〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2005年11月分〜


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2005/11/30
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、起き出したのが2時半前で.....で、ここを更新してから時間がある、ってんで早速昨日買ったDVDをみようと言う事で、一つみてから出勤。
 で......まぁ.....疲れた......(- -; 何かボリュームが多いと言うか、火曜日ってのは何か疲れるんですよねぇ.....スケジュール的に。どうにもなんとも......ま、やる事はやったんですが、後から指摘で「説明不足」と言う部分を一ヶ所指摘されて「あれ?」と言う様な。
 該当の文章入れていたはずなんだが......修正の途中でどこかに消えたのか?
 まぁ、とりあえず後からどうにでもなる、と言うのは良いとしまして。まぁ、大分パワー勝負でしたが、どうにか仕事は終わりましたかね。
 まぁ、疲れるものです。
 で、帰宅してから疲れがどかっと。ぼへっとしていると、今度は電話がかかってきて......これがまた馬鹿なヤツでして、「アメリカのジョージタウン大学の」云々、と言う輩で、要は英会話の案内。で、「仕事あるんで、ちょっと今は遠慮して欲しいんですがねぇ」と穏やかに断ったのに、こだわって食いついてきた為に、若干の地を出させると言う(ただでさえ疲れているのに)疲れる事をさせるのがいましたか。
 引き際悪いよなぁ、こういう連中。
 ま、その後はゆっくりとすごしていましたかね。

 で、昨日はまぁ、暑いと言うか変な天気の一日でしたが。
 めちゃくちゃでしたねぇ.....朝は強風で南の風で気温が高い状態に。冬服で飯食った後に動く(っつぅか走った)と、何か暑いんですけど......何か微妙に汗が。で、その後も何か気温が高いような.....ただ、午前中途中から風向きが変わって、気温が低下。
 何か激しい変化だなぁ、と言う。
 で、日が陰ると一気に下がるような感じで.....全く、まぁ変な天気と言うか気温の一日でした。

 で、昨日みていたDVDが「ニュルンベルク裁判 -人民の裁き(СУД НАРОДОВ)」と言う物。
 1946年のソ連の作品。ロマン・カルメン監督で、62分。まぁ、内容は第二次世界大戦でナチスを裁いた国際軍事裁判であるニュルンベルク裁判のドキュメンタリーですか......実質はソ連の国威発揚映画ともなっていますが。
 まぁ、とりあえず何か所々ナレーションがぶちきれて別の声が入っていたりと「?」的な部分が結構ありますが、これは不適当な発現として削除して変えられたのか、あるいは当時のニュース映画や資料などに入っていた声が混じっていたのかが不明。そして、ドキュメンタリーとするには感情丸出しで、かなり「?」と言う物はありますが。
 ただ、1時間程度で簡単に変遷を追っていったと言う部分は良く出来ていましたか。ニュース映画の映像などと上手く組み合わせていたと思いますが。ただ、案の定死体が多いんで、子どもにはショックが大きいかも。ただ、みた事のない映像やらもみられて、個人的な意味では資料的価値はそれなりにあるのかなぁ、と思います。
 で、まぁ作品は「ソ連の主張」ですね、やっぱり。
 何つぅか「ソ連は被害者であるが、ファシスト共を追い出して世界中に正義を」云々以下略、と言うヤツ。ある程度史実やら歴史を知っていると「はぁ?」と言うのも結構ありますが......まぁ、勝者がやはり圧倒的にここら辺は強いですので、かなりさっ引いてみないといけませんが。そして時代背景と言うか。西ドイツの誕生を、アメリカも含めて「ナチスの復活」としている部分があるのは時代でしょう。
 と言う事で、ここら辺の歴史知らない方には全くお勧めしませんので(^^;
#っつぅか、これ一本で本来が4700円ってのは高すぎだろう.....(^^;
 まぁ、ナチス関係のを追っていきたい、と言う方はもっと別の、淡々としたヤツにするのをお勧めします。
#にしても、本当にヘスは「なぜイギリスへ渡ったのか」「その後のヘスは”本人”か?」って謎が多いよなぁ。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 でていましたか、Spacecraft makes a grab for asteroid sampleと、JAXAの「はやぶさ」の話題。
 読んでみますと......日本の「はやぶさ」はおそらく、小惑星へのサンプル採取の為の二回目の挑戦に成功したらしい。もしそうであれば、これは太陽系で月以外からの太陽系の天体から、初めてサンプルを回収して地球へと帰還する例となる。
 11月26日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ」から送られたデータは、サンプル回収プロセスのどの段階でもうまくいった事を示したと言う。JAXAのエンジニアは、「はやぶさ」のサンプラーは小惑星「イトカワ」へと計画通りに着陸し、二つの金属球を表面の岩石に撃ち込んで、破片を回収したのはほぼ確実だと言う。「我々はサンプルを得たと思っている」とプロジェクトマネージャの川口淳一郎は言う。
 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、2005年9月に長さ540mのじゃがいもの様な形状で、地球から3億km離れた「イトカワ」へと到達した。「はやぶさ」はイトカワを12月初期に離れて、帰還すると予想される。サンプルが実際に回収されたかどうかは、この探査機が地球に到達する2007年夏までは不明である。
 これを遠くまで届ける為に、「はやぶさ」チームのメンバーは、辛い行程に堪えてきた。「はやぶさ」の姿勢制御を行い、航行を手助けするリアクションホイールの3つの内の2つは7月と10月に故障咲いた。搭載している化学エンジンをその代わりに用いたが、しかしその低い正確性は着陸をより困難とし、降下のリハーサルは完全にはうまくいかなかった。最初の着陸は11月20日に予定されていたが、「はやぶさ」は30分間も小惑星の熱い表面にとどまったとみられ、サンプルの回収には成功しなかった。
 時間と燃料は不足していく中、11月26日のトライはサンプルの回収が出来る最後のチャンスであった。「実際の時間の流れの中で学んでいった」とは、「はやぶさ」のアメリカ側のプロジェクトサイエンティストで、とNASAのJet Propulsion LaboratoryのシニアリサーチサイエンティストであるDonald Yeomansは言う。それぞれの試みの中で「彼らはどのように探査機が振る舞うのかを学んでいった。」
 まだ関心は残っている。「はやぶさ」はそのバランスを小惑星からの離脱直後に失った。エンジニア達はその原因を調査しているが、一つの可能性としては探査機が、最初の「イトカワ」への長期間の滞在により、12基の化学エンジンの内の1つかそれ以上にダメージがあった為と考えられる。さらには二つのリアクションホイールを失った為に、この探査機は帰還途中で燃料を使い果たしてしまう可能性もある。
 しかし天文学者達は、「はやぶさ」の達成が将来の小惑星探査ミッションへの道筋を開いた、と称賛する。特にそれらにはイオン推進エンジンによる計画の達成や、高解像度のイメージの送信、自動化されたナビゲーションとサンプリングと言うものも含まれている。地球に帰還後に想定されているサンプルの分析はまた、太陽系がどのように出来たのかの謎についての答えの手伝いとなるだろう。
 このミッションは、日本の宇宙活動における信用を新たにした。JAXAは最近高いリスクの一連のミッションに挑戦したが、過去数年でたくさんの失敗をしたように見える。「はやぶさの成功は、日本の宇宙開発に追い風になるだろう」とJAXAのエグゼクティブディレクターである井上一は、プレスの前で語った。「それは我々が行った事が悪くないと言う事の証明だ。」

 と言う事で海外でも活発に報じられているようですが。
 まぁ、大きな成果と言う事ですけどね.....国際的に認知されると良いですが、でも帰還出来るか、と言うのがとりあえず当面の問題。
 無事に帰ってきて欲しいですがね。10億kmの道のりですが......探査機「はやぶさ」の帰還に黄信号、姿勢制御が困難にと言う話がねぇ.....
 なお、JAXAより「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画についてと、「はやぶさ」の第2回着陸飛行後の探査機の状況について「はやぶさ」を支えた声と言う記事が出ていましたのでご参考まで。

 後はMales can drive species declineと言う話もありますけど。
 まぁ、トカゲの交尾と言うのは、オスがかなり「攻撃的」だそうで。メスにかじりついて行う為、オスの数がメスの数に比べて多すぎると、メスが死んでしまうと言う話ですか。ですから、数が少ない種の保存のためには、逆にオスを間引いたほうが良いかも、と言う。
 ま、とりあえず概要で十分かなぁ、と言う所で省略。

 後はHotWiredより。
 Natureが力を入れていた、韓国のES細胞研究者、卵子入手で倫理的問題が浮上と言う話がでていますか。まぁ、韓国では以前として擁護論が多く(国内ではノーベル賞候補として持ち上げていたためと言うのもあるようですが)、告発したテレビ局が逆に攻撃されているなど、なんともまぁ、と言う状態だそうですが。
 でも、「国益」と言う扱いもねぇ.....いや、分からんでもないんですが、「倫理」の重要性と言う部分を軽んじているようにも見えまして、ちょっと嫌なんですよ、韓国における傾向が。
#有能な研究者と言うのは分かりますけど......
 そして直径30メートルの主鏡を備えた巨大望遠鏡と言う話もありますか。Thirty Meter Telescopeと言う事で、略して「TMT」と言うそうですが。
 通常は一枚鏡の巨大な主鏡だった物の、これだと直径が8mぐらい。このTMTは、超高速コンピューターによって一斉制御される780枚の鏡で直径30メートルにもなる巨大な主鏡を形成すると言う事だそうで。まぁ、確かに鏡が大きくなればそれだけ鮮明に、高解像度となりますが.....綺麗に制御出来るのか、と言う事が興味になりますけど。
 鏡はハニカム構造の様な形で並べられると言う事ですが。かなり制御が大変そう......(^^;

 後はHotWiredと言うと。
 目に付いたんですが、ゲーム界の謎:「正義の味方」が暴力的な理由と言う話が。真っ先に国民的某RPGの「勇者様の悪行三昧」を思い浮かべたりもしたんですが(^^;
 まぁ、一応アメリカでの話なんで、ちとベクトルは違うんですが。まぁ、でも言わんとするものはタイトルで分かるかと。
 ただ、記事にもあるんですが、基本的にアメリカ人ってのは「勧善懲悪型ウェスタン」って大好きですよね.....その現代版が例えば「ダーティー・ハリー」だったりするんだろうと思いますが。いや、あの作品って「ウェスタン」だと思いますよ、えぇ。
 っつぅか、「綺麗に割り切れる」感じのを好みますよね、あの国は。

 他にみていまして......
 まぁ、鳥でもあると言う事ですし。特に驚かないんですがサルにも“方言”…環境に応じて変化猿にも「方言」 住環境で鳴き声の音程変化 京大研究所と言う話もあるようで。
 環境で異なると言うのは当然なのでしょうけど。
 しかし、山で樹林が多いから高い音が必要で、逆に樹林が少ない状況だと低い音、と言うのも必然にかられて面白いものですがね。

 後はスラドより。
 あぁ、と思ったんですけどソニー、DAT製品の国内出荷を終了と言う話があるようですね。ついにDATが終わりか......やはり時代は大容量メディアと言う事で、テープでは時間もかかるからダメ.....なんてデータのバックアップの話ではないのね。
 ちなみに、管理人の同期である「臨終管理栄養士」がDATを使っていた記憶がありますが。当時でもかなり異色と言うか、周囲に持っているヤツがいないと嘆いていた記憶があります。ちなみに、音にこだわった結果それを所持していたのかは不明です(^^;
 まぁ、ちょっと前にはβもデッキの生産終了でしたっけ? 古いものをどんどん削っている印象がありますが.....
 っつぅか、ソニーも相当に苦労しているようで。
 特に音楽関係は、ウォークマンAへの失望とかすかな期待とか、色々と。まぁ、各所で報じられているように相当に叩かれている印象がありますので。っつぅか、あのCONNECT Playerと言うソフトの出来の悪さを相当に叩くブログを見かけましたが。
 完成度が低いと言う。
 どうにも品質やらそういう部分で、と言う感じですね。ハードはどうなのかは知りませんが、iPodが強みを増していく中で、どうにも対抗出来ないようで。っつぅか、何となく各所の感想をみていると「何でiPodが成功しているのか」と言う根源的な部分が理解していないのか、あるいは分かっていながら出来ていないのか、と言う感じにも見えなくもない。
 覆せるのかどうか?

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は徐々に西高東低となっていくようですが。寒気も入り込むようで、基本的に北日本を中心に冬っぽくなるようで。まぁ、十分ではない所もあるようですけど。太平洋側は晴れる所が多く、関東地方も晴れ。東京で15/7と下がるようです。
 まぁ、やっと平年並かな?

 さて、今日は水曜日ですか。11月のラストでもありますが。
 とりあえず、管理人は職場が出仕に及ばない状態、と言う事で在宅。まぁ、仕事もあるんですがその前に歯医者へ行かなければ......メンテですがね。どうにも磨き方が難しいんですよねぇ、色々と。良い方法がないんだか?
 とりあえず、まぁマイペースでやっていこうと思います。
 ま、気温差が激しいようですので、皆さんもくれぐれもお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/29
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたか。
 まぁ、何つぅか......士気の上がらん連中もいれば、上がるヤツもいると言うか。あべこべですがねぇ、まぁこういうものかと言う感じがかなりする一日でしたかね。
 やれやれと言うか。
 どうにも「因果応報」ってのが分かっていないんじゃないかと思うものがありまして、色々と何つぅか不満が大きいと言うか、中々ストレスになっている部分があると言うか。う〜ん......と言う感じの一日でしたかね。
 ふぅ.....無駄に疲れた。
 まぁ、とりあえずは少しずつ管理人のとっての山場である12月上旬に向けて徐々に走り始めているんですが......まぁ、片づくかねぇ。
 片づけるんですけどねぇ(^^;

 で、昨日は何か暖かい一日でしたが。
 どうにも気温やらが低く安定しないで、ここのところ上昇傾向ですね......日中は逆に部屋の中が結構暑く感じる始末で。まぁ、その前まで動くような事もあったからですが、何かなぁ、と。
 最近は何か下がらんなぁ、と。
 もっとも、これから下がるようではありますが。どうなる事やら?

 そして、とりあえず三十路一日目でしたが。
 と言う方から祝福頂きました、ありがとうございます。
 っつぅか、これから体も老化が徐々に出てきてすり減り始めるのね、と思いつつ......いや、ベテランの同僚との会話から(^^; 「もう50になるとねぇ」と言う感じであれこれと。まぁ、人体ってのは基本的に「使い切り」タイプですのでこればっかりは仕様がないんですが。
 管理人の場合、既に一部のが故障持ちですけど、まぁでも行ける所までは徹底的に行きたいとは思っているので、まぁあまり難しくも考えてはいませんけど。「設定」が難しい体ではありますけどね(^^; 微妙にピーキーと言うか。パワーバンドが変な所にある感じ(^^;
 でも、まぁ個人的には中学生から時間の早さが早くなった気がしますねぇ......大学は3年からがあっという間。研究室にいた頃は本当に早かった。楽しかったのもありますけどね......まぁ、これからも加速するんでしょう、多分。
 頑張ってサバイバルしたいものです。

 そう言えばこういう事を書いているとふと思うんですけど。
 いや、「不老不死」って現代だとどういう価値観になるのかなぁ、と思うものがありますが。古代よりこれを望む人は多くいた訳で、その為にたくさんの寓話が存在する訳ですが.....今はどうなんだろうと化思うものがあります。
 っつぅか、やっぱり手塚治虫の『火の鳥』の如く、「不老不死」ってのは祝福よりも呪いなんですかねぇ.....
 日本人だからか人間だからか知りませんが、何となく「不老不死」ってのは呪いに近い扱いですよね、えぇ。描かれ方と言うか......不幸が多いと言うか。悲しいと言うか。
#『火の鳥』シリーズはおろか、マモーのようになってもなぁ......
#っつぅか何となく「PARTS」を思い出して嫌だな......

 ところで、昨日DVDを入手してきましたか。
 IVCのシリーズで、ナチス軍事裁判ドキュメンタリー パックっつぅのを買ってきました......(^^; いや、実はナチス関係の裁判、ってのは映像で見るのがあまり多くないんですよ、個人的に。どういう感じになったのか、と言うのが興味あったんですが。
 ナチスの勃興から、ヒトラーの自殺までは良く描かれる訳ですけどね。「その後」ってのがあまりない。っつぅことで、1946年ソ連制作「ニュルンベルク裁判」と、1999年仏・独・ベルギー・オーストリア・イスラエル合作「スペシャリスト」のセットを購入してきましたか。
 前者は言うまでも無くニュルンベルク裁判についてがテーマでして。日本で言えば「極東軍事裁判」、いわゆる「東京裁判」に相当するものになります。で、結局同じような議論にもなっていますけどね.....つまり「勝者が裁いたもので」云々と。まぁ、死屍累々の上に戦争指導者が責任とらないのをどう思うのか、って管理人が良く思うものもあるんですが。
 ま、巣鴨プリズンでA級戦犯達が非常に気にした裁判でもあります。
 後者はアドルフ・アイヒマンの話ですね.....ナチスの親衛隊の高官でいわゆる「ホロコースト」に大きく関わった男ですが、戦後アルゼンチンに逃亡。その後、イスラエルの秘密ミッションでアルゼンチンで拉致に成功し、唯一イスラエルで死刑が言い渡された男ですが。その話となります。
 まぁ、重いですよ、両方とも。
 ただ、まぁ歴史的に興味があると言う事で.......

 まぁ、ナチ関係はねぇ。
 ホロコースト関係は本当に多いです。日本であまり出てこないだけですが、歴史の流れを変えてしまったほどの作品もあります。ドラマ「ホロコースト」ってのは「戦犯の時効」が迫っている時に放送されまして、世論を変えて「永久に時効はない」としてしまったほどのものですので。
 まぁ、実際悲惨な話ですけど......学部生の時に大学図書館で見た記憶がありますので.....8時間ぐらいだったか。
 また「ナチスとは何だったのか」と言う形の問いと言う様な作品は、欧州で結構作られているようですね。管理人が記憶にあるのが、ベルギーだったか? 「我が闘争(Mein Kampf)」と言うヒトラーの著書そのままのタイトルのがありますが。ナチスの勃興と、結末、と言う形で問うと言う。
 まぁ、傷跡は相当に深いのは確かですので.....
#イギリスの皇太子がSAか何かの制服着て大ひんしゅく、ってのは過言じゃない。

 ふむ......
 で、話し変わりまして巡回しまして。JAXAから「はやぶさ」関係の手記がでていますか。「はやぶさ」のいちばん長い日と言う記事で、JAXA宇宙科学研究本部の対外協力室長である的川泰宣氏が書いています。
 まぁ、どういう形でランディングしていったのか、とかそういう話にもなっていますが。チームの方から見た目、と言う事で。
 なお、スラド小惑星探査機はやぶさ、試料採取に成功と言う記事も順調に伸びているようです。っつぅか、お笑いネタも増えてきたな......(^^; こんなのとか。
 .....そう言えば、アレはどうなるんだろう。
 イトカワの人工衛星?
#まだデータ送信し続けると言う話だったか......

 後はアルツハイマー抑止に光、原因物質防ぐ化合物開発アルツハイマー:根本治療に光 原因たんぱく質の生成抑止と言う話が出ていましたか。
 βアミロイド前段階であるアミロイド前駆体たんぱく(APP)の分解酵素βセクレターゼを阻害するKMI-239と言う化合物を使ってみた所、APPが分解後にβアミロイドが蓄積しやすい状態のマウスにおいて、蓄積を6割に減らしたと言う話。
 さて、効果はあるのか?
 いや、βアミロイドの蓄積もありますけど、ただアルツハイマー病ってのは、細胞の構造を支えるチューブリンの構造を変えてしまう事も関係する、と言う話がありますので。このβアミロイドの蓄積の方は、似たような状態がダウン症の人でもみられると言う事で、絶対的なものとも思えないんですよ個人的に。
 結構複合的なものなのかなぁ、とも思っているんですが。
 もちろん、βアミロイドの蓄積を防ぐだけで結構発症を抑えられるのかも知れませんけどね。ここら辺はこれから先の話でしょう。

 後はHotWiredより。
 先日のNatureの記事のヤツがでていますか。Bacterial films turn to photographyと言う話のヤツですけど、遺伝子操作した大腸菌で「写真撮影」に成功と言う話。まぁ、日本語版と言う感じになるでしょうけど。
 やっぱり「合成生物学」でよいのか.....まぁ、結構面白い話だと思いますがね。
 この分野、他の部分でもあるようで
 なんて感じであるそうですが。同時に後半部分にあるように、ポリオウイルス作る、ってのもこの分野に当てはまる.....と言うのも何かイメージ違うな。微妙なラインだなぁ......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますか。
 さて、今日は......北で強烈な低気圧が通過するようで。984hPaと言う予報になっていますが.....すごい事になっていますな。これが通過すると寒気が入り込む、と言う事でしょうか。とりあえず、今日は暖かい一日になりそうで、また雨が降る所も多いようで。これは前線の影響でしょうね.....関東地方は曇り後晴れ。東京で18/12と言う予報と。
 またクソ高い......

 さて、今日は火曜日ですか。
 とりあえず、仕事ですけどね......さて、今日が微妙に山場だったりしますが。えぇ、もっとも真の山場は金曜から日曜日まで続き、その後1週間怒濤の如くになるんで、「山場の前の小山」的な感じの一日になりそうです。
 ふぅ......
 ま、頑張って乗り切る事としましょう。えぇ、何か天気も変ですが、とっとと気温が下がっていく事を願います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/28
 さて、昨日は在宅の一日でしたか。
 どうにも風邪が治りきらないまま延々と続いていますが......まぁ、咳がちと大目。仕事もあるんで在宅で過ごそうと決めましたかね。
 で、起き出したのが10時半ぐらい。布団にいる時は咳はあまりでないんですがねぇ......起きると少し出始めると言う。もっともそれほどきつくも無いんですが、体温を測ると36.8ぐらいと微妙に高め。まぁ、やれやれですが。
 そんでもって、とりあえず優先順位の高い仕事を家でやっていましたか......っつぅか、B4でまぁ何つぅか図版の折り込みやると色々とスペースがねぇと言うか.....誤字も何か結構あったなぁ。まぁ、そういう部分を片っ端から修正しつつと。
 で、時々FF7なぞやって遊んでおりましたかね。
 そして夕食前に軽く寝まして、食事をとってからまた仕事を若干と。まぁ、ゆっくりとしたペースの一日でしたか。

 そして昨日は良い天気の一日でしたが。
 昼の直射日光は眠くなりますねぇ(^^; もっとも、傾いて行くとあっという間に冷えるのはここ最近のパターン。すきま風も結構冷えますが、しかし日はしっかり照っていましたのでそれなりに暖かい一日だったのでしょう。
 っつぅか、何か平年並なんだか冷え込みは足りないのか?

 で、まぁ気ままなFF7。
 海底に神羅飛行艇でAP稼ぎ、と言う状態で延々とやっていますけどね......いやはや、無駄に強くなるものです。クラウド、シド、ティファのパーティーでクラウドが「みだれうち」で4連発、これにプレミアハートつけてリミット状態のティファが直後に「ものまね」とかやると合計8発。クラウドのが1発辺り2800ぐらい、ティファが9000ちょいとなっていますので、まぁ雑魚は確実に即死します。
#っつぅか「ひっさつ」マテリアはティファが一番良いな。
 ここまで来ると無駄に強い(笑) まぁ、もうちょいマテリア育ててから、ゴールドソーサーで遊び倒してリミット技を入手し、後はウータイの五重の塔のイベントをやっていないか。そこら辺やって終わりにさせる、と言う感じになりますかね。
 だらだらやっていますな。

 で、実は今日が誕生日。
 っつぅか、三十路ですね今日から......あ〜、俺そうなんだとか思うものがありますが、実は昨今は年齢がピンと来なくなってきています(^^;
 スポーツで活躍しているのは自分より年下なんだなぁ、と思うと中々。
 まぁ、振り返れば怒濤と言うか、流転と言うか、変化が激しい二十代でしたが......(^^; いや、まさか大病患うとはねぇ、と言うか。ちょいと人生裏道コース入っていましたので、まぁおかげさまで大分学べるものもあったかと。
 っつぅか、サイト運営するとは思わなかったよな、学部生時代。
 まぁ、三十代はどういう事になるんだか。結構また変動が激しそうですけどね......どうにか乗り越えたいものですが。

 ところで、スラドを見ていまして。
 例の小惑星探査機はやぶさ、試料採取に成功と言う記事が出ていましたか。JAXAの「はやぶさ」関連ですが、まぁここに情報が集まりやすいのでひとまず。JAXAの所へ行けば、公式発表が見られるとも思います。
#もっともFireFoxだと崩れるんだよな......
 っつぅか、リポDの数が何か以前からのトピックで注目されているんですが(^^; スタッフのブログなんですけどね.....数が増えていっているそうで。まぁ、増えるだろうなぁ確かに。無理を利かせなければならない局面ってのがありますから。
 爆睡しそうですけどね、その後が(^^;
 まぁ、関連ニュースは他にも結構各メディアで大きく扱われていますので見てみるとよろしいかと思います。松浦晋也のL/Dにある記者会見なんかは面白いかと。
#後は無事に帰還出来るか、だな。

 ま、仕事もありましたしあまりネタも無かったんで、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西日本が崩れるようで......低気圧が接近ですか。とりあえずはまぁ、前線を伴ったヤツですので、通過すると気温が下がる事になりますかね。他は大体は晴れる所が多いようですが、火曜日辺りは悪そうですな。関東地方は晴れ東京で17/8と言う予報と。
 やっぱりあまり変わらんようですが。

 さて、今日から一週間が本格化ですか。で、三十路に入りました。
 とりあえず、今日は仕事がありますんで、そっちの方向で進む事になりますけどね。まぁ、とりあえずどうなる事やら......数はまだしも、ちょいと神経使う部分もあって「どうしようかなぁ」と言う感じですので。
 さてさて。
 まぁ、半端に引き続けている風邪もどうにかしたいものですが。とりあえず、皆さんもくれぐれもお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/27
 さて、昨日はのんびりとやった一日でしたか。
 とりあえず、朝は9時前には起き出しまして、しばらくはゆっくりと。そして、午前中の間に散歩にでまして.....まぁ、ちと「お目当て」がありまして、そこまで歩いていましたかね。どこか、と言うと直線距離だと「近所」とも言える場所なんですが(笑)
 まぁ、素晴らしい紅葉が見える場所、と言うことで。まぁ、デジカメで撮ってみたりとか。そして、いつもとは別ルートでゆっくり歩き、昼食なぞも食べるなどのほほんと。
 そして、1時半頃に帰宅してから記事を読んだりなんだりで過ごしていましたかね。
 まぁ、最終的にのんびりしたものでした。

 そして昨日も暖かい一日でしたか。
 空が結構晴れ渡らないと言うか。雲が出ているんですよね.....ぼやっとした感じ。高い高度の雲なんですけど、まぁ小春日和かと思いましたが。
 歩く人も大分増えたような気がしますけどね。
 ただ、日が傾くと冷えると言うのはやはり、と言うか。でも暖かい週末と言う感じでした。

 ところで、昨日書いたOpenOffice2.0。
 MacOS X版ですがね。ざっとみると結構良い感じかも.....MS Officeとの互換性は確かに1.1.4なんか(とはいってもNeoOfficeでの話ですが)よりも良好です。またNeoOfficeに比べると高速。まぁ、もっともVPC上のMS Officeを使ったほうが「実際の所」は良いのでしょうけど。
 でも、OpenOfficeも良い感じなんだよなぁ。文章なんかは埋め込んでおいた画像なんかもちゃんと表示されるようになったし。
 ただ、難点は「入力」。
 これが実はよく分からない。いや、必要なものをダウンロードして云々、ってのは良い。ただ、あまりコマンドやら使った事が無いんですよね......基本的なファイルの移動やらそういう部分は、正直DOSはやっていてある程度の記憶は残っているから、イメージはあるんですが。makeするとかそう言うのもイメージが分かる。
 ただ、「ファイルってどこにおいてmakeするの?」とかそう言う様な基本的な部分が全然分かっていないと言うか。いや、そういうイメージなんですよ、えぇ。どこかにファイルを置いてそれで作業するのか、それともそう言うのはどこでも良いのか、とか。訳分からん事を考えていますが(^^; さらに何かエラーも出てくるし、対策が分かっていないと言う事です。
 だから入力環境は手付かずと言うか......何か本買って勉強しておいたほうが良いのかなぁ、とも思ってもいますが、まぁこう言う初心者相手にどういうのが良いのやら(^^; っつぅか、最近コンピューター関係をみないんですよね、本屋の本棚で。
 やれやれ.....
 どうするべかの。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Chinese cities face toxic spillsと言うFAQ記事があるようで。最近発達の著しい中国で化学プラントが爆発し、それに伴う都市の汚染の話ですか。
 読んで見ますと......中国の2つの化学プラントの爆発に続き、大量の毒性化合物が飲料水として地域で用いられる川に流れ込んだ。
 11月23日、地方当局は川の350km以上上流にあるJilin Petrochemical plantの爆発後に、中国北東部のハルビンの300万人の飲み水の供給を停止した。数千人もの人々が、混乱した都市から逃げたと報告されている。その間、ハバロフスクのロシア当局は毒性化合物の流出が国境を越えたとの警告を受けて、黒竜江(Heilongjiang River、ロシア名「アムール川」)の水質検査を行った。
 News@nature.comは何が起き、そしてそれが人々と環境にどういう意味があるのかを調べた。
○どのような化学プラントがあったのか?
 二つの工場は石油化学プラントであり、基本的な化学物質を分離・抽出を原油から行って工業用に使えるようにしていた。
○どれくらいの量の毒性物質が爆発によって環境中に放出されたのか?
 約100トン以上のベンゼンと、約2トンの他の基礎的なニトロベンゼンやアニリン、キシレンと言った化学物質がハルビンで放出されたと見られる。Yingte(どこか不明)で放出された物質と量は不明であるが、ベンゼン等であろう。
○これらの化学物質は人と環境にどのような影響を与えるのか
 長期間のベンゼンの暴露はガンとなる事がある。靴の製造業といった労働者の研究において、普段からベンゼンに暴露していると白血病となる事が知られている。また、遺伝性の遺伝子の損傷を受ける事もある。
 無色透明な液体(ベンゼンか)は、目や皮膚に炎症を起こさせ、吸い込めば肺にもダメージを与える事がある。茶さじ1杯の純粋なベンゼンは致命的である。少量であればめまい、頭痛、吸入すれば吐き気を催す。
 ベンゼンはまた高い可燃性があるが爆発性は無い。また水や土中には生物分解性や揮発性が高い為にとどまる事はない。空気中では日光によって分解する。
 ニトロベンゼンもまた発ガン性がある。アニリンは赤血球を墓石、キシレンは潜在的に中枢神経系、肝臓、腎臓を長期間の暴露で冒す事が知られている。
○この高濃度の流出は、悪い影響を起こすのに十分なのか?
 WHOのガイドラインでは、飲み水におけるベンゼンの許容量は1リットル当たり10μgである。中国当局によれば、スンガリ川(Songhua)における汚染は、この100倍許容量を超えていると言う。
 毒性学者は限定された期間であれば、暴露の増大には耐えられるとしている。これは病気やガンと言ったものになる事はなさそうだと、national German research centre for health and environmentの長であるMartin Göttlicherは言う。しかし、地方では確実に水を飲むのを止め、またその水による洗濯も止めるようアドバイスをしている。
○ベンゼンはありふれた化合物なのか?
 その通り。ベンゼン(C6H6)は極めて普通に存在しており、世界中のあらゆる化学工場においてみられるものである。3000万トン以上が2000年に世界中で生産された。アジアにおいては、日本と中東を除き、最近は毎年ベンゼンの生産量の成長率は10%を超えている。ベンゼンは溶媒、農薬、塗料、プラスチックなどのたくさんの製品を作るのに、基本的な化合物である。それはまた、石油中にもみられる。
○似たような流出は、どこでも起きているのか?
 専門家は、似たような事故は欧州や米国でも簡単に起こり得るかどうかは疑っている。
 EUにおいては、ベンゼンと言ったものは「Seveso」プラント(1976年にイタリアで起きたダイオキシンの事故から命名された)と分類されている。そのようなプラントは数千をヨーロッパで数え、たくさんのものがベンゼンを大量に生産している。
 Sevesoプラントは、例え大規模な事故が起きたとしても毒性化合物の流出を防ぐよう、特別な安全性が要求されている。これらの要求は安全バルブや、火事や流出と言った事が起きた時に化学物質の供給を停止するような機構、また川や地下水へと化学物質が漏れ出すのを防ぐ為のタンクと言うような物が含まれている。
 中国における流出量は、似たような安全装置が無かったらしい事を示すとGöttlicherは言う。
○どのように浄化する事が出来るのか?
 もし必要であれば、水中からベンゼンを除く事である。しかし、通常の気温であればベンゼンは急速に微生物によって代謝されて分解して無害な物になるだろう。最悪のコンタミネーション(汚染)は数日〜数週間で終わるだろう、とGöttlicherは言う。しかし、その間は数百万人は水を使う事が出来ないだろう。

 と言う事ですが。
 途上国にありがちな事故というか......ハルビンとYingteの二つの化学プラントで爆発だそうですが。このニュース、恥ずかしながら全然知りませんでしたが、各紙の国際面に結構でっかく載っていますね。化学工場爆発で川が汚染 ハルビンで給水停止とか。
 まぁ安全対策がされていなかったっぽいと言う事だそうで。やはりそう言う部分での安全性に目が行かない、と言うのは典型的ですよね......
 まぁ、日本もやっていましたし。他の国もやっていましたが。
 ただ、どっちにしても昨今の中国は工業化等は著しいですが、ここら辺の点やら、環境と言う部分は全く頭に無いようで、相当に汚染が進んでいると言う事ですけどね。あまり大量に情報が出てこないのは、政府が抑え込んでいるからなのかも知れませんけど。
 この国も大丈夫かなぁ......
 水俣病が起きたりとか、魚の奇形がすごいとか、川が界面活性剤の為か泡だらけと言う何十年か前の先進国のような光景が見られると言う事で......また規模がでかいから被害も大きいようですけどねぇ。
 やれやれ.......
 あぁ、そうそう。ベンゼンが大量流出と言う事ですが、過剰なまでに心配するほどではないと思われますので。っつぅか、それがそんなに毒性が高ければ、管理人は生きていません(^^; 他の有機化学系の研究室なんかでも一緒。まぁ、もちろん「じゃぁ飲んで良いのか」とかそう言う低レベルな事を言われても困りますがね。
 ただ、上述の記事では微生物や日光の作用と言う言葉がありますけど。間違いじゃないんですが、この時期は中国東北地方はかなり冷えていますし日光も弱いですので、そんなに微生物も働かず、さらに日光も届きにくいと言う要素があるかと思います。
 どちらにしても、対策はとらないとダメでしょう。
 まぁ、国際的な公害になっていますが。迷惑な話ですけどね.....中国政府はちゃんとここら辺対策するんでしょうか?
#無理な気もする.....

 後は昨日は全体が長いんで省略したんですが。
 Greenhouse-gas levels highest for 650,000 yearsと言う話も一応読んで見ますと....まぁ、気候変動の記録が、現在の人類が作り出した変動を浮き彫りにすると言う。
 現在の待機中の温室効果ガスは、過去65万年の中でもっとも高い事が分かったと、南極の氷に閉じこめられた空気の泡の分類を終わらせた研究者達は言う。その記録は、8回の氷河期を越えたものであるが、今日の二酸化炭素とメタンの濃度が過去よりも高いと言う事を示した。
 待機中の二酸化炭素レベルは、過去50年でそれまでのどの時代よりも上昇率が200倍も高くなっている、とUniversity of Bernで今回の分析を率いたThomas Stockerは言う。
 研究者達は、European Project for Ice Coring in Antarctica (EPICA)の一環として、南極の氷床に穴を開けてここから氷をとり出し、その中にある気泡を調べた。その氷は、世界の気候の状態が記録され、そして今までの記録よりもさらに21万年前まで調べる事が出来る。
 現在から39〜65万年前の時代の氷を調べて見た所、Stockerのチームは大気中の二酸化炭素のレベルが290ppmを越える事が無かった事を発見した。今日では、その濃度は375ppmとなっている。
 その状態はメタンでも似ていた。過去には大体600ppmであったが、今日では1700ppm以上となっている。Stockerと彼の同僚らはこの結果をScienceに掲載した。
 工業時代における化石燃料の燃焼は、温室効果ガスの量を過去の自然の変動値を大きくオーバーさせたとStockerは言う。「これは本当に予想だにしなかった事だ」と彼は言う。地下に埋められている化石燃料を掘り出している人類は、今は自然の気候循環の一部に、温室効果ガスを大気中に放出させて加えている。
 そのニュースはカナダのモントリオールで11月28日から開かれる、United Nations climate change conferenceに出席する世界の指導者達にももたらされる。代表者達は現在の温室効果ガスの削減努力について議論し、2012年の終わりまでに京都議定書に示された最初のフェーズに従うような計画を立てる事となる。
 過去4回の氷河期とその間氷期は、典型的な物とは考えられていなかった。この前の氷河時代のサイクルは最近のものよりも長く、ずっと冷え込んだ間氷期であった。
 新しい氷の分析は、気候が絶え間なく変化しているのにも関わらず、二酸化炭素のレベルが安定的になっている時には、長い間暖かい段階(間氷期)を生み出せる事を示している、とStockerは言う。例えば、二ヶ所の記録では3万年の間は全く温度が変化しなかった事が示されている。そして、これらの「間氷期」のフェーズの始まりは、二酸化炭素濃度の上昇とは結びつかなかった。
 現在の気温の上昇は自然の変化の結果である、と言う事は出来ない、と気候変動を疑うものは主張する。「現在の二酸化炭素放出は、自然のサイクルの一環ではない」とStockerは指摘する。
 「古代の記録では、人が気候の状態に関わったと言う記録は無い」とHadley Centre for Climate Prediction and Research in ExeterのChris Jonesは言う。気候モデル製作者が現在面している挑戦は、人類の活動によって空に放たれている、温室効果ガスの大規模な上昇による一方的な効果を解決する事である。

 と言う事ですが......
 全く厄介ですが、予想以上の急増でもありますね。二酸化炭素は1.3倍、メタンは3倍弱と過去のあらゆる時代よりも多いと言う。明らかに人間の活動によるものでしょうけどね.....でも、二酸化炭素量と間氷期の長さと言うか、氷河期ってのは関係がないと言うのは面白いものですが。
 まぁ、今後どうなるのか。
 こればっかりは.....もう技術の話になりますけど。アメリカが逃げまくっていますからねぇ、この問題。解決しないだろうなぁ......
#後世への借金が多過ぎる。

 ま、うんざりする話が並びましたが.....しかし、素晴らしい話も。
 JAXAの「はやぶさ」が無事に小惑星「イトカワ」へのランディングと、試料採取に成功した模様、と言う話が着ていますね。はやぶさ、2度目の着陸に成功 試料採取もほぼ確実はやぶさ:2度目の着陸に挑戦、採取成功かはやぶさ、イトカワ再着陸…岩石採取装置も作動と各紙扱っていますが。さらにははやぶさ:歓喜のJAXA管制室「やったー」「やった」研究者歓喜、睡眠削り成果…はやぶさ再着陸と。まぁ、無事に成功しましたか......スタッフにはお疲れさま、と言う言葉と祝福を送りたいものです。
 後は無事に地球に帰還出来るかが分かりませんが。ここまで来れば、と思いますけどね......スタッフはこれからがまた大変ですが。世界で「月面以外」で初の成功と言う栄誉を得た訳で、非常に素晴らしい事だと思います。
 っつぅか、日本がこう言う先駆的な事を航空宇宙分野で出来た、と言う事がうれしいですねぇ。

 で、そんな先端の話のある一方で。
 コピー機修理担当者の告白--悪ふざけもほどほどにだそうで.....ローテクなんだかなんだか(^^; 全くまぁ、もう定番なのか。っつぅか、止めとけよとしか言いようが無いんですけどね。
 日本とかでも多いんですかね、これ。
 修理担当者のうんざりした顔が思い浮かびますが.......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日はすごい天気図になっていますが(^^; 季節の変わり目的な感じか。まだ「冬」ではないですな。とりあえず低気圧が日本海側で通過するようで、日本海側では雨。他は高気圧圏内隣、晴れる所も多いようですけどね。まぁでも雲も大目と。関東地方は曇り後晴れ。東京で18/8と暖かい一日となるようです。
 まぁ、行楽日和ともなりそうで。

 さて、今日は日曜日ですか。
 まぁ、とりあえず今日は仕事を確実にいくつかやっておかないとダメですが。他は特にないかな.....? えぇ、ゆっくりとやる予定ですけど。面倒なのは若干あるかも(^^; まぁ、良いか。
 ハイ、マイペースの一日となる予定です。
 皆さんも体調に気を付けましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/26
 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたか。
 とりあえず、昼までぐっすりと寝ていまして......いやぁ、気持ちが良い(笑) 布団の魔力は順調に増大中ですよ? と言う事で、まぁゆっくりと寝ていたんですが。起き出してからは、しばらくネット上で記事など。ま、下にある韓国での幹細胞の話とか結構じっくり読んでいましたかね。
 科学と倫理、と言うヤツですな。
 で、その後でしばらくFF7なぞやっていまして、3枚目に入った所まで。後は来客と若干の仕事と言う感じでしたかね.....まぁゆっくりとしていました。
 うむ。

 そして昨日はそれなりの一日でしたかね。
 まぁ、もう4時半前になると日が大分.....まぁ、日の入りが5時前ですから当然でしょうけど。とりあえずは、気温は外はまぁまぁ、室内は結構冷える状態でしたか。ここら辺は面白いものでして、結構場所によって違うと言う。
 ま、夕方からは揃って寒いんですが。
 でも、まぁ天気もそれなりに良く、穏やかな一日でしたかね。

 で、まぁ気ままに暇潰しと言うか気分転換にやっているFF7。
 早いものでもう3枚目.....1枚目がやっぱりもっともボリュームと言うか、長い(^^; まぁ、ともかくも早めにチョコボ育成なんてやっていましたので、「ナイト・オブ・ザ・ラウンド」を入手済みと言う事から、あっという間に敵がつぶせます(^^;
 ボス級なんて、真っ先にやれば終了。「戦闘開始〜盗む〜盗み次第アルティメット・エンド」と。
 やりごたえがあるんだかないんだか(^^; いやぁ、楽出来るよなぁ本当に。

 そう言えば、何か面白いのがあるんですねぇ。
 Mac向けで、かつ3DfxのVooDooを知らないと全くダメなんですが(^^; MacGLideと言うソフトがあるようで。そういうソフトがあるんだと.....ま、VooDooと言えば3D APIであるGlideを使って3Dゲームの高速化、なんてのである意味一つの画期的な商品だったと思うんですけどね。
 特にUnrealが登場して、その力を最大限出せる様な物でしたから......
 管理人はAoxさんから一つ供与してもらいまして、それで遊んだ記憶がありますけど。まぁ、MacOS 8.xぐらいの時代の物ですから、当然現行のOpenGLがメインのMacOS Xでは使えない。っつぅか、Winでも同様でしょう。
 そして、MacOS XのClassic環境でも使えない.....じゃぁ、Glideをエミュレーションして実際に使えるようにしてしまおう、と言うのがこの企画のようです。Voodoo本体は不要っぽいようですが。
 まぁ、興味ある方はいかが?

