〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜

〜2006年9月分〜


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2006/09/30
 さて、昨日は職場Cで仕事していましたが。
 え〜......何つぅか「工夫って大事だよね」と言う所感をやたらと感じた一日でしたかね......ハイ。いや、まぁやりにくかった部分がこんなにあっさりになるなんて、ってのは非常にメリットであるわけですけど。
 つまり、そういう事があったわけですな。
 ま、そういう意味では良かったんですが、体調的にはなんかやたらと眠くて困りましたかね......いや、何つぅか眠い。帰宅してから2時間近く落ちていたりもしたんですがねぇ......胃の調子がなんか、回転が悪くて困りましたし。
 晩飯食えないんですよね、昼飯が残って(^^;
 いやはや......体調的には微妙な一日だったと言う事でしょう。

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 雨、なんて予報もありましたけど幸い通り雨もなく、しかし雲は結構ある一日でしたかね。気温はやや高めではありましたけど。なんつぅか、しかし朝夕はやはり結構涼しく感じる事もあるわけで。
 うかつに寝ると風邪引きそう(^^;
 まぁ、体調のコントロールが難しい時期です。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
  Genetic database to fight diseaseと言う話もあるようですが。
 ヒトの遺伝子のデータベースから、古い薬の新しい使い方を調べてみよう、と言う計画があるそうで.....ま、ある薬品が全く考えられていなかった病気に有効かも、と言う事があるわけでそれをデータベースから調べてみると言うのは有効なものとなるでしょうけどね......
 ま、これは省略。
 で、Giant telescope offered choice of homesと言う話があるようですね。オーストラリアと南アフリカが大規模な望遠鏡で争うと言う。
 読んでみますと.....異なる二つの国の二ヶ所の田舎の離れた場所が、今日巨大な電波望遠鏡の設置場所として争う事となった。これが終われば、そのSquare Kilometre Arrayは数千もの小さな受信皿とアンテナから成る、約3000kmの幅に渡る一つの集まりができる事となる。
 オーストラリアと南アフリカの場所が、この計画を行う国際委員会によって出された4ヶ所から選ばれた。他の2ヶ所 − 中国南東部のkarst mountainsと、アルゼンチンのアンデス山脈に近い高所の平原 − はこの計画から漏れた。
 The Square Kilometre Array (SKA)は宇宙を低周波のラジオ波での研究に興味を持つ天文学者達によって進められた。SKAの多くの小さな受信皿は、その名の通り大体数平方kmに渡って存在し、これが今までより最寄り遠くにあって貸すかな天体を観測出来るようになるだろう。
 6つの重要な画家学プロジェクトがこの望遠鏡によって提案されており、この中には宇宙の拡大に関連していると言う謎の多い「ダークエネルギー」の研究や、最初の恒星が出来て、惑星を形成するような領域が出来た場所や時代を探ると言うものがある。
 選択過程には、ホスト国の4ヶ所の自然の中を1ヶ月も移動して、各提案された場所でのラジオ波の「ノイズ」の量を測定した。「機器をその場所に設置したいと考える全体的な考えとしては、人の活動から出来うる限り遠い所であった」とAstron observatoryでこの遠征を率いたRob Millennarは言う。
 その度には長い間の電車とトラックの旅が含まれており、Millenaarと彼のチームはしばしば離れた農家で休む事となった。そしてテストはいくつかの障害にあった。アルゼンチンでの乾燥した大気と風の状況は、装備で静電気を引き起こし、これによっていくつかのパーツが壊れた。中国では雷に打たれ、そして税関での2週間の遅れもまた問題を引き起こした。それでもこれは価値のある旅だった、とMillenaarは言う。「これら全ての変わった場所に長くいて、地元の人々と働いた事は、本当に光栄だった。」
 モニタリングからは、全ての4ヶ所の地域はSKAには十分である事が分かった。しかし中国では、豊かな植生のある丘が問題となった。「この風景に合うようなデザインは無理だった」と21-strong steering committeeのメンバーであるPhil Diamondは言う。
 アルゼンチンは、その場所の上空の電離層の乱気流が問題となったために候補から外れた。地球の磁場の形状は、この地域の近くの大気中を荷電粒子がまっすぐ通っており、振動を起こして低周波のラジオ波の特性を乱す事となった。
 オーストラリアと南アフリカが選抜候補の名簿に残った。両場所ともに南半球であり、これは銀河の中央のブラックホールの周辺の天体を見るのに良い眺めを得られるだろう。
 南アフリカはSKAの中心となる場所を、平らで広々としたKaroo砂漠に置く事を狙っており、他の受信皿のクラスターは近隣の国々(countoriesなので、「場所」の方が良いかも)とマダガスカル島に置く事も狙っている。オーストラリアの核となる場所は西部の奥地の地域で、農家や牛と羊などがある。更なる受信皿がニュージーランドに置かれれば、SKAはフルサイズへとなるだろう。
 決定は8月の終わりに行われたが、一般への公開は今日となっている。多くの仕事と国家の天文学的なプライドがこの決定には寄り掛かっていて、Diamondは皆が率直に結果を受け入れたという。「選ばれなかった設置場所からの人々も含めて皆が、これが非常にフェアで公平な過程を経たと見なせた。」と彼は言う。
 候補リストは科学的な利点が元になっている一方で、望遠鏡の設置場所の決定は資金と政治によって決定される事となる。その望遠鏡の全体のデザインは2009年に完了する:彼らは2011年には建設をするための資金的な容易を狙っており、これによって2014年に計画を始める事ができる。SKAはコストが10億ドルぐらいになると予想している。

 と言う事だそうですが。
 小型の受信皿とアンテナをずらりと並べて、と言う方式の天体望遠鏡ですが......土地が必要と言う事になりますが。相当に大規模に行う、と言う事でやるようですけどね。候補は南アフリカとオーストラリアになった、と言う事のようですけど。
 さて、どっちがふさわしいのか。
 金の問題とかもありますからねぇ......南アフリカとかそこら辺は余裕があるのでしょうか?
#W杯も治安で危ぶまれていると言うのに......

 後はImmune response vital in cancer fightと言う話がありますか。身体の防御の活性が、腫瘍の拡大よりも結果を予想出来ると言うもの。
 どのようにガンが悪く、そして患者はどのようになるのか、あなたにどのように話す事ができるか? 新しい証拠では、最良の方法は、どのくらい腫瘍が広まっているのかに注目するよりは、時としてどのように免疫系が腫瘍を攻撃しているのかを見る事である事が示唆した。
 長い間免疫系はガン細胞に向かって進む事が出来ることが知られており、そしてその免疫細胞は主要の中に居着く事ができる。しかしこれはそのような細胞が病気の進行に影響を与えているのかどうかははっきりとしていなかった。
 INSERMのJérôme GalonとFranck Pagés、そして研究者チームはこれらの免疫系の侵入者の重要性に光を当てた。
 チームは、400人の結腸ガンと直腸ガンの患者から腫瘍を取り出し、腫瘍中に見つかった免疫細胞の種類、位置、数、そして遺伝子の発現を調べた。彼らはどのくらいこの情報が、患者に起きた事と一致しているのかを比較していった。
 大半の腫瘍は、そのサイズや身体の中で拡大をしているのかと言うような物を元にその段階が区分けされる。ステージ0 − もっとも低い段階 − の腫瘍の人はまだ広がっていない早期の段階のガンであったが、一方でステージ4の腫瘍 − もっとも高い段階 − は他の臓器にまで広がる進行したガンである。これはただ理論的に、高い段階のステージは患者にとって予後が悪化すると言うように見える。
 一般的には、それはその通りである。しかしGalonと彼の同僚らはより良く患者の結果を示すものは、免疫細胞が結腸及び直腸の腫瘍にどのくらい浸透しているかである事を見いだした。
 「我々は、人のガンに対抗する自然の抗腫瘍免疫の重要性を見いだした」とGoldonは言う。ガンが治療後に再発するか、あるいはそうでないかは、おそらくは腫瘍時神輿利は免疫系がこれにより関わっているのだろう、と彼は付け加える。小さな腫瘍を持って拡大しない患者であっても、もし彼らが弱い免疫反応をガンに示すのであればそれは悪い予後となるだろう、とGalonは言う。彼の研究の結果は今週のScienceに掲載されるだろう。
 しかし、Galonの研究におけるその調査は毎日の予後の使用に使うには非常に大変なものであるのにも関わらず、その結果は免疫系が結腸及び直腸の腫瘍で役割を続けている事を示唆する。それは免疫系がガンを調査するシステムを持っていると言う考えの信用性につけクワ話r物である、とWashington Universityの病理学の教授であるRobert Schneiderは言う。そのようなシステムのコンセプトは、1950年代からはあるが、しかしその人気は年を追うごとに、対抗するデータが出てくるにつれて次第に弱まっていった。
 これまでの所、Galonの研究はヒトではもっとも厳密な分析である。「前は医療従事者達は’我々はガンの免疫監視(immunosurveillance)の良い証拠を見ていない'と言っていた」とSchneiderは言う。「この論文は本当に長い間かけて、これらの事が起きていて、医療的に信用出来ると言う事を言えるようにした。」 以前の卵巣ガンでの研究もまた、免疫系がガンに影響を与えていると言うヒントを示していたのにも関わらず、そのケースでは腫瘍中に特定のタイプの免疫細胞の存在が実際に免疫性を抑制して、患者の結果を悪くしていた。
 GalonとPagésは結腸と直腸の腫瘍しかこれまでの所評価していないが、しかしGalonは彼らがお他の、前立腺や乳がんといった腫瘍でも同じ現象があるかテストしてみると言う。
 Johns Hopkins Universityの腫瘍学の教授で、自身が免疫監視のサポーターであると公言しているHyam Levitskyは、免疫系はそれらの腫瘍に影響を示すものであると確信している。「私はこれは確かなものだと思っている」と彼は言う。
 この結果は、ガンに対するワクチンのような、調整した免疫系による治療の開発へ予兆となる。

 と言う事だそうで。
 腫瘍細胞中に免疫細胞が入り込んで居座る事があるそうで。ま、結腸ガンと直腸ガンにおいてその腫瘍とステージなどを調べてみたところ、とりあえず一般に拡大しているステージ4だと予後が悪い、とかそう言うのは一致するそうですけど。しかし、免疫系が腫瘍細胞に浸透しているほど予後が良い、と言う結果も出たと言う事だそうで。
 ま、再発するのか云々、と言うのを見る指標にもなるだろうと言うことのようで。
 以前から言われていたものだそうですが......50年前というから古いですけど、まぁ対立するような結果が出てきて消えていったそうですが。これで復活するのでしょうかねぇ......もっとも、卵巣ガンである種の免疫細胞があったときに予後が悪かった、と言う結果があったそうで結構調べる必要はあるのかもしれませんが。
 面白いものですがねぇ。
 まぁ、腫瘍細胞のみを見るな、と言う事なんでしょうか。

 ま、なんか調子が上がらんので、本日はNatureだけですが.....こんな所で以上で。
 さて、今日は日本列島は気圧の谷間と言う事になるのかな? 高気圧が東西にあって挟まれていますが、すっきりしない所が多いようで。晴れていても雲が大目とか、なんかまぁ曖昧ですな。関東地方は曇り。東京で25/20と言う予報と。
 まぁまぁ、と言う感じですかね。

 さて、今日は9月の最終日ですか。
 早い物ですけどね.....1年の3/4が今日で終わりと言う事になりますか。秋はこれから本格的に深まると言う事になるのか......周囲は彼岸花が多いですけど。
 で、まぁ雲が多いようですが。
 気が向けば散歩、ですかね。日曜日は天気が悪そうなんで動くなら今日なのかも、と思いますけど。まぁ、マイペースで過ごそうと思います、ハイ。
 皆さんも体調にお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/29
 さて、昨日は職場Cで仕事の一日でしたかね。
 いやぁ.....なんかのどの調子がおかしくて、ちょいと苦労しましたが。いや、風邪と言うよりは声の使いすぎと言う感じなんですけどね.......(^^; まぁ、ちょいと抑え気味にしなければならなかったんですけど、まぁ声を潰すような事は無くてその分は良かったですかね。
 で、仕事はなんつぅか、朝から夕方までみっちりと言うか。
 まぁ、一週間の山場が木曜日となっているので、ある意味覚悟の上での突貫なんですが。声はともかく、力技込みでどうにか乗り切ったかなぁ、と言う感じでしたか。どかっと疲れましたけど(^^;
 そんでもって、帰宅してみればやはり身体がどかっと疲れると言う。
 まぁ、もっとも夕食後に、先日亡くなった丹波哲郎を忍びというか、思い出して小林正樹監督の「切腹」とか見ていましたけどね......
 まぁ、なんだかんだでのんびりはしたのか。

 そして、昨日はなんか徐々に雲が出てきた一日でしたかね。
 昼までは良く晴れていましたが。と言うか、直射日光が結構厳しいぐらいの感じでしたけど。空気そのものは秋なんですがねぇ......まぁ、なんとも。しかし昼過ぎてからは雲が出てきて曇り空に。その分大分落ち着いてきまして、過ごしやすくなったと言えば過ごしやすくはなりましたか。
 ただ、何か残熱が職場でありまして......何となく「もわ」っとしたものがありましたけど。夕方になれば気温は落ち着くものでして。
 日も短くなってきています、本当。大体5時半には日が落ちるようですね.......

 しかし、また「切腹」を見ましたが。
 千々岩求女のシーンはとりあえずすっ飛ばしながら全部見たんですが.......やっぱりこの作品は重厚さがすごいですわ。部分部分が以前感想を書いた通り、「知らないと分からんよなぁ」と言うのがありますけどね、えぇ。
#「金打」と書いて何と読んで、どんな意味があるのか、って分かります?
 ただ、やはり圧巻だなぁ.....俳優陣が重厚な人達ばっかりですし(仲代達矢、丹波哲郎、三国連太郎他)、監督も小林正樹監督ですからねぇ......間の置き方や所々がやはり日本的ですが、所々結構工夫されているんですよね.....っつぅか、この作品の「間」って作品の内容も相まってことごとく重いんですがね(^^;
 音楽がほとんどないんですが。「間」を嫌と言うほど重たく感じます、本当。それがまた必要な作品でもありますけどね、内容的に......タイトルからして明るい内容なんて期待する人もいないと思いますし。
 まぁ、何ですか。
 久しぶりにざっと見ましたけど、やはり満足です。
#凄い映画だよなぁ.......

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 読んでいる時間と気力がなかったんですが.......(^^; ま、ざっと紹介するとVirgin boss aims to save the planetと言う話がありますか......これ、数日前にどっかで報道されていたな。ヴァージングループの総帥であるリチャード・ブランソンが、航空関係の収益を地球温暖化防止の為に寄付すると言う話ですな。
 環境関係に関連して、Methane emissions on the riseと言う話も。現在のメタン放出量の予想などは非常に楽観的過ぎると言う話ですが......まぁ、何となくこっちは「予想通り」と言う気がしないわけでも。

 で、ちょいと短めなんで読む気力が湧いたのがTarantulas spin silk from their feetと言う話。
 読んでみますと......大半のクモは自身の小さな爪と毛深い足で壁をはい上がり、天井にくっつく事ができるが、しかしこれは大型のクモの場合では更にくっつく為の力が必要なようである。研究者達は、タランチュラが足に、ひそかに粘着性の糸をつけている事を発見した。
 この発見は偶然、Max Planck Institute for Developmental Biologyの研究者達が見付けたものである。
 彼らは Costa Rican zebra tarantula (Aphonopelma seemanni)の移動力の研究をしていた。忘れっぽい技術者が、カメラを放置して忘れてくれたおかげで、小さな絹の足跡が記録された。
 「我々が休息から戻ってフィルムを見た時、我々はクモが歩いていたガラスの場所に残り物を発見した」と、今週Natureにこれを報告したStanislav Gorbは言う。
 その痕跡は、通常の髪の毛よりも100倍以上も薄い直径が約1μmの小さな繊維であり、これはクモが移動するにつれて足から捨てられたものであった。それらはクモが吐き出して巣を作るのに使われる糸と同じたんぱく質で作られているようであった。
 クモがガラスの垂直面を上る時に、研究者達は足の糸が滑り落ちるのを防ぐ事を見いだした。
 この観測は、それらが他のあらゆるクモの種族で見られないような機能を持っていた為に興奮した、とチームは言う。そしてその発見はクモの糸の進化の最高を刺激する物となるだろう。
 研究者達は最初に全てのクモはこの秘密の糸を足から作り出す能力があったのだ鑞が、人用としなくなった為にその能力を失ったのだろう、と示唆している。
 糸は通常は、腹部の下の方にある出糸突起(spinneret)と呼ばれる器官より作られる。Gorbは出糸突起は足の付属物として進化したのだろう、と考えている。「この発見は糸が直接足がら作られた、という戸の仮説を支持するだろう」と彼は言う。
 今のところ、足の糸は巣を作る為のものよりも以前に出来たのかどうかを知るのは不可能であり、またこの種のタランチュラが別れて進化したのかも不明である。この糸の生産の遺伝子的な実験がこの解決の手助けとなるだろう。

 と言う事ですが。
 クモと言うと壁をはったりして、糸を使って巣を作る、と言うのがイメージですが。タランチュラなどの大型の場合、足から糸を作り出してそれで体重を支える手助けとなっている、と言う話だそうで。進化としては最初に「足から糸を」だったのでは? と言う仮説の手助けとなっているそうで。
 で、結局使わなかった軽量のヤツは作らなくなった、と言う事か。  結構面白い話ですね、これは。

 後は気になるのがRadical genetic finding called into questionと言う記事なんですが。ちょっと長いのと気力がないので省略しますけど、去年の有名な生物学的な発見が疑問を呈されている、と言う話。2005年、Purdue UniversityのBob Pruittらが両親の遺伝子が混ざり合ったものを子孫が受け継ぐ、と言う教科書にある物に挑んだ、と言うものがあるそうで。彼らは、いくつかの植物は遺伝子の配列を祖父母やそれ以前の世代の物に置き換える事ができる、と言う物を見いだしたそうで。これが遺伝子研究のコミュニティー等に波紋をもたらした、と。
 で、University of CaliforniaのSteve Jacobsenがこの結果を再現出来ない、とNatureに報告したと言う事だそうで。
 細部にあれこれあるようなんですが、ちょっと時間と体力がないですかね.......

 後は見ていまして。
 滑膜肉腫に新治療 東大医科研などマウス実験で効果確認と言う話があったりしますけど......滑膜肉腫ですか。肉腫に特定のたんぱく質ができる、と言う事でこれをターゲットとした抗体を作って、と言う方法だそうですが。
 面白いのは大腸ガンの3割がこのたんぱく質を持つ、と言う事だそうで。意外と幅広く治療ができるかも?
 と、健康関係で禁煙法施行18カ月、心臓発作患者が27%減 コロラドと言う話もあるようですが。これはまた面白いものですけど......コロラド州での話だそうですが、受動喫煙の影響による心臓発作と言うのも結構大きいようで。そういう部分の影響が無視出来ないようですね......

 そして文化面と言うか結構面白いのがダ・ビンチの「モナリザ」は出産直後? 3Dスキャン分析と言う話。
 ダ・ヴィンチの「モナリザ」をカナダ国立研究所が3次元スキャナーで調べてみた、と。
 その結果、モナリザのモデルはどうやら出産直後だったらしい、と言う事だそうで.......面白いですな。ベールをかけているそうで、それが妊娠中・出産直後の女性の服装の特徴だったとか。また、髪を垂らしている洋に見えるのが、ボンネットをかぶっていたそうで。
 出来立ての頃はこういう区別はついた、と言う事なんでしょうかね......まぁ、ついでに過去の傷の修復の関係も見られたようですが、総じて今の状況を維持出来れば劣化は防げると言う事のようですけど。
 ついでに、スフマート技法と言う技法の詳細は今回では謎が残ったと言う事ですが.......
 これ、面白いのは「モナリザのモデル論争」に繋がると言う事になりますね......まぁ、かなりアレな説だった「ダ・ヴィンチの女装説」はこれでまずないと言う事になりそうですが......って、それはかなりアレな議論ですけど。
 最大の関心は、「モナリザ」のモデルがフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻で、いわゆるラ・ジョコンド(ジョコンド夫人)......っつぅか、リザ・ゲラルディーニだったのか、それとも別の女性だったのか、と言うヤツになるわけでしょうけどね......って、こういう時に便利なWikipediaの項がありますが。昔からラ・ジョコンドと言うのが強かったですけどねぇ。
 ま、実際にリザ・ゲラルディーニは次男を出産したそうで、その記念の絵では無いか、と言う説を強く支持しそうだと言う事のようですが。また同時に製作時期も1503年辺りに落ち着きそうと言う。
 さて、謎はこれで解けるのか?
 まぁ、Wikipediaの項をみると当時24歳ぐらいだそうで、次男を産むのは全く不自然でない年齢ですが......と言うか、こういうのを見ていると昔、この絵が時代によって評価が分かるものの、魔女だの聖女だの、揚げ句「自分はこの絵にかなわない」と自殺する人間まで出てきたわけでして。
 文字通り「魔性の女」なんでしょうかね、この人。
#作品全体に謎が多い、と言う話ですけどね。

 ま、今日はこんなもんで以上で締めますか。
 さて、今日は西から低気圧がやって来るようですが、大きくは崩れないようで。東日本の一部で雲が出てくるようですが、他は大体晴れですか。関東地方は曇り。東京で25/20と言う予報ですか。
 まぁ、まだちょいと、と言う感じがしますかね。

 さて、今日は金曜日ですか。
 とりあえず、週末と言う事になりますけどね......管理人は仕事がありますが。まぁ、なんか移動が激しいんですけど、どうにかこうにかやっていく事としましょう。
 まぁ、でも総じて高負荷とはならん一日となるでしょうがね。
 マイペースでやっていくとしますか。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/28
 さて、昨日は職場Cで仕事の一日でしたかね。
 ま、朝から延々と、と言う感じでしたけど。とりあえず毎朝出勤してから一日の仕事の勘定をするんですが、「良く考えると、これやらんとまずいんじゃない?」と言う事が判明して一個仕事が増えたりとか、まぁ何つぅか慌ただしいものがありましたが。
 とりあえずはつつがなく済みましたかねぇ......面倒はありましたけど。
 ま、他に特筆する事も無く順当に仕事が済んで、順当に帰宅して、そしてその後仕事して、と言うコースでしたか......帰宅しての仕事は順当では無い様な気もしますが、まぁ大した物では無いので。
 何つぅか、「普通に」過ごせた一日でしたかね、ハイ。

 そして昨日は天気が激しく変わった一日でしたか。
 朝は曇りで、職場に到着して仕事していると雨。昼には雷雨となって相当荒れましたが、午後からは急速に雨は止んで、夕方にかけて回復......まぁ、時折晴れ間が見える状態になって後は夜、と言う天気。
 落ち着かんですな。
 ただ、幸いだったのは傘を使わずに済んだ事でしょうかね......こういうのは理想的だよなぁ、ある意味。
#彼岸花も咲いているなぁ......

 ところで、Mac系のゲームの話題。
 MGJ SHOPからメールが来たんですが。なんか男気あふれる内容となっていたんですけどね......いや、国内メーカーが出す場合にはそのソフトの扱いを止めていた、と言う事なんですが、現実には「儲かりそうなものだけ出して、拡張ものなんかは全然出さない」と言うような現状があるそうで。
 じゃぁ、やってやろうじゃないか、と言う物のようですね......いや、こういうのって良い事だと思いますがね。まぁ、それで出すのが「The Sims 2」の一連のものを全部扱う事にしたそうで......こういう会社ってのはありがたいものですけど。
 さらにありがたいのは、管理人がまっていた「Cold War」。10月に入荷予定とか。
 いやはや、楽しみです、ハイ。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 NASA's 'first date' with Chinaと言う話がありますがこれは省略しまして。Tone deafness shows up in the brainと言う話がありますね.....音痴の原因は脳にあり、と言う事のようですが。
 読んでみますと......もしあなたが常に音痴の友人に悩まされているのならば、今回研究があなたのバックアップをするだろう:彼らはどうやらいくつかの脳の物質が欠けているようだ。
 カナダのモントリオールの科学者達と、英国のNewcastleの科学者達が、ある人がヒバリのように歌う事が出来 − そして一方でカラオケのマイクを持つ前に耳栓をしたくなるような人の脳の部分を識別した 。Montreal Neurological InstituteのKrista Hydeと彼女の同僚らは、MRIを使って音痴の、あるいはamusic(やはり音痴の事か?)の人の脳を研究し、通常の音楽の能力を持つ人のイメージとの比較をした。
 両国の研究では同一の方法が使われ、そして結果のセットは脳の前部 − 右下前頭回(right inferior frontal gyrus) − の部分に注目された。この部分はamusicの人では通常の人よりも白質(white matter)が少なくなっていた。
 白質は脳における情報の転送の働きを持っており、そしてHydeによって見られたその欠乏はおそらくは脳の右半球でのやり取りが妨げられており、この事から音の会得が困難になっているのだろう、と研究者達は示唆した。
 音楽的な「振るまい」はしばしば6つの異なる能力の標準テストで測られており、これには拍子(metre)のセンス、旋律を覚える能力、キーやピッチ、ピッチの指揮(? pitch direction)、リズムの変化を解読する能力などが含まれている。
 脳内の白質の量は、リズムよりはメロディーのテストの結果と一致した、とBrainに研究結果を発表した。これは以前の研究で音痴が大体はピッチを元にした状態に大きく問題がある、と言う事を示したものと一致する。新しい研究は音楽での振るまいと解剖学的な物との間の決定的な関係を見せた。これは音痴の状態の理解へ本当の突破となる証明だ、とHydeは言う。
 この研究は面白い、とNewcastle University's Magnetic Resonance Centreで脳の研究をしているAndrew Blamireは言う。なぜならば、音楽を聴いた時にどのように脳が対応して変化するのかよりは、解剖学的な変化を調べているからである。例えばボランティアの人が歌おうとした時の音痴の人の脳のスキャンは、白質の質の違いでは見る事が出来ないだろう。
 彼はこの変化が聴覚野(auditory cortex)で見られない事に驚いた。
 この結果を改善する為に、Blamireは「拡散異方性画像(diffusion tensor imaging)」と言う方法を用いる事を示唆している。これは白質で何が起きているのかについてより詳細を得る事が出来、科学者達に脳の一部が他のどこと繋がっているのかを追跡させる事ができる。
 Hydeはこれをちょうど始めた所であり、そして失読症と同じく、音痴は遺伝的なものだという彼女の直感を調べる為に研究をしている。
 彼女は最近脳の同領域の皮質の厚さがまた振る舞いのテストと関係があるらしい事を発見した。「これは遺伝子がおそらくコントロールしている何かだろう」と彼女は言う。「これは開かれている話であるが、しかし我々はそれが先天的なものであろうと言う考えを支持するものだ。」 − すなわち生まれた時からのものである。他の示唆としては、音楽性は訓練が出来、そして更なる音楽にさらす事で、より適切に白質が成長すると言うものである。
 Hydeはこの問題の解決を決めており、音痴のグループの生活の質の改善に挑む為に彼女の研究はすでに5年間行っている。「それは音楽を楽しみ、理解出来ないと言うような困難だ」と彼女は言う。

 と言う事ですが。  音痴.....まぁ、ジャイアンは決定的にこれが、と言う事なのかもしれませんけど(^^; 脳の白質の量に左右される、と言う事だそうですが。右下前頭回と言う脳の前部の領域の白質が関係しているらしいと言う事のようで。面白いのは白質の「質」的なものでは無く、純粋に「量」と言う事ですか.....情報の転送能力に関連しているそうですが、白質が少ないと言う事はその能力に欠ける事となり、結果的に音痴へと繋がるのだろう、と言う事だそうですが。
 面白いものですねぇ......まぁ、確かに質的(どれだけ活発化しているか、とかそういう部分でしょう)なものではなく量的なもの、と言う意味で見ているのは面白いかも。
 しかし、今回の研究でHydeは「音痴は失語症と同じく遺伝的なもの」と言う直感を持っているそうで、それが白質の厚さと言う部分ででていると言う事だそうですが。実際の所、音痴って遺伝的なものがあるんでしょうかね? 後天的な環境で補って余り目立たない、とかあるのか?
 まぁ、逆パターンでは「音楽一家」なんてのもありますけどね。そういうケースではじゃぁ白質が充実しているのか、とかあるわけで。

 後はAllergy-free pets surprisingly simpleと言う話がありますか。アレルギーを引き起こさせないペットは実にシンプルに、自然の飼育で作り出す事ができると言う事だそうで。
 今週、何人かの動物を愛する人達が喝采するであろう出来事があった:長期間保証された「アレルギーのない」ペットのネコが市場に登場した。しかしあなたはこの小猫がどのくらい低技術(low-tech)であるのか驚くだろう − 特にほぼ4000ドルの値札の割りには。
 このネコはサンディエゴに拠点を置くAllercaより販売される。現在の所はオーダーをとって、送り出すのは来年である。
 出資者であるSimon Brodieは、遺伝子組換えの低アレルギーネコを作り出す事から始めた、と言う。しかし、早期のテストステージにおいてチームは偶然にも自然にアレルギーを起こさないようにみえる動物に行き当たった。
 「おそらくあなたは我々が幸運だったと言うだろう。」と彼はその「総合的に自然に発生した猫」とともに述べた。
 この事はこの会社に初めて、遺伝子組換えの方法で低アレルギー誘発性のネコを作ろうとしている他の企業を追い越して、非常に儲かる市場がある事を予想させた。
 Brodieがこの会社がそうしようとしていると述べているのにもかかわらず、Allercaはまだそのネコについてあらゆるデータを公表していない。
 Allercaは最初に遺伝子のサイレンシング技術であるRNA干渉を使った方法で、アレルギーの原因となるたんぱく質であるFeld1と言う遺伝子の発現を止めようとした。このたんぱく質に対して過剰に抗体が働くと、症状は身体が腫れ上がったり、呼吸の問題、じんましん、そしてアナフィラキシーショックといった物がある。
 しかし、遺伝子の診断ツールで目的の遺伝子を抑止出来たかネコを調べようとした時、チームは3匹のネコがわずかに異なる種のこのたんぱく質を持つ事を発見し、これがアレルギーを持つ人に害を及ぼさない事を見いだした。Brodieはこの確立が5万分の1だ(50,000 to 1 shot)、と表現した。
 このネコを試す為、グループはこの血統の第2世代の子孫の詳細を調べた:そのネコはJoshuaと命名された。
 University of Californiaのアレルギーの専門家であるSheldon Spectorは10人のアレルギーを持つボランティアを集め、彼らを目隠ししてJoshua、Tikiと言う通常のネコ、毛皮で覆われたダミーのネコを触らせた。その後の彼らの症状の記録は、JoshuaはTikiよりはよりアレルギーに優しい事が示唆された。
 そのデータは雑誌に発表しない。SpectorはAllercaは彼の調査に費用を払ったと言う。
 この研究はライバル会社から非常に強い疑いを即座にかけられた。「私は遺伝子組換えでないアレルギー性のないネコを手に入れる事など出来ないと思っている」とFelix Petsの出資者であるDavid Avnerは言う。この会社は遺伝子組換えで低アレルギー性のペットを作ろうとしている。
 AvnerはAllercaはデータを発表してそのネコの皮膚や毛から得たたんぱく質が、試験官で人の抗体と結合するのかどうかと言うアレルギー反応を確かめる過程を見せるべきである、と言う。
 もしAllercaがその批判に沈黙をするのならば、更なる物が必要になる、とSpectorは認める。「彼らがすべき事はたくさんあると私は思う」と彼はnews@nature.comに語った。「私は彼らにこれをするように言い続けている」。彼がこれまでに集めたデータには限界がある、と彼は言う。
 Brodieは実際の生活の中での経験の代わりとなるようなものがない、と反論しており、そして人のボランティアによる試験は成功したと言う。「この全てがうまくいき、試験官でのこれらの事も良かったが、しかし我々は実際の生活で可能であると望んでいる」と彼は言う。「我々はそのデータをまだ持っていないが、しかし我々はその動物では機能している事を知っている。」
 Brodieは生産を準備しており、それには全てのワクチンを打たれた小猫と、家に存在するアレルゲンの補足的な試験も含まれている。「もしこれらの科学者達が疑うのならば、そしてもし彼らがアレルギーを自身で起きたのならば、私は”来て我々のネコを持っていなさい”と言うだろう」と彼は言う。
 オーダーの状況は現在2008年まで伸びており、何人かの顧客は6000ドルを払ってその待つ時間を短くしてもらおうとしている、とBrodieは言う。

 と言う事ですが。
 アレルギーを引き起こさないネコ......ネコアレルギー持ちのネコ好きと言うとても不幸な関係はこれにて解消出来るかも、と言う事ですけど。これを開発したAllercaと言うところは、偶然ながらアレルギーと関連したたんぱく質Feld1の亜種で、問題を起こさない物を見いだした、と言う事でこれを発表したと言う事ですが。
 4000ドル.....中にはさらに2000ドル上乗せして「もっと早くよこせ」と言う客もいると言う事ですが。
 しかし、細部の発表は一切せず、ライバル企業は遺伝子組換えのネコでないとこんなことは不可能だ、と主張していると言う状態。
 複雑ですが.....しかし、ネコが4000ドル。40万円以上ってのもなぁ.......
 皆さんは欲しい?
#にしても、何つぅかなぁ......

 Natureと言うと、温暖化ハリケーン説:発表に米当局が圧力 ネイチャー報道「温暖化でハリケーン活発化」の報告書、米政府が封印と言う話があるようで。
 アメリカ政府、中々汚いですが、まぁ自分の都合の悪い結果はそりゃ出したくないわな。
 NOAAの研究者7人がデータをまとめてハリケーンの増加が温暖化によるもの、と言う説を作りこれを発表しようとした所、NOAAを管轄する商務省から圧力をかけられたと言う事のようで。
 一番の不満は科学者達でしょうけどね.......
 それに対して、地球の気温、過去百万年で最高レベルに NASA研究と言う話はありますが。純粋にそう言うデータの公表は問題がないんですか......ハリケーンなどの「温暖化」との関連を繋げるのを政府が妨害すると言う事でしょうかね。

 後は心筋細胞の壊死はまだら模様 ラットで撮影 京大助手とかありますね......本当に櫛の歯が抜けるような感じだな。写真も鮮やかで分かりやすいですが。
 イレッサの副作用発症率、他の抗がん剤に比べ3倍にと言う話もありますね、分子標的薬ゲフィチニブ、いわゆるイレッサの副作用ですが。3倍.....と言う事は、本来の「分子標的薬」の目的からすれば大きく外れてしまった事になるわけで、なんともまぁ、と言う。
 開発者は無念だろうなぁ......

 後は.....何かいい加減だよなぁ。
 「GX」ロケット追加、開発費250億だそうで。96億円から一気にアップだそうですが、それならM-Vの方の方が最終的に安上がりだった、ってオチにならないかと心配で。
 開発に金がかかるのはよく分かりますけどね。
 大丈夫なんだろうか、と。

 それと死亡説がでていたどっかのテロリストですが。
 ビンラディン容疑者は生存 衛星テレビ報道と言う話が出ているようで。もっとも、アフガニスタン旧支配勢力タリバン関係者の発言と言う事ですからその時点でまた信用して良いのかが微妙ですが。
 死亡説も疑わしいし、生存説も疑わしい。
 ですが、「健康」じゃないような気はするんですよね、えぇ。何となくですが.......本当にどうなんだか。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は昨日関東付近で雨を降らし、東北南部で大雨とした低気圧が北上していくようですが。北陸を除く関東以西は晴れて、北の方はなんか微妙な感じですね。晴れる所は晴れますが、降るところは降るようで。関東地方は晴れ後曇り。東京で28/21と言う予報と。
 暑いってば。

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は長丁場の日ですね......まぁ、がんばってやっていく事としましょう。やる事がなんか半端にあるんですけどね(^^; それも給料のうちですので。
 ま、とりあえず嫌だと言うのは気温ですか。
 もっと落ち着かんですかねぇ、本当に。何となく体調悪い人もやはりいますし.......まぁ、もうなんというか仕様がないのか。
 ハイ、皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/27
 さて、昨日は職場Cへでていった一日でしたかね。
 ま、慌ただしいのは午前中、と言う事であれこれと仕事やっていましたけど......機器のチェックやらまぁ、落ち着かんものでして。おまけに現行の契約と不一致になっているあれこれが判明したりとか、なんつぅか、こう色々とありましたけど(^^;
 まぁ、管理人自身は余り不便は無いんですけどね。とりあえず、思いの外仕事はうまくいったかなぁ、と言う。
 で、まぁ夕方には家にはいたんですけど、なんつぅか、体調が微妙。腹が減っているような減っていないような、と言う感じでどこか寒気があり、と言う。風邪なんでしょうかねぇ、などと思いつつとりあえず帰宅してからはゆっくりとしていましたけど。
 とりあえず、EasyでのStubbs The Zombieのリプレイは終了しましたかね.....ハイ。
 ま、その後は何か気が入らず、落ちていましたか、ハイ。

 そして昨日は天気の悪い一日でしたか。
 朝は持ったんですけどねぇ。10時ぐらいには何か気づいたら雨が降っている状況でして。昼からは徐々に強まって後は延々と降ると言う感じでしたか。気温は半端で、暑いんだか寒いんだか(^^; 風邪引く人が増えるわけですけど。
 なんともまぁ、ねぇ。
 きつい時期ではありますな。

 で、第90代内閣総理大臣が決まったそうで。
 話題性が余りない感じもしますが......いや、以前書いたように、管理人の「個人的なイメージ」としては近衛文麿っぽいものがあるような感じがするんですけど。
 まぁ、組閣はなんか普通にやったようで。前任者ほどあれこれ、って感じは無さそうですが、ちょいと「仲良しグループ」的な感じもするのが何つぅか気になるかなぁ。
 後、個人的に非常によく分からんのですが。
 彼らがめざすのは「小さい政府」と言う奴? 「大きい政府」と言う奴? その割に行政の肥大化をめざす? 議院内閣制の世界ですが、大統領制みたいなのが好き? ここら辺、何となくよく分からんのですが。
 「強い官邸」をめざすのは分かりましたが。前任者から何となく「国会」って存在感薄くないですかね?
#無論、野党が弱すぎというのがあるわけですが。

 ところで、Stubbs The Zombieのリプレイですが。
 まぁ、2回目のプレイで分かるものもあるわけですが、とにかくEasyがバランスが良い、というか簡単ですね本当に(^^; 特攻もかなり有効だし。結局死んだのは2回ぐらいかな? 1回はPunchbowl市街で砲撃を喰らった時(即死)、後は狙撃でなんか殺された時。
 総じて他は楽でしたね......プレッシャーは余りないし。最後の市庁舎での対決も楽と言うか、とにかく「味方のゾンビがたくさん出来て、その上あまり死なない」と言う事もあって非常に効果的と言うか。まぁ、やっぱりこの手のゲームに慣れていない人はEasyでのプレイが推奨だよなぁ、という。
 Normalで馬鹿みたいに苦戦したのが嘘みたい(^^;
#Normalでのプレイは本当にきつかった......
 まぁ、しかしやはり結構無駄に凝っているゲームではありますが。ある意味バカゲーなのかも.....クソゲーじゃないですよ。演出面の馬鹿っぷりが結構楽しい事があると言うか。惜しむらくは全部英語なんで、管理人も本来の楽しみの半分も理解出来ていないのかもしれませんがね。
 ところで、このゲームは50年代の歌を使っていますが。エンディングテーマ、どうしてもよく分からんかったのですが、海外の掲示板に投稿している方がいたようで、丸々転載(メモ代わり)
 と。ストーリー的にはある意味あっているのか、とも思うんですがこの歌は50年代とかにあるんですかね? ゲームでの完全オリジナル? これがどうにも分からんのですが。Punchbowlと言う固有名詞の使い方とストーリーとの整合性はあるんで、オリジナルっぽい気もするんですが。
 他で引っかからんし(^^; タイトルも不祥と来たもんだ。

 と、なおゲストブックでAoxさんから......
 と言う質問が来ているんですが。
 管理人は分からないんですけど......ご存知の方、いらっしゃいます? 地名としては真っ先に「クレーター?」とか思うものはあるんですけど(^^; すり鉢状の地形はそうなりそうな気もするんですが、有名な場所とかはさっぱり分からんのですけど。
 もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、Ping-pongかゲストブックに放り込んでいただければ、こちらのすっきりしない状況の解消になりますので、よろしければお手伝い下さい。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 More plants make more rainと言う話がありますか。人工衛星からの観測で、アフリカの植生が降雨を増やしているらしい事が分かったと言う。
 読んでみますと.....より多くの雨がより植物の生長を促す:これは十分に明らかな事のようである。しかし、今回統計的に人工衛星のイメージの研究から、正反対の関係の考えにも重きを加える事となった:すなわちより多くの植物がより多くの雨を降らせる。
 この結果は乾燥地域における、農地の成長と拡大から砂漠化を防ぐ手助けをする為のものである緑地の確保に勢いをつかせるものとなるだろう。
 そう僕は地域の気象へ影響を持つことがある。植物は土から空気へと、自身の葉から蒸散させる事で水分を移動させ、そして土壌中の水分を地上の近くに留めて、これもまた蒸発する事ができる。さらには、日の照る砂漠よりも暗い植物の地表付近では、より多くの太陽光を吸収し、またその荒いテクスチャーに沿って、大気中で対流や乱気流を生み出す事がある。これは更なる多くの − あるいはさらに少ない − 降雨をもたらす。
 これらの全ての影響は気象モデルへと組み入れられている。しかしその影響が支配的で、またなぜ、あるいはどのようくらいの影響が全てに及ぼされていると言う事については不賛成の意見もある。
 新しい研究は、アフリカのサヘル地域において、植生が一年間における降雨の変化の約30%について影響を持つ、と結論づけた。この結果はGeophysical Research Lettersに報告された。
 この事は科学者達に対し、砂漠化が進み、また乾季が増えているこの地域における降雨のパターンの理解を手助けするものとなろう。「これは我々に予想出来る要素を追加させた:すなわち雨がどこに降るのかと言う事を知る一端を示す。」と Climate and Land Surface Interactions Centre (CLASSIC)のdirectorであり、研究の共著者であるPeter Coxは言う。
 海面温度と、チリやエアロゾルといった汚染物質は降雨のパターンに大きな影響を与える。これらの要因は十年間のアフリカの干ばつなども含め、長期の気象傾向にも影響を与える。しかしこれらはサヘルと言った「ホットスポット」における年間の降雨のパターンへの影響は少ない。ここに植生と言った他の要因が気候への重要な役割を果たす、とCoxは言う。
 この地域における植生の影響を明らかにするため、研究者達は1982〜1999年までの降雨の記録と、同期間におけるNASAの人工衛星からの、サヘル地域における緑地(植生の変換)を測れるデータセットを統合した。
 単純な緑と降雨の関係は、豊富な緑地ができるのは雨季の間の傾向であった − 驚くような結果はほとんどでない。その為に、研究者達はより緻密なアプローチをとった。彼らは最初に過去の18年間にわたり、どのくらい過去の降水量が各月においてまだ降っていない降雨がどのくらいになるのか予想したかを調べた。そして更なる予想出来る要因:すなわち前の月の緑をこれに付け加えた。もし植生が降雨に影響を与えなければ、そのモデルの予想出来るスキルは変化しないだろう。しかし、緑の計測はより容易に結局降った降雨のレベルを予想出来た − 3割がそれだった。
 これは植生の影響についての保守的な評価である、とCLASSICプログラムマネージャーで共同著者のSietse Losは言う。なぜならば、彼らの技術は同じ月の降雨における植生の影響を測定出来ないためである。
 この発見は雨が緑化を手助けする、言い換えれば更なる降雨をもたらす事を示唆する;同様に乾燥した表面は大気を乾燥したままにする。
 この結果はどのように、そして正確に植物が水の循環において影響を与えるのかと言ういくつかの議論を手助けするものとなるだろう。「気象モデルはこの問題について幅広い解答を出している」とGeorgia Institute of Technologyで気象の研究をしているRobert Dickinsonは言う。「(このような)データが動かす分析はより信頼性がある。」
 しかし衛星のデータは多くの異なる方法によって解釈ができる、と彼は警告しており、その為に更なる独立した研究は歓迎すべきだろうと言う。
 Free University of AmsterdamのHan Dolmanは「緑」の計測はあらゆる特定の植生の種類が降雨の増加に関係しているのかどうかは明らかに出来ない、と指摘する。これはただ木と作物がこのような効果を持つのかどうか、あるいは草がこれに寄与出来るのかどうかを知ることは良い事だ、と彼は言う。

 と言う事ですが。
 雨があれば緑が増える、緑が増えれば雨が増える、と言う関係だそうですが。サヘル地域で3割の変動を見せると言う事で、緑の影響は結構あると言う事のようですけど。
 まぁ、でも確かに衛星のデータだけでは何とも、と言う感じですがね。
 でも緑化地域の設置等と言うのは無駄なものでは無さそう、と言う事ですか.....

