〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2010年11月分〜


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2010/11/30
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえずまぁ、負荷が比較的少ないという一日の筈だったんですがね.........体調は思ったよりはよろしくなく、午後は休もうかどうかと考えるレベルだったんですが。実際、頭が少し痛いし、ややふらふらする感じ。体温は安定しなくて(妙に低かったりする)そこら辺の気持ち悪さも。声の方は大丈夫かなぁ、と思ったんですが一仕事終わるとしばらくかすれていましたか。
 まぁ、でも1時間ぐらい放置すると回復するので良いのですが。まぁ、ただ職場の同僚がだんだん咳やら鼻水、という症状を呈している人たちが増えてきているのが心配ですけど。
 で、午後はどうしようかなぁ、と思ったんですが研修会。メインは若手だったんですが、この研修会が思ったよりもフォーマルなものだということを知ったのが朝でして。こりゃしようがない、ということで結局参加してあれこれと........夕方には終わったんですが、体調的にはよろしくなくて「とっとと帰りたい」ということで定時でとっとと上がってきましたかね。
 その後、帰宅してからは食事をとってとっとと寝るモード。8時台には寝ていました、ハイ。

 で、とりあえず4時半頃に起きだしたんですけど。
 まぁまぁ、という感じですかね。体のダルさ的なものはだいぶ軽減された感じ。喉の方は昨日とあまり変わらんのかな? 悪くはないんですがね。良くもないという。一応回復の方向にあるのだと思うんですが........いやはや、全快してほしいなぁ、とも。まぁ、今日が今週の仕事的には負荷が山場なので、きょうをのりきればそれなりに楽にはなるのかなぁ、と思っていますけどね。
 さてさて.......?

 ということで今日は生存報告。
 とりあえず11月のラスト、無事に乗り切っていきたいものです、ハイ。

 また、後日.........




2010/11/29
 さて、昨日は療養の一日でしたかね。
 とりあえず朝は朝で、やっぱり調子があまり良くはないという感じではありましたが。喉の方はだいぶすっきりとしていた感じはあるのですが、しかしなんとなくこう、だるい。体の芯の部分でなんとなくしんどい、という感じでして。まぁ朝から療養確定という状況でしたかね........ま、喉のほうと咳の方はだいぶ楽になりまして。鼻水は多いんですが週末ほどではないという状態。
 で、とりあえず10時半頃に起きだしてしばらくボヘっとやってからnautreの記事やら読んでいて、その後Ys Originの方を終わらせにかかったりと。で、あれこれやっていたら夕方になってまた体調が微妙、ということで4時頃から2時間半ほど寝まして.........で、夕食とってから9時台にはまた布団へ、という感じでしたかね。あとちょっとですっきりしそうなんですが。まぁ、寝る以外はなかろう、と。
 ただ、寝は足りてきたのか、とりあえず5時前に起き出したんですがまぁ、日に日にすっきりしていく感じではあります。
 ま、今日はどうなりますかね。

 そして昨日は良く晴れた一日でしたが。
 こもっているとピンと来ませんでしたが(^^; まぁ、日が暮れるのが早いなぁ、と。気温は日中は結構暖かいものはありましたが、日差しが当たるところだけですね。日陰になると結構冷えるところもある。まぁ、風邪ひき状態の人間の感覚ですので難しいところではあるのですが。
 まぁ、なんというか。
 やっぱり散歩したかったなぁ、と思う天気ではありますね。

 で、とりあえずYs Originは終了しまして。
 ラストのシナリオであった(そして二人のシナリオを終了しないとアンロックされない)トール編でしたが、これが今回の話の「本筋」だったようで。とりあえずYsとYs2を知っている人間はやっとこさ「あ〜、そういう事だったのね」という形で見られるシナリオでしたか。というか、これが一番すっきりするというか、話がまともというか。なるほどねぇ、とも。
 で、トールは上級者向けとあるんですが、個人的にインファイト型の戦闘ばっかりやっている人間としては、こっちのほうが逆にやりやすくてよかったですかね、えぇ。ユニカよりも速いし強いし。レベルもきっちりあげると非常に楽に進めることができるゲームと言えますが........まぁ、さらにおまけシナリオというか、アリーナ編があってこれでSP貯めるとアドルを主人公にして遊べる、というモードもあるようですがそっちにまでやろうという気がしません。
 ま、とりあえずなんというか。よくも悪くも日本的なARPGでしたかね。遊びやすくてよかったです。レベル上げは比較的しやすくてSPを貯めるのがちと面倒ではありましたけど、まぁラストまでちゃんと遊べるようになっているというか。一本道で丁寧に出きているという意味では比較的初心者にも遊びやすくなっているゲームだと思います。
 まぁでももう4年前のゲームですけどね。情報も多いと思いますので、まぁ手軽にできるのが良いという人には良いかと。
 個人的にはYsという懐かしいゲームを思い出せたので、結構楽しかったです、ハイ。

 で、nature.comを見ていまして。
 昨日付では訳していなかったのですが、気にはなっていたので........Nobel document triggers debateという話。批評家たちは2010年のノーベル物理学賞の説明が、他者によるグラフェン研究への貢献を軽んじているという、と。
 先週ノーベル委員会物理学部門(Nobel Committee for Physics)により出された、2010年の賞について説明した文書について論争が起こり、委員会は防衛側に回っている。その決定の基礎をなしている過程によって守られている間、間違いを訂正するために混乱している。
 先月、委員会はUniversity of ManchesterのAndre GeimとKonstantin Novoselovに対し、「二次元物質グラフェンに関する草分け的実験の為」に賞を与えた。この新規物質 − 炭素原子の単層結晶で成る − はタッチスクリーンからトランジスターといった応用ので活躍することができる。
 ノーベル委員会の真偽は極めて秘密主義であるが、しかしその意味を考えるために、研究者達は賞の発表時にRoyal Swedish Academy of Sciencesのメンバーによって準備されてオンライン上におかれる、「科学的バックグランド」となる文書へと向かう。
 その文書は先週研究者達がいくつもの誤った陳述の申し立てについて疑問を出すことで批判にさらされている。「ノーベル委員会は宿題をやっていない」とGeorgia Institute of Technologyの物理学者であるWalter de Heerは述べており、彼は11月17日に彼の反論をリストにした手紙を委員会へおくっている
 このバックグランドとなる文書によれば、GeimとNovoselovは2004年に幅広く批評を受けた論文によってこの分野に活気を与えた。キャプションにおいて、ノーベル委員会の文書はこの論文から図を、グラフェンの電気特性のデータを示すものとして引用している − しかしそのデータは実際には数層のグラフェンがお互いに結合した、グラファイトとして知られる物質として実際に訂正されている。この二つの物質は異なる電気特性を持っているために、この区別は重要である。
 De Heerは彼の手紙においてNovoselovとGeimは単層のグラフェンの計測の報告は2005年までないとしている。彼はまた彼自身のグループによる2004年の論文には、単層のグラフェンによって計測されたものが含まれていたが、しかしその時には彼は気付かなかったという。
 この文書中における他のエラーの申し立ては、Columbia UniversityのPhilip Kimの研究を軽視しており、おそらく多くの者は彼も賞を共有すべきであると考えている。Manchesterのグループが重要なグラフェンの電気特性を2005年にNatureに発表したとき、この論文はKimのグループの者と背中合わせのものに見えた。「彼は重要な寄与をしており、そして私は彼と賞を喜んで分かち合いたい」とGeimは言う。
 Natureが接触したGeimと他の専門家たちは、この文書は注意深く組まれたものに見えないことに同意している。「もっとよく書けただろう」とGeimは述べており、後はこの問題が出てきた後で人々は読むだけだとも言う。
 De HeerはまたGeimとNovoselovの研究が、グラフェンが不安定であるとみなされていたために物理学界に完全な驚きをもたらした、と文書で触れられている事について、なんでもない問題の議論に失敗したと委員会を非難している。「この声明は不正確だ」とCornell Universityのpaul McEuenは同意する。グラフェンの最初の観測は少なくとも1962年まで遡る。
 委員会は批評のいくつかに対応するように見える。「我々はウェブ版に修正を行うだろう」と委員会の議長であるIngemar Lundströmは言う。「いくつかのことについては我々も誤りだと考えている。」
 De Heerの手紙が公に出されて以降、他のグラフェン研究者達はノーベル委員会の文書の問題について、Natureに接触している。グラフェン製造社Angstron Materialsの共同出資者であるBor JangはGeimとNovoselovはしばしばグラフェンの発見者として誤って賞賛をうけているという − 彼らの仕事について議論する以前に、副題に「グラフェンの発見」と文書に現れる影響もある。「私は全体的にこの評価には同意しない」とJangは言う。
 De Heerは今年のグラフェンへの受賞について未熟であると考えていると述べており、この物質の潜在的な充実性を見るにはさらに時間が必要だという。しかし彼はすっぱい葡萄による動機は強く否定している。彼のこの文書への関心は、その誤りがいくつもの研究者達によって誤って伝えられていることだ、と彼はいう。
 ノーベル委員会の補助メンバーであるChalmers University of TechnologyのPer Delsingはグラフェンが安定であると信じられていたかどうか、そして2004年の研究が物理学界において驚きをもたらしたのかどうかについて、幾らかの議論があることに同意している。しかし彼は委員会の仕事を擁護する。「異なる人々は違う意見をもつことがあるのは当然だ。ノーベル委員会はこの問題に多くの調査をしていると断言したい」と彼はいう。

 ということですが。
 今年のノーベル物理学賞について、グラフェン研究で受賞しましたけど。グラフェンの発見ではない、ということなのにそういう言い方で出回っている上に、当時の状況からするとおかしいような説明があったり、先駆者たちを軽んじているということやらで委員会を非難している研究者が出ていて議論になっている、ということのようですが。
 この手のはちょくちょく出てくる物で難しいですけどねぇ。
 まぁ、過去にもあったような問題でもありますけどここら辺はなんとも難しいですが。人数は決まっていますしね........修正もきかんし。

 後はElusive protein factory mapped at lastという話も。真核生物のリボソームの構造決定のレースで勝利が宣言されたということだそうで。
 生命の最も基礎的なレベルのマッピングをしている研究者達にとって、X線の虹の終わりは黄金のタンパク質の壺であった(訳注:非常に難解。原文はIt has long been the pot of protein gold at the end of the X-ray rainbow for researchers mapping the workings of life at the most basic level. より、長い間探し求めていたもの、というニュアンスがあるか)。今、数年もの研究にライバルチームとの激しい競争のあとで、真核生物のリボソームの構造が明らかになった。
 リボソーム − 巨大なタンパク質とRNAの複合体 − はあらゆる動物によって、遺伝情報をタンパク質へと変換する、翻訳として知られる過程に使われている。それらは細胞の生存の為の根本的に重要であり、そしてその構造は進化を通じて強く保存されている。
 約10年前、微生物と古細菌のリボソームの原子レベルの解像度の地図がリボソーム結晶にX線を当ててその回折パターンを分析した。この研究は後にこの生物学的な地図製作者にノーベル賞を勝ち取らせた。しかしこの構造は真核生物では特定が難しかった − 動物と植物の両方を含む −これは比較的核と細胞が複雑であったためである。
 初の真核生物の結晶構造地図である、酵母のリボソームが今週のScienceに発表され、そのためにある者たちはこの発見は過剰に売り込み杉であることを示唆していた。
 結晶学のコミュニティーは今年の早くに行われていた会合でその地図をまず調べていた、とリボソームの構造における研究によって2009年にノーベル化学賞を受賞したUniversity of CambridgeのVenki Ramakrishnanは言う。「誰もそれがそんなに突出したものだと知らなかったために、会合に爆弾が来たようであった」と彼はいう。
 多くの研究チームが真核生物のリボソームの構造を決定しようとしていた('Structures of desire'参照)。しかしそれは微生物のものよりも非常に大きく複雑であり、そのために多くの試みで失敗していた。
 その秘密は、「リボソームは本当に絹の手袋で扱う必要がある」と今回の論文の著者であるInstitute of Genetics and Molecular and Cellular Biology (IGBMC)のAdam Ben-Shemはいう。
 IGBMCのMarat Yusupovの研究室で研究したチームは、まずリボソームを得ようとした酵母から使用可能なグルコースのレベルを減らした。これは翻訳の過程を阻害し、空のリボソームの同種の物を生産させる。
 彼らはそこで「非常に早く、非常に優しい」精製技術を使ってリボソーム結晶を得て、そしてX線による構造解析を行った。
 リボソームの構造の理解はリボソームが作り出すタンパク質による基本的な生物学のより深い理解へとつながることが期待される。
 Ben-Shemは真核生物のリボソームの結晶化の「壁を破った」事は、ヒトを含めた他の真核生物からの結晶構造のマッピングへのドアを開くものとなり、同様に研究者達にどのようにリボソームの構造の変化が翻訳の間のほかの分子との相互作用をに関わるのかも調べられるようになるだろう、という。
 この酵母の構造は「ratcheted」状態のリボソームの初めての結晶地図であり、二つのサブユニットの一つがもう一方に対して相対的に回転している状態である、とBen-Shemは言う。翻訳の間、RNAはリボソームに沿って移動して、それが二つの状態のスイッチとして働く:rachetedとnon-rachetedである。
 他の病気の間で眠り病を起こすトリパノソーマやマラリアを起こすPlasmodium falciparumといった寄生虫のリボソームを研究することはまた、これらの有機体のロボソームを特に標的とする薬物の開発へとつながる。
 この成功は結晶学界によって賞賛されており、その多くは初の構造を発表したYusupovと争っていた。しかしある者は今週の論文はチームが一般に使う方法による「結晶構造」を報告していない、という。
 「私にとってこの論文のタイトルは少し誤解をまねくものだ」とSwiss Federal Institute of TechnologyのInstitute of Molecular Biology & Biophysicsの研究室で構造を追跡s知恵いるNenad Benは言う。「これは初めて、そして重要なステップであるが、しかし現在我々は原子構造を持っておらず、我々は多分半年か1年かかるだろう。」
 Benは結晶構造は通常今週発表されたものよりもずっと洗練されたモデルであることを意味するものだという。今回の新しい技術は4.15オングストロームの解像度で決定されているが、一方研究者達は通常4よりも良い解像度で行うべきである。さらに、この構造中のタンパク質のいくつかの位置が大体のものとなっており、そして主構造にぶら下がっているアミノ酸側鎖の詳細に欠けている。
 「これはちょっとした経過報告だ」とRamakrishnanは同意する。しかし彼はそれでもこの前進は「大きな達成だ」という。
 Ben-Shemは現在の解像度が、彼らの構造はまだ「部分的な情報」を与えたのみだと喜んで認めている。彼はチームは今3オングストロームの解像度をもつデータを持っており、この構造の解決のために研究をしているという。

 ということですが。
 リボソームはタンパク質の合成を行う非常に重要な細胞内の器官ですが........ま、DNAから翻訳されたmRNAの情報を読み取って順次アミノ酸をくっつけていき、最終的にタンパク質を作り出す機械という事になるんですけど、複雑なことやるために非常に大きく複雑な構造を持っていまして、細菌のはどうにかできるにしても(30Sと50Sのサブユニットで云々ってやったなぁ、とも)真核生物のがまだ出来ていなかったという。
 で、今回ある程度のものを提示できたということですが。まだ甘い、という指摘もあるようですね.........まぁ、正確にどこまでどうなるのかがはまだ時間がかかるということか。
 ちなみにこのリボソームを阻害すると生物は一発でアウトです。実際にそういう殺菌剤やら農薬もありますので........殺菌剤として使うのはリボソームの構造がヒトとか真核生物で違うから、という種の違いによる選択毒性だったりするんですが。まぁ、具体的にどうやってという機構を知るにもこういう構造の詳細が必要になるわけですが。
 まぁ、今後で色々とまた変わるのでしょうかね。

 ま、こんな所で以上で。
 さて、今日は北日本の方で西高東低となるようですが。北陸以北は天気が悪いところが多いようで。他の地域は晴れ間が見えるようですね。関東地方は雲が出るものの晴れ。東京で最高が15度ですか。
 まぁ、良い天気となりそうで。

 さて、今日から一週間が本格化。
 とりあえず11月も終りになるんだなぁ、と思うと複雑ですが。来月の今頃は大掃除しているんだなぁ、とも........まぁ、どうなることやら、という気もしますけどね。とりあえずは今日を頑張って乗り切ることにしましょう。いや、調子の問題がまだありますので。だいぶよくはなってきているんですがね...........いやはや。まぁ、せいぜい気をつけます。
 みなさんもお気をつけを。

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/28
 さて、昨日は療養の一日でしたかね。
 とりあえず寝たのが3時。夕寝の影響ですが、布団に入ると実にあっさりと寝られたりしまして、やっぱり体の調子は良くないようで。で、起きだしたのが10時半頃だったのですが、真っ先に薬を飲んで後はボヘっと。咳が結構出てくるんですが、喉の方は少しだけ落ち着いた感じ? 体温は36度と平熱よりも低めで微妙に気持ち悪さも。で、昼食をとってからネット上を回るなどしたんですが、しかし結局3時前にまたダウン。
 再起動は7時半過ぎだったんですが、今度は起き抜けで37度とまぁやっぱり風邪引いているんだなぁ、と。咳も多いんですが(家人もなんか多い!)、喉の方は粘膜の保護ができてきたのか、痛みはありませんねぇ。まぁ、結局の所風邪でダウンした一日、ということで結論が出るかと思いますが。
 いやはや.......
 とっとと治りたいものですが。

 そして昨日は天気は良かったですね。
 気温は結構上がったかと思いますが。絶好の散歩日和.........だったと思うんですが、どうにも体調の問題からあまり外に感心がなかったというか。結局寝ちまったのでよくわからんかったです。
 あぁ、歩きたかった........

 で、風邪の方はまぁ、なんというか。
 医者の言うとおりですね。喉・鼻に来る風邪ということでして。割と咳が止まりません。くしゃみもかな。薬があるのでだいぶ症状が緩和されているようですけど、まぁ結構辛いかも。熱が半端に出ているんですが........これも医者のとおりかなぁ、と。土日辺りで熱が、という予想だったのでほぼそのとおりに。気温の低下もあったりして抵抗力が弱まっている人にはあっさり感染するのかも。
 家族そろって、という感じになりつつありますのでみなさんもお気をつけを。

 で、nature.comを見ていまして。
 いくつか気になるのはあったんですが。まぁ、脳みその回転も良くないので。Drug giants turn their backs on RNA interferenceという話をまずご紹介。かつて非常に売り込まれた技術は、臨床への転用への困難に面している、とありますが。RNAiの話。
 少し前、RNA干渉(RNAi)と呼ばれる技術は、商業的成功への出世街道に乗っているように見えた。1998年のその発見は特別にデザインされたRNA分子を使うことにより特定のタンパク質の生産を止める新しい方法を示し、すぐに基礎研究の好まれる道具となった。2006年、この発見を行った科学者たちはノーベル医学賞を受賞し、そしてニュージャージー州に拠点を置く大製薬会社Merckは10億ドル以上をを投じてサンフランシスコにあるSirna Therapeuticsを買収した − この企業は新薬を作るためにRNAiを役立たせようとした最初のバイテク企業の一つである。
 しかしそれは先週、スイスのバーゼルに拠点を置くRoche社 − RNAiをベースにした薬剤研究の大手 − が3年と5億ドル以上を費やしたあとで、そのプログラムをやめることをアナウンスしたときに、全て古代史のように見えてしまった。大規模な財政再建のための再構成の一端にもかかわらず、この動きは大企業はRNAiへの責務を失った最新の兆候となった。
 「今のこの流れはRNAiへ抵抗する動きになるようだ」とニューヨークの投資銀行Needham & CompanyのアナリストであるAlan Carrは言う。RNAiに関わっている企業の株価を急落させたRocheの11月17日の発表は、他のスイスにある企業Novartisがケンブリッジに拠点を置く著名なRNAi企業Alnylamとのパートナーシップの拡大を1億ドルまで減らすことを発表した、ちょうど2ヵ月後のことであった。
 RNAiをもとにした薬剤の開発は、非常にもろいRNA分子を人体の標的細胞へと運び、それらの細胞にそのRNAを受け取らせることへの困難さに伴って落ちていった。「これらの分子を正確に我々の臨む場所へと運ぶことは、当初考えていた以上に困難であった」とRNAi企業Marina Biotechの執行役員であるMichael Frenchは言う。
 初期の臨床のテストが行われているいくつものRNAiをもとにした治療は、RNA分子を直接標的の組織に、あるいは血中へのフィルターとしてRNAを吸収する肝臓のタンパク質の生産を止めることを狙っている(表参照)。いくつもの候補薬がまた、RNAを保護して細胞膜を通過できるようにする輸送体となる、脂質のナノ粒子中にRNA分子を徳地込めている。Alnylam以外の開発者たちは初の商業的に可能なRNAiをもとにした治療が数年以内に登場するであろうと予想しており、それはtransthyretin amyloidosisと呼ばれるまれな病気 − 異常な血液タンパク質の形状が神経や臓器に蓄積する − を肝臓のタンパク質の生産を抑制することで行うであろう。
 AnylamはNovartisとの関係が終わった時、225人の雇用者のうちの約50人を解雇したにもかかわらず、執行役員であるJohn Maraganoreは楽観的である。「本当にRNAiが全く新しい新薬の種類として立証されるだろう」と彼はいう。「我々は事物が正しい方向にあるととても良く感じている。」
 その正当性が認められるまで、開発者たちはおそらくRNAiのプラットホームを警戒するだろう、と投資銀行Leerink Swann & CompanyのアナリストJosh Schimmerは言う。「Alnylamはこの点で非常に興味深い薬剤を持っている」とShimmerは言う。「彼らが非常に有望なプラットホームを持っていると言うには早過ぎる。」
 Alnylamといった企業は大製薬企業をパートナー押して引き寄せることによってビジネスを成り立たせている。その戦略は期待以上の成果を上げている:Alnylamは現金で3億7200万ドルをもち、まだ市場に薬剤を送り出していない若い製薬企業としては前代未聞の額である。しかし大製薬企業によって扱う件数が減っている、とCarrは言う。「初期の関心の波があって、そして今はそれがない状態だ。」
 まだ耐えているものもいる。MerckのスポークスマンCarolyn Lappetittoは、彼女の企業はRNAiから手を引かないという。「長い道のりだ」と彼女はいう。「我々は大きな変更をしようと決めていない。」 そしてNovartisがAlnylamとの協力を終えたにもかかわらず、この企業は5年間のパートナーシップの間に生み出した、今31のRNAiをもとにした候補薬を開発することができる。対照的に、3年間かけたこの分野にかけたRocheは完全のこの技術を評価するには十分な時間が内容にみえている、とMaraganoreは言う。「3年は何もなかった」と彼は付け加える。「これはまるで3歳の子供を家から追い出して、職を得ろというようなものだ。」

