは打ち上げロケットよりは弾頭を積んだミサイルにも見えなくもないんですが(^^; まぁ、ミサイルがロケットの原型なんでそれは違和感はないんですけど。後は一段目上部、何か妙に白いんですが。何かあったのかな? ペンキで塗りつぶされている感じですけど。
 で、結果は打ち上げは成功、二段目からが失敗と言う感じのようで。衛星の投入には失敗ということですが......ペイロードがLEOで100kgですか......なんかなぁ.......
 まぁ、最大の疑問というか問題点は色々とあるんですが。
 これ、結局韓国にどういうメリットをもたらすつもりでやったんでしょうかね? 「国産」を唱えるには色々と重要な過程をすっ飛ばしているようにも思えますけど。何でやりたかったのか、と言う点が今一つよく分からん。ロシアから技術支援を受けながら(と言うかロシアから買いながら)とにかく打ち上げよう、という感じがしないわけでもないんですが。
 分からんなぁ........

 しかし、やはりロケットだけでなくてもそうですが、「先駆者」ってのはえらいものだと思います。
 ロケットの始祖と言うとまたどれを持ってと言う物はありますが、近代ならゴダード。現在に通じるものを作ったのはフォン・ブラウンらのチーム。そこから派生したのはたくさんありますが、大きく実用化に持っていったのはコロリョフとなりますか。日本だと糸川英夫ですが。
 日本の場合、ミサイル技術からの転用が出来なかったために、まさに最初からのスタートであったと言えますが。そういう意味でペンシルロケットから始めてここまで大きく育てた関係者は尊敬に値すると思っていますが。関係書は結構ありますけど、凄いものだと思います。

 そう言えばロケットというと、一方の日本はH-IIBの打ち上げが間近ですか。
 ペイロードはHTV技術実証機と言う事ですが。24日にフェアリングに格納されたということですけど。打ち上げ予定が9月11日の午前2時過ぎと言う事で、珍しく夜中ですか。まぁ、後2週間ちょいとあって、関係者はハードな状況になっているのかと思いますけど。
 一応、H-IIAのアップグレード版というか、増強型と言う見方のロケットでいいようですが。一段目を強化した(推進薬が約2倍量、メインエンジン二基によるクラスタ化)のが大きな変更かと思いますけど、これに関連した、あるいは別の部分でも新設計の部分もあれこれ入っているのでしょう。前面に出ているのは、その強化によってHTVをISSに運ぶことができる能力を得る、と言う物になっていますが。これがメインか.......もちろん、より大きな衛星をより遠くへ打ち上げることが出来るようにもなるわけで。
 一方、HTVもJAXAのページを見るとかなり力が入っているもので、かなりハイテクですね......6t分の物資をISSへ運び込むことができる様になっているとありますが。ドッキングとかどうするのかと思ったら、ISS付近まで接近して静止→ISSのアームでドッキング作業、とか。安全な方法と言えますが、その「接近して静止」と言うのは楽ではないわけですけど、以前の衛星「おりひめ」と「ひこぼし」からの技術と言うことだそうで。ロケットほどには注目されていませんが、こちらも面白い.......何となく、与圧部分に人を載せたくなるものはありますが(笑) まぁ実験動物とか載せて、とかやることもあるのかもしれませんけど。
 ちなみに、JAXAのH-IIBやHTVのページを色々と漁ってみると、経過やら情報が結構出ていますので、興味ある方は。
 いや、がんばってほしいと思っています。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西から徐々に前線を持つ低気圧が近づいてきつつあるようですが。まだ取りあえずは晴れる所が多いようですね。各地で雲が多いながらも晴れ。しかし一部は雨になるところもあるようですが。関東地方は曇りがち。東京で29/22と言う予報と。
 まぁ、また秋のような空気なのでしょうかね。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は仕事再開です。と言う事でまた出勤と言うことになるんですが........本当に前任者大丈夫なんだろうな.......いや、立場が弱いんで。まぁ、もう、取りあえずは。ただ、取りあえず今日明日で仕事の勘をどこまで復帰させるか、と言うか切り替えられるかですかねぇ。まぁ、がんばっていこうかと思います。
 また早起きと精神力の勝負がはじまるのね.......

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/26
 さて、昨日は取りあえず動いた一日でしたかね。
 6時頃に起きだしまして、しばらくぼへっとコーヒーをすすっていると緊急地震速報で驚き、何も来ないので肩透かし、と言うスタートではありましたが。そのまましばらくぼへっとしてから、8時頃から散歩。12kmのコースを大幅にアレンジして歩いてから、地元駅でしばらく買い物。DVDを3本ほど購入していましたか。
 その後は昼前に帰宅。その後はしばらくのんびりやっていましたかね。と言うか、結構ぼへっとしていた気もしますが.......ま、余り特筆出来るものもなく、その後はのんびりやっていましたかね。
 ま、マイペースな一日でした。

 そして昨日は過ごしやすい気候の一日でしたか。
 8月の気候じゃないですね、えぇ。夜は大分涼しく、明け方は窓全開にする気が起きない。実際に気温も湿度も低く、散歩に出ても大分歩きやすいというか、暑さによる消耗が非常に抑えられまして、今までに比べて大分歩きやすかったですねぇ。直射日光は流石に熱いと思いますが、しかし空気全体が大分秋のような雰囲気。そして3時過ぎてから居住地域は曇り空へ。
 まぁ、秋の空気が入り込んでいるのでしょうが、それにしても8月の気候じゃないです、えぇ。

 それにしてもまぁ心身ともにバッテリー切れ状態から取りあえず引き戻しましたが。
 いやぁ、本当に歩きやすかった。真夏の太陽にさらされるといかに消耗するか、と言う事を改めて感じましたが。このコンディションなら20kmぐらいも大分楽に歩けたかなぁ、と思いつつ14kmでしたが。ま、また一つルートが開拓できたかなぁ.......今まで14kmだと川沿いに歩いていくルートで平らだったんですが、いい加減飽きてきまして、ならば別で開拓しようと思って歩いてみたら住宅街やら舗装されている道が多く、この為に足の負担も大分減ったのかなぁ、と。
 アップダウンがそこそこあるルートなんですけどね。そういう意味ではまぁ、負荷の具合としては悪くはないかと。
 ま、もっともぼちぼち仕事再開ですから、そうなるとまた歩けませんが.......鎌倉まで歩きたかったなぁ.......

 そう言えばいつの間にか甲子園が終わっていたんですねぇ。
 もちろん高校野球の話なんですが。雨がやたらと多い夏の印象があったので、8月中に終わるんだろうかと思ったら最初の方で雨が降った程度で順調に終わったようで。関係者はほっとしているのではないかと思いますが。
 で、その高校野球の決勝戦が中々凄かったそうで。9回表4−10と言うスコアで2アウトから5点取ってもう少しで追いつく、と言う実に熱い試合展開だったそうで、せっかくだからとYoutubeで検索したら出てきましたか。えぇ、これは非常に便利といわざるを得ませんが.....その9回表だけの動画が結構上がっていましたか。
 で、みてみるとまた凄い試合と言うか。
 流れって恐ろしいなぁ、と良く思いますけど。まさにそれですね.......優勝した中京大中京も6点目を取られてからとても後1つのアウトで勝てる、と言う雰囲気ではないと言うか。追い上げる日大文理もまた実に笑顔と言うか、顔が全く負けているように見えないと言う。試合終了後の顔だけ見ると、どっちが勝ったんだろう、と思いたくなるような雰囲気だったのが特徴ですか。
 まぁ、良い試合と言うのはやはり緊張感があると言えますが、そう言うのが非常に強かったですね........
#そう言えば3年前の再試合を2回もやった試合も凄かったが.......

 緊張感、と言うと朝の緊急地震速報はちょいと驚きましたねぇ。
 関東圏では例のエリアメールやらその他諸々でたたき起こされた人も結構いるのではないかと思いますが。管理人はちょうど家人の携帯にそのメールが入ったので、すぐさまテレビをつけて飲みかけのコーヒーカップを手に持ち、一口すすってそのまま床に置かず警戒していたんですが.......「あれ?」って感じでしたけど。
 まぁ、誤報とは言えどちゃんと地震はちゃんと情報通りの震源地で発生したわけで、違ったのはエネルギーだけ。そう思えば今回は「予行」と思うべきかと思いましたが。
 後のテレビのニュースやらネット上を回ってみたところ、同じようなコメントが大分多かったですね。一方的な批判と言うのが無いのは、まぁそれだけ地震に対する警戒感を皆持っているということかもしれませんが。肝腎のときに作動しないよりはよっぽど良いかと思いましたけど。
 まぁ、8月中旬のフィリピン海プレート近辺での地震連発は、相互に関係があるかどうかは別として流石に警戒感を引きだしたというべきなんでしょうかね.......逆に言えば、忘れる前にとっとと済ませてほしい、と思う気分もちょいとありますが。でも、来てほしくはないんですけどね、もちろん。
 ちなみに、管理人の周辺は何か地震にぶち当たる人が結構いるようでして、同期の「臨終管理栄養士」は2発、新潟であの大きなやつを喰らっていますか.......損害はノートPCのキーボードのみという強運なやつですが(笑) 後は阪神淡路で当時明石にいた伯母。その後あの地域に行った人間としては、一生忘れんだろうなぁ、と言う風景がみられたわけですけど。そして仙台に家人がいたときにもまた直撃。
 個人的に喰らった最大は震度5になるのかな.......? 十数年前に起きた地震でしたけど。高校生の頃だったか、あれは。当然強弱がない頃ですが。
 今の時代が良い部分は、最近の大型地震に関して色々な動画がネット上に出ていて参照できることですか。ニコニコ動画にもありますし、Youtubeにもありますし。時折みるんですが、やっぱりねぇ.......大型地震がきたらどうする? と言われたら管理人は「頭を守って祈る」と答えるようにしているんですが。そういう動画を見ていると、それ以外には思いませんよ、えぇ。ベッドに寝ていてすっ飛ばされるような事態で何が出来るんだか。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Canada assumes weighty mantleと言う話がありますか。キログラムの再定義を手助けする機器は、大西洋横断の動き(? transatlantic move)をする、とありますが。
 読んでみますと.......キログラムの定義をより敏感に行うミッションの中で、「ワット天秤(watt blances)」として知られる、たった二つの機器の内の一つが、その仕事に挑むのに十分良い事が証明された。そして現在ばらばらになっているそれら機器の一つは、英国から売却され、輸出された − この種の装置の誕生の地である − カナダへと。
 この動きは、英国の科学者達はその喪失に悲しませ、一方でカナダ側は得ることで喜んでいる。それはまた世界中の度量衡学者の息を殺している。「全てをばらばらにし、それを船に積めて、それを元に戻す − 心配なことは何かが壊れるであろう事だ」とUS National Institute for Standards and Technology(NIST)のもう一つのワット天秤で仕事をしているRichard Steinerは言う。「それは非常に壊れやすく、その多くは非常に古いものだ。」 カナダの研究室は8月の終わりに荷物を受けとることができると予想している。
 キログラムとは、唯一まだ一つの物体により定義されている単位である − パリ近くで貯蔵されている、プラチナ-イリジウム製の塊である。時間の経過により、このキログラムへと原子が付着したり、あるい脱落することで、その質量が変化する。気象学者達はそれ故に何かしらもっと安定した物を基準にキログラムを再定義することを狙っている − 例えばエネルギーと光の周波数の間の関係から定量化し、料理物理学と電磁気の方程式によって質量と関連させることができるプランク定数の様なものに。
 プランク定数の値をはっきりとさせる最良の方法は、正確なワット天秤を使うことである。大体ミニバンサイズとなっているカナダの装置は、1m長の平均台(天秤竿と言うべきか? balance beam)が入っており、これは一端には正確に質量が知られているおもりと、もう一端には磁場に入った幅30cmの金属コイルがある。更なる計測で測定し難い要素を排除し、そしてプランク定数の値を出す。
 このワット天秤は英国TeddingtonのNational Pysical Laboratory(NPL)で1975年に考え出された。この最初の機器の開発を手助けし、30年以上もその後継者と研究したIan Robinsonは、この夏に彼のライフワークを分解した。1トンの磁石を含めた500以上の部品が、約50個の木製の箱に詰められて輸出された。Robinsonはprecision coil(精密コイル?)を彼自身の手で包んだ:「誰かがこれを破壊しそうであるとすれば」と彼は言う、「それは私になるだろう。」
 NPL research directorであるKamal Hossainは、彼らは既にこの装置からいくつかの良い結果を出しており、そしてnanometrologyといったより実際的な領域に注力したかった為に、このワット天秤の研究をやめる事にした、と言う。
 「NPLがこれを止める(roll this up)する事に決めたとき、ちょっと驚いた」とOttawaのInstitute for National Measurement Standardsの度量衡学の長であるAlan Steeleは言う。この機械は研究室において行われる度量衡学の科学を伸ばし、キログラムの分野にカナダが入ってくる事を許すだろう。
 キログラムの再定義の他のアプローチには、ほぼ完全な球であるシリコン球に含まれる原子の数を決定することによるアボガドロ数(Avogadro constant) − 物質の1モルに含まれる原子あるいは分子の数 − をより正確に計算することも含まれている。もしワット天秤プロジェクトがやり遂げられれば、ワット天秤を持つ国家の研究機関は正確な質量と質量標準を維持する差異に利点を持つことになるだろう。ワット天秤はスイスとフランスにおいて建てられ、テストされていたが、しかしその正確性を証明する結果を発表していない。
 これまでに、NISTのワット天秤とNPLの物はプランク定数の値において全く同意していない。それぞれが10億中の10の精度で不確かさを持つにも関わらず、両者の最も最近発表された値の差は、それよりも10倍以上も大きなものであった。シリコン球おアプローチの研究をしているチームは、彼らはNISTのプランク定数の値に良く同意できるデータを持っているが、これらはまだ発表されていないと言う。その目標は、2011年にキログラムの再定義が行われる時までにこの不一致を解消することである。
 Steeleは、彼のチームはこの10月にRobinsonの手助けを得てワット天秤の再組み立てを計画しているという。彼らは、無振動で磁場の干渉から守られているOttawaの研究室が、この感度の高い装置の為の理想的な場所であることを証明するだろう事を期待する。この装置を移動させることは第三の、独立したプランク定数を特定する手助けとなる一連のデータを出すだろう、とSteeleは言う:「この装置は非常に複雑で、分解と組み立ては新規の実験を行うのに等しい。」 Robinsonは、彼は一度組み立てたときの修正をするつもりである実験において、小さな不備を確認する事ができるであろう、と言う。もしそれがNISTの値に同意できるものであるならば、合意形成は容易になるであろう。
 NPLの近くに通る電車による磁場干渉によって研究が悩まされているRobinsonは、カナダの研究室は実際に改善されることに同意する。彼は英国で彼の研究が継続できないことを悲しんでいる、と言うが、彼は重要なことは誰か − 誰であれ − が続けてくれることが重要だと付け加える:「主なことは、それは捨てられないということだ。」

 と言う事ですが。
 度量衡関係はまた分かる部分と分かりにくい部分と分からない部分があるので訳が楽だったり面倒だったりするんですが.......ま、ともかく長さの単位「m」は元々はフランスで作られたメートル原器が基準になっていましたが、これが1秒の299 792 458分の1の時間(約3億分の1秒)に光が真空中を伝わる距離として定義されています。何でかというと、メートル原器が温度やら経年によって変化を起こすことがあるから、普遍的な物がほしくなるわけで。
 で、そういう感じで世界共通の単位を作って定義しよう、と言う事で国際単位系ってのが色々と出てきて、それぞれが普遍的な物へと定義し直されていくわけですが......ただ、唯一重さの「キログラム」のみ、まだキログラム原器を使っているわけですが。
 ま、Wikipediaにもどうやって普遍的なものにするか、と言う議論が触れられていますが。ワット天秤、と言う天秤は初めて聞いたんですが......上にリンクしたWikipediaの記事には、「かつてプランク定数とキログラムを関連づけることでアンペアを定義するのに用いられた」とありますけどよく分からんです。ま、ともかく今回は2台しかないその機械の1台を所有する英国から、カナダへ売却されたと言うのがメインですが。それにからんでキログラムの問題に触れていますけど。
 個人的には、化学やっているのもあるんでしょうけど、アボガドロ数とかの方が何となくやりやすいというか、概念的に分かりやすいなぁ、と。そういう意味ではケイ素結晶からか......となると、原子量の定義で炭素12を使った基準もまた変わるのかな.......?
#まぁ、過去は酸素16使っていたわけで、実用上は余り問題はなさそうだが。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は移動性高気圧がまた東へと移動して行く様ですが、取りあえず天気は各所で持つようですね。各地で晴れる所が多いようですが、一部では徐々に雲が出てくるようで。関東地方は雲が多くなるようですが、晴れ間も見られるようで。東京で28/22と言う予報ですか。
 まぁ、過ごしやすそうな一日となりそうですね。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人はとりあえず仕事復帰前夜となりますか。即ち、「無職の夏休み」の最終日(予定)となります。まぁ在宅で仕事やらやりたいなぁ、と思ったりしていますけど。さて、どうなりますかねぇ.......いつぐらいに起きだせるか(^^; 仕事が再開すればまた5時起きになるんですが。これで復帰した初日に前任者復帰でクビ、と言うオチがあったら非常に笑えると言うか、笑うしかないと言うネタになりそうではあるんですがね。
 その前に新型インフルが一番怖かったりしますが。
 まぁ、どうなることやら。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/25
 さて、昨日はバッテリー切れの一日でしたか。
 何かここ数日バッテリーが良く切れている感じがしないわけでもないんですが。取りあえず、起きだしたのは珍しく9時半。しかも「トイレ行けー」コールで目を覚ますと言う状況でして、まだ微妙に寝たり無さを感じると言うのがなんとも.......だるいというか何というか。気温が涼しく寝やすかったのが大きかったと思いますけど。
 で、起きだしてからも完全に何か気合い無し。ついでに、気合いを入れる気もなしでして.......ま、唯一素早く動いたのは、途中で雨が降ってきて洗濯物を取り込んだとき、と言う程度。それ以外は何となくぼへっとしつつ、途中から読書して過ごすと言う状況でしたかね。
 ふぅ......
 ま、バッテリーが切れていました、ハイ。

 そして昨日は雲が多い一日。
 結構不安定化する天気でしたかね。一日中雲が多いのはともかく、まず昼過ぎて突然雲が湧いてきたらしく強い雨が2,30分程降り、その後夕方には珍しく雷を伴った夕立がありましたか。その夕立後には気温が急低下しまして結構涼しい、というかともすれば寒いと感じる人がいるかも、と言う気温に。
 夜になるとセミの鳴き声ではなく、虫の音が聞こえてくるなど、秋の気配が少しずつ、と言う感じです。

 ところで、読み終わった本が一冊。
 『御曹司たちの王朝時代』(繁田信一著/角川選書447)。え〜、平安時代の一部の書簡をまとめた藤原明衡の『雲州消息』から、当時の御曹司たちの様子について触れたものですが。
 原文は漢文で、これの読み下し文と現代語訳を載せて解説、と言うパターンが続くんですが結構面白いかったですか。ま、何というか取りあえずやっぱり、王朝文学とは全く違う世界がかいま見えて面白かったりするんですけど。今回は著者の文章が比較的読みやすく......と言うか、この人も何か書き方にクセがあるのと、忙しいとかあるのか分かりませんがくどいぐらい同じ繰り返しをやった(と言うか推敲が足りていないという)一部の本があったりと、何か安定しない物はあるんですが、今回は読みやすかったです、ハイ。
 ま、もっとも何でそう言う本を買うかというと、この人は着眼点が良いので。
 取りあえず、個人的趣味というかそういう傾向から、『枕草子』やら『今昔物語集』が良い、と言う人間ですから何でもかんでもでき過ぎている『源氏物語』やらよりはよっぽどこういうのが面白いわけですが。ある程度の具体的内容はリンクを参照してもらうと良いかと思いますが、「牛車の牛を放牧に出しているので貸してくれ」とか、「仕事が忙しすぎて遊べない」と言う愚痴やら、「仲間はずれにしないでくれ」と言う懇願やら.......いや、実に人間らしいかと思います、ハイ。そして、その文章の表現のくどいことくどいこと........当時のルールだったんでしょうけど、それにしてもしつこい文章といえますが。
 ま、やっぱり人間付き合いが一番の苦労の原因となっているのはどの時代も変わらないか、と思いますが。
 時代は大体頼通の時代になるようですね........王朝文学に描かれる世界の終わりも終わり、軍事貴族が台頭する前夜と言う頃になりますが。政治的にホットになる時代の直前とも言えますけど。

 ただ、しかし良く思うのはこの時代の「政治」ってのがなんともよく分からんと言うか。「仕事」の領分がよく分からんというか。権力争いが仕事になっている部分もありますしねぇ.......後は祭事やらそういう事についてが「仕事」となっていますけど、開墾が云々とかそういうのは本当に聞かないよなぁ(^^; 国司たちがやっているからかもしれませんけど、国司というと基本的に横暴な連中しか思いつかんし。
 和泉式部の夫である藤原保昌もそういう国司の一人だったと言われていますがね.......もっとも、袴垂を撃退した話とか思うと、ケンカ売れないだろうなぁ(^^; 一方、『今昔物語集』に登場する越前の国司である藤原為盛なんかは役所に納める米などを納めず、役人がやってきたと言う話なんかもありますか。
 損撃退方法が最高に笑えるんですが(巻二十八にあったはず)、まぁやはり自分の懐直行だろうなぁ。同じく『今昔物語』に出てくる藤原清廉の話もこういう国司の一人でしょうね.......大きな荘園を持っていた「徳人」、つまり「金持ち」であった人物であったものの官物を納めないために、大和守藤原輔公の徴収に泣きを見ると言う。
 まぁ、当時の「政治」で実際に考えるのは、まずは宗教的な行事(祭事等)と人事が中心か。地方からの住民の苦情処理と言うのも結構あったみたいですけど。京都の治安関係やらそういうのと、外交はもちろんあったか。でも結局京都付近に大体終始。地方は何から何まで国司任せと言う感じだよなぁ、結局。反乱関係は流石に中央が絡んでいますけど。
 何やっていたんだろう、本当。こういう「王朝文学」の華やかな頃ってのは「権力者」やら「役人」はいても「政治家」と言う感じの人はいないですね、本当。

 そう言えば「B's Recorder」のBHAが事業停止、自己破産申請へと言う話がありましたか。
 一昨日知ったんですが、まぁその時は生存報告になったので今回ですけど。BHAも終わったか.......ただ、やはり今はそうかねぇ、と思うのはBHAと聞くと一般的にはB's Recorderなんですねぇ。管理人はB's Crew以外ないですよ、えぇ。やっぱりフォーマッタの会社と言うイメージが強かったりしますが、今はフォーマッタと言うのも既に過去のものになってしまった感じですが。
 簡易版がMOやHDDに付属してきたものですがね。通常版は市販されていてそれなりのお値段がしていたものですが。今は汎用性が増したというのか何というかよく分かりませんけど、OSレベルでどうとでもなっていますので。
 ちなみに、昔のMacのフォーマッタは「ドライブ設定」でしたねぇ(笑)

 フォーマッタと言うと以前も書いたことがある本を思い出しまして、何となく引っ張りでして読んでしまいましたか。
 技術評論社の本で、『進化する記憶装置―次世代記憶装置の比較徹底研究』と言う本を昔買っていましたので、それを。リンクはamazon.co.jpでして、技術評論社の方には情報がありませんでしたが.......中古で15000円からですか(^^;
 ま、時代は「大容量記憶装置」の時代でして、230MB MOを基準に、128MB MO、アイオメガ社のZip、サイクエスト社のリムーバブルHDD、MD Data、PDを比較すると言う物でしたが。おまけ的に、今後登場するものとしてサイクエストのEZ135、アイオメガのJazz、幻の(?)120MBフロッピーやらが紹介されていましたが。
 いやぁ、時代だなぁ.......(^^; ちなみに、この本の著者が使ったマシンが自作のPentium 100MHz。MOのドライブのお値段は定価で下は99800円、上は14万8000円ぐらいの時代です。そう言えばこの頃Mac World Expoに一回行ったんだよなぁ.......まぁ、こういうメディアが熱い時代でしたが、今はMOもメディアの生産を止めるところがでて、サイクエストはこの本の発表後4年後にアイオメガに買収され、アイオメガもどっかに買収され......MD Dataは後継がでず、PDも数年後に消えてしまいましたか。
 まぁ、色々な物が出てきた未成熟な時代故の楽しみだったといえますが.........
 ちなみに、何でフォーマッタでこういう本を思い出したかというと、Macにおけるフォーマッタ事情ってのがありまして。当時は漢字Talk7.5ぐらいの頃ですが、いくつかフォーマッタが紹介されていまして、みてみるとFWBの「Hard Disk Toolkit」、会社は忘れましたが「SilverLining」、BHAの「B's Crew」、後は三菱だったかどっかの「Drive 7」が紹介されていまして。やれSCSI 4.3に対応だ未対応だと云々......ちなみにお値段は約1万〜でして、一番高いのはHDTの3万6000円。
 ちなみに、FWBはもうないようですね........