 後はBloggers rally for liberation of the 'Tripoli Six'と言う話があるんですが。
 これ、詳細がありますね。リビアで6人の医療従事者達が処刑の恐れがある、と言う話がありまして、それにブロガー達があれこれ、と言う話題なんですが。原因となった記事の方に注目すると、Lawyers call for science to clear AIDS nurses in Libyaと言う話がありますか。この話、国際面で全く見ないんですが。彼女らを救うのに国際的な圧力が必要、と言う。
 何が起きたのか、読んでみますと......リビアにおいて銃殺隊(firing squad)によって処刑されるリスクがある6人の医療従事者達の弁護士達が、国際的な科学コミュニティーに対して、彼らが無罪である事を証明するようなサポートを呼びかけている。この6人は、1998年にベンガジのal-Fateh Hospitalにおいて故意に400人以上の子どもにHIVを感染させ、これまでの所最低でもその内の40人が死亡した、と言う廉で追及されている。
 8月28日、検察当局がこの事件を締めくくると予定を組んだ時、リビア人の検察官は5人のブルガリア人看護師とパレスチナ人の医者に対し、死刑を求刑した。国境なき弁護士団(Lawyers Without Borders)から派遣されて6人の弁護を行っている弁護士達は、国際コミュニティーに対して、法廷に対して国際的なAIDS専門家によるような、独立した科学的な調査を命じ、あるいはどのように子供たちが感染したのかを調査するように要求するよう要請した。
 この医療関係者達は2004年5月に死刑を宣告されたが、最初の裁判が不公平であると言う国際的な抗議に引き続いて、最高裁判所がその要求を去年の12月に棄却した。その内容は再度の裁判を行うと言うものであり、ベンガジの刑事裁判所において5月11日から断続的に行われた。評決は数週間以内にでる。
 しかし、科学コミュニティーはまだ相対的にこの事件への関心は小さい、と国境なき弁護士団のボランティアでパリのメンバーの一人であり、過去にグアンタナモ湾の非収容者の弁護を務めた事のあるEmmanuel Altitは言う。「我々は多くの扉をたたいてきたが、しかし我々はあまり支援を受けられていない;我々はこれが変わる事を願っている。」
 関心の欠如の一因は、裁判が小事件で、そして「本当の決定」は外交官により行われるだろうと言う考えが広まっている事であると彼はいう(Libya's travesty参照)。Altitは外交は安全な結果を出すのに失敗しており、そしてこの医療関係者達の解放はトリポリの裁判所で、このケースへの科学的な証拠を用いる事でのみ可能であろう、と主張する。彼は起訴された事件の「むなしさ」を明らかにする事は、政府に行動を起こさせるのに十分な国際的な圧力をかける事となると期待している。
 現在のところ、この事件は、産油国のリビアから国際的な関係と言う幅広い地政学の興味によって脱線している、とこの事件の他の弁護士をやっているAntoine Alexievは言う。アメリカは5月にリビアとの外交関係を再開した。そしてリビアのリーダーであるカダフィ(Muammar Gaddafi)はEU本部のあるブリュッセルへの赤絨毯を引かれている − この医療関係者の状態への配慮無しで。
 最初の裁判において、リビア政府はHIVを発見したPasteur InstituteのグループのLuc MontagnierとRome's Tor Vergata UniversityのAIDS研究者Vittorio Colizziに、科学的な証拠が調べられるかと言う質問をした。この研究者達は感染した子供たちからのウイルスの遺伝子的な分析を行い、そして彼らの大半は1998年3月にリビアにこの医療関係者達がやってくるずっと以前に感染していた、と結論した。子供たちの多くはB型及びC型肝炎を患っており、これは感染は病院の衛星の悪さによって広がったものである事を示唆している。この感染はA/G HIV-1の亜種によって引き起こされた − これは一般的な中央及び西アフリカで見られる遺伝子の組変わった種であり、高い感染率で知られている。
 しかし、裁判所はこの報告を破棄し、リビア人医師による調査では正反対の結論であったと主張した。Montagnierは判決は少なくとも部分的に英語からアラビア語に「recombinant」と言う言葉を誤訳したと信じている − 自然の野生のウイルスの遺伝子組換えに当てはめるかわりに、意図的に、これは人の操作による遺伝子を組み換えを含むように解釈された。
 Alexievによれば、報告の破棄の決定はこの事件の科学的な内容の全てを廃棄し、一連の前判断は残しておいて、そして拷問によって自白を吐き出させたと言う。「これはスキャンダラスだ」と彼は言う。「これは複雑な科学的な出来事であり、そしてこれが科学的な基本無しで判断するのは不可能である。」
 そもそも再審で手助けしたMontagnierは、彼もまたトリポリで事態がどのように進展しているのか動揺しているという。「これは最初の裁判の再現だ」と彼は言う。「これはカダフィにとって政治上厄介であるが、しかしスケープゴートを絶対的に必要とする親の圧力がある。もちろんこれはリビア人にするはずがなく、医療関係者達が陥れられたのだろう。」
 弁護は9月21日に行われるが、しかしAltitはその科学的部分は公平に効かれるのかどうか確信はない。弁護による全ての試みは現在の所、例えばスケジュールの変更などにより「組織的に阻害されている」と彼は主張する。「裁判は公平であるべきだ;今までの所はしかしそれは無い。」
 法律上、MontagnierとColizziの報告は破棄された後で再び採用される事は無く、その為に弁護は法廷に対して独立した科学パネルと接触して、そこが新たな報告を作るように説得することに期待がかけられている。このトリポリの法廷はそのような要求に抵抗している、とAlexievは言う。「我々は壁を叩いており、そしてそれはこの裁判が終わる前に変わる事は無さそうだ。」
 弁護側はそれ故におそらくは現在の裁判に負けるだろうとあきらめている、と彼はいい、そして6人のラストチャンスに目を向けている:最高裁判所における最後のアピールであり、これはトリポリの評決の後で直接的に開く事が出来、現在の所それは11月にされると予想されている。「我々は最高裁で国際的な科学的な評価を指名出来るとの確信が必要だ」と彼は言う。
 「もし国際的な圧力がアピール以前に強くなければ、彼らが死刑判決を受けるリスクは大きくなる」とフランスのNGOであるTogether Against the Death Penaltyの共同出資者Michel Taubeは予想する。「そのような結果を避ける為には、外交では十分では無い。我々は国際的な動員が必要なのだ。」
 政治家達と同様に、弁護士と科学者達の協力した圧力のみが違いを生み出せる、とAltitも同意する。もし最高裁が科学的な調査を拒否すれば、その時には国際コミュニティーは訪ねる事ができるようになる:「なぜそれを隠すのか?」と。「そしてもし科学的な調査に同意すれば、我々は勝つ事ができるのだ」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 そんなことが進行中だったんですねぇ。ちなみに、国境なき弁護士団と言うのは初めて聞いたんですが。まぁ、そう言うのもあるか......国際アムネスティ的な印象もありますけど。HIV感染は貧しい国では問題ですが、医療関係者が好き好んで感染させるわけも無く。
 遺伝子的な調査でも、と言う事ですがこれをどうやらリビア側が好き勝手に解釈を変えたようで......スケープゴート用ですか。
 それもなんですかね......ある意味低レベルの争いと言う事になりかねないものでもありますが、国際的な問題でもありますし。まぁ、難しい所でしょうが。
 ま、ブロガー達があれこれと、と言うのが最初のリンクにあるんですが。結果的にはどうなりますかね......

 他に見ていまして。
 「ジャッカス・ザ・ムービー」続編が初登場首位 北米興収だそうですが......なんだよ、「息子達」じゃないのかよ、とか言って分かる人は前作のDVDを見た人ですな(笑)
 いやぁ、今なら1500円で手に入りますので、下品なのでも大丈夫な方は是非。
 本当に馬鹿(ある意味褒め言葉)ですから。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は低気圧が北上してくるようですが。関東以北を中心に雲が多く雨が降るところが多いようですが。西日本は晴れですかね。関東地方は雨後晴れ。東京で上が26度と言う予報と。
 まぁ、雨が厄介なんですけどねぇ......微妙に蒸すのでしょうか?

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は結構あれこれと動く日となりますかね......まぁ、がんばってやっていく事としましょう。っつぅか、周辺が体調不良者が続発状態なんで、色々と大丈夫なんだろうかと思うものがありますが。管理人はまぁ、負荷は少なめなんでどうにでもなるんですがね。
 やる事は結構あるんですよねぇ、でも。だから動くわけですが。
 とりあえず、体調に気を使いながらやっていく事になるかと思います。皆さんもくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/26
 さて、昨日は微妙に低調な一日でしたかね。
 9時半前に起き出しまして。いやぁ、良く寝られるようになりましたけど.......とにかくも起き出してから何となくエンジンが低調と言う状況になりまして。ま、くしゃみやら若干、と言う感じでどうも軽度の風邪で続いているのだろうか、と言う。
 まぁ、重くは無いんですが。個人的に管理人が身体を大きく壊したというかとどめを刺したのがこの時期の風邪だったんで、まぁ微妙に嫌なものを感じるのですが。
 で、とりあえず午前中はおとなしく在宅で過ごしていまして、昼過ぎにかけてちょいと調べものやら考え事で過ごしていましたかね......まぁ、何つぅかまとめるのが大変な感じのネタだったんですが。その後はゆっくりとやはり過ごしていたんですけど。
 夕方前、ちょいと買い物へでるのに引っ張り出される事となりまして、地元駅へ。ま、ちょいと強引気味に歩いて回るなどして帰宅し、その後少し落ちていましたかね、えぇ。
 何つぅか、やっぱり低調な一日だったかなぁ、と言う。
 ふぅ......

 そして昨日は雲が多い一日でしたか。
 午前中は良く晴れていましたけど、午後からは雲が出ていましたか。夕方にかけてまた少し晴れたんですけど、結構雲は多いと言う感じの一日。気温は余り上がりませんでしたね.......
 っつぅか、寝やすくなってきました。
 いや、何か「寝られる」様になってきたと言うのが正しい表現かもしれません。あの夏の寝苦しさもおさらばとあって、何か微妙に寝るのが良い感じなんですが、その内今度はまた布団の魔力が増していくんでしょうね......
 抜けられなくなると言うか。

 ところで、何か「かれいどすこーぷ」のガンダムの記事にアクセスがなんかあるんですが(^^;
 今どきこんな古いゲームをやる人もいないとは思いますけど......と、ふと記事を思い直してみてみると何か勢いは凄いなぁ、とか。ちょうど療養中の初期の頃でしたかね。
 本当に何かもう......きついゲームだったような(^^; 話のネタには最高のゲームではありましたけどね、えぇ。Aoxさんも罪作りな事をしてくれます(笑)
#凄い話だったよなぁ。
 で、ついでにふと「かれいどすこーぷ」の過去の記事とか覗いていたんですが。
 Quake IIって改めてストーリーを読んで、Quake 4との関連を見ると何つぅか......いや、Q2ってStroggの母星Stroggosへ向かい、通信の回復、惑星防衛用の巨大な砲Big Gunの破壊、地球〜Stroggosを結ぶどこでもドアの破壊、敵執政官Markonの暗殺と言うのがミッションだったようで。で、Stoggosへの攻勢を強める人類側は、その攻撃の最中にMarkon暗殺に成功の報が入る......と言う形でQuake 4のストーリーに繋がるわけですが。
 良く考えると、Q2攻略日記の最初に書いてある設定ってあまりQ4に活かされていないよなぁ......とか思ったり(^^;
 いや、Markonの再構築と言う部分ではクソ早いと言う事でStroggの体制ってやっぱり優れているとは思いますが。全く忘れているんですよね、政治的リーダー「Warloads」の存在とか(^^; プレイヤーも何人が覚えていたんだろうかとか。
 っつぅか、Q4ってやっぱり話が根本的な部分で終わっていないと言う事なんだろうか。

 ゲームと言うと土曜日ぐらいから何となくでまた古いゲームを。
 何かと言うと「Stubbs The Zombie」。Normalで一回クリアーしてからやっていないんですよね.......難易度高くて(^^; 特に終盤戦、Punchbowlの市街地での軍との戦いが難しくなりすぎてキツイと言うか。Normalランクでここまで死にまくってゲームも珍しい、と言うぐらいきつかったんですけど。
 今回のリプレイはEasyでやっていまして。
 いやぁ、さっくりと行きますね。こっちはかなり楽と言うか。色々な要因がありますけど、敵の攻撃の激しさが落ちているのと、おそらくは精度も悪いのかな? 味方のゾンビも生存率が高くなっていますね.....後半はほとんど「単独行」状態だったのがかなりそういう事態が消えていますし。他にも研究所のところでの敵研究者の攻撃で一部のパルスガンと言うか、何か豪快に吹っ飛ばされる奴がありましたが、あれの頻度が減っていて余裕で接近が可能となっています。
 っつぅか、これぐらいがNormalの方がまだ良かったんじゃないかと思うものが......管理人は一度やっているから余裕があるわけですけどね。でも、余り得意じゃない人にとってはNormalはきつすぎる気がするし。
 まぁ、でもこのゲームも笑いどころが多いゲームでもありますが......っつぅか、Knobb爺さんの農場の星条旗前に立った時の演説って、今更ながらに気づいたんですがやっぱりパットン? 映画の冒頭のあれ?
 ただ、やっぱりこう、やるとグロいものはありますね、ハイ。そりゃ民間人ひっつかまえて脳みそかじってりゃダメだよなぁ、とも。子ども向けのゲームじゃないよなぁ......
#それにしても過ごしやすそうなんだか過ごしにくそうなんだか分からん都市だ。

 他に巡回していまして。
 がん発症メカニズムで新説「最初にたんぱく質損傷」と言う話があるようで......面白いですね。今までは遺伝子の変異と言う観点から論じられていましたが、たんぱく質の損傷から起こるのでは無いか、と言う説が出てきたと。
 提案者は京大原子炉実験所教授の渡辺正己教授だそうですが。
 根拠は
 だそうですが。
 つまり、細胞において「設計図」たる遺伝子よりは細胞を「駆動」する「機械」というか「歯車」でもあるたんぱく質の異常にこの説は重点を置いたと言う事になりますか。従来のガン化というか、細胞を傷つける存在であるフリーラジカルや放射線はたんぱく質を傷つける、と置き換える事も出来るでしょうし。
 これ、結構面白いかも。と言うか注目に値するなぁ。
 もちろんガン化するルートの「一つ」であって、他多数と言うのがあるわけでしょうが。結構納得するものがあると言うか。理にはかなっている感じなんですよね、えぇ。

 他に、訃報で丹波哲郎氏死去、と言うのがでていましたか。
 各所で俳優の丹波哲郎さん死去 「007」などに出演「砂の器」「Gメン75」丹波哲郎さん死去とでていました......結構驚きましたけど、84歳か。まぁ、全く不思議では無い年齢なんですけど。この人はイメージ的にはやはり重厚な演技と言う物が強いですねぇ。
 小林正樹監督の「切腹」とかで初めてこの人の若い時の演技を見ましたが、決まっていましたし。
 後のイメージはやはり「大霊界」のイメージが......管理人は詳しくは知らんのですが、なんかこの話に結構力いれていたような気がしますけど。今は故人がそれを確認していると言う事なんだろうか、と思うのはやはり管理人だけでは無いでしょう。
 ご冥福を......

 ま、体調も微妙なんで早めに、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は関東、東海、北陸、中部では雲が出てきて、晴れていても雨となる所があるようで。他は大体は晴れるところが多いようですね......関東地方は曇り後雨。と言うか日中は雨。東京で22/18と言う予報ですか。
 なんつぅか、まぁ.....すっきりしなさそうです。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は仕事ですねぇ......まぁ、がんばってやっていく事としましょうかね、ハイ。やる事は結構ありますので、まぁ整理しながらやらんとダメっぽいですが。ま、ぼちぼちまた面倒な仕事が増えそうですかね。
 きっちりやらんとなぁ、と言う。
 ま、皆さんも体調には気をつけて過ごしましょうね、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/25
 夢の断片
 何となく微妙な夢の断片。
#「なじみの色」とは「ここ」の事です、はい。

 さて、昨日もゆっくりとして過ごしていた一日でしたかね。
 起き出したのが10時半頃でしたが。まぁ、妙な夢を見ましたけど(^^; とりあえず、結構ぐっすりとは寝られたようでして、思いの外すっきりではありましたか。
 で、午前中はゆっくりやっていまして、午後からは散歩。
 地元駅の方へ本を探しにでていったんですが。まぁ、目的のはちょいとなかったかなぁ、と言う......ま、何となくは予想していたんですけど。と言う事で、ぼへっと回ってみる感じで動いていましたかね。
 その後は帰路につきまして、帰宅後はゆっくりと読書とか。
 なんつぅか、ぼ〜っとしていました。

 そして昨日は秋晴れの一日でしたか。
 良い天気ですねぇ......雲がちょいとありますが、空が本当に高くなりました。気温は直射日光だと結構ありますねぇ。しかし日陰では涼しいと言う。湿度は明確に下がっていますねぇ。
 まぁ、過ごしやすいと言う事でしょう。ただ、まだ半袖で歩けますが。

 ところで、最近読書であれこれ読んでいたんですが。
 昨日読み終わってちょっと面白かったのですが、『媚薬の博物誌』と言う本がありまして。青弓社の本なんですが、復刊選書と銘打ってありますので、復刊なんでしょう。
 いや、ちょうど先日同期の仲間達と会合を持った時、管理人が本を探したついでに目に入ったんで買ったんですが。
 もうちょっと「化学」を期待したんですが、ありませんでしたかねぇ。
 ただ、結構面白いとは思いましたけど。ま、「からむこらむ」でも「その160」とかで簡単に過去にやったことがありますので、ある程度は知っているんですが。結構幅広く浅く扱っていると言う話という事になりますが。
 まぁ、でも、色々と考えると結構「媚薬」も難しいんですよね。
 人間みたいに脳みそがある程度発達していると、やはり情動的な部分があれこれとありますから、そう簡単な話とはなりませんし。大体は「狙った」通りにはならんわな、やっぱり。まじないでも要はそう言う感情的なものや雰囲気的なものに訴えて「その気にさせる」と言う効果を狙うわけでしょうから。ある意味やはり「儀式化」と言うのが大きいか......いや、そう言う「儀式」ってのは馬鹿になりませんよ、えぇ。
 端的に応用しているのは「宗教」ですがね。アメリカの先住民達の「儀式」とドラッグの話は幻覚剤で触れていますけど......まぁ、使い方次第と言う感じだよなぁ。
 って話をするとどんどん脱線しそうですが。まぁ、本当に「発情」させたきゃ、フェロモンを使うほうが話は早いとは思います、えぇ。
 それはそれで何つぅか、まぁ.....矜恃も何もあったもんじゃないでしょうが......(^^;

 本屋と言うと、昨日面白そうだったのが一つあったな。
 同成社と言うところの『盗賊の日本史』とか。冒頭には『今昔物語集』に登場する盗賊とかでていましたけどね.....いや、まぁこういうのはやはり面白いですよ、えぇ。当時の世情を反映するものでもありますし。
 ま、『今昔物語集』とか読むと、本当に当時と今では考え方が違いますから。
 ちなみに、『今昔物語集』でやはり面白い盗賊と言うと「袴垂」ですかね。伝説的な盗賊となっていまして、実在も不祥だそうで色々な物語にも出てくるそうですが(藤原保輔とごっちゃになって同一視されたりしていますけど)。まぁ、個人的には袴垂と言うと、襲ってみたら相手が実は「道長四天王」こと藤原保昌で凄すぎて全く話にならなかった、と言う話とか。一方で脱獄して死んだふりをして油断した武士を殺した話とか思いだしますがね.....って、これは調べると京都大学附属図書館所蔵の今昔物語集のやつでありますね。原文が読める方は気合い入れて巻第二七の「袴垂、於關山虚死殺人語第十九」ってのがそれですが。
#その上にある「羅城門登上層見死人盗人語第十八」は彼の芥川の『羅城門』で有名な話ですな。
 まぁ、「盗賊」と言うだけなら他にもありますけど。
 自分の影を盗賊と思い込んでおびえた男に、強盗対策をする阿蘇の史、そして盗賊の襲撃に反撃して相手に自分をおんぶさせて(足は相手の腹を締め上げられるようになっている)、物見遊山の為におんぶさせたまま盗賊を走らせる怪力僧侶とかありますね......あぁ、相撲取りの妹の強力伝説でも盗賊が出てきたか。
 いや、やはり面白いものですが。
 ただ、この本はハードカバーで......最近、スペースを取りまくるハードカバーって買う気がしなくて.......う〜む。

 そう言えば藤原保昌の話が上にありますが。
 「道長四天王」と言うと彼と源頼信・平維衡・平致頼の4人を指しますが。剛の者で武技に秀でてそのような事に基づいた話が『今昔物語集』にはいくつか残されているんですが、失敗談もあるんですよね......
 ま、祭りに行く時に「人が一杯いるから」と言う事で場所取りやらどうしようか、と言う事で貴族の牛車つかってごまかすか、と案じて行くんですが、その乗り心地の最悪っぷりに牛車酔いとなりまして、結局祭りどころか散々な目に遭う、と言う様な話があったかと記憶していますが。
 うん、また読もうかなぁ、『今昔物語集』......世俗のところだけでも。
#それとも『古今著聞集』にでも挑戦するか?
#手軽な現代訳版とかあれば人にも奨められるんですがねぇ......

 で、まぁざっと見るとあまり今日はネタがないんですが。
 フルメタルジャケットトラックボールキーボードと言う話があるようですね。元ネタの記事はこちらですが。
 本当に金属製か(^^; 産業機械組込み用だそうで、一般販売は無いようですがするとしたら5万円と言う参考価格。っつぅか、やっぱり産業機械だとこういうのが必要なんですか?
 トラックボール付でそれも金属製。キーボードは文字通り「刻印」されているそうですが、キータッチは「アレ」だそうです......と言ってもまぁ、やっぱり触ってみたいものはありますけど。しかし、まぁ無駄に重そうではありますがね。
 いざと言う時の盾にはなるのか?(^^; さもなくば狂気、もとい凶器ともなる感じもしますけど......「フルメタルキーボード殺人事件」とか安っぽいものが完成しそうですが。
 なお、タレコミ文のタイトルから、案の定ここから件のネタが扱われています......っつぅか、上手いなぁ。もちろん元ネタは先任軍曹ですけどね。
 まぁ、しかしやっぱり一般だったら「適切と考える価格」で「キータッチが良い」もので、とかそう言うので十分です、ハイ(^^;

 後は土曜日から出回っていますけど。
 ビンラディン容疑者に死亡説 各国当局は「確認不可能」とと言う話がありますね......きっかけはフランスの報道で、同国の対外治安総局(DGSE)の極秘情報を手に入れた、と言う事で報じたと言う。
 サウジから、と言う話だったような......って、そう書いてありますね。ま、パキスタン等の当局者は確認出来ないと言う事でしたけど。
 内容は8月23日に腸チフスで死亡と言うもの。ま、水系感染症にかかっていたと言う事はあるそうですが、死亡まで行ったかは未確認と言う事ですけど。それ以前は透析が云々、というのもなかったか? まぁ、健康体では無いと言う感じではありましたが。
 でも、内容が内容ですから、安易に報じるのもどうかと言う気もしますけど、まぁマスコミにそれも無理かと言う気もしますが。
 とりあえず、何とも言えませんけど。
 結局のところ米軍等がはっきりと「証拠を掴んだ上」で逮捕あるいは殺害の「確実な証拠」を明確に示さないとなんとも終わりのない論争になるんですよね、このパターン。
 つまり、死んだと発表しても。実際に生きている可能性も出てくるわけですし、そうなると国家機関の沽券にかかわる事になるわけで。だからといって実際に生きていると思い込んで実は死んでいた、となると影を追っかけていた事になるので、やはり機関の沽券にかかわると言う。
 別方向でも厄介。
 (米国にとって)最良のシナリオは米軍による逮捕、と言う事になるのでしょうが。殺害するとテロ予告の頻発とテロの発生、及びビンラディンの神格化と言う後に向けて面倒な事になる。かといって捕捉出来ない場合は米国にとっては屈辱以外何ものでもない上に、「テロとの戦争」を謳った以上敗北と捉えられてしまうわけで。また、実際に何らかの要因で死んでしまったものの、それを確認出来ないと「俺はビンラディンを○○で見た」と言うネタが多量に出てきて、やはり影を追う羽目となると言う面倒な事態になりますか。
 最後のパターンはヒトラーがそうですね。焼死体は実は身代わりで、と考えて後はお約束の「南米に逃げていた」説が登場すると言うアレ。
 面倒な話なんですよね、ここら辺。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風は去って、太平洋側には離れた所に低気圧と前線。一応は秋の高気圧の勢力下ですけどね.......と言う事で太平洋側は雲が多くなるものの他は大体晴れるところが多いようで。関東地方は一日中曇り。東京で23/19と言う予報と。
 まぁ、すっきりしなさそうな天気ではありますな。

 さて、今日から一週間が本格化ですか。
 っつぅか、9月も今週の土曜日で終わりなんですよね......早い物ですが。いや、本当に9月は異様に早い。まぁ、とにかくも寒暖の差が結構大きいですし、体調を崩しやすい状況になっていると思いますので、そっちに気をつけていきたいものですが。
 管理人はまぁ、とりあえず今日は出仕に及ばずと言う事で、まぁゆっくりしますけど。
 何かで動かないとなぁ、とも思うものもあり......さて?

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/24
 さて、昨日はゆっくりとした一日でしたかね。
 金曜日に夕方から寝ていたのがありましたので、3時ぐらいまで酒なんぞ飲みながら過ごしていたんですが。その後寝たのは良いのですが、何となく調子が悪い。と言う事で、起きてみると12時前。しかも微妙に風邪っぽいと言う状況。
 何となくそんな気配はあったんですが、案の定と言う感じでしょうか。
 で、結局特に今日は動こうとは思わなくなりまして、そのままのんびりとネット上を巡ってみたりとか、ぼへっと夕方まで過ごすと言う模様に。
 結局その後は音楽なぞ聴きながら読書で過ごしていましたかね。
 本当、のんびりだな。

 そして昨日は天気の良い一日だったようで。
 晴れていましたねぇ......雲も余りない状況。気温は高くも低くも無く、湿度も高くなく、と非常に過ごしやすい環境でしたか......っつぅか、3週間前は30度以上を余裕で突破していたんですが、気温を見ると10度も下がったと言う事になりますかね。
 まぁ、だから風邪を引きやすいと言う事でもあるのでしょうが。秋が来ている事を実感させるものとなりますか.....キンモクセイも咲いてきていますし。日が落ちるのも短くなってきました。
 秋ですねぇ.....

 ところで、昨日の恐い話題にPing-pong。
 と怖い話が促進されています(笑)
 まぁ、窓辺りを狙って気圧を低下させて、とかやれば十分嫌がらせぐらいには出来ますが。機体の破壊となると結局はバッテリーぐらいじゃどうにもならんわけですけどねぇ。
 ただ、やるならば「バッテリー等による爆破」の混乱に乗じて合わせ技、とか。こうすると結構選択肢が広がるわけですしね......うまくやればはったりにもなって有効かと思いますし。
 って、余り具体的にあれこれするととっても危険なサイト扱いになるのでこんなもんで〜(^^;
#まぁ、攻める側は常に先手が打てると言うのがやっぱり有利でしょう。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Naturally dead embryos yield stem cellsと言う話があるようで。「停止した(Stalled)」胚が細胞株の新しい供給源になるだろうと言う。
 読んでみますと......研究者多胎はヒト胚性幹細胞株を自然に死んだ胚から得る方法を開発する事に成功した。
 この開発は問題のない胚性細胞の供給を、ドイツやアメリカと言った、法律により胚を破壊する事で細胞株を得る事を許さない国で行う事ができるようになるだろう。
 もしこの研究が実を結ぶのならば、研究者達は体外受精の間に発達を自然に止めた胚から幹細胞株を代わりに作る事ができる。
 「体外受精をしたヒトの卵の半分以下が、移植に必要となる「胚盤胞(blastocyst)」の段階にまで発達する事は無い。」とUniversity of Newcastleでこのプロジェクトを率いているMiodrag Stojkovicは言う。彼は現在 Principe Felipe Research Centreのdeputy directorである。「なぜこれらが生き延びないのかは多くの異なる理由がある。」
 Stojkovicは研究で提供された161の胚を使用し、この事はStem Cellで公開される予定である。この胚は二つの体外受精を行うクリニックから提供された。これらのうち、29が発達し、119個は受精から3〜5日後に停止(arrested)し、そして13個は受精後6〜7日後に停止した。
 停止した胚は回復しない事を確認する為に2日間監視され、その後一般的な発生学者達の基準(the standard embryologists' criteria)に照らして死亡の基準が満たされた。
 Stojkovicのチームは、13日後に停止した胚の中の一つから、健康な胚性幹細胞を、通常の発達している胚の8つとともに誘導した。彼らは早くに停止した胚を使った時には成功しなかった。
 停止した胚のなかの細胞の中で卵割球(blastomeres)と呼ばれるわずかな数が健康であった − 多くはゆがんだ形か染色体が損傷していた。「しかしこれらは、我々にいくつかの限定された成功を許す程度に十分に損傷のない卵割球があった」とStojkovicは言う。
 この過程の効率は現在の所非常に悪いが、しかし科学者達は将来的には改善出来るだろう、と彼は言う。
 Stojkovicは、彼は政治家の関心を呼ぶような方法を提示したつもりは無いが、しかしむしろ提供された物質の最大限の使用を提示したと言う。「私はもしあなたが研究にヒトの胚を提供されたならば、あなたはそのような物資へのできる限りのモラルの義務を持つと思う − そして我々は今、以前からそうしていたように、我々が直接的に胚を捨てる必要がない事が分かった。」
 それでも、胚を保護する法律で制限を持つ各国の幹細胞の科学者達は、Stojkovicの成果の潜在的な物に興奮をしている。「胚を破壊をしなくて済む」とMax Planck Institute for Molecular BiomedicineのdirectorであるHans Schölerは言う。「もし全てが確かならば、私はそのような細胞株を誰かが倫理的でないと攻撃するのを見なくて済む。」
 Schölerは「倫理的に許容出来る(ethically acceptable)」胚性幹細胞に関する別の、最近の論文に批判的である。Advanced Cell TechnologiesのRobert Lanzaと彼の同僚らによって原則として証明された、ヒトの胚性幹細胞株が胚を破壊する事なく作る事ができと言うアイデアは、しかし実際には出来ていない。Lanzaが追跡しているこの方法では、理論的には健康な子どもに成長する事ができる胚からは異性幹細胞を作ろうと言うものである。
 ではなぜ研究者達は以前からこれをしなかったのか? Stojkovicはこの方法は難しく、そして彼の成功は方法論として考えられてしまうだろうと言う。「我々は卵割球が育つのをうまく扱う為の多くの方法に挑戦してきた」と彼は言う。これには胚の鞘を取り除いたり、非常に特殊な培養環境を作ると言うものも含まれている。

 と言う事ですが。
 結構面白いと言うか、「誰も気づかなかったのか」と言うべきなのか、可能性はあると思ったけどやらなかったのか、色々と思う研究ですが。
 通常、胚性幹細胞(ES細胞)を求める時には、以前から言われている通り体外受精で受精卵を作ってある程度育て、ある段階で受精卵を破壊すると言う方法でやるんですが。つまり「生命を破壊する」と見なされるから倫理的に問題が起こると言う。
 だからこそ法律で縛るとか出てくるわけで、これを回避する方法は無いかとなる。
 まぁ、一つの方法として力が入れられたのは既に分化しきった皮膚細胞などから核をとりだして、卵に導入して「リセット」〜「再プログラム」をして作ると言うものもありますが。いわゆる「クローン」の研究になりますけどね、これ......クローン羊「ドリー」なんかが有名なわけですが。しかしまぁヒトでは結構難しいと言う事が分かっている。
#そう言えばどっかの宗教団体の「イブ」はどうなった?
 で、まぁそう言うのはともかく今回は体外受精で受精させたものの成長が止まったものに注目した、と言う事ですが。成功率は低いものの、そういうものでも胚性幹細胞が作れたと言う。これは通常はどうやっても「子どもへと成長」する事がない=倫理的には問題がない、と言う事になるわけですが。
 まぁ、改善事項が多そうですが、こういうのも選択肢の一つとなるか、ですかね......

 後はShooting for space on a shoestringと言う話があるようで。shoestringってのは「貧しい」とかそういう意味があるそうですが、つまり「安上がりのロケットはできるのか?」と言う話題。
 あなたが重要な実験をする為に、宇宙へ打ち上げられようと待ち焦がれているが、しかし銀行にはわずかな金しか入っていないのを想像して欲しい。誰があなたをそうさせようとするだろうか? よろしい、あなたはUniversity of Cambridgeの学生のグループに入ろうとする事ができる。
 そのグループは、彼ら自身はProject Novaの成功により宇宙予算の最前線に打ち出そうとしている。これはちょうど1000ポンド(US1900$)以内の予算で小さなペイロードを宇宙へ打ち上げるシステムである。
 今週、このチームは2m幅のヘリウムのバルーンを大学のキャンパスから打ち上げた。3時間後に45km離れたところでそれが着陸した時、これはエベレストの4倍以上の32,000m以上高い所に浮き上がり、気球が破裂する前に地球のすばらしい映像を記録し、そしてカメラと他の観測装置はパラシュートで地上まで誘導された。
 Carl Morland、Henry Hallam、Robert Fryersの学生によるこのプロジェクトチームは、現在気球にロケットを追加して、これを点火させて最大限の高度まで、最大限の速度でペイロードを加速させて高度100kmをめざそうと計画している − 公式にはこれは宇宙へ到達したと認識される。
 これからの数ヶ月の間に更なるバルーンの一連のテストが計画されており、2007年の夏にロケット技術での挑戦となる。「信頼性は100%ではないだろう」とバルーンの追跡システムの開発をしているHallarmは認めている。しかし少なくともその装備は取り戻せる、と彼は言う。
 チームは地域の中学校と大気科学者達に、更なる打ち上げで、おそらくはオゾンのレベルや、あるいは大気圧、及び気温の変化を測定する事ができるようになることを期待している。
 誰もそのようなわずかな予算で宇宙まで打ち上げる事を計画した事は無いだろう、とCambridgeの技術者でチームの青葉椅子をしているPaul Collinsは言う。しかしこのアイデアは尊敬すべき先例がある:1949年、著名なアメリカの宇宙科学者であるJames Van Allenは彼の「rockoon」を公開した。これはバルーンを使ってロケットをより簡単に打ち上げ高度まで上げると言う、似たような方法である。1950年に地球の高高度における磁場を研究する事を狙ってそのデザインのテストをし、いくつかの成功をした。しかしrockoonはしばしば失敗し、その不規則性は打ち上げには海上からの船舶からしか出来ない事を意味していた。
 本当のアマチュアロケッティア(rocketeers)は以前に宇宙まで送り込んでいる − しかしこれは安くは無い。2004年5月、Civilian Space Exploration Teamはスポーツとエネルギードリンクの会社GoFastの商業的な支援を受けて、ネバダ州のBlack Rock Desertから宇宙まで打ち上げる事に成功した。さらに加速して3月5日には、この気体は地球に戻ってくるまでに高度115km以上もの高さに到達していた。
 この技術に手を出した大半の人は並外れてよく資金を供給された。全く勇敢なプロジェクトで、2004年にAnsari X-prizeにおいて最初に宇宙に到達するロケットを作ったSpaceShipOneのプロジェクトは、Microsoftの共同出資者であるPaul Allenによって資金が出された。
 そのような試みの全てが成功しているわけでは無い。今年の速い段階で、個人の作った670万ドルのFaalcon 1ロケットは、テストフライトで1分以内に制御に失敗した。
 Cambridgeのチームは宇宙へのアプローチへの努力を軽くするべきでは無いが、彼らはあらゆる失敗について不名誉と考えるべきでは無いだろう。
 彼らはおそらく既に、高度40kmまであげたバルーンにおいて失敗した英国政府の防衛研究の研究所の商業用のアームQinetiQよりも良い物を作っているのだろう。
 バルーンを使った最初の数kmの旅は、重力が強いところと空気が薄い所を避ける事となり、Cambridgeのチームは彼らのロケットにより多くの燃料を使わせないようにするだろう。彼らは現在最終的に最後のフロンティアへと押し上げられるよう、商業的に彼らを支援してくれるところを探している。

 と言う事で。
 まぁ、ロケットと言うとやはり大掛かりで云々、と言う感じはしますが......「ロケットの夏」が訪れるぐらい(火星へ移住ですか?(^^;)は究極的かもしれませんけど(^^; まぁ、ただプライベートでの挑戦と言うのはありまして、今はあれこれと推奨されていますがね。
 成功したのはやはりSpaceShipOneなんかでしょうが、しかしあっちは「大なり」のほうであって、「小なり」はやはり余りない。金がかかりすぎるのと技術的な物がやはりあるとは思いますが。で、ケンブリッジで学生がバルーン+ロケットの組み合わせで宇宙をめざそうと計画中と言う。
 こういう方のが個人的には面白いなぁ、とも思いますが。
 無事に行くと良いですがね。こういうのは心情的に支援したくなるものです。

 そう言えば、ロケットと言うとM-Vは無事に打ち上げに成功したようで。
 M5ロケット7号機、打ち上げ成功 太陽観測衛星搭載M5ロケット:7号機打ち上げ成功 太陽観測衛星を搭載太陽観測衛星搭載「M5ロケット」最終打ち上げに成功と言う事ですが。ま、失敗は1回だけですけどね......やっぱりもったいないような。
 実情に合っていない、と言うのなら仕様がないのでしょうけど、しかし裏話はこっちは分からんですからねぇ......
 ちなみに、今回打ち上げられたSOLAR-Bはこちらに解説がありますね。「ようこう」の後継機ですね.....っつぅか、日本は太陽観測の分野は実績があった記憶もありますが、その実績を「ようこう」が大きく作ったんでしたか。
 で、今回のSOLAR-Bは「ひので」と命名されたようで。

 後はスラドより。
 コルク並みの比重しかない惑星が発見されると言う話があるようで.......コルク並ですか。太陽系には水に浮く密度の惑星がありますが、それよりもさらに軽いと言うのがなんとも。
 密度は水の1/4しかない、と言う事で.....0.25ぐらいか。
 場所はとかげ座の方向450光年の距離で、惑星「HAT-P-1」。直径が木星の1.38倍で観測史上最大と言う事ですが......ガス型の惑星だよな、やっぱり。コルクが密集していたら笑えますが。まぁ、でも純度はともかく「中身がダイヤモンド」と言う惑星もありますからね、えぇ。
#2,3年前に話題になったよな。
 この手の話題はコメントが結構面白い事があるんで見るんですが、今回も結構面白かったり(^^; まぁ、皆さんお好きで。
#っつぅか、部門名「エルガイムMkIIといい勝負部門」の意味が分からん......
#「エルガイム」なんてOPのテーマしか覚えておらんし。
 ......と、スラドと言うとNew Scientist誌を救えという話があるようですが。
 『つかぬことをうかがいますが…』のあそこか。何か質の低下があって、それを危惧したSF作家グレッグ・イーガンが呼びかけていると言う事のようですけど。まぁ、見ていないからほとんど知らんのですが......危なっかしいの?