 ということですが。
 RNAiは細胞内のRNAに干渉してタンパク質の生産を「極めて強力に」阻害する手法でして、これが医療やらいろいろな方面に役立つだろう、ということでこの10年程度で注目を浴びているものですが........ノーベル賞も受賞した研究ですけど、しかしどうもうまくいっていない部分がある、という意味で注目される記事でしょうかね。やっぱり輸送が辛いか........直接的に特定の細胞に運ばないといけませんからね、「薬」として使うには。RNA自身がそこらじゅうにある伝達物質であるために、余計なことされても困るので分解するシステムが多量にありますし、分解しやすいようにもなっていますし。ウイルスなんかは実際にRNAそのものをむき出しにしているのではなくて、エンベローブと呼ばれる「殻」にいれてありますからね。
 そういうアプローチを真似てもいいんだろうなぁ、と思いますがそれがある意味脂質の膜となっているのか。
 うまく出来れば超有力なんですが........楽観的に見るにはチャレンジが多い気もしますけど。さて、どうなりますかね......? 製薬企業が「育てる」意志がどこまであるのかで変わるかと思いますが。うまく実用化の方法を見つけたものはそれなりに金儲けのチャンスでもありますがね。

 後はBespoke genetic circuits rewire human cellsという話も。組換えDNA装置は細胞に分化を − あるいは死を − 任意に促すことができるようになる、という。
 生物学者たちはあらゆる望みどおりの信号に対して任意に反応することができるように、細胞を最結線させることができる、プログラム可能な遺伝子「回路」を構築した。その回路のあるバージョンでは、ヒトの細胞を抗ウイルス薬に感受性を高めさせるようにする − しかしそれはガンにおいて示されるタンパク質が異常な量作られている時だけに。
 この技術は幅広く使用することができ、例えば幹細胞を説得して体内で違う組織に変えさせたり、あるいは植物に低栄養に対応した防御プログラムを活性化させたりする。
 「ここにある幅広いアイデアは細胞の振る舞いを制御することができ、そして潜在性のあるあらゆる関心あるタンパク質への細胞の反応を決定することができる」とStanford Universityのバイオエンジニアであり、今回Scienceに発表した研究を率いたChristina Smolkeは言う。
 どのように細胞の振る舞いを制御するかという大きな挑戦は、どのように細胞の経路に近づくかである。これをするために、Smolkeと彼女のチームは遺伝子回路として働くひとつづきのDNAを構築した。これを細胞に導入してRNAへと翻訳されたとき、この回路は特定の標的蛋白質が細胞内にある、あるいはない事を感じたときにのみタンパク質を生産する。
 例えば、チームは細胞が抗レトロウイルス薬ganciclovirに対して感受性を持つようになる酵素を作る遺伝子を含む回路を作った。彼らこの遺伝子配列に停止信号を導入し、これは機能するタンパク質を生産するメッセンジャーRNAの残り物を使って細胞を阻害するものである。しかし停止信号の次には、それらはRNA短鎖 − アプタマー(aptamer) − をエンコードする。これはβカテニン(beta-catenin)と呼ばれる信号タンパク質を認識するもので、ある腫瘍によって過剰生産されるものである。このアプタマーが標的と結合したとき、これによって細胞は停止信号のメッセンジャーRNAを切断して停止信号を除去し、酵素生産ができるようになる。
 彼らの回路をテストするために、研究者達はヒトの細胞を刺激して過剰にβカテニンを生産するようにし − まるで癌細胞のように − そこでganciclovirにより治療を行う。この回路を持つ細胞はこの薬剤によって殺される。
 「これは非常に賢く、美しい仕事だ」とUniversity of Californiaの合成生物学者であるWendell Limは言う。
 理論ではこの回路はあらゆる遺伝子を含むことができ、そしてアプタマーはあらゆるタンパク質を認識出来るようデザインできる。そのような回路の「結合」を微調整するために、彼らは臨むタンパク質が存在、あるいは不在の時に対応するようにした、とSmolkeは言う。ひとつ以上のアプタマーセンサーを同じ回路上に含むことは、研究者達に異なる組み合わせのタンパク質へ異なる反応の引き金を引くことができるようになる。
 Lawrence Berkeley National Laboratoryのsystems and synthetic biologistであるAdam Arkinは、この新しい技術はその柔軟性のためにブレイクスルーとなるという。細胞の信号を徴発する他の試みは、「一回限りの注文されたエンジニアリング」になる傾向がある、と彼は述べており、一方Smolkeの回路は異なる種の細胞における生物学的な幅広い経路へと活用することができる。
 細胞をハッキングする回路は臨床に用いるには何年もかかるが、しかしSmolkeは彼らは結果的には他の実験的な治療と組み合わせて、体内のいつ、どこでそれが活躍するか制御する事ができるだろうと考えている。例えば、幅広い組織を生み出すことができる多能性幹細胞は、体内でタンパク質の指図に応じて、望むものへと分化するように指示できる。がんを殺す免疫細胞は、健康な細胞の攻撃から守るために回路を組み込むことができる。
 「もし我々が遺伝子治療で良いものを得られたならば、正確な場所へ運ばれたときに、死か遺伝子を運ぶ事ができるという、これらの洗練されたセンシングシステムが想像できるだろう」とArkinは同意する。

 ということですが。
 これは結構面白いかと。遺伝子回路(genetic circuit)を利用するということですが。必要に応じて停止信号を出し、必要に応じてゴーサインを出し、プログラムされていた酵素やらタンパク質やらを生産させて細胞の反応を変えていく(あるいは死に至らしめる)という事ができるという。サイズが大きくなりすぎると輸送に問題が起こりそうですが、しかしまぁ面白いものです。
 IF〜THEN〜ELSEでうまく動かせるような「プログラム」を組まないとだめですけどね。直接細胞に作用させて結果を出すのではなく、間接的に結果を出させるようにするという手法も使えるわけでアイデアが浮かべば非常に幅広い事ができるかと思いますけど。
 こう言うのもそのうち登場していくんですかね..........RNAiは苦労していますが。意外とこっちのほうが実用化が早かったら面白い?

 ということで以上で締めますかね。
 さて、今日は西高東低へと変化するようで。北陸以北の日本海側などは天気が悪いようですね。北海道では一部雪のようですが。他の地域は晴れるところが多いようで。関東地方は晴れ。東京で17/8という予報と。
 まぁ、過ごしやすそうです。

 さて、今日は日曜日。
 管理人、ついに35歳です........四捨五入で四十か、と思うと色々と悲しい物もあるんですが。まぁ、とりあえずしようがない。10年前はぶっ倒れていたんだよなぁ、と思うものもあるんですけど、とりあえずは生きているからいいやとも。仕事もありますしね。ただ、風邪引いいているというのはちと悲しい物はありますが。まぁ今日もおとなしく過ごすことにしましょうか。
 皆さんも体調にはお気をつけを。

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/27
 さて、昨日は職場Gで仕事の半日でしたかね。
 とりあえず、まぁ朝から喉の調子が悪いわけでして........まぁ、こりゃ駄目だ、と。色々と立て込んでいるのは午前中のみだったのでそのまま午前中に仕事。午後は有給もらいましてそのまま撤収という。いや、もう声の状態が「もうすぐコルレオーネ状態」だったもので、誰も何も言いませんでした(^^; まぁ、明らかすぎるという状況ということですが。
 ということで、午後に撤収してそのまま病院。今度の風邪は「喉と咳」ということだそうで。最近1ヶ月に一回風邪ひいている状況なんですが、嬉しくないことに「流行にのっている」ようです。ということで、帰宅してからしばらく落ち着いてそのまま寝まして。その後、薬の問題もあったのでまた起きだして今に至るという。
 ハイ、まぁ風邪ひきさんです。

 ということで本日も生存報告。
 いい加減風邪の連チャンはいらないんですがねぇ。いやはや、という感じです。
 みなさんもお気をつけを。

 また、後日........




2010/11/26
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 水曜日が非常に遅くなったわけですけど、日が変わってすぐに寝まして起きだすのもいつもより遅めにしたんですが。どうにか5時間の睡眠時間を確保したんですけど、面白いもので「全力で休む」をとりあえずやってのけたらしく、起きだしたときには思ったよりはすっきりしていましたか.........もっとも、困ったことに気分は思ったよりはすっきりなんですけど、体調はよろしくない。鼻水と喉の痛み、という状況がありましてどうやら風邪が徐々に、という状況になったらしい。
 やれやれ、と思いつつ職場に向かったんですが喉のほうが結構問題でして。普段から声を出す職業であるので、これがまた色々と........低温で安定したのはよいのですが、「怒っています?」と聞かれるレベルでして。「イヤ、オコッテナイヨ?」と言ってもどすが効いてしまってあまり意味がなくて困りましたかね。
 ........困るなぁ。
 まぁ、ただ仕事は仕事ということでそのまま進行したんですが。痰の絡みがだんだん激しくなりまして、こりゃよろしくない、と。ということで、夕方の定時になってからとっとと上がらせてもらいまして、昨日よりも5時間ぐらい早く帰宅。その後は食事とって、体調が良くなかったのでとっとと寝ていましたかね。
 どうにか9時間睡眠で起きだしたんですが.......
 困ったことに、「いつまでも寝られる状態」にありまして、やっぱり調子がわるいようです。

 ということで本日も生存報告。
 今日は金曜日。ということで、今日を乗り切ればどうにか、ですが。例の「くそったれ」の件がどうなるかが心配でして
 いやはや........

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/25
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 え〜........14時間半の労働時間でした。一応、30分ぐらい休めましたけど。まぁ、なんですか。「くそったれ」の一件でとりあえず........やっぱり「くそったれ」だよなぁ、これ。しかも色々とあって職場をでたのは10時過ぎ。帰宅は日が変わるまで1時間を余裕で切る状況になりましたかね。
 まぁ、本当にまた「くそったれ」の再現になるかはわかりませんけど。
 さて、どうなりますかね.......本当に。

 ということで本日はサバイバル報告。
 順調に行けば今日は無事に帰りたいと思います、ハイ。とっとと帰りたいんです、えぇ。

 また、後日........




2010/11/24
 さて、昨日は少し動いた一日でしたかね。
 朝は9時頃に起きだしたんですが、なんとなくこう、体調が悪い。しかもこの体調の悪さのタイプが「動いていないからエンジンがかかっていない」ことに由来するタイプ........喉がおかしいので風邪の前駆的な感じであり、体温も通常より低め。なんじゃこりゃ、としばらく考えてからそういう結論になったんですが。まぁ、要は「体にカツ入れしろ」ということになる。
 ということで、10時半頃から久しぶりに散歩へ。まぁ、歩きたかったのもたしかにあるんですが、ちょこまかと寄り道しつつ、久しぶりで15km程歩きましたかね、ハイ。で、帰宅してからさすがに久しぶりは疲れたのと、結構汗が出てきたので一息つきまして、その後来客の対応やら。そして夕方からはどうせなら、ということでnatureダイジェストを読み出しまして、夕食を挟んで読了。その後は仕事関係をやったりして過ごしていましたかね。
 まぁ、なんというか。良いいちん地位だといえば良い一日でしたか。

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 朝まで雨が残ったようですが。日中は雲も切れ始めて徐々に晴れ間が見えたものの、しかし夕方にはまた雲が出てくるという不安定っぷり。時折雨雲も近くを通ったようで、やっぱりすっきりはしない一日だったと言えるでしょうかね。気温はあまり下がらず、しかしあまり上がらず? 上下の差が4度程度と半端な感じでしたか。
 ま、連休で外出、と言うにはちと心配になるような天気の一日だったかと言えます。

 で、散歩していましたけど。
 新しい携帯電話の万歩計機能がまたなんというか、やっぱり今までと違っていてピンと来ない様なくるような(^^; 正確さは増えたんですが、こんなに歩いたんだろうか? と途中で疑問に思いつつ、帰宅してから思ってみるとまぁ、それほど外れてもいないかという状態でして。やっぱりそこそこ正確なんでしょうけどね........17465歩で15.2kmだそうで。消費カロリーが今までの携帯と全く違うのでまた違和感を感じるんですが、以前のものだとこれで大体1200kcalぐらいだったのかなぁ、と思うんですがこの形態だと1623kcalだそうで。まぁ、管理人がヘビーウェイトというのもありますが、歩くペースがやっぱり速いというのはあるんでしょうねぇ。
 例のExという単位が17Exだそうで。1週間の推奨量が23Exだったよなぁ、とか.........俺の歩きはジョギング以上かよ、と。
 なんですかねぇ。ポケットに入れているのが悪いのか良く解らんですが。置いてある位置もやっぱり問題なんだろうなぁ.........

 あぁ、その散歩で本を買っていたんですが。
 『別冊175 宇宙大航海 日本の天文学と惑星探査のいま』が出ていたんですねぇ。結構前に。忙しくてそれどころじゃなかったので知らなかったんですが、地元駅の本屋もおいていある場所が変えられていて気づきませんでした、ハイ。ということでなんかまぁ、早速購入しましたけど。natureダイジェストの今月号もとりあえず読みましたが、まぁしばらくは科学系の本を通勤中に読むことになりますかね。
 ちなみに、面白いのはamazon経由ですが、『宇宙をつかう くらしが変わる (日本の宇宙産業)』が出ていましたか。以前出ていたものの続刊という形で、「日本の宇宙産業」シリーズのVol.2となっていますが。後は「はやぶさ」関係でDVDが2本出るとか.........これと「これ」ですが。
 まぁ、こういうイベントも重要というかなんというか。
 やっぱりこういうのがないと知って理解するチャンスをなくすよなぁ.........とも。まぁそういう意味では日本の天文学関係の所は今が色々と売り込めるチャンスだということだと思いますが。ちなみに、管理人は面倒なんでamazon経由でいくつか発注しておきました(^^; まぁ、「宇宙をつかう〜」の方まで買うと科学系が3つ連続ということになるので、ちと休みたいというのもあるんですが。12月に出るものとセットで来る予定なので、まだ先ですな。
 というか、気づけばもう11月も1週間切るのね.........

 で、読了したnatureダイジェスト
 2010年12月号なんですが。今回はタイトルにある記事は全部面白かったかなぁ、と。冒頭はノーベル賞については時節柄「当然」の話題かなぁ、と思いましたけど。「ウイルス様粒子が細菌の進化を加速」「薬剤耐性菌は「利他行動」で仲間を守る」「ヘルペスウイルス感染の受容体はミオシン分子だった」と行った、微生物・ウイルス系の話題が非常に面白かったりしましたが。メカニズム系はやはり面白い。特に二つ目の記事は「耐性」関係の問題を考えると個人的には実に好きな話題になったりするんですが........今までの考え方からすると違うものなので余計に面白い。
 政治系というか学術系というか、研究とはまた違う関係の話題も今回は結構面白かったかなぁ、とも。「研究助成金の申請は、こうして落とされる」はアメリカでのある助成金の選考委員会に参加させてもらったときの話、となっていますが。やっぱり不況が影響して色々と「粗探し状態」になりつつある一方で、どうやって評価するかが頭がいたい、という.......結構面白かったなぁ、とも。後は「未来のリーダーを育てる10週間」というのがまたなんというか。個人的には積極的に進めたい、という感じではないんですが。ある種のリーダー研修ではあるんですけど、超濃厚というか。ちと楽観すぎる気もしますが、こういうのも必要だろうなぁ、というのはたしかにある。
 ま、こういうのはやっぱり関心がないと微妙ではありますが。こういう先端のをまとめるのは部分部分紙媒体なのかなぁ、と思わなくもない。

 で、久方ぶりのnature.comを見ていまして。
 Tumours grow their own blood vesselsという話がありますか。発見はホストの脈管構造を標的とした薬剤の失敗を説明する、とありますが。
 読んでみますと.......腫瘍は単にホストの血管のみに栄養を依存しているのではない − それらは自身の脈管系を作り出す、とアメリカとイタリアの独立した研究からわかった。この発見はなぜかつては癌治療において流れを変える物(game-changer)として期待された種類の薬剤が期待以下で終わったのかを説明するであろう。
 ほぼ40年前、Harvard Medical Schoolの細胞生物学者であるJudah Folkmanは、腫瘍はその周囲にある血管に依存しており、血流を断つことはがんを殺すことになるだろうと提案した。Bevacizumab(アバスチン、Avastin)は初の血管の成長を阻止する薬剤として2004年に認可されたが、これや他の「血管新生阻害剤(angiogenesis inhibitors)」は臨床において失望に終わり、患者の生命を最良でも数ヶ月しか長らえなかった。
 今回、Natureに掲載された二つの研究は血管が癌細胞から直接的に成長していることを確認した。そのためにアバスチンやこのような薬剤はおそらくそれら腫瘍が作った血管において存在している経路を標的とはしていないだろう、とUniversity of Californiaのがん生物学者で、今回の両研究には関わっていないDavid Chereshは言う。
 これが治療に出るときには、「大半の人は単一の経路でそれができないことに同意するだろう」と彼はいう。
 両研究において、研究者達は神経膠芽腫(glioblastoma)と呼ばれる種類の進行性の脳がんの患者から腫瘍のサンプルを得て研究した。彼らは腫瘍内の多くの血管細胞には癌細胞に特徴的な遺伝子マーカーを含んでいることを見つけており、この血管は腫瘍由来であることを示唆している。
 研究者達はそこで幹細胞用の特徴 − それは異なる機能を持った細胞へと発展する能力 − をもつことで知られる腫瘍細胞のサブセットを確認するためにマーカーを使った。培養皿においてこれらの細胞は血管を作り、そしてそれらがマウスの脳に注射されると、明らかにオリジナルのヒト細胞からやってきた血管を持つ腫瘍を形成し始めた。それらの幹細胞様の細胞は、両方共腫瘍と血管に由来していると研究者達は結論した。
 そのような細胞はまず血管前駆細胞になるようであり、そしてそこで血管細胞へと分化する。Memorial Sloan-Kettering Cancer Centerの神経外科医であり幹細胞研究者でもあるVivian Tabarらのグループは、アバスチンを培養皿中の細胞に使ってこれらのイベントを阻止しようとした。この薬剤は血管細胞内の分化に影響を与えたにもかかわらず、「我々はアバスチンはどうやっても最初のプロセスを変えることができないことを発見した」とTabarは言う。
 一方もうひとつのグループである、Italian National Institute of HealthのRuggero De Mariaと同僚らは、選択的に腫瘍に関連した血管細胞を殺していった。このために腫瘍は縮小し、腫瘍がそれら血管に依存していることを示した。しかし、各腫瘍サンプルにおける腫瘍から誘導された血管細胞の数は、20〜90%と違っており、血管形成には他のものよりもいくつかの腫瘍細胞にとって重要であることを示唆している。
 Tabarはこの自己血管新生は他の種類の腫瘍において幅広く存在しているのかどうか明らかではないが、いくつかのヒントが今回のケースにはあるという。「もし他の腫瘍細胞が同じ現象を示すのならばそれは非常に興奮するものだ」と彼女はいう。
 これは研究者達が癌細胞が自身の血管を作ることを示した初めての事例ではない。1999年、現在Northwestern Universityにいる癌研究者であるMary Hendrixと同僚らは、似たような効果をメラノーマ細胞で発見しており、これを彼らは「血管模倣(vascular mimicry)」と呼んだ。
 その時、彼女のグループはこれらの血管細胞はアバスチンといった阻害薬が非常に効果的であるだろうと予想した、Hendrixは言うが、しかし彼らの発見とは対照的であった。今回の二つの最新の研究はこのアイデアの正当性を支持し、同様に「腫瘍細胞の機能的可塑性の例」を示したと彼女はいう。
 そのような可塑性は、研究者達はアバスチンがするようなホストの血管構造、そして血管と腫瘍組織を作る事ができる幹細胞様の癌細胞のの両方を標的とした複合治療を調べなければならないことを意味する、とHendrixは言う。
 Chereshも同意する。神経膠芽腫における今回の発見は、抗血管新生剤に対抗する新しい対抗となるだけではない。過去二年間に、いくつかの研究が直感に反したことに、そのような薬剤が腫瘍の成長を早めてしまうという報告が出ている(Cutting off cancer's supply lines,2009参照)。しかしそれが血管供給を標的とした戦略が本質的に欠陥があるものを意味するわけではない、とそのような研究の二つに共著者として参加しているChereshは言う。
 そのような薬剤よりも「血管構造に影響を与える多くの方法がある」と彼はいう:腫瘍の血管と非腫瘍由来の血管、「あるいは腫瘍と血管の両者に影響を与える一般的な分子機構」を閉じるために、「我々がひとつ以上の薬剤を特定する必要があることを意味している。」

 ということですが。
 へ〜、と。癌細胞を殺すためのいろいろな戦略(しかも完全なものがない)がありますが、そのなかで以前から注目されていたのが、癌細胞自身は自らを増やすために血管を自分に「引っ張ってきて」栄養を供給するようにする、というものがありまして。そのために血管新生因子を阻害すればうまくいくのではないかと考えられていたのですが、これが記事中にあるアバスチンでして。これが思ったよりも効果がなかったという........理屈からするとうまくいくはずだったのに、と。しかし今回明確になったのは(そして1999年にも同様の発見がされていたけど)、腫瘍自身が血管を創りだして自分のところへの栄養供給を狙っているということでして。実際に調べてみたら、腫瘍自身の遺伝子を持った(マーカーでわかる)血管が作られていることがわかったという.......逆に言うと、腫瘍の多様性が如何にすごいかということでもあるんですけど。アバスチンはこの経路については標的にしておらず、投与してみたけどうまくいかなかったようで。
 このことから、こう言うのも狙った戦略も当然必要になることが示されたわけですが。さて、ここから一気に進むのか? まぁ、薬剤の開発が長引けば難しそうですけど.........でも、意外とアバスチンやらこの手の薬剤を作る途上でできたたくさんの薬剤が効果的だった、というオチもあるかもしれず? まぁ、どうなりますかね.........