 ところで、一方でOpenOffice.orgが出している「OpenOffice」。バージョンも2.0となりましたけど、Mac版がない。と言うか、でてはいるんですが表立っていない。しかもインストールが面倒で現在はX11ではなくJavaベースのNeoOfficeってのがありますが。これは最近OOo 1.1.5ベースのNeoOffice 1.2 alphaを公開したらしい。
 OS X ハッキング! 第153回 OpenOffice.org 2.0の日本語環境を整備する(1)なんて記事を見た事もありで、まぁ思い立ちまして、昨日ちと落としてみましたかね.....この記事の第154回にある日本語対応版のあるFTPからバージョン「OOo_2.0rc3_051106」を落とし......っつぅか、Mac版独自ビルドの情報と言うページからみられますが。ついでに、このページは色々と情報があって参考になります。で、さらにさざなみフォントも落としておく、と。
 で、どうしたか?
 とりあえず、いきなりApplicationにOOo2.0をコピーして立ち上げると、壮絶な文字になって......(^^; で、いったん中止。そしてさざなみフォントを、OOo2.0のコンポーネント(右クリックして「コンポーネントの内容を表示」して、記事に従い、さざなみフォントをコピー。
 しかしこの状態では日本語入力は不可能、ってんでX11 for Mac OS Xでことえりを使うか、あるいは上述の「Mac版独自ビルドの情報」の下にある、cannaを使った方法をやるか?
 実はまだここで止まっています(^^;
#どっちが良いのかな?

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 例の韓国チームの卵子提供の問題について、Korean stem-cell crisis deepensと記事が出ていましたか。プレミアムコンテンツ扱いだったのですが、一般の閲覧も出来るようにしたようです。ま、この問題はどうもNatureが色々とやっているようですが......と言うのも、最初にクレームをつけたと言う経緯もあるようですけど。
 まぁ、経緯は過去の研究と関わってきて色々と難しいんですが。クローン研究の卵子入手経路、倫理問題ないと韓国保健省クローン研究の卵子入手経路で謝罪・辞任 ソウル大教授と言う話もあります。
 とりあえず読んでみますと.....幹細胞研究のパイオニア黄禹錫(Woo Suk Hwang)教授は、彼の研究において人の卵子を得た方法について圧力がかけられている。特に彼が国民的ヒーローとしている韓国で。先週、黄が使用した卵子は、金で買ったものであり、しかもそれは彼の研究室の弟子によるものであったと言ういくつかの新しい主張が出てきた。
 Seoul National Universityの黄のチームは、幹細胞の画期的な論文を生み出した。これには、初めて幹細胞をヒトクローン胚から得たもの (W. S. Hwang et al. Science 303, 1669-1674; 2004)や、初めて患者に適合した万能性胚細胞を作った事(W. S. Hwang et al. Science 308, 1777-1783; 2005)が含まれる。
 最近、彼の研究にはどのようにして彼が卵子を得たか、と言う主張によって影がさしている。しかし、今までこれらの事は彼の母国以外から出されていたものであった。2004年、Natureは黄のグループが彼のチームの大学院生から得られたものを使っていると主張し、これに対して黄は否定した(Nature429, 3; 2004)。この院生は、後に彼女の主張を撤回した。そして2週間前、黄の親しい友人で協力者であるUniversity of PittsburghのGerald Schattenはその関係を解消した。彼は他に詳細を語らないまま、黄の倫理違反の可能性と、卵子の取得方法が不当であったと告発した(Nature 438, 262-263; 2005)
 そして今回、更なる不正の可能性が韓国内でも主張された。11月21日、ソウルのMizMedi Hospitalの生殖の専門家Sun Il Rohはプレス向けのカンファレンスで、彼が20個の卵子を手に入れ、それを黄のチームに、2004年の彼の研究のために売り払ったと言う。韓国の新聞の報告によれば、Rohは20人の女性に対して、その卵子を実験に使う為に150万ウォン(1430米ドル)を自身の金で支払ったと言う。中央日報(JoongAng Daily)からの飲用によれば、彼は「8〜10日間毎日注射を受ける事からすれば、これは大金ではない」と言ったという。しかし2005年に黄の共同執筆者でもあったRohは、黄は彼が受け取った卵子の事情は知らないと言う。RohはNatureの要求にインタビューで答える事はなかった。
 2003年の時点では、研究の為に卵子を買う事は違法ではないが、その実行には非常に議論があり、また今年の1月から韓国でも違法となっている。黄の2004年の論文における追加の実験では、明らかに全ての卵子はボランティアによるものであった。
 11月22日、Natureはプレスに行くとソウルのMunhwa Broadcasting Corporation (MBC)は黄が得た卵子が、彼の研究室の若いメンバーであると言う、更なる証拠を調べる調査番組を始めたと言う。大学院生から卵子を得る事は、個人的に圧力がかけられたと言うリスクがある為に問題である(つまり「上からの命令で」と言う事か)。
 MBCのプロデューサーによれば、この番組はMizMedi Hospitalの卵子のドナーを医療記録を製作する為であると言う。その番組の記録は伝えられる所では、少なくともドナーの一人が黄の研究室の研究者に見せたと言う。MBCは疑惑の研究者は、去年Natureに、主張を撤回する前に話をしたMizMediに卵子を提供した学生ではないという。
 さらには、ある情報によればMBCが言う事は、伝えられる所では、事務所にドナーの名前、患者番号、そして卵子を使った日付が入った実験用ノートが提供されており、それが黄の研究室と非常にリンクしていると言う。MBCはこれらの詳細はMizMediの医療報告と一致していると主張する。
 火曜日、朝鮮日報(Chosun Ilbo)は、二人の研究者から得た卵子を黄の研究室で使った、と言う他のソースの引用をしていた。その一人は「卵子の核を取り除く方法を発明した大学院生で、今はアメリカの大学の研究室で働いている」と言う。
 黄はNatureの繰り返しのインタビューの要求に応じていない。
 幹細胞の研究分野おける告発の影響と、黄の研究への影響は不明である。11月15日のSchattenの離脱のニュースの後で、韓国政府は115億ウォンをかけて「世界幹細胞ハブ(World Stem Cell Hub)」と言う、黄の手動による国際的な研究ネットワークの設立を掲げた。しかし、それはまたSeoul National Universityをハブから引き離し、独立した運営となる提案がされている。たくさんの潜在的な海外の協力者は、彼らのプランはその告発が解決されるまでは参加を保留すると言う。
 どのようにこの出来事が黄のチームの論文発表の能力に影響するかは、また他の問題である。「これはあらゆる雑誌の編集者が、もし彼らが彼らからの研究の一部を受け取ったら、警戒を強めるのは明らかだ。そして、おそらくは細部まで徹底的に、慎重に倫理的な問題に注意しながら調べられる事となるだろう」と、 The New England Journal of MedicineのエグゼクティブエディターであるGregory Curfmanは言う。  「もしこれが結局の所、故意のねつ造である事が分かれば、我々はそれを確実に発表しなければならないだろう」とはScienceのeditor-in-chiefであり、その研究を載せたDonald Kennedyは言う。「我々は、確かにそのグループからの将来のやり取りに関する警告に関し、何かを言うことになるだろう。」
 大半の人は、Schattenか黄が今週、記者会見を計画していると言う噂をされており、その時に暴露される事を待っている。「私は黄博士が我々に全てを話してくれると願っている」とKennedyは言う。「それはSchattenにも違う責任がある。彼は、劇的な声明文を発表し、そして彼は我々の机の上にそれをまだ残しているのだ。」
Erika Checkによる追加情報
 彼に対する倫理的な告発の結果、黄禹錫は11月24日木曜日に、公式のポストを辞任すると発表した。

 で、その続編も立て続けに......Stem-cell pioneer resignsと言う話が出ています。追加情報が記事になった状態ですね。短いですが同じ物もあるので、短縮してみますと.....韓国で24日の午後2時に、主要メディア3社の中継で黄は、ヒトクローン胚から幹細胞を培養した最初の研究について、告白をしたと。
 その告白では、2004年5月にNatureで提起された疑惑に基づき、彼は全ての政府と世界幹細胞ハブを辞職すると発表。この計画の将来は不透明になった。
 黄は、彼はNatureに発表されるまでは卵子の提供源を知らなかったと言う。しかし、彼がこの後に卵子は研究スタッフから得られた事を否定している。韓国のメディアによれば、彼は「私が研究者達を保護する事に決めたと言う事実は、私が情報を出さない事の言い訳にもならないだろう。しかし、これを私が故意にやったのではない事は信じて欲しい」と理解を求めた。
 この先駆者は彼と大学院生が、卵子の利用についての倫理的な意味合いに気づかなかったと言う。たくさんの専門家は、卵子の提供方法は非常に辛いものであり、侵略的で潜在的には危険なのであるとして期する。
 韓国における反応は同情的である。いくつかの地方でのニュースは、女性が卵子を提供した事に触れ、研究者達が行った、2002〜2003年の間における韓国でのそのような研究は、倫理的にも法律的にも問題はない事を強調している。
 Korean Bioethics Associationは更なる調査をしようとしている。University of UlsanのYoung Mo Kooは黄が2004年のNatureの論文がでる前の卵子の寄付について知らなかったとは信じられないと言う。また、健康関連の当局の調査にも疑問があると言う。「さらに調査が必要だ」と彼は言う。
 黄は研究は諦めないと言い、科学業界はきっとまた受け入れるだろうと言う。Centre for Lifeの再生の専門家Colin McGuckinは「倫理とモラルは研究室から指導するものだと、私は常に言う。我々は若手を守らなければならない。しかし、韓国の幹細胞研究が一人の女性以外からも行われた事を忘れるべきではない。そこで良い研究が行われていたのだ。

 まぁ、なんつぅか。
 韓国では同情的でしょうけどね。地位も高いし、国民的ヒーローと言う事ですので。ですが、国際的には結構どうなんだろう、と言う部分はありそうですが。「倫理を無視してやってのける研究」と言うのは評価が難しい部分がありまして、これが暴走すれば結局は「人体実験」となりますので、まぁ色々と難しい。
 まぁ、だからこその倫理やらモラルなんですが。これの違反、ってのは確かにねぇ。
 今後この人がどうなるのかは分かりませんけど。大手の科学誌は受け付けてくれなくなる可能性があるかも知れませんし。
 さて? なお、ソウル大ES細胞、研究者が卵子提供 教授謝罪とこちらも追加ででています。
#でも、技術等はやはり惜しいんだよなぁ。

 後はNanotube forest does concertina scrunchと言う話がありますか。
 まっすぐがカーボンナノチューブで出来たフィルムが、コンチェルティーナ(concertina、アコーディオンのような楽器)の様に圧縮出来たと研究者達は言う。彼らは、この物質は小さい物体の詰め物として理想的であり、あるいは顕微鏡サイズの機械装置の部品を作るのに使えるだろうと言う。
 普通につぶせる、密度の低い柔らかい泡状の物質とは異なり、ナノチューブのフィルムは強度が強く、そして柔軟性がある。この物質は、通常の高さの15%になるまで圧縮出来、そして完全に、しかも何万回でも回復する事が出来、またその時に柔軟性などを失う事もない。そのフィルムはまた化学物質や高温による攻撃にも耐える。
 科学者達は、その異様な振る舞いを彼らがナノチューブを圧縮して薄いシートを作る時に、偶然見つけた。「そのフィルムは、永久に平らにはならないが、しかしその元の形状に戻る事が出来る」と University of Hawaiiの物質科学者であるAnyuan Caoは言う。そして彼らのチームはその発見を今週のScienceに報告した。
 「この興味をそそられる発見が、興味深い応用を生み出すだろう」とUniversity of Texasの物質科学者Ray Baughmanは言う。「ナノチューブの森が超圧縮出来る泡(supercompressible foam)のように振る舞う、と言うのは本当に画期的だ」と彼は付け加えた。
 カーボンナノチューブは長い間その柔軟性が知られていた。一本のナノチューブは、もし圧縮されれば弓のように曲げる事が出来る。しかし、よく分からない理由でナノチューブはお互いに並ぶ事があり、それらはより複雑に折り畳まれた状態で曲がる。Caoは隣接した他のチューブが支える効果が、何かしらの、この整然とした折り畳みをさせるのであろうと言う。
 チームは、鉄を使った触媒を用いて、約800℃でキシレンから炭素原子より成長させてナノチューブを成長させた。各ナノチューブは、いくつもの炭素原子のシリンダーによって作られており、ロシアのマトリョーシカの様に、ナノチューブの内側にナノチューブが出来る様な構造になった。
 Baughmanはナノチューブと竹林を比較する。それによれば、もしナノチューブがそのサイズになれば、つまり茎の幅が2.5cmにまでなれば、その長さは1kmとなるだろうと言う。その圧力は、巨人の足がそのナノチューブの森を踏みつぶして、高さ200m以下にまでにし、茎は60〜70回曲がる事になるようなものだ、と彼は言う。
 チームはチューブの折り畳まれるサイズが、どのくらい圧力がかかり、またチューブの半径で決まる事を見つけた。これは物質の性質を変えるのに有効な情報である。「ナノチューブの一つの壁か、小さい物の複数のナノチューブの壁を作るかで、より小さい折り畳みを作る事が出来る」とRensselaer Polytechnic Instituteの物質科学者で、チームの言いちんのPulickel Ajayanは言う。
 相対的にナノチューブが高いおかげで、彼らはすぐにはどのような使える緩衝材を作る事がでそうにもない。「確かにこれは市場にあるプラスチック製の緩衝材と戦うのは、全くほど遠い状態だ」とCaoも認める。しかし、彼は伸縮する分子は、より良い小型の機械装置のクッションとなるだろうと付け加えた。
 カーボンナノチューブは電導性がある為に、スプリング上の物質はより良い柔軟性のある、電気接点として使えるだろう。それはおそらくは現在においても、ナノチューブの電気コードや、顕微鏡サイズの機械に使う事が出来るだろう。

 と言う事ですが......面白いものですが。
 ナノチューブの緩衝材ですか.....しかも、伸びるし曲がるし、それで性質が劣化しない、しかも電導性もあるので、応用がとにかくきく。難点は「高価」と言う事だけ......(^^; これが最大の厄介な点でしょうけど。まぁ、「ナノ」ってぐらいですから小さいんですよねぇ。
 結局、現在の所はこの技術、応用するとしたらやはり微細な世界での話になるんでしょうかねぇ。個人的には電気回路やらそこら辺では極めて大きな物になるとは思うんですが、しかしまだまだと言う状態のようでもありますから。実現すると、確かにチップが超小型化出来ると言う部分はあるんですけどね......まだその技術の確立、と言う以前の部分のようですし。
 っつぅか、ナノの世界は通常とは違う物性の世界にもなりますので。
 面白いんですが、まぁ大変な分野ではありますな......

 後はGreenhouse-gas levels highest for 650,000 yearsと言う話もありますか。過去65万年の中でもっとも現在が二酸化炭素のレベルが高い事が分かったと言う話なんですが。氷の中の気泡から調べたと言う事ですが、今日は量がやたら多いんでとりあえず省略。

 後はスラドをみていまして。
 そう言えばでていたのね......Xbox360が。で、その関連としてXbox360に不具合、ユーザから報告が寄せられると言う話があるようですが。また大慌てで出したんか.....? まぁ、日本はまだですけど......修正されるのか、と言うか出来るのか?
 まぁ、でも「不具合」ってんで最初に想像したのが「あぁ、DVDディスクが傷つくのか」と言う物と言うのがなんともまぁ.....ねぇ(^^;
#まだ覚えているぞ!!

 ま、異様に長いんで、こんな所で以上で締めるとしましょう。
 さて、今日は南は高気圧、北は高気圧をサンドイッチにする低気圧......なんともまぁ微妙な配置で。日本海側は雨となるようですが、他は晴れる所が多い天気となるようですね。関東地方は晴れ。東京で17/9という予報と。
 まぁ、過ごしやすい天気となりそうですが。

 さて、今日は土曜日ですか。
 とりあえず、管理人の親戚が結婚式ですが、管理人は特に呼ばれていないと言うか、親が行けば良い訳で、まぁとりあえずでません(^^; 散歩やら、そこら辺ですかね.....後は仕事。これは確実にやっていかないといけないでしょう。
 っつぅか、まぁ面倒くさい。
 仕様がないと言えば仕様がないんですがね.....まぁ、はやぶさの着陸を楽しみに過ごす事としますか。

 まぁ、そういう事で以上で。
 また、後日......




2005/11/25
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたか。
 とりあえずは.....まぁ、何つぅか「思ったよりは」すんなりと進んだ一日でしたかねぇ。えぇ、何かまぁうまくいくと言うか。心配している所は、大体うまくいくものだったりもしますけど。もっとも、先の予定の変更が起きたりして、その調整をする事になったりと、「やる事」は結構あったりもしたんですけど。
 ふぅ.....
 まぁ、とりあえず期限が迫る仕事もどうにかなりそうですし、何つぅかまぁ......集中してこなせたと言うか。それなりに充実があった一日と言えるようです。
 やれやれ。
 まぁ、曜日感覚が狂っているのだけが厄介ですがね(^^;

 そして、昨日は比較的暖かい一日でしたか。
 結構気温が上がりましたねぇ。職場も場所によっては結構暖かいと言う。もちろん昼間の話ですが、穏やかな小春日和と言う一日でしたかね......でも、やはり日の低さやあっという間に暗くなる点は「あ〜」と思う訳ですけど。
 寒暖の差が激しい感じはしますけど。
 重装備の人も増えてきました。

 ところで、昨日話題にしたSprinter Cellの早解き。
 PC版は全て見ましたかね......いやぁ、すごい(^^; CIAまでは見ていたんですが、その後も早いですね。かなり「殺す」のが前提にある感じですが(^^; 後は扉のコードも全部暗記と言うか、そういう方式で進めています。もちろん、早解きには必要ですがね。
 効率が良いなぁ。
 結構「あ〜」と思うシーンも結構あって参考になる所が多いですね。と言うか、「あんなに苦労したのが馬鹿らしい」と感じるぐらいです、こういうプレイを見ると。とにかく、自分がやっていた中で感じた「敵がこちらを捕らえる」範囲が思ったよりも狭い事。そして、道具の使い方と言うか。管理人のプレイ、ってのは結構「慎重に慎重に」と言う部分がありまして(敵は全部つぶしてから先へ行く、と言うようなタイプ)、そう言うところで適切な、ノンリーサルウェポン.....非殺傷兵器の使い方が出来ていなかったと言うか。
 う〜む......
 なお、このプレイのファイルの一つには、「非業の死」を遂げている、ある種の「NG集」があって遊んでいるのがよく分かります(^^; もっとも、変なバグも見られたり(CIAで地下に降りるエレベータから「落ちて」しまい、復帰出来ないとか)していますが。
 う〜ん.....面白い。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Grizzlies set to lose protected statusと言う話がありますが。イエローストーンのグリズリーが、絶滅危惧種のリストから外れるだろう、と言う短い話。ま、概要で十分でしょう。
 そして、Noise raises risk of heart attackと言う話もありますか。ドイツでの研究で、ノイズというか騒音の多い環境では、心臓発作のリスクが50%増えると言う話がありましたか......色々と「どの」環境の差違かとか、疑問点もあるようですけど。
 騒音とストレス、か。

 で、Most malaria affects 'unlucky few'と言う話があるようですね。マラリアについてですが、どうも「ある不幸な条件」をもつ人において感染がより起こりやすい、と言う。これはにおいや住む位置と言う「条件」ですが。
 読んでみますと......マラリアに感染するケースの大半は、人口の中でも相対的に小さい部分で起こる事が、サハラ以南の熱帯アフリカ地域(sub-Sarahan Africa.....sub-Saharan Africaが正しい?)での健康データの分析から判明した。これらのリスクの高い人は、公衆衛生面においてより良い貢献ができると、研究の著者は言う。
 地域の2割の人々が、全体の8割の感染に責任があると、研究グループを率いるUS National Institutes of HealthのDavid Smithは言う。次の問題は、彼ら(2割の人)が「誰」であるのかを調べる事である。
 ある人をより感染しやすくする、いくつかの明らかな要因が既に存在しており、それは防虫ネットのない貧しい家に住んでいるとか、あるいは蚊が繁殖しやすいよどんだ水たまりの近くに住むと言う条件だとSmithは言う。しかし他の要因として、例えば呼吸や汗、汚れた織物などに含まれる化学物質もまた、未知の要因として何か役割があるのではないか、とも考えられている。
 「しばしば人々は”私が蚊に食われやすい”と言う」とSmithは言う。「今回、我々は真剣にその蚊に噛まれるパターンを得る価値を見せた」。
 その分析はアフリカの子どもにおける、90人以上ものマラリア感染について存在するデータを元にしており、この人から人へのバリエーションの規模を示した。その結果はNatureに掲載され、そして直接的なマラリアとの戦いに役立つだろうとSmithは主張する。「もし我々がこれらの人々を見つけたならば、我々は彼らをターゲットとするだろう」と彼は言う。
 マラリアは現在毎年3億人の人々が感染し、ほとんどはサハラ以南のアフリカである。その改善は困難で、あるいは十分に薬剤やワクチン、蚊を防ぐ蚊帳が十分にない為に、全員に対しての措置は不可能である。
 Smithは攻撃を受けやすい人の大半を識別する事が、彼らが必要とする資源を集中する事を可能にすると主張する。しかし、他の人は最良の方法は、リスクのもっとも大きい人のいる不思議な小さい地域を探すよりは、現在マラリアが存在している所をターゲットとして努力する事であると言う。
 Smithのグループによるパターンで注目された所は、おそらく都市部の地域では使いやすいとWHOのRoll Back Malaria DepartmentのコーディネーターであるChrles Delacolletteは言う。ここで、貧しい家々に住み、蚊の繁殖地のとして知られる所に近い人は、2割のリスクを持つ人として確実に識別されるだろう、と彼は示唆する。
 しかし、遠く離れた村では、中心となる問題は単純に村人に全く物資が来ない事であると彼は主張する。もっともリスクのあるとされるコミュニティーの2割の人がこれにより孤立している事になる。「それらのもっともリスクのある人は、健康サービスを受けられる場所へ行けない。これが非常に大きな問題だ」と彼は言う。
 Smithはもっとも効果的なマラリアに対抗する保護は高価であると彼は反論する。その為、それを必要とする多くの人の識別をする事が、マラリアによる公衆衛生の負担の全体を軽減する事だ、と彼は主張する。「もし、我々がこれらの人々を正しく判定出来れば、我々は全員をまた守る事が出来るのだ。」

 と言う事ですが。20/80ルールに基づくもの、と言う事のようですが.....つまり、病気の感染があった時に、その感染全体の2割の人が残った8割の人の感染の原因となっている、と言う理屈です。
 で、まぁ記事を読んで見ると.....そのリスクの高い(貧しい家に住み、蚊帳もなく、蚊が発生するような水たまりの近くに住んでいる)人がその「2割」であると。だからそれを押さえれば、後は大丈夫と言うものですが。
 え〜.....非効率な気がする......(^^; 理想的主張であって、結局遠くのアクセスの難しい場所ではこんなことは出来ないでしょうねぇ。まぁ、基本的に公衆衛生で感染が拡大するようなものに対する、もっとも効果的な作戦、ってのは大量の資金と資源を使った「ローラー作戦」だと思うんですが。
 局所的な対応、って結局無駄に終わると思うんですけどね......効率が悪過ぎて。穴が大きいと言うか。だからWHOの人が指摘するように、「都市部ならこれは良いだろう」と言う事なんでしょうけど。
 う〜ん.....理屈は分かるんですけどねぇ。
 どうなんでしょうかねぇ。

 後はBacterial films turn to photographyと言う陽話がありますか。学生がやってのけたバクテリアのフィルムだそうですが。
 遺伝子工学用の道具の開発より、ある学生チームが写真用のフィルムとして働く、光感受性のバクテリアをつくり出した。それは、合成生物学(synthetic biology)の例であり、生命についての考えに新しい道を開くものである。
 エンジニア達は、彼らがネジ、釘といった棚にある、標準的に彼らが必要とする物を作る許可を得た。生命の系にアプローチをしてこれをやろうと言う方法は、サイエンスフィクションのようなものである。しかし、実際の所正確にUniversity of Texasの学生達が、バクテリア−写真システムをつくりだし、これを去年Massachusetts Institute of Technology (MIT)で行われたIntercollegiate Genetically Engineered Machine competitionに出した。彼らの労働の所為かは、Natureに掲載され、チームは今年のcompetitionに彼らの発明をこれに加えた。
 チームは、良く知られる腸内細菌の大腸菌を使って仕事を始め、そしてエンジニアが考えるように更なる「パーツ」をUniversity of California, San Francisco (UCSF)で作った。バクテリアによる写真を作らせる為、彼らは大腸菌を、異なる光のレベルにおいては色素の量を変えて生産する必要があった。その為、バクテリアのフィルムはカメラのフィルムのような働きをする事になった。
 腸の内部のような暗闇に慣れている為に、大腸菌は光には反応しない。その為、最初にチームが必要とする構成部品は光センサーであった。
 一つは既にUCSFによってデザインされていた。そのセンサーは、二つのパーツからなっており、青-緑藻類であり、光に反応するSynechocystisのたんぱく質。もう一つは、大腸菌の遺伝子のオン・オフを司るたんぱく質である。通常の大腸菌では、この遺伝子は水の量が少ない状態がトリガーとなり、そして大腸菌の表面の膜に影響をする。
 次の段階は、この膜のたんぱく質の遺伝子を、何かしら有効なものに帰る事である。遺伝子はある黒い化学物質を生み出す。
 手が施された大腸菌は、その周囲に光が当たるまでは黒い色をつくり出す。これは光感受性のスイッチの遺伝子のスイッチがオフになっており、黒い化学物質を生産する。
 さらに光があると、わずかに色が作られ、これによって黒白写真を作る事が可能である。バクテリアのフィルムは、1平方インチ辺り100メガピクセルの高解像度で記録をした(記事に写真あり)。
 「これはすごい事だ(This kicks ass)」とMITの合成生物学者のDrew Endyは、University of Texasの学生の成功について話す。「彼らはノーベル賞受賞者ではないが、しかし彼らは参加して、わずか数ヶ月で作ったのだ。」
 黒い顔料を作る代わりに、バクテリアはクモの糸のようなたんぱく質を作り出すようデザインする事が出来るとUCSFでパーツを作った研究室のリーダーであるChris Voigtは言う。Voigtの研究室の研究者達は、複合素材を織り出す事を可能にするよう、微生物で異なる色に反応して、異なる物質を作れるか研究をしている。
 Voigtの研究室で作られたパーツは、MITのRegistry of Standard Biological Partsのおかげで、望む人は使う事が出来る。その道具は、異なったパーツを作り、どのようにそれが働き、またどのようにそれが他と関係するのかを調べたい合成生物学者の為のものである。
 合成生物学の他の成功としては、生物時計を組み込んだバクテリアが、蛍光パルスを発するようにした物も含まれ、またDNAとしてコード化された情報を交換する事で話ができる、と言う物も含まれている。
 しかし、Endyはこの分野は簡単ではないと認めた。「我々はエンジニアリングバイオロジーについてはまだまだだ」と彼は言う。「そして、私が知りたい事は、どのようにしてこれをより良くする事かだ。」
 Endyはどのように標準的なパーツを他の、あらゆる物に適合させるか理解する事は、合成生物学の潜在能力を引き出す事になると言う。「ねじ山は標準化される事で、あなたはやりたい事を知る事が出来る」と彼は言う。「もし、我々が標準化した生体組織の構成部品を開発出来れば、我々は新しいもののデザインとエンジニアリングに集中する事が出来る。」

 と言う事ですが。
 まぁ、大腸菌に生体パーツ(酵素やらモーターやら)をひっつけて、「道具」としてやると言う話ですが.....見事にそれで写真を作り上げたと。モノクロですけど、実際に記事に写真が見られます.....結構はっきりしますな。
 大腸菌は光に反応するようにしてあり、光がない限りは遺伝子がオフになって黒い物質を吐き出す。で、光が当たって別の色が少し作られ、その結果モノクロ写真を作れると。本当に「フィルム」ですね.....黒い物質を作る、ってのを「感光している」と考えれば良い訳で。
 精度も結構良さそうですが......まぁ、工業化するような物ではないんでしょうけど、アイデアが面白いですし、それを実践した訳ですか。
 う〜む......すごいものです。
 っつぅか、見てみたい(笑)

 後はクローン関係で問題になっている韓国チームですが。
 クローン幹細胞:卵子は研究チームの女性研究員2人が提供と。何か毎日系がここら辺の話題が好きなようですが......まぁ、後退しそうですね、彼の国ではここら辺の研究が。国際的に倫理違反の研究、と見なされると非常に辛い事になりますので。
 さてさて.....?

 そして、スラドより。
 はやぶさは小惑星イトカワに着陸していたと昨日の話題がでています。読んでみると、まぁ何つぅか「成功?」「失敗?」と言うミッション全般に渡る話題になる事がなんか多いんですが.....マスコミは「着陸してサンプル回収しなければ全部失敗」的に扱うから、と言う話になっていて、まぁ報道のあり方も問題だと思いますが。
 っつぅか、最初からもう一度説明をする必要があるのかも、と思うものが。
 海外では結構好意的だそうで。また、もしかしたらサンプルも、はずみで若干回収出来たかも、と言う事だそうで.....幸運? まぁ、運も必要でしょうけどね、こう言うのは。
 とにかく25〜26日に二回目、と言う事で楽しみですが。
 色々とラストチャンス気味になるようですが、うまくいって欲しいですね......

 ま、疲れたんで、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は......西高東低......気味? なんか微妙に入り乱れていますが、西が。とりあえず東に低気圧は抜けたようで。日本海側は天気が悪く、北海道では雪のところがあるようですね。他はおおむね晴れ。関東地方は晴れて、東京で17/9と言う予報と。
 まぁ、結構日中は暖かくなりますか。

 さて、今日は金曜日。
 管理人は出仕に及ばずと言う事で休み.....曜日間隔がずれるでしょ?(^^; まぁ、仕事がありますけどね。のんびりやっても良いかとも思いますが、客がきたりもすると言う......う〜む。いや、親戚の結婚式に絡んで、遠方より拠点として来ると言う事で。
 まぁ、落ち着いて出来るかどうか(^^;
 とりあえず、まぁ体調には気を付けて過ごしましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/24
 さて、昨日もまぁマイペースな一日でしたかね。
 とりあえず、朝は8時半ぐらいには起き出しまして。まぁ、しばらく巡回などして食事。今度来客があると言う事であれこれと家人が動いていましたかね。で、管理人は昼過ぎに家を出て、軽く歩くついでと言うか、買い物に.....買い物のついでに歩いていたような気もしましたけど。
 で、とりあえず今度の親戚の結婚式用のお祝いを物色。ま、ちょうど良さそうなものがありましたので確保しましたかね......まぁ、気に入ってくれると良いですが。もちろん、動機の友人にしでかせるような「豪快な何か」と言う訳にはいかんのですが(^^;
 で、まぁその後に少しうろうろと歩いてから帰宅。
 そして帰宅後は夕食まで仕事をしていましたかね......えぇ、まぁどうにか。来週にあれこれ、ってのがあるんですけどそいつを片づけましたか。
 その後はとりあえずはゆっくりしたんですが。
 でも、仕事やらもあるから落ち着かない感じではありましたかね......まぁ、マイペースで出来はしましたけど。
 ふぅ.....なんか、「水曜日」と言う感覚じゃないです(^^;

 そして昨日はまた天気の良い一日でしたが。
 日中は結構暖かいものでしたね......っつぅか、管理人は正直昨日のような真っ昼間ならば、歩く条件では上着はいらんという。結構アップダウンの激しい所を、ずかずかと歩くんで......上着は邪魔だなぁ。もっとも、じっとしているのはさすがに辛い感じがするかも。
 日が弱いですのでね。
 まぁ、小春日和でした。

 そんでもって、昨日は作業しながらSpeed Demo Archivesで新しくでていたSprinter Cellのデータを落としたんですが。
 PC版とGame Cube版ですけど。落としたのはPC版で途中まで。難易度はHardなんですが......やっぱりまぁすごい事(^^; 1時間35分でクリアーだそうですが。省略の仕方がすごいですねぇ.....まぁ、シーンによっては「片っ端から殺す」感じもあって、大した物ですが(^^;
 一番感心したのがCIAですかね......早い。とにかく早い。警報のランク上げギリギリまでやっていますけど、迷いがないのがやはりこの手の早解きの重要な事かと思いましたけど。結構悩んだシーンの中でも、特にホールの突破シーンの早さと、拉致する時のシーンですか.....後者は「敵と内通していると思われるヤツを拉致しろ」と言う物なんですが。コイツが個人部屋からタバコを吸いにでていった所を追跡し、タバコ部屋で殴って運びつつ、裏手に回って待機中の味方と合流、と言う流れになるんですけど。その運搬中の途上に邪魔なセキュリティがいる.....しかも「殺すな」ときている。
 で、どうするか?
 この内通者を追っかけるのではなく、「追い越し」てさらにずっと先回りして、邪魔者を事前に排除。その後、タバコ部屋で待機してやって来たターゲットを拉致して味方まで運ぶ、という。先回り方法がまたよくできているというか.....良く思いついたよなぁ。
 まぁ時間を見て全部見たいですが.......

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 まずはTsunami warnings planned for Europeと言う話がありますか。インド洋にブイを設置して幅広く監視の範囲を広げようと言う事ですが。
 読んでみますと.....インド洋の破壊的な津波から約1年、科学者達は将来の監視システムとして、ブイをスマトラ沖に設置するのに忙しい。同時に、専門家達と政治家達は会合を開いて、どのように北東大西洋と地中海のいて似たような防止策がとれるか議論している。
 今月、インドネシアとドイツの科学者達は二つのブイと深海での圧力センサーをインド洋に設置し、これで海洋の高さを監視して津波のサインを探知しようとしている。報告では、これらは今年の末までに終わるだろうと言う。
 スマトラ沖での展開では、これらの物はこの領域での津波警報システムとして計画されたいくつかのうちの、最初の物である。この計画の最終的な詳細は、来年パリに拠点を置くIntergovernmental Oceanographic Commission (IOC)によって承認される。
 約23のリアルタイムの海面レベルステーションは、アップグレードされるか、あるいは2005年に設置される予定である。そして、全体の警報システムは2008年の早くに使用可能となる。
 このスマトラのシステムは、破壊的な津波が2004年12月に襲った後に始まったものである。しかし、研究者達は当時、世界の他の所でも津波からの保護をする必要があると警告した。
 その為に、11月21〜22日にローマで開かれるIOCの国際パネルでは、北東大西洋と地中海における津波警報システムの、ひとまずの詳細が出される事になる。
 パネルでは、地震計のネットワークを改善する事を決定しており、これでリアルタイムでの情報を作る手助けとなるだろう。そしてまた、海洋のブイのキャパシティーを増加することも決まったが、しかし海洋の圧力センサーについての何かしらの決定はされなかった。このセンサーは、大西洋における早期警戒システムに必要な物である。
 北東大西洋と地中海では、大規模な津波警報ネットワークはない。ただ小規模なものがイタリアのストロンボリ周辺にあるだけであり、ここでは2002年12月に大規模な地滑りが起きた後に作られた、小規模なものである。
 致命的な波が来た事のある場所においても、まだそのようなものはない。1755年、リスボンに地震と引き続いて起きた津波は6万人の人を殺したと考えられている。ノバスコシア(Nova Scotia、カナダ東部の半島)からノルウェーにかけての土地でも津波に襲われた事がある。そして、ギリシャでは一つの致命的な波は、紀元前1410年には10万人以上もの人を殺したと考えられている。海岸における(産業等の)発達は、あらゆる津波が今日では破壊的な効果をもたらすと言うことになる。
 「地中海は、インド洋よりも津波がもっと起こりそうな所である」とIOC's Global Ocean Observing SystemのディレクターであるKeith Alversonは言う。
 さらには、たくさんの潜在的な津波の発生源が、震源となる場所も含めてある。これは水中火山や地滑りの起こる可能性のある斜面と言うものが、地中海の海岸に極めて近いからである。
 これはやって来る波に反応する為の時間が短い事を意味する。インド洋における津波の引き金は、いくつかの国で波がやって来る1時間以上も前から探知された。地中海での津波は、数分以内となるだろう。その為、あらゆる警報システムが自動化される必要があるとAlversonは言う。
 この地域における地震計のネットワークからのデータは、現在サンプルが集められ、15分間隔で送られているとIOCのエグゼクティブディレクターであるPatricio Bernalは言う。「我々は数秒以内での報告が必要だ」とローマでのミーティングで彼はnews@nature.comに話した。「これは非常に要求性の高いものだ。」

 と言う事ですが。
 ヨーロッパでの地震云々ってのはそう言えばあまり聞きませんけど。結構破滅的な津波の被害はあるようですね......1755年のリスボン、紀元前1410年のギリシャですか。後者は良く記録が残っているものですが。インド洋やスマトラ沖を見れば、やはりある種の恐怖ではありますか。
 しかも、地震が発生して数分後には到達ですからね。
 どういうシステムを作るのかが気になりますけどね.......日本でも間に合わない事が多いですし。もっとも、大量に時間が合っても失敗したケースはありますが。一応「教訓」とはなっていますけど。
 上手くネットワークを作れるのか?