 後は重金属吸収:コンブ抽出材料で新素材開発 北大などと言う様な話があるようですが。昆布から抽出したアルギン酸とウレタンをもとに作ったそうですけど、高効率で吸収すると言う事ですが.....というか、吸着だよな。
 マグネシウム、カルシウム、鉛を含む水100mlに、アルギン酸を含む1%の新素材をいれて2時間待った所、鉛の7割を2時間で吸収したそうで。マグネシウムとカルシウムは吸収しなかったと言う事のようですが.....カドミウムも効果ありで、最終的にはほとんど吸収と言う事ですが。
 吸収と言うか吸着?
 素材の「穴」があってそこに電子的な関係で吸着すると言う感じになるのかなぁ、とも思いますが。ま、効率はかなり良さそうで。安価っぽくもあるなぁ、とも......そこまでは分からんですがね、記事からは。ただ材料的に、と言う。

 後はピカソの彫刻をX線や断層撮影で「解剖」 仏で写真公開と言う話がありますかね。
 フランス国立のピカソ美術館でやっているそうですが。ピカソの彫刻をX線やCTで中身を解析してみたと言う事ですが、なんか面白いもんですねぇ......って、この中に人の骨とか入っていたらホラーですが。
 彫刻の中身は本物、みたいな。
 って、それだとホラーと言うか「怪奇小説」と言う感じですがね、何となく。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、台風14号は東にそれていくようですが、小笠原諸島はどっちにしても災難ですな。で、台風によって動く前線のはじっこに関東地方があるようですが。他の地域は高気圧の勢力下ですね。関東地方は雲が多く、時々晴れ。東京で25/18と言う予報ですか。
 まぁ、過ごしやすい天気となりそうで。

 さて、今日は日曜日ですね。
 管理人は体調を見ながらと言う事になりそうですが。まぁ、地元の散歩やらは出て行くのかなぁ、と言う感じはします。マイペース、と言う奴ですな。
 何となくこう、動く気力が中々湧かないんですが(^^; ちゃっかり肝臓がつかれていたら嫌な話になりますけど、まぁぼへっとやるには良さそうな気もしますし。
 気温も過ごしやすくなってきていますからねぇ......ま、皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/23
 さて、昨日は職場Cへでた日でしたが。
 え〜......まぁ、仕事が午前中で片づくと言うかそういう感じでして。微妙に時間があるので、職場で英語の会話が展開されるような状況になったりとか、まぁもろもろとありましたが.......(^^;
#オルダス・ハックスレーの話題になって一冊『Island』と言う本を奨められたりとか。
#邦題は何だろ? でているのかな?
 とりあえず、特に何もなしと言う上に、ちとまぁ早めに帰りたかったのもありましたので昼に撤収したんですが。
 二日連続交通機関トラブル、と言う素敵な状況に遭いましたかねぇ......同じ路線じゃなくて違う路線と言うのがまた嫌がらせ。で、まぁあれこれ考えつつ、「まぁどうせならこっち試すか」と普段使わないバスに乗って、普段使わないようなルートで帰ってみると言う事をしてみたりしましたかね。
 思っていたよりも意外なルートを通るなぁ、とか思う帰り道でしたが。で、そのまま帰宅してみればゆっくりとやると言う......落ちたりとか(^^;
 えぇ、まぁ何か微妙なくたびれが。

 そして昨日は雲の多い一日でしたか。
 朝は晴れてもいたのですが、雲も結構ありまして。昼からはずっと雲が入り込んできて曇り空の天気と言う様相に。気温は相応に抑えられてはいましたので、結構過ごしやすい環境ではありましたけどね......
 っつぅか、ぼちぼち寝やすくて起きるのに苦労するんですが(^^;

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Socialites need more sleepと言う話がありますが......省略。ま、良く働くハエほど良く寝る、と言う話。疲れる云々と言うよりは、記憶やら学習と言う面での「睡眠」に注目した話で結構面白そうなんですが、時間がない(^^;
 で、Mystery surrounds French oyster banと言う話があるようですが。貝.....と言うかカキがフランスで問題になっているようですが。
 読んでみますと......8月に有名なフランスのArcachonのカキの販売が禁止された事が、カキ養殖業者達による怒りを買っている。彼らはカキが実際に毒がある証明がされていないと言う。この議論は現在の安全試験の欠点に注目を集めている。
 そのカキは8月31日に標準テストを通らなかった時に引き上げられた:貝の汁を注射されたマウスが死んだ為である。この地域では二人が死んでいる。後に行われた検死解剖で患者の一人の死因が貝とは関係がないとされたが、他のケースではまだはっきりしていない。
 中毒したと訴えて病院に殺到する事態は起きておらず、また水においては毒を持つ藻類も見つかっていない。French Food Safety Agencyの食品の品質調査のdirectorであるLaurent Rossoは、彼らが何がマウスを殺したのかについての意見がない事を認めている。では、何が起きたと言うのか?
 そのマウスの試験法は現在においては、不快感と重症の脱水症状に繋がる衰弱をもたらす下痢性貝中毒(diarrhetic shellfish poisoning)のリスクのテストにおいてゴールドスタンダードとなっている。
 そのテストでは、貝の消化腺の脂肪部分を溶媒を使って抽出し、その溶媒は洗われてだされて(つまり、内容物が残る)その結果出来たものを3匹のマウスに注射する。もし3匹中2匹が24時間以内に死ねば、禁止が人の消費にも適応される。その禁止は、二つの連続したテストで陰性に代わるまでは継続される(今回のケースでは9月14日になった)。
 しかし、この出来事はこのバイオアッセイ(生物学的検定の事)の問題に注目する。死んだマウスはどのような毒が存在し、またどれくらいの濃度であったのかを示す事が出来なかった。「これは一般的なテストだ」とFrance's national marine research agencyのmarin phycotoxin laboratoryの長であるZouher Amzilは言う。
 そして、まれではあるものの誤った陽性反応が起きた。カキから物質を引き出したその溶媒は、それ自身がマウスにおいて致命的であり、その為にもしこれが抽出物から正しく洗い流されていなければ、マウスは貝が問題がないのにもかかわらず死んでしまう事となる。
 これらの理由の為に、German Federal Institute for Risk Assessmentは、このようなマウスによるテストは知られている貝毒(phycotoxins)の為の、より特定の化学物質のテストに置き換えるべきだと主張している。
 「化学的な検査はマウスによる検査よりも良い」とRossoは主張する。彼はマウスの死は常にそこに問題がある事を意味するが、しかし詳細の欠如した事実を認める事は問題を起こす事となる。
 化学的なテストは専門家達に人への脅威の評価をより良く出来る。これは同様に貝の販売の禁止をするのかどうか、権威筋の根拠の重みが増す事になる。
 しかし、そのようなテストは単純とはならず、そしてそれらは毒から人を守り続けると言う目的に適していない、とRossoは指摘する。「十分に確かで信頼出来、精密に使用をする事が出来るようなテストは存在していない」と彼は言う。いくつかの特定のバイオアッセイは、例えば欧州のプロジェクトである「BIOTOXMARIN」で開発されている。しかし、「それらはまだ研究の段階だ」とRossoは言う。
 Amzilを含む他の専門家も、マウスのテストはあらゆる未知の毒素を捉える為に必要だと言う。
 そのような「謎」の毒のケースはきわめてまれである。世界中の他の場所でそのような事は見られるが、しかし必ずその地域に一般的でない毒性プランクトンへと原因が突き止められ、おそらくは船のバラスト用の水があったのだろう、と言う事になる。Amzilは似たような説明がこのケースにおいても間も無く現れよう、と予想している。
 研究者達は現在カキと水からあらゆる毒の兆候をくまなく探し回っている。「我々は何がマウスを殺したのかを探しだし、そしてそれが人で潜在的なリスクとなるのかどうかを見るだろう」とAmzilは言う。

 と言う事ですが。
 毒物があるかも、と言う事でフランスでカキの販売禁止があったものの、カキや周囲の水からは毒が見つからず、と言う。と言う事で、どうも試験に使ったマウスのテストで、カキからの抽出の為に使用した溶媒が原因じゃないか、と。
 まぁ、操作が荒ければそういう事もあり得るでしょうが。
 マウスによるテスト、ってのはかなり一般的な毒性テストとして使われますから、その有用性はあるわけですけど。もちろん代替となるような簡易で正確なものがあれば良いのですが、そう言うのも無く。しかし、操作を誤ればマウスが死んで、無実の罪をかぶせる事ともなるわけで。
 まぁ、難しいですが。
 しかし、でもとりあえずは「何が原因だったのか」だよなぁ.......
#で、ろくでもない新発見とかなるとまた困るが(^^;

 そう言えば、食品衛生関係と言うと。
 米国でホウレンソウ生食中止勧告 大腸菌感染対策と言うのがありますね......以前も触れましたが、話はどんどん拡大中。まぁ、カキの様な物とは異なり、ほうれん草ですからねぇ。
 8州から21州に拡大ですか。
 感染源はまだ未特定で、潅漑用水、動物、作業員と言う事ですが。それにしても拡大が広いなぁ、と言うのがちょっと気になるなぁ......作業員と言うのは難しい気もするが。比較的小さい地域からきているのかもよく分からん。
 ちなみに、FDA関係者によればO-157:H7型と言う見解もでているようで。溶血性尿毒症症候群の患者が出ていると言う事ですけど。条件的に数ヶ所で一気に出てきたのか? まぁ、全く広い地域で一斉に、となったら「テロ」の可能性となりますが、今回は違いそうですね。
 さて.....?

 後は宇宙関連がありますか。
 スペースシャトル「アトランティス」、無事に帰還と、無事に帰還したようで。あれこれと問題があったかも、なんてのもありましたが、結局は問題は起きなかったようですね。
 いや、良かった。
 そして、スラドより9/23(土)早朝、M-Vラストフライトとありますね.....ソーラーBの打ち上げですか。SOLAR-B/M-V-7カウントダウンページもJAXAに設置されているようですが。
 まぁ、半端な位置にあるから、と言う事で消えるM-Vですけどね......
 もったいないと言う声はやはりあるわけですが。タレコミ文にあるリンク等を見ていくと、またどういう具合になるんだか、と言う感じもしないわけでもありませんけどね......これはスレッドでも語られているようです。
 ま、今後はとりあえず無事の打ち上げをして欲しい物です。

 で、スラドは他に見ると何か結構ありますけど。
 ノートPCの炎上、爆発事故、相次ぐと言う話もあるようで。Yahoo!の米本社でDELLノートが爆発。他でもThinkPadも爆発。
 ノートPC、ある意味テロに使えるんだろうなぁ、とやはり思ってしまうものが.......
 でも、ノートPCをテロに使うには? 今から問題のバッテリーを買い占め、ってのも難しいでしょうけど。意図的にバッテリーで発火しやすいように「自作」出来るのか、と言うのが一つ。そして、プログラム的に加熱・発火と言う過程を組めるのか、とか。
 まぁ、そういう事までするならば、個人的には「ノートPCのガワ」だけ使った爆弾作る方が効率的と言う気がしないわけでも無く.....でも、そうなると飛行機関係への持ち込みは無理か。
 その場合なら......って、物騒になるから省略(^^;
 それと出る前からPS3廉価バージョン、49,980円へ値下げ&HDMI標準搭載に変更っつぅ話もありますが。これ、開発もどうなっているんですかね......ま、各社ともに慌ただしい感じですけど。
 今後、どうなりますか。
#もう延期できないだろうしなぁ。

 ま、こんな所で以上で。
 さて、今日は台風14号が北上・接近の影響で父島やらが大変なようですが。他は雲が若干出る所がありますが、大体は晴れるようですね....秋晴れか。関東地方は台風の影響で曇り。東京で24/20と言う予報と。
 なんかどこまでも眠れそうな感じか?(^^;

 さて、今日は土曜日ですか。秋分の日となっていますのでお休み。
 で、管理人はまぁ、のんびりやりますかね......体調の維持と言うか。結構眠いというかなんつぅか(^^; 食欲の秋的な部分もあったりしますが、まぁなんかゆっくりと過ごす事にするような気がします。
 なんつぅか、とにかくゆっくりしたい、と。
 マイペース、ですな。風邪引かんようにしたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/22
 さて、昨日は職場Cで慌ただしくやっていましたかね。
 いやぁ、朝は何かもう移動中のトラブルとか久しぶりに「影響」を受けるなどしましたが......まぁ、地味な遅れで済んだので、別に遅刻するような事は無いんですけど。
 とりあえず、朝から延々と、と言う感じで仕事でしたかね......依頼で飯食ってすぐさま仕事、と言うような事もありましたし。まぁ、それは別にこっちの利益になるんで問題は無いんですが、何つぅかこう.....難しい局面での仕事をやっているなぁ、とちと実感を。
 で、結局朝から夕方までなんか移動しっぱなしというか、動きっ放しの一日になりましたかね......やれやれ。
 その後、帰路についたんですが。
 電車の途中で女子高校生が乗って来たんですが。これがまぁ、何つぅか。「おまえの素顔はその化粧のツラの何cm下にあるの?」と言いたくなるようなのが、制服姿でなんかアクセサリーを大量にぶら下げていまして。おまけに、香水なのか体臭なのか、周囲には「ゴミ」の様な悪臭(ちなみに、本当にそう言う感じだったのがなんとも)が漂うと言う......本人達はもちろん「自分達ってぇ〜、いけてるぅー(棒読み)」と言う感覚のアレでしたが。
 いやぁ......あれも迷惑防止条例でしょっぴけないんでしょうかね? 冗談抜きでセンスのない化粧と「おしゃれ」は迷惑以外何ものでも無いと思う.......
 で、帰宅後はなんかどかっと疲れていまして。まぁ......へばっていましたかね、ハイ。

 で、昨日は秋らしい天気の一日でしたが。
 まだ気温が高いですけどね。直射日光とかは結構きつめですが、朝夕の気温の下がり方は相当なものですね、本当。それに伴い、職場ではどうにも「体調がなんか」と言う人が続出中。管理人も、なんか疲れ方が微妙と言うか。
 朝は腹が緩いんですよねぇ......なんとも。まぁ、季節の変わり目と言う事でしょう、えぇ。

 いやぁ、それにしても本当に昨日は電車でろくな目に遭わなかったな。
 遅刻しなかったんで行きは良いのですが。帰りの女子高校生は本当に勘弁して欲しかったと言うか......あのにおい、本当に何だったんだろうと言う気になるものがありましたが。
 まぁ、においなどは本人達はとっくに鼻が麻痺して分かっていないんだろうなぁ、とは思うんですけど。以前は「強すぎる香水で気持ち悪い」と言うのがありましたが、そう言うのとは正反対のベクトルで「臭い」と言うにおいだったなぁ......
 本当に不思議で仕様がない。
 っつぅか、どうにも個人的に不思議なんですが。何で高校の制服で「首やら耳やら他もろもろ」のアクセサリーをぶら下げ、「素顔はその化粧のツラの何cm下にあるの?」と言うような化粧してこれるんだか、と言うのがよく分かりません。
 学校さぼってでも普通は別の格好をするような気もするんですが。どうにもなx,というか......

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 記事が多いなぁ.......と思ったら大きめのが。Little 'Lucy' fossil foundと言う話がありますか。アファール猿人:子どもの化石がほぼ完全な状態で発見330万年前、最古の子供の化石…エチオピアで発見330万年前の猿人女児の化石、ほぼ完全な形で発見と大手一般紙も扱っていますが。エチオピアにいた猿人ですが、幼児の化石としては完全な形で見つかったと言う事で、そういう部分での意義が相当に大きいようですが。もちろん最古のもの、と言う事もありますけど。
 読んでみますと.....エチオピアで発掘された330万年前の女児の骨は、科学者達に木から地上へとヒトの祖先が降りたルートについて物語る事となるだろう。
 今日のNatureの記事において、エチオピア率いる国際チームは、一般的に「Lucy」として知られるAustralopithecus afarensis(アウストラロピテクス・アファレンシス)の子どもの骨格を発見したと言う報告が載せられた。研究者達は彼女に「Selam」と命名した。この意味はエチオピア語で「平和(peace)」を意味する。
 今までヒトの類縁の種族の中でもっとも完全かつ最古の子どもの標本は、原始のサルと現代人の間における深化の枝分かれの例についての特徴を持っている。
 A. afarensisの多くのサンプルが以前にも見つかっているのにもかかわらず、これは最初の完全な肩甲骨を持つものと報告されたものである。現代人の肩甲骨は骨の頂点から水平面に渡って走る隆起がある;サルにおいては、肩甲骨の隆起は背中にかけて下がっており、これによって腕の動きに対して更なる筋肉を嗚呼得、木々の間を渡る事が出来るようになっている。この若いA. afarensisでは、肩甲骨はどうもこの中間にあるようだ。
 「この動物は樹木に住む能力を失ったようである − ヒトに向かって正しく進んでいた。」とKent State Universityの人類学者Owen Lovejoyは言う。
 以前見つかった他のヒト科の動物では、木と地上の間で人生を過ごすような特色を持っていた。A. afarensisは例えば、以前見つかったものでは尻と膝があって、これは上に向かって立つことに適応していると考えられたが、曲がった指は枝を掴むのに適していた。
 しかし「little Lucy」は特にこの種の深化のモザイクの例として著しい物である、と論文の主任研究者で、Max Plank Institulte for Evolutionary Anthropologyの古人類学者であるZeresenay Alemsegedは言う。
 「これらのヒト科の動物の化石は、明らかに進化の発達中であるように見られる」と彼は言う。
 この化石はDikikaと言う、東エチオピアにおけるAfar regionの発掘サイトHadarから数km離れた所で発掘された − そのサイトは1974年にLucyのオリジナルの骨格が見つかった所で、その名は発見中に流されたthe Beetlesの歌「Lucy in the Sky with Diamonds」から命名された。
 最初のDikikaの化石が2000年に発見された時、Alemsegedはこれが何ナノかは正確にははっきりとは分からない、と述べた。しかしアジスアベバのNational Museumでの標本と比較してみた所、彼はこれが若いA. afarensisであると気づいた。
 若い骨は大人のものに比べて壊れやすく、時間の経過とともに残るのが難しくなる。圧縮された砂岩の堆積物の中で生き延びた事は、おそらくは洪水によってこの若い女の子は流されたのだろう。歯科用の道具を使ってこの骨を研究室できれいにするのには5年かかった。
 この標本は頭蓋骨(チンパンジーサイズの脳が入るのに十分大きい)をもっており、ほぼ完全な歯のセット、そして大部分の四肢が全て揃っている。
 そのような完全なセットは、研究者達にこの種の発達的な成長についての研究を進めさせる事となるだろう。

 と言う事ですが。
 Lucyは非常に有名なサンプルですが、その種の子どもの化石ですか......ほぼ完全な形、と言うのは非常に幸運な事ですが。まぁ、化石になるにはどのような場所が良いか、と言う話が昔ありまして......その事例の一つが「洪水に巻き込まれて沈殿物の中に閉じこめられる」と言うのがあるんですが、見事にこれはその例となったようです。
 まぁ、その女の子にとっては不幸でしょうが。
 命名のSelamは意味からすれば昨今の争いの多いことに対して、と言う気もしますけど。まぁ、何であれ研究者達には良い物が見つかったと言う事です。

 で、Brain electrodes conjure up ghostly visionsと言う話がありますか。脳に電極をさして、幽霊の映像を「見せ」たということですかね.....単純な刺激が複雑な精神の幻影を実証する、と言う。
 単純ア脳への刺激が、精神に複雑な、そしてぞっとするトリックを自身に演じさせる、と神経学者達が発見した。彼らは、電極を脳の特定の部位に差し込んで、患者に「影の人間(shadow person)」が彼女の後ろに立っていて、彼女の動きを真似ている、と言う錯覚を起こさせてこれを発見した。
 医者は22歳のてんかんを持つ女性にたいしてこの措置を行った所、彼らが脳において左側頭頭頂結合(left temporoparietal junction)と呼ばれる脳の領域を刺激した時、患者は背後で彼女の動きをコピーする不気味な影の存在を感じた、と言う事を見いだした。彼らは、この効果は精神が脳自身によって作り出された幻影に自身の動きが投影されたのだはないかと疑っており、またこの効果は何人かの深刻な精神状態の患者において見られた。
 「これは非常に驚くものだ − 彼女は確かに「人」が彼女のしているのと同じポーズをしていると認識していたが、しかし彼女はそれとの繋がりを感じなかった」と研究を率いたÉcole Polytechnique Fédérale de LausanneのOlaf Blankeは言う。「彼女にとってはそれは異なる人、異人であると感じた − これは正確には統合失調症で見られるものである。」
 この患者は精神的な問題の履歴は無い。その為に、この結果はこの種の、明らかに複雑な精神症状があったとしても、その幻影は脳内の非常にシンプルなスイッチが入る事で起こるのでは無いかと言うことを示唆する。そのメカニズムは、おそらくは統合失調症でのパラノイアや他人によるコントロール、また誰かの身体が他人のものと繋がっている、と言うような部分の概念といった感覚の説明の手助けとなるだろう。
 この現象はまた、多くの人によって報告される「幽体離脱」の経験('out-of-body' experiences)にも繋がるかもしれない。以前、Blankeのグループは、似たような脳の刺激によって身体から抜け出していくような感覚を引き起こす事を示している。
 医者は持続性のてんかん発作を引き起こす、傷ついた組織の除去の手術の為の準備を行う為に、患者の脳を調査していた。このようなてんかんの発作を受ける成人は1/3を占めており、薬剤によって改善出来ない。
 チームは電極を直接患者の脳に対して、正確に言語と右手の動きを制御する領域に差し込んみ、続く手術の間に損傷を受けないようにした。しかしこれを行っているときに、彼らは偶然にも身体の空間における位置の感覚を与える為の、異なる感覚情報を調整する脳の領域を阻害した。
 「そこは多数の情報が身体の各部から集まる所だ」とBlankeは説明する。例えばもし、あなたが電話で話していたら、あなたは自分の声が聞こえて、受話器が手にあり、そして腕の筋肉からのフィードバックによって腕がどの位置にあるのかが分かるようになっている。あなたの脳は娘胞を統合し、そしてあなたの身体がどこにあり、何をしているのかを描いてくれている。
 しかし、この患者においてはそのような統合は混乱している、とBlankeは言う。数秒間の間、電気による刺激が起こると、彼女は影の人が彼女の後ろに立っていた、と思い描いた。そして、研究者達が今週のNatureで報告したように、彼女が前に傾いたりひじを抱えた時には、彼女はその男が(不愉快にも)彼女をしっかりと掴む様に周囲に達したように感じた、と言う。
 この感覚は、例え研究者達がこれが彼女の精神が演じているトリックで、その動きを投影したものだと指摘したとしても持続した。「彼女はこれに気づいたが、しかし恐ろしさを残したと言う。彼女は周囲(そこには誰もいない)を振り向いてチェックしなければならなかった。」とBlankeは思い返した。
 この研究は、いくつかの視点を統合失調症に与える事になるだろう。Blankeはこの状態はしばしば身体の知覚に問題がある人に見られると注意する。実験では、この主題における見方としては、例えば腕が異常なまでに回転していると言うイメージがどうであるかを見ると、統合失調症の患者はすぐにその付属物(=腕)は自分のものではないというだろう。正常なボランティアでみれば、正常な範囲である約90度を越える回転が見られた時のみに否定するだろう。
 他の人達は、このような実験はしかしそのような症状への我々の理解にはわずかな衝撃しか与えないだろう、と警告する。「統合失調症は病的現象であり、単純な現象では無い」とUniversity of Cambridgeの精神科医であるSabine Bahnは言う。
 Blankeは他のボランティアでこの結果を再現出来るかやってみる計画をしている。

 と言う事ですが。
 左側頭頭頂結合なんて部分があるんですか......脳の部位はどうにも複雑で(^^; 細かいのは把握しきれないというか、時として適切な訳が見つかりにくいのが困るんですが(笑)
 ま、ともかくもその部位を刺激することで偶然にも、「自分の動きを真似る影の人間が後ろにいる」と言う感覚を得られたと言う。まぁ、確かに幽体離脱やら統合失調症の患者における症状(「からむこらむ」でも書いていますが)の説明の一端となるかもしれませんが。
 まぁ、でも最後の部分が正しいですかね。
 調べてみると、「統合失調症」って相当に複雑なものですので。個人的には細分化していくと、境界的な物も感じるんですが、「ある種の別の病気の複合化」と言う感じもします。まぁ、共通性もあると言えばある感じもしなくも無いんですが、そこら辺は医者じゃないんでなんとも......(^^;
#ただ、「狂気」の具合はやはりどこかしら、ちと.......

 後はFake tanner wards off skin cancerと言う話がありますが。熱帯のミント植物から太陽がなくても日焼け出来、また白い肌を守ると言う成分として有効なものが見つかったと言う事のようですが。
 え〜、時間と体力がないんですが......二つの相反する要素、と言う事になりますけど。
 ま、日焼けをしたいのに火膨れになってしまう人がいまして、そのような人では肌のたんぱく質であるmelanocortin-1受容体(melanocortin-1 receptor, Mc1r)が機能していないと言う。ま、これはメラニン色素を作るものなんですが、それが出来ない。
 で、メラニンを作る以外の他の方法で良いものはないか、と言うことでDana-Farber Cancer InstituteのDavid Fisherらが研究したと言う事ですが。もともとは彼らは、アデニル酸シクラーゼと言う酵素の活性が、暗い色の色素を作るトリガーの手助けとなるのかどうか、と言うことに疑問を持ったようで、そうならばMc1rが機能しない人でも日焼けが可能になるのでは無いか、と。と言う事で、コリウスの植物からこの酵素を活性化させる物質forskolinを見付けたとか。
 で、遺伝子組換えで色素性乾皮症(xeroderma pigmentosum)のマウスを使って実験したと。毛を刈り取って7月のフロリダ海岸で数時間に相当する紫外線を毎日、20週間照射したという。
 Mc1rのないマウスでは火膨れを起こし、5週間後にはその半分で皮膚ガンの傾向がみられ、30週間後には全て死亡。一方、措置の前に1ヶ月ほどforskolinのローションを塗ったマウスでは、もっと良い結果となったと言う。数週間はほぼ皮膚は黒い色をしており、火膨れすることがなかったと。50週間後になって半数で腫瘍がみられた、とNatureに報告したと言う。
 ま、と言う事でMc1rがない人にとっては、炎天下は最悪のことですがこれから身を守る事が出来るようになるかもしれないと。
 研究者達によれば、ForskolinはUV-AとUV-Bの保護効果が見られると。ま、メラニンが作れない人でも、色素性乾皮症の人も効果が見られると言う事ですが。色素性乾皮症の人では平均的な色白の人よりも2000倍も皮膚ガンになりやすいそうですが。
 ただし、まだforskolinは人では使われていない、と言う事でその研究が必要となりますが。コリウス実はスパイスやら、心臓病や胃の病気に薬として使われる事が伝統的にあったそうで、まぁ身近なものだそうですけど。ただ、皮膚への使用は未テストと言う事で。
 やっぱり構造が気になる物質だな.....まぁ、面白いもので。結構使い道は多そうですから。

 他にSuper supernova breaks the rulesと言うのもあるんですが、完全に疲れたんでとりあえずご紹介のみ。
 超新星爆発の話ですがね.......宇宙の大きさを測るのに使うIa型の超新星を今まで探していた、と言う事ですが。いくつかのこのタイプの超新星は他のものよりも明るく、重いと言うのを発見したと言う事のようですな。

 後はざっと見て。
 土星にもう一つ新たな輪、NASAが発表と言う話がありますか.....写真もあるんですが、よく分からん(^^; 既知のものの5〜6番目の間、つまりF環とG環の間だそうで。
 衛星であるヤヌスとエピメテウスの軌道上と言う事だそうですが......
 っつぅか、これって久しぶりのカッシーニの話題だよなぁ。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね......早めですが。
 さて、今日はとりあえず高気圧の勢力下ですか。秋の乾いた空気が入ってくるようですが。ま、所々で雲も出るようで、北海道ではやがて曇りとなるようですが。他は大体は晴れ。関東地方は晴れ時々曇り。ただし南の島々は台風の影響下。東京では26/20と言う予報と。
 大分下がっていますな。

 さて、今日は金曜日ですか。
 週末ですね......ま、管理人もとりあえず午前中で用済みとなりそうなんで、午後はゆっくりとやろうかとは思うんですが.....補足されるような事態がなければですけど(^^;
 まぁ、マイペースでやりますかね。
 風邪引かんようにするのが一番大変そうですが(^^; ぼちぼち飯も美味そうなんで、まぁ栄養の補給に関しては結構可能かとも思いますけど。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/21
 さて、昨日は職場Cで仕事の一日でしたが。
 まぁ、何つぅかとりあえずは順調に仕事が済んだかなぁ、と言う一日でしたかね......まぁ、ちと面倒な、厄介な物があったりする奴だったんですが、とりあえず先手を打って、後は「工夫」と言う形で無事に切り抜けると言う。
 さらには職場Dでの元同僚が異動してきて再会とか、何かあれこれとありましたかね。
 会議やら、情報交換であれこれと忙しかったりもしたんですが......まぁ、ひとまずは無事と言うか、一つ安堵のため息と言うか。懸念していたものを越えると言うのはとりあえずは気が楽になるものです。
 で、ちと遅めに帰宅しまして、その後はダウンと言うかまぁのんびりと。
 ま、やたらとバスカードやらを床に落とした一日でしたが(^^; 運は悪くなかったかなぁ、と言う。

 そして昨日は秋晴れの一日でしたか。
 気温は高めでしたけどね(^^; まぁ、これは台風の残滓と言うか名残というか。その影響だったと言えますが、やはり本質的に秋の感じはしているんですよねぇ......しかもすっきりと晴れ渡った空は久しぶりでしたか。
 彼岸の入りでしたけどね......暑さは彼岸までと言う事で。これから一気に涼しくなるのでしょうか。

 で、昨日は朝起きてみればタイでクーデターとかニュースが。
 以前からタクシン「元」首相と軍部で対立がありまして。まぁ、側近で軍部上層を固めようとしたのに反発したと言う経緯もありますし、汚職があったとかでもろもろとありましたけど。結局、国連へ出席した隙をついて軍部がクーデターとなったようですが。
 しかし、まぁ何つぅか......「穏やかな」クーデターだよなぁ、とも(^^;
 別に「クーデター」と言うのを肯定しているわけでも無いですが。ただ、国民は基本的に首相を嫌っていたようですし、軍部側も覆せればとりあえず良い、と言う事のようで。さらには国王も黙認したんですかねぇ.....やっぱり。
 いや、タイ王国の国王は強者で有名ですよ。
 立憲君主制ですが、国民に良く気を使ったりしたとか、国内の視察を良く行ったとか。1990年代の軍部+首相に対する国民の民主化要求の話なんて有名ですよねぇ......国王、何をしたかと言うと首相と民主化要求のリーダーを並んで座らせて説教して、それで収まったとか言う話もあるようで。
 こういう国王だから、国民の尊敬は相当なものだと言う話ですけど......かなり「自発的な敬意」を表すそうで。
 ま、「国王ごと云々」と言うようなタイプのクーデターなら国民も相当に動いたのでしょうが......軍もそう言うのではなく、タクシン政権を覆すだけと言うのを狙ったようで。
 っつぅか、「元」首相は外遊中で失脚。行き場がないですが、どうするのでしょうかね.....まぁ、かなりの軋轢があったのに外遊するような余裕をかますような人物故にこういう事になったとも言えますから、ある意味間が抜けているとも言えますが。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 環境系の話題が二つですか。一つはMercury survey highlights contaminationと言う話がありますか。魚だけでなく、森林の鳥も水銀の濃縮のリスクがあると言う話。
 読んでみますと......鳴鳥(Song birds)、ほ乳類、両生類は同様に水銀の毒性のある量の暴露を受けている、と今日公開された米国のNational Wildlife Federation (NWF)は報告した。
 魚は長い亜大食物連鎖によって水銀を含んでおり、そして環境保護局(EPA)は2004年から妊婦に対して、この理由に基づいて魚の摂取量の制限についてのガイドラインをまとめていた。しかし、NWFの報告ではそれよりももっと幅広い脅威について注目をしている。
 森林の鳥、アライグマ、コウモリ、そしてウシガエルは全て害のあるレベルの水銀に毒された野生に曝されている、と報告は言う:水銀汚染の現実が示している。
 「我々が水銀を探し出そうとした更なる場所では、我々はそれを見付けるだろう」とBiodiversity Research InstituteのDavid Eversは言う。
 NWFは、自然中の水銀のレベルとその影響についての65以上もの科学研究の文書を調べた。その結果は明確であった:「これらの種に問題を起こすほど有害なものであった」と報告の第一著者であるCatherine Bowesは言う。
 以前の研究では魚を食べる鳥に焦点が当てられ、どのように鳥の身体や卵に水銀が濃縮していくのかを調べていたが、新しい研究でぇあ森林の鳥もまた虫などの食事から水銀に曝されている事が示された。これは発達及び行動の問題を引き起こし、少ない小鳥しか埋めないようになり、また同様に神経の問題もおきて震えや歩行、飛行の困難も起こす。
 「これらの種についての幅広い脅威 − 生息地の減少や、気候変化 − を与える事で、この多量の毒性のある水銀は助けとはならない」とBowesは言う。
 「私にとっては、この水銀の話は科学者達が最初に考えていたよりも、さらにより複雑であることは明らかである」とAberdeen Universityの環境化学者であるJörg Feldmannは言う。
 水銀汚染の拡大の注目は一つの出来事であるが、しかし水銀の濃縮についての理解への情報は、特定の水銀種について必要となる、と彼は言う。主として自然環境における水銀は、メチル水銀(methlmercury)と水銀イオン(ionic mercury)である;これらは両者ともに生体分子に結合し、そしてそれらの結合は生物学的なシステムの中で水銀濃縮に影響を与える事となる。
 「食物網における水銀の拡散の予想と、濃縮についての水銀の種の研究は本当に必要となっている」とFeldmannは言う。
 Bowesと報告の著者は連邦政府に対し、石炭による発電所− ここは環境中へ水銀を出す大きな元となっている − へ水銀のフィルター装置を設置するような権限を要求している。「我々の連邦政府は十分にやっていない」とBowesは言う。これらの装置が導入された、アメリカのフロリダ州、ウィスコンシン州、ニューハンプシャー州、そしてマサチューセッツ州において、自然中の水銀のレベルは劇的に減少した:予想では数十年かかる所を、わずか数年でできた。
 この報告は、エネルギー消費の少ない電球形蛍光ランプが、さらに地球への水銀の負荷を増すと言うニュースに続いて出された。US Geological Surveyの物質のスペシャリストであるThomas Goonanは、最近国際水銀コンファレンスにおいて、水銀を含んだ電球の2割がアメリカにおいてリサイクルされていると発表した − その残りはおそらくは埋め立てあるいは焼却炉、または輸送中に破壊され、潜在的に水銀を環境に放出している。

 と言う事ですが。
 水銀については「からむこらむ」でやっていますね.....天平の大仏の話からしていましたねぇ。アマルガムメッキ法からやったんだったか。
 まぁ、様々な形態(単純に無機水銀、有機水銀ということもあるし)があって、吸収等については難しいものはありますが、しかしながら結局のところは身体に良いとは言えないわけですけど。環境中には予想以上のものが、と言う事のようですねぇ。
 ふぅむ.....
 ちなみに、環境中のメチル水銀は微生物の作用ですな。まぁ、厄介な有機水銀ですが......環境中での生物濃縮で全体的にどこまで影響するのか?

 後もう一つは簡単に概要だけ。
 え〜.....Ivory Coast clean-up beginsと言う話がありますね.......コートジボワールの象牙海岸にあるAbidjanと言う都市で、多量の、数百トンにわたる毒性廃棄物が捨てられていると言う事で、それの浄化と言う事ですが.....400トン以上ですか。
 ま、8月にこの年の10ヶ所以上で見つかったと言う事ですが。周囲には硫化水素ガスがあったそうですが、現在は安全レベル。しかし、沼地や池などでの水質汚染の懸念があるようで。25人の専門家がこの浄化オペレーションに参加して9月17日から開始。60トンの装備が欧州から来たと。
 取り除いた廃棄物はAbidjanの港で、安全な所にコンテナ中にあると言う事ですが。いくつかのサンプルは欧州へ送られて調査中。で、廃棄物はフランス、ドイツの施設で通常の方法で処理される予定。
 内容は、毒性の炭化水素化合物は1200度(ベンゼンなら二酸化炭素と水になる)で焼却。重金属はセメントに固めて埋め立て。
 専門家が到着する前には7人が死亡。4万人が無料の健康診断を求めている状況で、呼吸困難や吐き気、頭痛や胃痛を訴えている状況。
 輸送を引き受けたオランダのTrafiguraは、後でガソリンで洗浄する必要があると。国連は3種類の毒性化合物を識別し、硫化水素、メルカプタン、フェノールも含むベンゼンの類縁化合物。残りは炭化水素と、これを塩素化した化合物があるようですが。
 何でこんな量の廃棄物がここに捨てられたんだか.......
 危ない話です。

 後は「M5」後継機打ち上げ、移動式発射台の開発を検討とか、生命科学:サルES細胞から生殖細胞作成 近畿大・三重大と言う話がありますが。ひれで歩くサメ… インドネシア沖で新種50種発見と言う話もあるか。
 最初のは24mの固体燃料ロケットですが.....移動式発射台からか。これは面白いかもしれませんが、お隣ぐらいの国(その頃に存在しているのかはともかく)は「移動式弾道ミサイル」とかあれこれ言い出しそう、と言うイメージがあります。
 まぁ、そう言うのは見事なまでの「戯言」にしかならんが。
 無事にロケット開発をして欲しい物ですけど.......
 と、宇宙関係と言うとぼちぼち帰還予定のスペースシャトル「アトランティス」は、米シャトル、「なぞの浮遊物」で帰還延期と言う話があるようですが......何が起きているんだか。船外活動等でのチェックとかが必要になるんですかねぇ......まぁ、無事にこちらは帰還して欲しいですねぇ。

 ま、早めですが、こんなもんで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は元台風13号の低気圧も去り......南には台風14号が接近中? まぁ、週末に影響すると言う事ですけど。とりあえずは秋の高気圧の勢力下に入るようで、各地で晴れるところが多いようですね......秋晴れか。ただし、一部では雲も出るようで。関東地方は晴れ後曇り。東京で27/21と言う予報ですか。
 まぁ、落ち着いた天気ならいいですけど......

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は仕事が一番山場と言うか、負荷が多い一日なんですが(^^; まぁ、がんばってやっていくとしましょうかね......あれこれと。溜まっているものもあるんですが.......ぼちぼち片づけなければ。
 ま、何つぅか気温変動やらあれこれで身体を崩し気味の人も多いんですが。
 皆さんもくれぐれも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/20
 さて、昨日は職場Cで密室仕事でしたかね。
 いやはや......こんな日に暑くなるなんて.......(- -; まぁ、とりあえずは順当に仕事の方は片づいたのかなぁ、と言うか。慌ただしかったような気もするんですがねぇ、と言うか。
 食事を食べる時間が基底通りとレない程度には慌ただしかったと言うべきかもしれませんけどね。
 まぁ、とりあえずは汗をかきつつも無事に済ませましたかね.....ハイ。まぁ、3連休明けでなんかいきなり、と言う感じもありましたが、無事に乗り切ったと言う感じもありますけど。まぁ、とりあえずやれやれと言うか......ふぅ。
 で、まぁ後は順当にやる事済ませて帰宅して、息を抜いてしぼむ.....と言うか、なんか微妙に気が抜けましたかね、えぇ。まぁ、もっとも夕食後におもむろに見たいシーンがあったんで「サンセット大通り」とかの一部を見出し、その後またおもむろに見たくなって「2010年」でイオの軌道上に入るシーンから全部見てしまい、その後気になって「2001年」とかの一部シーンを見出すとか。
 なんですかね......
 まぁ、気晴らしか。

 で、まぁ昨日は素敵な天気の一日でしたか。
 何が30度だこんちくしょー的な......まぁ、昼まではそこそこ晴れていまして、風があるのと空気がすでに夏でない分だけしのぎやすいと言えばしのぎやすかったのでしょうが。しかし、湿度は高め。そして雲が昼過ぎからはどんどん出てきて、夕方には居住地域で時折ぱらぱらと雨が降るような状況と言う。
 不安定と言うか。
 何かこう、すっきりとはしませんでしたかね、えぇ。

 ところで、昨日駅で。
 のどの渇きを覚えて、駅の自販機を見ると何か面白いのがあるんですねぇ.....ネスレの。と言う事で、伊達と酔狂で飲んでみましたネスカフェ スパークリング・カフェ(笑)
 早い話「炭酸コーヒー」なんですけどね。
 本当に酔狂だよなぁ......ま、何と言いますかね。「微妙」ですね......こういう飲み物もありと言えばありなのかもしれませんけど。こう、コクのあるんだかないんだか分からない甘めのコーヒーを炭酸にしましたと言うか。
 何と表現して良いのだろうか......
 ググってみると、ネスレ日本、炭酸入りコーヒー「スパークリング・カフェ」を5月22日から全国で発売と言う記事がありまして、そこにはネスレ側の言い分として
 だそうですが.....そうか、そういう事なら分からんでも無いような気がしないわけでも無いような気がしないわけでも無い.......?
 っつぅか、嗜好品と言うか「茶」の類いの炭酸飲料ってのは結構難しいような気がする......嗜好に合う、合わないがはっきりしそうで。
 ま、ふと思うのは、これを開発・研究を行ったネスレの担当グループ、色々と苦労したんだろうなぁ、と言う事はありますかね......飲んでは吹き、と言うのが結構あったんじゃないかと。

 しかし、まぁDVD。
 「サンセット大通り」は何でか、と言うとメイキングの一部の話で気になったので見直し、その後ラストシーン等をちょいと見てみたりとか(やっぱり部分部分で訳がオリジナルとちと違うなぁ、とか)思いまして。
 で、「気になると言えば」と言う事で「2010年」とか見ていたんですが、これがまた何か妙に気になってレオーノフ号がイオの軌道へ入る頃から全部見てしまい.....やっぱり「アツイ」ですな、HALとチャンドラ博士のラストの会話。もっとも、キューブリック自身はこういうのはどう思っただろうかとも思うものもあるんですが。
 いや、キューブリックって「偏愛」とか。「偏ったいびつなもの」と言うものをどこか好みますし、その上でかなり突き放した感じ(何となく英国の作家みたいな)があって、尚且つコンピュータとかもろもろの「完全なシステム」と言うものを嫌っていると言うか、信用していない感じなんで、またどうなんだろうと思ったりもするんですが。
 まぁ、もっとも「2010年」はそれ自体結構エンターテイメント性があって面白かったりするんですが。
 で、ここまで来ると「2001年」の冒頭の宇宙ステーションまで行くシーンが見たくなる......いや、美しいなぁ、と言うか。SF映画で初めて全編クラシックを使った、と言う作品ですが。ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」と言うワルツにあわせた、パンナム航空の宇宙船と宇宙ステーションの「ワルツ」がまた美しいよなぁ、とか思うわけで。
 う〜む......