 後は血つながりになるのかな? The birthday candles in your veinsという話。白血球細胞由来のDNA構造(DNA artefacts)は個人の年齢を知るための法医学的な手がかりを提供する、と。
 一滴の血液は個人の年齢の大まかな推測を提供することができ、法医学捜査官たちに容疑者と、僅かな痕跡しか残さなかった犠牲者の身体的プロファイルを描かせる手助けとなる。
 既存の法医学的DNA分析は、犯罪現場から集めたサンプルとマッチさせ、それらを捜査において確認した人々やデータベースと比較する。しかし捜査官たちは各個人の身体的プロファイルをそのDNAの基礎単独でますます組み立てている。例えば、6つの遺伝子マーカーはその人物の眼の色が青かブラウンかを示すことができる。
 Current Biologyに掲載された論文で、オランダに拠点を置く研究者達は個人の年齢の遺伝子的特徴 − 10年かそこら以内の精度で − がT細胞として知られる白血球細胞にあることをを報告した。他の意味で正確に個人の年齢を決定する方法は残っている骨格に頼っている。しかし「大半のケースでシミが付いている骨や歯がない」とErasmus University Medical Centerの遺伝学者であり、この論文の共著者であるManfred Kayserは言う。
 血液中に存在する年齢の分子的特徴についての科学論文を探し求めている間に、Kayserと彼のチームはT細胞を送り出す臓器である胸腺が、徐々に華麗にともなって脂肪組織へと置き換えられることを理解した。
 以前の研究ではこの過程は遺伝的加工物を残すことが示されていた。胸腺でT細胞が成熟つするときはいつもそのDNAを並び替えて病原体や他の外部由来の分子を認識することができる分子受容体を作り出し、削られたDNAのループを残す。これらのループは新しく通られたT細胞にのみ存在する、とKayserは述べており、そのために彼らは胸腺の減少についての信頼できるストップウォッチと、全体的な加齢の情報を提供する。
 Kayserとチームは195人のオランダ人ボランティアにおけるある特定のT細胞ループ配列の量を定量化し、そして生後数週間〜80歳の幅での生物学的な年齢と合わせてグラフ化した。この関係は完全ではなかったが、しかし研究者達は個人の年齢を9年以内の誤差でほぼ正確に推定できた。研究者達が被験者を20歳の年齢ごとに分けてみたときに、T細胞ループ配列は世代を知るより良い代用品となることを示した。
 「この相関関係は非常に印象的だ」とUniversity of Leicesterの遺伝学者であるMark Joblingは言う。「これを法医学的なツールとして実際に使えるかどうかはまだ見る点が多いが、しかし明らかに調査用のツールとしての手助けとなる法医学的なケースがあるだろう。」
 Kayserは単純に、おおよそ10年程度の違いを持って被疑者の年齢を確認することが、多くの窮状を突破できるようになるとは予想していない。しかしこの技術は他の証拠と合わせて被疑者であるかそうでないかを決めるのに使えるだろう。このアプローチはまた災害で死亡した犠牲者の確認にも操作感が使う手助けとなるだろう、と彼はいう。フィールドにいる生態学者たちはこの技術を適用して、動物が残した血液からその年齢を確認することができる。
 University of Santiago de Compostelaの法医学遺伝研究者であるChristopher Phillipsはこのアプローチを「ブレイクスルー」という。しかしその幅広いエラーのマージンは、年をとった人の中から若い人を識別するのに最も有用であることを意味する、と彼はいう。
 これが使われる前に、研究者達はT細胞ループと年齢との関係を他の民族グループでも決定する必要があるだろう、とKayserは言う。この技術の潜在的な制限はHIV、糖尿病、その他T細胞に問題のある人における判定ではうまくいかない。「胸腺の機能に影響を与える病気はたくさんある」とNewcastle Universityのリューマチ学者(rheumatologist)であるAlice Lorenziは言う。
 Kayserはまた彼のチームの技術は受刑者ではなく、調査の間の被疑者の確認に使うことができるようになると主張する。「これは決して法廷の前に立つ中で終わるような道具ではない」と彼はいう。

 ということですが。
 年齢を特定する、というとやはり骨が色々と使えるわけですが。これではなくて、血液の白血球を利用したものを、というのが今回の新しいものだそうで。DNAの配置をあれこれと変えて様々な受容体を作り出して免疫に関与するT細胞ですが、この時に捨てられるT細胞のループ状のDNAがあるそうで、これを使ってほぼ10年の誤差で年齢を決めることができるということだそうですが。胸腺が減少していくとここら辺の量も減るということでいいのかな? ただ、誤差がやや大きいようにも思えますけど、まぁ大まかな年齢特定であっても有用といえば有用でしょうかね。
 色々と考えるのね......

 ま、こんな所で以上で。
 さて、今日は低気圧も抜けて天気も回復傾向ですが。北のほうは冬型になるので冷え込むようですね。ただ、全国的に雲が出ても降るということはないようで、晴れ間が見えるところは多いようですが。関東地方は雲が多いものの晴れ間も見えるようで。東京で13/9という予報と。
 ま、下がりますな。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は忙しいです。色々と「くそったれ」の案件やらもありますので。ストレスフルな残り三日となるかどうか.......なるような気がするなぁ。喧嘩しないように気をつけたいんですが。まぁ、色々と年間反省で今回の大元についてはつつきまくろうとは思っているんですけど(恨まれるような気がしないわけでもない)、とりあえずはやるべき事をやらんと終わりませんな。
 いやはや、色々と疲れるものです。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/23
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 寝るのが遅かったのもありまして、起きだしたのが10時。居住地域では雨がぱらついていまして、まぁこれで外へ出る気がなくなるという........ということで、そのまま在宅を決定。で、しばらくはYs Originやらやっていたりしていたんですが、昼過ぎてからは仕事モード。しばらく延々と作業をやっていましたかね.......まぁとりあえず進めておきたいものまでやっておいた、という感じですけど。
 で、この仕事の途中に思い出したのでAppleのリサイクルセンターへ電話。使用済みコンピュータの回収・再資源化とかそういうヤツでして、対象となるPowerMac G5の方の処分を電話で伝えたんですが。これ、平日だけなんですよね、申し込みの受付が。9〜17時までということでして仕事中にそんな電話するチャンスもなし、ということでやっとこさ電話。
 その後、仕事を一段落してからMacBookで仕事関係の準備やらやって過ごしまして、その後夕方になってから一段落。DVD「まぼろしの市街戦」を見ていましたか。で、その後はのんびりとやっていましたかね、ハイ.......とは言っても仕事も若干入っていましたけど。
 ま、とりあえず「何かした」一日ではありました。

 そして昨日は不安定な天気の一日。
 午前中に雨がぱらついていましたが、昼ごろになるとちょうど雨との境目だったのか、降りそうで降らないという状況に。なんかすっきりしないなぁ、と思いましたけど。今思い返せば「散歩も良かったかも?」と思わせるものがあるのですが。まぁ結果論ですねぇ、こればっかりは。気温はあまり低くもなく、高くもなくという感じでしたかね。
 まぁ、外出には面白くない天気でした、ハイ。

 しかし天気は悪い一日でしたけど。
 日曜日は夕方前に寝ていたので寝るのが遅かったわけですけど。午前2時前に外を見たらちょうど満月が少し見えまして。まぁ、折角のチャンスだからということで写真は撮っておきましたかね.........雲があるせいかあまり明るくはなかったようで、シャッター速度も1/400〜1/640ぐらいで撮影できましたか。完全に晴れていると1/800〜1/1000ぐらいで良いぐらいなんですがねぇ。まぁ、この数値も別のカメラでのものなので、今使っているカメラでどうなるかはわかりませんが、それほど外れていないかと思います。
 ま、でも撮影はできてよかったですが。雨では途中で途切れるんだよなぁ。
 いや、ずっと撮り続けたらどうなるか、というのは興味が有りますので、ハイ。

 で、Appleのリサイクルセンターの話ですが。
 電話はあっさり通じましたけど。やっぱり携帯電話でないとダメですね。いや、管理人の黒電話なので、「◯◯の用の方は1を、△△の用の方は2を押してください」といってもうまくいかないので。というか、今のあたらしい携帯で初めてこちらからかけた事例ですよ、これ(^^; まぁ、如何に普段電話機能をあまり使っていないか、ということなのかもしれませんが。
 それはともかく、電話で聞かれたのはリサイクルのシールがあるのかどうか、その番号はどうか、住所電話番号名前、というパターンでしたかね。機種も聞かれたか? 大体1週間ぐらいで郵パックの送付書を送るそうで、それを貼って送り返してくれ、ということのようですが。この手の電話一本で用事が済むのは良いのですが、しかしまぁ、上述のとおり受付の時間帯はもうちょい考えてほしいなぁ.........
 いやはや。

 で、見ていた映画が「まぼろしの市街戦(英:King of Hearts、仏:Le Roi Du Coeur)」。
 1967年。フランス。107分。カラー。フィリップ・ド・ブロカ監督。主人公プランビック役にアラン・ベイツ。ゼラニウム将軍役にピエール・ブラッスール。コクリコ(コロンバイン)役にジュヌヴィエーヴ・ビジョルド。公爵役にジャン=クロード・ブリアリ。公爵夫人役にフランソワーズ・クリストフ。マルセル役にミシェル・セロー。アレクサンダー・マクビベンブルック大佐役にアドルフォ・チェリ。エグランティーヌ婦人役にミシェリーヌ・プレール。
 ストーリー:1918年、第一次大戦末期の北フランスの寒村。ここを占拠していたドイツ軍は撤退の置き土産に時限式の大型爆弾を置いていく。この情報を得たスパイはイギリス側に情報を流すが、その途中で殺されてしまった。半端な情報を得たイギリス軍は通信兵であるプランピックを派遣する。ここでドイツ軍の残存兵に追われつつもどうにか切り抜けたプランピックであったが、事故で意識を失う。その間、この村の精神病院から患者が抜け出し、もぬけの殻となった村で思い思いの「役」についていた。目を覚ましたプランピックはどうにか爆弾の解除に挑もうと奔走するが..........
 ということで、昔何かの本で知った作品なんですが。
 え〜.......「どうやってこの話を収めるんだ?」と思いつつ見ていたんですけど。戦争映画で、舞台が村の攻防戦、という「現実」があるはずなんですが、実際には見ているうちにファンタジーであるような気分にさせられるというか。というか、ある意味ファンタジーというか。実に不思議な作品ですね、これ。インパクトは強い作品で、前半で患者たちが圧倒していき、後半でもやっぱり患者が圧倒するという........しかしところどころに正気と狂気の境界線が出てくるのが非常に気になる。というか、この作品を見ていると「現実を一番見ていたのが患者たちだった」ということになるのかと思いますが.........ところどころのセリフがそういう意味ではぐさりとくる。見ている側としては「ぬ?」と思ってしまう感じでして。これはまた面白いなぁ、とも。
 A級ではない、というか明確に人を選ぶ作品ですけどね。ただ、不思議な印象を残す作品でしょうか。言葉で説明しろと言われても難しいんですけどね........やはり患者たちの不思議な世界観と「ノリ」。一方で彼らが持っている「現実」との折り合いのつけ方を見せつけられる。その患者たちに翻弄される「現実」で戦う兵士や司令官たち.........見ていて不思議でした、本当に。
 欧州系に見られるあの不思議な感じが問題なければ楽しめる作品かと思います。あの不思議な余韻はアメリカ的ではありませんね。反戦映画、ということですがまぁそうかとも。ただ、とにかく個人的に不思議な感覚です。ブラック・ユーモアが込められているのですが........患者たちが作り出す妙で鮮やかなファンタジー観を楽しめるかどうかですかね。
 興味のある方は是非、という感じです。

 ちなみに、この「まぼろしの市街戦」。
 多分意図的にやっているんだろうなぁ、というシーンが幾つかありましたけど。序盤のドイツ側の伝令(?)、あのちょび髭は多分ヒトラーだよなぁ(^^; もっとも時期的にはもしかしたらすでにイープルでダウンしている頃かもしれませんけど。まぁ、作る側の洒落でしょうね。この作品の公開当時、戦後12年しか経っていませんし。
 ま、本当に不思議な作品でしたが。ある意味ラストが清々しいですな。

 そういえば昨日は気になったので調べ物一件。
 何かと言うと、よく出てくるジョージ・オーウェルの『1984年』に出てくる歌が気になっていたんですが、全く調べるのを忘れていまして。なんの歌なんだろう、実在するんだろうか、ということで適当に調べてみたんですが........どう言うのかというと、「昔あった歌」ということで紹介されるものでして、「オレンジとレモンもね、とセントクレメントの鐘がなります お前に三ファージングの貸しがあるよ、とセントマーチンの鐘がなります いつかえしてくれるの? とオールドベイリーの鐘がなります」という感じの歌なんですが。
 思い出して適当にぐぐったら出てきましたか。英語版Wikipediaにありまして、Oranges and Lemonsという歌だそうで。
 という歌詞。別バージョンやらもあるようですが。三ファージングじゃなくて5ファージングなのね.......で、最後の方に「蝋燭の灯が来た、そして首切り役人がお前の首を切りにやってきたぞ!」という締めくくりだそうで。『1984年』では遊びの時に歌われる歌だそうですが、ノリとしては昔のNHKか教育でやっていた「そろそろ門がしまっちゃう そ〜ら捕まえた!」のアレですな。捕まったらアウト、という遊びだそうですが。
 うん、メロディーがわからんのでなんとも。ま、各教会の紹介でもあるのでしょうけどね。
 ちなみに、ファージングは1/4ペニーでして今はありません。調べると1961年に廃止されたそうで。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が抜けるようで徐々に天候が回復していくようですが。とりあえず低気圧が抜けた西日本は晴れるところが多いようで。北海道も晴れるようですが、中部以東は雨から徐々に曇へと回復という方向のようですね。関東地方は雨のち曇で、朝まで残るようですが。以降は曇と。東京で16/12という予報ですか。
 まぁ、晴れるところまではいかないのかな?

 さて、今日は火曜日ですか。勤労感謝の日となっていますが。
 とりあえず起きだしてから天気を見て散歩するかどうか、という感じでしょうか。後は仕事もありますけどね。まぁ、マイペースで過ごすことにしましょう。仕事の方はとりあえずは順調に終わらせたいなぁ、と思っていますけど。色々と気分転換が必要な状態です、ハイ。いや、本当にぼへっとやりたいなぁ、と正直思っています。
 なかなかいいようにはいかないですけどね。
 いやはや........

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/22
 さて、昨日は完全休養モードの一日でしたかね。
 とりあえず、土曜日は9時過ぎて寝まして.......で、トイレ行けーコールでの一度の休憩を挟んで、8時半頃にまたトイレ行けーコール。これがまたハンパで不愉快だったので起きだしたんですが.........結局9時頃起床。まぁ、ほぼ半日寝ていたんですけど、しかしなんとなくまだ調子が良くない。疲れが抜けていないというか、なんか「こびりついている」感じでこりゃもう一度寝るのかなぁ、と。
 ま、そんな状態で起きだしまして、白内障の入院から帰ってきた家人を迎えた後にとりあえずYs Originの方を終わらせにかかったんですけどね........1週間ぶりぐらい? 何をどう進めているのかすっからかんに忘れていましたけど(^^; まぁ、最後の方だったのでレベルアップやらそういう作業に入っていたんですが。しかし徐々に疲れてきた上に、疲労が出ていない故らしい目の疲れやら色々とバースト状態に。
 こりゃあかん、ということで気持ち悪くもなってきたので2時頃からもう一度寝ていましたか。
 で、再起動すると6時過ぎ。起きだしてからとりあえず一息ついて食事やらとって、そこでまたYs Originの方を。とりあえずユーゴ編は終わらせましたかねぇ.......で、実績解除でトール編ができるようになる。ということでトール編を少しだけ進めたところでとりあえず終えてみましたが。
 とりあえず、こんな感じで疲れのバーストっぷりにやられた一日でした、ハイ。
 いやはや.........

 そして昨日は曇りの一日。
 日中は時折日差しも見えましたが、結局は曇というか。散歩にはよかったのかもしれませんけど、こちらは個人的な体調の問題で出来ませんでしたが。まぁコートは日中はいらんでしょうねぇ。夜になると雲が厚くなりまして、隙間から時折満月と思しき月も見えるんですが、しかしすぐさま雲に隠れてしまうという。先日から書いているように月の写真を撮っているんですが、しかしまぁ昨日はダメでしたか。
 せっかくだったのになぁ。

 で、Ys Originはとりあえずユニカに続いてユーゴ編も終了。
 ちゃっかりYsのラスボスへの布石っぽいことも書かれていましたが.......いや、ダルク・ファクトの事なんですけどね。いやぁ、懐かしいなぁ、と思いつつ「そういう事」にしてあるのねぇ、とも。まぁ、でもとりあえずやっぱりストーリーというか個々の部分が軽い感じがしてしまうのがなんというか微妙ですけど。まぁ、重たすぎても困るんですが、「お約束」の王道な感じなので、ある意味安心して見られるのかもしれませんが。
 ユニカと比べてたしかに遊びやすいのかなぁ、と思いつつ爽快感はユニカのほうがあるかなぁ、とも。自分のプレイスタイルの問題というのもありますけどね。近接戦闘のほうがこの手のゲームは慣れている分だけ得意なので.......まぁ、もっともユーゴでもできますけど(^^; というか、結局そういうプレーで遊んでいたような気もしますが。まぁ、マップが変わるわけではないので、一度覚えている分だけだいぶ楽に進行できるようにも思います、ハイ。ラスボスもユーゴのほうが楽に出来ましたしね。
 ま、とにかく遊びやすいゲームです、ハイ。
 トール編はまだ良く解らんですが、とりあえず裏話的な進行になるようですので、まぁ同じ展開が続かないということだと思います。まぁ、どうなるか.........