 しかし今の基本的な技術もまたどうなるのだか。
 ハードディスクはどうなるんでしょうかね。SDDとかに置き換わることがあるんでしょうか? フロッピーやらMOの代替として完全に定着したといえるUSBのフラッシュメモリーも何か替わるんですかね? SDやらより小さなディスクがでていますがそう言うのに替わることがあるのかどうか? あの手の小型メディアも統一されるのかどうか。
 そして光学ドライブはまだDVDが主流ですが、ブルーレイに順調に移行するのか、その次がでて普及しているのか?
 逆にパソコンを使う場所がほとんど限定されて携帯電話が何かしら、もっと大きな役割になるのか。っつぅか、テレビや新聞も例えば10年後はどうなっているんでしょうかね? 今のテレビ局から減るんじゃないかと個人的には思っていますが.......新聞も大手が少し消えるとかありえるかも、と。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は大陸から来る高気圧に覆われるようですね.......秋に近いんじゃないだろうかと思わなくもないですが。雲が出るところもあるようですが、大体は晴れる所が多いようですね。関東地方も穏やかなようですか。東京で29/22と言う予報と。
 まぁ、朝夕は秋の気配になるんじゃないでしょうかねぇ。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はとりあえずぼちぼち仕事復帰ではありますが。まぁ、のんびりとやりますかねぇ.......散歩したいなぁ、と思っていますが。気候的にも良さそうで。後は仕事若干と言うことになるのかなぁ、と。とにかくも昨日の気合いがない状態からは脱したいと思っていますが。
 さてさて.......?

 ま、こんなところで以上で。
 また、後日........




2009/08/24
 さて、昨日は「自己研修」の一日でしたかね。
 取りあえず5時半にはとっとと起きだしまして、7時頃にはとっとと地元駅へ.......元職場の近くの中学校の名前の入ったシャツを着た中学生が大量にいて驚きましたが(^^; ま、ともかくそのまま都内へ向かって会場へ。で、その会場がまた......寒い(^^; 中央から一括コントロールと言うシステムを取っているのは良いのですが、それほど大きくない部屋でまた冷房ががんがん効いていまして。
 で、外へ出ると「もわっと」するぐらい蒸すというか暑いと言うか、暑いと言うよりは温度的には何かちょうどよい感じがないわけでもないというか。
 要約すると「体の自律神経にはよろしくない」と言うことなんですがね.......まぁ、そういう状態で会場入りから大体7時間ぐらい? いまして、その後撤収。ついでに飲んで帰りましたかね。これがまた、予想外にがっつり飲んでいたりしましたが。
 まぁ、取りあえず一つまた面倒が終わった一日でしたかね。

 と言う事で、飲んでもいたので本日は生存報告。
 取りあえず、のんびりやります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/23
 さて、昨日もなんかだらけた一日でしたかね。
 起きだしたのが7時前でして。もうちょい早く起きる予定だったんですが、どうにも体が動かないというか、だるい。やれやれ、と思いつつ起きだしまして、家人が作ってくれたおにぎりやら食べたりしながら過ごしていたんですけど。散歩へ行きたいなぁ、と思いながら朝から高温多湿でだるいったらありゃしない。
 と言うか、気合いが入りませんでしたね、えぇ。
 で、結局午前中はもう動く気にならず、午後前にやっとこさ気が入ってきたのは良いものの、余り遠距離を、と言う感じではない。ただ、腹は減っていたりはしていたので、地元駅にある某有名チェーン店に名前が似ている手作りハンバーガー屋ってのがあって気になっていたので、じゃぁせっかくだから気合い入れていくか、と。
 ........う〜む、減点がいくつか........
 そして食べてから帰ろうかと思いつつ、やっぱりちょいと隣駅の方へと思ったら電車が動かないと言うトラブルが生じているとかで、「もうどこにも行くなと言う事か!?」と内心思いつつ、結局撤収しましたかね.......いや、もう精神的にかなり疲れているというか。動きが悪いと言うか........攻略戦以降の燃えつきと言うことかもしれませんが。
 で、帰宅してからまたぼへっと過ごしていましたかね。
 えぇ、夏バテって感じです.......

 そして昨日は上述の通り高温多湿の一日。
 雲が多く、午後になってから特に雲の量が増えたというか、黒い雲が大分みられるような感じでしたが。気温は朝から高く、熱帯夜。9時ぐらいでも結構だるく感じるものはありましたか。そして湿度がまた結構高くて、これがやる気を削がせる最大の要因だったように思えます。
 全く、まぁ.......だるい........

 それにしてもハンバーガー屋。
 味は美味しかったんですが、店員が悪いと言うか。店は結構繁盛しているようで忙しいタイミングだったようですが、入ってから席に案内され、そこから5分以上放置されたのは何というか。おい、気付けよ、と。捕まえて「悪いんだけどメニューとお冷やくれない?」の一言でやっと気付いたみたいでして。
 何かねぇ。大きな店じゃないのにねぇ。そしてでるとき、前の客の支払いで何かサービスか何かがあったんでしょうが、2分以上待つと言うのもなんとも。他の客の会計ではお客さんが1分以上待ちぼうけ、って結構まずいんじゃないかそれ、と思うものがありましたか。何かなぁ。
 味は良かったんですがね。これは確かに認めるものはあるんですが。だから客も多いというのも分かるんですけど、日本における飲食業の、飲食そのもの以外での問題としてこれは結構まずいんじゃないかなぁ、と思いましたか。店員さんもそこを察したのかどうか分かりませんが、粗品くれたんですけど。
 顔に出たかねぇ........? 空いているときに行ってみる価値はあるかもなぁ、とは思っていますが、さて........

 しかし日本人は「妖精さん」と言う話を聞いたことがあるんですが。
 これも本当かどうか分かりませんが、海外でサービスが悪いと日本人の客は文句も言わず、ただ二度と来ないと言うことで「妖精」扱いされるなんて話をネット上のどっかでみた記憶があるんですが。確かに飲食関係はまずいと「外れ引いた」と思いつつも、店の人にまずいとは言わずに二度と来ないで終わるわけですけどね.......ここら辺は有名な話か。
 まぁ、実際にそういう店は確かに短期間で潰れていることが多いんですが。
 バーで飲んでいるときに話題にはなったなぁ、そう言えば。「三杯だけ」と言うお客さんがきて、三杯だけで終わる人は余りいない。三杯できっちり終わる人は多くはないけどいる、とかで。じゃぁ一杯だけで帰ったら? と聞いたら「そういうお客さんは大体二度ときません」と言うことだそうで。つまり、味が悪かったかサービスが悪かったと言う事だと。
 そういう意味ではまぁ結構怖いよなぁ、ここら辺は。
 でも、確かに美味しい店は行列が簡単にできて明白だよなぁ、日本の飲食業は。さほど離れていないラーメン店で、片方は行列、片方はがらがら、って残酷なまでにみられるわけでして。築地とかここら辺の格差を目の当たりにしてあきれたこともありますけど。
 しかし、こう考えると海原雄山は本当に良く言うよなぁ、と。
 言わずにはいられない? っつぅか血圧高そうな人物だとは良く思いますが、一端ぶっ倒れたよなぁと思ったら交通事故。血圧じゃなかったのね.......完璧主義者は大体神経質だし血圧高いし。何となく彼の最期を想像するに、血圧の上昇によって脳の血管が切れて、と言うパターンになるのではないかと想像してしまうんですが。生存しても麻痺が残ればリハビリですが、何かリハビリはこなしてしまいそうなイメージもある一方、病院食に耐えられずにリハビリが進まないとかなんかありそうな感じもしないわけでもない。
 医者からみたらどう見えるんだろう.......
#っつぅか、何歳の設定だこの人物は?

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Japan relaxes human stem-cell rulesとありますか。タイトル通り日本絡みですが。しかし科学者達は失地回復には遅すぎたのではないかと恐れている、とありますけど21日からヒト胚性幹細胞の研究ガイドラインの緩和が実施、と言うことなんですが、遅すぎたと言う話ですかね.......政治というか行政的な話なんで取りあえず略。
 で、Sugar hit triggers bug's drug slugと言う話がありますかね。組み換え微生物はキシランとともに食べれば腸まで治療用タンパク質を運ぶことができる、と言うことですが。
 読んでみますと......腸に住む微生物が遺伝子組換えされて任意に医療用のタンパク質の投与分を運ぶ。
 その遺伝子組換え微生物におけるタンパク質生産は、ホストが多糖であるキシランを食したときに飲みスイッチが入る。腸内にこの微生物のコロニーを持つマウスでのテストでは、発現したタンパク質は大腸炎(colitis)と呼ばれる腸の炎症の病気を治療した。
 Gutに掲載されたこの研究は、潜在的には結腸へ薬剤を送り込む代替法となりえる。経口投与された薬剤はしばしば生化系において標的に辿り着く前に不活性中達で分解されてしまう。
 2000年に、当時University of GhentのLothar Steidlerと同僚らは、遺伝子の組み換えによってマウスのインターロイキン-10抗炎症タンパク質(interleukin-10 anti-inflammatory protein)を作るようにしたLactococcus lactisがマウスにおいて大腸炎の治療に効果的であることを示した。しかしそれらの微生物はタンパク質を絶えず生産し、どのくらい生産するかの調整能力がなかった。
 今回、Institute of Food Researchの微生物学者Simon Cardingと彼のチームは、腸内微生物Bacteroides ovatusの遺伝子を組み換えて、腸壁(intestinal lining)を維持し修復する治療用タンパク質keratinocyte growth factor-2をエンコードする遺伝子を持たせた。重要なことは、このタンパク質はこの微生物がキシランを食べたときのみに発現すると言う事である。
 チームはこのタンパク質を発現する微生物が腸内出血(rectal bleeding)を減らし、腸壁の修復を加速させて腸の炎症を減らすことをマウスで発見した。このタンパク質はまた第一にこの病気の発症を防ぐことができた。「副作用は全くない。我々は少量の微生物を投与しただけでこれほど機能する事に驚いている」とCardingは言う。
 B. ovatusは直腸内の粘液に自然に住み着いている為に、チームはこのタンパク質は腸の壁にある損傷した細胞へと、特に出されたのではないかと考えている。「あらゆる病気の為の薬物治療の大きな目標は、病気の活性のある場所を標的として、そして体内でその量を制御できることだ」とCardingは説明する。
 「我々が開発したこのシステムは、直腸へタンパク質を運ぶ意味であり、そしてそれはワクチンの抗原となるものも含め、様々な目的の為に様々なタンパク質を運ぶことが出来るというものだ」とCardingは付け加える。彼のチームは現在様々なタンパク質を発現するたくさんの微生物種をテストしているところであり、この中には血管形成を制限することによる腫瘍の成長を制限するものも含まれている。
 Pasteur Instituteの微生物学者であるGérard Eberlは、「ヒトとマウスの腸内バクテリアのコミュニティーが非常に似て以来、これは恐らく人体でも同様に、非常に容易に行うことができる」と彼は言う。
 Vall d'Hebron University Hospitalの腸の研究者であるFrancisco Guarnerはより慎重である。Steidlerの研究が2000年に発表されて以降、このアイデアは多くの関心が持たれているものの、この分野は予想ほど素早く成長はしていない、と彼は言う。
 ヒトで治療薬を安全に運ぶ様組み換えられたL. lactisの有望な研究が示されている。しかし、Guarnerマウスでの蝶の研究をそのままヒトの臨床的な準備に持ち込むことは困難であろうと言う − 少なからず我々の腸内でスペースをめぐる他の微生物の争いからくる道の副作用がある為に。

 と言う事ですが。
 マウスの腸内についてはモデルとして十分使えるならば余り問題は起き難いのでは無いかと思わなくもないですが、全く同じ腸内環境と言う訳でもないでしょうから心配は当然ですけど。ただ、個人的には面白い研究だよなぁ、と思いますがね.......条件付きでちゃんと発現するよう制御できれば大分使えるわけですので。
 この手の手法、うまく行けば「おくすり処方しますね」じゃなくて「(遺伝子組換え)大腸菌処方しておきますね」とか言われる時代が来るのかも.......知識無いとひたすらに「!?」となるような説明になりそうですが........
#大腸菌も千差万別なんです、ハイ。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は寒冷前線が通過して.......そのまま前線が停滞するのか、太平洋側に。取りあえず、各地で雲が出るところがあるものの、晴れる所が多いようですね。ただ北は降りやすいと。関東地方はしかし前線に近い為か曇り。東京で32/25と言う予報と。
 まぁ、蒸し暑くなるのかねぇ.........

 さて、今日は日曜日ですか。二十四節気の「処暑」なんですが。
 管理人は都内で「自己研修」してきます、ハイ........一連のあれこれの自己研修シリーズのラスト、と言う予定になるんですが。まぁ、無事に終わるといいんですがね.......結構ハードな感じがするんだよなぁ。どういう内容になることやら........いや、まぁ心配です。
 取りあえず、日中は気合い入れていくことにしましょう、はい。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/22
 夢の断片
 ......怪奇大作戦......?
#キングアラジンをやった元マジシャンの名前を忘れた.......

 さて、昨日ものんびりした一日でしたかね。
 酒を飲んだ影響か、何となくトイレが近かったりしましたけど、起きだしたのは9時半過ぎ。数度目を覚ましたりもしたんですが、まぁ妙な夢も見たと言うか.......まんま怪奇大作戦のワンシーンというか........(^^; まぁ、ともかく起きだしてから「今日も動かない」と決めまして、そのままぼへっと。食事もとらずにのんびり午前中はnatureを読み、午後は読書して、と言う感じで過ごしていましたかね。
 まぁ、取りあえず一区切りつけようかとは思いましたけど。
 そして夜にはまたのんびりと。まぁ、ハイ。気が抜けている感じではあります。

 そして昨日は雲が多い一日。
 時折晴れ間も見えたりしましたが、基本的にはスッキリはしない天気でしたかね。気温も湿度も高いために日中は結構暑苦しいものはありましたが、風はあったのでその点で大分楽ではありましたか。
 ま、じっとりとした天気の一日でしたかね.......

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Scientists devise new way to modify organismsと言う話がありますか。酵母細胞の代理(yeast cell surrogate)が科学者達に合成生命工学の手助けをするだろう、と。
 読んでみますと.......科学者達は研究室での遺伝子工学では不可能と言われた有機体の修飾の方法を開発した。
 J. Craig Venter Instituteの研究者らによって開発されたその方法は、これまで科学者達が到達できなかった遺伝子工学で生まれた種によって手助けすることで、生体物質とバイオ燃料の開発を支援することができる。それはまたVenter instituteの合成生命を作りだすプロジェクトの手助けにもなる。
 今日のScienceに発表された彼らの論文において、この研究者達はどのようにMycoplasma mycoidesからゲノムを取り除き、そしてそれを酵母であるSaccharomyces cerevisiaeに移植したかについて記述してる。彼らはM. mycoidesのゲノムから遺伝子を削除することが出来た − これは科学者達が遺伝子工学的な道具を持っていなかった為に、この微生物からこれを行うことが出来なかったものである。
 チームはそこで、メチル基と呼ばれる特定の化学的修飾によるタグ付けがされていないDNAを破壊することにより、進入してきた有機体に対する防御を行うM. capricolumの酵素を不活性化した。チームはまた人工的にメチル基のタグをM. mycoidesのゲノムに加え、M. capricolumの防御を通過できるようにした。
 バイオエンジニアたちはここで修正したM. mycoidesのゲノムを類縁の微生物Mycoplasma capricolumへと移植し、M. capricolumの細胞がM. mycoidesのコロニーを作るよう指示できるようにした。
 「微生物の修正が必要な多くの合成生物学の応用が大規模に行われており、そしてまだ未だその分野の関心として、遺伝子的に操作が容易でない多くの有機体がある」とこの研究にはかかわっていないBoston UiversityのバイオエンジニアであるJames Collinsは言う。「その為にこれはゲノムエンジニアリングの見地から非常に良い前進である。」
 去年、Venter instituteは酵母細胞の中で遺伝子の破片を縫い合わせることによって、小さな微生物であるMycoplasma genitaliumのゲノムを合成したと報告している。この組織はまた、M. mycoidesのゲノムを全くそのままM. capricolumに移植した。
 研究者達がまだ出来ていないことは、合成した、あるいは元々あるM. genitaliumのゲノムをMycoplasma pneumoniae移植し、新しい遺伝子のコードを持ったこのレシピエント微生物を「起動する(boot up)」ことである。そのプロジェクトはM. genitaliumが非常に成長が遅いと言う事実が部分的に妨害となっており、その為に無事にゲノムの移植が出来たのかどうか、その状態を調べることが難しいと著者らは論文で述べている。しかし、酵母細胞内でM. genitaliumを操作する能力は、チームが移植の方法において立ちふさがるであろうあらゆる障害を除けるようになるだろう、と研究者達は言う。
 これらの障害に打ち勝つことは、もしバイオエンジニアたちが合成生命を作りだすのならば必須のものである、とこの研究の著者であるJohn Glassは言う。しかし、Glassはそれが出来るのがいつかを言うのは困難であるという。「明日にできるかもしれないし、あるいは来年かもしれない」と彼は言う。「我々はまだネイティブなM. genitaliumM. pneumonideに移植しておらず、そして我々は熱心にその研究をしているが、しかしまだ出来ていないのだ。」
 Collinsはグループはすぐに合成ゲノムをある有機体からもう一方へと移植でき、そして彼らは初の合成生物としてそれを宣伝できると確信している。「我々は確実にこれからの数ヶ月で何かしらでき、そしてグループは初の合成有機体として売り込むだろう」と彼は言う。しかし、Collinsは何を合成生物と見なすかについてより厳しい評価基準を持っている。「合成有機体の私の考えは、ばらばらの物から組み立てたものだ − 既存の自然のゲノムから直接的に得られたゲノムを元にしたのではなく − そしてそれを行うにはまだ非常に遠い道のりだ」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 何となく時系列の分からん文章だな.......今回の論文は、Mycoplasma mycoidesのゲノムを取り出して、酒を造る酵母で有名なSaccharomyces cerevisiaeに移植して、この状態にして好きにそのゲノムから遺伝子を削ることが出来た、と言う事がメインですが。で、手を加えてからM. mycoidesのゲノムをメチル化して保護し、M. capricolumのメチル化していないDNAを破壊する酵素を不活性化させてから、ゲノムの方をこのM. capricolumに移植したと言う事で。
 つまり最終的にはM. capricolumの外郭を持っているけど、中身はS. cerevisiaeで修正されたM. mycoidesのゲノムを持っている、と言うことか。
 これが出来た、と言う事でこの技術を元に成長が遅くて中々研究が進まないM. genitaliumを酵母に入れて遺伝子を操作し、これをM. pneumoniaeに移植してみよう、と言う事ですか.......
 でも、個人的にはこれで「合成有機体」と言うの確かに違和感がある。やはりDNAの塩基がばらばらの状態から今までみられたことが無い「ゲノムを持った生命」を作り出す、と言うのが本当の意味での「生命の合成」になるんでしょうね.......もっとも、生命の定義も難しいですが。どこまでが最小単位になるのか、とか色々と研究はされていますが.........

 後は、ベルリンの世界陸上でウサイン・ボルトが200mも19秒19と言う飛んでもない世界記録を作りだしましたが。まぁ、他の女子の種目もジャマイカ勢がとにかく強い感じはありますけど。で、一方でA question of sexと言う話があるようで。女子800mで勝利した選手の性別に疑問を呈した人がいる、と言うことの絡みのようですが、Natureがスポーツにおける性(gender)の争いについての科学を説明する、とありますが。
 ベルリンの世界陸上における800m決勝でのCaster Semenyaの勝利は、彼女の性別をめぐる議論によって影を投げ掛けている。8月19日のレースの後、国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations)は、Semenyaに彼女が女性であるのか確認する試験を行うよう尋ねたと発表し、IAAFスポークスマンであるNick Daviesはこのテストを「極めて複雑で難しい」と表現した。ここにNatureはこの最新の、スポーツにおける性の争いをめぐる科学について調べてみた。
○この議論の背景は何か?
 1960年代の基本的な身体的な試験が性の決定について使われ、そして男性のアスリートが女性と競合するのを防いだ。これらの試験は強豪者の間では一般的ではなく、そして「buccal smear(頬からこすり取った標本)」や「性染色体」テストにより置き換えられた。この分析は口内の細胞を分析して、二つのX染色体が存在するか、あるいは欠けているかを決定する。男性のアスリートは一つのX染色体とY染色体を持っており、このテストによりそれが分かる。
 しかしbuccal smearテストは「悪名高いほど信頼性が無い」とYale Universityの小児科医で性発達障害の専門家であり、これらを廃止を主導して、現在性の確認に使われているガイドラインを開発したMyron Genelは言う。
 性染色体テストは1991年にIAAFによって中止された;オリンピック委員会は2000年まで大体テストとしてY染色体のテストを行っていたが、国際バレーボール連盟はその後も何年かこのテストを使っていた。
 Genelも含めた遺伝学者や医者がこれらのテストが非常に問題であるとする理由は、二つのX染色体を持つ個人が男性的な特徴を持つように導く医療状態が存在しており、そして一つのX染色体と一つのY染色体を持つ人が必ずしも男性的な特徴を持つとは限らないからである。ある人はまた、XXの女性やXYの男性という通常とは異なる人もいる;これらはXXYと言う男性も含まれ、さらにこのテストを混乱させる。
○どんな状態が関わり、そしてそのような人々はより良いアスリートになることが出来るのだろうか?
 多くの状態がテストステロンといったより多くの筋肉量を持つことも含めた男性的な特徴になっていく、アンドロゲンホルモンの量に関連している。あるXXを持つ人はアンドロゲンの量が急増する医療状態にある。
 あるXYで生まれた人は、アンドロゲン不応症(androgen insensitivity syndrome)のために男性としての発達が出来ない。一方、多くのアンドロゲンを持つXXの人は男性的な特徴を持って発達するが、アンドロゲンに感受性が無いXYの人は女性的な特徴を持って成長する。
○これらの人々に対する現在のルールは?
 女性としてパスしようとする男性は、反ドーピング尿テストといった通常のテストにより容易に探知できる。しかし現在のIAAFのルールにおいては、性のテストは義務とはなっておらず、アスリートは、彼らの性に対する疑問がある場合には、医療的な評価に応じるよう求められることができる。
 これは婦人科医、内分泌学、内科の専門家、ジェンダー/トランスジェンダーの専門家、心理学者から成るパネルによる医学的評価が必要となる。このパネルはアスリートの性について決定と、競技を行って良いのかを決めなければならない。
 性転換手術を受けた男性は、女性として特定の状況下で競技にでることができる。「その問題の核心部分は、そのアスリートは通常の男性でみられるような、自然のテストステロンの優勢の利点を楽しむことが出来ないであろう事だ」とIAAFは言う。
 アンドロゲンが多いXX女性は恐らくある種の利点はあるだろうが、しかしIAAFのルールの元では競技することができる。「XY女性」へと導く最も一般的な状況にある人々は、女性として競技に参加することがまた許されている。
 「我々は身長の高い女性を差別せず、また彼女らが身長が高いがために競技を許さないという事もない。我々は速筋または遅筋の繊維が多くあるかどうかで、トラック競技で差別することはない」とGenerlは言う。
 「もし彼女らが女性として生まれ育ち、そして彼女らがジs人について女性と考えているならば、私は女性として競技しなさいと言う」と彼は付け加える「ある理由によって、その逆と証明されない限りは。」

 と言う事ですが。
 疑惑の対象になっているのは、800m女子で優勝した南アフリカのキャスター・セメンヤと言う選手だそうで。18歳ということですが、女子として育てられている云々とありますけど。
 ま、実際に性別とかは難しいものはあると言う.......実際に管理人は頻度は知らんのですが、遺伝子と特徴が不一致と言うのはあるようでして、その点を記事でも触れられていますか。半陰陽とかありますしねぇ.......XXYの遺伝子を持つ場合、女性的な特徴の男性になるんだったか? ちなみに不稔になると言う事ですけど。
 どれを持って「男性」「女性」とするのか、スポーツ的にみた場合は大分問題となるようですが.......逆に、トップクラスの問題になるとここら辺の問題は増えるんだろうか? いや、比率的に.........つまり男性的特徴を持つXX女性がいれば当然上に上がりやすくなるわけで。疑惑が当然持たれやすくなる、とかそういうのがあるのかなぁ、とも。
 まぁ、どうなんですかね.......?

