〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2011年3月分〜


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2011/03/31
 さて、昨日は体調不良の一日でしたかね。
 もう、朝から調子が悪い。久しぶりに明確に「内臓の調子が悪い」という感じがありまして。そんなに酒は飲んでいないんですが、疲れがどかっと出てきたのと風邪が複合しているのかなぁ、とは思いましたが。ただ、とにかく気持ち悪い。ということで、とりあえず10時過ぎに起きだしてから3時間ほどうだうだと居間で過ごしていましたかね。喉は痛いし、内臓は内臓でもどうやら腸の調子が良くないみたいでして。まぁなんかなぁ、という。
 ということで、少しだけ食べて薬を飲みそのまま1時頃から眠りまして。
 次に起きだしたのが7時。まだ眠いという感じは強くありましたが、腰が痛くなるというかだるくなる程度には寝ていたようで。内臓の方は少し持ち直した感じはありましたので、少しだけまた食べて薬やら。ついでに温灸もやってもらって少し楽になりましたか。
 ハイ、もう完全にダウンしている一日です。

 ということで本日は生存報告。
 え〜、いよいよ3月も終わりですね。まぁ、個人的には体調が心配ですがね。
 みなさんもお気をつけを。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/30
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 とりあえず、起きだしたのが11時。体調は微妙。というか気が抜けたということなんでしょうけど、どうにもいまいちというか。喉の腫れと咳がひかないものでして、色々と面倒だなぁ、という.......ということで、もう休む気まんまんでとりあえず過ごすことに。で、なんとなくおきてくる気だるさに嫌になりつつ、咳が止まらんのにもいらつきつつ、でしたがとりあえずnatureやら見て過ごしていましたかね。
 で、夕方頃に少しダウンしてから夕食。サッカーのチャリティーマッチなど見ながら過ごしていましたか。
 えぇ、まぁゆっくりとしています。

 そして昨日は晴れた一日でしたが。
 気温は少し上がったかな? 平年並みぐらいにはなったようですが。特に曇ということもなく、穏やかで良い天気の一日であったかと思います。花粉の状況はよく知りませんけどね(^^; ま、でも散歩にはよさそうだったんだよなぁ.......ちと残念。

 で、nature.comから。
 'Virus-eater' discovered in Antarctic lakeという話がありますか。自然環境下で始めて見つかった寄生生物は、隠された多様性に向けさせるとありますが。
 南極の湖における微生物の遺伝子調査は、新しいヴィロファージ(virophage)を明らかにした − これはウイルスを攻撃するウイルスである。この発見はこれらの生命の形成がより一般的であり、そしてかつて考えられていたよりも環境中ではずっと大きな役割を持っていることを示唆する。
 オーストラリアの研究チームはヴィロファージを極めて塩分の高い東南極のOrganic lakeの調査の間見つけた。表面の水に住む微生物のゲノムを集めたものをシークエンシングしたところ、彼らは個のウイルスを発見し、そしてOrganic Lake Virophage (OLV)と命名した。
 OLVのゲノムは藻類を攻撃する巨大なウイルスのグループである、phycodnavirusesの配列中に存在していることが確認された。遺伝子交換の証拠、そして共進化の可能性の二つがOLVがphycodnavirusesを食い物にしていたことを示唆する。OLVがこの湖中で支配的なヴィロファージであるにもかかわらず、この研究は他の存在があるかもしれないことを示唆する。
 phycodnavirusesを殺すことにより、OLVはおそらく藻類が反映できるようにしただろう。University of New South Walesの微生物学者であるRicardo Cavicchioliと同僚らは、宿主へのヴィロファージの寄生が、より少ない藻類の致死率とこの湖の二ヶ月の氷のない夏の間により繁栄させていることを示すことに気づく、Organic Lakeの生態系の数学的モデルを見出した。
 「我々の研究はこの湖での微生物の生命における不思議な多様性を示しただけではなく、またこの研究における生物学的な機能の複雑さについて、我々の理解が以下に小さなものであるかを示した」とCavicchioliは言う。この発見はProceedings of tha National Academies of Scienceに掲載された。
 今月記述された他のヴィロファージは、似たような生態学的な影響を持っていた。海洋のMarivusは巨大なCafeteria roenbergensisウイルスを攻撃し、世界で最も広がって存在している動物プランクトン種の一つであるこのCafeteria roenbergensisを餌食にしていた。
 「Marivusは感染した動物プランクトンを救済することができる − 感染に対する免疫を与えることによって」とUniversity of British Colummbiaの海洋微生物学者で、Marivusを発見したチームリーダーであるCurtis Suttleは言う。
 「我々は1990年代初期以降、我々のCafeteria系中において知らぬ間にMarivusを培養していた」とSuttleは言う。しかしこのヴィロファージはCafeteriaのゲノムがシークエンシングされるまで確認されなかった。
 このMarivusのゲノムは真核生物のトランスポゾンと呼ばれるDNA配列に似ている。これは植物や動物といった多細胞生物のゲノム中に自分自身を挿入するものである。これらの「ジャンピング遺伝子」はおそらくはヴィロファージからやってきたものだろう、とSuttleは言う。「宿主に対し何かしらヴィロファージを培養して巨大なウイルスからの感染から身を守るような、進化の圧力がかかったと想像できる」と彼はいう。
 Sputnikと呼ばれるこの初のヴィロファージは、2008年にパリの水冷塔で発見された。
 「我々は他者がヴィロファージを見つけ、っそいて我々の発見が人工物ではない事を確認するのを待っている」とNational Centre of Scientific Researchの微生物学者で、Sputnikを発見したチームのメンバーでもあるChristelle Desnuesは言う。彼女は現在「実験的なヴィロファージ」を予期している。
 既知の全三種類のヴィロファージの宿主は、nucleocytoplasmic large DNA viruses(NCLDV)として知られている巨大なウイルスのグループに属している。「NCLDVウイルスは大きく複雑なゲノムを持っており、より小さなヴィロファージを取り入れられるようになっており、より小さなウイルスではこれは不可能だ」とDesnuesは言う。
 OLVはCavicchioliの大学院生Sheree Yauが、Organic Lakeの微生物からのシークエンスのいくつかがSputnikのタンパク質殻をエンコードするものに似ていることに気づいたときに発見された。Mavirusは似たような配列を持っており、そのためにこの傾向は他のヴィロファージを確認する手助けとなるかもしれない。
 OLV、あるいはヴィロファージに似たものはおそらく幅広く存在するだろう。そのタンパク質殻の遺伝子はすでに発見された他の水生環境の宿主で見つかった物と一致しており、これには南極のAce Lakeの近く、ガラパゴスの塩分の多い湖沼、ガラパゴス近くの海水湧昇地帯、ニュージャージー州の河口、そしてパナマの淡水湖といったところが含まれている。
 この多数の一致は、OLVが自然環境中で発見された最初のヴィロファージであることと一致する、とUniversity of New South Walesの分子生物学者で、この論文の共著者であるFederioco Lauroは言う。
 海洋面が今よりも高かった6000年前に形成されたOrganic Lakeは自然の研究室だとLauroは言う。「これらの海洋から生じた湖は、孤立していながらダイナミックなシステムであるために、研究するのに偉大な研究所となっている。」

 ということですが。
 巨大なウイルスに寄生する小さなウイルスの存在、ということですが。その名もヴィロファージというようですがね.......初めて聞いたような、もしかしたら過去に読んでいるのを忘れているのか? まぁ、でもごく最近発見されたものであることは確かでして。今回は自然環境中で見つかったということが大きいようですけど。色々と寄生することで大きな役割があるのかもしれない、となると多様性が実はとんでもなく広がるかもしれない、ということにつながるようですが。まだ多く見つかっていないということですけど、きっかけとなるかもしれないわけですか。
 面白いものですけど。
 しかしまぁ、トランスポゾンに近いというのもなんだかねぇ........迷惑な面もあるし進化を促進する可能性もあるし。ちなみに、トランスポゾンってのは自身の遺伝子を、まさに他の配列のところにコピーしていくという存在です。トウモロコシで見つかってノーベル賞受賞の研究となっていますが。特定の配列のところに自身をコピーしていくんですが、コピーされるとその部位では当然それまでの機能が失われたり、あるいは何もなかったのに機能を持つようになったりと進化の一因ともなっています。まぁ、死滅の一因にもなり得るというものですが。
 しかしまぁ今回の記事だけだとこのヴィロファージってのがまだピンと来ない。ウイルス中に存在するウイルス、という見方でいいのかな.......配列だけの存在?

 後は海つながりという訳でもないですが、Marine microbes digest plasticという話。海のごみを食らう「小さな世界」はおそらく複雑な天恵だろう、と。
 特別な微生物は、我々が海に投げ応えたプラスチックごみを食べてくれるようだ。しかしそれらが我々の毒を綺麗にしているのか、あるいは食物連鎖にそれを戻しているのかはまだわからない。
 海洋は莫大な量のプラスチックを含んでおり、その大半は小さな破片となってまさに海面下で浮いている。電子顕微鏡下では、「プラスチックの紙吹雪(plastic confetti)」のそれぞれの破片は、「生物学的な活動のオアシスで礁」となっているとWoods Hole Oceanographic Institutionの海洋微生物学者Tracy Mincerは言う。
 Mincerと彼の同僚らは釣り糸、プラスチックバッグ、そしてplastic nurdle(プラスチックペレットの前段階)の一片を海流が破片を集める場所である、北大西洋の地域であるサルガッソー海で釣り上げた。この地域は全体で1100トン以上のプラスチックが存在している。
 電子顕微鏡で見てみると、微生物様の細胞がプラスチックの穴に住み着いており、これはまるでその表面を食べているようであった。
 「熱いバーベキュー用のブリケットを雪に放り込んだように見えるだろう」とMincerは言う。「この細胞の外側を覆う溶けた穴が見られ、そしてこれらの細胞はまさにプラスチックに隠れているようだ。」
 微生物は埋立地でプラスチックを分解していることが発見されているが、しかし今回は始めて海洋微生物が海洋中でプラスチックを分解しているという初の証拠だと彼はいう。この研究は3月24、25日にハワイのホノルルで行われた、第5回International Marine Debris Conferenceで発表された。
 プラスチック分会微生物はおそらくはなぜ海洋中の破片の量が、汚染が続くにもかかわらず横ばいになっているのかを説明するかもしれない。しかし研究者達はこの消化が無害な副産物を生み出しているのか、あるいは食物連鎖中に毒を生み出しているのかをまだ知らない。
 「それが良いのか悪いのかを理解するためには、我々は全体のシステムを知らなければならない」とMincerは言う。
 プラスチックはフタレートといった毒を含んでおり、そしてまた海洋から分解しにくい有機汚染物質といった毒性化学物質がさらに溶けているとUniversity College Dublinのエコロジストで今回のプロジェクトには関わっていないMark Browneは言う。それらの化学物質は微生物を食べているような、小さな動物へと浸出しているかもしれず、また微細なプラスチック粒子の分解は細胞へと入り込み、その化学物質を中で放出するかもしれない、と彼はいう。
 「その物質が食物連鎖に入り込んでいるかどうかは、極めて重要なものだ」と彼はいう。「我々が潜在的に悩まされるために戻ってくるよう投げ捨てた、プラスチックの粒子のさらに別のメカニズムだ。」
 遺伝子の分析より、プラスチック上のこの微生物は周りの海水にいる物や海藻近くに住んでいるものとは違いがあることを示した、とMarine Biological Laboratoryの微生物学者Linda Amaral-Zettlerは言う。これまでのところ、彼女の研究室で得られたこのDNA配列は、あるポリエチレン上にいた微生物のほぼ25%がビブリオで、これはコレラ菌と同じグループの微生物である。
 「通常海水ではより低濃度で存在しているはずなので、これは驚きだ」とAmaral-Zettlerは述べており、さらに彼女はこれらの種が毒性を持つかどうかはまだ語ることができないと付け加えた。風と海流が世界中にプラスチックを運んでおり、そのためにこの微生物の活動の影響から逃れられる海洋の場所はない。
 Amaral-ZettlerとMincerはまた、真核生物 − 微生物よりもより複雑な細胞を持つ生物 − の遺伝子的、及び顕微鏡による証拠をプラスチック上で見つけた。「plastisphere」と彼女が呼ぶこれは、おそらく複雑なコミュニティーをふくんでいるだろう。「それはおそらくは我々が産み出した小さな世界だろう、よくも悪くも。」
 Woods Holeの科学者たちはさらに海洋にあるプラスチックを集めて分離、培養し、そこで見つかった微生物を確認することを狙っている。そこで彼らはそれらがプラスチックを分解しているか、しているならどのようにして行っているのか、そしてその副産物が何かを発見できるだろう。

 ということですが。
 プラスチックは地上では生分解性だのなんだの、分解されないとみられていたものが実は微生物によって分解されているものがあるなどの報告がありますが。一方、最終的に行き着くことが多い海洋でのプラスチックの状況についてはよくわかっていないわけでして、著者らが海流が行き着くサルガッソー海で調べてみた、ということですが。その結果は表面にビブリオ類が住み着いて、どうも穴をあけて住み着いているように見えていた、ということのようで。
 なかなか面白いですが。ビブリオ属というのが正直意外ではありましたけどね........まぁ、もっとも今回確実に分かったのは「とりあえずプラスチック片に微生物が住み着いている」ということだけですが。分解しているのかはわからない、さらに分解した副産物が大丈夫なのかもわからない、という感じで色々と「これから」の研究となるようですけど。個人的には分解は起きているとは思っているんですがね........微生物ってのは本当に良く解らんほど多種多様ですので。ただ、まぁ速やかにやっているとは思いませんし。複雑な関係がありそうではありますが。ただ、「plastisphere」という環境を想定できる程度には複雑さはあるようで。
 ま、どうなるのかが面白そうですが........発展するものがありそうです。

 で、珍しく三本目。natureはやはり日本の原発危機関係のを結構やっているんですけど。
 ちょうど時代は25年前というのもあわせているのでしょうが、Chernobyl's legacyという記事もあるんですけど。これがまた長いのでさすがに訳せない。ということで、チェルノブイリ関係でもっと短い、というか関わった人へのインタビュー、という形でLife as a liquidatorという話をご紹介。大規模なクリーンアップチームの一人であるGennady Laptevは、彼のチェルノブイリの放射線の伝説との戦いの仕事を思い出している、とありますが。
 25年前、チェルノブイリの4号炉が安全性テストの結果爆発したとき、世界は歴史上最悪の民間原発事故により揺れていた。
 この災害からの数年で、数十万人もの「清算人(liquidators)」が破壊されたプラントから30kmの退避地帯内の環境での監視と洗浄で働いていた。
 それら清算人の一人であるGennady Laptevは、現在キエフのUkrainian Hydrometeorological Institute(UHMI)拠点を置く水文学者である。UHMIの彼のオフィス − 昔はこの組織のKGB代表により占められていた − でNatureに、Laptevはチェルノブイリにおける彼の経験を語った(より長いバージョンはNature 471, 562-566;2011の「Chernobyl's legacy」に納められている)。(訳注:この記事の冒頭に紹介した記事へのリンクである)。
◯チェルノブイリの研究においてどのようなことに関わったのか?
 私の最初の専門は海洋学だった。しかし1983年に学位をとったあとで、私はシベリアのウラン濃縮プラントKrasnoyarsk-26の建築への、軍への強制的なサービスに従事した。私はその時放射能が私のプロ人生の中心をどのように占めるのかをまだ知らなかった。
 私は1985年にキエフに戻り、そしてUkrainan National Laboratory for Contamination Monitoring(現在のCentral Geophysical Observatory)へ働き始めた。1986年3月、私は新しい海洋研究所の長として任命され、そしてその準備をしているときにチェルノブイリ事故が発生した。ウクライナにおける全ての監視活動が直ちに放射線の問題へ移り、そして我々の組織の長は私の研究室を水の放射性物質による汚染の監視へと直ちに向けさせた。
 1986年5月に、私は始めてチェルノブイリの各施設に放射線量を得るためのヘリコプターミッションへ送られ、そして研究室で分析するために土壌や水のサンプルを集めた。我々は1日でキエフからチェルノブイリへヘリコプターで向かい、そして戻ってきた。私の被曝限界のために、私は1週間に二回の旅に出た。
 最終的に、私はこの仕事が私の健康に影響を与えているのか心配になり、1989年3月にUHMIからの仕事のオファーを得て、どのように放射性同位元素が30km地帯の水系に散らばっていったのかの研究へと移った。
◯清算人として3年間費やすことを選んだのか?
 だれも私にこの仕事を強制しなかった − 私は興味深かったのでこれをやり、そして私は非常にこれを楽しんだ。私は24〜25歳で私のプロとしての生来への希望をこれに見出していた。私は非常に初期の段階からこの事故にかかわっていたので、私は妻と息子をウクライナ南部の親戚へと送り出す機会があり、そしてそれは私の研究に完全に集中できるようにさせた。
 私が集めたデータは放射線とこの場所の水の過程との間の関係を理解するのに、ほんとうに重要な物となった。例えば、私は汚染地域からやってくるあらゆる洪水からプリピャチ川を守るための、新しい堤防の場所を作るため、現場での放射能測定に関係した。
◯あなたの仕事は健康に影響を及ぼしたのか?
 私はウクライナの清算人健康登録をしている。その意味は毎年渡しは非常に徹底した健康診断を受けていることを意味する。しかし彼らは非常に時間を使っており、そのために私は行くことがより稀になり、結果的には約10年前にやめてしまった。彼らは決して大きな健康問題を見つけられなかった。もし私の健康になにか問題が起きれば、私はこの医療へと戻りはじめなければならないだろう。
◯あなたの経験は日本の福島での原発事故に関係するだろうか?
 我々は現時点で非常に限定された情報しかなく、我々は公開の拡大をするのかも知らないし、そして我々は汚染の拡大もあるのか知らない。するべきことが何かを言うにはあまりにも早過ぎる。
 しかしもしIAEAが私の経験を尋ねるのならば、私は確実に日本へ行くべきであろう。

 ということで。
 記事の方には写真も三葉載せられていますな。長いバージョンの方はほんとうに長いので翻訳は無理ですが(時間がない)。清掃人ととりあえず訳しましたが、まぁそういう存在がいた、ということで。科学的なデータを集めている人ということですが。結構原発に接近してまでやっていたようですね。長いバージョンの方を少し見ると、現在4号炉近辺では5μSv/hとなっているようで。石棺が効果をだしていますが、今後どうなるのかはだれも知らないという事になりますけど。
 さて、どうなりますか。

 ま、とりあえず今日はこんなもので締めますか。
 さて、今日は東北辺りは低気圧の影響があるようですが。他の地域はだいたい晴れるところが多いようですね。北陸の方は一部雪、東北太平洋側は晴れのち雨となるようで。他の地域はだいたい晴れるようですね。関東は晴れのち曇り。東京で15/8という予報ですか。
 まぁ春らしいようで。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は在宅です。ということで、まぁのんびりやろうと思っていますが。色々と書類書いたりもしないとダメなんで、まぁそう言うのもやらないとダメだったりしますけどね。さて、どうなりますか.........いやはや。来年度へのマインドセットの切り替えというのもあるんですが、そこら辺はなんかある程度できてきたかなぁ、とも思っています。
 いや、来年度は色々とうるさい人とも付き合わないとダメみたいなんで。「強すぎて周りを食ってしまうきつい人」ってのはどうやって付き合えばいいですかね、本当。有能な人なんですけど、苦手です.......まぁ、でもなんかどうにかなるかもなぁ、という気もしないわけでもないんですがね、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2011/03/29
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 え〜、とりあえず朝はとっとと出勤して机上整理やらもろもろと準備をしまして、ゴミ袋にあれこれと。その後は年度末の大片付けがあれこれと、中隊単位の方のに参加して午前中が終わり、午後もその片付けのとどめ。やれやれ、と思っていたらなんか突然呼び出されて来年度の仕事の関係で予定変更がなんかいきなり示されるとか.......なんなんだよなぁ、これ。ちゃんとチェックしてからやってくれよ、と言いたくなるものでして。
 いやはや......勘弁してほしいものです。
 で、その後夕方から中隊の年度での納め会。色々と辞める人やら他の所へ転勤する人やら、管理人のように中隊が変わる人やらもいまして。まぁ、なんだかんだで3時間半飲んでいましたかね.......えぇ、お気楽な雰囲気の良い中隊だったんですが。まぁ、来年度はねぇ。どうなるかねぇ.........ストレスのもとになりそうな人もいるしなぁ.........いや、何つぅか「強すぎる」人というのは色々と。
 さてさて........

 ということで本日は生存報告。
 とりあえず、火曜、水曜はおやすみですのでのんびりやる予定です。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/28
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 起きだしたのが9時より早かったんですが、しかし体調がなんか微妙でして。最近の風邪が抜けていないということなんでしょうけど、特に困っているのは喉。これがまたあまりよろしくないんですよねぇ........ということで療養モードに。ま、とは言ってものんびりと過ごすだけなんですがね........(^^; で、まぁネット上を回ったりやらで過ごしていたんですが。夕方からはダウンしてそのまま爆睡。
 起きたのは3時半、という感じです、ハイ。
 まぁ、ダウンですね。

 そして昨日は良い天気の一日でしたが。
 気温はまぁまぁという感じはあるんですが、調べると平年以下。最低気温も結構下回っているようですけどね........なんか温まりにくいのか。3ヶ月予報では5,6月は平年より高いとか出ていますけど、まぁどうなることやら。ただ、良い天気ではありましたが夕方からは雲が多く出ていましたか。
 ま、もうちょい暖かくても良いのかもしれませんが。

 しかし体調不良には困っていますが。
 喉がきますね。転じて咳もちと多い。体温はまぁ上がって7℃前後なんですが........白血球は健闘してくれているようですが、喉の腫れが引かないのが面倒くさい。あとちょっとなんですがねぇ。まぁ、休むほどには至らないのはまだなんですが。
 さてさて........

 で、nature.comから。
 New lead on deadly pancreatic cancerという話がありますか。マウスモデルで致命的な腫瘍に対する潜在的な治療の可能性のメカニズムが明らかになったとありますが。
 読んでみますと........診断から数カ月で通常は死んでしまう膵管腺ガン(pancreatic ductal adenocarcinoma)は現在も効果的な治療法がない。
 しかし科学者たちはこのガンの手ごわい守りを突破する予期しない方法を、ヒトとそして通常ではなかなかないマウスが関わった臨床試験で偶然発見した。彼らの結果はScienceに発表された。
 University of Pennsylvania's Abramson Cancer Centerの免疫学者Robert Vonderheideと彼のチームは、膵癌が自身の周りに作り出すストロマ(stroma)と呼ばれる保護膜に穴をあける免疫細胞を活性化させ、そして腫瘍細胞に攻撃した。
 驚くことにこれに関わった免疫細胞は通常考えられる物 − 洗練された抗腫瘍T細胞 − ではなく、より原始的な細胞であるマクロファージであった。
 「これは新しい治療を求めるのに新鮮な可能性を開いた」とNational Cancer InstituteのMouse Cancer Genetics Programの長であり、この研究には関わっていないTerry Van Dykeは言う。「これはマクロファージの活性化が有効となるであろうことを明確に示したものだ。」
 膵管腺ガンの周りにある異常なほどに強靭なストロマは、この病気の予後が良くない原因となっている。これはほとんど完全に薬剤が通過できないだけでなく、また白血球を罠にかけてガンに攻撃するための免疫系を阻害してしまう。
 他の研究者達は薬剤の通過を容易にする期待を込めてストロマへの攻撃に分子的な戦略をデザインし、そしてこれらは現在臨床でテストされている。しかしVonderheideのチームによるストロマへの攻撃は不注意を引き起こした。
 著者らの元々の意図は、タンパク質CD40を活性化させることでストロマの免疫抑制行動を中和しようとしていた。このタンパク質は多くの種類の免疫細胞を活性化させ、抗腫瘍T細胞を活性化させる能力が最もよく知られている。そしてこれらについて科学者たちは、活性化したT細胞がストロマに入り込んでガンを標的にすると予想して注目していた。
 彼らは21人の手術ができず、この病気の標準的な化学療法薬であるゲムシタビン(gemcitabine)で治療をうけている膵臓癌の患者で臨床試験を実施した。彼らは患者にさらにCD40を活性化させる実験的な抗体をさらに注射した。
 平均として、21人の患者は交代の治療がない場合に予想されていたよりも数週間長く生き延び、そして4人の患者は腫瘍の一時的な退行を明白に示した。著者らはこの小さくなった腫瘍で顕微鏡による生検を行い、そして彼らはT細胞が存在せずマクロファージの塊があることを発見した。
 「患者の試験が終わるまでは、我々はこの治療は成功したようにだと理解していたが、しかしおそらくは我々が想像していた理由によるものではないだろう」とVonderheideは言う。
 この原因となるメカニズムをはっきりするために、科学者たちはヒトの膵管腺ガンと似たようなガンを発達するよう遺伝子を組み替えたマウスを使った。彼らはフルセットの対照群を用いて、より詳細で侵襲的な説明ができるよう繰り返しこの動物を使ってヒトの試験を繰り返した。
 彼らは1セットの動物にゲムシタビンを投与し、そしてマウス版のCD40を活性化する抗体を与え、他のセットにはゲムシタビン単体、抗体単体、あるいは薬剤を与えないようにした。交代で処理したマウスの3割では腫瘍が後退した − これはゲムシタビンの投与の有無に関係なく。「ゲムシタビン自身は治療効果により寄与することがなかったことを発見したことに驚いた」とVonderheideは言う。
 著者らはそこでどのようにこのマウスの免疫系が、そして腫瘍がCD40の活性に反応しているのかを詳細に調べた。
 「この抗体は実際にT細胞を活性化させていたが、いくつかの理由によってそれらはリンパ節にとどまり、そして腫瘍経は移動しなかった」とVonderheideは言う。その代わりに、彼らはマクロファージが活性化して腫瘍にいっぱい存在していた、と彼はいう − そしてそれはストロマの周りにつかまって、ストロマは内側へとカールし分解し始めていた。
 「この発見は、詳細にこの機能を分析するためにガンのマウスモデルを使うことなくしては決してできなかっただろう」とVan Dykeは言う。彼は最近National Cancer Instituteへと移、将来いくつものガンにおけるマウスの臨床試験と患者との類似性を一致させるであろう、a big translational medicine programmeを始めている。多くのそのような努力は世界中で始まっており、これにはUS stimulus moneyで始まったHarvardでの大規模なプログラムも含まれている。
 「多くの努力にもかかわらず、ここ十年ではたったひとつの新薬剤であるエルロチニブのみが、転移性の膵臓癌に対してFood and Drug Administrationに認可されており、そしてそれはたった二週間しか寿命を伸ばさない」とVonderheideは言う。「おそらく我々の発見はどのように治療効果を最高に上げるために免疫系を操作するのかについての新しいアイデアにつながるだろう。」