 ということで、寝てばかりの一日だったので以上で。
 さて、今日は低気圧がサンドイッチで接近という日のようで。全国的に雲が多く雨となるところが多いようですね。気温も南から空気が入るので高めになりますか。関東地方は曇後雨で午後から。東京で16/12という予報ですか。
 まぁ、とりあえず起きる時間帯で行動が決まりそうですな。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は代休で休みですが。とりあえずどういう事になるやら(^^; 起きだしてから決めますけど。仕事もはいるのでどうなるかなぁ、と。散歩もしたいですが天気の動向で決まりそうですね。後は体調ですか........いやはや。今日も大爆睡、ということはないとは思いますけどね。
 ま、充実するといいなぁ、ということで。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2010/11/21
 さて、昨日は職場Gで「大イベント」の一日でしたか。
 朝は朝でまぁ、大イベントの準備やらがあるわけですが、管理人個人はイベント中に動く仕事なので、特に何もなし。ということもあるのでしょうけど、とりあえず中隊が散らばっているので整理やらあれこれとやっていきまして、そのままイベントの準備へ。で、肝心の「大イベント」はまぁ、もうなんというか。懸念した材料が全て払拭されるというものでなかなか良かったですねぇ。
 帳尻はぴったり合ったわけだが.........反省事項は多いよな、今回は。指揮系統が本当にはっきりしなくて危なっかしい物はありましたけど。こういう部分で個々の能力に期待するのも勘弁して欲しいものがありますけどね。
 まぁ、でも無事に終わったわけですが。
 その後、鉢洗いやら色々とあったんですけど、正直「帰りたい」モードになりましたかね。とりあえず、どうにかこうにかすべて終えて6時前には撤収したんですが、荷物の量が凄まじいのでカネがかかるけどしようがない、ということでタクシー捕まえて途中の駅まで。この道中が長めなのですが、ふと気づいたら落ちているなど、本当に疲れていたようです。
 ということで、帰宅して一息ついたらもう後はダウン気味。
 ハイ、本当に疲れました。

 ということで正直もう落ちそうなので生存報告。
 とりあえず、代休がもらえたので今日から三連休ですが。後半は仕事になるのかな? 散歩もしたいなぁ、と思いますが記事も読みたいなぁ、とも。Ys Originの方も終わらせたいなぁ、と思ったりもするんですけどね。まぁ、充実した連休になるといいなぁ、ということで。
 ちなみに、この「大イベント」が終わったら次は「くそったれ」の件の処理で結局一週間が忙しい予定だったりします。
 あぁ、平穏がほしい。

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/20
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたけど。
 まぁ、なんというか。重労働の一日でしたかね.......説教やってバックアップやって、「大イベント」向けにそのまま色々とまぁ、もう。休む間もなくあれこれとやった上に、その「大イベント」で撮影やれ、とか言われていて「どういう動きするんだ?」というのでまぁ色々とストレス状態だったりしまして........さらにまぁ、もう。「あれが出来ていないから」ということであっちに、「これが出来ていないから」ということでこっちに、という動きが激しい一日でしたか。
 おまけになかなか「帰ろう」という雰囲気ができてこないのも困る。中隊のボスが「もう帰りましょう!」と言ったからこそどうにか、というのはありましたが。まったくまぁ........疲れました、本当。ため息ばっかりの帰り道だったりしましたが。まぁ、9時過ぎてどうにか地元駅。久しぶりに12時間以上労働やっていましたか。しかもこういう時に限って「みっちり」と。
 えぇ、疲労コンパイラ、状態です。

 ということで本日も生存報告。
 今日は「大イベント」です。それが終われば3連休........鉢洗いが終わったらとっとと帰りたいと思っていますが。帰りたいなぁ.......まぁ、ゆっくり休みを獲得したいものです、ハイ。

 ということで以上で。
 無事に終わりますように..........




2010/11/19
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 とりあえず、まぁ職場についてから昨日の仕事の山場の準備がありまして........朝から道具持って作業開始。そしてバックアップ若干の後に延々と作業部屋で作業していまして、とりあえずまぁどうにか........上がってくる報告の出来の悪さには参りましたけど。
#文脈読めないなぁ.........
 で、その後まぁ、とりあえずどうにかこうにか乗り越えまして、その後バックアップ作業がたんまりと。夕方まである作業をやってから、その後今度は別件で頼まれたバックアップ、そしてさらに中隊のバックアップというのが入りまして、延々と遅くなっていくという状況になりましたか、ハイ。
 その後、どうにかこうにか終えて行きつけの店で一息。
 帰宅してから一気に疲れましたかね、ハイ。

 ということでサバイバル報告。
 とりあえず、土曜日まではサバイバル状態ですが。今日はどうなりますかね........「大イベント」前なのですが。うまくやればすぐ終わるでしょうし、そうでなければまぁ、延々と........あぁ、いやなものです。
 とりあえず、どうにか頑張ろうと思います、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/18
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 ま、朝は朝で定時に起きだしていくんですが、これがまた眠い。非常に眠い。なんかこう、疲れがきているようでして眠くて困りましたかね..........というか、ストレス要因がなんか最近多いので、そこら辺で色々とあるようですが。もうちょいこう、「落ち着いて展開」したいところではあるんですがどうにもそういかない段階のようで。「大イベント」絡みで職場の雰囲気もだいぶ緊張感が漂っているというのもあるとは思いますが。
 まぁ、個人的には「くそったれ」の用件だな、うん。
 ということで、朝は朝で頼まれていた若手のバックアップを割と全力で。さらに破損扱いの器具を復活させてみたりとか、なんか色々と朝から忙しい。さらに自分の方の仕事でも色々と神経を使うのがありまして、まぁくたびれる.........ま、一応夕方まではあれこれと歩くシーンが多く、夕方からは座れるけど事務仕事たんまり、という感じでして。さらに家人が白内障の手術で入院という、実に珍しい「イベント」がありまして見舞おうかということもありまして、定時に全部仕事を終わらせて即撤収させてもらいましたか。
 忙しいのに「いいよ〜」の一言で帰らせてくれる同僚がありがたいです。
 で、とりあえず地元駅の近くの病院なのでそのまま家人を見舞って帰宅。食事をとると、溜まっている疲れが一気に出てきたのかこれがまた眠い。もう早く寝ちまえ、ということで9時過ぎにはもう寝てしまいましたか。
 ということでこの時間帯の更新になっています。

 で、昨日は天気が不安定でしたかね。
 居住地域では朝は降らなかったんですが、職場に行ったら雨の降った形跡がありまして。なんだ降ったのか、と。一日中雲が多く、気温も低くてなかなか窓を開けると涼しいというか、寒いというか。北からの風が結構強く吹いていましたかね。さらには夕方からは雨も降りまして、これがまた冷たい雨。しっかりと降ってくるわけではないのですが、しかしまぁ冷たい。
 体調的には負荷が大きいんでしょうけどねぇ。

 で、まぁ上記の事情でネタが無いんですけど(^^;
 え〜.......そういえばGIGAZINEで見たかった名作映画を年間50本上映する「午前十時の映画祭」、2011年2月から第2弾スタートという話があるようで。去年からやっていたそうですが、そういう記事の記憶が全く無いので観ていなかったんでしょうけど(^^;
 二つのシリーズがあって、最初のが「赤のシリーズ」。転載すると、
 ということですが。戦後のものですねぇ.......「日本で公開されたのは」ですけど。例えば「天井桟敷の人々」はナチス政権下のフランスで作られて公開されたものですし。政治色はないらしいんですが、見たことはない。見てみたいものではあるんですが、結構長い(^^; パントマイムのシーンが傑作と聞くんですがね。「チャップリンの独裁者」も戦中の映画だなぁ。こんなに遅れて日本公開だったんだ。ま、一応見たことがあるのは半分未満ですが、見たことがあるのは名作が多いかと。
 で、第二弾の「青のシリーズ」は
 とありますが。これも戦前のがありますが........「風と共に去りぬ」はたしか1939年か、元々は。4時間コースの映画ですけどね(^^; まぁ当時で総天然色をやってのけるんですから戦争に勝てるわけがない、とも思いましたけど。まぁ、ともかくいいなぁ.......おとなしいのもあれば暴力的なのもありますけど。まぁ、ここらへんはいろいろですが、たしかに名作が多いように思えます。
 ま、興味ある方はどうでしょうか?

 そういえば昨日「はやぶさ」を話題にしましたけど。
 JAXA絡みで、来年の早々に打ち上げるH-IIBに搭載の、HTVなんですが、忙しくて気づかなかったんですが「こうのとり」という愛称が付いていたんですね。いや、ぼちぼち打ち上げだよなぁ、と思っていたんですが。今年ではなくて来年にというのまでは知っていたんですが、1月20日なんだ、と思いつつ見てみるとこの愛称が付いていたことにへぇ、という。
 ま、無事に打ち上げて欲しいですが。
 さらにあかつきもどうなっているのかなぁ、と思ってみていたら、金星の軌道まであと19日とか。最初いつ入るのか全くわからなかったんですが、もうそっちのカウントダウンしていたんですねぇ........(^^; ぼちぼち色々と見ていきますか........いや、「あかつき」よりもしばらくは「IKAROS」の方を見ていたので。IKAROSの方もだいぶ落ち着いてきているようですが、両者ともに金星に無事に行って欲しいですけどねぇ。
 さて、どうなるか。

 ということで本日はこの程度。
 今日も今日とて忙しくなりそうですが。まぁ、無事に乗り切れればいいや(^^; ひとつ間違えると事故るのがありますので、それはそれで神経を使うことになるでしょう。というか、まだ準備していないんで、朝から忙しくなりそうですが。さて、どうなることやら........大体のめどが立っているところは経験でしょうけどね。
 ま、頑張ってやります。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/17
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 とりあえず、朝は朝で比較的すんなり起きだしたんですけどね。まぁ、眠いようななんか微妙なような感じで起床。そのまま定時に出ていきまして.......一応、冷え込んでいるということで完全に冬モードに。もっとも上着を厚いのに変えただけなんですがね.........コートはいくらなんでも、という感じなので。で、そのまま本を読みつつ職場まで。
 というか、最近また「以前読んだものの読み返し」をやっていまして、サイモン・シンの『宇宙創成』の上下巻を読み終えたので、3度目の『枕草子』を........やっぱり古典は久しぶりに読むとなかなか進みませんが(^^; で、そのまま職場に行きまして仕事だったんですけど。まぁ、なんというか「微妙に慌ただしい」が適切な表現ですかね、ハイ。
 一応、あれこれと忙しくなる前準備の物がやっとこさ全部揃い、これで「くそったれ」の件に入ることができます。で、さらに今週にある「大イベント」で面倒なものがありまして.........同僚のフォローに入る状況に。というか、ちと「大事」が入ったので、夜にそのフォローになったりとか。後はまぁ、もうとにかく面倒な感じでして、どうにかこうにか帰路へ。
 ま、遅くなったので食べて帰宅したんですが。10時回っていましたかね、ハイ。

 ということでまぁ生存報告.......ですが。
 これは触れねばなるまい、というのは知っている人も多いでしょうけど、なんといってもこれ。はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明についてですねぇ。1500粒がイトカワ由来であるらしいことがわかったという。どうやって判別するのかと思ったら、(今は亡き)はやぶさのリモートセンシングで調べたものと一致する範囲の組成の物、ということだそうで。いやぁ、これは素晴らしい。日本がやり遂げた、というのが最高ですね。
 しかも非常に楽しみなのは、今回はサンプルキャッチャーA室のもの。まだ開けていないサンプルキャッチャーB室がどうなるかですねぇ。ここにもっと色々とあると実に楽しいことになりますが。まさにまさしく、ネット上の「おつかいできた」をやってのけたわけですねぇ。新機軸を組み込みまくった工学実験探査機がやってのけたわけですか。
 500点満点、ということになるんですかねぇ。
 いや、関係者のみなさま本当にお疲れさまでした! 後はB室とサンプルの分析ですね、本当に楽しみです。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/16
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、朝から慌ただしいスケジュールでして、「先のためにやっておきたいこと」が後回しになっていくという、なかなか精神的には良くないスケジュールではありましたが。まぁ、とりあえずどうにかこうにか進行させていくというか、経験の勝利というか.........新機軸でやってみた本業もあるんですが、そちらも悪くはなかったかなぁ、と。
 とりあえず、色々と「道具の利用法」について考える機会が出来ているというか。というよりは「考えていたもの」を具体化してある程度はうまくいっている、というのが正解かもしれませんねぇ........まぁ、イメージがちゃんと出来ているからこそ出来るわけですが。どうにかこうにか、ですな。
 で、色々と慌ただしくやったあとで午後に会議。これが結構長めになっていたというか、色々と案件が多い会議でして........色々とまぁ、大変だよなぁ、というか先のほうが面倒くさいなぁ、というか。考えてしまうパターンが多いですねぇ、色々と。まぁ、これからの忙しさを考えるとややうんざりするものはありますけどね。
 とりあえずその後は仕事を終えて撤収だったんですが、天気が悪い。やれやれ、と思いつつ寄り道をちとしまして、そのまま帰宅。後はまぁ、のんびりしていましたかね、ハイ。
 いや、どうにも気合が入らないというか、そんな感じです。

 ということでちと生存報告。
 風邪ひきさんが増えていますので、みなさんもお気をつけを。

 また、後日.........




2010/11/15
 さて、昨日ものんびりとしていた一日でしたかね。
 朝は10時頃起きだしまして、午前中はもうボヘっと、Ys Originを進めたりやらしてしばらく過ごしていましたか。で、その後なんとなくどこか出ようかなぁ、とか思いつつ結局出る気力もなくしばらくネット上をうろうろしてから、しばらくMacBookとMac Proをいじっていまして........ま、ファイルの共有やらどうやってやるのか、とかそこら辺をしばらくいじっていましたか。
 その後、しばらく仕事をやっていまして気づけば夕方。アイデアに行き詰まったところでまぁいいや、とまた動画を見て過ごしていましたか。で、そのまま食事やらしてから外を見ていると月が見えてくる、ということで月の撮影。それまでは雲がかかっていたんですがね.......まぁ、よかったですけど。で、そのまましばらく自室でボヘっとしてから9時半を回って改めて仕事。
 ま、とりあえずこれでいいかなぁ、と........さてさて。

 そして昨日は雲が多い一日。
 もうちょいすっきりとした天気になるかなぁ、と思ったら全くすっきりせず。雲が多くてなんというか、空を見ると「ぼんやり」したような感じでしたかね。夕方になっても雲が多く、夜になっても月は見えるものの雲がかかっている感じで朧月夜。ただ、徐々に雲が晴れてきて7時頃にはだいぶ月も見えるように。木星も良く見えましたけどね。
 ま、とりあえず過ごしやすいといえば過ごしやすかったのでしょうが。外へ出ていったら黄砂とかはどうったんですかねぇ?

 で、とりあえずファイルの共有ですが。
 AirMac Expressを使った共有でどうやるのかなぁ、と思いまして。何も情報なしでやるとさすがにわからん、ということで少し調べるとまぁ、情報がいっぱい出ていまして楽ですねぇ、とも。具体的には「システム環境設定」から「共有」を選んで、「ファイル共有」をチェック。これを両方のマシンで行っておいてから、後はFinderでネットワークを開いて相手のコンピュータを選択。
 で、パブリックフォルダにいれてやれば共有完了ということで。
 まぁ今まで面倒な手順を踏んでファイルを移動させていたことを考えると、こういう直接的なやりとりはやはり便利ですねぇ。そこそこ容量の多いファイルでもありましたので、いちいちUSBメモリやらUSB接続型のポータブルHDDとか使うよりは圧倒的に楽という。また設定も楽ですね。なんか昔の印象でこういうネットワークの構築って「とても面倒」という思い込みが微妙にあったりもしたんですが。だいぶ楽になったよなぁ。
 いやはや、こう言うのも良いものです。

 そんでもって月。
 土曜日は曇で撮影できませんでしたが(そして今日も雨の予報なのでダメでしょうけど)、日を追うごとに光の当たり具合が違ってきていて、「以前みえた小さいクレーターによる影」が「今日は見えない」とかあったりとなかなか面白い。撮影条件も少しずつ変わってきていますねぇ........満月になるとシャッター速度はだいぶ速くなるんですが。今は1/100前後で良いようですけどね。もちろんズームかけていますが。
 さて、まぁ晴れた日はこれからしばらくは撮影していくことになると思いますけど。どうなっていきますかね........無事に撮れると良いのですが。

 ま、ネタもない一日だったのでこんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は冬型の気圧配置になっていくのかな? 北陸以北は天気が悪くなるようで、北のほうでは雨が雪になるところもあるようで。西日本は雲が出るものの大体は晴れるようで。関東地方はしかし曇後雨で、午後になってから降りやすくなるようで。東京で17/13という予報ですか。
 まぁ、もうちょい天気がすっきりして欲しいものです。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は今週はまぁ、忙しいです、ハイ。まぁ大イベントが待っていますので。管理人はそれほど負荷がない予定なんですがねぇ。もっとも神経を使うシーンが有ったりとか。さらに面倒な事案もあるので........例の「くそったれ」の第二弾が待っているようですので。喧嘩になるのかどうかがわからんですが、まぁ、向こうも「そういう目」で見ている感じですので。
 なんでまぁ高圧的にやられるんだか。結構ストレスですよ、ハイ。

 ということで以上で。
 まぁ、無事に乗り切りたいです。また、後日..........




2010/11/14
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 とりあえず、朝は9時半過ぎ頃に目を覚ましてしばらくうだうだとやり、結局10時に起床。そのまま午前中はボヘっと巡回しつつnatureの記事を読んで過ごしていましたかね、ハイ。まぁ、他にももろもろとあったりもしたんですが。で、正午になってから家事を若干挟みつつ、とりあえずYs Originの方をやっていまして。で、やっとこさ一人目をクリアーしたので、今度はもう一人の方をやってみようか、ということでやっていたらあっという間に夜に。さすがにこのままでは、ということでそこからはしばらく仕事をしていましたかね。
 で、仕事も終わってからさらに「仕事のための調べ物」というか。ある意味仕事ではあるんですが、ちょいとソフトウェアを探してあれこれと。まぁ、なんか良いものが見つからんなぁ、と思うものはあるですがね........いやはや。
 ま、そんな感じで過ごしていまして、とりあえずは一日が終わり。
 なんというか充実感があるんだかないんだか........

 そして昨日は雲が多めの一日。
 晴れ間が見えることもあったんですが、なんか雲が多かったですねぇ。黄砂も飛んできたという話も聞きますけど。まぁ、実際にどれくらい影響があったのかが良く解らんですがね、居住地域では。ただ、夜になるとだいぶ雲が多くて空というか、月がはっきりとは見えずでしたか。気温は全体的には暖かめかなぁ、とは思いましたけど。なんであれ、動くには適している時期ではありますな。

 ところで、最近月を気にしているんですが。
 なんでかというと、新しく買ったデジカメの性能を見ているんですけどね。いやぁ、以前が800万画素、今が1410万画素なんですが、えらくまた月がよく見える。以前は「模様」レベルだったんですが、今回ははっきりとクレーターの陰影も見えまして、なかなか楽しい。さらに楽しいのは、ちょうど水曜日あたりから撮っていたんですが、徐々に明るくなっていく月の様子がまたわかって楽しいという。海(月における意味での「海」)の境目に影があったのに、徐々に影が後退していってその代わりに小さなクレーターがよく見えるんですよねぇ。
 いやぁ、デジカメの能力が恐ろしい。
 家人に見せたら感心していましたけど。マニュアルでの撮影でちょこまか実験も兼ねてやっていますが。まぁ、こういう感じで覚えていくんでしょうね、操作方法。

 で、Ys Originは終了。
 主人公の一人であるユニカ=トバでのプレイですが。まぁ、以前切り上げたところがラスボス前の中ボス戦からだったということで........実際にあっさり終わってしまった感はありましたか。もっとも、ラスボスは「どうやって倒すんだ?」というのがありましたけど。まぁ、元々のYsをやっていた人には(無論Ys1と2のみを指す)「あぁ、そういう感じでつながっていくのね」というのがわかるんでしょうかねぇ。
 で、とりあえずユニカが終わったので、ユーゴ=ファクト編で今度はプレイ。以前は8時間以上かかったところに3時間で到達していますが(^^; まぁ、しかしなんというか、レベルがひとつ上がるだけで難易度が結構変わるゲームですので、「詰まった」と思ってもいがいとあっさり行けたりします。全体的なゲームバランスは良いかと。遊びやすさもあるのでつらつらとやって行くには良い感じのゲームですね、これ。
 Xanadu Nextの時もそうでしたが「日本的なゲーム」という感想ですが。ちゃんと「遊べる」ので楽しむことはできます。まぁ、ストーリーがちと個人的には今ひとつ的な感じもなきにしもあらずですが(^^; いや、「ストーリー」というか「展開」かな? 相当にベタですので。ここらへんで新しいものを求める人には多分微妙ん感じはあるかなぁ、と。
 まぁ、とりあえずユーゴ編が終わったら後一人分のシナリオがアンロックされるそうで。そこでまた見えるものもあるんでしょう、ストーリー的に。
 ま、チマチマとやっていこうと思います。