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 Distaste for sprouts in the genesと言う話がありますか......生野菜の研究が、苦味の感覚に光を当てる、と言う事だそうですが......異様に苦い話と言うか、まぁ何つぅか......ボランティアの苦難と言う気もしますが。
 読んでみますと......科学の名(そしてわずかな料金)にかけて、35人の勇敢なボランティアが生のブロッコリ、カリフラワー、芽キャベツ(Brussels sprouts)と他の25種類の、広範な苦い野菜の味覚のテストに参加した。その結果は、なぜある人がこれらの野菜に対して自然に嫌がるのかの説明の手助けとなるだろう。
 研究者達は、以前舌にある受容体で、いくつかの異なる形を持つTAS2Rを知っていた。この受容体の「感受性」のあるものを持つこれらの人々のみが、フェニルチオカルバミド(phenylthiocarbamide, PTC)といった化学物質に対して苦味を感じ、そして研究者達はこれらの同じ人々が化学的に似たような化合物であるグルコシノレート(glucosinolates)を持つ野菜に大使、興味を無くすのではないかと疑いを持った。
 しかしこの結論ははっきりしなかった:野菜では、これらの化合物の味覚は他の化学物質によって覆い隠されてしまう。
 Monell Chemical Senses CenterのMari SandellとPaul Breslinはこの理論をテストしたがった。彼らは犠牲の意思を示した人に対し、17種類のグルコシノレートが豊富な生の野菜 − そのショッピングリストには、学童の世代に対していくつかの嫌な感じを起こさせるものである、ブロッコリやカリフラワー、芽キャベツ、ラディッシュ、カブといった物が含まれている。
 ボランティア達はまた、11種類の苦味があるもののグルコシノレートが少ない、ナスやbitter melon(ゴーヤの事か?)、ほうれん草といった野菜を飲み込む事となった。
 この菜食主義者達は、調理をするとその味覚が変わってしまう為に、生で食べる事となった。各個人は野菜を10回、メトロノームに合わせて噛んだ:そして彼らは吐き出して、口を水で、あるいはクラッカーで洗う事となる。
 ボランティアの頬の細胞も綿棒を使ってぬぐい取り、これによって研究者達は彼らが0か1、あるいは2個の、PTCへの「感受性」のある味覚の受容体の遺伝子のコピーを持つかどうかを調べた。
 この遺伝子の「感受性」のコピーを2つ持つ人は、「感受性のない」2つのコピーを持つ人に比べて、グルコシノレートを持つ野菜に対して6割以上苦味を感じた。この二つのグループは、グルコシノレートがない野菜では同じ率で苦味を感じた。この結果はCurrent Biologyに投稿された。
 この発見は、人の遺伝子(そして特にこの遺伝子)が、彼らがある野菜を脇へ押しやるか、あるいは平らげる事が出来るかについての説明の手助けとなる、と言う考えを補助する。
 我々が苦味の化合物を感じる能力は、そのような化学物質がしばしば医療的に − ある時は良い方向に、ある時は悪い方向に活性を持つ為に、ある研究者達に特に興味を抱かせている。研究者達は、ある種の化学物質を味わう事ができると言うことは、我々に進化的なアドバンテージをもたらしているのかどうか、疑問に思っている。
 グルコシノレートは例えば甲状腺によるヨウ素の吸収を阻害する。ある種の塩や海産物に見られるヨウ素は、甲状腺ホルモンの合成に非っであり、このホルモンは精神的及び生殖関係の成長や発達に影響を与える。ずっと長い間ある仮説によれば、ヨウ素が地理学上において天然で少ない地域では、その「感受性のある」味覚の受容体を持つ人々はおそらく有利となるだろう;グルコシノレートを含む食品を避ける事で、彼らの甲状腺はより健康となる。
 一方で、ブロッコリと言った野菜ではまた、健康に良いとされる多種の他の栄養素を持っている。ヨウ素が豊富にある地域では、「不活性」型の味覚の受容体遺伝子を持つ人は、そのような野菜をより食べる事で利点をもたらすだろう。これらの二つの正反対の選択的な圧力は、二つの型の遺伝子を出回らせ続けているのだろう。
 Breslinは、味覚単独では苦い食品を食べているのかどうかは決定出来ない、と指摘する;コーヒーやビール、カンゾウ(liquorice)といった文化的なものもまたこれにかかわる。その為に、味覚の遺伝子は個人が野菜を好むか、あるいは嫌うかについての理由の一部を構成する事になるのだろう。
 また、我々の舌の上にあるその受容体の量が時間とともに変化している可能性もあり、おそらくはなぜ子どもが大人よりも苦い食品を嫌うのかの説明になるのかもしれない。

 と言う事ですが。
 ボランティア......生でブロッコリやら芽キャベツやら食ったんですか.......(^^; またもう、本当に悲惨と言うか。冒頭部分がある意味悲哀を感じさせるような気もしますが......まぁ、成果をとりあえず上げたから、報われたとも言えるのかもしれませんけど。
 ま、「苦味」を感じる受容体についての話題ですが。
 遺伝子でこの感受性のあるコピーを二つあると、不活性の物を2つ持つ人よりも6割以上も、グルコシノレートを持つ野菜で「苦い」と感じたと言う事のようですが。グルコシノレートがない場合は、差は無かったようですけど。
 原因を進化的な部分で、「ヨウ素」に求めていると言うのが面白いですね......なるほどと思うものはありますが。グルコシノレートがあるとヨウ素の吸収が阻害、となれば当然これには敏感になり、嫌う理由となる。一方で多量の野菜と栄養素が手に入るのならば、余り問題にならないからこれに敏感になる必要は無い。
 理にはかなっていますけどね。
 まぁ、面白いものですが.......
#確かに子ども時代と味覚は変わるが......

 他に見ていると。
 スギヒラタケ脳症:筋肉壊す毒で腎不全悪化?…食べないでと言う話が出ていますね.....2年前に話題になりましたけど。まぁ、今年もこの季節と言う事になりますが。
 腎不全を引き起こすと言う事でたんぱく質が原因じゃないかとかあれこれありましたけど、何かぷっつりと話が途切れてしまった感もありますが。
 ま、実験から骨格筋の破壊もあるらしい、と言う話が。
 気になりますけど。今年は梅雨が長かったですけど、影響は大丈夫なんでしょうかねぇ?

 後は目に付いたんですが。
 「激ヤセ」モデル、5人失格 拒食症を懸念 マドリードと言う話があったようですが......マドリードでのファッションショーで、「激ヤセ」のモデルの出場を禁止と言う。
 しかもこれ、マドリード州の当局の方針で決まったそうで。
 面白いと言えば面白いんですが......ま、「モデルのやせ過ぎ体形が、一般に悪影響を与える」と言う事で、175cmの身長で56kg以上ないとダメ、と言う事だそうですが。ま、女性からは相当に反感を喰らうのでは無いかとも思いますが。
 個人的には「悪くないんじゃない?」と思いますけど。
 いや、何事もやり過ぎは良くないでしょ......異常心理学の世界になりますが、「自分は太りすぎている」と感じて骨と皮みたいな感じになる青年期の女性とか見るとねぇ......月経は止まるレベルでと言う。
 身体作りの基本的な時期に、って思うんですが。
 ちなみに、この規制で申し込みは昨年の1/4となり、さらに失格者5名。まぁ、何つぅか......
 と言う事も分からんでもないですけど。
 何つぅか、19世紀とかの「コルセットでがちがちに腰を締め上げる女性」とか、それで胴回り30cm台と言うとんでもねー腰を作るとか、そう言うのを何となく想起するものもあるんですけどね......
 美の追及は、昔の「不老不死」並に狂気をはらむ事があると思うんですが......
 まぁ、何つぅか。野郎の戯言としては「激ヤセモデルの美人」よりは、「健康的な美人」がいいなぁとか思うものはあります、ハイ。人格面云々はとりあえずおいた場合の話ですが。
#なお、ファッションショー:やせ過ぎモデルも大歓迎 ロンドンと言う話もでていますな。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風も北海道を抜けて低気圧となるようですが。とりあえず、入れ替わりに高気圧が入ってくるようですけど。と言う事で、北海道は雨が残る所もありますが回復傾向。他も晴れ、ですか。関東地方は晴れ後曇り。東京で29/23と言う予報ですか。
 まぁ、また微妙に蒸し暑くなるのか.....?

 さて、今日は水曜日ですか。彼岸の入りにもなりますかね......23日が秋分の日(つまり彼岸の中日)ですから。
 何か月曜日が休みだと感覚が狂うものがありますけど(^^; ま、とりあえず管理人は一日仕事、と言う事でがんばりますかねぇ......またあれこれと面倒なのが並んでいるんですが。やる事をとりあえずやっていかんとダメなんだろうなぁ、と。
 まぁ、順調に行けば爽快なんですが。
 難しいだろうなぁ......えぇ、がんばりますとも。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/19
 さて、昨日もだらだらとした一日でしたかね。
 起き出したのが10時前後。まぁ、寝が足りていたと言う事なんでしょうけど(^^; で、起き出してからは暫くはぼへっとやっていまして。NOLF2とかは終わりに向けて延々とやると言う......と言っても一度やっている上に難易度下げているのでほいほい進むと言えば進むわけですが。
 で、終わってからどうしようか、と言う事でやっていたのがDVD鑑賞......チャップリンの「殺人狂時代」を夕方まで見ていましたかね。
 その後は読書で一日を締めくくる、と。
 えぇ、だらだらですとも。

 で、昨日は不安定な天気の一日でしたが。
 降っては止み、晴れては雲ってまた降る、と言うような不安定な様相でして。まぁ、もう日中出かけようとかそんな気は毫にも起きませんでしたか。もっとも、夕方からは雲も切れてわずかに晴れ間も見えたりと、天気は変わっていましたけどね。
 まぁ、台風の影響と言う事でしょうが......この台風もまぁ、厄介な傷跡を九州に残したようですが。中々ねぇ......そういうシーズンと言う感じもしてきましたけど。

 で、見ていたDVDですが。「殺人狂時代(Monsieur Verdoux)」。
 1947年の作品で、アメリカ。123分で白黒。監督、製作、原作、脚本をチャールズ・チャップリン。原案はオーソン・ウェルズ。主人公アンリ・ベルドウ役にチャールズ・チャップリン。アナベラ役にマーサ・レイ、少女役にマリリン・ナッシュ、他多数。
 ストーリー:舞台はフランス。主人公ベルドウは30年間銀行の出納役として勤めていたものの、不況によって解雇されてしまった。それから3年間、彼は小金持ちの中年女性を誘惑して夫となり、その後女性を殺して財産を奪う、と言う「ビジネス」を本当の妻と子どもの為に行っていたが......
 と言う事で。
 ま、メッセージ性の強い作品ですね......いわゆる「一人を殺せば悪人で、百万人殺せば英雄か」と言うセリフが有名な奴でして、ここら辺からレッド・パージのあおりも受けて米国を追放されると言う契機となる作品ですけど。ま、それまでのコント一色を期待すると完全に狂わされるものでもあるんですが、既にこの作品の前作となる「独裁者(The Great Dictator)」では既にかなりメッセージ性が強い作品を(それ以前のも結構メッセージ性は強いと思いますが)やっていますから、そっちをより深化させたと言う感じがありますが。
#それが今までの役と「反対」のキャラクターを演じる事でやっていると言うか。
 結構難しい気もするなぁ......ただ、個人的にはすんなり見れましたけどね。余り「チャップリン」を意識しないで見られたと言う点では面白いかとも思いますが。とにかく「詐欺」「殺人」のビジネスの様相とそれが崩れるまで、そしてベルギー人女性との出会いでの「殺人鬼」の顔の変化、と言うのは面白いかと思いますがね。
 で、よりによってその女性は欧州が戦乱に巻き込まれた頃に軍需産業社長夫人となるわけでして、その「先」がどこか見えると言うのがなんですが。
 存分に「皮肉」を込めているのが多いように感じましたかね......
#っつぅか、20世紀初頭前後の連続殺人鬼の事件を大分イメージしているような気はするな。

 ちなみに、この作品は原案のオーソン・ウェルズは結構大げさらしくて、チャップリンが彼との二人の会話でこういう構想がある、と言うのを聞いてそのままクレジットにしたと言う話があるようですが。
 後は、タイトル。おそらく彼の有名なセリフを元に邦題を作ったのでしょうが、原題を調べてみると「monsieur」は「紳士」「拝啓」と言う様な意味がありまして、「Verdoux」は主人公の名前ベルドウ。よって「紳士ベルドウ」と言う意味になるわけで。
 こっちの方がある意味真意が伝わる......のか?
#あの女性との会話の部分とか。

 しかしこの作品で登場する毒物。微妙に気になる(笑)
 臭化カリウムとかでていましたけど......臭化物? 塩化カリウムではないのねぇ、とか思ったりしましたが、この作品オリジナル「C2HC」ってのは何つぅか。やっぱり「C2HC」とやりたいのかとも思うんですが、微妙に感じるのが「じゃぁなんでC3Hにしないのか」とか......炭素3つに水素1個だよなぁ、これ。さもなくば商品名か化合物の名称?
 まぁ、炭素3つに水素1個だと、結合の為の「手」が何か合わないなぁ、とか......
 直線上だと成立しない。炭素を環状にしてもやっぱり合わんと言うか.....まぁ、商品と言うか化合物の名称と言う事ならまだ分かるんですが、そうなると異様に記号的な名称になるよなぁ、とも。っつぅか、飲み物に混ぜても「炭素3つに水素1個」だと確実に水には溶けにくくなるよなぁ、とも思いますし。粉末になっていたのを見ると、実は塩とかになっているのだろうかとか思うものもあるし.....
 で、作用が服用から眠くなるようになって死亡でしたっけ。心臓麻痺の様に判定される毒......で、髪の毛にやると脱毛作用か。どういう感じになっているんだかさっぱり分からんが。
 まぁ、作中の「毒」って気にしちゃいけないのかなぁ、やっぱり(^^;
#万能すぎる毒ほど気になるんだよなぁ......

 ところで、最近Google Earthを面白そうなんでいれてみたんですが。
 なるほど、これは面白いといれた当初は遊んでいたんですけど。昨日、ふと思いまして管理人の自宅からの散歩の距離の計算をしてみようと思いまして、やってみましたかね......
 いや、まぁ管理人は大体足の速さを時速6km程度で計算しているんですが。距離がかさむと休みなども入りますので時速5kmぐらいと見込んだりとかしているんですけど。と言う事で「実際に歩いた時間」から計算している距離は大体正しいのか、と言うのが気になる。
 で、Google Earthの定規機能にある「パス」で実際のルートを辿ってみたんですが。
 これ、面白いですね......距離が気になったりすると特に。と言う事で、管理人の推定距離は結局どうだったのか、と言うと実は「ほぼ正しかった」と言う。
 ま、地元周辺の遠距離に飽きてきているので、最近は「片道で大遠距離」で進んで後はバスやら電車やらで帰る、と言う方法で遠くまで歩いているわけですが。例えば今年の前半に行った、「川をひたすら遡って、さらにその先にある駅から帰る」と言うルート。のぼりばっかで苦労したんですが(^^; 時間的には大体15〜16km程度と推測していたんですが、16kmぐらいとでていましたし。後は管理人が通勤時に乗り換えする駅へ向かった時の距離も大体13kmと見込んでいたんですが、やはりそんな感じ。歯医者から歩いて帰宅した時も10km程度と見込んでその通りだったりとか。
 まぁ、坂道云々は考慮されているのかは知りませんけどね。つまり、実際に歩く時にはまたアップダウンもありますので、正確な数値とはならないと思いますけど。まぁ、でも参考程度にはなるのかなぁ、と言う事では無いかと。
 っつぅか、まぁ本当。
 肝臓やって2km歩けなかった人間も、ここまでいけるわけだ。

 しかし、このGoogle Earthも暇つぶしにやるときりがなくなりますけど。
 ちょいと思ったんですが、これで「もし震災があって、職場から自宅まで歩く羽目になったらどうなるか?」と言うのに興味が湧いたんで、そのルートをちょいとマークして出してみました。
 その距離、約22km......遠いな、おい。
 ちなみに、この距離には「災害等でルートが閉鎖され、あるいは橋梁等に損傷が生じるなど」の事態は想定していません......場合によってはさらに倍、とまではいかなくても30km以上は、となる可能性があるわけだ。
 ちなみに、災害時故に水分・食料の補給はかなり苦しいと言う事になりますが。
 相当な苦痛だなぁ.......もろもろ考えると6〜8時間ぐらいは想定しないとダメっぽいなぁ、とも。

 そう言えば、管理人はほとんど関係は無いですが。
 ちょいとITmediaを見ていまして、Windows Vista特集なぞぼへっと見ていたんですが......まぁ、一般的な比率よりもMacユーザーの比率が高目のこのサイトですが、やはりWinユーザーが多いんですが。
 どうなんでしょうね、Vista。
 まぁ、目的のものが使えればOSなんざ、と言う人も多いのかと思いますけどね......Vistaにアップグレード「したくない」理由なんてのも目に付きましたが。Windows Vistaはどれだけ「遅い」か?っつぅのもあって大丈夫なんだろうかと思うものもあるんですが。
 結局、予定していた「目玉機能」はいくつか削除されたようですけど。
 まぁ、どうなるんだろうなぁ、と.......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風は日本海側を北上......して東にやがて進路を変える予定のようですが。北海道か、次は。で、まぁ北の方は雨となる所が多いようですね。他の地域は大体問題なく晴れるところが多いようで。雲が出る所も晴れ間は見えるようです。関東地方はしかし曇り。東京で30/24と言う予報と。
 いやぁ、台風のせいだなこの気温は。

 さて、今日は火曜日ですか。
 とりあえず今日から本格化、となりますけど。管理人は午前中は密室で仕事となりそうです......なんでこんな時に気温が高いんだか(- -; まぁ、がんばってやる事としましょう。
 とりあえずは台風にはとっとと抜けていって欲しいですが。間も無く彼岸の入りですし。
 一気に秋は深まるんでしょうかね?

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/18
 さて、昨日はだるい一日でしたかね。
 起き出したのが10時頃、近所の神社で(何があったのか?)祭りがありまして......普段そう言うのを全くやらないんですが......最近はそう言えば近辺で何か祭りが多いと言うのもそう言えばあるんですけど、その関連もあるのか分かりませんが。
 とりあえず、その音で起床しましたかね......はい。
 で、起き出すと何となく半端状態の脳みそだったりもしたんですが(^^; ま、ゆっくりとやりまして。昼食なんかは久しぶりに無性に「カップヌードルが食いたい」などと思って、チーズカレーですか。そんなのを食べてみたりと。
 えぇ、「久しぶり」に食うには美味いですねぇ。
 で、午後からはおもむろにリプレイしているNOLF2なぞやっていまして、そのまま夕方。ここでまた寝ていまして、祭りのちょうど締めくくりとなるところの音で起きましたかねぇ......ハイ。
 その後はゆっくり。
 まぁ、気だるい一日でした。

 で、昨日は雲が多い一日でしたか。
 気温は低く、さすがに短パンは無理(^^; 上着も一枚、夕方とかには羽織りたくなる様な気温でしたが。その代わりに布団の魔力が順調に増大中と言うのが季節かなぁ、とも思いますけどね。
 抜け出すのがおっくうになる物がありますが。
 そして夕方からは雨。まぁ、予報通りと言う事なんでしょうかね......

 しかし、まぁ祭りなんて珍しい。
 何かの祭事、と言うのを余りやらない近所の神社なんですが(^^; えぇ、もちろん宮司などは常駐しないような所なんですけどね......「用があるなら電話しろ」というやつなんですけど。まぁ、年末〜年始はもちろん開いているんですが(うかつに行って過去に酒を大量に飲まされた事がある(笑))、後は七五三とかかな? こういう祭事はほとんどないんですけど。
 やろうと言う事になったのか?
 まぁ、何か周辺人口が増えているっぽいんで。そういう流れがあるのかもしれませんけど......何があったんだろう、本当。

 ところで、何つぅか。
 いやぁ、いつ来るかと思ったら昨日来ましたかねぇ......Ping-pong経由でのspam。もっと早くに来るかと最近は思っていたんですが。こっちも目をつけられたか? ちなみに、時間はほぼ同時で3件来ていたんですが。ひたすらに管理人への嫌がらせになるよな、これ......まぁ、何つぅか。
 しかし、一方で「とりあえず」ゲストブックへのspam書き込みは収まりましたか。
 ここら辺、面白いものですけどね......実はいくつかの仮説を立ててちょいとあれこれやっているんですが、とりあえず「今のところは」それが機能している感じではあります。もちろん、こういう事を書くと、翌日からとか書いた直後から書かれたりしてまた微妙に頭に来るものがあるんですが。
 まぁ、しかしこの手の「書き込み」やら投稿はどう狙ってきているのかは正確なのが分からんのですけど。
 spamの書き込みの実行犯(乗っ取ったPC云々ではなく、「○○へ書き込め」と指令する本体)はどうやってこの手の情報を集めるのかがまず気になりますね......と言う事で、独自の検索エンジンでも使うのか。あるいはGoogleやらその他検索エンジンを複合して情報を得るのか?
 しかし基本的にその手の行為は海外から来ていて、内容も海外用です。じゃ、どうやって日本語のところを特定するのか? と言うのが問題になる。日本人、あるいは日本語が読める奴がいてちまちまその手の情報を集めて名簿にして売却する、と言うのできるでしょうが十中八九無駄。と言う事でやはり検索エンジンのデータを丸々取るに限る。ではどうやって限定するのか、と言うとやはりファイル名か、と。
 後は自動的に書き込むようなプログラム、と言う事になりますけど。
 大体は「名前」「メールアドレス」「URL」「件名」「本文」と言う様な順序になっているので、そのように書き込むようにさせる訳ですけどね......Ping-pongの様なメールフォームの場合は大半は本文のみで出来るようになるので、そう言うのは本文のみ、と言う事になる。
 観察しているとどうやらそういう感じのようで.....ちなみに、管理人の経験則からのみですので、大きく外れているかもしれませんが、そうだった「正解はこうだ」って感じで教えてください(^^;
#ちなみに、書き込みを請け負う馬鹿共は数ヶ所から請け負って、一度にどかっとやる感じですね。

 ちなみに、「対策」を打つにはいくつかあるかと思いますが。
 管理人、ゲストブックにやられた時にはゲストブックのURLの変更をしましたがすぐにダメになりました。が、さらに特筆するべき事がいくつかありまして......元のゲストブック用ファイル名「α.html」と言うのがあったとして、このプロバイダの提供するシステムでは書き込みがあると「α.bak」と言うバックアップファイルが出来ます。これは書き込み前の奴がそのままバックアップになるんですが。
 で、「α.html」にspam書き込みが頻発して「α.html」を削除して「β.html」にURLを変えたとする。
 そうすると困った事に、FTPソフトで見ていると存在しない「α.html」が翌日に発生していまして、「α.bak」も出てくると言う......これ、ゲストブックのファイルがないと勝手に作るんですよ、プロバ提供のcgiが。と言う事は、存在しないゲストブック「α.html」に書き込みが生じた事になる。
 と言う事は、つまりspam業者側は直接的にcgiに対して書き込みを要求していると言う事になるようで。これは暫くうざかったんですがね......一定時間を経過した現在どうやら発生していません。
 つまり、どうやら「ゲストブックのファイルを探知」→「cgiへの書き込み要求部分を取り出す?」→「そのままファイルなぞお構いなく、直接ゲストブック用のcgiに書き込みの要求を出す」と言う感じのようです。あるいは2番目の部分はどこも似たようであれば、ゲストブック用で書き込み用のcgiを呼び出す所があるファイルの探知だけで十分かもしれませんが。
 いやぁ、まさかファイルを削除してからもなお邪魔な輩になるとは。
 spam業者、死刑に出来ません?
#なお、対策は消したファイルを「読む」専用にして書き込めなくしてファイルの肥大を防いだ。
#cgiが共通化しすぎているのが便利である一方、この手のに弱いんじゃないだろうか......

 そんでもって、NOLF2。
 分かっているのであっさり進むと言う状態なんですが(^^; もうSuper Soldierと戦いにインドへ、と言うシナリオですねぇ。まぁ、順調そのものと言うか。
 ただ、以前発生した記憶がないんですが、音の再生に微妙に不安定なものがあるようで。音が途中で間延びしたような状態になって、そのまま一部止まったような感じになると言う......まぁ、音を切れば症状は出ないんですが。
 しかし、まぁやっぱり良く出来ているゲームです。
 日本語訳があれば一番良いのですが(^^; 後は感じるのは「イギリス」ですかねぇ......こういう風味だよなぁ、どっか。わざわざ強く60年代イギリスをイメージさせていると言うのもあるとは思うんですけど。
 しかし、Return to Castle Wolfensteinとかにもこのゲームと同様のSuper Soldierが出てきますが。
 「武装・防御過剰で鈍重」と言う共通点を考えると、確かに都市・陣地攻略とかには使えますが、それ以外では結構使い道が難しいように感じるんだよなぁ、とか思うのは気のせいでしょうか。
 シベリア踏破みたいなのは一番ダメそう(^^;

 他に見ていまして。
 ツタンカーメン、輝きの秘密は薄化粧 X線分析で判明と言う話があるようですが......早稲田大学の宇田応之名誉教授による研究だそうで。エジプトの考古学庁とともに初のツタンカーメンの分析に挑んだそうですが。
 独自に開発したX線複合分析装置を持ち込んでやったそうですが。
 初めてだったんだ、こういう研究......マスクの地金は23金。と言う事は約96%の純度であるものの、表面は銀を混ぜて18金〜21金と純度が少し下げられているようで。75%〜88%ぐらいか。これが極く薄く塗られていると言う事のようですけど。
 ま、金の特徴を活かしていますよねぇ.....銀を混ぜると白身が増すので。金だけだと赤っぽくなる。っつぅか、1μm以下で塗ったと言う事ですから相当な職人芸でしょう。
 マスクの頭巾には未知の顔料で、数種類を混ぜたものらしいと言う.....ガラス化させたと言うのもあるようでかなり複雑と言うか。相当にこの手の芸術に割くだけの力を持った文化・文明があったと言う事ですか。
 まぁ、王の為の物なんで当時の最高の力を集めたと言うのは当然あるでしょうけど。それにしても紀元前14世紀にはそういう技術があったのねぇ......意外と今の人類が持つ技術以上の技やらが色々とあったとしても不思議では無いのか。
 面白いよなぁ。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風が日本海側へ抜け出すようですが......山陰地方の方ですな。そこから北寄りに進路を変えて行く様ですけど。とりあえず、晴れるのは北陸と北海道の一部? 台風の抜けた九州南部や沖縄も落ち着くようですが。他はきれいに雨やら曇りやら、と。関東地方は曇り時々雨で、日中は「50%」と言うノリですか.....東京で28/21と言う予報と。
 台風の影響ですな。

 さて、今日は月曜日ですか。敬老の日でもあります。
 とりあえず、今日も休みと言う事でのんびりやりますかね.......ぼへっとするか。まぁ、マイペースで過ごす事になるかと思いますが。何つぅか、こう「動こう」と言う気力のしない連休になっていますねぇ......(^^;
 まぁ、ぜいたくなものですが。
 体調の維持には気をつけたいものです、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/17
 さて、昨日はゆっくりと過ごした一日でしたかね。
 ま、午前中はのんびりやっていまして......何でかはよく分からんですが、何となくでまた「No One Lives Forever 2」とかやり始めてみたり......NOLF2、3度目かな? 面倒くさいんでEasyでやっていますが、まぁやっぱり結構難しいゲームだよなぁ、とも思いますね、えぇ。
 で、昼からは出かけてきまして。地元駅の方へ歩いて行って、本屋などを物色。しかし収穫なし、と言う状態で帰路につくと言う......まぁ、どうにも気力が湧かないと言うか。何となくパワー不足と言うか。
 その後、帰宅してからまたNOLF2なぞやっていまして、のんびりと......ただし、夕食後は若干仕事していましたがね。
 まぁ、ゆっくりです、全体的に。

 で、昨日はまぁまぁの天気の一日でしたか。
 午前中は晴れ、午後は曇り、と何か分かりやすく区切る事が出来る一日でしたが。気温はもう朝は冷えますねぇ.....短パンからさすがにスウェットへ。もっとも、日中はそこそこと言う状態になりますけど。とにかく、秋に入ってきていると言う事か日陰では涼しいです。直射日光はまだ暑さがありますがね。
 そして朝夕の気温の下がり方も顕著ですな。
 まぁ、秋雨前線が落ち着いたら、やっと個人的に好きな季節となりますね......

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 まず、Textbook free for allと言う話があるようですが。University of Georgiaで、フリーのオンラインの教科書を作ろう、と言うwikiプロジェクトが始まった、と言う話があるようですが......こういうのも面白いのか。
 ま、でも省略。
 で、New Orleans cleared of 'toxic soup' scenarioと言う話がありますね.....ハリケーン「カトリーナ」によって引き起こされた長期間の健康のリスクの調査について、結果は「No」であった、と言う。
 読んでみますと.....ニューオーリンズの水と土は、ハリケーンカトリーナによる災害の調査によれば、どのような毒性のある汚泥にも汚染されていないようである。
 去年の8月、巨大なハリケーンによる都市で、下水、石油、また工業廃棄物やアスベストから殺虫剤といった物によって汚染された水による洪水が起きたと予想された。しかし、どのようにそれらの毒性のある洪水の水が出来るのか、またそれによってどのような面倒が後に残されるのかは不明であった。
 2005年10月、Lousiana State Universityの研究者達は洪水の水自身は「毒性のスープ(toxic soup)」となる事は無いが、しかしその代わりに都市での多くの雨により、下水がそのようなもののようになることが見られた、と報告した。
 今週、サンフランシスコで四日間行われたAmerican Chemical Societyの会合において、科学者達は似たような結果を確認した:彼らは沈殿物において農薬、石油製品、あるいは金属のレベルが上昇して拡散するという心配は無いと言う事を見いだした。それは、海産物における顕著な影響もなければ、水を介した病気の発生と言う事も無かった、と彼らは言う。
 石油を元にした化合物は素早く分解され、そして多くの工業汚染も、非常に工業化されたミシシッピー川よりは、比較的きれいなLake Pontchartrainから大半の水がやってきたので、恐れられるほどのものとはならなかった。
 「これは毒性のスープのコンセプトが簡単に出来ないと言う事だ」とLouisiana Department of Environmental Qualityの環境科学者Chris Piehlerは言う。彼らのこの地域における海洋生物の徹底的な調査では、局地的に魚がわずかに死んだが、しかし深刻なものでは無かった。
 会合のセッションにおける全体のトーンは安心をさせるものではあったが、ある起こりうるリスクについてを挙げたいくつかの発表もあった。State University of New Yorkのグループは、黄鉄鉱(pyrite)の小さな粒子が都市での沈殿物において見つけ、おそらく湿地から洗い流されてきたのだろうと言う。これらの小さな薄片は、理論的にはもし吸い込めば肺に損傷を与えるが、しかし今までのところ、誰もそのような証拠を見付けてはいない。
 EPAは同様に「総じて、ハリケーンによる洪水によって残された沈殿物からは、健康への悪いインパクトをニューオーリンズに戻ってきた人へ与えるような事は予想されない」と結論づけた。彼らはしかし、家を持つ人は、物質を周囲にばらまくのを防ぐ為に植物を植えたり花壇をその上で行う事を推奨している。
 この結果は、都市がきれいになったと言う事を必ずしも意味する事では無い;洪水の前よりもそこはより汚くなっている。
 EPAは相対的に鉛、ヒ素、そしてディーゼル燃料が高いレベル似ある事を見いだしており、さらにはこの地域には汚染物質の「ホットスポット」があって、溶きとしてそれは人々の家に近い所にある、とニューヨーク市に拠点を置く環境ロビーのNatural Resources Defence CouncilのGina Solomonは言う。金属汚染は洪水より前に起きているかもしれず、そしてディーゼル燃料は素早く分解するだろうが、しかしそれは無視して良い事とはならない、と彼女は言う。

 と言う事ですが。
 ハリケーン「カトリーナ」の被害についてのあれこれは今でも問題になっているのねぇ、と言う事なんでしょうけど.......しかし洪水によって残された沈殿物などによる汚染はそれほどでも無い事が分かった、と言う事のようで。
 まぁ、多量の水で洗い流されてしまうと言うのもあるのでしょうけどね。
 むしろこういう場合は公衆衛生的な部分では問題になるわけですけど。まぁ、下水やら石油やら、工業廃棄物もろもろと言う部分ではそれほど問題になるわけでは無い、と。
 個人的には結構意外にも思ったりもしたんですが。まぁ、地域的な環境もあるだろうとは思いますけどね.......まぁ、都市部だから洪水は喰らいやすくても洗い流しやすいような位置にあったりもするかなぁ、とも思ったり。

 後はBright sparks reveal invisible tree ringsと言う話もあるようで。熱帯の木の見えない年輪を見る、と言うもののようですが。カルシウムをマーカーとするようで。
 どの子どもも知っているように、気の年齢を測るには、季節の変化が反映されているその年輪を数える事で出来る。今回、研究者達は夏も冬も無くその過程をマークする事がない熱帯での木々において、単純な方法で同じ事をする事が出来た。
 もしこの方法が正確である事が分かれば、気象研究者達と熱帯雨林のエコロジスト達はこのアプローチによる利点を得る事ができるだろう。
 温和な地域における年輪の幅と言った物の特徴は、現在は過去1000年かそれ以上に渡る起床の状態の記録の詳細を証明するものとなる。
 しかし熱帯地方においては、チークといった非常にわずかな種類しか目に見える年輪がない:大半の木は乾季と雨季の間は顕著なマークを作るにはあまりにも微妙となってしまう。その代わりに、研究者達はこれらの木々の部分を使い、酸素と炭素の同位体を使って年齢を測定する方法に頼っている。
 熱帯地方における気象の記録についての他のオプションとしては、サンゴや湖の沈殿物もある。しかしサンゴの記録は数百年前までしか出来ず、そして沈殿物では年ごとの特色を見る事は出来ない。巨大な熱帯雨林は対照的に、潜在的に年ごとの記録を過去1000年に渡って持っている。
 幸いな事にPrinceton Universityの地球化学者であるPascale Poussartと彼女の同僚らは、はっきりとした年輪の無い、タイのMiliusa velutinaの木が年輪を持っている事を見いだした......しかしそれは見えないものである。
 チームはBrookhaven National Synchrotron Light Sourceで木のサンプルにX線を当て、カルシウムを探した。これは木の成長期の間にこの無機質を多く取る為である。その結果:年ごとのピークは1909年まで遡る事が出来、これを彼らはGeophysical Research Lettersに報告した。
 その結果は炭素の同位体測定に良く合うものとなった、と研究者達は言う。しかしこのカルシウムの方法はより早く出来る。「これはシンクロトロンを昼に使うだけで記録を出した」とPoussartは言う。「同位体の方法では、研究室で4ヶ月かかってしまう。」
 「カルシウムを含む事から、乾季の範囲が識別出来る事は、もっとも歓迎すべき開発だ」とMarine Biological Laboratoryのsenior research scientistであり、熱帯の気象記録の専門家であるPaul Colinvauxは言う。「カルシウムの量はわずかにしか見えない年輪よりは、明らかに多くの種の記録を得る事が出来る方法だ」と彼は言う。
 チームはまだ季節によるカルシウムサイクルが共通したものなのかどうか、あるいはわずかな種類の木でしか特定出来ない特徴なのかどうかを知らない。そして干ばつの時期や、熱帯のいくつかの地域で特徴的な穏やかでムラのある乾季により、その信号が解読出来るのかどうかも不明である。
 それを見いだす為、Poussartは、アフリカ、アジア、ラテンアメリカで長期間にわたる森林のモニタリングプログラムを行っている、Smithsonian Tropical Research Institute's Center for Tropical Forest Scienceと協力しようとしている。
 「我々はどのように良く熱帯林を気候の研究に使うか分かっていない」とHarvard Universityの気候学者Dan Schragは言う。「しかしもし彼らが良く出来れば、この分野における大きな前進となるだろう。」
 現在の所、熱帯系の大半は謎である。エコロジスト達もまたどれくらい早く熱帯林が本当に成長するのかも知らない、とSchragは言う。その為に、何か時間を計測する手助けがあれば、熱帯林のダイナミクスについての理解に重要な寄与となるだろう、と彼は言う。

 と言う事で。
 熱帯地方のように季節が余りはっきりしない所では年輪もはっきりしない、と言う事でサンプルにX線を当ててカルシウムを調べると言う方法が出来たと言う事のようですが。それまでの炭素の同位体測定よりも劇的に早くなった、と。精度が同じなら当然こっちが良くなると言う事のようですが。
 ま、他の木でも使えるのかどうか、と言うのがまだ不明なようですが、使えれば相当に面白そうで。
 熱帯地方はよく分からん事が多いようですからね......さて、どういう具合になるのか?

 後はスラドより。
 ネアンデルタール人、通説より6000年長く生存の可能性と先日紹介した記事がありますか。タレコミ文にある
 と言う部分も興味深い。
 いや、ここ数年で急速にネアンデルタール人への関心と言うか研究が進んだ様に見えるんですが。面白いよなぁ、本当に。現生人類との関係がどうなのか、と言うのが良く言われていますけど。やっぱり最大の関心はそういう事だよなぁ。
 まぁ、どうなのか。

 他にも二酸化炭素の海底下地層貯留、検討へとか「最も遠い銀河」が発見されるとかもありますが。
 Intel Mac向け仮想化ソフト「Parallels Desktop for Mac」が国内販売へと言う話もありますね.....Intel Macはこの手のが相当に出てきたよなぁ、とも思いますけどね。管理人はPPC G5ですから当面は関係ないですが(^^; Intel Macになってから急速だよなぁ。
 まぁ、やっぱり昔のCHRP的な感じがする......(^^;

 後はまぁ気になりますが。
 日本では無いんですがね。米各地で大腸菌感染、死者1人 ホウレンソウが原因かと言う話があるようで。大腸菌によるほうれん草汚染が生じていると言う事のようですが。
 いや、何で気になるかと言うと......まぁ、菌の抗原が特定されていませんので分かりませんが。O-157騒動の時なんかはアメリカで問題(牛肉に感染したんだったか)になって数年後に日本に来たんですよ、えぇ。そう言うのも生じる可能性があるよなぁ、と言う事で。
 既知のものならまだしも、と言う。

 他に、まぁやっぱりと言うか。
 マラリア制圧へ「DDT」使用拡大訴え…世界保健機関と言う話がありますか。「からむこらむ」でもマラリア〜DDTと言う様な流れの話をした事がありますけど。
 まぁ、気合いのある方は「その136」から「140」までと言う長編なんですが。読んでみれば分かるかと思いますが。
 まぁ、やっぱりこういう流れになるか。
 「からむこらむ」で書いた以降にもこういう話がありましたから、やはり現状では必要となっている感じだよなぁ、と。まぁ、環境保護関係の団体がうるさいんですが、彼ら自体「効果的な代替法」を提示出来ていませんし、現実無理となっています。
 まぁ、蚊帳、さらには殺虫剤を付与した蚊帳と言うアイデアもでていて、これはこれで効果があるんですが、基本的にはパッシブな物ですし。アクティブな物はどうにも難しい。
 やはり復活していく事になるのか?
 なお、個人的に「沈黙の春」状態は余り起きないだろうと思っていますが.......

 後は何か目に付いたんですが。
 死んだ男になりすまし、30年間逃亡生活 米テネシーと言う話があるようですね......殺人罪で服役していた男が、途中で逃亡。30年間、既に死亡した男性に成り代わっていたと言う。
 トーマス・フライと言う男性に成り代わっていたと言う事ですが。記事にある「女性」ってのはこのフライの関係者なのか? 別人? まぁその女性と子どもと一緒に住んでいたそうで。その女性があれこれと世話をしたと言うことのようですが......女性が死亡して、生活が成り立たなくなって生活保護を本名で申請してバレた、と。
 女性は「知って」いたんでしょうかねぇ?
 限りなく怪しい気もするんですが。子供たちもどう思っていたのかも気になる.......っつぅか、ノリが限りなくドラマのテーマになりそうでなんというか(^^;

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風13号が北上して沖縄の北側を通っていくようで。前線も押し上げるか.......ま、北海道ぐらいしか晴れるところがなく、他は雲が多く雨と言う所も多いようですね。関東地方は曇り後雨で、夜ぐらいから。東京で25/20と言う予報ですか。
 まぁ、台風があれこれと言われてきそうな気配ですな。

 さて、今日は日曜日ですか。
 管理人は今日もマイペースで過ごす事になりますかねぇ......えぇ、のんびりと。何つぅか、ここのところどこか調子が上がってこないんで、様子を見ながらそれと付き合うと言う状況になるかなぁ、と思いますが。
 やれやれ、と言う所ですかね。
 ま、季節の変わり目の負荷が大きいのかも。風邪を引かんようにしたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/16
 さて、昨日は職場Cで仕事でしたけど。
 いやぁ.....ある種の睡眠障害かはたまた老化でも起きているのか。寝たのが11時過ぎなのに、目を覚ますのが午前3時前とかで......その後も余り眠れないと言う。っつぅか、もう何でしょうかね。ほとんど老人みたいな感じの睡眠の仕方なんですが(^^;
 で、何となく半端な睡眠で起き出して仕事へ行くと言う。結果、脳みそが余り回らない状態と言うのがなんともまぁ......こうギアがトップに入らん感じでして。何つぅか、余りままならない仕事でしたかねぇ。
 そんでもって、撤収して見るとその途上が非常に眠い。とっても眠い。おまけに久しぶりに結構なバッテリー切れ感もありまして。飯食って帰宅して、その後落ちていましたか。
 で、起きてみればもう午前6時みたいなもんでして(^^;
 いやはや......なんとも(^^;

 で、昨日は久しぶりに晴れ間を見たような天気でしたが。
 雲は多かったんですがね。午前中は雲が所々で切れまして、太陽が見えると言うのが本当に久しぶりですか。気温もそれに伴って少し上がりまして、20度を切ると言う事もありませんでしたが。しかし、午後からはまた雲が増えていったようですけどね。
 まぁ、でも秋雨が一休みした感じだったんですかね......

 で、まぁざっと巡回してNature.comをみていまして。
 General relativity passes cosmic testと言う話がありますか.....アインシュタインの一般相対性理論の話がありまして、一組の中性子星がラジオ波をその強い重力で曲げる様子を正確に計測した、と言う話がありますか。後は First tree joins genome clubと言う話もあるんですが、米研究所など国際チーム、樹木の「ゲノム」を初解明と言う記事がありますね.....
 ま、ちと気合いが入らないので省略。
 で、目に付いたと言うか面白そうなのが.....現代のロゼッタストーンとなるか? Written in stoneと言う発見の話がありますか。何と書いているのか分からなかった文章 − そしてアメリカにおいて今まで見つかった中で最古の文章の一片 − がメキシコ南部で見つかった。Kerri Smithが古代の筆記者によって書かれた物の解読に挑んだ、と言うものですな。
 ま、時間がなかったのでこれも省略。

 で後一つ.......中々皮肉な名称の話が。
 お騒がせ惑星「エリス」と命名…混沌の女神にちなみ「第10番惑星」、不和の女神「エリス」と命名 IAUとでていますね.....無名だった2003UB313ですが、小惑星番号「136199」、名称は「エリス」となったようで。
 NASAもHotly-Debated Solar System Object Gets a Nameと記事にしていますし、それに関してIAUもIAU names dwarf planet Erisとでています。スペルは「Eris」と言う事ですね......っつぅか、「不和の女神」なのか「混沌の女神」が分かりませんが(^^; NASAの記事では「Greek goddess of discord and strife」としていますので、discordとstrifeからすれば「不和」とかそういう方向の方が強いですかねぇ。っつぅか、争いの女神ですね。
 ちなみに、ギリシャ神話の女神ですが。
 管理人は記憶にないんでちょいと調べてみると、この女神に関連して「the apple of discord」と言う言葉がありまして.....つまり「争いのリンゴ」。何でかと言うと、Erisがペレウスとテティスの婚礼の席に招かれず、報復の為に黄金のリンゴを「もっとも美しい女神に捧げる」と投げ入れたところ、これをヘラ、アテネ、アフロディテが争う事となる、という。で、これがごたごたの後にひいてはトロイア戦争に発展していくと言う中々壮絶な話なんですが。
 命名するのもねぇ.....皮肉を込めたか。
 なお、この事はスラドで嗚呼 2003 UB313 よ,汝の名は不和の女神エリスとでていますが。先日のasahi.comの記事での真相もタレコミ文でありますね。つまりNASAが冥王星の小惑星番号を登録していない、と言う事に関し
 とありますね......なんだか。訂正の記事は出ていないよなぁ。

 ま、とりあえず爆睡していたんで以上で。
 さて、今日は台風が北上して前線もぶった切れるわ北上するわとなるようですが。影響も色々だなぁ......北海道付近と関東を覗いて全部雨が降るような状況のようですね。関東地方は晴れ後曇り。東京で最高24度ですか。
 まぁ、何か久しぶりの貴重な晴れ間となるようで。

 さて、今日は土曜日ですか。
 3連休のスタートですけどね......さて、どうしようか(^^; ゆっくりと過ごすとしか言えませんけどね、えぇ。何つぅかまぁまだ色々と追いつかん所もあるようですけど。
 貴重な晴れ間ももったいないんだよなぁ(^^;
 ま、ゆっくりと楽しむ事にしますかね、えぇ......