 あとはDid matter-antimatter mix yield molecules?と言う話もあるようですね。物質と反物質が混ざる事で分子が出来るのか? と言う物だそうですが。ポジトロニウム(Positronium)のペアリングが、新しい化学を生み出すと言う事だそうで.....「科学」ではなくて「化学」だそうですが。
 物理学者は、彼らが物質と反物質の分子から初めて分子をつくり出したのかどうか疑っている。
 University of CaliforniaのAllen Millsと同僚らは、彼らが二つのポジトロニウムの原子から、ポジトロニウムの分子の証拠を見つけたらしいと言う。
 ポジトロニウムは水素に似た異様なものである。水素原子では、負の電荷を持つ電子が、正の電荷をもつ陽子の周辺を動いている。二つの粒子の間に働く電荷的な相互作用により、お互いに安定したものとなっている。
 ポジトロニウムでは、水素の陽子が代わりに陽電子となっており、これは電子の反物質である。陽電子は陽子と同じような電荷を持っているが、しかし電子と同じ質量であり、この重さは陽子の1836分の1である。その為に、ポジトロニウムは極めて軽い「原子」である。
 水素原子が二原子分子となるように(二つの原子で分子を構成する事)、理論上では二つのポジトロニウム原子もまた分子の形になり、それは「Ps2」と書かれるだろう(ポジトロニウムの「元素記号」は「Ps」となるため)。
 しかし、ポジトロニウムは自然には存在しない。これは物質と反物質が出会った瞬間に対消滅してエネルギーを放出するからである。陽電子と電子は、1951年に初めて人工的にポジトロニウム原子から作られ、この時は素早く自己消滅してガンマ線の形でエネルギーを放出した。
 ポジトロニウムが不安定な為に、ポジトロニウムのガスを作るには、原子同士の結合に十分な密度を得るのが難しい。Millsと同僚らは彼らが今回、おそらくその方法を見付けたかも知れないと考え、そして自己崩壊する前にポジトロニウム分子が出来たと言うヒントを得られたのか、と考えている。
 科学者達は他の驚くべき構造を反物質からつくり出している。陽子と電子の反物質版によって出来た(つまり反陽子と陽電子で出来た)反水素の分子は、研究室で既に作られている。そして、デンマークの研究者達は単一のポジトロニウムを、通常の水素原子と結合させて、「PsH」を作る事に1992年に成功している。彼らはまた、「ポジトロニウム水」(これは「Ps20」となる)を作る方法も考えたと言う。
 しかし、もしMillsのポジトロニウム分子が実際に証明されれば、これは「爆発的な」原子の、自然に見られる物とは完全に異なった物理的組成による原子との間での反応の結果から、新種の化学の最初の証拠となるだろう。
 不気味な分子を作る実験において、Millsらは放射性ナトリウムの崩壊によって作られる陽電子のビームを通常の、窓ガラスのように、全体に渡って小さい穴が空いているケイ素をターゲットにして撃った。ポジトロニウム原子は、多孔性のケイ素の内部に溜まっていき、その結果ポジトロニウムはPs2の形態をとれるぐらいに十分な密度となったらしい。
 チームはポジトロニウムの蓄積量を、電子と陽電子の対消滅によるガンマ線の強さから測定した。
 研究者達は、ケイ素から出てくるこのガンマ線の量は、分離したポジトロニウム原子よりも多いと推測した。これは、物質と反物質は、お互いの領域に近くなった時にはより相克しあうからである。しかし、ガンマ線の強さは結局の所予想よりも多いものであると分かった。これは、電子と陽電子がお互いの回りを回るチャンスが増えて、いくつかのポジトロニウム原子が分子になったからであると彼らは言う。
 それはしかし結果を説明する事の出来る唯一の物ではない。もしかしたら、ケイ素の小さい穴によって、ポジトロニウムのガスの更なる圧力が加わった為に、より崩壊する比率が増えただけかも知れない。研究者達は、これらの可能性を将来、異なるターゲットを用いた実験で識別出来る事を望んでいる。

 と言う事ですが。
 ポジトロニウム「分子」ですか......そりゃ、理論上は出来るんでしょうけど、とは思いましたけど。今回は実際に出来た「かも」と言う事ですけどね。
 う〜む.....まぁ、でもポジトロニウムもなぁ。構成するのがお互い電子ですからね。片方は「反物質」版ですけど。ま、質量は記事にある通り電子は陽子の1836分の1だから、当然異様に軽い。あぁ、ちなみに「原子」ってのは極端な話、「プラスの電荷をもつ粒子」を核として、「マイナスの電荷を持つ粒子」が周囲を回っているものですから。通常の原子においては、原子核は陽子と中性子(水素の場合はないですけど)。マイナスの電荷を持つのは電子ですけどね......今回は、原子核をプラスの電荷を持つ陽電子とした訳で。置き換えても電荷的にこれが出来れば「どうとでもなる」と言う部分と言えばそうなんでしょう。
 しかしポジトロニウムもWikipediaの項を見ると準安定状態とありますので、それなりの安定性があるんですねぇ。後はポジトロニウムが出来ると、通常の原子との間では斥力が働くと.....まぁ、お互いにマイナスの電荷の電子をまとっていますから、マイナスとマイナスが近づけば弾きあいますわな。だから簡単に消えにくい部分もあるのでしょうけど。でも、ポジトロニウム原子同士が結合して分子状態となったのならば、電子の軌道はどうなるんですかねぇ.....sp3?
 なお、対消滅して生じるガンマ線は、早い話電磁波です。
 いや、面白い物です。

 後は、炭素系ナノ材料:フラーレンをあらゆる形に加工と言う話もあるんですが......なるほど、アルキル基を「接着剤」と表現するか。
 いや、なんつぅかこう言うのは「架橋構造」とかそう言う部分から「橋渡し」と言うイメージがあるんですけどねぇ.....まぁ、しかし貝殻のような形とか色々と出来るそうですが。フラーレン三つでこの格好.....もっとも、どういうフラーレンを使ったのか、と言うのは問題ですが。
 面白いよなぁ、しかし。

 そして、先日の「はやぶさ」の話題。
 連絡が途絶えてあれこれ、でしたけど。「はやぶさ」、30分間着陸 試料は採取できずはやぶさ:20日イトカワに着陸 岩石採取はできず探査機「はやぶさ」着陸していた…岩石採取は失敗と言う話が出ています。大元のJAXAの「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について が一番詳しいです、さすがに。
 試料採取は出来なかったようですが、「世界で初めて小惑星から離陸した探査機」と言う事になったと.....これをやってのけた訳で、うれしいものではありますね。試料が取れれば最良でしたけど、まぁでもその業績を損なうものではないでしょう。
 25日に再着陸を計画していますけど。
 この時は順調に、今度は追跡継続の状態でデータが取れると良いですが.....まぁ、でもとりあえずスタッフは少し安心したのではないでしょうか、本当に。だって、リアクションホイールは2個壊れたわけでして。相当な検討をしまくったと思いますけどね......同時にかなり貴重な経験をしているんでしょうねぇ。
 ま、とにかくも2回目のランディングの成功を願うばかりですが。
#っつぅか、ターゲットマーカーまでばっちり写真に写っているんですねぇ(^^;

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低でいいのか? ちと低気圧が近くて高気圧が遠いですが。等圧線の間隔は広いので、それほど風は強くないか。日本海側は雨が多く、太平洋側は雲が出てくるようですが、基本的には晴れ。関東地方は曇り後晴れ。東京で16/9と言う予報と。
 まぁ、昨日と同じぐらいですか。

 さて、今日は木曜日ですか。
 あっという間の一週間の後半戦......っつぅか、1ヶ月後はサンタクロースを祝う日ですな。あっという間の11月と言う感じですけどねぇ......まぁ、年末に向けて素敵な仕事量、と言う方も多いかと思いますけど。管理人も修羅場が近いです。
 まぁ、12月上旬で修羅場が終わるのは幸いなんですが、他の人は結構悲惨なケースもありますので、まぁバックアップ出来る分はやりますけど......さて、まぁどうなるか。
 とにかくも体調には気を付けたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/23
 さて、昨日は在宅の一日でしたか。
 まぁ、職場がお休みと言う事で管理人もお休み。と言う事で、まぁゆっくりとする訳ですけど。目が覚めれば、見事に10時半......何度か浮上したんですけどねぇ。やっぱり「仕事がない」と言うのは起きる動機を著しく損なうものがありますな。
 思いきり言い訳ですけど(^^;
 で、起き出してから午前中はぼへっと巡回し、その後しばらくFF7とか。そして夕方までまたぼへっとしてから食事を挟んで延々と仕事していましたかね。
 ハイ、在宅の一日でした。

 そして昨日は日中は結構暖かい一日だったような?
 小春日和ですかねぇ。太陽が出て、しかも大分傾いていますから居間にかなりの光が入り込むんですが。ですから、実は直射日光がそれなりに当たる事もあって、結構暖かい。夕方からはさすがにすぐに気温は下がりますけどね。
 まぁ、穏やかでしたか。

 で、まぁ仕事があれこれと。
 結局、管理人の場合は「やると決めたらとりあえず突き進んじまえ」と言う人間ですので、やる気が起きるまでの長短はともかくも、始めると一気ですね......まぁ、大分進みました。基本骨格の大体の所が終わったと言うか。
 もちろん、どこぞの設計士のごとく手抜きは出来ませんが。
 で、そうなる前にやっていたのがFF7.....なんかだらだらやっている感じ(^^; 現状はヒュージマテリア回収大会ですかね。チョコボは海チョコボまで育てましたので、「ナイツ・オブ・ザ・ラウンド」までは確保。で、潜水艦ゲームも済んでいまして、その後と言う感じですかね。
 まぁ、話がチョコボ育成で止まっていましたが。これからリミット技回収までは話が進む事になるんでしょう......

 しかし、ゲームも最近はネット上での情報を集めて楽出来ますけど。
 このFF7の潜水艦ゲーム、何か難しいと言う話が多いんですが、管理人は一回も失敗した事がないですね......いや、結構どうにかなっていると言う。得手不得手と言うのもあるとは思いますけどね。
 別に得意と言う訳でもないんですが。
 まぁ、でもこう言う膨大な量の情報を集める人も大した物ですけど。既に枯れたゲームだからこそ集まっているとも思うんですけどね。
 むちゃくちゃなものだよなぁ......
#今のご時世に「Might & Magic」の最初のヤツを根気よく攻略情報を集めよう、って人もほとんどいるまい。
#ちなみに、攻略本がなぜかまだ手元に.....(^^;>M&M

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 でていますか.......Asteroid lander misses its markと言う話。昨今の話題の「はやぶさ」の「イトカワ」への着陸の話ですが。
 読んでみますと......日本の小惑星へ初めて着陸し、サンプルを集めて地球に帰還させる目的を持った探査船は、最初の試みに失敗した。
 日本の宇宙局は、11月20日に「はやぶさ」は目標の17m以下の上空で問題が発生し、その為に一度戻ったと言う。ミッションのオフィシャルは今週の終わりまでにもう一度「はやぶさ」の挑戦が、元の予定通りに出来るか分からないと言う。
 「はやぶさ」は長さ540mの小惑星「イトカワ」へちょうど1秒間着陸し、その間に小型の金属製のボールを高速で表面に撃ち込んで、その破片を取り込もうとしていた。
 「はやぶさ」は「イトカワ」へ2005年9月に、2年かけた3億kmもの旅を経て到着した。それ以降、「はやぶさ」はその小惑星の回りをホバリングし、着陸への準備の為に観測を行った。
 しかし事は簡単には進まなかった。7月と10月に、「はやぶさ」の姿勢を保つ為のリアクションホイールが、三つのうちの二つが機能を停止した。「はやぶさ」は正確性に欠ける化学エンジンに頼る事となりった。
 11月4日、試験着陸は「はやぶさ」がわずかに軌道をそれた為にキャンセルされた。そして、試験着陸は最終的に11月12日に行われたが、「はやぶさ」は突如「ミネルバ(Minerva)」と呼ばれるロボットプローブとのコンタクトを失った。このプローブは小惑星の表面の更なる写真を撮り、データをより集める予定であった。
 しかしミッションの指揮者達は、「はやぶさ」の着陸と物質の収集を続ける事にした。11月19日の夜、科学者達はゆっくりと「はやぶさ」の降下を誘導した。表面から40mのところで、小惑星にランディングターゲットとなる小球を落とす事に成功した。
 「難しい場面は終わった。我々は「はやぶさ」が確かに着陸すると感じている」とプロジェクトマネージャーである、川口淳一郎は言う。「しかし、不可解な何かが起きたようだ」。
 ターゲットを成功裏に落としてから数時間後、「はやぶさ」は降下を停止した。JAXAの科学者達は、その代わりに小惑星にそって高さ10mの所を30分ほど、横向きに滑るようにしていたようだと言う。JAXAはまた「はやぶさ」とのコンタクトを一時的に失ったと言う。
 ミッションサイエンティストは、「はやぶさ」が小惑星表面の熱い所に長時間いれば、装備に何かしらの影響を与える事となるとして上昇するよう信号を送った。その時、「はやぶさ」の自動姿勢制御センサーは「はやぶさ」を上昇をさせており、小惑星から100km離れた所にまで離れた。
 「はやぶさ」のチームメンバーは、今は問題を調査して、装備の安全をチェックしている。彼らはまだ、本来の予定の11月25日の降下の試みをするかは決めていない。稼働出来る時間が短く、また燃料も少なくなっている事が関心を増している。
 「まだ目標の達成の希望は残されている」と「はやぶさ」の科学チームでJohns Hopkins University Applied Physics Laboratoryの惑星探査グループの監督者である、Andrew Chengは言う。しかし「もうあまり時間は残っておらず、また燃料もわずかであり、徐々に厄介になっている」と彼は付け加えた。もし、「はやぶさ」が地球に帰還するなら、「はやぶさ」は12月の早い時期に「イトカワ」から離れなければならない。
 「ともかくも、非常に良い科学的な見返りがあるだろう」とChengは言う。「はやぶさ」は例えば日本製のイオン推進エンジンの稼働を証明し、そして非常に高質な写真を地球に送った。「しかしもし、我々がサンプルを得られなければ、それは非常に残念な事になる」と彼は付け加えた。

 と言う事で、プレミアムコンテンツではなく、表に出てきましたが。
 なお、JAXAで「はやぶさ」のミッションは見られますね。また、スラドでも小惑星探査機「はやぶさ」、第1回目の試行では着地できずとあります。もっとも、これらの記事を見るとどうやら「着陸ミッション」以外にも、予算の都合上かなりこの「はやぶさ」には詰め込まれた実験が多かったようで。そういうものは大体は順調に果たしているそうで、既にミッションとしては「成功」しているとか。
 ま、これは「+α」的なもののようで......
 あとは驚いたのは、この「はやぶさ」は民生品をかなり部品として使っているそうで。安上がりでしかも結構丈夫と言うか、こっちは壊れていないそうで......
 結構「成果」はあるんですねぇ。
#でも、やはり着陸も成功して欲しい訳だ......

 Crammed orphanages have lasting effectsと言う話があるようですな。ホスピタリズムに関連する話でしょうかね.......まぁ、育児放棄された.....昨今の言葉なら「ネグレクト」と言いますが子どもやら赤子の行き先ってのはいわゆる「孤児院」とかそういう所になる訳ですが。赤子で、数年間ホルモンが抑制されてしまうと言う。
 乳児期に深刻なネグレクトをされた子どもは、例えその後良好な環境へ移ったとしても数年間生理学上、重荷が出来る事になる。そのような子どものホルモンの反応の研究が、彼らの脳において、信頼と社会的な繋がりが他の子どもに比べて欠ける事を示した。
 科学者達は子どものネグレクトの長期的な影響と、彼らのホルモンの関係には不明な点があると主張する。しかし、数年かけたこの結果は顕著なものであった。
 「我々はこの違いが永続的なものではない、と結論を出したくはない」と研究を率いたUniversity of Wisconsinの発達精神病理学者であるSeth Pollakは言う。しかし、彼はこれを「子どもは本当に家族の中にいたい」と言うメッセージであると付け加えた。
 Pollakらのチームは、二つの重要なホルモン量を、ロシアとルーマニアの孤児院の18歳の子どもで測定した。これらの資金や資源が少ない孤児院では一人の大人が40人を見なければならず、新生児に通常の社会的な触れ合いをする事は難しい、とPollakは言う。これらの子どもは、研究の始まる2〜3年前までこれらの孤児院におり、アメリカの里親に引き取られた子どもである。
 その子供らは、平均4.5歳であり、養母のひざの上に座って30分間コンピューターゲームをしてもらうようにしてもらった。このゲームは直接子どもに彼らの養母へ何かをしてもらうと言うもので、例えばくすぐるよう指示したり、頭をなでなさいと言うものである。比較のために研究者達は、21人の生物学上の親子となっているアメリカ中西部の子どもへ、同じ事をしてもらった。
 研究者達は尿のサンプルのオキシトシン(oxytocin)とバソプレッシン(vasopressin)を、ゲームの前と後に得た。オキシトシンは「信頼のホルモン(trust hormone)」と言われるものであり、人間の社会手な繋がりを助長するものである。脳は自然にこの物質をうみ、例えば抱かれている時などといった特定の状態の時に大量に出す。バソプレッシンは動物が他の存在との繋がりを認識する事を手伝うものである。
 両方のグループでは、にたようなレベルのオキシトシンがゲームの前に見られた。しかし、生まれてからずっと養育された子どもにおいては、作業の間母親の注意を引きつけていた後ではホルモンの量は急激に変化した。バソプレッシンの基準となるレベルは、養子においては対照群と比べてその半分しかなかった。この発見はProceedings of the National Academy of Sciencesに発表された。
 その結果は、人生の早い時期のネグレクトは後々まで影響を残し、決定的な脳のホルモンの制御系の発達を阻害する物であった。しかし、Pollakは全ての子どもは時間とともに正常な社会反応を発達させていくと念を押す。
 Pollakはこれはトラウマを持った子どもに対し、ホルモンの反応を引き起こす事によってより早く新しい家になれるようにする事が出来ると考えている。最近の研究では、合成オキシトシンを鼻からスプレーで投与された人では、他の人に金を託せるような信頼をするという。
 「もし、そのようなスプレーが手助けする事になれば?」とPollakは尋ねた。

 と言う事ですが。
 やっぱり、と言うか.....いやぁ、学部生時代に教職をとっている時の話とか思い出しました。教育心理学ですけどね......まぁ他に+αも結構あるんですが。ホスピタリズム的な話を強く思い出したりもするんですけど。
 まぁ、家庭がやはり「社会の基本単位」であると言う事を理解しないと、と言う事でしょうかね。
#顕著みたいだなぁ、この結果を見ると。
 「親がいなくても子は育つ」とは言いますが、肉体的な意味と精神的と言うか社会的な部分では全くレベルが違う話ですので。

 後は、最近韓国のES細胞研究で問題になっていますけど。
 卵子提供の16人に金銭渡す ソウル大ES細胞研究ES細胞:卵子提供者に補償金 韓国の病院理事長と言う話があるようで。実際の所、どうもアメリカのチームがしてくするように「やっちまった」と言う事のようにも見えますが......
 大丈夫か?

 ま、仕事もありましたので、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低でもなく、高気圧が東日本〜西日本にかけて張るようで。沖縄は何か天気悪いようですけどねぇ.....まぁ、北海道の一部も雲が多く雨。他はおおむね晴れるようですね。関東地方は曇り時々晴れ。東京で15/9と言う予報と。
 まぁ、微妙な天気となりますな。

 さて、今日は水曜日ですが、勤労感謝の日ですか。
 出勤される方、お疲れさまです.....どこが「感謝だ」と言う話になる日でもありますが(^^; 管理人も在宅で仕事。あるいは親戚の結婚式用に買い物、と言うのもあるようですが、どうしようかねぇ......(^^; 色々と悩む所ではありますが。
 まぁ、買わんとダメか。
 出費がかさんでやれやれですけど、慶事ですからこればかりはね......

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/22
 さて、昨日は職場Dでの仕事の一日でしたが。
 いやぁ......よもや「そう来るとは思わなかった」と言う事態に遭遇しましたかね。と言う事で、まぁ何つぅか......延長戦でした、ハイ。
 やれやれと言うか。「終わっているだろう」と思っていたのが終わっていない、と言うヤツですね。と言うか「手が付けられてすらいない」と言う状態だったか、あれは。仕様がないので、こちらでやると言う事で。
 結構地道に数が多いので、また面倒くさいんだよなぁ。
 まぁ、結局はどうにかこうにか済ませまして、遅く帰宅。ため息、ですかね、ハイ。

 で、昨日はまぁ良く晴れた一日でしたが。
 冷え込みましたね.....日中もあまり気温が上がらなかったようで。ネットで調べたら、近所の大都市が昼間11度とか10度とかその程度の気温。そりゃ寒いわな.....いえ、冷えましたよ。
 と言う事で、マスク姿やらコート姿やら、マフラーも結構いましたかね。
 皆さんは風邪は大丈夫ですかね?

 まぁ、そういう事で余りネタがないと言うか、探す時間がなかったんですが.......そう言えば先日ふとした事で知ったんですけど。
 軍事ネタなんですが、Dryden Aircraft Movie Collectionと言うところがあるようで。もともとはNASAのDryden Flight Reserch Centerと言うサイトの一コンテンツなんですけどね。何でこんなのを紹介するかと言うと、昔の航空機のムービーがありまして。個人的に中々面白かったと言う事で。
 ただ、「航空機」といっても色々とありますけど。
 「前進翼+後進翼」と言うAD-1とか、エリア88で日本でのみやたら有名と言うX-29、実験機で結局売り込めなかったF-16XLや、超音速の実験に挑んだX-1、X-2、X-3、有人飛行最速記録を持つX-15、巨体が結構美しいXB-70とかまで。あぁ、SR-71やYF-12と言うスカンクワークスのヤツもありますな。他にX-43やMars Roverと言うものまであります。
 この手のネタで興味のある方は一つ。

 で、実際にこのムービー、いくつか落としてみてみたんですが。
 X-1はまぁ大分見ているんですけど。実際に「飛べたのか?」と本当に思った事があるX-3、ちゃんと飛んでいるんですね......いや、主翼が小さ過ぎて安定性が悪かろうと思ったんですが。これ、実験機で(Xナンバーですし)既存のX-1やX-2とは異なり「自力で離陸して音速まで」と言うコンセプトで開発。結果、ダイブ中に音速は出せたものの、設計失敗も判明して結局中止と言ういきさつが。
 そして、X-15がやはり強烈。
 有人飛行の最速記録を持っている機体でして、以前から何度かネタにしていますけど。非公式最高記録がマッハ6.7で、これが燃料の持続時間が数分程度と言う.....空中から発射です。だから加速は明らかに暴力的と言うのは分かるかと。
 で、まぁいくつかのムービーがあるんですけどね。
 実際に見るとすごいですね......オンボードカメラもあるんですが、分離後にあっという間に随伴機が見えなくなっています(^^; 相手もジェットなのに......で、急角度で上昇するんですねぇ......数十秒もない映像ですが、折角だからフライトの全部を見たいものはありますけど。そして、着陸が予想通り「乱暴」(笑) 随伴のF-104が徹底して一緒にいる映像もあるんですが、あの低速時の安定性の悪いF-104できっちり着陸するX-15に寄り添うパイロットの腕に感心しつつも、そんなに失速しない状態の高速で着陸している感じでもある。実際に、X-15の着陸って「叩きつける」感じがどっかありますね。
 そして「うげ」ってのは最高記録であるマッハ6.7を記録したX-15A2の、挑戦後地上での機体撮影。こう言う超高速になると当然、大気との摩擦で相当な高温になる事が知られていまして、外部温度が数百度になる事が知られているんですが。機体もすごい事になっています(^^; 所々が黒焦げで、塗料(と言うかアブレーティング剤だろうけど)がひび割れていて......溶けているのもあったな。下部の垂直尾翼も溶けているようで。
 実際、これでこの機体はおじゃんになっているんですよね.......
#っつぅか、こう言うのは好きだなぁ。

 まぁ、時間がないのでそういう事で本日は以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低と言う形か、一応.....日本海側は天気は今一つとなるようで。北海道の方は雪、日本海側は雨ですか。もっとも長野は雪かも、と言う事で結構冷えそうですが。他はおおむね晴れ。関東地方は晴れ。東京で15/7と言う予報と。
 まぁ、それほどきつくはないのか.....?
#布団の魔力は強そうだが。

 さて、今日は火曜日ですが。
 とりあえず、管理人は職場が都合によりお休み、と言う事で管理人もお休みですかね。もっとも、作らなければならない書類とかもありますので、この連休中にどうにかやりたいとも思いますが。
 さて、どうなるか?
 とりあえず、風邪引きさんやら体調不良者は確実に増えているようですので。年末の忙しい時期に倒れないように気を付けたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/21
 さて、昨日もゆっくりとした一日でしたかね。
 まぁ、思わずビーマニIIを思い出す日付でしたが(笑) 何つぅか......眠い(^^; 4連続で休みとなってしまいましたので、まぁ何つぅか。だれてくるに波ちょうど良いタイミングなのかも知れませんけど。とりあえず、9時頃に起き出しまして、そのまま午前中はゆっくりと。
 で、午後はまたFF7とか.....川チョコボが出来ない......(^^; で、その後はひたすらに夕方まで読書などしていましたかね。
 そして夜は眠くて落ちると。
 ハイ、まぁゆっくりとした一日でした、本当に。

 そしてまた、昨日は雲の多い一日でしたかね。
 晴れ、と言う予報だったんですが実際にはかなり雲が多い一日でした。しかも、雨は降らないまでも結構厚い状態。夕方はあっという間に暗くなりましたかね。
 不安定なのか......崩れると言うほどでもないですけど。
 まぁ、ちと冷え込みを感じた一日でした。

 そんでもって、まぁFF7とかだらだらやっていますけど。
 本筋はジュノンへ行って海底で潜水艦ゲームしながらヒュージマテリア回収、と言うはずなんですが。何となくでチョコボ育てるかと.....で、山チョコボのメスは出来たんですが川チョコボのオスがまだ出来ません(^^;
 もうちょい鍛えないとダメかなぁ......
 まぁ、管理人にとってFFってのは7から始まっていまして。もちろん世代的に「たまねぎ剣士」とかは知っていますけど(笑) 実際にプレイしたのが、と言う意味ですがね......8はあらゆる意味で「外しているなぁ」と言う。CGはぴか一でしたけど。9は遊びやすかったですけどね。10は複雑怪奇でルールを理解する気にならなかった。と言うか、家人はあっという間に放置(笑)
 まぁ、7か9が一番遊びやすいです、ハイ。
#奇数だなぁ(^^;

 そして、本がまた古いのを読んでいたんですけど。
 創元社のSF文庫より、先日は「メトロポリス」でしたが、今回はジュール・ヴェルヌの『月世界へ行く(AUTOUR DE LA LUNE)』。復刊フェアに新版と言う事ででていたんですが。ま、実は大学時代にヴェルヌのこれが原作となるのでしょう、映画のいわゆる「月世界旅行」を見た事がありまして。しかもウェルナー・フォン・ブラウンなど数多くの科学者がこれを読んで憧れた、と言う作品ですので。
 まぁ、読んでみようかと言う。
 ストーリーは、月へ向かおうと186X年に、「大砲クラブ」が月へ人を送り込む為に、アメリカのフロリダ州へ巨大な大砲を設置。これにフランス人ミシェル・アルダン、アメリカ人バービケーン、ニコール、そして犬を乗せて、宇宙船ならぬ砲弾に部屋を設置して打ち上げ、月へ向かうものの......と言う話ですな。
 今で言えば「ハードSF」と言うべき話でしょう。とにかく設定にこだわっていまして、また数学と物理が結構良くでています.....訳者が微妙に理解しきれいていないような感じの表現もありましたが、まぁ酷か?(でも、「水銀の水分」って何よ?) 砲弾の軌道要素、重力の問題、脱出速度、月の観測とか。色々と当時の「先端」と言うテーマがあるように感じましたが。
 しかし、設定は細かいですよ本当に。単位がめちゃくちゃで、SI系を使えと言いたくなりますけどね(^^;
#長さだけで例えばマイル、インチ、フィート、ヤード、メートル、リューが入り乱れ(^^;
 例えば砲弾はアルミニウム製で、直径108インチ、外側の厚さは12インチで、重量19250ポンド.....1インチ=2.54cm、1ポンド=454gで計算すれば、直径約274cm、厚さ約30.5cm、重量8740kgですな。打ち上げる大砲は全長900フィート(約30m)のコロンビヤード砲で、地面に直接鋳型を作ってここに鉄を流し込んだ鋳鉄製。打ち上げる火薬は40万ポンドの綿火薬(=ニトロセルロース。硝化度が高いために爆発しやすい。「からこら」の「その105」参照)。計算では、爆発により60億リットルのガスが出る、と。
 これにより、秒速11kmで打ち出される、と言う事になっていますが......ちなみに、人工衛星を軌道に乗せるのに必要な第一宇宙速度が7.9km/s、地球の重力圏を脱出する第二宇宙速度が11.2km/s、太陽系外へ行く第三宇宙速度が16.7km/sとなっています。と言う意味では、第二宇宙速度とほぼ一致していますか。
 もちろん、打ち上げの衝撃がでますが、ショックアブソーバとしてスプリングがあったり、また水が砲弾の下にあると。観測用の窓も設置し、これが開閉自由(!! なお、ここを実際に開ける!!!)。循環システムは、二酸化炭素は「腐食性苛性カリ」、つまり水酸化カリウムで吸収。酸素は塩素酸カリウムを使って酸素をつくり出し(理屈上では確かに塩化カリウムと酸素が出来る)、食料は1年分、水とブランデーは2ヶ月分。
 当時としては良く考えられた対処ではないかと......っつぅか、「どういう問題が起こるか」と言うのをそれなりにちゃんと考えて対処してあるという。
 とりあえず、当時の時代背景もあって中々面白いんですが。ただ、さすがにもう原作が1869年でして、色々と「古い」と言う部分が強いのが気になりますか......じゃぁ「つまらないのか」と言うとそうでもない。管理人のような人間にとっては、むしろ当時の「宇宙・月への知識」とか「科学知識」ってのが欲知れて、そういう部分でも良い資料になると思いましたが。
 例えば、当時の理論では宇宙はエーテルで満ちていると......これはマイケルソン=モーリーの実験とアインシュタインの特殊相対性理論で否定されるまでは当時の「常識」。また月の陰に入って気温低下、と言うのは良いのですが。宇宙の温度は摂氏-40℃となっていましたか。それと月の生成について、「地球よりも先に出来た」とし、成因も「ガスから」となっています(現在は何かの天体が地球にぶつかって、その後地球の重力圏を脱せずに出来た、と言う説もある)。また、月は空気が一部にあるかも知れない、とし、またかつて活発な火山活動があったとし、地球側から見られるその最大の「火山活動の痕跡」がティコであると.....今はティコはクレーターですね。
#黒いモノリスが見つかるのはこの付近だ(笑)
 さらには重力についても......「月と地球の重力のバランスがとれた所」で初めて重力が失われて無重量状態になる、と言う感じで書かれていましたか。それまで、登場人物はしっかりと「足をついて」いますし。
 もっとも、月の重力は地上の1/6と言うのは既に書かれていますね。計算されていたと言う事でしょう。また地球と月が最接近する距離に合わせて打ち上げられているんですが、その月と地球の距離が214,976マイル、つまり345970km、もっと言えば約34.6万kmとなっています。月の軌道の平均は約38万km。Wikipediaの月の項によれば、近地点が36.2万kmぐらいになっていますので、大体正確と言えるでしょうか。
 また、これを読んだのが当時の教養ある知識人だったためでしょうか。「読者諸君もご存知の通り」と言うような表現が結構あり、その後に科学的な話が書かれている。また、展開もまさに「80日間世界一周」的オチと言うか、そう言う感じの展開(「実は○○○だったために云々」的なもの)が結構ありますかね。
 まぁ、でも確実に言えるのは「当時としては一級のサイエンスフィクション」と言えます。
 フォン・ブラウンなんかの話を調べると、相当に影響を与えたようですからね......「今となっては」ですが、当時のあの程度の情報でこの想像力はすごいよなぁ......いや、これは思いますよ、ハイ。

 しかし、この作品も1869年。
 奇しくもこのちょうど100年後に人類は月へ到達しているんですよね......アポロ11号ですな。日本では明治初期.....と言うか、明治2年か。戊辰戦争が終結した年でもありますが......もう根本的に違いますな、時代が。
 ちなみに、その日本で明治が生まれる事となるのは、当然幕府が崩壊したからですが。
 その遠因となるペリーの来航時、とは言っても2回目の日米和親条約の提携を迫る時ですが、アメリカは当時のアメリカ海軍の新鋭艦「サスケハナ号」を旗艦として日本に派遣して開国を迫っていますけど。このサスケハナ(サスクエハナ)号だと思うんですが、このヴェルヌの作品に登場していますか。
 一部破損しますけど(^^;

 ちなみに、「エーテル」ですが。
 意外と知られていない? まぁ、管理人のように物質をやると、間違えなくジエチルエーテルとかそっちの方に思考が向かうんですが(^^; 当時の「エーテル」ってのはそっちではなくて、Wikipediaの項が参考になるかと思いますが。っつぅか、「Ethernet」の語源ってのは知りませんでしたが(^^;
 まぁ、今でも「アインシュタインは間違っている」と言う人がちょくちょく取り上げる話題でもありますので、興味ある方はちょいと調べてみると面白いかと思います。

 で、その宇宙関係。
 昨日も紹介したJAXAの「はやぶさ」関係ですが。「イトカワ」への着陸が予定されていましたが、朝起きてみれば探査機「はやぶさ」降下後不明に、データ送信途絶えるはやぶさ:小惑星イトカワに降下中、トラブルの可能性と言うニュース。そして、昼ぐらいにははやぶさ:地球との交信回復 イトカワから上昇の可能性探査機「はやぶさ」からの交信回復はやぶさ、着陸の成否など状況把握手間取る 一時不明でと言う話がでて、とりあえず破損などはしなかったようでそれは安心しましたけど。着陸出来たかは不明と。
 なお、目玉の一つだった149カ国88万人分の書名があるボールはちゃんと届いたらしい、と言う事のようで。
 まぁ、しかし危ないかなぁ、と思ったんですがね。自律出来ると言う部分が大きなメリットだったようですが。っつぅか、ミッションの概要を見ると本当に野心的な計画だと思いますけどね......気合い入るのは当然でしょうが。姿勢制御が苦しくなっても、かなり頑張っているようで。
 ここまで来れば、きっちり最後まで、と思うのが人情ですがね。

 ところで......
 いや、Wikipediaで。アフターバーナー (ゲーム)って項がありまして.....まぁ、もう分野がめちゃくちゃ多岐ですが。なんか、面白かったのでご紹介。
 いや、どの部分が面白かったのか、と言うと
 って本当?(^^;

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低は崩れているようで。もっとも北では低気圧が通過し、北日本と日本海側で雨が降る所が多いようですね。雪は一部のようですけど。その後は当然西高東低か? 関東地方は晴れ時々曇り。東京で14/6と言う予報ですか。
 まぁ、とりあえずは相変わらずの天気となりそうですな。

 さて、今日から一週間が本格化。
 とりあえず、管理人は仕事ですかね......やる事が地味にあるのか。まぁ、頑張ってやっていく事としましょう。とりあえず、もう後は1ヶ月が勝負時.....でもないか。後実質2週間半が勝負時と言う所ですかね、管理人は(^^;
 えぇ、「年末進行まであと」と言う状態です。
 皆さんも体調にはくれぐれもお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日........




2005/11/20
 さて、昨日もゆっくりとしていた一日でしたかね。
 とりあえず、朝は9時ぐらいに起き出しまして。そのまましばらくゆっくりと。その後、小腹も減ってかつ夕食のおかずも買う、と言う事で散歩もかねて昼前に自宅を出て、しばらくうろうろと。まぁ、入った事のないラーメン屋とか。
 いや、そろそろ美味い時期じゃないですか(笑)
 で、そのまま地元駅の方で買い物なぞしてから帰宅し、その後夕方までDVD「切腹」を見ていましたかね。後はもうゆっくりと。
 のんびりした一日でしたか。

 で、昨日は良く晴れた一日でしたが。
 まぁ、まだそれほど寒くはないですねぇ。冷えては来ていますが、思ったよりは日中は暖かい感じでした。っつぅか、ラーメン食ってから動いたら暑い(笑) 上着来ていると保温効果高いのね.....とか思うものはあるんですけど。
 まぁ、でもとりあえずは日が傾くとあっという間に冷える。そして日は晩秋故に傾きが大きい.....
 紅葉は進んでいるのでしょうか?