 ということですが。
 膵管腺ガンってのはあまり良く知らないんですが。普通の膵管癌だと訳せば「pancreatic ductal carcinoma」なんですがね。「adenocarcinoma」ということでそうなると腺がんということになるのですが。管腺だと膵液を作るところ、膵管だと膵液を流すところになるかと思いますが........まぁ、なんであれ共通して膵臓癌ってのは非常に予後が悪い。発見がまずしにくいところからスタートして、予後が悪いといういろいろな意味で面倒くさいというか、厄介さが大きいガンではあります。
 で、その厄介なガンのさらに厄介なパターンに対する効果的な治療法の「可能性」を今回見つけたということですが.......通常、癌細胞に対して対抗するのが色々とありますが、やはり免疫細胞、特にT細胞辺りが活躍してくれると色々と違ってくるはずなんですが、今回の記事ではT細胞は活性化したもののリンパ節から出てこない。もっと原始的なマクロファージがむしろ大活躍してくれていた、ということだそうで。
 まぁ、確かにマクロファージに期待をかけている癌治療法ってあまり聞いたことがないんですが.......いわゆるアメーバー状の白血球がありますよね。アレですよ、マクロファージってのは。まぁヘルパーT細胞がマクロファージを活性化させるとかもありますので、T細胞そのものの活性も間接的に意味があるのかなぁ、とか色々と考えますが。しかしマクロファージが主力で癌細胞をのけていくというのは、なんとなく今まで持っているイメージからすると意外です。
 面白いものですが。他のも意外とこう言うのが? と期待したくなりますがね。どうなりますか。

 そういえば今日から計画停電がまた新たに実施ですか。
 5グループをさらに5つのサブグループに分類したということだそうですけど。東京電力のサイトではもう色々と出していますね........まぁ、とりあえずいつまで続き、夏はどうなるのか、とか色々と見えてこないものがありますけど。
 管理人の同期で工場勤務の「かるま」氏はかなりハードな状況のようで。同業がかなり津波にやられたりしたそうで比較的損害軽微であった彼の勤務する会社に色々と注文がきている、というのはともかくこの計画停電で「どうやって回すんだ?」という問題が出てきたりしているようで。まぁ、なんかとにかく色々な業界に色々としわ寄せが行っているんだなぁ、ということがよくわかるものがありますが。
 いつまでにどこまで復旧がなされるのか?
 まぁ、気になりますね。ただ、復旧に関わる人たちには本当に頭が下がります。頑張ってください。

 というところで今日は締めますかね。
 さて、今日は移動性高気圧に覆われるようで。各所で晴れるところが多いようですね。沖縄の方は雲が多くなるようですが。特に雨というところは多くなさそう? 関東地方は基本晴れ。東京で12/3という予報ですか。
 ま、やっぱり気温は低めですか。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人はとりあえず今日は契約の都合上でなくてもいいんですが、職場の年度末の片付けやらで出ていきますかね。後は中隊の飲み会やらが........離れる人もいますので。まぁ、色々とお疲れさん、という。有望な若手だったんですが、まぁしようがない。
 ま、とりあえず風邪を悪化させない程度に頑張ります、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/27
 さて、昨日はのんびりしていた一日でしたかね。
 7時台にトイレ行けーコールで一度目を覚ましたんですが。なんか意識がはっきりしているような、でも風邪が絡んでいてなんか咳が多くて困る。体調が良いとは言えないなぁ、と思いつつでもなんか意識ははっきりしているから起きる必要があるかなぁ、とかいろいろと思いましたが結局寝ることを選択。で、次に目が覚めれば12時半。風邪の症状は一気に改善........なんですか、まぁ寝ていて正解だったのかねぇ、とも。
 で、久しぶりに午後に起きだしたわけですが。
 そのままボヘっとネット上を回って夕方まで。その後、本屋へ向かってから行きつけの店で過ごしていましたかね。えぇ、のんびりモードでしたが........作れるようになったということで作ってもらったカクテル「カミカゼ」はやっぱりキツイですな、えぇ。

 そして昨日は良い天気の一日。
 温度は上がりきっている感じはないんですがねぇ。まぁ結構風が強めでしたが。なんか春ではあるのに春めいたとは言い切れないというか。今年は暖かくなるのが結構ゆっくりだよなぁ........3月下旬で10℃ちょいぐらいですからね。まぁ夏は暑めになるだろうという予報もあるようですけどね。というか、電力消費はどうなることやら。
 ま、とにかく穏やかではありましたかね、ハイ。

 で、久しぶりにPing-pong。
 ということでAoxさんからネタふり、ありがとうございます。
 記事は.......日本製のおむつのパニック買いだそうで。しかも韓国かよ........まぁ海外でも日本製のおむつのレベルの高さが評判であると聞いたことはあるんですが、パニック買いになるほどかねぇ(^^; っつぅか、先進国を自称しているんだからちゃんとやればいいのに、とか思わなくもない。記事は23日付のものですけど、まぁ今頃はすっからかんなんですかねぇ。
 でも、自国製のもあるんだからまだ深刻ではないでしょう。粗悪なのもそのうち売れるかと(^^;
 日本ではなんですかね。状況をみると、最初の1週間は食料品、最初の2週間はガソリン、という印象でしたが。最近は水。で、最初から全く増えてこないのは単一電池と単二電池ですかね。2週間で単三、単四電池は復帰した感じではありましたけど。ただ、Amazonとか見ると電池系は本来の市場価格の倍以上で売っているバカがいるみたいですが。
 一応、まだ駆除(害虫のたぐいでしょ?)されていないようですがね。

 で、nature.comから。
 Sperm grown in a test tubeという話がありますか。未成熟なマウスの精巣が、培養中で完全に発達した精子を生み出した、とありますが。
 日本の研究者達は、長らく不可能と考えられていた培養皿中で繁殖力のある哺乳類の精子を作り出した。Natureで報告されたこの技術は、精子の形成に関わる分子的なステップを明らかにする手助けをし、そして男性の不妊治療にもまたつながるだろう。
 生物学者たちは体外で精子を創りだそうとほぼ1世紀の間挑戦してきた。失敗はしばしば、組となっているDNAを交換し、細胞の染色体数が半分になる間の細胞分裂である、減数分裂期を襲っている。この過程は精子が卵と融合できる準備になる。
 横浜市立大学の小川毅彦と同僚らは、標準的な培養状態に変えるだけで、減数分裂を通じて精子を得るための鍵を発見した。
「この報告は多くの生殖生物学者たちが何年もかけて目指した目標の達成を示すものであるために、非常に興奮するものだ」とJackson Laboratoryの生殖遺伝学の専門家であるMary Ann Handelは言う。
 試行錯誤により、小川のチームはどの培養方法が新生仔マウスの精巣から得た組織の一片における精子が成熟するのかを明らかにした。精子の発達を追跡するために、彼らは蛍光タンパク質を使って細胞の減数分裂の進行 − あるいはした様子 − を調べた。
 まず、研究者達はゲルの上に一片を置き、そして一般的な細胞培養の成分であるウシ胎児血清中にそれを浸した。しかし彼らはこれに何も付け加えず、精子の成熟を刺激することで知られる要因もまた加えなかった。
 著者らの成功は彼らがウシ胎児血清を血清のない媒体であり、胚性幹細胞にしばしば使われるKnockOut Serum Replacementに置き換えたときに訪れた。
 この混合物中に数週間おいた後、ほぼ全ての組織中でいくつかの細胞が精子中で見られるのと同じ数の染色体を含んでいることを発見した。ほぼサンプルの半分の細胞が精子が泳ぐのに使うしっぽ状の物体である鞭毛を持つ細胞を含んでいあた。精子の形成は一ヶ月後にピークを迎えたが、2ヶ月以上は形成が続いた。
 この研究者達はこの精子を卵細胞へといれてみた。数週間後、代理母は1ダースもの生きた生殖能力のある子供をもたらした。チームはまた数日から数週間冷凍していた新生仔の精巣組織精子をまた成長させた。
 University of Saskatchewanの生殖生物学者であるAli Honaramoozは、この技術は生殖能力を奪う癌治療を受けた思春期前の少年を救うことができるという。これはまた性的に成熟する前に死んでしまうことがある絶滅危惧動物の生殖を保護するのにも使えるかもしれない、と彼は付け加える。
 この手法はまた精子の生産における分子的な出来事を学ぶのにも有用であろう、とGeorgetown Universityの細胞生物学者であるMartin Dymは言う。しかしこの技術が弾性の不妊治療に使うことが出来る前に、研究者達は精子細胞を数百万以上作り出さなければならず、そしてヒトへその研究を移転する必要がある、とDymは付け加える。
 Honaramoozはこれは時間の問題だという。「もしいくつもの小さな変更を伴いつつも、他種へ同じ方法論が適用できるのならば、それは大きな事だ」と彼は言う。「もしそうでなければ、同じくらいの研究を行う必要があるが、しかし少なくとも今は結果的にはそれができることを知ったのだ。」

 ということですが。
 生殖関係はどうにも分かっていないものがたくさんありますが。精子を作り出すというのはまた難しいものということは知られていまして........しかし横浜市立大の研究者が哺乳類で、少なくともマウスでこれをやってのけたということでして。やはり視野に入るのは不妊治療ですが、同時に謎の多い生命の誕生に必須である生殖細胞が「どのような分子的な出来事を経て出来るのか」を理解するのにも使えると。これが理解出来ればやはりまた、別のアプローチで不妊治療やらに持ち込めるというのもありますので、やっぱり大きいわけですが。
 生殖細胞はまぁ、特殊ですからねぇ。
 例えば人間は23対で46本の染色体を持ちますが。必ず出てくる「ヒトの細胞には皆おなじ染色体数」を地で行くと、精子と卵も46本持ってしまう→受精すると92本の染色体を持つ、という事になってしまうわけで。仮にそれで上手く成長したとしても、そのペアの男女の子孫はさらに倍の染色体を持つ........ではおかしい。ということで、生殖細胞に関しては特別に「減数分裂」を行ってさらに半分の23本の染色体を持ち、これが受精することで受精卵は46本の染色体を持つようにしてあります。減数分裂は生殖細胞のみが行うものとなっていますので、まぁ特殊なんですが。特殊ということはやはりわからないものがあるということですので。
 まぁ、他種でも使えるのかがわかりませんが、まずは壁を一つ突破、というのは大きいですねぇ。

 後はMutations block lung-cancer treatmentという話。腫瘍が薬剤から逃げ出せるようになる遺伝子の変化を明らかにすることは、複合治療に期待をもたらすとありますが。
 腫瘍はたとえ遺伝子的に遺伝子的に腫瘍を攻撃するようになっていたとしても、薬物治療から逃げる多くの方法を持っていることを二つの研究が明らかにした。これらの脱出経路を明らかにすることで、これを遮断することができるような治療が出来ることを研究者達は期待している。
 両研究ともに上皮細胞成長因子受容体(epidermal growth factor receptor, EGFR)と呼ばれるタンパク質の活性に遺伝子的な変異を持つ肺癌に注目した。このタンパク質の不適切な活性化は、ガンの特徴である制御不能の細胞分裂を引き起こす。二つの薬剤 − ゲフィチニブ(イレッサ)とエルロチニブ(タルセバ) − は活性の変異を持つEGFRを阻害して腫瘍の成長を阻害する。
 これらの薬剤は大半の患者の手助けとなっている:EGFR活性の変異を持つ人の約3/4が例えばゲフィチニブによく反応している。しかし残る人たちは反応が悪く、そして全くその原因が分かっていない。
 「同じ病変を持っているように見える患者における反応には、極めて多くのバリエーションがある」とMemorial Sloan-Kettering Cancer Centerの癌研究者で、この研究の一つの主著者であるCharles Sawyersは言う。
 このバリエーションの一つの原因は、他の遺伝子が薬剤に対する患者の反応を変えてしまうことである、とSawyersは原因づけた。これをテストするために、彼と同僚らは培養された、EGFR阻害剤への反応が良くないEGFR活性の変異を持つ癌細胞株を使って実験を行った。
 この研究者達はRNA干渉を使ってがんに関連した遺伝子の活性を減らし、そしてこのことが薬剤治療へより感受性を持つようになるかどうか決定するために、これら細胞をテストした。この発見はNatureに発表した。
 2000以上の遺伝子がチームによってスクリーンされ、36がEGFR阻害剤への感受性に影響を及ぼしていた。それらの半分が多くのストレス反応を支配している、NF-κBと呼ばれるひとつのタンパク質に関連した細胞信号経路に関連しており、そしてこれはいくつかの製薬企業の抗炎症薬の開発における標的となっていた。
 Sawyersの結果は、NF-κB阻害剤をEGFR阻害剤と組み合わせて使うことで、腫瘍へ対抗するのに使えることを示唆する。チームは臨床的な証拠がこれを指示することを発見した:肺癌を持つ52人におけるでの試験において、NF-κB反応を抑えるタンパク質のレベルが高いと、低レベルの時よりもエルロチニブにより反応した。
 チームは現在動物モデルにおいてこの複合治療をテストしている。
 この結果は興奮するもので、新しい癌治療へとつながるかもしれない、とVanderbilt Universityの癌研究社William Paoは言う。
 この方法はまた他の腫瘍における薬剤への反応を修飾する遺伝子を発見するのに使えるかもしれない、と彼はいう。例えば、B-RAF阻害剤と呼ばれる薬剤はB-RAFタンパク質の活性に変異を持つ進行性メラノーマの患者で有望な結果を示した。しかしまたもやこの薬剤はこれらの患者の2割で失敗した。
 複合治療はその2割を助けることができる。
 癌治療は他の問題も持っている:たとえ患者が最初はよく反応していたとしても、この薬剤は結果的には失敗してしまう。「腫瘍は溶け出し、そしてまた戻ってくる」とMassachusetts General Hospital Cancer Centerの長であるDaniel Haberは言う。
 EGFR阻害剤の効果は一般的には腫瘍が、今度は薬剤耐性を持って戻ってくる前の1年間は効果がある。複合治療はまたこのケースを手助けすることができるが、しかしまずは腫瘍は薬剤から身を守るための多くの方法を特徴付ける必要がある。
 第二の研究はMassachusetts General Hospitalの癌研究社Jefferey Engelmanと彼のチームが、37人の患者における抵抗性の腫瘍を特徴付けたものである。
 多くの人がさらなるEGFRに関連した変異を持っており、これによってこのタンパク質は阻害剤を避けることができる。他の人達はがんの成長に拍車をかけるMET遺伝子のコピーを多量に持っていた。これらの変異は両者とも、すでに薬剤耐性腫瘍において確認されていたものである。
 しかしいくつかの腫瘍は、EGFR遺伝子を増幅、あるいは他のがん促進遺伝子であるPIK3CAの変異を持つことで予想外の振る舞いをしていた。この結果はScience Translational Medicineに発表された。
 5つの腫瘍が非小細胞肺癌(non-small-cell lung cancer)から小細胞肺癌へと変化しており、これは違う種類の化学療法に対しての反応性が違う。そして三人の患者では繰り返し行われた生検により、時間の経過で薬剤耐性細胞はまた阻害剤に対して抵抗性がなくなっていた事が示された。
 この結果は治療の間を通じて腫瘍の監視が重要であることを示している、とInstitute of Cancer Researchの分子薬物学者であるPaul Workmanは言う。伝統的に、癌治療は最初の診断の間に行われる一回の生検の結果をもとに行われる。非侵襲的な腫瘍のサンプリング、そして繰り返し行う生検は正当性を得るのが難しい − 特に肺癌においては、毎回の生検が肺を損傷する小さなリスクを持っているときには、とHaberは言う。
 しかしEngelmanは一連の生検は患者にとって効果があると指摘する。小細胞肺癌を持つ人では、非小細胞肺癌において試されていない化学療法を受けることができる。それら患者の行く認可はこの治療に「顕著な」反応を示したと彼はいう。
 それにもかかわらず、薬剤耐性へのこれおほど多くの経路を発見することは、患者はこの病気を克服するために可能な限りの薬剤のコンビネーションの蓄えが必要になるだろう事を意味する。「これは起こり得る多くの抵抗性のメカニズムを見るのを失意させる」とEngelmanは言う。「これは挑戦であることを強調する。」

 ということですが。
 治療中でもガンは変化していく、という話になるかと思いますが。逐次検査を行い、それに合わせた治療法をつくっていかなければならない、ということになるわけですが........文章で書くには楽。ですが実際にやるにはえらく大変ということになりそうですね、これ........定期的に遺伝子を調査し、今まの治療が継続できるのか、できないならば次の薬剤は? どのようなコンビネーションで取り組むのか? 事前にレシピみたいなのがあればいいですが、ガンの多様性があまりにも多いために、そのレシピの確立はまた莫大な手間となることを意味するわけで。
 国際的なデータベース化が必要になるのかな........まぁ、何パターン生じてくるのかは管理人にはわかりませんが、しかしガンにも「個性」がかなり多様にあることぐらいは知っていますので.........同じ名前のガンでも中身が違うという。かなり大変そうですねぇ。
 まぁそれが出来れば癌治療での救命率も上がり、さらにはガンをより深く理解できることになるのでしょうが。やっぱり国際的なプロジェクトになるのかねぇ.........

 ま、こんな所で以上で。
 さて、今日は冬型が緩んでくるようですが。東北や北海道の一部で雪がふるようですが、ほかは大体晴れるところが多いようですね。雲が出るところもあるようですけど、まぁ高気圧がやってくるということで天気は大体は良いのでしょう。関東地方も晴れ。東京で10/3という予報と。
 春は名のみの、という感じですな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人はとりあえずのんびり過ごそうと思っていますが。いや、まぁ気が抜けています、年度末でヤマ超えたので。体調をとりあえず年度末までに整えておきたいんですがねぇ。散歩もしたいんですが、まぁ体調と相談ですな。
 なんか一日中寝るのもいいかなぁ、とか思ったり。えぇ、気が抜けています。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2011/03/26
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず5時前に起きだして電車を確認してから朝一のバスで出る、というパターンでして。これがしばらく続くことになるのかなぁ、と思っているんですが。で、とりあえず出勤してから今日はネクタイ必須の一日でしたので、まぁ面倒くさいながらネクタイ締めて仕事やら。面倒くさい事務処理やらも色々とありましたけどねぇ........まぁ、とりあえずどうにか乗り切り。
 そしてその後、年度末の金曜日であること。さらに勇退する同僚もいたりしまして、年度末の納め会ということで飲み会でしたか。
 いやぁ.......とりあえず先ほど帰ってきましたかね。

 ふぅ......ということで、とりあえずまぁ今日は生存報告。
 とりあえず土日はゆっくり休むことになりそうですが。風邪もピークを超えた感じではありますので、まぁ治しましょう、ハイ。

 ということで以上で、生存報告です。
 また、後日........




2011/03/25
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず5時前に起き出しまして電車の確認.......無事に運行中、ということで朝一のバスで職場まで。久しぶりに行きのバスに乗ったなぁ、などと思いつつ向かったんですが。JR、運休している路線がある影響か、地獄とまでは言いませんが「この時間帯にこんなにもう混んでいるの?」というレベルの混み方をしていましたかね.......面倒この上ないと言わざるを得ませんが。
 いやはや。
 で、職場に行きまして色々とバックアップが多かったんですが。とりあえず来年度の人事の発表もありまして、これがまた.......管理人は所属中隊の変更が申し渡されてかなりびっくり。おかしいなぁ.......で、また人事異動でえらく若返った別の中隊に放りこまれまして。なんだよ、年齢的に3番目かよとか........いや、4番目か。まぁ、なんであれ上から数えたほうが早いんですけど。ここでまた何かなぁ、と。波長が微妙にあわないっぽいのが気になるですがねぇ。まぁ、入ってみたら合うのかもしれませんが良くわからない感じです、ハイ。
 ま、そういう感じで午後には会議ラッシュやら。さらに色々と事務的な仕事のほうがついに大山場を迎えまして、そちらの方の始末........に異様に時間がかかりまして大変でして。結局まぁ電車もだいぶ復旧したからこそではあるんですが、遅くまであれこれと。とりあえず、外食して帰宅しましたかね。
 まぁ、疲れました。

 で、天気もあまりはっきりしませんが。
 昨日は朝は結構冷え込みましたかね。日中も暖かいとはちと言いがたい天気。とにかくすっきりしない感じが強く、なんとなく雨も降るんじゃないかという雰囲気すらありましたか。まぁ、幸いに職場やら居住地域では降らなかったようですが、降るところもあったようで。なんか半端な天気が続くなぁ、という印象がありますねぇ........すっきりと晴れ渡るのは土日からになるのかな?
 やれやれ、です。

 ところで、世情を見ていますと。
 物がだいぶもどってきましたねぇ。ガソリンは高いですが、まぁ行列はもう完全に解消された感じはします。1週間前を考えると笑ってしまうぐらい状況が変わったかと。さらにはコンビニにおけるカップ麺の充実っぷりはかなり回復したかと。弁当系はもう以前からですが、パンも普通に充足されているように見えましたか。そして昨日、地元のコンビニで単二の乾電池が置かれていまして、あぁ、ついにおいてあるのを見られたかと........実に2週間ぶりぐらいになるのかな? 単一電池は見えませんが。
 ところが飲み水絡みでミネラルウォーターが大パニックになっているようですが。
 どこもかしこも量の制限をしていましたかね。昨日帰りによった地元のコンビニでは「やっぱうれているんですか?」と聞けば苦笑いして頷いていましたし。なんとなく笑ってしまうものはありますが........まぁ、多分買い占めて高く売ろうというのも出てきているのかなぁ、とは思うんですけどね。商売の基本、資本主義の基本といえば聞こえはいいですが、単なるアコギな連中でしかないわけで。
 まぁどこにでもこういうやから入るということではあるんでしょうけどね。ネットオークションとかではどういう扱いになるんですかね。やっぱり基本的に野放し? 

 で、まぁ忙しいわ帰りが遅いわとあればさすがにネタもこれ以上はないんですが。
 とりあえず一個だけ。GIGAZINEから飛行機と新幹線が合体?1930年のドイツで作られた時速230kmのプロペラ式鉄道車両「シーネンツェッペリン」というのが目に入りまして。なんかこういうネタは結構好きなんですが。1930年代ドイツと言えば黄金時代の頃ということになるかな? ナチ以前という意味での話ですが。映画はこのころがピークですかね。
 まぁ、ともかく面白い列車もあるものですが。一両編成ですか.......ガソリンで駆動するプロペラで推進力を得ているようで、要はプッシュ式のレシプロ機の地上版というか、レシプロ列車ということになるのかな? 230kmを出す20tですからかなりのものかと思いますが。
 面白いなぁ。
 ちなみに気になったので検索してみたのが、「ガソリンエンジンの鉄道車両」。やっぱり余り無いのかと思ったんですが、過去には存在はしていたようですね。基本的に思い浮かべるのはディーゼルなもので、ガソリンというのはなんか違和感を感じるんですが。まぁ流行らない理由もちゃんとあるようですけど........で、プロペラ駆動の列車というのはやっぱりなかなか無いようですが。
 まぁ、そういう意味ではこのシーネンツェッペリンは異色な存在と言えるのかと.......ちなみに、動画はYoutubeで見つかりますが。ドイツのネタ的に言えば、もしこのまま存在して改良していたら最後の方はコントラペラになり、ロケットなりジェットになっていたんだろうかとか思ったりもしてしまうのはなんとも.......ゲーリングあたりは好きそうですが(笑)

 ということでとりあえず今日は以上で。
 ま、今日は色々とまた慌ただしいんですが。一応頑張って切り抜けようと思います、ハイ。やることはちょこまかとあるんですがね........いやはや、どうなりますか。ま、風邪ひきさんも多いようですので。みなさんもくれぐれもお気をつけを。

 また、後日........




2011/03/24
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 夜中のエリアメールにたたき起こされたりしつつ、とりあえず朝は4時に起きだしまして.........で、とりあえずそのまままた5時過ぎにとっとと出て行くという形で職場まで。だいぶなんかすいてきたかなぁ、とか思いつつ職場についたら「なんか本数復活していない?」とか。調べたら確かに運行数がかなり復活........これが続くのならば早起きもとりあえず終わりかなぁ、と。
 そんなことを思いつつ、朝から大混乱する自体が発生。緊急中の緊急手段で管理人の仕事量が倍加した上、普段管理人が手がけないところの仕事の救援に入ることになってまぁ大変でしたかね、えぇ.......いや、本当にわけわからんというか。なんでまたこういうパターンになるのかしらんと。まぁやむを得ないのは仕様がないにしてもねぇ.........で、とりあえずどうにかこうにか切り抜けて午前中は終了。
 で、午後は会議でまたゴタゴタ。さらにおまけでやってくる非常に面倒かつハードな一件をどうにか処理しまして、終わってみればもう6時を回るという。なんか訳の解らんうちに時間が進んでいるなぁ、と思いながら撤収したんですが電車の方はだいぶ一息ついたようでして、地獄のラッシュを味わわずに済みましたかね。
 いやぁ........やっとまぁ、どうにか。妥協できるレベルの電車になってきたのかな?

 そして昨日は不安定な天気の一日。
 起き抜けの頃は地面がかなりしっかりと濡れていまして。朝から雲が多く、途中晴れ間が見えるかなぁと思ったら雲。で、結局夕方からは雨。おまけに気温も結構低くてなか結構寒いなぁ、とも。朝よりも夜になってからが冷え込んだ感じがありましたか。どうも体によろしくない........というか、職場で風邪ひきさんが急増中です。
 大丈夫でしょうか?