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/15
 さて、昨日は職場Cで仕事でしたかね。
 本格的フルタイムであれこれやっていましたが.......まぁ、何つぅか。水曜日よりは不思議と疲れなかったり......仕事の方は思いの外順調で、まぁ問題がなかったかなぁ、と言う。
 とりあえずは「先」への布石やら準備やらもあったんですがね。まぁ、大体は問題は無かったか、と.....ただ、同僚がなんか調子悪そうで。まぁ、天候がおかしいのもあるのでしょうけどね。その割には管理職がちょっとした「いたずら」していたりと、まぁなんともマイペースな職場でもありますけど......ただし強者は多いんですが。
 ま、それはともかく、仕事は順調に終わりまして。
 まぁ、順調に帰宅して後はのんびり、と言う......まぁ、良いペースの一日だったのでは無いかと思います、ハイ。

 で、昨日は冷えましたね、また。
 秋雨前線の影響で、午前中を中心に雨が降っていましたが。また北風が強めで、結構寒いと言うのがなんとも。外回り組は「寒い」と言いつつ出かけていっていましたし(雨合羽付で)ね......ま、午後になってから雨が止みましたが。
 湿度が高いので、満員電車は半端に蒸したりもしましたけど。まぁ、何つぅかやっぱり「秋の長雨」と言う言葉がしっくりくる感じです。
 早くすっきりして欲しいですがね。

 ところで、何か日本では余り大きく報じられていないようですが。
 カナダのカレッジで銃乱射 警察が犯人射殺と言う話があるようで。ずっと前のアメリカでのいわゆる「トレンチコート・マフィア」事件の模倣の様な印象があるんですが、まぁ何つぅか......病んでいるのか。
 死者1名と言うのは非常に幸運とも言えますけど。89年にもモントリオールでやはり、学校で14名が連続射殺される事件があって、それ以降銃規制がカナダでは厳しくなったそうですが。こういう事件がまた一層規制を厳しくする事になるのでしょうかね。
 まぁ、隣国がアメリカと言う時点でそう言うのが困難なのかも、とも思いますが......
 なお、トレンチコートマフィア事件が結構詳しいのはこちらかな? Wikipediaでもコロンバイン高校銃乱射事件としてありますね.....

 そう言えば、犯罪と言うと。
 Wikipediaも項目があれこれと充実しているんですが。まぁ、上述のような事件は非常に暗く陰惨なものとなりますけど、一方で笑えるというかなんつぅか......そういうものもある。
 何か?
 幼稚園バスジャックとか.....誰だよこんなお約束作ったのは(褒め言葉)。ちなみに、良く友人と「やっぱり世界征服をするなら、第一歩は幼稚園のバスジャックと言う事になるんだろうか」と延々と議論していた事があります。
 不毛と言えば不毛ですが、まぁおふざけモードなんで勘弁してください(^^;
#言うまでも無く、本当の犯罪で喜んでいるわけじゃないんで.......

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 まずはReview uncovers new killer drugと言う昨日の記事。アップデートされていまして、Merck社からのコメントが追加されているようですね。
 と締めの部分が変わっていますが......ふぅむ。
 で、更新された3本の記事がいずれも興味を引くものとなっているんですが......まずDropping acid may help headachesと言う話がありますか。群発性頭痛(cluster headache)が幻覚剤であるLSDやシロシビンで軽減されると言う。
 読んでみますと.....我々はLSDや、マジックマッシュルームの活性成分であるシロシビンといった強力な幻覚剤について、群発性頭痛を弱める影響について研究する必要がある、と研究者達は言う。
 これらの薬剤の効果を調べた彼らの研究は、Neurologyに掲載された。これはほぼ40年以内で行われた、最初の公式なLSDの治療への利点を調べた報告である、とMcLean HospitalのAlcohol and Drug Abuse Research CenterのAndrew Sewellは言う。LSDは1960年代において精神医学の研究において幅広く使われていたが、しかし主流における態度が「アシッド(acid....LSDの隠語の事か?)」について揺れ動いた時に、禁止措置によって幻覚剤の有益な効果についての研究はきわめて難しくなった。
 群発性頭痛は激しい痛みが特徴であって、これは15分から措置をしない場合には3時間も続く事がある。慢性的になると、その攻撃は一日に8回もあり、しかも一ヶ月以上も鎮静するような期間がない事もある。この状態は致命的なものとはならないが、しかし何人かの人にとってはこの恐怖は自殺へと追い込む事がある。
 これは治療できないが、しかし患者はしばしば酸素の供給によってこの苦しみを和らげる事がある。ある人は偏頭痛の薬を処方してもらうが、しかしコレラは効果は無くそしてしばしば副作用が襲ってくる。
 約5年前、インターネットのユーザーの掲示板で交わされたやり取りで、1〜2種類のLSDあるいはシロシビンによる準幻覚剤(? sub-hallucinogenic)の投与をした後に、2〜6ヶ月の間完全に痛みが緩和されたと言う患者の話が出ていた。
 Swellと、同じくAlcohol and Drug Abuse Research CenerのJohn Halpernはこれを調査する事に決めた。彼らは世界中から、自身の症状を緩和する為に自分でサイケデリック薬を投与した53人の群発性頭痛の患者に聞き取り調査をした。医療記録が、彼らが実際に群発性頭痛の患者かどうかチェックされた。
 彼らの結果は驚くものであった:シロシビン使用者の大半(85%)が実際に発作が治まったと報告した− これは患者の調査で52%が収まったと言う酸素よりも良い結果である。LSDとシロシビンは両者ともに古典的な薬剤よりも、将来の発作を防ぐのに良かった。
 著者らは、この種の懐古による分析は潜在的に多くのバイアスがかかっている、と注意をする:例えば、患者はおそらくは悪いものよりは、より良い経験を思い出して報告したがる傾向にある。「多くの思い出しによる物は、徹底的な研究が行われると消えてなくなると言う強い影響があり、その為に我々は懐疑的なスタンスでこれを行った」とSewellは言う。それでもなお、彼らは制御された、ランダムな臨床試験といった更なる研究で保証されるだろう、と言う。
 それまでの間、多くの患者はサイケデリック薬の効能を確信するだろう。Bob Woldというある患者は、ウェブサイトClusterbustersを始め、これで社会に対してサイケデリック薬の潜在的な利点 − 及び危険性 − を警告し始めた。彼にとって6カ月毎の1回の投与が発作から助かる手助けとなる、と彼は言う。「私はシロシビンを使い、そして私が効果があると感じるのに十分な量を使うが、しかし実際に人々が予想するような幻覚作用は本当にない。」 その感覚は、他の人が「two-beer buzz」と呼ぶような感じに似ていると彼は言う。
 「私はこれはテストをするのに良いものだと思う」とUniversity College LondonのInstitute of Neurologyの群発性頭痛の専門家であるPeter Goadsbyは言う。しかし彼は「これはこれらが使えると考える人が多くいるように見え、その為に確信するのには理由があると言える」と付け加えた。
 この患者は確かに助けが必要だ、と彼は付け加える。「それはもっともぞっとするような事で、あなたの家族を突然失うような事もあり得る。そのような人々はLSDとシロシビンを、彼らのいる絶望的な窮地の反映として使うのだ。」
 どのようにこの薬剤が作用するのかは不明であるが、脳に作用する事は明らかである。LSDとシロシビンはトリプタミン(tryptamine)と呼ばれるタイプのアミンで、そしてそれらの化学構造は自然の神経伝達部室であるセロトニンと言ったものに非常に似ている。ある群発性頭痛への典型的な薬剤であるMethysergideは、LSDと似た構造を持っている事が知られている。
 この研究は部分的にMAPS (Multidisciplinary Association for Psychedelic Studies)の支援を受けている。この団体は、精神に作用する薬剤の治療への研究を行う科学者と運動家達の非営利団体で、アメリカの法律を変えるようロビー活動をしている。
 カリフォルニアに拠点をおくMAPSはまた、MDMA(エクスタシー、3,4-methylenedioxymethamphetamine)のPTSDや他の末期段階の患者の不安といった物への影響の研究にも補助を出していて、これはHalpernは主任科学者として研究をしている。そしてMAPSの支援を受けたシロシビンの強迫性障害(obsessive compulsive disorder)の研究は、University of Arizonaにおいて行われた。
 HalpernとSewellは現在LSDとシロシビンの臨床試験を積極的に行っている。「我々はこの治療が作用するのかどうか、患者が決定出来るような義務を負っている」とSewellは言う。「そして我々は、神経学者達に正確な情報を提供し、それによって彼らが効果的に患者に助言出来るような義務を負っている。」

 と言う事ですが。
 LSDとシロシビン.....まぁ、幻覚剤ですが。「からむこらむ」でもやっていますんで、まぁ興味ある方は見てみるとよろしいかと思います......っつぅか、シロシビンは思いきりオルダス・ハックスリーのが関与しているんですよね、えぇ。最近読んで紹介した『すばらしい新世界』の(^^;
 ま、それはともかくも効果はどうやらあるらしいと言う事のようですが。まぁ、LSDとかは基本的に「前科者」ですので、簡単に一般に使われる事は難しいような気もしますが......恨むならアンチカルチャーで動いたヒッピー達を非難してください、ハイ(^^;
 ただ、作用機構は気になりますね。
 基本的にはセロトニン作動性の受容体に関連する事になるわけですが。もしかしたら幻覚作用とは無縁の類縁化合物で効果的に防げるかも、と言うのもありますし。気になるのは一回の使用で相当に長期間の群発性頭痛の抑制効果があると言う事でしょうか。
 どういう影響があるんでしょうかね? これはこれで結構興味深いです。

 そして、化学のお話......Just a pretty phase?と言う話が。赤い酸素だそうですよ?
 科学者達は、大きな圧力を加えた時に生じるダークレッドの固体酸素の結晶構造を明らかにした。この結果は驚くものであり、エレガントで − そして全く使い道がない。しかし、その結晶を作るのに使われた高圧の技術は、すぐに応用が利くだろう。
 気体の状態で、酸素分子(O22)は通常、お互いに引きあいながら通過していくだけの状態で周囲に浮いている。しかし圧力が増すとこの分子は一緒になって、酸素は磁性を持った薄青い液体となり、大気圧の54000倍(5.4GPa)になると薄青い固体となる。
 1979年、科学者達は10 GPa以上になると酸素は赤い固体となる事を発見した。96 GPaでは、酸素分子はより近づいて電子のやり取りがその間で自由に行えるようになり、金属状態になる事が1990年に見られてた。
 どのようにして酸素分子が赤い固体の状態の時に並んでいるのかは謎であった。今回、二つのチームがその結晶構造を明らかにした。
 University of Edinburghの物理学者Malcolm McMahonと同僚らは、固体の赤い酸素の単純な結晶を、二つのダイヤモンドの鉄床で成長させた。それが粉々になるのを止める為に、その結晶は、柔らかいバターのようになるような圧力下で固体のヘリウムによって保護された、と共著者であるBruyéres-le-ChâtelのFrench Atomic Energy CommissionのPaul Loubeyreは言う。そしてこのチームは、X線によって結晶構造を決定した。
 その間、日本の産業技術総合研究所(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)の藤久裕司(Hiroshi Fujihisa)と同僚らは赤い酸素の粉にX線を当て、再度ダイヤモンドの間で押しつぶした。これは結晶の状態よりも簡単であるが、しかし分析は難しい。
 両者の研究は驚くべき結果を与えた。通常、高圧下で破壊される固体の化学結合は、それぞれの分子が離れるか、あるいは分子の長い鎖が離れることによって起こる。元素はまたしばしば圧力下においてはその元素が所属する周期表のグループのメンバーのような振る舞いを行い、その為にある人は圧力下の酸素は、硫黄のような8員環を形成するのではないかと予想していた。
 その代わり、圧力下においてその酸素の塊は4つのペアとなるグループを形成し、その形は潰れたキューブの様であった。これらは4つのO2分子が繋がっており、これはまた単一のO8分子と呼ぶ事も出来る − しかしそれらは環状では無い。この結果は高密度の酸素の振る舞いについて、理論上の計算を要求するものとなる。
 その新しい構造は、分子であるO2(酸素)、O3(オゾン)、O4(液体酸素中にわずかに見られる)に付け加えられた。
 「私はこの構造が正しく解決したように見られてうれしい」とUniversity of Florenceの高圧下における酸素の状態について研究しているRoberto Biniは言う。「どのようにこの技術が難しいか、あなたは想像出来まい。」
 このような、固体の赤い酸素は興奮させるが今のところは使い道がない。これは小量が作られ、そして圧力が減るとすぐに気化してしまう。これは自然で見られる事もまたない:地球の内部と言った所で高圧の場所が見られるのにもかかわらず、気体状でない酸素は常に他の元素と結合して酸化物や水となっている。「天文物理学や地球物理学において、これらの固体の状態を見る事はあり得ない − 唯一研究室で見られるのみだ」とLoubeyreは言う。
 しかし高圧の技術は既に、ダイヤモンドといった超硬物質を作るのに使われている。窒素や一酸化炭素と言った他の化学物質では圧力によって固体のポリマーとなり、多くのエネルギーを展開している。もし似たような構造が大気圧かで作る事が出来れば、それらはおそらく良いロケット燃料となるだろう、とMcMahonは示唆する。
 高圧研究の本当の褒美は、現在450 GPaで形成されると予想されている金属水素である、とLoubeyreは言う。その金属は注目すべき特性を持っており、エキゾチックな超電導性と超流動体といった性質もある。そして、おそらくこれは木星の核で見られるものだろう。

 と言う事で。
 まぁ、液体酸素が青い、ってのは当然の事として知っているんですが......固体の酸素ってのはさすがに見る事がないんでイメージがわかない上、しかも赤い色をしている固体の物があると言う話は非常に刺激的ですな。
 構造や写真は記事にありますので、まぁ興味ある方は見てみるとよろしいかと思いますが。
 本当に潰れたキューブ状の構造だな、これ.....O8ですか。ただし10GPaと言うとんでもない程の圧力が必要ですが......(^^; ま、応用分野でこの技術は期待出来る、と言う事ですけどね。これそのものは全く使い道がないと断言しているのがなんつぅか、あっさりしていますけど。
 AISTもがんばっているのね......っつぅか、しかし彼らのやり方の意味がよく分からんです。高度な分析法の様ではありますけど......
#結晶の分野はそんなに詳しくないんで余計に.....

 後はNeanderthal's last standと言う話。ネアンデルタール人、“現代人”と長く共存…遺跡発見と言う記事がでていますけど。ジブラルタルの洞窟で、最近(地質年代のレベルでの話です、もちろん)まで生きていたらしいネアンデルタール人の遺跡が見つかった、と言う。
 ジブラルタルはおそらくネアンデルタール人の最後の避難場所だっただろう、と6年かけた考古学の発掘場所の結果から分かった。
 この発見は、現代人のサバでネアンデルタール人が数千年間も生活をしていたと言う事を示しており、これが我々の進化上のいとこに何が起きていたのか、現代人が彼らを絶滅に追いやったのかどうか、と言う議論への新しい証拠となる。
 Gibraltar MuseumのClive Finlaysonと同僚らは、Gorham's Caveと言うサイトにおいてネアンデルタール人の異物を発見した。この発掘は既に103種類の道具を掘り出しており、これには槍の先端や、ナイフ、そして削る道具といった物が含まれており、ネアンデルタール人の熟練した技能を示すものであった。放射性炭素年代測定法では、これらの物体の大半は約28000年前のものである事を示しており、もっとも若い者で24000年前であった。
 サイトの近くでのデータは、現代人はここに32000年前にはいた事を示しており、その為にこの二つの種族は数千年間同時に存在していた事となる。
 しかし、そのような物質の年代測定はトリッキーである、とUniversity of Cambridgeの考古学者であるPaul Mellarsは注意をする。「放射性炭素年代測定法は、コンタミネーションによって簡単に近い年代にしてしまう事が出来る」と彼は言う。「わずかなものでさえ、数千年もの年代を変えてしまう。」
 彼は、Gorham's Caveの異物の大半が30,000〜31,000年前の物であると付け加えており、これは彼はおそらくこのサンプルの典型がその年代であろうと考えている。そのことは、ここがもっとも新しいネアンデルタール人のサイトではない事となる。
 Finlaysonは、この地域の山々はネアンデルタール人のシェルターとなっていた事を示唆している。「この事は、大ざっぱにある集落と他の絶滅した集落へのアプローチをするよりも、小さな谷間にいる集落に適している。」と彼は言う。
 ネアンデルタール人の技術の超硬は、最初は1950年代にGorham's Caveの外側の近くで発見されたが、しかしそこで深く発掘され始めたのは1997年からである。これらの最新の発見は、今週のNatureのオンライン版に掲載されており、そこでは1999〜2005年の研究結果が掲載されている。
 このサイトはネアンデルタール人にとっては理想的な場所であることが分かった。「彼らはほぼ全般に渡る資源を持っていた」とFinlaysonは言う。「欧州の他の場所の冷却化にもかかわらず、ここは典型的な地中化の植物がある − 野生のオリーブやそのようなものだ。彼らはまた明らかに多くのムラサキガイと言った海洋の資源を食べている。そして我々は、彼らがアザラシといった海洋ホ乳類を食べていた(de-fleshing)と言う、いくつかの良い証拠を持っている」と彼は言う。
 一部がアジアにも行ったのにもかかわらず、ネアンデルタール人の拠点は欧州である。以前の研究では、Homo sapensが4万年前にアフリカからでていった事が示されており、この新参者は、5000年で中央及び西ヨーロッパからネアンデルタール人に置き換わっていった。
 Gorham's Caveはどのようにネアンデルタール人から現代人へと置き換わっていったのかを理解する良い機会を提供するだろう。「この事は、例え現代人が近所にいたとしても、欧州のいくつかの場所で彼らは十分に良く適応した事を示すものである。」とNatural History Museumの古生物学者で、この報告をした他の著者でもあるChris Stringerは言う。「どのように彼らがお互いにコンタクトをとっていたのかはまだ謎だ」と彼は付け加えた。

 と言う事で。
 年代測定はまた微妙なようですが、しかし時代の重なりはあるようですけどね......個人的に気になるのは、ヨーロッパでは結局ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの混血があったのか、とかそういう部分にもなるんですけど。
 気になるんだよなぁ......
 ま、こういう所から色々と研究がまた進めば出てくるものもあるのでしょうけど。争っていたのか、それとも協同していたのかとかは気になるものでもあります。
 真相は?

 他に見ていますと......古代の人の繋がり、と言うか、縄文人が家内安全祈願を刻む?青森の遺跡で石器発見と言う記事があるようで。
 三内丸山遺跡に隣接する近野遺跡と言う所で、縄文後期の石冠が見つかったそうで、そこに3人の人物像があったと言うことですが。二人が横向き、一人が逆さで、二人が夫婦、逆さは赤子ではないかと言う事のようですけど。
 やっぱり安産とか?
 子どもが逆になっているのは何でですかね.....出産時に逆になって生まれてくるから? 真っ先に思いつくのはそういう想像なんですが。そうだとしたら出産の祈願と言う気もするな.......

 他にすばる望遠鏡:最も遠い銀河を発見 国立天文台の教授ら一番遠い銀河、望遠鏡「すばる」で観測128億8千万光年、最も遠い銀河発見 すばる望遠鏡と言う話が出ていますか。
 観測史上最も遠い銀河は、128億8000万光年......もう想像がつきませんが(^^; 宇宙は大体137億年前でしたっけ、出来たのは。そういう意味では結構古いと言うか、我々の銀河系からはやはりめちゃくちゃに遠いと言う事か.......
 赤方偏移を利用し、2年がかりでこれを観測する為の0.97μmの波長の光を通すフィルターを開発したという事ですが。写真も記事にあるんですが、まぁもう......良く識別するよな、本当(^^; こういうのは
 ちなみに、銀河の名称は「IOK-1」と言うそうで。

 後はCO2地中貯留:削減の切り札だが、環境への影響は不透明と言う話も目に付きましたかね。
 結構詳しく書いてありますが。以前からあるアイデアですけどね......油田やガス田のところには帯水層があって、その上に水を通さない不透水層がある場所を選んで帯水層に押し込むと言うもののようで。相当な量を封じ込められるようですが......世界で2兆トン。日本の周辺で52〜1500億トン。04年度の日本の排出量は13億5500万トンだそうですから、まぁ仮に1000億トン以上できるなら相当な事が出来ますが。
 でも、地質活動が活発な地域だと、「地震と同時に大量の二酸化炭素が」と言うオチにならんか心配ではあります......
#何となくNitro+の「Hello, World」のバッドルートを思い出す......
 まぁ、後はやる為のコストやら。識者のコメントの「省エネ」と言う観点を後退させると言うような主旨は確かに同意するものはあります。
 まぁ、バランスが、となるんですが。
 どうですかねぇ.......

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は秋雨前線がやや離れるようですが......台風は矛先を変えて沖縄方面か。九州に向かうようですけど。とりあえず、秋雨は一休みとなるようで、各地で雲が出ながらも晴れ間が見える所が多いようで。ただし九州・沖縄は雨が、となるようですけど。関東地方は曇り時々晴れ。東京で24/19と言う予報ですか。
 まぁ、さわやかになるかな.......っと、エルニーニョ現象始まる、来年初めまで続く可能性と言う話も出ているのね......

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人はとりあえず仕事です、午前中。まぁ、ペース取り戻す期間と言う事にしようと思っていますけどね......まぁ、マイペースでやる事にしましょう。
 余り高負荷にはならん一日と思われますが。
 まぁ、油断すると厄介な事が起こるのは世の常ですので、それは気をつけようとは思いますけどね(^^; 久しぶりの晴れ間ぐらいはしかし満喫したいものです。
 ま、風邪引いたりえらい目に遭わなきゃいいや(^^;

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/14
 さて、昨日は職場Cで仕事でしたかね。
 まぁ、本格的に仕事がごたごたとなる一日だったんですが.......まぁ、何つぅか思ったよりは順当に仕事が進みましたかねぇ......えぇ。可も無ければ不可も無ければ、と言うか。外回りはしなくて済んでいるんですけど、外回りからの脳みその転換が完全では無いと言うか。
 まぁ、でもそれなりに出来てしまうものではありますけどね(^^;
 と言う事でそのまま仕事は順当に。その後、事務方さんとちと話し込んだりしていたんですが、夕方には引き上げまして、帰宅して後はゆっくりとへばると言う。
 ま、気温の変動もなんかへばり方に加担している感じもするんですがね......やれやれと言う天気になっていますね、本当。まぁ、疲れが大きいんで、とりあえず早期更新。

 で、まぁ昨日は秋の長雨と言う一日でした。
 本当にまぁ、しとしとと降ると言うか。はっきりしないような、しかし長時間だらだらと雨が降ると言うような感じ。前線の北側なんで寒気の支配下にある為に気温は低く、日曜日の33度とかそこら辺が嘘みたいな天気になっています。
 だから何か風邪っぽい人も出てくるわけで。服装も難しいと言うかなんというか。
 やれやれ、ですな。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 China proposes plan to curb emissionsと言う話がありますけど.....嘘だろ、と言うか出来ないだろこれ、と真っ先に思ってしまうんですが.....中国が排出量を削減する約束をしたと言う事なんですが、昨今の様子を見ていると限りなく実現が疑わしく......
 で、公衆衛生関係の話題と言うか.......No proof that SARS therapies workedと言う話がありますか。SARS流行中の臨床試験で、決定的では無い結果が出てきたと言う事ですが。
 読んでみますと......SARSウイルスが国際的なパニックとして広がってから4年間、研究者達は、流行中にこの病気をどのように治療するのかについて、非常にわずかな情報のみしか集められなかった事を認識している。この発見は鳥インフルエンザの治療への教訓として残るだろう。
 重症急性呼吸器症候群(SARS)を引き起こすウイルスは、2002〜2003年に世界中に広まり、8000人以上に感染して700人以上が死亡している。これが問題となった間 − 全体的に未知の病気に面した − 医者は彼らが効果があると考えていたあらゆる薬剤を試した。
 その時であっても、研究者達と医者達はその薬剤がそのウイルスと戦い、あるいは症状を緩和させる効果はないと気づいていたが、しかし彼らはわずかな選択肢しかないものの、何かが作用する事を期待して治療を続けていた。
 流行語すぐに、WHOのSARS治療の専門家パネルは臨床結果のシステマティックなレビューを推奨した。その狙いは、この病気が再度頭をもたげる時に医者達を正しい治療法に導く事である。
 US Centers for Disease Control and Prevention(CDC)の疫学者Lauren Stockmanと同僚らは6つのSARS治療の研究についての医療論文をくまなく探し出した。それらから、彼らはrivavirinといった抗ウイルス治療についてと、免疫系を抑制させるコルチコステロイドの使用について注目した。
 チームは54以上ものSARS治療の結果を発見した:その大半は決定的なものでは無く、8つは薬剤からの害の可能性があった証拠を見せるもので、彼らはこの結果をPLoS Medicineに報告した。
 これは薬剤のいくつかが効果的に利益をもたらした可能性を除外するものでは無い。しかし、研究者達はそれについて語るのは不可能だと言う。その理由としては、その治療は正確な臨床試験の予想を与えてくれていないからである。
 典型的な臨床試験では、ある薬剤を摂取した人は、偽薬を取ったグループ、より多くの薬剤を取ったグループ、あるいは異なる薬剤を取ったグループと比較される。しかしよく分からない上に潜在的に致命的な感染に面した患者に対して偽薬を与える事は倫理的に困難である − そして他の比較するグループを確認する時間も無い。それらがない場合、あらゆる治療の結果も解釈する為にに困難であるか不可能である。
 また研究を他のものと比較する事も難しい、とStockmanは言う。それぞれは異なる薬剤の投与やコンビネーションがあり、そして異なる年齢や健康状態の患者の治療である。その為に、もし患者がある研究で改善がみられ、そして他のケースで悪化したとしても、その薬剤と他の要因についての結果にこれを帰する事は困難である。
 研究者達は、いくつかの研究がribavirinとステロイドが実際に患者に害を与えた事を示唆している事を見いだしている;ribavirinは貧血のリスクを増し、そしてステロイドは骨の悪化と、菌類の感染の間に関係があった。その一方で、流行中にいくつかの薬剤は、研究室の実験で感染した組織においてSARSを阻害したように見える事を彼らは発見した。
 この図は全てが暗がりにあるわけでは無い、とStockmanは言う。これは発見は公衆衛生の当局と医者に対して、鳥インフルエンザといった他の病気の流行中にどのように反応すればよいのかを教えてくれる為である(SARSは2003年以降、急速に件数が減った為に注目されなくなり、そしてそれ以降あらゆる凶暴さもでていない)。「うまくいけば、我々は他の病気においてこれを防ぐようにトライ出来る」とStockmanは言う。
 鳥インフルエンザは人々の間で広まり始めるべき時、専門家達は病院は実験的な薬剤やワクチンの試験について良くコントロールする準備をするべきである。彼らは例えば、先立ってテストする為の薬剤と対照群を必要とする計画を立てておくべきであろう。この挑戦は前もって実施要項を作り、そして異なる病院や異なる国にまたがってテストするような協力をしておく。
 これはタイ、ベトナム、インドネシアの12の病院及び、他の研究機関による共同研究のSoutheast Asian Influenza Clinical Research Networkの狙いでもある。今年の後半には、参加している病院は現在の推奨されているoseltamivir(タミフル)の多量の投与に対する投与量のテストの臨床試験を、鳥インフルエンザに感染した人に対して始める。

 と言う事ですが。
 SARSは結局有効な治療法がよく分からなかった、と言う話ですね......まぁ、2002〜2003年の間騒ぎになりましたけど、結局沈静化してしまいましたが。治療結果を比較しようにも、患者の条件が違う上に投与条件も違い、また死亡率も高い為に対照実験が出来るわけでも無く、結果的に大きく有効な治験と言うか知見が得られなかったと言う。
 まぁ、確かに教訓となるでしょうけどね......今なら鳥インフルエンザへの。難しいと言うか......

 後はPlanes play big role in spreading fluと言う話がありますか。インフルエンザの拡大に飛行機が一役買っている、と言う話。まぁ、十分に予想される話と言う気もしますが。フライトのキャンセルが将来の流行を遅らせる、と言う。
 飛行機による移動が、世界中へインフルエンザを広める手助けとなっているのか? 2001年9月11日のテロ事件の後の研究において、その答えはイエスである事が示された:飛行機の旅行の急減が、アメリカにおける冬のインフルエンザの拡大を遅らせた。
 この事はフライトをやめる事が、将来のインフルエンザの流行の拡大を遅らせる事を示唆し、そしておそらくはワクチンや検疫をする為の貴重な時間を稼ぐ事が出来る。
 いくつもの早期の研究で、飛行機を使った旅行はおそらくはそのような役割がある事が示唆されていたが、しかしこれらは大体はコンピュータモデルで行われていた事である。
 Children's Hospital BostonのJohn Brownsteinと同僚らは、実際の生活におけるデータを集めたものを使ってこの考えを試してみた。彼らはCenters for Disease Control and Prevention (CDC)によって集められた1996〜2005年の間の多くのアメリカの都市でのインフルエンザの死者の統計を、アメリカ国内及び他の国から来た飛行機によって移動した旅行者の数の推測とともに研究した。
 彼らのデータを研究した所、彼らは奇妙な何かに注目した:インフルエンザは2001〜2002年の冬の間にかけてその拡大が遅くなっていた。彼らは9月11日以降一時的な飛行制限と、トラブルに神経質になっていた為に、ずっと少ない人しか旅行していない事に気づいた。「我々は自然の実験を観測出来る独特な位置にいた」と共同著者でChildren's HospitalのKenneth Mandlは言う。
 国際線の遅れにより27%の客が減った事で、通常のインフルエンザの死者のピークは2週間ほど遅れて2月から3月へと写った。そして劇的な飛行機旅行の減少は、この病気が国土全体に拡大するのに16日間ほど遅らせる事となった。この減少した飛行機旅行はしかし、インフルエンザによる死者数を結局の所減らす事は無かった − その冬には39,132人が死亡しており、通常の4万人に近い数である。
 研究者達は、11月に旅行する人の数が最良のインフルエンザの拡大率を予測する物となる事を発見した。これはおそらくはそれほど大奥の人々が感謝祭の間に移動する為であり、ちょうどこの時はインフルエンザが冬のシーズンに向けて動いているからだろう。この結果はPLoS Medicineに報告された。
 飛行機旅行は、感染した人をウイルスとともに運ぶ為に一つの地域から地球全体のどこかへと移動する為、ウイルスの拡大を手助けする事になる。さらには、それは感染した人々がウイルスを飛行機でたやすく運んで拡大する、と言ういくつかの証拠もある。
 この研究は将来のインフルエンザの流行の始まりの時にフライトのキャンセルをする事が、感染の拡大も遅らせると言う考えを支持するものである。これは多数の鳥のH5N1インフルエンザウイルスが、将来人の間で広まり、そして世界的な流行へと広まると言う恐怖がある為に、現在の所これは特に興味を引いている。
 ちょうど1〜2習慣の遅れは、公衆衛生の当局に抗ウイルス薬あるいはワクチン、そして感染者の隔離と言った時間を与える事となる。「もしあなたが適切に測定を制御するレースをするのであれば、これは単に差を産むだけだ」とFred Hutchinson Cancer Research Centerの病気の拡大のモデリングの専門家Ira Longiniは言う。
 これらの計測を始める為の適切な計画を持つ事は、飛行機旅行をキャンセルするプランよりもよりずっと重要である、とLonginiは注意する。彼は去年書いた二つの疫学的研究の一つにおいて、もしそのような計測が最初の感染から数週間以内に行われれば、世界的な流行を防ぐ事が出来る事を示している。
 飛行機旅行の制限が大規模な社会的及び経済的影響を及ぼす為に、現在ではインフルエンザの流行のプランで多くの部分を占めてはいない。しかし、これはもし流行がある領域で起きて、良いタイミングでそれを識別出来ているのならば、その領域からの飛行をキャンセルすると言う事は、おそらく良い思慮であるだろう、とLonginiは言う。

 と言う事ですが。
 911絡みだと、過去には空気が清浄化して云々、と言う話はありましたけど.....これはもちろん飛行停止措置が取られた為に、と言う事ですが。同時に、奇しくも事件から5年後にはインフルエンザの拡大も遅れていた事を示すと言う。
 ま、病気の感染の拡大、と言うのは過去にも「からむこらむ」とかで触れていますが。交通の発達と言うのはきわめて大きなものでして、大航海時代における梅毒の拡大なんかはまさにその例となるわけですが......あれは数年単位。しかし今なら飛行機の活躍で人と物とウイルスが、数時間で世界の遠くの場所に運ばれていくと言う状況な訳ですが。
 まぁ、それを見事に立証するデータがでた、と。
 ただし、インフルエンザでは2週間拡大が遅れたと言う事ですけど、死者数は変化なしだったと言うことですが......ただ、この2週間は防疫と言う観点では決定的に重要な期間でもありますし。まぁ、病気の流行の拡大防止を考えるならば、飛行停止も、と言う事になるのか。
 まぁ、もっとも難しいですけどね、先進国では。場所の時期の特定が出来るのならば、ピンポイントで禁止するのは効果的かもしれませんが......
 まぁ、難しいものです。

 後はReview uncovers new killer drugと言う話がありますか。一般的な鎮痛剤が心臓発作を引き起こすだろう、と言う。
 痛みを解放する薬剤における大規模な再調査の研究において幅広く使われている薬剤である、Vioxxにおいて、深刻な心血管系のリスクを引き起こすらしい事が発見された。この薬剤は2年前に関節炎の薬として市場から消えたものである。
 より古い非ステロイド系消炎剤(NSAID)であるdiclofenacは市場に数十年間存在し、そして世界中で − 特に欧州で − もっとも良く処方される抗炎症薬の一つである。一般的に処方された投与量では、心血管系のリスク− 主として心臓発作や突然死 − が40%増加すると言う出来事が見られた。
 この研究からの良いニュースは、その代替薬がある事である。「欧州の消費者は(diclofenacから)naproxenへとより良い変更をしているだろう」とUS Food and Drug Administrationの安全関係の当局のDavid Grahamは言う。この人物は、レビューの出版に伴って社説を書いている。naproxenは心臓関係のリスクを増やしも減らしもしない。
 今日のJournal of the American Medical Association(JAMA)のオンライン版に乗せられたこのメタ分析では、約160万人の人々を含む23件の研究を調べたものである。その研究は、gold-standardではない臨床試験を調べたが、しかしこのレビューを大規模に覗いたものには重い価値がある、とGrahamは言う。「これは全体に渡る全てのNSAIDSを調べており、それらNSAIDに関して存在する全ての証拠を調べている。その注目の中で、これは前例の無いものであり、私の見解は権威のあるものとなる。」
 研究を行った著者達 − University of NewcastleのPatricia McGettiganとNewcastle Mater HospialのDavid Henry − はdiclofenacの規制の状態のレビューを求めている。これはジェネティック医薬品として、そしてVoltaren、Cataflam、Solaraze、Arthrotecといった名称で市場に存在している。
 JAMAのレビューでは、標準的なNSAIDとより少ない副作用が期待される新しいクラスの薬剤が調べられた。
 ibuprofenやnaproxenといった標準的なNSAIDは、傷ついた組織における部位のシクロオキシゲナーゼ酵素(cyclooxygenase)のある形状 − cox-2 − をブロックする事によって痛みを和らげるように働く。しかし、それらはまた腸で見つかっている、酵素の別の形であるcox-1にも作用をし、それらはまたしばしば胃腸系に対して損傷を与える。新世代の薬剤は、選択的にcox-2に作用をし、これは腸を荒らす事なく痛みを和らげるよう期待されている。
 Vioxx (rofecoxib)はこのような薬剤の一つである。しかしVioxxは、これが心臓発作のリスクの増加と他の深刻な心血管系の問題を大幅に引き起こす事を示す研究がでた後に、市場から引き上げられた。新しいJAMAの研究では、これらのリスクが投与量に関連している(2倍以上の用量を投与)事を示す早期の発見は、使用の最初の月において直接始まり、そして急増している。
 しかしVioxxは、これらの副作用を引き起こすような物としては、ユニークである。Cleveland Clinicの心臓内科医で、Celebrex(Vioxxの親類に当たる化学物質で、共通したcox-2の阻害薬)を含む別々の試験(separate trial)を行ったSteve Nissenは、JAMAのこの研究はVioxxは本来の物からは大きく外れた物であったと言うヒントを出している、と言う。これはVioxxが安全でなかったとしても、他のNSAIDは安全であると言う可能性を開く物となるだろう。
 この研究はCelebrex(celecoxib)が一般に使われる200mgでは心臓に有害な事をしないと言う事を示唆するが、しかし400mgかそれ以上では安全では無いように見える。
 将来の為に、研究者達は胃と心臓に優しい性質を持つ抗炎症薬と言う新しい種類を見付けようとしている。今週公開されたProceedings of the National Acadamy of Sciencesの研究では、マウスのモデルにおいて、将来有望な薬剤のターゲットのニュースを示した。これは明日手ローム性動脈硬化症(atherosclerosis)の発達を遅らせる事が出来る。これは心臓病のリスクを増やさないだけでなく、減らすように働くような新種の「super NSAIDs」を開発する手助けとなるだろう。
 その間、JAMAの研究はMerck社に問題を起こすだろう。この企業は現在diclofenacを、次世代cox-2阻害薬であり、関節炎の患者へのVioxxの成功により開発されたArcoxiaの試験において、比較用の薬剤として使っている。彼らはJAMAの結果へは直接何も語っていないが、さもなくばこれは彼らの薬剤試験に影響を及ぼすであろう。

 と言う事ですが。
 非ステロイド系消炎剤(NSAIDs)の話ですけどね......心臓リスクやら増していく、と言うのが結果的に分かったようで。もっとも全部とかそういうわけでは無く、どうやら市場から既に消えたdiclofenacについては例外的なものだったようだ、と言う話でもあるようですが。
 cox-2阻害薬もねぇ......まぁ、選択的な阻害薬が登場しているわけで、この手の流れが変わるとかそういうわけでは無いでしょうけど。
 まぁ、でもやはり量で問題を起こす物もあるようで......まぁ、難しい問題ですが。ここら辺はしっかり試験して欲しい物です。

 後は突発性難聴にゼラチン療法 京大グループ開発と言うのもあるんですが、「宇宙最大級」の太陽電池パネル、ステーションに設置と言う話もありますね......やっとISSの建築再開、と言う事になるのでしょうが。ISSとドッキング中のアトランティスにより運ばれた太陽電池パネルが設置されたと言う事のようで。
 これから展開のようですけどね。
 まぁ、電力供給はきわめて重要、と言うか。生命線ですからね......っつぅか、それよりも退役前にやる事が全部出来るのか? まぁ、きっちりとがんばって欲しい物ですが。事故も無く、と言う事です。

 で、まぁ訳した所で疲れたんで、本日は以上で締めるとしますかね。
 さて、今日も立派に前線は停滞中、と。北は晴れ。沖縄も晴れますが、こっちはぼちぼち台風13号の影響が来るのでは? 西日本もとりあえず今日は雨から免れそう? 他は雲が多く雨が降る所が多く、関東地方は雨後曇りで、午前中は特に降りやすい状況。東京で23/19と言う予報ですか。
 まぁ、厄介な天気なのは変わらんでしょうね.......