 そう言えば訳していませんが、The resistant rice of the futureと言うコメの話もあったりしますが。
 ま、何というかそれで思い出したんですけど。木曜日に飲んだとき、話によると今年はやっぱり不作だそうで。色々と大変みたいですけどね.......つくづく農業ってのはギャンブルだと思いますが。もっとも、恐らく関東地方南部はまだ日照時間的にはマシな環境であるかとは思いますけど。
 それ以外の地域はかなり苦しいとみますが.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が抜けてくるようですが、中部地方やら関東地方は寒冷前線が通過する為に微妙な天気になるようで。他の地域も雲が多く出るようですが、晴れ間が見えるところもあるようですが。関東地方は曇り。東京で32/26と言う予報と。
 じめじめしそうですな。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人はとりあえず散歩を再開しようかと思いますが、まぁのんびりとやることになりますかね。一応、前任者復帰の情報もないので、一応来週後半から職場に呼び出されることになるかと思うんですが.......仕事もなぁ。考えんとなぁ.......まぁ、マイペースでやります、ハイ。
 のんびりやりましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/21
 さて、昨日は灰の一日でしたかね。
 取りあえず攻略戦も終わり、気が抜けて.......と言うことなんですが。水曜日は夕寝していたのにも関わらず、日が変わると非常に眠気が強くなり、起きだしてみると7時前とかありまして。まったく、まぁ何というか.......10時ぐらいまで爆睡かなぁ、と思ったんですがねぇ。で、最終的には8時過ぎに起きだすことになりまして。コーヒーすすりながらNatureやら読んで訳して、他に巡回してログ読んでと午前中はゆっくり。
 まぁ、散歩やら色々とありますけど、とにかく「何か余り何もしたい感じではない」と言う事で。
 で、午後も午後でぼへっとしていたんですが、夜は飲みたいなぁと思いそのまま夕方から出かけまして、行きつけの店で飲んでいましたかね、がっつりと。
 ま、取り合えず燃えつき状態から復活の方向です、ハイ。

 そして昨日は良く晴れた一日でしたが。
 熱帯夜の予報だった割りには大分涼しい朝でしたけど。気温は高く真夏日を超えていましたけど、ただ湿度は大分低くてからっとした感じでして。風もそこそこあって、日中屋内というか日陰にいる分には過ごしやすい環境でしたかね。というか、「蒸し暑い」と言う環境は大分ないなぁ、と。
 まぁ、夏のピークは越えているということでしょうか。

 で、久しぶりにnature.comをみていまして。
 Nanoparticle safety in doubtと言う話がありますか。ナノ粒子の危険性についてあれこれありますが、中国の工場労働者の肺の損傷からここら辺が色々と、と言う話のようで。
 読んでみますと......7人の中国の工場の労働者たちが、ナノ粒子の吸入から来る肺の損傷を受けたと言う主張が、ナノ粒子の環境-健康への影響に関する議論に火をつける。
 European Respiratory Journalに発表された論文では、初めてヒトにおけるナノ粒子による健康問題を起こしたケースが記述された(Y. Song, X. Li and X. Du Eur. J. 34, 559-567; 2009)。他の専門家たちはナノ粒子が実際にそのような原因となるかについては疑っているが、しかしこの論文は活発な議論の引きがねとなっている。
 「この研究は、ナノ物質の仕事をしているときに、どこに危険が潜んでいるのかをできる限り早く明らかにするのに適切な研究の為の水準を上げる」とWoodrow Wilson International Center for Sholarsのナノテクノロジーの専門家である、Andrew Maynardは言う。
 この研究では、中国の未確認の印刷工場で働く18〜47歳の7人の女性について記述している;内二人は後に死亡した。彼女らは全て肋膜肉芽腫(pleural granulomas)を発症した − 免疫系が外部からの物質(foreign body)の排除が出来ないときに、肺の裏(膜? lining)で免疫細胞が九条に集まったものである。彼女らはまた肺の膜(? the lung lining)で過度の、変色した液体がみられた。直径約30nmの粒子が、肺の液体と組織中にみられた。
 この研究は、この症状はこの労働者らが熱したポリエチレン板を75〜100℃に熱したときに生じる煙霧を吸い込んだ事によって起きた、と言う。この板は前にポリアクリル酸エステルとして知られたプラスチックから作られる「ペースト物質(paste material)」をスプレーされていた。
 約70平方メートルの作業場はドアが一つで窓はない。換気装置は症状が現れる5ヶ月前に壊れ、そしてドアは部屋を暖かく保つ為に締められていた。この労働者たちは綿で出来たマスクのみを「occasional basis」の元でつけていた。
 このペーストの中と壊れた換気装置の換気口(inlet)から集めたチリ粒子から、直径約30nmのナノ粒子を電子顕微鏡で発見した。主著者で、Beijing Chaoyang Hospitalの臨床毒性学者であるYuguo Songは、「肺の上皮細胞がナノ粒子で一杯であるために、この病気が微粒子(microparticles)や蒸気によるもので無いのは明らかだ。」
 Maynardは患者で見られる賞状は、ナノ粒子にさらされた動物でみられる物と「似ている」と言う。彼は肺周辺の損傷は、肺の内部で制限される傾向があるより大きな粒子が原因ではないことを示唆している。しかしこの研究が何のナノ粒子が関連し、あるいはその濃縮が確認できていないために、「我々は繋がりのあるもの、あるいは他の悪化させる環境があるのか、言うことが出来ない」と彼は付け加える。
 University of Edinburghのrespiratory toxicologistであるKen Donaldsonは、ナノ粒子が原因であることに疑問を持っている。彼はその症状は化学物質にさらされるものにより一般的であると言う。「私はナノ粒子が存在することは疑わないが、しかしそれが主な決定的原因(arbiters)である事を意味しない。」
 Donaldsonは、患者が仕事したプラスチック物質がより原因でありそうだ、と言う − それは彼女らが働いていた部屋のサイズや換気が無い中であれば、彼女らは高い毒性のレベルでさらされたのであろう。
 University of Aberdeenのenvironmental and occupational medicineの名誉教授であるAnthony Seatonは、この研究はナノ粒子が病気の原因と特定することが出来ない事に同意する。ナノ粒子の毒性学に視点を置くよりは、この研究は「健康と安全の手法の総合的な失敗」の例だ、と彼は言う。

 と言う事ですが。
 粒子が大きいと組織に蓄積してもそこから漏れることは難しく、一方ナノ粒子は小さいが故に色々と入り込めてしまう、と言う事やらあり、また動物実験でみられるナノ粒子の毒性と症状が似ている、と。そこら辺から今回の中国の件はナノ粒子の毒性の例だ、と出したと言うことですが。一方、違うんじゃない? と言う指摘が出ているという事ですけどね.......使用したプラスチックが絡んだ化学物質による毒性ではないか、と。
 ただ、まぁ何というか......7平方メートルの部屋で作業して、しかも換気装置が故障して窓もなく、ドアも閉め切った環境で少なくとも5ヶ月以上作業していたわけですか.......そこでプラスチックの加熱、と。個人的には最後の指摘が最も適切な感じがしますけど。さすが中国、と言うべきか.......こういう点は何かヒドイよなぁ。
 ま、ともかくナノ粒子の毒性は結局よく分からんですね。
 どこにでも入り込める、と言うこと。後は例えば金属のナノ粒子などは反応性が高い、なんてのもあって(金でも反応性が良い)、そういう綿からの心配が大分されていますが。まだなんとも、ですかね.......実際のところが見えないものがあります、色々と。

 後は短い記事ですが、NASA needs more money to track asteroid threatsと言う話。
 NASAは現在の出資で2020年までに、潜在的に危険性のあるほぼ全ての地球近傍小惑星の追跡をする、と言う法律で決められた目標に達成することが出来ないだろう、と先週のUS National Research Councilにより出された中間報告から分かった。
 2005年、アメリカ下院はNASAに2020年を期限として、140mより大きな地球近傍天体の9割を探知、追跡、特徴づけを行うことを決めた。この天体のサイズはもし都市部に落ちれば大きなリスクをもたらすと考えられるものであり、そして少なくとも1908年のツングースカ爆発において、2000平方キロメートルのシベリアの森林をなぎ倒した天体の2倍のサイズである。
 今年の終わりに最終版がでると予想されるこの報告では、この目標はLarge Synoptic Survey Telescope、あるいはPanoramic Survey Telescope and Rapid Response System(Pan-STARRS)といった将来の装備の為の出資を得られなければ到達できないだろう、と言う。報告はまた、一度発見された小惑星の分類に良く適した、プエルトリコにあるlarge Arecibo radar telescopeの重要性も言及している。

 と言う事で。
 先週出てきた話でもありますけど。natureで記事になるかなぁ、と思ったら要約で出てきましたか........ま、NEOなどと呼ばれる地球近傍天体は、場合によっては地球に落ちて以下略、と言う可能性があるので警戒の必要性があるだろう、と。そういうことでNASAが監視するよう米議会からでたものの、予算が無いという事で危なくなってきたということですが。まぁ、オバマ政権は削減するだろうな、こういう予算は。
 まぁ、実際に落ちてきたら対策も何も、と言うのはありますが。警戒は当然できるならば被害は減るわけですので。
 しょっちゅうは落ちてこないから理解はされにくいものだとは思いますが........

 あと、訳しませんけど。
 Japan election sparks science pledgesと言うのも記事になっていましたが。自民も民主も研究にはあいまいな約束をしているけど、気象問題の標的には違いがある、とありまして。まぁ、科学技術の基礎研究をないがしろにして余裕こける国ではないんですがね.......
 自民も力がなくなったと思いますが、民主党は予算関係がバラ色だけどホログラムみている感じで........
#つまり実体がね.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北海道の西に前線を伴った低気圧が近づいてくるようで。北日本や日本海側で雨が降りやすいところが多いようで。降らなくとも雲が多いようですが。他の地域も雲が大目ですが、晴れ間が見えるところも大分あるようですね。関東地方は曇りがち。暖気団の中に入りますから、東京で32/26と言う予報ですか。
 まぁ、暑くなりそうですな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 何か今週があっという間に終わっているんですが.......(^^; 管理人はとりあえず、来週から仕事の復帰(予定)なんですけど。取りあえずその準備やらもぼちぼち本格化しないとだめか。まぁ、マイペースで過ごそうかと思います。散歩は土曜日ぐらいにやるかねぇ.......今日ぐらいまで引きこもってぼへっとやろうかと。
 ま、マイペースでやります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.........




2009/08/20
 さて、昨日は疲れた一日でしたかね。
 取りあえず、資格試験の二次攻略戦でしたが。まぁ、何つぅか........予想外の方向を突かれたというか。書類書いたのあまり意味ないじゃん、と言う感じでまぁごたごたと........疲れましたかねぇ、本当に。
 で、今年は早く順番が回ったのでとっとと帰宅しまして、家で食事などしていたんですが。まぁ、酒なぞ昼から飲んで気を抜き、その後夕寝を3時間程度していましたかね.......で、起きだしても余りポジティブにはなれないなぁ、と。ネガティブの極地とかそういう訳でもないんですが、まぁ毎度自信が無い。
 さらには同期の友人が小指20針を縫う大けがとか、まぁ何というか。
 疲れましたかね。

 と言う事で、取りあえず本日は生存報告。「終わった」感が一杯ありすぎてへばっていますので。
 今日はまぁ、ゆっくりします。

 と言う事で以上で。
 また、後日.........




2009/08/19
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 起きだしたのが5時半頃でして、そのままコーヒーをすすってしばらく過ごし、その後資格試験の対策やら、集中力が微妙な状態であれこれとやっていましたが。やっぱり何というか、落ち着かんですねぇ、色々と。ただ、妙に眠気が強くて参っていたのですが、ちょっと腹にいれたら途端に安定。
 何だ、燃料不足かよ、と。
 その後、昼食をとってから1時間ほど仮眠を取ってまた試験対策などしていまして。まぁ、落ち着かない感じでやっていましたけどね........何となく頭にあるような無いような。あるんだろうけど、安定して引きだせるかというとまた分からんのが試験本番と言うことになりますので、まぁ、落ち着かん、と言う事で結局落ち着くんですけど。
 いやはや.......
 ま、落ち着かん一日でした、ハイ。

 そして昨日は雲が多い一日でしたか。
 雨ということはないんですが、雲が結構多く出ていまして。晴れ間は時折見られましたが、一日中を通してみると「曇り」と言う感じでしたか。気温は上がりましたが、湿度は低め。ただ、風が余り吹かなかった感じがありまして、ちょいと暑く感じましたかね.......もっとも、じっとしている分にはそれほど暑すぎるということもなし。
 ま、そういう意味では過ごしやすかったのではないかと思いますが。

 ふむ.......まぁ、対策やらやっていたので余りネタもないんですが。
 そう言えば新型インフルの死者が先日沖縄でついにでまして、昨日兵庫でもう一名出てきたということですが。ついに2名出てきたといえますけど、まぁ不謹慎ですが「やっと」出てきたのかなぁ、と言う感じはします。フェーズ6のままですのでしっかりパンデミックになっているんですが、結局マスコミは死者が出た、だけで後はろくに報じていないわけで。
 予想通りというか何というか。
 まぁ現状健康な限りは余り重度にはなりませんけど、沖縄のケースは透析を受けていたということで、やはり弱いものがあったようですが。取りあえず、今後毒性がどこまで増すかが分かりませんけど.......あるいは減っていくかもしれないわけですけどね。季節性のやつとプラスミド交換で冬に爆発的に増加、+どっかのと遺伝子交換してさらに毒性増加、と言うオチが付くのかどうか。付くようだったら、今冬かなりパニックになりえる可能性もあり.........
 さて、どうなりますか?

 そう言えば、金大中も亡くなったそうで。
 韓国の元大統領ですが、ついに拉致事件について、大分解明されたりしましたけど。本人があれこれと公にはそれほど多くを語らずに墓場まで持っていきましたか.......ここ数年であれこれ情報が出た感じで、それまでは謎の多い(と言うか明かされないものが多かった)事件でしたけど。経歴をWikipediaで見直すと(洗礼名がトマス・モアかよ.......)、言われてみればノーベル平和賞受賞者だったなぁ........太陽政策は結局失敗しましたけどね。と言うか、紛争地域にからむ件でノーベル平和賞が受賞されても、余り結果が伴っていない感じがしないわけでもない。
 朝鮮半島は良好な状態ではありませんし、イスラエルとPLOも結局駄目......ラビンが生きていたらまた少し違っていたんでしょうけど、あの人も暗殺され、そのまま大幅後退しましたからね.......まぁ、生きていたとしてもどうなるか分かりませんけど。
 ま、でも時代がまた一つ終わったんでしょうけど。
 引退後に逮捕されなかった数少ない韓国大統領経験者、なのかな.......? まぁ、この人は就任前に逮捕されたり死刑判決くらったりとしていますけどね.......

 ま、とりあえず今日はこんなところで。
 さて、今日は北の方は雲が多くなり、北海道の一部で雨が降るところもあるようですが。他の地域は大体晴れる所が多いようですね。関東地方は雲が出てもやがて晴れてくるようで。東京で30/25と言う予報ですか。
 まぁ、暑いのは確かか.......

 さて、今日は水曜日ですか。
 本日は資格試験の第二次攻略戦です、ハイ。落ち着いてやりたいですがね.......幸運がありますように。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/18
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 起きだしたのが6時。何となく起きだせなかったなぁ、と言うのがありましたが。取りあえず、そのまま朝はしばらくぼへっと過ごし、その後自室で9時ぐらいまで試験対策やら.......微妙な集中度でしたけど。その後、午前中はネット上で動画やら見ていまして......ニコニコ動画によもや「SeeNa」の動画なぞがあるとは思いませんでしたけどね、えぇ(^^;
 で、昼から眠気がかなりありまして、50分ほど仮眠。その後、しばらくまた試験対策の検証やら、あれこれと考えてやっていましたかね.......まぁ、今まで成功していないのもあってか一番考え込んでいる感じもしますが。そのまま休憩を入れつつ夕方まで考え込んでいましたか。
 で、夜はそのままのんびりと。
 ま、何か色々と血圧が上がりそうです、ハイ。

 そして昨日は良く晴れた一日でしたか。
 朝夕が大分涼しくなってきまして、特に朝方は寝やすい。扇風機もいらないと言うのがありがたいものですが。日中は気温が上がるものの、湿度は高くないので日陰にいれば大分涼しい。ただ、風はそれほどなく、また直射日光は流石に暑いなぁ、と思うものはありましたが。ただ、大分過ごしやすい一日でしたかね、えぇ。
 ピークは越えているという事でしょうか。

 しかしまぁ、朝から昨日は驚きましたけど。
 ベルリンの世界陸上で100mが9秒58とか.......ウサイン・ボルト選手の記録ということですが。自己ベストから0秒11更新、ってトップレベルの話で0.1秒も縮めると言うのが既に想像を絶するものがあるんですが。2位のタイソン・ゲイ選手も9秒71とか。3位で9秒84......いや、もう何というか「10秒の壁」と言う表現はもう20年以上前の話になりますが、「壁」じゃなくなってしまったんだなぁ、と。
 全盛期のカール・ルイス並に走っても3位ですか。ドーピングしたベン・ジョンソンよりもさらに速いと言うのがすさまじい。
 いや、すさまじいとしか言い様が無いです、本当に。あまりにも速すぎると「ドーピング?」と疑いたくなってしまうのが何というか、まぁ猜疑心があると言うことなんでしょうけど。そうでない、と言うことならやはりすさまじい。すばらしい選手と言うことなんでしょうけどね........一体人類はどこまで速くなれるんだか。
 しかし、20年前とはどう違うんですかね?
 スポーツ医学やスポーツ科学の進歩と言うのは当然あって、それが反映されているのだと思うのですが。シューズやらそういうのもあるでしょうし。ただ、例えば全盛期のルイスが現代のシューズやらそういうのを使ったときに、同じくらいのタイムが出せるのか、とか。逆にボルトに20年前の道具で走ってもらっても同じぐらいのタイムになるのか、それともルイスよりも遅くなるのか?
 結局、何が「決め手」になるのだろうと思うのですが.......まぁ、個人的興味となりますけどね。

 ちなみに、何で管理人がちょくちょくカール・ルイスを挙げるかというと、オリンピックをまともに観たのがロサンゼルス五輪でして、その時からの印象ですかね。
 彼の最高記録は確か東京で記録したと思いますが。世界陸上か何かで。ベン・ジョンソンとの勝負はソウル五輪でしたが、これも良く覚えていますけど。ただ、この人が凄いなぁ、と言うのは100mや200m、リレーと言った走る競技だけでなく、確か幅跳びもゴールドメダリストだったかと。恐ろしいほどのマルチ性というか、こういう人もいるんだ、と言う強烈な印象を与えてくれたので。
 実際、方向性が違う陸上種目でのマルチ性を出す人は今はいないかと.......まぁ、そう考えると近代五種やらトライアスロンもすさまじいものはありますが。
#アイアンマンレースとかもう変態の領域じゃないかとも........

 しかし、100mもそうですが短距離の選手は黒人選手が多いですねぇ。
 世界陸上100m決勝は黒人選手だけしかいませんでしたし。筋肉や体の作りが向いているのでしょうかね........長距離でも黒人選手強いし、まぁこういうのは面白いものだと。もっとも、長距離になると日本人でも対抗できるわけですし、白人なども勝つわけですが。ただ、こういうのを見るとやはり人種毎に得手不得手は結構あるのかねぇ、と思うものはあります。
 どこがどう強いんだろうか..........
 まぁ訓練やら競技人口やら色々とあるので、こういうのは簡単に結論が出せるものではないと思いますが。ただ、逆に言うと色々と見ているとやはりスポーツってのは「使っているもの」とかで差が出てくる要素も大分あるのかとも思いますので、いっそ公平に条件付けしてみてほしいなぁ、とも思うものはありますが。
 水泳の水着なんかがあれこれ言われていましたけど。まぁ、もっとも結局はそうやるとスポンサーとか金とか金とか金とか金の問題ばっかりなんで成立しないのでしょうけど.......もちろん、メーカー側は「競争がないために技術開発が進まなくなる」と言う至極真っ当な意見は出るとは思いますが。
 でも、何か道具のおかげだけで勝てる、と言うのも何か「スポーツ」としては何かなぁ、と思うわけですが.......道具含めて「スポーツ」と捕らえるのかでまた違うのでしょうけど。

 そう言えば昨日は地震が起きたようで。
 二日おきじゃなくなったなぁ、と思ったら4日後にM6クラス。石垣島の方ですが、朝と夜に発生するとは思いませんでしたが.......まぁ、あそこら辺も地震が起きやすい地域ですけど。ただ、何というかねぇ.......
 いや、何かここのところのM6クラスはフィリピン海プレートが絡んでいるところばっかりで........そこら辺がちょいと心配ではあります。

 そう言えば昨日付けの記事で、日曜日が「公示日」だったようで、って書いていましたけど。
 ちと早まったようで、衆院選は今日からのようで。昨日は市長選の方か.......確かにポスターまで張ってあったのは横浜市内の道路、と言う事でなるほどと。
 まぁ、選挙はどうなることやら。
 どうにもなぁ。個人的な見方としては、今争っている自民党は劣化。民主党は烏合の衆。宗教政党は論外。社民党は何議席とれるんだろうか、と.......共産党は増えるんですかねぇ、こういうケースでは。あるいは食われるのか。って、そう言えばニュース見ていると、一番立候補者を擁立するのが止める、いや、やると方向転換しまくったあの政党という点で驚きましたか。
 まぁ、何というか.......

 ま、今日はこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧の影響のために北海道などで雲が多いようですが、他の地域は晴れるようで。つぅか、日本の南海上は低気圧、って夏の気圧配置である「南高北低」が崩れまくっていますな。関東地方も天気が良いようですが、雲が大目。東京で29/23と言う予報ですか。
 まぁ、過ごしやすいならいいです、ハイ。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はとりあえず資格試験の第二次攻略戦であれこれとやることになると思いますが。まぁ、取りあえずがんばってあれこれやりますかね、ハイ。いや、水曜なんです、本番が........何というかまぁ、イライラするものがありますけど。この為に鎌倉行きは無くなったんですがね........ま、仕様がない。
 がんばってやることにします。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/17
 さて、昨日は動きましたかね。
 起きだしたのが5時半前でして、だんだん早起きに戻ってきていますが。気温も湿度も落ち着いていたので、その点では良かったかと思いますけど。そのまま取りあえずしばらくコーヒーやらすすってから7時過ぎに散歩へ。暑さに対応した格好で取りあえず18kmぐらい歩くか、と歩いていたのですが、総距離の半分以上が未舗装の道でして、その為か左足の妙な位置にマメが。半端な位置で自覚したのですが、我慢しながら歩いて結局地元駅まで16km程歩き、その後はバスで撤収しましたかね。
 帰宅すると10時半ぐらいでして、そのまましばらくぼへっと。
 昼食をとってからはしばらくネット上を回っていましたが、3時過ぎてから資格試験絡みでしばらくあれこれと。と言うか、余りまた色々と集中しては分散する感じでやっていましたかね.......余り長時間入れ込む感じではないのがあるんですが。まぁ、もう少しまとめないとなぁ.......
 夕食をとってからはのんびりモード。
 まぁ、とりあえずは動けたかなぁ、と。

 そして昨日は空気が大分乾燥した一日でしたか。
 結構晴れまして、直射日光は流石に強いのですが、日陰が中々過ごしやすい。そこに風があれば十分にしのげるという感じでして。湿度がない分だけかなり楽な一日でしたか。と言うよりも、歩いているとちょっと秋の気配も。田んぼもだんだん緑色から黄色の比率が増えてきていますね.......まぁ、このまま晴れてくれれば、居住地域周辺はそこそこの収穫になるのではないかと。
 他の地域が気になりますけど........

 で、まぁ歩いていましたが。
 朝早く、と言うのはこういう点では良いですねぇ。気温と湿度の両方が低い日でしたので、歩きやすさはこの時期にしてはかなりのものでしたか。散髪もして大分さっぱりもしていましたので、18kmコースを考えたんですが、未舗装のところで自分の考えている以上に左足に変な負担をかけたらしく、マメがまたデカイのが.......しかも違和感を感じたのが出発してから9kmぐらいのところでして、ここがまた半端な場所(^^; 近くにバスとかそういう様な交通機関がないところでして、選択肢は「我慢」一択。
 ただ、流石にかなり負荷になってきてからこれ以上の我慢も余り意味がないか、と思って結局途中でルートを変えて16kmに。地元駅まで歩きましたかね.......まぁ、悪くはなかったかと。最近2万歩以上はあまり歩いていませんでしたから.......1万8000歩とかそのぐらいでしたので。
 で、その足の方は結構やはり豪快に。
 直径3cmぐらいかな? 穴を開けたら勢いよく水が出て行ったのに驚きましたが。何でこんなところにマメが出来るんだか.......大体できる場所は決まっているものですけどねぇ。そういうところはもう既に一通り終わっているんですけど。まぁ、とにかく今日ぐらいまでは何となく歩き方がおかしくなるのかなぁ、とも。
 足捻りやすくなるから気をつけたいものですが。

 そう言えば昨日は選挙の公示日だったそうで。
 早速ポスターが貼られていましたかね。2名ほど、10時過ぎくらいでしたけど、かなり速攻でポスターを貼りに行ったのかなぁ、と。ただ、良く考えると昨日からなんですよね、本来の選挙活動は。いや、いくつかの政党がそう言えば昨日よりも前に回っていた記憶があるんですけど........政党の名前連呼とかはまぁともかく(某止めたといってもう一度やるといった宗教政党)、どっかの野党は政党の他に名前も言っていた記憶があるんですが.......いいのか? つまり「○区で公認されることになりました、○○です」的な感じでやっていたんですけど。これは公示前にやっていいんだろうか.......?
 うむ、分からん。
 ちなみに、参考までに公職選挙法を調べてみたら項目が多すぎてさっぱり(^^; Wikipediaで調べてみたら、選挙運動と言う項目がありましたが、「禁止されている選挙活動」と言う中には入っていませんでしたか。と言うか、よく分からん物がありますが.........
 まぁ何であれ、取りあえず国会議員やりたければ、ちゃんとマニフェストだしたなら検証をやってくれ、とか色々と思うものはあるんですけど。多分、消去法で選ぶことになるんでしょうねぇ.........