 で、久しぶりにnature.comを見ていまして。
 今週は統合失調症の特集があったのね......文章長いんですが(^^; natureダイジェストで出てくれるといいなぁ、などと思いつつ.......Schizophrenia: The drug deadlockとか、Schizophrenia: The making of a troubled mindとか。時間があったら知識の更新の意味も込めて読んでみるのも良いのかなぁ、とも思っちますけど。
 忙しいんだよなぁ。
 で、とりあえず通常のニュース記事を見ていると......ある意味ドーパミンつながりで、Motor disorder could have stress-fighting solutionという話。研究でパーキンソン病の原因の可能性と潜在的な治療の可能性が示されたという。
 読んでみますと.......パーキンソン病の患者において、特定の神経細胞が死んでしまうものの他の神経は相対的に影響を受けていない − しかし何故か? 今日Natureに発表された研究は、これらの特定の細胞が非常に弱いことを特定した。この発見は他の症状を治療するために認可された薬剤がこの病気の進行を遅らせる手助けをすることを示している。
 ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を放出する問題の神経細胞は、黒質(substantia nigra)と呼ばれる運動機能に関わる脳の領域にある。この細胞が死ぬと、患者は徐々にその動きの制御を失ってしまう。
 研究者達はこの細胞が酸化ストレス(oxidative stress) − 細胞のエネルギー生産器官であるミトコンドリアが酸素を含む毒性分子を過剰に作り出す事によって死んでしまう東亜が割れている。しかし誰もなぜ黒質のドーパミン生産神経細胞が特に標的となるのか知らなかった。
 これらの神経細胞はその継続的な周期性の電気的な活性という点で例外的である。この生来のペースメーカー的な信号によって開かれる細胞膜のイオンチャンネルは、この細胞への一定のカルシウムイオンの流入を許している。カルシウムの侵入はほとんどの細胞で短時間に一気に行われているのみである。
 カルシウムのレベルが細胞内ではきつく制御されているために、このイオンは再び外に放出されなければならない − この過程にはエネルギーが必要である。Northwestern Universityの神経生理学者であるJames Surmeierとこの研究の共著者らは、これがさらなるストレスにおかれたパーキンソン病に影響を受け易い神経で起こるのかどうか疑問に思った。
 このアイデアを試すために、Surmeierと同僚らは細胞の酸化状態に対して感受性のある蛍光タンパク質を発現する組換えマウスを作った。それらはドーパミン生産神経細胞のミトコンドリアにあるタンパク質を発現する。
 研究者達がこのマウスの脳を調べたとき、彼らは黒質のドーパミン放出細胞が実際に近隣の脳の領域にあるものよりもずっと多くの酸化ストレスにあることを発見した。このストレスはチームが細胞へのカルシウムの流入を阻害すると減った。
 研究者達はまたこの神経細胞が防御機構を持つことを発見した。この細胞は定期的にミトコンドリアの膜にある脱共役タンパク質(uncoupling proteins)と呼ばれるイオンチャンネルをさらに開くことによって酸化ストレスに対応していた。
 ヒトにおいて若年性パーキンソン病に関連した遺伝子DJ-1の変異を持つマウスでは、通常のマウスよりもいくつかの脱共役タンパク質の発現が少なく、このことはこの変位が神経がストレス下にあるときの防御能力を弱めることを示している。
 Surmeierと同僚らはこの神経細胞はそのペースを作る活動のためにさらなるカルシウムは必要ないことを示しており、そのためにチームはカルシウムチャンネルを防ぐ能力の薬剤 − イスラジピン(isradipine)といったすでに高血圧の治療に認可されている薬剤など − がパーキンソン病の治療に有用であるかもしれないことを示唆する。
 Surmeierのグループの以前の研究では、この薬剤はパーキンソン病に関連した神経細胞がストレスに対して強くなるようになることを示しており、そしてフェーズ2のテストではパーキンソン病のヒトにおけるカルシウムチャンネルブロッカーの耐性はすでに実施されている。その結果は2011年の半ばにわかるだろう、とSurmeierは言う。その後、次の段階はこの治療が機能するかどうかを評価することだ;もし機能するならばこの病気の進行を遅らせる初の薬物治療となるだろう、と彼は付け加える。今のところ、薬剤治療は症状を治すのみであったが、しかしそれらは細胞が死ぬことを防げない。
 「この話は説得力があるが、しかしいくつかの粗がある」とStanford University of Medicineの神経病理学者であるBingwei Luは言う。例えば、著者らは脱共役タンパク質がこの病気の進行において重要であると明らかにしていないし、また関連した正確な分子機構を特定していない、と彼はいう。
 Weill Cornell Medical Collegeの神経学者であるFlint Bealは、DJ-1の変異はパーキンソン病では稀なケースであり、カルシウムチャンネルを阻害することはこの病気の他の携帯において同じ利点をもたらさないだろう、と警告する。それにもかかわらずBealはこの病気は重要な前進であるという。「我々は実際に病気の進行を治療するよりよい薬剤が必要だ」と彼はいう。「この治療的なアプローチはまさにそれができる潜在性がある。」

 ということですが。
 個人的にはなるほどねぇ、とも。たしかに不思議だったんですよ。「統合失調症の場合はドーパミンの過剰生産」でレセルピンの投与で枯渇させる一方、パーキンソン病の症状を出す.......なんて「からむこらむ」でも書いた記憶がありますが。でも、パーキンソン病はひたすらに運動機能を司る黒質のドーパミン生産細胞が問題で、他のものには影響がないんですよねぇ。
 今回はそういう意味では「あ〜」と思わず思ってしまった話。なるほどその神経だけが酸化ストレスに弱い変異をもつヤツがあるのね、とも。ただ、DJ-1については指摘がありますけど、実際に若年性以外の他のものではどうかわかりませんけどね。ただ、他のパーキンソン病でも同様な機構があるかもしれないですし、場合によってはこれがきっかけで大きな進歩になるわけで。
 いや、興味深い。

 後はGrowth factor makes a comeback in cystic fibrosisという話。ブタでの研究で、嚢胞性線維症(cystic fibrosis)の成長の遅滞の原因と潜在的な治療法の可能性を特定したということだそうで。
 発育の停滞は、生まれたときから嚢胞性線維症に共通したものである − そしてこの病気によって起こされる成長ホルモンの欠乏の直接的な結果である。
 ヒトとブタの両者において、嚢胞性線維症の新生児はインシュリン様成長因子(IGF1)と呼ばれるホルモンが異常なほど少ない傾向がある、と今週のProceedings of the National Academy of Sciencesに発表された。健康な対照群とは異なり、変異ブタIGF1の量は時間の経過で増えることはない。IGF1の血液濃度はいつの日か嚢胞性線維症を持った患者が後に成長の問題を抱えるのかどうかを予想するためのマーカーとして使われるであろう、とUniversity of IowaのDepartment of Internal Medicineの医者であるDavid Stoltzは言う。
 「我々はその変わりやすさを知っている − ある人の進行は早く、ある人の進行は遅い。ある者は成長に欠け、ある人はそうではない」とStoltzは言う。「IGF1の患者の部分集団は本当に重要だ。」
 嚢胞性線維症は致命的な遺伝病である:多くの患者は30歳以上は生きられない。科学者たちは原因遺伝子を約20年前に確認していた(「Human genetics: One gene, twenty years」参照)。しかしこの分野はまだどのようにこの問題がこの病気の、肺や膵臓における傷や粘液、糖尿病、不妊、弱い骨、成長遅滞といった幅広い症状を引き起こすのかを理解する努力が続けられている。
 1990年代に研究者達は嚢胞性線維症のヒトで血中のIGF1の濃度が低い事を発見しており、このことはこれが少なくとも部分的に成長の遅滞の原因であるだろうという推測につながった。2001年、研究者達は小規模の試験において9〜13歳の患者に合成版の成長ホルモンを投与することで、成長が加速するかどうかをテストした。それは怒らず、大半の研究者達はそのつながりの関心を失った。
 「我々は皆この結果に失望して次に写ってしまった」とSaint Louis Universityの小児科の専門家であり、その試験を率いたRobert Wilmottは言う。しかし今回の新しいデータに感心を持っていると彼は言う。「我々はその年齢での治療を始めることで乗りそこねた可能性がある。」
 有力な見方としてIGF1欠乏と成長の問題は直接的に嚢胞性線維症の遺伝子によって起こるものではなく、栄養欠乏と肺の炎症による副産物ではないか、というものである。今回の新しい研究は誕生時の発育不全の特徴を示すことによってこの考えに挑戦した。
 Stoltzと協力者たちは彼らが2008年に初めて登場させた嚢胞性線維症のブタのモデルという優位性があった。このモデルはマウス版とは異なり、ブタでは症状がヒトで見られるような肺の感染や炎症といったものと似ていたために、研究者達の間ではもっと興奮させるような話題であった。
 対照群と比較して、チームは変異ブタの新生仔が誕生時における血中IGF1が顕著に少ないことを発見した。さらにはこの変異新生児は上腕骨(肩から肘にかけての骨)が9%ほど短かった。
 そこで研究者達は23人の嚢胞性線維症のヒトの新生児から得られた乾燥血液のサンプルからIGF1のスクリーニングを行った。ブタでのように、この子供たちは顕著にホルモンが対照群と比べて少なかった。「データは非常にしっかりしたようなものに見える」とUniversity of Cambridgeの小児科の専門家であるDavid Dungerは言う。「ヒトの対象における問題を繰り返すための多くの努力をやってのけた。」
 嚢胞性線維症の遺伝子 − CFTR − はcystic fibrosis transmembrane regulatorと呼ばれるタンパク質をコードしており、これは細胞膜にわたって塩化物イオンの移動を手助けしている。科学者たちはなぜこの遺伝子の損傷がIGF1のレベルを減らすのかを知らないが、しかしStoltzと同僚らの研究は脳内におけるCFTRの挙動によるものであることを示唆している。
 通常、脳下垂体は成長ホルモンを放出しており、これは肝臓へと移動してIGF1の生産と放出に拍車を掛ける。研究者達は変異ブタの脳下垂体のスライスにおける成長ホルモンが異常なほど低いことを発見し、これがIGF1の欠乏を説明することができる。
 しかし、Dungerは胎児におけるIGF1は成長ホルモンに影響しないことを示唆するヒトの研究があるために、この仮説は非常にうまくはない、という。嚢胞性線維症に関連したインシュリン分泌の問題は新生児におけるIGF1生産の低下の原因であると言う方がより有り得そうだ、と彼はいう − インシュリンは子宮内の肝臓において、そして人生を通じてIGF1の生産の調整をしている。
 あるケースにおいて、IGF1が潜在的に嚢胞性線維症の治療につながるという発見がある − 特にアメリカと欧州における規制当局がすでに重度の低身長の治療のために剛性IGF1を認可しているために。
 Stony Brook University Medical Centerの研究者達は、IGF1を嚢胞性線維症の大人に対して処方するフェーズ1試験の実施をしている。しかし乳幼児にホルモンを与えて治療する前に、それは子豚に大して行うほうがスマートだろう、とStoltzは言う。

 ということですが。
 嚢胞性線維症は遺伝病の一種でして、症状は上述のとおり、白人に多いと聞きますがね。日本でも多分あるとは思いますが、ケースはそれほど多くはないのでしょうけど。とりあえず色々と致命的な症状を引き起こして若年のうちに死んでしまうということですが。原因は細胞膜での塩素イオンチャンネルの問題ということですが。水分の取り扱いがこの結果うまくいかないようで、この結果粘液の濃度が増して肺の方にも炎症を起こすようになるということのようですが。他にももろもろと症状が出るわけで、まぁかなりきつそうですけど。
 で、この原因かも、というものを見つけたということですが。ブタのモデルが結構優秀なようですけど、まぁ検証が必要だろうなぁ。でも、色々と説明できるものもあるようで。脳下垂体からの成長ホルモンを放出〜肝臓に到達してIGF1を分泌〜成長とつながるようですけど、このIGF1の血中量異様に低いということで。その結果成長しない、と。ただ、これと病気の原因遺伝子CTFRの明確な関連がまだ無いようですけど、色々とまた説明をしていくのでしょうかねぇ。制御に関連するのかもしれませんが。
 さて、どこが原因か? 肝臓? まぁIGF1の生産とCTFRによる塩素イオンチャンネルの問題が直接か間接かわかりませんが関係するのでしょうね........

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は太平洋側の沖合に停滞前線、北海道の辺りには低気圧が通過していくようで。北海道の西側では雨が降るような予報になっていますが。他の地域はだいたい雲が多いようで。太平洋側の東北以東は徐々に晴れてくるようですねぇ。関東地方は曇りのち晴れ。東京で20/13という予報と。
 まぁ、最近はちと暖かいですな。もっともこれからまた冷えていくようですが。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はまぁ休みですが仕事の方も考えなければなりませんねぇ。色々とやって如何とダメでしょうが。さて、どうなりますかね........どうなることやら(^^; 散歩は気力と時間の兼ね合いで決めることにしましょう。まぁ、起きだしてから決まるかなぁ、と思います。仕事の方はアイデアをどうするかが色々と大変そうなんですがね........いやはや。どうやってやっていこうかねぇ。
 さてさて?

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/13
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、朝は朝で眠気と闘いつつ起きだしたんですが、面白いもんで結局出勤前には目を覚ますというのがなんとも。で、そのまま職場にいきまして、色々と仕事準備が多いのでそちらに。で、朝の本格的に仕事が始まるときの1時間を使って、ちと新機軸のプレゼンの予行演習をしてから、本番。これがまぁ、なんというか。自分でもびっくりなぐらいに評判が良かったですねぇ。
 いやぁ、やってみてよかった。なるほど映像の力は強いなぁ、と。
 で、その後は若手のバックアップ(多分「こうなるだろう」という推測のもとにやったら案の定)をするなどして午前中を。午後になってからは会議が入ってからトラブル若干の後に、職員全員が「掃除ふ(夫か婦か)」になって延々と数時間の間作業をしていましたかね。えぇ.......で、やっとこさ終わってみるともう日がくれているという状況でして。
 で、その後にやっとこさ仕事ですよ、ハイ。

 ということで、帰宅したのが10時前という状況なので生存報告。
 土日は在宅ですかね。仕事があります........まぁ、もう、しようがないんですが。とりあえず頑張って乗り切ることにしましょう、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/12
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 目が覚めればアラームの5分前でして、4時台に目が冷めなくてよかったといえばよかったんでしょうけど。まぁ、でもなんとなく損したようなしていないような? まぁ、そんなことを思いつつ起きだしまして仕事へいってきたんですが、まぁなんというか、やることがあれこれと........とりあえず、冒頭に同僚の「メディアが読み込めないのですが」という質問からスタートし、同僚の「なんかPCがおかしいんだけど見てくれない?」で終わるという職場でしたかね、ハイ。
 まぁ、もちろんその間もゴタゴタしていたんですが。
 いや、もう何つぅか........色々とやらないとまずいのが色々とありまして、もう突貫作業で午前中を一気に突き抜けるという........で、午後は午後で単純作業と突貫、PCの面倒の組み合わせが入りまして、まぁ面倒で困りました、ハイ。で、終わってみて帰宅してからも仕事でしたかねぇ。いや、自分のMacBookを職場に持っていくということでして。
 ハイ、まぁ一時期代用主力機種でしたから、持っていくために余計な物消していく作業と、色々と仕事で使うようにファイルを置いておく準備やらもろもろと。
 というか、途中でMacOS X 10.6.5のアップデートが入って作業が中断してしまいましたがね、ハイ........まぁ、でもどうにかこうにか、です。

 ということで、まぁ忙しくて生存報告です。っつぅか、この更新の直前まで仕事していたので。
 今日の金曜日をとっとと乗り越えて土日は少しゆっくりやりたいんですがね。まぁ、仕事はあるんですけど(^^; いや、まぁどうにかしたいと思います、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/11
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、朝は朝で起きだしたんですが。なんとなく眠い。というのも寝付きが微妙に悪かったのがありまして.........というか、また最近3時台に一度目をさますんですよねぇ。いや、本当に迷惑というか。まぁ、しかし時間は流れるということでそのまま出勤しまして仕事準備。だいたいのものは準備が終わっていたので、ある程度余裕を持って過ごせましたかね。
 で、まぁ午前中はひたすら仕事。
 そして午後はひたすら単純作業.........ちと、まぁハードというか。眠いというか。途中で笑いが入ったのがまだよかったんですけどね。とりあえずは単純作業をひたすら行い、その後定時を回ってから「残業」で今度の職場の「大イベント」がありまして、そちらの準備の前準備、という感じでしょうかね。勉強会がありまして、それであれこれとやっていましたかね。
 で、また別件でレクチャーを頼まれたこともありまして帰りが遅くなる。
 まぁ、ということで食べて帰ってきましたかね、ハイ。

 で、まぁなんか尖閣のビデオを「流出」させたという海保職員が捕まったということだそうですが。まぁ、これもどうなるのかなぁ、と思いつつ.......どう動いても政権には痛手ですがねぇ。まぁ、公開したほうが傷は浅かっただろうなぁ、と。それどころかまだ支持が多かっただろうに、とも。
 ま、そんなことも思いつつ、とりあえず生存報告。
 今日もまた忙しそうです。

 また、後日.........




2010/11/10
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 え〜........とりあえず予定より仕事が25%増えました、ハイ........というか、監督・監視作業はまだしも若手の不安なところのバックアップに入ることになりまして、まぁもうねぇ。いや、いいんですけどね。ただ、完全にこう........精神的に疲れるんですよ、とにかく。腹の調子も微妙だったりしまして、まぁもう一日中ハードというか。さらに仕事の確認作業の「手始め」が1時間ほどあって、ここでも集中力を使い、さらにそれが終わってから残業状態で画像の修正やらもろもろと。本来ならばもうちょい早く終る予定のものがやっとこさ、という感じでして。
 なんつぅか、疲れましたねぇ、ハイ。集中力的に。
 で、そのまま帰路について帰宅してから、しばらく動画を見て過ごしまして、後はまぁ、のんびりモードでしたかね、ハイ。

 そして昨日は暖かい一日。
 明け方の冷え込みはあまりきつくなく、日中はかなり暖かい。そして風が強く吹いていましたかね........まぁ、昼間の日光の当たるところは極めてもう、暖かいというか。仕事にとっては邪魔な眠気がもう強烈(^^; まぁでもどうにか乗り切るはめにはなるんですがね。その日中は風もかなり強く吹いていまして、窓をあけるとちと面倒なことも。夕方からは風はやみましたけどね。バランスが悪いというか。
 ちなみに、最近夕方以降の南の空には木星が見えますねぇ。白く強く光っている星がそれです。まぁ、興味あれば見上げてみてください、ハイ。

 で、まぁ集中力使ってあまりネタが無いんですが。
 え〜、同僚から昨日話していて教えてもらったんですがね。高校生のサッカーの福岡大会の決勝が凄まじかったという話を聞きまして。「ま、どうせネット上に動画があると思うから見てみるわ」ということで昨日帰宅してから見てみたんですが。いやぁ、すごいですね.......1−1の同点で延長でも決着がつかずPK。キッカーが両チームから44人。つまり二巡したという.......一応、ニコニコ動画ですが、【高校サッカー】44人目にまで及んだPK戦という具合に見ることができます。
 東福岡対九国大付属だそうで。動画は13人目からスタートしていますが、トータル18分オーバーの動画となっています。というか、ハイレベルなのは両チームとも枠内なんですよねぇ........これがまたすごいものですが。集中力も相当なもので。元日本代表監督のオシムが言う「PKはサッカーではない」というコメントはよくわかりますが........同時に心臓にも悪い。これ、両チームに心臓の悪い人がいたら一発でアウトですよ、ある意味。
 どちらかが勝ったかはまぁ知らない方もいると思うので書きませんけど。興味あればちと観てみてもよいかと思います。

 ふむ、ネタが無い。
 そういえばくだらないこと考えていたなぁ........なにかというと、『1984』のネタから。小説版でちょっと書かれている主人公の属するオセアニアの国歌、Oceania, 'Tis for Thee(Youtubeへのリンクで音がでるので注意)は1984年版の映画ではちゃんと音楽がついて歌詞までつけられているんですが。
 いや、ずっと気になっていたのが「これってニュースピーク(新語法)ではどうなのよ?」という。完全に小説版を読んでいないとアウトなネタなんで、まぁ分かる人をとても絞るネタなんですがね。
 管理人は英語の素養は乏しいので、細かい部分のルールとかがさっぱりわからんのですが。少なくとも「Unfurl the banners ! Look at the screen !」の前半部分は、ニュースピークの原理からすると「Unfurl〜」は「国旗を広げよ」ということだから、「open」で代用できるのでunfurlという表現に拘る必要がなくなるよなぁ、と。さらには「Never before has such glory been seen!」の部分も、三単現のsは削除対象だし、seenのような不定動詞は「〜ed」を付ける形で統一されるので「seed」か「seeed」になるのか? となると、原作にある新語法の第11版になると相当に国歌も変わるんだろうなぁ、と。
 う〜む?
 ちなみに、「ニュースピークって何よ?」というと、この作品の世界では「言語の破壊」活動が非常に盛んに行われていまして、本来の意味をどんどんなくして、言葉を削り破壊していくことで思考の範囲を狭めていこう、という動きがありまして。その結果、国を支配する党による権力の維持をより一層強めようというものでして。かわいいものとしては、不定動詞の変形を全部変えてしまうというものでして、これは逆に受験生には都合が良い(笑) 例えば「think」の過去形「thought」は廃止されて「thinked」にするというように、過去形と過去分詞は全部「〜ed」を付けて解決。同様に動詞以外の形容詞、形容動詞等も全部改変してしまいまして、例えば「good」の上級、最上級系の「better」「best」という変化は「gooder」「goodest」という具合に統一。でもこれも都合が悪いから、さらに「plus-」を、最上級では「doubleplus-」を付ける形にしてしまえ、という。複数形の変形も全部「s」あるいは「es」を付けるだけに統一するという形にしまして、例えば「man」の複数形は「men」ではなくて「mans」、「ox」の複数形(忘れている人も多いだろうなぁ)も「oxes」にしてしまうという。
 うん、受験生にはありがたい(笑)
 他にも例えば「good」の対になる「bad」も廃止......どうやって? というと「un-」を付けてしまえと。つまり「ungood」にしてしまえば「bad」なんて言葉は廃止。「warm」も「uncold」で表せられると。他にも色々とあるんですが、ここらへんはまぁ原作読んでください。よく考えてあるので。造語も自由自在だしなぁ。
 で、最終的にこの結果どうなるかというと言語を破壊して意味をどんどん制限する。例えば「自由」を意味する「free」は政治的自由、身体的自由の意味を廃して、将来的には「tax free」(免税)とか、原作に頼れば「シラミから自由である」とかそういう意味に使うことのみ許されるという。そういう定義なれば、最初から「政治的、身体的自由」は存在しなくなる=思考が制限される=党による権力の、都合の良い支配が維持可能、という流れになるわけでして。
 そんな世界にあって歌の歌詞とかみたらもう、当初の意味が全部変わるという恐ろしいことに。
 ちなみに、このニュースピーク的な意味の使い方は当時からすでにいくらかありますし、現代でもありますね。本来は原作にはないけど、ある意味オーウェル的な感じなのでそのまま『1984年』が元ネタ扱いになった言葉とかありますが。例えば日本人は当初から得意な言葉の「省略」。国際的にはコミンテルンとか。作中に出てくるイングソック、ミニパックス(平和省:ministry of peaceの省略)、ミニラブ(愛情省:ministry of loveの省略)、ミニプレンティー(豊富省:ministry of plentyの省略)、ミニトルー(真理省:ministry of truethの省略)といったものもそう。「リストラ」という言葉も省略形ですね.........日本はここらへんは得意。そして作中の「二重思考」的な感じの言葉の使い方で、原作にはないけど「本来の意味とは違う形で都合よく使われる言葉」に「ダブルスピーク」というのがありまして。これは例えば「リストラ」が本来は「restructuring」、つまり構造改革という意味で使ったはずなのに、今は完全に「クビ」を意味する言葉になっていますが。
 まぁ、現代もオーウェルは生きているなぁ、と思ってしまいますがね。

 とダラダラ書いたところで以上で。
 さて、今日は西高東低の形になるのかな? まだ安定ということはなくて一過性のものかと思いますが。とりあえず北陸以北の日本海側は雨となるところが多いようで。他の地域は晴れますか。東京で17/9という予報と。
 まぁ、下がるようですな。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人はとりあえず、仕事です。ひたすらのチェック作業とか待っていますがね.........いやぁ、どうなることやら。色々とやっておきたいものもあるんですがねぇ。まぁ簡単には進まないようです、ハイ。というか、もうちょい安定というか落ち着きが欲しいんですがそう簡単には、というパターンのようですね、ハイ。とりあえずは頑張って乗り切っていきますかね。
 いやはや........