 で、まぁ色々と慌ただしい感じでハードでしたが。
 とりあえず電車の運行状況が回復してきたのがありがたい。JRが特にひどいものでしたので.........今じゃYahooもトップページに「現在の電力状況」が出てくる用になっているというのがまたなんというか。こう言うのも面白いかなぁ、と思ったりはしましたけどね。コンビニの方では地元ではパンとカップ麺は豪快に回復した感じです。ほぼ田棚が元々の感じに回復したかなぁ、と。ガソリンも並ばなくなっていますね。
 やっとこさ回るものが回るようになってきたのか........? まぁ、最も放射線というか放射能というか、放射性物質というか。その手の知識への混乱っぷりはまだまだという感じがしますが........そんなんでいちいちミネラルウォーター買い占めてんじゃねーよ、と。むしろそのミネラルウォーターは被災地へおくれよなぁ、とかいろいろと思うものはあるんですがね。
 本来的に多少の放射線には人体というか生物は強く出来ているんですがねぇ。もちろん致死量と比較しちゃいけませんが、ただ伊達に長い間かけて進化してきたわけじゃないんですが........情報リテラシーが云々と。まぁ、マスコミ自体も相当にパニックに加担していますけど。

 ま、それはともかくやっとこ電車の回復で少し体への負荷が減りそうです。
 いや、本当にここ数日は帰ったら食事とって寝るだけ、という生活でしたから。プライベートで何か、という余裕が無い。体調がちと苦しい部分もあってなんとも不愉快な状況だったんですがね........やっとこさ、という感じか。まぁガソリンやらも戻ってきたということはバス関係も戻ってくるのかなぁ、と思うんですがここら辺は読めないなぁ........
 ま、あとはこの運用状況がどこまでもつかですがね。
 東電は発電量の復旧をどう考えているんでしょうかね? 休眠中の火力発電所を復旧させるとか色々とありますが。福島の方の原発はどうなるだろう、とも。5,6号機はもう廃炉? それともそれだけでも動かすのか? 火力発電所の新設もやるんでしょうけどねぇ。なんか体質的に利権が絡んできそうで遅々として進まない、というパターンがあり得るのではないかと。末端の人たちは相当に苦労しているんでしょうが..........
 まぁ、でも結局原発は頼らざるをえないでしょうねぇ、というのが個人的見解だったりします。
 人間、結局実利になるかと。

 ま、とりあえず体調もよくはないし色々と疲れてもいるので以上で。
 さて、今日はとりあえず高気圧の影響下に入るようですが、一部低気圧の影響があるようで。北のほうで雨やら雪になったりするところがあるようで。他の地域は雲が出るものの晴れるところが多いようですね。関東地方は曇りのち晴れ。東京で10/3という予報ですか。
 まぁ、なんかまだ冷え込みそうで。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は来年度の人事がなんかあれこれとあるとかで。まぁ、どうなりますかね.........とりあえず頑張ってやっていくことにしましょう。そしてとりあえず朝は少し遅めに起きようかと思います。朝一のバスで出ようとは思いますが、4時おき5時過ぎ出発、というのはとりあえずなしの方向で。少しゆっくり休みたいです。
 疲れると電車で読む本も進まんですからね.......ちなみに今は何度目になるか、『大鏡』読んでいます(^^;

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/23
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 実は月曜日は体調不良で最終的にダウン気味になってそうそうに寝ていたんですが。最近の計画停電やら電力供給の問題から朝4時起きなわけでして、そのまま起きだして、しかも雨で荷物が多量にあるということで更新をあれこれどころではなく、タクシーまで呼んで地元駅まで。ということで予告なき更新休みとなってしまいましたが.......
 いやぁ、とにかく天気やら色々と困るものです。
 で、職場に早く到着するのは電車組のみ........JRも運用をどうにかしていただきたい、本当に。で、昨日はそのまま仕事準備やら色々とやっていまして。小隊長代理もあったりと色々と忙しかったですが、困ったのは体調不良。どうやら白血球のお仕事がかなり気合が入ってきた状況らしく、まぁ色がついた痰やら鼻水がよく出てくる、ですが仕事がまた困ったことに冷えるところでして。
 いやぁ、参りましたかね、ハイ。
 で、午後は研修やら色々とあったんですがこれがまた温かい場所でして今度は眠くなる。どうにか乗り切ると、夜の計画停電にぶち当たっている場所だったので、「どうしても今日中に終わらすぞ!!」と事務仕事がゴタゴタと。これを終わらせてみればかろうじて6時.........同僚はもう停電があると仕事にならんと帰る人が多いんですが。管理人は6時で「遅い組」に入るという有様でして。で、まぁどうにか帰宅しましたかね、ハイ。
 いやはや........調子悪い。
 来年度はさらにどうにも苦手な人と組んでやる仕事もあるようで。計画停電も夏場は頻発するようですし、色々とハードな状況になりそうだなぁ、と.......いや、来年度の話ですよハイ。色々と憂鬱なものがあります。
 やれやれ........

 ということで本日は生存報告。
 体調とのバランスの問題もありますので。とりあえず仕事があれこれあるんですが、無事に切り抜けたいと思います、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/21
 さて、昨日はのんびりしていたいちにちでしたかね。
 朝は8時半前に起き出しまして、コーヒーをすすりつつボヘっと過ごしていまして。で、天気が下り坂になるという話もあったので10時前から散歩へ。そこからもろもろと見て回りつつ、大体14kmほどふらふらと歩いていましたかねぇ........で、これがまた本当にのんびり状態で、帰宅したのが午後2時前。歩くのは集中的に歩いていまして、本屋やら店などでぴたっと止まってまた歩く、という感じだったりしたんですがね.......まぁ、でも良い運動になりました。
 そしてその後しばらくネット上を回ってから自室でボヘっと。
 ま、のんびりですね。

 そして昨日は暖かい一日。
 冷え込みはあまりなく、日中はだいぶ暖かでしたかね。散歩中に変に厚着している人もなく。まぁでも上着をきている人は多かったですが........上着着ていなかったのは管理人ぐらいか。いや、歩くと暑くなるので........やっぱりコンスタントに時速6kmを維持すると結構な運動量となるようですが。まぁ、ともかく春うららかというか。穏やかな天気ではありましたが、午後になると雲が一転して増加。夕方頃はなんか風が強く吹いていたようで。
 晴れていれば満月だったようですがね........しかも最接近。見事な月が見られたでしょうに。

 で、ふらふらと歩いていましたけど。
 え〜、ガソリンスタンドは長蛇の列でしたけど。セルフでも多分バイトさんだと思いますが、要所要所に立って案内をしていましたか。ただ、場所によってだいぶ列の長さが違う印象でして、以前ほどのレベルの長さではなくなったというか。供給も徐々に行われる頻度も増えているように見えますね。まぁ、ぼちぼち飽和状態へと向かっていくのかと思いますが.......他に見ていると、電池類が単三電池が各所で復活傾向。数は多くはないですが、ドラッグストアやコンビニで置かれるようになっているようです。電気屋はかえって置かれていないようにも見えましたが?
 で、そのコンビニも弁当にひき続いてラーメン系がかなり復活気味。以前がカップ麺用の棚の1/4という感じでしたが、昨日は1/3ちょいぐらいのレベルになっていたようで。菓子パンもなんか増えていましたかね。色々と回転してきているのでしょうか? 弁当はやっぱり充実。ただ場所によって状況は違うような感じはありますがね........ただ、まぁだいぶもどってきたのかとも。
 ま、たぶん今週あたりから色々と物資が回っていくのかと思います、ハイ。
 そのコンビニですが、昨日見て回った、というか散歩してその途上にあったというべきですが約10店舗の節電の気合の入り方が素晴らしい。外の電気はつけない、というのはともかく日中だからか、本当に消しまくり(^^; 壁際の棚とかにある飲料用の一部の電気は付いていて、あとはカウンター周辺だけ、という店があると思ったら商品のところの照明を消して非常灯かなにかはわかりませんが、そのライトだけで営業しているところもありましたか。一番徹底している感じです。
 その節電関係もとにかく幅広い。店の看板の電気を消すのは普通。中の電気をどこまで減らすか、という感じになっているところもあるようで。大型の店ほどよく消しているようですね.......補助的な明かりを消しているところは多いですが。駅なんかも照明消していますねぇ.........一方でどっかのブティックは全開でつけているのもありましたか。後は駅ビルの店舗とか........ある店は徹底して消しているところがあるのに、その隣りの店はなんか煌々と照っていたりとか。なんかアンバランス........
 まぁ、どこもかしこも「節電中」の文字が目立ちますが。それでも結構運用できるのね、と思ったりも。
 日本中、どこも異常事態に対していますな。否が応でも付き合わなければならないですからね..........

 そういえば募金活動が活発ですが。
 色々と似非もいるようですけど。ネット上で評判の悪い日本ユニセフ協会とかもやっていましたかね、昨日。えぇ、国連のあのユニセフの日本事務所ではないとか、最近知った場所ですが。ま、駅前で子供と一緒にやっていましたが、某掲示板群によれば募金を募って送る先がアフリカとかの他国となる可能性があるとかで........(ここやら色々と話題になっていますが) でも、昨日見るかぎりは地震災害に、と呼びかけ。なんかなぁ、と。
 で、その前を通って行った二人組が「なんか評判悪いらしいわね」と会話していたので、こういう話が結構有名なのかもしれませんが。
 まぁ、なんですか。一番確実は赤十字らしいですね、えぇ。管理人もやるなら赤十字にしておきます.........ちなみに、募金情報まとめとgoogleでサイトが作られているようです。かなり丁寧に押さえられているのでこちらも参考にするとよろしいかと思います、ハイ。

 で、原発やらもだいぶ落ち着いてきたようで。地元の被災者たちの話がだいぶ表に出てくるようになった感じもありますが。
 原発は大山は超えたようですね..........油断はならないようですが。自衛隊、消防、警察、そして現地で働いている作業員がかなりの成果を挙げたようですね。いや、本当にお疲れ様です、としか言えませんが。さらに昨日は9日ぶりに救出したケースも出てきた様で。やっとこさ明るい話も出てくるようになってきましたが、まぁやっぱりマスコミの動きは鈍いものだとよくわかります。
 他者を批判する前に自己批判必須だよなぁ、と。
 ま、ともかく今までの震災と全く違う方向性の震災であったのは確かなようで。これもまた教訓を生むのでしょうけどね......やはり日本にいる以上は災害に備えるべきであるという、まっこと毎回確認されるものをまた確認することになるだけですが。災害対策費を削った輩もどうするんですかねぇ。それでも子ども手当やりたいのかねぇ........えぇ、嫌いなんですよ蓮舫とか。
 自分の血を流さないタイプの政治家に見えますし。節電うんぬんになったのに何もやっているように見えねーな、と。
 まぁ、それはともかく自衛隊、消防、警察もかなり疲れてきているのではないかと思いますけど。もう少し上手く宣伝されないかなぁ、と。頑張ってくれているのは皆知っていますが、具体的な物がもう少し。正当な評価、というのをするべきではないかと。現場の士気とかね........ちなみに、実に上手く宣伝やっているのが米軍。第七艦隊が旗艦ごと日本に派遣されていますが、twitterとか日本語でちゃんとつぶやいていますね........情報関係の扱いやら、色々と火事場への突っ込み具合はやはり米軍のほうが上のようです。というか、彼らの本気具合がよくわかります。
 あまり報じられていないようですが.........
#陽の当たらないところで奮闘している人や組織をもっとクローズアップしてほしいなぁ。
NECXO東日本の復旧作業とかもすごいかと。

 で、全く別方向の話題で。
 GIGAZINEから映画ネタ二本。陳腐な物語、尻切れトンボのストーリー、考証を無視……ひどかったSF映画15作品、そして映画史に名を残すほどの赤字を出した大作映画9作品という話題......最近そういえばGIGAZINEを見ていなかったなぁ、ということで見ていたらちょうど映画の話題が二つあったんですがね。いやぁ.......面白い。
 前者はPopCrunchの記事だそうですが.......GIGAZINEのタイトルはかなり穏やかな表現でして、記事のオリジナルタイトルは「15 Of The Worst Scifi Movies Ever (That You’ve Actually Heard Of)」です。「今までで最悪のSF映画15本」という意味になりますね........で、挙がっているのが
  1. バトルフィールド・アース
  2. バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲
  3. 地球が静止する日
  4. ロスト・イン・スペース
  5. アルマゲドン
  6. ローラーボール
  7. レッドプラネット
  8. ミッション・トゥ・マーズ
  9. JM
  10. スピーシーズ2
  11. アンドリューNDR114
  12. PLANET OF THE APES/猿の惑星
  13. ロボコップ3
  14. スタートレックV 新たなる未知へ
  15. ROBOT MONSTER
 とか。最後のヤツだけ1953年代と時代が大きく違いますが。しかも日本未公開という映画だそうですのでさっぱり論じることができませんけど。まぁ、管理人的にはやはり特筆すべき「めい作」は「バトルフィールド・アース」と「アルマゲドン」になるかなぁ。見ましたから。前者は家人がレンタルで借りているのを横で。えぇ、爆笑物.......確かシミュレーターでハリアーだったかを動かしていたよな? 設定が3000年。うん、大したものだ.......よっぽど良質のモスボールされていたのかとも。「アルマゲドン」は「笑いすぎて」泣けた迷作中の迷作。あの科学的考証は実に見事でした.......あんだけクソでけー天体が見つからないという衝撃から始まって色々と。もっとサイズ考えればまだよかったかもしれないのに.......スペースシャトルで豪快にやっていたのも最高でした。
 他のはどうなんでしょうかね? 実際には見ていませんけど。
 そしてもうひとつの記事は具体的な売上で見ていますが。記事中のタイトルと額と一緒に回収率をとりあえず計算してみましたが........「タイトル:制作費/興収→回収率(有効数字三桁)」という形でやってみますと
  1. スピード・レーサー:1億2000万ドル/4395万ドル(全世界では9395万ドル)→36.7%(78.3%)
  2. プルート・ナッシュ:1億ドル/440万ドル(全世界では710万ドル)→4.4%(7.1%)
  3. カットスロート・アイランド:9800万ドル/1000万ドル→10.2%
  4. フォルテ:9000万ドル/670万ドル→7.44%
  5. バトルフィールド・アース:7300万ドル/2140万ドル→29.3%
  6. イシュタール:5500万ドル/1430万ドル→26%
  7. ジーリ:5400万ドル/600万ドル→11.1%
  8. 天国の門:4400万ドル/348万ドル→7.91%
  9. デルゴ:4000万ドル/69万4782ドル→1.74%
 となっています。「デルゴ」が素晴らしい回収率(^^; スピードレーサーはあまり売れたと聞きませんでしたがやっぱりだったのね.......まぁとにかく「プルート・ナッシュ」「フォルテ」「天国の門」「デルゴ」が10%以下と出てきましたが。ラジー賞を受賞した「バトルフィールド・アース」がこうみると確かに立派に売れた、というか「最悪の中でもマシな方」という事になっているようですね。
 しかし「天国の門」はよく聞きますが、そんなにひどい作品なのかなぁ、と思ってWikipediaの項目を調べると、監督は「ディア・ハンター」作った人なのね.......作品自体の評価は少なくとも日本ではそんなに悪いものではないようですが.......ジョンソン郡戦争ってのが良く解らんなぁ。
 まぁ、好きな人は好きな映画というのもあるんでしょうけど。
 ダメダメという意味では「死霊の盆踊り」とか「北京原人」とk.........






 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は長い停滞前線が本州太平洋側に東西に張っていくようですね。このために北海道や沖縄は晴れるものの、他の地域はことごとく雨となるようで。関東地方も雨。東京で11/11.......つまり変わらんようです。
 まぁ、家にこもるには良いかとも。

 さて、今日は月曜日ですか。ただ春分の日ですね。
 管理人は在宅です。仕事若干、後はのんびりという感じになるでしょうか........DVDでもみようかなぁ、とも。とりあえずこもってマイペースで過ごそうとは思います、ハイ。雨とわかって外出する気にはならんので。
 ま、休みの日で良いですけどね........のんびりやることにします。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/20
 さて、昨日は在宅の一日でしたかね。
 とりあえず7時前にトイレ行けーコールで起床。その後また寝たんですが結局9時半頃に起きだしまして.......喉がおかしいのは同僚の風邪が移ったからなんでしょうけど。いやはや、と思いつつうがいやら色々とやりつつ、午前中はnatureの記事を読んだりしながら過ごし、午後もボヘっとネット上を回っていたんですが。というか、なんか気力がない、というのがありまして.......風邪の問題で喉も結構微妙。ということで5時頃から1時間半ほど仮眠。少しばかり喉のほうが良くなってから食事やら。
 で、そのまま一日を終えるという感じでしたかね.......まぁ7時前に地震もありましたけど。特に問題もなし。
 いやはや......ま、マイペースな三連休初日でした。

 そして昨日は良い天気の一日。
 良く晴れましたねぇ。散歩には良かったのではないかとも。昼頃は風がだいぶ強く吹いていまして、出かける家人は寒い、けど日向にいると暖かい、と服装で悩みまくったようですが。ま、ここ数日の冷え込みの感じはなく、春らしい一日だったのかなぁ、と思います。
 ま、のんびりするには最適ですな。

 で、nature.comから。
 正直原発関係は飽き飽きしていますので..........Gene therapy offers hope for Parkinson's diseaseという話。小規模な試験で患者の症状を改善できたということだそうですが。
 読んでみますと......実験的なパーキンソン病への遺伝子治療が、少数の患者での行動障害を和らげ、そして特に大きな安全性の問題を引き起こさなかった。The Lancet Neurologyに掲載されたこの研究は、初めて神経変性の症状を持つ患者への遺伝子治療の利点を示す二重盲検である。
 パーキンソン病は震え、動きの遅滞、そして認知障害によって特徴付けられるもので、そしてこれはドーパミンを作る脳回路の神経の死によって引き起こされる。この影響は動きを司る脳の領域での接続に影響を与え、ある領域では過剰に活動させる。
 多くの患者はドーパミンの化学的な前駆体であるlevadopa (L-DOPA)を使って治療を受けており、彼らの動きの制御を再度得ている。しかし時間が経つと患者はL-DOPAへの感受性が小さくなり、そして精神的身体的な問題を含む副作用に悩まされる。
 遺伝子治療は長期にわたり効果のある解決法だ、とWeil Cornell Medical CollegeのMichael Kaplittとともにこの試験を実施した、Feinstein Institute for Medical Researchの神経学者Andrew Feiginは言う。この試験には30〜75歳の45人の患者が参加し、そしてこの治療の特許を持つニュージャージー州のNeurologixにより出資された。
 患者の半分がパーキンソン病で過剰に活動している脳の部位 − 視床下核(subthalamic nucleus) − へグルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)と呼ばれる遺伝子を運ぶよう組み替えられたウイルスを与えられた。GADは神経伝達物質GABAをエンコードし、この領域での神経を鎮める。パーキンソン病の他の治療法である深部脳刺激療法(DBS)は、電気を使って同じ領域の神経をしずめている。
 残る患者は脳外科的な手術を受けたが、しかし遺伝子治療は行わなかった。
 これらの処置から6ヶ月後、Feiginのチームは両患者グループに対して、足取りや姿勢、そして手や指の動きを見るといった標準的なパーキンソン病の評価を行い改善具合を調べてみた。遺伝子治療を受けた患者はこのスケールにおいて23.1%改善が見られ、一方プラセボ手術をうけた患者では12.7%であった。しかし遺伝子治療を受けた患者は一方のグループよりもQOLの利点では改善が見られなかった。
 Feiginのチームは輸送の問題から遺伝子治療を受けなかった6人の患者を除いた。彼はこれは治療が機能しているかどうかをテストするための小規模試験においては正当であるという。「もし治療を受けていない人を含めたならば、それは見たい利点を簡単に洗い流してしまうことになる」と彼はいう。
 遺伝子治療を受けたある患者は手術の4ヵ月後に腸閉塞の治療が必要になったが、Feiginはこれは治療には関係ないという。
 「私はこの安全性を見せたことに驚いている」とこの試験には関わっていないHenri Mondor Hospitalの神経外科医であるStéphane Palfiは言う。
 しかし彼はDBSは一般的にパーキンソン病の患者にもっと利益をもたらしているという。そして遺伝子治療とは異なり、DBSは患者の現在の状況に応じてスイッチを切り替えることができる、と彼は付け加える。
 これにもかかわらず、Palfiは遺伝子治療がパーキンソン病の管理のための他の道具として提供できるかもしれないことに夢中である。彼はパーキンソン病患者の脳へドーパミンを作るための遺伝子輸送の初期段階の安全性試験に関わっている。Palfiはこれまでのところ、9人がこの治療を受けているという。
 他の科学者たちはパーキンソン病の患者の神経細胞の死を防ぐ遺伝子治療をテストしている。
 Neurologixのchief financial officerであるMarc Panoffは、この企業はUS Food and Drug Administrationへ大規模臨床試験の実施の許可を今年の後半にも求めるだろうという。

 ということですが。
 遺伝子治療ということですが、まぁなんか患者を除外していることがあったりもするようですがそれなりに効果があったということのようですけど。パーキンソン病の標準的な評価法を使った結果での結果ということですが、個人的にはドーパミンの生産量やらそこら辺の方はどうなっているんでしょうかね、と思うものもありますが。それで大きな変化があれば面白いと思いますが........なんかそう言うのも調べてほしいなぁ、とか思うものはあるんですが。安全性はだいぶよいようで。小規模ではありますけどね。
 しかし今広まってきているDBSと比較するとどうなんですかね........遺伝子治療によるアプローチが増えてきているのかとも思いますが。患者の状況に応じて色々と使う手段が代わるというのがあるのかもしれませんが。
 しかしこういう治療法も特許なのねぇ、と思うものもありますね........

 後はLasers could nudge space debris asideという話がありますか。光の勢いは宇宙においては十分に衝突を避けることができる、とありますが。
 アメリカの科学者たちはスペースデブリとの衝突を避ける新しい方法を開発し、そして軌道上のデブリの量を減らすことがまた可能かもしれない。この方法は中規模の電力の地上においたレーザーを使い、デブリをコースから外すために押し出す − しかしある者たちはこのレーザーはまた兵器として使えることに関心をもつ。
 地球上をめぐるデブリは問題を増加している。2年前、バージニア州McLeanに拠点を置くイリジウム社が所有する衛星が、ライフル銃弾の10倍ものスピードで活動を終えたロシアの衛星に衝突し、宇宙は衝突するにはあまりにも広すぎると推定する'big sky' theoryは終わりを迎えた。この出来事だけで1700個以上のデブリを作り出し、デブリの総量が2割増大した。
 宇宙アナリスト達は特にケスラーシンドロームの始まりの可能性について関心を寄せている。これは衝突するのに十分なデブリが存在するとき、雪崩現象を起こして地球の軌道は衛星が存在するには不適切になるというものである。
 NASAの科学者たちは地上においたレーザーを使って衝突前にデブリを移動することを検討している。しかし彼らの「レーザーブルーム(laser broom)」コンセプトにおいては、強力なメガワット級のレーザーはデブリの破片の表面を蒸発させて他の向きに変え、問題のある経路からそらす。しかし批評家たちはこのレーザーは兵器とし使うことができ、敵の活動中の衛星に容易にダメージを与えることが出来ると主張する。実際に、アメリカと中国は過去15年、地上からのレーザーにより衛星の「目眩まし」を行い、行動不能とする能力のテストをすることで非難されている。
 今回Universities Space Research AssociationのNASA ontractorであるJames Masonと同僚らはレーザーブルームコンセプトにおける亜種を思いついており、彼らの主張は兵器としては有用な物ではなさそうである。arXivのプレプリントサーバーにアップローロされた論文において、Masonと同僚らは5〜10キロワットの中規模のレーザーを使って、太陽よりも数倍密度のある光をデブリに当てることでデブリのコースをそらすのに十分な運動量を与えることができることを示唆した。「我々はこの計画は潜在的にとりかかるべき問題を解決するのに最も驚異の少ないものの一つであると考えている」とMasonは言う。
 この研究者達の提案において、衝突の高リスクを持つデブリ片は他のレーザーや望遠鏡で追跡されるだろう。デブリが地平線を超えれば、技術者たちはメインレーザーのスイッチを入れてその最高点に達するまでデブリを照らす。もしそのデブリがまず衝突を避けるのに十分に離れなければ、技術者たちは衝突リスクがないに等しくなるまで数日間この方法を繰り返す。
 たったひとつのレーザー施設で数々のデブリの衝突はほぼ半分になるだろうとMasonのグループは言う。さらには衝突の数を減らすことによってデブリの数は地球の大気中でゆっくりと燃えていって少なくなっていくだろう。そしてそれによってケスラーシンドロームの始まりを避けることができるだろうと研究者達はいう。
 Natureが接触をとった宇宙デブリの専門家たちの全てがこの新しい提案は同理にかなっているが、しかしまだ問題があるという。「移動するのに重すぎる密度のある天体に対してはこれは効果がない」とLos Alamos National LaboratoryのWilliam Priedhorskyは言う。「医療に置き換えてみると、彼らの提案は病気を治すのではなく管理するものだ。」
 そしてある者たちはこのレーザーはまだ敵の衛星を軌道外に弾くことができると心配している。フランス宇宙局CNESのデブリ専門家であるChristophe Bonnalはレーザーのパワーは対衛星の目的に使うにはあまりにも小さいという研究者達の主張を買っていない。「論理的に行こう」と彼はいう。「もしその力が小さければデブリに効果はないだろう。」
 しかしSouthampton UniversityのエンジニアであるHugh Lewisは「注意深く」このアイデアを歓迎している。「増加しているデブリ問題に対処することを目的としたあらゆる方法は、真剣に受け止めるべきであると私は考える」と彼はいう。

 ということですが。
 デブリ問題は色々とありますが........まぁ、数年前は中国の愚物が対衛星ミサイルを放ってデブリをさらに増しましたけど。軍事だけではなく生活にも密接に関連していますから、ケスラーシンドロームを起こして衛星が送れなくなると様々な面で、しかも長期的に影響をあたえることになりますからこの対処は必須とも言えます。宇宙に進出することを考えるならば尚更重要とも言えますが........ま、その解決法ということでレーザーを使って「押す」ということですが。実際に「対衛星兵器」という考えが常に浮かぶぐらいであるならばある程度の効果があるのだろうと思いますが。
 運営する国でまた見方が変わるでしょうけどねぇ。
 まぁもっとも逸らしたデブリが別の経路をたどって問題化する可能性も出てきそうで、色々と難しい物はあるとは思いますが。とにかく秒速数km以上で突っ込んでくる「数cmサイズのもの」がとんでもない破壊力を持つわけですから(運動エネルギーを計算すればよろしいかと........速度と質量で決まります)、小さな破片すら大問題だよなぁ、と。
 でも万人が納得出来る解決法は簡単には見つからんと思いますし、それを模索するのに時間をかけるほど余裕はないとは思うんですがね........