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は朝から延々と、と言う感じですかね......長期戦だなぁ。まぁ、がんばってやっていく事としますかね、ハイ。気候変動と体調の維持が大きな課題となっている感じではあるんですが。
 いやはや、風邪引きさんも増えそうです、本当(^^;
 皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/13
 さて、昨日ものんびりと過ごしていた一日でしたかね。
 とりあえず、朝が起きれなくて.......(^^; 気づいたら10時過ぎ。捨てる予定のゴミが捨てられないと言う不覚を取ってしまいましたが......いや、何かしらんのですが、妙に動く気にならなかったと言う。何でか分からんのですがね。
 で、起き出して午前中はまたネット上で記事など読んでいまして。午後は夕方まで仕事関係であれこれとやっていましたかね......で、夕方からはぼへっとVPCをいじくると言った塩梅。そして、気づいたら落ちていたとか何とか(^^;
 何つぅかねぇ.....もうちょい寝続けられたら良かったんですが。

 そして昨日は天気の悪い一日でしたか。
 雨が降りましたね......時々止んでもいたんですが。降ったり止んだりと言った所でしょう。強くは降らないものの、こうだらだらと降るのが秋雨と言う事なのでしょうか。気温は低めで寝るには良い感じ。短パンにTシャツではちと冷えるように感じる事も。
 秋へ向かっていますが。
 まぁ、近所のコンビニもなんか、とっくにおでんやら中華まんとかやっていましたが.....まぁ、合うと言えば合いますが。ただ、日曜日のクソ暑さとのギャップが凄いもので。
 身体を壊さないようにしたいものですがね。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Concept of 'personal space' survives in virtual realityと言う話がありますか。仮想現実世界においても現実世界と同じようにパーソナルスペースが存在すると言う......ま、心理学ですな。
 読んでみますと......インターネットの初期の間に最初の仮想世界が現れた時、これらの代替の現実の楽しみは、社会からの解放と言うものがあった。オンラインでは、人々はその性や種を変える事が出来た。新種のサイバーフリーダム(cyber-freedom)が手招きしている。
 しかし、あるオンライン世界における社会的な相互作用の研究において、実際の世界における人々のやり取りの癖がデジタルへの移行でも生きていた。
 オンラインでの解放の視点においてそれが削がれるかもしれないが、社会科学者には良いニュースとなる。彼らは、もし社会のルールが人工的に作られた現実においても関連付けられれば、仮想世界は新しい実験のプラットフォームとなりえると言う。
 心理学者達は長い間、我々の社会的な相互作用において不文律が管理している事を知っていた。例えば、幾人かの研究者達は女性は話している時には男性よりも近くにたって話す事を見いだしている。男性はまたアイコンタクトをし続けない傾向もある。そして両性ともに、もし話している人が非常に近くにいる場合にはアイコンタクトが減るだろう。
 今回、にたような振る舞いがSecond Lifeの中でもみられた。これは、2003年から一般に使えるようになったオンライン世界である。
 Second Lifeはおおよそ66万人が現在いる仮想現実である。ユーザーは個人の「化身(avatar)」− 彼ら自身の代表である −を作り、そしてこのオンライン世界における物理的な環境の中をうろつく事が出来、他のavatarや物体と遭遇する事になる。居住者達はデジタル家具といったような仮想のグッズをミュージアムから店と言った所からあらゆるもの購入出来る。大学はここでオンラインのキャンパスを開いており、そしてバーチャルセックスクラブの急増もみられている。
 同時に幾多の人々がSecond Lifeを使っており、Stanford UniversityのNick Yeeと同僚らは、これはユーザーが実際の世界におけるのとにたような方法でやり取りをしているのか、評価出来るチャンスだと気づいた。
 1600人以上ものavatarの1対1のやり取りの振る舞いをモニターするプログラムを使った後に、彼らはその答えは「イエス」だと結論づけた。例えば、男性のavatar(男性か女性かに創られたのにも関わらず)は女性のavatarよりも離れた位置に立ち、そして注視を避けるようであった。そしてavatarが他者の数m以内に入ると、そのユーザーはキャラクターを動かしてわずかに顔を他者の左右に動かして、アイコンタクトが減った。
 「Second Lifeの様なオンラインの仮想環境における社会的なやり取りは、実際の世界における社会的なやり取りのように、同じ社会的な規範によって管理されている」とYeeと同僚らは、CyberPsychology and Behaviourにおける論文で結論づけた。
 著者らは、これらのオンラインゲームの環境は潜在的に実験的な研究が出来るプラットフォームと同様の、社会的なデータの金鉱であることを意味している、と言う。これは「典型的な学生のプールよりも、より多くの人口と幅広い人口構成」がある。
 明らかに全ての振る舞いが実際の世界から仮想の世界へと写っているわけでは無い、とUniversity of Illinoisのコンピュータゲームの社会的なインパクトの研究をしている、コミュニケーションの専門家Dmitri Williamsは注意をする。「オンライン世界における人々のリスクを取ると言うやる気は、決定的に異なっている。死はオンラインでは永遠では無い。それが確かなのはオフラインだ」と彼は指摘する。「何が写って、何がそうでないのかと言う研究はまだ行われていない。それがこのステップが非常に重要である理由だ。」と彼は付け加えた。
 Yeeはまたこの研究はバックアップが必要であると注意をする。この研究では、例えばavatarがやり取りをした状況は調べておらず、その為にもしそのユーザーが定期的に会ったのか、あるいはお互いに知っているのかなどは分からない。彼はこの結果は必ずしも他の仮想世界への推定に使えないとも付け加えた。
 この発見は、既に実験のプラットフォームとしてSecond Lifeを使っている他の研究者達の結果を強めるものとなる:その「世界」は技術を学ぶ研究や統合失調症の人による幻覚のシミュレーションの実験といったものに使われている。
 その世界が更なる研究を導くのに使うと言う考えは、Linden Labにあるそのサイトのオペレーター達に熱烈に歓迎されている。
 LindenのチーフテクノロジーであるCory Ondrejkaはある学問上のグループのエコノミスト達は、実験を行う事を考えていると言う。
 Second Lifeはバーチャルグッズと土地の取引が許されており、そしていくつかの実際の世界におけるビジネスが、ここで店を立ち上げて、実際の世界で買う前にユーザー達に商品を見せると言う事が出来る:この論文が書かれる前の24時間で、40万ドル以上がSecond Lifeにおいて支払われた。YeeはSecond Lifeは、為替レートを調節したりその影響を観測するなど、実際の世界では出来ないような実験が行える所だ、と言う。
 「多くの研究者達は既にSecond Lifeを買ってスペースを取っている」とWilliamsは言う。

 と言う事ですが。
 Second Life.....って聞いた事があるなぁ、と思ったら過去にHotWiredの記事で読んだ事がある奴ですね......公式サイトもあります。公式サイトの日本語の説明もありますので、まぁ興味ある方は読んでミルと面白いと思いますが。そのHotWiredの記事もあります。他のMMOでは実際の現金によるアイテムや土地の売買とかがあれこれと問題になった事がありますが、このソフトではそれが許されていると言うのが特徴だったか。
 ま、その世界でも現実社会における様な規範と言うか、そういうものがあると言う。
 特に不思議とは思いませんけどね.......まぁ、でも「ゲーム中ぐらいはしがらみから」と言う考えを持つ人には嫌な話になるかもしれませんけど(^^; ただ、社会科学的な側面からみると、研究者達には絶好の実験場となるかもしれないと言う部分でこの話は大きいのでしょうが。
 まぁ、信頼性は分からんですけどね......細部までは分からんでしょうから。ただ、シミュレーターとしての面白さはあるのかもしれません、確かに。モデルの作成とか。
 現実社会にちゃんと適用出来るようなものになるのかはこれからでしょうけどね(^^;

 後はスラドより。
 宇宙関係の話がありますが.......宇宙でもおいしい紅茶をと言う話が。紅茶をいれるのか.......っつぅか、タレコミ文にあるいれ方をみる限り、どうにも無重力状態では相当に困難を伴うような気もするんですが。
 出来るのか? あるいはISSを紅茶だらけにする気か?(^^;
 ま、検証と言うかあれこれスレッド内に意見が出ていますけどね......受け止める側に要工夫か? ポンプで送り出すのもしかしまぁ、難しそうに思えるしな.......まぁ、「宇宙でのんびりとお茶を」と言えばイメージ的には優雅かもしれませんけど。
 現実のカベは如何に?

 後は英ケンブリッジ大、ホーキング博士の助手を募集中と先日紹介したネタもでていましたけど。まぁ、あれこれと「やっぱ語学力で」となっているようですが(^^;
 で、エニグマ暗号の解読機、複製版が公開と言う話があるようですね.....エニグマ解読機の複製ですか。エニグマと言えばアラン・チューリングを初めとするグループらによって解読されたものの、やはりそれまでは傑作の暗号作成機と言えるかと思いますが。
 この解読機の複製に関わったのは解読グループだったようですが。エニグマ解読機を複製、公開へと言う元記事を読むと、エニグマも解読機も結構な運命を辿っているようで......まぁ、不要と思われたと言う事か。ただし、完全なものはまだ先と言う事のようですが。
 ちなみに、エニグマを知らない方はWikipediaの項が参考になるかと思います。本当に難物だったんですよね、これ......

 他にみていまして。
 NASA認めない? 冥王星の小惑星番号を欠番にと言う話があるようですね.....最近、冥王星に小惑星の番号「134340」がつけられたものの、NASAはこれを認めないと言う態度を取ったそうで。
 だからNASAで調べても欠番とか。
 2003UB313は小惑星「136199」としてちゃんと認めているそうですが。冥王星だけは譲れないと言う事ですか......これ、しかしどのプライドが関わっているのかが気になる問題でもあるんですがね。国家的なプライド? それとも長い間の習慣からくる反発?
 よく分からんものではありますけど。色々と要因はあるようにも思えますし、結構シンプルにも見えますし......いや、発見者の国であってNew Horizonsが現在ばく進中と言うのもあるので。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線がやや移動して行く様ですが.......太平洋側に張り付くのは変わらないか。まぁ、秋の空気の支配下にはおかれるようですけど。で、まぁ北海道と青森、後は沖縄を除いては全部雨やら曇りやらそういう状況となるようですが。関東地方も雨。東京で23/20と言う予報と。
 何か一気に冷えていますよ、えぇ。

 さて、今日は水曜日ですか。
 管理人は仕事ですねぇ......まぁ、きっちりとやっていく事としましょう。っつぅか、もうこれから色々と忙しくなるんですが......その分あっという間に年末になると言えばなるんですけどね(^^; ま、着実に進めていきたいものです。
 気をつけるのは、気候の変化と体調と言うのがありますけどね。
 えぇ、皆さんもくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/12
 さて、昨日もゆっくりとした一日でしたかね。
 朝は雨の音なども聞きつつ、最終的に8時半頃に起き出しまして。まぁ、何か寝やすかったと言うか......はい。で、午前中は家事などもやりながら過ごしまして、午後には散歩。地元駅の方へ歩いていきまして、暫くぼへっと回りつつ、買い物など。
 で、帰宅してからはまたのんびりとやっていましたかね......
 いやはや、休養状態。だるくて良い感じではありましたが、まぁ家人は泊まりがけで出て行くわでより気ままにやっていると言う状態とも言えるでしょうか。
 ま、のんびり、ですな。

 そして昨日は雲の多い一日でしたが。
 いやぁ、急転でしたねぇ.....早朝は猛烈な雨が降りまして、強烈さ故に寝ていても気づくと言う感じで。その後は一気にさっと晴れ渡ったのですが、どんどん雲が出てきてあっという間に曇天。
 一日中、その曇天となっていましたかね.....入れ替わりの激しい事です、本当に。

 ところで、何か面白い検索のキーワードが。
 内容はこれなんですが......いやぁ、また面白いキーワードで来ていますけど。やっぱり良いセリフですね、これ。
 原作の方は立ち読みでしか読んでいないんですが(笑) しかし、どうもこのセリフを探そうとしても出てこなかったりしていまして。まぁ、見落としているのかもしれませんけどね.......映画版のオリジナル?
 もしそうだったらおそらく最高のセリフの一つを残してくれたかと思いますが。っつぅか、何でこのサイトに引っかかるのかと思ったら、書いていたか.....他所は余り書いていないのかな? 映画好きとかでこの手のシチュエーションで燃える人は書くかと思うんだが。
 意外?

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Controlling immune response may cut bird flu death rateと言う話がありますか。鳥インフルエンザの話ですが、免疫反応のコントロールで死亡率を変えられるだろうと。
 読んでみますと.....鳥インフルエンザは人体でおびただしく複製し、そして免疫系を過剰に刺激する為に多くの犠牲者を生み出している:もっとも広範囲にわたるそのような感染者の分析から、それらの発見は免疫系を落ち着かせるような薬剤は、おそらく標準的な抗ウイルス薬による治療が出来ないか手遅れとなった時に役立つだろう事を示唆する。
 2003年以降、H5N1に感染したと240人以上が診断され、そしてその内の140人以上が死亡した。しかし、多くの個人が田舎や設備の悪い病院において治療を受け、そしてわずかなサンプルしか得られなかった為に、どのようにウイルスが身体を破壊していったのかについてのわずかな情報しかなかった。検体はまた文化的なタブーによって中々行えなかった。
 ベトナムの研究者達は、2004年及び2005年に感染し、後に死亡した18人からのサンプルを集めて分析した。ホーチミン市にあるOxford University Clinical Research UnitのMenno de Jongに率いられた研究者達は、決まって感染から6日の血液、鼻、のどからのサンプルを得て、人のインフルエンザ種であるH3N2及びH1N1に感染した個人との比較を行った。
 チームはH5N1の複製レベルがヒトに感染する種よりも100倍以上も高い事を見いだした。このウイルスは通常のウイルスの好む鼻やのどよりも、呼吸器系の下部に好んで現れていた。チームはまた、死亡した患者の血液中のウイルスのRNAを探知し、この事はそれが特にこれらの人々において特に高レベル存在している事を示唆するものである。彼らはこれをNature Medicineに報告した。
 「これはヒトが鳥インフルエンザに感染した時に、何が起きているのかを表した画期的な論文だ。」とImperial College Londonの呼吸器感染における免疫反応の専門家であるPeter Openshawは言う。
 H5N1に感染した人々の免疫系は集中的な活性化の証拠が見えた。研究者達は、血中にいくつものサイトカインやケモカインのレベルが高い事を見いだしており、特に死亡した患者においてそうであった。そして、感染と戦う白血球やリンパ球の下落がみられた。
 「サイトカインストーム(cytokine storm)」とも呼ばれるこの制御されていない分子の流出は、毒素やバクテリアによる感染によって引き起こされ、そして結果的には肺や他の臓器の不全を引き起こすと考えられている。
 研究者達は以前にも撮りインフルエンザがサイトカインストームを引き起こすのでは無いかと考えており、そしてまた急性呼吸器不全症候群や1918年のスペインかぜの流行においても重要では無いかと考えている。しかしH5N1では、これは「この考えをサポートする最初のデータである」とOpenshawは言う。
 このウイルスが複製が早い為、あるいはヒトの免疫系を攻撃的に刺激するたんぱく質を作る為に、この反応を引き起こす事は可能である。
 この研究はおそらく、なぜウイルスの複製を阻害するタミフル(Tamiflu, Oseltamivir)がこれまで幾人かの人を救っているのかを説明出来るだろう。その炎症を引き起こす反応は、感染した人が治療を受け始めた時にはその制御が既に出来ないほどになっていたのかもしれない。これは早期の診断と治療の必要性を強調するものとなる。
 これはまた、免疫反応を抑える薬剤が死亡率を減らす事をも示唆する。何人かの医者は既に幅広く免疫系を抑制するステロイドを使おうとしているが、しかしそれらの薬剤に関しての利益はまだ明らかでは無い。特定の分子の代わりに働く様な薬剤 − リウマチ性の関節炎に使われるような、抗TNF療法(anti-tumor necrosis factor therapy)といったもの −がより効果的なものだろう。
 De Jongは研究者達はよりテストする為のサンプルが必要であり、例えば特に感受性のある人における遺伝子のメークアップなどを調べたいとしている。「我々がさらに調べない事には悪い事だ」とDe Jongは言う。「もしサンプルが全てのそれらの患者から集まれば、我々はこの病気の理解をさらに進める事が出来る。」

 と言う事だそうですが。
 免疫系の過剰な刺激によるサイトカインストーム......最近、新しい治療法を試そうとしてダメだったケースがありますけど。あれは3月に新薬TGN1412を試験した所死亡者が出た、と言うイギリスでの話でしたか。この薬剤は免疫系を増幅させるようにデザインされた「スーパー抗体(super-antibody)」と言うものでしたが、結果的に調査した所サイトカインストームが起きていたと言う事ですが。
 どうやら、H5N1も同様で、さらにはSARSやスペインかぜもそうだったのかも、と。しかしH5N1は気道の下部にいて、人に感染するタイプはのどと鼻に多くいると言う違いはありますが......でもこれは今年の早期ぐらいに話はあったよなぁ。
 まぁ、サンプルが少ないと言う事で悩むものがあるようですが、詰めていってこれが正しければまた対処法もあれこれ、となりますか。っつぅか、そう言えば子どもでの死亡率が高いと言う話もありましたよね、えぇ。一定の年齢以下の子どもが死にやすいと。これって免疫が活発な時期だからこうなるのか、とかふと思ったり.......
 ま、早期に診断されれば抗ウイルス薬で複製を抑え、遅くなったら免疫を抑制する薬剤でサイトカインストームを抑制する、と言うのが効果的、と言う治療法になっていくのか.....この流れで行けば、ですが。

 後は情報収集衛星の打ち上げに成功 JAXAと言った話も出ていますか。
 各所からでてもいますけど。JAXAでもH-IIAロケット10号機による情報収集衛星光学2号機の打上げ結果についてと言う報告も出ていますが。つつがなく打ち上げられたようで......まぁ、衛星も軌道に乗ったと言う事で十分なものだったのでしょうが。
 ロケットの方はもうとりあえず盤石になってきたと言う事で良いのかな? 連続打ち上げも成功していますし、色々とノウハウもしっかりとたまっているでしょうし、問題点も克服出来ていると言う事かと思いますが。9割の達成率か......
 衛星の方は南北で回る軌道ですか.....光学衛星で後にはレーダー衛星ですか。解像度は公表は1m程となっていますけど。実際にその程度なんだろうかとも思うものはあります、色々と。いや、国家機密関係でご丁寧に公表通りと言う訳にはならんとは思うんですけどね......実際はグーグルアース並だったら相当にアレですが(^^;
 まぁ、そっちの運用はまた政府の別のところ(情報センターみたいなのがあったな)言う事になりますけどね......北朝鮮絡みと言う事になるのでしょうが。まぁ、でも昨今の情勢を考えると北朝鮮の他に中国もあるんだろうなぁ......まぁ、きな臭くなっていく世の中と言う事です。

 そう言えば、気づいたんですが。
 元一橋大学長の阿部謹也さん死去訃報:阿部謹也さん71歳=一橋大元学長と言う話が......あぁ、亡くなられたのか。残念ですが......いや、この人の本、一冊だけ持っているんですが非常に面白かったんですよ。ここでも紹介したちくま文庫の『 ハーメルンの笛吹き男』なんですけど、これが面白かった。動揺とか伝承とかに出てくる物語や示唆するものって結構気になるものもあるんですが、これは表題のものを扱った話ですね......
 考察とか、当時の様相とか面白かったなぁ、と。
 残念ですね......

 ちなみに、Wikipediaの項におけるハーメルンの笛吹き男にもあれこれとありますが。
 この話、やはり興味深いものがありますけど。基本的には有名な話でして、ネズミに悩まされるハーメルンに笛吹き男が現れてこの退治を報酬と引き換えに約束。笛を吹き鳴らしてネズミを集めてそのまま溺死させたが、報酬を払ってくれなかったので今度は笛で子どもを集めて、どこかへ引き連れていってしまった、と言うものですが。
 まぁ、悪魔だなんだとでるのはお約束としまして。
 史実としてみると諸説あると言うのが面白いわけですが。東方への移住、十字軍、ペストやらもろもろと。オリジナルはネズミの話がない、と言う事だったか......ま、上述の本では東方移住説だったかと記憶していますが。
 興味があれば手に取って読んでみるのも面白いと思いますよ。個人的には民間伝承が好きな方にはお奨めしていますが。

 後はラストに。
 脱出系フラッシュゲームですが、Tonakai Interactiveから「Out 2」が登場していましたか.......と言う事でプレイしてみるとえらく難しいんですが(^^; 3回ほどやり直して、最後に1時間ぐらいかかってクリアーしましたけど。
 難しい.....(^^;
 まぁ、仕事中はまずいと思いますが。昼休みぐらいにでも? もちろん家でやっている人はどうぞ、と言う。今回は音は出さなくて良さそうです。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は秋雨前線が太平洋沿いに沿ってと言うか「反って」存在するようですが。南には台風が生じているのね......13号ですか。とりあえず、前線から離れているのもあって北では晴れまして、南に行くほど雲が多く、雨となる所が増えるようで。関東地方は雨が降りやすい状況で、東京で25/22と言う予報ですか。
 まぁ、もう不安定なものです。

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人は主旨に及ばずとなっていますので、まぁ在宅で過ごす事となりますかね......仕事するか(^^; 雨と言うのも厄介なものですが。まぁ、あれこれとやりたい事もありますが、マイペースでやっていこうとは思います。
 とりあえず、体調をここで崩さないようにしたいものですがね。
 ま、皆さんも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/11
 さて、昨日は自宅でゆっくりと休んだ一日でしたかね。
 起き出したのが10時ぐらい。もっと寝ているのかと思ったら、余り寝返りも打たずに集中的に寝ていたようでして......まぁ、何か良く寝られましたかね、えぇ。
 で、起き出してからとりあえず一週間、余り何も情報を入れていない感じでしたので、ネット上でぼへっと記事読みなどして過ごしていまして。ま、Speed Demos Archiveとかから、新しくでていたムービーを落としてからみてみたりとゆっくりと過ごしていましたかね.....えぇ。
 っつぅか、やる気が湧かない。
 まぁ、結局は一日中のんびりと過ごしていましたかね、えぇ。

 そして昨日は良い天気の一日でした。
 気温が高くて夏が若干戻った感じでしたが......若干と言っても33度ぐらい?(^^; ただし空気は乾燥していまして、風も出ていたので真夏のような感覚は無いと言う。
 いやはや、夏も遠ざかっているのですかねぇ......もっとも、日差しの強烈さはかなりのもので、肌をじりじりと刺すような感じはありましたけど。ただ、空は高くなりましたし空気は乾燥し、日陰に入れば風があるとしのげると言う。
 そして蝉も一気に数が減りました。
 コンビニにでていった時、そのような風景に少し不思議な感じが......

 で、Speed Demos Archiveから落としたのがまた懐かしい「Heavy Metal: F.A.K.K.2」とか。
 そう、Quake 3エンジン積んでいたんですけど。何となく動きが「しゃかしゃかしている」感じがしまして(^^; 当時Tomb Raiderが好きだった管理人は、「ゴキブリみたいなカベを這う上りかたをする」と評しましたけど(^^;
 ゲームはなんか難しかった印象があるんだよなぁ.....「水」がよく分からなくて。あれと特定の武器の追加効果に関連があるのは分かったんですが、「水」の量の維持が出来ないと言うか、難しかったよなぁ。
 しかしさすがに早解きはあっさりやってくれています(^^;
 改めてみるとサイバーデーモンみたいだよなぁ......

 そう言えば忙しくて脳みそで整理出来ていなかったんで、メモ的に。と言うか個人的な脳みその整理の様なものなんですが。
 お題と言うわけでは無いんですが「ディストピア」について。ま、『1984年』と『すばらしい新世界』と言う二つの好対照の世界を描いたもので、中々面白かったんで共通点とか気になったんですがね。
 まぁ、時間がなかったと言うのもあるんですけど。
 両作品ともに極端に好対照な世界で、『1984年』は「党による極端な統制下」にあって、党に反すると思想警察によって「愛情省」へ連行されて「蒸発」。『すばらしい新世界』は科学の高度な発達によって人々はその恩恵を受けるが、同時に隷属している状態。上位の階級にある人間(思考力あり)が社会への疑問を持つと社会から離れたところへ(「褒美」の側面を持ちつつ)追放、と。。
 まぁ、性質が違いますけど。『1984年』は党による権力の維持の為の施策がされ、『すばらしい新世界』は消費社会の維持の為の施策が行われる。『1984年』は抑圧による顕著な人権の制限が行われ、『すばらしい新世界』では睡眠教育や薬品による条件反射が仕込まれて、社会への不都合を最初から生じないようにしておく。安全弁として過剰補償によるシステムが出来ていて、人がそれに依存するように仕込み、あるいは「ソーマ」と言う薬品もこれを助長する。
 ま、根源にあるのは余り変わらんか。
 「現状の維持」の為の人権の制限を、恐怖によるか教育(あるいは薬品)によって行うかの違いか。前者はその現状を知っていても反抗には死を伴うものとなる恐怖政治で、後者は最初からそのような思考をさせないように仕向ける痴者の天国。ただし『1984年』でも教育によるものは進めてはいるか。また「ニュースピーク」で同様の事を達成しようとしているんだよなぁ......そしてその為の「過去」を制限すると言う事も両者ともに行う、と。『1984年』では党のスローガンに「過去を支配するものは未来を支配する。現在を支配するものは過去を支配する("Who controls the past controls the future. Who controls the present controls the past")」とあって、真理省での過去を「現状」にあわせる行動に余念が無く、『すばらしい新世界』でも過去を意味のないもの、消費に関係のないもの(「本を読んで思索にふける様な時間があれば、何らかの消費を行わせ、社会の為にしなければならない」と言う考え)として一般への公開をしない。
 で、両者とも権力にあるものは全てそれを承知していると言う。おまけに官僚社会でもあるか。
 どっちにしても、まぁ共産主義だ社会主義だの時代だから、「個より全にあわせるべき」と言う思想があると言う事は十分に考えないといけない作品ですけどね(^^; でも、まぁ他にSF作品がこの手の世界を描いてもいるわけで、色々と個人的には興味深いよなぁ、と。
 独裁者をめざす方は参考にしては? (^^;
 難点は多いですけどね、なんであれ。権力の掌握からスタートしないとダメなのかね.......ただ、どっちが「楽」なんだろうとは思いますが。ケアと言う事をあれこれ考えると、『すばらしい新世界』のほうは相当に労力が必要で、一方で『1984年』だと一番ありがち、と言うか実践されていそうな超警察国家状態となる。ただし、本格的な監視の手間を考えると『1984年』ってのは相当に大変で「あとからあとから」となる傾向があり、一方で『すばらしい新世界』は「自分が幸せなところにある」と信じ込んでいる分だけ統制は楽でもある......娯楽(及びソーマ)を提供し続けられる限りは。ただし、『1984年』の世界は最終的に安定までに向かう過程にある、と言う考えも出来る(道のりは相当にクソ長いだろうが)気もしますけど。
 ふぅむ......
 あ、ちなみにこの手の作品の本質の中には「人間性」と言うものの点が大きくありますので、まぁその点を忘れるとダメだと思いますけど(^^; 管理人がここに書いているのは、単に「社会システムとして」と言う部分での話。
 正反対に見えて共通点が多く、行き先がにているのが面白いと言うか。
#頭が良くないと書けない作品だよなぁ、本当に。

 まぁ、しかしディストピアもユートピアも本質は同じなのかも、とやはり思わせてくれますな。

 「理想郷」は監視社会の側面も持つ、とか色々と。その手の「ユートピア」はもともとは西欧のものと言う感じでもありますがね......日本とかに出てくるようなのは、むしろ仙人の世界だし。方向性が違うと言うか。
 まぁ、でも「理想郷」ってのは人間の住む所じゃないなぁ、と言う気もします、色々と(^^;

 で、まぁ何か慌ただしい一週間でニュースも余り見られませんでしたが。
 何か高専での殺人事件で容疑者の少年が自殺やら、自民党総裁選の公示があったとか云々。一体何がどうなっているんだかさっぱりなものはあるんですけど(^^; まぁ、慌ただしいと言うか、体力的に厳しい勝負期間はこんなものか。
 ただ、自民党の総裁選で。
 まぁ、安倍さんが勝つんでしょうけど。面白くないぐらいの出来レース(っつぅか、勝馬に乗ろうと必死だよなぁ)ですが、大臣の経験とかないんですよね、この人。後、線が細いボンボンと言う様に見受けられるんですが、大丈夫なんだろうかとか......いや、つまり今は良いのでしょうけど、一度何かで対立が起きたりこけたら、あっという間にアウトじゃないかと.....基盤がない印象だし。
 で、彼の政権構想をざっとみて思うのが......「再チャレンジ」云々だそうですが、上述の印象から「おまえ、挫折した事あるのか?」と言いたくなるものもあるんで、何となく「意味が分かっている?」と思うものが。後は一番「?」なのが、この人のスローガンと言うか、「美しい日本」ですか。
 管理人の考えではありますが、「政治の世界」ってのは美辞麗句を使うほど信用出来なくなるんですが。理想的に云々、ってのはどうにも。政治家に求められるのは「現実」に対する認識と対処、後はそれに基づいた現実的なビジョンであって、美辞麗句を使った曖昧な形容詞を使うのはこれと正反対だと思うんですがね。
 ちゃんとこの人は政権運営出来るんでしょうか? 自民党支持者、ここら辺どういう認識なんでしょうかね?
#「何となく」ですが、近衛文麿を思い出すんだよな、この人.......

 そう言えば、やっとこさスペースシャトル・アトランティスを打ち上げと.....シャトルが打ち上がったんですか。
 いや、ネタにしようと思ってあれこれ記事があって止めて、打ち上げ延期が結構繰り返されているあいだにこっちが忙しくてフォロー出来ず、そして昨日起きたら既に打ち上がっていた、と言う状況でして(^^;
 天候不順にセンサー異常とかでしたけど。まぁ、帰還も無事に出来ればと思うんですが。
 そう言えば、このシャトル打ち上げ。シャトル発射時何を言ってる?なんてQ&Aもでているようで。まぁ、予想通りの解答ですが、細かい会話はそう言えば分からんなぁ、と......英語だから(^^;
 言われると気になる......
#「打ち上げ」って結構好きなんで。
 そう言えば、日本もH-IIA 10号機の打ち上げを控えていますが、これは延期中ですね......まぁ、無事に飛んでいって欲しいものです。

 で、スラドをみていまして。
 そのH-IIA F10、こっそりと打ち上げ準備進行中と言う記事もありますが。"地球"はたくさん存在する?と言う話がありますか.....元の論文はExotic Earths: Forming Habitable Worlds with Giant Planet Migrationと言うScienceのものですけど。ま、木星のような惑星が外側で形成されて内側の軌道に「落ちてくる」為に、内側にあった岩石型の惑星などは弾かれるようになる、と言う事でハビタブルゾーン(文字通り、生命体が存在可能な惑星系/銀河系の領域)に地球のような惑星が存在出来ないと考えられていたものの、実際には結構どうにかなるかも、と言う。となると、予想外に「生命が存在している」あるいは「存在可能」、もしくは「移住可能」な惑星があるかもしれないと言う事になるわけですが。
 どうなんでしょうかね。まぁ、個人的にはどっかには生命があると思っていますが。
 ただ、結局人類がベースとなる知識でもあるよなぁ......生命体も同じような形になるとは限らんだろうし。「細胞」でそれも構成されているのか、構成されても同じようなシステムなのか? などとまぁここら辺は想像力を刺激してくれますけど。
 まぁ、でもかなり遠くの惑星をみられるような望遠鏡が出来れば、覗いてみたいものではあります。
#ビルがにょきにょき建っているとか?
#あるいは『竜の卵』の様な世界があったりして?(^^;

 それとGoogle、200年の時を駆けると言う記事もありますか。
 英語圏のみですけどね。過去200年分の新聞・雑誌の検索が可能と言う事だそうですが。タレコミ文には切り裂き魔ジャック(Jack the Ripper)でやってみたとか話がありますけど......管理人はH.G. Wellsとかでやって結構出てきました。後は何となくでLizzie Bordenとかやっても出てきます.....いや、フォールリバーと言う所で起きた一家虐殺事件がありましてね......
 他にもスレッド内で色々とやっている方もいらっしゃるようですが。
 WWII関係も結構揃っているなぁ......例えばV2とか。後は東南海地震の話もありますかね.....やっぱりバレているのね、とか。
 ま、事件・事故と歴史的事項に注目と言う事になるでしょうけど。面白いのでは無いでしょうか?

 後は、まぁ興味ある人がいればですが。
 ホーキング博士が助手を募集、体力に自信のある院生求むと言う話があるそうで.......まぁ、公私ともに手伝ってくれる人と言う事のようですが。
 ホーキング博士は宇宙論の他にALS患者でもあると言う事で有名ですけど。執筆や講義と言うものはもちろん、車いすでの移動、音声合成装置にPCのメンテと言う部分まで絡むそうですから、相当に広範囲に出来る人でないとダメっぽいですが(^^; 給料はそれなりに貰えるようですけど。
 大学院生と言う事ですけどね、求めているのは。
 助手と言うかサポートだけでは無く、まさに後継者も欲しいとか、そういうものもあるのかもしれませんねぇ、とも思ったり。でも、うまくすれば相当に色々と研究者として育つ事ができるかも? まぁ、分かりませんけど。
 興味ある方は、ケンブリッジ大の求人ページに掲載されているそうで、9月22日が締め切りとか。英語に堪能で宇宙論の勉強をしている大学院生はいかが?
 っつぅか、ここを見ている人でいるのか?(^^;

 後は、まぁ何つぅか。
 携帯電話を「腸内」に隠す、獄中からの犯行指示狙いだそうで。エルサルバドルでの話だそうですが、受刑者が獄中から指示を出す為に仕込んだそうですが......
 いや、もうレベルが「海外への麻薬の持ち出し」ってイメージなんですが(^^;
 麻薬の場合はコンドームに入れて飲み込むとかありますけどね......これは肛門から腸内に入れたそうですが。って、でも江戸時代でもそこやら口に金を仕込んだりしましたし。飲み込むのもやったか......いや、これは牢名主や役人へのわいろ代わりでもありまして、こういった上納金を持つ事で入牢時の当初に行われる「儀式」を免れたり、牢内の役職につけて特典を得られると言うものもありますので。
 ま、エルサルバドルは単に犯罪の指示ですが。
 携帯電話を持ち込む手段として肛門から入れるのは初めてだそうですが、それにしてもまぁ......良く入ったものです、ハイ。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は大陸側から全線が押されていくようですが。太平洋側に沿う形で前線が張り、関東付近は切れるようですが秋と夏の空気のせめぎ合いの場所だよな、ここ。と言う事で、北海道は天気が良いようようですが他は雲が多く、北陸や九州付近では雨が降る所もあるようで。関東地方は雨が降り、時々止む模様。東京で27/24と言う予報ですか。
 まぁ、不安定な天気とこれからなりそうですがね。

 さて、今日から一週間が本格化。
 ですが、管理人はとりあえずお休みと言う事でまたのんびりやりますかね.....天気が不安定なのが気にくわないものがありますが。まぁ、散歩せずに在宅と言う事になるのか?
 そして今日は例のテロ事件から5年と言う事でアメリカ初め各地でその手の話が増える事になるのでしょう。まぁ、歴史の転換点となったのは間違いがないように思いますので......困ったものですが。
 変動する時代のまっただ中と言う感じではありますな。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/10
 さて、昨日は職場Cでの一日でしたかね。
 ま、外回りウィークと言う事であれこれでしたが、とりあえずそれもラスト.......と言う事で、まぁ気力を絞ってあれこれやっていましたか。
 っつぅか、まぁ予想外に楽でもあったんですけどね、気候的にも内容的にも。
 ま、取り合えずは充実した......と言うか、いきなりフルスロットル状態に持っていってエンジンがなんか良い感じで色が付いている状態にまで持っていった一週間でしたが、どうにかこうにか一息。で、その後また飲み会がありまして参加。
 ま、結構よい話も聞く事ができまして、締めくくりができましたかね.......いやはや、無駄な事はしていないと言うことか。
 で、疲労度もかなり良い感じだったので帰宅。
 ぶっ倒れようと思いつつ、なぜか洗濯とかやっていたりしています、ハイ(^^;

 と言う事で、まぁ二日連続ですが本日も生存報告。
 とりあえず、これで一区切りですので後は通常の更新に戻るかと思いますが.......ま、ゆっくり休みたいものです、えぇ。火曜日まで休みを貰えたので(^^;
 ゆっくりやる事としましょう。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/09
 さて、昨日は職場Cへでていった一日でしたかね。
 え〜......今日も今日とて外回り、と言う奴でして。まぁ、何つぅか、体力勝負の一日でしたねぇ、やっぱり......まぁ、でも山場は午前中で終わって、後は余り高負荷と言う事も無く......でもないか。いや、夕方から飲み会で疲れました、十分に(^^;
 まぁ、何つぅか慌ただしいと言うか。
 ふぅ......それも今日で終わりですがね。

 で、まぁとりあえず予告通り本日は生存報告です。
 とりあえず、「夏休み」明けのパワー勝負は本日で終わり。ま、その後にまた飲み会だったりしますんで、結局また生存報告となりそうですが(^^;
 とにかくもがんばっていこうと思います。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/08
 さて、昨日も職場Cへ出て行きましたかね。
 え〜、レッツ外回りの肉体労働、と言う日々ですが......ま、昨日も、でしたかね。えぇ、とりあえず土曜日までなんですが、ぼちぼち皆疲れ始めている状況でもありますけど.......(^^; ま、管理人も日焼けがくっきりした状態となっている中、バックアップ的なものなんですが、やってきましたかね.....
 ふぅ。
 いや、もう帰宅すると疲れがどかっと出ますが。ちょうど家人が風呂を入れてくれていたので、入ってみると、もうどかっと疲れが。
 と言う事で、もうその後はゆっくりとやっていましたかね、えぇ。
 後少し......

 で、昨日は不安定な天気でしたか。
 関東地方南部、雲が多くて昼前に晴れ、そして昼過ぎに雨.......どれだ、と言いたくなりますが。夕方も通り雨の地域もあったようで、不安定そのもの。気温も朝は低めで、昼は日差しが入った瞬間一気に上がったりしていましたけど。
 まぁ、季節の変わり目と言う事でしょうかね.......

 ところで、通勤中に読書していまして一冊終わったんですが。
 オルダス・ハックスレーの『すばらしい新世界(Brave New World)』。講談社文庫で手に入りますが......ディストピアものと言う事で読んでみたくなったんですが。1932年の作品でありながら、とんでもなく先見性に飛んでいると言う面白い作品でもあります。
 ま、ジョージ・オーウェルの『1984年』とは異なりまして、ここで描かれる世界は「等しく幸福が人々に与えられた」世界でして......ま、一見ユートピアなんですけど。しかし、本質は一部の人に分かりやすく説明するならば、松本零士もので「ユートピア世界だが、主人公は否定する世界」と言うか、そういう感じ.....『銀河鉄道999』で出てきますけどね、そう言うのが。
 この世界ではアルファ〜エプシロンまでの5つの階級に分かれており、アルファが上位で知的な作業などに従事、エプシロンは単純労働に従事。「出産」と言う行為は無く、体外受精を受けて子宮ならぬ「壜」の中で胎児が育てられ、しかも下位階級などは特殊な方法(ボカノフスキー法)で双子(最大96人)で育てられる、と言う。さらにはその胎児には要求される階級に応じて様々な措置が施され、そして子どもが育てられると言う設定......ま、イメージとしてはほとんど「工場」と言う。この為に人の腹から子どもは産まれず、この世界では「母親」「父親」は限りなくわいせつな意味を持ち、公衆では「恥ずべき言葉」となり、しかも人口調整の為に上位階級の一部にのみ受胎能力(卵子や精子を作り出す能力と言うべきか)が付与される他は、「産まず女」といった不妊措置が施され、子どもの遊びにはセックスがあると言うもの。そして子どもには条件反射を植え付けられて、しかも睡眠学習でこれを強化すると言う教育がなされているような世界と言う。
 「不幸となる」行為をこれらによって事前に阻止し、あるいはしないように施されると言うのがこの世界の特徴ですかね......そして常に「自分は幸福だ」とも植え付けられる。そして、人々はそれを疑う事をせず、また疑う事も許されない。
 「自」は存在せず、常に他者との繋がりが求められることが「正常」であり、そのような事を考えるものは異端として扱われる、と。
 ちなみに、「不幸」と言う行為を抑止する為に大衆には十分すぎるほどの、過剰なまでの娯楽が提供され、それでも気が向かないようならばドラッグである「ソーマ」と言う薬を飲む事で「不幸な現実を忘れる」と言う。人々は仕事の他にはこの娯楽とソーマに依存しきり、これによって世界が成り立つと言う、ま、「痴者の楽園」と言う世界の物語なんですが。
 ちなみに、この世界では自動車王フォードが「神」として祭られ、キリスト教の十字では無く「T字」をきる様な作法があったりします。暦も「フォード暦」となっていますね。
 いやぁ.....まぁこれもハードSFとも言えますが。
 しかしタイトルはシェークスピアの『あらし』から取られています......ちなみに、この世界の人々はシェークスピアなんて知りません。
 じゃ、何で出てくるのか? と言うのは興味を持った方が読んでみると面白いと思いますが。

 ま、個人的には『1984年』の方が好みにあうんですが(^^;
 しかしこの作品も結構様々なものを提示しますね。この作品に出てくる「世界」は、見事なまでに二者択一の極論から導き出されるような世界でして。しかも支配階級はそう言う世界の「仕組み」を良く理解している。そういう意味では、ディストピアものってのはそう言う共通点があるのかも、とも思いますけど。
 統制の為、「痴者の楽園」を作るか、「党の権力による権力の為の権力」となるか?
 ただ、一つこの作品を読んでいて思い出したのは実は士郎正宗の漫画『アップルシード』。
 『アップルシード』の方がもちろんまだ現実的な部分ではあるんですが、所々の指向、つまり「理想郷」を設定すると言う部分で出てくるものの根源はにているように思えましたが。ま、妥協を重ね現実的に進めた上で、結局あつれきであがく事となる都市がオリュンポスであり、理想で突っ走って権力追求の統制システムを完成させたのが『1984年』のオセアニア他であり、統制の為の知性の制限と「平穏」なシステムを作ったのが『すばらしい新世界』の世界でもあり。
 何となく共通性が見えるような......「エルビス計画」とか。
 まぁ、結構思想的と言うか。人のあり方に挑戦するような作品ですな、どれも.......