 で、昨日見ていたDVD「切腹」。
 管理人にしては珍しく邦画の鑑賞ですね。松竹の映画でして、1962年の作品。小林正樹監督で、主役の津雲半四郎役に仲代達矢、その娘美保役に岩下志麻、その婿の千々岩求女役に石浜朗、井伊家江戸家老斉藤勘解由役に三国連太郎、その配下択潟彦九郎役に丹波哲郎等々。133分で、カンヌ国際映画祭の審査員特別賞等々、多くの受賞がある。
 ストーリーは、寛永七年五月、芸州広島藩浪人である津雲半四郎と言う男が、井伊家上屋敷を訪れて、食い詰めて先もないので、せめて名家である井伊家の庭先を借りて切腹したいと言う。大坂の陣の後に食い詰めた浪人が、同様の手法で金をせびる事が多かった。その為、その前の一月にも千々岩求女と言う、同じく芸州浪人がやって来たおりには井伊家は択潟らの進言により切腹を実際にさせた。斉藤は津雲に直に会い、この由を伝え、しかも千々岩は切腹の際には自身の持つ竹光で切らせたとまで言う。それを聞いた津雲は「それでも」と言い、斉藤もならば、と庭先で切腹させようとする。
 いざ切腹の段となるが、津雲はここで介錯人を指定する。しかし彼が指名した沢潟彦九郎、矢崎隼人、川辺右馬之介のいずれも病欠と言う。これはおかしいと気づいた斉藤は三名の役宅に使いを出し、その間津雲はなぜ自分が切腹に至ったかを話し出した.......
 ま、もともとはJTNEWS平均点ベストランキングのトップの4番手につけた、と言う事で興味があったんですが。邦画も結構、特に昨今は「アレ」なのも多いのであまり見ていないんですけど.....まぁ、一本は買っていますけどね......「武士道残酷物語」とか(笑) とにかく8.80点と評価が高い。じゃぁ、そこまで行くならと言う事で見たんですが。
 いやぁ.....これはすごい。
 良い意味で素晴らしい。構図が非常に良く出来ている上、顔の表情とそれに対する陰影の付け方が恐ろしく良く出来ている。構図は素晴らしいですよ、本当に。「絵になる」と言う事です。役者も鬼気迫ると言うか、津雲半四郎の鬼気迫るものはもうすごいですね。仲代達矢、おそるべしと。主役だけはありますが、同時に斉藤勘解由が恐ろしいぐらい良い味を出していると言う。いやぁ、こういう役者だったんだ、三国連太郎ってのは。丹波哲郎も何かかっこいいですしね。また、時間の経過なんかもきっちりと表していて凝っています(井伊家屋敷の影の移動など)。
#っつぅか、「顔の筋肉の動き」を見せるアップという感じだったなぁ。
#これに陰影が、という。
 また話もすごいですね.....歴史的背景を知らないとなんですが。寛永七年と言うのは大体1630年ぐらい。壮絶な藩つぶしが行われていまして、巷には浪人があふれ出た時代でもあります。だから生活に困窮した浪人が多い......それを理解した上で「庭先をお借りして」と言う事が分かるかと。後は切腹を迫られた津雲半四郎が、家老に向けてわき差しを横に少し引き抜いて、音を出してまた戻す、ってのは「金打(きんちょう)」と言いまして「武士の約束事」と言う事でもあります。
 っつぅか、こういうルールは昨今の時代劇だと見られませんから分からんよな......
 ま、それはともかく、その悲哀をもろにかぶった上で武士道を「体面」だと言い、対して「うわべしか知らぬ」と激突があったり。その部分を出しておいて、最終的な処置の仕方が......う〜ん。展開も良く出来ていて、個人的には時間を忘れてみる事が出来ましたかね。
 っつぅか、すごいなぁ.....こう言う骨太の、且つパワーがあった時代と言うのを感じると言うか。
#昨今は監督の直感で大根を主役に添える様なご時世ですからねぇ。
#末期的というか。
 ハイ、時代劇がお好きならお勧めです。かなり「如何にも日本の武士道の悲哀」的な作品ですが。
#そういう意味では、「小池一夫+小島剛夕」風味が結構ある作品でもある。

 そう言えば、映画と言うと.....昨日触れた「メトロポリス」で。
 映画なんですが、オリジナルは2部構成で3時間半ずつと、大作というか何つぅか、と言う感じになっているんですが。その後、編集してカットしまくったのが一般に公開され、それが「通常版」的に扱われているとか.....ま、その後1984年に再編集版が登場したそうですが、これが結構評判が悪いと言う話が(^^;
 で、知らなかったんですが2002年にKINO Internationalによって復刻されているようで。これはどれくらいの長さのバージョンかは知りませんけどね......そうだったのか。まぁ、日本じゃどっちにしても廃盤で見られませんが(^^;
 IVC辺りが最近のパックでやってくれるとうれしいんですけど。「フリッツ・ラングパック」と言う形で。
 ちなみに、このKINO International版はAppleがトレイラーを用意してあるので見る事が可能です......もっとも、iTunesで見なければならないと言う、かなり不便な仕様になっていますが。
#いくら売り込みたいと言ってもなぁ......
 まぁ、結構動きが滑らかと言うか、1926年頃だからもうある程度は質の良いのがあるか。レストアで綺麗にしたと言うのもあるのかも知れませんけどね......あぁ、ちなみにこのトレイラーの頭の方にある字は「吉原」を意味しています.....
 あと、この作品はストーリーよりも映像美が評価されていますのでご注意を(^^;
#確かにストーリー的に「良い」と言う感じは強くない......

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Space cadets taken for a rideと言う話があるようで。テレビショーとの関係か......宇宙との、と言う。っつぅか、何か「芸能人を派遣してみました」的ノリよりは重い物があるようですが......
 まぁ、省略。っつぅか、今一つ。
 で、Aspartame linked to increased cancer risk in ratsと言う話がありますか。甘味料アスパルテームが、ラットで発ガン性のリスクとリンクしたと言う。
 イタリアの研究者達は、アスパルテームの安全性に挑戦した。この物質は低カロリーの甘味料でNutraSweetにより見つかり、ソーダ水や他のたくさんの食品に使われている。
 この甘味料を使って飼育したラットはガンとなり、人々への推奨量の限度を下回った量でもなったと研究者達は報告した。この発見はアスパルテームは安全であると示唆する他の研究と相反するものである。
 しかし、専門家達はこの最近の研究は移植の方法で行われたものであると注意し、批評家はどのように甘味料がガンを引き起こすのか理解するのは、非常に難しいものと見る。これはアスパルテームは血流中に入る前に分解して、普通に生体や食品に見られる物質となるからである。
 Society of Toxicologyの副社長James Poppは「これは興味深いデータだ」と言う。「科学界はこれを見て、この二つのタイプの研究が我々に何を語るのかを考える事となるだろう。」
 アメリカ食品医薬品局(FDA)とThe European Food Safety Authority(EFSA)は、このグループの発見の吟味を行うと約束した。どちらもアスパルテームの使用の推奨について変更はしないと言う。「我々はたくさんの確実なデータを見ており、そしてそれらは非常に合理的であった」とFDA事務局のGeorge Pauliは言う。
 FDAのアスパルテームの認可は1981年、様々なガンに関する安全性の研究に基づいて食品への認可がされた。EFSAは2002年にアスパルテームの再評価を行い、その結果以前の評価を変えなかった。
 イタリアのCesare Maltoni Cancer Research CenterのMorando Soffrittiと同僚らは、アスパルテームの再テストをする事にした。彼らはまたたくさんの、ビタミンCからコーラといった無害とされる物質のテストもした。彼らはアスパルテームに関する結論をEnvironmental Health Perspectivesに報告した。
 この甘味料の評価をする為、研究者達は8週令の1800匹のラットのテストグループを飼育した。彼らはラットをその生涯の約3年間飼育した。そのラットがしぬと、彼らは解剖して組織を調べてガンのサインを調べた。
 ある種のガンが、相対的に少量投与されたラットで増えていた。例えば、体重1kgに対して20〜500mg投与されたラットでは、約2割のメスのラットでリンパ腫と白血病を引き起こしており、一方アスパルテームを投与しないメスのラットでは9%であった。オスのラットはメスよりもより多く、これらの血液のガンのリスクが増えていた。対照群もアスパルテームを投与したグループも、その寿命は大体同じであった。
 人において安全な摂取許容量は体重1kg辺り40mgとWHOは推奨している。ダイエットコーラ28本以上を1日飲む人はこの量を超える事になる。
 研究者達は通常の方法を採っていない、とUS National Institute of Environmental Health Sciencesのenvironmental toxicology programmeのdeputy directorであるJohn Bucherは言う。ラットは一般的にどの研究でも2歳になって殺すためである。
 二つの種類のアプローチは、彼らのアドバンテージとなると彼は言う。動物をより長期間生存させる事は、研究者達にガンが発達するかどうか、その年齢とリスクの増加について全場面を見させる事が出来る。しかし、統計学上の分析は異なる年齢で死んだ動物の比較は非常に難しい為に、「問題が多い」。それでもなお、この研究は実験動物の大規模なグループを使った事を含め、強みがあるとBucherは言う。
 他の研究者達は、正確にどのようにアスパルテームがガンを引き起こすのか、はっきりしていないと言う。体内では、アスパルテームは通常食品のたんぱく質を構成している二つのアミノ酸に分解され、そしてメタノールが出来る。メタノールは毒性をもつが、しかし一般的に発癌性物質とは見なされず、またこれはジュースに普通に入っているものである。
 個人で毒性学のコンサルタントをしているMichele Medinskyは、以前の発ガン性の研究のいくつかは、このイタリアのグループによって行われており、それは他の研究者達と一致しないものだったと言う。
 6000もの食品に含まれている8000トン以上ものアスパルテームは、毎年米国で使われている。

 と言う事ですが。
 またどうなんだか......個人的にはアスパルテームの毒性は「ほとんどない」と思っていますけどね。記事にある通り、二つのアミノ酸とメチル基がくっついたものでして、分解するとこのアミノ酸二種とメタノールに分かれます。まぁ、幼児だと代謝がうまくいかなくてフェニルケトン尿症になる可能性がある、と言う話がありましたけどね。
 これは脳障害を引き起こすので、ちとまずいんですが。成人だと全く問題がないものです。極く少量で甘味を感じさせる為に、大量に使用する必要がないですし.....記事でもダイエットコーラ28本以上1日で飲まないと摂取許容量を越えないとあります。
 そんなに飲めるか(^^; あ、さらに指摘するなら「摂取許容量」は「これで止めとけ」と言う量であって、毎日とっている量ではありません。これは食生活に関連する為に人によって一日の摂取量は違うでしょう。これは厳密に分けるべきファクターとなります。
 で、今回指摘しているイタリアのグループは、3年間1800匹のラットを使って実験したそうですが.....これはアスパルテームに関する事だけなのかは不明ですけど。その根性もすごいですが、アスパルテームを投与していない雌ラットが9%、投与したもので2割の発ガン率だったということで。血液に関するガンが多い、と指摘。
 ですが、管理人も書いた通りですし、他の人の指摘では「ここのグループ、以前も何か他の研究者達と違う結果を出している」と。さらに今回の実験手法は一般的に2年でラットを殺す方法ではなく、8週令から約3年間の生涯をかけて見ていると言う.....まぁ、これ自体は悪い事ではないでしょうが。標準化は出来ていないと言う問題はあるか。
 まぁ、個人的には「杞憂」だと思いますがね。
 っつぅか、思い出すのはサッカリンの事例ですよ、これは。サッカリンも同じく人工甘味料でしたけど、どっかのグループが「発ガン性がある」と指摘して使用禁止。結局は「無実の罪」だったのですが(まぁ、これも色々とありますが)、今もって使用禁止にしている部分もありますし。
 どうですかねぇ......

 あぁ、ちなみに。
 人工甘味料は今後活躍の場が先進国では増えるでしょう。と言うのも、生活習慣病に絡みまして......特に糖尿病。「砂糖禁止」と言われたら? 甘味のない料理ってのもかなりシビアですよ?
 まぁ、アスパルテームは問題がないとは思うんですがねぇ。

 そう言えば、今日ははやぶさのアプローチ予定日ですか。
 第一回目のタッチダウンにトライし、試料採取に挑むと言う事ですが......うまくいくか、いかないか? 指令の時差は16分だそうです......うまくいって欲しいんですがねぇ。こういう野心的な計画は実に興味深い。実はNatureとかでも特集が組まれていたりします。
 ......プレミアムコンテンツで見られないんですが(^^;
 まぁ、でも日本人で日本語が読めてJAXA行けば結構見られますからねぇ。とりあえず故障で悩み、それをどうにかしていきましたけど。予行演習用の「ミネルバ」は失敗してしまいましたが、一発勝負と言うか。
 うまくいって欲しいなぁ......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北日本では冬型が崩れるのかな? まぁ、でも西高東低っぽい感じにはなるんですが。ちと変化がある感じ。北海道や青森では雪が降り、後は新潟と沖縄でぐずつく他は基本的には天気は各地で良さそうですね。関東地方は曇り後晴れ。東京で13/7と言う予報と。
 まぁ、相変わらずと言う事になりそうです。

 さて、今日は日曜日ですか。
 とりあえず、今日は......仕事しようか、そろそろ(^^; まぁ、何となくは頭で出来ている物ですので、それを形にすると言うのが仕事です。散歩も気が向いたらするか。
 まぁ、どういう事になりますかね(^^;
 ゆっくりとやる、と言うのは確かですけど。まぁ、皆さんも体調には気を付けて。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/19
 さて、昨日もとりあえず出仕に及ばず、と言う事で家での一日でしたかね。
 とりあえず、今度は然程爆睡はしませんでしたが(^^; まぁ、気が抜けているのは否定しない。9時半起きでしたけどね.....えぇ、まぁゆっくりと。
 そんでもって、起き出してから午前中はぼへっと巡回などしていまして、昼前に散歩へ。地元駅の方だったんですが、しばらくうだうだと歩いていましたか。まぁ、本屋やら諸々と。探し物も若干あったのですが、とりあえずそれは見つかりませんでしたけどね。
 で、家に帰ってからぼへっとFF7など......雪女、見つかりにくい......(^^;
 その後はゆっくりとやっていたんですが......いや、気合いもなくて(^^; おもむろに「イントレランス」のバビロンのシーンを見返してみたりとか、そんな感じでゆっくりやっていましたかね。
 休日、ですな。

 で、まぁ昨日は良く晴れた一日でしたが。
 やはり空の色が違いますねぇ。光もかなり弱い。気温は結構下がりましたけど、まぁ上着来て坂道をひたすら歩く状態だとちと暑くなると言うか、しかしやはり冷えますかね。日中の一部の時間帯、と言う感じですけど。
 その前後ではやはり冷えます。
 落葉も大分進んできましたしね.....銀杏の黄葉も今ごろは良さそうで。

 しかし、「イントレランス」。
 いやぁ.....やっぱりすごい。ストーリーは現代、と言うか実は「今日」に通じる物がある、と言うのは一つあるんですが。でも、やはりバビロンのシーンの壮大なセットやらがものすごく気になるんですがね.....と言うか、メイキングとかないのかよ、と思ってしまう。残っていないと思いますけどね、そう言うのは......1916年の作品ですから。
 でも、見たい。
 90mの高さで、戦車や大量の人が戦っても大丈夫なバビロンの城壁に、それを攻略せんがための移動型タワー。そして祝勝で出てくる一辺1600mの超巨大なセット.......しかも画面中、セットの上方でも中ほどでも人が動いている(^^;
 今じゃそんな金をかけられまい。しかもまとめ上げる程の監督もほとんどいないんでしょうけど.....モブとか相当に大量に用意したのでしょうけど。そういう情報は見当たらんなぁ......いや、知ってみたいものはあります。
 っつぅか、無茶がきいた時代なんでしょうけどね。
 そういう意味では「メトロポリス」も見たいんですけど。折角原作と言うか、小説版も読んだ訳ですから.....中々なぁ......いや、見たいんですよ。労働者の暴動1500人(笑) 本来は「6000人使いたい」と言い放ったフリッツ・ラングも相当なものですが。
 で、プロデューサー(名前失念)が「1500人で我慢しなさい」。
 もっとも、この作品が原因で制作会社がつぶれたと言うのがなんとも笑えんものがありますが......(^^;

 そう言えば、昨日付けの記事で気になったものとして。
 まず、NatureのCould sneeze meters combat pandemics?で出てきた「Typhoid Mary」について。ちょいと調べて見ると、幸いな事にWikipediaのメアリー・マローンと言う項に詳しくのっていました.....チフス菌の世界最初の臨床報告だそうで。あぁ、「superspreaders」ってのは「健康保菌者」の事だったのか.....
 にしても、この内容も深いものですが。いや、衛生関係のこういう話は色々と......っつぅか、迷惑なんですけど、本人からすると確かに不当に感じるものはあるんでしょうが。でも、病院関係者として勤めるのも何かなぁ.....
 しかしチフスってのも今ではあまりと言うか。今一つ良く知られない病気でしょうけど、当時は結構流行していますよね.....記憶ではマリー・キュリーの母親はこれで死んだと言う記憶があるんですが。
 俺も良く考えると知らんものが多いな.....

 後一つは常陸山谷右エ門の話。
 これもWikipedia経由ですが、明治に活躍した力士みたいですね。第19代横綱だそうで、一時代を気づく程と言う事ですから相当の力士だったと言う事ですか。武家の系統の人だったようで、相当にそういう部分でのプライドが高かったようで。
 だからこそ、と言う強さがあったようですがね。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Butterflies shine brighter by designと言う話がありますか。チョウのりん粉:発光ダイオードと同じ結晶構造と言う記事がありますが、それと同じです.....面白いもので。
 読んでみますと......アフリカの蝶は、LEDと同じような仕組みで光を放出する羽を持つと、イギリスの研究者達が発見した。
 アフリカの東部及ぶ中部のアゲハチョウ(Princeps nireus)は青い帯状に配置された蛍光の鱗粉を持っている。これらは純粋に光は反射しないが、これは活発に光る。そして今回、Exeter Universityの物理学者Pete VukusicとIan Hooperは、この光の放出は羽の鱗粉の構造によって増幅される事を発見した。これは鱗粉が羽から一方向に向けて蛍光を放つようになっていた。
 蝶の羽の光学的な効果を専門的に扱うVukusicは、本の中で描かれたこれらの蝶を見、それらをより詳しく見る価値があると見た。その為、彼とHooperはいくつかのサンプルを取り寄せた。蛍光を出「す為に「我々が最初にした事は、これらを紫外線に当ててみる事だった」とVukusicは言う。「私はそれまでに見た物と同じように光り出した」。
 この効果はフォトニック結晶(photonic crystal)の物理に関連しており、これは10年で発見されたものである。
 フォトニック結晶は穴の列が並んで満たされており、これがある特定の波長の光を通さないようになっている。そのような結晶は特定の波長の光線のコントロールをする事が出来る。これは光は結晶の壁を越える事が出来ないので、穴の中を通り抜けるため、例えば光ファイバーの様な役割を演じて、トンネルの中を通過していくためである。この結晶は光を周囲に広げるよりも、特定の方向に向けて光を向ける事が出来る。この技術はLEDが光る原理に使われている。
 科学者達は丹念に、プラスチックビーズを並べるようにして顕微鏡サイズの物体を並べ、フォトニック結晶を作った。しかしこの効果の自然のまねはこれはもっと簡単に出来る事を示唆した。
 アゲハチョウはその羽に青い色を使っており、これで同種の他の仲間へのシグナルとしている。この羽の断片にある鱗粉は太陽光の深い青色を吸収し、蛍光としてわずかに長い波長にし、青〜青緑色の波長で放出する自然の顔料が染み込まれている。この蝶の視覚は厳密にこの波長に合わされている。
 顕微鏡の下では、P. nireusの鱗粉はスポンジ状であり、上から下まで粗い円柱状の穴で構成されていた。
 この研究をした二人の研究者達は、この蝶の羽の鱗粉にあるフォトニック結晶は、顔料分子が放出する色の光を正確にブロックすると見込んだ。これは穴の空いた構造が光を外部に直接的に放つよう進化したものであり、光が羽に吸収されるのを阻害したものであると、Scienceに報告した。
 他の蝶の羽の青い光のように輝くオパールの光は、似たような現象によるものである。Vukusicは蝶においてフォトニック結晶の他の事例を見る事が出来たが、しかし蛍光を高めてさらに光るような物はそれ以前に見つかっていなかった。
 Vukusicはこの発見がフォトニック構造が完全に規則正しくない穴であっても、ちゃんと働くと言うこの発見に非常に興奮している。
 「自然は我々が上手くやっていく事の周期性をわずかしか示していない」と彼は言う。そのような「不完全な」フォトニック結晶は、工業的にはより簡単に作る事が出来る。

 と言う事で......自然の奥深い例、ですか。
 いやぁ、一生懸命作っても自然が事前に持っていて、しかも人間が(結果的に)凝りまくった難しいものでなく、そこまでしないでもあっさりとやってのけてしまっていると言うのが面白い。っつぅか、そう言う物をつくり出していっている奥深さを感じますが。
 いやぁ.....面白いですねぇ。
 まぁ、他のでも意外とあるのかも知れませんけど.....DNAからつくり出すか、いっその事?(^^;
#まぁ工業的には高精度でやらないとダメなものもあるでしょうけどね(^^;
#一般家庭で使うレベルならねぇ......

 それとGeneticists design madcap miceと言う話があるようで。「向こう見ず」と言うのか衝動的と言うか。そういうマウスを作る事で、恐怖症への薬の開発に役立つだろうと言う。
 ある一つのたんぱく質をノックアウト(発現しないようにした)マウスは、恐れを知らない大胆不敵な振る舞いをするようになった。研究者達は、これらの遺伝子組換え動物の研究が、いつの日か、恐怖や過去のトラウマのストレスによる病気へのより良い薬を作る事になるだろう、と言う。
 科学者達は、長い間マウスと人における恐怖に満ちた反応が、脳の扁桃核(amygdala)と呼ばれる領域において似なわれている事を知っていた。研究者達は、扁桃核の成長を阻害する事で、過去に恐怖を知らないマウスを作ろうと努力したが、しかし脳への損傷はしばしば正確に、どのように恐怖の反応をコントロールするのかを知るのを困難にさせた。
 今回、Rutgers UniversityのGleb Shumyatskyと同僚らは、stathminと呼ばれる、神経細胞同士の連絡も含んだ役割をするたんぱく質を作る、一つの遺伝子をノックアウトする事で、恐怖を知らないマウスを作った。
 このマウスは、相対的に電気ショックに無関心であり、また普通のマウスとは異なり、以前正確に覚えた電気ショックと学習の関係をすぐに無視した。通常のマウスは音を聞いて恐怖におびえると動けなくなるが、しかしこのマウスは彼らの通常の行動に取り組み、満足しているようであった。
 遺伝子組換えマウスはまた大胆にも、通常のマウスが避けるような開けた環境において探検を行った。
#普通のマウスは開けた所を恐れて隅っこに行く。
 そのためにこのマウスは勇敢と言うよりも愚かなのか? 研究者達はそれを否定する。このマウスと通常の動物は水を張った迷路において、乾燥したプラットホームを探し出す、と言う記憶テストでは等しい結果を出した。この脚気は、今週のCellに掲載される。
 stathminたんぱく質は神経細胞内部における、構造を支える分子の発達のコントロールをしており、そして扁桃核(あるいは睾丸)においてもっとも良く発現している。
 構造の補助無しでは、神経細胞は明らかにお互いの通常の接続の発達に失敗をする。そして、これが脳のemotional centreでの記憶形成に影響を与える。
 Shumyatskyはstathminの役割の調査を続けたいと考えている。「この恐怖を調整する分子の理解は、我々に基本的な記憶形成のメカニズムを特徴づける事が出来るようになるだろう」と彼は言う。
 更なる研究が製薬会社にもより良い薬剤の開発を手伝うだろう、とShumyatskyは付け加えた。「どのように薬剤が恐怖症の治療に使えるようデザイン出来るか、注目されるだろう。」

 と言う事だそうで。
 恐怖を知らない.....と言うと、軍隊が喜びそうですが、まぁ実際の所「恐怖を知らない」と言うのは死亡率が高くなるだけですので、まぁなんとも.....(^^; ゴルゴの例じゃありませんが。知能は正常と言う事で、面白いと言えば面白いですがね。
 でも、本来ならネズミにとって開けた所の真ん中を行く、と言う事は外敵から「狙ってください」と言うようなものですからね.....電気ショックも恐れないと。記憶の形成と言うか、「出来事」に対して記憶とその対応の連携が変わっていると言う事か。
 まぁ、でも心理的なものばかりは厄介ですからね。
 有効な薬剤になるのか?
#副作用があると怖そうだ。

 それとDinosaurs munched on grassy snacksという話があるようですが。恐竜のふんの化石が、予想よりも早い草の進化を見せていた、と言う。
 インドで見つかった恐竜のふんの化石が、驚くべき事実を見せた。ある恐竜は草を食べていたらしい。
 草は今日世界中で圧倒的な優位を占めているのにも関わらず、その存在は恐竜が絶滅した数千万年後になってからだと考えられていた。恐竜は2億7500万年〜6500万年前に世界中にいたが、しかし見つかった中で最も早期の草の化石は、5500万年前の物であった。この恐竜と草の二つは決して同じ時代にはなかったと考えられていた。
 しかし、化石化した恐竜のふんの中に見つかった、ケイ素構造を持つ草の発見は同じ時代に合った事を示す。Swedish Museum of Natural Historyの古代の植物学者(palaeobotanist)であるCaroline Strömbergと彼女のインドの同僚らは、そのふんの中にいくつかの草の種類のサインが見えたと、Scienceに報告した。
 チームはインド中部のデカン高原において、ティタノサウルス(ディプロドクス(Diplodocus)を含む、巨大サイズの恐竜グループ)の食事の研究をする為に6500万年前のふんを集めていた。
 彼らは、糞石(コプロライト、coprolites)として知られる化石化したふんの破片を見付け、そして顕微鏡でみられる植物細胞から出来るケイ素で出来た植物岩(phytoliths)を探し出した。彼らは良く知られる、白亜紀後期(Late Cretaceous)に見られる針葉樹やソテツといった植物を探し出した。しかし、彼らは草からしか得られない植物岩も見つけ出した。
 「これは非常に予測していない事だった」とStrömbergは言う。彼女は発見は植物について知られている事を揺るがすものだと言う。「我々は草の進化についての理解を書き直さなくてはいけない」と彼女は言う。「我々は博物館で我々が見る恐竜のジオラマに草をいれなくてはならない」。
 専門家達は長い間、草は馬、ラクダ、サイと言ったほ乳類の草食動物の進化とともに、草も進化したと考えていた。一度草食動物が広まれば、草もまた他の植物よりも顕著なアドバンテージがある。と言うのも、草は地面より直接生え、その先端が食べられたとしても死ぬ事はない。そして、それは硬い植物化石をたくさん含み、どん欲な動物にも守れるようになっていた。
 今、恐竜や他の早期のほ乳類は草食動物としてのスタートだったと見られる。恐竜はおそらく最小限度の貢献をしたのだろう、とStrömbergは言う。つまり、恐竜らは主に植物を食べるには不向きな歯を持っており、そしてティタノサウルスの糞石からは草は彼らの食事の中では、それほどの量ではない。最も良い候補としては、おそらくはほ乳類のgondwanatheriansであろう。「それらは非常に長い歯を持ち、うまや他の草食動物に似ている」とStrömbergは言う。
 草が6500万年前において、gondwanatheriansへの一般的な食料源となるにはあまりにも少な過ぎた、と言う証拠にこれはなる。gondwanatheriansらは、その代わりに長い歯を使って、ビーバーがやるように掘ったり、切り刻んだりしたのだろう、とNatural History Museumの恐竜の専門家Paul Barrettは言う。結局、広まった草地は2500万年前になるまでは現れず、その為に草は恐竜の時代では大きな食料現とはならなかったのだろう、と彼は指摘した。
 どの静物画古代の草を食べていたのかは分からないが、新しい発見は古代植物学者に本当の興味を引き立てるだろう。そして、それは糞石がどれくらい有用であるかもまた示すものとなる。「人々は大体そういうものを見落とす」とBarrettは言う。「あなたが恐竜のふんの化石の研究をしていると言う事は、晩餐会向けには良い会話の話題ではないが、しかしそれらは恐竜が何を食べていたのかを見つけ出すには最も良い方法だ。」

 と言う事ですが。
 注意すべきなのは、「植物」ではなくて、「草」と言う限定ですね。恐竜の時代には初期には裸子植物が、そして徐々に被子植物が増えてきたと言われていますが。あ、これは植物でも種子植物に限定されますけど(^^; シダなどは胞子で増えますからね.....まぁ一説には裸子植物は恐竜に胚珠を食われない為に(胚珠は受粉する事で種子となる.....栄養満点)子房を発達させ、これが被子植物になったとか色々とあるようですけど。
 まぁ、子房(受粉後は果実に.....もっとも、当時は今のイメージのものとは違うでしょうが)が発達して胚珠が保護され、これの為に栄養失調になったとか云々。そういう話もあります。
 で、今回はその後登場する「草」と言う事になりますが.......恐竜の時代にはなかったと考えられていた、と言う事自体管理人は知りませんでした(^^;
 う〜む.....深い。

 後はHotWiredより。
 スターリングエンジンを使った太陽発電施設と言う話があるようで.....面白い試みだと思いますが。スターリングエンジン、ってのは
 と言う事だそうで。なるほどと思いますが......1816年のアイデアですか。もう200年前。まぁ、使われているそうですけど、今一つ身近にあるような感じはしませんね......どうなんでしょうか?
 もっとも個人的には「スターリング」と「エンジン」と言うと、某作家が作った異なるエンジンでしょうか、という様な云々......(^^;
 それとエネルギー関連で「原子力+風力」で水素燃料がガソリン並みに?と言う記事も。ま、こちらは興味あれば。

 後は見ていまして。
 そう言えば気になったのに楽天、TBS株20%超取得へ 強硬策に転換ってのがあったんですけどね。確か、この「マネーゲーム」(としか見えない、もう)で楽天はほぼジリ貧になってきていると思ったんですが。まだ強硬策がとれるんですね.....
 いや、まぁどうでも良いと言えば良いのですが。
 ただ、勝ち目が既にないゲームに、強硬策をとっている様に見える感じが......本当かどうかは経済素人の人間には分からんですけどね。でも、結局の所IT産業は既存のテレビメディアを乗っ取る事が出来るんですかね?
 どうにも見ていると「?」と言う感じがしています。
 っつぅか、どっちにしても楽天もライブドアも「軽すぎ」る。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日もやっぱり西高東低......冬型です。と言う事で、日本海側や北は天気が悪く、太平洋側は冷えつつも晴れ、と言う形になりますか。もっとも寒気は完全に下っていないのか新潟などはまだ雨のようですけど。関東地方は晴れ。東京で13/8と言う予報と。
 まぁ、上がどんどん落ちますな。

 さて、今日は土曜日ですか。
 とりあえず、今日は......どうしよう(^^; まぁ、ゆっくりやる事になりますかねぇ......何をしようか。仕事?(^^; 映画も見たいんですがね。DVDで......「切腹」とかそろそろ見ようかとか色々と考えているものはあります。
 まぁ、とりあえずマイペースでやるだけですが。
 とりあえず、身体を崩している人で休み、と言う方はきっちり回復しましょうねぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/18
 さて、昨日は家で休日の一日でしたか。
 いやぁ......目を覚ましたら午後2時(^^; 自分でも意外なほどぐっすりと寝ていたようで、全くまぁ.....あきれました。実際には1時50分ぐらい。目を覚まして時計を見て、「あぁ、10時10分ぐらいか」とか寝ぼけていましたけどね、最初。
 3時間ぐらい違う......(^^;
 で、あきれつつ起き出しまして、しばらくのんびりと。っつぅか、何となくでやっているFF7なぞやっていて、そのまま延々と夕方までやっていましたか。
 っつぅか、気が抜けて仕様がない。
 まぁ、風邪が3週間以上抜けていませんので、そういう部分からの回復もあるのかも知れませんが。とりあえず、こういう日を過ごすと夕方には異様に腹が減る。ってんで軽くつまんで食事までもたせつつ、そのまましばらくここの更新作業等。
 で、夜もぼへっとしていたんですが。
 まぁ、何かDVDでも、と言う事で穴埋めにちょうどよいものを探したら、「セルゲイ・エイゼンシュタイン-人と作品-」と言うものがありましたので、それをみていましたかね。ま、後はゆっくりとやっていました。

 で、昨日は結構晴れた一日だったのでしょうか。
 気温は低かったですね.....完全なる底冷えと言うのはないんですが、「冷え込んできた」と言う部分が大分してきている昨今ですけど。
 焼き芋が食いたい......いや、ラーメンも良さそうなんですがね(笑)
 っつぅか、こう言うのが恋しく、美味くなってきている時期ですよねぇ.....と言うか、エネルギー発散量、増えている感じです。腹が良く減ります(^^;
#だが美味いので食い過ぎて太る(爆)

 しかし、FF7なんてのもねぇ(^^;
 結構前からちょくちょく、地道にやっていますけど。ネット上で情報もありますので、ラーニングとかに重点を置きつつやっていますが。今はロケットが終わって、ウータイも終わった所。ユフィの五重の塔はやっていませんけどね。
 ニブル山でちょこまかとレベル稼ぎとかして、まぁ進みましたが。何つぅか、「適当にだらだらやる」には良い感じです、このシリーズは。バランスがとれていると言うのかよく分からんですけど。「複雑過ぎない」と言うのが一つあるかも。
 シンプルな物って、そういう意味じゃ少ないよなぁ......と、そう言えばFF7と言うと、あの映画版「アドベント・チルドレン」だったかは出来は良かったのでしょうか?

 で、みていたDVDですが。
 「セルゲイ・エイゼンシュテイン-人と作品-」と言うもの。IVCのエイゼンシュテイン・パック1で、「イワン雷帝」とセットになっていたものです。まぁ、監督のエイゼンシュタインを扱った話で、1958年のソ連の作品。まぁ、エイゼンシュタインの映画人生を1時間(正確には53分)で、と言うものですが。
 なお、時代や物が背景にありますので、「ソ連の優秀さの宣伝」と化している部分はまぁ、とりあえず(笑) ついでに、音声は英語ですので対外向けの宣伝も兼ねているようですが。
 特に感想と言う程ではないですがね。代表作品の解説とかそういう感じです。もっとも、セットになっていた「イワン雷帝」はこれをみて余計に気になりましたが(笑) っつぅか、ポチョムキンの「オデッサの坂」のシーンとかもきっちりあって、久しぶりにみましたねぇ。
 「ツァーの軍隊」は顔をはっきり出さない、と言う......これは手法ですよ。
 そう言えば、エイゼンシュタインの部屋に日本の力士の絵が飾ってありましたかね.....「常陸山谷右エ門」と。さて、誰でしょうかね。
#後で探してみよう。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Could sneeze meters combat pandemics?と言う話がありましたか。感染の識別と言うのは重要ですが。くしゃみがパンデミー(世界的感染)の識別に役立つか、と言う話題。
 読んで見ますと......疫学者達は、我々がより感染力の強い病気に感染した人の、他の人への影響に注意を促すべきだと警告している。彼らのデータはどのようにそのような人々の感染が広まっていくのかを説明する。
 このチームは、感染力の強い病気の更なる研究と、政治家達に将来におけるパンデミーの可能性に対するワクチンあるいは検疫に注目するよう促すよう望んでいる。
 ひとりの人間が不釣り合いなほど大量の人々を感染させる事ができる、と言うこの考えは新しいものではない。もっとも有名なケースでは、アイルランド系移民で1900年代の早期にニューヨークでコックをしており、その後腸チフスを何十人もの人に感染させたMary Mallonがある。彼女は当局が彼女に転職を奨めた後もそれを拒否した。Typhoid Mary(あだ名になったのか?、腸チフスMary)は「感染拡大の偉大なパトロンとなった」とCollege of William and MaryのSebastian Schreiberは言う。
 この概念は、2003年に非常に最近重症急性呼吸器症候群(SARS)の拡大で有名になった。香港のPrince of Wales Hospitalの患者であったあるSARS患者は、最終的に90人以上の人々を直接感染させた。
 今日まで、専門家達はこの急速な感染拡大の概念(concept of superspreading)については、主に性感染症と寄生虫による感染拡大に適用していた。彼らはまた「20/80 rule」にも頼っている。これは、2割の感染者が、病気の移動の8割の原因となっている、と言う考えである。
 病気の幅広い部分に渡る実際の数字をチェックした所、SchreiberとUniversity of CaliforniaのJames Lloyd-Smithと同僚らは、8つの感染症の感染経路のモデルを作った。これにはSARS、天然痘、肺ペストが含まれている。彼らはこの発見をNatureに投稿した。
 いくつかの感染拡大の割合は、全ての8つのタイプの病気でみられた。しかしこれはかなり変化した。SARSは大体20/80 ruleにしたがっており、感染者の2割は、感染経路の85%ぐらいに関わっていた。エボラ出血熱は2割の人が全体の35%の感染に関係していた。
 誰かが大量の人々を感染させるかどうか決定するのを手伝う一つのファクターが、第二の病気の存在に関わっていた。これは、例えば一人の天然痘患者が1970年に西ドイツの病院で隔離されていたケースである。彼は気管支炎を患っていた為に咳をかなりし、これによってたくさんの人々へ感染をしてしまった。
 「ある病気のこのパターンは、他においても通じるものがある」とLloyd-Smithは言う。
 彼と共著者は衛生当局者はこの研究をみて関心を持ち、そしてより病気の感染経路の監視をし、感染源の処置や識別を行う事をして欲しいと願っている。
 それには新しい道具の開発が必要だろう、とUniversity of Californiaの科学者で、感染経路のもでるかを行っているMark Nicasは言う。彼は医療エンジニアはすぐさま感染の原因となる物質を、患者のくしゃみから測定する事ができる装置を開発するよう提案している。例えば、患者の病気の具合を決定するのを手伝ったり、あるいはこれらの人々の検疫を高めるようなものである。
 Lloyd-Smithはまた公衆衛生の当局者は、教員と言った他の人との接触が多い人にマスクを付けるなど働きかけ、病気の感染拡大を防がせる方が良いと付け加えた。例えば容易に感染する鳥インフルエンザのようなものが出てくる場合なら、「私はいくつかのより究極的な測定が適切かも知れないと思っている」と彼は言う。

 と言う事で、感染もでるの研究と言うべきか。
 それでもって感染拡大を防ぐのにくしゃみの中の病原菌の量などの測定、と言う事ですかね。っつぅか、上にある腸チフスの感染事例の恐ろしいのは何なんだ......(- -;
 いや、強制隔離措置ってあるんですけど。必要性、ってヤツをひしひしと......
#ペストの話とかねぇ.....
#「からこら」にもありますが。

 後はViagra soothes the heartと言う話があるようで。バイアグラですか......これが心臓の沈静化をすると言う。高血圧対策と言う点で使えると言う事ですかね。
 性生活において有名な小さい青い錠剤は、心臓の治療に使えるかも知れない。研究では、どのようにバイアグラが心臓と肺の状態に苦しむ人の状態を和らげるか示し、これが薬局の棚におけるバイアグラのパッケージを変える事になるかも知れない。
 肺高血圧症(PAH , Pulmonary arterial hypertension)は主に若い女性で起こり、診断されてから5年以内に半数の人がしんでしまう。約10万人が世界中で苦しんでいるが、その症状は肺の小さい血管を厚く、狭くさせてしばしば外見上何も見せない。
 肺は心臓から肺動脈(pulmonary artery)を通じて高い圧力を受けてダメージを受ける。患者はその血液中に酸素が少なくなり、呼吸が弱まり、短くなる。彼らはしばしば心不全でしんでしまう。
 「この悲劇は、かろうじて部屋を横切る事ができる32歳の母親にみられた」とJohns Hopkins Universityの心臓内科医であるDavid Kassは言う。「これらの人々の状態を改善する何かがあれば、これは非常に大きな事になる。」
 現在において、この病気に処方される薬剤は、患者により安息を与えるのを手伝うが、しかしそのコストは毎年2万ドルになるとKassは言う。血流を開く事で有名なバイアグラハ、より安い選択肢となる。
 大規模な臨床試験の結果を、今週の New England Journal of Medicineに掲載した、University of BolognaNazzareno Galièは、ファイザー(製薬会社)はこの薬剤をRevatioとして作り直した。それは小さい錠剤でドラッグストアの棚に7月から、アメリカで置かれている。今月には欧州でも肺静脈への適用が認可された。
 研究者達は、この薬剤はおそらくより一般的な心臓や肺の問題に使えるだろうと言う。研究者達はまたこの錠剤が登山家を、高い高度で酸素が少ない状況において心臓への致命的な効果から守るかどうか調査しようとしている。
 薬剤の開発者達は、もともとこのバイアグラを心臓病への一般的な処方として発明した。この薬剤はその目的にはあまり働かず、しかし男性の患者には別の「楽しむ」ための副作用をもたらした。
 この薬剤は特定の酵素を阻害して、ペニスへの血管を拡張させてそこに血液を流れるようにし、勃起させる効果がある。同じ酵素はまた肺にも存在していて同じ効果をもたらす。専門家達は、この薬剤は肺の血管を拡張し、血管の細胞の成長を抑制し、血流量を増して心臓の血圧を下げるのであろうと示唆している。
 Galièの臨床試験では、278人の患者がバイアグラ、あるいは偽薬を1日3回投与された。12週間後、処置を受けた方では、彼らの肺動脈の血圧が低下してより弾力性があった。標準的な6分間歩くテスト(six-minute walking test)では、処置を受ける以前よりも45mも多くあるけたという。