 宇宙関係というと水星探査機MESSENGER
 ついにMESSENGER Begins Historic Orbit around Mercuryということで水性への軌道投入に成功したようです。スラドの記事にもなっていますね。これで後は軌道未投入の惑星は天王星と海王星だけになりましたか........遠すぎますけど。
 で、その天王星。
 冥王星を目指して突き進むNew Horizonsがいよいよ天王星の軌道を突破しましたか。Later, Uranus: New Horizons Passes Another Planetary Milestoneという形で記事にもなっていますが........ついでなんで読んでみますと。
 New Horizonsは他の惑星をバックミラー(reaview mirror)に収める準備 − あるいは少なくともその惑星の軌道を − が出来ている。冥王星を目指す宇宙探査機は3月18日の東部夏時間6時前後に、地球から180億マイル以上離れた天王星の軌道を通過する。
 「New Horizonsは遅れてやってくる喜びの全てであり、そして我々の冥王星系への9年半の旅はそれを示すものだ」とSouthwest Research Instituteの主任研究者であるAlan Sternは言う。「天王星の軌道を通過したことは未だかつてないフロンティアの探査への我々の長い旅におかれたマイルポストの一つだ。」
 New Horizonsは冥王星(訳注:planet Plutoと書かれている)とその三つの衛星に2015年7月のランデブーを目指しており、すぐにその後遠く離れたカイパーベルトにおいてより小さな天体との遭遇が可能である。今まで打ち上げられた中で最速であるこの探査機は、すでに2006年1月の打ち上げ以降重要な場所(serious space)をカバーしてきた − 地球から太陽間の20倍の距離を旅しており、これには2007年に木星系へと入って重力の支援を受けて加速し、そしてこの巨大な惑星とその最大の衛星の科学的な観測を行った。
 「このミッションはマラソンだ」とJohns Hopkins University Applied Physics LaboratoryのプロジェクトマネージャーであるGlen Fountainは言う。「New Horizonsのチームはコースに乗るよう探査機を保つことに注力し、そして冥王星への準備をしている。これまでのところ、我々はその道にそってよく働き続けている。」
 天王星の写真を撮らないことは計画されていた − このガス巨星はNew Horizonsから24億マイル離れており、この探査機は現在電気的にスリープモードに入っている − が、しかし地球上のミッションチームは冥王星への遭遇プランにおいて最終局面にあって非常に忙しく、4月にはカイパーベルトにおけるフライバイするターゲットの可能性を調査し始める。この春の年次恒例の探査機のシステムのチェックを行うための準備も行われている。
 次のNew Horizonsの旅における惑星のマイルストーンは海王星の機動であり、これは2014年8月25日に通過する − これはまさにVoyager2号がこの惑星の歴史的な探査を行ってから25年後となる。

 ということで。
 研究者の意地か冥王星を訳注としていれたように「惑星」としていますが........まぁ惑星の定義がちょうど打ち上げ半年後ぐらいに変わったんですよねぇ。それまでは「最後の未踏査の惑星である」冥王星へ、ということだったんですが。まぁでも人間ってのは「存在が分かっているのによくわからない物」というものはやはり気になるものですし。研究の意義は非常に大きなものと思いますがね。
 個人的にはとても楽しみにしている探査であったりします。
 ま、次は約3年5ヶ月後。そこから1年以内に冥王星を秒速12kmで通過予定です。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西から低気圧が入ってくるようで。このため、本州四国九州と下り坂になるようですね。曇後雨、ということになるようで。他の地域も雲が多いようですが。雨が降る時間帯は東ほど遅くなるようですねぇ。関東地方は曇後雨で夕方から。東京で16/9という予報ですか。
 まぁ、暖かくなるようで。

 さて、今日は日曜日ですか。
 とりあえず日中は雨がふらないようですから、散歩でもしようかなぁ、と。とにかくなんつぅか「隙間」に入っているのでそこそこ暇だったりしますので、日曜日としては。まぁのんびりやりましょうかね........ついでに街中の様子も見ていこうかと。ガソリンスタンドも長い列が見られるでしょうしねぇ。どこかの店でまだ懲りずに欠い示している人も見られるかもしれません。かと思ったらだいぶ物が出てきているとかみられるかもしれませんし。
 まぁ、ぼへっとまわりましょう。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/19
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、起きだしたのが4時過ぎ.........で、ぼちぼちアラームだったよなぁ、などと携帯電話を見たらアラームのマークが無い。ということはつまり仕掛け忘れていたんですが、笑っちまうことに意識と体内時計の組み合わせで見事に狙った時間に起床、と。4時起きを始めた二日目にしてもう確立しているのかよ、と呆れてしまいましたが。ということで、そのまままた5時過ぎに出ていきましたが。
 いやぁ、5時半前にはすでにガソリンスタンドに1,2台の車が並んでいるのがまぁ、なんとも.........ご苦労なことですが。
 で、さすがに最初に乗る私鉄は結構すいていまして、次に乗るJRは前日より一本早く乗ったんですが、こちらもだいぶ楽に。ただ、あとで若手からの話では「なんかだいぶ楽になりました〜」とかで.......それぞれ人によって適応しているのかなぁ、などと思うものはありましたけど。まぁ別の経路を作ったということだとは思うんですが。まぁ、とにかく早く職場のほうの駅へ向かいまして、少し一息コーヒーなぞすすってから出勤。そして、仕事と言う事になったんですが........まぁ、なんというか。イレギュラーがいっぱい詰まった感じでして、午前中はなんかもう微妙に気を遣うシーンが多くて困る。さらに食事をしようかというときにトラブルが発生したりして落ち着きませんでしたかねぇ。
 で、午後は中隊全員で事務仕事。これがまたハードというか、人手が足りないというか........輪番停電と重なって色々と大変でしたかね、えぇ。
 そして帰りが同僚が私鉄の方の駅まで送ってくれましてだいぶ楽に。予定外に早くつけたので、では、と行きつけの店へ1週間以上ぶりに行ってみましたかね........えぇ、地震が起きてから行っていなかったんですが。まぁ3杯ほど飲んで帰ったんですけど、話を聞くとあの激しい揺れでバーの被害は「ボトル2本とデカンタ」という..........いや、びっくりしましたかね。
 まぁ、常連の人などと話をしつつお互いの無事を確認しまして........で、帰宅してから食事とって風呂。
 えぇ、4時おきはさすがに疲労がちと溜まってしようがないですねぇ。

 で、帰路の途上地元のコンビニに寄ってみたんですが。
 弁当の他についにカップ麺が棚の1/4弱ぐらい復活していました。パン類も菓子パン中心でいくらか復帰。店長に「カップ麺やら回復ですか?」と話していたんですがね.......「いやぁ、やっと少し入りました」とか。コンビニもどこもかしこも表の看板の電気を消し、店内の電気も消していますが........まぁ色々と影響があるんだなぁ、とも。もっともこの手の節電は他の業界も普通にやっているようですが。
 なんだかんだ言ってもやっているんですよねぇ。
 いや、大切な事なんだと思います。塵も積もれば、ということだと思いますので。

 ということで本日は生存報告。
 とりあえず3連休の初日。今日はのんびり休みます、ハイ。停電があるかはわかりませんが、まぁ無事に終わって欲しいというか。原発の方もねぇ.......というか、電力も復帰して欲しいものです。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/18
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 え〜、朝は結局4時に起きだしまして、5時過ぎには家を出発。歩いて地元駅まで行きまして、そこからはとりあえず順調でしたかね........一昨日の様な地獄は味わなくて済みましたか、とりあえず行きについては。通常よりも1時間早く出ていったんですが、その「1時間早い」状況であるにもかかわらず、乗り換えた二本目の電車については本来管理人が乗っている電車より1〜2割増という状況の混雑っぷりだったのはどうにも困ったものでして。
 いやはや.......
 電車組はどうやら早かったようで、すでにかなりの人が職場にいましたかねぇ。というか、電車組がほんとうに少ない職場だと思いますけど。こういう時にはほんとうに迷惑この上ない。どう仕様も無い、というのはあるにしてもねぇ.......
 で、そのまま仕事だったんですが、朝からイレギュラーが発生して小隊長代理を短時間、しかもその内容がまたイレギュラーが多くて色々と焦りましたかね、ハイ。で、その後は同僚のバックアップをやっていたりやらと........まぁ、午前中はとりあえず管理人については問題はなしでしたか。家の方も停電の対象外だったらしくて、なんか「停電がないねぇ」などと話していたんですが。
 しかし午後になってから体調不良が続いている同僚が脱落。来年度向けの会議があったんですが、色々と各人でトラブルが発生したりしまして色々と面倒がありましたかね。そして会議が終わってみれば携帯の入ってきたメールが家人から。内容は「東電が電力不足で電車の本数が減るらしい」という物。これを見て定時ジャストにやっぱり撤収したんですが、一昨日と同じ時間に乗ったのにもかかわらず超絶大混雑状態に。しかも一部の駅では入場規制が午後5時台に始まるというトチ狂った状況に。
 帰宅すればへろへろでした、ハイ。
 いやはや.........疲れる。寒くて暖房需要が増えたのがあるんでしょうけど.........えぇ、疲れています。

 そして昨日は良く冷えた一日。
 午前中はよく晴れていましたか。風は結構吹いていたように思いましたが徐々に落ち着いてきまして。そして徐々に天気が下り坂に。帰宅する頃には雲がだいぶ出ていましたかね.........電車ではコートは暑いんですが。外に出るとやはり必要という感じ。まぁよく冷え込んだと思いますけどね......まぁ、冷えれば冷えるほど電車が止まりやすくなり、そして着膨れで電車の混雑に拍車がかかるということになるのか、とも。
 本当に「いやはや」と.........

 で、まぁとにかく電車が地獄ですが。
 いつになったら復帰するのか電力は、と思いますけど。色々とまぁ大変ですね.......関西からの融通がしにくいのも難点とか。関西が60Hz、関東が50Hzというのは明治時代の歴史的な背景ですが、まさか100年以上昔の出来事がこんなことに関連するとは思わなかったでしょうねぇ。まぁこれを期に統一するというのも手かもしれませんが、簡単ではないでしょうけど。
 まぁでも早く復帰してほしい.........
 ガソリンは入ってくるようになったのかはわかりませんが、一部の系列が入りやすいとか云々。どうなんだかサッパリわかりませんが、地元駅の方は列が1km以上も続いたようで、なんかまぁ凄まじいものですが。そんなに切羽詰っているのかなぁ、本当。大通りなんかはとにかくガソリン待ちの列がかなり長く続いているようで、色々と問題を起こしているようですね。
 何かなぁ.........
 で、さらにコンビニ。蓮なんとかさんとかいう、災害関係の費用を仕分けした人が都内のコンビニの視察に行ったそうで。映像を見るとあら不思議、なんかいっぱいありますね、と。庶民感覚って何だろう、とかいろいろと思うところまで行き着くんですが、とにかく個人的にはこいつを仕分けしたいんですけど、どうにかならんでしょうかね、本当に。
 まぁともかくどうもコンビニの系列で「入りやすいもの」の種類が違うようにみえています。地元のスリーエフはなんか弁当がちゃんとある。同僚と話していると別のところはなんかパンが手に入り、別のところではカップ麺が手に入るとか云々。ここらへんの情報集めるとそれなりに面白いかも? 某巨大掲示板群辺りでやるとあっさり入るのだろうか?
 まぁ地元の情報を一般化して良いのかはわかりませんけどね、えぇ。

 で、一本だけ、nature.comから。
 Giant shock rattles ideas about quake behaviourという話がありますか。少数の専門家たちは、日本の仙台から離れた地震帯はそのような暴力をする能力があると考えていた、と。
 読んでみますと.......「この地震は謙遜のレッスンだ」とNorthern Universityの地球物理学者で、巨大地震と津波を研究しているEmilie Okalはいう。少数の専門家たちは、日本の仙台近くの地震帯は3月11日におそった、日本の記録史上最大のマグニチュード9.0に近い強力な地震がどこかで起きると考えていた。Okalと彼の同僚らはなぜこの出来事が多くの人が予想したよりも強かったのかを理解したがっている - そしてそれが日本と地球上のあらゆるところにおける地震リスクの意味を。
 この地震は北日本を運んでいるプレートの地下に沈み込んでいる太平洋プレートとの境目にそって起きた(記事中図版'Collison zone'参照)。この沈み込みの進行は世界でもっとも大きな地震の引き金になっており、これには1960年のM9.5のチリ地震や、2004年のM9.1のスマトラ地震などが含まれている。しかし地球物理学者たちは巨大な沈み込み帯での地震は、若い海洋性の地殻がマントルへ向けてこすり通っているところでのみ起こると考えていた。より冷えて密度の高い古い地殻は、より容易に地下へとスライドしていくと考えられ、これはより小さな地震の引き金となる。そして日本の北東部にある約1億4000万年前にできた海洋性の地殻は、そうなるほどには古かった。
 仙台地域の歴史はこの考えを支持しているように見えた。「地震分布があるが、しかし本当に大きな地震の分布はなかった」とCalifornia Institute of Technologyの地震学者金森博雄はいう。過去数世紀において、仙台沖の沈み込み帯は最大でもM8かそれ以上の地震を発生していたが、30倍以上のエネルギーとなる9以上の物はなかった。
 この歴史から、日本の地震学者たちは仙台地域に脅威となるほどの大地震が起こると確信していなかった。そしてこの地域は日本でもっともよく津波の準備がされていた地域の一つであったのにもかかわらず、海岸のほとんどに沿ってやってきた高い防波堤は、海岸をおそった13〜15mもの巨大な波に対してはあまりにも小さすぎ、そしてこの波が被害と原発危機を引き起こしている。
 しかし仙台地域はたぶんより巨大な破壊を生み出すといういくつかの手がかりが示唆された。巨大なスマトラ地震は海底年齢の仮説について疑問を出しており、これはそこの古い地殻はそのサイズの衝撃を除去できないためである、とOkalはいう。そして最近の日本にまたがる測地学的な(geodetic)研究は、仙台地域はプレートの動きによる圧力によって圧力をかけられていることが示されている。この整経(warping)は太平洋プレートは日本の地下へとスムースに滑り込むよりはむしろ、激しく地殻へと衝突していることを示唆している。
 この緊張は地震によってのみ解放され、そしてすぐさま蓄積され、過去数年にみられた地震の頻度と大きさはこれを十分に解放できていない、とCalifornia Institute of Technologyの地球物理学者であるThomas Heatonはいう。先週の地震はこの解放をやったようである - そしてその巨大さは蓄積した緊張を全ては解放してはいないだろう、とHeatonはいう。「またここでM9クラスの地震が起こるかは謎のままだ。」
 もし仙台近くの沈み込み帯が大きな地震となれるのならば、似たような古い海洋性の地殻を持つほかの地域でも同じようになるだろう、とOkalは述べており、そしてトンガと北カリブ海はもっとよく見てみる必要の領域だという。まれにしか起こらない大地震への手がかりはそこに隠れているだろう - 仙台でみられた物のように。
 最後に仙台で巨大な津波が記録されたのは869年のことである。二つのさらに古い津波の堆積物から判断して、東北大学の地球科学者である箕浦幸治と同僚らは2001年に巨大な津波がこの地域を800〜1100年ごとにやってきていると提案した(K. Minoura et al. J. Nat. Disaster Sci. 23, 83-88; 2001参照)。最後のものは9世紀にきているために、この研究者たちは「仙台平野を巨大な津波が襲う可能性は高い」と書いていた。

 ということですが。
 海外からどのように報じられているかも気になるんですがね。まぁ、でも基本的には原発関係が気にされているようで、Quake sparks nuclear crisisという記事も出ていますが。
 ま、東大地震研を見ているとだいぶ地震そのものの情報が入ってきていまして、色々と興味深いものがありますが。だいぶデータが集まってきたかなぁ、とか思いますけど。津波ばかりに情報が集まりすぎている感がありますが、「どういう地震だったのか」を知りたいという方にはおすすめできるかと思います。だいぶ専門的な用語は多いですが、まぁだいぶ雰囲気はわかるかと思います。
 ま、3箇所での破壊があったとかは前に書きましたが、
 というのがすごいですねぇ。地震型のデータは5分以上もの揺れを記録していますが。壮絶だよなぁ...........これに建物がちゃんと耐久できているのもすごいものだと思いますけどね。まぁ連続的に巨大なプレートが破壊されていく........とんでもないエネルギーであることはわかりますが、数値にしても多分実感が全くわかないものになるかと。ここらへんが難しい。
 ちなみに、個人的にWphaseというのが何なのかの見方をやっとこさ理解しました、ハイ(^^; 阪神淡路の頃はよくわからなかったんですが、だいぶ知識がちゃんと蓄えられてきたということかもしれませんけどねぇ。見方がわかるとだいぶ「あ〜」とか思うものがありますが。そんなに難しく見なくてよかったのね.........
 いやはや、天災はどうにもこうにもやりようがありませんな。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低が徐々に緩んでくるようですが。西から高気圧が入り込んでくるために、各地で晴れるところが多いようで。ただ北陸以北の日本海側は雪となるようでね。関東地方は晴れ。東京で9/0という予報と。
 まぁ、まだ冷えるようですが.........また電車もダメか?

 さて、今日は金曜日ですか。
 え〜........どうなるんでしょうね。管理人は私鉄とJRを使っているんですが、状況によってはさらに削減されそうな気配もあるようで。気温が低いというのが非常に嫌なファクターとなっています。いや、本当にどうするよ、と........下手すると朝から地獄ですか。最悪は「運休」の二文字が出てくるというのがあり得るかもしれませんし。そうなるともうハードすぎますね.........
 どうしてくれようか、本当。
 ま、同じ目にあっている人は頑張りましょう、と。嘆いても変わらんのでとりあえず開き直りますか..........開き直れるかな? まぁ、とりあえず仕事はちと休めない物があるので頑張ります、ハイ。えぇ、今日もまた4時おきで行きますよコンチクショー。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/17
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 とりあえず、起きだしたのが5時前。いつもより早く起きだして情報を集め........電車はまぁよかろう、と思ったんですが。ただ、二本乗るんですけど最初は良くて後が心配な情報がありまして。う〜ん、と思いつつ朝一のバスでそのまま出勤に出ていったんですが........一本目はまぁ、「こんなモノか」レベルで問題はなし。ところが二本目が地獄。
 なにこれ?
 昭和40年代頃の「通勤地獄」というのがありましたが。戦場ですね、えぇ。まずはプラットホームにいて電車が来るまで20分。乗れるのはその次。そして入ってくる電車がすでに「扉に押し付けられている」人がいる状況でこれがまた地獄。で、結局あれこれとありまして........ハイ、職場に遅刻しました。というか、乗れねーあんなのは。ただでさえ間引いているのに地獄のような詰め込みですから(これが7時前の状況とは信じられん)、詰め込みにより遅れるという状況で電車はとにかくダメという有様に。
 いやはや........まぁ、本当に疲れきりましたけど。
 で、午前中は仕事だったんですが昼に差し掛かる頃に色々とまぁありまして。やっぱりここは最前線なのね、ということを認識させるものだったんですが、まぁ困ったちゃんはいるものです、ハイ。全くまぁ、年度末に余計なことを.........で、その後夕方まで会議。終わってから定時に即上がって撤収したんですが、やっぱり電車は大変だった、という落ち。
 いやはや.......で、結局帰宅して考えたのは、電車の状況によってですがもうやってられねーという状況なので、もう4時おきで5時台にとっとと家を出てしまおうかと。1時間早く回していこうかという.......あまりスーツで歩きたくはないんですが、しようがないから駅までは歩くと。まったくまぁ、面倒なことですが........JR、本当に考えてくれよなぁ。
 イライラですよ、えぇ。

 そして昨日は冷えた一日。
 被災地の方は雪だったようですが。関東地方は雲が多く、気温が一気に低下。昼頃は通り雨が降るんじゃないかという天気模様。風も強かったですね.......寒気が入り込んだなぁ、と。帰路の途上はなかなか冷えましたかね。まぁ、もっとも大混雑を見込んでコートは着ていないんですが.........面倒なものです、ハイ。

 で、まぁ色々とネタが無いんですが。
 ガソリンはそういえばなんかひどいもので。長蛇の列ですねぇ。そのうち配給切符でも配るんじゃないかという勢いですが、輸入が途絶えているわけでもないでしょうからそんなに慌てる必要もないでしょうに。
 動揺にひどいのが食料関係の買い占めですか。近所のスリーエフは「なんか弁当だけはくるんですよ」というほど弁当関係は状況が回復。昨日の帰りによったらしっかりありましたか。一方でパンとカップ麺のたぐいが壊滅的ですねぇ........さらにはなんですか、色々とコメも買い占めが始まったとか、根こそぎ消えていく状態だそうで、正直お笑いですが。
 必死だって?
 石油やらはオイルショックのような雰囲気でやっていますが、輸入が途絶えるわけではありませんから。第一次オイルショックは原油価格が倍以上になったんですが、今は倍以上になっているんですかね? 1リットル300円を突破していたというならまだわかりますけど。食料関係も危機? 10年以上前の時のコメ不足は収穫がないから、というある程度の根拠がありましたけど今回はなんかあるんでしょうかね? 物はあるのに勝手にパニックになっているかと。
 正直、「次の地震が来る」と思っているのか、それとも単に物が消えているから焦っているのかわかりませんが、なんかある意味笑えるというか.........場合によっては来週辺りには「コメも缶詰も、カップ麺もありすぎる」というひともでてくるのではないかと思っていますが。
 「備えあれば憂いなし」の意味はもっと考えるべきだよなぁ...........
 もうぼちぼち地震から一週間近く。いい加減落ち着いて欲しいものです。
#「これからのために何ができて何をするのか」を考えるほうが建設的であるかと。

 しかし地震の方は未曾有の被害ということはよくわかりますが。
 今回は津波がとにかくクローズアップされていますが、個人的に気になるのは津波ではなくて「地震」そのものの被害はどうだったのだろうか、という点がありまして。要は今回の地震から津波、家事の被害を差っ引いたらどうなるのかということでして。実際に耐震構造はどこまで有効だったんでしょうかね、と。かなり耐えていたんじゃないかという気がするんですがね.......どうなのでしょうか。
 一方で火曜夜の地震で震度6強というのがありましたが、こちらは死者なし。さすがは普段の警戒が強い静岡県ということなのかもしれませんが。こちらはしかし壁が崩れたとかそう言うのはあったようで。
 まぁ揺れの時間とかが根本的に違うので比較はできませんけどねぇ。ただ、まぁ東北地方での歪みが変わったことでどこまでどうよそに影響をあたえるのかが気になりますが........どうなりますか。

 ということでとりあえず以上で。
 まぁ、JRの状況が変わらなければしばらく朝が早くなりそうです。寝るのも早く、ということになりそうですが。
 やれやれと思いつつとりあえず頑張ります、ハイ。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/16
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたか。
 とりあえず朝は5時前に起き出しまして........まぁ電車の状況やら確認していましたけど、結局家人に送ってもらいましたかねぇ。えぇ、殺人的ラッシュだったようです、とにかく。本数をかなり減らしている効果だと思いますが、出勤には有害ですねぇ。話を聞くにかなりとんでもねー状況になったようで。全路線が動いているわけではないので、相当にキツイものがあると言わざるを得ませんが。
 で、職場についてから仕事。
 心配されていた停電の対象からは外れたらしく、そのまま午前中は仕事。午後は会議があれこれとありまして........で、帰り道は朝の話を聞いて相当にハードな予感がするという状況でしたので、そのまま定時にとっとと上がらせてもらったんですが、バスがまた「地震の影響で」間引き運転........燃料がないとか。ふざけんじゃねーとか思いつつ(本当に怠慢な路線だったりします)、予想よりは比較的マシな混み具合の電車に乗って撤収。
 で、地元駅につけばネオンが一斉に消えているという有様で........店やっているのか? と思ったらやっているんですが、しかし看板を照らすようなライトはことごとく消えているという状況でして。まぁ、こう言うのも悪くはない。みんな分かっていればこんなもんだろうな、と思いつつ帰宅しましたか。
 いやはや.........これがずっと続くのか、しばらくは。
 そして、食事やらしてからここのところ緊張状態もあったりやら色々とあったので疲れたのか眠い。じゃぁ、ということで9時前にはもう落ちましたかね.........その1時間半後ぐらいに地震で起こされましたが。今度は静岡ですか。
 やれやれ........

 そして昨日は冷えた一日。
 明け方は冷え込みが本当にきつくなかったんですが、しかし日中は雲が多くて風も吹き、そして気温が低い。部屋の中は暖房を入れたい........けど、節電をあれこれ言われているということでなんかまぁ、「どうするよ?」という感じがありましたけど。なかなか冷えましたねぇ。ただ、満員電車を考えるとコートなんかは着ていきたくないわけでして........まぁ、実際に着ていたら汗が出まくったでしょうな、という。
 いやはや..........面倒です、色々と。

 で、地震がまぁあれこれと。
 マスコミは相変わらずペシミスト気取りで頑張っていますが。原発関係についてはまだチェルノブイリを例に挙げているバカもいるようですけど、稼働中と反応停止中の区別のつかないようでは末期です、なんども書いているように。同僚も毒されていて、いちいち危険性の方向性の違いを説明するのが面倒です。
 まぁ、しかし情報が徐々に明らかになってくるといろいろな「数字」が増えていますけど。ただ、阪神淡路の時には「がんばろう神戸」という様な標語が見え始めてきたはずですが。ほんとうに必要なのはそういう部分でもないかと思いますがね........あまりにもネガティブ一色でやると本当にトラウマになる人が出てくると思いますが、だれも指摘しないんですかねぇ。
 どうせ感情込めるならそういう方向でやれよなぁ。
 で、一方で寝てからすぐ発生した地震は何つぅか。
 気象庁の情報続報では22時31分発生。静岡だったんですねぇ......M6.4ですが震源が14kmと浅いようで。浅ければ震央付近は当然揺れが大きいということになりますけど、震度6強というレベルで来たようですが。位置的にはプレート境界型か? 東海地震をなんとなく想起させるものがありますが、関係があるのかは管理人はさっぱり。ただ、多分宮城でのプレートのストレスの開放からの連動なのかなぁ、と思わなくもない。
 全く難しいものです、ハイ。

 で、思ったよりは早く帰れたので平日ですが一本だけ、nature.comから。
 え〜、Friendly bacteria fight the fluという話。微生物が感染を抑制する免疫反応の引き金となる、とありますが。
 読んでみますと........手助けする微生物は消化を助けるだけではない;それらはまたインフルエンザにも抵抗する、と今日Proceedings of the National Academy of Sciencesに発表された。
 Yale Universityの免疫学者岩崎明子らの研究チームは、抗生物質ネオマイシンで処理したマウスは対照群のマウスよりもインフルエンザウイルスに感染しやすいことを発見した。これは、マウスの体内に自然に存在するネオマイシンに感受性のある微生物はT細胞と、肺の中でインフルエンザの感染に戦うことができる抗体の生産の引き金となっていることを明らかにする。
 この微生物は、免疫系の「インフラマソーム(inflammasome)」タンパク質複合体を活性化することでインフルエンザと戦う経路を指導させる。インフラマソームはそこで免疫タンパク質 − サイトカインインターロイキン1-β − の前駆体を化学的に成熟した状態へと推し進める。成熟したインターロイキン1-βは樹状免疫細胞(dendritic immune cell)を肺のリンパ節へと移動させる引き金となり、そこでインフルエンザウイルスへの効果的な攻撃を始める。抗体がこの微生物を殺してしまうと、インフラマソームは始まらず、ウイルスは複製する。
 「これは研究の新しい道を開き、ウイルス感染への治療や阻害法の新たな可能性を示唆する、画期的な論文だ」とCalifornia Institute of Technologyの微生物学者であるSarkis Mazmanianは言う。
 微生物学者たちは1950年代以降、新生仔マウスの微生物を除去すると通常の免疫系の形成を阻害することを知ってから、哺乳類に住む微生物が免疫系と相互作用をしていることを知っている。
 過去10年で研究はほぼ100兆もの「片利共生(commensal)」 − 有害、あるいは利点のある − 微生物が住んでいる、宿主の腸内の健康に関連した免疫経路を、どのように微生物が制御しているのかに注目していた。例えば、特定の有害、あるいは有益な腸内微生物の比率のバランスが崩れることは、炎症を引き起こす細胞の過剰な活動を起こすように見え、これが炎症性腸内疾患(inflammatory bowel disease)を引き起こしている可能性がある。
 過去5年間における僅かな数の詳細な報告は、有用な微生物による相互作用は腸だけにはとどまらないことを示唆するが、しかし岩崎の研究は初めてどのように微生物が胚において感染と戦うかを特定したものになる。
 「この研究は共生微生物からの信号が、様々な組織における免疫細胞に影響をあたえることができることを示した論文数の増加に寄与している」とUniversity of Pennsylvaniaの免疫学者であるDavid Artisは言う。「もし特定の抗生物質がウイルス感染に対抗するための反応にとりかかる我々の能力に影響をあたえるのならば、それは人々は彼らが完全に必要となったときにのみ注意深く抗生物質をとるべきであることを意味する − 特にインフルエンザシーズンでは。」
 さらにArtisは加えていうには、この発見は「我々の食事は我々の共生微生物の組成に影響をあたえることにより、ウイルスと戦う我々の能力に影響をあたえるかもしれないことを示唆する。」
 しかし岩崎は「我々はまだ十分に微生物が何の経路を通って健康への利点となるのか、その引き金を知らない」という。彼女のチームはこの免疫反応の原因となった微生物を特定していないが、しかし岩崎は腸内に住んでいるLactobacillus属によってこの効果が起こされているのではないかと疑っている。抗生物質の使用後に、これらの微生物の人口はマウスの腸内で顕著に小さくなっているが、しかし鼻腔中では変化はない。
 Mazmanianは「疑問としては、インフルエンザの感染から宿主を守るために微生物は意図的にこのようなことをやっているのか? あるいは微生物により特に特化して活性化していないインフラマソームによるのか、そしてインフラマソームのある結果がインフルエンザの制御を単に引き起こしているのか?」
 どちらの方法でも「我々の免疫系は微生物を我々の体に信号を送るようなインターフェースの役割を持たせるように進化したのは明らかだ。」

 ということですが。
 微生物の役割、ということになりますが。色々と注目されているものですが、インフルエンザの感染から守る、というのまで出てきましたか。まぁ、免疫系の強化とかそう言うのも言われていますから、特にそういう流れからすれば驚くことではないのかもしれませんけど。個人的には一個の種類の微生物に頼るというよりは、複数の関与というのもあるんだろうかとか思いますけど。
 具体的にどういう機構なのかなぁ、とはやはり思いますね。
 まぁしかしやっぱり複雑になりそうで.........