 ふむ.......そう言えば東名高速道路は復旧したようで。
 いやぁ、すごいですね。雨で地盤が緩んでいたとか諸々の状況もあって大変だったと思いますが、5日程度で取りあえず復旧してのけたというのは凄いなぁ、と。いや、関係者の方には本当にお疲れさまでしたと言いたいぐらいでして。これは他国じゃ簡単にマネできないんだろうなぁ、と思うんですが。
 突貫工事というのがあったとしても、ちゃんとノウハウがあるんだなぁ、と。

 ま、取りあえず今日はこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は取りあえず高気圧の影響下におかれるようですね。雲が出るところはあるにしても、各地で晴れる所が多いようで。ま、やっとこさ全国的に夏らしい.......って、南高北低の気圧配置を見た記憶がないんですけど、今年は。まぁ、何というか.......関東地方は晴れ。東京で30/23と言う予報ですか。
 大分過ごしやすそうで。

 さて、今日から一週間が本格化ですか。
 街中は今日から本格的にまた動き出しますけど。取りあえず管理人は資格試験対策であれこれということになるかと思いますが。まぁ、マイペースでやっていきたいんですが、もうちょい集中というか。深くまで「潜る」感じで挑みたいんですがね.......そっちの方が良いのか悪いのか実はよく分からん試験なんですが。まぁ、やることにします、ハイ。
 ま、早起きしてあれこれやりますかね。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/16
 さて、昨日は取りあえずさっぱりとしていましたかね。
 5時45分ごろに起きだしまして、そのまましばらくぼへっとネット上を回っていましたか。まぁ、結構眠気が強くてぼへっとやっているものもあったんですが、ひとまずは耐えまして。で、散歩は取りあえず無しの方向で考えていたのですが、代わりに散髪に行こうと言うことで、10時前から地元の理髪店へ。お盆休みかと思っていたらやっていて一安心でしたが。
 ただ、この店に入る直前に通りの並木から突然力尽きたセミがすぐ横を落下してきて焦りましたねぇ。
 その後、帰宅してからはしばらくゆっくりしてから資格試験の方であれこれと......まぁ、結局それで大体終わってしまったというか、ハイ。

 と言う事で、ネタやら探していないので本日は生存報告。
 また、後日.......




2009/08/15
 >09/08/14の午後2時頃押し逃げした方
 さて、昨日は取りあえず動いたりした一日でしたか。
 起きだしたのが6時半。まぁ、何つぅか暑すぎて参りましたけどね.......28度下回ったんだろうか、と言う様な熱帯夜で、これまた寝るのに苦労していたんですが、案の定まぁ、早起きと言うにはちと辛かったんですけど。クリップ型扇風機のおかげで大分助かったんですが......いや、本当。良いタイミングで買ったなぁ、と思っていますけどね。
 で、起きだしたも暑い。だるい。おまけに予想気温が33度とか34度とか表示されている為に、散歩はもうどうしようかと......あれこれ考えて12kmのルートでとりあえず出発。これがまた思ったよりは楽に歩けて「???」となりましたか。
 その後、地元駅を通って酒なぞ買いつつ帰宅。
 しばらくぼへっとやっていましたけど、その後攻略戦対策やらで夕方まで過ごしまして、その後は夕食をとってのんびりやっていましたかね........
 まぁ、何というか。カールスバーグとレーベンブロイ飲みながらゆっくりやっていましたかね。

 そして昨日はまた予想外の天気というか。
 とにかく熱帯夜。豪快に熱帯夜。非常にきつい熱帯夜、と言う事で寝不足の人も多かったのではないかと思いますが。家人も結構寝辛かったようで、暑さには参りましたかねぇ。一方、日中は日差しが雲に遮られ、さらには湿度も思ったよりは高まらず、実際に歩くのに余り苦にならず予想外に楽。と言うよりも、午前よりも昼の方が気温が下がる様な時間帯もあったようで。お盆ということか、直射日光にさらされないと楽、と言う感じでしたかね。
 何となく予想外の天気でした、ハイ。

 それにしても街中は静かですが。
 個人商店は盆休みと言うところが多く、大分シャッターも降りていますか。通りも人が少なくて、やはりこの時期の雰囲気はいいなぁ、と思うものがあるのですが。いや、本当に独特ですよねぇ。余りせかせかしている人も多くないですし。こういうのは好きです、えぇ。
 で、一方で散歩中に驚いたのが、地元のゲーセンが閉店とかで。
 何か突然だなぁ、と。20年以上やっていた所なんですが、まぁ寂しいものですね.......いや、本当に。こういうのは余り好きじゃないです。

 しかしまぁ、ゲーセンも本当に様変わりしましたが。
 今じゃパチスロ予備軍作るか、クレーンゲームか、プリクラか。そう言うのがメインですしねぇ.......ゲームの方向性も時代で変わったと言うことなんでしょうが、やっぱりなぁ。遊ぼうか、と言う環境じゃないなぁ、と。
 方向性が何つぅか合わなくなったんでしょうが。
 どういえばいいのかなぁ、と言うのは時々考えるんですが。ある種の「マニアック化の進行」なのかなぁ、と。格ゲー、音ゲー、弾幕ゲー辺りがどんどん高度化して、進むたびにパイが小さくなっていったと言うのがあるかと。後は「囲い込みの進行」と言うのもあるか.......カード登録制がどんどん進行していったというのがありますか。マニアック化は完全に「初めてやろうか」と言うのをどんどん排除していったのがなんとも。個人的には弾幕物はまぁ、シューティングが好きだったのでまだどうとでもなったんですが、音ゲーは全くやる気が起きず、格ゲーはもう何というか、コンボの高度化とかで特定のキャラクターばっかりが強くなるとか、そういうのでもううんざりでした。カードのはもう囲い込みですよねぇ.......面倒くさいのでやる気は起きませんでしたけど。これもまたマニアック化していった感じでしたか。
 これって、最終的に先細りする動きでもあるかと思うんですが。作る側はどう思ったのか、と言うのは気になります。最後に食い尽くして後は捨てる、と言う方向だったのか。それとも、分かってはいるけど打開できなかったのか、とか。
 結局最後にやりこんだゲームは何だろう.......クリアーするまで、と言う意気込みでやっていたのはサイヴァリアか。あれ以降はもう、何となく、でしかやらなくなったなぁ、と。オールドゲームに金は払えたんですがね。新しいのはもう、やる気が起きなくなったというか。気軽にできる、と言うのが本当に無くなりましたか。シンプルじゃないんですよね、とにかく。
 後1店舗地元にはあるんですが、そこはいわゆる「アミューズメントセンター」でして、プリクラやらパチスロみたいなやつやら、カード系のやらが充実しているところです。つまり、管理人が行く気になるようなものは一切無し。
 さようなら、地元のゲーセン、と言うのが所感です........いや、何となく悲しいなぁ。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 A screen for cancer killersと言う話がありますか。ガンの成長に関わる細胞を標的とした薬剤を確認する方法について、と言うことになっていますが。まぁ、スクリーニングですよねぇ、タイトル的にも。
 読んでみますと.......特定の、腫瘍の成長の始めと維持をすると考えられる犯人となる細胞である、ガン幹細胞を攻撃する薬剤の確認の為の新しいアプローチは、ガンとの戦うなかでの治療法を探している製薬企業と科学者達の方法を変えるかもしれない。
 「我々は今、以前は知られていなかったガン幹細胞を標的とした薬剤(agents)を見付けられるシステマティックな方法を手に入れた」とこの研究の第一著者で、今日のCellのオンライン版に発表した、Massachusetts Institute of Technology and the Broad InstituteのPiyush Guptaは述べている。
 この技術を使うことで、Guptaと同僚らは選択的にガン幹細胞を破壊することができる初の化合物の一つを発見した。ブタやニワトリの飼育で一般的に使われている抗生物質であるこの薬剤は、乳がん幹細胞の大きさを、乳がんの化学療法で幅広く使われている薬と比して100倍以上小さくさせることが出来た。
 大半のガン治療が腫瘍細胞のほとんどを消し去るにもかかわらず、それらは病気の原因 − ガン幹細胞 − を削除するところまでは行かないため、ガンはしばしば激しく復活してくる。研究者達は優先的にガン幹細胞を標的とした薬剤を調べているが、しかしこれらの常習犯的細胞(repeat-offender cells)が非常にまれであるために、見込みのある化合物のスクリーニングはほぼ不可能である。同じくMassachusetts Institute of TechnologyのRobert WeinbergとEric Landerらのチームは、ガン幹細胞様細胞の数を増加させて、その本当の標的へを狙う分子ミサイルを発見すると言う、巧妙な方法を利用した。
 乳癌細胞の特定の遺伝子をサイレンシングする事で、研究者達はそれらをヒトの多くを作っている上皮細胞(epithelial cells)から、多くの幹細胞様の特性を持つ間葉細胞へとうまく変換した。彼らはこれらの細胞 − ガン幹細胞のような同じ分子的特性を持つ − を使って約16000修理の化学物質のスクリーニングを行った。彼らは32の競合する物質を発見し、そして一つの薬剤へとリストを削っていった:動物の飼育でしばしばみられる抗生物質である、サリノマイシン(salinomycin)へ。
 候補化合物を手に、研究者達はその標的に試してみた:乳癌細胞株の幹細胞に対して。サリノマイシンと、進行性乳癌の女性の治療に使う薬剤であるパクリタキセル(pclitaxel)の比較の中で、サリノマイシンは再三ガン幹細胞を小さくさせ、一方タキソール(Taxol)としても知られるパクリタキセルは副作用があった。「これは決定的な前進だ」とUniversity of Torontoのガン生物学者で、この研究にはかかわっていないJohn Dickは言う。
 どのようにサリノマイシンがガン幹細胞を根絶するのかはまだはっきりしておらず、またこの化合物が臨床で使えるのかどうかもはっきりしていない、とGuptaは言う。彼のチームはこの薬剤を使って様々な段階の腫瘍の形成を阻害しており、そして他のがん幹細胞に特化した候補を明らかにするような、大規模な化学スクリーニングを行っている。
 Baylor College of Medicineの乳がん研究者であるMichael Lewisは、この論文は製薬会社にどのように腫瘍を起こす能力を阻害する薬剤のスクリーニングをするのか、再考させるものになるだろう、と言う。「もし私が大製薬企業で、私が棚に3万もの化合物を持っているのならば、私は全て、この技術でスクリーニングするだろう」と彼は言う。この研究の唯一の制限は、研究者達は実際の腫瘍から得られた物質よりは、癌細胞株における彼らの薬物の効果を測っていることである、と彼は言う。

 と言う事ですが。
 癌細胞ではなく、その元となるガン幹細胞をたたく事に特化した薬剤の開発、と言うかスクリーニングの話ですか。まぁ、ガン幹細胞自体が数が少ないので、どうやって攻めるかというのは問題でしたけど、それを解決する方法が出来たという......しかも良好だったのが既存の薬剤だった、と言うのがまた、製薬会社は儲からないですが、一般からするとありがたい話ではありますかねぇ。
 儲からない=作らない、と言う図式もあるのでそれが難点となるかもしれませんが。棚で眠っている「使えない」と見なされた薬品が見事デビューと言う可能性となるともいえますので、やる価値は大きい物でもありますけど。
 まぁ今回のサリノマイシンは臨床まで持ってこれるのかは分かりませんが、どうなりますかね。ちなみに、記事にでているパクリタキセルは、「からこら」の195でも紹介したイチイから取れるタキソールですな。タキソール自身を商標登録してしまっていますので、別の名称を使わざるを得ない部分があると言うのがまたなんとも、ですが。
 ちなみに、そうなった原因はバファリンで有名なアメリカの会社ですな。
#っつぅか、一般名を商標に使うなよ........

 ま、取りあえずこんなところで以上で。
 さて、今日は本州と南の方に高気圧があり、そこに挟まれる様な感じの低気圧があるようですが。その低気圧の影響で、九州や四国は雲が多く雨となるところが多いようで。他の地域は雲が出るものの晴れる所が多いようですが。関東地方は取りあえず晴れるようですね。東京で33/25と言う予報と。
 まぁ、暑くなりそうです。

 さて、今日は土曜日ですか。終戦から64年目。
 ごちゃごちゃうるさくなるのかとも思いますがね。管理人はとりあえず、散髪行ってきたいですねぇ.......もう歩いていると邪魔で邪魔で。後は二次攻略戦絡みでごたごたとやることになるかと思いますが。まぁ、本腰入れていかんとなぁ......まぁ、マイペースでやれれば一番良いですがね。
 取りあえず大遠距離を歩くとか、そう言うのは無いでしょうね、ハイ。ついでに突貫工事でがんばっている東名の通行がどうなるのか、とか。後は二日おきにきているM6クラスの地震がまた起こるのかとか気になったりもしていますけどね.......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/14
 さて、昨日はまぁ何か半分くたばっていた一日でしたか。
 起きだしたのが6時前でしたが。そのままぼへっとニュースやら見ていましたけど。暑くなると言う予報であったものの、雲が多く思ったよりは過ごしやすい。熱帯夜でもなく、「あれ?」と思っていたんですが、昼にかけて徐々に気温が上昇してから負荷が増しましたかね.......ただ、取りあえず散歩、と言う気にはならなかったので、MacBookに載せているWindows XPのアップデートやっていたりやら、家人のPCのアップデート関係やっていたりやらして過ごしていましたか。
 その後、自室でしばらく二次攻略戦関係でごたごたと。
 夕方にはコンビニまで出かけてみましたが、それくらいでして余り外出ということも無し。結局、そのままうだうだと過ごしていましたかね。

 そして昨日は暑い一日でしたか。
 33度? よく分かりませんがそれくらい気温が上昇。風が少しあっても、熱風がやって来る感じで中々きつい。恐らく、今シーズン一番の暑さではないかと思いますが。ただ、一方で管理人の自宅の近辺ではすでにツクツクボウシの初鳴きも確認できまして、まぁ徐々に夏の終わりの方に向けて動いているのかなぁ、とも。
 まぁ、でも暑い物は暑いんですがね.......

 しかし、まぁ本当に暑いものですが。
 昨日コンビニに向かっている間、家々を観察しているとやはり大分人の気配がないですね。コンビニも人がきていない。まぁ、暑さとお盆の複合と言う感じはしますが.......地元のアパートなんかは、実家に帰っているのか特に人の気配がありませんな。里帰り、と言う人も多いのかなぁ、とも。
 一方、こちらが「里」となっている人も当然いるわけで、見慣れない自動車も見かけますな。
 ま、ネット上も人口が減っているんでしょうねぇ、今は。

 で、まぁ昨日は作業もあったりネタも余りないので日記としては困りますが(^^;
 あぁ、でも驚くのはありましたか。何かというと東名高速道路。東海地方のあの地震で崩落しておきながら、下り線は夜中の内に再開したとかで驚きましたねぇ。上りの方は地盤の緩さなどがネックで、当初は昨日中、その後昼まで、となってから延期していきましたが、まぁこればっかりは仕様がなかろうとも思います。
 いや、現場の人たちは本当にお疲れさまです、と。
 そしてその地震ですが、今度は7時台に三宅島付近でM6.6で深さ57km、三宅島の震度5弱ですか。フィリピンプレートだよなぁ、あれも。データを見ると逆断層型。そして夕方には例の駿河湾で余震で深度3とか.......いや、まぁ何か一気に地震が増えているというか活性化してきたのかよく分かりませんが。1週間で深度4以上の地震が同一プレートが関係しているところで3回も起きているのか、と思うとまたなんとも.......関連性はない、とは言われながらも、やっぱり何というか微妙に不安なものはあります。
 いきなり東海地震に関する警報が出てきてもおかしくないのかも。
 と言うか、やっぱり地震研究者達はお盆返上状態になる人もいるのかも、とも........監視されているデータが気になって仕様がないものはあるんだろうなぁ、とも思いますがねぇ。
 いや、がんばってください、ハイ。

 そう言えば、色々と騒いだ例の麻薬夫妻。
 0.008gで起訴できないかも、なんて騒がれていますけど。これ、起訴しなかったら悪影響だよなぁ、やっぱり。検察もどこまで本気なのか、と言うのが気になるんですがねぇ。でも、まぁあの逃亡は結局尿検査で引っかからないようにするためか、あるいは何か隠す為か、打ち合わせでもやってきたのか、とか色々と理由があるよなぁ、と。
 さらには夫婦間で供述が違っているそうですが。と言うか、最初の幻覚剤でらりった男は全く情報が無いですな(^^;
 まぁ、何であれとっとと芸能人大量検挙しねーかなぁ、と.......見える限りでどれくらい闇が深いのか、と言う点においてのみ芸能界には興味がありますので。麻薬に手を出すのが「芸能」じゃお粗末すぎますからねぇ。まぁ、今ごろは派手にできないのもあるとは思いますが、長期戦でだれか引っかかるんじゃないかとも思いますし。
 でも、何か「謎の」自殺やら失踪も多くなりそうな感じもしますが。警察もどこまで本気でやってくれるんですかね........
 ただ、面白いのはここにきて突然、小中学校向けじゃあるまいて、と思うのがテレビをつけてこの話題になると、揃って「麻薬に手を出してはいけません」的内容を流すようになったことでしょうか。まぁ、啓蒙にはよいとは思いますが。本当に「どうなるのか」、というか「どうなったのか」を見せないと結構効果ないかも、とも。個人的な考えですが、「こうなりますよ」と言うのを挙げるだけでは意味が無いと思うんで。
 皮膚が革製品並にがちがちに硬化して、独特の青白さと痩せ方、さらにはうつろな目つきと、幻覚をみているときの様子やらまでやれば相当な効果になると思いますけどね。幻覚の為に通りすがりに殺された人もいるわけですし。
 「子供に悪影響が」じゃなくて、「悪影響の末路」見せた方がよっぽど効果になるかと思ったりしますので。
#まぁトラウマになるかも知れんが........

 ま、ネタもないのでこんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日から取りあえず本州の上に高気圧がどてっと乗っかるようですが。そういうことで、各地で晴れる所が多いようですね。雲が多いところもあるようですが、回復するところも多いようで。関東地方は曇り後晴れと言う予報であるものの、明け方まで降る可能性が高いようで。東京で32/25と言う予報と。
 まぁ、暑くなりそうですな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 あっという間に週末......時間が無い、と言う感覚がどこかあるんですが。まぁ、取りあえず今日は散歩を12km程度と軽めのルートで歩き、後は二次攻略戦絡みと言うことになるのかなぁ、とも。人が少ないので、まぁのんびりとその様子でも堪能してくるとしますかね........いや、やっぱりお盆やら年末年始の、普段は多いのに人が少ないというのは面白いというか、独特の雰囲気がありますので。
 ま、マイペースでやります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/13
 さて、昨日は動いたり考えたりの一日でしたか。
 起きだしたのは6時でして。まぁ、ぼちぼち早起きし始めようかと.......仕事復帰の場合は5時起きになるんですがねぇ(^^; まぁ、一応足がかりということで6時スタート。で、そのまましばらくのんびりやってから、7時45分過ぎから散歩に出ていきましたかね.......ま、取りあえず久しぶりと言うか、5日ぶりの散歩に出ましたか。
 取りあえず、ちょいと変則ルートで14km程。寄り道しつつ歩いていましたかね。
 で、帰宅してからしばらくぼへっと。ある意味本格的な夏、と言う雰囲気の天気でしたが、natureやら読みながらのんびりとやっていましたかね。そして夕方から第二次攻略戦関係であれこれと脳みそを動かし始める準備を........さて、どうやってやるべかねぇ.......と思いつつ。
 ま、夜からはのんびりとやっていましたけどね。

 そして昨日は夏らしいというか不安定さもあったと言うか。
 朝は雲が多く、散歩中には途中で小雨がぽつぽつと降る様なことがありましたが、持続的な雨ではなくその場限りと言う感じ。そして昼ぐらいになってからかなりしっかり晴れてきましたか。温度は高いものの、風が結構あって思ったほどは湿度が高くない、と言うか過ごしやすさがありましたかね。
 時期もお盆。日陰などが涼しくなる時期になるかと思いますが.........

 で、まぁ歩いていましたけど。
 取りあえず、あれこれとスケジュールを考えて、鎌倉まで歩くのは取りあえず中止に。何かなぁ、と思ったんですがこればっかりはスケジュールが合わないので仕様がない、と言う。調整がうまくつかないのもなぁ.......第二次攻略戦の日程のおかげで全てが難しくなったというか。まぁ、取りあえず断念。
 で、歩いたんですが服装変えるとやっぱり楽ですねぇ.......熱がこもらないようにするだけで全く疲労度が違うというか。気温やら風の問題もあったとは思いますけど、先日の真っ昼間のジーンズでの12kmがハードでしたので。ただ、紫外線は強いですねぇ.......帰宅してシャワーを浴びると、顔が痛いです、えぇ。知らぬ間に色が濃くなっていくというか........(^^;
 そして昨日、地元駅の近くを歩いていると妙なプリウスを見かけまして、よく見ると車体の上に棒とカメラ........あぁ、あれがGoogleマップ作る車か、と。その内データが更新されると、管理人も写っているのかもしれません、えぇ。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Nanowires get biological impulsesと言う話がありますか。単純なハイブリッド装置が、タンパク質のイオンチャンネルを制御する、とありますが。記事中の図版で一発で「あ〜」と思えるものはありましたけど。
 読んでみますと......科学者達はちょうど20〜40nmの厚さのシリコン製ワイヤーを使った、生きている細胞を覆う脂質膜を真似たものを通じて信号の送受信をしようとしている。
 彼らの研究は生物学と電子システムの統合を改善する手助けとなるだろう − これは例えば、細胞の損傷や内部の生物学的な過程を阻害することなく、細胞内部で何が起きているのかモニターすることができる、電子的なプローブの開発が出来るようになる。
 生物学的な物と人工物を組み合わせることは扱い難いことが証明されている。特に、誰も電子的な装置を使って、細胞のコミュニケーションで重要な過程である、生物の膜を通じたイオンの量を制御できていない。
 今回、lawrence Livermore National Laboratoryの化学生物学者であるAleksandr Noyらのチームは、シリコンナノワイヤーを脂質二重層膜の内部に置くことでこれをやってのけた。このナノワイヤーはまた膜を通過するイオンの量を電気信号として変換することが出来た。彼らは今週のProceedings of the National Academy of Sciencesに報告した。
 他の者たちは脂質膜でナノワイヤー、あるいはナノチューブを覆っている − マイナスに荷電したシリコンナノワイヤーの表面は親水性となり、それ故に脂質二重層にとって理想的なテンプレートとなる − が、しかしこれは今回は初めて研究者たちが電子的なコンポーネントを使った生物学的な膜を通じて信号の送受信の両方を行ったものである。「この装置はタンパク質を制御できる:それを開閉し、そしてタンパク質の変化は装置の出力を変える事ができる」とNoyは言う。
 Noyとチームはシリコンナノワイヤーを脂質二重層で多い、そこでgramicidin Aと呼ばれる微生物のタンパク質を陽子あるいは陽イオンを通過できるチャンネルとしてこの膜に導入した。陽子が流れ始めると、研究者たちはナノワイヤーの電気信号を記録することが出来た。彼らはまたカルシウムイオンを使ってチャンネルを阻害することで、ワイヤーに届く信号を調整することが出来、これは生きている細胞におけるイオンが行っているものと同じである。
 次にチームは、gramicidin Aの様な菌類のタンパク質であるalamethicinをこの膜に導入して、これを通過するチャンネルとした。ナノワイヤーに電流を通すことで、研究者たちはタンパク質を集合させて、がチャンネルとして開き、イオンが膜を通ることが出来た。
 University College Dublinの化学生物学者であるKenneth Dawsonは、これは重要な研究であるという。「本当に興味深いのは何かというと − 私がこれにショックを受けたことは − 彼らがシリコンワイヤから電場を作ることで、タンパク質を有機体と同じように準備させる事が出来たことだ − 彼らはタンパク質チャンネルの機能を再構成する事が出来た。」
 彼はまた、この装置は生きている細胞中の分子的な中身と出来事を測る事ができるプローブにする事ができると考えている。
 「自然は多くのすばらしいことをやってのける洗練されたタンパク質で一杯であり、そして私は我々はこれらの能力を使って、異なる機能を持つより洗練された回路を組み立てることができるであろうと考えている」とNoyは言う。
 「我々はまだ本当に、実際的な使用からはまだ遠くにある」と彼は付け加え、「にもかかわらず、ナノワイヤー装置とセンサーの開発における進歩は驚くほど早い。もし物事が正しく動けば、私は5年以内にあるいはもしかしたらもっと早くに実際的な利用を見ることが出来るだろう。」

 と言う事ですが。
 イメージは上述の通り、ページの方にあるイメージをみるとどういう具合に構造がなっているのか分かるかと思いますが、しかし流石に内容的に細胞の膜構造をしらないとちと分かりにくい話ではあるかなぁ、と思いましたけど。ま、ともかくうまくやってのけたようですね.......細胞のコントロールもある程度できるのか。
 ま、細胞の制御やら中で起きているものの研究と言う点では非常に大きなものになると思いますけど。
 ただ、その「先」はどういうのがあるのかなぁ、とも。いや、色々と利用できそうな感じもしますから........人工細胞? それを集めた人工組織とか? まぁ、やるとすると相当に先になる感じもしますけどね。他にもなんか色々とできるのかなぁ、とちょいと空想してみたり。