 バイアグラについて.....と言うか、まぁいわゆる「勃起させる薬」については「からむこらむ」のその165で触れていたりしますが。
 これはcGMPと言うものがありまして、これの分解酵素を阻害するのが「特定の酵素の阻害」と言う事です。このcGMP、早い話ある事で血管の拡張効果があると言う事になります......もうちょい言えば、平滑筋の弛緩をさせてその結果を引き起こす訳ですが。
 まぁ、これが下半身の股の所だと有名なものになる訳ですけどね。ただ、このような酵素は他にある。今回の記事では肺にも、と言う事のようでその結果と言う事でしょう。まぁ、血管が狭いとその分透る血液は少なくなりますから、血液量が変わらなければ圧力は上昇しますので、高血圧となると言う。血管ももろくなりますから、ここら辺は怖い。
 で、さらに登山家といった高所での呼吸を楽にするような効果、ってのは結構前から言われていますが。そう言うのもこの関係になるかも.....と言う。
 こう言うのも面白いですけどねぇ。
 いや、薬剤の使われ方の変遷と言うか。管理人好み、ってのは「からこら」とか見ていると分かるかと(笑)

 後はBat guano beats burgers for blind salamandersと言う話もありますが、これはちと省略。

 それとHotWiredより。
 「賞味期限切れ」でも、捨てなくてOKと言う話があるようで。アメリカで賞味期限切れの食品を調べた、と言う話なんですけどね。これがまた.....一日二日と言うレベルではなくて、20年前の粉ミルクや28年前のロールドオートとか.....
 でも、食べられたそうで。味が落ちていないものすらあったとか。
 まぁ、確かにある種のものなら「味が落ちる」心配がない、と言うか「どうやったら落ちるんだ?」と言うのもありますけどね。砂糖とか塩とか(^^; まぁ、ここまで行けば「材料」のレベルなんでなんですけど。まぁ、実際の所「賞味期限」が味が落ちると予想される当たりで設定されていますからね.....
 あ、もちろん「生魚」とか「牛乳」とかそう言うのはまずいですけどね、色々と。

 後は興味深い話がCNNから......
 カストロ氏はパーキンソン病と結論、CIA秘密報告書だそうで。CIAのこの報告書は過去数ヶ月で作られたものだそうですが......79歳ですからね、カストロ議長も。まぁ、そう言うのが起きても不思議ではない。
 っつぅか、転んで骨折ってのはこれに関連したのか?
 まぁ、今後数年で症状が悪化するだろうと言う事ですが。とりあえず一国の元首ですから問題が大きいですけど.....後は「事実かどうか」と言う問題ですな。
 いや、CIAの報告ってねぇ......(^^;
#お粗末な話多いんですよねぇ。

 で、そのCNNから米軍、イラクで「白リン爆弾」使用認める 「通常兵器」とと言う話がありましたか。
 白リン使っているのか......リンってのは発火するのが特徴でして。昔の「からこら」でも書いた記憶がありますが、まぁ身近なものでは皆さんの体内(「人魂」の正体の可能性がありますな)、道具ではマッチ.....はあまり見ないか最近は。マッチのは赤リンですがね。昔は黄リンを使っていましたけど.....あまりにも発火しやすいので使用しなくなった経緯があります。
 ちなみに、西部劇で登場人物がタバコ吸うのにマッチをそこらで擦っているのは、黄リンを使っているから可能です.....って昨今の若い人に言っても、西部劇知らないから分からんのよね......(- -;
 まぁ、それはともかくも。
 高温で燃える特徴がありますから、これを爆弾に使用するのはある種の道理かも知れませんけど、しかし残虐と言えば残虐ではありますけどね。また燃えると有害なガスも発生させるでしょうから、色々となぁ。
 他にも「何か」やらかしていないんですかねぇ。

 ところで、何か最近ネット上でもあれこれ言われていますが。
 ソニーBMGにおけるrootkitの問題。管理人、この会社のCDは一切買っていないので全然興味がなかったんですが、まぁだんだん気になりましたので......と言う事で、CnetJapanでFAQ:ソニーBMG製「rootkit」CD問題のおさらいとありましたのでご紹介。2ページにわたる記事で触れられていますが。
 なんつぅか.....やらかしたな。
 まぁ、デジタルの音楽なんかの違法コピー問題、ってのは色々と根深いですけど。その解決策として出したのは分かるんですが、色々とまぁ「影で隠れて」系でしかもウイルスと言うか、トロイの木馬と言うか。悪用されるものでもあって、心証がことごとく悪くなってしまいましたけど。
 えぇ、管理人もいやだもの、こんなのは。
 一応、事が大きくなった為かソニーBMG、「rootkit」CDのリコール発表--別のセキュリティ問題も発覚と言う記事も出ているようですけどね。まぁ、ダメですな。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日も北は西高東低......北海道上空に低気圧が安定して、と言うか停滞していますな。っつぅか、予想では1016hPaの低気圧......いや、相対的なものだから別に数字が大きくとも良いのですが。高気圧は1034hPa。強力だなぁ......で、日本海側は雨やら曇り。北の方に行くほど雪、ですか。他は大体は晴れる所が多いようで。関東地方も晴れ。東京で15/7と言う予報と。
 がっちり冷えますな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人は今日もお休み......外へ出るか(^^; まぁ、とりあえずはゆっくりと過ごす事になるのはいつもの通りでしょう、ハイ。今度は午後に起きると言う愚挙はしないようにしたいものです(^^; えぇ、まぁきっちり起きたいと思います、多分。
 ゆっくり出来るとは言っても、まぁねぇ.....緩んでいるなぁ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/17
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたかね。
 まぁ.....バックアップやらあれこれ。っつぅか、相方の顔色がやたらと悪かったのが気になるんですが、大丈夫だったんですかねぇ......とりあえず、管理人の方はきっちりやっていきましたけどね。ハイ、まぁもう.....
 ただ、当座の「面倒な事」は片づけてあったので、かなり気楽にできましたか。いやぁ、ここまで「身軽」なのは久しぶりだった......(^^; まぁ、もっともこれから急増するんですがね。とりあえず「谷間」と言う事なんでしょうけど。
 そういう意味では、結構負荷が少なめで済みました。
 で、とりあえず早く帰れまして夕方には帰宅。で、その後は家でゆっくりと過ごす......いやぁ、まぁ何か久しぶりに仕事から帰ってきて、ここまでのんびりした感じです。
 なんだか......

 で、昨日は良い天気の一日でしたか。
 大分寒気が入ってきているんですかねぇ.....湿度も低い状態でして、空も巻雲が多いと言うか。しかも太陽も非常に低い位置にありまして.....2時半頃で夏の4時ぐらいじゃないかと思う様な感じです。まぁ、そういう時期と言えば時期なんでしょうけど。
 冬へ進むなぁ......
 ま、個人的には過ごしやすかったですかね、ハイ。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Tests flag up Alzheimer's long before symptoms showと言う話が出ていましたか。早期のアルツハイマー病の発見についての話題。
 読んで見ますと......脳の研究者達は、アルツハイマー病の初期の状態を、実際に臨床的な症状のサインが出る前に識別ができるテストを開発した。
 この研究者達は11月14日のSociety for Neuroscienceの定例会で発表しているが、このテストが彼らに症状が進行している人を選り出す事ができると言う。もし、それらの結果がより大きな研究グループで繰り返し確認出来れば、医者はすぐにでもそのテストを始める事ができるだろう。
 あるテストでは、脳のスキャンを行って、後に地方大超すであろう問題の部分の最初のヒントを得るべく注目した。University of CaliforniaのWilliam Jagustと彼のグループは、約60人の健康な老人について、二つの脳のイメージ技術と、記憶と認知の問題を解くと言う事を行い、3年間追跡した。
 6つのグループにおいて痴呆が発生し、そして他の数人ではアルツハイマー病の本格進行の前に認知障害が始まっていた。Jagustがこのプロジェクトの最初の方のスキャンのデータを見直した時、彼は数人の脳の領域においてこの問題を物語るサインを示している事を発見した。側頭葉と頭頂葉の神経の活性は後に認知テストにおいて悪い結果を出した人の平均を下回った。
 「我々は、アルツハイマー病のサインを神経学者が診断する前に拾えた」とJagustは言う。
 Rutgers UniversityのCatherine Myersと彼女の同僚らは異なるアプローチをした。研究者達は既に脳で記憶を形成する海馬(hippocampus)がアルツハイマー病の進行とともに縮小する事を知っていた。Myersは彼女が同じ領域で病気と診断される前に問題を拾えるかどうか、調べる事にした。
 動物において海馬のダメージをはかる心理テストを、言葉の記憶を調べるものと併せて利用し、彼女はアルツハイマー病か認知障害がここ2年で起きている、約60人のグループから選ばれた19人から、7人を識別する事ができた。このテストでは、約70歳の人では皆プロジェクトの最初では健康であった。
 「アルツハイマーを予言する良いテストは現在の所はない」とMyersは言う。「これは家族に2年の猶予を与える事になる」。
 MyersもJagustも、彼らの研究の長期的な目的としては、将来の薬剤の治療へのテストであると言う。いくつかの薬剤が、脳でプラークとたんぱく質のもつれを起こしてアルツハイマー病を引き起こすのを阻害し、そしてこれらの処置は、もし臨床的な病気のサインがでる前に応用する事ができれば、もっと効果的に行える様に見える。
 「アルツハイマー病への分子的な処置は、将来に可能になるだろう」とJagustは予想する。「その為、診断での関心が今高まっている。」
 予想可能なテストが準備も展開もできていない。Myersは彼女の行った2〜3倍の大きな集団において、彼女の結果がはっきりする事を望んでいる。Jagustは彼のテストを、脳のスキャンの新しい技術を使って、プラークやもつれが起こる分子のレベルを研究者達が測定出来るよう、計画をしている。

 と言う事で、色々と痴呆の原因で結構数が多いと言われるアルツハイマー病ですが。
 この事前の診断が可能であれば、非常に色々と対策がとれるかも知れない、と言う事ですから結構各所で力が入れられていると言う事ですが。薬の開発はもちろん、かなり力が入っていますけどね......もっとも、決定的な「原因」は色々とはっきりしていない所がありますけど。
 まぁ、その薬も症状が発生するかの予測ができて効果的に使える訳ですので。まぁ、こう言うのも重要ですね......
 なお、国内でアルツハイマー病の原因物質、主要構造の解明に成功という話も出ていますか。βアミロイドの主要構造と言う事ですが。いや、皆さん持っていますよこのアミロイド。ただ、タイプが色々とあって、アルツハイマー病の人では酵素でぶった切れないので分解出来ず、蓄積すると言う事になります。

 それと、Malaria vaccine shows promiseと言う結構注目する記事が。
 科学者達は、マラリアワクチンの、大規模な臨床試験における発見を喜んでいる。「RTS,S」と呼ばれるこのワクチンは、モザンビークにおいて子どものマラリアの発生を半数に減らす事ができた。
 カメルーンで開かれた、第4回Multilateral Initiative on Malaria Pan-African Conferenceにおいて、「これはマラリアワクチンの開発の歴史の中で、非常に大きな事だ」とMalaria Vaccine InitiativeのディレクターであるMelinda Moreeは言う。この結果はオンライン版のThe Lancetに報告された。
 RTS,Sは、5歳以下の子どもが死んでいくこの病気へ対抗する保護への答えとなると大きく期待されている。しかし、現場のMoreeや他者はもっとも重要なメッセージは、ワクチンが成功したと言う事だと強調する。もし、RTS,Sが更なる臨床試験でうまくいかなくても、これらの良好な結果は、将来のワクチンのオプションの価値がある事を意味している。
 「この発見は、マラリアワクチンが潜在的に公衆衛生分野において、信頼出来るコントロールの道具となる」と研究の主著者であるBarcelona UniversityのPedro Alonsoは言う。
 効果的なワクチンは、必要となっている。マラリアを起こす寄生虫Plasmodium falciparumはさらに薬剤抵抗性を持ち始め、そしてこれを運ぶ蚊も殺虫剤への抵抗性をつけてきている。
 この10年の最初の時には、わずかな人しかマラリア原虫をワクチンで制圧出来ると考えていなかった。現在のワクチンは、バクテリアかウイルスを対象としている。そして、マラリア原虫はずるい敵である。これは、マラリア原虫が蚊と人の間を移動する時に、様々な外観となっており、各段階において表面のたんぱく質を変えてしまう。
 これらのたんぱく質と結合する事によって、ワクチンは働き、そして免疫系に侵入者の存在を知らせる。一つのたんぱく質を単に狙うワクチンを作る事は、十分な保護を得る事は難しいと言う事になる。
 諦めずに、幾人かの研究者達は、この打ち負かせそうにないものを制圧するワクチンの開発に挑んでいた。約75のワクチン、あるいはその概念が開発されたが、しかし全ての目はもっとも進んだステージにあるRTS,Sへ向けられた。
 このワクチンは、ベルギーのGlaxoSmithKline Biologicalsによって、ストックホルムを拠点とするMalaria Vaccine Initiativeの協力で開発された。RTS,Sの初期の結果は良好であったが、しかし決定的な部分は難しかった。ガンビアの成人はワクチンにより保護されたが、しかしこの効果は短期間出しかない事が示唆された。
 モザンビークの1〜4歳の子ども2000人以上の暫定的な臨床試験の結果は、RTS,Sはマラリアの感染がワクチンの投与後6ヶ月で58%へと減少を示した。
 最新の研究では、これらの同じ子どもにおいてさらに12ヶ月追跡をし、そしてワクチンの効果が欠けていない事を示した。チームは今、ワクチンの修飾(構造的な話しか)、あるいはより保護を進めるような化合物を混ぜるか研究をしている。
 良好な結果が18ヶ月の研究で示されたのにも関わらず、このワクチンが必要な人々に与えられる前に、更なる臨床試験も含めた更なる研究が必要である。
 マラリアへの戦いの努力は、先月Bill and Melinda Gates Foundationから、RTS,Sの試験をさらに進める為に1億760万ドルが資金提供された事で加速した。もし、これがうまくいけば、この基金はライセンスとAfrican immunization programmesの紹介を通じて、よりワクチンを広める事ができるだろう。

 と言う事で、マラリアとの戦いですが。
 ま、管理人も農薬関係、と言う事で非常にここら辺は関心があるんですがね。興味ある方は、「からむこらむ」で歴史的経緯を含め、メカニズム、薬剤等「その136」から数回のシリーズでやっていますので、ご参考まで。
 ま、マラリア原虫も種類はいくつかありますし、その形態がどう変わるかも知らないとここら辺の話の理解はできませんので.....それと薬剤抵抗性が問題になるから、このワクチンの話が色々と出てくると言う事です。
 子どもの犠牲が多いですからね.....
 まぁ、もっと関心が広まればとは思うんですが。ヒートアイランド現象や温暖化で、日本でもしゃれにならなくなると個人的には予想していますので。

 後は......何か笑ってしまったゲームレビュー記事が。
 狙ってるのか、本気なのか。ゲーマーを震撼させる衝撃作と言うものでして。「高速機動隊 World Super Police」と言うゲームのレビューなんですが、まぁ何つぅか。
 天然?
 狙った?
 よく分からんものがあるんですけど。結構記事を書いた人自身がのりのりでやっている気がする......(^^;

 それとレビューと言うか。
 はてなの質問コーナーでWikipedia日本語版の記事の中で、無駄に凄いページを教えてください。「無駄に」がポイントです。と言うものがありまして.....あぁ、無駄だ(笑) Wikipediaって書く人の技量と言うか、偏りが見事に繁栄される感じですから、何かすごかったりすごくなかったりするんですよねぇ。
 まぁ、どっかのゲームがやたら詳しかったり......鉄道関係は充実していますが。後は、暴力団関係も紹介がありますが、これ、過去にみた事あるんですが確かにすごかった(^^; まぁ、結構暇潰しに「一つキーワードをいれ」てから、関連リンクをだらだらと辿っていくと、あっという間に1時間とかありますので(^^;
 まぁ、こう言うのも好きです。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日も西高東低......まぁ、冬型ですな。北の方はがっちり雪が降るようで。風は北風ですね......日本海側は雲が多く、新潟などはまだ雨のようですが。寒気がおりてくればもう雪の耐性なんでしょう。他は雲が大目で、晴れる所もあると。関東地方は晴れ、東京で14/8と言う予報と。
 まぁ、今日も冷えますな。

 さて、今日は木曜日ですか。
 とりあえず、管理人は今週はあとは出仕に及ばずと言う事で、とりあえず休み......まぁ、最初は適当に爆睡して、その後は仕事をやらんとダメですが(^^; いや、あるにはあるんですよ。と言う事で、今日は休みです。
 ゆっくりやるか......風邪が抜け切らんので、どうにかしたいです。
 皆さんも体調にはお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/16
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたが。
 まぁ、とりあえず面倒なのを一つ片づけ、さらに仕事の本編も進め、おまけに延長戦までやってのけると......何か、まぁでも高負荷ではないので、結構楽でしたかね。気分的にも肉体的にも。
 と言う事で、まぁマイペースで仕事ができた一日でしたか。
 ふぅ.....いやぁ、やっとこさと言う気もする(^^; まぁ、もちろん「谷間」にあるだけでして、実際にはまぁ、あれこれと待ちかまえているものがあるんですがね。とりあえず、と言う。まぁ、でも他人を鼓舞したりあれこれと、そういう部分は満足があると言うか、疲れると言うか。
 微妙なラインかな?
 で、まぁ早めに仕事は(延長戦込みでも)終わらせまして、撤収。
 ま、帰宅してからはのんびりとやっていましたかね......っつぅか、気づいたら落ちていました。

 で、昨日は良く冷えた一日でしたけど。
 予報とは変わりまして、雲が多い一日でしたか。気温も低く、午前中はほとんど10度以下。外回りの同僚も「寒い」と.....そりゃそうだ。管理人もとりあえず、本格的に冬服と言う状態になりましたか。
 まぁ、温かいものが美味くなってくるよなぁ、と思いつつ。
 関東にも本格的な「冬」の第一陣と言う事のようです。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Peruvian brewmasters pinned downと言う、ペルーでの話があるんですが、ちとこれは省略。
 で、Brain deficits found in relatives of autism sufferersと言う話題が。自閉症の子どもと家族の関係と言う話.....何か、まぁ、感情論でどうこう言われそうな感じもありそうな話題でもありますが......同時にこれを根拠にいわれの無い事をする愚か者もいそうですが。
#心が狭い人は残念ながら多い訳で。
 読んで見ますと.....脳の物理的な異常を持つ人は、その症状がないにも関わらず、自閉症の人と同じようになっている事がある。これらの結果が、二つの研究から判明し、これは週末に行われたカンファレンスで発表される。脳のスキャンが自閉症患者と、彼らの自閉症ではない親や兄弟の間での類似を見つけ出した。
 その結果は研究者に、どのようにして他の人(自閉症である人と言う事か?)で起こるような、0発音の障害と言った異常を脳の欠陥の影響を受けずにいられるのか、疑問に思わせた。
 ある研究では、University of ColoradoのEric Petersonと同僚らは自閉症の親40人の脳をMRIでスキャンし、この結果を対照群である40人と比較した。そのデータは自閉症と自閉症でない脳でみられる様なものと多くの点で似ていた、とPetersonは言う。その結果は11月13日にociety for Neuroscienceの定例会で議論された。
 例えば、前頭前皮質(prefrontal cortex)として知られる脳のある領域は、自閉症の子どもの親で通常よりも小さかった。この脳の部分は、他の人々のやる気の理解なども含んでおり、これが自閉症の人が社会的な相互作用に面するときにみられる困難といった部分に横たわるものであると考えられている。
 他の典型的な自閉症の症状には、目を合わせる事が困難な傾向がある。この振る舞いは、University of North CarolinaのBrendon Macewiczと同僚らによって研究された。彼は、自閉症の子どもがいて、自閉症でない兄弟のいる9家族にデジタルカメラを渡し、彼らに友人と家族の写真を撮るように話した。Macewiczはこの時、見知らぬ人の写真を混ぜ込み、子どもに写真の人々を知っているか知らないかを聞いている間、その子どもの目の動きを追った。
 大半の人々は彼が行動の説明をしている間、目を見ていた。しかし、自閉症の子どもは知られている通り、目を合わせるのを避け、顔の他の部分をみていた。Macewiczを驚かせた事として、自閉症でない兄弟もまた正確にこれと同じであった。
 「これは我々の興味をそそらせるものだ」と彼は言う。チームはまた兄弟達のMRIのスキャンを行い、脳の扁桃核(amygdala)として知られる領域に注目して見た。この領域は恐怖を司り、そして自閉症の人では通常小さい。「これは非常に興味深いものだった」とMacewiczは言う。「(兄弟の)子供たちは、自閉症の子どもとと同じように子の扁桃核が似たように小さかった」。この差異は大体5〜10%であった。
 この結果は興味をそそられると研究者達は言う。と言うのも、親や兄弟は自閉症の症状ではないからである。Macewiczはこれは影響のない兄弟では、脳の他の領域、おそらく前頭葉(frontal lobes)が扁桃核のその小さい容量を制御し補っているのだろうと言う。
 これはおそらく脳の重要な部分のセットの異常が自閉症の人で起きているのだろうとPetersonは付け加えた。そして、彼が研究した親は皆そのような事になっていなかった。彼は、ある自閉症の家族の振る舞いの特徴は、以前そのような症状を持つ人々の家族で見られている。しかし、現在のこれらの研究は、脳の解剖学的な部分での類似性に触れた、最初のものであると言う。

 と言う事ですが.....脳ですか。
 自閉症、と言うのはかなり誤解を受けていると言うか、接した事の無い人はまず分からんものではありますが。とりあえず脳の異常に基づくもので、治療出来ません。が、まぁその詳しいものがどうなっているのかは管理人は知りませんが。
 ただ、今回の研究は親や兄弟でも類似のものがみられると言う事で、結構これは興味深いかと。まぁ、「ボーダー」と言われる微妙なラインの人も結構いますので、そういうケースとの関係もどうなのかと思うものがありますがね。
 さて.....?

 それとExperts urge caution on HIV 'miracle recovery'と言う話も。昨日話題にしたものですが。
 ある英国人が今週、彼がHIVの感染から回復したとニュースのヘッドラインを飾った。彼は2002年8月にHIV陽性判断されたものの、数年を経て陰性になっていた。
 もしこれが更なるテストの末に正しいと証明されれば、ロンドンに住む25歳のAndrew Stimpsonは、最初に体内からHIVを抹殺した最初の人と言う事になる。これは研究者達を魅了するテストケースである。しかし、専門家達はStimpsonが殺人ウイルスから治った、と言う前に更なる証拠が必要だと注意をする。
 「もしこれが本当ならば、非常に興味深い」とImperial College Londonの感染病の専門家jonathan Weberは言う。しかし、彼はもっともありそうな現在の証拠のシナリオとしては、「(2002年の時には)誤検出(false positive)をしたものであり、あるいは彼はまだ感染し続けている」。もし後者であれば、Stimpsonから採血をして、ウイルスのDNAの検出を行う必要がある。
 Stimpsonのテストを行ったBritain's National Health Serviceの一部であるChelsea and Westminster Healthcare Trustのスポークスマンは、Stimpsonはどうなのかは、更なる分析を受けてからでないと何とも言えないと言う。
 Stimpsonが受けたテストは、免疫のHIV抗体を探知するものであった。誤検出が起こる事は極めてまれである。
 2002年、Stimpsonはこれらの抗体に対して陽性である事が見つかった。しかし、ウイルス量(viral load)は極めて少ないものであった。しかしテストはさらに24回以上も2003〜2004年にかけて行われ、この間に抗体による反応が陰性となった。Chelsea and Westminster Healthcare Trustはこのテストの結果はチェックされ、その正当性が確認されたと言い、そしてサンプルは本当にStimpsonからのものであったと述べた。
 血流中でウイルスが急増しないと、それらは抗体の生産を刺激し続ける事になるとWeberは言う。多くの慢性のHIV患者は極めてウイルス量は少ない。これはウイルスは存在するものの、免疫細胞であるT細胞に比べて相対的に少ないだけであり、結局はウイルスは限度を超えて免疫細胞を破壊してAIDSが発症する事になる。しかし、これらの患者では、あらゆる症状がないにも関わらず、抗体反応のテストは陽性であり続ける。
 ケニヤでは、女性の性労働者の集団がHIVに「抵抗性がある」として歓迎された。繰り返しHIVに暴露され続けているのにも関わらず、彼女らのウイルスと抗体の存在のテストは陰性である。
 Stimpsonは彼自身を「もっとも幸運な人の一人」と言う。しかし、そのような祝いはまだ早計であるとHIVの専門家は警告する。「これはまだ早い段階であり、そして早過ぎる」とPasteur InstituteのSimon Wain-Hobsonは言う。「立証責任はとてつもないものだ」。
 臨床医とウイルス学者はStimpsonが彼を試験したChelsea and Westminster Healthcare Trustへの訴訟の結果によって報告され、医学誌に報告されていない事を心配している。
 そして今、このケースは謎が残っており、そしてウイルスをもつ3500万人と推定される人々に、希望を残している。「これに関心が無いなどとは言えないだろう」とWain-hobsonは言う。「しかし、これだけが唯一の最良のニュースであれば、これは悲しいニュースだ」。

 と言う事で、やはりでていますか.....
 とりあえず、ある程度の詳しい情報となりましたけど。ま、HIVは免疫の司令塔であるT細胞に取りつくと言うのが特徴でして。身体ってのは結構厳密なんだかいい加減なんだか不明ですが、T細胞からの命令が無いと他の細胞が動きません。で、T細胞が死滅すれば命令を下すのが無くなりますので、「免疫不全」を起こして.....早い話、「真夏にパンを砂糖水につけて、手を載せて数日放置」した状態になります。
#人体がカビだらけ!
 ま、最近の研究で大分分かってきているんですが、HIVとT細胞の抗争がありまして、最初はHIVが急増(この時に陽性反応がでる)しても免疫が抑え込み、T細胞も増産体制になって延々とHIVと戦うという。この間は落ち着くんですが、放置するとHIVがT細胞を凌駕して、その結果AIDSとなります。
 ま、ですから感染すると数が多過ぎて基本的にもうHIVの駆除は無理なんですが......だからこそ「感染防止」の方に重点が置かれている訳ですけど。もちろん、AIDS発症を遅らせる、と言うのもありますが。
 でも、治ってしまった(かも知れない)事例がでたと。
 希望にはなりますが......真相がとにかく気になります。本当にStimpson氏は「感染」して、見事に克服したのか? あるいは最初から感染していなかったのか、それとも「まだ感染中」なのか。
 まぁ、少なくとも研究者達は本気で調べる事になるでしょうから、それに期待したいですが.......
#希望があると良いですがね。

 Nature関連と言うと。
 米韓共同のクローン胚研究、韓国側倫理違反に米側反発と言う話題が。これは、実はこの前に韓米のクローン胚研究、米大学が離脱と言う短い報道が会ったんですが、どうしたのかと思ったんですけどね。韓国は今はクローン研究に力を入れていて、実際にクローン犬を作るなど、トップの先端の位置にあるんですが。
 しかし、どうも卵子を得たのが研究グループの弱い立場にあった女性から、と言う事だそうで.....まぁ、倫理的に問題だと言われても仕様がないですな。
 どうなりますかね.....米国の技術は確実にトップにありますから、これが得られないと相当に苦しいものにはなるでしょうけど。
 はて.....?

 後は科学関係と言うか、教育関係と言うか。
 「教育現場への知的計画説導入阻止に著作権を利用」の是非と言う話がありますか。アメリカの宗教的保守派と言うか、妄想が大好きと言うか、なんというか......まぁ、そういう連中の「創造論」と進化論は激突をして、結局創造論は「政教分離に反する」と言う事で一度は引きましたけど。今度は「高度な知的存在が進化を促した」と言ういわゆる「インテリジェント・デザイン説(ID)」を唱え始めて、一部の州で進化論と並列に教える事になりましたが......無謀な事をするものですけど。
 あ、ちなみに「高度な知的存在」は明記していないんですが、彼らの方向性からは言うまでも無く、「神」とか言う、不器用でセンスのないヤツ(自分で「作って」おいて、教えは守らせられないは......)です......いや、本気でそう思う。
 まぁ、それはともかく教員と科学関係の人には厄介な事でして、対抗策が必要になる。と言う事で、著作権を持ち出してうまく阻止しようと言うことだそうですが。
 うまくいくのかなぁ......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は完璧な西高東低の冬型ですか......低気圧がもうちょい東に行くと「絵に描いたような」状態になります。まぁ、停滞中ですが。北海道や青森では雪が降るようで。日本海側は雲が多いようですがね.....雨が降る所もあるようですが。関東地方は曇り時々晴れ。東京で12/9と言う予報ですか。
 まぁ、冷え込みますな。

 さて、今日は水曜日ですか。
 とりあえず、管理人は職場の都合で今週は水曜日まで......と言う事で、まぁとりあえず今日が山場。と言う事でがんばってきっちりやる事にしますかね。
 とにかくも、まぁ.....風邪引きさんが急増していまして(^^; 職場で顔色の悪い上司やら同僚やら、客やら......まぁ、えぇ。流行っていると言う事です。身体も持たない、と言う人もいらっしゃるようですが。
 とりあえず、死なない程度に......っつぅか、年末の地獄に向けて今のうちに、と言う戦略もまた一つかと。
 ま、お互い気を付けましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/15
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたかね。
 まぁ......また面倒なのが追加されると言うかなんというか。とりあえず、上から「スケジュールの変更」予告が通知.....あの、これって木曜日は場合によっては「死ね」と言う事でしょうか?(- -; いや、まぁ人間関係が良好ってのもねぇ。
 しわ寄せが来た.....?
 まぁ、それだけ関係ができていると前向きに考える事にしておいて、その後はまぁ、もう.....「だから言ったじゃん」ってのが結構ありまして......なんだかねぇ。仕事上、嘘はついていないんですけど、まぁ、もう。
 あれだけ言ったのに......
 で、まぁ延長戦が若干入りつつ、その後は撤収。後は帰宅してのんびりとVPC上で「琥珀色の遺言」なぞやっておりまして、まぁ解き終わりましたかね。
 その後はゆっくりと過ごしていましたかね......

 で、昨日は何か雲が多い一日でしたか。
 結構冷え込みましたけどね......風邪引きさんも急増しているようで。いよいよ本格的な冬型の気圧配置へと移行するようで、これが安定的になれば冬と言う事になりますけど。
 まぁ、まだ晩秋ですがね。
 地元の紅葉もそろそろかな?

 そんでもって、通勤中に呼んでいた本の書評というか。
 『中国の大盗賊・完全版』(講談社現代新書/高島俊男)と言う本。何かと言うと、中国で盗賊団あがりでそのまま権力まで握った、と言う高祖・劉邦から毛沢東までの話。ま、今日教養の本と言う事になりますけど。
 いやぁ......面白かったですかね。
 中国の話題ですが、それほど敷き居が高くない知識.....まぁ、旧課程の中学校レベルでも良いのかな? 著者の技量で結構「どうにかなる」感じなんですが、知っているともっと良いと言う感じ。で、まぁこれがなんというか......中国で言う「盗賊」とは何か、と言う部分から日本的「盗賊」のイメージを覆すと言う。そんでもって、これが力をつけて政権奪取までの道のり、と言うのが中々面白い。
 他にも明の朱元璋や、明と清との過渡期に現れた李自成、太平天国の洪秀全に現代の「大盗賊の首領」だった毛沢東、と言う話。いやはや.....何か面白い。盗賊(日本で言うなれば「大規模盗賊団」と言う形)の定義と言うか、それが「普通」と言うのが面白いし、それが力をつけて政権まで奪うのが面白い。で、そのまま皇帝にまでなっちまって、「盗賊上がり」を知る人間をどうするかも.....これは血なまぐさい(^^;
 結構ひょいひょい読めましたかねぇ。まぁ、ちょっとした中国史の一片を知るのも楽しいかも。
 そして、一番地からが入っているのが毛沢東の話。十中八九、中国じゃこの本は出せない(^^; いや、まぁもうばっさりぶった切りですよ(笑) 「毛沢東は盗賊だ」と。ただ、他と異なるのが「知識人だった」と言う点とか。まぁ、このぶった切り、ってやると昨今の「反中だなんだ」と言うイデオロギーに走る人がいるかも知れませんが、そういう低レベルの部分ではなくて、豪快に、愛のある(?)ぶった切り(笑)
 いやはや......
 ま、興味ある方はお勧め。言われて見ると「あ〜」と思うものがありました、ハイ。
#太平天国のシステムは知らなかったので、これは参考になったしなぁ。

 それと、DOS/V POWERについてきた「琥珀色の遺言」。
 えぇ、もう解き終わりました.....まぁ、コマンド総当たりだから、つまったら片っ端からやれば終わるんですが(^^; ストーリーはほとんど覚えていなかったので、実質一から解いた感じですけどね。まぁ、昔ながらのアドベンチャーゲーム、ですね.....
 っつぅか、昨今のは18禁でしか生き延びていない分野と言う気がしますが。まぁ、ともかくも今とは違うものです。国産パソコン全盛の頃を知っている人は分かる雰囲気かと。
 で、まぁ結構こうみると「良く出来ていた」と言うか.....話の組み方ですがね。リバーヒルソフトですから、方向性は分かる人は分かるものになりますけど(^^; 結構やっていて個人的には楽しめたかと......操作性が比較的良いのもありますが。
 結構問い詰めるのが大変ですが、楽しい部分はあります。ちゃんと「推理」していれば、ですが。
 なお、やろうと言う方にヒントを出しておくと......まぁ、今やっている人でもそうですけど。とりあえず、証拠品はあの友人に提供して情報を得ること。そして、問い詰めたい場合はあの家庭教師に相談するとできるようになります(最初の容疑者は無理ですが)。そんでもって、結構色々と情報源を持っているのが、子供たちだったり......もちろん使用人達との会話も重要ですが。
 なお、エンディングの意味はあの「空想好き」の子どもの言葉と重ねると深くなりますな。
 で、ラストの付近で誰も自供しなくなったらどうすれば良いかと言うと、自室へ戻りましょう。まとめて追及が可能です。と言うか、そこまで行くとエンディング間近ですな。そうしたらセーブして後はじっくり追及すると良いです。
 なお、VPCでもそれなりに軽いので(少なくとも忍耐の限界までは行かないはず)、興味ある方もお一つどうぞ。

 で、巡回しても余りネタが無い?
 HIV:英男性、1年後に治癒 免疫力で自力克服か?と言う話があるようですけど.....2002年に3回検査して3回ともHIV陽性とされて男性が、見事に陰性になったと言う。
 これはまたえらく慎重にみなければいけない話ですが、もし本当ならば世界中の研究機関が注目するものとなりますか。
 投薬治療とかそう言うのはしなかったそうで.....自身の免疫機構のみ? そうならば抗体情報が面白い事になりますが....あるいは検査機関のミスになるんでしょうけど。まぁ、その可能性はないと言う話ですが.....
 後から覆る事もあるからなぁ。
 また、陰性になっても「無くなった」と断言はできず、単に検査のしきい値以下になっているだけ(免疫機構により、HIVはある程度減る.....競走を繰り返して、免疫機構が負けるとHIV大増殖でAIDSとなる)と言う可能性もあるのかも知れませんが。とりあえず「疑いつつ期待」と言う感じかなぁ。
 まぁ、どういう形になるのか。

 それと、どっかで紹介をみて知ったんですが。
 ベルナール・ド・モンフェラン 駐日フランス大使の日記と言うブログがあるそうで......ちなみに、本物の駐日フランス大使による記述のようですが。無論ゴーストライターかも知れませんが、それでは意味がないでしょうから......
 とりあえず、フランス語と日本語(これは本人が書いているのか、大使館員が訳しているのかは不明)でありますので、それなりに興味深いものがありますけど。
 外交に携わる高位にある人による手記、と言うのは実に興味深いものですがね。
 ま、昨今の話題はやはりフランスでの暴動での話題になっていますが。一応、「フランス政府がどういう態度で臨んでいるのか」と言う部分が主張されています。まぁ、矢面に立たされる立場でもありますから、色々と大変でしょうが。向かい合っている、と言う点では良いのかも知れません。
 もちろん、そういう面の他の部分もみていっては、とは思いますが。ざっとみるだけでも、かなり広範な部分で(もちろん友好関係とかそういう部分を表に出す部分が強いですが)話題がありますので、身近に感じるものがあるかも知れません。
#フランス語の勉強にも良いのかも?

 ま、とりあえず簡易に以上で締めるとしましょうかね。
 さて、今日は西高東低になっていくようで。北日本では雪が降る所が.....青森、北海道で降る所は降るようです。日本海側は雨が多く、他も雲が出てくる所が多いようですね。関東地方は晴れ一時雨で、朝に少し降るかも、と。東京で16/11と言う予報ですか。
 思ったよりは下がらない?

 さて、今日は火曜日ですか。
 とりあえず、まぁ今日もあれこれ......全くまぁ、もう。頑張る事にしますけどね、ハイ。とにかくも風邪引きさんと、インフルエンザの警戒がありますが、まぁ皆さんもくれぐれもお気を付けを。
 管理人も今一つですので。
 まぁ、とりあえず今週は踏ん張らんとお話になりませんので、頑張ります。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/14
 さて、昨日はゆっくりと過ごした一日でしたかね。
 ま、とにかく日曜日と言う事で......土曜日に遊んだのでゆっくりやろうと。そういう事で、昼ぐらいまでゆっくりと寝ていまして、起きれば起きたでぼへっと。まぁ、DOS/V POWERについてきた「琥珀色の遺言」を久しぶりにやっていたりと......こういうゲームだったか。
 で、夕方はまた眠くて少し落ち、その後夕食を食ってから家人に頼まれた、仕事の手伝いをやるなどしていましたかね。
 えぇ、マイペースでゆっくりとした一日でした。
 ふぅ......

 で、昨日は良い天気の一日でしたけど。
 大分冷えるようになってきましたか。上着が必要な感じですが、歩くには良いと言う状態でしょうね......まぁ、歩いても良かったのかも知れません。
 紅葉も大分? と言うか、街路樹は落葉がピークになってきている感じです。

 そう言えば、こういう時期ですけど。
 まぁ、コンビニもおでんが売れているようですが。石焼きイモも出始めるのかも知れませんけど。実は、先日書こうと思ったんですけどね......あの軽トラックに、ついているスピーカーからさおだけ屋や、石焼きイモの声が流れる、と言うのがある種のイメージかも知れませんが。
 そのバージョンで、「ぎょぉぉ〜ざあぁぁ〜」と......(^^;
 今はギョウザ屋もあるようですが......インパクトが強い(^^; もっとも、その時は仕事帰りで地元だったのですが、トラックは見付けられませんでした.....小道が多いんで、どっかにいたんでしょうけどね......