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 Cartoons highlight anger over political interferenceと言う短い記事がありますが。これはタイトル通りですね.......今月一杯こちらでやっているそうです。それとHalf our fish are now farmedと言う話もありますか。どうやら、自然でとれる魚よりも、今は養殖で得られるものが43%となっているそうで、1980年の9%から大きく増加した、と言う国連のFAOの報告が出たと言う事だそうで。その量は4550万トンだそうですが。
 増えているのね......後はMelting lakes in Siberia emit greenhouse gasと言う話がありますか。シベリアの永久凍土が溶けてきていると言う話は良く言われてますが、これに伴ってメタンが放出されていると言う話題。つまりは気候変動に関連していくのでは無いか、と言う.......ですが、まぁちと時間と体力がないので省略。
 で、Tuning the body's defence to cancerと言う話がありますか。体内の防御機構を落とす事で、化学療法の副作用を減らす、と言う話。
 読んでみますと......ガンに対抗する為の我々の身体の自然の防御機構の理解を根本的に変える事が、奇妙なトリックを明らかにした:化学療法中にこの武器を切る事で、脱毛と言った副作用を減らす事ができる。
 我々の細胞は「ゲノムの守護者(the guardian of the genome)」とも言われる、p53と言うDNA複製の過程を制御するたんぱく質を持っている。これはまたガンにおいても重要な役割を果たしている:ヒトにおける腫瘍の5割はp53を作る遺伝子の変異か欠損を含んでいる。
 p53は二つの事をしている:破壊あるいは損傷したDNA鎖の修復、そしてDNAを欠損した細胞を殺す事。両者ともにガンと闘う手助けとなる。しかし、後者はまた悪い影響を及ぼす事がある。
 例えば、放射線の被曝によって細胞が重度のDNAの損傷を受けた時、p53は自殺行動へと追いやる。損傷した細胞の数十億中の約1個のみがガンを引き起こすような変異を含んでいるが、しかしp53は全ての損傷した細胞を殺す。「これは国中の全ての人口を抹殺する事によって、潜在的な独裁者の登場を防ぐようなものだ」と研究を率いたUniversity of CaliforniaのGerald Evanは言う。この無差別の破壊は脱毛や極度の吐き気と言ったものを、放射線あるいは化学療法を受ける患者に引き起こさせる。
 p53の二つの行動は親密に関連性を持つと考えられており、過剰な殺戮は不幸な事であるが、しかしp53が腫瘍の形成をいかに止めるのかと言う重要な点があった。Evanの研究室による結果は、しかし異なる事を語った。
 Evanのグループは革新的なマウスを使った方法を開発する事で、p53の機能を明らかにした。この方法では伝統的な「ノックアウト」実験の様にその遺伝子は削除されていないが、しかしその代わりに単純な化学物質をマウスに注射する事で、あらゆる段階においてそのスイッチのオン/オフできるように変異されている。
 全てp53遺伝子の変更が可能となったこれらの「ノックイン(knockin)」マウスの三つのセットが、放射線治療を受ける患者が体験するような、集中的に放射線を浴びせられた。これは重度のDNAの損傷を引き起こし、白血病と言ったガンを起こす。
 放射線を浴びる間p53のスイッチが入れられ、しかしその後直接スイッチが切られたマウスは、最悪となった。それらはp53がDNAの損傷に反応して細胞を殺したことによって重度の組織のダメージを受けていた。そしてそれらは腫瘍が形成されてガンによって死亡し、これはp53のスイッチが過程全体で切られてマウスのような状態となった:両グループのマウスは最大でも300日生きていた。
 放射線照射の間p53が切られ、その8日後にスイッチが入ったマウスでは、被害は少なかった。それらは感知出来る組織の損傷は無く、リンパ腫が大きく減っていた − 他のマウスに比べてこのマウスは平均99日長く生きていた。ヒトの患者のようなケースのように全過程でp53が入ったマウスは、組織の損傷を受けたがしかしリンパ腫の拡大からは逃れた。この技術では完全に遺伝子のオン/オフができないのにも関わらず、このケースにおけるデータは非常に明確なものだった、とEvansは注意する。彼らはこの結果をNatureに報告した。
 この結果は、p53の二つの役割がおそらくは独立した機構によって動くものである事を意味する、とEvansは言う。p54の腫瘍抑制の役割のキーは、ガンに含まれる事で知られる他のたんぱく質p19ARFであるように見える。これはガンの変異を引き起こす数十億分の1の細胞にのみ含まれるものである。Evansと彼のチームは、これらの内の片方のたんぱく質を欠くような場合は致命的なリンパ腫を作り出す事を見いだした:両者とも持つマウスのみが腫瘍と戦う事ができた。これはp19ARFがp54を活性化させて、選択的に腫瘍細胞を死ぬようにさせるようだ、と彼らは言う。
 ガンを受けている人に対するこの結果の重要性は明白である、とEvanは言う:化学療法か放射線療法の間、一時的にp53を抑制する事で、腫瘍から身体が防御をしている間の不愉快な副作用を減らす事ができるようになる。Lerner Research InstituteのAndrei Gudkovと同僚らは、p53阻害薬のような薬剤の開発をしている;これらはマウスでの試験では組織の損傷を防いだ。
 しかし、この方法による人への治療法においては多くの障害がある。例えば、ガンで役割がみられる事が知られるたんぱく質は、マウスと人の間での振る舞いは異なるだろう。University of UlmのLisa Wiesmuellerは、マウスを多量の放射線に曝したところリンパ腫ができたが、しかしヒトではしばしば乳がんができる;p53は異なる方法で異なる腫瘍を抑制出来るようになるだろう、と彼女は言う。
 この物語を試し、完全なものとするために、Evanのグループは現在同じ「ノックイン」を使ったアプローチを、異なる種類のガンを持つマウスで研究している。

 と言う事ですが。
 p53は有名ですけど......ま、腫瘍細胞を殺す働きをすると言う事でガンの治療か何かで以前期待されていたかと思いますが、調べてみたらどうもあれこれと分かった、と。ま、化学療法やら放射線治療を行う際に、この遺伝子のスイッチを切る事で副作用の抑制が可能となると言う。
 結構重要か? ま、修復と破壊と言う二つの働きに関係がある、と思っていたらどうやら別々の感じで、破壊の方はガン細胞中のp19ARFと言うたんぱく質に反応して作用すると言う事のようですが。
 破壊の仕方が徹底しすぎると言うか.....(^^;
 ガンとなるのは数十億分の1個なのに、数十億全部殺すと言う......化学療法や放射線療法で多量に損傷する細胞もでるわけで、そいつらがガン化しないのにやっぱり殺すと言う事が問題になるわけですが......
 「ノックイン」と言う今回の手法も面白い。単純な化学物質で自在にできると言うのがいいですね。

 他にみて、東大のグループによるインスリンが脳の「学習」に関与 東大助教授ら発表インスリン:学習に不可欠の役割…線虫使った実験で確認と言う話がありますか。
 十万匹の線虫を使ったそうで、まぁお疲れさまですが(^^; インスリンと言うと糖尿病がやはり想起されますけど、記憶の機構にも必要と言う事のようで。神経への作用か......ま、記憶との関係は以前話がありましたけど。実証と言う事ですかね。
 そして米国:世界初の完全人工心臓の販売認可 食品医薬品局と言うのもありますけど.....900gのソフトボール大で、皮膚越しに外部から充電するタイプだそうですが、そう言うのもできたのね......

 で、隕石の“故郷”は小惑星帯、はやぶさのデータで裏付けと言う話がありますか。
 近況が余り分からない「はやぶさ」ですが......順調に行っているのでしょうか? ま、ともかく送られてきた小惑星イトカワのデータの解析から、宇宙航空研究開発機構が、隕石がアステロイドベルト.....ま、火星〜木星のあいだにある小惑星帯からやって来る、と言う事を突き止めたと言う事のようで。
 写真のデータとなりますかね。イトカワにあるTSUKUBA(ミューゼスの海、ウーメラ砂漠、Uchinouraしか知らん)からの光の分析結果だそうですが。
 明るい部分に鉄が少なく、隕石のパターン。暗い所は微小隕石の衝突による表面の組成の変化によって、鉄の微粒子に覆われている所と......でも、おそらく研究者を喜ばしたのは

 と言う部分じゃないでしょうかね?

 ま、こんな所でやっぱり疲れているんで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線が若干北上するようですが。秋と夏のせめぎ合いが展開されていますけどね.......とりあえず、前線にある東北・北陸・中国は雨。沖縄も天気が悪いようですね......北海道や九州は晴れるようですが、他は雲がでると。関東地方は曇り。東京で30/25と言う予報ですか。
 まぁ、微妙に蒸し暑そうですが。

 さて、今日は金曜日ですか。
 管理人、職場の「イベント」絡みの前夜祭状態で飲みとなりますので、まぁ帰りが遅くなりそうですが......メインの日も飲み。おそらく、二日連続生存報告になりそうな気配ですけど。
 ま、美味い酒が飲めるようにがんばろうかとは思います。
 っつぅか、いきなりトップギアの高負荷状態をかけていますけど(^^; もう少しで終わり、と言う事ですので......まぁ、皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけを、えぇ。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/07
 さて、昨日は職場Cへ出ていった一日でしたかね。
 まぁ、天気が不安定のおかげで、予定がちとあれこれと変わったんですが、とりあえずは無事に、と言うか。火曜日のように「突き刺さるような日差し」もなく、そういう点での負荷が少なくて良いと言えば良かったですが.....
 ま、バックアップ的な仕事が多く、それなりに動きましたかね、えぇ。まぁサイクルもできつつあると言うか、できていると言うか。
 ただ、動くのは多いんで疲れまして。
 帰宅してからはやっぱり弛れていましたかね、えぇ......疲れた、本当。ま、「徐々にギアを」なんて遠慮も無く、「いきなりローからトップ(しかも6速)」的なエンジンのぶん回し方をやっていますが(^^; まぁ、半ばを過ぎました、ハイ。
 ふぅ......もうちょい、かな。

 で、昨日は天気が悪い一日でしたか。
 出勤する頃から微妙な小雨。職場に行く頃には途中で結構立派に雨。まぁ、傘は差さなくて済んだんですが、仕事の頃には雨、止んでまた雨、と言う感じで不安定な天気の一日でしたかね。
 まぁ、気温は低め。日差しも無く暑くて苦しいと言う事は無いのですが。
 何つぅか、まぁ.....こういうのも良いと言えば良いのか? よく分からんですけどね。

 そしてまぁ世間では親王誕生ですか。
 まぁ、皇室典範の議論の頃におもむろに登場して一気に封じた感じのある懐妊報道に始まり、それ故に「男子と分かったからじゃないのか?」などといわれ......管理人もそう思っていましたけど。そして、実際に男児と言う。
 ま、とりあえず母子共に健康、と言う事で喜ばしいですが。心身ともに健やかに育って欲しいものです、本当......まぁ、秋篠宮一家はとりあえず大丈夫っぽい感じもしますけど。
 まぁ、政治的な部分ではまたあれこれ、でしょうが。とりあえず改正論は実質封じ込めとなるでしょうね......ま、無事に成長して欲しいですけど。
 皇太子妃も少しは楽になるのか? それともプレッシャーになるのか?
#しかし関係が深い為か、タイからのコメントの報道が多いのが面白い。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 また一気に更新しやがって.......(^^; 全部はやっぱり読み切れませんが。Happy hunting predicted for dinosaur seekersと言う、恐竜の種の2/3がまだ地下に眠っていると言うような話がありますか。未発見種はまだ多量にあるだろう、と。「世界の恐竜化石71%は未発見」 米研究グループと言う日本語の記事も出ていますね、これは。Middle-sized holes best for storing hydrogenと言う話は、水素燃料の話題。スポンジ状の物質に水素をより多く蓄えさせるには? I'm not ignoring you; I'm thinkingと言う話もありますが、省略。
 っと、Escaped Chinese GM rice reaches Europeと言う話もありますか。中国の遺伝子組換えのコメがフランス、ドイツ、英国のスーパーマーケットで出回っていると言う話。まぁ、予想されるようなものとも思いますけど.....グリーンピースがあれこれ言っているそうですが。
 中国が「丁寧に管理」するとでも思います?

 で、High-protein diet reduces appetiteと言う話はタイトルの通りか。
 読んでみますと......高たんぱく質食を食べる事は、空腹を抑制するホルモンを放出すると言う事がマウスでの研究で分かった。この研究は、たんぱく質が豊富な食事は体重を減らしてそれを維持するノに良い方法である事を示唆する。
 たんぱく質の多い(protein-heavy)食事で飼育したマウスは、高レベルの食欲制御たんぱく質であるペプチドYY(peptide YY, PYY)を作った。このたんぱく質はヒトの研究で食欲を減らすのに繋がっている。さらには、高たんぱく質で飼育したmouseは低たんぱく質のものを食べるマウスよりも脂質が少なかった。
 この発見は、たんぱく質を置く食べる事が食欲を減らし、体重を落とした状態を持続させると言う理論を発展させるものになる、とUniversity College Londonでこの研究を率いたRachel Batterhamは言う。この研究はCell Metabolismに掲載された。「その証拠の全てが、これが利点に満ちている事を示唆している」と彼女は言う。
 この発見はまた、これは炭水化物をやめて好きなだけたんぱく質と飽和脂肪を摂取するというので有名なアトキンスダイエットが、どのようにして作用するかについて光を当てるものである。研究はこのダイエットをしている人は、なぜかはよく分からないにも関わらず体重が減る。Batterhamは、これが答えになるだろうと言う:「アトキンスダイエットをする人々は空腹を感じない − これが機能しているのだろう。」
 しかし、この事がアトキンスダイエットが良いアイデアだと言う事を意味しない、と彼女は警告する:「どの医療関係者も、あなたの食事中に飽和脂肪をとって炭水化物を取るなとは言わない。」 その早い段階で、そのレジメは炭水化物から得られるグリコーゲンを奪う肝臓が、飢餓状態になって資質から代謝で得ようとし始める状態になる、ケトーシスと言う状態を引き起こす。「この問題は、あなたをとんでもない異にするだろう」とBatterhamは言う。
 彼女は今、高たんぱく質による食事をヒトがとった時の長期的な影響を調べる計画を立てている。これは脂質の少ない肉や大豆、豆腐、卵といった食品を食べるものとなる。
 Batterhamはこの研究を、PYYと食欲の関係を調べる一環で行ったものだった。彼女のチームは最初に、このホルモンがヒトにおいて食欲を減らすと2002年にNatureの論文で発表しているが、しかし他の研究者達はこの効果を再現出来なかったと言う。その為、彼女のチームはマウスでより深くこの調査を行った。
 新しい研究では、もちろんたんぱく質を多く取ったマウスが体重を減らした事はもちろんの事、Batterhamと同僚らはまた、PYYの機能を欠く遺伝子組換えマウスでもまた研究を行った。これらのマウスは高たんぱく質のレジメであってもより多く食べ、そして太りやすかった。これらのマウスに置き換えたPYYを与えてみると、マウスは腹いっぱい食べる事を止めた。これはPYYの欠如が直接的に過食に関連するのだろう、とBatterhamは言う。
 この事は、なぜ人々はより肥満になりやすいのかを説明する。農業革命以来、平均的な食料におけるたんぱく質の量は減少し、米や小麦といった作物からの炭水化物を取る事が好まれるようになった。典型的な西側諸国の食事には16%のたんぱく質しかなく、一方で大昔の狩猟採集民はその2倍は取っていたとBatterhamは主張する。
 「caveman diet」といった様に35%のたんぱく質を摂取する高たんぱく質の食事をする住民は、これ故にいくつかの十分な原理に基づいているのかもしれない、とBatterhamは示唆する。PYY系(The PYY system)は数百万年にもわたるものである、と彼女は指摘しており、そしてこれはヒトから原始的な魚であるヤツメウナギ(lampreys)といった動物でみられるものである。
 Batterhamは、そのような食事はもし高コレステロールや腎臓障害、あるいは他の問題のリスクを持つようなヒトにおいてどうなるか、調べてみる必要がまだあると主張する。「古代の狩猟採集民は80歳まで皆生きていたわけでは無い」と彼女は指摘する。

 と言う事ですが。
 高たんぱく質の食事ですか......ま、肝臓が「やばいですよ〜」と言われる人の多くは推奨される事があるかと思いますが(中身によって違いますよ、もちろん)。食欲の抑制にも効果がある、と言う事のようですね......これがひいては体重減にも繋がると。
 となると、最近あまり聞きませんが(一般化した??)一時期非常に有名になったアトキンスダイエットはこの理屈に合う......「かも」しれないと言う。まぁ、もっとも以前から書いていますけど、個人的には著しくバランスの悪い(炭水化物は取らずに、たんぱく質やら脂質を好きなだけとれ、と言う)ことからこのダイエットは極めて否定的ですが。
 ただ、たんぱく質の比率を高めると言うのはこの研究からすれば有用な可能性が高そうですね。
 ま、鳥肉やら脂質の少ない肉....ささみ? で、記事では大豆、豆腐.....卵。日本食に行き着きそうな感じですね、本当......

 後はみていて面白かったんですが。
 チンパンジー:状況に応じて役割変える 初めて確認チンパンジー、序列で役割…道路横断時に先陣・見張りと言う話がありますか。これはテレビなんかで動画付でみられたりもしたんですが、なるほどと。ま、集団生活の上で「群れの保護」は重要事項ですけど、「役割の分担」と言うものがちゃんとあると言うのを示した例と言う事になるようで。
 偵察・先陣・見張り・しんがりと言う役割分担に注目したようですが。
 結構臨機応変のようですね......面白い。外敵からの対応、と言う事のようですが。危険度の高いしんがりを1位にあるオスが引き受けると言うのも面白いですね......まぁ、力を証明すると言う必要もあるのだろうとも思いますが。

 さらに動物絡みで、犬の足にも右利き、左利き ともに15%ずつ 豪研究者と言う話もあるようで。
 利き足といっても「前足」と言う事のようですが。利き足と「仕事の特性」と言う部分でこれは重要になるだろうと言う事のようですが......利き足がない場合は、色々と花火などの音に対しておびえる傾向があった、と言う事。そして犬種で差がない、と言うのは面白いですね。
 鍛えれば人のように変える事もできる?

 そして、膵がん、血液で早期診断へ 1滴で精度90%以上と言う話がありますか。
 膵癌.....管理人、高校時代の体育科の先生がおそらくこれで亡くなっているんですよね......フラフラで卒業式に、おそらく強行して出てきたのを良く覚えていますが。非常に見つかりにくい為に、見つかる頃には手遅れとなるケースがある、と言う事で厄介なガンですけど。
 国立がんセンター研究所化学療法部のグループが、一滴の血から90%の精度でこれを発見出来ると言う研究を出したそうで......いや、凄いな、これ。患者で特異的に増減するたんぱく質を分析した結果、4種類のたんぱく質を調べてこの精度となったそうで。
 ま、他の試験方法との組み合わせでより良くなるのでしょうけど。
 いや、凄いな.....一滴の血ですから負担も少ないですし(血液検査のついででも可能なわけだ)、厄介な病気の早期発見になるわけですし。
 いや、驚いた......

 ま、こんな所で本日も早期更新で以上で。
 さて、今日は何か本州〜四国上を南西〜北東にかけて停滞前線......秋雨前線だよな、これ。まぁ、何か移動性のものが多くて秋気配ですが。とりあえず、東北から近畿にかけて雨となる所が多いようですね。晴れるのは九州ぐらい? 他も雲多し、と。関東地方は曇り一時雨で、明け方まで降って後は確率的には下がりそう? 東京で30/21と言う予報と。
 蒸し暑くなるのか、ひょっとして?

 さて、今日は木曜日ですか。
 管理人は職場でまた外回り状態ですが......雨が降らないと良いのですがねぇ、えぇ。まぁ、どうなるかは分かりませんけど。ちと天気が落ち着いてくれるといいのですが......あぁ、だからといって「強烈なまでの日差し」もいらんのですがね(^^;
 とりあえず、今日も体力勝負。
 がんばって乗り切って行こうかと思います、ハイ。皆さんもくれぐれも体調にはお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/06
 さて、昨日は職場Cで仕事の一日でしたが。
 いやぁ......カミュの世界だったら誰か殺されてもおかしくないような天気でしたけどね.......いやはや、顔と首回り、そして腕が真っ赤。ま、仕事で本日も外回り(=肉体労働)の一日でしたかね、ハイ。
 いやはや......順調なのはまだ良いとして、日陰が作られない場所と言うのもまたどうかと思いましたけど。ま、天気予報をみて「これはまずい」と判断して2リットルばかり飲み物を購入して職場へ行ったんですが。
 本当、大正解。鼻の頭は真っ赤だし、鏡見ると数日前の顔と全然違うのがよく分かる状況となる仕事でしたかね.......ハイ。脱水症状の対策はきっちりやらんとダメです、本当に。
 で、まぁそのままやる事は終わりまして、ちと早めに引かせてもらいまして、地元で所用など。
 終わらせて帰宅の後には家事やら、と言う状況で何か忙しいと言うか疲れる一日でした。

 で、昨日はまぁ、上述の通りの天気でして。
 いやぁ.....雲一つない青空、と言う。おまけに直射日光直撃。湿度は低く、風は結構あったのが本当に幸いでしたけどね.......いや、直射日光が強い。空気の本質は真夏と言う事はないのですが、日光の直撃がもう「刺す」ような感じでして、本当にまぁ、もう。
 空は高くなりましたけど.......ハードでした、本当。

 ところで、先日映画の話題がありましたが。
 Wikipediaより、「カリガリ博士」と「アンダルシアの犬」なんですが、外部リンクから辿って両者ともにダウンロード出来る(ちなみに、著作権はとっくに切れている作品)と言う事で、落としてみまして。
 で、軽くみてみました、久しぶりに。
 「カリガリ博士」は1時間以上の作品ですので全部はみていないんですが、やっぱり独特ですね、えぇ。「ゆがんだ」状態や「チェザーレの覚醒」、そして追跡とかオチとか少しだけみたんですけど。結構印象深かった為か、良く覚えていました、ハイ。
 字幕も独特ですよね、これ.....1920年の作品ですが。表現力の勝利だなぁ.......少なくとも、アメリカのD.W.グリフィス監督のものとは結構異にするものですよね......どちらが「優れている」と言う訳ではありませんが。質というか方向性の違い、と言う事で。
 そして「アンダルシアの犬」。
 この作品は短いんですが、まぁもう何つぅか.......良く覚えていました、ハイ。冒頭の強烈なシーン(って、あれは目玉焼きで代用したんじゃなかったけ??)、女性が跳ねられるのも覚えているなぁ。後は「女性を襲おうと部屋の隅に追いつめた男が、おもむろに紐をもって肩にかけ、女性に近づこうとするが、紐にはグランドピアノがくっついていて、その上にはロバ(だったか)の死体と、修道士がくっついている」とか、「口がわき毛」とか「ドアを閉めたらアリ」とか、「海岸に埋められる」とか良く覚えています、ここら辺。
 あ、ちなみに「何変な事を書いているのか?」と思うかもしれませんが、全部実話だからしゃれにならん(^^; ま、脚本はルイス・ブニュエル(ちなみに、最初のかみそり男)とサルバドール・ダリ(修道士で登場)、と言う時点で推して知るべし。
 なお、「ストーリーは?」と言われても書けません(^^; いや、だって本当に。「おすすめ?」と言われたら、「物好きな人は」とだけ。しかも「買ってみたい」と言う方は「止めとけ」としておきます、えぇ。
 何で? って言われたらダリとブニュエルの経歴を調べれば分かるかと.......(^^;
#本当に訳分からん。

 で、巡回してNature.comをみていまして。
 え〜......例のSMART-1の記事ですが、Moon mission ends with a bangとありますね。ま、順当に扱っていますが。
 読んでみますと.....週末に文字通り栄光に燃えて終わる事となったSMART-1ミッションの科学者達は、この探査機の3年間にわたる旅の最後の日々の一連の写真を明らかにした。
 この写真は月の特徴の一定範囲を見せ、これには永続的に太陽光が差し込む山 − ここは月の北極側に近く影がない − なども含むもので、それ故に太陽光発電に適した場所を探すのに使えるだろう。
 このミッションチームによるSMART-1の衝突のタイミングと場所はほぼ正確なものであり、これは彼らに衝突への軌道におけるSMART-1のカメラに価値あるいくつもの撮影する時間を与えた。
 このフライトの最終段階は非常に浅い角度であり(これは月面に約1度で衝突死、商業的な飛行機の着陸の角度と近い)、前進及び降下するカメラに月を歩いたアポロ宇宙飛行士達以来の、接近した撮影をできるようにした。
 8月29日に取られた写真を並べたものがまた、探査機と地球の間を通過する月のユニークな眺めを捉えていた。
 ハワイのMauna KeaのCanada-France-Hawaii Telescopeの地上を拠点にしている天文学者達は、土曜日の夜に衝突の瞬間を捉えた。
 科学者達はまだ、衝突によって舞い上がったチリについての出せるあらゆる情報を写真からは分析していない。しかし天文学者達は既に衝突の光は驚いたと言う。それは「予想よりも明るい輝きを生み出した」とドイツのDarmstadtにあるESAの施設で衝突を観測したミッションチーフのBernard Foingは言う。その輝きはおそらくは機体に残っていた小量のヒドラジン燃料に点火して起きたものだろう。
 衝突が望遠鏡や双眼鏡を必要と市内で見える事は誰も予想しなかったのにも関わらず、ある観測者はNatureのニュースブログに、彼らがホノルルのバルコニーの部分的に曇った空からでも特定出来たようだ、と述べている。
 ミッションサイエンティストは、機体の浅い突っ込みのために燃えるよりは跳ねるだろうと予想していた。惑星科学者達は今、そのわだちが埋められていた以前の月の岩がさらい上げられただろう、として、月の組成についてさらに知る為の実験を計画している。
 SMART-1は地質的な調査の歴史をん持っている。その月の軌道上にあった16ヶ月間における達成の一つには、X線写真をつかって月のカルシウムを探査した事である − この元素は地球の地質中にも一般的である。地球に持ち帰られたサンプルによる、月の岩石の地質学の研究にも関わらず、この衛星における元素のリモートマッピングをする事は、研究者達が未だ大きく改善するものとなっている。

 と言う事ですが。
 記事中にも結構あれこれとESAへのリンクがありまして、SMART-1が撮影したものをみたい方は原文を見ていくと分かるかと思いますけど。ま、ESAに大量に記事がアップされていますので、興味ある方は。
 っつぅか、結構あれこれとデータは取れたのかな?
 衝突した時の動画Gifまでありますので、色々とみていくと良いかと思いますが。

 後はスラド経由で。
 配偶者がゲームに夢中、さあどうする?と言う話があるようで......これ、真っ先に思い出したのはDiablo IIだったか、UOだったかにハマリにはまった配偶者がいて、離婚寸前とか離婚したとか、そういう話を思い出しましたが。
 しかし、まぁ何つぅか。
 どうなんですかね......結婚するような相手もいないんで想像すらできませんけど(^^; まぁ、でも男女のどっちがどういうのにはまりこむのか、と言うのはちと興味があったりします。
 どうでしょうか?

 ま、こんな所で本日も早期更新で締めるとしますかね。
 さて、今日は台風が太平洋を北上。西と北には低気圧があり、間に挟まれて弱めと言う気がしますが高気圧か。ま、全国的に天気は今一つですか。北は崩れ、西は雨。東も雲が多く一時的に雨となる所も多いようですが。関東地方は曇り時々雨で、日中は微妙。東京で28/25と言う予報ですか。
 とりあえず、日焼けには負荷が少なくて良さそうですが......ちと、雨は微妙だなぁ。

 さて、今日は水曜日ですか。
 とりあえず、今日も職場Cで仕事ですが。雨がどうなるか次第となりそうですね......いやはや、どういう具合になる事やら。まぁ、曇りで雨が降らなくて、そこそこ涼しい環境、となれば非常にありがたい事になるんですけど。
 さてさて、どうなる事やら......
 ま、無事に一日を切り抜けたいと思います、ハイ。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/05
 さて、昨日は職場Cでハードな一日でしたかね。
 え〜......ザ・外回り(^^; と言っても「スーツ着てお得意様まで車で移動して」とかそう言うもんじゃありません。基本的にはスポーツスタイルでそのまま外で、って感じです.......っつぅか、水分消費がまぁ、もう凄い事(^^; 1リットルのペットボトルじゃダメだな、こりゃ。
 昔の電器店でのバイトの時の、倉庫へ送られた時を思いだします、ハイ。まぁ、倉庫の方がハードでしたが、色々と......
 で、とりあえず日中はあれこれと外で仕事でして。鼻の頭は赤くなるわとかなりのものでしたが(^^; 散歩などでそこそこ焼けていたので、いきなり真っ赤、と言う事態にはなっていないのは幸いですけどね......ま、とりあえず夕方に帰路につきまして、後はへばっていましたか。
 いやはや......さすがに疲れました。
#でも土曜日まで続く......(^^;

 で、まぁ昨日は雲がちょこちょこと出てきたんですが、それなりに晴れた一日でしたか。
 いやぁ、空気がまだ乾燥している傾向で良かったです。風もあったのが幸いだったなぁ、と。風がふていると結構外でもしのげるわけで、そういう部分では良く、また雲もそこそこ有りましたのでちょくちょく日陰になると言う。
 そういう意味ではまぁ「高温多湿で真夏模様」状態にならない分良い一日だったかなぁ、とも。
 ただ、まだスーツをびっちり決めるのは時期的に早いと思いますが.......(^^;

 そんでもって、まぁ通勤途上読書も。
 何を読んでいるかと言うと、オルダス・ハックスリーの『すばらしい新世界』。ディストピアものですが、『1984年』と大幅に違う方向性ですね......っつぅか、現代人にとってのイメージする「ゆがんだユートピア像」と言うのはこちらの方が具体的イメージがわきやすいかも。
 もっとも、1930年代の作品なんですけど。
 部分部分、実は分かる人は面白いのがありますね.......さすが後に『知覚の扉』を書く訳で、まぁそう言うのに興味があったか、と。「からこら」でも名前が出ていますね、幻覚剤での話でこの人......ま、そういう部分が結構。
 っつぅか、幻覚剤としてLSDが台頭して有名になる時代のずっと前にこういうのを書くとはね.......管理人が良く覚えている話だったりするんだよなぁ、色々と(^^;
#歴史的経緯を調べてみると分かるかと。
 まぁ、読み切ったらまた感想でも書こうかと思います、ハイ。

 そう言えば、昨日映画の話題をかきましたが。
 もう一度みたい、ってのがありましたか。何かと言うと「カリガリ博士」......おそらく最古の最古ホラー映画でしょ、これ。輝かしき1920年代のドイツのサイレント映画ですが。ちょいとWikipediaを調べてみると「カリガリ博士」の項があったのでリンク。
 表現主義の時代だよなぁ、とも思うんですが。表現が非常に面白いと言うのを感じたんですよね......今の人達にはどう捉えられるかは分かりませんが。ストーリーは良く覚えていまして、映像も不気味。で、その不気味さ、不安感をあおる表現力も立派なものなんですが......ま、シュールレアリズムのあれ、って感じで。
 改めて項目みていると、「あぁ、なるほど」と思えるのがありましたか。
 っつぅか、何となくこの作品を思い出すと「アンダルシアの犬」も思い出したりするんですよね、色々と......(^^;
#って、これもダウンロード出来る作品か........
#「アンダルシアの犬」もダウンロード出来るのね......(^^:

 で、まぁざっと巡回して。
 エイズ:HIV2型に男性が感染 日本人では初HIV2型に日本人感染、厚労省が初確認と言う話が目に付きましたか.....2型の例も出たか。まぁ、アフリカに多いと言う話は聞くんですが、日本では今まで外国人のみと言う事ですが。
 感染力が弱いんだったか。
 あ、基本的にあれこれ問題にされるのは1型の方ですけど。こっちは手に負えていませんが.......ま、2型の事例も出たと言う事で厚生労働省は動く事になるようですが。大きく問題にはならないとは思うんですがね......
 まぁ、問題になるような事態にはなって欲しくは無いんですけど。

 後は技術系、と言うか発光ダイオードの話題で人造ダイヤでLED試作に成功 産業技術総合研究所と言う話と、青色ダイオード、効率的な発光の仕組み解明…筑波大と言う話が出ていますが。
 前者は人造ダイヤでLED試作だそうで。波長235nmの紫外線発光ダイオードを作ったと言うことですが、まぁ効率が良くなると言う意味で結構応用範囲が広いと言う......っつぅか、まぁこれに必要な人造ダイヤのコストと言うのが分からんのですが。
 安上がりでできるようなタイプなら使えるんでしょうけどね......
 後者は青色発光ダイオードの解明だそうで。効率の良さが不明だったそうですが、窒化インジウムガリウム結晶の解析から、と言う事だそうですけど。結晶解析と言う方向か。

 後はスラド経由で。
 昨日もネタにしましたが、ESAの月探査機「SMART-1」、月面衝突に成功とありますね。ESAのサイトアップデートもありまして、衛星の衝突の写真も出ているようです。
 ま、秒速2kmでジオイドに対して1度の角度で、と言う事ですから相当に浅い角度だよな......まぁ、将来その周辺に着陸するような事態があれば、また面白いのかもしれませんけど。場合によっては、「モニュメント」としてSMART-1の残骸が残っているかもと言う事ですし。
 ゴミと言えばゴミだが......(^^;

 後は太陽系惑星:新定義…教科書の書き換えで見解 学術会議と言う話も出ているようですね。
 日本学術会議と日本天文学会、日本惑星科学界の連名で教科書への「当面の」対応を出したと言う事ですが。
 いやぁ、編集業界にいた人間としてはやっぱり気になります、色々と(^^; 最終的には08年度から、と言う事で07年度は暫定的に経緯やらあれこれ、と言う感じみたいですね。英語表記もしかしどうするんだ?(^^; 仮称もちとなぁ。
 難しい所ですけど。中学校向けじゃ微妙と言う気もするが。
 ま、各社の担当者も疲れそうですね、色々と(^^; お疲れさまです、本当。

 ま、とりあえず体力消耗ウィークなもんで、早めと言う事で.....今回は以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は関東にとっては台風最接近? まぁ、遠いんですけど(^^; 上陸は無くなりましたからね、えぇ。ま、とりあえず前線のある北の方では雨となる所があるようで、雲も大目。他は南の方でも雲が出るようですが、他は大体晴れ間が見えるようで。関東地方も晴れ時々曇り。東京で32/24と言う予報と。
 いやはや、暑そうだ......

 さて、今日は火曜日ですか。
 管理人はまた外回り......暑そうですが。とりあえず、倒れないようにがんばっていこうかとは思います。っつぅか、水分補給をきっちりやらんと持たんなぁ、とも。
 高負荷な日々になりそうです。
 ま、皆さんも身体にはくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/04
 さて、昨日は調整の一日でしたかね。
 とりあえず、朝は9時半頃まで寝ていまして。午前中はもうのんびりソリティアにはまってみたりとか......(^^; 何つぅか、こう無意味に繰り返しプレーしている感じでしたけど。
 で、食事の後の午後には地元駅の方へ。ま、若干の買い物と物色と言う形で歩いていましたかね......っつぅか、日差しが強くて暑いには暑いのですが、歩きやすいと言えば歩きやすい環境でしたか。
 その後はのんびり過ごしまして。気づいたら夕寝。
 ま、もう何つぅか。調整気味です、色々と。

 そして昨日は良い天気の一日でしたか。
 空気が乾燥していますね......もちろん冬ほどでは無いですが。直射日光は結構暑く感じますが、しかし空気がある程度流れるような所だとそれほど辛くも無く、日陰だと一気に楽になります。歩いたりスポーツするにはまだ負荷が高いかと思いますが、まぁ、悪くは無くなってきているのかなぁ、とも。
 まぁ、大遠距離を歩くにはまだ、と言う気もしますがね。20kmは歩く気しないなぁ、まだ。
 蝉も徐々に力がなくなり、夜には虫が鳴くような時期になってきましたか......いや、夜の空気は結構穏やかで良い感じです。まぁ、でも夏のぶり返しはまだあるのかな?

 そんでもって、まぁ昨日ぼへっと物色。
 DVDなんですがね......やっぱりみていると、結構欲しいのがあるんですが、IVCは高すぎて手が出せないよなぁ、と(^^; いや、結構気になるタイトルはあるんですよ。「ベルリン陥落」とか、ヒトラーもスターリンもそっくりだし。まぁ、ソ連の「ソ連万歳映画」ではあるんですが。
 誰も買わんよなぁ、と思うんですが6000円以上となれば余計に買わんよな、普通。もっと安くならんかねぇ.....エイゼンシュテインの「十月」とか興味はあるんですけど。これもIVCなもんで、まぁ何つぅか。
 とりあえず、欲しいものをメモ代わりにここに挙げておくと、
 とかか。
 メトロポリスはでるようなので、まぁ良いとしまして。「眼には眼を」は家人から聞いて気になっているんですが、全然DVDにならん(^^; 「女だけの都」は喜劇と言う事ですが。結構面白そうな話なんで。「赤い風船」は家人から聞いた奴で、余り長くない短編なんですが。「見かけたら買え」と言われていまして.....DVDはないようで(^^; 「天井桟敷の人々」は地元にあったんですが、買おうと思ったら消えていました......パントマイムが素晴らしいと言う話なんですが。「灰とダイヤモンド」はDVDになっていないようで。ラストが印象的なんだけどなぁ...... 「ファンタスティック・プラネット」は以前紹介した奴ですね。
 って、そう言えば「ブレードランナー」も見かけたら手に入れておこうかと思いながら見かけません。DVDは10年前に出たようですが(^^; いや、何となく気になるんですよね.......「砂漠で亀が転んだ」とか。

 で、まぁ何回目かのリプレイのSprinter Cellは終わり。
 最終ステージって、結構厄介な部分がありますけどね......個人的には外壁から上がって出てくる庭園とか。最初やった時は結局ステージをやり直した記憶があります、色々と詰まって(^^; ほとんど皆殺し状態で進めた記憶もありますが、でも今は一人だけですか、ドアのキーを持っている奴だけ。その後のギャラリーはあっさり抜ける方法を知って拍子抜けするほど簡単に。玄関口はちと面倒ですが、その後は少し楽......最初はあんなに苦戦したのに(^^;
 で、図書館〜地下があって、その後中庭へ出て射殺というシーンがありますが。中にも最初めちゃくちゃ苦労したんですけどね......あっさりやれてしまったのがもう何つぅか(^^; 脱出も最初はほとんど皆殺し状態だったんですがね......全くもう、楽に。
 結構詰めると面白いのか、やっぱり。
 ただ、個人的に気になるのは、このゲームは難易度を上げるとどうなるんだろう、と言う......(^^;

 そう言えばゲームと言うと。
 結構高い難易度で遊んでちゃんとクリアーしよう、って人はどれくらいいるんですかねぇ、と。まぁ、ものによって違うのでしょうが。人によって最低難易度だけ、と言う人もいるでしょうし。
 管理人は大体ノーマルの難易度でやって、リプレイで低難易度にし、かなり気に入るようなら難易度を上げて、と言う形にしますけど。最高難易度、ってのは余り選びませんね、えぇ。もうあっさり虐殺されますし、だんだん時間がなくてやり混まなくなってくると言う事情も出てくるので。
 っつぅか、以前ほど集中力が持たん(^^;
 最近あえて難易度を上げてリプレイしたのはHaloぐらいじゃないだろうか.....これでもAdvancedで最上級じゃないです。最上級はやったんですが、Haloへ降下するまでに地獄を見たのでやってないんだよなぁ......(^^;
 どうもDOOM3なんかのNightmareのプレイはマゾプレイにしか見えません。
 まぁ、もっともはた目には面白いものはあるんですけどね。MarathonのVidmasterなんてのはまさにそういう感じでしたから。っつぅか、Marathonの様なムービーを配布して、という様なスタイルのが無くなりましたよね、最近は。
 そう言うのがあっても良いと思うのですがね......

 で、とりあえず一つだけ。
 ESAのSMART-1は無事にミッション達成したようで......つまり、「自身もろとも月面衝突」と言う奴。欧州の月探査機「スマート1」、役目終え月面に消えると言う記事が出ていまして、無事に観測もできたようですね。
 映像等の話がまだ出ていませんから分かりませんけど。
 ま、初のESA月探査ミッションを担ったSMART-1はその役割を最期まで、と言う事になりますか。衝突時間はESAのサイトによれば「05h42m21.759s UT, 3 September 2006」とありますので、グリニッジ標準時で3日の5時42分21秒759と言う事だそうで。日本時間で午後2時42分か。
 ま、関係者各位はお疲れさまでした。
 成果が上がっていると良いですが.......

 ま、今日はさしてネタも無いので、以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は東は台風と前線、北は前線を伴う低気圧ですか。明日は崩れそうですが、今日は持つ、と言う所は多いようですが。西の方は晴れていても悪化する所があるようで、九州南部や沖縄は雨。関東地方は晴れ。東京で30/22と言う予報と。
 まぁ、過ごしやすければ良いですけど。

 さて、今日から一週間が本格化。
 管理人は仕事復帰で、今週いっぱいは外回りです、文字通り(^^; っつぅか、純然たる体力勝負と言う一週間になるんですが、まぁどうなりますかね.......サイクルの確立もありますけど、結構落ちるのも速そうで。
 ま、生存報告が増えそうですが(^^;
 とりあえず、身体を壊さんように一週間を過ごしたいと思います。皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけを。

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/03 過去ログの更新をしました。
 「愚痴、日記、あるいは更新履歴」の06/08分、及びstat.の更新をしました。

 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 ま、爆睡の果てに7時半に起きて更新でしたけど。頭の芯がどこか今一つ調子が悪く、午前中は完全にのんびりと。食事をした後も何つぅか、ぼへっとしていてエンジンがかからない。散歩行こうとも思ったんですが、どうにも微妙。
 で、まぁ夕方までぼへっとして夕寝すると言う。
 起き出してももうのんびりでしたかね、ハイ。こう、動く気に余りならない一日でしたかね......ふぅ。

 そして昨日も秋の空気。
 いやはや、朝は寒かったですな(^^; 窓しめて布団、と言うのがちょうどよいぐらいでした。日中も余り上がらず、空気も乾燥。日差しはやや強いんですが、空気が本質的に秋で、散歩には良さそうと言う感じでしたけど。
 何つぅか、夏があっさり今年は後退傾向と言うイメージですね、何か。
 身体が微妙に追いつかない感じが......

 ふむ.....まぁ、そういう事で昨日はぼへっとした一日でしたが。
 何つぅか、ふと思いついて無性に「パフェ食いたい」とか思ったりとか(^^; いや、まぁ金曜日は久しぶりに「無性にラーメン食いたい」だったんですがね。パフェも何か食いたいなぁ、と言う......甘味が欲しいと言う事か?
 まぁ、何となくなんですがね。
 って、そう言えばパフェとサンデーってどう違うんですかね? 器の長さと量?