 跡はEnsuring safe landings on Marsと言う話がありますか。NASAが宇宙船の為の膨張式の殻(inflatable shells)のテストをするということですが。
 2012年に火星にNASAのMars Science Laboratoryが降り立つ前に、この一トンの探査車は火星の薄い大気を、音速で猛烈な高温で落下するであろう。
 この探査機の隅から隅まで堅い小型制御ロケット付きの防護殻(aeroshellなので、以下エアロシェルと表記)で保護されなければならず、これはパラシュートと逆推進ロケットに引き継ぐ前に、降下で最も速い部分の段階で矢面に立つものになる。NASAのエンジニアたちはこの探査機は現在のミッションで生存するだろう事を確信している。しかし、より思いペイロードを積んだミッションでは、彼らはより良いものが必要になる。「我々はほぼ我々ができる限界にある」とNASA's Langley Research CenterのNeil Cheatwoodは言う。
 その解決法は? エアロシェルを風船のように膨らませるのだ。フレキシブルで軽量で、耐熱性の物質を使うことで、NASAは膨張式の殻を作り出した。これは、ペイロードの数倍にも膨れ上がり、堅いエアロシェルよりもより効果的にゆっくりと探査機を降下させることができる。
 エンジニアたちは直径5mに限定されるロケットへ堅いエアロシェルを押し込めることが出来ないだろう。あるデザインにおいて、この膨張式の殻は「小型補助パラシュート(ballute)」としてペイロードを引きずっていくものになった。これは風船とパラシュートを混ぜたようなものである。他においては、エアロシェルは単純に巨大な物に置き換えられ、マッシュルーム状の前部の殻(foreshell)となる。
 8月17日にNASAは膨張式の殻をテストし、そしてこのテストのプロジェクトサイエンティストであるCheatwoodは、将来の火星ミッションにおける技術に組み入れるのに必要な、原則の証拠を提供するであろう、と言う。これらはサンプルリターン、あるいは有人ミッションも含まれており、これらは火星へ行き − 更なる重量をもって − 地球に戻ってくることを意味する。
 ヴァージニア州の東部海岸のWallops Flight Facilityからのテスト打ち上げは、Black Brant 9調査ロケット(Black Brant 9 sounding rocket)にエアロシェルを搭載するだろう。打ち上げから4分以内に、そのペイロードは高度211kmの頂点に達する。1分後、窒素の円筒がこのロケットの直径の7倍となる3m幅の円形の形状の殻を膨らますだろう。
 ごく最近、再突入時の熱に耐えられることができる物質が開発された、とCheatwoodは言う。このエアロシェルの編み込まれて作られた外部は、強靭なケブラー繊維から作られたcaps cell(?)の耐熱性セラミックから出来ている。膨張式の殻と言うアイデアは約数十年の間あった。1976年に火星に双子の宇宙船を着陸させたVikingミッションのパラシュートの代替として考えられた。1996年に、ロシアは96年の火星着陸ミッションに置いてこの膨張式のシステムを使おうとしたが、しかしその探査機は地球上の軌道に到達しなかった。2007年のNASAのテストを含めたいくつもの他のテストフライトが失敗した。「呪われているかのようだ」とLangleyのプロジェクトのエンジニアであるSteve Hughesは言う。
 このゆっくりとした進行は、Jet Propulsion Laboratory(JPL)のNASA火星プログラムのために働くエンジニアたちは最良のものが何ナノかを知るのに手間取っていることを意味しており、これはその限界に既存の技術が届いている事でもある。Mars Science Laboratoryは重量が増しており、例えばエンジニアたちは堅いエアロシェルの熱タイルに新しい種類のものに切り替えなければならない。
 新しい熱タイルにしたとしても、しかしこの惑星のいくつかの場所は着陸地点としては立ち入りが出来ない上、その一つにはメタンが観測された領域にあるものも含まれている(Methane site ruled out on Mars参照)。そこは高所にあって落ちるには大気が薄い − それを行うのに1km毎に突入システムの展開が必要となるような、リスクの大きい位置にある(? 原文:a risky proposition for an entry system that needs every kilometre of drag it can get.)。
 さらに膨張式エアロシェルの抗力を加えることで、ミッションはより早く減速できるようになり、そして惑星全体が探査対照として開かれる様になるだろう、とCheatwoodは言う。
 Mas Science Laboratoryの突入、JPLの降下と着陸システムの管理者であるAdam Stelznerは、彼は膨張式エアロシェル技術には気付いており、そしてその開発を熱心に待っているが、しかしJPL Mars programmeはすぐに切り替えるようなプランを持っていないという。
 既存のシステムは火星のサンプルリターンでも機能するべきであろう、と彼は言う。しかし火星からヒトが戻ってくるには − 地表に数十トンもの物資を降ろす必要があるミッション − は突入システムは膨れ上がる必要があるだろう。「2メートルトン(two metric tonnes)以上では、我々は助けが必要になる」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 また訳すのに困る単語が結構多いんですが.......まぁ、取りあえずの大意は大丈夫かと思いますけど。まぁ、予算がどうなるやら色々と言われていますが、取りあえず火星。ランディングをどうやるかは確かに厄介かと思いますが.......SpiritとかOpportunityは結構力技で降りたかと思いますが。言ってしまえば「エアバッグを周囲に展開してそのまま落下」と言う、結構豪快な降り方をしていましたけどね。一方、何かの探査機はパラシュート降下したものの、失敗したのがありましたか.......空気が薄すぎたので想定の降下が出来なかったのでは、とも言われていますが。
 ロケット噴射だと余計に燃料やら装備もいるわけで、良いアイデアがほしいということになりますけど。ここででたのが、前部に空気抵抗を増すように膨らませる殻を展開するというものですか.......併用していこう、と言うことのようですけど、この方法は他所の国もなんか知らないもののうまく行かず「呪い?」と言われるような物になっているのがなんとも縁起が悪いものですが。
 まぁ、どうなりますか。
 その前に、無事に打ち上げられるのかが分からんのですが.......オバマ政権、ここら辺の軌道に乗ったものもカットするのかも、なんて思わなくもなくて.........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は元台風8号の低気圧が前線を伴って日本海側から列島にかかってくるようで。前線がかかるなどで影響を受けるのは日本海側と東北・北海道ですか。これらの地域は雨。太平洋側は雲が多いものの晴れ間が見える所が多いようで。ただ、強烈に暖気が入ってくるので結構暑そうですな。関東地方は雲が多いようですが、北の方は雨に。南の方は晴れ間が見えやすいようですね。東京で34/25と言う予報と。
 まぁ、非常に暑苦しそうですな。と言うか、寒気が入ると一発で大雨なんてパターンになるのか?

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人はとりあえずのんびりとやりますか.......起きる時間で行動が変わりそうですが、取りあえずあれこれと攻略戦関係やら仕事関係の方をちまちまやったりするのかなぁ、と思います。取りあえず、長距離を歩く予定はないですが........そして盆休みと言うところが多くなりそうで、人の動きも多いんだろうなぁ、と思いますが。
 まぁ、家か地元でマイペースにやるのではないかと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/12
 さて、昨日はまぁ何というか。
 朝は4時頃にクリップ型扇風機を止めている棚が共振起こしてうるさくて一度目を覚まし、その後何となく寝られないなぁ、と思っていたら家人の携帯電話の緊急地震速報サービスで「!?」。その直後地震発生、と言う事で流石に起きだしましたかね.......いやはや。で、しばらくNHKをつけっぱなしで情報を見つつ過ごしたものの、8時頃から流石に強制的に半端な状態で起きたので眠くなり、そのまま再度お休み。
 で、11時に再起動しましたかね。
 起きだしてからはしばらくゆっくりとやっていましたが、午後になってからしばらく仕事の方をやって過ごして夜になりましたかね。その後も取りあえずのんびりと。
 ま、何というか......マイペースといえばマイペースな一日でした、ハイ。

 で、昨日は回復傾向の一日。
 午前中は雨が断続的に降っていまして、台風9号の影響を受けている感じは強かったですが、午後からは降ることもなくただ雲が厚かったですか。湿気は一日中高く、どこかまとわりつく感じはありましたが、気温の方は思ったよりは高くなく、その点は多少楽でしたかね。
 まぁ、家にこもりっぱなしになるにはそれなりにふさわしい一日だったかと。

 それにしても朝の地震は驚きましたが。
 5時7分ごろの駿河湾の深さ20kmを震源とする地震と言うことでしたけど。M6.5(最初は6.6)で、静岡で6弱。9日にはM6.9の地震でしたが、あれは深さ340kmでしたけどね.......これ、同じプレート上じゃないだろうか、と。そうならば連動したものの可能性が高いんじゃないかとか色々と思うものはありましたけど。しかしまぁ「深度5以上の地震が発生していない期間」が先日歴代2位になりましたけど、それで止まったようですね。
 で、上述の通り家人の携帯電話の緊急地震速報サービスの音で目が覚めましたが(^^; 今はそういうサービスもあるんですねぇ、と。こちらも微妙に眠りが浅いというか寝られなかったので地震をきっかけに、とっととそのまま起きだすことになりましたが。NHKはもう延々と地震関連のニュースを報じていましたか.......ま、震源とマグニチュードの情報が結構遅かったので、何かあったのかと心配してしまいましたけど。ただ、まぁ場所が場所故に地震学者は非常に大きな関心を払うのでしょうねぇ。
 いや、震源の位置やらで真っ先に思いましたけど。そう思った人も多いかと.......
 しかし、気象庁の会見で「想定されるマグニチュードから1以上小さいので」東海地震ではない、と言う表現もまた何というか。実際には色々と基準があるのでしょうが、「分かりやすい」と言うべきか何というか(^^; 東海地震はマグニチュードで測るもの、と言う物ではないでしょうし。まぁ、実際には逆断層型を想定していたのに、横ずれ型だったと言うのもあるようで、総合的にみた結果だと思いますけど。でも、今回の地震の分析は大分気をつけて行われるのでしょうかね。
 一応、気象庁の今回の地震と東海地震について、東海地震観測情報第3報ってのがでていますか。1〜3つまでありますが、これは結論。そして、気象庁の東海地震に関する情報ページもご紹介。量は結構ありますが、一読の価値はあるかと思います。まぁ、頭では分かっているぶぶんと分かっていない部分やら、あいまいな部分も結構あるもので。確認には良いかと思いますが。
 まぁ、今回が良い意味での「予行」となるのか分かりませんけど。やはり備えないと恐ろしいですな。

 ちなみに、実は地震発生のちょうど5,6時間前にはニコニコ動画で地震タグでたどれる地震発生の瞬間の動画を見ていたりしていたんですが。
 よもや実際に起こるとはねぇ......なんてまぁ偶然ですが。こういう偶然に出会うたびに、何となく映画「鷲は舞い降りた(The Eagle has landed)」に登場するラドル大佐の冒頭の会話を思い出したりしますがね、えぇ。「暗合」についての会話ですけど.......って、そう言えばこの映画、結構好きだったのにまだDVD買っていないなぁ.......

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 How to breathe on the Moonと言う話がありますか。月の石の処理で直接酸素を得られる、と言う話のようですね。
 読んでみますと......ケンブリッジの科学者達は、月の岩石から酸素を作る事ができる反応装置を開発した − もし月面基地を建設するプランを作るのならば重要な技術である。
 月の資源を利用する、あるいは宇宙のより深い場所へと探査する踏み台としての衛星として使うにしても、将来の月面基地の利用者はセオzpんの為に酸素が必要であろう。莫大な量の酸素を月へ運ぶことは極めて高価に付く − ある推測によれば、1トン辺り1億ドルぐらいのコストが恐らくかかるだろう − その為に、研究者たちは潜在的により安価に月自身から酸素を生み出す方法を探している。
 NASAは何年もの間月の石から酸素を得る方法を探していた。2005年、Centennial Challengesの一部として、NASAはある月の岩石を想定したものから、8時間で5kgの酸素を抽出するキットを考案した最初のチームに、25万ドルを提供する事にした。2008年にCalifornia Space Authorityの助けによって賞金が100万ドルにまで上げられたのにも関わらず、この賞はまだ達成されていなかった。さらに、NASAの進行中のIn Situ Resource Utilization programmeは、現在月の岩石から酸素を抽出するいくつもの異なる技術を探している。
 今回、University of Cambridgeの物質化学者であるDerek Frayと同僚らは、2000年に彼らが開発した、酸化金属から金属と合金(alloys)を得る為の電気化学的な処理に手を加えることで、潜在的な解決方法を考案した。この処理は酸化物 − 月の岩石でもまた見られるものである − を陰極とし、炭素から出来た陽極と一緒に使う。このシステムに電気を流す為に、これら電極はほぼ融点が800℃の一般的にみられる塩である、塩化カルシウムが融解した電解質溶液に設置した。
 この電流は酸化金属のペレットから酸素を奪い取り、この酸素はイオン化してこの融解塩に溶ける。負に荷電した酸素イオンは融解塩を通って、余分な電子を渡す陽極へと移動し、炭素と反応して二酸化炭素を生み出す − この過程は陽極を減らしていく。一方、純粋な金属が陰極で形成されていく。
 このシステムが酸素を作って二酸化炭素を作らないようにする為に、Frayは不活性な陽極を作る必要があった。これは重要である:「そのような陽極がなければ、決して機能しない」とFrayは言う。それ自身は導体としてはふさわしくないチタン酸カルシウム(calcium titanate)が、ある程度ルテニウム酸カルシウム(calcium ruthenate)を加えたときには、より良い導体となることを発見した。この混合物はほとんど減ることのない陽極となる − 150時間程反応させた後で。Frayはこの陽極は毎年約3cm程消耗するだろうと計算した。
 彼らのテストにおいて、Frayと同僚らはNASAにより開発されたJSC-1と呼ばれる模倣月岩石を使った。Frayは各1mの高さの3つの装置で、月で1年間に1トンの酸素を作るのに十分だろうと予想している。1トンの酸素を作り出すのに3トンの岩石が必要であり、そしてテストにおいてチームはほぼ100%の酸素の回復ができた、と彼は言う。Frayはこの結果を先週のCongress of International Union of Pure and Appllied Chemistryで発表した。
 月においてこの反応装置を熱する為には少量の電力が必要であるだけだ、とFrayは述べており、そしてこの装置自身は断熱することができる。「問題にはならないだろう」と彼は言う。この三つの反応装置は約4.5kwの電力が必要となるだろう − 一般のボイラーで使われる湯沸かし器の電熱器以上のものではない − これは月に置かれた太陽電池パネルあるいは小型の原子炉により提供することができる。
 さらに1000万ポンド(165万ドル)で、Frayは遠隔操作できるより大きな反応装置の「強力なプロトタイプ」を開発することができる、と言う。彼は現在European Space Agencyとこの目標の達成に向けて研究をしている。
 酸素抽出の為の似たような技術は、Massachusetts Institute of TechnologyのDonald Sadowayにより開発されているが、彼の方法では1600℃と言うより高温で機能する − これは月の岩石を解かし、そして電解質溶液として働かせることができる事を意味する。これは鉄を含めた溶解した金属を生み出し、これは下に沈む。Frayは彼の方法はより低温で機能する為にもっと効率的であるが、しかしSadowayは彼の技術が呼ばれるような融解塩電解質溶液は、それが必要とする余分な熱を作り出すと主張する。「Derek( Fray)の方法では、融解塩はより低温で機能できる」とSadowayは言う。「しかし、彼はまだ月の岩石を固体にまとめなければならない。」 これは月の岩石が良好な砂の特性を持つ為に、しばしば困難である。
 Sadowayの装置はまた自身を組み立てる事ができる。その内部は月の表土 − 月面を形成するパウダー状のがれき − を電気的に融解し、そして外部は冷却されて堅い表土(regolith)となる。「我々は溶解した表土を冷却することで装置の壁を作る」と彼は言うが、しかしこの過程を始めることは「トリッキー」であることを認めている。
 Sadowayは十分な資金があれば、彼のシステムは2年以内にスケールアップできるだろうという。彼の方法はNASAにより候補の名簿に挙がっており、そしてNASAからある程度の出資を受けている。「一度我々が研究室のスケールで物質的な問題を解決すれば、我々はすぐに動くことができるだろう」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 酸素の問題ですね.......宇宙に進出するならば当然の問題となりますが。まぁ、酸化物から得ようというのは順当な方法かと思いますけど、安価に容易に多量に、と言うのが要求されるわけですが。まぁ、やっぱり電解だよなぁ......二酸化炭素を作らせない事と解け出していかない陽極という事に結構苦心したのかなぁ、とも思いますが。ただ、実際に規模としてはこれで十分になるのかが分かりませんけどね。でも、結構作り出せるようですね......かなり酸素を取り出せるようではありますが。
 後は陰極に蓄積した金属やらどうやって使うんだろう、と思うものもありますが。金属の混合物が析出するわけですが。内容によっては色々と使えるのかもしれませんけど.......電気やら薬品がいるのか。そう言うのもリサイクルさせるのかどうか?
 しかし、良く考えると色々とSF読みましたけど、酸素の供給の細かい設定はあまりやっていないなぁ、と。こういう装置を月面基地に持っていっているのか?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は九州は元台風8号の低気圧の影響か雨が降りやすいようですが、他の地域は雲が出つつも晴れる所が多いようで。関東地方は取りあえず晴れるようですね。東京で31/24と言う予報と。
 まぁ、ひとまず半端な天気とはこれで縁が切れるのかな.......?

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は仕事やら二次攻略戦関係をぼちぼちやらありますが、取りあえず久しぶりに歩きたいなぁ、と思っています。14kmかそこらぐらいで。今回は涼しい格好で午前中に終わらせたいなぁ、と思っていますが、まぁいつぐらいに起きるかで変わってきそうで。まぁ、マイペースでやっていくことになるでしょうが。
 さて、どうなりますかね。
 色々とぼちぼちイライラしてきそうですが.........

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/11
 さて、昨日は在宅の一日でしたか。
 朝は強い雨で一度目を覚まし、そのまま結局のんびり寝ることにして起きだしたのが9時。起きだしてからはコーヒーをすすりつつ、natureやらみて過ごしていましたが、昼前に食事をとってから仕事関係に着手しまして、そのまま途中で息抜きを入れつつ夕方までやっていましたかね.......
 と言うか、このスケジュールで強行しないと駄目なのかよ.......(- -;
 大分まぁ、職場復帰してからが恐ろしい感じがするんですけどねぇ.......と、先行きの辛さを思いつつ、そのまましばらく自室でぼへっとしていたら1時間ほどダウン。その後、食事なぞしてからぼへっとやっていましたかね.......もっとも、何故か腹の調子がよろしくない。下るとかそう言うのではなく、むしろ「余り動かない」感じで困っていますが。
 冷えているのかなぁ.......冷房とかかかっていないんですが。

 そして昨日は台風の影響を受けた一日でしたか。
 明け方には強い雨が降り、そのまま降ったり止んだりが続く天気でしたが、降るときには必ず強い雨でしたか。断続的、と言うのが特徴かと思いますけど。気温はそれほど高くはありませんでしたが、湿度は猛烈に高く、結局余り快適な過ごし方が出来たとは思えませんでしたかね。
 不安定という事になりますけど。
 まぁ、やれやれ、と言う感じでした。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Immortality improves cell reprogrammingと言う話が出ていますか。ガンを防ぐ役割をもつ遺伝子をノックアウトすることで、幹細胞を作る手助けをする、とありますが。iPS細胞絡みの話ですが。
 読んでみますと.......抗腫瘍経路(antitumour pathway)の阻害を通じた「不死」となる特化した大人の細胞は、素早く効果的に幹細胞のようなものになる事ができる。
 この発見 − 変化が困難なことが証明されているある種の病気の細胞を含んだ、あらゆる組織から患者に特化した細胞を作る事がより容易になるだろう − は、細胞の再プログラムとガン形成が分離できないほど繋がっていることを示唆する。
 日本の京都大学の山中伸弥が初めて人工多能性幹(iPS)細胞を作った − あらゆる種類の細胞に変化できる細胞 − 2006年以降、多くの科学者達が細胞に多能性を持たせる方法を作ってきた。しかしこれらの技術の成功率はもどかしいほど低い − 通常大人の細胞の1%以下の成功率でiPS細胞に再プログラムできている。
 今回、山中を含めた5つの研究チームが、変異を阻害してゲノムの配列を保持するp53経路(p53 pathway)のサイレンシングによって約100倍にまで成功率を上げることに成功した。p53経路を消し去る為にいくつもの遺伝子をノックアウトした後で、これらチームは4つの一般的な再プログラムファクターを持つウイルスを使うことで、皮膚細胞の10%を本物のiPS細胞に無事に変える事が出来た。さらには、p53経路を使えなくする事は、二つか三つのファクターを持つウイルスベクターを使う、あるいはゲノムを修正しないプラスミドベクターを使うと言う様なものを含め、潜在的により安全だが効果がしばしば良くなかったこの4つのファクターを使った方法の技術の成功率を改善した。
 「再プログラム化の効率を増す為に我々が出来た物事は、非常に大きな前進だ」とChildren's Hospital Bostonの幹細胞の専門家でこの新しい研究にはかかわっていないGeorge Daleyは言う。
 今日のNatureに同時に発表されたこれら研究は、「この経路が再プログラムで重要な役割を果たすという合意」を示した、とMassachusetts General Hospitalの幹細胞生物学者で、これら研究チームの一つを率いているKonrad Hochedlingerは言う。「この経路を操作することで我々は大きく効率と(再プログラムの)過程の動力学を拡大することができる。」
 この研究はまた腫瘍形成のメカニズムに光を当てるものとなる、とSlak Institute for Biological StudiesとCenter of Regenerative Medicineの発達生物学者であり、著者の一人であるJuan Carlos Izpisúa Belmonteは言う。なぜならば、今p53は核の再プログラムとガンの発達の両方において重要な役割を果たしていることが明らかになったからであり、腫瘍はさらに、さらに幹細胞様の特徴 − 自身を永久に再生し続ける能力 − を求めている細胞と見なすことができる、とIzpisúa Belmonteは言う。「もしこれらの点を繋げれば、ガンは本当に反分化の問題(de-differentiation problem)があると言えるだろう。」
 この発見は再プログラムを容易にする − 病気、あるいは老齢の患者からiPS細胞を生み出す信頼性にとり重要なステップ − であるだろうが、この方法はまだガンに関連した遺伝子の遺伝子的な操作を含んでおり、治療におけるこれら細胞の使用を不可能としてしまう、とWhitehead Institute for Biomedical Researchの幹細胞研究者で、これらの研究にはかかわっていないJacob Hannaは警告する。「それは重要だが、しかしまだ心配を消すことがまだ出来ない」と彼は言う。Izpisúa Belmonteは、彼は現在潜在的により安全なiPS細胞を作る為に、一時的にp53をサイレンシングするだけの化学物質のスクリーニングを行っていると言う。
 Spanish National Cancer Research Centerの分子生物学者で、これら論文の二つに関わったMaria Blascoはまた、治療用iPS細胞を作り出すときにp53を消すことに警告している。
 p53経路の働きは、大きなDNA損傷を伴う細胞の増殖を阻害する、と彼女は言う。p53経路を無傷にすることで、「再プログラム化した細胞は健康でDNAの損傷を持たない細胞になる。」 それにもかかわらず、p53を抑止してDNAが損傷したiPS細胞を作ることは、多くの病気の理解となる有用な細胞モデルを提供することができる、と彼女は付け加える。

 と言う事ですが。
 5つのチームが同時に、と言うのがまた凄いですが。取りあえずは、あぁ、なるほどなぁ、と。p53は一時期ガン治療やらの関係でテレビでも大きく取り上げられた遺伝子で、いわゆる「細胞の修復屋」であると言えますが。この働きを阻害してみたら、iPS細胞の成功率が一気に上がったと言うことでして.......いや、「なるほどなぁ」と思いました。そりゃ強引に再プログラム化しようとしたら修復しにかかるわな。修復屋を止めておけば、再プログラムも済むわけですが。10%と言うのは大きな数字かと。
 ただ、問題はまだ医療までは使えないという事でもありますけどね。あれこれ修正した状態でiPS細胞が出来ていますからどうなるか分からない。ただ、腫瘍と再プログラムが表裏一体と言う関係にありそう、というのは興味深い。何となく、と言うのはありましたけどこれである程度示せた部分もありますので。
 同時並行的に関係を調べていくと、大分面白いことになるんだろうなぁ........