 そんでもって、「琥珀色の遺言」。
 懐かしい。X68k版はやった事があるんですが。リバーヒルソフトの作品で、1920年シリーズと言う一連のものの最初のヤツだったか? 「琥珀館」と言う建物に住む影谷家で、その主が死んだ事から話が始まりまして。その血縁者の友人を持つ主人公が謎の解明をする、と言うものなんですけど。
 ProjectEggでPC9801版がベース。フルマウスオペレーション(死語だなぁ(^^;)と言うのが特徴ですか。人物が結構多くて大変だったりするんですが(^^; と言うのも、被害者の先妻の子どもと後妻の子どもがいたりとか、使用人がどうこうとか。人物が多いので、やるなら一気にやらないとダメです(^^;
 っつぅか、初期段階からさらに増えるんだよなぁ.....
 もっとも、確かコマンド総当たりアドベンチャーですので、話が分からなくとも「解く」事は可能です.....面白いかは別として。
 まぁ、フラグ立てが結構面倒なんで、そこら辺は頑張ってやりましょう、と。
 なお、挑戦される場合は「何度も同じ会話をする」事で進展するタイプのゲームですので、何度も繰り返し話しましょう。後は根気よくやればどうにでもなるかと思いますが......
#なお、現在は主人公の身分がばれて尋問中。

 で、巡回していると。
 先日Nature.comの記事でGravity tractors beat bombsと言う記事を紹介しましたけど......いん石の軌道を引力で修正 NASAチームが研究と日本語の記事がCNNででていましたか。確かNatureのやつだと、20トンのトラクターで、と言うのがありましたが。20トンあれば200mぐらいの大きさの隕石を引けると。
 面白い解決法なんでしょうけどね。
 ただ、もし「アルマゲドン」クラスのが来たら、どういう対応になるんでしょうかね。あれでもできるんでしょうか?
#と言うか、そういう隕石があったらやはり命名は通称「アルマゲドン」になるんだろうか?

 こう言った隕石関係と言うと。
 スラド経由で小惑星探査機はやぶさ,リハーサル結果発表と言う話がありましたか。「イトカワ」へアプローチ中のはやぶさですが。確か小型の探査機であるミネルバは失敗したと言うことでしたが.....やはり「はやぶさ」の姿勢制御の故障がネックなのか?
 まぁ、はやぶさ本体がどうなるかは分かりませんけど。
 ぶっつけ本番となるのかなぁ......まぁ、成功して欲しいです、色々と。
 ついでに、硫酸に代わる新触媒を砂糖から開発と言う記事も扱われていたのでご紹介。と言うか、このスレッドをみると、「触媒は回収出来るもの」と言うイメージがどっかにある人は結構いらっしゃるようで......
 いや、よく分かるんですが。まぁ、そういうものばかりではないと言うか、結構そうでないものの方が多いと言う事もあります。
 難しい所ですけどね。ここら辺は

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北は西高東低になりかかり? 南は低気圧......北は冬っぽくなってきています。とりあえず、北海道は晴れる所があり、日本海側は天気が悪いと。後は低気圧の通る西日本太平洋側は雨。関東地方は晴れ後曇り。東京で16/13と言う予報と。
 まぁまぁ、と言う感じになりそうですね.....
#火曜日は12/7??

 さて、今日から一週間が本格化ですか。
 とりあえず、管理人は仕事ですが......比較的負荷は小さめかも。まぁ、頑張っていきますがね.....って、やる事は結構あるのか。まぁ、完全に楽にはならないと言う事です。
 とりあえず、今週から冬型が本格的になるようで。まぁ、コートを着る人も増えるんでしょうかねぇ。体調の維持には気を付けたいものです。
 ま、悪性のインフルエンザが流行りませんように。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/13
 さて、昨日は同期の「かるま」氏と会合してきましたか。
 ま、とりあえず11時頃に地元で会いまして、その後10時間ほどあれこれと......ネタも良く続くものですが(笑) まぁ、色々と遊んでおりましたか。ハイ、遊ぶと言っても話しまくり、愚痴りまくり、そして買い物関係で若干......いや、本買ったりとかそう言うので。
 まぁ、あっという間の一日でしたかね。
 それだけ楽しんだと言う事でしょう。

 で、まぁ良く晴れた一日でしたが。
 天気が良かったですねぇ.....朝までは雨が残ったようですけど。まぁ、でも日中は良く晴れ。しかし気温はそれほど上がらずと言う所で。
 冬になりつつあるというか。上着が必要ですな、本当に。

 で、昨日そんな中DVD何かも買っていましたか。
 何かと言うと、家人の要望で「チキ・チキ・バンバン」とか。それと「暗闇でドッキリ」ですかね......ピンクパンサーシリーズですな。もっとも、もう一つの「ピンクの豹」はまだみていないんですが(^^; 後は非常に評価が高いので気になった、小林正樹監督の「切腹」も見つけたので購入.....いや、評価高いんですよこの作品。
 それと、これも買っておきましたか.....タレコミがありましたが、それに基づき「琥珀色の遺言」をやりたいなぁ、と久方ぶりに思いまして。
 まぁ、なんだかんだ、ですな。
 なお、「かるま」氏も管理人が勧めて気に入ったと言う、『首斬り朝』も愛蔵版が8集まででているそうで。「かるま」氏は4集まで持っていたものの、残りが手に入らなかったと言う事で、ついでに見つけて買っていきましたか。
 いやぁ、良かったと言うか。

 まぁ、そういう事で一日中でしたので。
 とりあえず、本日は生存報告と言う事です。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/12
 さて、昨日は爆睡の一日でしたか。
 いやぁ......夜の11時に寝て、起きたのが午後2時過ぎ(^^; まぁ、一回トイレで「インターバル」があったんですが、よほど疲れていたのか、体調が微妙だったのか。あるいは寝やすい状況故に、だれていたためかは不明ですが。
 やれやれ、ですかねぇ......
 で、起き出してみるとまぁ、爽快とは言いがたい。と言うか、集中力が今一つの状況でやっぱりだれていると言うか、緊張の糸が切れいていたと言う事か。風邪の影響も無視出来ないんでしょうが、とにかくぼへっと。
 っつぅか、気が抜けているのもあるのか、集中力に欠けて英文を読むのが苦痛でした.....
 まぁ、ゆっくりとした休養の一日でした。

 で、昨日は一日中雲が多い天気でしたか。
 気温は結構低かったですね......雲も多いもので、中々良く冷えたような気がします。っつぅか、寝るには最高(笑) まぁ、だから良く寝ていたのかも知れませんけどね。
 ただ、まぁやはり夜の冷え込みは中々。
 床暖房、強くしています。

 そう言えば、昨日は同期に会う時に渡すデータを作ろうと思っていたんですけど。
 初めてDVD-Rを焼いたような......(^^; いや、必要がないと使いませんから。とりあえず、MacOS X 10.4.3なんですけど、約3.6GBのデータを4.7GBのディスクに焼くと、12分ちょいでデータは全部書き込めるようで。スタートから、ですが.....しかも結構親切で、Finderからコンテクストメニューで「ディスク作成用フォルダ」を選び、ここにデータを入れ、後はブランクディスクを入れてフォルダの「ディスク作成」をクリックすれば作業開始と言う。
 簡単に出来るようになっているなぁ、と。
 ま、もっともデータを焼いた後に検証がありますので、実際にはもっとかかって21分30秒ぐらいになりましたけど。まぁ、お手軽なものです。
 まぁ、こう考えると以前は特定の条件を揃えなければできなかった事が標準になってきているよなぁ......
 いやぁ、Macならば昔はSCSI ProbeなりB's CrewなりHard Disk Toolkitなりにお世話になった人は多いかと。今は付属のもので十分OK.....っつぅか、バンドルされていたんですけどねぇ。ディスク関係を焼くのも、色々とソフトが必要で必要に応じてライト版がついてきたりしましたけど。
 やっぱり今じゃ標準。
 時代ですかね.......

 まぁ、そういう状態だったのですが。
 そんな中、何となくで「博士の異常な愛情」の40周年版の特典ディスクにある劇場予告編のヤツを見て。ふと気づいたんですが、映画「フェイル・セーフ 未知への飛行」と「博士の異常な愛情」って似ているんですね.....手法が。
 この特典ディスク、ストーリーラインなどで両者が似ていると言う話がありますけど。経緯とか訴訟とかの話が語られてもいますが、劇場予告編も手法が似ているのに今さらながら気づいたと言うか......(^^; ま、「博士の〜」の方がよりコミカルになっているんですが、モンタージュ手法で文字を連続的に出して見せる、と言う部分とか似ているなぁ、と言う。
 まぁ、しかし気になる映画でもあるんですが、DVDにはなっていないようですね。
 地味?
#シドニー・ルメット監督ヘンリー・フォンダがでているのに。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Did pioneer farmers fail to spread their seed?と言う話がありますか。
 読んでみますと......約7500年前、ヨーロッパへ農業技術を持って旅した者たちがいた。しかし、彼らの子供達は栄え、そして技術を継承したのか? 古代のDNAの研究者達は、農民達がヨーロッパで遺伝子を残す事ができなかった事から、地方で成功した者たちに替わられたと言う。
 発見はヨーロッパ人の起源について「ここ10年で持ち上がってきた」議論に付け加えられるものだと、University of Cambridgeの遺伝学者Peter Forsterは言う。科学者達は考古学と現代のDNAを調べる事でこの疑問に挑戦したが、しかし出てきた結果は矛盾したものとなった。
 あるものは、現在のヨーロッパ人は4万年前に大陸に登場した狩猟者達の集まりから始まり、やがて彼らはやってきた農民達との遺伝子の戦争に勝利したと言う。
 他のものは、現在のエジプトやトルコ、イランと言った肥沃な地域の西部から農業がやって来て、かなり(ヨーロッパ)大陸の中で遺伝子を残す事になったと言う。
 Forsterと同僚らは、DNAの分析から、狩猟民側の遺伝子の量をだしこれを今週のScienceに報告した。
 Johannes Gutenberg UniversityのJoachim Burgerが率いる研究者達は、現代のドイツ、ハンガリー、オーストリアに散らばる遺跡に埋められていた農民の骨と歯からDNAを抽出した。陶器類と他の人口遺物も農業地域の中から識別された。
 研究者達は、死体が長い事時間が経過して分解していた為、ミトコンドリアの一部のDNA破片の配列をした。通常は一つの細胞に数戦ものミトコンドリアがいて、十分なDNAが分析に必要な量残っている。57人を試した所、その死体の経過した時間にも関わらず、24人から使用可能なDNAを得られた。
 3つの異なる場所から見つかった、これら古代の農民の6人はN1aと呼ばれるタイプのミトコンドリアDNAが見つかった。このタイプのDNAは現在のこの地域では0.2%でしか存在していない。
 「これらの農民達は本当に最初の方にきたグループで、しかし大した成果を残さなかった」とForsterは結論した。
 研究者達は彼らの相対的に少ないサンプルの中で、N1aの人が大きな割合で偶然見つかったのは、統計学上ではまぐれ当たりであるかも知れない事を、Forsterは認めている。しかし、彼らが3つの異なる地域でN1aを持つ人がいたことは、現在よりもより多くの農民がこの地域では普通にいたのかも知れない。
 研究者達はさらにコンピュータシミュレーションから、N1a型の人っは時間の経過によりおそらく偶然には消えなかったと示唆している。
 「この研究はパズルの答えにはならないが、彼らの説明はたくさんの、私を含んだ多くに人々が長い間かけてきた示唆にそったものである」とUniversity of Paviaの遺伝学者Antonio Torroniは言う。
 しかしUniversity of Manchesterの遺伝学者Terry Brownはこの結論を「弱々しいものだ」と呼ぶ。Brownは研究は地理学上一つの地域でしか試していないと指摘する。
 「欧州で農業が広まっていた3000年もの間、たくさんの異なる事が起きている」とBrownは言う。ある地域では、狩猟民達はおそらくすぐに農業に転向しただろう。他では、農民達は地域であふれかえっていただろう。「私はあなたが総括したとは思わない」と彼は言う。
 また、このようなデータがまばらでがあるが、イランと言った国では、N1aが現在一般的ではないと言う観測について説明するのも困難である。現在のN1aの広まりと起源についてのより良い分析を容易にするため、Forsterと同僚らは、Genetic Ancestorと言うプロジェクトを始めた。これは一般に人が金を払う事で彼らのDNAを分析し、顧客は彼らの祖先についての情報を得、研究者達は遺伝子のデータベースを築く事ができる。
 異なる側にいる研究者達は、議論は狩猟民達の骨からデータを得て、議論を明らかにする事ができると言う。しかし、そのような骨から得られる使用可能なDNAは非常にわずかな量でしかない。

 と言う事だそうですが......ヨーロッパ人の起源ですか。
 まぁ、狩猟民族の後で農耕民族がきて云々、と言う流れではないかとは思われるようですが、その民族のDNAタイプは古い骨からはわずかしかなかった、と言う事でまた微妙なようですけど。どうなのでしょうかね.....
 こう言うのは結論がつきにくいのでしょうが。
 それを言うと、日本人も謎が多いんですよねぇ......ま、Wikipediaの日本民族とか結構面白いかも。長いものではないですが、諸説あると言う事で。同じく、日本語の項も面白かったりします。
#つぅか、言語学も難しい.....

 それとShort-snouted snapper surprises fossil huntersと言う比較的短い記事もありますが。ちょいと集中力が無いので、ニックネームは「ゴジラ」、鼻面短いワニの化石発見ゴジラ顔で体長4m、海のワニ…南米で化石発見と言う日本語記事で代役。

 それと、昨日紹介した記事で、もう少し詳しいのもありますか。
 触媒:硫酸に代わる砂糖の利用法を開発 東工大などと言うヤツですが。Nature.comの方でもでますかねぇ....
 ま、デンプン、砂糖を300〜400℃で炭化し、150度の濃硫酸中で加熱と条件がより詳しいです。さらにスルホン酸基をつけると言う説明もちゃんと乗っていますね.....高校レベルの有機化学で十分かと思われますが.....って、時間がないから有機化学をやらないと言う所もあるんだったか。まぁ、やる所は分かるでしょう。
 っつぅか、本当に安上がりになるな......(^^;
 いや、硫酸ってのは結構面倒な物質ですから。必需品ではあるのですがね......

 ま、今日はこんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低の冬型となるようで。北から風が吹いてくるようで、北は気温が下がる所が多いようで。北の方では雪も降るようですね......ま、雲も多く雨と言う所もあると。他は天気は回復傾向で、西日本は晴れ、東も雨から回復。関東地方は雨後晴れ。東京で19/9と言う予報ですか。
 まぁ、風邪を引かないようにしたいものですが。

 さて、今日は土曜日ですか。
 とりあえず、管理人は同期と会合です......ストレス発散の為に(笑) まぁ、とにかく楽しんでいこうかと思いますが。マイペースでできる相手、ってのは貴重ですのでね.....まぁ、ゆっくりやります。
 ハイ、のんびりやります。木枯らしが吹くと言う事ですので、まぁ風邪には気を付けたいですが。

 と言う事で以上で。
 また、後日.....




2005/11/11
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたか。
 いやぁ......急速潜航〜急速浮上の睡眠でしたが......いやはや、身体が今一つ。で、案の定と言うか、鼻水が止まらない......どうやら、ここ数週間風邪を完治しない状態で引きっぱなしと言う事らしいと言う。
 全くなんだか、と。
 で、鼻をすすりながら職場で仕事......まぁ、とりあえず「どうにか」なるのが気合というか。ここら辺は結構タフになってきていますかねぇ。と言うか、仕事への目的意識ですか。気合いが入る場面だと、鼻水も止まる、と言う。
 で、終わると気が緩んでぼろぼろ.....(- -;
 まぁ、あれこれとコピーやらして、来週への仕事の準備まで済ませ、早々に撤収しましたかね.....ハイ、まっすぐ帰路へ。帰宅してほっとしました、ハイ。
 で、後はぼへっとしながら過ごすと言う。
 やれやれ、ですかね。

 で、昨日は良く晴れた一日でしたが。
 何か、日の出の時刻がついに管理人が家を出ていくときよりも遅くなったらしい......と言う事に気づきまして。まぁ、冬へ一直線と言う感じですが。結構気温は上がらなくなってきたような気がします。風邪のヤツの言うことは当てにはなりませんけど(^^;
 気温の下がり方はでも顕著ですね。
 布団からはい出すのが苦痛です(^^;

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 US states divide over creationismと言う話があるようで。カンザス州、「創造論」授業可能に 論争は必至と言う話と同じですが......まぁ、懲りない連中と言うか、諦めない連中ですな。
 読んでみると、内容的にはCNNの記事で十分と言う感じですのでまぁ、そちらを参考に.....と言うか、何か本当に不思議な国です、アメリカってのは。
 それとCould we speed up quake warnings?と言うのもありますが。これは省略。

 で、Gravity tractors beat bombsと言う話がありますか。SFが好む話題ではあるものの、実際に起きた場合は確かに大変なものだったりしますけど......ハイ、小惑星の衝突。これの回避法は考えられていますが、それについての話題。
 読んでみますと.....小惑星が地球に衝突する危機が訪れた時、そしてブルース・ウィルスを呼ぶのを忘れたら? その代わりにトラクターのドライバーを送れば良い。NASAの二人の宇宙飛行士が、スペース・タグ(タグボートなどの宇宙版と言う事か)のデザインを発明し、これがいつの日か世界を救う事になるだろう。
 相対的に小さい小惑星で大体幅200mのものは、もし地球に落ちたら達が悪いものであり、潜在的に一つの小国を消してしまう事ができる。研究者達はこのような脅威を非常に深刻に受け止めており、そして将来の衝突を予言し、そして防ぐ方法を探している。
 映画「アルマゲドン(Armageddon)」で、ブルース・ウィルスがやって来る小惑星を、巨大な核装置を起爆させて分裂させ、より小さい塊とした。この方法は非常に壮観な解決法であるが、NASAのジョンソン宇宙センターのEdward Luはこの「破壊と希望のある方法」を却下する。
 「これが良くない考えであると言う理由は、あなたがその結果を知らないからだ」と彼は言う。小惑星の内部構造についての理解は乏しく、そしてこの回転する岩石の破壊は、悪い手軽な方法で状況を悪化させる事があると彼は言う。
 「本当に必要な事は、何かしらコントロール出来る事だ」とLuは主張する。そしてその方法がスペース・タグである。
 この事の困難な点は、小惑星が単にがれきの山であるかも知れない事であり、その場合タグが引き上げる事が困難である。そして、大半の小惑星の回転を表面にあるエンジンによって、直接岩石を正しい位置に押す事は、貴重な時間を費やす事となる。
 その為、Luと同僚の宇宙飛行士Stanley Loveは単純に小惑星の表面を、重力を引き綱としてホバーする宇宙船を提案した。今週号のNatureに、彼らが20トンの舟が安全に、一般的な200mの大きさの小惑星を、約1年かけてその軌道をそらせると計算し、その警告から打ち上げと位置に着くまで20年ほどかかると想定した。
 「私はこれは素晴らしいアイデアだ」とNASA's Ames Research Centerの研究者David Morrisonは言う。Morrisonは国際天文学連合における、地球に近い物体のワーキンググループの議長をしている。
 Morrisonは地球の近くにある小惑星の脅威は非常に深刻である事を認めている。Spaceguard Surveyといった観測プログラムは、現在空を走査して危険な磐を探している。「しかし、誰ももしそのような脅威が見つかった場合、どのようにして軌道を反らせるか、と言う事に十分な金が無い。」とMorrisonは言う。
 「我々が発見した小惑星は、未だ直接の脅威にはなっていない」とMorrisonは言う。しかし、彼らの発見の比率から、Morrisonは地球から見る宇宙一つかみ程度のものしかみていないと推測している。
 2015年に小惑星の軌道をそらせる技術を求める宇宙科学者達のグループである、B612 Foundationのメンバーの一人であるLuは、重力トラクターが作られる事を非常に望んでいる。
 それを作り上げて使う為に、Luは米政府に核動力のイオン推進エンジンの開発を勧告している。これは化学物質によるものよりもより機動性が高く、そして燃料がより少なくて済む。NASAは最近この種の推進システムの開発プログラムを削減する事を宣言している。
 B612 Foundationは最近NASAにラジオトランスミッターを320mの幅の小惑星99942 Apophisに置くようロビー活動をしている。その小惑星は、2029年に地球から3万kmを通過すると予想されている。この軌道が変われば、約15000分の1と言うわずかな可能性で2036年に地球に当たる事になる。
 NASAは「wait and see」と言う戦略をとっており、Apophisを追跡してこれが小さい宇宙の「鍵穴」を通って衝突コースに向かうかみている。大災害を避けるために、仕掛けをする時間はまだたくさん残されている、と政府当局は言う。
 しかし、Luは2029年の大接近の数年前にわずかでも軌道を反らす事は、より大きな衝撃を明確に防ぐ事ができ、そしてこれが1トンの重力トラクターで可能だと主張する。「これは災害の後始末よりも、より進んだ簡単な計画になる」と彼は注意する。

 と言う事で、小惑星の衝突を防ぐ方法、と言うものの一つだそうですが。
 重力で牽引すると言うのが少しイメージがでないんですけど。何の重力? 小惑星自身かそれともタグの方? まぁ、ただじっくりと動かすと言う方法になるのはたしかの様で。まぁ、小惑星にエンジン設置、と言う豪快な方法は昔のSFにはありましたけどねぇ(^^;
 破壊するよりは安上がりと言う事か。

 後はGay flies lose their nerveと言う話題もありますか。求愛の相手性、遺伝子が決めていた ハエで確認と言う記事もありますけど。「同性愛」のハエはどうも神経の一部が無いらしいと言う。
 研究者達は、最終的にオスのハエで遺伝子組換えによって同性愛のものと、そうでないものの物理的な違いを確定した。手を加えら得たものでは、脳における小さい部分の神経細胞が無かった。
 同じ性の仲間を求める様デザインされた組み換えハエ、あるいはそれを全くしないものは、ここ数ヶ月で作られて報告されている。しかし、誰も正確にそれらの遺伝子が働き、あるいはどのようにそのハエが異性愛のものと物理的に異なるのかは、知らなかった。今回、日本の研究者達が脳にその違いを見つけた。
 科学者達は、ハエのつがいを求める行動は、人とは脳が全く違う為に人々にこの結果を当てはめる事はできない、と注意する。「ほ乳類や人で、fruitless遺伝子の相同性は一切ない」と北海道教育大学の木村賢一は指摘する。
 しかし、そのような研究は研究者達に、複雑な遺伝子の働きや、動物がつがいを選ぶ環境の要因をしら宇野に手助けする事になるだろう。「この発見はどのように性の行動が、一つの遺伝子の機能を通じて脳の回路の構築されているか、理解を見せるものとなるだろう」木村は付け加えた。
 昆虫の性行動はfruitlessと呼ばれる遺伝子によって、以前変化する事が知られている。この遺伝子が変異したオスのミバエ(Drosophila melanogaster)は、しばしばFruと言うたんぱく質を作る事ができない。これらのハエは、正常なつがい行動の儀式であり、雌をさそう為のタッピングやtiltingと言う行動をしない。
 もしオスのハエがfruitless遺伝子で緩やかな変異があると、その結果小さい量のFruたんぱく質が作られ、それらのハエはオスもメスも同様に求めるようになる。
 その裏側で、オスの特定のfruitless遺伝子をもつ遺伝子組換えをしたメスでは、他のメスにタッピングやtiltingをして言い寄っていた。
 これらの行動に関するスイッチは研究者達に興味をもたせたが、あらゆる解剖学上の相違がはっきりとしなかった。
 Fruたんぱく質の影響を調べる為、木村と同僚らはミバエの脳にfruitless遺伝子の変異がある場合と無い場合の脳を詳細に調べてみた。
 彼らは正常なオスにはあり、メスには無い脳の神経細胞のクラスターがあった。更なる調査から、Fruたんぱく質はこれらの細胞がオスの成長の早期の段階において、これらの細胞が生きているようにしていた。
 日本人のチームは、Fruたんぱく質を作るようデザインされた同性愛のメスでは、その神経細胞のクラスターが損なわれる事なく発達している事を発見した。そして、fruitless遺伝子が変異をしているオスでは、これらの神経細胞が無かった。この研究の結果はNatureに掲載されており、ここでは昆虫の脳に存在するこのネットワークが、パートナーに言い寄るかどうかを決定させるものと示唆している。
 「相手を探すと言うような高度で複雑な振る舞いの違いが、少量の細胞によるものだ、と言う事は非常に興味深い」とUniversity of Iowaの研究者Toshihiro Kitamotoは言う。彼はハエにおける同性愛を調べている。木村と彼の共著者は、Fruたんぱく質によってコントロールされる神経のネットワークは、つがいの相手となる性の認識をさせる化学物質の手がかりについての情報につながるのではないか、推測している。
 しかし専門家達はこれらの様な事は他にもあり、脳や他の所における微妙な変化が行動の相違を引き起こしているのではないかと注意する。「より大きく、そして興味深い疑問として私が思っているのは、私はこの違いが問題なのではないかどうか、と言う事だ」とAustrian Academy of Sciencesでfruitlessに変異を起こしたハエの研究者であるBarry Dicksonは言う。

 ハエにおけるfruitless遺伝子の変異を起こしたオスはFruたんぱく質を作れない。そして、作れないと脳のある部分の神経細胞ができない。その為にオスなのにメスへ求愛行動をしない、と言う事ですか。メスは最初から作らないわけで.....もっとも、作れるようにしたら、メスなのにメスに対して求愛行動をとると。
 面白いものですがね。
 しかし調べる時の苦労が.....(^^; 脳の一部を調べた、ってハエの脳ですよ?(^^; いやはや、忍耐力もすごいものですが。
 ただ、ハエでの話ですけどね.....このたんぱく質が脳のネットワークでどういう繋がりをしているのか、と言うのはこれからの課題のようですが。
 人などではどうなのでしょうか......?

 後は気になるものなどを出すと......
 Hotwiredのナノチューブでガン細胞を爆破する新研究と、同様の抗がん剤の病巣直撃に有効、NECが「極細針」開発と言う話題も気になりますがね.....面白いのは、前者は800nmの光でカーボンナノチューブが発火、これにより癌細胞を「爆破」という方式。後者はNECのもので、カーボンナノホーンが血液の穴からでて言って癌細胞に集中する性質があるとか。この為、カーボンナノホーンに抗がん剤を詰めれば、物理的に選択毒性が得られると言う。
 同時に出てきたのが面白いですが。
 こう言うの、面白いです。

 後は再現スペイン風邪ウイルス、民間機関にも提供 米CDCと言うのがありましたけど。ちゃんと管理出来るのかが心配ですがね。
 そして、砂糖からエコ触媒、焼いて煮るだけ 東工大チームが発見と言うのは面白いものですが。砂糖やデンプンと言った、グルコース関係の物質と言う事かな? これを300〜400度と言う半端な温度で上げると、カラメルと炭の中間体となるようで。それを硫酸で煮込むと......
 ま、化学反応で硫酸が触媒になるものは結構あるんですが、液体で厄介。処理も面倒、と言う事で固体の方が都合が良い。で、うまくやってみたら硫酸と同等の触媒能力の固体ができたと言うことだそうで。
 ま、ここら辺は工業化学の世界でもありますが(^^;
 理想的な触媒、ってのは簡単に見つかりませんからね......

 他にも金星探査機の打ち上げに成功 欧州宇宙機関欧州宇宙機関の金星探査機打ち上げ 来春に到着予定と言う話もありますか。
 金星探査機.....ESAによるVenus Expressだそうですが。来年4月ですか.....まぁ、さすがに近いですな。
 とりあえず、1989年のNASAのマゼラン以来とかなり久しぶりだそうですが。あまり研究が進んでいないんですよね、内惑星ってのは。期待したいものですがね......
 なお、スラドよりESAの金星探査機 Venus Express,打ち上げ成功と言う記事もあります。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧と低気圧が入り乱れるようですが。西日本と北日本では天気は下り坂で雨が降る所が多いようですね。他の所も晴れていても後で雨、と言う事もあるようで。関東地方は晴れ後曇り。東京で17/11と言う予報ですか。
 まぁ、寝やすそう......(^^;

 さて、今日は金曜日ですか。
 とりあえず、管理人は出仕に及ばずと言う事で、家で爆睡予定.......(^^; いや、風邪っぽいようですので、まぁ何つぅか。ゆっくりと休みたいです。同時に、同期とあう予定が先にあるので、その為の「下準備」もしないといけませんかねぇ。
 まぁ、ゆっくりやります。
 午後まで寝ていたら起こしてください(笑)

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/10
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたかね。
 とりあえず、昨日更新してから......居間で半分落ちていまして(^^; まぁ、眠かったというか......ハイ。で、その後起き出して定時に出勤。そしてそのまま仕事、と言う事でしたが。
 まぁ、何つぅか.....管理人、二つのセクションにまたがっている状態なんですが。メインは「α」、サブ的に「β」としますと、まぁもちろん両方とも重要なんですが、数的な比率と言う意味ではαの方が多い。ところが、人的不足から突然予定に無いβの方へ引っ張り出されて、予定していた事が中断状態。
 まったく......(- -;
 まぁ、朝にβの方の支援要請が来たんですが、あれこれとスケジュールの調整から無くなりまして。その後、突然β復活と言う.....何か手際と言うか、間違っているような気もしますが、でなきゃ仕様がないと言う事で急いでそっちの支援作業。
 ふぅ......時間つぶれた(- -;
 で、その後あれこれありまして、延長戦に+α。遅くなったついでに、今後のスケジュールの構築やっていたら、いよいよ遅くなり、腹も減ったので帰路の途上で食事。
 まぁ、遅い帰りになりました。

 で、昨日はまた日中は暖かいものでしたが。
 朝夕は冷え込みますねぇ.....いや、本当に。寒暖の差がかなりくっきりとしてきた事で、布団の魔力も増大し、また一方で街路樹も本格的に葉を落としているようです。と言うか、急激に落としている感じもしますが。
 晩秋と言うか.....立冬後だからといって冬と言う感じではないですけど。
 まぁ、上はとっとと下がって欲しいものです。

 そう言えば読んでいた本。
 『メトロポリス(Metropolis)』だったりするんですが.....いや、映画ではなく小説版。もっとも、映画の原作ですか。著者は映画版の作者フリッツ・ラングの嫁さんであるテア・フォン・ハルボウ。ま、映画版が見られんので、とりあえず原作を、と言う事で買ってみたんですがね。東京創元社の復刊フェアに基づくものです。こちらですな。
 で、読んでみた.....合間には挿し絵の変わりに映画版の写真が入っていますけど。
 ま、人口5000万人のメトロポリスで、それを作った男が絶対的な権力を持ち(=脳)、一方で労働によって搾取され続ける労働者階級(=手)がいる。男にはその嫁さんを奪いあった天才科学者がいて、この科学者が人そっくりのロボットを作って労働者を煽動し、メトロポリスは崩壊するが、男の息子と労働者の本来の指導者となる女がこの「脳」と「手」を繋ぐ「心臓」となり、最終的に和解に至る、と言う物語。
 「脳」「手」と言う表現は冒頭から既に使われているので、それによっていますが。当時の資本主義、共産主義、と言う感じの部分はあります。まぁ、時代背景を理解すると深いと言う。
 まぁ、読んでみると表現が過剰というか......そういう時代だったんですかねぇ。「表現主義」と言うヤツがこう言うのか、と。結構またご都合主義的な感じでもあると言うか。言ってみると「現代的ではない」文章です。だから、多分人を選ぶ作品。ただ、結構面白いと言うか興味を引かれると言うか。
 そして感じるのは内容的にある意味、いわゆる「スチームパンク」的な部分ってこう言うのだろうなぁ、と。で、ここら辺が分かると面白いと言うか......ついでに分かるのは、映画でフリッツ・ラングの作品を見ていれば、彼お得意の「大衆による狂気」と言う部分がありますけど、そういうシーンが存在する訳で.....これがまた想像が非常に容易です。
 読みながら「なるほど」と......想像が容易なぐらい。
 ま、「合間合間を自分で埋める」部分も結構あるので、ちょいと難しいですがうまくはまると中々。個人的にははまったかなぁ、と思います。っつぅか、映画版はみたい(笑) いやぁ、最後に映画版についての話がありまして、暴動シーンで1500人動員したとか、こだわりがすごいとか。映画のオリジナル版は3時間半ずつの2部構成だったそうで.....気合いが必要でしょうが、あの内容を余す所無くやっているなら是非みたいものがあります。いや、ストーリーは「絶対的に面白い」とは思わないんですよ。表現過剰で(^^; ただ、絵の美しさはかなり過ごそうで。フリッツ・ラングですから暴動シーンとかそこら辺の迫力は相当なものと想像ができますし、この人の表現力はみたいんですよね......それが評価高い訳ですから。
 そうそう。写真を見ると最近の映画しか知らない人は「気持ち悪い」と見えるかも知れませんが、当時は普通。と言うか、ドイツの映画黄金期ですからねぇ......「カリガリ博士」とかみる事を奨めますが、そういう人には。
 ドイツ表現主義全盛の時代ですよねぇ......

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Statins aid slow learnersと言う話がありますか。コレステロールの抑制用に使われるスタチンと学習についての話題。
 読んでみますと.....コレステロール値を下げる目的で幅広く使われているスタチンについて、新しい研究が行われている。マウスでの研究では、この種の薬剤は神経線維腫症(neurofibromatosis)として知られる、学習障害の改善ができるらしい事が示唆された。
 NF1とも呼ばれるこの障害は、約4000人に一人の子供に影響を与え、学習障害、共同作業の問題、そして良性の腫瘍が神経組織の成長の阻害を引き起こす。
 研究者達はNF1を引き起こす一つの遺伝子の変異を既に発見している。この遺伝子は正常ならばneurofibrominと呼ばれるたんぱく質を作るものの、これができずRasと呼ばれるたんぱく質を生産する。マウスでの研究では、過剰なRasは結果的に脳において、異常な神経細胞の反応を引き起こす証拠が見つかっている。
 Rasはまたコレステロールをその機能に必要とし、これが医学生であるSteven Kushnerに、コレステロールを減らす薬剤がRasにどのような影響を与えるのか、そしてneurofibrominはその機能にどのような影響を与えるのか興味をもたせた。
 Kushnerは偶然、臨床のローテーションの合間に、スタチンについて学んだ後にこのアイデアを思いついた。「彼はある朝私の研究室にきて、”私は解決法を見つけました”と言った」と彼の指導教官であるUniversity of CaliforniaのAlcino Silvaは言う。
 Silvaのグループはこの考えをマウスで試験し、そしてその結果をCurrent Biology this weekに報告した。
 遺伝子を操作して、作業への集中が難しいと言うNF1の人と同じ問題を持つマウスを作った。例えばあるテストでは、マウスを持続的に左か右へと点滅する光にさらしてみた。もし、マウスがライトが点灯した正しい方向への指示を学んでいたならば、マウスは点滅する光の方向に報酬として餌が与えられる。
 NF1のマウスは、その時間の5割で正しい方向の指示を学んだ。しかし、スタチンを与えられたものは65%であった。注意を払う事に対し、3割の改善がみられた事になったとチームは報告した。
 同様に、NF1マウスはスタチンを投与される事により、水を張った迷路で乾いたプラットフォームにたどり着く試験では、5日間の訓練で4秒改善された。
 最近の実験の結果は「このような薬理学的なアプローチが、NF1の子供における学習障害に対して効果的な処方であると強く示唆された」とWashington UniversityのNeurofibromatosis CenterのディレクターであるDavid Gutmannは言う。しかし、彼は現在NF1に関連した腫瘍の処置を目的とする他の薬剤もまた、おそらくこれらの人々の認知障害の改善に使えるだろう、と強調した。
 Silvaはスタチンは他の薬剤に比べて、特にアドバンテージがあると指摘する。これは、これらの薬剤を20年使っている人でも、特に毒性のある副作用が見つかっていない事である。「我々は、これらの薬剤をが使用に堪えうる事を知っている」と彼は言う。
 研究者達は3つの臨床試験において、スタチンがNF1に関連した学習障害を改善するかを調べる臨床試験の許可を受けた。二つの試験はアメリカですぐに始まり、そして三つ目はオランダで行われる。「我々はこれが働くか否かを、1〜2年で知る事になるだろう」とSilvaは述べた。

 と言う事ですが.....ADHD的なものもどうなんだろう、と一瞬(^^;
 まぁ、機構が違うから関係ないのかもと思いますが。この手の注意力ってのは学習と密接に関係している訳でして.....もちろん、「学習」ってのは学校の勉強とかそう言う狭義のものではなく、動物として生存能力にかかる学習も含まれた、広義における「学習」と言う意味です。
 こう言った注意力の欠如は、一つ間違えると自分の生死にも関係しますからねぇ.....
 ですが、しかし医学生が気づいたと言うのは面白いですが。理屈ではあるんですよね.....正常なものはともかく、異常なたんぱく質がコレステロールを必要とするなら、それを減らせば良いと言う事で。
 ま、興味深いものですな。
 後はMini windmills power wireless networksと言う話もありますが、時間がないので省略。

 それとHotWiredより。
 研究結果:幻覚剤「ペヨーテ」は脳を損傷しないと言う話がありますか。ペヨーテについては「からむこらむ」のその200で触れていますので、興味ある方はみてみるとよろしいかと思いますが。
 ま、ネイティブ・アメリカンにとっての「聖体」として宗教的儀式に使われていますが。ま、これが色々と歴史的に抑圧された彼らにとり、非常に重要な役割を担ったと言う話がありますけど.....ま、そこら辺も書いていますけど。
 とりあえず、実験法はこれを使用するネイティブ・アメリカン・チャーチの信者でペヨーテの服用をしている61名、アルコール中毒患者で2ヶ月以上禁酒36名、アルコールも薬物も取っていない79名が対象で、精神的な健康度と認知能力を調べたと言う事だそうですが。
 結果的に、脳に問題が認められたのはアルコール中毒患者のグループだけだったと言う。
 ま、理由は「使い方」とか色々とあるようですがね。宗教的意識と言う観点もあって、ネイティブ・アメリカン・チャーチの人達がもっとも安定的だったようですが......まぁ、一方でどうもアルコールが脳に永続的な損害を与えているらしい、と言うような部分まで出てきたようですが。
 とりあえずなんとも分からんですが。
 ペヨーテの幻覚成分の主成分であるメスカリン自体がどうなのか、ってのは分からんので一つ(^^; ペヨーテ自体が色々と成分を持っていますからね.....濃度的なものとかもあるのかも。
 比較的穏やかなものなのかも知れませんが。
 あぁ、ちなみに「ペヨーテが安全だと言うなら、他のも」と言うのはレベルの低い考えですのでお気を付けを。っつぅか、下らん事に手を出すなと思いますがね。

 後は.....まぁ、時間がないんですが。
 とりあえず一つ.....「M資金」詐欺で2容疑者逮捕、被害額は約3億円?だそうで。っつぅか「M資金」ネタ、まだ続いているんですか.....永久不滅のネタなんでしょうかねぇ。
 もっとも、米軍の云々、と言うタイプではなく「皇族の」云々と言うタイプですが。国際的には「ナイジェリアからの手紙」詐欺型となりますけど。
 信じちゃうのね......
 一時期はやたらと海外からのspamにこの手のタイプのが多かったですが。昨今は急減したのは摘発が相次いだのでしょうか? もっとも、日本でも「忘れた頃に復活」しますから何とも言えませんけどね。
 やれやれ、ですな。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧に覆われる傾向のようですが......西に低気圧、と言う事で徐々に明日にかけて下り坂となるようですが。とりあえず、まぁ今日は持つ傾向のようですね。関東地方は晴れ。東京で20/11と言う予報と。
 まぁ、下がっていっています。

 さて、今日は木曜日ですか。
 とりあえず、まぁ今日もやる事が結構ありますが、負荷は比較的軽めで済む......かな? まぁ、とりあえず頑張ってやっていこうとは思いますけど。
 さて、そろそろ色々と勝負時と言う状態になってきていますので、まぁ、手間はかかるのか。
 ハイ、皆さんも健康にお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/09
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、ボリューム一杯と言うか......何つぅか、まぁ制御が大変だよなぁ、他人の(- -; と言う事で、微妙に不機嫌だったりもしましたが。まぁ、昼にかけてあれこれと「本日の山場」ってのもあって大変でしたけどねぇ.....
 どうにかこうにか、乗り越えられたかなぁ、と。
 ただ、最近は夕方になるとバッテリー切れになると言うか.....神経を使う場面が増えていると言うのもあるんですけどね。何か、やたらと疲れますねぇ.....肝臓?(- -; まぁ、大丈夫だとは思うんですが......とにかくも、まぁてんやわんやの一日でしたかね。
 とりあえず、山場一個......
 で、帰宅してからはどっぷり疲れまくり、と(^^; ハイ、もうなんだか......