 そう言えば何かまたやっていると書いたSprinter Cell。
 ちょいとばかりまた進めて、あっさり最終ステージ......っつぅか、やっぱり上手いプレイを見ると言うのは全然進めかたが変わるものがあると言うか。こちらも何回もクリアーしているわけで、簡単に応用ができると言うのは良いですけど。
 まぁ、部分部分嫌なところはありますが、改良は進みます。
 っつぅか、こういうタイプのが個人的には合うと言う事なんだろうか、と思ったりしていますが......分からんですけど。まぁ、Macでこのシリーズの続編が出ていないのが残念と言えば残念です、ハイ。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 え〜......鬼のように記事が出ているんですが(^^; 全部航空・宇宙分野、と言うか月と次世代オービターの話だけですな。っつぅか、6本も読めないってばよ(^^;
 とりあえず、THE MOONと言う特集が組まれていますね。ま、3日に予定されているSMART-1の衝突や月へまた人類を送り込む話が出ていますから、それに関して一気に、と言う事でしょうけど。
 で、NASA awards major Moon contractと言う、オリオン(Orion)の入札でロッキード・マーチンが決まったとか、I'd buy you the Moonと言う、月の土地の売買の話題。Pull of the Moonと言う月の満ち引きと動物の行動に関連があるのか、という話題。The Moon in your handsと言うNASAのWorld Wind projectの関係者へのインタビューがありますが。
 で、Fly me to the Moonと言う話がありますか。科学、利益、そして楽しみの為に戻る、と。
 読んでみますと......世界中の宇宙局は月へ戻るプランに活気に湧いている。
 アメリカ、中国、日本、インド、ロシア、欧州、そしていくつかの私的企業は全てミッションを公表した。月オービターは無人着陸船に続いて即座に送られ、そして数十年以内(もしそれがプラン通りに全てが行けば)には、1972年のEugene Cernan以来の最初の宇宙飛行士を月面歩行させる。
 確固とした計画 − 及びインフラ − とともに人々を月へと送る、アメリカは他のあらゆる国よりも良くこの点で先んじている。その計画はAresロケットで有人探査船(Orionと呼ばれる)と着陸船を4人の人員とともに2018年頃に月へと送るものだ、とNASAのLunar Precursor and Robotic Program managerのTony Lavoieは言う。宇宙飛行士達は最初に7日の「ソーティー(sortie)」ミッションを行うが、しかしやがては月に拠点を置いて6ヶ月に拡大させる。
 アメリカの熱烈な競合者に中国と日本がいる。中国の月プログラムの副ディレクターであるLong Lehaoは、中国は2024年までに月面歩行を含む有人計画を行うと言う。中国は現在宇宙に人を送る先例を作っている:2003年、三番目に独立して軌道上に人を送り込んだ国になった。
 JAXAの月・惑星探査プログラムの長である川口淳一郎は、2020年までに宇宙飛行士を月にまで送り、2030年には月面基地を作ると発表した。しかし専門家はこのプログラムは資金的に難しいと言う;彼らはそのような(爆)台場プロジェクトを国際的な支援無しでは行えそうにない。
 21世紀の月レースは、各国が国の威信を懸けた1960〜1970年代の様にはならないだろう。  間違いなく、愛国心は中国の月プログラムの重要な動力源となっており、そしていくつかのアメリカの月ミッションは競合者を使う事で帰還に拍車をかけている。
 しかし、大きなミッションとなれば、より大きな協力精神が必要になる、とOpen Universityの宇宙科学者であるJohn Zarneckiは言う。「各国は、彼らが協力する必要がある:彼らの宇宙予算は保障されていない。」と彼は言う。
 NASAのLavoieも同意する:「我々はもし共同の関心を持つのならば、商業的及び国際的なパートナーを欲し、負荷を軽減したい。」 国々と企業は、部分的に月ミッションの資金を出すか、あるいは科学的な機器を他のミッションのペイロードに積むまでは、月を訪れる計画を持たないであろう。
 例えば、インドはNASAとの更なるミッションを熱心に討論している。そして火星に注目しているESAは、ロシアと新しい宇宙船を作る研究をしている:the Advanced Crew Transportation Syastem。月ミッションは彼らの計画のテストへの示唆となるだろう。
 いくつかの欧州の国は独立した方法を築いている:イタリア、ドイツは月探査及び着陸プログラムを作成しており、これは主に科学的な調査に注目している。
 月に辿り着いて何をするのか? まずいくつかの科学だろう。月の表面の地図を作り、資源を探す:動力、水、重金属、及びヘリウム3が全てある事が示唆されている。月に据え付ける赤外線及び電波望遠鏡もまたできるだろう。
 また商業的な機会もある。カリフォルニア州La Jollaに拠点を置くTransorbitalは個人的な道具(灰、宝石、芸術品及び記念品)を2008年後半までに月に送り始める計画を立てている。その料金は1g辺り2500ドルである。
 そして2010か2011年には、既に国際宇宙ステーションにツアーリストを送り込んだバージニア州のSpace Adventuresは、月へ1億ドルで旅行出来るシートを約束している。彼らの使い捨ての安全で信頼出来る乗り物に関しては、専門家はその計画は実行可能だと言う。
 月での旅行、スポーツ及びPR活動へのアイデアは、それぞれの月の協議会に弾みをつけさせている。しかし、月はまた火星と言った惑星へのヒトのミッションや移住と言うもののテスト場になるようにも見える。ここに再度、商業的なベンチャーが月の全勝基地を立てる手助けをするだろう。
 これらのプランが資金的に可能か、あるいは価値のあるものかを言うのは難しい。しかし何があったとしても、もし、人類の他の大いなる一歩を達成する為に、第二波として月へ人を送り込むならば、国際的なライバルと世界的なパートナーシップとの間に慎重な妥協が必要となるだろう。

 と言う事ですが。
 まぁ、最近の月計画の世界的な傾向と言う感じの記事ですけど.......まぁ、結局どうなるんでしょうか。単独で能力を持つのはアメリカぐらいしかありませんからね......他国にそれができるのか? もっとも金がかかるのはどこも一緒ですので、何らかの形でアメリカも含めて国際的なグループを作っていく事となるのか。
 難しいですけどねぇ。
 様々な点で月に人類を送り込み、そこに施設を造る、と言うのは宇宙開発や宇宙探査、及び宇宙の研究と言う意味では大きなメリットがあるのは確かなんですが。問題は金が非常にかかると言うことになるわけで。安全性と言う部分もありますしね。
 Moonlight mileはどのようにして開かれるのか?

 それと月の石ですか、Begging a crustと言う話もあるようですが。
 Johanson Space Centerには目立たない建物がある。そこには極めて貴重ながれきがあるところだ:300kg以上もの月の石である。
 この月の灰色の破片は、バスケットボールサイズの良好な砂粒でできた岩石である。それらは1969〜1976年の間に、主にアメリカのアポロ計画によって運ばれ、小量のロシアのロボット探査計画のものもある。
 それらが来て以来、これらの岩石は科学者達に、今日の月について我々が知る所となる理解を手助けした。それらからのデータは、例えば月が初期の地球に対して巨大な衝突が起きた事で形成された、と言う考えを手助けするような重要な手がかりを与えている。
 あなたはおそらく、これらのサンプルの分析及び再分析から30年後、ミッションサイエンティスト達が知りたかったもの全てを学んだと思っているかもしれない。
 そうではない、とWashington UniversityのRandy Korotevは言う。「人々は、我々が月の歴史で軸となるような出来事の日付を特定する手助けとなるような新しい技術を絶えず開発している」と彼は言う。例えば2005年、アポロが取ってきた岩石の破片が月の正確な年齢を調べるのに使われた。岩石中のハフニウムとタングステン(wolfram)の分析から、月が45.27億歳の前後1000万年ぐらいであると言う事を示した − 改善前では45.6〜42.9億年であった。
 更なる研究の為には、妥当な − しかし無制限では無い − 量の岩石がある。
 合計で382kgの岩石が月から持ち帰られ、その内の99.9%はアポロミッションによるものである。これらの約85%は保管され(大体のものはJohnsonにあり、小量は他の安全な所にある)、そして地球の大気にはまださらされていない。米国はわずかな量のものしか出しておらず、そして教育及び研究目的で貸し付けられた岩石はたった1%で、それらはその目的の為に破壊された。
 貯蔵されているサンプルは、分解を防ぐ為に乾燥した窒素大気中に保管されている。そして1970年に下された決定の後に、三つの物質 − ステンレス鋼、アルミニウム、及びテフロン − のみがそれと接触される事が許された:これらの物質は簡単に識別出来、月の岩石から簡単に分離出来る。
 それにも関わらず、Johnson Space Centerで展開されたちょうどその岩石の1%は、厳格な定義として「まっさらな(pristine)」状態である。
 「まっさらな岩石は月の表面から分離した過程によって変化したりしていない」とJohnsonのlunar curatorであるGary Lofgrenは言う。それらが火山性の、あるいは火山の噴火から分離されたものは間も無く地表のものでは無くなり、あるいはそれらが隕石の衝突によって周囲に散ったりするために、大半のサンプルが除外される事となる。
 実際にまっさらなサンプルは、「その岩石中の無機質は乱されていない;これはオリジナルの破片だ」とLofgrenは言う。これは科学者達が本当の月が形成する過程を理解するものとなろう。そしていつでも新しいテスト法が開発されれば、科学者達はそれを使ってまっさらの岩石でそれを鋭く調べる。
 「次の5〜10年には、まっさらの月の物質の欠乏が本当に問題になるだろう;我々は容易に良い研究の計画が先細りとなってしまうようになる」とLofgrenは警告する。
 月の地質学者達が望むのは、単に質と量ではなく、彼らはより良い範囲の岩石も望んでいる。
 アポロミッションは相対的に月の赤道付近の近くで地球に向いた側に着陸した。科学者達はこの領域が異常に高濃度の放射性化学物質を含んでいるのを発見して以来、これが月全体を代表するようなサンプルでは無いとしている。
 月の隕石は月の他の部分についての情報を提供する手助けとなるが、これらは月の表面から飛んで、地球の大気に突入するか艇によって変化が起きてしまっている。そしてそれは正確にどこからその岩石がやってきたのかを示すものでは無い。
 アポロ計画が始まった時、「我々がサンプルのコレクションを案内するのは、写真といくつかの地球からの観測した望遠鏡のスペクトラムが全てだった」とKorotevは言う。「今、我々は遥かに興味深い地点がある事に気づいている。」
 南極のAitken basinは興味深い場所である:写真の証拠が、ここが見える中ではもっとも古い隕石の衝突があった所である。その岩石の年代測定は月の表面が形成された年月を知る手助けとなるだろう。そして月の極からのサンプルは、月に水が歩かないかを明らかにするだろう。
 それ故にブッシュ大統領は月に戻る計画を立て、火星へ行く望みを地質学者に持たせるのか? Korotevは過度の期待は持っていない。
 「NASAの惑星探査プランは科学的なものによって行っているのでは無く、これは火星へ行く目的の為にやっているのだ。アポロの着陸地点の近くでは無いどこからかのサンプルが我々に新しい情報を提供するのは確かだが、しかしそれっらは特定の疑問への答えの手助けには必要とはしないだろう」と彼は言う。Korotevの希望のリストに印がつけられるのは、おそらく長い時間がかかるだろう。

 と言う事ですが。
 月の岩石......やっぱりアポロってそういう部分では大きかったのか、とも思いますが。また限られた場所のサンプルでしかなく、量も減っているのでぼちぼち、と言うのもあると。ま、月へ戻る、と言う計画はそういう部分の側面も? と言う事ですが現実的には「火星」と言うゴールの為のものでしかない、と言う事のようで。
 まぁ、どうなんですかね......

 他に見ていまして。
 なんつぅか、まぁロシアらしい。フィールズ賞辞退の数学者ジョークが大流行 ロシアだそうで。ソ連時代の政治体制に絡んだアネクドートはあれこれ楽しいのがあるロシアですが、風変わりな数学者ペレルマンがフィールズ賞を辞退した事にちなんだジョークが出ているそうで。
 また何つぅ例えかた、と言う気もしますけど。
 これって定着するのか?(^^;

 後は気づかなかったんですが。
 ムンクの「叫び」発見、強奪から2年も損傷少なくと言う話が出ていたんですね......見つかったんですか。これと「マドンナ」の二種類、2年前に盗難を受けていましたけど。
 まぁ、盗まれた当時に専門家は「有名すぎて売れない」と言う事を言っていた記憶があるんですが、やっぱりそうだったんでしょうかね......? 強奪犯として6名が逮捕され、内3名が禁固刑と言う事だそうですが。作品は戻っていなかったんですよね、当時は。
 しかし、まぁ思うんですけど。
 ムンクの「叫び」なんて盗んで、仮に自室に飾ったとしても憂鬱になる感じがしますよ、えぇ。だって、思いきり「不安」を象徴した絵ですしね......ありゃキツイと思うなぁ。
#疲れている時に見たら余計に嫌になりそうだ......

 後はスラド経由で。
 米国産牛肉食べます? ヨシギュー復活だそうですが......ここの閲覧者、どれくらい吉野家が好きかは分かりませんが(^^; BSE前に通っていた人もいたのだろうとは思いますけど......管理人は未だ3回ぐらいですかね、使った事があるのは。
 しかも10年以上前ですよ、最後に行ったのは(^^;
 ま、スレッド内も盛り上がっていますが。この手の食べ物関係の産業はやはり話題になりやすいか......っつぅか、でもまぁ、やっぱり牛丼を進んで食べに行く気は個人的にはしないなぁ、とも。
 ただ、外食関係と言うとどうしても「食べてみたい」ってのはあるんですよ、えぇ。
 何かと言うとモスバーガーの匠味とかいうヤツ。近所に緑のヤツがなくて、今もって食べてみたいと思っても食べていないんですよねぇ......美味しいと言う評判ではあるのですが。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は北海道で雲が出るものの、全国的に晴れるようで。関東地方も大陸の移動性高気圧に覆われて晴れ。東京で30/22という予報と。
 寒暖の差がついていますね......っつぅか、台風12号が非常に気になりますが。

 さて、今日は日曜日ですか。
 ま、とりあえず今日も管理人はゆっくりしようかと思いますけど。まぁ、マイペースにやりますかね......やたらと眠くなるかもしれませんが(^^; 地元程度ででも散歩したいなぁ、とも思ったりもしますけどね。
 パフェでも食いにどっか出るか?(^^;
 まぁ、時々起こる「無性に」と言う奴ですので......

 と言う事で以上で。
 また、後日......




2006/09/02
 さて、昨日は久しぶりの職場Cでしたかね。
 え〜......何か身体のサイクルができ上がっていないんで、まぁ眠いわ疲れるわでしたけど(^^; まぁ、とりあえず顔合わせにエンジンかけていく状態、と言うか。ま、余りこうあれこれと言う事はなかったんですが.......とりあえず、「休みの終わり」を感じた一日でしたかね。
 いやはや、しかし眠い(^^;
 朝は休み前より大分日が昇るのが遅くなっていますし(5時起き)、サイクルができていないしと中々大変でしたけど。まぁ、緊張感を持たせるとか、もろもろとありますから、そういう面では良いのかなぁ、とも。
 ま、おかげで結構エンジンはかかりましたかね。
 で、挨拶回りやってから昼過ぎにはとりあえず引きまして。何つぅか、無性に食いたくなったラーメンを昼食として帰宅。後はまぁ、いきなり高負荷だったんで、身体を休めて、と言う状態でしたかね。
 で、夕食後から爆睡でした。

 で、昨日はまた天気の悪い一日でしたか。
 9時ぐらいには雨が降っていまして。帰宅する頃には居住地域は小雨だったんですが、落ち着かない天気だったのは確かですね。っつぅか、秋雨だよなぁ.....気温も日中は低かったようですが。まぁ、アップダウンの激しい天気と言うか。
 やれやれ、です。

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 何か大量に記事が出ているんですが.......(^^; Semen aggravates cervical cancerと言う話がありますか。精液が子宮頸癌を悪化させる、と言う話だそうでこれによるコンドームの使用の推進が、と言う。ま、時間がないので省略。
 で、Gene therapy grapples with cancerと言う話がありますか。キラーT細胞の促進で皮膚の腫瘍に効果が、と言う。ま、遺伝子治療でガンに効いた最初の例だそうですが。
 読んでみますと......実験的な遺伝子治療技術は、二人の皮膚ガンの患者に対して、これの部分的な軽減が見せた。これはガンに対する遺伝子治療の使用の最初の成功である。
 この方法は、実際の臨床試験に単独で使われるようになるにはかなりの時間がかかる、と研究者達は言う。それにも関わらず、今週のScienceに掲載されたこの研究は、以前の手に負えなかった主要に対して新しい原則の証拠を提供するものとなる。
 この技術は色素細胞が腫瘍化して、しばしばで不規則な形で形状になって急速に成長するほくろの用になる皮膚ガンである、メラノーマに対して使われたものである。
 現在の治療では腫瘍を手術で取り除くものがあり、時には放射線、化学療法、及び免疫系を刺激する薬剤を使うと言うものがある。
 しかし、何人かの患者におけるこの腫瘍は伝統的方法が通用せず、その為にNational Cancer InstituteのSteven Rosenbergと彼のチームは異なるアプローチに挑んだ:彼らは免疫系に対して遺伝子を加えて、ガンを識別する能力を増大させた。
 この治療を受けた17人の患者のうちの2人において劇的な回復が見られた:この治療で彼らの腫瘍は最低でも89%縮小させ、そしてガンが他の臓器へと拡大するのを防いだ。彼らはこの状態を1年以上保ち、そしてあらゆる毒性のある副作用がこの方法では見られなかった。
 遺伝子治療は以前の失敗の後の疑惑を一掃させるいくつかの成功例を使用出来るかもしれない。最近の重症の免疫不全の病気を持つ子どもへの遺伝子治療では、例えば、彼らの何人かに対して白血病を起こさせていると考えられている。
 Stanford Comprehensive Cancer Centerの免疫学者Mark Davisは、Rosenbergによって使われた遺伝子治療の技術がまた、ガンのリスクを引き起こす可能性があると言う。細胞へ何かの遺伝子がランダムに挿入された場合、これは常に偶発的に他の遺伝子をオン、あるいはオフをしてしまい、これによって細胞が制御不能なまでになってしまう小さな可能性がある、と彼は注意をする。しかし、そのリスクは患者が常に致命的な病気に面している時には価値を持つものである、と彼は付け加えた。
 Rosenbergも同意する。「我々はガン治療に挑んでいる」と彼は言う。「私は人々が我々が使用出来るあらゆる道具を使う必要がある事を理解していると思っている。」
 Rosenbergの技術は、血中にあって異常な細胞の表面にあるたんぱく質を探す、あるT細胞の行動に由来している;これらはそれにアウト、ターゲットを定めて目障りな細胞を殺す。Rosenbergのグループと他の研究者達は、以前にも特にメラノーマを良く認識するT細胞が対象(=メラノーマ)を半分に縮小させるような、T細胞が豊富な患者を見いだしているが、他のものは半分にはできなかった。
 彼のチームは、何人かの反応がない患者が単純に十分にメラノーマを認識するT細胞を作る事ができないと考えていた。その為に、彼らはメラノーマ受容体のコードの遺伝子を分離し、それらの遺伝子をそれぞれの患者から分離したT細胞へと挿入し、そしてその組み換え細胞を患者に注射した。
 実際の所、この試験における17人の内2人の患者のみが反応した事は失望した、とDavisは言う。この研究者達は、この問題は彼らの技術が常にT細胞を望むように化あえているわけでは無いのではないかと疑っている;彼らはこの技術をこの試験から数ヶ月以内に改善し、それによって将来には軽減率はより高くなるだろうと言う。
 University of Californiaのthe Cell and Gene Therapy Core FacilityのディレクターであるAntoni Ribasは、しかし更なるハードルがあるだろうと注意をする。
 「メラノーマは免疫療法にはきっと反応しないだろう」とRibasは言う。全ての腫瘍はT細胞がが識別出来るようなたんぱく質を持っている訳では無いと彼は説明し、あるいはいくつかの腫瘍はおそらくはT細胞から分泌される致命的な信号を避けるだろう。それでもなお、この結果は印象的だ、と彼は言う。
 Davisは実験的な免疫療法の治療はしばしばムラのある成功率になる、と注意する。「多くの希望が出てきて、そしてそれらの希望は実現されていない」と彼は言う。
 この技術はこれまでの所メラノーマの患者においてのみ、医療的な研究が行われているが、しかしRosenbergのグループは異なる受容体のセットを発現するように組み換えられたT細胞は、多くの異なるガン細胞を、研究室の皿の中では識別出来る事を見いだしている。「我々は今、知られてるガンの半分以上を識別出来るT細胞受容体を持っている」とRosenbergは言う。
 次の段階は、人における識別である。Rosenbergのグループはそのような研究の適用の認可を持っており、そしてこれから数ヶ月以内にそれができると予想している。

 と言う事ですが。
 面白いですが......結構単純というかストレートな方法ですな。つまり免疫系で重要な働きをしているT細胞がガン細胞を識別出来るようにしてやる、と言う。その方法が遺伝子組換え、と言う事で遺伝子治療の一端となり、しかもとりあえず劇的に効果がある患者もいた、と。
 もっとも17人中2人だけ、と言う精度ですが(^^; まぁ、改良の余地は大分あるようですがある程度は「見えている」と言う事のようですけど。
 まぁ、遺伝子治療も「表」に出てくるような劇的なのは少ないですよね、実際の所.....専門の人は知っているのでしょうが、他の人はほとんど聞かんですし。ただ、まぁガン治療で遺伝子治療の成功例って、今まで無かったんだ、と言う部分では結構驚いたり。
 まぁ、ある程度効果はともかくも研究は進んでいる、と言うか知られているガンなら、こういった免疫の方向性から切り込んでいくのは確かに有効なのかも、とも思いますがね。

 後はMultiple copies of a mystery gene may make us humanと言う話がありますか。
 新たに発見された謎の遺伝子が、現代のヒトの脳が作られるのを手助けしたのだろう、と研究者達は今日報告した。
 科学者達はその遺伝子が何なのかは知らない。しかし、彼らはヒトはチンパンジー、サル、ラット、マウスよりもその遺伝子を多く持っている事を知っている。そして彼らはこの遺伝子はヒトの脳に見られるたんぱく質を作っている事を知っている。それはこれはヒトの脳にそのユニークな思考及び道理の能力を与えたのだろうと示唆される。
 「これは本当に画期的な発見だ」とUS National Institute of Mental HealthのディレクターであるThomas Inselは言う。彼はこの研究に加わっておらず、そしてその発見もしていない。「ヒトbチオはこれについて議論をしているし、そしてこれに魅せられている。その理由はこれが我々に以前は本当に我々が分からなかった二つの方向性を指し示しているからだ。」
 この研究は、ヒトに近い関連を持つチンパンジーやマカクザルといったものも含めた、たくさんのゲノムの配列により、新しい発見の可能性の中から現れた一部である。これらの種は、ヒトが発生する進化の系統樹より枝分かれしたものである:いわゆる霊長類の系統である。霊長類のDNAとより離れた霊長類のDNAを比較する事で、科学者達は何が霊長類を作り、そして人々を作り、そしてそのユニークさを作るのかの手がかりを得ている。
 新しい研究はまた、ゲノム科学者達の間でホットなアイデアを追認する:これはゲノムの子っピーの数が、進化を動かすだろうバリエーションの重要な源となるというものである。最近まで、科学者達は人の間、あるいは種の間における大半の遺伝子的なバリエーションは、DNAの配列のわずかな変化によるものだと思っていた。しかし今、研究者達はDNAのバリエーションが、特定の遺伝子の多数のコピーによる特定の繰り替え配列も含めて、より大規模に起こると言う重要性を発見した。
 これらの大規模なバリエーションはまだよく分かっていない;ゲノムにおいてDNAが繰り返している場所は、シークエンシングのプロジェクトの中では悪名高いほどに難しい。しかしそのような配列は重要であると言う認識が増し、そして更なる研究がこの領域で求められている。
 そのような繰り返しを調べる事は、Denver and Health Sciences CenterのUniversity of ColoradoのJames Sikelaと同僚らによって行われ、彼らは今日Scienceにおいてその遺伝子を特定した。
 チームはヒト、チンパンジー、サルのDNA配列を比較し、他の霊長類よりもヒトDNAにおいてより頻繁に繰り返されるような遺伝子を探し出した。DUF1220と呼ばれるたんぱく質の一片をコードするある遺伝子が分かった。ヒトはDUF1220のコピーを212を持っていたが、チンパンジーは37、サルはたった30しかない事を研究者達は発見した。マウスとラットでは、そのたんぱく質をコーディングする領域をたった一つのコピーしカモっていなかった。チームがヒトの体内でそのたんぱく質を探した時、彼らは脳や神経といったたくさんの場所でそれを見いだした。
 この事は、このたんぱく質は何か脳の機能に関わっている事を意味するだろう − マウスからチンパンジー、ヒトへと続く進化の系統樹に沿って旅していった、と言う更なる手がかりとなる何かとなる。そのようなたんぱく質は何が脳をヒトにしているのかと言う定義を手助けする事になるだろう、と科学者達は言う。しかし彼らはそれはまだ証明されておらず、そしておそらくはそれが何をしているのか彼らが知るまでは証明されないだろう。
 そのたんぱく質の働きを知る事は単純では無い。研究者達は単純にそれが何をしているのかを知る為にマウスでその遺伝子をノックアウトした。これは霊長類ではできない。
 「これらの遺伝子は、おそらくある種の認知機能などの良い候補となり、そして非常にじれったいものだ。」とSikelaは言う。「しかしそれは我々とほぼ同じくらい遠くいるのだ。」

 と言う事ですが。
 ゲノムの配列から色々と違いと言うものが調べられていますけど、まぁ違いは思ったほどは無く、「ではヒトとチンパンジーの違いは何なのか」と言うのは多くの興味となっていますけど。しかし、まぁ今回はそれについて一つの示唆がなされたということですか。DUF1220と言う遺伝子のコピーの数、だそうですが。あるたんぱく質の一片、と言う事ですが。この数がどうも高等な生物になるほど増えていくらしいと言う。
 ま、どういうものなのかはまだ分からないようですけどね。
 っつぅか、ノックアウトしたマウスだとどういう結果になったんでしょうか?(^^; まぁ、認知機能と言う事で脳や神経の何かに、と言う期待があるようですが......さて?

 後は.....Watch out!と言う話が出ていますか。Lunar probe ready to bite the dustと言うもっと長い話もあるんですが、総量が長くなるんでそっちは時間がある方、と言う事ですが。え〜、月の探査をしているSMART-1の話ですが。
 月オービターSMART-1は、9月2〜3日に月に衝突する:日程は地上からの衝突の観測ができる日が選ばれる。
 この探査船は鉱物学者達が興味を持っている「優秀の湖(Lake of Excellence)」へ衝突する予定で、これは月の昼夜の教会部分の暗い端に落ちる。それはコントラストとバックグランドの明かりによって衝突は十分に見る事ができ、そのチリは、太陽光や地球からの反射光で光る事で見えるだろう。
 その楕円形の降下軌道は、南米、北米、ハワイ、及びオーストラリアの大きな望遠鏡で見るのに最良の時間である、05:41 GMTに地面に衝突するように選ばれる。しかしその前に丘に当たってしまう可能性もある。これは00:37 GMTに衝突すれば、カナリア諸島と南アメリカが最良の眺めとなり、あるいは前日の19:33 GMTであれば、欧州大陸とアフリカが有利になる。詳しくはESAのサイトを見ると良いだろう。
 SMART-1の衝突速度は秒速2kmで、これによって直径5〜10m、深さ1mのクレーターができるだろう:これは大体重さ2kgの隕石によってできるものと同じである。地球上の強力な望遠鏡は、衝突によって巻き上げられる塵の雲の幅は5km程になるとともに、衝突のかすかな光を見る事ができ、
 地球上にある観測所はその衝突の観察を申し出、その地表の地下にあるミネラルの特徴を探る手助けをするだろう。しかしもし塵の雲が日光の中へ20km以上も舞い上がってしまったら、アマチュアはまた太陽に照らされた雲を、双眼鏡、あるいは小型の望遠鏡で見て楽しめるだろう。

 と言う事で。
 GMTなんで日本時間では9時間ほどずれますけど。見られるのかな? ま、月の地質学的な調査、と言う事で探査機を衝突させると言うものですが。
 日本のLUNA-Aとか思い出すんですが、アレはもうダメなのか?(^^;
 まぁ、ともかくどうせやるなら上手い事やって欲しいものですけどね......どうなるのでしょうか?

 天体関係と言うと。
 ま、太陽系:水金地火木土天海だけじゃない すっぽり「雲」が包み、無数の彗星グルグルとか毎日系の太陽系のトピックもありますけど。っつぅか、まぁある意味冥王星絡みの話がこういう部分に向かわせるのかとも思いますが......と、その冥王星も冥王星外し、米惑星科学者団体が「改善」求める声明発表とあるようですが。だんだんナショナリズム的な方向に向かわんと良いですがねぇ(^^;
 で、まぁアメリカ製の宇宙船であるスペースシャトル、ぼちぼち引退が近いですが「次」は「オリオン」と言う名称になると言う発表が先日ありましたけど。このオリオン、NASA、シャトル後継機をロッキードに発注だそうで.....ロッキード・マーチン。てっきり実績のあるボーイングかと思ったんですが、違いましたか。
 未経験ですけど、まぁうまくいくのでしょうかね.....ある程度のデータは当然貰って開発するのだと思いますけど。
 さて?

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は全国的に天気が良い所が多いようですね。秋雨前線っぽいのが太平洋側に抜けるようで......まぁ、東からきている元ハリケーンの台風12号の動きがこれから気になりますけど。関東地方は晴れ時々曇り。東京で上が29℃と言う予報ですか。
 ま、日中は気温が高そうですけど。秋の空気が入っていれば、結構すっきりする感じになるか?

 さて、今日は土曜日ですか。
 管理人は、とりあえずいきなりぶん回した身体を休める事にしますかね......何かまた寝ちまいそうな気もしますけど(^^; まぁ、のんびりとやろうかと思います、ハイ。
 ぼちぼち仕事準備もちょこまかやっておかないといかんと言うものもありますが。
 ま、アップダウンの激しい天候ですので、身体の調子には気をつけたいものです。

 と言う事で以上で。
 また、後日.......




2006/09/01
 さて、昨日は管理人の「夏休み」最後の日でしたかね。
 ま、5時半頃に起き出しまして。8時過ぎまではのんびりやりまして、その後とりあえず散歩するか、と言う事で出かけましたかね......まぁ、とりあえず駅数にして6つ分。いや、実は定期を買おうと思ったんですが、路線が違うんでその路線まで行く、と言う必要性があった事(乗り換え駅なんで)。後は、そこが交通の要衝と言う事で、あれこれと店があるんで、まぁ本屋でも行こうかと。
 なお、正確にはその駅までは9駅分なんですが、夏で暑さがあった事と「通常は普通は余り考えないルート」を選んだのと、大遠距離状態で靴を馴らす為に、無駄に疲労が重なったので6駅でとりあえず止めたと言うのが真相だったりします.....(^^;
 で、まぁ駅まで行って定期買って、何気なくゲーセンなぞで久方ぶりに「真サム」とか。えぇ、クリアーしましたよ、数年ぶりなのに。そしてお目当ての本屋に行って見ると、見事に棚卸しでしたかね......
 いやぁ、がっかりでした、ハイ。
 で、その後寄り道を重ねて別の本屋で目的のものを見いだしてから地元の方に引き上げまして。後は帰宅後暫く洗濯やらやって、休むと言う。で、夕方に仮眠しようかと思ったら、17時18分ごろに地震で、そのまま寝る機会を逸すると言う。
 何つぅか、その後が辛かったです、微妙に。

 そして昨日は良い天気でした。
 直射日光は中々ハードですが、本質的に乾いた空気。秋の気配と言うものがありましたかね......風が入ると気持ちよい。帰宅して思わず気持ちよくて落ちそうになるほど(^^; 蝉はまだ盛んですが、いずれまた減るのでしょう。
 夜も大分様相が変わってきましたし。
 全面的な秋気配ですかね......

 で、まぁ長々と散歩ですが。
 靴、とりあえず慣れましたかなり(^^; いや、ハイキング用だから堅いんで中々簡単にねぇ......短距離だとなんら問題も無いのですが、やはり個人的には20kmでも余裕になるぐらいまで慣れてくれないと......どうせやる冬場の大遠距離行とかねぇ。スポーツシューズだととっくに慣れるですが。
 と言う事で、丘陵地帯を10km前後かな? アップダウンが激しいんで、「余り疲れないルートはどこか」と言うのを探す為にわざわざ、後から見返すと「とんでもねールート」を選んで歩いているんですが......いやはや、予想以上にハードでした、昨日選んだルートは。
 「急坂の繰り返し」が一時的に続くのと、「急坂では無いけど、そこそこきつめの坂が延々と続く」と言う奴のどっちが良い? と言う感じの選択になってしまったりとか、まぁもうねぇ......日陰も余りなし。
 まぁ、またコーヒー一杯で外に出てしまった自分も悪いんですが。
 空気は乾いていたので歩きやすかったのですが、汗は結構出ますし。まぁ、すぐ乾きますけど水分の消耗はやはり結構激しかったですね......ちまちまと補給が必要でした。
 っつぅか、本当の目的は「定期の購入」なんですけどねぇ(^^;
 何か、徐々に地元の方であれこれと遠距離を歩く、と言う方向では無くなってきたなぁ、と最近は思います。
 ま、東京で大地震が起きても、とりあえず生き延びればそこそこ早めには家に帰れそうです、ハイ(^^; もちろん、実際にはどうなるか分かったもんじゃないですけどね、そういう事態が起きたら。
#道に迷ったら太陽で方角確認(笑)

 で、巡回してNature.comを見ていまして。
 まず、Enzyme cuts out acrylamideと言う話がありますか。一時期やたらと問題になり、その後一般化したのか余りうるさくは無くなりましたが......ま、焼いたものなどにアクリルアミドが見つかる、と言う話がありましたけど。それを減ずる方法、だそうで。
 読んでみますと......2002年に食品中に発見されたアクリルアミド(acrylamide)は、最終的にはその全ての風味があなたに悪さをもたらすと確認されるようだ。この問題のある発癌性物質で、神経毒ともなる物質は、特にあらゆる揚がった、あるいは焼いた物に存在する。
 しかし科学者達は、アクリルアミドを食品から風味を損なう事なく取り除く方法によって、我々の愛するスナックを救う大変な研究を行った。
 アクリルアミドはメイラード反応(the Maillard reaction)によって作られる − これは熱によって炭水化物の変化することで、黄金〜褐色の美味そうな風味となる。WHOはこれは「おそらくは人に発ガン性をもたらす」と言う。
 Swiss Federal Institute of Technologyの食品化学者であるThomas Amreinは今週、European Chemistry Congressにおいてこの問題の解決可能な方法を発表した。「これはおそらくは、戦うよりは唯一の問題の解決方法となるアプローチだろう。」と彼は主張した。
 Amreinが言うその解決法は、微生物の酵素であるアスパラギナーゼ(asparaginase)を使うと言うもので、これは前駆体となる化学物質アスパラギン(asparagine)を切断し、焼いている間にアクリルアミドが生成する事を防ぐと言う方法である。それをするのに必要な事は、それをパン生地が練られている間に一つまみ入れる事である。
 このステップはアクリルアミドを食品中から80%、風味を損なう事なく減らす事ができるとAmreinは報告している。
 しかしながら問題がある:この酵素は食品に使う事が認められていない。その代わりにこれは抗がん剤として使われており、そして注射すると、アレルギー反応から関節炎までの深刻な副作用を引き起こす事がある。しかしAmreinは焼くと言う事で、胃腸へ辿り着くような前に酵素は手際よく不活性化されると指摘する。
 食品中のアクリルアミドの量を減らす為の、他のいくつかの技術が既に見られており、これには重炭酸アンモニウム(ammonium bicarbonate)から重炭酸ナトリウム(sodium bicarbonate)へと膨張剤(baking agent)を変える、あるいはジンジャーブレッド(gingerbread)を焼く時にクエン酸(citric acid)に触れさせておく、と言う物がある。これらの技術をともに使う事で、食品からアクリルアミドを無くす事ができるだろうとAmreinは言う。
 NestléのRichard Stadlerはこのアイデアは使えると言う。しかし彼は「現在までのアスパラギナーゼを使った試験は、主に研究室や試験段階でしか行われておらず、そして成功の異なる面を見せなければならない」と彼は指摘する。
 この酵素は、焼かれる前の成分が使われていて問題が多いかもしれない製品が調理される前に導入さなれなければならない。そしてそれは水に頼っており、この為にこのプロセスはショートブレッド(shortbread)といった乾燥した食べ物でこれを壊すだろう。
 それはまた効果でもある。安価な物は遺伝子組換え微生物を得てこれを作らせる事によってできる。しかし、そのようなアスパラギナーゼの由来となる遺伝仕組みかえのものは、規制対象となり、あるいは一般的な関係で問題となる。「これが重大な疑問の鍵だ」とAmreinは言う。
 Amreinは彼のアクリルアミドの研究にさいた多くの時間は、彼のフレンチフライへの愛を減らした事は無いが、しかし彼はこの中での褐色の部分 − 高濃度のアクリルアミドを含む − を取り除くようになったと言う。「その部分の風味はとにかく良くない」と彼は言う。

 と言う事ですが。
 まぁ、揚げ物、焼いたものは普通にあるので個人的にそれほど心配する必要は無い、と言うのは管理人の考えではありますが。っつぅか、歴史上何万年もそういうものも付き合っているんだから、今更自然に発生するアクリルアミドを、と思うんですがね(^^;
#普通に、焼く、揚げるといった中で褐変反応を起こした中にあると言う事だよなぁ。
 まぁ、ただ減らす為の方法を模索、と言うのは別に悪い事ではありませんが。アスパラギナーゼの使用ですか......個人的には抗がん剤だよなぁ、とか思ったんですが。と言っても微生物(と言うか生物)に存在する単なる酵素なんですけど。
 8割減少ですか......まぁ、問題点はあるようですが。こういうのがどこまで普及するのか?

 後はNuns go under the brain scannerと言う話があるようですが。修道女の脳をスキャンしてみました、と言う話ですけど.....ま、奇跡的な体験について、脳のイメージングの研究をしたと言うことのようですが。
 神経科学者達は、修道女が神とともにあると感じる時に活性化する脳のネットワークの領域を識別した。人工的にこの脳の領域を刺激してやる事で、人々は神秘的な体験を神を信じる事なく体験出来ると彼は言う。
 主著者であるUniversity of MontrealのMario Beauregardは、彼は神秘的な、奇跡的なあるいは宗教的なエピソードの間に脳では何が起きているのかを、彼自身の経験から知りたいと考えていたと言う。その体験の間、神との一体感や安息、喜び、愛を感じると人は言う。
 Beauregardと彼の同僚であるVincent PaquetteはCarmelite monasteriesより15人の修道女を募集し、彼女らをfMRIにかけて、人生の中でもっとも神秘的な体験について聞いてみた。修道女らが研究者達に神の意思と繋がる事ができないと言う事で、彼らは実際に祈っている間についてはスキャンを行わなかった。
 比較すると、修道女らはまた他の人との一帯となるような体験もしていた。
 研究者達は情緒的なものよりも神秘的な体験をした時の体験を思い出している間、もっとも活性化した脳の領域を集め、これをNeuroscience Lettersに報告した。例えば、幸福や至福といった環状と関係している尾状核(caudate nucleus)において、神秘的な記憶についてもっとも活性化している事を見いだした。
 チームはまた、身体の部分からの物理的な感覚を統合すると思われる領域の、特定の活性を見た。これはおそらく修道女達が神やその周囲と一体化するような知覚をする物の説明をするだろうと説明出来るからである。彼らはまた、深い眠りや瞑想との間に関係のあるある種の電気的なな活性も発見した。
 早期の研究では、そのような経験は脳の特定の1ヶ所の部分に由来する事が示唆されていた。熱心な信仰心を持つてんかん患者での研究では、「God spot」あるいは「God module」とも呼ばれる側頭皮質(temporal cortex)が、宗教的な体験に大きな原因となっている事を示唆している。実験の示唆を巡る議論では、側頭葉(temporal lobes)への刺激が神秘的な体験を引き出すのでは無いかとしている。
 新しい研究ではまた、多くを含むたくさんの領域の一つである側頭皮質での活性が見られた。Beauregardはこれは複雑な感情的、そして認識の経験から予想されるものであるかもしれないと言う。
 以前と現在の実験の違いは、異なる結果となった原因を説明出来るかもしれない。例えば、今回の新しい研究では、実際の瞬間よりもむしろ神秘的な経験の記憶を分析していた。
 Beauregardは、修道女達が経験した脳の活性のタイプを似せる事は機械を使って行う事ができるだろう、と言い、そして彼はこれが可能かどうかテストする事を望んでいる。「人々を脳がそのような体験をするような状態にする事は可能だ。」 これはいくつかの研究が示す宗教と健康への影響の繋がりにも使えるだろう、と彼は示唆する。
 多くの神学者達と宗教を信じる人々は、宗教が神経学的な出来事へと落とされてしまうだろうと考える為に、そのような考えに反対するだろう、とColoumbia University Medical Centerでの教授で、行動医学の教授で、宗教と医学の権威であるRichard Sloanは言う。
 「私はこの研究から有効な情報を収集出来るのかは知らない」とSloanは言う。「これは我々が持つ高度な診断技術は、我々が思い浮かぶあらゆるものを使って行うと言う意味では無いからだ。」と彼は言う。
 Beauregardは、神経科学者達は神秘的な体験に横たわる脳の活性について鋭く探査するだろうと言う。これは、そのような体験が全ての文化に重要であるからだ。この研究には10万ドルがかかり、そして 科学と宗教との関係を研究を後援する団体であるJohn Templeton Foundationによって支払われた。

 と言う事ですが。
 側頭葉が云々、ってのは以前からなんかありましたけど。まぁ、今回もその追認の様なものですかね.....修道女を使って、と言う事ですが。まぁ、いわゆる「臨死体験」とかその手のは人生が変わる人もいるんで、中々侮れないものはありますが。
 あぁ、「神」がいるかどうかは全くの別問題ですが.......言うまでも無く「いる」と言う前提ならこんな研究しないんですよ、えぇ(^^;

 それにしてもこの上の話。
 ふと思うのは、創造論者達はこういう話ってどう解釈するんだろう、と.......「神が世界を創った」と主張するわけですが。やっぱ彼らの解釈に基づいていくと、「人には神の御業を感じて、神と一体となる器官が授けられている」と言う方式になるのか?
 つまり神の御技とは電気信号で幻覚を見せると言う事になるのだろうか......それはそれで安っちぃ奇跡だな、おい。
 っつぅか、つくづく創造論者の言う通りだった場合、「神」とやらが創った「人間」の出来具合には絶望させられるんですが、えぇ....
#宗教を否定するつもりは無いですが、合理性と言う部分で原理主義的に動くのはどうにかならんか?

 後はまぁ当然出てくると思っていましたけど。
 え〜、冥王星降格に「ちょっと待った」 著名学者ら署名集めと言う話が出ていますか。まぁ、気持ちも分かるものはありますし、色々と議論の余地があるものも分かるんですが。
 結局、今回のIAUの議論を見ていると、本来的には流れていてもおかしくない感じだったようにも思えるんですよね......まぁ、もう「とりあえず9つ(or 8つ)を惑星」と決めておけば逆にすっきりしたかもしれませんが。なんとも言えませんけど。
 ちなみに、ここのサイトはやっぱりタイトルが......(^^;

 で、スラド経由で赤ちゃんやペットの毛から製作される合成ダイヤモンド、発売へと言う話があるようで。
 まぁ、何つぅか.....ダイヤモンド大好きな業界と言う気もしないわけでも無いですが。髪の毛ですか、今度は.....しかも赤ん坊。ペットも。いや、何つぅか......いらんなぁ(^^; 個人的な感情的と言うか情緒的な部分からすれば、「遺灰をダイヤに」と言う気持ちはまだ理解出来なくも無いんですが。こっちは合成ダイヤ中に毛のミネラル分を含有させると言う事だそうですが。
 「これから」がある様なものの記念をなぁ、と言うのがどっかあります。
 まぁ、商売でそう言うのもあるんだ、と言う感じではありますが。

 ま、こんな所で以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は前線が東海以西の太平洋側に張るようで。東海以西の太平洋側は微妙で雨も降るところがあるようですね。他には北の一部でも降るようですが。東日本はおおむね良さそうな天気のようですが。関東地方はしかし曇りがちで、所々雨か? 東京で28/25と言う予報と。
 まぁ、どういう天気になる事やら。

 さて、今日から9月ですか。いきなり週末ですけど。
 で、管理人はぼちぼち仕事再開、っつぅことで挨拶回りか......来週一杯まで外であれこれなんで、まぁ何か日に焼けそうですが、がんばってやっていく事にしますかね。
 まぁ、とりあえず身体のサイクルの再構築とかあれこれありますけど(^^; 暫くは通勤中に寝ちまいそうですが。って、通勤電車もそう言えば混み始めるのか......まぁ夏前程じゃなかろうが。
 とりあえずは、エンジンかけに出ようかと思います、ハイ。
 皆さんもオーバーレブにはお気をつけを。っつぅか、今日いきなり飲み会とかなりませんように.......(^^;

 と言う事で以上で。
 また、後日......





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