 ま、ちと調子も上がらないので以上で。
 さて、今日は台風9号が最接近して東進するようで。上陸はしないようですが、東海沖を進んで行く様で。太平洋側は雨となるところが多いようですが、通過次第回復していくようですね。他の地域は大体天気は良さそうですが。関東地方は雨後曇りで、昼過ぎまで降るみたいですが。東京で31/26と言う予報と。
 まぁ、蒸し蒸ししそうですな。

 さて、今日は火曜日ですか。
 早い人は盆休み、そうでない人はもうちょいと言うことになるのでしょうけど。管理人はまぁ、いつも通りとなりそうですが。取りあえず雨の影響でこもることになるんですかねぇ。まぁ、仕事やらやって過ごすのではないかと思います、ハイ。と言うか、面倒で仕様がないですけど.......頭痛いスケジュールだ.......
 はい、まぁでも取りあえずマイペースでやります、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/10
 さて、昨日はちょいとばてていた一日でしたかね。
 何となく元気が出てこない。寝つきも悪く、眠りの深さも何となく微妙で、その上で9時に起きだしたんですが。まぁ、何というかだるくなるわなぁ、と。どこか体調が微妙ということなのか、夏バテしているものがあるのかよく分かりませんけどね........ちょいと暑さに疲れているのかもしれませんが。
 で、取りあえずそういう状況だったのでぼへっと午前中はしつつDVDを一本。
 午後からはだるいものの、取りあえずちょいと物色したいものもあったので、地元駅の方へ。ついでに食事もとってまずはホームセンターへ向かい、ここで仕事で使う予定のステンレスの板を購入。そのまま地元駅に行ってマンガを購入してきまして。そこで茶を一杯とっていたんですが、しかしまぁ、どうにも気合いが今一つ。歩くのもかったるそう、と思いつつ歩いて帰宅してみると、別に足が疲れているとかそういうわけではない。動けばそれなりに、と言う感じはあるんですがね.......ただ、食欲もそれほど湧かないらしく、夕食は残してしまいましたか。
 そして夕食が終われば、8時前に久しぶりに地震。初期微動継続時間が長かったので、まぁ遠目かと思っていたんですが、最大震度は4で関東東部〜東北地方南部にかけてと幅広く、そして震源地が東海道南方でM6.9とか。プレート境界型かなどとみていましたが。まぁ、ただ別にそれが刺激になることもなく.......
 ちと、疲れている感じです、ハイ。

 そして昨日は雲が多くかつ不安定気味な一日でしたか。
 雲が多く、厚く、そして気温は高く湿度も高いと言うなんとも面倒くさい一日でしたけど。熱帯夜も続いていますね........クリップ型扇風機が本当に良く活躍してくれていますが。そして、居住地域周辺では突然雲が湧いて雨も降るなどしていましたか。直撃はしなかったんですけど、その雲はよく見えましたかねぇ。
 まぁ、不安定なものです、えぇ。

 で、みていたDVDが「風が吹くとき(When the Wind Blows)」。
 1986年イギリスの作品。81分。実写+アニメーション。ジミー・T・ムラカミ監督。レイモンド・ブリッグズ原作・脚本。ジム役にジョン・ミルズ(日本語版:森繁久弥)。ヒルダ役にペギー・アシュクロフト(日本語版:加藤治子)。
 ストーリー:イギリスの片田舎に住むジムとヒルダ夫妻は、仕事も引退して平穏な年金生活を送っていた。一方世界情勢は悪化をし続け、ついには首相が核戦争が近づいていることを宣言するほどになっていた。ジムは核戦争に備え、政府のパンフレットを元にシェルターを自宅に作り始めるが........
 と言う事で、まぁ長崎原爆忌だからと言うわけではありませんが、当時小学生高学年だった管理人に非常に強烈な印象を与えた映画のDVDを実に20年以上経って再度みる事になりましたが。いやぁ、強烈.......ちなみに原作者は『スノーマン』を描いた人でもありますが、恐らく同じノリで絵本を買ってしまい、強烈なトラウマになった人もいるのではないかと思いますが。
 個人的にはまぁ本家が広島というのもあったりやら関心もあり、小学生当時で結構原爆の話は色々と知っているものもあったんですが、改めてみると描写が恐ろしい。今の知識と突き合わせても非常に恐ろしい。そしていかに無知による恐ろしさというのもありますが、やはり知らない人は特にこういう事になるんだろうなぁ、と。1980年代に生きた人でちゃんと国際情勢をわかっていれば、これはこれでまたリアリティがあったんだよなぁ.......30代以上の人にならないと分からないと言う事でもありますが。今の人がみても分からない部分は多いかと思いますけど、しかしメッセージ性は強い作品ではありますが。
 ま、時代背景的なのは取りあえず一度おいて、作品は良くできています。
 ストーリーの英国的皮肉も実に効いていますけど、展開が着実。知識があるとなおさら「あ〜」と言えてしまうのが恐ろしいんですが、デビッド・ボウイのオープニングテーマもエンディングで意味がよく分かると言うのがまた何というか。そして映像の見せ方の工夫が実によろしい。主な舞台となる自宅は基本的に実写(ミニチュアでしょう)。そして人物等がアニメーションですが、これのあわせ方が非常に良くできていまして、これは制作側が大分気合い入れてやったなぁ、と。CGとかそういうのがない頃ですからね.......地道な作業だったと思いますが。ミニチュアを使った実写部分はリアリティなのかなぁ。独特の雰囲気をうまく出すのに成功しています。そして登場人物も大分限られていまして、声も4人分だけかな? 後半50分は主人公の二人だけ。そして日本語版の声をやった森繁久弥と加藤治子が実にはまっていてよろしい。ここまできっちりはまる様配役したのは本当に見事としか言えません。
 そういう意味ではこれは非常にレベルの高い作品であると思います。個人的には一件の価値があると思うんですが、後味はよろしくないですのでご注意を.......
#某節子のあれよりはまだいいかもしれませんが。

 しかし、まぁ何度かここでも触れていますけど。
 劇中の政府のパンフレットは実際にでていたもので、シェルターの作り方もそれに沿った物であったりします。「保護と生存」は当時英国でテレビCMと言うか、公共広告で行われていた「Protect and Survive」ですか。そして何よりもこの映画が公開された後に、政府が慌ててこのパンフレットを回収したと言うのがまたなんとも、ですが。
 ちなみに、ニコニコ動画で検索して4つ程出てきますが、PIF(公共広告) 核攻撃対策 「避難場所」ってのがまさにこの映画で出てきた物になります。ニコニコのアカウントがない人は、字幕が無いですがYoutubeの検索結果からまた多量にでますのでどうぞ。ちなみに、映画で夫妻が探し出したジャガイモの紙袋はこの動画(英語)用です......まぁ、映像みれば何となく分かるかと。
 ちなみに、検索して面白かったのがニコニコですがBBC 核攻撃のときの予定原稿と言うのがまた何というか.......予定しても意味がどこまであったのかという問題もありますけど。キューバ危機の時に用意された核戦争勃発時の大統領演説原稿もまた酷いものだと思いましたが。
 なお、実際に核戦争時は距離やら規模やらありますが、強力な電磁波で電子機器は基本的に使えなくなる可能性が高くなります。電気もガスも水も、と言うインフラは当然のこと電池で稼働するラジオもアウトと言うこともあると言うことです。後はあの作品であの夫妻がどこまで生存できたのかがまたよく分からんですが、外部被曝と内部被曝をしているのは確かですか。シェルターには2日間。外に出てからどれくらいか......急性放射線症を起こしていますが、皮下出血やら眼底出血か水晶体が濁った(ジムの視界がかすんだのはこの為)、脱毛(ヒルダの症状)が同時期。大体2週間ぐらい?
 せっかくなのでWikpediaの人体に対する放射線の影響とかみると、1000mSv以上を受けているのは分かりますが、まぁもっとだろうなぁ。外部被曝・内部被曝考えると相当なものにはなるでしょうねぇ.......まぁ、2週間だったら実に皮肉ですけど。パンフレットにあった「2週間」と言うのはそういう意味ではなかろうとも思いますが。
 後は個人的なメモ代わりに......タイトルはマザー・グースより
 デジタルリマスターで再公開されたときのページから、最後の方の祈りは聖書「詩編23」から
 作品最後のセリフ「600 の兵士は進む」はテニソンの詩「軽奇兵の突撃」の断片から。

 ふむ.......
 そう言えばまぁ、覚せい剤だ幻覚剤だのごたごたとにぎやかに報じられていますが。逮捕が立て続け、と言うのが個人的に気になるんですけど。やっぱりマークしていたんだろうなぁ、と個人的には思っていますが。マークするくらいなので、何かしら芋づる式に、と言うのを個人的にやはり期待しているのですがどうでしょうかねぇ。
 しかし、まぁあの元アイドルの行動がどうにも腑に落ちない。
 逃げる気満々、と言う感じの行動をとったみたいですが、そこから出頭まで何やっていたんだろうなぁ、と。色々と最初の時点でシナリオがあるとは思うんですが、「逃げ切る気満々」ならば出頭することはないと思いますし。山梨行ってきた、って何かあったんだろうかとも思いますし.......父親云々報じられていましたけど、そんな殊勝な事はやらんでしょう。後は「逃げるしたく」をしていたことから何かしらのつてがあったか期待していた物とみれるかと思うんですが。つまり関係者がいるはず、と素人ながらに思ってしまいますけど。
 何かねぇ。
 ただ、とにかく最初の離婚された男の件よりも、大きく報じられているところが警察もやる気になっているのかなぁ、と言うサインなのかよく分かりませんが。まぁ、やるならきっちりやっていってほしい物です。と言うか、個人的に芸能界のこの手の「汚染」で芋づる式に捕まえることが出来た場合、どこらへんまで広がるのかが非常に興味深いものだったりしますので。
 どっかの芸能プロダクションが壊滅状態とか、テレビ番組がいくつか続行不能とか、番組関係者が大分アウトとか、そこからキャスターだスポーツ関係者やら政治家(これが投票前とかだったら壮絶だろうが(^^;)まで繋がったら一大疑獄事件になるのかなぁ、とか思えるわけで。と言うか、以前からごちゃごちゃ言われている業界である芸能界が抜き打ち検査やるとか、そう言うシステムを取らないところに色々と何かあるんだろうなぁ、と思うものもあるのですが。ま、闇の部分が深そうなところにも見えますけど。
 さらに覚せい剤の出所が北の某国とかだったらもっと笑えるんだろうが(^^; と言うか、これが本当にそうなったらニュースネタには困らんだろうなぁ、と思いますけど。いや、知りませんよ、勝手に書いているだけですから。管理人は芸能界がどうなろうが知ったことではないので好き勝手書いているだけですし。
 しかし、今回の件で裁判もどうなるんですかねぇ。分かって逃げていた以上、執行猶予もつかないんだろうなぁ、と。まぁいらないとも思いますが。
 そして今回の連チャンで出てきた事件の件は、同時に小室哲哉の嫁さんと、中村玉緒って立派だなぁ、とも思いましたけどね.......(^^;
#特に中村玉緒すげぇなぁ、と。

 ま、取りあえずさっくりこんなところで以上で。
 さて、今日は取りあえず四国沖にある熱低が台風9号に変化する上に接近してくるということで、関東〜四国まで大雨が降りやすくなるようで。日本海側も雲が多くなりそうで、晴れる所は多くないようですね。一方、大陸に行った8号はターンしてその内朝鮮半島の方に行くと言う予報になっていますか.......お盆の頃、下手すると日本もかなり影響を受けることになるのかもしれませんが。関東地方は雨が降りやすく、東京で28/25と言う予報ですか。
 まぁ、蒸し暑くなるのでしょうかね。

 さて、今日から一週間が本格化、と言うかお盆休みで休みが増えている感じのようですが。
 管理人はとりあえず、まぁ雨ということで家にこもることになるかと思いますけど。仕事関係に少しずつエンジンをかけているので、まぁそっちに行こうかなぁとも思っています。いや、ぼちぼち切り替えていかないと駄目ですので。昨今のだるさは、気合いが入っていないのも多分にあるのかとも思っていますから。
 ま、切り替えていきたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/09
 さて、昨日はのんびりと在宅の一日でしたかね。
 起きだしたのが9時頃でして。のんびりと寝ていたんですが、まぁ思ったよりはぐっすりと寝ていましたかねぇ。で、起きだしてから今日は特に動かない事に決めまして、そのままぼへっと午前中、natureの記事やら読んで過ごしていましたか。
 で、昼を食べてからもぼへっとやっていまして、自室で読書やらしていましたか。
 取りあえずのんびりでした。

 そして昨日は雲の多い一日。
 まぁ、近くで雨雲も発生することがあったようですが、一応日中は特に崩れずに済みましたか。ただし湿度が高く、気温も高い。揚げ句風も思ったよりは吹かなかった為に、結構「じっとり」と蒸し暑い一日でしたかね。
 ま、快適ではない一日でした、ハイ。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 何か大目にでているな......取りあえず、Europe prepares for drugs from GM plantsと言う話がありますか。タイトル通りですが、医療用薬品のガイドラインは、アメリカのルールと比較して好都合になっている、とありますが。
 読んでみますと.......植物由来の製薬の商業開発は、今日初めてこれら遺伝子組換え(GM)植物の生長の為の欧州のガイドラインの発表によって、前進した。
 European Food Standards Agency(EFSA)により作成されたこのガイドラインでは、人や動物の食糧用消費の目的以外(製薬や工業的に使う酵素の生産といったもの)で栽培するGM作物の開発者たちが、ヒト、動物及び環境への潜在的なリスクの評価が必要になるであろうことを示している。
 EFSAのリスク評価は、開発者たちがその植物の生長の商業的認可を求めたときに要求される。その評価は欧州委員会と参加国に伝えられ、認可をするかどうか決定する。対照的に、研究目的でGM作物を栽培したい科学者達は、その作物を栽培したい各EU参加国で許可を受ければ良いだけである。
 EFSA's Scientific Panel on Genetically Modified Organismsのscience officerであるRinhilde Shoonjansは、この機関はまだ薬剤目的の組み換え植物の申請を受け取っていないと言う。国際的にはそのような薬剤はほんの一握りのみが臨床試験を行っているだけであり、そしてまだ市場には植物による製薬はまだでていない。しかし、この技術は急速に進行しており、そしてEFSAは現在申請を受け付ける位置にあるとSchoonjansは言う − 多くは大学からのスピンオフから生まれそうである。「我々は準備が出来ているようにしたい」と彼女は言う。
 EFSAはGM植物の生長のリスクにのみ関心があるだろう。GM植物の作り出すものの安全性はEuropean Medicines Agency(EMEA)により検討されるであろう。この機関は2月に実施された、植物由来の薬剤の安全性と質に要求するガイドラインを持っている。  EFSAのガイダンスの元で、開発者たちはGM植物と既存の作物の間の生物学的な違いの詳細を明らかにしなければならず、それは何から由来し、どのようにこれらが植物の機能や成長に影響しているのかと言うものである。彼らは他の植物に移した組み換え遺伝子のリスク評価をしなければならず、そして偶然にその組み換え作物を食べたヒトや動物にどのような危険も及ぼさない事を示す必要がある。
 出願者はまた、その植物を監視して暴露から守るような手段を明記しなければならない − GM作物の繁殖を防ぐための、注意すべき兆候、囲いで覆う、消毒(? sterilizationなので、不稔の方が良いかも?)といったもの。
 「それは以前何もなかったものに置き換わるもので、その為にこれは良いステップだ」とUniversity of LondonのSt George's Hospital Medical Schoolの分子免疫学者で、このガイドラインの作成の手助けをしたJulian Maは言う。
 彼はこのガイドラインは既存の、GM作物からの意図しない影響を管理する為に要求される厳しいルールを持った、GM食料の規制をもとに作ったものであるという。これらのルールはまた意図しない影響を持つ既存の農業において反映されるものではない、とMaは言う。
 例えば、それは毒性物質を生産するよう遺伝子を組み換えた植物の厳格なテストを要求する為の、「合理的な科学がない」と彼は述べているが、しかし同じ毒性化合物を作る伝統的な方法を通じた植物の生産の同じテストは要求されていない。「我々はこれに取り組んだ」と彼は言う。
 Iowa State Universityの植物バイオテクノロジーリスク評価の専門家であるJeffrey Woltは、この欧州のガイドラインを認めており、そして彼らはUS Food and Drug Administration and Department of Agricultureにより提示されたものと矛盾しない、と言う。
 彼はこのガイドラインがケースバイケースによって各申請を考慮することを喜んでいる。「これは重要だ」と彼はのべており、「なぜならばこのような科学的な領域で働く時、あまりにも規範的な過程は逆効果を及ぼす為である。」

 と言う事ですが。
 欧州も取りあえずGM関係の整備が大分動いたか、と。アメリカが進める一方で強力に反対していた経緯もありましたので時間がかかったかと思いますが。まぁ、アメリカもアメリカで金もうけ最優先だからどうよ、と言うのが非常に強いわけですけど。ともかくも、ここで扱われている例は植物に薬を作らせる、と言うものでこれはこれで大分有用であろうと思われるわけですが、やはり整備が進まないと出来ないわけでして。また内容も監視を大分厳しくやるようになっていますか。
 まぁ、どうなりますかね。植物製薬というか、そういうものが正直一般的ではないので今後どうなるかが見えないものもあるわけですが........って、「植物由来の薬」と言うのはそこら中にあるので、表現が難しいですな(^^; ヒトが望んで遺伝子を組み換えて望む薬を作らせる、と言う事ですが。
 ま、生産効率が良ければこれはこれで楽ですので。高い費用をかけて効率の悪い合成をやるよりは、生命に効率的に合成させる方が安ければそっちが良いと言う。応用はいくらでも利くもので、ある薬を作るのにAとBを混ぜればできるものの、AとBを作り出すのに非常に効率が悪く金がかかって仕様がない、とする。しかし植物を利用すればあっさりAとBを作り出せる、と言うならばAとBをそれぞれ植物に作らせて抽出し、後は合成プラントでAとBを反応させてお手軽に製品を合成、と言うのも出来ますから。
 そう言えば日本はここら辺どうなっているか知らんな。

 後はGeoengineering schemes under scrutinyと言う話がありますか。研究者たちは気象操作(climate manipulation)の知恵をめぐって分かれている、とありますが。
 ジオエンジニアリング(Geoengineering) − 地球温暖化を和らげる為の計画的な気象操作 − はまだ始まらないだろうが、しかし更なる研究への資金を供給する勢いは増している。
 今週、Santa Barbaraに拠点を置くシンクタンクNovimは、突拍子もなく聞こえるジオエンジニアリングの計画の一つの実現可能性の調査を報告した:その内容は微粒子を大気中に押し上げて、太陽光を遮断して地球冷却化の引きがねとなるものである。
 「それは現在までで最も真剣な技術報告だ」と20年間ジオエンジニアリングの研究をしてきているUniversity of CalgaryのDavid Keithは言う。KeithはUS Department of Energyの現在のチーフサイエンティストであるSteve KooninとInternational Institute for Applied System AnalysisのJason Black Stockらによるこの報告の著者の一人である。
 特に、それは硫酸塩のエアロゾルをまく事も含まれて − 大規模な火山噴火の冷却効果を模倣する − いることは、技術的に実現可能である。しかし世界中での介入といった政治的及び倫理的な問題は現実的に不明なままであり、またまたその意図しない副作用も同様である。
 それらの潜在的な副作用は不可避なほど降雨パターンを変えてしまう事が含まれる、とGrant InstituteのGabriele Hegerlと、US National Oceanic and Atmospheric AdministrationのSusan Solomonは、8月6日のオンライン版Scienceの論文で主張している。
 彼らはフィリピンのルソン島におけるピナトゥボ火山の、1991年の噴火の出来事を引き合いに出しており、これは高空に硫黄粒子を放出して世界的な降雨と川の流量を劇的に減らした。「温室効果を取り消すことに最適化されたジオエンジニアリング計画は、厳しい地球の水循環を減らし、大きな地域的な変化をもたらす」とClimate Centralの研究者であるPhilip Duffyは同意する。
 DuffyとKeithは両者ともにニューメキシコ州アルバカーキで行われたEological Society of Americaの年次会合で語った。彼らは8月6日に、今まで主に気象、大気、あるいは海洋の専門家たちによって占められている、この分野の生態学者がより関心を持つことを狙ったシンポジウムに参加した。
 ジオエンジニアリング計画はしばしば彼らの風変わりな進路転換に注目を引かれている。Noviemの報告で触れられたこの硫酸塩の計画は大気中に粒子を定常的にばらまく為の巨大なホースかキャノンが要求される。他のプランは太陽光を防ぐ為に軌道上に数十万枚の反射性の日よけを設置、あるいは大気中から二酸化炭素を吸い込ませる為のプランクトンブルーム(plankton blooms)の引きがねを起こす為の取り組みにおいて、海洋の広大な帯状の領域を鉄をまくことを要求している。
 Keithは一般公衆も研究者たちも両者ともにしばしばジオエンジニアリングの為の二つの主なアプローチに混乱してしまう、と言う:エアロゾルや日よけといった技術を使った太陽光を遮断することを狙った、太陽輻射の管理。そして海洋の肥沃化といった技術を使った炭素循環のエンジニアリング。太陽輻射の管理は相対的に安価で早いが、しかし気象システムに予期しない影響を与える;炭素循環のエンジニアリングは遅くて高価であるが、「しかし炭素を取り出せる」と彼は言う。
 Keithと他のNovimの報告の著者らは、研究は小規模のジオエンジニアリング実験から始めるべきであると主張している。「大規模にやってはいけない」と彼は言う。この報告では例えば、硫黄エアロゾルを運び分散させる最良の方法を決定する為の予備的研究と、どのように粒子が成層圏中で拡散していくのかを調べる為の、wind-fieldと他のモデリングを研究することを推奨している。それはまたこの研究が有効であると認めるのに必要となるのにどのようなフィールドテストを行うのか提示しており、これには「数年間維持される為必要な成層圏のエアロゾル」も含まれる。
 そのような研究のコストについては触れておらず、またどの土地でこれを行うのかをはっきりさせていない。それは様々な国からの潜在的反応を調整する為の適切なガイドラインを作る為に、「国際的なプロセス」を要求している。
 今日発表された他の報告としては、Copenhagen Consensus Center − デンマークに拠点を置き、The Skeptical Environmentalistの著者であるBjørn Lomborgにより出資されたグループである − はいくつかのジオエンジニアリング計画の潜在的なコストに挑んでいる。それは次の10年におけるジオエンジニアリング研究のために毎年7500万ドルを費やすよう主張しており、特に太陽輻射管理とその副作用についての研究に触れている。
 一方、UK Royal Societyはジオエンジニアリングのオプションについての詳細な報告を9月に発表する予定であり、これは初めて有名な科学アカデミーによって出されるものである。

 と言う事ですが。
 まぁ広範囲の影響を考えなければこういうアイデアもありなんだろうとは思うんですが........実現できるのか? と。影響が大きすぎるだろうなぁ、と思うんですがねぇ。硫酸塩まいても酸性雨になって豪快に降ってくることも当然ありえるんだろうしなぁ........どこまで本気で考えられているのかがよく分かりませんけどね。
 小規模な実験、と言うのもちと想像が付かんしなぁ.......「日傘」の方はまだイメージはつくんですが。どっちにしても制御をどこまで出来るのか?

 しかしこの上の記事を読んでいると何となく『HOTEL』と言うマンガを思い出しますが。
 気付いたら講談社から単行本化していたようですね。いや、最近気付いて買っていたんですが。まぁ、でたら買おうかと思っていた管理人にとっては数少ない作品の一つでしたが、表題の作品における世界では地球の温暖化が進み、水蒸気量の上昇とメタンの噴出によるポジティブフィードバックにより将来270℃にまでなる事が予想されるという......その為に「箱船」と呼ばれるDNAを積み込んだ宇宙船をもって12万光年先の「もしかしたら居住できるかもしれない」世界に送り込み、一方地球では4000m以上の塔 − 後にHOTELと呼ばれる − を南極に建設し、そこにDNAを保存すると言う計画を建て、そのHOTELの「支配人」がルイと呼ばれるAIが行うという物語でしたが。その世界では完全に冷却化はあきらめられているんですがね.......あの世界になるまで追いつめられたらやりだすか?
 ちなみに、このマンガは短編集なのですが、結構笑えるのが「全てはマグロのためだった」と言う作品。「HOTEL」に似ている部分もあるんですが、設定は「マグロが乱獲により消滅した世界」。主人公はその最後のマグロを子供の時に食べ、そして復活させようと研究を重ねる、と言う話なんですが基本的にギャグSFだな、これ。で、何でこれを取り上げるかというと、最近アメリカがクロマグロ保護のために捕獲全面禁止を打ち出したと言う話を思い出したので。
 何かねぇ。

 しかしこのマンガの著者のBoichiと言う人。
 この人も珍しいですね.......いや、何がと言うと「おじさん」「おばさん」「爺」かかせたらうまい人(笑) いや、その年齢層をうまく描ける人って多くはないと思っています。個人的に一番「うまい」と思うのは浦沢直樹だと思うんですが(笑) というか、この人は中年以降の人物描写が豊かだよなぁ、と思うんで。
 後は劇画描ける人も中年以上の描写が良い人も多いかと。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は熱低が北上してくるようで。台風8号はぼちぼち大陸に上陸か.......その熱低は日本付近まで数日後に大分近づくようですが。ま、取りあえずその影響もあるのか西日本は雲が多く、四国やら近畿辺りは雨が降りやすいようですが。北陸も降りやすいようで。他は大体雲が多くなるようですが.......関東地方は曇りですが時折晴れ間が見えるようで。東京で31/25と言う予報と。
 まぁ、蒸し暑いんじゃないかと思います。

 さて、今日は日曜日ですか。長崎原爆忌でもありますけど。
 取りあえず、今日もマイペースで過ごすかと思いますが。散歩ぐらいはしましょうかねぇ.......どれくらいのルートでどうするのかと言うのは余り考えていませんけど。まぁ、暑さだけは取りあえず気をつけつつ過ごしていきたいと思います、ハイ。と言うか、ちゃっかり32度オーバーの直射日光きつめ、とかなると本当に危なっかしいですので。
 まぁ、取りあえずゆっくりやります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/08
 さて、昨日は取り合えず緊張と消耗の一日でしたかね。
 朝は7時頃アラームで起きだしたのですが、ちと眠い。あくびが止まらない状態でコーヒーをすすりつつ、軽く食事をとっていたんですが、そのまま9時前に家を出て、ボランティアの方へ。そこで人と会って、あれこれとやっていたんですが........まぁ、厚意は非常にありがたいものですが。管理人の方は何となく「??」と言う流れで入った感じではありましたけどね.......これがまた緊張するものでしたか。
 で、礼を言って11時半頃にそこから撤収。
 そのまま帰る事になるんですが、電車やらで帰ろうか歩いて帰ろうかと考えながら、自然に何故か歩きルートで撤収。12kmちょいかそこらぐらいの距離なので、まぁ問題はなかろうと歩いていたんですが、これがまた久しぶりにハードなルートになりまして、ちょいと軽い熱中症にかかるなど、やや大変でしたねぇ。
 その後、帰宅してから熱中症の方をどうにかしないとまずかったのもありましたので、そっちの対策に。知識があるってのは正解だなぁと思いましたけどね........ただ、紫外線はやはり強いようで顔がひりひりしましたがね。ま、その後は一気に疲れたこともあって、後はゆっくりモードで過ごしていましたか。
 ま、疲れました、ハイ。