 そして昨日は日中は暖かい一日でしたか。
 朝夕は涼しいですがねぇ、さすがに。もっとも気温は予報ほどは上がらなかったように思えましたけど。とりあえずは晴れて、風の強い一日でしたね。
 まぁ、そろそろ気温は下がるようですが......
 晩秋、と言うにはちと今一つですな。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Probiotics get a boostと言う話題がありますか。プロバイオティクスの話題ですが......
 読んでみますと.....バクテリアの投与が、医者を遠ざける事になるのか? 「そうだ」とスウェーデンでバクテリアを飲んでいった労働者の研究から判明した。これは「身体に良い(friendly)」なバクテリアの錠剤を取ってもらったもので、半数のプラセボの対照群と比較したものである。この発見は生きている微生物をとる事で、体内の免疫機構を加速させる事ができる、と言う主張を補助するものである。
 ここ数年、特にヨーロッパと日本で食品産業において、身体に良い微生物を含んでいる、とするプロバイオティック製品の市場での増加が目立っている。
 例えばたくさんのヨーグルトではLactobacillusBifidobacteriumと言った生きている細菌を含んでおり、これが人の健康に寄与しているとしている。そのようなサプリメントの支持者は、これらの微生物が人の腸内にいる細菌や酵母を手助けし、消化を助け、病原菌と戦うのを改善すると言う。
 プロバイオティックスへの熱意は、20世紀、ロシアの科学者であるElie Metchnikoffが、ブルガリアの農家において彼らの酪農産物の消費によって寿命が長い、と提唱した事から始まる。現在の研究では、このような食べ物が影響を与える事に対して、いくつかの証拠が上がっており、この中には血中の免疫細胞である「CD4+」の数が急増する事も含まれている。
 しかし専門家達はプロバイオティクスのサプリメントが、病気から全体的な保護をしているとするには証拠が足りないとしていた。
 今回、プロバイオティック製品の開発をしているものも含む二つのスウェーデンの会社が、この議論にデータを加えた。
 パッケージ工場において、毎日液体状の偽薬、あるいはあるヨーグルトに含まれるLactobacillus reuteriを80日間労働者に投与した。偽薬を投与された87人の参加者のうち23人はこの期間に病気を報告したが、L. reuteriを投与された94人ではわずか10人しかいなかった。この盲検法の結果はEnvironmental Healthに報告された。
 研究を率いたプロバイオティクス企業BioGaiaの科学者Anders Zachrissonは、病気となった期間の平均はサプリメントを受けていた人の方が、わずかに短かったと付け加え、そしてこの効果は特にマークされるものだとした。
 「これは交替する従業員が、免疫系を損ないより風邪を引きやすい、と言う事実を良く表したものだ。この研究での、本当に劇的な発見は(プロバイオティクスを受けた)従業員の誰一人として全く病気をしていない事である」とZachrissonは言う。
 University of Hawaiiの栄養士であるAmy Brownは、L. reuteriをプラセボと比較した利点は興味をそそると言う。しかし、彼女は正確にこの効果がどれだけ大きいのかを語るのは難しいと言い、これは研究者達が、労働者達の病気や怪我と言ったものの追跡をしていない為である。例えば骨折がサプリメントにより改善を受けたと言うような証拠も無い。
 以前に誰もそのような、全体的な予防効果を見せた事は無い、とDairy and Food Culture TechnologiesのMary Ellen Sandersは言う。Sandersはプロバイオティクスについて、微生物とこの分野での企業のコンサルトをしている。
 Sandersはこれはサプリメントを取るように考えている人を改めるだろう、と言う。「今日では、もしある種の胃腸部や膣での病気にかかった場合、大半の人はプロバイオティクス製品をとるだろう。しかし、これらの研究の証拠では、プロバイオティクスの役割はおそらくあなたを健康に保つ事であり、症状を改善する事ではないのだ」と彼女は述べた。

 と言う事で、プロバイオティクスですか。
 日本と欧州で加熱、だそうですけど。まぁ、理論上腸内で云々、ってのはよく分かる。実際、ある程度ヨーグルト食っていると便通が変わりますので.....いや、経験談。朝夕しっかり食うとそうなります。
 ま、健康に保つ関係にはなるでしょうけど.....ただ、最後に指摘されているように「健康を保つ」が「病気の症状の改善」にはならない、と言うのは重要かも知れませんね。まぁ、間接的に健康の回復の支援にはなるかも知れませんけど。
 いや、マスコミやら企業の売り文句が怖くて.....こう言うのを見ると(^^;
#「誇大広告」と言うヤツですな。

 そして、結構興味を引かれたのがこれ.....Copernicus unearthed?と言う記事。コペルニクスのおじの骨を探し始めたそうで。これは発掘した「コペルニクスの骨」が本物かどうかを調べる為だそうですが。
 ポーランドの考古学者達は、彼らが去年、ポーランドの教会で発掘した骸骨と骨が、おそらく、現代の天文学の父であるニコラウス・コペルニクス(Nicolaus Copernicus)のものであるだろうと考えている。
 発掘チームは、ワルシャワの法医学者にこれが誰の骨の可能性なのかを言う事なく、残った骨を送った。先週木曜日、ワルシャワの専門家はその情報から個人の顔を再構築した。その絵は鼻が折れ、額に傷があった。これらの特徴は、1500年代のコペルニクスの肖像画に見られるものと一致した。
#この絵は記事に見られます。
 彼らの理論を確かめる為、考古学者達はコペルニクスの母方のおじであるLukas Watzenrodeの墓がどこかを調べている。骨の遺伝子の比較から、彼らはそれらがおじと甥のものである事が明らかになる事を期待している。
 元エルムランド(Ermland)の司教(Lukas Watzenrodeの事)は1512年にコペルニクスの誕生地でもあるポーランドの都市トルニ(Torun)で死んでおり、そしてここか近くで葬られていると考えられている。
 「私は97%、我々が発見したものがコペルニクスだと思っている」とInstitute of Anthropology and Archaeologyの考古学者で発掘を指揮したJerzy Gassowskiは言う。しかし、DNAテストのみがこの問題の究極の解決だと彼は認めた。
 コペルニクスの研究は2年前からである。コペルニクスはポーランドのバルト海側にある小さな街フロンボルク(Frombaork)の聖職者であったが、ここの司教がGassowskiに、町の大きなゴシックの大聖堂にあるこの天文学者の墓の調査を依頼した事から始まった。
 Gassowskiのチームはコペルニクスの埋葬について、全く情報がなく、彼らはわずかのぞみを持って発掘を行った。しかし、去年彼らは重度に損傷を受けた骸骨と骨の一部を、大聖堂の16の祭壇の中の一つ下から見つけ出した。
 骨格から顔の復元をする事は、誰の死体かを認識する重要なステップである。しかしチームは彼らはその復元と比較する十分なものが無い事を認めている。1543年にコペルニクスが70歳で死んだ時、彼は有名ではなかった。その為、わずかな彼を描いた絵のみが残っているだけである。
 彼の有名な本であり、地動説を最初に著した本である『天球の回転について(De Revolutionibus Orbium Coelestium)』は彼の死後出版された。そして、天文学は一人の男の余暇から生まれた、科学の歴史上もっとも重要なものの一つとなっている。

 コペルニクスについては、「からむこらむ」の「その217」でも簡単に触れていますが。Wikipediaの項も参考になるでしょう。
 まぁ、本業は聖職者でして、天文学は余暇。そして彼は頭が良いので少なくとも自説を聖職者たる自分が発表したらどうなるか、と言う事は良く理解していたようです。だから唯一の著書は死後に発表されたと言う......
 あ、ちなみに彼のおじであり名前が出ているWatzenrodeは、コペルニクスの両親の死後、彼を引き取った人物です。だから名前がちゃんと残っています.......っつぅか、聖職者で司教ですから名前は残っているんですけどね。

 後は「からこら」でもやりましたので。
 Drug ads slammed for being sadly misleadingと言う話題があるようで。これはこれで、うつ病の人も中々まぁ、何つぅか。広告に絡むものでもあるんですが。
 うつ病は脳内の化学物質のシンプルな不均衡によるもの、と説明出来るのか? ある二人組の研究者達が、この証拠は弱いものであり、そして製薬会社はそのようなメッセージを広告に載せないように、と訴えた。
 「脳内のある化学物質が欠ける事によってうつ病が起こる」と言うようなメッセージによる攻撃により、患者達は他の治療法、例えば他の薬剤やセラピストとの対話と言う様なものに疑いを盲腸になってしまう、と研究者達は述べている。
 「そのような(広告における)メッセージは、科学的な文献とはかけ離れている」とLake Erie College of Osteopathic MedicineのJonathan Leoは言う。彼は、共同執筆者とともに、この事をエッセイとして今週のPLos Medicineで掲載した。
 この二人組はまた、アメリカにおける薬剤の広告の規制を行う食品医薬品局(FDA)も抗うつ薬の広告を見て、そのルールに応じないことに断固とした態度を望んでいる。
 論争となっているのは、抗うつ薬の中で「選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)」と呼ばれるものである。この種のものは、Prozac(日本名「プロザック」、fluoxetine), Zoloft(日本名「ゾロフト」、sertraline)and Paxil(日本名「パキシル」、paroxetine)と言ったものがある。
 これらの薬剤は、脳で信号を伝え、また気分に影響をする分子であるセロトニンの再吸収を阻害するものである。臨床試験では、これらの薬剤はうつ病の人々を手助けするが、うつ病の子供においては自殺率を増やしていると言う心配がなされている。
 Leoはこれらの薬剤のメカニズムなどはまだはっきりしていないと言う。セロトニンの欠乏は決定的にうつ病を起こすものでも無い、と彼は言う。彼は、セロトニンを減らす事によってうつ病を引き起こす試みは成功していない、と注意をした。また、他のセロトニンのレベルを引き上げる化合物も、常にうつ病から救うものとはなっていない。
 Leoはまたある研究では偽薬とセロトニンに関係しない薬剤を使ってみた所、実際にSSRIを使ったものよりも気分の向上が優れていた事例があると付け加えた。
 他の抗うつ薬の効果も良いようだ、とUniversity of PlymouthのIrving Kirschも賛成する。彼は、うつ病の人々の脳のセロトニンのレベルが問題になっているのかを証明する更なる研究が必要だ、と言う。そして、更なる研究で偽薬よりも本当にSSRIの方が効果がある事を示す必要がある、と付け加えた。
 「どのようにSSRIによる治療の利点があるのか派、まだはっきりしていない」とCase Western Reserve UniversityのRobert Findlingは言う。彼は製薬企業においてこのトピックのコンサルトをしている。しかし彼は「SSRIが大部分のうつ病を軽くする、と言う強力な証拠がある」と主張する。
 LeoとFlorida State UniversityのJeffrey Lacasseは、製薬企業の広告を探し出して分析し、SSRIについてその不確実な情報を載せていないか調べた。
 ある過去のにたような状況の決定が、彼らにFDAが彼らの発見を興味をもっているかを考えさせた。これは2002年、アイルランド版のFDAであるIrish Medicines Boardが、主要な製薬会社に対して、paroxetine(パロキセチン)のリーフレットの情報において、化学物質のアンバランスを是正すると表記するのを禁じた。
 たくさんの広告を見た二人の研究者達は、うつ病がどのようにして起こるのかはっきりせず、そしてセロトニンの欠乏が「おそらくは」関係があるのだろう、と言う。しかし、LeoとLacasseはFDAの規則に対し、広告には「それを補助する証拠の期限」を明らかにする様に要求している。
 二人組は、FDAがこれらの広告を見る事を望んでいる。「私はこれが問題の解決になるかは確信が無いが、最低限の警告文がおそらく助けになるだろう」とLacasseは言う。
 広告の変更は、人々にうつ病が単純な脳内での化学物質のシーソーの状態であると考える事を止めさせ、そして彼らの目を他の解決法へと向けるだろうとLeoは期待している。

 と言う事だそうですが。
 まぁ、どうなんでしょうか......過去に調べてみた限り、少なくともSSRIとセロトニン、うつ病との相関性はありそうに思えましたけど。もっとも「絶対」ではないっぽいと言う話も結構聞いていて、それなりに「事例」というか、まだ知られていない原因となるものもあるのかも知れないとも思っていますが。
 まぁ、それが「薬剤を飲んでもきかなかった」と言うケースになるのかも知れないと言う。実際の所、レセルピンが必ずうつ病を引き起こしている訳ではありませんしね......統合失調症の患者にレセルピンを投与し、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンが枯渇状態になって、ドーパミンの枯渇から起こるパーキンソン病、と言うのがあったとしても皆が皆、うつ病になったとは聞かない。
 もっとも、「本当にうつ病?」ってのも昨今はありますし。難しいものではありますが。
 まぁ、薬に固執しないで色々と方法を探る、と言うのも個人的には賛成ですがね......
#何となく、うつ病の人ってのは「強力な薬に固執する」人が結構多い気がする。

 後は、Intestinal worms show their up sideと言う面白い話もあるんですが。早い話、寄生虫がアレルギーを抑制する、と言う話なんですが。
 良く聞くものでもあるんですがね。時間がないので省略。

 そんでもって、他を見ると.....今年も?
 スギヒラタケ:今年産も一部に毒性と。諸説言われていますけどね......まだ結局毒の正体は不明だそうですが。去年出てきた説は「天候の関与」とありましたけどねぇ.....つまり、天候が変わったがためにスギヒラタケが結構「日もち」してしまい、その結果毒性を生じるようになった、と。つまりできてすぐなら毒性は少ない、とか。
 まぁ、結局よく分からんようですが。今年のものも毒性が確認されたと言う事で.....ただ、
 だそうですので。これは結構気になるなぁ......例えば、細菌のごとく競合関係にある微生物を殺す、と言う事で抗生物質をつくり出すと言うケースがありますが、それに関連しているのかも知れませんし。もしそうならば、「最近毒性が増えた」と言うのなら、他所からのキノコの侵入が引きがねになっている可能性があるのかも?
 いや、分からんですけどね。
 どうなのでしょうかね......?

 他に見ていまして。
 平安時代の「遺言」木簡出土 「私は大病、馬返したい」と言う話があるようで。9世紀初めと言う事で平安時代も始まったばかりですが.....木簡に記された遺言ですか。珍しいと言えば珍しいですが。
 「伊福部連豊足(いふきべのむらじとよたり)」と言う人物だそうで。役人らしいそうですがね.....内容的には主人か上司へのメッセージの下書きだそうですが......「下書き」だそうで、まぁ実際の所そんな余裕かませるならば、「死にそう」だったのかは不明だそうですけど(^^;
 よほど嫌な仕事をさせられていたのか.....?(^^;
 あるいは根性でやりのけたのかは知りませんけどね。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は西高東低の冬型ですか。寒気もそれなりに下がってくるようですね......北日本と日本海側では天気が今一つとなるようで。一方で太平洋側は晴れるところが多いと。関東地方は晴れ。東京で19/12と言う予報と。
 ま、下がりますな。

 さて、今日は水曜日ですか。
 一週間の中日ですけどね.....まぁ、とりあえず少しだけ楽出来そうです。と言うかしたいですが。まぁ、でもどうなるか......場合によっては延長戦、ですかね。
 とりあえず踏ん張っていきますか。
 ま、皆さんも体調にはくれぐれもお気を付けを。冷えていくようですからね.....

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/08
 さて、昨日は職場Dへ出勤の一日でしたかね。
 え〜.....疲れた......何か知りませんがやたらと消耗した一日でしたかねぇ......って理由はある程度分かっているか。まぁ、「神経を使う」仕事がちと始まっていまして、あれこれと。おまけに負荷がデカイ「+α」がついてきている為に、「何をどうするか」に引き続き「じゃ、作るか」という形であれこれと。
 そんなことしていたらあっという間に時間が経過する事......
 で、珍しく職場で腹の減り具合が強烈に進行し、帰りに少しつまむ羽目になりましたかね......いやぁ、もう持たないと言うか。きっちりこういう部分は食っておかないと持たないと言う。食い過ぎても良くは無いですが(^^;
 まぁ、そのまま帰宅して、さすがにへたりましたかね。
 やれやれと言うか.....まぁ、眠いんでとっとと寝ていました、ハイ。

 で、昨日は立冬でしたが.....雨から天気が回復しましたか。
 何か、天気予報のサイトが止まっていてどういう具合になるのかさっぱりでしたが(^^; とりあえず、降っていた雨も朝には回復。その後、何か近所で雨が降ったりもしたようですが、基本的には晴れていましたかね......雲は多く、気温も上がったようですが。
 ま、ちと不安定気味ではありましたか。
 っつぅか、日中は少し蒸し暑かったですねぇ.....天気もまぁ、なんだか。立冬じゃないのか、と。

 そんでもって、まずPing-pong経由で。
 と。Harpoon.....何かと言うと、ポセイドンのもつ槍の名前ですね。転じて、「釣り」ゲームとなっています。相手を「釣る」と勝ち、みたいな......誤りじゃないでしょ?(^^;
 なんてのはともかく、まぁ古いDOSゲームをやろう、と言う企画なんですけど。
 最近のユーザーからすれば確実に「コンベンショナルメモリーって何?」と言う世界ではあるから、確かになぁ.....「EMSメモリが云々」なんてやった事があるのはDOS時代の人ですからね......管理人も何か知っているぞ?(笑)
 っつぅことで、指摘の通りVPCなんか使う人なんかは逆に簡単かも。
 もっとも、Harpoonって10年ぐらい前にMac版もでていたりしていた記憶もありますが......こんな面倒な手間はかからなかったはず。
 いやはや、懐かしいと言うか。こういう部分はMacは有利だったよな......
#っつぅか、でも一部「メモリー割り当て」やらあれこれやったのが懐かしい。

 で、巡回をしていまして。
 HotWiredより「DNAワクチン」はインフルエンザ予防を変えるかと言う話題がありますか......DNAワクチンか。筋肉への注射程度でも使えるものでして、対象となるウイルスのDNAの「一部」を(ただしちゃんと役立つ情報=たんぱく質の一部〜全部の情報でないとダメ)注射する事で、たんぱく質を作ってもらい(もちろん無毒でないとダメ)、これを光源として、身体が抗体を作る、と言うものになります。
 ま、現在は「実用」とは言い難くまだ実験的ですね......
 実際の所ワクチンは卵を使っていますし。しかもこれは古い方法で、手間がかかり、そして情報を「外す」と致命的なまでのロスになると言う難点がある。と言う事で、DNAだけあればできる(しかも増殖は容易でしょう)DNAワクチンが注目されている事になりますが。
 ま、マウスで成功したんですが、人間では標的細胞に到達しない為に中々成功していないんですけど。記事では徐々にこの問題を解決しつつあるとありますが......「可能性」は高いんですけどねぇ。
 いかんせん遺伝子関係。
 世間の目が中々、と言うのがなぁ......
 後はカーレースが好きな人にはF1よりNASCARが刺激的? F1カーの新デザイン提案もと言う話題が気になるかとも思いますが....アメリカもなぁ(^^;
 NASCARよりはインディと言う気もするんですが、どうなんだか。っつぅか、今シーズンはレギュレーションのおかげでかなりつまらなかったので見ませんでしたけどね。いや、「必要資金を減らす」のは分かるものの、それがゲームのつまらなさにつながった感じで。
 最悪のパターンと言う気もしますが。っつぅか、「競う」部分が間違っている感じもありますがね、最近のF1は。いや、大体最初の方の数戦を見ると後は「あ〜、今シーズンもきまったかなぁ」って感じになりますから。
 で、まぁ色々とアイデアもあるようで、記事では.....面白いリアウィングが提案されているそうで。でっかいウィングがありますけど、アレが後輪の後ろに二つ、小さくなって存在すると言う感じに。その為に後ろの気流の乱れが少なくなり、後続に不利とはなりにくくなると言うそうで。
 まぁ、でもオーバーテイクがかなり困難なコースもありますしね......モナコとか。
 記事を見ていると、「遅くても伯仲」しているのが良いのか、あるいは......?
 後はまぁ......なんというか。
 伝説上の生物を探求する「未知動物学」と言う話があるようで......興味ある方はどうぞ(^^;

 それと、最近ニュースにもなっていましたが。
 接近中の火星の砂嵐、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたと言う話題があるようで......写真の赤道付近の北側で砂嵐が展開していると言う。
 分かりますかね? 色が違うかと。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が通過しましたけど.....日本海側にはまた低気圧。これが抜ければ西高東低になるわけですか......ま、日本海側を中心に天気が崩れるようで。他の地域はおおむね良い天気の所が多いようですね。関東地方も晴れ。東京で23/12と言う予報と。
 まぁ、昨日とあまり変わらず?

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は「怒濤の火曜日」となりますかね......疲労を溜めるが為の仕事が多いです。と言う事で、がんばって切り抜ける事にしましょうかね.....っつぅか、神経使わせるのが多いのは勘弁して欲しいものですが(^^; ま、今週が勝負時です。
 頑張ってやっていく事としましょう。
 皆さんも体調にはお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/07 細部の修正をしました。
 細部の修正をしました。

 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたかね。
 まぁ、朝は10時ぐらいに起き出しまして.......曇っているなぁ、と。そのまま起き出しまして、午前中は巡回などでゆっくりと。途中で食事をとってからしばらくの間は映画「イントレランス(Intolerance)」を見ていましたかね。
 かなりの力作と言うか。
 その後、特に気力も無しと言う状態でゆっくりと過ごしていましたか......いや、どうにも気合いが。鼻水も何か出てきて止まらんと言うか......また風邪か? 先日の「研修旅行」時にやたらと飲んだのも無関係ではないのかも知れませんが。
 まぁ、何ですかねぇ(^^;
 とにかくもゆっくりとしていましたか。

 で、昨日は気温の低い一日でしたか。
 雲も多く、今一つの天気でしたかね......土曜日に動いておいて正解でした、ハイ。実際、昼過ぎて3時ぐらいには居住地域では降雨がありましたか。土曜日とは本当に対照的と言う。
 鍋がそろそろ美味い?

 で、見ていたDVDが「イントレランス(Intolerance)」。
 アメリカのD.W.グリフィス監督の1916年の作品。162分でサイレント。音楽は当時のものではなく、新しく取ったものを使っているようで......まぁ、1989年に8000円で生オーケストラ付きでの上映なんてやったそうですが。
 タイトルの意味は「不寛容」。ペルシャと対立するバビロン時代、キリストの時代、カトリーヌ・ド・メディチと息子シャルル9世の時代、そして現代(1916年当時と言う意味で)の4つの時代の「不寛容」をテーマにし、そして各時代を並列において、話の流れの中でそれぞれの時代の「不寛容」の物語へと移り変わると言うもの。
 基本的には「不寛容」と「偽善」を見ているものに突きつける、と言う。合間合間の場面転換時に出てくる「ゆりかごを揺らす女」がまた印象的と言うか.....
 バビロンではベル神を祀る司祭が、徐々にイシュタル神への進行へと傾くバビロンの中で不満を持ち(不寛容)、バビロンと敵対するペルシャのキュロスへと内通してバビロンが滅ぶと言う話。キリストの時代は、省略。シャルル9世の時代は、ちょうどユグノー派(プロテスタント)とカトリックの対立(不寛容)の中、聖バルテルミーの虐殺によって引き裂かれる恋人の物語。
 現代はこの物語のメインか。
 「向上委員会」と言う女性によるグループの活動で悲劇に落とされる人々の話。この委員会はある工場の経営者兄妹への働きかけで、大量の資金を得、そして「向上」事業をすると言う。その最初が労働者の給料1割カットで彼らへの寄付がなされてストライキ。「向上委員会」は労働者の憩いの場であった酒場やダンスを「悪いもの」と見なして一掃し、追い出された労働者達の一部は都市へとでて働く。が、簡単にはうまくいかず悪の道に進むようなものもでる中、「向上」のために赤子を「悪い母、犯罪者の父」から奪っていく、と言うような事まですると言う。
 その様な中で、都市へとでた女性と男性が結婚し、男性は無実の罪で投獄。二人の子供は向上委員会によって奪われると言う状況で、男性は出所するものの、今度はまた無実の罪で殺人事件の犯人とされ死刑とされるが.......
 テーマとしてはかなり難しく、当時受け入れられなかった、と言う話があるのも十分に頷けるかと。実際かなりエネルギーがいる作品で、「4つの時代が並列に展開される」と言うのを理解するのは大変かも。そしてサイレント時代に特徴的な、合間合間で「補う」と言う事ができないと単なる長く暇な作品なのは確か。
 ただ、ここら辺が分かり、尚且つきっちりとテーマを受け入れられれば非常に素晴らしい作品ではないかと思われますが。
 この作品の最大の見どころは異様なまでに力を入れたモブとセット、そして撮影技術とこだわりと言う点。
 この最大の部分はバビロンで、高さ90mの城壁での戦いのシーンと、祝勝会での一辺1.6kmの広間でのシーン。「張りぼて」ではなく、城壁では大量の兵士が上で戦闘している上、祝勝会場の広間でも巨像が下方だけでなく上の方にも配置され、そこに人がいて......いくらかけたんだ、というか。ため息しか出ない壮大なセットが壮絶。そしてその城壁へ攻撃するキュロス軍も移動式タワーなんて作って城壁を越えようとする(つまり90mもの移動出来るタワー!)が出てきたり、そこから兵士を展開して戦闘させたり、揚げ句タワーを燃やして崩すとか、もうすごい事になっています。
 っつぅか、CGなんて使えない分恐ろしいほどの迫力ですな。しかも兵士の首を刎ねていますし.....
 しかも衣装もまたしっかりしていると言うか......モブはずっと奥までちゃんと存在して活動していますし、まぁもう、人海戦術と言えばそれまででしょうが。それをきっちりやってのけるのはすごいものかと。圧倒的なものがある。
 そして、疾走するシーンのスピード感の良さ。
 この時代にこう言う表現ができる人がいたのか、と......素晴らしい。特に最後の方の、バビロンの戦車と機関車、自動車の疾駆のスピード感。かなり迫力がありますね......駅馬車のシーンを彷彿とさせるような感じ。
 ただ、これらの点は全て編集による力もかなりあり、その編集もテーマにきっちりと沿ったものにしている訳でして。きっちりやってのけた監督はすごいものです、本当に。
 いやぁ、本当に驚きましたねぇ......
 なお、この「テーマ」。現代にも十分に通用するものとなっています。と言うか、考えさせられますかね......いや、笑えないんですよ。逆に言うと、こういう点で人間は進歩していないと言う事になるのかとも。
 悲しいものですがね。
#なお、この映画を見る時には第一次世界大戦中であることも少し考慮にいれておくと良いかも。
#ラストでの戦闘シーンはそれをイメージしているはず。

 そう言えばPing-pong経由で。
 と言うタレコミがありましたかね......ありがとうございます。
 と言う事で、「琥珀色の遺言」は懐かしい。大正時代の日本だったか? 殺人事件を解決すると言う探偵ものなんですが、やたらとインテリな主人公に金持ちの家だった記憶が結構ありますな(笑) 一応、X68k版でクリアーした事があります。
 バイトやっていた時に借りたんだったか。
 結構面白かったんですがね......と言う事で、気になるんで買おうかとも(笑) ちなみに、確かハマリは無かったような記憶があります......多分。結構あっさりクリアー出来たような? それとも運良くはまらなかっただけかな?(^^;

 ところで、Nature.comより。
 昨日省略したんですが、やっぱり気になったんで。NASA tightens its belt, againと言う話題。
 読んでみますと.......NASA長官Mike Griffinは、ブッシュ政権による「宇宙計画」によってより多くの科学計画が中止されるか、あるいは遅延するだろうと述べた。
 11月3日、Griffinは米議会委員会においてNASAは、2010年に退役する予定のスペースシャトルのプログラムが30〜50億ドル分不足すると述べた。そのような不足はNASAにはより優先するものがあり、これにより不足分は他の部分の削減により行われる事を意味する。その最後に、Griffinは生命科学と核エネルギーの重要なプログラムで削減をし、「中止や規模の縮小、あるいは遅延」事を明らかにした。
 この悪いニュースは正確には驚きにはならない。4ヶ月前の委員会以前における二回目の登場の際、Griffinの証言ではNASAの財政を引き締める事について、シャトルの引退と国際宇宙ステーション(ISS)の完成、そして月への宇宙飛行士の派遣と言う新しいビジョンを見せた。
 過去数年におけるNASAのプロジェクト削減がそこにはある。例えば二つの惑星踏査計画が既に、5月に無期延期され、たくさんのミッションがそれに続くと見られた。
 「長期間が必要となる先端技術から、直接的な調査や、熟成した技術を短期間で使えるようなものへと焦点が移っている」とGriffinは小委員会で述べた。
 これはスペースシャトル、ISS、月の3つの目標に直接関連しない調査プログラムから、資金を引き揚げる事を大きく意味している。これらの資金は、スペースシャトルに代わる新型のCEVの開発の加速に使われる事になる。
 「これは単純に、全ての作業を現在のスケジュール通りに進めるのに、NASAの資金が十分ではないと言う事だ」と議会科学小委員会(House Science Committee)の議長Sherwood Boehlert(共和党、ニューヨーク州)は言う。「NASAは過去に約束しておきながら、その実現に何度も支障をきたしている事を忘れている。」と彼は付け加えた。
 GriffinはNASAのライフサイエンス研究は、宇宙飛行士の月計画への手助けと、CEVでの安全な航海の手助けに絞られると言う。対して、より良い放射線のシールドや火星へミッションでの生命維持システムと言った計画などは引き続き維持される。
 技術研究においてもやはり優先順位の変動があった。例えば、月面へと向かうのに必要なCEVのメタンと液体酸素を使ったエンジンの開発は、大規模な太陽エネルギーやインテリジェントロボットなどよりも優先されるとGriffinは言う。
 宇宙における、核動力の使用を狙ったプロメテウス計画(The Prometheus project)もまた削減対象となった。The Jupiter Icy Moons Orbiter (JIMO)は一度核動力エンジンを使う事になっていたが、しかし計画は今年の早くに凍結されている。Griffinは他の大きな核動力の使用(月での長期滞在に使われるなど)は、2018年以降まで使われる事が無いだろうと言う。その結果として、プロメテウス計画の資金の大半は取り消しによる違約金の支払いに使われる事になるだろう。
 Griffinは今週、5周年を迎えたISSの建設については、シャトルの退役に間に合うように規模を縮小して完成させると言う。幅2.5mで、回転して人工的に重力を発生させる遠心分離宿泊モジュール(Centrifuge Accommodation Module)は廃棄すると言う。
 シャトルについては、GriffinはNASAは2006年5月に次のフライトを計画していると言う。シャトルの外部燃料タンクにおける断熱材の安全の確保は、ハリケーン「カトリーナ」がニューオーリンズ近くにあるMichoud Assembly Facilityでの作業を妨害した事により、遅れている。まだ工場における外部燃料タンクで働く労働者のうち、1/4しか戻ってきていない。
 しかし、シャトルを復帰させる大きな力と、多数のプロジェクトにおける削減は釣り合いが取れている。ある人はブッシュ大統領の、人を月へと送るビジョンが現在の予算においては現実的ではないと心配している。「この長官が21ヶ月前に国に示したビジョンの対価を支払う事を望まないのではないか、と私は非常に関心がある。」とBart Gordon(民主党、テネシー州)は言う。

 と言う事で、NASAも大変ですが。
 無駄なプロジェクトもあれば必要なプロジェクトもあるでしょうが。優先順位の確認と、予算の配分と言う点で色々と必要な事はあるのだろうとは思いますけどね。ただ、凍結された中で結構興味深そうなものもあっただろう、と言う訳で、そういう意味ではなぁ、と言う。
 関係者の失望はかなりのものなのでしょうが。
 まぁ、ビジョンをはっきりしたと言う点では良いのかも知れませんけど。どうなるんでしょうかね......

 後はスラドより。
 世界最強のサブウーファーなんて話があるようで......実物はこちら。「TRW-17」と言うそうですが、立派な......扇風機?(^^;
 まぁ、重低音に重要なサブウーファーですが、1Hzを出せるとか......1秒間の振動が1回。単位時間当たりの振動数が減れば音は低くなる、と言う事でとんでもなく低い.....と言うか、聞こえるんか?(^^; スレッドでも指摘されているように、CD何かではカットされている領域だよなぁ。
 で、これだけの周波数だとやっぱり問題も起こるようですが(^^;
 工事必須だそうで.....地震とも間違えられるかも、と言うのが既にすごいレベルになっていますな。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日はとりあえず南北に低気圧が通過していく様で、各地で回復傾向の天気となるようですね......周期的と言うか。秋なんでしょうが。と言う事で、東の方ほど雨が残るようですが、西日本では晴れ。関東地方は晴れ一時雨で、明け方まで降雨。日中は晴れですか......東京で23/14と言う予報と。
 まぁ、少し暖かそうです。

 さて、今日から一週間が本格化。
 とりあえず、管理人は仕事ですね......あれこれとやる事が今週は多いんですが、まぁどうにかやる事にしましょう。っつぅか、準備が面倒なのばっかりだよなぁ......どうなるんだか。
 ま、体調には気を付けたいものですがね。
 踏ん張らんとなぁ、と言う.....時間が色々と無いものがあったりと。無事に年明けを迎えるにはそろそろ、と言う状態ですので
 まぁ、とりあえず皆さんも体調にはお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/06
 さて、昨日はなんか変わった過ごし方をした一日だったかも。
 昨日更新をした時には9時間寝ていた、と言う事で寝られる訳もなく(^^; まぁ、ネット上を回ったり、おもむろに家人が「何となくやりたい」と買ってきていたFF7とかやっていたりとかして朝まで。で、その後朝になってから「動こう」と思いまして。ま、これは日曜日は天気が悪いと言う予報が会ったので、動くなら「土曜しかない」と言う考えなんですが。
 そういう事で、8時前に家を出まして散歩などしていましたかね......
 片道16kmぐらいでしょうか? 地図上で直線距離10kmだったんですが。何か、結構壮絶なルートになって、まぁ良い運動と言えば運動でしょうし......なんというか(^^; まぁ、もっとも往復で30km以上となるルートをあるこうとは思いませんで、そこで電車やらバスを拾って帰宅。
 そして、少ししてからDVDで映画「イントレランス(Intolerance)」を少しほど見ていましたかね.....で、徹夜状態に動いたのもあってか眠く。と言う事で、夕食前まで寝ていまして、その後食事をとると言う。
 で、その後なぜかおもむろに「The Castle」なぞやり始めまして......(^^;
 この更新直前に解きました、ハイ(笑)

 そして昨日は良い天気の一日でしたか。
 晴れましたねぇ.....外出する人も多かったようですけど。気温は朝は冷えていますけど、日中にはそこそこ上がったようで。でも、そんなに上がった感じはなく、夕方になるとやはり落ちてくると言う印象は強いと言う。
 ここら辺はまぁ、と言う気がします。

 で、昨日の散歩道。
 実は夏に歩こうと思っていたルートだったんですが、体調やらタイミングやら天気やらで流れてしまいまして.....まぁ、でもいつか歩こうと思っていたんですが。
 とりあえず、昨日思いついて実行と言う.....ルートは実は地図を見て「自宅近くの川を遡っていくと、途中で途切れるもののその先へ歩くと、元リハビリ先の所へとでる」と言う事を知りまして。じゃぁ、ちょいとその駅の隣の駅が始発となるところがあるので、そこまで歩いてみようかと言う。
 実はその程度(^^;
 で、実際に歩いてみると地図はざっと見程度の記憶だったので、よく分からない(笑) 紛らわしい分岐点が結構ありまして、結局道を間違って進みましたかねぇ......「間違って」と言うか、「当初の予定とは違った」と言うのが正しい表現でしょうけど。
 まぁ、大体の勘はあるので問題はないだろうと思っていたんですが。実際に到達してみると、「リハビリ先の隣の駅」ではなくて「リハビリ先のあった駅」に到達......(^^; まぁ、初めてですし。大体はあっていたので良いかと。
 っつぅか、まぁこのルートも結構すごかったと言うか。
 4つの市にまたがって移動する事になったんですが、「川を遡る」行為自体緩やかな上り坂。そして、そこから離れて向かう目的の方向は「山」......管理人の周辺も激しくアップダウンする様な所なんですが、そこの「きつい坂」を思いきり延長したような坂に終盤に突入した時には、さすがに疲れがどかっと来ましたかね。
 っつぅか、もうちょい休みをいれれば良かった......(^^;
 いや、ほとんど休み無しで。しかも、この急坂を上る時に一気に上がった後、気づくと右足のひざの後ろの筋がちとおかしいと言う......変な負荷になったかなぁ、という。あるいは、突然歩き出したからかも知れませんが。
 まぁ、でもとりあえずそれなりに歩きごたえはありますかねぇ。
 もっとも、片道で遠いので色々と帰りのルートを考えないと実行出来ませんけど(^^;

 で、巡回してNature.comより。
 まず、先日見られなかった分で、気になったもの、と言う事でMicrobes overcome natural antibioticと言う話。公衆衛生分野、と言うか。まぁ、耐性菌絡みのは専門分野的にも気になるので。
 読んでみますと......バクテリアは、少なくとも汗や粘液といったものに含まれる、自然の抗生物質を元にしたある実験的薬剤に抵抗性を発達させる事が分かった。この発見は多くの専門家の予想を覆すもので、製薬会社への警告にも聞こえる。
 人々は普通にバクテリアと戦う化合物を持ち、これで口や目、皮膚と言った所での微生物を殺している。800以上のこれら化合物は抗菌性ペプチド(antimicrobial peptides)と呼ばれており、人、植物、カエルや他の生命体で見つかっている。
 抗菌性ペプチドを元にしたたくさんの薬剤が開発されているが、これは伝統的なペニシリンと言った抗生物質に抵抗性を持つものが問題となっているためである。
 抗生物質への耐性は、抗生物質による感受性バクテリアの淘汰で生き延びたものに表れ、それを除く事は非常に難しい。多くの専門家は抗菌性ペプチドは主としてこの問題を免れる事ができると主張し、これはヒトの進化の長い時間の中でずっと有効であったからだと指摘している。この一部はバクテリアを素早く殺し、一部はすぐにたくさんのペプチドがでて微生物の成長を阻害する。
 こう言ったものの専門家である Georgetown Universityの教授Michael Zasloffがいる。彼は2002年の著名な論文の中で、抗菌性ペプチドを元に作られた化合物への抵抗性をもつ微生物は、「起こりそうもない」と述べた。
 しかし、Zasloffはこの考えを変えた。
 2002年の論文の発表の後、ZasloffはMcGill Universityの進化生物学者であるGraham Bellと、科学的な対決に挑んだ。Bellはある特定の状態にあるバクテリアは、抗菌性ペプチドへの抵抗性をもつと主張した。彼はZasloffに思い切ってこの理論のテストを行う事を申し込み、Zasloffはこれを了承した。
 二人の研究者達は、ヒトで多く見つかるペプチドであるpexigananを選んだ。以前pexiganan抵抗菌を作る試みは、大腸菌(Escherichia coli)と黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)で行われたが、これは成功しなかった。
 さらに抵抗性菌ができるかを調べる為、研究者達は非常に少量のペプチドを、試験管において、大腸菌と蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)がそれぞれ入っている試験管に投与した。その量は微生物を殺すには非常に少量であったが、より抵抗菌が成長しやすい様に十分に早く成長する量ではある。600〜700世代にかけて、少しずつ投与量を増やしながら長期間これを行った所、研究者達はpexiganan抵抗性菌をつくり出した。彼らはこれをProceedings of the Royal Societyに報告した。
 これはZasloffの考えを変えた。「もし何かが試験管の中で起きたら、実際の生活の中でもこれが起こる事になる」と彼は言う。
 この発見はpexigananや似た薬剤についての研究者達の考えを変えた。「この研究は抵抗性菌はこのタイプの分子ではできないと言う考え(dogma)を変えた」とUniversity of Iowaの微生物学者であるKim Brogdenは言う。
 抗菌性ペプチド抵抗性菌の分離は、公衆衛生への重大な疑問を起こしたとBrogdenは言う。「もし抗生物質抵抗菌が生まれるのならば、我々の防衛システムに実際に大きな穴が空いた事になる」と彼は言う。もし、そのような抵抗性菌が広まると、おそらく小さい傷や擦り傷ですら治らなくなるだろうと彼はいう。
 研究者達はマウスでそのような抵抗性菌が感染を起こすかテストしようとしている。
 Brogdenだけでなく、研究に関わらない研究者達であっても、抗菌性ペプチドの開発を止めるべきだろうと信じている。しかし、彼らは研究をより注意して行う必要がある。監督官庁は、抵抗性菌のテストを要求すべきだと彼らは言う。そして、抗菌性ペプチドを使う医者も耐性菌の発現のリスクを最小限に抑えるような手順を設けるべきだ。