 ま、こんなところで以上で。
 さて、今日は綺麗に西高東低の冬型。北陸以北の日本海側は雪、一方の東北の太平洋側は雨がふるようで。他の地域はだいたい晴れるようですね。ただ、西のほうは雲が多くなるようですが。関東地方はだいたい晴れ。東京で12/7という予報と。
 まぁ、下が下がらず上が上がらず、という感じですか。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は仕事です、言うまでもなく。ということであれこれとやっていくものがあるんですがどうなりますかね...........まぁ、会議が入ったりとか色々とですけど。来年度に向けたあれこれ、というものもりますので色々と忙しいです。まぁちと落ち着きたいですけどね........ただ地震がまたくるんじゃないかとか色々と考えると、そのために「また仕事できないのか?」という事態が起こることを恐れてもいまして。
 いやはや、困ったものです。
 皆さんは大丈夫でしょうか?

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/15
 さて、昨日は職場Gへ........行けない一日でしたか。
 いやぁ、朝は念のためと10分ほど早く起きて待機していたんですが、「なんじゃこりゃ」という状況でして。まぁ、関東付近に住む人はみなそう思ったでしょうが、とにかく「職場への足が無い」ということでして、もう断念。で、職場にどうにか連絡を付けてみたら、まぁたいしたことに「ほとんどいます」だそうで。管理人は相当に遠くにいる部類なんですがね......管理職から「どうする?」と。「いや、もう休みます」という形にしまして。
 まぁ、これもどういう形になるんだか.......有給扱いにする気か?
 で、こうなりゃしようがない、ということでとりあえず在宅に決定。管理人の居住地域は計画停電のグループ5(15:20〜19:00)、ということで午後までにやることはやっておくかと。ということでまぁライターとか一応確保しておいてくれ、ということでついでに少し地元駅の方まで10時頃歩いてみたんですが、まぁパニックですな。秩序あるパニック。
 いや、本当「正直だなぁ」と。
 で、その後帰宅してから職場と連絡やらとりつつ、今後どうなるのかとかあれこれやっていまして、挙句大体が終わってしまったら停電もあるだろう、ということで途中dでやっていなかった「VVVVVV」とかでしばらく遊び.........3時過ぎには停電どうなるかなぁ、と思いながら眠くなったのでとりあえず夕寝モード。しかしエリアメールがやってきたりやら、さらには同僚から電話が来たりやら。
 なんかなぁ、と思いましたかねぇ。
 で、後は夜に起きて夕飯を取り、明日の電車がどうなるのかとイライラしながら過ごしましたか。
 いやはや........

 そして昨日は暖かい一日。
 非常に暖かい。気温がかなり上がりましたかね。麗らかな春ということだと思いますけど。20℃前後まで気温が上がったようですねぇ........まぁこれで地震の問題もなければ相当に「良い天気」と一括りにできたでしょうが。
 まぁ、なんか空の下はひどいもんです。

 で、まぁとにかくパニックですが。
 通勤関係は壊滅的なものがありまして.......職場の人たちがほとんどこれたのは、実は今の職場は車、自転車、バイク、バスで来れる人が多いというのがあります。まぁ、ほんとうに困ったものですがねぇ。遠いっての.......ちなみに歩いていけなくもないですが、片道16km以上となっています。毎日往復で30km以上の旅はやる気がありません、さすがに。
 そんなので出勤しても美徳でもなんでもないですからねぇ。
 で、まぁ地元で少し動いていたんですが。出勤できない→じゃぁ地震対策だ、という動きになったのか、家族連れ状態で買い物の長い列、というのがそこかしこで見られましたか。電池は買い占め状態っぽいですね。一番人気がないのは単四電池のようですが。ネット通販でも調べてみるとかなり大混乱になっているようで。あぁ、なるほどねぇ、と。GS関係もとにかく凄まじいようです。
 で、さらにこの問題のもとになった停電問題がひどいですねぇ。東電ももうちょい考えてやってくれとしか言いようがない。東電のサイトを見るとすでに新たなグループ分けがなされたのか良く解らんですが、3月14日15時時点のグループ分けの非常細かい物が出てきていますが。同じ地域に3つもグループがあったりする地域がありまして、どうするんだこれは、と思いましたが。
 今日もどうなることやら。

 で、やっぱりひどいのがマスコミ。
 本当、勉強しないですねぇ。原子力関係は何でもかんでも「チェルノブイリ」と。頭悪すぎる以前に勉強しろよと。それすらしないので報道を名乗らんでくれ........おまけにコメンテーターのレベルが低いというか。原子力関係は言っていることがチャンネルごとにバラバラ。憶測ばっかりでわけがわからん。どうにも一部のところは「チェルノブイリクラスの事故であってほしい」と願っているんじゃないかというスタイルですね。
 で、「落ち着いて行動しましょう」って呼びかけるんじゃない。
 まぁインタビューで被災者を悲観的に泣かすバカも居るようですし。実力も責任も持てないなら報道の自由は名乗る資格はないと思うんですがね。消防、警察、自衛隊、後は米軍やらがかなり動いてくれているようですが。本来ならぼちぼち「希望を持つ」為の報道を初めて行くのが重要なんですがね。まぁ悲観が大好きというかペシミストというか。それに酔っているのがマスコミという感じもしますが。
 非難するなら勉強しろよ本当に。それで金貰っているんだからさ。まぁ、分かりきったことですし、今更言いたくもないんですが一部の言う「マスゴミ」は伊達ではありませんな。
#多分、復興のジャマをするのもマスコミだな。
 とにかく救出・復興に向けて関係者には頑張って下さい、としか。とにかく無事に。

 ま、とりあえず今日はこんなところで。
 さて、今日は低気圧が抜けていくようですが。徐々に冬型の形になっていくようですね。各地で天気が悪化していくようで。晴れていても曇り、曇っていても雨、北のほうは雪という形になるようですが。関東地方は曇後雨という予報ですか。夜から降りやすくなるようですが。東京で13/9という予報と。
 まぁ、暖かそうというか。下が高いですな。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は今日はとりあえず意地でも職場に行ってみようかと思いますが、帰りがわかりません。全ては電車次第ですが、まぁ場合によっては、可能性ということでお泊りセット持って行こうかとは思っています。
 なんかまぁ、迷惑以外何者でもないですがね。どうにかこうにか、です。ただ、無理する気は毛頭ありませんが。
 さてさて.......ま、みなさんもお気をつけを。同じような目にあっている方、頑張っていきましょう。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/14
 さて、昨日も在宅の一日でしたかね。
 とりあえずエリアメールでビクビクするようなこともなく、朝は9時過ぎに起床したんですが。起きだしてからはしばらく巡回やら動画を見て過ごしていまして、午後になってからは仕事関係で色々と漁っていたりと動いていましたかね.......まぁ、なんというか、地震の影響で色々とありまして。さらには地震の影響ではないそうですが、土曜の夜から給湯器関係がおかしくなりまして、その修理もあったりと色々と落ち着かない午後ではありましたか。
 で、夜はそのまま仕事であれこれと。
 なんというか、動かない一日でしたかね。

 そして昨日も良い天気の一日。
 気温はある程度高かったように思いますが、天気はよく晴れていましたかね。過ごしやすい一日だったのではないかと思いますが。散歩すると上着はいらなかっただろうなぁ、とも。

 で、nature.comを見ていまして。
 8日付の記事ですのでだいぶ前になりますが、訳したかったので.........NASA mission set to orbit Mercuryという話。水星探査機ですが。この惑星の影の多いクレーター、薄い空気、そして鉄の核がMESSENGER探査機のターゲットである、とありますが。
 読んでみますと.......それは太陽系で最も内側にある惑星への長い道のりだった。太陽の重力井戸の最も深い位置に水星があるために、NASAのMESSENGER探査機は6年のフライトを必要とし、地球を一回、金星を二回、そしてすでに水星自身を3回通過して水星の軌道上に乗るのに十分にエネルギーを発散した。
 もしすべてが上手く行けば、この探査機は3月18日に目標に到達し、水星の地表から200kmまで降下して、長い間待たれていた太陽に表面を焼かれた世界の調査を始める。
 「我々すべてがこのマイルストーンに到達したことに非常に興奮しており、そして水星が最終的に我々に明かすであろう秘密を知ることを切望している」とこのミッションの筆頭研究者であるCarnegie Institution for Scienceの地球物理学者Sean Solomonは言う。初期にみられたものからは、この惑星は科学者がかつてイメージしたような不活性な岩石の塊からはずっと遠いことを示唆している。
 MESSENGER(Mercury surface, space environment, geochemistry and ranging) − ローマ神話の神であるメルクリウスにあやかって付けられた − はこの惑星に到達した、たった二番目の探査機である。その最初であるマリナー10号は1974年と1975年に3回通過し、そして惑星の地表のたった45%しか明らかにしなかった。その沢山のクレーターで覆われた風景の粗いクローズアップが30年間教科書に残り続けていた。
 今回の新しいミッションはすでに2008〜2009年のフライバイにより、水星の98%の撮影によってこの見方を変えている。一度軌道上に乗れば、MESSENGERは地表全体の地図を作り、その地形と組成を数十mレベルの小ささで記録するだろう。1年以上に渡るミッションで、MESSENGERはまた水星の薄い水素、ヘリウム、そして金属イオンの大気の変化を計測し、どのようにこの薄い大気がイオンとなって宇宙へと逃げていくのが再充填されているのかを明らかにするだろう。
 地表の下では、水星は惑星の3/4をもつ過剰なサイズの鉄の核の形成の謎を示している。これは完全に他の岩石型惑星からは違っており、これらの惑星の核はそのマントルに比して小さい。
 長くあった理論では、他の大型の岩石型の天体が衝突して水星のマントルの多くを吹き飛ばした、というものが提案されていたが、しかし代替モデルでは太陽系初期の非常に早い段階で太陽の燃え上がりにより惑星の外層を蒸発させてしまった、としている。各シナリオは異なる元素の特性を地表に残しており、これはMESSENGERにその原因を評価するのに使えるだろう。
 この過剰なサイズの核は水星の弱いものの興味をそそる磁場の原因に何かしらなっている。マリナー10号による最初の観測では、この磁場は過去の地質学的に活動していたものの凍った残り物であった。しかしMESSENGERのフライバイの間この磁場の変化を探知しており、水星の核のいくらかは溶けているかもしれないことを示唆した。1年に渡る軌道上からの磁気計の観測で磁場の変動を確認することができる − そして殻の構造を明らかにする。
 この探査機はまた日中の温度が450℃に達する水星上での、直感に反する水の氷の可能性を探索するだろう。地球にあるレーダー観測では極地の近くの永久的に影となっているクレーターの中から反射する物質の存在が示されている。MESSENGERの分光分析装置はそこに隠れている氷があるのかどうかを確認することができる。「水星から学べることはまだたくさんあり、多分何か興味深い驚きがあるだろう」とこのミッションのサイエンスチームの研究者であるUniversity of Arizonaの惑星科学者Robert Stormは言う。
 MESSENGERから予想される豊富な新データは、NASAが他の水星ミッションを計画していないためにしばらく先頭に立てそうなものとはならないようだ。ESAとJAXAの共同プロジェクトであるべピコロンボ(BepiColombo)は2020年に同時に二機の探査機を水星の軌道上に乗せようとしているが、しかし惑星の地表へ着陸機を出す計画はキャンセルされた。
 これはべピコロンボの科学的なインパクトがMESSENGERと「同じものとはならないだろう」事を意味する、とinternational Committee on Space Researchの長でPavia Universityの大気物理学者であるGiovanni Bignamiは言う。彼は着陸機を持つことはミッションを「非常により興奮するものにさせる」と付け加える。

 ということですが。
 NASAのMESSENGERは今週の金曜日(日本だと土曜日ですか)についに軌道上に乗るという事になりますが。2004年の8月5日付の記事で触れていますね、打ち上げについてざっと。ちゃんと追跡しているんですよ、えぇ........個人的には実に興味深いミッションでしたから。マリナー10号が通過しただけですからね、本当。ま、これで軌道上に乗ると水星、金星、火星、木星、土星は軌道上に探査機を乗せた事になりますか。後乗っていないのは天王星と海王星ということになりますが........この二つは軌道上に乗せるどころか通過する予定すら立っていませんので。ボイジャー2号は通過しましたけど、それ以上の近接情報は得られないということになります。
 冥王星はNew Horizonsが突き進んでいますけど。MESSENGERが軌道に乗る3月18日に天王星の軌道を通過する予定になっています。
 まぁやっぱり宇宙ってのは時間がかかるものです..........

 で、このNASAのサイトをちと見ていたら日本の地震の話題もありましたか。
 NASA Shows Topography of Tsunami-Damaged Japan Cityとか、NASA Shows Topography of Tsunami-Damaged Japan Cityとか.......記事タイトルが一緒ですが、前者が(現地の)3月11日付、後者が12日付となっています。後者は地形の変化が示されていますね。こちらでその写真の解説が出ています。もちろん全部英語なんですが(^^;
 まぁ、やはり注目されているようです。

 で、その自身もM9.0へとマグニチュードが引き上げ。
 当初が8.4、その後8.8となって今回のでとりあえず確定値となったようですが。気象庁による発表はこちら。どういう地震だったかは抜粋すると
 ということで、三つの地震が連続・同時的に発生したということのようで。プレート境界型の地震ですが、どうやら連続して破壊したようですね.......とりあえず現状では13日から三日以内にM7.0クラスの余震が起こる可能性が高い、ということが指摘されていますけど。断続的に破壊が進行する(カスケードになっているんだろうなぁ)状況でしょうが。このエネルギーの解放に連動して周辺地域のストレスの変化が起こるわけで、まぁやっぱり怖いことしか思いつきません。
 あれこれと情報が更新されていきますけど、週明けとなって輪番停電も待っているようですし。おそらくは電車も間引き運転ということになるでしょうねぇ。電力の供給ができないという状況ですから。あとは昼食の確保が困難になっていくのかなぁ、と思っています.......コンビニは一掃状態。バイトの人と話していると、供給が少なくなっているそうで。「山崎の二回の供給があるはずが一回だけなんですよねぇ」と。カップ麺のたぐいも消えていますね、ハイ。ガソリンもなんかまぁ、オイルショックが来たようで。
 色々と見ると昼食抜きか? まぁ、輪番停電もタイミングによっては帰宅できない状況になりそうで。色々とハードな局面を迎えそうですけど.........これにまた地震が追加したら嫌だなぁ、とも。
 いやはや、サバイバルですな。まぁ今日で三日目。いよいよ物資が色々と供給される頃になりますが........
#そういえばナンチャラ手当とやらで活躍した仕分け人の大臣が節電担当だそうで。お笑いですな。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が西から通過していくという予報になっていますか。中国・四国〜関東まで雨が降ってくるようで。他の地域も雲が多いようですね。北のほうは晴れていても徐々に曇に。関東地方は晴後雨。東京で19/7という予報ですか。夜から降ってくるようですけど。
 まぁ、面倒な天気となりそうで。

 さて、今日から一週間が本格化。
 輪番停電やら物流がダメやら色々とありますので、まぁ混乱が起こりそうですが。どうなりますかねぇ、ハイ。色々と諦めが必要な一週間(で済めば良いですが)になるかもしれませんけど。とりあえず、仕事がありますけどもしかしたら色々と混乱があるかもしれませんね........いやはや。面倒な事この上ない。
 ま、無事に切り抜けたいと思います、ハイ。どうにかこうにか、という感じになりそうですが。
 みなさんもお気をつけを。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/13
 さて、昨日は在宅の一日でしたけど。
 寝ているとなんどかエリアメールが来てそのたびに起こされまして。そのためかどうにも寝不足というか、眠りの質が悪い状態でしたかねぇ........朝までなんかうつらうつら状態。で、やっと「寝た気分」になって起きたのが昼過ぎという........なんかまぁ、妙なもので。で、そのままテレビは案の定延々と地震関係でしたか。で、とりあえず地震についての本質的な情報、これは「◯◯地域の被害がどうこう」というマスコミ好みのものではなく、地震そのものの情報やら知りたかったので調べていたりやら、natureの記事読んでいたりやら動画やら見ていましたか。
 まぁ、なんというか。
 どっか出かけたいとは思わないですねぇ.........

 そして昨日は天気のよい一日。
 よく晴れていましてだいぶ暖かかったですねぇ。ただ窓やら開けると結構冷えるものはありましたけど。上着を着て歩くと結構暖かいというか暑いかなぁ、という天気でしたかね。ま、そういう意味では穏やかな天気の一日だったと思いますけど.........地震がなければもうちょい、とは思いましたがね。
 いやはや。

 で、まぁとにかく地震地震地震、という感じですが。
 さすがに震度5強を食らうといやでも関心は増しますけど。帰宅難民となった人もいるのではないかと思いますが、どうでしたかね? とにかくも無事に生きているというのは素晴らしいことですが。
 とりあえず、前回更新後に自室に行ったら一部の横に積んでいた本が雪崩を起こしていてびっくりしましたかね、えぇ。やっぱり揺れが大きかったのかと。かと思ったらメインの本棚は全くの無事でして、揺れの向きとかがどうだったのかなぁ、とかいろいろと思うものはありましたけど。
 ま、しかしテレビはとにかく地震報道でしたが、やっぱり「素晴らしい」というのはマスコミの無神経っぷりですかね。あそこまで行くと清々しい。何も学習しないのが「さすがは日本のマスコミ!」と思いました。例えばヘリ........ガンガン飛ばしてやっぱり苦情がきていたらしいことが官房長官の夕方の記者会見で出ていましたが。これ、阪神淡路の時に指摘されているんですがね。まぁ、何よりも視聴率と金と同情を呼んで一体感でも作りたいんでしょうが、とにかく邪魔ということですか。今回もどっかの避難所に入り込んで食料貰って食っているのかもしれませんけど。
 後は原発関係。
 どうも情報を集めると地震発生時に制御棒が入ったらしいので、チェルノブイリ的な意味でのメルトダウンは起きないのですが、どうしても「その危険性がある」事を言いたいらしい。夕方の記者会見とか、言質をとろうとして失敗していましたけど。NHKなんかでは呼んでいた人がどうにもそういう方向に持って行きたそうでしたな。爆発も水素だとは思うんですがねぇ.......(と夕方に書いていたら、9時前にその発表がありましたが) 「爆発」の定義って一般の「炎を伴った」ものという印象があるんでしょうが。音だけで別に火災が起きているわけでもなく.......衝撃は生じるから何かの破損はあるでしょうが、あの事象における「爆発」の意味を完全に取り違えていますね。
 いやぁ、本当にマスコミのレベルには感心します。感情的なのはいらねーからとにかく落ち着いて客観的にやってくれ、と。感情的なものを全面にやられると本質がボヤけるんですが、まぁそんな高等なのは無理か。
 ただ、行政関係についてはやっぱりというか。まぁ当然というべきなのかもしれませんけど、対応は阪神淡路の時と比較してかなり速いと言えます。まぁ生臭く言えば政権側からすると失点を重ねるわけにはいかないからでしょうけど、本来的な意味で「当然」の動きはしているというべきか。一応、管理人の認識では「三日持てばどうにかなる」というものですので、色々と不便はあるでしょうが週明けにはかなり改善するかなぁ、とも思っています。
 ま、とにかく早く早く、ですが。
 被害の全容などが全くまだわかりませんので.......そう言うのがどうなっていくのか。いや、非常に気になりますね........

 で、nature.comを見ていまして。
 冒頭はやはりこれ........More earthquakes expected in Japanという話。タイトルはまんま、東北地方太平洋沖地震の話題。大地震は一連の余震の一部でありえる、と地質学者たちは言う。
 読んでみますと........約50年前から記録を取り始めた災害の多い国における最も強力で破滅的な地震により、日本では少なくとも200人が死亡した。この地震はこの国に衝撃を残し、そして地質学者たちは地震リスクはまだ高いと警告している。
 日本政府は今日、本州島東海岸近くで現地時間14時46分に襲ったマグニチュード8.9(訳注:USGSによる数値。日本では暫定値M8.8と発表)の地震のあとで緊急事態を宣言した。地震地域の5つの原子力発電所は自動的に停止し、そして奥間にある福島原子力発電所近くに住む約2000人が、この原子力発電所の原子炉のひとつの水冷システムが停止したあとで避難するよう要請された、と日本原子力産業協会(Japan Atomic Industrial Forum)の声明で発表された。この声明では、炉心を覆うために十分な水があり、そして緊急発電機が冷却システムを再始動するために現在緊急搬送されているという。
 ハワイ、フィリピン、他太平洋沿岸の各国における沿岸地域のコミュニティーに対し、津波の到達についての警戒により避難命令が出されている。
 地質学者たちは今日の地震が実際には3月9日におきたずっと弱いマグニチュード7.2の地震の余震であると予想している。彼らは地震のストレスが日本おいくつかの、今日の地震の震央から400km程離れた東京の地域も含めた特に弱い地域でまだ解放されていない、と警告している。
 両自身ともに太平洋プレートが日本の島の地下にスライドした結果である。毎年8cmずつ沈み込み帯に沿って沈み込んでいる(convergence)ことは、地質学的な時間で言えば非常に速い。
 「たしかに非常に大きいにも関わらず、今日の地震は全体的には予期できなかった」とUniversity of Ulsterの地球物理学者であるJohn McCloskeyは言う。「厳密に言えば、実際に一週間前に起きたより弱い地震の余震だ − 余震がメイン地震よりも大きなことは奇妙に聞こえるだろうが。」
 McCloskeyのグループは3月9日に発生した地震応力(seismic stress)の変化のコンピューター計算を実施したところだった。彼らはすぐにこの二つの地震の間の地震の因果関係を察知した。
 「以前の地震波より小さいにもかかわらず、今日決壊した断層帯の摩擦のストレスは顕著に増大した」とMcCloskeyは言う。
 一連の地震は多分また断層帯に沿ったさらに南のストレス地域に影響を与え、東京地域における地震リスクを致命的に増大するだろう」と彼はいう。
 「沈み込み帯に沿って地震の強力な相互関係があり、そして我々は疑い無くこれから数週間以内に大きな余震が起こると予想している」と彼はいう。「ある地震はニュージーランドのクライストチャーチで1ヶ月前に破滅的状況を起こした地震よりも、ずっと大きく強い者となるだろう。そして東京近くの南部で非常に大きな他の衝撃があるだろう。」
 今日の地震は日本沿岸の海底で数m程移動させ、これが津波を起こした。
 「これは外洋においてUS National and Atmospheric Administration tsunamorgraphsにより観測されたなかで最大のものであり、最大の高さは2m以上だ」とUniversity of Southern California's Tsunami Research CenterのdirectorであるCostas Synolakisは言う。
 現地の報告によれば、津波は日本の三陸沖に地震の30分後に高さ約10mに達したという。平坦な海岸に沿って津波は内陸へ数百mほど入り込み、家、車、道路を流して言った。仙台空港は完全に水没した。何人が津波により死亡したのかはまだはっきりしていないが、報告では数百人に達すると示唆している。
 「三陸は確かに世界で最も準備されている海岸だ」とGeorgia Institute of Technologyの津波専門家Hermann Fritzは言う。「しかし私は防波堤(tsunami gates)や高所への避難(vertical evacuation structures)、そして標識やあらゆるものがあったにもかかわらず、不十分だったのではないかと心配している。」
 太平洋を波が移動するのに時間がかかるために、そして洗練された津波早期警報システムが有るために、水は太平洋の他のあらゆるところでは死者も大きな損害も出さないように見える。
 太平洋にわたる津波は、チリで2010年2月に521人の死者を出したM8.8の地震で最後に起きている。そして2004年12月26日にインドネシアで起きたスマトラでのM9.2の地震により起こされた津波は、インド洋沿岸で22万人以上の人が死亡している。

 ということですが。
 まぁ日本は一日中テレビで報じて情報が更新されているのである意味もう古くなった情報もありますが(被害とか)、しかしまぁ今回の地震の本質についての重要な情報があるかと。太平洋プレートの600kmの断層が動いたという情報もありますけどね.........とにかくマスコミは「被害」情報関係に情報が集中しますので(これはしようがない)地震そのものの地質学的な情報というのはなかなか出てこないのですが。
 ということで、当然気になるので調べるわけですけど。情報がよく出るのは東大の地震研でして、こちらからあれこれ見られるかと。また午前3時59分には長野でも地震が発生していますし。とにかく色々と地震ラッシュとなっていますけど。
 とにかくこの記事で触れられているので怖いのは、ある程度予想されたものではありますけどある意味「本番」となる、東海地震への引き金となるのかも、という警戒が出てくるわけでして........まぁ妥当でしょうね。で、東海地震が発生すると連動して南海地震も起こるわけですので、これがまた怖い。また驚いたのは前のより弱い地震が「ストレスを増大させる働き」となったという点でして.........
 今年は地震ラッシュの年となるのでしょうか?