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/09
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえずはまぁ、出勤してからもろもろとあったんですが。小隊長代理というのはあったんですが、面倒なのは比較的なくてまぁ安心。ということで開いている時間を使って先の予定関係やら(若手の指導の問題もあるので)、印刷物をもろもろとやっていたりとか、よそのバックアップやったりやらであっという間に昼に。午後は午後で仕事がゴタゴタとあったんですが、最終的には小隊長代理業でまぁ面倒なのがあったりと。
 というか、セッティングは良いのだが電話が繋がらんのはいったいどういう事だ?
 ということで、その後とりあえず時間が来てまぁやることもやったということでそのまま撤収。で、帰りの途上明日から予定される「単純作業」の対策としてちょこまかと買い物をしてから帰宅しまして。で、帰宅してからYs Originの方を、多分ラスボス前という段階まで持って行きまして(ラスボスでなくてもその前座という付近か?)一息つけば結構な時間に。
 ということで、まぁちょこまかと作業をしてこの時間という感じですね、ハイ。

 そして昨日は暖かい一日でしたか。
 朝はまぁそこそこ冷え込むんですが、それほど冷え込みも弱いとも思えず........まぁ、体調やら人によって感じ方は違うでしょうけど。ただ、マフラーするほどか? と駅で見かけて思うものはありますが(^^; 日中はだいぶ暖かめ。というか、昼過ぎに日当たりの良いところは地獄ですね........というか戦場です。睡魔との戦いという意味においてですが。
 まぁ、とりあえず今日も暖かいようですが........急転直下が迫っているようではありますけどね。

 そういえば携帯電話。
 昨日書こうと思って忘れていたんですが。なんか以前のらくらくホンよりもえらく電池の消耗激しい印象がありまして、なんじゃこりゃ、と。セッティングいじって試してみたんですが、あれですね。「モーションセンサー」という物を見つけまして、これを切ったらだいぶ持つようになったようですが。ある動きで色々と機能をもたらすというのがあるモードのようですが、正直いらんというか使わんというか、使いこなせないというか(^^; 通勤中はカバンの中で揺れたりしているので色々と、勝手に反応しているのかなぁ、と思ったりしたんですけど。
 まぁ、でも今までと比較すると妙に電池の消耗が激しい(二日でもう充電とか個人的にありえない)わけで。気になってこれかあれかとやってどうにかこうにか機能を覚えていくのかなぁ、とも。
 っつぅか、ヘビーユーザーは1日ごとに充電とか聞きますけど。普通の人はどれくらいの間隔なんですかねぇ?

 で、あまりネタが無いのでひとつだけ。
 スラドから空からボルト ? 工場の屋根を突き破るという話。中国新聞の記事の話題なんですが.......ボルト? ボルトに見えないんですけど、こういうボルトもあるのでしょうか? 嫌味や皮肉じゃなくて、本当に知らないのでなんですけど。
 まぁ、しかしいろいろとスレッド内で推測されていますけど。
 何も無いところから落ちることもなし。まぁ、どこかからパーツが高速で打ち出されて放射線状に落下〜打ち抜き、というパターンが現実的なシナリオなのかなぁ、と思わなくもないですが。長さ約20センチ、重さ約480gってまたでかいですねぇ。どれくらいの速度で突っ込んできたのかがわかりませんが、まぁ結構運動エネルギーはあったんだろうなぁ、とも。
 まさに「青天の霹靂」ですか。「杞憂」というのもあながち嘘じゃない?
#前者は晴れ渡った空にいきなり雷、後者は空が落ちてくる心配。

 ということで以上で。
 さて、今日は低気圧が北日本を通過していくようで。そのまま西高東低へと移行していくパターンになりますか。ということで、北陸以北は天気が悪いようですが.......北陸は特に悪くなるところもあるようで。他の地域は晴れるところが多いようですね。関東地方は晴れ。東京で20/14という予報と。
 ちなみに、水曜日の気温の予報は16/9です、ハイ。

 さて、今日は火曜日ですか。
 とりあえず、まぁ「暇だけどぼへっとするわけにはいかない」一日になりますかね。夕方もなんか集中力的に辛いんだよなぁ........いやはや。どうなることやら。今週は色々と疲れそうなのが数日間ありそうなんですが。さて、どうなっていくことやら。
 色々と悩みどころが多いですがね。まぁ、頑張って乗り切っていくことにしましょう。

 ということで以上で。
 また、後日........




2010/11/08
 さて、昨日ものんびりとした一日でしたかね。
 とりあえず、起きだしたのが9時前。なんとなくまぁ、もうちょい寝るのかなぁと思っていたんですが意外とあっさりと起きだしまして、そのまましばらく午前中は巡回したり、Ys Originやっていたりしていましたかね........というか、もうちょいでラストの様相になっていますが。後はちと仕事で頼まれた動画関係の方の扱いをしばらく........というか、NTFSフォーマットのディスクとMacOS Xとのやりとりでちと苦労していまして、NTFS-3Gとか使ってもなんかうまくいかんというので「なんでだ?」と首ひねっていましたかね。
 まぁ、Bootcamp使えばいいんですけど。
 そして午後になってからしばらくどうしようかと思っていたんですが、歩きたいなぁ、と思っていたので2時から2時間半ぐらいしばらく歩いていまして。もどってきたらもう非常に日が傾いていまして、あぁ短くなったなぁ、と思いながら帰宅。その後、早めに食事をとってから酒を飲んでいたら一気に眠くなり、8時頃には落ちていましたかね、ハイ。
 まぁ、のんびりです。

 そして昨日は良い天気の一日。
 良く晴れまして、気温も高い。昼間は上着は不要でしたかね。空気も結構乾燥していまして、歩いていると空も高くなったなぁ、と思うと同時に、絹のような雲がたなびいていましてまぁ、秋というか晩秋というか、あるいは立冬なんで冬なのかわかりませんけど。街路樹も落葉がどんどん増えてきているようで、色も変わっているのも多くなってきました。
 まぁ、個人的に好きな季節になってきています。

 まぁ、そういう事で久しぶりに歩けましたけど。
 新しい携帯電話をもって万歩計替わりにしていますけど、新しいのはまたなんか違いますねぇ........カウントが。やはり中のセンサーの精度が上がっているのかなぁ、と思っているんですが。以前のは歩数を設定して、後は振動をカウントしていただけなようですが、今回のは加速度か揺れの大きさのセンサーがちゃんとあるようで。ですので、先日上野を歩いたときは「のんびり」歩いているのが多くて歩数の割には距離は伸びていない一方、今回は歩数はその時より少ないのに「歩くために歩いた」ためか距離が伸びているという.......もっとも、こちらで思っているよりも1kmぐらい長くなっているのが今ひとつピンと来ないんですが。実際にはそれくらい歩いているのかもしれませんし、歩いていないのかもしれませんし。
 さて?
 しかしまぁ、面白いのはこの手の機能は歩数に距離、消費カロリーってのは普通にあるにしても、今のは「燃焼脂肪量」に「活動量」とかいうのがありまして。前者はそのまま、後者は体を動かした量、だそうで単位に「Ex」があてられているんですけど。1時間のジョギングで7Ex、30分なら3.5Ex、1時間歩けば2.5〜3Exだそうで。で、昨日歩いたときにある程度以上の運動量となった歩数が10266歩で、その時間が1時間11分。その時の活動量が11.6Ex........ジョギングよりも高いのはなんででしょ?(^^; 太っているから?
 やっぱりあてにはならんのか良く解らんですがね。

 そういえばPing-pongが一件
 ということでしげのーさんからコメント。
 確かに何度見てもあきなさそう。もう一回見たいなぁ、と思わせる作品なのが素晴らしい。こういうイカサマというか詐欺をしかけるにはどうすればよいか、というのをある意味丁寧に示していると言えますが。骨組みがよくできているからストーリーも面白い。でもやはり役者が素晴らしいですね。濃い人達ばっかりなのに全くもってケンカしていないのがすごいなぁ、と。
 いやぁ、色々と最後まで読めませんでした、本当に。ただ、語るよりは「みろ!」ですよね、この作品は。

 ということで今日はこんなところで。
 さぁ、色々と忙しくなる一週間がスタートです、ハイ。まぁ、頑張ります。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/07
 さて、昨日はのんびりした一日でしたかね。
 起きだしたのは9時頃。あまり寝なかったなぁ、と思いつつそのまま起きだしてしばらくボヘっとnatureやら読んでいたり、あるいは久しぶりに映画DVDを見て過ごしていまして。まぁ、楽しかったですねぇ........あとは動画をちょこまかと。そのあとでYs Originの方をしばらくやっていまして、とりあえず18階辺りだったかに突入。そこでもう夕方になっていたので、家人もいないことからそのまま行きつけの店の方へ。ただ、とりあえずあまり飲む気が起きてこなかったようで、1時間半ぐらいでそのまま撤収。
 で、帰宅してからのんびりやっていました、ハイ。

 そして昨日は良い天気の一日。
 晴れましたねぇ。散歩にもよさそうというか、とにかく穏やかで乾燥した天気の一日でしたけど。寝るにも悪くないかなぁ、と思わなくもないですが。日中の気温はだいぶ上がりましたかね。もっとも書いたとおり空気は乾燥していたわけですので、運動やらの外出には最適であったかと。言い換えると「観光地は人ごみ」ということでもあるんでしょうが(^^;
 まぁ、でもゆっくり過ごせました、ハイ。

 で、見ていた映画が「スティング(The Sting)」。
 1973年の作品。アメリカ。129分。ジョージ・ロイ・ヒル監督。アカデミー賞受賞作品。ヘンリー・ゴンドーフ役にポール・ニューマン、ジョニー・フッカー役にロバート・レッドフォード、ドイル・ロネガン役にロバート・ショウ、スナイダー刑事役にチャールズ・ダーニング、J.J.役にレイ・ウォルストン、ビリー役にアイリーン・ブレナン。
 ストーリー:1936年9月、イリノイ州ジュリエット。組織の手下であるモットーラがシカゴに売上金を運ぶところをうまく巻き上げたいかさま師フッカーと師匠のルーサーであったが、これを知った元締めのロネガンによりルーサーは殺され、フッカーも命を狙われた。ルーサーの旧友であるゴンドーフを紹介されていたフッカーはシカゴのゴンドーフを尋ねる。ロネガンの名を聞いたゴンドーフは、フッカーの復讐にのるために仲間を集める。そして仕事師たちによる大きなかけが始まった.........
 ということで、約2時間10分の映画でしたが。
 いやぁ、面白い。これがまた良いストーリー、良いテンポ、そして良いキャラクターたちから構成された作品だと。実に面白い。あっという間に時間が過ぎる、という感覚がありますが、まさにそれ。名作ですねぇ。男たちが渋くて濃い上に、ストーリーの展開がまぁ良いこと良いこと。キャラクターの立ち方ががっちりしていますし、チョイ役がまた良い味を出している。そして賭博・イカサマにある(仕掛ける側の)緊張感。意外なストーリー(後半は本当に読めなかった)の展開。全部一級品です。監督もそうですが、役者の技量が圧倒的に良すぎる。まだ当時若かったロバート・レッドフォードも良いですが、やはり全部食っていくポール・ニューマン。ロバート・ショウもまたなんというか、「サブウェイパニック」でもそうでしたが、こういうタイプの犯罪者が似合いますねぇ、本当。
 こういう軽快かつ重厚な演技をする存在感のある役者は少なくなりましたけど。いやぁ、すごい........多くを語るには間抜けという感じですが。これはエンターテイメントとして(メインテーマもあの著名な「The Entertainer」ですし)最上級品かと思います。未見で興味ある方は是非.........

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 HIV immunity is all in the amino acidsという話。世界中の研究で、結合場所のタンパク質で構造の変化が示された、ということだそうで。
 読んでみますと.......なぜHIVに感染したある人達はAIDSにまで発症しないのか? 大規模な遺伝子分析は、その答えは免疫系に対して感染した細胞の認識と破壊を手助けするタンパク質の構造での小さな変化にあるようだ。
 HIVに接触した殆どの人は最終的には彼らの細胞中のウイルスの増加によって非常に高レベルとなり、そのヒトの免疫系を損じて完全なAIDSになってしまう。しかし、このウイルスは約300人の人に対して一人の割合でこの段階まで進行しない。これらの「HIVコントローラー (HIV controllers)」はウイルスの複製を体が抑止してしまうために、治療を必要としない。
 Ragon Institute of Massachusetts General Hospitalの長で、Massachusetts Institute of TechnologyとHarvard Universityの免疫学者であるBruce Walkerは、彼がそのようなHIVコントローラーの臨床的価値を認識したときに、この研究を行うことをはじめに思いついた。「私は我々が世界中の医者に対して直接向かうことでコホートを作ることができることに気づき、そして私は我々が悪くなっていく人々と比べて良い状況の人についての遺伝子的な独自性がなんなのかを明らかにするべきであると考えた」と彼はいう。
 Walkerと同僚らは900人以上のHIVコントローラーたちのDNAのサンプルを集めた。彼らはこれをgenome-wide association study (GWAS)と呼ばれる手法を用い、通常のHIV感染者たち2600人の遺伝子コードと比較した。GWASは一塩基多型(SNP)の変異 − DNAの一文字分の変化 − をこれらの人々のゲノム中の100万ヶ所を試験し、HIVの生後に統計的に関連している300ヶ所以上を発見した。
 これらの確認された箇所全てはHLAタンパク質と呼ばれる免疫反応に関連したタンパク質のコードをしているゲノムの領域であった。研究者達は回帰分析を使ってHIVへの免疫性に最も強く関係している4ヶ所へと、彼らの調査を狭めていった。
 この統計単独でこれらの場所がHIV免疫性そのものを引き起こす、あるいは単に他のことに密接に関連しているのかどうかを語ることは不可能である。しかし、ゲノムのHLA領域のマップの詳細を使って、初期の糖尿病研究の一端を作ったように、チームはHLA-Bタンパク質の特定のアミノ酸がコントローラーたちと通常の感染者の間で違いがあることを特定した。これらのアミノ酸はこのウイルスの制御能力の背景にあるようである。「(ヒトのゲノムを構成する)30億のヌクレオチドから、我々はその違いを決める僅かな、それぞれたった3つのヌクレオチドでコードされるアミノ酸へと狭めた」とWalkerは言う(訳注:ヌクレオチド三つの組み合わせでアミノ酸が決められるので)。
 HLA-Bはウイルスの攻撃に対する人体の免疫反応で重要な役割を果たしている。ウイルスが体に感染したとき、ウイルスは宿主の細胞を乗っ取ってウイルス性のタンパク質を生産する。HLA-Bはペプチド − これらのウイルス性タンパク質の短い一片 − をつかんでそれらを細胞膜へと運び、ここで免疫系によって破壊されるための細胞のフラグとなるマーカーとして活躍する。コントローラーとそうでない人たちのあいだで違いが見られた、6つのアミノ酸の中の5つが、それらのウイルス性タンパク質に結合するHLA-Bにより使われる構造上のポケット中にあることがわかった。
 南アフリカでの小規模な研究ですでにHIV免疫にHLA-Bが関わっていることが示されているが、しかし「今回はHLA-Bがもっとも重要なタンパク質であることを確認した」とUniversity of OxfordのInstitute of Emerging Infectionsのco-directorである免疫学者Rodney Phillipsは言う。
 Walkerのチームによって確認されたこのアミノ酸中の変化は、どのようにHLA-BがどのようにHIVからウイルス性のペプチドを免疫系に示すのかを変えるが、しかしどのようにこの過程がコントローラーと通常のHIV感染者で違うのかは謎が残る。「我々は正確な機構を決め、何が起きているのかを正確に明らかにしようとしており、そのためにさらに行わなければならない研究が明らかにある」とWalkerは言う。
 他の病気への免疫反応の研究はまた、HLAタンパク質の結合部位におけるアミノ酸であることが示唆されている、とPhillipsは言う。「もしはまり込むのにわずかに違う構造を持っていれば、わずかに違った順序でペプチドを結合するか、わずかに違った(タンパク質の折り畳みの)コンフォメーションができるかもしれず、そしてそれはより良い免疫反応を引き起こすのかもしれない」と彼はいう。
 しかし、この研究が治療やワクチンにまでつながるには長い間時間がかかるだろう。「我々はこれを転用するのには長い道のりが待っているが、しかし今回の興奮する部分は、このGWASが我々を免疫反応に導いたことだ。それが免疫反応を操作するために、ワクチンにとってそれは良いニュースに生る」とWalkerは言う。「我々は今何を引き起こせばよいのかを知ったために、これが我々により良い反応を引き起こす方法を開発する手助けとなるだろうことについては、注意深く楽観的だ。」

 ということですが。
 ちゃんとHIVに感染した細胞も提示されれば免疫系による排除対象になるわけですが、通常のHIV感染者ではこれがうまくいかずに最終的に免疫系が乗っ取られて不全となり、そのままAIDSを発症することになりますが。しかし、一部の人達「HIVコントローラー」はこの提示がちゃんと出来るらしいということのようで。その抗原提示細胞HLAの中のHLA-Bの構造が通常の人たちと違うとか。結合部位の構造の違いということのようですが、まぁ30億のDNAから4ヶ所まで特定できたというのがすごいですねぇ。
 まぁ、情報があればタンパク質の折り畳みの違い=構造の違いを示すことができるわけですが。それが出来れば研究に一役かうことになりますけど........
 HIVへのアプローチは多数ありますけどね。HIVそのものの研究もあればこういう免疫系への研究もある。咬み合って対抗できるようになるのはいつですかねぇ..........少しずつ近づいているのかなぁ、とは思うのですが。
#そしてある日突然最終回答に近いようなのができるのか?