 そして昨日は予報とは異なる天気の一日でしたかね。
 曇りという予報でしたが朝から良く晴れまして、雲は出ても前面を覆うと言う程ではなし。ただ、立秋でしたが真夏ということか湧いてくる雲の量は結構多かったですかね。場所によっては雷の音まで聞こえてくるものもありましたし。湿度も気温も高い、とあって「夏だなぁ」と感じる事ができる天気でした。

 で、まぁ歩いていましたけど。
 なんでまた自然に歩きルートにしたんだか自分でもよく分かりませんでしたが(^^; まずかったのは服装でして、ジーンズではちと12kmは連チャンはきついと言う事でしたか。短パンだと大分ここまではなかっただろうなぁ、と.........まぁだからこそ「どうしようか」と言うのがあったんですがねぇ。気温が高いことと、思ったより日陰がなかったのもちと辛かったか。
 水分補給に関してはほとんど問題はなかったと思うんですがね。
 ただ、流石にこれはまずいかなぁ、という事で数度日陰を探して休憩をしていましたけど。帰宅してジーンズ脱いだときがまた涼しいこと........(^^; 上半身は通気性が良いシャツだったので問題はなかったんですがね。後は食事か........朝軽食取って、昼に食事する場所が余りないルートだったのが中々厳しい。ラーメン屋とかはあったですが、流石に入りたいとは思わないです。コンビニで、と思ってもどこで食べるかと言う問題もありましたし。手軽に食べられるホットスナック、って暑いんだっての........
 まぁ、取りあえず良い耐久試験をやってしまった感じはありますが(笑)

 それにしてもマスコミはネタが尽きなくて良いですねぇ。
 麻薬汚染騒動ですが、最初のアホは当初はLSDと報じられていたかと記憶していましたが、MDMAに手を出した揚げ句、嫁以外の女が飲んで死んでしまいました、ってどうにも行動がおかしい事やらかしたのが報道され、そして直後に自称サーファーが捕まったらその嫁が逃亡.......子供は知人に預け、って無責任にも程がありますが。揚げ句自分も「容疑者」に格上げされたという。
 まぁ、芸能界は結構あれこれやっているんだろう、ってのは良く言われるものですが。警察もどうせリストあるんだろうなぁ、とか思ったりしていますけど。最初に挙げたアホから本格的にやったのか、とか色々と思うものはありますが、いっそのこと連鎖的に一気に逮捕してくれると面白いかなぁ、と。
 いや、何割捕まりますかね。1割じゃすまないんだろうなぁ、と個人的に勝手に思っていますが。本気でやるんだったら楽しみにします。
 まぁ、生きていようが死んでいようが個人的には関わりはないのでどうでもいいですが、逃走中の容疑者はいつまで逃げるつもりか? あるいはいつまで「生きている」つもりか、とも思いますが。せっかく関わったんですから、とっとと出頭して話題の裁判員制度使った裁判にかかってみるのも一興ではないかと思います、ハイ。
 っつぅか、芸能界ってのはつくづく常識から考えるとおかしい世界に感じますが。
 何となく「甘い」よなぁ、と。社会復帰が結構できると言うか.......一回ぐらいだと。まぁ、痴漢〜覚せい剤コンボで追放されたのが近年今石たので二回目は流石に厳しいんでしょうが、ただ一般人じゃ一回目で社会的に抹殺される可能性のあるものでも復帰できるんだからなぁ、と。だから問題になっているんだろうとは思うんですが、事務所とかはチェックはしないんですかねぇ? 定期的に頭髪やら尿検査してもよいと思うんですが。事務所ぐるみで丸々陽性になったらそれはそれで笑ってしまいますが、ごっそりテレビから芸能人が消えたら面白いだろうなぁ、とも。
 番組が出来ない?
 いいじゃないですか。とっとと放送終了して夜は静かにやってくれればそれこそエコに貢献できますよ、えぇ。

 ま、しかし薬物関係は結構なぁ。啓発が進んでいないというか。
 うるさく言うのが当たり前になってきたのかよく分からんですが、実は色々と職業柄情報も時折入ったりはしますけど........売人がどこらへんに出没するようになってきたとか云々、漏れ聞くレベルですが。まぁ、昔のACのキッチンマザーのアレも思い出さなくもないですが、もっと本気で啓発活動に入ってもいいのかもしれません。
 つまり?
 「人権」やら「ショッキング」やらで出さない末路の映像とか。退薬症状とか別にダイレクトに出してもいいと思いますけどね。注射器を使うタイプになると、皮膚の状態が豪快になりますし(そういう連中の一部は何故その内ナイフを使い始めるのか? とか)。理屈で分からんなら見せた方が早いかと思うんですが.......と言うか、そんなに綺麗な部分じゃない所を「キレイに」やろうとするから問題になるんだと思うんですがね。死体や血の映像を忌避する傾向がつよいですが、本当の意味で理解させるのにきれい事で終わると思うんだろうか?
 と思わなくもないです、ハイ。
#清濁ごちゃごちゃだからこその人の世だと思いますがね。
#子供の頃からの教育が重要だろうに。

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 Presidential panel narrows NASA's optionsと言う話がありますか。以前の続報になるかと思いますが、Augustine委員会が、宇宙開発について7つの鍵となるシナリオの概要を作ったと言う事ですが。
 読んでみますと......大統領の委託によるNASAの将来の審議は、来たる10年間のアメリカの宇宙開発を形作る7つの可能なミッションを出して閉じられた。そのオプションには国際宇宙ステーションの稼働を5年間延長、あるいは低地球軌道上及び月における活動をさけて、火星へ宇宙飛行士を送り込むと言う事も含まれている。
 航空宇宙企業の大手lockheed Martin社の元社長であったNorman Augustineが議長を務める10人のパネルは、8月5日にワシントンDCで行われた一般のミーティングにおいてその選択肢を設計した。
 オバマ大統領がどの選択肢を選ぶのかは予想できない。この委員会はまだその分析を精製しており、そしてこれは推奨となるよう要求するものではなく、ただ単に選択肢を提供するだけであると主張する。しかし特定の戦略は、他のものよりもそのシナリオに多いに影響を与える。
 7つの内の5つのシナリオは、現在予定されている2015年までのISSの寿命を2020年にまで延長するものである。7つの内3つでは2011年を超えてスペースシャトルの運用を認めるものである。
 しかしたった2つのシナリオのみが、宇宙飛行士を宇宙に送り込む第一の方法としてスペースシャトルの代替とするロケットであり、ロケットとクルーカプセルの設計と建設に約100億ドルを投入するAres Iの将来について触れていた。「彼らは良くやった」とパネルのメンバーである、スペースシャトルの運営をかつてやっていた、元Boeigの役員であるBohdan Bejmukは言う。「しかし彼らは十分な金が無い。」
 オバマ政権により要求されたNASAの予算は、ブッシュ前大統領が2004年に月と火星への「宇宙探査ビジョン」を明らかにした時から数十億ドルほど削減されている。
 Augustineパネルのシナリオの7つのうち3つは、オバマの5年間の予算削減と結びついている。残る4つのオプションでは、わずかにプログラム予算を増している − あるものは火星に人をできる限り送り込む為に、他の短期的な目標の全てを削るというものである。
 大統領に示された選択肢の最終的な数は、今からパネルが最終的な報告を持ってくる8月31日までの間に変わるだろう。パネルは来週までにシナリオの経費の見積もりを出す計画をしており、そしてまた12個の重要な領域のそれぞれの利点を評価もする。
 それらの領域の一つは、各戦略から科学的な知識が得られる可能性がある、とパネルのメンバーでPrinceton Universityの天文物理学社であるChristopher Chybaは言う。
 それを終わらす為に、昨日の会合ではNASAによりサポートされている4つのコミュニティーの科学者達の発表に大半が費やされた:地球科学、space-borne biological and physical science、天文物理学、そして惑星科学である。各発表者は、各分野の研究優先順位を設定するのに使われるNational Research Councilにより組織された、現在あるいは最も最近の10年における調査に何かしら関与していた。パネルは各発表者に彼らの分野における有人宇宙飛行の有用性を示すよう尋ねた。
 地球科学の発表をしたAnthony Janetosは例を見付けだすのに苦労していた。Joint Global Change research Instituteの長であるJanetosは、パネルのメンバーと元宇宙飛行士のLeroy Chiaoが、もし彼がシャトルの飛行中に撮影した数千枚の写真の全てが本当に有用であれば、と尋ねられたときに防止策(hedged)を取った。Janetosはそれらは「わずかに(marginally)」有用であると言った。しかし、特定の地球観測機器は、予備研究においてシャトルでテストされている、と彼は付け加えた。
 University of Arizonaの天文学者Marcia Riekeは、有人宇宙飛行と天文学における明らかな重複は、ハッブル宇宙望遠鏡の修理ミッションだと言う。天文学者達はまた宇宙により大きな望遠鏡を送り込むことができる、大型貨物の打ち上げロケットを熱望している。
 Oak Ridge National Laboratoryのassociate directorで、decadal survey for biological and physical sciences in spaceの共同議長であるElizabeth Cantwellは、ISSにおいてやるべき重要な仕事が「たくさんある」と主張した。
 最後の発表者はplanetary science decadal surveyの長であり、Cornell Universityの地質学者で2004年の前半から火星を探索している火星探査車SpiritとOpportunityのproject scientistであるSteven Squyresから出された。
 彼は火星における宇宙飛行士は、彼の探査車が一日で進む平均距離を1分で動くことが出来、そしてSpiritとOpportunityは、ミッション全体においてカバーした範囲は、アポロ宇宙飛行士達が月面探査車で一日に移動した範囲よりも小さいと指摘した。
 彼はまた人は多くの有名な科学的な疑問がロボットによって挑まれた月と比較しても、火星のような複雑な環境下でも更なる価値を加えることが出来る、と付け加える。
 しかし彼は科学は有人宇宙飛行の初期目標をめったに成し遂げない、と警告数r。「科学が結果論(afterthought)であるときには、予算とスケジュールから脱したとき(slip)に初めてできるものだ。」と彼は言う。Squyresは有人宇宙飛行を正当化する理由は、世界インスピレーションを提供する中にあると主張する − 最近のNautreの科学者の調査によって支持される見解で。
 しかし10年以上にわたる800億ドルを正当化する理由を、Chybaは尋ねる。「私の取ってはそれは良い投資を呼び込む様に聞こえる」とSquyresは言う。

 と言う事ですが。
 ちと政治的な話でもありますし、また文が結構難しいのがありまして訳すのに手がかかってしまいましたけど。ま、取りあえず予算縮小に走るオバマ政権の中でNASAの生き残り戦略というか、どういう物に手を出していくのか、と言う問題が出てきたわけですが。最初のパネルについては以前触れた記憶がありますので、「続報」ということになると思いますけど。
 まぁ、どういう方向に向かうのかは分かりませんが、「他の選択肢を削って火星を目指す」と言う方向もまたどうよ、と思わなくもない。火星に興味がある研究者は火星に送り込みたいでしょうし、宇宙の果てにある星々がみたければ人を火星に送り込むなど金の無駄に見えるでしょうし。ただ、Ares Iとかどうなるんですかねぇ、と言うのが個人的な関心ではありますが。
 これ削ると、本当にソユーズぐらいになるのか?
 いや、9月11日に1号機を打ち上げ予定のH-IIBも選択肢になるのかもしれませんけどね。まぁ、良くも悪くもアメリカという大国の動静が大きく左右すると言うものはありますが........オバマ政権的には、極論「全部削って福祉」とかやりたいのかなぁ、と思わなくもない。
 まぁ、どうなるか。
#っつぅか、H-IIBもうまく行ってほしいなぁ........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風の影響で沖縄はふりやすそうですが。ピークは越えているみたいですね。そして前線が張る為に、北陸や東北は雨が降りやすいようで。他の地域は雲が出るものの晴れる所が多いようですが。関東地方は曇り。東京で32/25と言う予報と。
 まぁ、蒸し暑くなりそうですな。

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人はとりあえず.......散歩は分からんなぁ(^^; 日月と降りやすいかも、と言う話になっているので歩いてもよいとは思いますがね。後はまぁ、二次攻略戦向け対策か仕事関係を、とも思いますが。取りあえずは起きてから決めると言う感じになるんでしょうけどね、えぇ。
 さて、どうするか?

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2009/08/07
 さて、昨日は広島原爆忌でしたが。
 ま、管理人は爆睡していまして、起きだしたのが10時。まぁ結構しっかり寝ていたなぁ、と思いつつコーヒーをすすりつつ過ごしてみると、南の方で雨雲っぽいのが黙々と湧いていまして、調べると居住地域の南側で雨雲が発生して降っていたようで。ただ、居住地域では降りませんでしがね。
 で、まぁ散歩も特にする気もなく、ぼへっとネット上を回っていたりnatureの記事を読んでいたりすると、珍しく宗教の勧誘がやってきてあしらったりしていましたか.......ま、特にあれこれというのもなく気付けば夕方に。
 その後、夜になってから母方の元同僚の甥、という人が管理人の母校の大学を受けたい、と言う事で話を聞かせてくれと言うことでそちらで1時間ちょい。まぁ、大学選びも大変だよなぁ、とは思うわけですがね.......ま、そちらの方を終えて後はぼへっとやっていましたかね。
 ま、のんびりでした。

 で、昨日は雲が多い一日でしたか。
 上述の通り雲が湧いたりもしていまして、とにかく一日中曇り空。明るくなったか暗くなったか、と言うだけですかね区別は。気温はそれほど高くはない感じでしたが、しかし湿度が非常に高く、この為に蒸し暑い。風も昼まで余り吹かず、この為に風が吹き始めた夕方まで結構暑苦しいものがありましたか。
 まぁ、快適ではありませんでしたねぇ。

 しかし、宗教の勧誘は久しぶりでしたけど。
 よりによって統一教会(^^; キリスト教系ですけどキリスト教からは認められていないと言う事ですが。「文先生」を連呼していましたのでまぁ「文鮮明教」と言う考えが正しいのでしょうが、しかしまぁ、信者でもない人間に「先生」と言う呼称をつけて「ご存知ですか?」ってのも何かおかしな話で。普通はフルネームで分かりやすく言うもんだとも思いましたけど。
 で、
 と言う会話をにこやかに展開してみましたが。取りあえず、その後いじめる気も特になかったので、そのまま断って会話終了でしたけど。まぁ、大人しく引き下がってくれましたので問題はないんですが、管理人は「教祖様信仰」は言うまでもなく大嫌いなので、引き下がらない場合は言葉でちくちくとやります、ハイ。
 まぁ、「ちくちく」で済むかどうかは友人が良く知っていますけど.......(^^; 宗教も「科学的」を装って(無論エセ科学ですが)独自の「理論」を展開させるのが好きですから、これで結構突くことが出来るんですよねぇ........
#「理論」のほころびを検証させる間も無くつついて、即返答を強要させ、出来なければまたつつく、と言う手法とか.......
#ケースバイケースですがね。

 しかし、まぁ危なっかしい話をすると。
 宗教は、というかカルトというか分からんですが。基本はやっぱり「産業」だよなぁ、と。昨今のカルト系は結局は信仰ベースにしてマルチ商法やり始めて、結局は金と権力に移り、最終的には見事に「信者」を使って「儲」けを狙うんだなぁ、と。中でも狂信的なのは女性になるんだろうなぁ.......この手のは女性狙って信者を獲得していくと大分色々と回っていくんだろうか、と思いますけどね。マルチ商法とかも結構そうですし。
 まぁ、こんなこと書いていると非難されそうですけど(^^;
 「狂信的」要素は女性の方が持っているようですので........やたらと現実的で覚めている部分も女性はありますけど、こういう部分に「はまる」傾向がよく分からんと言うか、面白いと言うか。ある種の依存もあるんだろうなぁ、と個人的には分析しますけどね。
#男性がこういう傾向がないとは金輪際思いませんが、比較として。
 っつぅか「世界を解放する救世主で」云々、と言うのを信じちまう心理が全く分からんのだが........

 で、巡回してnature.comをみていまして。
 GM crop lures pest killersと言う話がありましたか。遺伝子組換えトウモロコシは、昆虫を殺す線虫を呼び寄せる化学物質を出す、と言う.......あぁ、うまい方法だな、これ。
 読んでみますと.......研究者たちは昆虫を殺す線虫を引きつける化学物質を放出することで、害虫に対抗する遺伝子組換えトウモロコシを作り出した。
 University of Missouri's Bradford Research and Extension Centerの農場試験で示されたこの方法は、農家に自然の寄生虫または天敵を引きつけることによる作物の害虫を制御する手助けとなる。これは生態系に損害を与える合成農薬に関連した問題を避け、害虫が抵抗性を持つインパクトを弱めることが出来る。
 University of Neuchâtelの化学生態学者であるTheodoor Turlingsが率いる欧州とアメリカの研究者たちは、幼虫が北アメリカで一般的なトウモロコシの害虫であるwestern corn rootwormを殺す線虫を引きつける化学物質である、(E)-β-caryophylleneを生産するトウモロコシを栽培した。これは組織が損傷を受けたときに揮発性有機化合物を放出して、害虫の敵を引き寄せるという、多くの植物の自然の防衛戦略を模倣したものである。
 多くのトウモロコシの種類が既にこの化合物を作り出す遺伝子を含んでいる。しかしそれらの種のほとんどは商業的な選択的栽培で − 特にアメリカで − 登場したものであり、それを発現する能力を失っている。その為に研究者たちは(E)-β-caryophyllene合成遺伝子をオレガノ植物から導入した − この技術は彼らが特許を取得している。野外実験において、彼らは遺伝子組換えしたものと、通常のトウモロコシを蒔き、そして約60万の線虫を放出する前にrootwormを区画中にはびこらせた。rootwormの幼虫による根の損傷は、遺伝子組換えトウモロコシにおいてはより少なく、そのような植物から成長するrootwormの昆虫は6割少なかった。
 チームは商業的に利用できる作物を作っていないのにも関わらず、この研究は生物学的な害虫制御への拡大ができることを示した、とTurlingsは言う。「人々は害虫制御のこの方法について、非常に長い時間考えていた」と彼は言う。
 主な問題は、研究者たちは大半の植物における標的となる重要な化合物を知らないということだ。ただ唯一2005年に、Turlingsと同僚らが害虫により損傷を受けた時に、トウモロコシの根からcaryophylleneを出すことを確認したのみである。化学的な信号の役割を持つ化合物をさらに確認することが重要だ、とTurlingsは言う。そしてこのアプローチは他の遺伝子を利用した生物制御法と組み合わせることができる − 毒を持つ遺伝子組換え作物を使うというような物と。
 University of Southamptonの化学生態学者であるGuy Poppyは、この方法が農家に農場の生態系における害虫の全数を根絶することなく、作物の損害を減らすことができる用になると同意する − これはほとんど生物の多様性を残したままにすることができる。
 Rothamsted Research instituteの生物化学者であるJohn pickettはまた、農薬の環境への悪影響を避けることが出来ることに喜んでいる。しかし、将来の研究で拡張した自然の化学信号が環境系全体にどのような影響を与えるのか取り組む必要があると彼は警告する − 殺虫線虫の住み着いた数を含めて。
 現在のところ、このトウモロコシは継続的に(E)-β-caryophylleneを生産しており、これはオレガノの合成遺伝子のスイッチが常にオンになっているからである。これは農場にcaryophylleneを蒔くよりは良いが − 植物により継続的に放出されていないのならば、揮発性の化学物質は拡散し、あるいは雨によって流されてしまう − 多くは保護の必要性において植物に線虫を誘導するのにより良いことだろう、とTurlingsは言う。彼のチームの次の段階は、害虫の攻撃にあったときのみにこの化合物を放出するような植物を作り出すことだ。

 と言う事ですが。
 アイデアは面白い。と言うか、ここら辺の話は管理人の専門の範疇なんで、うまく使ったなぁ、と。まぁカビやらから守る為の物質とかは結構研究されていますが(カプサイシンやらホップの成分やらはそういうものですので......フィトアレキシンと総称しますが)、害虫の天敵を呼びだす物質で、と言う方法になりましたか。
 既存のものと違うのは、「直接害虫が忌避する物質を出す」わけではない、と言う事でして。二段階的にやるということになりますが、ただ結局生態系を大きくみたときにどのようなインパクトを与えるのか、と言う意味では結構まだ分からんといわざるをえないと言うことになる。まぁ、ここら辺の結論は定番なんですが(^^;
 ま、元々持っていた遺伝子が品種改良で発現しなくなったので、それを元に戻すと考えるのは悪くはないのでしょうが。
 ただ、まぁ農薬反対派で遺伝子組換え作物反対派はこのこと自体反対なんだろうなぁ、とは思いますがね........

 後はCrystals grown in a flashと言う話がありますか。ナノパルスのレーザー光が結晶化の引き金に使えるということだそうですが。
 レーザーパー留守を使って任意に結晶を作る事ができる技術は、タンパク質構造の研究に必要な高品質な結晶の準備をより容易にするだろう。
 化学者達と生物学者達はタンパク質や他の化学物質の結晶をX線を使って原子の構造を分析しており、一方で多くの工業的な過程では薬剤や他の有用な化合物の生産において、正確な時間と場所で結晶の形成の機会に頼っている。
 これまで「結晶化は残された大きな魔術(black art)であった」とImperial College Londonのタンパク質crystallographerであるStephen Curryはいう。その最も困難な部分は種結晶、あるいは微量のチリといった核形成の周囲で求めるままに分子が集団化すると言う、非常に初期の段階の制御である。
 University of Edinburghの化学者Andrew Alexanderと同僚らは今回、低エネルギーレーザー光のパルスが、ゲル内にある化学物質の溶液から結晶を形成する引き金になる事を示した。これは種形成点を加えることなく正確にいつどこで結晶を作るか制御できるようになる。
 チームはnon-photochemical laser-induced nucleation (NPLIN)と呼ばれる、10年前に偶然発見された効果を利用した。Polytechnic Institute of New York UniversityのBruce Garetzらの科学者達は、光り輝くレーザー光のパルスを水中に溶けた尿素に当てると結晶を形成する引き金になることを発見した。
 Alexanderのチームはこの技術をより洗練し、7ナノ秒の波長の近赤外線レーザー光を塩化カリウム溶液を吹くんだアガロースポリマーのゲル中に当てた。アガロースゲルはしばしば構造分析の為の、大きな高品質の単一結晶を作るために、結晶の成長にますます使われてきているものである。
 ゲルの一部を覆ってレーザーを当てると、結果として1分以内に覆われていない場所で塩化カリウムの結晶が出来た(写真参照)。このレーザーはサンプル中の化学変化を起こすのに十分に強力ではなく、そして一つのパルスがちょうど一つの結晶を形成する引きがねとなっている。そして二つのビームを交差させると、その場所で結晶化を引き起こすのに使うことができ、三次元でこの過程を制御することができる。予備的な実験では、この技術はまたタンパク質である酵素lysozymeの結晶化を早めることが可能であると証明された、とAlexanderは付け加える。
 チームは正確にどのようにレーザー光が結晶化を起こすのかは知らないが、しかし分子内の電荷の分布を変え、反対の電荷を持つパーツがお互いにくっつき始めるのだろうと信じている。
 「我々はNPLINがあらゆる分子や化合物で機能するとは正直に信じていない」とAlexanderはいうが、しかし彼はこの方法が結果的には研究室で恒常的に使われることを願っている。
 Curryは「この技術は我々に挑ませる何かしらの芸術性を与えてくれる」と同意するが、しかしこの技術が生物学的な関心を喚ぶより複雑なタンパク質で機能するのかどうかはまだはっきりしていないと警告する。塩化カリウムとlysozymeは従来の手段で容易に結晶化できる。
 「人は他のタンパク質の、恐らく10か15種類でこの技術が機能するのかどうかみたがるであろう。もし機能するならば、本当に印象的であるが、しかしそれはまだ革命ではない。」

 と言う事ですが。
 写真がまた綺麗に結晶化して文字やら記号を出していますが。レーザーを使って、と言う事ですが原理は多分、やっぱり記事中にあるものではないかと思うんですけど。かなり容易に結晶化できるようですね.......もっとも、確かに塩化カリウムなんかは非常に容易に結晶化できますので、まぁ従来の方法との違いを示せるとは思えませんが。
 もっと複雑なものやら、結晶が出来難いものも同様にできるならば、と言うことになるんでしょうけど。
 しかしまぁ、うまくやると綺麗に狙ったところに結晶化ができると言うことになりますか。それはそれで結構使い道もあるのではないかとは思いますが.......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は取りあえず北の方は雲が多くなるようで、また沖縄の方は台風の影響を受けるようですが。他の地域は取りあえず雲が多いようですが、晴れるようですね。と言うか、出ている間に一通り梅雨明けはしたようですが.......まぁ、エルニーニョの影響をどこまで受けるんだか。関東地方は曇り。東京で30/25と言う予報と。
 まぁ、蒸すんだろうなぁ、と。

 さて、今日は金曜日ですか。立秋となりますけど。
 8月に入ってから個人的に時間の過ぎ方が早くなったような気がしますが。取りあえず今日はあれこれと......ボランティア先に呼び出されていますので、まぁごちゃごちゃと。と言うか、完全に管理人の意向差し置いて物事が進行している件がありますので、そっちに.......いや、まぁ善意で進んでいるのは知っているんですがね........
 はぁ。
 ま、マイペースで出来ればと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/06 Informationを削除しました。
 さて、取りあえず昨日は「自己研修」を受けてきましたが。
 いやぁ.......茨城は遠いなぁ........(^^; いや、まぁ昔に比べれば近くなりましたけどね。取りあえず、火曜日に出て行って宿に泊まるわけですが、何つぅかしかし宿に止まっても結構やることが無い、と言う事でネット環境はあったのでそのままネット上を回ったりして過ごすんですが、やっぱり飽きて結構早めに落ちる、と言うのは管理人だけではないでしょう。
 ただ、最近どうにも精神的に何かしらの緊張感があるのか、途中で目が覚めてしまうのがなんとも。
 で、まぁ研修の方はしっかり受けてきましたが、結構まぁ疲れるものでして。しかも途中職場Gから電話もやってきて「何だ一体」と言いたくなるような感じでしたかねぇ。そして帰路につくと2時間近くかかるコース、と言う訳ですが。
 ま、とにかく疲れましたかね。行きつけの店での一杯が美味しいものでした、えぇ。

 と言う事で取りあえず生存報告。
 また、後日.......