 後はDiamonds deliver on cancer treatmentという話がありますか。カーボンナノ粒子が薬剤輸送において多面的に有望である、ということですが。
 ナノダイヤモンドと呼ばれる小さな粒子へ化学療法薬をくっつけることは、この薬剤をより効果的にすることができる、と今週のScience Translational Medicineで発表された。
 抗癌剤はそれが機能する前に癌細胞によって排泄されてしまうために、役に立たない傾向がある。この種の薬剤抵抗性は悪性腫瘍における治療失敗の原因の9割となっている。
 ナノダイヤモンド − 炭素を元にした直径2〜8ナノメートルの切り詰めた八面体構造をもち、ダイヤモンドとは異なった様々な一面を持っている − は通常薬剤を細胞外へと運び出す細胞性輸送タンパク質がこれを運ぶことができないために、この問題に打ち勝った。この薬剤は故に細胞内に残り続ける。
 Northwestern Universityのバイオメディカルエンジニアであり、この研究を率いたDean Hoは、このナノダイヤモンドの表面の化学がその特殊性を与えているという。このダイヤモンドの切り立った表面は、電荷などといったことで異なる特性を持っている。そのためにこの薬剤は、例えばある中性の表面にくっつくことができ、一方で他の切り立った面は静電気を帯びて、液体中でナノダイヤモンドを分散するようになっている。理論的には、ナノダイヤモンドは薬剤と標的となる癌細胞への媒介物を持つことができるが、しかしチームはまだこれが出来ていない。
 PLGA(poly(lactic-co-glycolic acid))から作られる合成ポリマーといった他のナノ粒子はすでに薬剤輸送の為に臨床試験が行われているが、しかしそれらはこの種の表面の柔軟性が組み込まれていない。
 ナノダイヤモンドは非毒性で炎症を起こさない。これはまた大量生産を安くできる、とHoは言う。「ナノダイヤモンドのための最初のアイデアは、自動車産業のための摩擦材として使うというものだった。」
 Hoのグループの科学者たちは抗癌剤であるドキソルビシン(doxorubicin)をナノダイヤモンドへ結合させた。彼らは肝臓に腫瘍のあるマウスに対して、この化合物、あるいはドキソルビシンのみで処置し、そして二日後にこの腫瘍中における薬剤の量をチェックした。彼らはドキソルビシンの量がナノダイヤモンド化合物で処置したマウスにおいて、ドキソルビシン単体と比較して10倍のレベルがあり、そしてこの高レベルが7日間継続することを発見した。ナノダイヤモンド-ドキソルビシンで処置されたマウスの腫瘍はまたより一層縮小し、そしてこのマウスはより長く生存した。
 Hoのグループはここでナノダイヤモンドをより厳しいテストへと持ち込んだ − 高度にドキソルビシンに大して抵抗性を持つ乳癌のモデルに使用した。このナノダイヤモンド-ドキソルビシン化合物はまたよく機能した。驚くことに、このナノダイヤモンドはまたよりゆっくりと放出されることにより、薬剤の毒性を減少させた。もし違法薬物(? fee drug と原文にはある)をナノダイヤモンドに運ばせれば、体重が減少さえせずにマウスを殺してしまうだろう。
 しかしナノダイヤモンドを薬剤輸送に使うというコンセプトはまだ揺籃期である。「だれもヒトでまだ試していない」とMassachusetts Institute of Technologyの薬剤輸送生化学者であるRobert Langerは言う。「私はすでにFood and Drug Administrationにより認可されて使われている他の物質よりも、本当に大きな利点があるのか見てみたい。」
 University of CaliforniaのCalifornia Nano Systems InstituteのバイオエンジニアTim Memingは、このコンセプトは洗練する必要があると考えている。「合成ポリマーは特性と組成を再現でき、そして我々はよく調整された構造を作ることができる」と彼は指摘する。
 ナノダイヤモンドを作る過程はより雑である。「これはTNTを爆破させ、そして多くの浄化を行うようなものだ」とDemingは言う。ナノダイヤモンド生産過程をさらに磨くことは、おそらくはヒトの治療に使うならば必要となるだろう、と彼はいう。

 ということですが。
 八面体構造をもつナノダイヤモンドだそうですが。それぞれ切り立った各面でまた、電気的に中性だったり、あるいは家電していたりというような特徴があるようで。これと抗癌剤を組み合わせた物質を使うと、より効果的に抗癌剤が効くようになったということですが。徐放性やらもたらすのかな? 大きなものはおそらくは薬剤の排出機構を上手くごまかせるという点でしょうが。
 ここら辺は抗癌剤のみ、というのではなく他のケースでも役立ちそうですがね。もっと洗練が必要だろう、というのが専門家の見方ですが、上手くやってのければ面白そうですねぇ.......まぁでも記事を読んでいると、違法ドラッグを「効果的に」するにも使えそうでなんか怖いものがありますが。

 後はDo gut bacteria worsen malnourishment?という話がありますか。ヒトの微生物叢はある子どもで、なぜ食料の欠乏で深刻な病気を残すのか、原因の背景であるかもしれない、とありますが。
 ヒトの双子の腸内微生物をマウスに移植することは、なぜある栄養失調の子どもがクワシオコル(kwashiorkor) − 腹部が膨らみ、疲労がでて病気に対して耐性がなくなる引き金となる症状 − を起こすのか説明する手助けとなるかもしれない。研究者達はこの研究が病気の子どもへのより良い非常食を開発する方法を特定することを期待している。
 Washington UniversityのポスドクであるMichelle Smithによって、International Human Microbiome congressで昨日発表されたこの研究は、マラウィにおける子供のクワシオコルを調べたものである。この症状はマラウィ単独で数万人の子供に影響し、そしてその致死率は15%に至っている。乏しい食料は明らかに要因であるにもかかわらず、だれもなぜある子どもが苦しめられ、そして同じ状況で生きている子どもがそうでないのかを知らなかった。マラウィの317組の双子を誕生から3年間追跡する中で、グループはクワシオコルが双子の両方に影響を与えているのは7%でしかないことを発見し、そして双子の片方のみがなるのは半分でしかないことを発見した。
 「一緒に生活しているのに、これは非常に奇妙だ」とSmithは言う。
 なぜある栄養失調の子どもがクワシオコルの餌食になるのかについてのある可能性のある説明としては、腸内微生物の違いが何かしら人々に感受性の影響を与えているのかもしれない。腸内微生物はどのように人が鉄、亜鉛及びビタミンを食料から吸収するのかを変えることができ、そして肥満にも関連している('Fat people harbour 'fat' microbes'参照)。
 調査するために、Washington UniversityのJeff Gordonの微生物ゲノミクス研究室で研究しているSmithのチームはマラウィの双子のいくつかの糞便のサンプルを得、そしてこれを使って、完全に微生物がない環境で育てたマウスで腸内微生物を作り出すために使った。これにもかかわらず、彼らはほぼ完全に子供の腸内微生物の模倣を行い、研究者達にどのようにそれら微生物が食事中に変化するのかを見ら得るようにし、そして糞便の移植といった子ども自身では困難か不可能である他の実験に使った。「人々は糞便は単に廃棄物と考えている − しかしこれは本当に有用な材料だ」とSmithは言う。
 カンファレンスで発表した予備的な結果において、Smithは双子の片方から得られた腸内微生物を持つマウスが、一連の食習慣にどう反応するのかを示した。まずマウスは3週間一般的なマラウィの食事である、9割がトウモロコシの粉末と水、そして1割の野菜を食べた;その後、「治療食への準備に使う」為の食事として、発展途上国の栄養失調の子供にしばしば与えられる高カロリーピーナッツバターを元にした食料を2週間与えた;そして最終的に2週間マラウィの食事へと戻した。
 クワシオコルの兄弟から得られた腸内微生物を持つマウスは、「健康な」兄弟から得た腸内微生物を持つマウスよりも、マラウィで一般的なトウモロコシ-野菜食において体重を減らし、ピーナッツバター食で体重が増加した。
 可能性のある結論は、病気の双子の腸内微生物は、その子に不足した食事において限定されている栄養とカロリーの摂取を困難にしているというものである。この「病気」の微生物はまた変化に対してずっと感受性が高い − ある種は他のものが死滅しても繁栄し、その集団の組成全体を変えていく。「健康」な腸内微生物は一方で相対的に食事の動揺にも安定していた。
 これは腸内微生物の組成が、ある子どもが病気になりそれ以外が病気にならない理由の鍵となることを証明するものではない。「私はこれが無関係とは思わない。しかし私はそうだ、とはまだ言えない」とSmithは言う。Imperial College Londonの臨床研究者でこの会合にまた参加していたJames Kinrossは、寄生虫の感染もまた原因に関係しているのではないかと疑問に思っている。
 しかしこの結果はクワシオコルの腸内微生物の役割を特定する手助けとなるさらなる研究に道を示し、そしてどのようにそれらが病気の子どもを助けることにつながるのかを示したものとなる。あるアイデアとしては、「k年功な」腸内微生物を「病気」の微生物を持つマウスに移植し、そして違いが起こるのかを見るというものがある。「彼らの研究は発展途上国では非常に重要だ」とNew York Universityの微生物学者でSmithの話を聞いていたMartin Blaserは言う。彼らの方法は微生物叢を、人が食料から最大限可能な価値を得られるものとする手助けとなるように使うことを決定するかもしれない、と彼は付け加える。
 最終的にはSmithはクワシオコルから子どもを守る微生物、あるいは一連の微生物を特定したいと考えており、そしてこれを植えている子供へわたる緊急レーションに加える、あるいは前もって子供に与えることを考えている。「おそらく我々は初期の介入をすることができる − 彼らが被害を被る前に」と彼女はいう。

 ということですが。
 腸内細菌の人体への影響は、以前からここで、特に最近はnatureダイジェストやらで読んだもので書いているとおり「次」のターゲットとなっていますが。これはその話になりますかね.......糞便の移植というのはヒトではまだあまり行われていないんだったか、難しいんだったかそんな話があった記憶がありますが。とりあえずはマウスに移植してみたということですけど。
 まだ可能性でしょうが、ある意味重要な話ではないかと思いますねぇ........寄生虫やら感染やらも確かに影響は与えるでしょうけど、微生物の共生やらあるいはその規模やらを考えると圧倒的にこの微生物の影響は大きいとみるべきでしょうし。
 先がまた面白そうな研究ではあります。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日はとりあえず本州は高気圧の勢力下で晴れるところが多いようですが、しかし徐々に西から低気圧が接近するようで。週明けは雨となるようですね。関東地方は晴れ。東京で16/5という予報と。
 暖かくなるようですが。

 さて、今日は日曜日ですか。
 まぁ管理人はのんびりと過ごすことになるかと思いますけど。仕事の方も若干あるので慌ただしくやることになるかとも思います、ハイ。今回の地震でちとやることが出てきてしまいましたので........まぁ個人的な意味で幸いと見るか不運とみるかが難しいんですが。ま、とりあえず仕事があるということで。散歩もしたいですが、なんかまぁ街中も出る気が起きるかねぇ........
 いやはや。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/12
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 いやぁ、サバイバルでしたな。まぁ、仕事ということでいつもどおりに出ていきまして、仕事のほうをあれこれとやっていましたけど。やはり問題は午後2時46分ごろの地震という事になりますが。とりあえず、こういう時に限って小隊長代理だったりしたので、とりあえずそのままパニック防止のための手段を打ちつつ避難やら。初期微動継続時間が長かったので遠いのだろうとは思っていたのですが、どんどん揺れが大きくなって長時間揺れていましたねぇ。
 まぁ、もっとも必要な手を打ったことがやはり重要だったかと思いますが。主要動の辺りで一気に停電しましたか。
 で、結局そのまま「営業停止」状態になりまして........客は帰ってもらい、後は職場の人間で懐中電灯片手にアチラコチラのチェック。固定されていた本棚が崩壊していまして、地震の威力を物語っていましたが.........で、電気系統は全部アウト。水道もアウトとありましたが本部からの連絡で「待機命令」が下されまして、そのまま皆暗くなっていく事務室でありったけの懐中電灯で照らして仕事していたり、あるいは話をしていたりして過ごしていましたかね。
 で、結局どうにか最終的に7時半をだいぶ回ってから撤収許可が出まして........職場の地域は全部停電の一方、数km先の方では電気がつくというなんか腹立つ状況ではありましたが、同僚を頼って車で送ってもらいましたか。ラジオでは首都圏の電車が全てアウトという状況で、JRやらは一日の運行を中止とか。地下鉄は一部復旧していましたけどねぇ.......まぁ、職場から自宅まで15km以上歩くか(この時のために懐中電灯もって!)泊まるかという選択肢はなかなか困ったものでしたけど。送ってもらえて幸いでした、ハイ。
 いやはや.......帰宅したのは9時をずっと回ってからでしたかね、ハイ。

 ということで、本当に文字通りの「生存報告」ですが。
 管理人の職場で震度5強ぐらいだったようですが。みなさんはどうだったでしょか? 帰宅難民となっている人もいるかと思いますけど。土日で電車がすぐ回復するのかどうかも良く解らんですから、まぁ不安なものです。
 ま、生きているってのは素晴らしいです。

 ということで以上で。
 また、後日..........




2011/03/11
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 ひとまず、朝は朝でなんかまだ冷える感じがありますが........でも、だいぶ明るくなりまして日の出の頃に家を出るというのがやっぱりなんか、春がきてしまったなぁ、と悲しい物があるんですが。そんなことを思いつつ職場に向かいまして仕事。で、まぁ面倒くさいのがいるなぁ、とか色々とありましたけど。ずっと関わっている事務系のものがまた本当に面倒で色々と頭がいたい。一方、本業的な意味で若手二名にハッパかけていたものの、当初予定のものが出来上がらず「お〜い」という事になりまして、まぁなんかちと微妙な感じでしたかね、ハイ。
 あぁ、金曜日は早く帰りたかったのに.........
 で、まぁ延長戦覚悟というかほぼ確定のつもりでその仕事をやる予定だったんですが、とたんにあいてしまいましてなんかなぁ、と。じゃぁ早く帰るというのも手だったんですが、しかし非常に面倒な書類があったことを思い出して「しようがないからやるか」ということでソッチの方をやっていましたかね、ハイ。おかげで本当に面倒なのをとりあえず仕上げることができましたか。
 その後、帰路についたんですが遅めになったので食べて帰宅。
 ま、疲れました、ハイ。

 そして昨日は良く晴れた一日。
 気温は日中はそこそこ上がったようですが、しかし日陰はまだ冷えますねぇ、と。職場の北寄りの通路はよく冷え込みます。ただ、同僚は花粉に苦しんでいたようですので、やっぱりそれなりに暖かいのかなぁ、とも。ひだまりは快適ですけどね、えぇ。寝て良いというならば寝てしまいたくなるぐらいに。
 まぁ、でもこうなると寒暖の差が激しくなっていくわけで。
 体調のコントロールが面倒くさそうだよなぁ、と。

 で、また忙しい状態ですが。
 坂上二郎氏が亡くなられたそうで。コント55号の再放送ものが非常に面白かったりしましたが、一方で俳優としても活躍しており、管理人でも知っている人でしたが。いや、非常に残念ですね........こういうタイプのコントはなくなりましたけど、やっぱりこういう時代の勢いのが結構好きだった人間としては忘れられないなぁ。
 まぁ、いつかは去るものでありますが。やはりなくなるというのは残念ですね。
 合掌.........

 しかしコントねぇ。
 いわゆる「お笑い」が本当に面白くなくなったので見なくなりましたが。10年ぐらい前まではまだ見ていたと思うんですがねぇ........なんというか、まぁテレビも「育てる」感じがないというか。サイクルが早くて使い捨て傾向が強いというか。まぁ色々と当てはまるものもあるのでしょうけど、やっぱりつまらなくなりましたか。
 なんででしょうかね、本当。
 ドリフの「8時だよ全員集合」が生放送でやっていたなんてのが如何にすごいことだったのか、ということを今になってよく理解するものはありますけど。よく研究していましたし、やっぱり面白かったんですよねぇ。今見返しても結構面白いものもある。「オレたちひょうきん族」なんかも好きでしたが。「笑う犬」も最初の方はかなり面白かったんですがねぇ.......ここら辺は多くの人と一致するものではあるようですが。
 「芸」じゃなくなったのかな?

 そういえば去年の6月にカプセルを持ってかえった「はやぶさ」。
 サンプルの分析は進んでいるようですが、最近知ったのがはやぶさ微粒子分析プロジェクトというサイトがあるそうで。KEKがやっているページということになるのかと思いますが、持ち帰ったカプセルから得られた微粒子の分析についての記事があるということだそうで。まだ記事は多くはありませんが、なかなか面白い........いや、知りませんでした。1ヶ月以上前からやっていたようで、なんか個人的にはもったいない気分になります。
#ちなみに、Hayabusa liveのほうは以前から知っていたんですがね。
 しかしまぁ、カーボンファイバーの「針」の上に微粒子を載せていくというのが地道ですが。静電的な力も働いたりして綺麗に載せるのが難しさがあるんじゃないかとか色々と思うものはありますけど。とりあえず、分析結果がアメリカで開催される月惑星科学会議の特別セッションで発表されるそうですので、また色々と情報が出てくるのかと思います。
 いや、楽しみですねぇ。

 ということで、まぁネタなしなのでこんなところで。
 さて、今日はまだ冬型ということのようで。北陸と東北は雪がふるようですね。北海道も西側は雪と。他の地域はだいたい晴れるところが多いようで。関東地方は晴れのち曇り。東京で11/2という予報ですか。
 まぁ、まだ冷えますかね。

 さて、今日は金曜日ですか。
 週末ですが.......とりあえず管理人は仕事です。というか、若手が仕事やってくれていればすり合わせやらもろもろと、昨日やりたかったことができるかと。まぁそうなると帰りが遅くなりますが........まぁ、とっとと嫌なものは終わらしたいものです、えぇ。本当に胃が痛くなる事務仕事がごちゃごちゃと入っていますので。あぁ、面倒事から解放されたい........
 いやはや。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/10
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 いやぁ.......イベント系で疲れましたかね、ハイ。詳細はちと書けないのですが、とりあえず「無事に終わった」という感じでして。というか、これを記念した宴会が午後3時からスタート、ってのがまた凄まじい(^^; えぇ、夕方まで飲んで、その後は直接の関係者が二次会やら色々と何ですが、管理人は撤収させてもらいまして、行きつけの店でひとりで勝手に二次会やら。
 で、帰宅しましたかね、はい。

 ということで、ちと飲んでいたりやら気を遣って疲れたりやらでネタが無いんですが。
 一個だけ。NASAの水星探査機であるMESSENGERがもうちょいで彗星の軌道上に乗るようで。あと8日ぐらい? すでに7年経過していたかと記憶していますが........えぇ、水星まで7年です。真っすぐ行けば3ヶ月程度なんですが、スイングバイを使って「徐々に速度を落とす」必要があるという方式なのでこんなにかかったという........減速を積極的に行うためのスイングバイって多くはないよなぁ。
 ちなみに、MESSENGER自身は何回もすでに水星を通過しているので写真はだいぶ得られていますが。それまでは1970年代のマリナー10号ぐらいしか探索していないんですよねぇ........だからMESSENGERが通過するまで水星の地表地図は半分以下しかできていなかったという。
 ま、無事に進行して欲しいですがねぇ。

 ということでちと本日は生存報告。
 とりあえず今日も仕事です。事務系の方が結構本格化していきたいなぁ、とか思っていますが。色々とハードな道のりになりそうではありますが、まぁ早く帰りたいです、ハイ。
 いや、大変なもので。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/09
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 まぁ、なんというか「時間がない」午前中でしたかね.......忙しいというか。なんでこんな時にスケジュールの短縮となるのか、とか色々と疑問が生じるものがあるのですが、まぁしようがないといえばしようがない。ということで、とりあえずはどうにかこうにか午前中を切り抜け........たものの、今後を考えるとまぁ、なんというか。また夜まで残業でやらないとだめなのかなぁ、とか色々と思うものはありましたかね。
 で、さらに来年度に身分が変わるのでそのための書類がどっさりと、しかもめんどくさいタイプのがたんまりやってきまして........なんでそんなのやらなきゃいけねーんだよ、というか。同じような書類を何枚も書かせるなよなぁ、とか色々と。もうちょい融通性を効かせて欲しいです、本当に。
 まぁ、そんなこんなで、とりあえずどうにかこうにかだいたいのものが終わって撤収。
 帰りのバスで半分落ちていたりしつつも、まぁ、どうにか帰宅しまして。帰宅してからなんか微妙に電池が切れていましたかね、ハイ。
 ま、疲れました。

 そして昨日は晴れた一日でしたけど。
 朝はだいぶ雨の後がありまして地面がしっかり濡れており、霧まではいかないものの靄がかっていてなんとなく珍しい感じでしたが。そのまま日中に向けては気温が上昇。天気も晴れましたかね。まぁもっとも気温が上がり切るという感じはなくて、なんとなくどこかしら「寒い」というか「冷える」という感じ。まぁ平年よりも低めの傾向となっているようですがねぇ。
 いやはや、冷えるものです。

 で、昨日久しぶりに読み返して終わったのが一冊.......『われはロボット』。
 ハヤカワの方では今は新訳版が出ているようですが、管理人が持っているのは古いほうですがね。なんかまぁ、たまに読みたくなるというか。ちょうど新しい本を読みきった上に買っていないから、昔買った本を読みあさっているという流れになっているんですけど。本棚を見ていて目について、「あぁならば」と手にとって読むんですが。
 うん、やっぱり面白い。
 時代がかっているものはありますけど、この作品はいいなぁ、と。アシモフってのはやはりロボットへの愛情があるというかなんというか。彼のその愛情をロボットに強く偏った形で出したのが多分スーザン・キャルビンというキャラクターなのかなぁ、と思うものはあるんですが。この人物はいいよなぁ.........とにかくなんか面白いというか魅力がある。実際に会うと冷たそうですけどね、えぇ(^^;
 しかし改めて読むと、「robotics」という、訳せば「ロボット工学」というのはこの作品が最初なんですねぇ。造語だそうですが、でも今では普通の言葉になりましたが。やはりそういう意味ではこの作品は偉大か。
 まぁ、しかし読み終えて今は『ロボットの時代』を読んでいますが。これが終わると多分、『鋼鉄都市』とかそこら辺へと流れていきそうな気がします.........ロボットばっかりだな、うん。

 ちなみに、『ロボットの時代』の冒頭の作者の序文を読んでいまして。
 色々と「あ〜」と思ったのがいわゆる『フランケンシュタイン』の話ってのは読んだことがありませんね。あの19世紀の雰囲気全開の中で著された(当時の科学観とも言えますが)人造人間の話。著者もすぐに出てこない........メアリー・シェリーという女性なんですけどね。まぁ、「フランケンシュタイン」というと何故か今は化物の方の名前になっているものはありますが.........創造者たる博士の名前なんですが、やっぱり混乱するようで。というか、管理人も昔知りませんでしたが。
 本は手に入りますかねぇ.........とAmazonとか検索するとちゃんとあるようですが。読んでみようかなぁ........どうにも忘れちまうものでして、こう言うのは思いついているときに買わないと(^^;
 ついでにロボットというと気になるのが、その語源となった『R.U.R.』という作品も気になるものがありますが。チェコ語で「労働者」という意味だったのにいつの間にかいわゆる「ロボット」になってしまったそうで.......ある意味『メトロポリス』の労働者はそれに近いかなぁ、とか思わなくもないですけど(^^; まぁ、それはともかく、カレル・チャペックのこの作品、Amazonとかで検索すると出てこない(^^; 訳されていないのかな? と思ったら........チャペックの名前で調べると出てきますか。原題の「R.U.R.」はあまり尊重されていない?

 ちなみに、シェリーという女性はイギリス人なんですが。19世紀のイギリスってのは妙にパワーがあって面白いですね。
 まぁ、大英帝国のピークという時代でもありますけど。この手の小説も非常にパワーがあるというか、のちに残る作品が多いように思います。H.G.ウェルズとかも前半は思い切り19世紀ですしね.......なんかこういうSF的なものの土壌があったのかどうかはわかりませんが。もっともビクトリア朝イギリスですから、どこか堅苦しくて暗いのが多いのはなんというか。
 ウェルズの作品も結構影がありますし。『フランケンシュタイン』も確か苦悩する話。個人的にはこの時代の「堅苦しさ」の抑圧が強くでたのかなぁ、と思っているのは有名な『ジーキル博士とハイド氏』だと思いますがね........で、最初が嫁に笑われたのでコカインきめて一気に書き上げたという話もある、などとは「からむこらむ」でも消化したとおりですが。
 そういえばシャーロック・ホームズも結構そういう雰囲気があるよなぁ、とも。
 どっか突き抜けている感じがあるのはイギリスだよなぁ、と思うものはあります、ハイ。

 ま、こんな所で以上で。
 さて、今日は日本海側にゆるい低気圧? ゆるい冬型へとなっていくのかな? 北陸・東北は雪がふるようですが、他の地域は雲が出るもののだいたい晴れるところが多いようで。関東地方は晴れ。東京で12/4という予報と。
 まぁ、過ごしやすいのかな? 大体平年並みかと。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は一日中バックアップ系の仕事がごちゃごちゃとする予定です。ハイ、まぁ頑張ってやっていこうとは思っていますが。色々とイベント系があるのでちと大変ですかね、はい。もっとも今日が終わると別の仕事がたたみかけてくるので、それがまぁ嫌でしようがないんですが。事務仕事系ですよ、えぇ。Excelでごちゃごちゃと......あぁ、面倒くさい。
 嫌なものです、こういうのは。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/08
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、朝起きると雨の音。これがまた結構強くて憂鬱にさせてくれましたが........ということで、そのまま出勤するわけですが、雨が鬱陶しくて困る。ちょいと外回りもあったんですけどやっぱり雨。まぁそんな状態で職場での一週間が始まるんですが、冒頭が雨、そして次に来るのは「予定外の仕事」でして、なんかまぁ、もう。なんでそういう重要なのが情報回ってこないんだか、という。
 もうちょい考えるべきだよな、これ。個々の能力が高いのはいいとしてもちと困る。
 ということで、困っている人のバックアップやら、早急にこちらでも組み立てるべき手順やら入ってきまして、色々とまぁ慌ただしい中仕事が進行。外が雪で冷え込むなぁ、と思いつつ、冷え込む場所で仕事していましたかね、ハイ。いや暖房が効かないんです、場所的に........(- -; まぁ、そんな状態で午前中はどうにか終わり。午後になってからは今度は別件の事務仕事系がごちゃごちゃ。夕方は同僚の愚痴を聞きつつ、仕事もあれこれと.......やっていったらちと時間がないことに気づいて居残り状態であれこれとやっていましたかね。
 で、帰宅が遅めになるという。
 9時半頃に帰宅しましたが..........小雨でしたかねぇ。

 ま、今日はとりあえず忙しいので生存報告。
 とりあえず、今日はもうちょいゆとりがあるかと思います。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/07
 さて、昨日はのんびりとしていた一日でしたか。
 とりあえず、朝は9時過ぎに起きだしましてとりあえず午前中はボヘっと動画なぞ見て過ごしていましたかね........というか、調子がまた微妙に悪い。なんかなぁ、と思いつつ熱はなくてむしろ低いぐらい、ということからエンジンがかかっていないというのがあるんですが。微妙にダルさやらそう言うのがあるのが実にいやらしい。そのままどうしようかと考えつつ、結局靴を買うこともありましたので、散歩がてら動くことに。
 ということで、そのまましばらく歩いて靴屋へ向かい、そこでしばらく物色。そこから大きく回ってうろうろしつつ別の買い物なども済ませてから帰宅すると夕方。まぁ大体10kmぐらい歩いたので悪くはなかったと言える。ついでに、体調の方もまぁそれなりに戻ってきたので一安心できましたけど。後はそのまま仕事関係でしばらく調べ物やらもろもろとやって過ごしていましたかね。
 まぁ、とりあえずはマイペースというか。なんというか、微妙ではありますけど。

 そして昨日は良く晴れた一日。
 気温は一昨日よりも高くなりまして、日中は散歩中は上着は不要、という感じでしたが。ダウンジャケットを着込んでいる人は結構暑かったのではないかと思います、居住地域では。啓蟄ということで、まぁそういう意味ではある程度は暦どおりではなかったのかと思いますが.......二十四節気としては次は春分になるんだよなぁ、と。
 ま、とりあえずは良いおでかけ日和ではありましたかねぇ、ハイ。

 で、まぁなんか調子が悪いというのが最近多いですが。
 よくよく考えると、ほぼ毎年恒例で熱出していたりする2月だったりするんですが、今年は特になかったですか。まぁ別の「イベント」でそれどころではなかったというのはあると思いますけど。一方、良く解らんのが最近体温が低めになっているというのが気に食わない。平熱が大体36.5℃ぐらいなんですがね。最近は下手すると6℃切っていることもありまして、正直気持ち悪くなる。
 代謝が下がっているのかな?
 どうにもなぁ、ここら辺は気に食わないですねぇ、えぇ。歩いて帰宅しても6℃前後とか上がらんし。何が何だか.......