 後はBisphenol A goes through the skinという話。ビスフェノールAについてですが、レシート(till receipts)は潜在的なこの問題のある化学物質の暴露源になっているということですが。
 二つの研究が、議論の的となっている化学物質ビスフェノールA(BPA)を舞台へと引き戻している。ある研究で、この化学物質は用意に皮膚を通過してくることを発見しており、一方の研究では定期的にBPAを使ったレシートに触れている人たちは、平均よりも多くこの化学物質が体内にあることを発見した。両者をあわせて、この発見はプラスチック製造に幅広く使われているこの化学物質のより厳しい規制を求める動きを強めるだろう。
 BPAは西側諸国の人々の殆どで見つけられる。動物の研究では、多量になると有害であるが、低量でも有害であるといういくつかの証拠は、まだ規制当局に対してこの化合物に対する断固たる措置を取らせるほど確信を持たせてはいない。
 この化学物質は体内でエストロゲンの効果を模倣し、そのために健康に関する問題が特に妊娠した女性の為に持たれ、そしてある科学者たちもまたBPAを含む乳児用のボトルの使用を控えるようアドバイスをしていた。
 BPAは一般的には食品や飲み物の放送に使われており、ここでは通常複雑なポリマーにこの分子は固定されている。しかし、レシートに主に使われている感熱紙にもその存在があることについてまた関心が出てきた。感熱紙にはこの化合物は自由なモノマーとして存在しており、これは他の食品包装で見つかる携帯よりも容易に体内に吸収される。
 French National Institute for Agricultural Researchの毒物学者であるDaniel Zalkoと同僚らは、自由な状態のBPAは実際に「効果的に」皮膚を通じて吸収されることを示した。Chemosphereに発表されたこの発見はなぜ理論上食品や飲み物を通じて入り込むよりも一般の人々におけるBPAのレベルが多くあるのかを説明する手助けとなるだろう。
 皮膚の曝露の量を調べるために、研究者達は放射性物質で標識したBPAを得て、豚の耳の皮膚を通じてその放射性物質の動きを観察した − この部分は幅広く人の皮膚のモデルとして使われている。彼らはより小さなヒトの皮膚のサンプルでも実験を繰り返した。
 豚のモデルにおいて、BPAの約65%は皮膚を通じて広がっていた。人の皮膚でや約46%であった。両者の組織はBPAを代謝できた。
 この発見は、レシートの扱いは気をつけるべきことを示唆している、とZalkoは言う。「我々が人々にポリカーボネートを使った子供用のボトルを使わないようにしているのと同じ方法で、妊娠中の女性にはこの種の紙に触れない、あるいは触ったら手を洗うようアドバイスするのが良いかもしれない。」
 Zalkoと彼のチームの発見は対照的なアプローチを行ったほかの研究によって支持される。Harvard Universityの疫学者であるJoe Braunと彼のグループは、289人の妊娠女性の尿中のBPA濃度を調べ、そして職業別にこれらのデータを分けていった。
 普通の人よりもずっと多くのレシートを扱うキャッシャーは、最も出産前の尿中のBPA濃度が高く、2.8μg/gであった。対照的に教員は1.8μg/g、工場の労働者は1.2μg/gであった。
 BPAにさらされる工場労働者における以前の研究では、もっと高い数値であった。BPAの曝露と男性の性機能の低下の関係をつなげたある研究では、労働者の1/4が467μg/gを超えていることを発見している。
 彼のサンプルには17人のキャッシャーしかいないにもかかわらず、Braunはこの発見をZalkoの研究も少なからずあることから「かなり自信過剰な」ものであるとい言う。「BPAは皮膚を通じて吸収されることができると推測するのは合理的だ。」
 Braunは一日にレシートをに枚しか扱わない人にとり、感熱紙は主な曝露源にはならないだろうという。キャッシャーで働いている妊娠女性はしかし気をつけるべきだと彼は示唆する。「私は十分に警戒して我々が有害であると考えているものへの暴露を避けるべきだ。」

 ということですが。
 最近は環境関係というと温暖化に押されたためか、環境ホルモンという言葉を聞かなくなってきましたが、その環境ホルモンとしてよく槍玉に挙げられたビスフェノールA 、BPAの話ですね。経皮吸収がある、ということがわかったということですが最大の問題は「レシートの感熱紙に使われている」ということのようで。そこからの吸収が結構ある、という今までの中では「意外な」発見があったということのようで。
 へぇ、としか言いようがないですが。
 実際に代謝はされるようですがね。血流中にはどれくらい行くのかとか、一日の暴露量が分からんのでなんとも言いづらいものもあるんですけど、ただある意味驚くべきものではあるかと思います。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が東に徐々に移動していくようですが。この影響で谷間に入る中国・四国地方は雲が多いようで一部太平洋側で降ることがあるようで。沖縄も雨ですか。他の地域は大体晴れるようですね。関東地方も曇後晴れ。東京で20/12という予報と。
 まぁ、暖かくなるようで。

 さて、今日は日曜日ですか。立冬だそうですけど。
 とりあえずまぁ、今日はのんびりやりますけど。仕事も若干? というか仕事の準備のための準備、というのがありまして。画像を選んでいくんですが、ある意味半分趣味を入れられるので、まぁ楽しいといえば楽しいのでしょうけど。散歩も出来ればしようかなぁ、とも。映画も見たいなぁ、と思ったりもしていますけどね。
 まぁ、どうなるか?
 とりあえず、起きてから決めることにしましょう。

 ということで以上で。
 また、後日..........




2010/11/06
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 とりあえず、朝は朝で例の尖閣の動画が流出、ということで真っ先に動画を確保してみたりしましたが(^^; で、そのまま出勤してまぁ比較的平穏な午前中の仕事を経ていましたが.........午後からはひたすら単調な作業をあれこれと。で、並行してバックアップ業務もやっていたりしていたんですが、例の「クソッタレ」の件でその長からこっそり呼ばれて注意されました、ハイ。個人的な注意、という物ではあるんですがね.......まぁ、納得いかんのもあるんですが、とりあえず我慢という感じで。
 えぇ、だいぶイライラしていますよ、この件は。
 そもそも全体でのコンセンサスを作ったり、あるいは合意事項の確認なども一切しなかったくせに「当然でしょ?」の一言で現在つつかれていますので。よそじゃ違っているケースもあるんですがねぇ。流浪の身の人間としてはそこら辺は言えるんですが..........とにかく槍玉に挙げられてしまったのがなんともついていませんが、まぁ見返すのは好きなので。というか、適当に人間関係壊さない程度に「仕事」として豪快につつき返したいんですけどね、ハイ。
 というか、このイライラっぷりは喧嘩になりそうというか険悪になりそうな感じはあるので、自分でもだいぶ気をつけてはいるんですがね..........あぁ、面倒くさい。思い返すともっと前から火種はあったんですが、まぁなんとも。波長が合わない人ということもあるんでしょうがねぇ........って考えているとまたイライラしますけど。まぁ、だいぶ鬱憤が溜まっているということなんですが。
 ここまで来ると粗探ししてきそうだからなぁ........何かあれば喜んでつついてくるでしょう、嫌味たっぷりに。あえてしっぽを踏むかどうか、という問題もありますがね、ハイ。
 ま、そういう鬱憤が溜まっている状況はともかく、ひとまずやることは終えてみれば外は暗くなり、そのまま撤収。
 帰宅してからはのんびり、という感じです。

 で、まぁ尖閣の問題もなんですが。
 いやぁ、見事にリークですね。一個人かわかりませんが、少なくとも国会で閲覧を許された社民党と民主党のある議員が言っていた「これは衝突というほどなのか?」という事については、「眼科か精神科行け」というのが所感ですかね。どんだけ好意的に受け取っているのかがよくわかりませんが、なんであれ火種がまた出てきたというのは確実ですけど。
 個人的には、「悪意ある衝突」で(中指立てていましたな、中国船の船長は)釈放は完全に政治的決定、そしてビデオの公開はするべきであったと考えています。というか、あの前線にいる海保の人達が報われませんな、本当。ここらへんは感情的なものもありますが、政治的・外交的に考えれば優位に持っていけるものはあるわけで。釈放の頃に同時にやっていれば、とりあえずしばらくやかましくやって今頃鎮静化していたでしょうにねぇ。APECでどうにか、という手はずに持って行けたでしょうが。どう考えてもこういうパターンになると政府のシナリオには最悪になりそうで。
 まぁ、でも結局政権がどうしたいのかが見えないのが原因ですがね。
 長期的に見ていればチャイナリスクが如何に大きいかがよくわかるパターンでもありましたし。依存から脱するにも調度良いのでは? と思っています。

 ということで今日は生存報告。
 まぁ、土日は気分転換の方向で。多分時折いらいらするでしょうがこればっかりはしばらくは無理そうです。

 また、後日........




2010/11/05
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 とりあえず、まぁ朝は朝でなんとなく眠いような微妙な状態で起床しつつそのままどうにかエンジンを掛けて出勤。そのまま仕事という事になったんですが、まぁなんというか。久しぶりに開いている時間が多めという........ということで、慌ただしい中で普段やっている仕事を比較的のんびりと出来るという、非常にありがたい一日でしたかね、ハイ。
 まぁ、もっともフルで暇とかそういうことは全くなく、バックアップがゴタゴタ入ったりやら色々と忙しくなる局面もありましたけど。まぁ、でもとりあえずは順調に進んだのかなぁ、とも.......自分のやる範囲では、ですけどね。ただ、まぁ先日の「クソッタレ」という羽目になった件で、次の「クソッタレ」が生じそうな気配があって、色々とまぁ、ねぇ。というか、だいぶその担当の人間に嫌われたようで。
 まぁ、こっちとしては「自分の領分を果たしていないのに?」と思うんですが.........まぁ、次にどうなるかがわからんのでまだ我慢........というか、そういう部分の体制がおかしいんだよなぁ、うちの職場。気にくわないものが通勤時間とその点だったりしますが。次にまたやってくるのかなぁ、と思わなくもない。ですが、二度目はやらせない予定ですので、まぁこっちもどこまで感情的にならずに(これが難しい)押し切るかという問題はあるんですが。
 さてさて........
 で、その後は帰宅してからのんびり食事をとってからYs Originを若干やって過ごしていましたかね、ハイ。
 まぁ、とりあえずは比較的楽ではありましたか、ハイ。

 そして昨日は秋晴れの一日。
 朝は冷え込みましたけど、日中は暖かいという。直射日光のところはかなり暖かくて眠くなりますねぇ、これは。上着脱がないと暑くてやってられない、というか事務所も日当たりがそこそこ良いのでこれがまた「ぬるい」というか。これが困りましたかね、ハイ。いや、本当に気を抜くと眠くなりそうになりますが........
 ま、布団の魔力が徐々に、という気配も。
 これから順調に気温は下がるのでしょうか?

 で、一冊読了。
 『3001年終局への旅(3001:The Final Odyssey)』(アーサー・C・クラーク著/伊藤典夫訳/早川書房)。2001年から始まったシリーズの最終作ですが.......2061年は入手できていないので読んでいませんけど(^^; ストーリーは豪快ですね.......『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号の乗員にしてHALにより宇宙空間へと放出されて死亡したと思われたフランク・プールは、3001年に海王星軌道付近で回収された。蘇生したプールは、1000年の世界の変化のギャップを感じつつも徐々に適応し始める。そして仲良くなった彗星捕獲船船長とともに、元木星にしてエウロパの「太陽」となったルシファーとエウロパを見にガニメデへ向かうが、そこで待っていたのはデビッド・ボウマンとHALの融合体であった........
 ということで、まぁ読みましたけど。
 『2061年』はあまり読まなくても関係ない、と言われたんですが、とりあえずHALとボウマンが融合したとかそういう話は2010年のラスト付近で示唆されたようにも思えましたので、それさえ理解すれば全く違和感なく読めたかなぁ、とも。とりあえず、『2001年〜』にあった重々しさと神秘性というのは『2010〜』も本作もあまり感じないのですが、話としては面白かったですかね........ただ、やや後半に突然進むような印象はありましたけど。キャラクターはだいぶ絞られていて密度は高いので、なかなか良かったのではないかと。
 というか、オチがすごいなぁ.........(^^; ちょっと意外? そしてボウマンたちは......と思うとなかなか複雑ではありますが。
 結構そういう意味ではあっさりめ? 読みやすかったので実質3日の通勤時間で読めましたがね.........ま、シリーズを読んでいる人は読まざるをえないでしょうねぇとも。シリーズを読んでいない人はまず手には取らないでしょうね。ということで、シリーズを読んでいて未読の人は、ちゃんと締めくくりを、と思います。ハイ。

 で、Ys Originはなんですか。
 前半かと思ったら中盤になっていました、ハイ。一応セーブポイントである女神像が大体半ばにきているので(数が決められている)そうかなぁ、と推測できるのですが。まぁ、遊びやすいですけど。色々とマップをちゃんと見ないと得られるものも得られないかなぁ、という感じですねぇ........そういう意味で探索には気をつけないといけませんが、やっぱり基本的にはサクサク進む感じですね。
 今はとりあえずハーモニカ使ったあとの探索が一通り終了しそうな気配です、ハイ。
 土日にでも集中して解くか.......? まぁ、裏シナリオやらもあるらしいんで色々と気にしようとは思っていますが。

 ま、こんな所で以上で。
 さて、今日は西日本から高気圧が入ってくるようですが。北陸以北の日本海側は天気が悪く雨が降るところが多いようで。他の地域は晴れるようですね。関東地方は晴れ。東京で18/11という予報と。
 まぁ、朝夕は冷えるようですが........と、夕方から夜にかけて木星が綺麗ですな、ハイ。明るいのはそれですので、よろしければ見てやってください........ルシファー化していませんけどね(笑)

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は仕事仕事仕事、ですが。面倒なのがちとありますが、まぁ時間内には終わるかなぁ、と期待しています。ま、色々とやるのはあるんですが、うまく乗り越えていきたいものです、ハイ。というか、「クソッタレ」の件がこれからストレスにならんように気をつけたいですね、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/04
 さて、昨日は文化の日の一日でしたが。
 朝は9時半頃に起床しまして、そのまま午前中はゆっくりとnatureやら読んでみたりして過ごしていましたかね。まぁ、なんというかのんびりモードというか.......あまり何もしたくないというか。その後、昼過ぎてからは散髪に出まして、だいぶすっきりと。まぁ、これで年末まではというつもりなんですがね........これで前髪が邪魔、というかメガネが髪の毛で汚れ無くて済みます。
 その後、帰宅してからAoxさんからボムられたYs Originの方をやり始めてみまして、そのまま延々と。夕食を挟んで3時間ほどやっていましたかねぇ.......まぁ、とりあえずそれで一日が終わりという。
 というか、水曜日という気分が余り無い一日でしたけどね(^^;
 休養でした。

 そして昨日は良い天気の一日。
 よく晴れていまして.......まぁ、遠くには雲が見えるなぁ、というのはありましたけど、良い天気。散歩にはもってこいですかねぇ、上着なしで歩くには良いというか。少し汗はかきますけど、空気の質がだいぶ変わっていまして乾燥しているというか。街路樹も黄葉がだいぶ進んできて、落葉も徐々に本格化するのかなぁ、と思いつつ散髪に出ましたけどね。
 まぁ、外で遊ぶには良い休日ではなかったかとおもいます。

 で、Ys Originですが。
 これでFalcomものが3連発(^^; まぁ、ともかくグラフィックの雰囲気がXanadu NEXTをデフォルメ化した感じでしょうか。キャラクターが小さくなっていますが........遊ぶスタイルはXanadu NEXT、RINNEのDiablo型とは違って、キーボード操作が前提となっているアクションゲームですね。難易度は低め、かなり遊びやすいですが........結構レベルもサクサク上がるというか。3時間のプレイでレベル20。どこまで上がるのかが良く解らんのですがねぇ(^^; まぁ、序盤が終わって前半戦の真っ只中という感じなのかなぁ、とも。
 ま、遊びやすさという意味では本来のYsの唱えていた部分かもしれませんけどね........当時を知っている人はわかるかと思いますが。まぁ、正統進化したタイプのゲームなのかと思いますけど。
 ストーリーは元々のYsのさらに700年前という設定で、地上からイースが浮き上がった経緯(早い話侵攻があったということで)が最初に説明されており、レア、フィーナの二人の女神が悪魔どもがいる地上に降りてダームの塔に入っていったのを、女神に仕える人々が捜索しはじめた、という感じになっていますが。プレーヤーは二人選べるようで、一人は初心者用になっていますが、そっちは選ばずにやっています。それでも難易度設定ができますし、まぁ別にいいのではないかと思いますが。
 パッド、キーボード、マウス+キーボードのプレーができるようになっていますが、一応管理人はキーボードのみのプレーでやっています。まぁ違和感はないかなぁ.......ボスクラスでなかなか勝てない場合はレベルアップして出直すとあっさり、というケースが多いですし。レベルアップも1個あげるのに何時間もかけるという感じでもないですからね。まぁ、遊びやすいというか........というか、「ダームの塔」という名称はまだないのね。
 ロダの樹に兄弟がある設定になっていますが、出会ったのは兄だけ、しかもゲームの冒頭ですが。まぁ、どういう具合にこれから進むのか.........?

 で、巡回してnature.comを見ていまして。
 Massive neutron star is exactly thatという話。これは先週のかな? 今まで観測された中で最大の脈動を起こしている星は、エキゾチック物質理論に疑いを投げかける、と。
 読んでみますと.......中性子星はその名に従って存在している。今まで観測された中で最も重たい脈動星(pulsating star)から放たれる電波の計測は、それは実にある理論が提案しているようなエキゾチック粒子ではなく、中性子で出来ていることを示唆している。
 中性子星はある種の通常の恒星が超新星爆発による爆発のあとで残される死体である。標準的な天文学的モデルによれば、物質はその恒星の核内で非常に堅くなるまでに圧縮され、原子核はその構成粒子である陽子と電子が分解して両者が衝突して、中性子になる − 故にこの星の名前となっている。しかし実際には天文学者たちには、そのような高密度状態に起こる物質に何が起こるのかについては殆ど知らない、とNational Radio Astronomy Observatoryの天文学者であるPaul Demorestは言う。彼は「中性子星」という名称は間違った名称であるかもしれないことを示唆している人物である。対立するモデルでは、この天体は中性子を構成するもの − 自由クォーク(free quark) − あるいは「ハイペロン(hyperons)」といった他の種類のエキゾチック物質から出来ているのではないか、と示唆している。
 どの理論が正しいのかをテストする一つの方法は中性子星の質量を計算することであり、これは各モデルがその質量に異なる上限を予想しているからである。今日のNatureにおいて、Demorestと同僚らは太陽のほぼ2倍の質量を持つ中性子星について報告した − これは以前報告された記録保持者よりも約13%も大きいものである。
 この研究者達はNational Radio Astronomy Observatory Green Bank Telescopeを使ってJ1614-2230と呼ばれる回転する中性子星を調べた。この星は連星系(binary star system)の随伴する「白色矮星」のもう片方として起動を巡っている。この中性子星は定常的にミリ秒の間をおいて電波を放出しているが、しかし各パルスが地球へ向かう途上で白色矮星を通過することにより遅れており、これはこの白色矮星の質量とお互いの星の軌道に依存している。
 この「シャピロディレー(Shapiro delay)」は一般相対性理論の、重たい物体の重力場の時計はより遅くなり、そして電波も遅れていく状態の影響である。シャピロディレーの計測、この恒星の軌道と中性子星の速度の期間を組み合わせて、科学者たちはこの中性子星の質量を計算した。
 過去にも他の重たい中性子星の不確かな報告があったが、フォローアップにおけるシャピロディレーを調べた観測では、高質量を確認することに失敗している、とLafayette Collegeの天文学者David Niceは言う。「これはより重い中性子星が存在するかどうかを明らかにするシャピロ効果の美しいデモンストレーションだ」と彼はいう。
 報告された中性子星の質量は、ほぼすべての既存のエキゾチックモデルにより予想されたものよりも上回っており、中性子星が中性子以外のものから出来ているという可能性を弱めた、とDemorestは言う。
 しかしState University of New Yorkの天文学者James Lattimerは、この研究者達の結果に沿って彼らに帰すために、エキゾチックモデルにおける粒子の間の相互作用の強さの制御するパラメーターをいじることは比較的簡単だろう、という。「これらのエキゾチックモデルを完全に除外するためには、恒星の半径も知る必要がある」と彼はいう。
 この星野半径を計算するための研究は行われている。しかし、それにもかかわらずこの中性子星の高質量は天文学者たちに、どのように連星系が進化していったのかについてのモデルを再考させるものだ、とLattimerは言う。コンピューターシミュレーションは、連星系の中性子星は太陽の1.2〜1.5倍の間であろうという予想に依存している。モデルは、物質が少ないものはその伴性から中性子星へと運ばれることができることを示唆しているが、しかしこの中性子星の極めて大きな質量を説明できるものではない、とLattimerは言う。このために、連星系におけるほかの重い中性子星を探すことによってこの結果と連携することが重要になるだろう。「それは調べなければならない謎になる。」

 ということですが。
 中性子星というと、個人的にはエキゾチック物質によるものというよりは、シンプルに核内での高圧によって電子と陽子が近づいてくっつき、そこで中性子ができる、という理論の方を知っていたんですが........まぁ、でもそういうものだそうで。太陽よりも数倍以上重たい恒星の末路がこの中性子星であると考えられていまして、結果的には色々と外層やらを吹き飛ばして残るのが、半径10km程度なのに太陽の質量ぐらいの中性子の塊が残る、とか........想像を絶する密度(数値を聞いても全くピンと来ないというレベル)になるというのが特徴ですな。
 最初に興味を持ったのがラリー・ニーヴンの『中性子星』という短編集の表題作だったりしますけど。
 まぁ、ともかくエキゾチック物質で出来ているのではないか(クォークやらの素粒子ですな)という意見もあって中性子から出来ているという理論と対立していたものの、エキゾチック物質モデルの予想よりも大きな質量になった、ということでこのモデルを後退させる結果となったという話のようで。連星系から計算して出したということですが.........よく考える(^^; まぁ、目ではおそらく見えないですが、こういう電波で存在を確認するしかないのでしょうけど。