2009/08/04 Informationを掲載しました。
 自己研修の為、2009/08/05付けの更新はお休みです。

 さて、昨日はまぁ何というか微妙なエンジンのかかり方の一日でしたかね。
 何というかだるいというか。調子が微妙な感じがありまして、これに引きずられたという感じが多少ありますが。起きだしたのが8時半でして、そのまましばらくのんびりと。と言うか、そのままエンジンがかからないで昼過ぎ。で、夜に元同僚と飲む予定があって出たんですが、しかし都合がつかなくなったという事で、結局出かけた先でしばらくうろうろした後に地元で飲んで帰りましたか。
 何というか、終日すっきりしない一日でしたかね。

 そして昨日は夏らしい一日。
 31日に四国、そして昨日は近畿・東海が梅雨明けしたという事ですが。関東地方も雲が多いながら取りあえず晴れた一日でして、気温も大分上がりましたか。と言うか、寒暖の差がちときつめと言う感じがするんですが.......ここら辺がだるさの原因かもしれませんけどね。湿度も高く、まぁ夏らしい。
 ただ、35度オーバーの、と言う酷暑には到達しませんね、今年は。
 まぁ到達しないに越したことはないんですが、日照不足が何というか、農業への影響が気になるというか.......

 それにしても何か疲れたというかだるいというか。
 軽い夏バテもあるのかよく分からんですが、精神的な感じですかね。ある程度現状の「夏休み」状態の無職状態のスケジュールが分かったのもあるんですが、それ故にかえって気合いが入らないという事かもしれませんけど。ちと喝入れしたいところではあるんですが、無理にあれこれと言う気にもならん。
 読書やらで、なんて思ったりもするんですが、どうにも読書が進まないんですよねぇ.......原因は『源氏物語』。やっぱり何というか読む気にならん。本質的にどこかあっていないんだろうなぁ、と思うものはありますが。「もののあはれ」よりは「をかし」が管理人としてはあうのかなぁ、と思うものはあります。つまり、同時代で良く比較される(ジャンルは違うものの)『源氏』と『枕草子』なら後者です、えぇ。
 まぁ、恋愛小説を特に読む様な事もなく、好きでもないと言うのも大きいかと思いますが。『枕草子』の方が楽しいけどなぁ.......センスの問題か。率直に書いて行く分だけ楽しいけどなぁ、と。あれこれと恋愛云々ってのは正直合わんと言うのがありますので。まぁ文章が読み辛い、と言う意味では批判したいものがありますが。
 批判というと、そう言えば以前も書いたかもしれませんがざっと調べると『枕草子』に批判的な人って『源氏物語』の研究者とか入れ込んでいる人が多い感じです、ハイ。ヒドイと紫式部の清少納言批判を持ち込む人もいるみたいですが、清少納言の方が宮廷にいた時代が先なんでこれは後出しで卑怯ですし。まぁ、それを持ち出すならば、個人的には紫式部と清少納言が同じ場所で批判しあう事になれば、清少納言のエピソードからすると結構やり込めてしまう感じはするんですがね.......と言うか、『枕草子』を読む分には口げんかは非常に強いですよ、この人。頭の回転や知識・知恵を含めて機転の利かせ方が非常に見事ですので。
 まぁ、ジャンルも違うので単純比較できるものではないですし、紫式部が頭悪いとは思いません、と言うかこの人も頭がいいと思うんですがね。個人的には合う合わない、ってレベルですね。

 ところで昨日の映画の話から、Ping-pong経由で
 とありましたか。しげのーさんからだと思いますが(間違っていたらごめんなさい)。
 と言う事ですが、テレビ版のみだったんですね........ありがとうございます。劇場版はそういう事はあのエンディングか。ちょっと調べると、Wikipediaの項目のエンディング論争でこの事が書かれていますね......と言うか、オリジナルが130分以上あるのに、ハッピーエンド版94分。40分近くも何を削ったんだか、と思わなくもないですし、みたくもないんですが。
 ちなみに映画情報をみると製作国はイギリスなんですね........制作費$15,000,000、興行収入は$9,929,135。立派な赤字ですな。と言うか、やっぱりウケないんだろうなぁ.......ディストピア物だとなおさらか? と言うか、本質的に英国の作品ってアメリカじゃウケないような気がするんだよなぁ......考え方が違うと言う事があると思いますが。英国の方が本質をつく事を好み、そして皮肉に展開させる感じがしますので、今まで読んだ小説なんか見ている限りは。
 まぁ、そういう意味でやはりアメリカでは「アメリカナイズ」された作品でないと難しいのかねぇ。
 もっとも「1984」のアメリカ版なんて想像はつかんですが(^^; ハリウッド全開状態にすると、主人公は真理省じゃなくて愛情省にして、取り締まる側の特殊部隊になるんだろうなぁ。で、体制側であれこれやっていく内に反体制派の女性みつけて恋仲になって、自分も反体制側になって内通者となるけど、その内捕まって拷問にかけられたところをスキを見て脱出し、最後はオブライエンと対決ですか?(^^; 最後はどこの国にも属さないような島でも探し女と逃げてハッピーエンド?
 オブライエンと対決時に「BBクソ喰らえ!」とか言いそうだな.......まぁ、セガールを一人用意しておけばどうとでもなるんでしょうが(笑) っつぅか、書いていてかなり「リベリオン」じゃねーかと。まぁ、もっとも「体制転覆」は『1984年』の世界だとほぼ不可能ですがね.......そういう事ができる世界ではないですし。社会体制ががっちりしているので、個人ではどうやっても転覆不可能、となればどっかの島に逃げるオチになるわな。
 ま、何であれオーウェルファンから殺されそうな作品に仕上がりそうですが、「アメリカバージョン」としては十分にやりかねないところが恐ろしいといえば恐ろしい.......
#分かる人はなんか理解してもらえるかと。

 オーウェル物でアメリカバージョンと言うと、「動物農場」もそうだったなぁ。
 DVDで先日買ったアニメーション版ですが。まぁ、色々と省かれていたりしてはいましたけど、やはりエンディングで「あぁ、違うなぁ」と思ったんだよなぁ。やっぱりアレはアメリカ版と言う感じがしますが、DVDにあった解説やら見るとちゃんと制作陣も認めていたのは、「オーウェルのファンからすれば納得はいかないだろう」と言う事。やはり上からの圧力だったと言う事ですが。
 オーウェルの権力観からすれば、多分こういう改変は許さなかっただろうなぁ、とは思います。

 ただ、冷静に考えるとアメリカの映画も色々で。
 ハッピーエンドでなくても許容されるものは何か、とか色々と考えてしまいますが。「ワイルド・バンチ」とかはそういう意味では全滅しているんですけど。まぁ、アメリカではあれは余り評判がよろしくないと言う話ではありますがね.......日本人ウケはすると思いますが。でも、ラストが死を暗示しまくる「シェーン」とか名作扱いされていますけど。全体的には西部劇はその傾向が結構ある様な気もするんですが、郷愁的なものは許されるんでしょうかね.......?

 そう言えばオーウェルと言うと『1984年』の新訳版ってのが出ていたんですねぇ。
 先日本屋で知ったんですが。管理人は以前の翻訳版ですけど、1,2年前にフェアやっていなかったっけ? 早速新訳版だしたと言う印象があるんですが、まぁ読んだ事がない人は今が入手が手軽になるかと思いますので是非。旧訳版を読んでいると、何となく違和感は感じるんですが、まぁそこは仕様がないかと思いますけど。
 どう違うかというと、例えば真理省にあるスローガンの「戦争は平和である/自由は屈従である/無知は力である」の部分が変わっていましたか。後はBBが「偉大な兄弟」ではなくて、そのまま「ビッグブラザー」と言う表現になっていたかと。スミスの最初の日記も文体が変わっていましたかね.......旧訳版は「偉大な兄弟を打倒せよ!」と言う表現だったと記憶していますが、新訳版は「ビッグブラザーをやっつけろ!」とかそういう感じ。
 旧訳版の方が昔的な、ちょっと「重たい」というか「堅い」文章だと思いますけど、そっちを見て慣れたというか、時代背景的にもそっちの方がしっくり来るんだよなぁ........

 で、話が大分戻って、Ping-pongのラストの部分。
 ポチョムキンのオマージュ、と言うとやはり「階段と乳母車」となるかと思いますが。このシーンはよっぽど多くの映画監督に印象づけたんだなぁ、と思う事ができるぐらいありますが。指摘された「未来世紀ブラジル」ではラストの方で長い時間ではないですがありますねぇ.......どうしても入れたかったのかなぁ、と。
 ちなみに、個人的にこのシーンをうまくオマージュにしつつも見事にストーリー上の見せ場にした、と言うのはやはり「アンタッチャブル」ですか。山場でうまく使われていますが、好きなシーンだったりします。と言うか、やっぱり銃撃戦はこういう緊張感を演出した攻防がないと面白くはないと思っていますが。
 しかし、このオマージュを取り入れた作品はどんだけあるんだか。色々な所でちゃっかり入っていたりしていますので。管理人も持っているDVDでもいくつかあったような記憶が........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は日本海側と東北・関東は雲が多く雨が降りやすいようで。他の地域は大体晴れるようで降るところまでは行かないようですが........ずっと南の方には熱低ですか。これは台風になるんだろうなぁ。関東地方は湿った空気が入りやすいことで雨が降りやすいようですが。取りあえず傘はもっておけ、と言う事ですか。東京で27/24と言う予報と。
 まぁ、また半端な天気にやられそうです。

 さて、今日は火曜日ですが。
 管理人は「自己研修」行ってきます、ハイ。遠く茨城まで.......あぁ、面倒くせぇ.......と言う事で、一泊してきますが。まぁ、取りあえずは無事に行って帰ってきたいものです、ハイ。ネットは繋げられるんですが、FTPは無理っぽいので更新はないですが。まぁ、出先って結構ヒマになるんで、食事して適当に過ごしたらとっとと寝てしまいそうですがね(笑)
 ま、マイペースでやります。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/03 過去ログを整理しました。
 2009/07分の愚痴、日記、あるいは更新履歴とstat.を更新しました。

 さて、昨日も在宅の一日でしたかね。
 取りあえず散歩を想定して早く起きようかとアラームをセットしていたのですが、目を覚ますと見事に雨の音。じゃ、と言う事で改めてお休みモードに入りまして、目が覚めたのが9時。そのまま、しばらくはぼへっとやっていましたが、10時過ぎて食事をとってから映画の方を片づけよう、と言う事でまずDVD「カリガリ博士」を引っ張り出して観賞しましたかね。
 で、その後一息ついてからもう一本DVD、と言う事で今度は「戦艦ポチョムキン」を観賞しまして。一通り終わったのが4時前でしたか。
 その後は自室でしばらくぼへっとやっていたんですが、気付けばそのまま夕寝モードを1時間ちょい。再起動してから夕食をとった後で、また自室でぼへっとやっていましたかね......まぁ、何というか、余りエンジンはかからなかったというか。取りあえず、マイペースの一日でした、ハイ。

 そして昨日は雨が降りましたかね。
 時折強く、そしてだらだらと、と言う感じで降っていましたが。降っていたのは朝〜昼までと夕方以降でして、午後の当初は曇り空。大分雲も薄くなるようなシーンもありましたか。気温は余り高くはなかったですが、当然湿度は高い。まぁでも全体的には涼しいといえますので、過ごしやすいといえば過ごしやすかったですかね。
 在宅であるならば、と言う条件でしょうけど。

 で、見ていた映画が「カリガリ博士(Das Kabinett des Dr Caligari)」。ただし、アメリカバージョンでそちらの原題(?)は「Das Cainet des Dr Caligari」。
 1919年の作品。ドイツ。67分。白黒。サイレント。ローベルト・ヴィーネ監督。カリガリ博士役にヴェルナー・クラウス。チェザーレ役にコンラート・ファイト。フランシス役にフリードリッヒ・フェアー。
 ストーリー:二人の男がベンチに座って語っていた。一人が「私は霊のおかげで家族と家を失ってしまった」と言うと、隣にいた若い男フランシスは、もっと恐ろしい経験をしたと言う。それはある町にカーニバルがきたとき、カリガリ博士を名乗る香具師が、夢遊病者チェザーレを操ると言う見せ物小屋を始めた。フランシスと友人アランはその見せ物小屋に行くと、チェザーレは占いが出来ると言う。アランは自分の寿命を占ってもらうと、チェザーレは明日の朝までに死ぬといった。そして、実際にアランは殺されてしまうが.........
 と言う事で、古典的な作品ですが。
 え〜、久しぶりに見ましたけど。やっぱり、結構面白い作品だなぁ、と。いや、長くない映画なんですがしかし印象に残っていた映画だったので、Amazonで買い物するときについでに、IVCが安く出していたので買ったんですがね。ストーリーがちゃんとしているのが大きい事、役者がしっかりしている事、そして何といっても「絵」ですかね.......ドイツ表現主義、と言う物の最高傑作と言われますが。ある意味「垂直に交わる線」やら「水平線」がほとんど存在しないセットと言うのもすさまじいものがあるかと(^^; 見せ方を凝りまくったとも言えますが、それが見事に功を奏している。
 例えば直方体の扉は存在しないし、やたらと椅子は背もたれが長く、仕事の用の椅子も何か変。壁も通路も家も傾いていると言う状況で、窓枠も斜めにゆがんでいて......
 ただ、何でそんな形になっているのか、と言うとオチを掴むと理解できる。まぁ、実際に「そう見えるのか」は分からんですが、まぁしかし色々と話を調べていくと(芸術家やらそこら辺やら、「からむこらむ」的な意味での知識で)まぁなるほど、と言えるのかなぁ、と思わなくもない、と言うあいまいな感じにはなるんですが。直感的な感じですよねぇ.......
 個人的には最初期の最古ホラーの傑作であると思っていますがね。古典映画入門的にも良い作品ではないかなぁ、と思うんですが。個人的にはお勧めします。余り事前情報無しで見た方が楽しいかな?
 ただ、難点もある。何かというと作品そのものへのケチはないのですが。ただ、以前見たのとはちょいと違うなぁ、と言うのがありまして.......元々はドイツ語版の方だったかなぁ。学生時代にLDで見たやつなんですが、着色されていたんですよねぇ、そっちは。こちらは延々と白黒。字幕の入れ替えは力を入れているようですが........後はアメリカバージョンと言う事か、音楽が気にくわんというのと、日本語訳がちょいとおかしいところもありましたか。ネタバレになりますが、アランとフランシスが分かれるときの会話が、英語字幕と日本語字幕で全く違う内容になっていまして(^^; 日本語字幕は「警察に行こう」と言う内容でしたが、英語字幕は「我々はお互いに彼女を愛している。彼女がどちらを選んだとしてもお互いに友人でありつづけよう」と言う様な内容だったりしますが。
 と言うか、何でアメリカ人は作品をずたずたにするような音楽つけたりカットしたりするんだかよく分からん。エンディング変えるとか有名ですよねぇ.......
 で、何よりも不満なのはIVC。良い作品を多く持っていますが、フィルムの質が悪いんだよなぁ.......デジタルリマスター版をどっかがつくって、紀伊国屋辺りが出してくれれば、3000円ぐらいなら買いますよ、えぇ。フリッツ・ラングコレクションとか非常に良いものでしたので.......と、そう言えば調べるとこの作品も元々はフリッツ・ラングに撮ってもらう予定だったそうですが、かなわなかったと言う話が作品解説にありましたか。エンディングはラングの提案だったそうですが。
 ラング版なんてあったらそれはそれで見て見たいですが.......妙に長くなりそうな気もしますけど(^^;

 そう言えばカリガリ博士は実在した人物と言われていますね。
 劇中でも触れられていますが、日本語字幕と英語字幕が不一致だったところですね.......11世紀末、ってなっていたのは1093年、「カリガリ博士」ではなくてmonkとあったので修道僧でしょう。チェザーレと一緒に旅をした場所は書かれていませんが、英語の方を見ると北イタリアとなっていますか。
 LDに付属していた解説にもそんな感じであったような。
 ちなみに、安く売られている(500円ぐらいの?)「カリガリ博士」は上映時間48分だそうで。アメリカで使われていたようですが、どういうカットが為されているんだか........見たくもないですな。

 で、見ていた映画その二が「戦艦ポチョムキン(Броненосец Потёмкин/Bronenosets Potyomkin)」。
 1925年ソ連の作品。74分。白黒。サイレント。セルゲイ・エイゼンシュタイン監督。ワクリンチュク役にアレクサンドル・アントノフ、ギリャロフスキー大尉役にグレゴリー・アレクサンドロフ。
 ストーリー:1905年第一次ロシア革命の頃、戦艦ポチョムキン号では水兵にウジ入りのスープが支給されるなどし、水兵に非常に不満が高まっていた。やがて水兵達はワクリンチュクを筆頭に団結して反乱、士官達を追い出す事に成功するが、ワクリンチュクはギリャロフスキーに殺されてしまった。ポチョムキン号はオデッサに入港し、そしてワクリンチュクの遺体を港のテントに安置した。反乱の噂はオデッサに広まっていくが........
 と言う事で、非常に有名な作品ですが。見ていたのはショスタコビッチの音楽がついたIVC版ですが。
 まぁ名前だけでも既に有名ですけど。エイゼンシュタインの名を不朽の物にした作品といえますが.......やっぱり、力強い作品ですねぇ、と。勢いがかなりあると言うかパワーがすさまじい。でも勢いだけでなく、構成も良く考えられており、絵の見せ方も良い。やはりその頂点は数々のオマージュを生み出した第4章「オデッサの階段」のシーンになるのではないかと思いますが。いや、このシーンを久しぶりに見ましたけど、最初見たときよりもずっと印象的でした、ハイ。と言うか、うまいよなぁ.......乳母車の所なんてのは実はそれほど長くは無いんですが、しかし印象が強い。
 まぁ、多くが語られている作品ですけどねぇ。「歴史的な映画」と言うのを見たければどうぞ、と言う作品でしょうか。
 難点を挙げよ、と言われたらポチョムキン号が掲げた旗が赤旗ではなく白旗に見えるとかありますが、まぁ何といっても国策映画と言う事か(^^; 第一次ロシア革命の20周年記念で作られたという映画ですので。さらに言うと、オデッサの階段の事件は存在せず、さらにはポチョムキン号の反乱については結局あまり、と言う史実があるんですがね.......(^^; 一応、この軍艦についてはWikipediaの項目が詳しいですが。

 しかし、まぁアメリカ版のカットと言うのはやっぱり気になる。
 何となくサイレント、あるいは白黒時代のアメリカは欧州物をひたすらカットしまくったり、音楽を差し替えてつまらなくしたりと言う印象が強い。理由が凄いよなぁ.......「長すぎる」とか。「エンディングが受けない」とかでハッピーエンド版つくって差し替え、ってのは昔からどころか今でもありますか。
 ここら辺、例えば「メトロポリス」とかがストーリー(字幕とかカット受けたり)と音楽が差し替えられてしまったというのが、紀伊国屋の出したフリッツ・ラングコレクションの「メトロポリス」にありましたかね。フリッツ・ラングコレクションのいくつかをみると、他のラングの映画も同じように差し替えられていたりしているものが大分あるようで。それで作り手の考えが伝わるのか、と思うとなんとも。
 みた事はないんですが、「Once Upon a time in America」もえらくカットされて監督激怒の揚げ句、評価が悪かったものの完全版だしたら評価が上がったというのもあったか。長すぎるとか何とかだったっけ?
 そう言えば「未来世紀ブラジル」もラストが差し替えられてハッピーエンドに変えられているんでしたっけ........あのまま逃げ切る、とか。って、話のつじつまが合わなくなるだろう、って思うんですが。アメリカ人にはオリジナルのエンディングだとウケない、と言う事だったかと思いますが、それ言うとディストピア物は一切駄目だよなぁ。
 他のも結構ありそうですが。
 そういうサイト、探せばありそうかな?

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧がある程度離れていく感じですが。北日本と北九州で雨が降るようですが、他の地域は雲が多いものの晴れ間が見えるところが多いようですね。関東地方も雲が多いものの晴れ間が見えるようで。東京で31/23と言う予報と。
 まぁ、日中は暑くなりそうですな。

 さて、今日から一週間が本格化ですが。
 取りあえず、今日は歩きますかね。夜も予定がありますけど。まぁ、マイペースで過ごせれば特にあれこれという物はありませんけどね.......まぁどれくらい暑くなるのか、とか色々と気になるものはありますけど。まぁ、気をつけて動く事としましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2009/08/02
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 取りあえず、酒も飲んでいたのとゆっくり休もうと言う考えがあったので、途中の「トイレ行けー」コールで目を覚ました他は、11時頃までぐっすり爆睡。そのまま起きだしても、特にあれこれという事もなくのんびり過ごしていましたかね........と言うか、何となく精神的にバッテリー切れした感じでして、特にどこかに出ようかという事もなく、自室でぼへっと。
 揚げ句夕寝しているというのがまぁ、らしいパターンというか。
 湿度は高かったものの気温が余り高くなく、過ごしやすさがあったのが一因でしょうか。まぁ、取りあえずのんびりとやっていた一日でした、ハイ。

 と言う事で、ネット上もろくに回っていないと言うバッテリー切れ模様でしたので取りあえず生存報告です。
 また、後日.......




2009/08/01
 さて、昨日はのんびり出かけていた一日でしたかね。
 取りあえず朝は6時半頃に起きだしまして、そのままぼへっとやっていたんですが。9時過ぎから動き出しまして、まず地元駅の方へ向かって郵便局へ行って書類を送り、そこから都内へ。銀座線日本橋駅で降りてから、ブリヂストン美術館へ向かい、しばらく絵画鑑賞。その後、出て行ってから銀座を経由して帝国劇場の方へ向かい、出光美術館へ向かったものの21日〜31日まで閉館とあって止むなく断念。仕様がないので、正面の第一生命ビルへ入ってみたものの、保安上の問題からマッカーサーの部屋は入れず。結局一階にある無料のギャラリーを見て回っていましたか。
 その後、皇居の方へ向かったんですが。
 楠木正成像をみてから二重橋へ。いずれも初めてみましたか。その後、堀沿いに進んだものの庭園の方は休園日で見られず、仕様がないので堀沿いに進んで関東大震災で生き延びたイチョウ(ウレタンか何かで補修?されているのは驚きましたが)・和気清麻呂像を通って(林銑十郎が建設委員会の長だったとは知りませんでしたが)、神保町へ。ここで買い物してから撤収し、地元でがっつり飲んで帰りましたかね。
 えぇ、何か充実していましたか。取りあえず12km以上歩き回ってもいたようです。

 で、まぁ出ていましたけど。
 ブリヂストン美術館は結構良かったです。1フロアなんですが、結構面積はある。そして場所が場所故か、お子様がいないのがなんともありがたい。人もそれほど多くはなく(とは言ってもがらがらではない)、結構じっくりみられましたかね.......気に入ったのはいくつかあるんですが、モネの「黄昏、ヴェネツィア」と隣にある藤島武二の「東海旭光」がまた、似ているんですが描き方がここまで違うものかと感心しましたかね.......モネのはよく見ると色の違う線(と言うには短いんだよなぁ)をうまく使って、見事に表現しているなぁと感心するものがありますが。と言うか、その筆の方向が見事なんですよね......色彩感覚が見事すぎるというか。ザオ・ウーキーと言う人の作品もまた、明示しないんですがイメージできるのが良くて気に入りましたか。
 いや、良い場所を一つ覚えたなぁ、と。
 後は出光だな........

 で、皇居は実は初めて回る場所でして。
 楠木正成の像は説明文を読んだりしていましたが、もうちょい分かりやすい説明はないものかとも思わなくもなく(^^; 二重橋は本当に初めてでしたが。ガードがやはり厳重というか.......と言うか、思ったのが二つ。一つは「どこまでが皇宮警察で、どこまでが警視庁?」と言う管轄の問題。二重橋を渡った先の門の前には皇宮警察と思われる二名、そして橋の手前側は恐らく警視庁からだよなぁ......普通の警察の人だろうと。と言う事で、線引きされるのはどこから?
 そして、狭い詰め所に冷房などなく、扇風機が.......これ、相当に辛いよなぁ.........いや、お疲れさまです、と本当に。
 ちなみに、皇居の門は庭園以外だと大体3名ですか、ガードは? とかみているのもどうかと思ってしまいましたが........(^^; まぁ、内部は内部であれこれあるんだろうけど。しかし、まぁ庭園もそうですが維持が大変だよなぁ、と思いますねぇ。東京のど真ん中にこういう、ビルや電線に邪魔されず空が見られるところがある、というのがなんとも大きな価値を感じますね........
 ただ、外国人は庭園はともかく、二重橋やらみても余り面白くはないだろうなぁ、とも.........解説とかおいておいても良いのか?

 と言う事で、取りあえず生存報告。
 本日は土曜日。取りあえず、のんびり爆睡します、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日........





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