 そういえば、スラドでWindows 1.0からWindows 7までアップグレードする動画なんて記事がありまして。
 なんとなく懐かしいなぁ、と思いつつ、とりあえずWindows1.0〜2.0〜3.0〜3.1〜95〜98〜98SE〜2000〜XP〜Vista〜7という順番でアップグレードしてみた、というものですが。動画はYoutubeより、Chain of Fools : Upgrading through every version of windows (HQ) とありますが。9分50秒ぐらいの動画ですけどね。まぁ、しかし大したものだと思いますが........3.0の時のプログラムが7でまだ動く様になっているというのはなかなかすごいものだと思いますけど。
 まぁ、懐かしさ全開で見るのがよろしいかと思いますが。
 ちなみに、管理人が最初に触ったWindowsは3.1ですかね。それ以前はMS-DOS。3.3ぐらいからははっきりと記憶がありますが........で、WindowsではMeは結局2回ぐらいしか触れていませんが........個人的には2000とか、「リハビリ」先でよく使っていたので懐かしかったんですけど、安定性が良かったんですよねぇ。というか、個人的な印象として「まともに安定性が出てきた」のは2000以降、という感じがしていたりしますが。95とか98はダメダメというか、よく悩まされましたから。
 でもまぁ、互換性は本当に大したものですけど。
 基本的にMac使う人間としては漢字Talk時代のはもう動かねーしなぁ、としか思えませんし。そこら辺はAppleは大胆に切っていく傾向がありますけどね。PPC時代の「遺産」は本当に「遺産」で基本的には使えないですから。まぁどっちが良いのかはさっぱりわからんですけど.........

 ま、あまりネタも無いので、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は太平洋側を低気圧が通過していくようで。全国的に見ると天気は悪いところが多いようですね。とりあえず全国的に雲が出てくる様ですっきり晴れるところはあまり無いようですが。西日本の太平洋側は雨から回復、北陸は雪が降りやすく、北海道は雲が多めながら晴れ間が見えるようで。関東地方は朝から雨。東京で6/6.......? 変わらないようですね。というか、こういうのは初めて見ましたが。
 まぁ、冷えるようです。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は仕事ですがね。まぁ、色々と事務仕事系がごちゃごちゃとありまして........あぁ、面倒くさい。困るぐらい面倒くさい。ですが、とりあえず頑張ってどうにかやっていこうとは思っています、ハイ。やることはやらないとお話にならんですからねぇ。年度末ってのはこうも忙しいものかと思いますが、今回割り当てられた内容が無いようなのでここら辺はしようがない。
 まぁ、経験ということで諦めましょう。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2011/03/06
 さて、昨日は在宅の一日でしたか。
 とりあえずトイレ行けーコールで目を覚ましたのが8時半。で、もう一度寝ようと思っても寝られない感じだったので諦めてそのまま起きだしまして、午前中はnatureの記事読みやらあれこれとやって過ごしていましたかね。その後、昼食をとってから後回しにしようとしていた仕事の方にとりかかることに決めまして、そのまま仕事開始。これが結局あれこれとやって終わったのが7時という状況でして。
 いやぁ.......画像の処理やらもろもろと。DVDを久しぶりに焼きましたけどねぇ。まぁ色々と活躍してくれたのがFinal Cut Expressだったりしましたが。
 で、その後はのんびりやって過ごしていましたかね、ハイ。

 そして昨日は良い天気の一日。
 日中はそこそこ暖かい印象はありましたが、外へ出てみるとちと冷えるかなぁ、と。動くには丁度よかったのかと思いますが、まぁはおらないと冷える感じはありましたかね。ただ、部屋の中にいてひだまりにいると暖かいという感じでして。ただ、夕方になって暗くなるとやはりまだ気温が下がる感じではありますが。まぁでも全体的にはのんびり過ごすには良い一日だったのではないかと思います、ハイ。

 で、最近またサイモン・シンの『暗号解読』とか読んでいまして。
 まぁ、読むネタが無くなってなんとなく手を出しただけなんですが。で、暗号関係ということでふと思い出してちょいと、TrueCryptで使われている暗号とか、そこら辺のを思い出したんですが........まぁ、一応「外部に出してはいけない書類」とかはどの職業でもあるかと思うんですけど、個人的にはこのTrueCrypt使ってそのコンテナ内に入れて保護しているんですが。
 なんとなく、こう色々と見ていると一応標準のAESの256bit使っているんですが、なんかこういう本読んでしまうともっと強力なのが使いたくなる(笑)
 ということでなんとなくでSerpentに変えてみたりとか。まぁ破ってもよそからみるとしようもないものでもあるんですがねぇ.........まぁ、でも破られるおそれが低くなる、というのはまだ安心材料とも言えるかと思いますけどね。まぁ、パスワードも頭の中なのでソーシャルハッキングもまずされませんけど。えぇ、しかもまた文字数が多いんです........
 まぁ、それはともかくよく思うのは「こういう書類は自分に何かがあったらどうなるんだろう?」という素朴な疑問でして.......素朴かつ重要ですがね、えぇ。少なくとも職場の人間はだれも破れないわけで、どうなるのかなぁ、と.......どうなるんでしょうかね、本当に。もっと深刻な事態に陥る職業の人もいるとは思うんですが、そういう人たちの場合はどうやっているんでしょうか。
 何か職業的な規定とかあるんですかねぇ、他所の会社なんかは。

 で、巡回していましてnature.comを見ていまして。
 Enzyme can strengthen memoriesという話がありますか。研究者達は出来事を思い出せるようすることを可能にした、ということですが。
 読んでみますと.......もし今日の報告がみを結ぶのであれば、大事な思い出は色褪せる必要はない。神経科学者たちはラットで古い記憶を強化した、とScienceに報告した。
 一握りの物質が記憶が作られたのと同様に記憶を強化することができる。しかし神経科学者たちがさらに目指すのは、どこに住んでいて、孫の名前はなにかといったような、存在するより古い記憶をどのように拡張させるかである − 記憶はしばしば痴呆や記憶喪失によって失われる。
 「何が長期記憶を永続化させるのかを発見することは、本当に挑戦であった」とSUNY Donstate Medical Centerの神経科学者で、この論文の著者であるTodd Sacktorは言う。「ここにある特別なことは何かというと、我々は記憶の形成や思い出しを阻害することなく、古い記憶をより強化する方法を発見したということだ。」
 記憶が形成されたときには、新しい接続が脳細胞間、あるいはシナプスで形成される。記憶を保持するためには、すなわちシナプスが維持される必要がある。科学者たちはまだ正確に何が時間の経過でも記憶を保持できるようこれらのシナプスを強めるのかを知らないが、しかしいくつかの手がかりはある。平成19年、Sacktorと同僚らはラットにおいて、酵素プロテインキナーゼMζ (PKMζ) 2を阻害する薬剤を使って1週間前に形成した長期記憶を除去した。
 今回の研究において、この研究者達はラットにおいてPKMζを阻害し、そしてまた脳内で長期記憶保持のための貯蔵を行っていると推測されている新皮質内でこの酵素を増幅する遺伝子ツールを使って、ある神経科学者たちが持っているPKMζ阻害薬の特殊性についての懸念を軽減した。
 ラットは甘いリチウムを加えた水を飲むことで病気になった一週間後、ラットはPKMζの活性を増加、あるいは阻害する遺伝物質を含んだ注射を受けた。新皮質内にPKMζ を多量に持ったラットは甘い水が病気になる事を覚えているようにみえた。ラットは注射から1週間後にこの甘い水を与えられたときには、ほとんど甘い水に触ることがなかった − これは処置されなかったラットよりもずっと少なかった。一方、PKMζ活性を減らされたラットはよくこれを飲んだ。同じことが、処置の1週間前と後でリチウムを加えたしょっぱい水を与えたときにも起きた。
 「私はこれを信じている」とUniversity of Californiaの神経科学者であるDavid Glanzmanは言う。「私は最初は疑っていたが、しかしこの研究は彼らがこのキナーゼの量を具体的に変化させて見せたことで印象的だ。」
 主著者であるWeizmann Institute of Scienceの神経科学者であるYadin DudaiはPKMζは動物が学習してから数カ月 − あるいはそれ以上 − 継続して活動するという。それがないと、それらの訓練の記憶は保持されないだろう。この酵素はシナプスにおいて神経伝達物質と呼ばれる化学メッセンジャーからの応報の受け取りをするタンパク質の修飾を行っているようである。それを行っているのならば、PKMζはおそらくは神経伝達物質に対するシナプスの感受性を増し、記憶の思い起こしを容易にしているのだろう。
 他の確立された記憶はおそらくはまたPKMζの増加によって強化されるかもしれない、とDudaiは言う。それゆえに、この酵素を標的とすることはいつの日か長く求められていた、記憶が徐々に薄れていく病気の治療につながるかもしれない。逆に言えば、これを阻害することはPTSDの人が傷ついた経験を忘れる手助けとなるかもしれない。
 しかし神経科学者たちはまずは良い記憶、あるいは悪い記憶を標的とする方法を見つけなければならない。「記憶の増強あるいは阻害をする治療は、まさに曲がり角に来ている」とGlanzamanは言う。「ヒトの脳の干し草のヤマから、特定の記憶の針を探し出すことはなんとも難しいものとなるだろう。」

 ということですが。
 記憶ですか.......長期記憶の強化をするのがPKMζという酵素であるらしく、これの増強をすることでだいぶ長期記憶の強化ができたということですか。減らすと学習した内容の記憶を忘れているように見えた、ということのようですが。実際に学習内容の記憶をしているのかはラットレベルではこれ以上はなかなか難しそうですが、逆に痴呆状態を再現したラットでやってみたら面白いのかなぁ、とか思ったりしますけど.........まぁ、シナプスの感受性を増すためにタンパク質の修飾を行っているのでは、ということですが。これは受容体ですかね........どの神経かな? いや、逆に似たような酵素探し出せば精神病関係も使えるのかなぁ、とか思ったりもしたんですけど。後は記憶が忘れられない人(これもある種の障害)なんかもこういう酵素が関わるのかなぁ、とかも思いましたが。
 まぁ、ともかく痴呆やら記憶の減退が強い人には強化を用いる一方で「忘れてしまいたいこと」を忘れさせることも逆に可能かもしれない、ということですが。ただ、最大の問題は「記憶」がよくわかっていないんですよね.......つまり神経のどの部位に「なんの記憶」があるのか? だれもこれは知らないという。難しいですな、こればっかりは.........

 後はNASA satellite crashes to Earthという話。NASAの地球観測衛星GLORYの打ち上げに失敗した、という話。Gloryの損失はNASAの問題が出ている地球観測プログラムにとり、2年間で2番目の出来事だ、とありますが。
 今日の打ち上げ直後のNASAのGloryミッションの失敗は、地球観測及び太陽科学への深刻な打撃となる。
 「全ての指示は、南太平洋のどこかに衛星とロケットがあるということだ」と、Vandenberg Air Force Baseで現地時間2時にGloryを打ち上げた直後の早朝に行われた記者会見で、このミッションのNASAのlaunch directorであるOmar Baezは、見るからに狼狽した状態で述べた。
 この失敗は個々数年に渡るNASAの地球観測プログラムで大きな損失の2番目のものとなる。2009年2月、NASAは驚くほど似たような状況の中で、Orbiting Carbon Observatory(OCO) − 大気中の二酸化炭素レベルの追跡をするはずだった − を失っている。
 両衛星はバージニア州Dullesに拠点を置く商業用ロケット開発企業である、Orbital Sciences Corporationによって建造されたTaurus XLロケットで打ち上げられた。GloryとOCOは明らかに同じ運命をたどった:衛星の周りで保護するフェアリングが、このロケットからの分離に失敗している。フェアリングの余分な重さはロケットを南極近くの氷の海へと引きずり込んでいった。
 ロケットからのテレメトリーのデータはまだ稼動しているが、しかしBaezはレポーターたちに彼はすでにGloryは2009年のOCOの衝突現場にいるものと確信していると語った:「物理学は同じ場所か近い場所にいると言っている」と彼は不機嫌に述べた。
 Gloryは雲と、大気中の微粒子の寄与と化学におけるデータを集めることによって、気候における空気中の粒子の影響を地球規模で撮影するようデザインされていた。このミッションなしでは科学者たちはチリ、硫化物、黒炭、そして他の微粒子による気象変動への様々な影響を分離する努力をすることになるだろう。
 「一連のデータ生産はモデルにおいて信用を持つための重要な鍵だった」と近くでロケットの打ち上げを見ていた、Harvard-Smithsonian Center for Astrophysicsの宇宙物理学者であるJonathan McDowellは言う。「これは本当に打撃だ。」
 このミッションはまた太陽からの前エネルギー放出を測定するための、太陽放射照度モニターを積んでいた。これは大きく変化はしないが、しかし太陽の生み出す紫外線とX線の量の変化は、おそらく大気化学に影響を与えているだろう、と似たような太陽監視ミッションであるPICARDで研究している、フランス宇宙局CNESのプロジェクトサイエンティストであるJean-Yves Pradoは言う。
 太陽放射照度ミッションは、組み立てと実施が極めて難しいために、Gloryミッションは既存の衛星との価値あるクロスチェックを提供してくれるはずだった、とPradoは言う。それはまた既存のミッションが終わるときの監視のギャップを埋めてくれるはずであった('Probe keeps keen eye on Sun'参照)。「同情する」と彼はいう。
 エンジニアたちは2009年のOCOの失敗の最もありそうな原因は、ロケットからフェアリングを分離するのに使われているイニシエーティングシステム(initiating system)にあると明らかにしている。
 その元々のシステムは熱いガスを作り出す為の火工技術を使っており、これが二つのピストンを押し出してロケット本体からフェアリングの半分を押し出す。新しいデザインでは、このシステムは加圧した冷却窒素がこれに変わって使われた。
 「我々はこの問題を特定したと感じている」とOrbital Science社の打ち上げシステムグループのdeputy managerであるRichard Strakaは記者会見で述べた。Orbital Sciencesからやってきて打ち上げの時にいたマネージャー達はGloryとOCO打ち上げの失敗の間の明確な類似性については説明できなかった。
 「これはOrbital社にとって、そして気象科学にとって良くない」とMcDowellは言う。Gloryの打ち上げ失敗は過去4回のTaurusロケットの打ち上げの3回目の失敗であり( 訳注:文意不明。後述。)そしてこのプログラムのマネジメントについて、深刻な疑問を引き起こしていると彼は言う。
 Taurus XLロケットは2013年に失われたOCO衛星の代替の打ち上げに使われる予定であるが、しかしNASAのdeputy associate administrator for science programmesであるMike Lutherは、計画は現在この最新の失敗の調査の結論が出るまでは停止するという。
 Orbital Sciences社のPegasusとMinotaurロケットはTaurusロケットと似たようなフェアリングとフェアリグング開放システムを使っている、とMcDowellは言う。「私の推測は、これは配線の失敗(wiring error)が明らかになると思っている。」 彼はフェアリングとステージの切り離しはロケットの打ち上げの中でも最も難しいものであると付け加えている。
 Strakaは一方でOrbital SciencesはGloryの打ち上げに使われたロケットには追加のテレメトリー装置を付けており、そしてすでに彼らは「データの分析」を初めて何が起きたのかを明らかに使用としている、と述べている。

 ということですが。
 NASAの方はこちら、記者会見はYoutubeでこちら.......全員不機嫌です、実に当たり前なことですが。どうにも同じミスを犯しているらしい、という事になりそうでロケットの信頼性そのものに問題が出てくるということになりますけどね........同じ場所に落ちているという時点でなんとも。
 で、記事中に「文意不明」とあったのは、調べるとTaurusロケット自体は9回打ち上げられており、XLシリーズは3回目。XLの成功は一回のみ。Taurusシリーズ全体では9回中3回失敗していますね.........そのうちの二回がXLということになる。まぁ、どこか欠陥があるということでしょう。製造工程にあるのかデザインそのものかはわかりませんが。ロケット工学関係をやっている人はまだ色々と考えられるのでしょうけど。
 ちなみに、個人的に気になるのはスペースシャトル退役後に民間のロケットを使って云々、という話があったときにこのOrbital Sciences社もこれに加わるという話があったと記憶しているんですが。Taurusシリーズを使うと思うんですけど........大丈夫か、これ。まぁXLではないようですけど。
 ちなみに、調べると全段固体燃料ロケットだそうですが........軍用ですか、やっぱり前身が。コストはともかく、M-Vの方が優秀かなぁ、とか色々と思ったり........

 NASAの探査機というと。
 ぼちぼちかなぁ、と思って調べてみたのがNew Horizons。今月中に天王星の軌道を通過する予定だったと記憶していたんですが、軌道を見てみるとだいぶ近づいてきているようで、3月18日に交差する予定ですか(ページの下の方)。海王星の軌道を通過するのは2014年8月25日だそうですので、また3年半近く孤独な旅となるようですが順調に進んでいるようでなによりかと。
 ちなみに、この紹介ページでは「初の土星軌道よりも向こう側へ行った探査機ボイジャー2号からほぼ27年経過している」と書かれていまして.......そんなに経つんだ、とか思うものがある一方、パイオニアとかじゃないんだとか思ったりも。稼動していないからか? 土星を探査するミッションじゃないから、というわけではないかと思うんですが.......なんかちと悲しいなぁ、とも。
#別の解釈があるのかな?

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が去っていき、西のほうでは太平洋側に前線を伴った低気圧が近づいてくるようで。西日本や日本海側は雲が多くなり、西日本では雨が振るようですね。他の地域は雲が多いものの晴れるところもあるようで。関東地方は晴れのち曇り。東京で15/4という予報と。
 まぁ、動くなら早めが快適ということでしょうか。

 さて、今日は日曜日ですか。
 とりあえずは今日は散歩したいなぁ、というか靴も買いたいなぁというか........いや、通勤用に使っている革靴の底がだいぶヘタレてきたので買っておきたいよなぁ、という。一方でなんとなく靴屋行くルートが面倒くさいような。まぁ、どうしようかねぇ........動くなら午前中かなぁ、とは思っていますけど。後はまぁ、仕事も若干あるかな? とりあえずはマイペースでやろうとは思っていますがね。
 いやはや、どう過ごそうか。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/05
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、朝はなんか普通に起きだしまして、そのまま職場に向かいまして........で、予想通り事務仕事がゴタゴタと。というかExcelでなんかまぁ慣れていないものをあれこれと、来年度に向けてのフォーマットづくりやらやっていましたかね。同時並行でまた色々とやっていましたけどね........また厄介ごとを運んでくるのもいますし。一方で、若手の面倒見もありますし。
 うん、やっぱり見方が甘いよなぁ、とか色々と。
 さらに午後にはなんというか、「俺の仕事じゃないよね、これ?」というようなのをだれも気づいていないので自主的にやることになったりやら.......それが面倒くさいのがあるんですけどねぇ。まぁ、いいんですけどね、ハイ。
 で、そのまま仕事の方は終わってとりあえず行きつけの店に出まして。そのままのんびりやっていましたかね、えぇ。

 ということで本日は生存報告。
 とりあえず今日はまぁ仕事があるかな........? まぁ、マイペースでやろうと思いますけどね、ハイ。多分在宅でボヘっとやることになるでしょう。

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/04
 さて、昨日は出張った一日でしたかね。
 まぁ現地直行だったので朝はいつもより遅く起きることができたんですが。できたんですが、これがまた笑ってしまうことに、「体は覚えている」わけでして、なんか目がさめるんですよ、5時過ぎには(^^; で、結局7時に起きようかと思っていたら寝られなくなるので、結局6時50分頃に諦めて起床。そのままとりあえずしばらく過ごしてから出ていきまして。
 で、出張り先へ行ってきたんですけどね.........なんというか、まぁ「なんだ」という感じの話。
 午後は場合によっては職場にもどらんで良い、ということだったんですが、結局職場に行くことになって報告やら色々と。その後、特に仕事の方はもう片付いていたのでボスの方の許可が出たので帰ることにして、実質午後半休状態で帰路へつきましたかね........ま、そのまま帰宅してからボヘっとしていたんですが。しかし困ったことになんか調子が悪い。なんだと思ったら体温が上がらないというパターンでして。なんか最近微妙にこのパターンが多いんですが、とにかく代謝が悪いのか調子がわるいというか頭痛がする。
 ま、結局は夕方から2時間ほど落ちていましたか。
 その後はのんびりとやって過ごしていましたか、ハイ。

 そして昨日は良く冷えた一日。
 出張るときにバス停に行ったらたくさんの霜柱。あぁ、よく冷え込んだんだと思いましたけど。日中もよく晴れるも風強く、気温もやっぱり低いという冬らしいような天気でしたかね。まぁ寒の戻りということになるかと思いますが。
 風邪引く人がまた増えそうです、ハイ。

 で、なんか例の入試の不正事件。
 仙台市の予備校生が逮捕、なんて大きくニュースになっていますが。どっかは都内の高校生とか報じていたような記憶があるんですが、違ったのかね? まぁ、ともかくも逮捕になるのね.......まぁ、自分の不始末はちゃんと付けてもらうことになるのでしょうけど、独りでやったとか云々。これは本当なのかなぁ、とか個人的には思うんですけど、実際のところどうなるんだか。
 色々とマスコミは検証しているようですがね。
 まぁ、その検証を少し見ていると昨今の携帯電話の発達はすごいものだと、かえって驚くものはあるんですけど(^^; いや、なんか要はOCRのような機能もあるようで?  でも、そんなに多くのモデルで実装されているような機能なのだろうかとも思いますが。文章量的にはいちいち試験会場で入力するようにやるにはよっぽど器用にやらないとダメな気もするんですがね。
 なんであれ、まぁどうなるんだか。
 ただ、来年度から試験会場での携帯電話関係のは以前にましてうるさく言われるようになるのは確かでしょうか。

 で、とりあえず少しは時間があったのでnature.comから新しいヤツを一本。
 How tumours resist chemotherapyという話。研究で、ある種の癌細胞がタキソールといった薬剤を避けるようにできる遺伝子が特定された、とありますが。
 読んでみますと........タキソール(パクリタキセル、paclitaxel)といった強力な化学療法薬は、癌細胞を自殺するようにさせる − しかし、いくつかの腫瘍はこの治療に対して頑固に生き延びていく。
 今回独立して行われた二つの研究が、この抵抗性の少なくとも原因の一端の背景にある遺伝子を特定した。この発見は腫瘍学者たちに患者がタキソールや似たような薬剤に対して反応するか、それともしないかを予想させる手助けとなるかもしれない。またこれは癌治療への新しい標的の目印となるかもしれない。
 タキソールは細胞構造の維持をしているフィラメントのネットワークにおける重要なタンパク質、チューブリンと結合することによって機能する、化学療法薬の一種である。細胞は抗チューブリン薬と接すると、「細胞分裂を試みるができない」とバイテク企業Genetech社の分子生物学社であるIngrid Wertzは言う。
 タキソールに反応する癌細胞は結果的に死ぬ。しかし他の細胞はこの治療に抵抗する。2007年、Wertzと彼女の同僚らはなぜかを調べ始めた。チームは反応する細胞では、細胞の生活環に影響をあたえることですでに知られている一連の蛋白質の一つ、MCL1の量が特にタキソール(や他の抗チューブリン薬であるvincristineといったもの)での治療後にすぐに低下することを発見した。さらなる実験で、既知のがんと戦うタンパク質として知られているFBW7がMCL1を破壊していることが示された。
 FBW7遺伝子の欠損は、すでに乳癌や大腸癌といった様々ながんに関連している。Wertzはその不在はおそらくは特にMCL1の濃度が高くなることに関連し、そしてなぜある種の癌細胞が抗チューブリン役の治療時に死なないのかを説明する。
 十分なほどにこの研究者達はFBW7の変異を持った卵巣癌と大腸癌でMCL1タンパク質のレベルが高く、そしてこの遺伝子の正常なコピーを持つ細胞よりも抗チューブリン薬に抵抗することを観察した。
 一方、Beth Israel Deaconess Medical Centerの分子生物学者であるWenyi Weiと彼の同僚らはまた、FBW7の影響を研究していた。Weiのグループは特定の病気に注目した:T細胞性急性リンパ性白血病(T-cell acute lymphoblastic leukaemia, T-ALL)においては、全ケースの3割でFBW7の欠損があると推測した。これらの細胞は通常は細胞死に関わるほかのタンパク質が高濃度あるが、細胞は死んでいない。Weiの研究は、その原因に対して同じ説明へと向かった:FBW7なしで、これら細胞は細胞死に必要な段階であるMCL1の分解ができない。「我々は反対方向から進んだが、最終的には同じ結論に達した」とWertzは言う。「これは非常にクールだ。」
 Weiと彼の同僚らはまた薬剤耐性へのつながりを発見した。彼らはT-ALL細胞を、アメリカの医療会社Abbott社により発見された実験薬ABT-737にさらした(なお、より新しいバージョンであるABT-263が現在フェーズ2臨床試験に入っている)。この薬剤はチューブリンを攻撃せず、細胞の生存を促進する他のタンパク質を阻害することによって殺す。やはり、FBW7がなく高レベルのMCL1がある細胞は、この薬剤に対して感受性が低かった。しかし研究者達はこの問題に対する解決法を発見した:MCL1の量を減らし、実験薬に対する細胞の感受性を回復させる、sorafenibと呼ばれる薬剤で処理することによって。
 この研究は、腫瘍学者たちはおそらくは腫瘍細胞中にFBW7の有無にかかわらず、患者に合わせた治療ができ量になることを示唆する。「私はそれが抗チューブリン薬が使用されたあらゆるガンについて、潜在的に意味があるものとなると考えている」とWertzは言う。
 まだ、タキソールや類似薬への抵抗する方法がある。癌細胞はおそらくは変異したチューブリンを持っており、このことは抗チューブリン薬がまずはこれに効かないことを意味する。あるいは、これら細胞はおそらくは化学療法薬を素早く排除できる用細胞に過剰なタンパク質のポンプを含んでいるのかもしれない。Dana-Darber Cancer Instituteの腫瘍学者Anthony Letaiは、薬剤抵抗性を与えているMCL1経路の重要性は、おそらくは癌の種類によって変わっているのだろうという。
 「あらゆる研究のように、彼らが研究したこれらの細胞の背景にあるものをどのように一般化するのかは分かっていない」とLetaiは言う。「おそらくこれらの影響が観察できないようなたくさんの細胞株が存在するだろう。」 このモデルに続く癌細胞が明らかになる仕掛けが出てくるだろう、と彼は付け加える。
 Fred Hutchinson Cancer Research Centerの分子生物学者にして腫瘍学者であるBruce Clurmanは、この発見は興奮する刺激的なものであるが、しかし予備的な物だという。彼はFBW7はMCL1だけでなくいくつかのタンパク質を破壊の標的としていると言う。「FBW7を阻害したとき、これらの流れに沿った標的がガンの発達においてなんの役割を果たしているのかを知ることは難しい。」 これらの研究はMCL1の制御におけるFBW7の役割に注目したが、しかし「全体を形作っているものからはずっと遠い」と彼はいう。
 Albert Einstein College of Medicineのガン生物学者であるHayley McDaidはタキソール様の薬剤で治療したがん患者からの標本のアーカイブを良く調べることを示唆している。もしWertzのモデルが維持すれば、この研究者達はFBW7の存在とタキソールの反応の間の関係を発見するだろう。「我々は続け、そして実際にそれらの標本の分析を実際にする必要がある」と彼女はいう。

 ということですが。
 タキソールについては基本的には過去に「からむこらむ」でやった記憶が。イチイノキから取れるものですがね.......抗癌剤として優秀ですが、効かないものもある。ということでその原因を調べてみた、というのが今回の話ですが。チューブリンはアルツハイマー病でも疑われているものではありますが、細胞骨格の維持で重要な役割をしているタンパク質ですが、これを阻害するのがタキソールなどの薬剤。で、実際にMCL1というのがこの使用で減少する→MCL1を破壊するFBW7の活性に関わるのではないか、という話になる。ところがタキソール抵抗性の癌細胞はこのFBW7遺伝子に変異がある→MCL1を破壊しない、という流れになっているのではないか、というのが今回の話。
 まぁ、チューブリン構造が異常になっているのもあるだろう、とかあるいは薬剤の排出機構(あるいは解毒機構か)も活発化している可能性もある、と「これだけ」というのはまだわからないということですが。
 まぁ、「なぜ効かないのか」は重要ですので........これを理解すれば「どうやったら効かせられるか」でまたアプローチが開けるので。
 いちいち新薬開発していくのも負担ですからね........