 後はBacteria can drive the evolution of new speciesという話。共生細菌がミバエの相手を選ぶのに影響する、と。
 ミバエDrosophila melanogasterに住む微生物は、このハエの現象を変化させることで宿主のつがいの相手を選ぶのに影響を与えることができる、と新しい研究は示唆している。つがいの相手を選ぶことにおけるその変化は、さらに新しいハエの種の進化へと導くのかもしれない − 微生物が間接的に宿主の種を変化させることができることを示唆する。
 Tel-Aviv Universityの微生物学者Gil Sharonと同僚らがいくつかのミバエを糖蜜に、そして他をスターチで飼育し、彼らは − 以前の研究のもとに − このミバエは同じ食餌で飼育されているものを優先的にパートナーとしてつがいを作るであろうと予想した。しかしなぜ同じ食餌のものをつがいの相手として好むのかについては謎であった。
 Tel-Aviv Universityの微生物学者であり、この研究チームの一員であるEugene Rosenbergは、食餌の変化はミバエ自身に直接的に働くよりも、共生細菌に影響を与えているのではないかと疑った。「これは微生物が動物や植物の進化において重要な役割を果たしているという考えにさらに重きを加えるものだ」と彼はいう。
 今週のProceedings of the National Academy of Sciencesに発表されたこの研究は、「hologenome」理論と一致している − これはRosenbergと彼の妻であるfellow evolutionary biologistであるIlana Zilber-Rosenbergによって2008年に最初に提案されたものである。この理論は、進化を進める自然淘汰が、宿主とその共生細菌のパートナーに対して、各種が単独としてではなく、両者でひとつの単位として働くということを示唆している。
 新しい食餌を導入した後には、このミバエはたった一世代でつがいの好みをつくるようになった。この効果は37世代の間残っていった。「これは非常に急速で長い間残る効果だ」とUniversity of St Andrewsの進化生物学者で、Drosophilaの研究をしているMike Ritchieは言う。「だからこれは種形成に影響を与えることができる。」
 それが生えのつがいを作る振る舞いに影響を与えるのかを確認するために − そして単にハエ自身が食餌に影響を受けて振る舞いを変えたのではないのを確認するために − 研究者達はミバエの腸内の微生物をなくすための構成物質を処置した。そこで彼らはミバエを再びテストし、そして見栄えがランダムにつがいを作っている − 同じ食餌のパートナーを優先的に選ぶことを示すよりも − ことを発見し、微生物がつがいの選択に影響を与えていることを示した。
 「もしあなたが食事を変えたならば、腸内の微生物のいくつかは他のものよりもずっと多く分裂をし、そしてこれが遺伝子の総計、hologenomeを変えてしまうだろう」とRosenbergは言う。
 遺伝子指紋を調べることで、研究者達は原因となる微生物種Lactobacillus plantarumを確認した。スターチの食事をとっているハエにおいては、L. plantarumはその共生菌の26%をしめしていたが、糖蜜で飼育したハエはたった3%しかなかった。L. plantarumが原因であることを確認するために、構成物質を投与したハエにこの微生物を再感染させたところ、以前の優先的なつがいづくりに戻ることを確認した。
 チームはハエのフェロモンを試験した − これは同じ種の他のメンバーの振る舞いに影響を与える化学物質である。Rosenbergはこの結果はまだ決定的ではないというにもかかわらず、研究者達はスタートで飼育したハエはつがいづくりに関連することが知られているいくつかのフェロモンの量が変化していることを発見した。「性フェロモンを変えているという分析データからのヒントがあるが、しかしこれは本当にもっと詳しく調べる必要があるものだ」と彼はいう。
 Ritchieはこの研究は研究の新しい道を開くものだという。「我々は植物を食べるハエが非常に高い種形成率を示すことを知っている」と彼はいう。「これは一般的な機構なのかもしれない。」
 Rosenbergは次の段階はこのメカニズムが自然のミバエの集団で起こるのかどうかを調査し、そしてどのようにこの微生物が次の世代へと継がれていくのかを特定することだという。

 ということですが。
 共生菌の影響は非常に大きなことが知られていまして、ヒトでも健康やら代謝に大きな影響があるということで、ひとつの菌ではなく「共生している菌全体」を包括的に調べようという動きが盛んですが.......ヒトだけではなくほかの生物でも色々と行われてきていますけど。そういった共生菌の影響力の大きさを示すような研究なのかなぁ、と思いますが。  いやぁ、餌の種類でここまで明確に変わるものですか。
 どういう経路で最終的に微生物が関わってくるのかが興味ありますけど。この微生物が増えることで、どうやって宿主のフェロモンの分量変化に行き着かせるのかとか........というか、性フェロモン増加はいいとしても、その結果でなんで別の食餌をしているハエがひきつけられないのかが不思議ですが。フェロモンの組み合わせやらで影響があるのか? となると受容体やらの変化やらもあるのか?
 とか色々と考えてしまいますけどね。
 まぁ、でもどの細菌を「味方」にしたかで絶滅したり生き延びた種があったりしたんだろうなぁ、と考えるとなかなか怖いものです。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日も高気圧に覆われるようで。ただし高気圧の境目の谷間に北陸があたるようで、そちらは雲が多く雨となるようですが、他の地域は晴れるようですね。関東地方は曇りのち晴れ。東京で17/11という予報ですか。
 まぁ、気温は下がりそうですな。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は仕事ですが........ある程度時間ができる「予定」なので、やっておきたいというか準備しておきたいものが色々とあるんですが、最近はこういう状況になると「予定は未定」に変更されるケースがとても多いので、まぁどうなることやら、と思っています。というか、ストレスのない平常運転になって欲しいんですがねぇ。なかなかそうはならんようですが。
 いやはや。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2010/11/03 過去ログの整理をしました。
 2010/10分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」及びstat.を更新しました。

 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 え〜.......新ネタひねり出すのに苦労した一日でしたかね、ハイ。いや、もうなんというか.........実行3時間前にうまくひねり出せたのでよかったなぁ、という感じで色々と「すれすれ」で話が進行していくという一日でしたか。というか、色々と面倒な変更が入りすぎというか.........とりあえず、無難に切り抜けられたのが良かったなぁ、と思いましたけどね。
 まぁ、経験があったからどうにかなった、というのも現実としてありましたが。えぇ、若手に伝える内容もそこそこありますとも。
 で、そのまま延長戦で会議が入りまして、そのままついでに飲んで帰ってみれば11時前という状況でして。
 ハイ、まぁとりあえず酔っ払っております。

 ということで生存報告。
 今日は散髪やらしてすっきりしようかなぁ、と。

 また、後日........




2010/11/02
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 とりあえず、朝から本を持っていくのを忘れて「あ〜」と思いつつ職場についたらえらいことになっていましたかね........先日の台風の影響で中止になった件があって、そのフォローが昨日入ったために各中隊のメンバーが抜けていくことになり、さらにフォローの関係で凄まじいほどのスケジュールの変更が行われまして.......そのレベルが「なんじゃこりゃ?」というレベルでしてほんとうにもう、なんというか。
 大混乱で仕事スタート、でしたかね。
 まぁ、もう成果も変なのが出てくるわ人の話を聞いていないというのがあって叱りつけるハメになるわ。さらにまたトラブルが入ってきて予定外にゴタゴタがはいりまくって結果的に「え? もう夕方なの?」という状況に。これを充実したとみなすか浪費とみなすかがとっても難しいものがあるんですが.........とにかく強制的に仕事の予定変更を叩き込まれたのがなんともまぁ、という。
 そういう事で、なんかハードなままに夕方になってから自分の仕事にやっとこさ取り掛かれるという有様でして遅くなりました。
 えぇ、帰宅したの10時前.........なんかねぇ。

 ということで本日は生存報告。
 とりあえず、今日も今日とて忙しそうです、色々と。せめてトラブルがありませんように。

 また、後日........




2010/11/01 細部修正しました
 infoseekのサービス停止により、過去ログへの一部のリンクを修正しました。

 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 とりあえず9時頃に起きだしまして、午前中はまぁ、ボヘっとnatureなぞ読んでいたり、あるいは動画やら見て過ごしていましたが。昼過ぎてからはひとまずエネルギー状態を上げまして、なんとなくだるくてやる気が起きなかったものもあったんですが、書類を書いていましたかね.........まぁ、20分ほどかかりましたが、一応役所に出す書類なもので数回チェックしてから封印。家人に明日頼む、とお願いして面倒なのがひとつ終了。
 その後、RINNEの方をラストまで一気に解いてから仕事をしていまして、こちらもサックリ終了して色々と、気に掛かっていたものが一通り終わりましたかね........いやぁ、まぁ面倒くさいというか、休みの日なんだから休ませろ、と思うものがあったりというか(^^; まぁ、でもとりあえず一段落といえば一段落ついたんですかねぇ........
 その後は動画をみていたりやら、今日付けで終了するInfoseekからの倉庫サイト引越し作業やら、やってきたAmazonの荷物であれこれやったりと過ごしていましたかね。
 まぁ、休日の一日でしたが。

 そして昨日は曇りの一日。
 特に晴れるようなこともなく。気温はそこそこなんですが、日が照っていないのもあってか、なんとなくこう、冷えるというか冷えないというか。半端な感じがありましたかね。一応、床暖房を一番ゆるい形でいれておいたんですが........まぁ、そうなると快適といえば快適なんですけどね、ハイ。
 ま、少なくともこの更新作業をしている間には雨も降らなかったかなぁ、と。

 で、とりあえずRINNEなんですが。
 終わりましたねぇ。一応マルチエンド方式にはなっているようですが、基本的には一直線型のストーリーに。「前作」の「RELICS -The recur of "ORIGIN"-」に比べてずっと遊びやすくなったかなぁ、というのが結論ですが。ただ、ストーリーについてはなんとなくこう、盛り上がらん(^^; 時折入れるムービーというか静止画に文字スクロールというのはちとチープというか、手抜きというか、やや突然にという感じが受けるシーンもあったというか。基本的な筋はオリジナルと前作が混ざった感じ? まぁ無難な終わり方といえば終わり方なんだろうなぁ、と思わなくもない。オリジナルの部分をだいぶついではいるんですがね........
 ゲーム性については一部見にくいのが困ったものではありましたが(クオータービューの宿命でもありますが)、悪くはなかったかなぁ、と。属性の問題やら色々とやっていましたけど、まぁまぁの繁栄度? SPは殆ど使わずにクリアーできてしまったのがちと残念ですが。そして後半になるにつれて一気に楽になるという感じでしたかね........IRONCLADを入手する頃にはかなり楽に。序盤はすぐ死ぬんですがね........なんか昔のゲームみたいな感じですが、昔のほうがもっとシビアか。
 ま、使い回しやらが非常に多くはありますけど、個人的に原作リスペクトでいいなぁ、と思うシーンがあったのはいいですね。どう言うのかというと、オリジナルのマップの一部を再現したようなマップ(にシーン)がありまして。あぁ、あったあった、と言えるのが良かったというか。トップとジップ、チマチマなんてのはボーステックの昔を知っている人には笑えたかと思いますが........というか、チマチマはオリジナルの地下にいたやつだよなぁ、まさに。
 まぁ、そういう事で古いゲームではありますけど。
 え〜.......お手軽さはありますかね。大体5時間以内に終わりましたけど、やり込み要素はそこそこ、ゲーム性はまぁまぁ、ストーリーはもうちょい、という感じの結論です。オリジナルのRELICSをやった人は所々でニヤリとできるかと思いますが、それ以外の人にとってはB級ゲーム、という感じですかね。
 とりあえず、感想はこんな感じです。

 そういえばAmazonの件ですが。
 二つ。ひとつは先日買ったキヤノンのSX210 ISのバッテリーでして。予備用として一つ欲しいなぁ、と思っていたんですがAmazon経由が安上がり、ということで購入。そしてもうひとつはエレコム 雷ガード機能付ACアダプタすっきりタップというものでして。まぁ電源タップなんですがなんでこれを購入したかというと、先日買ったAirMac Expressが大きい(^^; で、今まで十分にどうにかなった電源タップだったのですが、そのサイズが災いしてお互いに干渉開始、という状況に。これではまた色々と面倒くさいということで購入してみましたか。まぁ、おかげでだいぶすっきりしたんですけど。
 しかしまぁ、このAmazonでの購入なんですけど。
 ギフト券を一応購入して使ってみましたが便利ですねぇ。管理人はカードをもっていないので、基本的に代引きかコンビニ、銀行での振込ということになるんですが。しかしこの方法だと一部の物が買えないということで色々と制限もある。欲しい時に時間がない、ということもありましたしそこそこ利用頻度もあるということで、ある意味「プリペイド」という感じで利用してみました。
 まぁ、便利ですね、ハイ。休日に外出したくないけど、ちと取り寄せたいというときには十分使えます(^^; いや、Amazonのコンビニ振込に対応できるコンビニが近所にないというのが大きいので.........まぁ、とりあえずこういう方法もあるんだ、とご紹介。

 で、nature.comを見ていまして。
 昨日は時間的及び集中力的に足りなかったので紹介しませんでしたが、個人的に気になったAncient chimp virus brought 'back to life'という話。科学者たちはチンパンジーの祖先に害をもたらしたウイルスにより使われた受容体を確認した、と。
 読んでみますと.......少なくとも100万年の間チンパンジーとその祖先に不活性な状態で眠るレトロウイルスは、その謎に包まれている。科学者たちのチームはこのウイルスの重要な部分を復活させ、どのように細胞に感染するのかを決定した。
 通常、内存性レトロウイルス(endogenous viruses) − ずっと昔に宿主のゲノムに取り込まれた古代のウイルス − はそのDNA配列単独の基礎を元に研究されていた。しかし研究者達はそのようなウイルスを「復活(back to life)」指せることが増え、そして現代のウイルスが受けるようなテストを同じ研究室で受けさせられている。
 「これについて我々が関わることについての大きなモチベーションは、どのように我々のホストが進化について防御してきたのかを試し説明することだ」とRockefeller Universityのウイルス学者で、今回の古代のチンパンジーのウイルスを使うことでその分子受容体の推定を確認したチームの一人であるPaul Bieniaszは言う。そのような防御を模倣することは、HIVといった現代のウイルスとの戦いの手助けとなるだろう、と彼はいう。
 彼のチームが復活させたCERV2として知られるウイルスは、現代のチンパンジーのゲノム中に含まれているが、しかしヒトには含まれておらず、このことはチンパンジーの祖先がヒトの祖先と分岐した500〜600万年前以降に感染したことを示唆する。「このウイルスは明らかに初期の人類がアフリカの周りを駆け巡り、他の世界の移住について考え始めた時代に複製していた」とBieniaszは言う。
 以前彼のチームは、細胞へと侵入するレトロウイルスを退ける二つのヒトタンパク質の存在を発見していたが、なぜチンパンジーの祖先は感染したがヒトではそれが起きなかったことを説明できなかった。一方のタンパク質はチンパンジーのウイルスに対して効果がなく、もう一方はヒトとチンパンジーの間で違いを生み出すのに十分に変化できなかった、とBieniaszは言う。
 そのかわりに、彼のチームはヒトの細胞がおそらくはチンパンジーのウイルスを侵入から守ったのだろうと提案した。この可能性をテストするために、Bieniaszのチームは無関係のマウスレトロウイルスを、古代のチンパンジーのウイルスが細胞内部へと入り込めるようなエンベローブタンパク質で覆うよう組み替えた。チームは感染に影響されないハムスターの細胞中に、違うヒト遺伝子を発現させて感染を起こす遺伝子を調べた。
 古代のウイルスは通常は細胞の内部及び外部へと銅を運ぶ輸送タンパク質を利用しており、著者らはこれを今週のProceedings of the National Academy of Sciencesに発表した。
 しかし、この銅輸送はなぜヒトの初期の関係が分かれている間に、チンパンジーの祖先がこのウイルスに感染したのかを説明しない。何種類ものヒト細胞はこの復活したウイルスに対して感受性があり、そしてヒトの銅輸送タンパク質はチンパンジーと全く同じものである。
 MRC NあチオなlInstitute for Medical Researchのウイルス学社Jonathan Stoyeは、生物学的な要因はなぜチンパンジーの祖先のみがこのウイルスに感染したのかを説明する必要がない、という。おそらく、古代人類はまずこのウイルスにさらされることがなかったのだろう、と彼は指摘する。
 「これについては機会が大きな役割を果たしている」とBieniaszは同意する。「ヒトの祖先はこれらのウイルスが複製していた霊長類とは、生態学的に分離していたのだろう。」 振る舞いもまた他の説明を提供する。「おそらく我々はお互いをかじることもなく、あるいはこれらのウイルスを容易に感染させるようないくつかの振る舞いを行うこともなかったのだろう」と彼は付け加える。
 これらの未解決問題にもかかわらず、Uppsala Universityのウイルス学者であるPatric Jernは、今回の新しい報告は宿主のゲノムに化石化したウイルスの研究の方法を示したと述べており、そして彼はさらに多くの内存性レトロウイルスが復活して特定化されるだろうと予想している。「これらの古代のレトロウイルスは多くのことを語ってくれる」と彼はいう。

 ということですが。
 ウイルスってのは宿主のゲノムに入り込んで乗っ取るわけでして........で、我々も、そして祖先もこういうのをうけているんですが、古代にそういったウイルスが入り込んだ、というか取り込まれてさらに切り貼り(これが進化やら突然変異の原因のひとつになることもある)されてしまった上に、さらにそのまま子孫に受け継がれていった場合、その「機能できなくなったウイルス」の痕跡ってのがゲノムの中に見つかることがあります。今回はそういう話なんですが。
 で、今回のチームはチンパンジーに見つかったそういう「内存性レトロウイルス」を復活させて機能を調べてみたら、細胞の銅輸送に関わるタンパク質を利用することがわかった上、そのタンパク質はヒトにもあることがわかった上に共通したもので、ヒトにも感染・利用出来るものだったということがわかったという........ものの、ヒトではこのウイルスの痕跡は見つからず、チンパンジーだけあるのはなぜか? という問題になる。
 まぁ、生活習慣とかだろうと推測されるわけで........なるほどねぇ、とも思いましたが。
 こういうようなウイルスの「痕跡」があるわけでして、それもまた色々と研究の対象になるでしょうけど。どれくらい復活して利用されるんだろうか、というのは気になるものですけど..........

 そういえばGIGAZINEを見ていまして。
 FD・CD・DVD・Blu-ray・HDD、どんどん大容量になっていく記録媒体の進化の歴史「Evolution of Storage」という記事がありまして、まぁなんかこう言うのが好きなんで読んでいたんですが。容量の進化、というのがやっぱり主眼にあるよなぁ、と思いつつ知らないメディアが結構あって面白い。
 「ワックスシリンダー」とかね。「8トラック・カートリッジテープ」ってのは昔カラオケにあったテープだよなぁ、と。それくらいの認識ですが、カセットテープが結局普通に普及したよなぁ、と........ちなみに、管理人が子供の頃がカセットテープからCDへの移行が進んだ時でしたかね。レコードはプレーヤーを持っている人がだいぶ少なくなっていた頃でしたが.........もっとも、ウォークマンなどはしばらくはカセットテープが主力でしたけどね。管理人が大学生の頃のMD登場で少しずつ変わっていったような気がします。
 まぁ、最終的にはMP3プレーヤー系のものに全部とって代わってしまいましたが(^^;
 デジタルデータの方ですが、管理人の最初のデータ保存方法はカセットテープ。フロッピーは2DD辺りが普通だったか.......98の一部が3.5インチ、メインは5インチ、8インチはあまり見ないという。パンチテープのは見たことがありませんが(笑) 95年頃がまたこのころのメディアの争いが本格化してきた頃でしたけど、ZIPやJAZZは元リハビリ先で見たぐらいでしたねぇ........編集業界は意外と多いのではないかと思うんですが。サイクエスト社もあったんですがね........もっともZipもJazzももう見なくなりましたけど。
 そう考えるとHiFDは遅すぎたよなぁ.........記事でリンクされているのがソニーと富士フイルム、現行3.5型フロッピーディスクシステムと互換性を持つ大容量200MBの3.5型フロッピーディスクシステム『HiFD』を共同開発 という報道資料なんですけど。実際にそんなに見ることもなかったしなぁ。まぁ、でも移行期につきものの「なんじゃこりゃ」というメディアがたくさん出てきたのを見られたのは面白かったといえば面白かったんでしょうけどね。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧のサンドイッチが通過していくようで。西の方は晴れるところが多いものの、近畿以東では雨が降る用ですね。関東地方は昼まで降るようで。東京で19/14という予報と。
 微妙に肌寒いのでしょうか?

 さて、今日から一週間が本格化ですか。11月が始まります........今年も2ヶ月です。
 管理人は仕事ですがね。まぁ、とりあえず負荷が若干ありますけどね........それほど負荷が大きくはない予定ですが、最近はそう思っていると予想外にバックアップが大量に入ることが多いので、あまりあてにしていません。まぁ、どうなることやら........のんびりやりたいんですがねぇ。色々と先の方の対策も初めておきたいんですが、それが許される状況になるかがわかりません。
 いやはや。まぁ、でも水曜日は休みですので、どうにかこうにかやりたいものです。

 ということで以上で。
 また、後日.........




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