 と言う事で.....まぁ、気になりましたので。
 生体が自然にもつ防御物質、ってのは結構あるんですが。そう言うのを元にした抗菌性物質の開発は、ある意味道理なのですが、しかし耐性菌がこれですらできてしまう、と言う事は大問題になる。
 実際、似たような物質ならまとめて効果がなくなる可能性が増えますからね.....あらゆる所にいる雑菌が、防御物質への抵抗性を持ってしまえば、ちょっと傷つくだけで敗血症を起こして死ぬ、なんて恐ろしい事が起こるかも知れませんから。
 まぁ、慎重に考えないと行けませんけど。
 同時に、「どうして人類は進化レベルでの長い過程でその物質を使い続けて、どうにかなっているのか」と言う部分も興味がありますけどね。もし、「使い方」の問題がここにあるのならば、それはそれで貴重なデータになるとも思いますけど。
#複合的に物質を使うとか。

 それとPrions suspected in milkと言う話題も気になったりもしたんですけど。
 炎症を起こした羊の乳腺で、狂牛病に似たスクレイピーを引き起こすたんぱく質の粒子が見つかった。これは、プリオンと呼ばれるたんぱく質が感染した動物のミルクからも見つかる可能性を示唆する。
 もしプリオンが炎症と狂牛病に感染した牛の牛乳に存在するのならば、これはヒトの健康への関心を引き起こすだろう。BSEに感染した牛の肉に含まれたプリオンを食べる事は、致命的な変異性クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)がヒトで起こり、そして汚染された牛乳でも起こると考えられている。
 この研究を率いた研究者であるAdriano Aguzziは、ミルク自身からはプリオンを見つけなかった。これは、異常なたんぱく質の分析が難しいからである。しかし、彼はこれは見つかるだろうと述べた。
 「プリオンがミルクから見つからない、と言う事はありそうにない」とAguzziは言う。彼はUniversity of Zurich Hospitalの病理学者である。「そして、見通しは明るいものではない。」
 University of British Columbiaのプリオン研究者であるNeil Cashmanもまた心配をしている。人々は人々はミルクの中にBSEの牛のプリオンを探そうとしているが、未だ見つかっていないと彼は言う。「しかしそれらは乳腺の炎症やBSEの牛からは見つかっていないのだ。」
 「これは深刻な謎を読んでいる」とCashmanは結論した。
 プリオンは通常脳、脊椎、そして免疫系で見つかる。最近までは、他の身体の部位においては相対的に暗然と考えられていたが、しかし研究によってAguzziのグループは、プリオンは他の炎症を引き起こしている臓器にも良く見つかる事が示された。
 今年の早くに、彼のグループは炎症を起こしたすい臓、肝臓、腎臓からプリオンを見つけている。先月には腎臓で炎症が起きているマウスの尿からもプリオンが見つかっている。
 これらの全ては、草食性のヘラジカや鹿の群れでプリオンによる感染が起きているのかの謎を解く手がかりを与えた。そして、それはAguzziを鼓舞し、ブリオンを持つものの乳腺にそれが含まれる事を示させた。
 研究者達は地中海の島で、100万頭もの羊のいるサルジニアへ向かい、261頭のスクレイピーに感受性のある羊を分析した。それらの7匹からスクレイピーが見つかり、4頭で乳腺の炎症が起きていた。この4頭では乳腺からプリオンがでて、その他のものからは見つからなかった。この研究は、今週号のNature Medincineに掲載される。
 乳腺の炎症はMaedi Visnaと言うウイルスによって引き起こされる。Aguzziはもしこのウイルスとプリオンのコンビネーションが普通であるのならば、スクレイピーの感染にどのようにして戦うのかと言う手がかりになると言う。「スクレイピーの根絶には、最初にウイルスの根絶が必要だろう」とAguzziは言う。
 羊の乳腺におけるプリオンの濃度は、脳の数千分の1程度であるとAguzziは言う。これはヒトでvCJDを引き起こすには大量に必要となる事から、おそらく良いニュースであろう。

 まぁ、どうなるのか......
 量が少ないと言う事自体は確かに良いのですがね。まぁ、難しい所です。

 で、後は新しくでていたもので......Urea protects sleepy frogsと言う話があるようですね。
 1ヶ月にもわたって小便を出せないのは楽しい事とは聞こえないだろう。しかし、カエルにおいては尿素をためる事で冬の冷たく、乾燥して飢餓状態となる様な環境での生存を手助けするのだろう、と北に住む頑強な両生類の研究で分かった。
 アメリカアカガエル(wood frog, Rana sylvatica)は北極圏といった北部に住み、冬眠の間体内の水の半分以上が凍ると言う様な環境で生き延びている。
 冬が到来すると、これらのカエルの体内における尿素のレベルが急激に上昇する事を、Miami UniversityのJon CostanzoとRichard Leeは報告した。冬眠の間、カエルはほとんど排尿せず、尿素はその体内へ再度吸収されて最大で夏の50倍にも達する。
 通常身体は排尿により尿素を排出する。これは、高濃度で蓄積すると細胞を構成するものをはぎ取っていってしまう為であり危険である。
 「尿素は悪い種類のものだ」とCostanzoは言う。しかし、このカエルでのレベルは動物をおかしくするには十分ではなさそうであり、その代わりにこれは安らぎを与えるようだ。
 尿素がカエルを寒さから守るのを見る為、研究者達はカエルの血と組織を集めて尿素溶液の凍結-解凍サイクルを試験してみた。冬眠中のカエルにおいては、その濃度で尿素は凍結による損傷から細胞と組織を守っていた。
 尿素は他のカエルで知られている唯一の保護分子であるグルコースと同様に寒さに対して働くとCostanzoは言う。発見はThe Journal of Experimental Biologyに報告された。
 他の寒さから守る物質のように、尿素は小さい分子であり細胞膜内に広がる事ができる。しかし正確にどのように働くのかは不明である。
 desert frogで行われた以前の研究では、尿素はこの変えるに乾燥した環境下において保水の働きを手伝う事が分かっている。そして、冬がやって来ても尿素によっておそらくwood frogも雪や氷による乾燥を防ぐのだろう、とCostanzoは言う。
 CostanzoとLeeの研究はさらに、尿素が安全に代謝を遅くするのを手伝うのかも知れない。エネルギー消費を計測するのに染料を使った所、研究者達は尿素は肝臓と筋組織においてエネルギー消費が遅くなっている事を発見した。しかし、全てにおいて重要な腎臓と心臓はそのままであった。
 代謝を遅くする事はエネルギーを保存する事であり、wood frogは冬眠の間これについて特別な関心がある。これらのカエルの雪解けの間における最初の事は、食べ、そしてエネルギーを貯える以前につがいの相手を探す事である。
 Slippery Rock Universityの冬眠の研究をしているJack Layneは、wood frogが尿素濃度を上げる事自体は特に驚く事ではないと言う。と言うのも、desert frogでの例が知られているからである。
 しかし、これは帰るが寒さに対する戦略に尿素を使っている事に興味を引かれる、とLayneは付け加えた。「あなたは尿素を貯えることは、寒さに耐えるよう進化を使用とする段階での適応の前兆であると主張出来るだろう。」

 と言う事ですが......なるほど、尿素か。
 基本的にはアミノ酸と言った物質の代謝で発生するアンモニアは有害であり、肝臓で代謝して尿素へとかえますが。尿素自体は毒性は低いものの、無駄にたまって良いと言うものでも無し。と言う事で、尿と言う形で捨てる訳ですが。
 カエルはこれを利用する、と言う。
 ま、例えば皮膚なんかでも尿素なんかは必要ですから.....保湿成分と言うか、そういう形で。まぁ、desert frogにおける乾燥を防ぐ、と言うのはそういう部分かとも思いますが。モル凝固点降下もあるから、体内の水が凍るのを防ぐ、と言う観点はそういう効果によるのかも。他の肝臓や筋組織での代謝低下はエネルギー保存と言う観点で見ているようですけどね。
 中々、面白そうですけど.....

 あとはNASA tightens its belt, againと言う話題も。
 緊縮財政のNASA、と言う事ですが。NASA:グリフィン長官「新宇宙船を優先」 ステーション完成は強調と言う記事もありますから、とりあえず省略。っつぅか、この状態でCEVも本当に開発出来るのだろうかとも思うのですが。
 大丈夫なんでしょうかねぇ.....?

 それと、「切り裂きジャック」真犯人をDNA鑑定で特定へと言う話があるようですが。
 単一細胞によるDNAの特定に成功した人物がやる、ってありますが個人の特定とかそういう部分でかな? まぁしかし何でまた「切り裂きジャック(Jack The Ripper)」なんだか分からん。
 興味あったんですかねぇ.....この事件、19世紀後半のシリアルキラーとして非常に名高い割に、未解決と言う事もあってか大きいですよね、扱いが。
 犯人も諸説ありましたけど、犯人が売春婦を狙い、臓器などを切り取っている為にピンキリと言うか。
 と。実際、臓器を云々と言う事から何かしら技術や知識はあるだろう、と言う部分では皆一致しているらしいですけど。犠牲者も実は正確な数は分からんらしいですね.....「確実」なのは5人で、内4名が売春婦をしていたと言う事だったか。
 まぁ、この時に「犯人」が新聞社に膨大な手紙を送ったそうで.....本物かは不明なんですけど。まぁ、ニセ者もいたでしょうけど本人がいてもおかしくは無いのか? よく分からんですがね。
 で、まぁこの手紙と被疑者の子孫の協力から解決を狙おうと言うものだそうで。
 どうなりますかねぇ.....? 実に興味深くはありますが。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が去って西から低気圧がやって来る状態に。サイクルができていますよね......と言う事で、西から天気は下り坂。西日本は雨が中心で、東日本は徐々に雨が降ってくるようですね。関東地方は曇り後雨で午後辺りから。東京で19/14と言う予報と。
 まぁ、今一つの天気となりそうですな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 とりあえず、今日もゆっくりとしますが......雨が降れば外出する事も無いでしょうし。まぁぼへっとやっても良さそうです。
 ゆっくりしたいですねぇ。まぁ、仕事を考えても良いですし、寝まくっても良いですし(笑)
 ま、どうなりますか。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/05 Informationを削除しました。細部の修正をしました。
 Informationを削除しました。細部の修正をしました。

 さて、取り合えず研修から帰ってきましたかね、昨日は。
 ま、とりあえず3日は仕事やっていまして。フルタイムでかなり疲れるスケジュールでしたが、どうにかこうにかこなすと。そして、終わってから職員の「研修」と言う事で出かけまして.....熱海やらあっちの方の温泉街に。
 で、「研修」と言う.....(^^;
 そんでもって、昨日は朝食食べてから解散、と言う事で.....電車乗って帰りまして、昼過ぎに帰宅。で、一気に疲れましたかねぇ(^^; いや、まぁもう、と言う。
 と言う事で、そのまま寝ていまして......起きたら11時前。
 まぁ、そんなこんだで生存報告です。

 で、とりあえず巡回もロクにしていませんけど。
 Nature.comなんか見ていると、Microbes overcome natural antibioticと言う話とか気になったり。身体が持つ約800の抗菌性の物質のうち、ペプチド性のものが結構あるんですが。2002年にGeorgetown UniversityのMichael Zasloffがこのような物質で抵抗性をもつ菌はできない、と表明し、その後McGill UniversityのGraham Bellはこれに反論。で、二人でじゃぁ確かめよう、と研究しまして、pexigananと呼ばれるもので抵抗性ができるのか調べてみたら、ある条件ではできた、と言う。
 結構これ、怖い話でもあります。
 それとVolcano blasts keep sea level lowとか。ピナツボ火山の噴火で海面が下がった、と言う話とか。Shaped from clayWarning shot for green chemistryPrions suspected in milkっつぅのが目に付いています。

 まぁ、他にもあるんですが、とりあえず生存報告と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/03 Informationを載せました。過去ログの整理をしました。
 明日付けの更新はお休みです。 また愚痴、日記、あるいは更新履歴の2005/10分、及びstat.を更新しました。

 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたかね。
 まぁ、とりあえず昨日は快調でしたけどね......と言う事で、朝からがんがん仕事。っつぅか、あれこれ仕事。ついでに、バックアップまで入って、なんだかんだで忙しかったと言うか......フォローがあれこれとあったと言うか。
 まぁ、あっという間に一日が終わってしまいましたかね......(^^;
 集中出来たと言う事でしょうけど。とりあえず、1ヶ月先までほぼ「見えて」いる状態なので、仕事もやりやすいと言う。そういう事では、大分楽にやっていますかね......ハイ。ま、やる事は堅実にやれているかなぁ、と言う。
 ま、若干延長やらあれこれありましたけど。
 それなりに充実した一日だったかと思います。

 そして、昨日は結構冷える一日でした。
 昨日は朝が早かった訳ですが(更新が3時前ですし)、外へ出るとオリオン座が見えましたか。火星も接近しているだけあって赤々としています。
 そして、空気の冷え込みが顕著。息を吐くと白くなると言う....もちろん日中はそういう事はありませんが。さすがに東京でも10度ぐらいだったようで、上着が必須になりますな。
 晩秋ですかねぇ......

 そう言えば、何か異様に特定記事にアクセスがあるようで。
 気持ち悪いなぁ、と思ったんですが.....いや、内容が「からむこらむ」の「その82」。気持ち悪いですよ、内容的に.....と思ってどうしたのかと思いましたら、どうやら母親に劇物摂取させる?殺人未遂容疑で16歳娘を逮捕と言う記事があり、それに絡んで検索した人が多いようで。
 .....迷惑な話だ.....
#そろそろまたディレクトリ変えようかね......

 まぁ、しかしこの話題。
 毒殺未遂の高1、入院中の母をデジカメで数回撮影なんてありまして中々マッドですが、大馬鹿と言うのは言うまもないですけど......ばれないと思ったのか? 倫理的に崩壊していますがね、致命的に。
 で、ついでに視野も狭いと言うか。「他人とは違う」の延長にある部分もあるようですが.....クラスの状況がどうだったのかも分からんですが、多分孤独だった可能性は高そうですけど......ここまで来るのはちと人格的にどうなんだろう。
 ま、そういう推測はともかくも、実は職場でまぁ、本社指令で、他所の所から新人教育の担当で定期的にきている人がいまして.....分野は違うんですが、席が近いんでちょくちょく話すんですが。「どうなの?」と言う事である程度のタリウムの話をしたんですけど。
 最後に付け加えるのはこの一言......「毒殺は割に合いません」。
 何でか?
 ばれるんですよ、どうやっても。しかもこの手の事をやるヤツはその方向性的に、大体連続的にやらかす訳でして。「からこら」の上述記事でも書いてあるんですが、毒殺を行う場合と言うのは、どうも保険金目当てとか色々と絡んで、大体は連続的にやる事になる。
 「そんなことは無い」と言う方、和歌山のヒ素カレー事件、覚えています? 他にも大量にありますがね、事例的には。もちろん、「からこら」で書いたマーサ・マレクも同様の例です。この手の保険金目当てなどになると、いったん発覚すると大体片っ端から洗われる事になりますので、不審死が連続的に発覚する事になります。
 で、さらには「症状が特徴的」過ぎると言う事。各元素で「独特」の毒性がありますから.....おかしいものは判明しますねぇ。まぁ、毒性が高ければ暗殺に良く使われる訳でして、当然使う側も追いかける側もノウハウがある。さらに連続的にやれば「皆同じような症状」で死ぬ訳でして不審なものとなり、はっきり言って「自然死」と証明するのは難しくなる。ま、一人目ぐらいなら、と言う事もあるかも知れませんけど。少し深く調べ始めると、大体すぐにばれていく事になります。
 そんでもって、「入手が分かりやすい」と言うのもある。
 例えば薬局で「青酸カリを買っていく人」とか、かなり目立つ毒物を買っていく連中が「全く印象に残らない」と言う事はちょっと.....じゃぁ、業界にいて内部で、となると「狭い」業界ですから。使う毒物が特定されれば、ある程度業界は絞れてしまう事が多い。被害者の身辺から関連している人間がいれば、真っ先にマークされるでしょう。
 っつぅか、何回か「研究所で同僚を毒殺」なんてのがありましたけど、その場合に「外部から」なんてまずあり得ないでしょう。実際、ほとんど内部の犯行ですし。
#今回は酢酸カリウムと薬局屋が間違ったと言う話が......
#こう言うのは例外。
 そもそも、ヒ素カレー事件のように微量分析で入っているものの比率から「同一の容器に入っているものから使われた」とかそう言うのがばれてしまうご時世です。簡単にはごまかせないと言える。
 で、ここまで言った所で「じゃぁ植物の毒は?」と言われたんですが。
 植物の毒を使って殺す、となるのも結構......身の回りに「簡単に毒殺出来る」程の毒草、皆さんご存知?(^^; さらにはある程度の知識は必要な訳で、抽出作業まで行われていた場合は、薬学系の知識がある人間、と言う事で被害者の周辺で絞られる。ましてや食べ物に混入すれば、余計に関係する人間が絞れる訳で......しかも下手すると無差別殺人ですからねぇ.....警察が軽く扱う訳が無い。
 正直、かなり毒殺ってのは不利です。まぁ、もちろん「毒殺後すぐさま死体を凍らせてばらばらにして、太平洋にばらまいた」とかそうなれば分からんですが......とりあえずそこまで「ひねくれない」事を前提にしておいて、と言う事で。
 ま、慢性毒性で殺そう、とすると症状から発覚する事もありますし。急性毒性だとまたねぇ.....っつぅか、犯罪を起こすなよと。
 っつぅか、犯罪そのものが割に合いません。
#それよりも、この娘の更生は厄介そうですが。

 で、後は巡回していますと。
 昨日のNatureの記事に絡むのがありますかね。冥王星に3つの月か ハッブルで観測と。やはり扱われるか.....でるかなぁ、と思っていたんですけど。
 良く考えたら確かにハロウィーンですねぇ.....面白いもので。
 つまり、冥王星はその名の通り「冥王」なわけで、冥界の王から取られている。で、ハロウィーンは万聖節の前日の、早い話日本で言えば「お盆」に該当する訳ですから......って、もし命名されるとしたらこれに関連付けられるのでしょうか?(^^;

 冥界の王云々と言うと。
 「神」より「幽霊」を信じる人が多数――英国人と言う話があるようですね.....イギリスでの話だそうですが。一応、キリスト教国ですが「神」よりは「幽霊」「魂」ですか。まぁ、もともと多神教的な部分が強く残っている所ですし.....ケルト神話とか考えると容易かと。
 また、イギリスは「幽霊」の「本場」ですからねぇ。そりゃ新参の「神」よりは古くからのものの方がより根強いかと思いますけどね.....でも、ネス湖の「ネッシー」は4%しか信じないのね(^^;
 ま、無作為抽出でのアンケートではないと言う事ですけど。
 でも、もともとイギリスが「幽霊の本場」になった背景は、一つは自然崇拝的な部分の影響が残っている事もあるでしょうし、また、どうも中世に城の食料庫や酒蔵に入り込んだ輩が結構いたそうで、そう言った不逞の輩を追い出すのに「幽霊」を風説として流したと言う様な背景もあるらしいです。
 後者は『詐欺とペテンの大百科』(青土社)にもあったりします。

 で、そう言えばMacOS Xでアップデートが。
 MacOS X 10.4.3だそうで。Buildは8F46となっていますね.....結構あれこれとアップデートされているようですが、しかし折角オフにしていたSpotlightのショートカットが勝手にONになっていたりしまして.....こう言うのはどうにかしてくれないかなぁ、と。
 いや、基本的に入力の言語切り替えに設定しているCommand+spaceにSpotlightがデフォで割り当てられているんですよね.....
 っつぅか、全然使っていません、これ(^^;
 使い道が無い、と言うのが正しい所。実際、管理人が文章の検索をする場合、特に必要なのはこう言ったサイト関係の記事や、あるいはその他記事の記録等となっていまして、その場合、使用しているエディタであるmiの検索で十分事が足りると言うか。
 はっきり言って、こういう検索は使いづらいんですよね.....

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は高気圧が去っていきますが......まぁ、でもどうにか天気は持つかも? ただ、雲は多くなるようです。と言う事で、全国的に曇りがち。晴れる所もありますけど......関東地方は曇り時々晴れ。東京で17/13と言う予報と。
 まぁ、昨日よりも冷えるかも。

 さて、今日は木曜日......文化の日ですか。
 ま、祝日と言う事になりますが、管理人は出勤と言う事で.......(^^; 全く何かまぁ、と言う気がしますが仕様がない。で、そのまま「研修」で泊まりがけになりますので、明日付けの更新はありません。
 まぁ、無事に生きて帰りたいと思います(^^;
 ま、とりあえず皆さんも体調にはお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2005/11/02
 さて、昨日は職場Dで仕事の一日でしたか。
 まぁ、何かしらんが妙に疲れたと言うか......本人はそれほどでも無かったんですが、何か歯車が噛みあっていない部分がありまして、スタートで「十回ぐらい躓きながら歩く」感じと言う......(^^; 「あれ?」みたいな。回りは「おいおい.....」と言う、そういうヤツですな。
 えぇ、「致命的なミスではないんだけど何か”大丈夫?”」と言うあれ。
 で、その後はまぁそれほどでも無いと言えば無いんですが......午後にやたらと気を使う様なものがあったりとか、そんなんで消耗したのかは分かりませんけど。帰路で妙に眠い。やたらに眠い。
 っつぅか、少し長めに風邪引いてから少し削られているのか、歯車が変ですねぇ。
 で、帰宅して無理しても仕様がないのでダウン。
 まぁ、疲れました.......と言う事でこういう時間帯の更新です。

 そして、昨日はまた天気の良い一日でしたけど。
 良く晴れましたけどね......通勤途中で初めて富士山が見えました。よく見えました、本当に。と言う事で、空気がかなり冬っぽくなっている朝でしたかねぇ......
 っつぅか、徐々に布団の魔力が増大中......抜け出すのがおっくうにになりつつあると言うか(^^;
 身体の順応がまだ微妙なのかなぁ.....?

 で、巡回してNature.comを見ていましたら。
 昨日のHIV treatment begins to gelと言う記事がアップデートされているようで。数行程度の次の文章が加えられていますか.....
 読んでみますと.....アップデート:製薬会社Bristol-Myers SquibbとMerckは10月31日、発展途上国においてNGOがこれらの殺菌性ゲルを使う権利を認めた。メリーランド州Silver SpringのInternational Partnership for Microbicides (IPM)は、2007年に臨床試験を行う。

 あぁ、これは大きいですね。
 揉めていますからね......途上国にとって「一人1ドルのコスト」を支払う事事態が困難、と言う事で「無断コピー」が増えていたりするなど問題がありますが。NGOにこの権利を認めたと言うのは非常に大きな事でしょう。
 良く決断したものですが。

 それとTwo extra moons for Plutoと言う話がありますか。太陽系の遥か彼方冥王星にさらに二つの衛星があるらしいと言う話。
 ハッブル宇宙望遠鏡を使って観測した天文学者が、太陽系の端にある冥王星の軌道上に二つの小さい衛星を発見し、これにより冥王星の衛星は3つになった。
 冥王星は海王星軌道の先にあって氷や岩石の環となっているカイパーベルトの中にあり、太陽系の形成から残されたものとされている。冥王星は1930年に第九惑星として見つかった時には単独で存在するものと考えられていたが、1978年にはそれに伴っている衛星カロン(Charon)が見つかった。
 新しい二つの衛星は以前はS/2005 P1とS/2005 P2と呼ばれており、冥王星よりも5000倍ほど暗い。直径はP1は55〜160kmで、45〜130kmのP2のより2割ほど長い。
 これらの大きさは光の反射の状態によって判定されたが、天文学者は衛星の表面が光を反射しやすい氷か、あるいはタール質の炭化水素化合物化、あるいはその中間の状態でで覆われているかどうかは不明であり、この為に正確なものが分かりにくい。
 「私は最初完全には信じられなかった」と衛星を発見したチームの一人で、Johns Hopkins UniversityのHal Weaverは言う。「人々は人々は非常に長い間冥王星の周囲の衛星を探していた。」
 チームは最初にこれらを5月15日に注目し、次の観測によって、これらが少なくともカロンの2倍ほど遠い冥王星軌道上にある事が分かった。P2は冥王星よりも49,000km離れており、25.5日で冥王星の周囲を回る。P1はさらに遠くの65,000km離れた所で38日かけてまわる。
 「これはカイパーベルトの物体で初めて複数の衛星を伴っているのが分かったものだ」とWeaverは言う。この発見は天文学者にどのようにして冥王星-カロンの系が形成されたかを知る手がかりとなるだろう、と彼は言う。カロンは冥王星に比べて相対的に大き過ぎる衛星であり、その質量は冥王星の15%である。我々の月は対照的に、地球の質量の1.2%である。
 ある天文学者は、冥王星はまだできた時に、冥王星サイズの天体がぶつかった後にその大きな衛星が必要であり、その衝突で残った破片がカロンを作ったと考えている。新しい発見はこの考えを確信させるものではないが、事実としてこれらの衛星の軌道はカロンと同じ水平面である事が示唆されており、これにより彼らは同じ出来事によってできたのかも知れないとWeaverは言う。
 「もし、私が賭けるならば衝突説にする」とSouthwest Research Instituteの天文物理学者で、冥王星-カロン系の形成をコンピュータシミュレーションで説明するRobin Canupは言う。「しかし私は確固としたものだとはまだ思えない」と彼女は付け加える。彼女はP1とP2は、単に冥王星に捕らえられたカイパーベルトの物体かも知れないと指摘した。
 最近の天体望遠鏡のパワーの発展は、カイパーベルトの物体の新しい発見のラッシュを導いている。今年の発見である2003 UB313は冥王星よりも大きく、太陽からより遠い軌道を持っているが、これによって冥王星が本当に「惑星」と呼ばれるのかの議論が再燃している。
 より遠くに多くの冥王星の月はあるのか? 「これらのハッブルのイメージでは、冥王星の周辺の物体までがもっとも敏感に調べる事ができる」とチームのメンバーである Southwest Research InstituteのAndrew Stefflは言う。「そして冥王星には直径16kmよりも大きな衛星はありそうもない。」

 と言う事で、ちょっと驚いた発見。
 さらに2つですか......あぁ、ちなみに冥王星にとって衛星カロンは特別でして、実際の所二十連星的な感じらしいですがね.....もっとも、質量の話のように冥王星がメインではあるようですが。ちなみに、カロンは早い話「三途の川の渡し守」から命名されていますが。
 P1とP2がどういう命名になるかは面白そうですけど。

 それとMice squeak into songと言う話もあるんですが。
 ちと時間があれば読みたいものがありますが。ざっとみるとマウスがどうも「歌う」らしいと言う。人が聞くにはピッチが高過ぎてダメだそうですが、どうも鳥によく似た感じで歌うそうで。オスが雌を探したり(引き金はフェロモンとか.....尿中にある)、あるいは孤独になったり苦痛のある状況の時に「歌う」そうで。
 まぁ、確かに高音で鳴くんですが、人の可聴領域を越えた部分がメインのようで。
 ちょいと興味深いものはありますねぇ。

 と言う事で、まぁ今日は生存報告的に以上で。
 さて、今日は高気圧が入って各地で晴れる所が多いようですが。全国的に晴れる所が多く、関東地方も晴れ。東京で22/12と言う予報と。
 まぁ、秋らしい一日となるようですが。

 さて、今日は水曜日ですか。
 明日は文化の日で休み、と言う事でがんばれる方もいらっしゃるかも知れませんけど。管理人は文化の日は出勤でその後研修......(^^; まぁ、でも今日も頑張ります、ハイ。
 とりあえず布団の魔力が増大するは、体調を崩しやすいわと厄介な時期ですが、皆さんも体調にはくれぐれもお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2005/11/01
 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたか。
 いや、目が覚めたら12時......寝やすくなったものですが(^^; まぁ、雨が降るような事を言われつつ、実際には雲が多く、と言う程度で雨が降らないと言う。なんだよ、と思いながらぼへっとしていましたら、あっという間に夕方に。
 いや、本当にゆっくりしていまして......(^^; 時間が経つのが早いと言うかなんというか。で、そのまま家にいっぱなしもどうか、と言う事で夕食後に散歩へ。
 火星が大きかったです。
 まぁ、ぜいたくな時間の使い方と言うか......そんな感じの一日でしたかね。

 で、昨日は気温が結構低めの一日でしたか。
 雨は降りませんでしたが、雲が多かったのは確かでして、その影響か今一つでしたね。まぁ、仕様がないと言えば仕様がないのでしょうけど。そういうものかとも思いつつ。
 秋は深まっているようですが......

 で、巡回してNature.comを見ていましたら。
 二つほどありますか。まずHIV treatment begins to gelと言う話があるようで。HIVの処置について、ゲルを使ったものが始まったと言う。
 読んでみますと......3つの働きをするゲルが、サルでHIV関連のウイルスの拡大を制限し、これによりAIDSに対抗する為の新しい武器ができたかも知れない。
 これはまだヒトでは試験されていないが、このゲルは性交渉の前に膣に用いるもので、女性に目立たないようにHIVから防ぐ事ができるようになる。このゲルは、潜在的にAIDSの拡大を遅くし、数百万人の生命を守る事ができるだろう。
 この処置はニューヨークの製薬会社Bristol Myers Squibbと、ニュージャージー州Whitehouse Stationに本部を置くMerckによって開発された。ゲルは3つの化合物が結びついており、それぞれが異なる方法でウイルスが人体の細胞へと感染するのを防ぐようになっている。そして、これは現在試験されているあらゆる方法よりもより効果があると考えられている。
 この3つの方向からのアプローチは、HIV陽性患者へ抗ウイルス薬を複合したものを使っている考えとにていると、US National Institutes of Healthの微生物学者Jim Turpinは言う。
 Tulane National Primate Research Centerの研究者達は、これら3つの薬剤を試してみた。ゲルの中にわけて入れられたり、あるいは様々な組み合わせで入ったものであり、これを51匹のマカクザルのグループで試験した。
 ゲルを使ったのち、彼らはマカクザルにサル/ヒト免疫不全キメラウイルス(「キメラ・サルヒト免疫不全ウイルス」とも。日本語訳は一致していない? SHIV, simian-human immunodeficiency virus)を高濃度投与した。これはHIVをサルでの実験系として確立する為に、サル免疫不全ウイルス(SIV)とHIVのハイブリッドで作られたキメラウイルスである。
 阻害薬の一つずつは、平均として75%のサルをSHIVから保護したが、薬剤が組み合わさったゲルを与えられた3匹のサルは、完全に感染から逃れていた。この結果はNatureのオンライン版に今日掲載された。
 幅広く人に使えると証明されたHIV殺菌剤は今のところ無いが、しかし一つの作用をもつゲルが5つほどアフリカで現在臨床試験を受けている。これらの研究は2007年までに終わる事にはなっていない。
 これらの化合物の試験はサルで控えめな結果を出している、とUniversity of Pittsburghで性感染症を研究しているSharon Hillierは言う。しかし以前のサルの試験では、ヒトでの感染を引き起こすHIVを使っており、これは結果が直接比較出来るものではない。
 たった一つの殺菌剤の試験がヒトでは、悲惨な結果で完了をしている。この試験ではnonoxynol-9を含む薬剤を女性に用いたが、本質的には界面活性剤(=洗剤)であったゲルのために彼女らの膣の組織が破壊され、その為にHIVへの感受性が高くなってしまった。同じ化合物はコンドームをコーティングする殺精子剤にも使われているが、HIVへの戦いには高濃度が必要であった。「これはウイルスを殺す為に必要な濃度が、毒として作用してしまう濃度と同じであった」とHillierは言う。
 三重の作用をするゲルは異なったアプローチである。これは完全にウイルスを除去するよりも、異なったたんぱく質を狙ってホストとなる細胞へのHIVの侵入を防ぐ化合物を使っている。これは界面活性剤を使う必要もなく、膣に炎症を引き起こさない、と研究を行ったCornell UniversityのJohn Mooreに率いられた研究者達は言う。
 複合ゲルはまた潜在的に性交渉の数時間前に使う事ができる。マカクざるでの研究では、3つのゲルは使用後6時間でもまだ50%の効果が残っていた。ゲルは現在はヒトで直接性交渉の前に使えるかどうかテストされている。
 この三重の作用をするゲルが実際の生活の中でより簡単に使えるだろうとLondon School of Hygiene and Tropical Medicineの健康政策の専門家Charlotte Wattsは言う。この方法を使う事で、多くの女性にとって進歩をもたらし、特に発展途上国といった、コンドーム等の使用をパートナーが拒んでしまうような所では有効だろう。
 最後にWattsは、より良い方法の為の更なるアプローチがあるという。「我々は皆に使えるよう幅広い製品が必要だ」。しかし、新しい方法が市場にでるまでに必要な平均的なコストは数百万ドルであり、このためにゆっくりとした動きになる、と彼女は付け加えた。

 と言う事で、三剤混合のゲルを膣に使用する、と言う新しい方法だそうですが。
 結構有望そうですね.....あぁ、これは「HIV陽性の人に使う」ものではなく、まだ感染していない人が予防の為に使う方法ですので、くれぐれもお気を付けを。HIV陽性の人では、AIDSの発症を防ぐ為に抗ウイルス薬を複合して使っているケースがありまして。まぁ、それに似ていますが......
 一応、感染しているか感染していないか、と言うのは大きなもので。
 マカクザルの結果ではかなり良好のようですね......複合して使う、ってのは結構「穴」と言う考えになっているそうで、まぁ中々思いつかないものだったりするようですが.....いや、つまり代謝って複雑なんで、シンプルに行かんのです。「1+1+1」が「3」だったり「5」になる事もありますが、「1」だったり下手するとマイナスになる世界でもありますので。
 まぁ、マカクザルだと効果的のようですがね。
 後は記事で気になったのが、nonoxynol-9の話題。これ、確か見られなかったような記憶があるんですけど......まぁ、実際にプレミアム記事になっていので見られないんですが。界面活性剤を使う方法で、結局失敗したというのは結構怖いもので。
 まぁ、界面活性剤でウイルスの破壊を狙ったのかも知れませんが.....物理的な破壊、と言う方法ですけど生体組織への作用は調べなかったんですかねぇ......
 ま、何であれこれが有効な方法となると良いですが。
 同時に、HIV陽性の人への有効なものも見つかると良いのですがね......これがえらく難しいんですよね......

 それと、世界一の金持ちがやっている話もありますか。Gates pledges further funds to tackle malariaと。これは以前にもでた、ビル・ゲイツの基金がありまして。マラリアへの対策で賞金まで出しているものですが。しかし、新しい調査ではまだサポートが必要だ、と言うものだそうで。
 The Bill and Melinda Gates Foundationは3つの新しい、マラリア研究を加速させる為の研究のために、合計2億60000万ドルを許可した。しかし最近でた発表では、健康調査に支払われている金額の、たった0.3%しか、毎年3億人に影響する病気への戦いにしか使われていないと言う。
 PATH Malaria Vaccine Initiativeを通じ、新しい基金の1億760万ドルはRTS,Sとして知られるワクチンの一つの開発に使われている。さらに1億ドルがマラリア患者に対してより良い薬剤を開発する為に支払われている。殺虫剤や他の方法により蚊をコントロールする方法を開発している研究者達には、5070万ドルが支払われる。
 「我々はより効果的で幅広く使える新しい薬剤、蚊をコントロールする方法、ワクチンの開発の研究のスピードアップをする必要がある。また特に効果的なワクチンはマラリアによる死を防ぐのに大きな価値があるだろう」とゲイツ氏は先週プレスの会合で述べた。
 その間、2004年のマラリア研究への基金の総額は3億2300万ドルとなったと、Gates Foundationから資金援助を受けているMalaria R&D Allianceは報告した。新しい調査では、全体の病気の大体3%が人を苦しませるものだと言うが、しかし健康に関連した調査と開発について支払われた0.3%しか受け取っていないと言う。
 報告の更なる詳細は次の通り。
 ということだそうで。
 やっぱり金がかかりますな.......

 後はHotWiredより。
 先日のNatureの記事でもあった話題遠隔手術を行なう、手のひらサイズのロボットがでていますね.....まぁ、大きな記事と言う扱いではないですけどね。
 他にアフリカで深刻な地球温暖化の影響ハチを訓練、犬に代わる「危険物センサー」にと言う話題もありましたか。まぁ、興味ある方は。前者は文字通り.....後者はセンサーの代わりにハチを使うと言う手法。メリットが「訓練が簡単で、使い捨て可能」と言う中々シビアなものですが(^^;

 それとしょうゆ・みそ作る好塩菌、黄砂に乗って飛来と言う話がありましたか。
 面白いものですがね......黄砂は機械をやる人にとっては厄介者という事もあるようですが(^^; ま、面白いと言うか.....好塩菌ってのはちなみに塩分があるのを好む菌でして、塩類が無いと生きていけません。が、東京やらの畑や道端の土で見つかったと言う。
 原因を調べてみれば、と言う事だったようですが.....
 面白いものですがね。と言うより、良く追及出来たものです。

 あとは......スラドより。
 なんだか......(^^; コスプレUSBシリーズ第2弾「ふんどしUSBケーブル」だそうで.....以前は黒猫なんちゃらで、今回はふんどし。売る気あるのかと思ったら、どうにも本気らしいと言う。
 ......なんつぅか......(^^;
 まぁ、でも少なくとも三島由紀夫がみたら、日本刀片手に殴り込みをかけられるのがほぼ確定的な感じはしない訳でも無い.....いや、三島由紀夫が言うには「日本男児にはふんどしが一番似合う」だそうですので。
 まぁ、それ以前に殴り込みをかける対象が多すぎる時代かもしれんが......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は秋の移動性高気圧が日本を覆うようで、各地で晴れる所が多いようですが。秋晴れの一日と言う事でしょうか。関東地方も晴れて、東京で19/11と言う予報と。
 まぁ、したも結構下がるようですね......

 さて、今日は火曜日ですか。
 11月も始まる事になりますが。まぁ、とりあえずマイペースでやろうかとは思います......まぁ、そんなに今日は地獄を見る事も無いでしょう。もっとも、やる事はあると言えばありますがね(^^;
 っつぅか、書類が面倒くさい.....どうしよ。
 ま、とにかくもアップダウンが激しいですが、皆さんも体調にはお気を付けを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......





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