 ま、とりあえず一本訳せたのでこんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日はまだ冬型の気圧配置となるようですが。曇るのが沖縄。北陸以北の日本海側では雪が降り、他の地域は大体雲が出るものの晴れ、というパターンとなるようで。関東地方は晴れ。東京で8/1という予報ですか。
 まぁ、今日も良く冷え込みそうですな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 気づけば週末でしけどね。とりあえずはまぁ仕事のほうがあれこれと.......事務系の仕事がごちゃごちゃしやがっているんですが、そいつをどうにか始末をつけないとなぁ、と思っています。まぁ、一日じゃ終わらんのですがね........面倒くさいリストやらつくらんとダメか。金が絡むのは本当にいやらしい。来年度に関わるネタなので、割と、管理人が苦手な「気を遣う」物だったりします。
 いやはや......まぁ、頑張ります。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/03 過去ログの整理をしました。
 2011/02分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」及びstat.を更新しました。

 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 まぁ火曜日は辛かったのもあってよく寝ておいたのが幸いしたのか、とりあえずだいぶ復活してきまして........で、職場に向かっていきなりトラブルに面するというのはまたどういう事だと思いましたが。いやはや........全くまぁ、もう、面倒くさい。まぁ、トラブルとは往々にしてそういうものでもありますけどねぇ。いやはや........で、仕事の方は事務仕事というか、書類仕事というか。そう言うのがまたあれこれとあったりしまして。まぁ「もう面倒だから全部終わらせてやる」という気持ちでとりあえずゲシゲシやっていきましたかね、ハイ。
 まぁ、これでかなり片付いたというか。後はもうちょいの調整で管理人の今年度の仕事の、本質的な部分での大きなものが終わるなぁ、と思いますが........一方で事務仕事関係の方がまた別枠で結構重たいものがありまして。来年度にむけてフォーマット作ってこれとかなんとか。そんなこと言われてもなぁ、と思うんですがね.......いや、まぁ面倒なものですけど。
 で、その後はあれこれと仕事があったんですが、とりあえずどうにかこうにか、ですかね。
 いやはや........今年度もあと少しなんだなぁ、とも。

 そして昨日は天気の悪い一日。
 朝は雲が多く、微妙に冷えるけどそんなに冷えない、というか。冷え込みがそんなんにきつくはないんですが、そこそこ冷えるという朝でして。個人的にはコートはあまりいらんかなぁ、と思っていたんですが........で、日中にかけて徐々に日が差してきたりしたんですが、しかし3時とかそこら辺の頃には職場付近は雨。しかも結構冷たい雨でして、これが短時間降った後に天気が回復、同時に気温が急低下と寒冷前線が通過したんじゃないかと推測できるような天気の変化に。
 まぁ、傘をささなくて済んだのはなんとなくラッキーでしたけどね。体への負荷は大きいよなぁ、最近の変動は。

 ところで、先日も触れた大学入試問題の漏洩、というか。試験中の携帯電話の使用問題というか。
 やっぱり対応が早いですねぇ。もう携帯電話の持ち主がわかるという。いや、こう言うのはもっと宣伝してもいいんじゃないかなぁ、とか色々と思ったりするんですが........掲示板とかでの誹謗中傷問題とか、本気出せば一発、というのをある意味示せたわけですから。まぁ、それはともかく高校生二人の仕業ではないかということですが、彼らはまたどうなるんですかねぇ。
 卒業控えているでしょうにねぇ、と。早ければもう卒業式終わっているところもあるんじゃないかな? 私立の高校はなんか早かった記憶がありますが。なんかペナルティでも課せられるのかどうか。というか、そんなこと考えるぐらいだったら、やっぱりもうちょいまともなヤツを仲間に引き込むか、あるいはもっとまっとうに自分にあったレベルの所を目指し、そんなやり方の相談をする暇があったらちゃんと受験勉強しとけ、と思うものはありますけど。
 まぁ、そんなことを思っていたら同期の「かるま」氏のメールがまた同じような話。
 うん、これが真理か。
 まぁ、「運がよければ」という考えか「愉快犯」の二択だとは思っているんですが.......後は真性のバカということになるかもしれませんけど。まぁ、カンニングってのはやっぱりやり方次第かなぁ、と思ってしまうものもありますが、基本的にはハイリスク。というか、昔ながらの「カンニングペーパー」ってのは実際には作っている最中にそれを覚えてしまうので、あまり「実用」で使う機会がない、なんて話もありましたか。
 ........管理人の経験談じゃないですよ、念のため(^^;

 そういえばネット上を少し回ってみたら。
 先日リビアに絡んで『パイナップルアーミー』を思い出す、なんて書きましたが。なんか調度よいタイミングだったので、「力強い物語が魅力」漫画『パイナップルARMY』海外のレビューなんて記事があったりとか。日本の漫画は結構海外で訳されていたりもするようですが、まぁ『パイナップル〜』も例外ではなかったようですが。
 でも、まぁ確かに80年代が中心の作品ですよね........時代が時代というか。ラストの方はゴルバチョフにシュワルナゼなんか出てきたりしましたし。冷戦がピークで、かつデタントを迎えてきたときの時代の話、ということになりますからね........まぁ、でも個人的には結構好きな作品ですが、時代背景はもう古さが隠せないか。でも、テロが結局問題になってくる、というのはある意味間違っていないですけどね。
 実は『MASTERキートン』よりは結構好きだったりします、この作品。キートンのももちろんいいんですけどね。全体的な完成度の高さとか。でも、まぁなんか荒削りな部分がありますが、骨太で良いです。
#というか、この人は中年を描かせるとほんとうに魅力的というか(笑)

 で、ちょうど上の記事を書いているときに流しているiTunesのBGMが「When the Wind Blows」というのは皮肉か。
 まぁ、iTunes Storeで購入してみたヤツの一つですが。歌っているのがデヴィッド・ボウイ。でも、実は歌手としてのデヴィッド・ボウイってのはよく知らなかったりします。まぁ、名前は知っていても顔は一致しないというレベル。顔と名前を覚えても何を歌っているのかさっぱり知らないという........まぁ、顔は知っていたんですけどね。「戦場のメリークリスマス」で。
 あれも学生時代のLDで見て以来ですがね.........歌手としての「業績」はよく知らんのですが、まぁやっぱり大きい人なんでしょうか、扱いとして。
 ちなみになんで「皮肉」かというと、映画の「風が吹くとき」のオープニングテーマですので。あれも冷戦時代の映画でしたが.........「スノーマン」を描いた人の作品ですが、「スノーマン」のノリで見てどん引きした人は結構いたのではないかと思います。管理人は絵本から知っていたのであまりショックではありませんでしたが.........(^^;
#どん引きしたのは確かですけど。

 ま、とりあえずこんな所で以上で。
 さて、今日は西高東低の冬型。結構強力な形となるようで、冬模様となるようですね。北陸〜東北は雪となるようで。九州・沖縄は雲が多く、他の地域は雲が出るものの晴れるところが多いようで。関東地方は晴れのち曇り。東京で8/1という予報と。
 まぁ、冷え込みそうですね。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人はとりあえず出張です。本部の方へいってあれこれと.......まぁ、面倒くさいものですがしようがない、というものですので諦めていますが。まぁ、幸いなのは直行でしかも起きるのがいつもより2時間遅くて良いということでしょうか(笑) いや、5時起きが7時起きになるというのは大きく違いますよ、えぇ。まぁとりあえず順調に行くといいなぁ、と。
 さて、どうなるかねぇ.........

 ということで以上で。
 また、後日........




2011/03/02
 さて、昨日は職場Gで仕事の一日でしたが。
 え〜、定時に起床したんですが。体調は月曜よりはマシ、ただしどうにも調子が良いとは言えない、という感じでしてちと困る。困るんですがそんなに休む気もない、ということでそのまま出勤していったんですが、まぁなんかゴタゴタとしていましたかねぇ。どうにも落ち着かない一日でして、あれやこれやと。というか、なんで俺に回すんですか? というパターンもあったりしましたけど。おまけに調子も良くないので、どうにも元気が湧いてこない上に腹がへるわで午前中は結構微妙でしたかね。午後もなんとなくしんどいというか、空気がどうにも落ち着かない一日でして。
 いやはや........なんかなぁ、という感じでした、ハイ。
 で、仕事が終わったらもうとっとと帰るモードで帰宅。結構しんどかったので早く帰りたい、という一心でしたけど、実際に帰宅して食事〜風呂〜寝る、という形でとっとと寝ましたかね.......ま、おかげで朝はだいぶすっきりしていますけど。
 まぁ、よく考えると例年2月によくへばるんですが(熱出したりとか)、今年は少しそれがスライドしているのかもしれませんねぇ。

 そして昨日は良くない天気の一日でしたか。
 朝から気温は低く、そして雲が分厚く垂れ込める天気でして。朝は傘はささずに済みましたが、気温はどうにも低い。そして夕方からポツポツと降り始めて帰る頃にはしっかりとした雨になっていましたか。どうにもすっきりしない天候の一日でしたかねぇ、ハイ。
 まぁ最近の気候の変動もなんとなくのしんどさに繋がっているのかどうか?

 で、一冊読了。
 毎月やってくる『natureダイジェスト Mar 2011, Vol. 8 No. 3』。今月も色々と、でしたが。個人的に面白かったのが幾つかありましたけど、「翼の折れたペンギンたち 」は個体識別バンドを付けることで生存率やつがいを作る率が減るのかも、という話。やっぱり邪魔? 「女の涙はセックスアピールにはならない」は逆に萎えてしまうというか、攻撃的な部分を減退させてしまう効果があるようである、という話。
 「カイメン由来の乳がん治療薬が承認へ」は化学ですねぇ.......クロイソカイメンから1986年に見つかったハリコンドリンBが抗腫瘍活性(チューブリンの阻害)があったものの存在量が少ない。一方、日本人有機化学者が32箇所もキラル中心(! 化学が分かる人には驚異です)があるこの物質の合成に成功し、エーザイがここからエリブリンを合成してみた、ということですが。この記事を読んで知ったのは、最近の製薬会社は自分で合成ってあまりしないようで化学的な部分が非常に弱くなってきているそうで(これも考えると道理なんですが)、それを考えるとよくもエーザイは合成に踏み切ったと。まぁ見直す契機になるのでは、ということだそうで........「創薬」分野がある意味弱くなっているということか。
 「汝の隣人を愛せ」は研究の筆頭著者と末尾著者(前者は研究の中心人物、後者は組織リーダー)の物理的距離が近いほど論文引用回数が増えるそうで。やっぱり人間的な距離ですかね。「物議をかもす臨床試験」はHIVの発見者でノーベル賞受賞者が「自閉症治療」の為に主流派から効果なしと見られる治療に入っているとか.......これがまた怪しい。
 「未来のお肉?」は人工豚肉の作成だそうで。将来の実用化を目指して欧州で力が入れられているそうですが........動物愛護団体もまた絡んでいるのがらしいといえばらしいですけど。まぁただ割と切実なものではあるわけですが。これがまた結構難しいようで。コストやら色々とあるのは当然ですが、筋線維を太らせるのに電気刺激を加えたら電気代が高くつくとか色々と。また現状で作れるのはステーキは無理でひき肉という限定もあるようですが。いろいろな工夫があるようで。
 「新・細菌論」は以前も記事化したものもありますが、要は「ヒトの健康や生命の維持などに微生物叢(びせいぶつそう)も絡むのではないか?」という概念が最近発達してきていますが、その記事ですね.......微生物生態学という感じの言葉で出ていますけど。病気の原因も関係しているのではないか、ということですが、なんせ関係してくる微生物が莫大なものになるので、その難易度がヒトゲノム計画よりもずっと高いものとなっているというものだそうで。微生物学者にとってのフロンティアになるのかもしれませんが、まぁ.......金と時間がかかりそうですけど、うまくいくと面白いかと。
 「線虫の「匂いの好み」に フェロモンが関与していた (飯野 雄一)」は東大の研究者の研究の紹介。線虫のフェロモンの受容体とその関係についてですか。「ハジラミのカムフラージュ」というのは鳥に寄生するハジラミの色がその棲みつく位置で変わるという話でして.......選択圧の話なんですが、要は体部に住むヤツは鳥の色と一致させて視認性を落とす一方、毛づくろいができない頭部に住むヤツは見られない故にあまりカムフラージュしないとか。
 後は肝臓が悪い人間としては「ドイツ発、肝臓プロジェクト」とか面白いですねぇ。ドイツの国家プロジェクトだそうですが、肝機能を様々なスケールで解明してから総合的に理解しようというプロジェクト。肝臓はまた複雑怪奇ですが、生物学者と物理学者が協力してこれにとりかかろうとしているそうで。解明すると面白いだろうなぁ、と思いますがね.........
 「フランシス・クリックの手紙(下)」は3ヶ月続いた話の締めくくりですが。一度また全部通して読まないとピンと来ない(^^; 「曲がり角に立つシンガポールの科学」はシンガポールがついに科学研究に出す金を制限していく方向になってきたとかで。「デニソワ人が語る人類祖先のクロニクル」はDNA分析から現生人類が他のホモ属とどう絡んできたのか、可能性を示唆するというものですが。ここら辺はネットでは出ていなかったなぁ........結構複雑な動きをしていたようですけど。ネアンデルタール人のイメージもこの2,30年で大きく変わったよなぁ、と思うものはあります、こういう記事を読むと。
 その他「ホッキョクグマ-生き残りのために」「ケプラー、系外地球型惑星を発見」「ゲノムブロガーの登場」「二重投稿に対する規制の厳格化」「奇妙な三角関係にある天の川銀河」「ヨーロッパの電力系統整備 」とかありましたかね。

 まぁ、nautreダイジェストの後半にある、記事のまとめの方を読むと今年は「国際化学年」だそうで。
 管理人も基本的に化学ですので、記事のカイメンの話なんかは結構楽しかったりしたんですがね........というか、地味に日本人はこの分野が強いのですが(天然物化学というべきか)、創薬分野も時代がやはり変わってきていて化学の出番というか、威力が小さくなっていたということですが。こう言うのを気にまた復権してくれるといいなぁ、とも。
 なんだかんだ言っても物質を扱うことになると、化学が必要ですし。まぁ行き着くと物理学になるんですが。そう考えると昨今の生物学はやはり複雑さをどんどん増しているなぁ、と思いますけどね........

 ま、今日はこんな所で以上で。
 さて、今日は西高東低復活、という形になるようですが。日本海側は雪、太平洋側は晴れ、という流れになるようで。関東地方は曇りのち晴れ。東京で最高11度ということになるようで。
 まぁ、なんか久しぶりの天気図、という感じがします、なんとなく。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は当然仕事ということになりますがね。まぁ、頑張って乗り切っていこうと思います、ハイ。というか事務仕事がゴタゴタと入り込みやがりまして、しかも重要度が高いというのがなんか嫌ですが。明日は別のところに出張るので、今日中に終わらせないと週末に間に合わない、というのがちとまぁ、面倒なことです、ハイ。ま、頑張ってやります。
 いやはや。

 ということで以上で。
 また、後日.........




2011/03/01
 さて、昨日は在宅の一日でしたか。
 とりあえず、定時に起きだしたんですが、どうにも体調が微妙でして。悪い、という感じではないんですがよくはない。どうしようか考えて結局本能に従って休むことにしまして、そのまましばらく作業指示用のメールを打って若手に送信。その後、少し布団に入ってから職場に連絡して寝ていたんですが。
 いやぁ、午後になるまで寝ていましたかね、えぇ。
 どうにも今までの疲れの蓄積が「滲みでてきた」というのがぴったりなようでして、体調は低調。食欲はあるのは幸いでしたけどねぇ。で、午後になってからしばらく仕事していまして、また夕方から落ちるという。布団に入るたびに寝てしまう、というのはやはり調子が良くない証拠のようですが。まぁ、夕方の方は気温が低くて寝るには最適というのもあったとは思いますけどね。
 ま、こんな感じで低調でしたが、驚くことが職場からメールが来て「明日来い!」とか。なにかと思ったらハードの調子が悪いから見てくれという........(^^; メールの着信時が昨日の中でもっとも血圧が高くなりましたけどねぇ........ハイ、何が起きたのかと思ってしまいましたから。ただ、内容読んで笑ってしまいましたけどね.........
 いやはや。

 そして昨日は天気の悪い一日。
 ずっと夜中から雨が降っていましたか。さらには気温は朝からどんどん下がっていったようで、日中はかなり冷えましたねぇ。実際、妙に落下速度の速い白いものも見えたりしましたが........もしかしたら雪が降ったところもあるのかとも思いますがどうだったんでしょうか。ただ、夜には雨は止んでいましたが、すっきりと晴れるということもなかったようです。
 まぁ、家にこもるにはよかったかとも。

 いやぁ、しかし調子が悪くて困りましたが。
 まぁちょいと頼まれていた仕事もありましたので、「これだけは」とやっていたのがちょくちょくやる画像の加工とかではなく、音の加工。波形やらそう言うものの始末は済んでいたのですが、別の音を加えてくれとか云々。要は音の統合(イメージ的には、スピーチの背景に音楽加え、それぞれの音量をあるタイミングで調整しろ、的なやり方の意味での統合)だったんですが、Audacity使ってもなんかうまくいかない。WAVファイルで合成したのが失敗だったかなぁ、とか色々と考えていたんですが。
 じゃ、ということでGaragebandでできないかなぁ、と思ったらあっさり出来ましたか。というか、簡単に出来ましたかね........ビックリするぐらい簡単(^^; 加工やら色々とやり方を覚えるのに20分かけて、後はさっくりと、18個のファイルをとっとと始末を付けて終わりましたかねぇ.......まぁ、波形の調節やらは別のソフトが必須という感じですが、こういうレベルの加工はGaragebandで十分できるようで。
 まぁ、適切なソフトの使い方ってのを覚えると便利ですねぇ、ハイ。

 そういえばなにやら入試の不正があれこれと話題になっていますが。
 いやぁ........なんというか、そこまでして、という感じもしますけど。なんというか、Yahoo知恵袋への投稿があれこれと問題になっていますが、個人的には「時間内に終わるの?」とかまっさきに思ってしまいましたけど。どういう感じでやっていたんですかねぇ........試験会場で携帯だして堂々と投稿、ってわけにもいかんでしょうし。まぁ、この一件はなんとなく興味があったんで色々と見ていたんですが、とにかくも協力者が必須ではないかとか思います。
 まぁ、日本でもこう言うのが色々と問題になって出てきたことに「へ〜」と思うものはあるんですが。組織的にやった韓国レベルの輩がいるのねぇ、と。
 ただ、個人的には「運がよければ通るとうれしいなぁ」レベルでやっていたんじゃないかという気がしますね。なんでかというと、質問の数やら色々と考慮すると、どうにも明確に力不足の感が否めないような気がします。質問が英数ばっかりで..........英数系が弱いというのはなんというか、理数だろうが文系だろうが致命的なものになるような気がしますが。いや、まぁ知りませんけどね実態はどうだったのかは。
 でも、この手のネット上での質問への回答ってのは時間内にあっさり返ってくるほどのものなのかねぇ、と思うものはあるんですが。というか、もし内部に「協力者」がいるならばもうちょい頭いいヤツを取り込んでやっておけばこう言うこともしなくて済んだんじゃないかとか思うものもあるんですけど。まぁ、そういう事も考えれば「運がよければ〜」とつながるんですがね。
 まぁ、でも被害届も出てIPやら色々と割り出されたら終わりだろうに。
 どうなりますかね。

 そういえばリビアもなんかあれこれと。
 残るは首都のみ、しかも首都も一部が反政府精力が握ったとか云々。一方傭兵が頑張っているようでもありますが、まぁどうにか維持しているのかわかりませんけど。ただ、なんとなく最近「昔なんかあったよなぁ」と色々と記憶を漁って思い出したのが、何故か『パイナップルアーミー』の話だったりとか........知る人は知る話というレベルになりますが(^^; いやぁ、あの頃(80年代)ではさすがにカダフィを仕留めにく傭兵の話とかは「成功しねーだろ」という(実際にそういう話でもある)物はあったんですがねぇ.........まさかこういう時代が来るとは思いませんでしたが。と、そういえば作中でもリビアに近しかったのはイタリアとかだったよなぁ、と。だから難民がイタリア目指して流出してもいるんでしょうけど、
 まぁ暫定政権の樹立に動き始めたようですが。部族関係やらもあるでしょうから、簡単にはまとまらんだろうなぁ。

 しかし中東〜アフリカ北部のこの一連の流れでやっぱり見えないのは「どうしたいの?」というのに尽きます。
 多分、現地の多くの人がイメージ出来ていないでしょう。「民主化」を訴えるというのはともかく、どういう国を作りたいのか。不満がたまるとガス抜き的な物が必要ですが、今回は大きくそれが政権に向けて噴出した感じになりますが、目的を達してしまうと先のものが見えていないことに気づくでしょうからねぇ........で、「どうしたいの?」と。とりあえず打倒はした、民主化に踏み出せる。なるほど、で民族部族関係、さらに宗教が絡むとこれで一気にまたこじれるわけで。で、これに浸けこんでまたどっかの宗教テロ屋が入ってきて大混乱、結果原理主義の国が完成、みたいなパターンになるようなところも出てくるのかなぁ、と。
 やっぱりより一層不安定化するだけだろうなぁ、と.........そうなるとまた原油が高くなってファンドがまた馬鹿やって一気にまた経済関係が崩れる、という流れが出てくる可能性もあるんだろうなぁ、とまた思うわけで。ハゲタカどもも結構学習しない、ということはここ数年で割と理解できましたので(短期的すぎるんだよなぁ、ハゲタカも)..........バブル好きの巻き添えを食うのはほんとうに迷惑なんですけどねぇ。
 いや、ハゲタカが首くくるのは別に構わんのですが。1920年代のジョークの「窓のない部屋がよろしいですか?」というパターンもなんか出てくるのかも........わからん人は調べてください。
 まぁでも彼らが見る所の「現代の裕福な国家」を考えると、民族・部族関係は良好で上手く対立を抑えること、宗教はでしゃばらず世俗主義であることが必須事項になっていますが。前者は安定化の絶対的必須要因で、下手すると分離独立が絡んで不安定化というパターン。後者はイスラム国家でまともに民主化して進んでいるのがトルコぐらいしかないことですか。政教分離ぐらいできないところではお話にならん、ということになる.........宗教ってのは道徳やら冠婚葬祭やらそう言うので必要なのでしょうが、しかし現代の政治に対して影響力もつと大体碌でも無いというか、発達の阻害要因以外にはならんですねぇ。
 まぁ、でも人間ってのは多かれ少なかれ宗教的な部分はあるわけで、全くの排除はできないわけで。まぁバランスが難しいというか.........

 宗教というと時折思うネタ。
 かなり難しいんですが、文明の発達と宗教は綿密な関係があるわけですが、原始的な文明からスタートしたとして、宗教なき文明の発達というのは成立するんでしょうかねぇ? と。アミニズムの否定からスタートしないとダメなんでしょうけど(^^; 「説明ができない物」を「神」という存在を創ることで理由をつけたわけで........そうなると「原因と結果」というか、因果関係の説明が偶然・必然によるものであるという考えを持つことになるのか。かなり情緒に欠けそうな感じになりそうですが。
 全員科学者的な連中の集まりになりそうですが、どうなりますかね。
 「世界はどうしてできたの?」という質問に「神が〜」という答えがなくて「知らん」の一言で全部一蹴か。あるいは独自理論でむちゃくちゃなのが始まるのか..........「物語」的な物が発達しそうにない文明? かなりハードSFの部類になるかと思いますが、面白いといえば面白い。少なくとも「運がよい悪い」という考えは出来なくなるのかもしれませんねぇ。
 系外惑星に生命がいて、文明も持っているという場合にそういう連中がいるのかどうか? 「道徳」が宗教を元に作られているケースは多いわけで、そういう文明はどういう感じの道徳観があるんだろうか、とか色々と面白いものはあると思いますが.........個人崇拝すらないわけで、興味深いかと思いますけどね。
#まぁ人類の文明だとできないんだろうなぁ。

 ま、そんなことを思いつつ、とりあえず今日は以上で。
 さて、今日は低気圧が抜けていくということで天気が悪いところが多いようで。日本各地で雲が多く、また徐々に降ってくるところが多いようですね。晴れるところが殆ど無い? 北海道は雪に変わるかと。関東地方は曇後雨で午後というか夕方辺りから降りだすようで。東京で12/3という予報と。
 まぁ、微妙な天気なようですね。

 さて、今日は火曜日。3月ですか。
 管理人は仕事ですが。今日は休まないでいくことになるでしょうね.........まぁ、とにかく疲れがどかっと出てきた感じでしたけど。上手く調整付けつつやらないとだめだよなぁ、と思っていますが。ま、頑張ってやっていこうと思います、ハイ。皆さんも体調にはお気をつけを。

 ということで以上で。
 また、後日.........




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